情報基礎演習 [理学部] の受講にあたって 本演習のホームページ: http://www.math.kyoto-u.ac.jp/%7Esusumu/lecture/jksen16/ 目的 • コンピュータの基本的な操作に習熟する • 文書作成や表計算など、コンピュータを道具として使うための基礎的な技術の習得 • 簡単なプログラミングができるようになる 受講の前に • 本演習では、演習課題提出はすべて学習支援システム PandA を介して行います。早い うち (初回授業時) に KULASIS から時間割登録を行なってください。後日 KULASIS 経由で PandA に登録が行われ、オンラインで課題の提出ができるようになります。 • メディアセンターのアカウントの ID やパスワードを忘れてしまった場合はメディア センターに相談してください。 • 演習室は主に学術情報メディアセンター南館(吉田構内)2F 203 を使用します。204 は出席多数で端末数が足りないときのみ開放します。 • 演習室は授業時間中のみ使用可能ですので、授業時間終了後はなるべく速やかに退 出してください。授業時間外に作業を行いたい場合は、メディアセンター 1F の OSL や理学部 6 号館 2F のサテライト演習室等を利用してください。 授業の形態 • 課題の提出および添削はすべて学習支援システム PandA を介してオンラインで行 います。これ以外の提出方法は認めません。 • いくつかの演習課題から複数を選択するアラカルト方式です。各自好きな順番でそ れらを解いて提出してください。 すでにコンピュータに詳しい人は、どんどん課題を解いてもらって構いませんし、 そうでない人は自分のペースで進めてもらって構いません。 • 自学自習形式による実習を基本とします。講義形式で一斉に解説を行うようなこと はしません。上記演習ホームページ上のオンライン資料・ビデオ教材および演習室 に配置した各種参考書で学習してください。 – ビデオ教材の音声を聴くために演習室にヘッドフォンを用意してありますので、 活用してください。演習室内だけで使用し、使用後は元の場所に返してくだ さい。 なお、演習室のコンピュータはログイン直後は音声がミュート (消音) されてい ますので適切にボリュームを調整してください。耳の保護のため、いきなりボ リュームを最大にしたりしないよう注意してください。 • 演習の助けになるよう、各演習時に教務補佐員 1 名と 1∼2 名の TA を配置します。 わからない点があれば教務補佐員または TA に質問してください。 – 演習課題に関する質問は原則授業時間中に口頭のみで受け付けます。 – TA によって答えられる課題テーマが異なります。 1 – 教務補佐員は主に C プログラミングに関する初歩的なものからより専門的な質 問に答えます。TA の一部も C プログラミングの質問に答えられる場合があり ます。 – 各講時の担当 TA は週毎に変わります。特定の課題テーマについて質問したい 場合は、そのテーマ担当の TA が出席する週にその TA に質問してください。 TA の担当予定表と担当テーマは上記ホームページから閲覧可能です。 実習内容 次に示す 4 つのテーマ UNIX (Linux), Word/Excel, LaTeX, C プログラミング について、基礎 (A), 発展 (B), 応用 (X) の3つのレベルの問題をいくつか用意しています。 課題の提出方法について どの課題からでも良いので、解けたものから順次学習支援システム PandA でオンライン で提出してください。 毎週何かの課題を提出しなければならないわけではありませんが、学期を通しての課 題提出数が極端に少ない場合は出席不足とみなします。 課題提出・採点の流れ • PandA にログインし、自分の履修している演習の PandA サイトを選び、 「課題」から 提出したい課題を選びます。(課題提出ができるのは授業第2週目からとなります。) • 表示される提出の指示をよく読んで、必要なデータや提出物等を洩れなく入力・添 付します。 – 提出物が課題提出の指示に従っていることをよく確認してください。指示に従っ ていない場合、内容を見ずに再提出とします。 – 原則課題に関する質問は授業中に口頭でのみ受け付けます。学習支援システム PandA のテキストボックスに質問を書き込むことは可能ですが、ごく簡単な 質問にしかお答えできません。 • あとで TA が内容をチェックします。その結果は PandA サイト上で確認できます。 – 内容に深刻な問題があるときは、再提出を求められることがあります。 – そう深刻でない問題については、TA がコメントをつけて返します。この場合、 再提出の必要はありませんが、コメントがついた点について自主的に確認・修 正しておいてください。 ∗ 課題を再提出する際は、以前提出したデータや添付物が残っていますので、 それらを一旦削除してから、新たなデータ等を入力・添付してください。 ∗ 一度 OK の出た課題については原則再提出できません。 ∗ システム設定の不備等で再提出したくてもできなくなっているような場合 は相談してください。 2 単位認定 • 有効と認められた (再提出を指示されなかった) 課題の数と難易度に応じて、成績評 価を行います。