す く す く

足利市保育所
ほ け ん だ よ り
す く す く
インフルエンザの出席停止期間は、解熱後2日を経過するまで、です。
☆インフルエンザは、学校伝染病として、法律で出席停止期間が決められています。
☆インフルエンザは、普通のカゼと違い、高い熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状のある全身の病気で、
体力の消耗が激しい病気です。
☆2~3日で熱は下がっても、全身の症状は1週間くらい続き、元に戻るのに10日~2週間かかります。
重い合併症をおこすこともあるので、注意が必要です。
インフルエンザ治療薬 タミフル と
リレンザ・イナビル吸入粉末剤
症状がでてから 48 時間以内に治療をはじめることが有効です。
どのお薬も、インフルエンザ A 型と B 型のウイルスが増えることを抑える働きがあります。
ウイルスが増えるのを抑えているだけなので、熱がさがったといって飲むのをやめてしまうと、すぐま
た増え始めて熱がでてしまうことがあります。お医者さんの指示に従って使いましょう。
薬には、効果と副作用があります。薬を使うかどうかは
充分にお医者さんと話し合って決めましょう。
脳症!?とおもったらすぐ病院へ
幼児のインフルエンザで特に恐ろしいのが脳症です。
脳症は、発熱と同時から次の日に発病することがほとんどなので、急な高熱と一緒に次のようなことが
あったら、ためらわず、すぐ病院へ行きましょう。
★ひきつけがある。
(ひきつけは1回のことも何回も繰り返すこともあります)
★ひきつけが終わったのに目が覚めない
★ひきつけはないけれど、目を覚まさない(呼びかけても返事がないなど)
★目は覚めているけれど変なことをしゃべる。
ゾウやライオンがやってくるなどの幻視・幻覚
理由もなくひどく怯える
自分の手を食べ物と勘違いしてかじる
などが報告されています。
ワクチンは、新型と季節性インフルエンザの混合ワクチンです。
接種してから効果がでるまで約2~4週間かかるので、流行時期の前
(12月中旬頃)に接種します。
こどもは、1~4週間位あけて2回接種します。
受けるかどうかは、よくお医者さんと相談しましょう。
足利市ではインフルエンザ予防接種料金を
妊婦と1歳~小学校6年生の方について
1回目に限り、3,000円を上限に助成しています。
接種を受ける医療機関で手続きができます。
☆☆予 防☆☆
☆手洗い・うがいの習慣を続けましょう!
☆人ごみに出るときは、マスクをつけましょう!
☆朝・昼・晩食事をとって、睡眠をたっぷりと! (免疫力 UP!)
◎◎流行させないためのエチケット◎◎
◎咳・くしゃみは、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、
他の人に顔を向けないようにしましょう。
◎咳の出るときは、マスクをしましょう。
◎鼻水をかんだテッシュは、フタのあるゴミ箱にいれましょう。
・・・赤ちゃんは、特に気をつけましょう! RS ウイルス・・・
Q:RS ウイルスって何?
A:呼吸器系(気管支・肺など)に感染するウイルスです。
毎年11月~1月頃に流行があり、2歳頃までにはほぼ100%の子どもがかかると言われて
います。2歳以下でかかると気管支炎や肺炎をおこしやすいと言われており、特に症状が重く
なりやすいのは2~5か月の赤ちゃんです。
Q:どんな症状ですか?
A:鼻水、咳、発熱などのかぜ症状ですが、咳が続くことが特徴です。
「コンコン」の咳から症状が悪くなると「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」という咳に
変わっていきます。赤ちゃんでは、母乳やミルクが飲めなくなります。
症状が悪くなるのを防ぐために、咳が続く時は早めに受診しましょう。
Q:どんなことに気をつけるといいですか?
A:学童期の子どもや大人もこのウイルスには感染しますが、軽いかぜ症状で
済んでしまいます。風邪をひいているときは、赤ちゃんに近づかないように
してあげましょう。
その他は、基本の手洗い、うがい、マスクで予防ですね。
Q: