第6次多治見市総合計画[改訂版]

第6次多治見市総合計画 [改訂版]
2012 - 2015
もっと!人が元気!
まちが元気!
多治見市観光大使・文字職人杉浦誠司さんデザイン
「げんきなまち」が表現されている「多治見」
です
策定経緯(市民からの意見聴取〜審議会の諮問から答申まで)
たじみ未来ミーティング
各グループによる発表
22
グループ討議
︵H ・ ・ ︶
23
5
市民討議会
市民討議会からの提言︵H ・ ・ ︶
市民討議会
︵H ・ ・ 〜 ︶
23
8
25
23
6
18
19
審議会
市民委員会
審議会への諮問︵H ・ ・ ︶
意見交換︵全5回︶
23
10
3
審議会からの答申︵H ・ ・ ︶
審議会での審議︵全4回︶
23
10
24
『もっと!人が元気!まちが元気!多治見』
「人が元気!まちが元気!多治見」の実現をめざし、厳しい社会環境を乗り越えていく
ため、第6次総合計画では「元気」をキーワードとして、計画実行に取り組んできました。
前期4年間では、企業誘致の推進をはじめ、多治見駅周辺の整備など、着実に成果を挙げ
てきた一方で、東日本大震災や台風 15 号による水害など、改めて災害に対する準備と対
応の重要性を再認識しました。また、本市を取り巻く状況は、少子高齢化の一層の進展に
加え、人口減少が今後も続くと予想され、これに伴う税収の減少など、依然として厳しい
状況が続くと想定されます。
このような状況を踏まえ、第6次総合計画後期計画策定では、見直しのポイントとして
「人財育成」を掲げました。本市では「人財」の 「財」 は「財産」の「財」であるとし、
「人」
は財産であることを再認識しました。これからの多治見市を担っていく「人財」の育成と
活用を積極的に行うことが、「もっと!人が元気!まちが元気!」になるために必要です。
そのためには、学校での子どもの教育をはじめ、地域や産業界などにおける後継者の育成
など、「人財育成」を常に念頭に置いた政策を行なっていきます。
また、今回の見直し作業においては、幅広い市民参加による計画策定をめざし、普段市
政への関わりが少ない「子ども」や 「女性」 の意見を多く取り入れることに努めました。
総合計画審議会、市民委員会での議論や、地区懇談会、意見公募手続(パブリック・コメ
ント)等の従来の市民参加の手法に加え、
中学校連合生徒会や「たじみ未来ミーティング」
と題した市内4高校の代表者による意見交換会の開催など、
「子どもの目」
「大人の目」
「女
性の目」「男性の目」の4つの視点を基本とした、幅広い市民参加による総合計画策定を
行いました。
これからの市政運営は、多様な課題の解決に向けて、行政だけでなく、市民、地域、
NPO、民間企業等が互いに助けあい、支えあって行っていくことが必要となります。そ
のためにも、市民のみなさんには今後もさまざまな機会で市政に参加いただき、一緒に
「もっと!人が元気!まちが元気!多治見」の実現にむけて取り組んでいきましょう。
平成 24 年4月吉日
多治見市長
古
川
雅
典
1
目
第1部
第1章
第2章
第3章
基本構想
次
………………………………………………………………………3
第 6 次総合計画の見直しにあたって ………………………………………………4
めざすまちの将来像 …………………………………………………………………11
計画の体系と運営 ……………………………………………………………………18
第2部
基本計画
……………………………………………………………………23
教育・文化 ………………………………………………………………………………………24
産業・経済 ………………………………………………………………………………………30
都市基盤 …………………………………………………………………………………………35
生活環境 …………………………………………………………………………………………44
保健・医療・福祉 ………………………………………………………………………………49
行政運営・経営 …………………………………………………………………………………55
資料編
…………………………………………………………………………………………61
基本となる条例 …………………………………………………………………………………62
総合計画と個別計画 ……………………………………………………………………………63
策定経緯・体制 …………………………………………………………………………………64
用語解説 …………………………………………………………………………………………77
「もっと!まちが元気!多治見」 ………………………………………………………………87
出
地
虎渓山のふもと
性
別
♂
年
齢
不詳
身
長
125㎝
体
重
26.5㎏
ー
オレンジ
味
食べ歩き
密かに永保寺で座禅を組むこと
カ
趣
多治見市公式キャラクター
うながっぱ
○数字の説明
本文中、右のように右肩に数字がつ
いている言葉は、77 ページの用語
解説に掲載されています。
2
生
ラ
好きなこと
水遊び
好きな食べ物
多治見あられ
好きな音楽
クラシック
例) 4 ページ 1 行目
多治見市市政基本条例 1 に則り、多治見市
第1部 基本構想
虎渓山
永保寺
3
第1部
基本構想
第 1 章 第6次総合計画の見直しにあたって
第1節
計画の目的・役割
この計画は、多治見市市政基本条例 1 に則り、多治見市がめざすまちの将来像を示し、
その実現のために本市が行わなければならないことを明らかにするものです。例えれば、
船が目的地に向かって安全に航海していくための航海図の役割を担うものです。
見直しにあたっては、総合計画が市の政策を定める最上位の計画として、各政策分野の
個別計画 2 との整合性等を考慮し、具体的かつ実行性のある計画になるよう努めました。
この計画を市民と行政が共有し、連携協力して実行することで、めざす将来像を実現しま
す。
なお、計画の期間は 8 年間としていますが、今後 20 年、30 年、あるいはそれ以上の長
期にわたってこの計画が行政運営に影響を及ぼすことも考慮に入れながら、政策を実行し
ていきます。
第2節
見直しにあたっての市民参加
平成 19 年度に策定された前期計画(平成 20 年度から平成 23 年度までの4カ年)の取
り組みの成果及び課題を踏まえ、後期計画では新たに発生した課題や社会情勢の変化に対
応し、課題の解決や計画実現に向けて、行政だけでなく、市民、地域、NPO3、民間企業
等が互いに助けあい、支えあうことが必要となります。
そこで見直しにあたっては、行政だけでなく「子どもの目」
「大人の目」
、
「女性の目」
、
「男
、
性の目」といった 4 つの視点を基本とした幅広い市民参加を図るため、中学生や高校生を
はじめ、各種市民団体・委員会等から積極的に意見聴取を行いました。
第3節
見直しにあたっての環境認識
①社会を取り巻く環境
少子高齢化が一層進展し、経済全体が一段と縮小していく右肩下がりの時代にあって、
従来の行政のあり方を見直し、適切な行政運営を行っていく必要があります。
団塊の世代が定年退職を迎える等、生産年齢人口(15 〜 64 歳)の減少は、市税の減収
を招くとともに、老年人口(65 歳以上)の増加は、医療費、介護給付費、扶助費 4 等社会
保障給付費の増加を招くこととなります。また、新市建設計画 5 関連の大規模事業の本格
化により、公債費6 の伸びが想定され、将来の財政については厳しい状況が予測されます。
一方では、地域経済の成長に伴う環境負荷への配慮、風水害や震災への対策等、新たな
4
コスト負担についても考えていかなければなりません。
さらに、東日本大震災を教訓として、災害に強いまちづくりを推進するとともに、常に
不測の事態に対応できるような危機意識を、地域として共有し続けていくことが大変重要
です。
②多治見市の現状
本市は、名古屋市から約 30km に位置し、国道 19 号、中央自動車道、東海環状自動車道、
JR 中央線等の交通網が充実しており、住環境や企業立地においても利便性が向上してい
ます。また、川や緑等の豊富な自然にも恵まれ、都市としての機能と自然とをバランスよ
く維持しています。こうした本市の特性を最大限に活用し、地方分権の進展や都市間競争
が激化する中で、魅力あるまちづくりを行っていくためには、地域経済を持続的に発展さ
せていく必要があります。
本市においても少子高齢化を迎え、市民の公共サービスへの期待はますます多様化して
いくことが予想されます。
また、生活環境の維持向上のため、都市基盤の整備については、合併に伴う国の財政支
援を有効に利用しながら、限られた財源と時間の中で実施していくことが求められていま
す。
なお、合併に伴う地方交付税 7 への国からの財政措置 8 は、合併後 10 年が経過する平
成 28 年度から段階的に縮小され、平成 33 年度には完全になくなることから、将来的展望
に立って、適正規模を見極めながら、行政のあり方を見直していく必要があります。
③将来人口の見通し
本市では、全国的な傾向である出生率の低下等から、平成 12 年(115,740 人)をピーク
に人口減少に転じ、この傾向が今後も続いていくと予測しています。
計画の見直しにあたって、平成 17 年の国勢調査をもとにした「第6次多治見市総合計
画策定に伴う将来人口推計」の推計値を検証し、再推計を行いました。施策を実施するこ
とによる雇用や出生率等の向上等の影響を考慮せず、過去の人口動態等の統計的な要素の
みを基に将来人口を算出すると、本市の人口は平成 27 年に 11 万 500 人(平成 17 年比で
3.8%減少)になると予測されます。また、少子高齢化が進展し、平成 27 年には、老年人
口の割合が 1/4 以上を占めると予測されます。今後、各種施策を計画的に実施することで、
人口の減少を最小限にするよう努め、推計を上回る人口の確保をめざします。
5
第1部
基本構想
図1−1
人口の推移(推計)
(人)
120,000
115,740
115,000
114,876
112,595
110,537
110,000
107,089
102,781
105,000
100,000
95,000
90,000
85,000
80,000
H12
H17
H22
図1−2
H27
H32
H37
人口構成の推移(推計)
100%
14.9%
18.4%
22.6%
27.3%
80%
30.5%
32.6%
60%
68.7%
66.8%
40%
63.8%
60.6%
58.7%
57.2%
老年人口
生産年齢人口
年少人口
20%
16.4%
14.8%
13.6%
12.1%
10.9%
10.2%
H12
H17
H22
H27
H32
H37
0%

平成 17 年までは、旧笠原町を合算した数値(国勢調査ベース)

年少人口は、14 歳以下、生産年齢人口は、15 〜 64 歳、老年人口は、65 歳以上

平成 27 年以降は、平成 17 年国勢調査をもとにした予測値
④税収等の見通し
本市では、税財源等の額をおおむね 205 億円から 222 億円で推移するものと予測してい
ます。
これは、合併特例事業債 9 の償還が本格化するため、地方交付税 7 は増額を見込む一方、
市税では、生産年齢人口の減少による市民税の減少と平成 27 年度の固定資産税の評価替
えにおいて、地価下落を見込んだことによります。
6
図1−3
税財源等の推移(推計)
(億円)
225
220
222
221
221
216
217
217
214
215
215
215
210
209
実績値
205
210
予測値の上限
206
205
207
予測値の下限
200
195
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27

税財源等とは、一般財源 10 から繰入金 11 と繰越金 12 を控除した額

平成 18 年度から平成 22 年度までは決算の実績値、平成 23 年度は予算額、平成 24
年度以降は予測値

予測値の上限、下限は、経済状況や国の制度変更等により、税収が増減すると予測さ
れる幅を提示

この予測値は、現時点での推計値であり、経済状況や国の制度変更等により、変わる
ことがあります
7
第1部
基本構想
第4節 前期計画の総括
〜確かな鼓動
→
自信の回復〜
①めざすまちの将来像の前期総括
前期計画では、まちづくりの視点に『元気』を位置付け、目標達成のための手段を市民
サービスの視点で政策分野ごとに体系化しました。
『元気な多治見』をつくるには、まずそこに暮らす人が老若男女を問わず元気であるこ
とが必要不可欠です。人が元気であるためには、安心して安全に暮らせること、人生にい
きがいやゆとりを持てること等が欠かせません。そのため、保健・医療・福祉の充実によ
り市民の心身の健康を保つことはもちろんのこと、多様な芸術や文化、歴史に触れる環境
づくりにより心の豊かさと、産業活力の創出により経済的な豊かさを育んできました。ま
た、生涯学習や市民活動の推進による交流の促進により、市民がさまざまな活動に主体的
に参加できる仕組みを構築してきました。さらに学校教育の充実や子育て支援の推進によ
り、元気な人づくりを進めてきました。
元気な人の周りには、さらに元気な人が集まり、まちににぎわいをもたらし、まちを元
気にします。観光においては観光誘客やイベント開催等、人が集まる仕組みづくりを充実
してきました。この元気を持続させるため、産業振興による税収の強化と働く場の創出、
都市基盤整備による暮らしやすさ、限りある地球環境への配慮等にも努めています。
また、人が、まちが、多治見が元気であり続けるために、行政だけでなく、市民、地域、
NPO3、民間企業等多様な主体が、情報を共有し、それぞれの特性を活かして、まちづく
りに参加できる体制を構築してきました。
前期計画では、これらの『元気の要素』を取り込みながら、
「たがいに支えあう」
、「じ
まんできる」、「みりょくあふれる」まちに向かい、確かな鼓動を刻み始めました。加速す
る少子高齢化や景気低迷の影響を最小限にとどめるため、今後はまちづくりの担い手の育
成と活用を積極的に行う等、その鼓動を絶やさぬよう、
「もっと元気な多治見」を目指し
ていくことが求められます。
8
②前期計画期間中の財政調整基金 13 残高の推移
図1−4
財政調整基金残高(百万円)
4,946
5,500
4,716
5,000
4,500
4,196
4,183
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
H20
H21
H22
H23
※平成 23 年度は決算見込額
財政調整基金残高は、新市民病院建設に向けた取り崩しのため、平成 20 年度で 40 億円
程度に減少しましたが、その後の積み増しにより増加傾向にあり、平成 23 年度末で約 50
億円に達する見込みです。
③前期計画期間中の市債 14 残高の推移
図1−5
市債残高(百万円)
6,083
60,000
874
1,004
1,009
50,000
40,000
23,271
22,610
21,880
21,740
27,991
29,397
29,739
30,108
H20
H21
H22
H23
30,000
20,000
10,000
0
一般会計
特別会計
企業会計
※平成 23 年度は決算見込額
前期計画期間中の市債残高は、合併関連事業である多治見駅北土地区画整理事業や多治
見駅南北連絡通路整備事業、
(都)※国道 248 号線多治見バイパス整備事業等の大規模事業
の実施により増加しています。
なお、平成 23 年度において企業会計 15 の市債残高が増加しているのは、新市民病院建
設に伴う借入れによるものです。※(都)は、都市計画道路 16 の略語
9
第1部
基本構想
④前期計画期間中の市職員数の推移
図1−6
975
1000
市職員数の推移(人)
945
950
900
816
850
802
800
750
700
H20
H21
H22
H23
平成 19 年に策定した第3次定員適正化計画 17 により、平成 17 年4月1日現在の多治見
市と笠原町を合わせた職員数 1,099 人を平成 27 年4月1日までに 917 人へと 182 人
(16.6%)
削減することとし、現業職員の退職者不補充、合併後の職員体制の見直し、市民病院や保
育園等の指定管理者制度 18 移行等を実施してきました。
その結果、平成 22 年4月1日現在の職員数は 816 人となり、
当初の目標を達成したため、
平成 22 年度に第3次定員適正化計画の見直しを行い、平成 27 年 4 月 1 日現在の職員数を
782 人と変更し定員の適正化に努めています。
第5節 行政運営の方針
第3節で述べたとおり、本市を取り巻く環境がますます厳しくなっていく中で、常にコ
スト意識を持ち、効率的・効果的に行政運営を行っていくことが重要です。人やまちに活
気があふれ、人が長く健康であり続け、まちが持続的に発展していくためには、長期的な
視点で計画的に健全な行政運営を実行していかなければなりません。
一方、
「もっと元気な多治見」の実現には、行政だけでなく、市民、地域、NPO3、民間
企業等が互いに助けあい、支えあうことが必要です。そのため「人」をまちの「財産」と
して認識し、
「人財育成」を最優先に、まちづくりの担い手の育成と活用に努めます。また、
情報の共有化を図るためにわかりやすく情報の提供を行うとともに、積極的に市民参加を
推進していきます。
10
第2章
第1節
めざすまちの将来像
めざすまちの将来像
もっと! 『人が元気!まちが元気!多治見』
厳しい社会環境を認識し、それを乗り越えていくために、前期計画を踏まえたうえで、
『もっと元気』をキーワードとした視点で、まちづくりを行っていきます。
『もっと元気な多治見』をつくるには、まち全体、地域、家庭でのまちづくりの担い手
の育成と活用が不可欠です。そのためには、子どものころから郷土を愛する心を育むこと
や、多治見で暮らす人々が支えあいの精神を養い、また出会いや学びあいによって、いき
がいを見つけることが必要となります。
後期計画では、
「人」は財産であることを再認識し、これからの多治見を担っていく「人
財」の育成と活用を積極的に行い、人が、まちが長く元気であり続けるための基盤づくり
をめざします。
こうしてたくさんの『元気の要素』を取り込みながら、一人ひとりの命が生き活き 19
と輝く『もっと元気な多治見』をみんなでつくっていきます。
【人】老若男女を問わず全ての人、家族
【まち】
「人」の集合体。隣近所(家族を超える単位)
、地域、団体、NPO 3、事業者・
企業、市全体
【多治見】
※将来像の具体的なまちのイメージをまちの名称である「た・じ・み」で始
まることばで表しました。
た がいに支えあう:あらゆる活動主体の力を結集し、将来の世代を育み、互い
に助けあい、支えあっていくこと
じ まんできる
:自分の生まれ育ったまち、暮らしていくまちを誇りに思い、
住み続けられること
み りょくあふれる:他のまちから働く場所や子育ての環境を求めて、多治見に
住みたいと思えること
11
第1部
基本構想
図2−1 「人財育成」の図
人が、まちのあらゆる場で、
5つの要素でつながり、関わりあう!
人
財
育
事業者
企業
学校
たじみ愛
元気
学びあい
成
いきがい
家庭
地域
出会い
ふれあい
支えあい
NPO・団体
「たじみ愛」とは?
郷土やわがまちとしての
多治見への愛着
そして、
人はまちの財産になり、
「人財」の育成と活用で、
多治見はもっと元気に!
社会を取り巻く環境
元気であり続けるための視点
﹃もっと!人が元気!
まちが元気!
多治見﹄
の実現
まちに
魅力あふれる
自慢できる
互いに支えあう
住みたい︑
住み続けられる
﹃多治見大好き﹄
︵みんなが多治見を誇りに思えること︶
『まちの元気!』
人財育成
『人づくり・支えあい』
将来像の実現のために
︵目標達成のための手段︶
元気の要素
『人の元気!』
図2−2 『もっと!人が元気!まちが元気!多治見』の実現への図
12
第2節
元気であり続けるための視点
『元気な多治見』を維持していくには、健康という視点が欠かせません。人が元気であ
り続けるためには、健全な心身をつくることや、病気を早く見つけることが大切です。同
様に、まちが元気であり続けるためには、体力をつけることや、健全な行政運営を行うこ
とが重要です。
そこで、『元気であり続けるための視点』をまちづくりの施策を展開する上での基本理
念として位置付け、無理をせずに身の丈にあったまちづくりを行っていきます。
視点 1
連携協力と市民参加
•「子どもの目」、
「大人の目」、「女性の目」、
「男性の目」 4 つの視点を基本とした市政運
営を行います。
• 行政だけでなく、市民、地域、NPO3、民間企業等多様な主体が、それぞれの特性を活
かして、まちづくりに参加できる体制を構築します。
• 情報公開の充実に努め、多様な主体が情報を共有し、まちづくりに参加できる仕組みを
つくります。
視点 2
収入増
• 個人部門に偏った税収構造の見直しを図り、収入の強化に努めます。
• 税収だけでなく、民間からの幅広い資金調達の手段について考えていきます。
視点 3
予防と診断(評価)
• 将来に負の遺産を残さないために、計画立案段階で事業の効果を分析・検証し、事業の
実施の可否を判断します。(予防)
• 事業の実施過程、実施後に、評価と見直し(事業の診断)を行い、より良いサービスの
提供に努めます。
• 施設等の建設にあたっては、ライフサイクルコスト 20 を十分に検証し、運営にかかる
人件費等も考慮にいれた上で、投資判断を行います。
視点 4
選択と集中(「あれも、これも」から、
「あれか、これか」へ)
• 市民ニーズの変化や行政の縮小等、変化していく社会環境に応じて優先度を見直し、事
業の取捨選択を行います。
• 事業の評価結果を受けて、より優先度の高い事業に集中的に投資します。
視点 5
都市機能の集約化(有効活用)
• まちづくりそのものについて効率化を図るため、拡散から既存の都市機能を有効に活用
していくことに力点を置いた集約化を進めます。
視点 6
行政のスリム化
• 社会の環境変化に迅速に対応し効果的な行政運営をするため、市民サービスだけでなく
定員の適正化等行政自体の省力化を図ります。
13
第1部
基本構想
視点 7
環境配慮
• 限りある地球環境の中で、市民サービス全般において、常に環境に対する配慮を行います。
• 環境配慮型の生活スタイルへの転換を促していきます。
視点 8
将来世代の負担増の緩和
• 少子高齢化の進展に伴い、支える人と支えられる人のバランスが変化していくため、将
来世代の負担増についても十分配慮していきます。
視点 9
災害対策
• 東日本大震災を教訓とし、自然災害に備え、防災体制の強化や防災基盤の整備を図ります。
• 平成 23 年 9 月の台風 15 号による本市の被害状況を検証し、今後も想定される風水害へ
の対応強化を図ります。
• 市民相互のつながりを深め「自分たちのまちは、自分たちで守る」という地域の支えあ
いを促していきます。
第3節
政策分野ごとの元気
『もっと元気』をキーワードとしたまちの将来像を実現していくために、市民サービス
の観点から政策分野ごとに整理し、具体的な施策・事業を実行していきます。
また、具体的な施策・事業を選択する際に、『元気の要素』だけではなく、
『元気であり
続けるための視点』を選択基準としています。
図2−3
元気の要素から目標達成のための手段(政策分野)への過程
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14
【教育・文化】
人が元気に生活していくためには、日々のくらしを豊かにし、笑顔あふれる人を育むこ
とが必要です。そのためには、教育・文化施策の推進により、多治見で育つ人が、まちの
財産として育ち活躍できる「人財」となるよう、積極的に育成していかなければなりませ
ん。そこで、学習習慣・生活習慣の向上やボランティア活動等を通じて「子育ち 21」を支
える教育を推進します。また、学校・家庭・地域が連携して良好な教育環境を構築し、多
治見を愛する未来の担い手づくりを進めます。
生涯にわたってだれもが心の豊かさやいきがいのために学び、スポーツ活動に親しむこ
とができる環境を整備します。公立の幼稚園、保育園、小学校及び中学校において、運動
が「好き」、「楽しい」、「得意」になる教育を推進していきます。また、青少年が社会との
かかわりを自覚し、たくましく生きる行動力を身につけることができるよう、さまざまな
活動に主体的に参加できる仕組みづくりを進めます。さらに、多様な芸術・文化や歴史に
触れることができる環境づくりを進めるとともに、郷土の文化遺産を保存・継承します。
全ての人が一人の人間として尊重される地域社会の形成を図るため、人権啓発を推進し
ます。特に、子どもの権利 22 の普及・啓発や男女共同参画社会 23 の形成に努めます。
【産業・経済】
まちの元気を生み出すには、経済的な活力が欠かせません。働く場所の充実を図り、基
幹となる産業を育成するため、地理的な利便性を活かし、企業誘致の推進によって外部か
らの産業活力を取り入れ、雇用の創出、税収の増加につなげます。また、内発型産業 24 の
発展を支える積極的な事業者を支援し、企業間の連携や産学連携 25 を促すとともに、新
しい産業を興す起業家を育成します。
まちに多くの人が訪れ、にぎわいを生み出すことで元気なまちになっていきます。中心
市街地の再生や、魅力的な観光資源を活かした日帰り観光の誘客、積極的な情報発信や本
市に誘致された企業の関係者等により増加が見込まれる海外からの来訪者の受入態勢を強
化し、多治見の認知度を高めるための取り組みを積極的に行います。
1300 年の歴史を誇り、国内シェアの 50%以上を占める美濃焼 26 の食器やタイルは、人々
がまちを誇りに思う要素のひとつです。地場産業の発展に向けた意欲的な取り組みを支援
し、多治見の顔としての美濃焼の魅力を積極的に発信します。
【都市基盤】
子どもからお年寄りまで、安全でくらしやすい元気なまちを維持していくためには、既
存のまちの有効活用に力点を置いたまちづくりへ転換をしていかなければなりません。後
期計画においては、第2次多治見市都市計画マスタープラン 27 がめざす、集約・再生型都
市計画 28 の醸成を念頭に置いて、地域の個性や自然環境との調和に配慮した土地利用や美
しい風景づくり、ユニバーサルデザイン 29 を取り入れた生活空間の整備を進めていきます。
さらに、地域と連携した消防・救急救命体制の整備や、地域の防災意識向上に向けた取
り組みを促進し、災害に強い元気なまちづくりをめざし、長く安心して住める居住環境の
整備に努めます。
15
第1部
基本構想
そして、活力の感じられる魅力あるまちにするため、多治見駅北土地区画整理事業の促
進や、多治見駅南のまちづくりの検討等、多治見駅を中心とした「まちなか」を、だれも
が集いやすくにぎわいある活動拠点として整備します。
また、それぞれの地域が活発に交流できるように、慢性的な渋滞を緩和するための道路
の改良・修繕や、お年寄りや障がいのある方が安全 ・ 安心に移動できる公共交通機関の充
実を図るとともに、自転車歩行者ネットワークを推進し、人と車がそれぞれ快適に移動で
きるような、人にやさしい交通環境の整備に努めます。
【生活環境】
人が元気に暮らしていくには、まちが元気であるためには、豊かな緑、美しい水、さわ
やかな空気等、快適でうるおいのある良好な環境が欠かせません。そして、良好な環境を
維持していくには、環境への負荷を減らし、豊かな自然を守り育てなくてはなりません。
地球温暖化に代表される地球規模の環境問題にも、身近な環境を守ることにも、地球にや
さしい生活スタイルへの転換等、個人のレベルからできる環境配慮が重要かつ有効です。
特に日本一暑い多治見だからこそできること、やらなくてはならないこと、伝えられるこ
とがあるはずです。
また、環境への取り組みには市民、事業者、市の連携協力が欠かせません。そこで、全
ての市民の参加と協働 30 により、自然と共生した快適でうるおいのあるまちをつくり、
将来の世代へ継承していくための取り組みを進めます。
【保健・医療・福祉】
わたしたちが将来にわたり元気であり続けるためには、まず健康であることが前提とな
ることから、健康づくりの拠点を整備し、市民が自ら病気の予防や健康づくりを実践でき
る機会を増やします。
そして、元気の象徴である子どもたちの声がまちにあふれるように、地域の子育てネッ
トワーク 31 の充実等、地域で安心して子どもを産み育てられる環境を整備します。
また、だれもがいつでも安心して医療を受けられるよう、新市民病院を建設し、他の医
療機関と連携して地域医療体制の充実をめざします。
少子高齢化のさらなる進展に伴い、高齢者が元気で安心して暮らせるように、地域に密
着した介護サービスの充実や、介護予防を推進します。
障がいのある方については、国の制度改正も視野に入れながら、相談支援や生活介護支
援、就労支援等の充実を図るとともに、障がいのある子どもの療育 32 や個々の持つ能力
の維持増進、家族へのサポートを強化します。
高齢であっても、障がいを持っていても今ある能力をできるだけ社会に活かせる場の確
保に努め、だれもが地域で安心して楽しく暮らせるような環境づくりを進めます。
「行政運営・経営」については、第1章第5節「行政運営の方針」として位置付けて
います。
16
第4節
計画全体の構造図
まちづくりの視点に『もっと元気』を位置付け、目標達成のための手段を市民サービス
の視点で政策分野ごとに体系化し、全体の骨組みとします。全体の骨組みを支え、政策を
実現させていくための土台部分として行政運営・経営を位置付けます。
また、右肩下がりの時代における総合計画を実現させていくため、基本的な方針として
「みんなで支えあうまちづくり」
、
「収入構造の転換」
、
「事業の評価と選択」を位置付け、
政策の実行性を担保していきます。
図2−4
計画全体の構造図
めざすまちの将来像
『もっと ! 人が元気!まちが元気!多治見』
『もっと元気』をキーワードとしたまちづくりの視点
みんなで支え
あうまちづくり
保健・医療・福祉
生活環境
都市基盤
産業・経済
教育・文化
収入構造
の転換
事業の評価
と選択
行政運営・経営
【みんなで支えあうまちづくり】
 行政だけでなく、市民、地域、NPO3、民間企業等、それぞれの特性を活かして、情報公開・提
供による情報の共有化を図りながら、手を携え合って、まちづくりを行っていきます
【収入構造の転換】
 法人税収の強化を図り、個人部門に偏っている税収構造を変化させていくことや、税収だけでな
く、民間からの幅広い資金調達手段の検討を行っていきます
【事業の評価と選択】
 市民ニーズの変化や行政の縮小等、変化していく社会環境に応じて事業を評価し、事業のあり方
を見直し、選択していくことによって、より優先度の高い事業に集中的に投資していく体制を構
築します
17
第1部
基本構想
第3章
計画の体系と運営
第1節
計画の体系
めざすまちの将来像を定める「基本構想」が計画の大きな目的とすると、その目的を達
成するための手段(事業)が「基本計画」、
その手段の具体的な進め方を明示したものが「実
行計画」です。
基本構想に定めるまちの将来像をもとに基本計画を設定し、基本計画については、政策
分野ごとに施策を 2 段階(施策Ⅰ、施策Ⅱ)で体系化しています。
施策については、その実施目的・方針を明記します。基本計画に掲げる事業を基本計画
事業と位置付け、施策と基本計画事業の間の「目的⇒手段」の関係を明確にします。
なお、総合計画が市の政策を定める最上位の計画として、より実行性のある計画とする
ため、政策分野ごとの個別計画 2 を整合させます。
図3−1
総合計画と個別計画との関係図
基本構想
政策分野
目的
手段
基本計画
施策Ⅰ
施策Ⅱ
目的
手段
個別計画
基本計画事業
実行計画
具体的な方法
18
第 2 節 計画期間と見直し
①基本構想、基本計画については、その期間を 8 年間(平成 20 年度から平成 27 年度まで)
とします。
②基本計画の前半 4 年間を前期計画、後半 4 年間を後期計画(展望計画)とします。
③実行計画は、常に 4 年間の計画を保有するシステムとします。
④市長マニフェスト 33 を市の政策として実行していく上で、総合計画の中に位置付け、
より政策実行型の計画とし、市長の任期ごとに見直しを行います。
⑤基本計画の見直しにあたっては、多治見市市民参加条例 34、多治見市パブリック・コメ
ント手続条例 35 に定める市民参加を図ります。
図3−2
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計画期間と見直しの図
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注:本市は、多治見市健全な財政に関する条例 36 に基づき、中期的な期間(4 年間)にお
ける財政計画(中期財政計画 37)を策定することとしています。実行計画は、中期財
政計画との整合を図り、常に 4 年間の計画を保有する必要があるため、第 6 次総合計
画後期計画期間終了後についても暫定的に保有します。
19
第1部
基本構想
第3節
計画的な財政運営
見直しにあたっての環境認識で述べたように、少子高齢化の進展により市税収入の減少
や社会保障関係費 38 の増加が予測され、
厳しい財政運営を強いられることが予想されます。
そこで、多治見市健全な財政に関する条例 36 に定める総合計画策定における原則に従い、
計画的な財政運営を行います。
実行計画期間内の歳出計画額は、歳入の予測値の上限と下限の範囲内で推移しています。
ただし、平成 24・27 年度では予測値のほぼ上限近辺で推移しており、歳入の状況によっ
ては、優先度をもとに事業の規模、実施時期等について検討する必要があります。
実行計画期間内の財政判断指数 39 は、全て財政健全基準 40 の範囲内です。
ただし、新市建設計画5 等の大規模事業の実施に伴い、負債の額が増えるため、償還可
能年数 41 は長期化する見込みです。また、経費硬直率 42、経常収支比率 43 はともに、社会
保障関係費の増加や税収の減少等の理由から、
現状よりもやや上昇すると予測しています。
さらに、財政調整基金充足率 44 は、事業の実施にあたり既存の基金を一定の範囲内で取
り崩すことから低下する見込みです。
①実行計画期間内における一般会計 45 の歳出計画額
(単位:億円)
歳出計画額

平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
352
340
341
334
歳出計画額は、法律で定められている事業や管理的な経費も含めた全て
の事業費の合計
(ただし、上下水道、病院等の事業費は含まれていません)
②歳入の予測値の幅について
(単位:億円)
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
予測値の上限
354
345
348
337
予測値の下限
345
334
334
326

歳入の予測値は、税収、補助金、借入金等の合計値

歳入の上限・下限は、経済状況や国の制度変更等により、税収が増減す
ると仮定して推計
20
図3−3
歳入の予測値と歳出計画額(億円)
360
350
340
330
320
H24
H25
予測値の上限
H26
H27
歳出計画額
予測値の下限
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
償還可能年数 41
7.5 年
7.3 年
7.7 年
8.0 年
経費硬直率 42
70.1%
69.0%
70.0%
70.8%
財政調整基金充足率 44
12.3%
12.0%
11.5%
11.1%
経常収支比率 43
86.0%
85.7%
87.5%
88.7%
1,703
△ 414
1,751
△ 476
百万円
百万円
百万円
百万円
③実行計画期間内における財政判断指数 39
実態収支 46

歳出計画額、歳入の予測値、財政判断指数はいずれも、現時点での予測値であり、経
済状況や国の制度変更等により、変わることがあります
【今後の財政運営について】
●
元気であり続けるための視点にあるように「収入増」や「行政のスリム化」を実践し、
財政の健全性を維持・向上させていきます。
●
実行計画の毎年の見直しや財政計画の策定等によって、計画額の適正化等財政の健全
性を定期的にチェックしていきます。
21
第1部
基本構想
第4節
進行管理と評価
めざすまちの将来像の実現性を担保するため、
「計画⇒実行⇒評価⇒見直し⇒計画」の
サイクルを確立していきます。
①基本計画事業を着実に進めるため、計画の実行と評価、そして予算編成を連動させ、一
体的に進めます。
②基本計画事業ごとに各年度の事業内容をまとめた実行計画シートを作成し、進行管理を
行うとともに公表します。
③個々の事業を予算化する際の基準として、あらかじめ優先度を明記します。
④事業の評価にあたっては、毎年度事業の実施状況、成果等について、分析・検証し、そ
の結果を実行計画に反映し、公表します。
⑤施策ごとの目標を明確にし、施策の成果等について、分析・検証し、その評価結果を公
表します。
⑥進行管理・評価について、定期的に市民・有識者による外部委員会に対して、事業の追
加・廃止・変更・改善にかかる意見を求めます。
⑦行政改革との連携を今まで以上に図っていくため、総合計画、行政改革大綱 47 ともに
同一の委員会で進行管理・評価を行っていきます。
図 3 −4
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総合計画の評価サイクル
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22
ᚘဒ
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第2部 基本計画
神言会
多治見修道院
23
第2部
基本計画
教育・文化
施
策
Ⅰ
施
策
Ⅱ
確かな学力・体力と豊かな心を育む教育を推進します
学 校 教 育
学校教育環境を整備 ・ 充実します
芸術・文化の振興を図ります
文
化
文化財、伝統文化の保存・継承・活用を図ります
生 涯 学 習
生涯学習推進のため、事業の充実、活動の支援をします
スポーツ振興
生涯スポーツの普及 ・ 促進を図ります
人
人権尊重社会の形成に努めます
権
▲小学校、中学校での「脳活学習 48・スキルアップ学習」の導入
24
学校教育
施策Ⅱ
確かな学力・体力と豊かな心を育む教育を推進します
・基本的な学習習慣や生活習慣を身につけるための取り組みが必要となってきています
・子どもの学習意欲を高めることが求められています
現状と課題 ・子どもが健やかで、元気な体をつくることが求められています
・不登校や障がいのある子どもへの取り組みを継続的に行い、対応を強化する必要があります
・地域と連携した学校づくりを進めることが必要です
・わかる喜びや学ぶ楽しさを感じる学校づくり
・基本的な学習習慣や生活習慣を身につけるための取り組みの推進
施策の方針 ・健やかな心と体を培う教育の推進
・地域や社会の仕組みを学び、社会に参画して自分たちで新たな社会を創造していくための力の育成
・開かれた学校づくり 49 を進め、学校・家庭・地域の力を合わせた教育体制づくり
施策の対象 ・子ども、教職員、保護者、地域
事
業
名
担当課
きめ細やかな教育を行うため 30 人程度学級 50 を実施します
教育推進課
習慣向上プロジェクトたじみプラン 51 に基づき、
「いきいき遊び 52・脳活
学習 48」、
「早ね・早おき・朝ごはん運動 53」
、
「ボランティア活動」等を
進めます
教育研究所
多治見式体力トレーニング(体トレ)54 の効果的な方法を調査検討し、
教育研究所
実施します
基本計画
事
業
教育基本計画 55 を定期的に見直し、推進します
教育推進課
教職員の教育力を充実します
教育研究所
不登校児童・生徒に対して適切な指導を行います
教育推進課
キキョウスタッフ 56 の配置を充実し、特別支援教育 57 を推進します
教育推進課
小中学校の英語指導を充実します
教育推進課
笠原地区における幼保小中一貫教育 58 を推進し、他地区への拡大を検討
します
教育推進課
学校給食を充実するとともに食育を進めます
教育総務課
子どもの読書活動推進計画 59 に基づき、子どもの読書活動を推進します
教育推進課
地域における優れた知識や技能を有する「人財」を教育活動に活かしま
す
教育推進課
保護者や地域住民の意見を学校運営に活かします
教育推進課
25
第2部
基本計画
施策Ⅱ
学校教育環境を整備 ・ 充実します
・老朽化、又は耐震補強が必要な学校施設の整備や建替えを今後も計画的に行っていく必要がありま
す
・学校給食施設の老朽化が進んでいるため、計画的に整備、更新を図る必要があります
現状と課題
・情報教育に関する設備の整備、更新を図る必要があります
・子どもが安全に登下校できる環境を整える必要があります
・多治見らしい特色ある学校づくり 60 を支援、推進する必要があります
施策の方針
・良好な教育環境の整備・充実
・安全で安心して食べられる学校給食の提供
施策の対象 ・子ども、教職員、保護者、地域
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
池田小学校を建て替えます
教育総務課
南姫小学校のプールを整備します
教育総務課
昭和小学校の体育館を建て替えます
教育総務課
調理場整備計画 61 に基づき、学校給食調理場の施設整備を進めます
教育総務課
情報教育を推進するため、学校 ICT62 設備を更新します
教育総務課
地域と連携し、子どもの安全確保に努めます
教育推進課
創意工夫を重ねた特色ある学校づくりを支援します
教育推進課
教育フォーラム 63 を開催し、開かれた学校づくり 49 を推進します
教育推進課
文化
施策Ⅱ
芸術・文化の振興を図ります
・文化の振興を推進するため、文化振興の方針 64 に沿った取り組みをする必要があります
・市民にさまざまな文化活動を促すため、広く市民が文化に出会い、楽しみ、交流する機会を提供す
る必要があります
現状と課題
・国際交流や多文化共生 65 を含め市民の間で自主的に行われているさまざまな文化活動を支援する必
要があります
施策の方針
・文化振興の方針に基づく芸術 ・ 文化事業の推進
・市民が主体となった芸術・文化活動への支援
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
26
業
業
名
担当課
芸術・文化施策を推進します
文化スポーツ課
国際交流協会と連携し、国際交流や多文化共生を促進します
文化スポーツ課
施策Ⅱ
文化財、伝統文化の保存・継承・活用を図ります
・時代や社会の変化の中で失われる可能性のある価値の高い文化財や、開発で破壊される埋蔵文化財
の保護が必要です
現状と課題
・民俗伝統芸能 66 は今後、文化財の指定を含め、保存と継承を図る必要があります
・収集、発掘した文化財を活用し守り、未来へ伝えていくことへの理解を広め深めることが重要です
・地域の財産や民俗伝統芸能の調査と文化財としての指定と保護
施策の方針 ・指定文化財、埋蔵文化財、歴史資料、民俗資料等の保存と活用
・地域に残る民俗伝統芸能の継承と伝承者の育成
施策の対象 ・市民、文化財所有者
事
業
名
担当課
基本計画
指定文化財や埋蔵文化財を保護します
文化財保護センター
事
文化財や伝統文化の普及啓発を推進します
文化財保護センター
歴史的文化資料を収集、保存し、活用します
文化財保護センター
業
生涯学習
施策Ⅱ
生涯学習推進のため、事業の充実、活動の支援をします
・自己実現に対するニーズに合った各種講座等の事業の充実が求められています
・社会的な生活の充実を図るための市民主体の生涯学習活動への支援が必要です
・少子高齢化の進行や団塊世代の地域活動ニーズの増加等による、地域の実情に合った生涯学習施策
の展開が必要です
現状と課題
・子どもが意欲を持って中心的に活動できるよう、家庭・学校・地域が連携しながら、それぞれの役
割を果たす必要があります
・家庭・親子の関係を見つめなおすことが求められています
・子どもの出生前後や就学前の不安を解消するため、情報交換などの充実が求められています
・市民ニーズを反映した学習機会の充実及び学習情報の提供
・指導者的存在となる「人財」の発掘等、地域づくりのための生涯学習活動への支援
施策の方針
・子どもが主体的に活動できる仕組みづくり
・親子の良好な関係を築くための仕組みづくり
施策の対象 ・市民、子ども・若者、学校、家庭、地域活動団体
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
公民館や学習館等の生涯学習施設の事業を充実します
文化スポーツ課
市民主体の生涯学習活動を支援します
文化スポーツ課
青少年の健全育成を推進します
教育推進課
親育ち4・3・6・3たじみプラン 67 に基づき、親子の良好な関係を築
きます
教育推進課
根本地域に根本交流センター 68 を建設します
文化スポーツ課
27
第2部
基本計画
スポーツ振興
施策Ⅱ
生涯スポーツの普及 ・ 促進を図ります
・日常的にスポーツを継続して行う人を拡大するため、機会や情報の提供の充実が求められています
・生涯にわたって健康を維持していくため、幼少期からの適度な身体的運動が必要です
・障がい者スポーツの普及と推進に向けた取り組みが必要です
・学校部活動、ジュニアクラブ活動、クラブ活動がそれぞれ連携協力を図り、ジュニア層のスポーツ
活動を支援することが必要です
現状と課題
・指導者不足及び選手の育成強化に対応するため、指導者の育成と資質の向上、指導体制の強化が必
要です
・平成 24 年のぎふ清流国体 69 に向けて、歓迎やおもてなし、ボランティア、応援観戦等市民参加のた
めの周知、啓発が必要です
・だれもが日常的、主体的にスポーツに親しむ「豊かなスポーツライフ」の構築
・生涯スポーツ推進プラン 70 の評価と次期プランの策定
・競技人口の拡大と競技力の向上
施策の方針
・国体多治見市開催競技のPRの充実
・選手の育成・強化
・指導者の育成及び資質向上
施策の対象 ・市民、子ども
事
業
名
身近な場所で、スポーツに親しむ機会を充実します
基本計画
事
業
文化スポーツ課
競技スポーツ活動を支援するとともに、指導者の育成と活用を通して競
文化スポーツ課
技力の向上に努めます
市民各界各層の参加により、ぎふ清流国体の機運を高め、多治見市開催
競技会の円滑な運営を図ります
既存施設を有効に活用し、スポーツを継続できる環境を整えます
▲子育て支援は親育ち支援でもあります
28
担当課
国体推進室
文化スポーツ課
人権
施策Ⅱ
人権尊重社会の形成に努めます
・子どもの権利に関する条例 71 に基づき、子どもの権利 22 の普及啓発・活動支援・権利侵害からの救
済と回復に関する事業を展開していますが、いじめや虐待等、子どもの権利侵害事例は増えています。
今後も子ども、おとな双方に対して普及啓発する必要があります
・男女が性別にかかわりなく自分らしく生きられるよう、日常生活上の課題やニーズに適切に対応す
る必要があります
現状と課題
・一人ひとりの人権が尊重され守られていく社会をめざして、啓発活動、相談事業を行っていますが、
差別のない社会の実現のためにまわりの人とよく生き合う 72 ことの大切さにも目を向ける必要があ
ります
・人権思想に対する市民の理解は得られつつありますが、さらに子どもの権利を含め、人権思想の普
及に努める必要があります
・子どもの権利に関する推進計画 73 の推進による子どもの自分づくりへの支援
・男女共同参画プラン 74 の見直しと推進による性別に捉われない自分らしく生きられるまちづくり
施策の方針
・社会情勢の変化にかかわらず、人権教育及び人権啓発の継続的な推進による差別のない、よく生き
合う社会の実現
施策の対象 ・市民、保護者、子ども施設関係者、事業者、保育又は教育に携わる者
事
基本計画
事
業
業
名
子どもの権利を尊重し、子どもの自立を促します
担当課
くらし人権課
男女共同参画プランを推進し、男女共同参画社会 23 の実現をめざします くらし人権課
全ての人々の人権が保障される地域社会をめざして人権施策推進指針 75
くらし人権課
に基づき、人権啓発を進めます
▲第14回たじみ子ども会議(多治見市民のエコで便利なまちづくり大作戦)
29
第2部
基本計画
産業・経済
施
策
Ⅰ
企 業 誘 致
施
策
Ⅱ
企業誘致を積極的に進めます
新規産業の創出をはじめとした地域経済活性化を推進します
市 内 産 業
中心市街地に活気を取り戻す取り組みを支援します
農業者を支援して地産地消 76 を進めます
地 場 産 業
産 業 観 光
77
美濃焼 26(食器 ・ タイル)の競争力を高める取り組みを支援します
にぎわいを生み出す産業観光の取り組みを支援します
産業観光の情報を積極的に発信します
▲多治見まつりの武者行列
30
企業誘致
施策Ⅱ
企業誘致を積極的に進めます
・高速道路の開通等で企業誘致の地理的優位性が高まっており、雇用の観点からも新たな産業の誘致
を積極的に進める必要があります
現状と課題
・次期工業団地の造成に向けて、企業ニーズにあわせて魅力的な場所を選定した上で、効率的で効果
的な事業計画の立案を行う必要があります
施策の方針
・企業誘致の推進
・工業団地の整備
施策の対象 ・企業、市内で働く市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
さまざまな支援策やネットワークを活用して企業誘致を進めます
企業誘致課
企業立地のための魅力ある場所づくりを進めます
企業誘致課
市内産業
施策Ⅱ
新規産業の創出をはじめとした地域経済活性化を推進します
・まちの活性化のために、企業間のさまざまな交流の場を設ける等、多治見を起点とした地域経済の
活性化を進める必要があります
現状と課題
・起業支援センター 78(BI)を通じた支援等によって起業家の活動の積極化が進み、新産業の芽が生ま
れつつあります
施策の方針
・「き」 業展 79 及び企業お見合い 80 の開催による多治見を起点とした地域経済活性化の推進
・起業支援センターを中心とした起業家支援の継続
施策の対象 ・企業、起業家、個人事業者
事
業
名
担当課
「き」業展や企業お見合い等の開催により、市内企業を中心に契約獲得
基本計画 や業務提携等の機会、企業間のネットワーク形成の場を提供します
産業観光課
事
起業支援センターを活用して起業家への支援を充実します
産業観光課
市内での就業機会の提供を支援し、市内産業を担う「人財」を確保しま
す
産業観光課
業
31
第2部
基本計画
施策Ⅱ
中心市街地に活気を取り戻す取り組みを支援します
現状と課題
・中心市街地の商店街は、にぎわいの創出に向けた商店街独自の取り組みが行われているものの、空
き店舗の増加、事業主の後継者問題等の課題があります
施策の方針
・中心市街地活性化の中心的役割を担う意欲の高い事業者の取り組みへの支援
・活性化に積極的な事業者の意欲向上への働きかけ
施策の対象 ・事業者、商店街
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
商店街のにぎわいづくりに向けた積極的な取り組みを支援します
産業観光課
中心市街地の空き店舗対策を通じて、意欲のある事業者を支援します
産業観光課
農業者を支援して地産地消 76 を進めます
施策Ⅱ
・後継者不足や生産物価格の下落等により生産者の経営は厳しい状況ですが、消費者側に地消の動き
があり、その対応が求められています
現状と課題
・環境保全の観点からも、農村環境の保全や環境を重視した農業生産への取り組み、都市型農業の推
進が求められています
・生産者と消費者が触れ合う場を通じた地産地消の取り組みへの支援
施策の方針 ・遊休農地 81 解消等、農地保全のための地域の一体的な取り組みや都市型農業としての観光農園への
支援
施策の対象 ・市民、農業従事者
事
基本計画
事
業
名
担当課
生産者と消費者が触れ合う場を通じて地産地消を進めます
産業観光課
地域の特色ある農業生産を支援します
産業観光課
▲第 9 回「き」業展 79
32
業
地場産業
施策Ⅱ
美濃焼 26(食器 ・ タイル)の競争力を高める取り組みを支援します
・海外製品の国内への流入や市場ニーズの変化によって、地場産業は厳しい状況が続いています
・美濃焼の高付加価値化による新たな市場開拓が求められています
現状と課題
・陶磁器意匠研究所の地場産業へのさらなる支援が求められています
・国際陶磁器フェスティバル美濃 '11 の成否をふまえ、今後のあり方について検討を行う必要があります
・美濃焼の高付加価値化、新規市場開拓に取り組む積極的な事業者やグループへの支援
施策の方針 ・陶磁器意匠研究所における陶磁器産業・文化の担い手育成、企業による研究開発等への継続的な支援
・国際陶磁器フェスティバル 82 の今後のあり方の検討
施策の対象 ・企業、事業者やグループ、地場産業関係団体
事
業
名
担当課
美濃焼のブランド力の向上や販路開拓 83 に取り組む積極的な事業者を支
援します
基本計画
事
業
産業観光課
美濃焼の製造技術やデザインの担い手を育成します
陶磁器意匠研究所
高付加価値製品の開発を支援します
陶磁器意匠研究所
産業と文化の両面から美濃焼の魅力を高める催事として、国際陶磁器
フェスティバルを開催します
産業観光課
産業観光 77
施策Ⅱ
にぎわいを生み出す産業観光の取り組みを支援します
・
「本町」
「市之倉」
「たかた・おなだ」のオリベストリート 84 で、地域の主体的な産業観光の取り組み
が行われています
現状と課題
・伝統的なまつりや地場産業を活かしたイベントは定着しており、ステップアップが求められています
・観光ボランティアガイド 85 等の仕組みは定着しつつあり、さらなる活動の場が求められています
・オリベストリートを中心とした既存地域のまちづくり活動への協力と新たな地域の意欲醸成及び支援
施策の方針 ・より魅力的な内容をめざした伝統的なまつりや地場産業を活かしたイベントの開催支援
・観光ボランティアガイドの活動支援等による官民一体となった産業観光への取り組み
施策の対象 ・市民、地域、事業者、ボランティア、イベント等の主催者・実行委員会
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
オリベストリートを中心とした地域の主体的なまちづくり活動を支援し
ます
産業観光課
伝統的なまつりや地場産業を活かしたイベントの開催を支援します
産業観光課
地域での陶磁器展示施設等の整備を支援し、産業観光の魅力を伝えます
産業観光課
観光ボランティアガイドの活動を支援します
産業観光課
33
第2部
基本計画
産業観光 77 の情報を積極的に発信します
施策Ⅱ
・陶磁器産地として、やきもの愛好家への知名度は高いものの、観光地としての一般への知名度は高
いとはいえません
現状と課題
・美濃焼 26 に続く多治見の知名度を上げるための新たな要素が求められています
・日帰り観光の魅力向上のために、分散している観光施設の面的なつながりが必要です
・観光客誘致のための積極的な PR
・日帰り観光客の増加に向けて「美濃焼」と「日本一の暑さともてなしの厚さ」をキーワードとした
観光客誘致の推進
施策の方針
・多治見駅から商店街、本町オリベストリート 84 までの面的なつながりの強化
・多治見の知名度の向上に資する映画やテレビ CM 等のロケ誘致
・
(仮称)日本タイル館 86 の建設に向けた諸条件の整備
施策の対象 ・市民、事業者
事
基本計画
事
業
業
名
観光資源を活かし、「美濃焼」と「日本一の暑さとおもてなしの厚さ」
をキーワードに、観光協会等と連携して日帰り観光・海外誘客の強化に 産業観光課
取り組みます
運営体制等の諸条件を整えた上で(仮称)日本タイル館を整備します
▲JR多治見駅でのイベント
34
担当課
産業観光課
都市基盤
施
策
Ⅰ
施
策
Ⅱ
計画的な市街地形成と、地域の個性を活かした土地利用を誘導します
土地利用
区画整理事業を行い、宅地利用を促進します
駅周辺への都市機能の集約化を図り、にぎわいを創出します
都市景観
美しい風景づくりを進めます
住み良い住まいづくりを促進し、安全 ・ 安心な住環境整備を進めます
居住環境
安心できる生活を確保するため、迅速な消防 ・ 救急活動を実施します
災害の発生に備え、災害対策体制や防災 ・ 減災基盤を整備します
快適に移動できる道路交通網を整備します
計画的な道路の維持 ・ 修繕を行います
交通政策
「人」 にやさしい交通対策を進めます
利便性の高い公共交通を確保します
▲多治見駅南駅前広場
35
第2部
基本計画
土地利用
施策Ⅱ
計画的な市街地形成と、地域の個性を活かした土地利用を誘導します
・中心市街地では、商業機能の低下、人口減少等によりにぎわいが失われています
・市街化調整区域 87 では、少子高齢化の進行により、地域コミュニティの維持が懸念されています
・市街化区域 88 の縁辺部(周辺市街地)では、低・未利用地が多く計画的なまちづくりが進んでいま
せん
現状と課題 ・農地については不耕作地が増加しており、また森林についてもわずかではあるものの減少傾向が続
いているため、防災機能の確保等の観点からも農地・森林の保全が望まれています
・限りある国土の有効利用と保全のため、土地境界等について実態を正確に把握する必要がありますが、
全域の実態把握に少なくとも数十年を要することから、継続的な実施が求められています
・関連部署と連携して地籍調査 89 データの有効活用を図っていく必要があります
・計画的なまちづくりの誘導(区画整理事業、地区計画 90 の策定、市街化調整区域における開発許可
基準の弾力化 91 等)
施策の方針 ・都市計画区域区分 92 の継続と中心市街地の活性化対策
・地籍調査の継続と地籍調査データの活用方法の検討
・低炭素社会 93 をめざしたまちづくり
施策の対象 ・市内全域
事
基本計画
事
業
施策Ⅱ
業
名
担当課
土地利用の現況と課題を把握し、土地利用に関する基本方針を見直します
都市政策課
多治見都市計画の区域、区域区分(線引き)、地域地区 94 を見直し、地
域の特性に応じた地区計画等の導入について検討します
都市政策課
地籍調査を順次実施し、土地の実態把握に努めます
開発指導課
まちなか居住の促進と低炭素型まちづくり 93 を推進します
都市政策課
区画整理事業を行い、宅地利用を促進します
・市街地内の宅地の利用増進を図るため、道路、公園等の公共施設を整備改善し、土地の区画を整え
ていく必要があります
・整備が進んでいる神戸
・栄土地区画整理事業を支援し、良好な市街地形成をめざす必要があります
現状と課題
・神戸・栄区域内において合併記念となる「
(仮称)笠原記念公園 95」の整備と、区域に接する笠原川の
親水化を図るため、遊歩道等の整備が望まれています
・早期完成をめざし、神戸・栄土地区画整理事業を支援
施策の方針 ・「(仮称)笠原記念公園」の整備計画を策定し整備に着手
・県のベストリバー事業 96 と整合するよう整備計画を策定
施策の対象 ・市民、神戸・栄土地区画整理組合
事
基本計画
事
業
業
名
笠原地区の市街地形成を図るため、神戸・栄土地区画整理組合の事業を
支援します
(仮称)笠原記念公園の整備計画を策定し、着手します
36
担当課
区画整理課
緑化公園課
施策Ⅱ
駅周辺への都市機能の集約化を図り、にぎわいを創出します
・多治見駅周辺に多くの人が集うよう、にぎわい拠点の中心となる複合施設の整備方針を策定する必
要があります
現状と課題 ・複合施設整備に関連して、多目的広場 97、立体駐車場の整備方針を策定する必要があります
・自転車の放置や自転車・バイクの盗難が問題となる中、対策を検討する必要があります
・多治見駅南北の一体化を図るために、中心市街地のあり方を検討する必要があります
・多治見駅北駅前街区の全体整備構想を策定し、中心となる複合施設の基本計画を策定
・駐輪場(有料)を整備し、駅北駅前の景観と防犯に配慮
施策の方針
・駅北地区や駅の整備にとどまらず駅南地区の都市再生を図るため、事業手法を決定
・景観や快適な歩行空間を確保するため、駅北地区の一部区間の電線類を埋設
施策の対象 ・市民、JR多治見駅利用者
事
業
名
担当課
みんなが集いにぎわいある拠点施設として、分庁舎、保健センター等の
公共公益施設 98、多目的広場を整備します。また、民間資本による商業・ 区画整理課
娯楽施設、駅北駐車場の整備を誘導します
基本計画 (仮称)駅北駐輪場(有料)を民間活力を利用して整備します
事
業
にぎわいある駅周辺地区の形成に向けて、道路や宅地の整備を行います
区画整理課
区画整理課
駅南地区の市街地整備の事業手法を決定し、支援します
区画整理課
安全で快適な歩行空間を確保するため、駅北土地区画整理区域内の都市
計画道路 16 において、電線類を埋設(地中化)します
区画整理課
都市景観
施策Ⅱ
美しい風景づくりを進めます
現状と課題
・風景づくりに対する事業者の意識は高まりつつありますが、市民の関心はまだ十分とはいえないた
