ABCP-150-1900-B-G2

バランスシリンダシリーズ
シンテック
なめらかな、重量物の昇降作業を可能にしたフルオート・エアバランサ
エアバランサは人が重量物を楽に昇降させることのできる補助装置です。
概
シリンダタイプ
自動重量設定 PASCA
手動重量設定 PASCM
ドラムタイプ
自動重量設定 ABCP
要
直接ワークを持って軽く昇降することができるバランサです。
非常に滑らかに動作するため、昇降中にワークがノッキングすること
はありません。 床等に静粛に据える作業、また微妙な位置合わせ
など、組み付け作業や移動作業に幅広く使用できます。
ワークを持ってそっと組み付ける!
ワークを持ってそっと下ろす!
に最適なバランサです
エア配管が切断し
エア配管1本
で OK!
てもワークは落下
しない
脈動のない、スム
ーズな動作
グリップスイッチを自由な位
400Nのワークに対し、約
置に取り付け、これひとつで
20Nの操作力
作業可
ワークを直接持っ
て作業可
仕様/形式
タイプ
重量設定方式
シリンダタイプ
【タテ型】
手動設定
自動設定
シリンダタイプ
【ヨコ型】
手動設定
自動設定
シリンダタイプ
【オフセット型】
手動設定
自動設定
ドラムタイプ
自動設定
型 式
PASC□-32V-****-*-**
PASC□-50V-****-*-**
PASC□-80V-****-*-**
PASC□-40H-****-*-**
PASC□-63H-****-*-**
PASC□-100H-****-*-**
PASC□-32G-****-*-**
PASC□-50G-****-*-**
PASC□-63G-****-*-**
ABCP-100-700
ABCP-150-1900
ABCP-225-1800
ABCP-225-2900
ABCP-350-1800
ABCP-500-2000
ABCP-700-1300
0.4MPa
260
640
1800
240
630
1550
240
600
960
200
250
420
420
580
800
1080
吊り荷重 (N)
0.5MPa
330
800
2250
300
790
1940
300
750
1200
250
320
530
530
730
1000
1360
0.7MPa
460
1120
3150
420
1100
2700
420
1050
1680
350
450
740
740
1000
1400
1900
使用圧力範囲
(MPa)
ストローク
(mm)
質量
(Kg)
8
10
15
200~1000
30
(1100~は特注)
200
400
1000
0.3~0.9
700
1900
1800
2900
1800
2000
1300
☆ ストローク 200mm 時の質量です。
【シリンダタイプ オフセット型許容偏荷重値について】
オフセットタイプは偏荷重に適応するように設計されているため、昇降するアームはフランジ取り付けとなり、このフランジの許容する偏荷重値を示しています。
例えば、PASC□-32G の場合の 200Nm は、吊り重心より 1m の位置で 200N の重量を吊り下げる事が可能ということになります。
また、同 0.5m の位置では 400N となり、最大吊り荷重は 455N(アーム、ジグ、ワーク等含む)です。
1
許容偏荷重値
トルク(Nm)
☆11.4
☆15.4
☆31.0
34
41
47
52
52
61
66
動作原理
シリンダタイプ タテ型
シリンダタイプ ヨコ型
レール
ピストンロッド
トロリー
レール
トロリー
天秤
重量感知部
天秤
シーブ
エアシリンダ
重量感知部
エアシリンダ
ワイヤロープ
ピストンロッド
ワーク
ワーク
エアシリンダのピストンロッドの動きをシーブにより倍速させ、ワイ
ヤロープによってワークを昇降させます。
ワークを昇降させるときに発生するワイヤロープのテンションの
変化を天秤に伝えることによりバランス圧力を変化させ、ワークを
軽く昇降させることが出来ます。
エアシリンダのピストンロッドに直接ワークを取り付け昇降します。
ワークを昇降させるときに発生するエアシリンダを含む重量の変
化を天秤に伝えることによりバランス圧力を変化させ、ワークを軽
く昇降させることが出来ます。
ドラムタイプ
シリンダタイプ オフセット型
重量感知部
エア供給
パイロット
制御箱
重量感知部
中空ピストンロッド
天秤
レール
上昇
ドラム
トロリー
ローラ
ジグ
フレーム
角パイプ
下降
エアシリンダ
スイベルジョイント
ワーク
旋回
押しボタン
グリップ
アーム
ワーク
ジグ
軽くて剛性のあるアルミ角パイプにエアシリンダを内装して、重量感知部に
より制御されたエアを中空ピストンロッドを介しシリンダ側へ供給します。
ドラム内の大口径エアシリンダで、ボールネジを介したワイヤロ
ープ巻き取りスプールが回転し、ワークを昇降させます。
ワークを手で昇降させるときに発生するドラムを含むワイヤロー
プのテンション変化を天秤に伝えることによりバランス圧力を変
化させ、ワークを軽く昇降させることが出来ます。
エアシリンダ本体と角パイプをローラにより偏荷重を受ける構造となってい
る為、制御されたエアによりシリンダが昇降するとローラは軽く回転しジグと
の偏荷重に対して非常に軽く動作します。
さらに、重量感知部の機構によりジグ、アーム等を直接手で持ち、バランス
して昇降させることができます。
ワーク取り出し時等のバランス切り換えや昇降動作は、任意位置に設置でき
る押しボタン等により制御します。
2
操作方法
手動重量設定タイプ (設定重量数が2つの場合)
重量が定まった数種のワークを取り付け、バランスさせて上下、位置合わせ、あるいは取り外す作業に効果的です。
1
2
3
4
1
1
1
1
2
2
2
2
1
1
2
切換ボタンで 1 の設定にしてお
き、ジグのみでバランスするよ
うにノブ 1 を調整します。ジグを
持って軽く昇降できます。
ワークを取り付けたあと切換
ボタンで 2 の設定にしてノブ 2
を廻し、ジグ及びワークがバ
ランスするように調整します。
ジグまたはワークを持って軽
く昇降できます。
ジグまたはワークを持って着
地させ、切換ボタンで 1 の設定
にします。ジグのみのバランス
に戻ってワークを外すことがで
きます。
自動重量設定タイプ (標準バランス方法Bの場合)
重量が異なる複数のワークを、持上げるごとにそれらの重量を測定したバランス設定します。
1
3
2
4
ノブ
上昇ボタン
バランスボタン
下降ボタン
ジグを取り付け、ジグの重
量でバランスし、ジグを持っ
て軽く昇降できる様、ノブを
調整します。
ジグを持って下げ、着地さ
せます。
ワークをジグに乗せて上昇ボ
タンを押し続け、適当なところ
でボタンを離します。
ジグおよびワークはその位置
で保たれるので、ジグまたは
ワークを持って搬送します。
ワークを所定の位置へ移動
させた後、バランスボタンを
押すとバランス状態になり、
ジグまたはワークを持って
軽く昇降できます。
ジグまたはワークを持って
着地させ、下降ボタンを押し
続けるとワークを外すことが
できます。ワークを外した後
バランスボタンを押すとジグ
のみのバランスになり、ジグ
を持って軽く昇降できます。
上記標準バランス方法Bの他にU,Dの方法もありますので、ご発注の際にそれらバランス方法を御指示ください。
バランス方法
操作方法
U (2ボタン)
上昇ボタンを押してワークを上昇させ、ボタンを離すと0.5秒後に自動的にバランス状態になり、ジグまたはワークを持っ
て軽く昇降できます。 次にジグまたはワークを持って着地させた後、下降ボタンを押し続けてワークを取り外します。
D (2ボタン)
上昇ボタンを押してワークを上昇させ、ボタンを離すとワークはその位置で保持されます。所定の位置へ移動し、下降ボタ
ンを押して離すと0.5秒後に自動的にバランス状態になり、ジグまたはワークを持って軽く昇降できます。 次にジグまたは
ワークを持って着地させた後、下降ボタンを押し続けてワークを取り外します。
3
手動重量設定タイプのエア回路例
手動重量設定タイプのバランス設定は、レギュレータで作り出した圧力を PL ポートに給気して行います。
下記の回路例をご提案いたしますので、目的の仕様にあった回路をお客様にてご用意いただきますようお願い申し上げます。
1種重量設定
切換バルブにより、0kg バランスと一定重量設定を切り替えて使用します。
元圧用レギュレータ
IN
PL
設定用レギュレータ
切換バルブ
オプションでもご用意しております
2種重量設定
切換バルブにより、2種類の重量設定を切り替えて使用します。
元圧用レギュレータ
IN
PL
切換バルブ
設定用レギュレータ
オプションでもご用意しております
3種重量設定
押しボタンにより、3種類の重量設定を切り替えて使用します。
元圧用レギュレータ
IN
PL
設定用レギュレータ
押しボタンバルブ
オプションでもご用意しております
多種重量設定
電空レギュレータを使い、それに入力する電気信号で多種の設定を切り替えます。
IN
入力電気信号
PL
電-空レギュレータ
4
元圧用レギュレータ
外形図
シリンダタイプ タテ型 (V:バーチカル)
A
B
C
IN ポート
Rc1/4
D
G
H
(PASCM)
