予防が大切！自ら取り組む、みんなで続ける健康づくり～我孫子市～今年は全国的に、例年と比べインフルエン２面：望ましい食生活の推進３面：気づいていますか？ドライマウス高血圧についてザの流行が早く始まっています。インフルエンザは通常のかぜと比べ、症状４面：健(検)診の受け忘れ、ありませんか？「保健センターだより」メール配信についてが重く、高熱（38～40 度）や頭痛、筋肉痛、全身倦怠感、咳や痰などの全身症状も顕著に現れます。また、潜伏期間が短く感染力が強いことも特徴です。高齢の方、基礎疾患を持つ方(慢性呼吸器疾患や糖尿病、免疫機能不全など)、妊娠中の方、乳幼児がインフルエンザにかかると、合併症を併発し、重症化や、最悪の場合は死に至ることもあります。インフルエンザと思われる場合は、早めに医療機関に受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。効果の高い予防策 ◆セルフケア◆ 抵抗力をアップする生活習慣を心がけましょう ①手洗い・うがいを励行しましょう ②室内の湿度を保つ（湿度５０～６０％） ③睡眠・栄養をしっかりとる ④からだを冷やさない（体温調節をしましょう） ⑤適度な運動で抵抗力をアップ ⑥禁煙（禁煙で呼吸器粘膜を正常に保つ） ⑦咳エチケットでうつさない！広めない！インフルエンザ予防の基本は、 ①ウイルスを体内にいれない ②規則正しい生活をして、からだの抵抗力を高めることです。予防策を参考に、インフルエンザを予防しましょう。（鼻までしっかり覆い、マスクを正しく着用しましょう） ◆メディカルケア◆ インフルエンザは、予防接種が効果の高い予防方法です ※高齢者インフルエンザ予防接種及び、小児インフルエンザ予防接種助成については市ホームページ、保健センターだより１１月号に掲載しています。ご不明な点は、健康づくり支援課 (保健センター)までお問い合わせください。新型インフルエンザとは？インフルエンザはＡ・B・C という３つの型に大きく分けられています。そのうち A・B 型は毎年流行を繰り返すため、季節性インフルエンザと呼ばれます。新型インフルエンザはインフルエンザウイルスが突然変異を起こし、まだ誰も免疫を持たないため、感染が一気に広がります。新型インフルエンザが、いつ・どこで発生するかを予測することはできません。また、感染予防策は基本的にインフルエンザと変わりませんが、現在、新型インフルエンザの予防接種はありません。普段からセルフケアにつとめましょう。＜問い合わせ＞健康づくり支援課(保健センター) 電話７１８５－１１２６望ましい食習慣を身につけ、生涯をとおして実践していくことは、健康の維持・増進、ひいては健康寿命の延伸につながります。「食事のとり方（そろえ方）」「野菜のとり方」「塩分のとり方」について意識し、望ましい食習慣を実践しましょう。今回は冬に注意が必要な高血圧とも関わりが強い塩分について特集します。望ましい食生活の推進塩分の過剰摂取は、高血圧症をはじめとする生活習慣病のリスクを高めます。昭和 54 年には男女ともに 1 日 10g 以下が目標とされていた塩分摂取量は年々下がり、2015 年からは、男性で 8g 未満、女性で 7g 未満とされています。しかし、実際の摂取量は、目標と比べ３割以上高く、減塩への意識を高めていくことが求められています。男性女性９．２ｇ参照元実際の摂取量１０．９ｇ健康な人の摂取目標量８．０ｇ未満７．０ｇ未満日本人の食事摂取基準（2015 年版）国民健康・栄養調査（平成 26 年）参考）高血圧の人〃６ｇ以下高血圧治療ガイドライン 2014 年版参考）腎臓疾患者〃３～６g 以内慢性腎臓病に対する食事療法基準 2014 年版参考）世界の人の５ｇ世界保健機関（WHO）の減塩目標〃日本人は世界の目標量の２倍摂取もしているうなぁ塩分をとり過ぎないよう薄味を心がけている我孫子市民の割合は、成人全体で 43.0％となっています。この割合は年代による差が大きく、年代ごとにみると 20 歳代 30 歳代では、男女ともに 20％を下回るのに対し、60 歳代以上では 40％を超えるなど、若い年代では、特に少ない状況です。食品の表示について定めた『食品表示法』が平成２７年４月１日に施行され、原則としてあらかじめ包装されたすべての加工食品への栄養成分表示が義務化されました！（経過措置５年）また、今までナトリウム量で表示されていた食塩量が、あらかじめ食塩相当量として表示され、含まれる塩分量が一目でわかるようになりました。栄養成分表示を上手に活用して減塩を実践しましょう！食品表示について詳しく学びたい方は、市で行う「生涯学習出前講座」ココ！