酸味が弱い 温度帯によって楽しめる 香 り 講 演 「世界の料理と日本酒の

開 催 日:平成 26 年 10 月 8 日(水)
開催時間:13時30分∼16時
開催場所:江東区文化センター3階
第 2 研修室
参 加 者: 19 名(男性 16 名・女性 3 名)
第9回江東区観光セミナーは、(株)彩食彩美 代表 手島麻記子氏より
「世界の料理と日本酒のペアリングのおもてなし」をテーマに、
日本酒が和食以外の各国の料理とも合う素晴らしい食中酒である魅力と可能性を、多彩なメニューを例に
ご講演いただきました。
セミナー後の江東区観光まちづくり達人塾では、過去の討論を振り返り、いよいよ実践するための討議
に入りました。
講
演
「世界の料理と日本酒のペアリングのおもてなし」
手島麻紀子 氏((株))彩食彩美 代表
日本酒には様々な食材と融合できる魅力がある!
酸味が弱い
例えばワインと比べてみたとき、ワインはそれ自体の酸味が強いために苦いもの
すっぱい食材に合わせにくいが、日本酒は酸味が弱いので合わせやすい。
温度帯によって楽しめる
温めたり冷やしたりして甘味・辛み・香りを変えられる酒種は少ない。
香 り
日本酒は米が主原料なので、食をそそる香りをもつ。
料理とお酒が合うとは
甘味旨味が増加し渋み苦味が減少する
互いの持ち味を引き立てる
いい香り、不快臭がない
SAKE がお料理を引き立てる
なのに、私たち日本人が日本酒を知らないことが多い。
2020 年のオリンピック開催に向け、外国人観光客をもてなすにあたり、まずは自らが日本酒の背景にある風土・歴史・醸造
技術等を知り、味わいを深めることから発信の中身を伴わないと、最高のおもてなしはできない。これを機に主開催地である江
東区がその玄関口になれたらと願う。
◆ペアリングの考え方が簡潔のわかった
アンケートより
◆日本酒は和食のみとしか合わないと思っていたが、
今日の講演で洋食やイタリアン等色々な料理にも合うことが知れた
◆酒中心の味わい方から料理の取り合わせによって、より日本酒の深い味わい方ができることに気付かされた
◆当方のレストランでも日本酒を取り入れたメニューを加えたいと思った
◆江東区の食の魅力を広めるために⇒インバウンド施策・エリア体験ツアー・体験イベントの開催、
SNS 拡散・アイコンを伴いグローバルに PR する
コトミ深川 ICT プロジェクト
・江東区は水の町であるので、水辺の観光に絡んだ取り組みとする。
・小名木川のクローバー橋のライトアップから取り組んでみてはどうか。
⇒橋にエフェクトライトを当てる、キャンドルをたくさん並べるなど。
・現代美術館とコラボしてアーティストを紹介してもらい、竹と紙を使った作品を展示する。
都市伝説マップ
・江東区は水の町であるので、水に関係する歴史がたくさんある。
・かつての水害、洲崎埋立、工場群、東京湾マリーナ(IHI)などが面白い。
・元区役所の職員が水害対策の土木について詳しい。
・観光ボランティアガイドも詳しく解説できる。
編集後記
主 催 :一般社団法人 江東区観光協会
発行日:平成26年10月22日(水)
発行元:一般社団法人 江東区観光協会 〒135-0016 江東区東陽 4-5-18 江東区産業会館内
お問い合わせ TEL:03-6458-7400 Mail:[email protected]