抗磨耗ポリマーセメントモルタル T Mモル タル ハード TMモルタルハードは、硬化体の物理的性能に優れるばかりでなく、良好な施工性能を実現した「抗磨耗ポリマーセ メントモルタル」です。コンクリート欠損部断面修復だけにとどまらず、モルタルのみのライニングにも適用できるようにな りました。 特 徴 (1)抗磨耗性、接着性および耐久性に優れ、モルタル仕上が可能となりました。 (2)左官工法と吹付工法で施工可能です。同一現場で複数材料を準備する必要がありません。 (3)ホルムアルデヒドや環境ホルモン等を含まず、環境を考慮したい構造物にお勧めします。 製品概要 TMパウダーハード (20kg/袋) 高強度を実現する結合材、骨材、繊維を配合したプレミックスパウダーです。 TMポリマー混和材A (18kg/缶) アクリル系セメント混和用ポリマーディスパージョンです。下記要領にて、ご使用下さい。 TMモルタルハードの標準混合配合 TMパウダーハード 20kg(1袋) TMポリマー混和材A(2倍希釈液) 2.8~3.6kg TMポリマー混和材A 2倍希釈液を3.2kg/袋で配合した時の練り上がり容積は、約10.8ℓ/袋 TMモルタルハードの1m3当りの標準使用量(TMポリマー混和材A 2倍希釈液3.2kg/袋の場合) TMパウダーハード 1,860kg(93袋) TMポリマー混和材A(2倍希釈液) 298kg 性 能 例 試験項目 圧縮強さ (N/㎜2) 材齢 試験結果 7日 45 28日 54 曲げ強さ (N/㎜2) 7日 7.6 28日 9.4 付着強さ(N/㎜2)※ 28日 3.1 長さ変化率(%) 28日 0.043 磨耗量(g) 28日 3.0 粗度係数 0.010 準拠試験方法 養生条件 JIS A 1171 20℃-60%RH JIS A 1171 20℃-60%RH 建研式付着力試験機使用 20℃-60%RH JHS 416 20℃-60%RH JIS K 7204 磨耗輪:H22 回転数:1000 回転 実験水路による計測 荷重:9.8N 20℃-60%RH 20℃-60%RH ※ :ウオータージェットにより表面処理したコンクリート製土留め板に10mm 厚にて施工し、建研式付着力試験機にて 測定。 上記データは標準配合時の試験結果です。また、厳密に管理された試験室内にて実施したデータであって、現場においては異な る数値を示す場合があります。 TMモルタルハード 0805 1000 K 施工概要 (1)-1 欠陥部をはつり除去します。端部は、フェザーエッジとならぬようにカッターを入れ、はつり除去した後は、除去メ ンを十分に清掃して、埃や汚れを取り除いて下さい。 (1)-2 モルタルライニングする場合は、ウオータージェット等で対象面の脆弱部を除去・清掃して、埃や汚れを取り除い て下さい。 (2) 施工面には適切な吸水調整材を塗布して下さい。 (3) 所定の配合でハンドミキサーを使用して練り混ぜる。練り上がったモル タルを左官工法(コテ)・吹付工法で施工します。 アルミ製の羽根を使用して練り混ぜを行わないで下さい。 各気温での施工可能時間の目安(湿度、直射日光、風の影響で変動します) 気温 5℃ 10℃ 20℃ 30℃ 可使時間(左官) 90 分 60 分 40 分 20 分 可使時間(吹付) 30 分 30 分 30 分 20 分 ●一層目の塗り厚みは5mm程度にとどめ、下地に密着するよう施工して下さい。 ●1日の施工厚みは最大30mmまでとして下さい。 ●翌日以降に塗り重ねる場合は、塗り重ねる面にくし目を入れておいて下さい。塗り重ねる前に、吸水調整材を 塗布してから、塗り重ねて下さい。 ●修復する総厚みが30mmを超える場合は、落下防止処置を検討して下さい。 (4) 各工程では、適切な養生を行って下さい。施工した部分には直射日光、風および雨水に注意してシート等で覆っ て下さい。 (5) 最終仕上面は、モルタルがしまった後に、塗膜養生材を塗布し、仕上げを行って下さい。最終仕上げを行った後も 直射日光、風および雨水に注意してシート等で覆って下さい。 注意事項 ご使用上の注意事項 (1) 必ず、TMパウダーハードとTMポリマー混和材Aを使用し、他の材料は使用しないで下さい。 (2) ご使用の際には、必要に応じて保護めがね、保護マスク、保護手袋を着用し、換気の良い場所でご使用下さい。 (3) ご使用後の器具類は、直ちに水洗いして下さい。 (4) 施工中および施工後の外気温が5℃以下に下がり、凍結の恐れがある場合は、施工を中止するか、凍結防止処 置を施して下さい。 保管上の注意事項 (1) TMパウダーハードは、水に触れると固まる性質があります。水および湿気が回らないように保管下さい。 (2) TMポリマー混和材Aは、水系の材料です。直射日光を避けるとともに、凍結を避けるために5℃以上、変質など による劣化を防ぐために40℃以下で保管下さい。 廃棄上の注意事項 (1) 廃棄する場合は、硬化後に産業廃棄物として処理業者に廃棄をご依頼下さい。 (2) 排水等は、水質汚濁防止法等の関連諸法令に従って廃棄して下さい。 このカタログの記載の諸性能および諸物性は、環境条件や使用条件などによりカタログと異なる結果を生じることがあります。十分なご検 討の上、ご使用頂きますようお願い申し上げます。このカタログの記載内容は、予告無しに仕様や取扱いを変更することがありますので、ご 了承下さい。 営業本部 高機能モルタル営業部 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町 4-8-15 ネオカワイビル TEL 03-3278-5318 FAX 03-3278-5368 北海道支店 東 北 支 店 東 京 支 店 関 東 支 店 中 部 支 店 関 西 支 店 中 国 支 店 四 国 支 店 九 州 支 店 〒 〒 〒 〒 〒 〒 〒 〒 〒 060-0004 980-0804 103-0023 330-0843 453-0801 530-0005 732-0828 760-0050 810-0001 北海道札幌市中央区北4条西5-1-4 三井生命札幌共同ビル 宮城県仙台市青葉区大町1-1-1 大同生命仙台青葉ビル 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 本 町 4-8-15 ネオカワイビル 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-262-6 ニューセンチュリービル 愛知県名古屋市中村区太閤3-1-18 名古屋KSビル 大阪府大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル 広島県広島市南区京橋町1-23 三井生命広島駅前ビル 香 川 県 高 松 市 亀 井 町 7-15 セントラルビル 福岡県福岡市 中 央区天神4-2-31 第2サンビル TEL TEL TEL TEL TEL TEL TEL TEL TEL 011-221-5855 022-221-4511 03-3278-5390 048-614-8470 052-452-7141 06-6228-6660 082-261-7191 087-833-5758 092-781-5331 TMモルタルハード 0805 1000 K
© Copyright 2024 Paperzz