ただし、課題は以下に定める締め切り日時までに PandA を介してオ ンラインで提出されたものに限ります。 課題提出〆切期日 !注意! 締め切りは2段階制です。課題レベルによって締切日が 異なりますので注意してください。締め切りを過ぎての提出は再提出も含めて 一切認めません。 基礎レベルの課題 12 月 22 日 (木) 午後8時まで (全講時共通) 基礎レベル以外の課題 1 月 19 日 (木) 午後8時まで (全講時共通) • 全ての課題を解く必要はありませんが、次のいずれかに該当する場合は確実に不合 格になると考えてください。 – 課題数が極端に少ない。 – 各テーマの基礎レベルの課題しか解いていない。 – UNIX (Linux) の課題をひとつも解いていない。 – C プログラミングの課題をひとつも解いていない。 – Word/Excel もしくは LaTeX の課題をひとつも解いていない。(少なくとも2 つのうちいずれかから1題は解くこと。) • 成績を確実に 80 点以上としたいならば、さらに次の条件をすべて満たすこと。 – 全種類のテーマについて少なくとも 1 題以上課題を解く。 – 基礎 (A), 発展 (B), 応用 (X) の課題1つ当りそれぞれ 1 ポイント, 2 ポイント, 4 ポイントとしたとき、ポイントの合計が 15 ポイント以上。 課題・提出作成時の注意 • オンライン資料や参考書などで必要事項について学習してから課題に取り組むよう にしてください。(何を学習すべきかわからない時は質問して聞いてください。) 課 題を解くこと自体ではなく、課題を通して知識やスキルを身につけることがこの演 習の目的です。また、課題文に解法のヒントが書いてある場合がありますのでこち らもしっかり読んでください。 • 課題提出時には提出に関する指示をよく読んでそれに従ってください。指示に従っ ていない場合、提出内容を見ずに再提出とします。 • 締め切りを厳守すること。締め切りを過ぎての提出は一切認めません。 • 本演習で提出してもらう課題は年度末に成績評価の基準となるものです。したがっ て、軽い気持ちで剽窃行為 (解答の丸写しもしくはそれに少しだけ手を加えただけ のものを提出すること) を行うことは絶対にやめてください。このような不正行為 を行った場合、不利益な扱いを受けることがあります。 課題を解く際にクラスメートや友人と相談し合ったり教えあったりするのは構いま せんが、最終的な解答は自分の手で作成してください。次のような行為は厳に謹ん でください。 – クラスメートや友人の作った解答ファイルをコピーしてそれをそのまま、ある いは少しだけ手を加えて提出する。 3 – クラスメートや友人が作業するのを隣で見ながら、そのまま真似して全く或い はほぼ同じ内容の回答ファイルを作る。 – インターネット上の質問サイトなどで問題の回答を聞く。 酷似した解答の提出があった場合、基本的に剽窃の可能性があるとみなします。(た だし、誰が作ってもほぼ同じ解答になる課題についてはこの限りではありません。) 剽窃行為の可能性が疑われる場合は、事実確認のため関係者から事情を伺うことが あります。 一般的な注意 • 本授業で使用する演習室は、当該授業時間内のみ使用できます。授業時間終了後は、 なるべく速やかにコンピュータ端末からログオフして退室してください。 授業時間外に演習課題について作業を行いたい場合は、情報メディアセンター南館 1F OSL や理学部サテライト演習室 (理学部6号館 208 および 210) を使用してくだ さい。 – 理学部サテライト演習室で授業が行われる場合は授業が優先されます。ただし 多くの時間帯において大小ふたつのどちらかの演習室は空いていますので、活 用してください。 • 授業演習室に配置してある参考書等は、演習室が空いている時間帯は常に利用可能 なようにしていますが、これらの演習室外への持ち出しや使用を禁じます。使用後 は元の位置に戻しておいてください。 • 基礎レベルの課題の提出期限が他の課題より早いことに留意し、計画的な課題提出 を心がけましょう。一度に大量の課題を提出したりしないでください。(細かな提出 期限を設定していないのは、各人の興味やペースを尊重するためであり、このよう な行為を推奨するものではありません。) • 例年、締め切り前の駆け込み提出が多数見受けられますが、そういう時に限って演習 室が混雑したり機器のトラブルが起こりがちです。いかなる理由でも期限までに課 題提出できなかった場合は、成績評価の対象とはなりませんので注意してください。 担当教員と連絡先 木4担当 望月 伸悦、木5担当 三宅 亮、演習総監督 西村 進 • 本演習に対する質問や、その他要望などがあれば、下記メールアドレスまでメール 本文中に氏名、所属および受講曜講時を明記して連絡してください。(演習問題やコ ンピュータ操作などに関する質問は、まず一度教務補佐員または TA に聞いてみて ください。) 連絡先 木4・木5の担当教員2名 + 演習総監督 宛 電子メール: [email protected] または 演習総括 西村 進 宛 電子メール: [email protected] ホームページ: http://www.math.kyoto-u.ac.jp/~susumu/ 4
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