『知って得する食品表示』などを是非ご活用ください。ドライマウス（口腔乾燥症）とは、唾液の分泌が減って口腔内が乾燥し、様々な症状を起こす状態をいいます。身体や口腔の健康を保つためには、唾液のはたらきが非常に重要で、消化、抗菌、粘膜保護・修復、歯の保護や再石灰化の促進など様々な役割を担っています。また、口腔内が乾燥すると、不快な症状だけでなく、むし歯や歯周病、インフルエンザなど感染症にかかりやすくなったり、高齢者では嚥下障害になりやすく、誤嚥性肺炎を起こしやすくなる可能性もあります。 □ □ □ □ □ □ あなたはドライマウス？口の渇きが３か月以上続いている乾いた食品が飲みこみづらい夜中に水分をとることがある口の中がネバネバする口臭が気になる舌が痛い ※一つでも当てはまる項目がある場合、ドライマウスの可能性があります。ドライマウスの原因は、糖尿病やがん治療の放射線障害、薬の影響、老化、ストレス、お口の周りの筋力の低下、口呼吸など様々です。症状が続く場合には、かかりつけの医師や歯科医師などに相談してみましょう。歯科医院での「保湿ジェル」の処方なども一時的ではありますが、症状を緩和することが出来ます。セルフケアとしては、こまめに水分をとったり、食事をよく噛んで食べること、口腔の体操、唾液腺マッサージなどで唾液の分泌を促すことが重要です。時間があるときに気軽に口腔体操！「あいうべ体操！」お口が乾燥しているなと思ったら！「唾液腺マッサージ！」血圧を決める５つの因子とは！？ ①心臓の送血量：心臓から送り出される血液の量が多いと血圧が高くなります（激しい運動時）。 ②動脈内の全血液量：動脈内の血液量が増えると血圧が高くなります。 ③血液の粘稠度：血液の粘り気が高いと血圧が高くなります。 ④動脈の弾力性：動脈硬化が進むと、血管の弾力が失われ、血圧が高くなります。 ⑤末梢血管の抵抗：細い血管（毛細血管など）が収縮することで血流の抵抗が高まり血圧が上昇します。塩分をたくさんとると血圧が上がると言われますが、これは塩分（ナトリウム）を過剰摂取すると血液の浸透圧を一定に保つために血液中の水分が増えるため、結果的に、体内を循環する血液量が増加し、血圧が高くなると言われています。また、冬は寒さによって末梢血管の抵抗を上昇させ、血圧が上昇します。逆に夏では末梢血管の抵抗が低くなるので、血圧は比較的低くなりやすいと言われています。冬は季節的に血圧が高くなりやすい時期です。脱衣所の急な寒暖の差や急激な運動などには注意が必要です。また、高血圧は、脳血管疾患（脳出血や脳梗塞）や虚血性心疾患（心筋梗塞・狭心症）などの様々な合併症を引き起こす原因になります。日頃血圧が高い方は医療機関へ相談しましょう。我孫子市民の方は、年に１回、市の各種健(検)診を受けられます。今年度の集団検診のお申込みは終了していますが、個別健(検)診は、平成２９年１月末まで受けられます。まだ健(検)診を受けられていない方は、お早目に！【個別健(検)診の受け方】特定健診対象者：４０歳以上の我孫子市国民健康保険に加入している方（年度内７５歳になる方には、長寿健診受診券を送付）長寿健診対象者：後期高齢者医療被保険に加入されている方受診する市内契約医療機関に申込みの電話市内契約医療機関を受診＜受診券をお持ちの方＞＜受診券をお持ちでない方＞受診時に受診券を提出医療機関窓口で誓約書を記入後日、契約医療機関に再度受診し、結果を確認 ※市内契約医療機関は市ホームページにも掲載していますがん検診・肝炎ウイルス検診対象者：平成２9 年３月３１日時点で各検診対象年齢に該当する我孫子市民の方大腸がん検診４０歳以上子宮頸がん検診２０歳以上の女性前立腺がん検診５０歳以上の男性乳がん検診３０歳以上の女性肝炎ウイルス検診４０歳以上(生涯１人１回) 保健センターでは、健康に関する情報や健(検)診の案内、イベント情報など、毎月テーマを変えて『保健センターだより』を発行しています。市民の皆様にもっと気軽に情報を得てもらえるように、『保健センターだより』のメール配信も行っています。是非ご活用ください。 ※登録料は無料ですが、携帯電話は携帯会社によって、登録とメール受信の際に通信料がかかります。【登録・変更方法】 [email protected] へ空メール、または QR コードを読み込み、メールを送信してください。折り返し登録案内メールが送られてきます。【登録の削除】 [email protected] へ空メールを送信してください。折り返し、削除案内メールが送られてきます。 ※登録の削除では全ての情報が削除されます。登録の情報内容の変更は、【登録・変更方法】の操作を行ってください。登録用空メール QR コード削除用空メール QR コード