J
A
I
PASCM
PASCA
IN ポート
Rc1/4
(PASCA)
φ16
K
F
L
ボックス
M
PL ポート
Rc1/8
E+ストローク
(PASCM)
4-制御ポート
φ4 チューブ
※ PASCM(手動設定タイプ)にボック
スは付きません
単位:mm
N
形 式
PASCA-32VPASCA-50VPASCA-80VPASCM-32VPASCM-50VPASCM-80V-
P
ストローク
ストローク
ストローク
ストローク
ストローク
ストローク
A
B
C
15.5
20
30
15.5
20
30
58
58
115
58
58
115
37
52
45
37
52
45
D
E
F
G
H
I
J
90
124
131
90
124
131
182
264
325
182
264
325
269
391
574
269
391
574
82
102
150
82
102
150
115
127
135
57
57
78
40
44
50
40
44
50
20
20
20
20
20
20
19
30
35
19
30
35
L
M
N
P
25
30
30
-
200
200
250
-
19.5
28
36
19.5
28
36
M10x1.25
M18x1.5
M22x1.5
M10x1.25
M18x1.5
M22x1.5
IN ポート
Rc1/4
シリンダタイプ ヨコ型 (H:ホリゾンタル)
上昇端時の全長=P+(ストローク)
K
(PASCA)
下降端時の全長=P+(1/2 ストローク)
A+(1/2 ストローク)
B+(1/2 ストローク)
C
K
D
PASCA PASCM
E
φ16
M
F
ボックス
G
H(最小)
I
4-制御ポート
φ4 チューブ
IN ポート
Rc1/4
PL ポート
Rc1/8
※ PASCM(手動設定タイプ)にボック
スは付きません
(PASCM)
(PASCM)
単位:mm
形 式
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
P
PASCA-40H- ストローク
PASCA-63H- ストローク
PASCA-100H- ストローク
PASCM-40H- ストローク
PASCM-63H- ストローク
PASCM-100H- ストローク
194
251
362
194
251
362
145
176
298
145
176
298
115
115
115
115
115
115
25
46
40
25
46
40
20
20
25
20
20
25
91
100
145
91
100
145
240
266
398
240
266
398
350
370
470
350
370
470
406
561
728
406
561
728
40
40
40
40
40
40
172
195
240
127
157
214
40
45
50
40
45
50
22
20.5
27
22
20.5
27
14
13
20
14
13
20
479
588
815
479
588
815
5
J
L
N
外形図
オフセットタイプ
図のように、本ユニットをお
客様の用途に合わせた固定部
にボルトで取り付けます。
フランジ部にはジグ等を取り付
けます。また、スイベルジョイン
トを介せば水平回転機構を加え
ることができます。
例では、レール取り付け用の
フレームに本ユニットを固定
し、フランジ部にはアームを
取り付けています。
本体側フランジ
鋼球
吊り側フランジ
概要
垂直型はスイベルジョイント(水平回転機
構)が標準化されています。
お客様のアーム等にフランジを取り付
け、それをスイベルジョイントに取り付け
れば、簡単に旋回アームが完成します。
鋼球受け
A
B
4-J
内部構造
G
吊り側フランジは本体側フランジと鋼球
により挟み込まれているため吊り側フラ
ンジは軽く旋回することができます。
F H
4-J
E
C
D
スイベル寸法/仕様
※黄色の部分が昇降します
単位:mm
型 式
A
B
C
D
E
F
G
H
J
許容偏荷重値
トルク(Nm)
許容荷重
(N)
質量
(kg)
32G用
120
100
68
72
15
12
13
45
M10
200
455
2.86
50G用
150
120
83
87
15
12
13
45
M12
400
1155
4.00
63G用
170
140
91
94
19
15
15
58
M14
1000
3250
6.70
単位:mm
A
B
C
D
E
F
H
J
K
M
N
P
Q
R
S
T
JT
JU
V
W
Y
JY
Z
PASC
-32G- ストローク