め、さらなる意識啓発が必要となっています
・風景づくり全体の中で、広告物のあり方を検討し規制していく必要があります
・風景づくりアドバイザー制度 99 等、事業者に対する景観意識向上策の継続実施
施策の方針 ・市民参加の風景づくりを支援
・屋外広告物 100 規制のあり方の検討及び適正指導
施策の対象 ・市民、事業者
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
風景づくりアドバイザー制度、
景観サポーター 101 制度等を有効に活用し、
都市政策課
美しい風景づくりを推進します
市民参加による美しい風景づくりを支援するため、推進地区 102、市民遺
産 103 等を指定し助成します
都市政策課
良好な広告景観を形成するため、屋外広告物の規制、誘導をします
都市政策課
37
第2部
基本計画
居住環境
施策Ⅱ
住み良い住まいづくりを促進し、安全 ・ 安心な住環境整備を進めます
・市の行う耐震診断・耐震改修助成事業の利用者が少なく、耐震化事業促進に向けた取り組みを進め
ていく必要があります
・市営住宅の集約化について、入居者の事情などにより、なかなか進まない状況にあります
・郊外住宅団地の高齢化、空洞化が進みはじめています
現状と課題 ・高齢社会の到来により、増加する高齢者・障がい者等が自立した生活を送れる住まいの確保が必要
になってきています
・225 棟、1,257 戸ある市営住宅のうち、約半数を超える住戸は耐用年数の2分の1以上を経過し、老
朽化が進みつつあることから、順次対策を進めていく必要があります
・狭あい道路 104 を解消し、道路の住環境保全機能や防火・防災機能を確保する必要があります
・耐震化促進に向けた制度の検討や周知
・老朽化した市営住宅の廃止・集約を順次実施
施策の方針 ・高齢者・障がい者等の日常生活の利便性や安全性を確保するため、市営住宅を住戸改善
・住宅の質や住環境の向上に向けた取り組みを促進
・支障物件移転費用の助成による狭あい道路解消の促進
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
名
担当課
建物の耐震診断、耐震補強工事を促進し、安全確保の取り組みを支援し
ます
開発指導課
市営国京団地の跡地利用に向けて市道改良を実施し、跡地利用計画を策
定します
建築住宅課
市営住宅の補完機能や市街地の空洞化防止機能を有する民間空き住宅を
有効活用します
建築住宅課
市営住宅の入居者が良好な住環境の中で生活できるよう住宅を整備します
建築住宅課
市民の住まいの安定確保及び向上のため、
空き住宅・宅地ストック活用策 105
の検討や、住まいづくりに関する情報の提供を行います
都市政策課
建物の通風、日照の確保や火災時の延焼防止等、道路の持つ本来の機能
を発揮できるよう狭あい道路整備を促進します
開発指導課
▲狭あい道路整備
38
業
施策Ⅱ
安心できる生活を確保するため、迅速な消防 ・ 救急活動を実施します
・消防救急無線のデジタル化整備をしていく必要があります
・昼間に活動できる消防団員が減少しており、若年層団員をはじめ活動人員の確保が必要です。また
これを補完するために必要な「女性やシニア世代」等が活動できる新しい消防団の形が求められて
現状と課題 います
・消防車両の更新整備計画に基づき車両を更新し、機動力及び消防力を強化する必要があります
・AED106 の市内設置推進、バイスタンダー 107 の育成、県立多治見病院ドクターカーとの連携体制整備、
救急救命講習会の指導体制強化等による救命効果の向上の促進を図る必要があります
・消防無線のデジタル化整備
・消防団と自主防災組織 108 が連携した災害に強いまちづくり
施策の方針
・消防車両の更新整備計画に基づく車両の更新
・救急救命体制の強化
施策の対象 ・市民、消防団
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
消防通信指令施設の整備を行います
通信指令課
消防力の充実強化のため、消防車両の更新を順次進めます
予防警防課
防火水槽の耐震化を順次進めます
予防警防課
自主防災組織との連携等も含めた消防団のあり方を見直し、消防団員の
加入促進、地域消防力の強化に努めます
消防総務課
救命率の向上を図るため、救急救命体制を強化し、救命方法の普及を推
進します
予防警防課
▲防災訓練
39
第2部
基本計画
施策Ⅱ
災害の発生に備え、災害対策体制や防災 ・ 減災基盤を整備します
・大規模災害の発生が懸念される中、市民の防災意識向上を進め、
「自助・共助・公助 109」のバランス
の取れた災害に強いまちづくりを進める必要があります
現状と課題 ・費用面の問題等により、ブロック塀除去等の市民の自主的な防災対策がなかなか進まない状況にあ
ります
・東日本大震災を教訓に、防災対策の強化を図る必要があります
・行政、ボランティア、地域等が一体となった災害時要援護者 110 支援体制 111 の構築
・災害時等に、市民に迅速な情報提供を行うための防災行政無線 112 の更新及び周波数統合
・災害ボランティア 113 及び災害ボランティアコーディネーター 114 の養成
施策の方針 ・防災機能の向上を図るため、治水対策、橋梁の耐震整備、防災倉庫 115 の設置等、防災基盤の計画的
な整備
・市民の自主的な防災体制整備の促進に向けた支援
・災害時における応急物資確保等のため、民間や他自治体との連携体制の強化
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
40
業
業
名
担当課
災害時の情報提供手段を確保するため、老朽化した防災行政無線の更新
を行います
企画防災課
災害に備えて、急傾斜地崩落対策 116 や橋梁の耐震整備を順次進めます
道路河川課
河川、ため池等の保全及び水防倉庫 117 の機材管理等の水防対策を行い
ます
道路河川課
要援護者情報の共有や緊急時連絡体制の確立等、行政やボランティア、
企画防災課
地域が連携して活動できる災害対策体制を確立します
広域避難所 118 に防災倉庫を順次設置します
企画防災課
地域の防災対応力を高めるため、自主防災組織 108 の活動を支援します
企画防災課
緊急時に迅速に対応できるよう危険箇所や災害情報の共有に努めます
企画防災課
震災時の避難路の安全を確保するため、ブロック塀除去を促進します
企画防災課
民間企業や他自治体との防災協定 119 の締結を進め、災害時に対応でき
る体制整備を進めます
企画防災課
交通政策
施策Ⅱ
快適に移動できる道路交通網を整備します
現状と課題
・市街地内では慢性的な渋滞が発生しているため、緩和する対策が必要です
・道路幅が狭い等の危険な道路が多く、交通の安全確保を図るため、道路改良が必要となっています
施策の方針
・渋滞緩和や安全確保の観点から、より効果的な路線から計画的に整備
・国・県・市が一体で整備できるよう、国・県へ要望
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
市街地の渋滞を緩和するため、多治見インター交差点から国道 19 号住
吉町を結ぶ道路を 4 車線化します
道路河川課
中心市街地を取り巻く内環状道路と多治見駅のアクセス強化のため、太
平町 4 丁目から国道 248 号音羽 4 交差点を結ぶ道路を整備します
道路河川課
県道多治見犬山線の整備計画にあわせて、小泉駅南側道路を整備します
道路河川課
外環状機能を高め市街地の通過交通量を削減するため、富士見町から大
針町までを結ぶ道路の改良整備を行います
道路河川課
渋滞を緩和し、交通の安全性を高めるため、地域の道路を改良整備しま
す
道路河川課
「国道 248 号、国長橋から音羽町を結ぶ道路」等の県管理道路の整備促
進を県へ要望します
道路河川課
中心市街地周辺の交通を円滑にするため、(都)上山平和線、(都)音羽
小田線の整備に向けた調査を行います
道路河川課
笠原地区を快適に通行できるよう、笠原環状線の整備に向けて調査検討
します
道路河川課
笠原地区の交通を円滑にするため、笠原南北線の整備に向けて調査検討
します
道路河川課
東濃3市のネットワーク機能をさらに強化するため、富士見町と東町を
結ぶ道路(東濃西部都市間連絡道路 120)の整備促進を国、県へ要望しま
す
都市政策課
内環状道路の一部である(仮称)(都)平和・太平線、市街地交通を分
散する(仮称)(都)多治見・下石線の整備促進を県へ要望します
都市政策課
県道河合多治見線の整備計画にあわせた東栄町から山吹町を結ぶ道路の
整備について、調査検討します
道路河川課
現状を検証し、快適に移動できるよう、適切なサイン設置を検討します
都市政策課
41
第2部
基本計画
施策Ⅱ
計画的な道路の維持 ・ 修繕を行います
・橋梁の老朽化が進んでおり、補強・補修を含めた整備方針の確立が必要な状態にあります
・厳しい財政状況の中で、総延長約 650 kmに達する市道の計画的で効果的な維持・修繕が必要になっ
ています
現状と課題
・街路樹の落ち葉処理等、市民ボランティアの活用を広めることにより、緑のボリュームアップの施
策との連動をより一層図る必要があります。
・安全性向上のため、橋梁の点検を行い作成する修繕計画に基づいた長寿命化整備
施策の方針 ・安全な通行を確保するための状況に応じた道路の維持・修繕
・道路の美化清掃等市民との協力体制を強化
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
橋梁の調査を行い、長寿命化に向けた改良整備を順次行います
道路河川課
主要幹線道の舗装改良を順次行い、安全な自動車走行環境を提供します
道路河川課
道路の美化清掃や道路状況の見守り等を行う市民ボランティアの活動を
支援します
道路河川課
施策Ⅱ
「人」 にやさしい交通対策を進めます
・歩車道分離がされた安全性の高い道路の整備が求められています
現状と課題 ・安心して歩ける歩道のネットワーク化の推進が必要です
・だれもが歩きやすいユニバーサルデザイン 29 の道路づくりが求められています
・だれもが安全に通行できるよう歩道を順次改良整備
施策の方針 ・高齢者を中心とした交通安全対策の推進
・交通安全の普及啓発及び指導
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
42
業
業
名
担当課
幼児や高齢者に重点を置いた交通安全教育や、地域住民と連携した交通
安全の意識啓発活動を推進します
道路河川課
歩行者や自転車が安心して通行できる道づくりを進めます
道路河川課
多治見市交通バリアフリー基本構想 121 を見直します
都市政策課
施策Ⅱ
利便性の高い公共交通を確保します
・高齢社会の到来により地域公共交通の確保に対する要望が大きくなっています
・道路整備だけでは交通渋滞の解消が困難なため、自動車交通の削減が必要になっています
現状と課題 ・渋滞緩和と地球環境の視点からエコ交通 122 の推進が望まれます
・現在、交通事業者の自主運営に任せている地域交通について、継続的な運行を行なうための助成制
度の導入について検討する必要があります
・公共交通利用の促進とコミュニティバス 123 等の地域公共交通の充実
施策の方針 ・マイカー利用の削減と環境にやさしい交通の推進
・公共交通戦略 124 に基づき自動車利用から公共交通への転換促進
施策の対象 ・市民、交通事業者
事
業
名
担当課
基本計画
コミュニティバスの利便性の向上に努めます
都市政策課
事
路線バス等の公共交通の充実に努めます
都市政策課
公共交通戦略に基づき自動車利用から公共交通への転換を促進します
都市政策課
業
▲コミュニティバス(ききょうバス)
43
第2部
基本計画
生活環境
施
策
Ⅰ
施
策
Ⅱ
温暖化対策等、地球にやさしいまちづくりを推進します
環境との共生
良好な生活環境を維持します
循環型社会システム 125 の構築を推進します
緑のボリュームアップを進めます
緑 化 推 進
緑の資源を守るとともに、緑の質を高めます
上
水
道
上水道の安定供給 ・ 安全性確保を図ります
下
水
道
公共下水道や合併処理浄化槽 126 により水環境を守ります
▲緑のカーテン
44
環境との共生
施策Ⅱ
温暖化対策等、地球にやさしいまちづくりを推進します
・第 2 次環境基本計画 127 に基づき、市民、事業者、行政から成る三者協議会による進捗管理を始めま
した
現状と課題 ・平成 19 年に日本最高気温を記録する等、まちなかの暑さが問題となっているため、温暖化対策に主
眼をおきつつ、高気温対策を推進する必要があります
・環境問題への取り組みは、行政のみではなく全ての市民や事業者の参加と協働 30 が必要です
・第 2 次環境基本計画の中間評価と見直し
・地球温暖化対策地域推進計画 128 の推進による温室効果ガス 129 排出量の削減
・まちなかの暑さを緩和するための高気温対策を継続的に検討・実施するとともに、横断的で効果的
施策の方針
な温暖化対策を展開
・環境教育・学習を推進する「人財」の育成と、環境教育・学習活動の支援
・市民、事業者、行政が情報を共有し、協働して環境活動を行える体制の整備
施策の対象 ・市民、事業者
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
環境基本計画に基づき、市民・事業者・行政の役割分担のもと、環境保
全の取り組みを推進します
環境課
あらゆる分野・主体における省エネルギーの推進等により、温室効果ガ
ス排出量を削減し地球温暖化対策を進めます
環境課
環境教育・学習を推進する「人財」の育成と環境教育・学習活動の支援
を行います
環境課
施策Ⅱ
良好な生活環境を維持します
・市内には、現在2つの民間の産業廃棄物最終処分場と名古屋市の一般廃棄物最終処分場があり、他
市から廃棄物が持ち込まれています
・公害その他の環境悪化による被害を未然に防止するために環境の把握が必要です
現状と課題
・不法投棄、ポイ捨て、ペットのふん害等が問題になっており、まち美化計画 130 の推進が必要です
・老朽化の進む火葬場について、新施設の整備を進めています
・墓地需要調査を実施し、墓地需要に応じた墓地の形態を検討していく必要があります
・
「市外からの産業廃棄物の処理を目的とした新たな処分場の設置は、原則的に認めない」方針の堅持
・環境調査の実施による現状把握と良好な環境の維持
・美化計画の見直しと市民と協働したまち美化活動の推進
施策の方針
・パトロールの強化等、不法投棄、不適正処理への迅速な対応の実施
・新火葬場の整備
・墓地需要の動向を見つつ、社会情勢に合った墓地形態や墓地管理の方策を検討
施策の対象 ・市民、事業者
事
基本計画
事業
業
名
担当課
環境調査の実施により公害を防止し、生活環境の保全に努めます
環境課
まち美化計画に基づき、きれいなまちづくりを進めるとともに、不法投
棄・不適正処理対策を進めます
環境課
新火葬場を建設します
環境課
墓地需要調査を実施し、今後の墓地形態について検討を行います
環境課
45
第2部
基本計画
循環型社会システム 125 の構築を推進します
施策Ⅱ
・23 分別の定着等によりごみの排出量は減っていますが、さらなる減量のため、3R 131 を推進し資源
循環の仕組みづくりを一層進める必要があります
現状と課題 ・広域での焼却施設の建設は見送りとなり、当面の間は現有施設の長寿命化を図ることとなったため、
市の焼却施設を平成 44 年度(稼動後 30 年間)まで稼動できるよう整備を進めていく必要がありま
す
・循環型社会システム構想B段階の評価に基づき、現状に即した施策を検討・推進
施策の方針 ・市の廃棄物処理施設の合理化と安定的な施設運営・収集体制の確立
・廃棄物処理施設(焼却処理)の長寿命化に向けた第一次基幹改良工事の推進
施策の対象 ・市民、事業者
事
基本計画
事
業
業
名
循環型社会システムの構築をめざし、ごみの発生抑制やリサイクルの推
進に取り組みます
三の倉センターの長寿命化をめざし、基幹改良工事を進めます
担当課
環境課
三の倉センター
緑化推進
施策Ⅱ
緑のボリュームアップを進めます
・緑には二酸化炭素を吸収するだけでなく、強い日差しや風雨をさえぎる、騒音を緩和する等、さま
ざまな効果があるため、身近な緑の創出が求められています
現状と課題
・緑の不足するまちなか(市街地)の緑化を推進する必要があり、公共緑化はもちろん民有地緑化を
一層進めることが重要です
・風の道構想 132 の実現をめざし、ポケット緑地 133 の整備等、公的空間の緑のボリュームアップ・風の
道の軸の緑化の推進
施策の方針
・民有地緑化支援によるまちなかの緑化推進
・まちなかの緑を増やす花づくり、花かざり運動の促進
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
46
業
業
名
担当課
風の道構想の実現をめざし、緑のボリュームアップ作戦、風の道緑化軸
の植栽を進めます
緑化公園課
まちなかの緑を増やすため、民有地緑化を支援します
緑化公園課
花づくり・花かざり活動を支援します
緑化公園課
施策Ⅱ
緑の資源を守るとともに、緑の質を高めます
・ふるさと風景の保持や暑さ対策等のため、まちを取り囲む一団の緑や貴重な樹木、希少種の群落等
の保護が求められています
・生態系の保護等、緑の質を高めるための緑化手法が求められています
現状と課題 ・ふるさとの緑を育むには、公園や緑地、里山等の利活用を進め、地域活動との連携を推進する必要
があります
・自然公園(保健保安林 134)について、施設の老朽化が進んでいるため、利用者の安全確保のためにも、
計画的な設備更新が必要です
・貴重樹木等の保護に対する支援
施策の方針 ・保健保安林、里山フィールドの「身近な緑に触れる場」としての整備と利活用の促進
・市民森づくり団体の育成等、市民と行政の協働 30 支援体制の整備
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
貴重な緑を守るとともに市民参加の緑化を推進します
緑化公園課
市民との協働により身近な里山を保全し、自然と触れ合える場として整
備し活用します
緑化公園課
上水道
施策Ⅱ
上水道の安定供給 ・ 安全性確保を図ります
・給水量が横ばいの傾向となり、今後はより安全で安定した水の供給を図るための施設整備が必要で
す
・岐阜県実施の東濃西部送水幹線事業 135(小名田調整・配水池建設)
、合併による給水区域の拡大に伴
う水運用計画の見直し及び地震対策を中心に定めた水道事業(施設整備)基本計画に基づく施設の
現状と課題
整備、更新等が必要です
・事故による断水や災害に備え、配水池の新設による貯留量の拡充や水道施設の耐震化、更新を進め
る必要があります
・施設の安全性や維持管理体制の質的向上に重点を置いた水道事業基本計画に基づく施設整備・更新
の推進
施策の方針 ・災害時の応急給水用水源の確保となる配水池の新設
・事故や災害に備えた水道施設の耐震化、老朽管の更新・耐震化の計画的な実施
・水道事業広域化の検討
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
施設の安全性、維持管理体制の質的向上に重点を置き、水道事業基本計
画に基づいた施設整備・更新を推進します
水道課
事故や災害に備え、水道施設の耐震化や老朽管の更新・耐震化を計画的
に実施します
水道課
47
第2部
基本計画
下水道
公共下水道や合併処理浄化槽 126 により水環境を守ります
施策Ⅱ
・降雨時の未処理放流水による水質悪化対策として合流式下水道 136 の改善が必要です
・老朽管渠を原因とする道路の陥没、地震による管渠の閉塞や処理場の機能低下に対する対策が必要
です
現状と課題 ・放流水質を保持するため、下水処理場施設の適切な更新が必要です
・流入水量の増加や公共用水域 137 の富栄養化 138 等から、総量規制 139 への対応が必要です
・過去に度々水害に見舞われていることから、中心市街地の浸水対策を進めることが必要です
・河川水質を悪化させる主な要因である生活排水への対策が必要です
・第 6 期下水道事業計画に基づいた施設整備
・簡易処理施設の高度化や市街地の分流化等、合流改善の取り組みを推進
・下水処理場施設や管渠の耐震化及び長寿命化を含めた更新計画の策定と、計画に基づく施設整備
施策の方針 ・下水処理施設の高度処理 140 への対応策を検討
・中心市街地における浸水対策
・国、県、市で内水対策 141 を協議し、可能な限り早期に事業を実施
・下水道や合併処理浄化槽への切替えに対する支援
施策の対象 ・市民
事
業
名
下水道事業計画に基づき、計画的に施設の整備を行います
基本計画
事
業
下水道課
処理場、ポンプ場、管渠の更新、耐震、長寿命化等を統括した計画を作
浄化センター
成し、計画的に改良を進めます
内水対策の検討や雨水貯留施設 142 の設置促進など、浸水対策を進めます
