商品量目調査の概要 スーパーマーケットなど、その店舗で詰め込みをして計量販売されている パック商品(精肉、鮮魚、野菜、惣菜)を対象に、商品の内容量(量目)が 正確に計量されているかどうかを調査します。 【量目とは?】 量目とは、はかりで量った商品の内容量(重さ)のことです。 商品の容器(トレイ、ラップなど)や吸水紙、わさび、つまなどの 添え物のことを「風袋」と言い、この風袋は商品の量目には含まれま せん。 量 目 (商 品 の内 容 量 )= 商 品 全 体 の重 さ(皆 掛 量 :内 容 量 と風 袋 を含 んだ総 量 ) ― 風 袋 ≪調査の手順≫ ① 店 舗 が 自 ら パ ッ ク 詰 め し た「 グ ラ ム 表 示 の あ る 商 品 」を 、毎 月 10 品 程 度( 精 肉 、鮮 魚 、野 菜 、惣 菜 を 各 2 品 以 上 )を 目 標 に 、 自 費 で 購 入していただきます。 ( 家 庭 で 消 費 し な い 商 品 、高 額 な た め 家 計 に 負 担 が か か る 商 品 等 は 購 入 し な く て も 結 構 で す 。) ②自宅において計量します。はかりは市から貸し出します。 ③報告書に、商品名、表示されている量などを記載します。 ④商品全体の重さ(皆掛量)を量り記載します。 ⑤表示されている中身を取り出し、風袋のみを計量し記載します。 風袋の一例 各種トレー つ ま( 青 じ そ・千 切 り 大 根 な ど ) バラン わ さ び・醤 油 ⑥内容量を計算(③-④)し記載します。 ⑦内容量⑥と表示されている量を比較し、量目公差(過不足量) を計算し、許容範囲内かどうかを記載します。 ⑧毎月、報告書を市へ提出します。 【量目公差とは?】 商品の中には、計量した時点から時間が経過するにつれ、乾燥など により状態が変化し、内容量が変わってしまう場合があります。 そのため、ある程度の誤差までは許容範囲とされており、その誤差 のことを「量目公差」と言います。 ◎量目公差の一例 食 肉 、 魚 介 類 加 工 品 ( 魚 卵 製 品 、 練 り 製 品 )、 菓 子 、 豆 類 等 表示量 量目公差 50 グ ラ ム を 超 え 、 100 グ ラ ム 以 下 2 グラム 100 グ ラ ム を 超 え 、 500 グ ラ ム 以 下 表 示 量 の 2% 500 グ ラ ム を 超 え 、 1,500 グ ラ ム 以 下 10 グ ラ ム 魚 介 類 ( 生 鮮 も の )、 魚 介 類 加 工 品 ( 塩 鮭 、 し ら す 干 し な ど )、 青果類、惣菜 表示量 量目公差 50 グ ラ ム を 超 え 、 100 グ ラ ム 以 下 3 グラム 100 グ ラ ム を 超 え 、 500 グ ラ ム 以 下 表 示 量 の 3% 500 グ ラ ム を 超 え 、 1,500 グ ラ ム 以 下 15 グ ラ ム
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