147.5
103
251
98
129
120
100
106
290
90
75
110
140
10.5
6
77
93.7
12
14.7
72
10.5
M10
60
PASC
-50G- ストローク
160.5
163
382
158
219
150
120
167
350
100
115
160
200
11
8
94
110.7
12
14.7
87
12.5
M12
90
PASC
-63G- ストローク
250
205.5
465
200.5
259.5
170
140
230
410
150
140
200
255
11
6
116
140
15
19
94
15
M14
112.5
形 式
ドラムタイプ
4.5
A
B
18
4.5
J
D
116
K
145.5
50
145.5
C
φ17.5
40
350
27
G
H
E
F
I
4-制御ポート
φ4チューブ
IN ポート
Rc1/4
ジグバランス設定
レギュレータ
φ21
15
16
単位:mm
11
ストローク
形 式
A
B
C
D
E
F
G
ABCP-150-1900
499
66
24
317
648
630
347
ABCP-225-1800
503
70
44
317
703
685
ABCP-225-2900
528
95
44
317
753
735
ABCP-350-1800
528
95
44
317
753
ABCP-500-2000
621
113
26
392
ABCP-700-1300
597
89
50
392
6
H
I
J
K
17.5
165
249
209
400
23
218
262
204
458
35
272
276
204
735
458
35
272
279
200
753
735
458
35
272
335
275
753
735
458
35
272
335
270
応用例
軽い動き
スムーズな動き
校正用おもりをそっとはかり
に乗せ、はかりの品質を検査
します。ゆっくりとスムーズに
昇降したい場合に有効です。
重量のある完成品を、発泡
スチロールのようなもろい材
質へ正確に挿入する出荷工
程などで使用できます。
校正用おもり
42
被測定はかり
正確な位置合わせ
装置の軽量化
ジグによって吊り下げられた
重い部品を相手に組み付ける
工程等で使用できます。
部品側のボルト穴を相手側の
ボルトに位置を確認しながら
組み付けることができます。
簡単な設備で高度な位置決め
作業が可能になります。
重くて大きなシリンダ
軽くて小さなシリンダ
のパスハンド
パスハンドはシリンダ直動でも操作力が軽いので、従来の
ような倍速機構に依存する必要がなく、小さな径のシリンダ
で設備の設計が出来、軽量化が図れます。
2本レールタイプ
ポールタイプ
横行、走行が可能なフレームに本ユニットを取り付け、スイベル
ジョイントにアームを取り付ければ昇降と同時に旋回可能なバラ
ンサが完成します。 自動車のインパネ搭載装置など…。
ポール、アーム、スイベルジョイントにより、極座標動作のバ
ランサが完成します。 バッテリー移載装置など…。
アーム
レール
アーム
レール
ポール
フレーム
スイベルジョイント
アーム
7
スイベルジョイント
型式表示方法
[シリンダタイプ]
PASCM-32V-500-2-G2
重量設定方式
記号
PASCM
PASCA
重量設定方法
手動設定
自動設定
<タテ型>シリンダサイズ
記号
32V
50V
80V
シリンダ径(mm)
32
50
80
<PASCM>の場合 ※オプション
バランス切換ボックスの選定
<PASCA><PASKP>の場合
バランス設定の操作方法選定
記号
0
1
2
3
記号
バランス設定重量の数
オプションなし
1 重量
2 重量
3 重量
4 重量以上は特注
<ヨコ型>シリンダサイズ
記号
40H
63H
100H
B
U
シリンダ径(mm)
40
63
100
D
ボタン操作内容
U ボタン:上昇し、放すとその位置で固定
B ボタン:バランス
D ボタン:下降、またはワーク取り外し
U ボタン:上昇し、放すと自動バランス
D ボタン:下降、またはワーク取り外し
U ボタン:上昇
D ボタン:下降し、放すと自動バランス、
またはワーク取り外し
<オフセット型>シリンダサイズ
記号
32G
50G
63G
シリンダ径(mm)
32
50
63
必要ストローク(50mm 単位)
~
必要ストローク(mm)
100
~
記号
100
1000
1000
操作スイッチ ※オプション
記号
XX
S2
G2
G3
B2
B3
SG
SB
PASCM 用途
-
バランス設定1、2の切換
バランス設定1、2の切換
バランス設定1、2、3の切換
バランス設定1、2の切換
バランス設定1、2、3の切換
バランス設定1、2の切換
バランス設定1、2、3の切換
スイッチ種類
な し
2切換セレクトスイッチ
2ボタングリップスイッチ
3ボタングリップスイッチ
2ボタンボックススイッチ
3ボタンボックススイッチ
スライドグリップスイッチ
スライドグリップボタン付
PASCA PASKP 用途
-
-
操作方式 U、または D
操作方式 B
操作方式 U、または D
操作方式 B
操作方式 U、または D
操作方式 B
1050 以上は特注
[ドラムタイプ]
ABCP-150-1900-B-G2
P.4の型式より選択してください
PASCM 用バランス切換ボックス(オプション)
2重量
3重量
ボックス寸法
75x150x45
ボックス寸法
75x222x45
(突起部含まず)
(突起部含まず)
1重量
重量感知部に直配管となります
操 作 ス イッチ(オプション)
セレクトスイッチ
2切換(S2)
80x50x120
グリップスイッチ
ボタンスイッチ
スライドグリップスイッチ
(ストレートチューブ 1000mm 付)
(ストレートチューブ 1000mm 付)
(ストレートチューブ 1000mm 付)
2ボタン(G2) 46x47x138
2ボタン(B2)
上下アクション(GS)
3ボタン(B3)
ボタン付(SB)
3ボタン(G3) 56x47x138
参考寸法 60x110x30
8
参考寸法 55x206x70
各タイプの性能比較
シ リ ー ズ
タ
イ
プ
シリンダ
ドラム
シリンダ
ドラム
式
PASE
ABC
PASC
ABCP
ワーク持ち昇降
簡易的に可
簡易的に可
可
可
設 置 天 井 高
高い
低い
高い(ヨコ型は低い)
低い
操作部取付場所
吊下げ重心位置
吊下げ重心位置
任意
任意
慣 性 力 感 知
あり
あり
なし
なし
昇 降 ス ピ ー ド
300mm/sec
300mm/sec
150mm/sec
150mm/sec
400N 荷重操作力
15N
15N
20N
20N
1500N 荷重操作力
30N
30N
40N
40N
やや波打ち
やや波打ち
滑らか
滑らか
形
特 長
( バ ラ ン ス 時 )
操
作
感
機種別取付部寸法表
-詳しくは外形図をご覧下さい-
-詳しくは外形図をご覧下さい-
シリンダタイプ
ドラムタイプ
A
取付穴
A
単位:mm
取付穴
B
A
A
B
50
115
B
B
Φ35
12.5
12.5
シリンダタイプ タテ型
シリンダタイプ ヨコ型
サイズ
A
Φ17
サイズ
取付穴
A
B
32□
Φ17
20
58
50□
Φ17
20
80□
Φ17
20
B
取付穴
A
B
40□
Φ17
40
115
58
63□
Φ17
45
115
115
100□
Φ17
50
115
A
B
シリンダタイプ オフセット型
ドラムタイプ
サイズ
取付穴
A
B
A
単位:mm
取付穴
C
A
C
単位:mm
32□
Φ11
110
90
6
50□
Φ11
160
100
8
63□
Φ11
200
150
6
A
B
50
115
B
B
9
Φ17
注意事項・安全機構について
次に示す事項を念頭において取り扱いに十分注意し、必要に応じて
二次的または補助安全対策をお願いいたします。
ワークを吊った状態でエア元の供給が遮断された場合、落下防止機構の作動によりワ
ークが急激に落下することはありませんが、そのまま放置しておくと徐々に下降します。
落下防止機構は、エアが「瞬時」に切れた時のみ作動します。配管不備による漏れなど、
エアの圧力が徐々に低下した場合は、その漏れ量に従ってワークは下降しますので、エ
アの供給や配管の保護には十分注意して下さい。
重量感知部、制御箱周辺のチューブなどが切れたり(外れたり)して、エアの圧力が低下
あるいは停止した場合は、エアの漏れの量に従ってワークは落下しますので、チューブな
どの保護には十分注意してください。
重量感知部が常に正しい姿勢でないと、バランス状態が不安定、あるい設定不能となる
ので、本体の取り付けには十分注意してください。
エアの供給中に、吊り下がっているジグ、ワークなどが外れた場合は、先端部分が跳ね上
がりますので、ジグ、ワークが外れることがない様、確実に取付けてください。(ドラムタ
イプは外れてから 0.02~0.1 秒後にワイヤがロックされます)
使用エアは、水分や油分等が混入していない、乾いた状態で供給して下さい。
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