下水道課
下水道への接続促進や合併処理浄化槽の普及促進により、水環境の保全
に努めます
下水道課
▲平成23年9月20日
48
担当課
台風15号による水害
保健・医療・福祉
施
策
Ⅰ
施
策
Ⅱ
保育事業を推進します
子
育
て
安心できる子育て環境を充実します
療育 32 活動の場を整備し、療育の充実に努めます
健
康
医
療
健康づくりの拠点を整備し、保健指導、健診等、健康づくりを推
進します
医療資源 143 を有効に活用し、地域医療体制構築に努めます
高齢者福祉の推進のために、地域包括ケアシステム 144 を確立します
福
祉
地域で安心して暮らせるように、障がい者の自立を支援します
だれもが安心できる福祉体制を整備します
▲健康づくりウォーキング
49
第2部
基本計画
子育て
施策Ⅱ
保育事業を推進します
・女性の社会進出等により、延長保育や未満児保育 145 等の多様化するニーズに、民間活力を活用し柔
軟に対応していくことが必要です
現状と課題
・保育園や幼稚園の老朽化及び統合に対応するため、施設の計画的な整備が求められています
・民間保育所への助成の継続
施策の方針 ・老朽化した保育園・幼稚園の計画的な建替え
・特別保育 146(一時・休日・病後児)や障がい児保育への対応
施策の対象 ・保育園、幼稚園利用者
事
基本計画
事
業
名
担当課
老朽化した保育園・幼稚園について、整備計画を策定します
子ども支援課
滝呂・美坂保育園を統合して整備します
子ども支援課
特別保育(一時・休日・病後児)や障がい児保育を充実します
子ども支援課
愛児・精華幼稚園を統合し、整備に着手します
子ども支援課
民間保育園への助成を継続し、保育体制の強化を図ります
子ども支援課
私立幼稚園就園奨励事業 147 を継続します
子ども支援課
▲子育て宝島フェスタ
50
業
施策Ⅱ
安心できる子育て環境を充実します
・核家族化や女性の社会進出に対応した子育て支援施策の充実が求められています
・児童館、児童センターの老朽化に対応する計画的な整備が求められています
現状と課題
・少子化対策として、妊婦健診等の公的支援の充実が求められています
・家庭環境の変化により全ての子どもの健全な発育・発達を支援することがより一層求められています
・学童保育所の学校内の設置運営と教育環境整備の充実
・児童館等の建替え、施設整備を含めた将来的なあり方の検討
施策の方針 ・妊婦健診の公費助成回数の増加、県外医療機関利用者への助成の拡充
・通院費助成の対象年齢の検討
・妊娠から子育て期間の保健施策の充実
施策の対象 市民
事
業
名
担当課
地域の子育て交流拠点として子育て支援の場を整備し、適切な運営を行
子ども支援課
います
妊婦の健康管理のために、妊婦健診の公費助成を継続します
子どもの医療費助成は財政状況を踏まえて、可能な限り早期に拡充をめ
ざします
基本計画
事
業
予防接種に関する正しい情報を周知し、適正に実施します
保健センター
保険年金課
保健センター
核家族化や女性の社会進出に対応するため、放課後児童健全育成事業 148
子ども支援課
(学童保育事業)を推進します
核家族化に対応した地域相互支援制度としてのファミリーサポート事業 149
子ども支援課
を推進します
家庭・ひとり親等の子育てを支援します
子ども支援課
子どもの病気を予防し、健やかな発育と発達を支援するための事業を充
保健センター
実します
地域における子育て支援の場を活用し、親育ち・子育ち 21 を推進します 子ども支援課
施策Ⅱ
療育 32 活動の場を整備し、療育の充実に努めます
現状と課題
・療育の充実を図るため、療育体制のあり方についての検討が必要です
・療育の必要な子どもへの総合的で継続的な支援が求められています
施策の方針
・療育体制のあり方の検討
・療育施設の整備の検討
施策の対象 ・施設利用児童、保護者
基本計画
事
業
事
業
名
担当課
発達支援センター等の療育関係機関が連携を図り、支援の必要な児童の
子ども支援課
総合的な発達を支援します
51
第2部
基本計画
健康
施策Ⅱ
健康づくりの拠点を整備し、保健指導、健診等、健康づくりを推進します
・早世予防・障がい予防のために、市民の健康づくり意識の高揚と行動を誘発する保健事業の展開が
求められています
・生活習慣病予防のため、健診受診率を高め、ハイリスク者への保健指導等の対策を強化していくこ
現状と課題 とが必要です
・市内の公共施設をはじめ新たな健康づくりの拠点を活用し、学習・実践の場を拡大していくことが
求められています
・保健センターの老朽化に伴い、新たな健康づくりの拠点整備が求められています
・各種健診・教室・相談等の機会を利用した生活習慣病予防の啓発
・たじみ健康ハッピープラン 150(健康づくり計画)に基づく、
「食生活」
、
「運動」
、
「喫煙」を優先課題
とした事業の推進
施策の方針
・関係組織・団体との連携による市民の自主的継続的健康づくり活動の支援
・健康づくりにかかる「人財育成」
・重症化予防のためのハイリスク者対策
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
市民の健康づくりの拠点である保健センターを整備します
保健センター
生活習慣病の予防や早期発見、重症化予防のための事業を充実します
保健センター
たじみ健康ハッピープランに基づき、
「食生活」
、
「運動」、
「喫煙」を優
保健センター
先課題として健康づくり事業を推進します
医療
施策Ⅱ
医療資源 143 を有効に活用し、地域医療体制構築に努めます
・医師不足解消と経営健全化に向け、平成 22 年 4 月市民病院に指定管理者制度 18 が導入されました
・老朽化、耐震化、最新医療に対応するため、平成 24 年夏の開院を目指して新市民病院の建設を進め
ています
・地域の3次医療を担う県立多治見病院が平成 22 年 4 月地方独立行政法人化、2次医療を担う市民病
現状と課題
院の改革と新設、1次医療を担う開業医の増加等の動きを受け、医療連携のさらなる発展を目指し
ていく必要があります
・6 次総前期期間中に、開業医・薬剤師会による夜間当番医制、市民病院による休日救急診療、歯科医
師会による連休時当番制が定着しました。多くの市民への周知が望まれます
・1次、2次、3次医療の担い手間の連携強化(地域医療連携クリティカルパス 151 の普及、開放病棟
の維持、信頼関係の醸成等)
施策の方針 ・新市民病院の建設と最新の医療機器の整備
・救急、小児、リハビリ、保健衛生、産科等の充実及び安定的な病院経営
・夜間当番医制、休日救急診療、大型連休歯科医当番制、医療情報センター等の周知の強化
施策の対象 ・市民、開業医・民間病院、県立多治見病院、医師会、歯科医師会、薬剤師会
事
基本計画
事
52
業
業
名
担当課
指定管理者と協力し、新市民病院を建設するとともに充実した医療機器
の整備を図ります
医療整備課
市内医療機関の連携により、救急医療、夜間休日医療体制等の充実を図
ります
医療整備課
福祉
施策Ⅱ
高齢者福祉の推進のために、地域包括ケアシステム 144 を確立します
・高齢社会においてひとり暮らし高齢者の相談支援体制の充実や、住み慣れた地域で生活し続けるこ
とができるまちづくりが求められています
現状と課題 ・地域包括支援センター 152 を中心とした地域の支援体制のさらなる充実が求められています
・適正な介護サービスの実施とあわせて、地域の実情に応じた支援体制の構築や、地域の助け合いな
ど地域力の向上が求められています
・要援護高齢者 153 の状況把握と生活支援
・在宅生活の継続が困難になった高齢者の生活の場の確保
・独居高齢者等への配食サービス 154 等総合事業の継続的な実施による見守り活動と在宅支援の推進
施策の方針
・地域包括支援センター、高齢者支援センター 155 機能を充実し、地域と連携した高齢者支援体制の強化
・一般高齢者・虚弱高齢者への介護予防の普及
・介護サービス事業者等の「人財育成」
施策の対象 ・高齢者
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
地域包括支援センターや高齢者支援センターと連携し、相談支援体制を
充実します
高齢福祉課
医療と連携し、介護サービスの充実を図るとともに、介護予防・日常生
活支援総合事業 156 を推進します
高齢福祉課
地域住民や各種団体と連携し、地域力向上を支援します
高齢福祉課
成年後見制度 157 利用支援事業を継続し、高齢者の権利擁護を推進します
高齢福祉課
高齢者の見守り活動と在宅支援を推進します
高齢福祉課
▲地域力向上ワークショップ
53
第2部
基本計画
施策Ⅱ
地域で安心して暮らせるように、障がい者の自立を支援します
・障がい者の地域生活や就労を支援していく施策の充実が求められています
・重度の心身障がい者、精神障がい者に対するサービスの充実が求められています
現状と課題
・障がい者の虐待防止、権利擁護を推進し、安心して地域で生活するための支援体制の充実が求めら
れています
・生活介護施設やグループホーム 158 等の地域生活の場となる施設の整備支援
・就労移行支援、就労継続支援の充実
施策の方針 ・相談支援、日中一時支援等の地域生活支援事業 159 の充実
・地域自立支援協議会 160 機能充実のための必要な見直し
・安心して相談できる場と活動できる場の確保と虐待防止、権利擁護を推進
施策の対象 ・障がい者(児)及び保護者、障がい関係団体、障がい関係事業所
事
業
名
療育 32、保育及び教育の連携を図り、一体的な支援を進めます
担当課
子ども支援課
障がい者の相談支援体制を充実するとともに、就労支援を促進します
福祉課
基本計画
障がい者の地域での生活の場であるグループホーム等の整備を支援します
福祉課
事
障がい者の権利擁護を推進するために、成年後見制度 157 の利用を支援
します
福祉課
日中一時支援事業 161 等、障害者地域生活支援事業を実施します
福祉課
基幹相談支援センター 162 を設置し、相談支援事業を充実します
福祉課
業
施策Ⅱ
だれもが安心できる福祉体制を整備します
・市民や事業者が障がいのある人について理解を深め、だれもが地域で安心して暮らすことができる
バリアフリーを推進したまちづくりが求められています
現状と課題
・地域で支えあう福祉体制の構築が求められています
・地域福祉の支えとなる地域福祉協議会への支援が求められています
・
「バリアフリー展」等の啓発イベントの実施
・バリアフリーに配慮した施設整備の指導、推進
施策の方針
・地域での福祉活動を行う団体の設立支援
・地域福祉協議会への支援
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
54
業
業
名
担当課
地域単位での福祉活動を充実するため、社会福祉協議会との連携協力及
び支援を行います
福祉課
バリアフリーの推進等、市民の福祉に対する意識の高揚を図ります
福祉課
行政運営・経営
施
策
Ⅰ
施
策
Ⅱ
法務 ・ 財務機能の充実を図ります
市民サービスの向上を図るため、「人財育成」や人事管理、組織運
営を行います
行 財 政 運 営
市有施設を有効かつ効率的に管理します
監査機能の充実を図ります
事務の効率化及び市民の利便性を高めるため、情報化を推進します
わかりやすい情報提供を行います
みんなで支える
ま ち づ く り
みんなで支えあうまちづくりを行います
市民サービスの提供方法のあり方を見直します
収入構造の強化を図ります
収入構造の転換
資金効率を向上させるため、資金運用や資金調達手段の多様化を
図ります
適正な政策選択を行うため、施策や事業の評価を実施します
事業の選択と評価
行政の質を向上させるため、行政改革を実施します
▲地区懇談会の実施
55
第2部
基本計画
行財政運営
施策Ⅱ
法務 ・ 財務機能の充実を図ります
・地方分権の進展に伴い法務機能を強化していく必要性が高まっています
現状と課題 ・少子高齢社会の進展に伴う税収減少等、市の財政状況が厳しさを増していく中で、財務規律を高め
る必要があります
施策の方針
・職員の法務能力強化
・多治見市健全な財政に関する条例 36 に沿った財政運営
施策の対象 ・行政
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
新たな例規の立案や法改正、制度改正等に対応するため、職員の法務能
力の向上をめざします
総務課
中期財政計画 37 を作成し、公表します
財政課
施策Ⅱ
市民サービスの向上を図るため、
「人財育成」や人事管理、組織運営を行います
現状と課題
・市民の求めるサービスが多様化しており、提供するサービスの内容が高度化、専門化してきていま
す
・市民サービス提供能力向上のための研修強化
施策の方針 ・目標管理 163 による組織運営、人事評価
・市民サービス向上に向けた組織のあり方の検討と見直し
施策の対象 ・行政
事
基本計画
事
業
業
名
市民サービスの質の向上を図るため、人財育成基本計画に基づく「人財
育成」を行います
人事課
明確な目標を設定し、その目標達成に向けた組織管理を行い、実績に基
づいて評価を行います
人事課
定員適正化計画 17 に基づいて職員定数の管理を行います
人事課
市民サービスの利便性の向上及び事務の効率化を図るため、組織機構を
継続的に見直します
56
担当課
企画防災課
施策Ⅱ
市有施設を有効かつ効率的に管理します
・約 300 ある市有施設(約 1,000 棟)の維持、修繕を計画的に実行していく必要があります
・市有施設については、防災機能を勘案し、耐震化を進めていく必要があります
現状と課題
・市民の利便性の向上や耐震性等、市庁舎機能の充実を図るため、分庁舎の整備をするとともに、本
庁舎の建替えについて検討する必要があります。
・統廃合を含めた市有施設の適正化
・市有施設の計画的な修繕
施策の方針 ・市有施設の計画的な耐震化
・分庁舎の整備
・本庁舎建替えの検討
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
集約化等、市有施設のあり方について検討します
市有施設の耐震化を進めるとともに、計画的に修繕します
分庁舎を整備するとともに、本庁舎を建て替えるための検討をします
担当課
企画防災課
総務課
企画防災課
総務課
施策Ⅱ
監査機能の充実を図ります
現状と課題
・複雑、多様化する行政運営において、法令、規律の遵守、適正な事務の執行について市民の関心が
高まっています
施策の方針 ・適正な行財政運営の執行に関する監査機能の充実
施策の対象 ・行政
事
基本計画
事
業
施策Ⅱ
業
名
担当課
行政運営の制度をより堅実なものとするため、監査機能の充実を図ります 監査委員事務局
事務の効率化及び市民の利便性を高めるため、情報化を推進します
・時代に即した情報化施策を推進していく上で、調査研究を継続していく必要があります
現状と課題 ・高度・複雑・多様化している情報化社会において情報化施策を推進していくには、情報を活用する
能力の向上を図る等、情報化に向けた「人財」の育成が必要です
施策の方針
・情報化計画の見直し及び推進
・情報化に向けた「人財育成」
施策の対象 ・市民、行政
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
市民サービスの向上や行政事務の効率化を進めるため、情報化を推進し
ます
情報課
情報化社会への意識向上や醸成を図るため、関係機関と連携し、多様な
機会を提供します
情報課
57
第2部
基本計画
みんなで支えるまちづくり
施策Ⅱ
わかりやすい情報提供を行います
・市民、地域、NPO3、民間企業等と連携協力していく上で、情報を共有していくことが求められてい
ます
現状と課題
・情報の共有化を進めるには、わかりやすい言葉で情報を発信していく必要があります
・積極的な情報公開の推進
施策の方針 ・わかりやすい言葉による情報発信
・効果的な情報伝達方法の検討及び実施
施策の対象 ・市民、地域、NPO、民間企業
基本計画
事
業
事
業
名
広報やホームページ、ラジオ番組等の多様な方法により、わかりやすい
情報の提供を行い、情報の共有化を図ります
施策Ⅱ
担当課
秘書広報課
みんなで支えあうまちづくりを行います
・行政だけではなく、市民、地域、NPO等、それぞれの得意分野を活かして、まちづくりを行ってい
く必要があります
現状と課題
・関係機関や地域等と連携協力し、防犯等地域の安全向上に向けた取り組みを行っていく必要があり
ます
・市民によるまちづくり活動の支援
施策の方針 ・ボランティア団体、NPOの育成支援
・地域の安全向上に向けた連携・支援
施策の対象 ・市民、地域、NPO
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
市民によるまちづくり活動を支援します
くらし人権課
ボランティア、NPOの取り組みを支援します
くらし人権課
市政への市民参加を促進します
秘書広報課
自主防犯活動を支援する等、地域の安全向上に努めます
くらし人権課
施策Ⅱ
市民サービスの提供方法のあり方を見直します
現状と課題
・税収の減少が見込まれる中、公共施設・市民サービスの効率化及び向上を図っていくには、民間活
力の導入を検討する必要があります
施策の方針
・民間活用も視野に入れた公共施設
・市民サービスの有効活用方法の検討・実施
施策の対象 ・市民、NPO、民間企業
基本計画
事
58
業
事
業
名
市民サービスの効率化をめざし、指定管理者制度 18 を利用した市有施設
の運営を行います
担当課
企画防災課
収入構造の転換
施策Ⅱ
収入構造の強化を図ります
現状と課題
・今後、税収の減少が予測される中、収納率を更に改善し、収入強化を図っていく必要があります
・厳しい財政状況の中、適正な受益者負担を求めていく必要があります
施策の方針
・徴収の強化
・使用料、手数料の定期的な見直し
施策の対象 ・市民
事
基本計画
事
業
業
名
徴収を強化し、収納率の向上を図ります
担当課
総務部諸納付
金収納担当
受益と負担の関係を明確にし、使用料、手数料の見直しを行います
施策Ⅱ
財政課
資金効率を向上させるため、資金運用や資金調達手段の多様化を図ります
現状と課題
・金融情勢や資金ニーズに応じた資金運用を行い、運用益を確保していく必要があります
・新たな財源の確保のため、資金調達手段の多様化が求められています
施策の方針
・国債、地方債の購入等資金運用手段の検討
・広告収入による資金の調達と新たな資金調達手段の研究
施策の対象 ・市民、行政
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
資金管理運用基準に沿った効率的な資金運用を図ります
会計課
市有財産等を活用した広告収入により資金を調達するとともに、新たな
資金調達手段について研究します
財政課
▲広告付き行事案内モニター
59
第2部
基本計画
事業の選択と評価
施策Ⅱ
適正な政策選択を行うため、施策や事業の評価を実施します
現状と課題
・限られた財源を効果的に活用するため、総合計画に基づいて計画的に行政運営を行っていく必要があ
ります
・総合計画に基づいた効率的な行政運営を行う上で事業の精査、見直しが必要です
・
「計画→実行→評価→見直し→計画」という政策サイクルの展開
・総合計画の施策レベルでの評価の実施
施策の方針
・より効果的な事業選択をするための評価の実施
・新規事業の精査
施策の対象 ・行政
事
基本計画
事
業
業
名
担当課
総合計画に基づいた施策の評価を実施し、評価結果に基づいた施策を展
開します
企画防災課
総合計画の進行管理、事業評価を行い、評価結果を予算に反映し、事業
を実施します
企画防災課
施策Ⅱ
行政の質を向上させるため、行政改革を実施します
現状と課題
・行政を取り巻く厳しい社会経済状況の中、事業の縮減と合わせ、行政の「質」の転換を図ることが
必要です
施策の方針 ・行政改革大綱 47 を策定し、大綱に沿った行政改革の実施
施策の対象 ・行政
基本計画
事
60
業
事
業
名
行政改革大綱を策定し、質的向上と事業評価に基づく量的縮減の両面か
ら、行政改革を推進します
担当課
企画防災課
資
料
編
根本
連房式登り窯
61
資
料
編
基本となる条例
○多治見市市政基本条例 1(平成 18 年9月 28 日条例第 41 号)
(抜粋)
第3章
総合計画
(総合計画)
第 20 条
2
市は、
総合的かつ計画的に市政を運営するため、総合計画を策定しなければなりません。
総合計画は、目指すべき将来像を定める基本構想、これを実現するための事業を定める基
本計画と事業の進め方を明らかにする実行計画により構成されます。
3
総合計画は、市の政策を定める最上位の計画であり、市が行う政策は、緊急を要するもの
のほかは、これに基づかなければなりません。
4
総合計画は、市民の参加を経て案が作成され、基本構想と基本計画について議会の議決を
