/CID/平成25年4月/4−5/その他/YA4005AA 2013.04.24 15.32.48 原 稿 執 Page 52 筆 要 領 原稿執筆要領 「応用糖質科学」原稿執筆要領 (平成 23 年 1 月 1 日施行) 1 . 原稿執筆にあたって:投稿規定および本執筆要領をよく読み,本誌の最新号を参照して,体裁の整った原稿 を作成すること。仕上がった原稿は,投稿の直前に再度全文を読み返し,また表や図と本文をつき合わせ記 述ミスがないことを確認すること。なお,原稿のレイアウト設定,表紙の情報の設定をフォーマットした会 誌作成補助ファイル (MSWord (2003)) を原稿投稿 WEB サイトからダウンロードすることができる。 2 . 原稿のレイアウト設定:原稿の用紙は A 4 とし,上下左右は各 20 mm 程度の余白をとり,フォントの大き さは 11 ポイント程度,横書きで 40 字 × 30 行として,左端に行番号をつけ,通し頁をフッタの中央にいれる。 3 . 原稿の構成:投稿原稿 (報文,ノート,総説) は,「タイトルページ」,「要旨・キーワード」, 「本文」,「引用 文献リスト」 , 「表」 , 「図 (写真) のタイトルおよび内容の説明」 ,「図 (写真)」の順とする。依頼原稿は,総 説が投稿原稿に準じるが,その他の原稿については執筆依頼状に従って執筆をする。 1 ) タイトルページ:原稿種類,日本語表題,日本語著者名,日本語所属名,責任著者の連絡先,英語表 題,英語著者名,英語所属名,注記を記す。 (1) 原稿種別:投稿の場合,報文かノートか総説かを記載し,依頼の場合は執筆依頼状に従って記す。 (2) 表題:なるべく内容を具体的に表わし,かつ簡潔なものとすること。一連の研究として大題目を要 する場合には,題名の右肩に「†」(ダガー) 印を付し,大題目は脚注とする。表題が 30 文字以上 のものは略表題を追記する。 (3) 日本語著者名:著者の氏名は氏名の右肩に数字1,2,3…等を付して所属と対応させる。複数の場合は 「, 」で区切って記す。責任著者には「*」(アステリスク) 印を添える。 (4) 日本語所属名:初めに数字1,2,3…等を記して,所属名を続ける。退職者は元○○あるいは前○○と記 す。 (5) 責任著者の連絡先:初めに*を記して,所属名 (〒所在地),電話番号,E-mail アドレスを記す。所 在地は郵便物が届くように詳細に記す。 (6) 英語表題:英文論文に引用された場合に,内容が表題に反映するものとすること。 (7) 英語著者名:複数の場合は「,」で区切って記す。 (8) 注記:本文中,長い酵素名や学名を略記する場合はリストをタイトルページの注記に記す。 2 ) 要旨およびキーワード:要旨は日本語で 500 字以内とする。目的,方法,結果,考察などを含め本文の 内容を理解できるようにする。説明内容を表す図表の番号も記すこと。要旨の最後に改行して,キー ワード (日本語と英語の両方) を付ける。キーワードは 5 つ以内とする。 3 ) 本文:見出しは大見出し 1. 2. 3……,中見出し 1) 2) 3)……,小見出し (1) (2) (3)……などの記号を用 いて明瞭に区分する。大見出しはゴシック体とし,改行する。報文は「緒言」または「はじめに」 ,「材 料と方法 (実験材料と実験方法あるいは調査方法)」,「結果 (実験結果あるいは調査結果)」,「考察」, 「要約」 ,「謝辞」 の区分に分け,大見出しとして,この順に記す (ただし,「緒言」 または 「はじめに」 は大見出しとしない)。「方法と結果」あるいは「結果と考察」のように合わせてもよいこととする。ノー トは本文を項目に分けないが, 「材料と方法 (実験材料と実験方法あるいは調査方法)」と「結果 (実験 結果あるいは調査結果)」を分けて記すこと。総説の本文記述はとくにその形式を定めない。 (1) 「緒言」または「はじめに」:研究の系譜や目的などを明らかにする。詳細に書くことは望ましくな い。 (2) 「材料と方法 (実験材料と実験方法あるいは調査方法)」:用いた材料,機器,手法および理論など につき,第三者が読んで理解でき,さらに追試が可能であるよう,簡潔明瞭に書く。文献どおりの 方法であれば,引用するだけでよい。使用した試薬・機器名は WEB などで確認し,初出では企業 名とその企業の所在地を記す。 (3) 「結果 (実験結果あるいは調査結果)」:得られた事実を,図,表,写真などを用いて理解しやすい ように述べる。図表は最少限必要なもののみとし,簡単な結果は本文中に言及するだけにとどめ る。同一事項は表または図のいずれか一方にする。 (4) 「考察」 :得られた結果の解釈あるいは意義に重点をおき,他の研究結果と比較検討し著者の研究の 成果を明らかにする。論拠のない単なる仮説は避けること。 (5) 「要約」 :全体を通して簡単に総括し,著者の強調したい点を含め主要な結論を述べる。 (6) 「謝辞」 :研究や論文の作成に対し指導や助力を得た人々に,また,材料の提供,研究費の援助を受 (2) /CID/平成25年4月/4−5/その他/YA4005AA 2013.04.24 15.32.48 原 稿 執 Page 53 筆 要 領 4 ) 引用文献リスト:文献の引用は本文中に現われた順に右肩に1)2),3)4―6)のように上つき番号で小さく記す。 リストの記載は下記の ‹例› に従う。文献の略記は海外の雑誌については原則として MEDLINE の Journal List の abbreviation に従い,和文の雑誌についてはその学会で決められた略称を用いる。雑誌の場合 は,引用番号,著者名,表題 (全文),雑誌名,巻数,頁数,発行年の順に,また書籍の場合は,引用番 号,著者名,書名,監修または編集者名,発行社,発行地,引用頁 (章または節の見出し頁のみ),発行 年の順に記す。学会講演要旨を引用する場合は,演者名,表題 (全文),学会講演要旨集名,引用頁 (見 出し頁のみまたは Abstract No.),開催地,年号の順に記す。特許を引用する場合は,特許権者もしくは 出願人,発明者,発明の名称,特許文献の番号等,公開特許公報等の発行の日付順に記す。また,例示 するように字体を指示すること。WEBSITE の引用は URL の記載とそのページの取得日を記載する。未 発表データ,投稿準備中の研究成果等をやむを得ず引用する場合には,本文にカッコ書き ( )で記述し 引用文献リストには含めないこと。 ‹例› 雑誌引用の場合 1 ) M.J. Rudick and A.D. Elbein: Glycoprotein enzymes secreted by Aspergillus fumigatus: Purification and properties of β-glucosidase. J. Biol. Chem., 248, 6505―6513 (1973). 2 ) 田幸正邦,高良 満,仲村実久:甘蔗汁の限外濾過膜透過性.農化,59, 779―786 (1985). 3 ) B. Henrissat and A. Bairoch: New families in the classification of glycosyl hydrolases based on amino acid sequence similarities. Biochem. J., 293, 781―788 (1993). 書籍引用の場合 4 ) 檜作 進:澱粉粒の X 線回折.「澱粉科学ハンドブック」,二國二郎監修,朝倉書店,東京,pp. 208― 212 (1977). 5 ) A.H. Young: Fractionation of starch. in Starch: Chemistry and Technology, R.L. Whistler, J.N. BeMiller and E. F. Paschall, eds., 2 nd Ed., Academic Press, New York, pp. 249―283 (1984). 書籍であっても,次に類するものは雑誌と同様に扱う。 6 ) K.B. Hicks: High-performance liquid chromatography of carbohydrates. Adv. Carbohydr. Chem. Biochem., 46, 17―72 (1988). 7 ) M.R.J. Salton: Chemistry and function of amino sugars and derivatives. Annu. Rev. Biochem., 34, 143―174 (1965). 8 ) L. Lehle and W. Tanner: Synthesis of raffinose-type sugars. Methods Enzymol., 28, 522―530 (1972). 学会講演要旨集の場合 9 ) 八田珠郎,根本清子,貝沼圭二:デンプン最表面状態の解析.J. Appl. Glycosci., 56 Suppl., 36 (2009). 10) Y.L. Chen and N.A. Morrison: Unique functional properties of microfibrous cellulose. in Abstract Book of XIX International Carbohydrate Symposium, AP 111, San Diego, CA (1998). 特許の場合 11) 日本食品化工,高橋康盛,戸塚篤史,中久喜輝夫,中村信之:高純度マルトース水溶液の製造方法, 特開平 4―271793,1992―09―28 (または特許第 3062264 号,2000―04―28). 12) Nihon Shokuhin Kako Co., Ltd., M. Muramatsu, T. Nakakuki, S. Kainuma and T. Miwa: Production Method of Branched Fructooligosaccharides, U.S. Patent 5,334,516, 1994―08―02. 5 ) 表:日本語または英語で MSExcel などのパソコンのソフトウェアを用いて作成し,本文出現順に「表 1」 あるいは「Table 1」のようにアラビア数字で番号をつけ,一つずつ別紙とし,横罫を用いて必要な区分 を行い,できるだけ縦罫は用いない。表の上部には「表 1.」「Table 1.」のようにアラビア数字で番号を つけ,内容を適切に示すタイトルを記載する。一つの表に二つの表が入る場合は (a) (b)……とし,た とえば本文中の引用は表 1(a)あるいは Table 1(a)と記す。脚注をできる限り用いないこと。やむを得ず 用いるときは,表中の該当個所の右肩に*,**,3 個以上では*1,*2,*3……をつけ,表の下に説明等を記載す る。表には問題点を明らかにするために必要なデータのみを示し,得られた結果のすべてを羅列するこ とは避け,本文を併読しなくとも実験条件がわかるように説明をつける。ただし,実験方法や他の図表 に記述されている場合には反復せず,それらを引用すること。 (3) 原稿執筆要領 けた人々に感謝の意を表するためのものとする。 /CID/平成25年4月/4−5/その他/YA4005AA 2013.04.24 15.32.48 原 稿 執 Page 54 筆 要 領 原稿執筆要領 6 ) 図:日本語または英語で MSExcel や MSPowerPoint などのパソコンのソフトウェアを用いて作成し,本 文出現順に「図 1」あるいは「Fig. 1」のようにアラビア数字で番号をつけ,一つずつ別紙とする。図の タイトルと説明は,図とは別の用紙にまとめて記載する。写真は図として扱い,図の枚数はその原稿に 必要な最少限にとどめること。また,一つの図に示しうる結果を二つ以上に分割しないこと。やむを得 ず分割する場合は (a) (b)……とし,たとえば本文中の引用は図 1(a)あるいは Fig. 1(a)とする。図中の数 字,説明語の文字の大きさは,片段は左右 80 ミリ,全段は左右 175 ミリの出来上がりの縮尺を考えて 使用する。写真は画像としてファイルとして取り込んだものを使用し,グラフの網がけなどは解像度等 に注意して鮮明に製図する。カラー印刷については投稿規定に従って,カラー印刷代は著者負担とな る。なお,印刷に不適な解像度の図表については,受付時に編集部より案内があるので,それに従って 修正を行うこと。 7 ) 図のタイトルと説明:図とは別の用紙にまとめて記載する。タイトルは,図の内容を適切に示すものと し,説明は本文を参照しなくてもその実験条件がわかる程度に簡潔に記す。この場合,一つの図の説明 と次の図の説明の間には 1 行の空白をあけること。モノクロ印刷希望で審査原稿のファイルがカラーで ある場合は,図の説明にモノクロで印刷希望することを記すこと。記されていない場合は,カラーで印 刷されることとして原稿が審査されるので,注意すること。 4 . 数式と数字表記:文章中に数式を用いるときは 1 行に組み入れるようにすること (例,a=bc/log[(d+e)/f ])。 数式の番号は (1) (2)…とし,数式の行の右寄せに位置すること。係数,変数はイタリック体。定数,演算 記号は原則としてローマン体。ベクトルはボールドイタリック。小数は 0.1234 のように書く。大きい数字 を書くときは数字を 3 桁ごとにコンマをつけて区切る (例 123,456,789)。 5 . かなづかいと単位と用語および術語:ひらがな現代かなづかいとし常用漢字を用いる。また,平易かつ簡潔 な「である」調とすること。物質名や人名などは必要に応じてカタカナおよび欧字を使用してもよいが,一 般に通用している物質名,術語などに対しては欧語や化学式 (例:NaOH) を用いないこと。種々の物理量 の単位およびその用語と記号は国際単位系 SI を基本とする。 1 ) 数量の単位:数量のべき指数表記は次の記号を用いること,k (103,キロ),c (10−2,センチ),m (10−3, ° (オングストロー ミリ),μ (10−6,マイクロ),n (10−9,ナノ),p (10−12,ピコ);長さ,m (メートル),A ム) (μ,mμ は μm,nm とする);面積,m2 (平方メートル);体積,L (リットル);質量,g (グラム) (γ は μg とする),mol (モル,絶対量);時間,year (s) (年),month (s) (月),week (s) (週),day (s) (日), h (時間),min (分),s (秒);温度,° C,° K;濃度,M (モル濃度,スモールキャピタル体とする),% (パーセント),ppm,ppb;熱量,cal (カロリー),J (ジュール);圧力と力,Pa (パスカル),dyn (ダイ ン),G (重力,イタリック体とする),S (Svedberg,1013 s);電気,V (ボルト),W (ワット),A (アン ペア),Ω (オーム);粘度,BU (ブラベンダーユニット),Pa・s (粘度);放射能,Bq (ベクレル),cpm (count per minute),R (レントゲン);角度,°(度),′(分),″(秒);その他,I2g/100 g (ヨウ素親和力),U (酵素活性,μmol/min),mesh (メッシュ)。 2 ) 略号:CL (平均単位鎖長),DP (平均重合度),λmax (澱粉のヨウ素吸収の極大波長),B.V. (blue value, 青 価),A (吸 光 度,イ タ リ ッ ク 体,O.D.や E は 用 い な い。280 nm で の 吸 光 度 は A 280 と 書 く),Mr (Mw,M.W.,分子量),k (速度定数),Km (ミカエリス定数),s (基質濃度),v (初速度),V (最大速度) 等。 3 ) 化合物の名称および表記法:IUPAC の規則に従う (化合物命名法,日本化学 会 標 準 化 専 門 委 員 会 1975;有機化学,生化学命名法 (上),南江堂,1980;文部省編「学術用語集,化学編」)。 4 ) 酵素名:常用名あるいは系統名を用いること。酵素の性質が主題である論文については,本文中の初出 の箇所に国際規約名およびコード番号を示すこと (Enzyme Nomenclature, Academic Press (1992))。 5 ) 生物の学名の略記:表題,日本語要旨および本文の中のそれぞれの初出の箇所では 2 命名法による正式 名,たとえば,Aspergillus niger, Manihot esculenta Crantz で書き,それ以降の箇所では混乱の起こらな い限り,たとえば,A. niger, M. esculenta と省略してよい。 (4)
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