国際ボランティア・プロジェクト(アイスランド) 千恵さん

IceLand
アイスランドの自然に触れながら様々な国の文化に出逢えた!!!
~国際ボランティア活動を通して~
2年
(a)
千恵さん
プログラム内容
今回、CIEEの国際ボランティアに2週間アイスラ
ンドで活動した。
テーマ“Close To Nature”のもと、主に自然の保護
や観光地の推進を目的に7名ほどの参加者とともに
過ごし、貴重な経験となった。具体的な活動として、
活動初日は、首都レイキャビックから車で半日かけ
てエスキフィヨルドという町へ移動した。途中アイスラ
ンドの自然名所を観光しつつメンバーとの会話を楽
アイスランドの
しんだ。
豊かな自然♥♥
翌日から活動は始まった。その活動内容は、歩道工
事作業であった。観光地として活用するため山脈の何
もないところに手作業で道を作り、一日中何度も山脈を往復しながら、小石を入れたバケツを運び続け
た。これは体力の要する作業で、2日間通して完成させた。正直、本当にきつい作業であったが、地元の
方と一緒に作業をすることで、アイスランドの自然を大切に思う気持ちや
多くの観光客が訪れてほしいという願いが伝わり、地元の方々のためを
思うと大切な作業であると実感し、貴重な経験となった。私たちのグルー
プは、歩道工事作業のほかにも、羊を山脈の上へ追いやる作業や滝の
近くの草刈り、ガーデニング、6千本もの苗を植える作業などを2週間通
して活動した。
テーマの通り“Close To Nature”であり、アイスランドの豊かな自然に
触れることができた。仕事が休みの日には、グループの人たちと一緒に
アイスランドの観光をして楽しんだ。ボートに乗ったり、ハイキングしたり、
天然温泉に入って、休日でもアイスランドの豊かな自然を満喫した。天
候のよい日には、オーロラを見ることもでき、神秘的な光景に感動した。
(b)
アイスランド
研修から学んだこと
の天然温泉!
アイスランドでの2週間の活動を
通して、様々な国の参加者の人た
ちと接することができ、言語が異な
っても、世界共通言語である英語
でお互いの国の文化や習慣を学
ぶことができた。また英語の重要さ
を改めて実感するとともに、自分の語学力に痛感し、今後の学校生活での目標をつくることにも
つながった。そしてボランティア活動をすることで、メンバーとの絆を深めることにもつながり、助
け合いの大切さを学んだ。アイスランドの地では、地域の方々の自然を大切にする思いや観光
推進のための活動等を見て、実際に体験して、日本の自然や観光地をもっと大切にしていかな
ければならないと思った。また、アイスランドの方々の温かさやもてなしを忘れずに大切にしてい
く必要があると思った。
ボランティア活動でもっとも大切なことは、積極的になることだと思う。今回このボランティア活動
に参加するに当たり、なんにでも積極的に自分から行動することに心がけた。言語の違いがあ
っても間違いを恐れずに、自分から話しかけ、しっかり相手と向き合うことで自然とお互いの気
持ちも伝わり、楽しい時間を過ごせることにつながっ
た。
すべてがうまくいくとは限らないが、やはりコミュニ
ケーションをとることで会話は弾むし、言語の壁を乗
り越えるにはもっとも必要不可欠であると思う。この
ボランティア活動で学んだことをこれからの大学生
活で活かせるところは活かし、伸ばすべきところは、
努力して伸ばす必要がある。
(c)旅行全体について
今回、私のフライトは、ドバイ・ロンドン経由であったため、アイスランドに行く前日は、ロンドンに一
泊滞在した。そこでは、おもに観光名所であるセントポール大聖堂、ビッグベンをはじめ、ウェストミ
ンスター寺院、英国博物館に訪れ、ロンドンの街並みを楽しむことができた。
翌日は、アイスランドへ向かい2週間のボランティア活動に参加し、さまざまな国の方々と触れ合
うことができた。参加者の国名を挙げてみると、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、イタリア、オ
ーストリア、イスラエル、ロシア、アメリカ、韓国、タイ、日本、など多くの国籍が集まり、お互いの文
化等の違いを尊重しつつ、互いに影響をあたえた。2週間は、あっという間に過ぎた。また再びロン
ドンに戻ると、前回、行くことができなかった観光地を巡りながら、ヨーロッパの歴史ある雰囲気を満
喫した。時間があれば、ロンドン以外にも、フランスやドイツなど列車を利用して観光したかったが、
今回はフライトが取れなかったため1日観光で終わった。
一人旅行は、やはりトラブル等が起こりやすいと思う。そのことを常に肝に銘じつつ、貴重品の管
理は常に心がけた。結果的に最終日まで安全に過ごすことができたのでいい旅行となった。
(d)安全性
アイスランドは自然豊かな国で、基本的に安全な環
境である。アイスランドの住民の方々は、人が優しい
人ばかりであり、本当にいい土地であると思う。アイ
スランドは、交通機関がバスかタクシーしかなく、料
金も高いため、買い物等に出かけるときは困難であ
るが、アイスランドの住民の方々は本当に優しいの
で、ヒッチハイクすると基本的に止まってくれる。また、
衛生面的に水道水は、安全であり、いつでも飲める。
食事に関しても特に気にすることはない。ボランティ
ア活動に関していえば、肉体労働であったため、けが等の心配は考えられるが、やはり健康面は自
己責任が問われる。今回ロンドンに旅行に行ったが、そこでは、常に貴重品の自己管理が大切であ
る。
(e)後輩へ
ボランティア活動を通して、様々なことを経験し新しいこと
を学ぶことができる。さらに、年齢や国際をこえて同じ目的を
持った人たちとともに活動することにより、有償で働くこととは
違うやりがいがあると思う。しかし、自分から行動を起こさなけ
ればなにも始まらないし、後悔してしまう可能性がある。大切
なことは、世界の様々な人種、文化、価値観生活が存在する
ということを理解し「受け入れ、助け合う姿勢」を持つことだと思う。そして、自分から行動を起こす積
極さをもつことが必要であると思う。ぜひ多くに人に知らない地で人との新たな出会いを楽しんでも
らいたいと思う。
とても充実した日々を過ごすことができました(^O^)/
日本ではなかなか経験できないことがたくさん!
アイスランドの自然をぜひ体験してください!