経て、策定されます。
5
総合計画は、計画期間を定めて策定され、市長の任期ごとに見直されます。
6
市は、基本計画に基づく事業の進行を管理し、その状況を公表しなければなりません。
7
市は、各政策分野における基本となる計画を策定する場合は、総合計画との関係を明らか
にし、策定後は、総合計画との調整のもとで進行を管理しなければなりません。
○多治見市健全な財政に関する条例 36
(平成 19 年 12 月 17 日条例第 48 号)
(抜粋)
(総合計画策定における原則)
第 16 条
市は、総合計画を財源の根拠をもって策定し、真に必要な施策に充てる財源を確保す
るとともに、総合計画の確実な実行を図らなければなりません。
2
市は、総合計画の策定及び見直しに当たっては、当該策定又は見直しに当たって策定又は
見直しされた実行計画の計画期間内における各年度について、次に掲げる事項を基本構想に
記載しなければなりません。
(1) 一般会計 45 における歳入の見込み
(2) 一般会計における歳出の計画額
(3) 財政判断指数 39 の見込み
3
前項第1号に規定する歳入の見込みは、想定される複数の状況について推計され、基調と
なる傾向が示されなければなりません。
4
総合計画は、前項の規定による基調となる傾向に沿って、策定されなければなりません。
(中期財政計画 37)
第 18 条
市長は、毎年度、総合計画との調整のもとで、中期的な期間における各年度について、
次に掲げる事項を記載した財政計画を策定しなければなりません。
(1) 一般会計における歳入の見込み及び歳出の計画額
(2) 財政判断指数の見込み及びその算定に当たっての主要な数値
(3) 財政調整基金 13 等の財政運営に関する基金の残高
2
第 16 条第3項の規定は、前項第1号に規定する歳入の見込みについて準用します。
3
市長は、当初予算又は当初予算に準ずる補正後の予算を議会に提出するに当たっては、中
期財政計画を併せて提出しなければなりません。
4
市長は、当初予算又は当初予算に準ずる補正後の予算について、その概要を公表するに当
たっては、中期財政計画を併せて公表しなければなりません。
62
総 合 計 画と個別計画
2
市の政策を定める最上位の計画である総合計画の下には、政策分野ごとに個別計画が定めら
「市は、各政策分野における基
れ、総合計画を補完しています。多治見市市政基本条例 1 では、
本となる計画を策定する場合は、総合計画との関係を明らかにし、策定後は、総合計画との調
整のもとで進行を管理しなければなりません。」と定められています。
各分野別の個別計画は以下のとおりです。
教育・文化
学校教育
生涯学習
スポーツ振興
人権
生活環境
教育基本計画
習慣向上プロジェクトた
じみプラン
子どもの健康・体力づく
りたじみプラン
たじみ健康ハッピープラン
子どもの読書活動推進計
画
小中学校耐震化事業 7 ヵ
年計画
調理場整備計画
文化振興の方針
親育ち4・3・6・3た
じみプラン
生涯スポーツ推進プラン
子どもの権利に関する推
進計画
たじみ男女共同参画プラン
人権施策推進指針
教育推進課
教育研究所
教育研究所
環境との共生
保健センター
教育推進課
教育総務課
教育総務課
文化スポーツ課
緑化推進
上水道
教育推進課
文化スポーツ課
くらし人権課
くらし人権課
くらし人権課
下水道
産業・経済
市内産業
産業観光
産業・観光振興計画
農業経営基盤強化促進法
に基づく基本構想
東濃西部水田農業ビジョン
農業振興地域整備計画
オリベストリート構想
産業観光課
産業観光課
産業観光課
産業観光課
産業観光課
都市基盤
土地利用
都市景観
居住環境
交通政策
都市計画マスタープラン
市街地整備基本計画
国土利用計画
先導的都市環境形成計画
地籍調査事業実施計画
緑の基本計画
都市再生整備計画
多治見駅北地区地区計画
駐車場整備計画
多治見駅北土地区画整理
事業計画
風景づくり計画
耐震改修促進計画
市営住宅ストック総合活
用計画
地域住宅計画
消防車両の更新整備計画
地域防災計画
救命講習受講者 1 万人達
成計画
協力員支援計画
自主防災活動マニュアル
を活用した訓練計画
都市計画道路網構想
サイン計画
橋梁長寿命化修繕計画
交通バリアフリー基本構想
公共交通戦略
都市政策課
都市政策課
都市政策課
都市政策課
開発指導課
都市政策課
区画整理課
区画整理課
都市政策課
区画整理課
都市政策課
開発指導課
福祉
子育て
健康
医療
環境課
環境課
環境課
環境課
環境課
環境課
環境課
都市政策課
水道課
水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
下水道課
地域福祉計画
高齢者保健福祉計画
障害者計画
福祉環境整備指針
バリアフリー推進計画
たじみ子ども未来プラン
親育ち4・3・6・3た
じみプラン(再掲)
たじみ健康ハッピープラン
(再掲)
国民健康保険特定健診等
実施計画
多治見市民病院改革プラン
福祉課
高齢福祉課
福祉課
福祉課
福祉課
子ども支援課
教育推進課
保健センター
保険年金課
医療整備課
行政運営・経営
行財政運営
予防警防課
予防警防課
企画防災課
都市政策課
都市政策課
道路河川課
都市政策課
都市政策課
環境課
保健・医療・福祉
建築住宅課
建築住宅課
予防警防課
企画防災課
環境基本計画
地球温暖化対策地域推進
計画
地球温暖化対策実行計画
地域省エネルギービジョン
地域新エネルギービジョン
循環型社会システム構想
まち美化計画
一般廃棄物基本計画
緑の基本計画(再掲)
水道事業基本計画
水道水質検査計画
公共下水道基本計画
公共下水道事業計画
生活排水処理基本計画
公共下水道地震対策緊急
整備計画
合流式下水道緊急改善計
画
公共下水道長寿命化計画
管渠維持総合計画
雨水対策計画
公共下水道雨水排水(内
水排除)計画
中期財政計画
定員適正化計画
人財育成基本計画
職員研修計画
多治見駅北地区公共公益
施設建設基本構想
情報化計画
財政向上指針
市有施設整備計画
東濃研究学園都市構想
収入構造の転換 債権管理計画
事業の評価と選択
行政改革大綱
新市建設計画
財政課
人事課
人事課
人事課
企画防災課
情報課
財政課
総務課
企画防災課
総務部諸納付
金収納担当
企画防災課
企画防災課
63
資
料
編
策定経緯・体制
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市 民 参 加の経緯①(各種 団 体 等 へ の ヒ ア リ ン グ 、ア ン ケ ー ト )
日
付
内
容
場
所
1月7日
中学校連合生徒会交流会
陶都中学校
2月4日
成人式実行委員会
市役所本庁舎
2 月24日
PTA連合会母親委員会
文化会館
2 月25日〜 27日
未来絵画コンテスト来場者
産業文化センター
3月4日
食生活改善協議会
保健センター
3月6日
環境フェア来場者及び実行委員会
文化会館
3 月18日
母子保健推進員
文化会館
3 月24日
多治見市産業・観光振興計画策定委員会 産業文化センター
3 月27日
子どもスタッフ会議
まなびパーク
4 月14日
民生児童委員協議会
文化会館
4 月15日
老人クラブ理事会
福祉センター
4 月16日
ママパパスクール参加者
保健センター
4 月19日
観光ボランティアガイド
産業文化センター
4 月中(4 回)
乳幼児健診受診時の保護者
保健センター
5 月10日
健康づくり推進員
産業文化センター
5 月14日
多治見ジュニアリーダーズクラブ
まなびパーク
5 月19日
青少年育成推進員会議
文化会館
5 月22日
たじみ未来ミーティング
まなびパーク
5 月26日
カラークリエイター講座参加者
産業文化センター
5 月中
市内 4 校の高校 3 年生
−
6月3日
体育指導委員会
文化会館
6月3日
協力団体じゅげむ
笠原中央公民館
6月6日
タルボ(多治見応急手当普及会)
消防本部
6 月12日
ヘルスアップクラブ
笠原児童館
6 月12日
KICK
(笠原ジュニアリーダーズクラブ) 笠原児童館
6 月13日
まち美化推進協議会
市役所本庁舎
5 月14日〜 6 月14日 児童館・児童センター子どもスタッフ
各児童館・児童センター
6 月18日〜 19日
産業文化センター
市民討議会
4 月 8 日〜 6 月19日 NPO 法人まぁーる利用者
まんまぁーる
5 月16日〜 6 月17日 地区懇談会参加者(13 地区)
各会場
延べ人数
2,411 人
65
資
料
編
市民参加の経緯②(市民委 員 会 ・ 審 議 会 )
日
付
5月17日
6月10日
7月13日
8月25日
8月26日
9月15日
9月27日
10月3日
10月17日
10月24日
66
会
議
名
内 容
1 第 6 次総合計画の概要
2 市民委員会の役割と今後のスケジュール
3 前期総括と討議課題集
第 1 回市民委員会
4 基本構想の骨子
5 基本構想の検討
1 第 1 回市民委員会議事要旨説明
2 基本構想見直しポイント
3 『人財育成』について
第 2 回市民委員会
4 基本構想(案)の作成状況と今後の方針
5 基本計画事業について
6 まとめ
1 基本構想(案)の確認について
第 3 回市民委員会
2 基本計画事業に対する意見への対応について
3 基本計画事業(案)について
1 基本構想(案)の確認について
第 4 回市民委員会
2 第 6 次総合計画後期計画期間中の事業費の調整について
3 基本計画事業(案)について
1 第6次多治見市総合計画について
(1)第6次多治見市総合計画の概要
(2)第6次多治見市総合計画の見直しにあたって
①前期計画の成果と課題
第 1 回審議会
②見直しの経過
③市民参加の状況
2 基本構想(案)について
3 基本計画(案)の事前配布について
1 基本構想(案)について
(1)第 3 章第 3 節について追加説明
(2)基本構想(案)の全体審議
2 基本計画(案)について
(1)政策分野ごとに審議
① 教育・文化
第 2 回審議会
② 産業・経済
③ 都市基盤
④ 生活環境
⑤ 保健・医療・福祉
⑥ 行政運営・経営
1 基本構想(案)(審議会諮問用)について
第 5 回市民委員会
2 基本計画(案)(審議会諮問用)について
1 審議
(1)第 6 次多治見市総合計画基本構想(案)
第 3 回審議会(諮問)
(2)第 6 次多治見市総合計画基本計画(案)
2 答申に向けて
1 市議会特別委員会からの意見について
2 基本構想・基本計画における修正について
第 4 回審議会
3 第 6 次多治見市総合計画審議会答申(案)について
4 まとめ
審議会 答申
審議会会長から答申書を市長へ
市議会の経 緯 ( 市 議 会 特 別 委 員 会 )
日
付
会
議
名
内
容
7月22日 第 1 回総合計画特別委員会
方針決定
7月26日 第 2 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本構想)
8月5日 第 3 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本構想)
8月11日 第 4 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本構想、基本計画【教育・文化】)
8月17日 第 5 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本計画【教育・文化】)
8月22日 第 6 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本計画【都市基盤】
【
、産業・経済】
)
8月30日 第 7 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本計画【保健・医療・福祉】)
9月2日 第 8 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本計画【保健・医療・福祉】
、
【行
政運営・経営】
)
9月13日 第 9 回総合計画特別委員会
議員間討議(基本計画【生活環境】)
9月16日 第 10 回総合計画特別委員会 議員間討議(基本計画全般)
9月29日 第 11 回総合計画特別委員会 議員間討議(基本計画全般)
11月29日 第 12 回総合計画特別委員会 基本構想・基本計画審議、自由討議
12月6日 第 13 回総合計画特別委員会 修正案討議、可決
67
資
料
編
○多治見市総合計画策定に関する規則
昭和 47 年 10 月1日
規則第 23 号
(趣旨)
第1条
この規則は、多治見市総合計画(以下「計画」という。
)の策定に必要な事項を
定めるものとする。
(審議会の庶務)
第2条
多治見市総合計画審議会条例(昭和 54 年条例第 28 号)第2条に規定する審議会
の庶務は、企画部企画防災課において処理する。
(組織)
第3条
計画策定のため、次の機関を置く。
(1) 企画会議
(2) 策定本部
(企画会議)
第4条
企画会議は、計画事項の各般にわたって調整を行うものとする。
2
企画会議は、企画防災課長及び部等の長が選任した者で組織する。
3
企画会議の長は、企画防災課長をもって充てる。
4
企画会議は、必要に応じワーキンググループを設置し、必要な事項の調査に当たらせ
ることができる。
(策定本部)
第5条
2
策定本部は、企画会議から提示された内容を審査し、計画を立案するものとする。
策定本部は、次に掲げる者で組織する。
(1) 市長、副市長、教育長
(2) 企画部長、総務部長、福祉部長、市民健康部長、経済部長、環境文化部長、都市
計画部長、建設部長、水道部長、会計管理者、市議会事務局長、監査委員事務局長、教
育委員会事務局長、消防長
3
策定本部の議長は副市長を、副議長は企画部長をもって充てる。
(庶務)
第6条
企画会議、策定本部及びワーキンググループの庶務は、企画部企画防災課におい
て処理する。
附
則
この規則は、公布の日から施行する。
68
(2)多治見市総合計画審議会
○多治見市総合計画審議会条例
昭和 54 年 12 月 21 日
条例第 28 号
(趣旨)
第1条
この条例は、多治見市総合計画審議会(以下「審議会」という。
)の設置及び運
営について必要な事項を定めるものとする。
(設置)
第2条
地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 138 条の4第3項の規定に基づき、市長
の諮問に応じ、多治見市総合計画の策定について必要な事項の調査及び審議を行うため
の審議会を設置する。
(組織)
第3条
2
審議会は、委員 20 人以内で組織する。
委員は、次に掲げる者のうちから市長が委嘱する。
(1) 学識経験を有する者
(2) 産業界の代表
5人以内
5人以内
(3) 市民団体等の代表
5人以内
(4) 公共団体等の代表
5人以内
(任期)
第4条
委員の任期は、当該諮問に係る審議の終了をもって終わるものとする。
(会長)
第5条
審議会に会長を置き、委員の互選により定める。
2
会長は、会務を総理し、審議会を代表する。
3
会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは、会長があらかじめ指名する委員がそ
の職務を代理する。
(会議)
第6条
審議会は、会長が招集する。ただし、
委員委嘱後最初の審議会は、
市長が招集する。
2
審議会の議長は、会長をもって充てる。
3
審議会は、委員の過半数が出席しなければ、会議を開くことができない。
4
審議会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決
するところによる。
5
会長は、必要と認めるときは、委員以外の者を会議に出席させて、意見又は説明を聴
くことができる。
(会議録)
第7条
審議会は、会議録を備えるものとし、次に掲げる事項を記載しなければならない。
69
資
料
編
(1) 開会及び閉会に関する事項
(2) 出席委員及び欠席委員の氏名
(3) 会議に付した事件
(4) 議事経過の要点
(5) その他議長が必要と認めた事項
(小委員会)
第8条
会長は、特別の事項を審議させるため、必要に応じ、審議会に小委員会を置くこ
とができる。
2
小委員会に属すべき委員は、会長が指名する。
3
第5条及び第6条の規定は、小委員会の会長及び会議に準用する。この場合において、
第6条第1項ただし書中「市長」とあるのは、「審議会の会長」と読み替えるものとする。
(委任)
第9条
附
この条例に定めるもののほか、審議会の運営に関し必要な事項は、市長が定める。
則
この条例は、公布の日から施行する。
70
多治見市 総 合 計 画 審 議 会 委 員
平成 23 年 8 月 26 日現在
委員区分
第 1 号委員
(学識経験者)
第 2 号委員
(産業界代表)
第 3 号委員
(市民団体代表)
第 4 号委員
(公共団体代表)
氏
名
所
属
役職名
市
原
好
二
東濃信用金庫
理事長
◎ 小
林
甲
一
名古屋学院大学経済学部
教授
○ 西
尾
英
子
多治見市教育委員会
委員長
宮
本
由
紀
名城大学都市情報学部
准教授
牛
込
進
多治見商工会議所
会頭
坂
﨑
金
次
多治見市社会福祉協議会
会長
坂
﨑
義
雄
多治見陶磁器卸商業協同組合
理事長
美濃和
勝
文
多治見市商店街連合会
会長
大
嶽
元
則
まち美化推進協議会
会長
加
知
芳
美
笠原地域審議会
会長
坂
﨑
田鶴枝
多治見市食生活改善協議会
会長
髙
石
富士枝
人権擁護委員
田
財
博
史
多治見市区長会
副会長
今
井
一
之
多治見砂防国道事務所
所長
川
出
達
恭
東濃振興局
局長
千
藤
彰
将
多治見警察署
署長
※敬称略
◎ 会長
○ 職務代理者
71
資
料
編
多企防第826号
平成 23 年 10 月3日
多治見市総合計画審議会
会長
小林
甲一
様
多治見市長
古川雅典
第6次多治見市総合計画(後期計画)について(諮問)
多治見市の現状及び社会情勢の変化を踏まえ、急激な少子高齢化やそれに伴う財政問題
等に対応し、もっと元気であり続けることの出来る多治見を目指し、平成 24 年度から4
年間を期間とした第 6 次多治見市総合計画後期計画の基本構想案、基本計画案を策定いた
しましたので、御審議賜りたくここに諮問します。
72
多 総 審 第 1 号
平成 23 年 10 月 24 日
多治見市長
古川
雅典 様
多治見市総合計画審議会
会長
小
林
甲
一
第6次多治見市総合計画の改定について(答申)
平成 23 年 10 月 3 日付、多企防第 826 号をもって諮問のありました、第 6 次多治見市総
合計画後期計画案について慎重に審議した結果、別添の通り取りまとめましたので、下記
の意見を付した上で答申します。
なお、貴職におかれましては、下記に留意し、総合的かつ計画的な行財政運営を着実に
推進されることを期待します。
記
【基本構想】
1.厳しい将来予測に鑑み、効率的かつ効果的な財政運営を原則とした計画の立案及び実
行に努められたい。
2.事業の実施にあたっては災害等の不測の事態に備え、
「選択と集中」に留意し、優先
度を考慮されたい。
3.東日本大震災や台風 15 号などの災害を教訓とし、災害に強いまちづくりの推進を全
面的に打ち出すよう考慮されたい。
4.これまでの育成事例を参考に、きめ細かく「人財育成」に取り組まれたい。
5.国際交流や多文化共生 65 を推進し、海外誘客を強化するとともに、国際的な「人財」
の育成、活用に努められたい。
【基本計画】
<教育・文化>
1.たじみのアツい心を育み、未来を担う子どもの「人財育成」を進めるよう、基礎学力
の定着やコミュニケーション能力の向上等、教育の充実に努められたい。
2.習慣向上プロジェクトたじみプラン 51 の「まちづくり意識の向上」の内容として、
多治見独自の「ボランティア活動」の名称を検討し、プランを推進されたい。
73
資
料
編
<産業経済>
3.企業誘致を積極的に推進されたい。
4.厳しい状況が続く中、地域産業の振興における重点施策を着実に実行されたい。
<都市基盤>
5.虎渓用水を利用した多治見駅北での水辺環境整備など、景観やまちのシンボルを整備
することで、まちの新たな魅力を創出されたい。
6.台風 15 号による被害を教訓とし、横断的な防災体制の強化や、防災・減災基盤の整
備を進めるとともに、市民相互のつながりや地域の支えあいを支援されたい。
<生活環境>
7.日本一暑いまちとして、水や緑による暑さの緩和に積極的に取り組み、住みよいまち
づくりに努められたい。
8.生物多様性の確保のため、里山づくりをはじめとした自然環境を保全する施策等を積
極的に推進されたい。
<保健・医療・福祉>
9.障がい者や高齢者が生活に支障をきたすような場合においても、地域での生活が安心
して継続できるよう、安全対策の強化やサービスの充実に努められたい。
10.高齢者等の「人財活用」を積極的に進め、各世代間における市民交流の促進に努めら
れたい。
<行政運営・経営>
11.分庁舎建設については、本庁舎の耐震問題、窓口サービスの向上、重要な情報の安全
確保などの課題と、厳しい経済状況を考慮した上で、慎重に検討を進められたい。
12.多様化、複雑化する行政の責務に対応するため、職員の資質向上に努められたい。ま
た、定員適正化の推進や民間活力の導入などによる効率的な行政運営をめざしつつも、
客観的で公正な施策評価に基づき、常に質の高い市民サービスの維持向上に努められ
たい。
以
74
上
(3)多治見市総合計画市民委員会
○多治見市総合計画市民委員会設置要綱
平成 10 年6月 30 日
告示第 101 号
(目的及び設置)
第1条
多治見市の総合的な都市づくりの基本方向を示す多治見市総合計画の策定を、市
民と協働 30 して推進するため、多治見市総合計画市民委員会
(以下
「市民委員会」
という。
)
を設置する。
(組織)
第2条
2
市民委員会は、委員 15 人以内をもって組織する。
委員は、本市の総合計画策定に関心があり、総合計画策定に取り組む意欲と情熱のあ
る人のうちから市長が委嘱する。
(任期)
第3条
委員の任期は、当該総合計画の策定の終了をもって終わるものとする。
(会長及び副会長)
第4条
市民委員会に、会長及び副会長を置く。
2
会長及び副会長は、委員のうちから互選する。
3
会長は、市民委員会を統括し、会議の議長となる。
4
副会長は、会長を補佐し、会長に事故のあるとき又は会長の欠けたときは、その職務
を代理する。
(会議)
第5条
市民委員会の会議は、必要に応じて会長が招集する。ただし、委員の委嘱後の最
初の市民委員会は、市長が招集する。
2
市民委員会は、委員の過半数が出席しなければ会議を開くことができない。
3
市民委員会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決すると
ころによる。
4
会長は、必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させることができる。
(庶務)
第6条
市民委員会の庶務は、企画部企画防災課において行う。
(委任)
第7条
この要綱に定めるもののほか、市民委員会の運営に関し必要な事項は、会長が定
める。
附
則
この告示は、平成 10 年7月1日から施行する。
75
資
料
編
多治見市総合 計 画 市 民 委 員 会 委 員
※平成 23 年 5 月 17 日現在
所
属
50 音順
氏
名
役職名
○ 牛
田
拓
造
株式会社共栄電気炉製作所
代表取締役
大
村
浩
司
社団法人
理事長
小
口
英
二
多治見まちづくり株式会社
事業課長
木
下
貴
子
多治見ききょう法律事務所
弁護士
田
尻
宣
子
公募委員
中
澤
香
代
多治見市 PTA 連合会
母親委員長
◎ 中
津
道
憲
中部大学 研究支援センター
教授
野
田
幸
子
NPO 法人在宅支援グループ
原
田
陽
介
公募委員
平
林
史
孝
環境フェア実行委員会
委員長
堀
尾
憲
慈
連合岐阜東濃地域協議会
議長
牧
野
民
賀
NPO 法人子育て支援グループ まぁーる
理事
水
野
隆
吾
みずほ不動産鑑定事務所
不動産鑑定士
多治見青年会議所
みんなの手
前代表
※敬称略
◎ 会長
○ 副会長
76
用語解説
№
用
語
掲載ページ
解
説
1
多治見市市政基本条例
4、62、63
市政の基本的な原則と制度、その運用の指針、市民と市の役割などを定めた条
例で、市の最高規範。
2
個別計画
4、18、63
各政策分野における基本となる計画。
3
NPO
4、8、10、11、 Non Profit Organization の略(民間非営利組織)
。民間の立場で社会的使命の実
13、17、58
現を優先する組織。
4
扶助費
4
社会保障制度の一環として、生活困窮者、高齢者、児童、心身障がい者等に対
して行っている様々な支援に要する経費。
5
新市建設計画
4、20
合併特例法に基づく市町村建設計画であり、合併後における新市建設を効果的
に推進するため、新市のまちづくりの基本方針等を明らかにするもの。
6
公債費
4
地方公共団体が借り入れた地方債の元利償還金及び一時借入金利子の合算額。
7
地方交付税
5、6
地方公共団体が等しくその行うべき事務を遂行できるよう、一定の基準により
国が交付する税。
8
合併に伴う国からの財政
5
措置
市町村合併による国からの財政的に有利な支援措置。
具体的には、以下のような措置がある。
・普通交付税による措置…合併後 15 年間(最初の 10 年間は全額保障、11 年目
から逓減)は、合併前市町村がそのまま存続したものとして算定される交付
税額を保障。
・合併特例事業債の発行…元利償還金の一部に相当する金額を交付税で措置。
9
合併特例事業債
6
合併後の市町村が市町村建設計画に基づいて行う一定の事業又は一定の基金の
積立てについて、合併年度及びこれに続く 10 年度に限り発行することができる
地方債。
10
一般財源
7
財源の使途が特定されず、どのような経費にも使用することができる財源のこ
と。一般には、地方税、地方譲与税、地方特例交付金、地方交付税、交通安全
対策特別交付金、国有提供施設等所在市町村助成交付金、利子割交付金、配当
割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、
自動車取得税交付金など。
11
繰入金
7
地方公共団体の各会計間(一般会計、特別会計)や基金における現金の移動し
た金額。
12
繰越金
7
一会計年度から次の会計年度へ持ち越した金額。
13
財政調整基金
9、62
地方公共団体における年度間の財源の不均衡を調整するための積立金。
14
市債
9
地方公共団体が資金調達のために負担する債務(地方債)。
15
企業会計
9
一般的には株式会社等の民間企業における会計をいうものであるが、地方財政
上は、地方公営企業法の全部又は一部が適用される公営企業の会計。本市では、
水道事業、病院事業が該当する。
16
都市計画道路
9、37
17
(多治見市)定員適正化
10、56
計画
「都市の基盤的施設」として都市計画法に基づく「都市計画決定」による道路。
効率的で効果的な行政運営を行うため、事業実施に必要な職員数の確保と適正
化を図るための計画。
「公の施設」の管理を民間が行うことを可能とする制度。市民サービスの向上と
経費の縮減が期待できる。
18
指定管理者制度
10、52、58
19
生き活き
11
命の大切さと活力を含んだ造語。
20
ライフサイクルコスト
13
建物等の企画や設計から建設工事、維持や運用管理、解体、撤去までで発生す
る費用の総合計額を示す。
※個別計画の中で、正式名称に「多治見市」がつくものは、(多治見市)をつけています。
77
資
料
編
№
78
用
語
掲載ページ
解
説
21
子育ち
15、51
その子らしさを発揮しながら、自ら「たくましく生きる力」を身につけて育つ
こと。
22
子どもの権利
15、29
18 歳未満の人を子どもとし、子どもを権利の行使主体と捉え、一人の人間とし
て尊重され、健やかに成長・発達するために欠かせない生来的基本的な権利。
23
男女共同参画社会
15、29
男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野に
おける活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、
社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ共に責任を担うべき社会。
24
内発型産業
15
地域の産業資源を生かして地域内に創出される産業。
25
産学連携
15
産業界と学校(特に大学)が互いに協力し、共同研究、商品開発、技術教育、
学校の持つ特許の使用などを促進すること。
26
美濃焼
岐阜県東濃西部を中心とした地域で生産されるやきものの総称。桃山時代の織
15、30、33、
部、志野等の茶陶、明治時代の輸出陶磁器等、時代に即したやきものを送り出し、
34
現代の食器やタイル等の生産量は全国一を誇っている。
27
多治見市都市計画マス
15
タープラン
都市計画に関する基本方針。都市づくりの具体性ある将来ビジョンを確立し、
個別具体の都市計画の指針として地区別の将来のあるべき姿をより具体的に明
示し、地域における都市づくりの課題とこれに対応した整備等の方針を明らか
にするもの。
28
集約・再生型都市計画
15
人口減少時代を迎え、都市の拡大からストックの有効活用を理念とする都市計
画。具体的には、都市ストックとしての中心市街地を再生させ、そこに機能を
集積し、集約型都市構造を形成すること。
29
ユニバーサルデザイン
15、42
製品、建物、環境等を設計する際に、誰にとっても使いやすく、分かりやすく、
自由に使えるようなすべての人のためのデザイン。
30
協働
16、45、47、 同じ目的をもつ主体が対等の立場で協力し、責任も分担していくこと。パート
75
ナーシップ。
31
子育てネットワーク
16
32
療育
何らかの障がいを抱えている子どもに対して、その成長や発達段階に応じた適
16、49、51、
切な治療、訓練、保育、教育等を提供することによって、その健全なる心身の
54
発達を促すこと。
33
マニフェスト
19
選挙において政党または首長や議員等の候補者が、当選後に実行する政策を公
約する政策集。
34
多治見市市民参加条例
19
「市民が市政に参加する機会」を保障するため、具体的な市民参加の手法やその
時期などを定めた条例。
35
多治見市パブリック・コ
19
メント手続条例
多治見市市民参加条例に定める市民参加の手続のうち、特に意見公募手続(パ
ブリック・コメント手続)について具体的な手順を定める条例。
36
多治見市健全な財政に関 19、20、56、 将来にわたって健全な財政運営を行っていくために、市の財務について基本的
する条例
62
な方針やルールを定めた条例。
37
中期財政計画
19、56、62
多治見市健全な財政に関する条例第 18 条の規定により作成することとなってい
る財政計画。毎年度、4 年間の計画を作成することとなっている。
38
社会保障関係費
20
国民の生活を保障する社会保障に関連する費用。
39
財政判断指数
20、21、62
財政状況に関する情報共有を図るために設定された健全な財政に関する条例に
定める財政判断指標(償還可能年数等)の数値。
40
財政健全基準
20
健全な財政に関する条例に基づき定める基準で、財政の健全性として確保すべ
き値を示すもの。
41
償還可能年数
20、21
負債が償還可能な規模となっているか否かを示したもので、財政判断指標の一
つ。家計に例えると、毎月の給料のうち、生活費以外のお金をすべて借金返済
に充てると何年で借金を返せるかを表すもの。
子育てをする人と子育てを応援する人が気軽に情報を発信し、学び、交流する
こと。
№
用
語
掲載ページ
解
説
42
経費硬直率
20、21
行政サービスに要する経費(過去に形成された公共施設による受益に対応する
公債費を除く)と経常的な収入とのバランスにより、経費の硬直性を示すもので、
財政判断指標の一つ。家計に例えると、毎月の給料のうち、生活費の占める割
合を表すもの。
43
経常収支比率
20、21
支払わなければならない経費と経常的な収入とのバランスを示すもので、財政
判断指標の一つ。家計に例えると、毎月の給料のうち、生活費とローン返済額
が占める割合を表すもの。
20、21
家計に例えると、特に使い道の決まっていない貯金が、毎月の生活費やローン
返済額と比べてどれだけ残っているかを表すもので、財政判断指標の一つ。経
常経費充当一般財源額に占める災害復旧等のための留保分を除いた財政調整基
金残高の割合を示すもの。
44
財政調整基金充足率
45
一般会計
20、62
地方公共団体の会計の中心をなすもの。
地方公共団体の行政運営の基本的な経費を網羅して計上した会計であり、また
特別会計で計上される以外のすべての経理を一般会計で処理しなければならな
いこととされている。
46
実態収支
21
資金繰りの見込みを明らかにするため、決算剰余金による財政調整基金への繰
入を加味した実態的な単年度の収支を表すもの。財政判断指標の一つ。
47
行政改革大綱
22、60
効率的な行政運営・経営を促進するために行う行政改革の基本となる計画。
48
脳活学習(・スキルアッ
24、25
プ学習)
小学校は、朝の帯時間、中学校は教科学習の導入5分程度の時間を使って、脳
を活性化させるスピード・リズムを大切にしながら行う反復学習で、タイミン
グ良く誉めることで自己肯定感を育てる学習。
49
開かれた学校づくり
25、26
学校施設の開放だけではなく、学校の教育活動を地域に説明し、意見を十分聞
くことや、さまざまな形で係わってもらう等、学校を地域に開いていくこと。
50
30 人程度学級
25
中学校の学級編成基準を「40 人」から「30 人程度」とすること。学級の規模を
小さくすることによって、生徒一人ひとりの実態に応じたきめ細かな指導が可
能となる。
51
習慣向上プロジェクトた
25、73
じみプラン
子どもの自立を支える「子育ち」教育を推進するプランで、学習習慣(いきい
き遊び、脳活・スキルアップ学習)、生活習慣(家族の約束十二か条等)、まち
づくり意識の向上(ボランティアや地域活動等)をめざした教育。
52
いきいき遊び
25
脳を活性化させながら、集中力や自信と小学校へ入学したときに適応できるよ
うな力を付ける要素を加えた「遊び」。
53
早ね・早おき・朝ごはん
25
運動
正式には「早ね・早おき・朝ごはん、家族そろって晩ごはん」
。家族の約束十二
か条にある項目の一つで、早く寝て、早く起き、朝ごはんを食べるという生活
習慣を身につけること。
多治見式体力トレーニン
25
グ(体トレ)
多治見市の幼児・児童及び生徒が健康の保持増進を図り、生涯にわたって運動
に親しむことができる技能及び知識を身に付け、「運動が好き、楽しい、得意」
になる教育の推進を目的とする。公立全幼稚園・保育園、小・中学校で体力テ
ストを行い、実態調査を行っている。また、幼児期にはいきいき運動や外遊び
の推進、小学生期には「たじみ技能スタンダード」(縄跳びや水泳の市内統一技
能基準を作成し、児童が取り組む)
、学校独自の体力アッププランの作成と実施、
ラジオ体操の推進、中学生期には、保健体育授業内容の充実、学校独自の体力アッ
ププランの作成と実施、ラジオ体操の推進に取り組む予定。
54
55 (多治見市)教育基本計画 25
本市の教育の方針を示すとともに、家庭、地域、行政、学校のそれぞれの取り
組みや役割を明確にし、それらの力を合わせて「本市の教育」を推進するため
のもの。
56
障がいのある子どもの生活介助や、学習支援をする職員。
キキョウスタッフ
25
79
資
料
№
用
語
掲載ページ
解
説
57
特別支援教育
25
こ れ ま で の 心 身 障 が い 教 育 の 対 象 の 障 が い だ け で な く、LD( 学 習 障 害 )
、
ADHD(注意欠陥多動性障害)
、高機能自閉症等を含めて、障がいのある児童や
生徒に対して個に応じて行う教育。
58
幼保小中一貫教育
25
学校と家庭と地域が連携し、一貫した教育方針のもと、幼稚園児と保育園児と
児童と生徒の効果的な育成をめざすこと。
59
60
61
(多治見市)子どもの読
25
書活動推進計画
すべての子どもが、4・3・6・3期の成長の過程に沿って、読みきり図書を
定めるなどして、読書を楽しみ、読書から学ぶことができる環境を整備する計画。
26
各学校が児童生徒や地域の実態等を十分踏まえ、創意工夫を生かした教育活動
を行うこと。
(多治見市)調理場整備
26
計画
全小中学校の敷地内に単独調理場を合理的に整備するための建設計画。
(学校給
食衛生管理の基準の改正があり、調理後2時間以内で給食できるよう努めるこ
ととされたことやアレルギー対応給食に対応するため、多治見市は、共同調理
場方式から単独調理場方式へ方針を変更。単独調理場の整備をする必要が生じ
た。)
特色ある学校づくり
62
ICT
26
information and communication technology の略。
情報や通信に関連する技術一般の総称のことで、一般的には「情報通信技術」
と訳されるが、文部科学省や教育の分野では「情報コミュニケーション技術」
と訳される。IT とほぼ同様の意味で用いられているが、IT よりコミュニケーショ
ンを強調した表現で、国際的には「ICT」が定着している。
63
教育フォーラム
26
保護者、教員、市民が、多治見市の教育の実践を確認、理解し合い、学校、家庭、
地域による一層の教育充実に努める気風を醸成するために開催するもの。
64
(多治見市の)文化振興
26
の方針
多治見市の個性と特色を活かした今後の文化施策の方向性や基本的な考え方を
示すもの。
65
多文化共生
26、73
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化・生活習慣の違いを認め合い、対
等な関係で、地域社会の構成員として共に生きていくこと。
66
民俗伝統芸能
27
地域に古くから伝わる小木棒の手、三の倉神楽獅子舞等の民俗文化。
67
親育ち4・3・6・3た
27
じみプラン
子どもの年代に合わせて親も育っていくことにより、親子が良好な関係を築く
よう支援をしていこうというプラン。「4」は子どもを妊娠中から3歳までの4
年間、「3」は3歳から6歳までの3年間、
「6」は小学生の6年間、
「3」は中
学生の3年間を表す。
68
根本交流センター
27
根本地域に平成 25 年 4 月オープン予定の公民館、児童センター、地区事務所の
機能を複合した施設。
69
ぎふ清流国体
28
平成 24 年に岐阜県で開催される第 67 回国民体育大会の愛称。本市では、正式
競技として空手道、公開競技として高校野球(軟式)、デモスポ行事としてドッ
ヂビーとオリエンテーリングを開催。
70
(多治見市)生涯スポー
28
ツ推進プラン
スポーツ振興法(現スポーツ基本法)に基づき、生涯スポーツ社会の実現をめ
ざし、生涯スポーツの普及啓発、地域スポーツの推進、競技スポーツの推進等
を定めた計画。2005 年に策定。2010 年に中間見直しを行った。
71
(多治見市)子どもの権
29
利に関する条例
子どもの権利の普及・啓発や、子どもの権利を守り、成長を支援する仕組み等
について定めた条例。
72
73
74
75
80
編
生き合う
29
(多治見市)子どもの権
29
利に関する推進計画
男女共同参画プラン
29
(多治見市)人権施策推
29
進指針
相手とまっすぐ向き合い、呼べば向き合う呼応の関係を築くこと。
子どもの権利に関する条例に基づき、子どもの権利の普及、生活の場での権利
保障、意見表明や参加、守られる権利等、子どもに関する施策を条例の趣旨に沿っ
て推進するための計画。
男女共同参画推進条例の基本理念に沿って策定した具体的な行動計画。
一人ひとりの人権が尊重され守られていく社会の実現をめざし、人権教育、人
権啓発を総合的かつ効果的に行うため、人権施策の方向性を示すもの。
№
用
語
掲載ページ
解
説
76
地産地消
30、32
地域で生産されたものを地域で消費すること。
77
産業観光
30、33、34
産業に関する施設や技術等の資源を観光資源として活かし、地域内外の人々の
交流を図る観光活動。
78
起業支援センター
31
これから起業しようとする、あるいは創業間もない個人・事業所を対象に、相
談業務、セミナー・講演会の開催、貸事務所の提供(審査有り)等の支援を行
う施設。
79 「き」業展
31、32
地域経済の活性化を図るため、市及び同展実行委員会主催で開催している一般
開放スタイルのビジネスフェア。①契約②業務提携③企業 PR ④物販⑤求人の
機会を提供している。
80
企業お見合い
31
一般開放スタイルの展示会ではなく、企業同士1対1の密度の濃い商談会。①
契約②業務提携のための場を提供。
81
遊休農地
32
耕作地として利用されていない農地。
82
国際陶磁器フェスティバ
33
ル
3 年に 1 度セラミックパーク MINO を中心に開催される陶磁器の祭典。1986 年
に第 1 回が開催され、メイン催事となっている国際陶磁器展美濃(コンペティ
ション)は若手作家の登竜門として世界的に認知されている。
83
販路開拓
33
商品の販売先を新たに開拓すること。陶磁器産業では、消費者のライフスタイ
ルの変化等によって、既存の消費者だけでなくその変化に対応した新たな市場
の開拓が求められている。
33、34
オリベイズム(桃山時代に、斬新で自由な発想により茶の湯の世界に新風を巻
き起こした古田織部の精神)を活かし、各地区で培われてきた文化等を活用し
て集客を図るために整備されたまちなみ。「本町」「市之倉」
「たかた・おなだ」
に展開。
84
オリベストリート
85
観光ボランティアガイド 33
観光施設や地域、名所、旧跡などの案内、紹介を行っているボランティア。多
治見市観光協会が窓口となって観光客へのサービスを行っている。
86 (仮称)日本タイル館
34
合併時の新市建設計画に掲げられた、
(旧笠原町の基幹産業である)タイルをテー
マとした施設。
87
市街化調整区域
36
都市計画法第 7 条に基づき、市街化を積極的に図る市街化区域とは異なり、市
街化が抑制される区域。都市化を助長するような開発は原則として制限され、
用途地域などの土地利用計画や市街地開発に関する都市計画は実施できない。
88
市街化区域
36
都市計画法に基づく都市計画区域のうち、積極的に開発・整備をする区域で、
既に市街地を形成している区域及びおおむね 10 年以内に優先的かつ計画的に市
街化を図るべき区域。
89
地籍調査
36
土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量すること。土地
の境界トラブルの未然防止、土地取引の円滑化や公共事業の効率化等の効果が
期待されている。
90
地区計画
36
良好な住環境を形成し保全するため、それぞれの地区の特性に応じたまちづく
りのルールを定めた地区単位の計画。土地や建物の所有者等、市民が主役となっ
て話し合いを行い、地区独自のルールを細かく定めるもの。
91
開発許可基準の弾力化
36
市街化調整区域内で一定の要件を満たす場合は、地域活力の維持や活性化のた
め、制限を緩和しようとするもの。市街化調整区域内では、新たな土地に建築
物を新築することや既存の建物の用途変更をすること等が制限されている。
92
区域区分
36
市街化区域と市街化調整区域の区分。一般にこの区域区分を行うことを
「線引き」
という。
市街化区域は、既に市街地となっている区域又は計画的に市街化していく区域
で、市街化調整区域は市街化を抑制する区域。
93
低炭素社会
低炭素型まちづくり
36
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を、現状の産業構造やライフスタイ
ルを変えることで抑制していく社会及びそれを目的としたまちづくり。
81
資
料
№
用
語
掲載ページ
解
説
36
都市計画区域内の土地をどのような用途に利用するべきか、どの程度利用する
べきか等を定めたもの。
95 (仮称)笠原記念公園
36
多治見市と笠原町の合併記念として、神戸・栄土地区画整理事業区域内に計画
されている公園。
96
36
岐阜県下、各土木事務所管内で自慢できる河川(ベストリバー)をつくろうと
いう取組(平成 18 年からスタートした事業)。
37
多治見駅南北自由通路北口に整備が予定されている広場。平成 12 年に組織され
たワークショップ(研究会)で策定されたコンセプト(基本概念)を基に複合
施設を整備する予定。併せて、水と緑を活用した「やすらぎ」と「うるおい」
ある空間整備について、平成 22 年に新たに組織された市民委員会で検討を実施
している。
94
97
82
編
地域地区
ベストリバー事業
多目的広場
98
公共公益施設
37
多治見駅北地区(16 街区 1、2 画地)に建設を予定している施設。
現市役所にある窓口機能、情報・防災機能、教育委員会事務局、保健センター
等の移転及び子育て支援施設の設置を計画している。
平成 25 年度建設、平成 26 年度でのオープンを予定している。
99
風景づくりアドバイザー
37
制度
美しい風景づくりのために、計画から実施にいたるまで、その施行者を対象に
して、専門家が幅広くアドバイスを行う制度。
100 屋外広告物
37
常時もしくは一定の期間、屋外で表示されている看板、立て看板、広告塔、張
り紙等。
101 景観サポーター
37
地域の風景づくりに興味がある方や積極的に風景づくり活動を行う団体及び
リーダー。
102 (風景づくり)推進地区
37
重点的に風景づくり(自然環境や文化、歴史景観等の形成)を推進したり、風
景を保全したりする必要があると認められる地区として、多治見市美しい風景
づくり条例に基づいて市長が指定した地区。
103 (風景)市民遺産
37
多治見の自然環境、歴史、文化等を象徴する重要な風景を構成するものとして、
多治見市美しい風景づくり条例に基づいて市長が指定したもの。
104 狭あい道路
38
建築基準法第 42 条第 2 項に該当する、幅員4m未満の市道認定道路。
105 宅地ストック活用策
38
市民の住まいの安定確保及び向上をめざし、空地・空家の所有者に対して、そ
の有効活用を行なうための情報提供を行なうなどの対策。
106 AED
39
自動体外式除細動器。心臓が細かくけいれんし、
血液を送れなくなる重い不整脈
「心
室細動」の患者に電気ショックを与えて救命する装置。
107 バイスタンダー
39
救急現場に居合わせた人(発見者、同伴者等)のことで、適切な処置が出来る人員
が到着するまでの間に、救命のための心肺蘇生法等の応急手当を適切に行うことで、
救命率を格段に伸ばせる人員。
108 自主防災組織
39、40
地域の人が、災害等からまちを守るために、主に町内会、区が母体となって日
ごろから、自主的に連携して防災活動を行う任意団体。
109 自助・共助・公助
40
災害発生時等に重要になる 3 つの助けのことをいい、自分(自分の家族)の身
を守る「自助」、隣近所の人々による「共助」、消防や警察、自治体などによる
支援等を「公助」という。阪神大震災等の事例から、救助の比率は「自助:共
助:公助=7:2:1」であり、緊急時には「自助」が最も重要となることから、
自らの防災対策を日ごろから整えておくことが大切。
110 災害時要援護者
40
災害から身を守るため、安全な場所に避難する等の一連の防災行動をとる際に、
支援を必要とする人々。
111 災害時要援護者支援体制
40
災害時要援護者が、災害時に必要な行動を円滑に行えるために、あらかじめ地
域の支援者が協力できるようにしておく体制。
112 防災行政無線
40
災害時などに緊急の情報を伝達するために活用する無線通信網で、市民への情
報伝達を行う同報系と、行政内部で連絡を行う移動系の二つがある。
№
用
語
解
説
40
災害発生後に被災者の生活や自立を支援し、行政や防災関係機関等が行う応急対策
を支援するため、自発的に活動する個人や団体。
災害ボランティアコー
40
ディネーター
災害時に支援を希望する人の要望を受け、集まった災害ボランティアが円滑に
活動し、多くの要望に的確に応えることができるよう調整する人。
113 災害ボランティア
114
掲載ページ
115 防災倉庫
40
地震などの災害発生時にケガなどをした人を助ける三角巾、担架等の救急・救
助用品や避難所での避難生活に必要な毛布、非常用食糧、移動式炊飯器などの
災害用品を備蓄した倉庫。
116 急傾斜地崩落対策
40
傾斜角度 30 度以上、高さ 5.0m 以上の崖を急傾斜地と呼び、がけ崩れ等がおき
ないよう、法面工事やよう壁設置等の事前の防災対策を施すこと。
117 水防倉庫
40
水害時の堤防崩壊や越水を防ぐ土のう袋や防水シート、スコップ、ロープ、杭
等の水害対策用品を備蓄した倉庫。
118 広域避難所
40
災害によって生活する場所がない場合や避難が長時間に及び宿泊する必要があ
る場合の避難場所。小中高校等、43 ヶ所が指定されており、防災資材や食料な
どの配給体制が整備されている。他に一時的に待機する一時避難場所がある。
119 防災協定
40
災害に備え、事業所や他自治体との間で救援物資や避難場所の提供、情報提供
ツールの確保等の協力支援を事前に約束しておくもの。
41
東濃研究学園都市構想における多治見、土岐、瑞浪の拠点地域を東西方向に連
絡し、相互の連携交流を支援する道路。東海環状自動車道土岐南多治見インター
チェンジへのアクセス道路であるほか、国道 19 号の南側を平行して走るため、
国道の 2 次バイパス機能も有する道路。
120 東濃西部都市間連絡道路
121
多治見市交通バリアフ
42
リー基本構想
平成 18 年制定のバリアフリー新法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進
に関する法律)に基づき、全ての障がい者を対象として、施設が集積する地区
において、面的・一体的なバリアフリー化を図るための構想。
122 エコ交通
43
自動車から出る二酸化炭素の削減等、交通に伴う環境負荷を減らすこと。車か
ら公共交通機関や自転車、徒歩への転向等、
「渋滞を緩和し、地球にもやさしい」
交通をめざすこと。
123 コミュニティバス
43
比較的少量のきめ細かい地域の公共交通需要に対応するため、従来の路線バス
を補う公共交通サービス。本市では「ききょうバス」の愛称で親しまれている。
124 公共交通戦略
43
コミュニティバスの運行をはじめ、新交通システムモデル事業、TDM(交通需
要管理)施策などによって公共交通の充実における基本方針。
125 循環型社会システム
44、46
ごみの減量やリサイクルの推進等により資源の循環を図り、最終的には埋立処
分するごみをゼロにしようとする仕組み。
126 合併処理浄化槽
44、48
し尿と生活雑排水をあわせて処理を行う浄化槽。
127 (多治見市)環境基本計画 45
環境基本条例の考え方を具体的に実現化するための計画。本市のめざす「環境
との共生」を図るため、生活環境、自然環境、地球環境への配慮事項やそれに
伴う市、事業者、市民が行うべき方向や目標等を定めている。
(多治見市)地球温暖化
45
対策地域推進計画
地域の実情に応じた温室効果ガスの排出抑制の取組を総合的に推進し、持続可
能な社会づくりを進め、未来を担う子どもたちにより良い環境を残すための計
画。
128
129 温室効果ガス
45
地球温暖化の原因となる温室効果を起こす気体の総称。二酸化炭素、フロン、
メタン、一酸化二窒素など。
130 (多治見市)まち美化計画 45
行政、市民、事業者等が一緒に環境美化を図り、市民の生活環境を向上させる
ことを目的に平成 16 年 4 月に施行された「美化条例」の理念を実現するべく策
定した計画。
131 3R
Reduce(リデュース=発生抑制)
、Reuse(リユース = 再使用)
、Recycle(リサ
イクル = 再資源化)の 3 つの英語の頭文字。 廃棄物をできるだけ出さない社会
をつくるための基本的な考え方。
46
83
資
№
編
用
語
掲載ページ
解
説
132 風の道構想
46
河川、幹線道路、鉄道等を「風の道」の軸として、まちを取り囲む山々の冷風
を市街地に送り込もうとするもの。公共施設を緑の拠点として緑化を進める「緑
のボリュームアップ作戦」、
幹線道路を街路樹でつなぎ風を通す緑の道とする「風
の道緑化軸」の緑化を進めている。
133 ポケット緑地
46
道路わきや街区内の空き地等、わずかな土地を利用した小さな緑地。
134 保健保安林
47
水源かん養、災害の防備、生活環境の保全や形成等、公益的機能を発揮させる
必要のある森林を対象に森林法に基づいて指定される保安林のうち、森林レク
リエーションの場として生活にゆとりを提供したり、空気の浄化や騒音の緩和
に役立つ等、生活環境を守る森林として指定されたもの。
135 東濃西部送水幹線事業
47
地震や漏水事故に備え、東濃地域と可茂地域間で相互に水道水を融通しあうた
めに、両地域を新たな送水施設で結ぶ事業。
136 合流式下水道
48
汚水と雨水を同じ下水道管で流す下水道。比較的安価で迅速な整備が可能であ
る。
137 公共用水域
48
水質汚濁防止法によって定められる公共利用のための水域(川、湖、海等)や水路。
138 富栄養化
48
湖沼や海等の閉鎖水域で、窒素やりん等、栄養物質の濃度が上昇すること。ア
オコや赤潮の発生原因となる。
139 総量規制(水質)
48
水質汚濁物質量を、濃度ではなく含有量に着目して規制すること。濃度による
規制基準では、水で薄めれば基準値をクリアできるという側面があるため、水
質汚濁に与える影響が大きい項目(COD、窒素含有量、 りん含有量)について、
東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の各水系で実施されている。
140 (下水の)高度処理
48
下水処理場において、通常の処理水質よりさらに良い水質となるよう、除去の
難しい窒素やリン等の低減を目的とした処理。水質環境基準の達成、水道水源
の保全、湾や湖沼等の閉鎖性水域の富栄養化防止等のために行うもの。
141 内水対策
48
河川の堤防内側の低地に雨水が集まり、河川の水位上昇によって排水ができな
くなり、床上、床下浸水が発生すること(内水被害)を防ぐための取り組み。
142 雨水貯留施設
48
浸水対策として、雨水を一時的に貯留する施設。
143 医療資源
49、52
医療機関や医療に従事する医師や看護師等の人財。
144 地域包括ケアシステム
49、53
地域の高齢者がいつまでも住みなれた地域で自立した生活を維持できるための
保健、医療、福祉、介護の連携システム。その中心的機関として市町村が設置
する地域包括支援センターが(生活圏域ごとに)ある。
145 未満児保育
50
3 歳未満の保育。(通常の保育所入所年齢は 3 歳以上)
146 特別保育
50
通常の保育以外に特別に必要な児童に対し提供される保育サービス。通常の保
育時間後の「延長保育」や病気の回復時にある児童を一時的に預かる「病後児
保育」
、保護者が一時的に保育をすることが困難な場合に預かる「一時保育」や
「休日保育」等がある。
147 就園奨励事業
50
課税状況に応じた保護者の経済的負担の軽減と、公私立幼稚園間の保護者負担
の格差是正を目的に、幼稚園の入園料及び保育料を軽減する事業。
148 放課後児童健全育成事業 51
就労等により昼間保護者がいない小学生(主に低学年)に対し、適切な遊びや
生活の場を提供し、健全育成を推進するとともに、保護者が安心して働くこと
ができる環境を支援する事業。
149 ファミリーサポート事業 51
保護者の就労や疾病に伴う子どもの世話、保育施設等の送迎など、市民同士で
支えあうことにより、既存の保育サービスでは応じきれない保育ニーズを支援
する事業。
150
84
料
たじみ健康ハッピープラ
52
ン
平成 13 年度に策定した本市の健康づくり 10 ヵ年計画。
「食生活、運動、喫煙」
を優先課題として選定し、年代ごとに市民一人ひとりが積極的に健康づくりへ
取り組めるように目標値を定めている。後期計画期間中に本計画を見直す予定。
№
用
語
掲載ページ
解
説
地域医療連携クリティカ
151
52
ルパス
治療を受ける全ての医療機関で共有して用いる、急性期病院から回復期病院を
経て早期に自宅に帰れるような診療計画。診療にあたる複数の医療機関が、役
割分担を含め、あらかじめ診療内容を患者に提示・説明することにより、患者
が安心して医療を受けることができる。
152 地域包括支援センター
53
介護保険法で定められた、地域住民(高齢者)の心身の健康の保持及び生活の
安定のために必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉の増
進を包括的に支援することを目的とする施設。
153 要援護高齢者
53
心身の機能について、何らかの援助や介護を必要とする高齢者。
154 配食サービス
53
独居高齢者等に定期的に食事サービスを提供するとともに安否確認等を行い、
在宅での生活を支援することを目的とする事業。
155 高齢者支援センター
53
地域包括支援センターの補助機関として市で独自に設置。主に独居高齢者の相
談対応や家庭訪問、介護予防教室などを実施する。
156
介護予防・日常生活支援
53
総合事業
157 成年後見制度
158
53、54
グループホーム(・ケア
54
ホーム)
介護保険制度のうち、要支援者・介護予防事業対象者向けの介護予防や日常生
活支援のためのサービスを市町村の判断で総合的に実施できる制度。
(例 訪問、
通所、配食、見守り事業など)
成年に達していても、病気や障がいにより十分な意思決定の能力を持たない人
について、第三者(成年後見人)の関与を受けることにより、その人の権利保
護を図る制度。
グループホームは、障害者自立支援法第 5 条第 16 項に規定する、障がい者につ
き共同生活を営むべき住居において相談その他の日常生活上の援助を行う事業
(共同生活援助)。
ケアホームは、障害者自立支援法第 5 条第 10 項に規定する、障がい者につき共
同生活を営むべき住居において入浴、排泄、食事等の介護その他の便宜を供与
する事業(共同生活介護)。
54
障害者自立支援法第 77 条に規定する、障がい者等が自立した日常生活又は社会
生活を営むことができるよう、市町村が地域の特性や利用者の状況に応じ柔軟
な事業形態により効率的、効果的に実施する事業。相談支援事業、成年後見制
度利用支援事業、コミュニケーション支援事業、日常生活用具給付事業、移動
支援事業その他の事業(日中一時支援事業、訪問入浴事業ほか)がある。
160 地域自立支援協議会
54
障害者自立支援法第 89 条の 2 に規定する、障がい者等への支援の体制の整備を
図るため、地方公共団体が設置する機関。関係機関、関係団体及び障がい者等
の福祉、医療、教育又は雇用に関連する職務に従事する者その他の関係者によ
り構成される。
161 日中一時支援事業
54
障害者自立支援法第 77 条第 3 項に規定する地域生活支援事業の一つ。障がい者
等の日中における活動の場を確保し、障がい者等の家族の就労支援及び障がい
者等を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的とする。
162 基幹相談支援センター
54
障害者自立支援法第 77 条の2に規定する、身体障がい者、知的障がい者及び精
神障がい者の相談を総合的に行う機関。地域における相談支援の中核的な役割
を担う。市町村が設置又は業務を委託できる。
163 目標管理
56
計画的な組織運営を行っていく上で、組織目標等を設定し、その目標達成に向
けた取り組み。
159 地域生活支援事業
85
第 6 次多治見市総合計画(改訂版)2012-2015
発行
平成 24 年 4 月
企画・編集・発行
多治見市役所
挿絵デザイン
多治見市教育委員会
〒 507-8703
企画部
企画防災課
岩井利美
岐阜県多治見市日ノ出町 2-15
T E L (0572)22-1111
E-Mail
[email protected]
U R L
http://www.city.tajimi.gifu.jp/
この冊子は 1 部あたり 273 円(税込)で 1,000 部作成しました。
この冊子はグリーン購入法に基づく基本方針の基準(印刷サービス)を満たしています。
86
新火葬場建設
イメージ
昭和小学校体育館建て替え
三の倉センター基幹改良工事
新市民病院建設
イメージ
池田小学校建て替え
イメージ
南姫小学校プール建設
(仮称)日本タイル館整備
旭ヶ丘テクノパーク
神戸・栄土地区画整理
(仮称)笠原記念公園整備
(仮称)
駅北駐輪場
(有料)
整備
公共公益施設・多目的広場整備
多治見山吹テクノパーク
上原テクノパーク
駅南地区の市街地整備
駅北土地区画整理
(都)
国道248号線多治見バイパスの 4 車線化
もっと!まち が 元 気 ! 多 治 見
市営国京団地跡地利用・市道改良
根本交流センター建設
87
多治見市制70周年記念事業
魔法の鉛筆 夢はかなう…
〜多治見の未来絵画コンテスト〜 作品集
最優秀賞
小 学 校 低学 年 の 部
南 姫小 学 校 3年 尾石 侑 紀 奈さん 作品
中学生の 部
平和中学 校 2年 各務 愛 梨さん 作品
小 学 校高学 年 の 部
市之 倉小 学 校 4 年 霜村 奈々葉さん 作品
入
賞
小 学 校 低学 年 の 部
小 学 校 低学 年 の 部
小 学 校 低学 年 の 部
小 学 校高学 年 の 部
小 学 校高学 年 の 部
根本小 学 校 2年 浅 野 陸さん 作品
脇 之 島 小 学 校 2年 西 彩由香さん 作品
脇 之島小 学 校 2年 早川 多映さん 作品
養 正小 学 校 6 年 稲 見 恒 輝さん 作品
精 華小 学 校 5 年 加 藤 夏 海さん 作品
小 学 校高学 年 の 部
中学生の 部
中学生の 部
中学生の 部
高校 生の 部
精 華小 学 校 5 年 中稲 梨 乃さん 作品
陶都中学 校 3年 河内 理子さん 作品
陶都中学 校 1年 若尾 陸利さん 作品
小泉中学 校 1年 宮嶋 沙 也香さん 作品
多治見工業高校 1年 西牟田 祥太郎さん 作品