利用マニュアル - Sibulla(シビラ)

利用マニュアル
株式会社 環
●●●目次●●●
■ 基本操作
・
カレンダーによる期間指定
・
検索結果の表示設定
(1)
目的ページ
(2)
データ種別
(3)
タイトル表示
(4)
URL サマリー
(5)
排除 IP
■ サイト解析
・
日別アクセス分析
・
入口ページ分析、出口ページ分析
・
直帰率表示
・
リンク元分析
・
検索フレーズ分析、検索キーワード分析
・
フレーズ別入口ページ一覧
・
利用環境分析
・
ドメイン分析
・
CSV ダウンロード
■ ページ解析
・
ページ一覧
・
日別アクセス分析
・
時間別アクセス分析
・
リンク元分析、リンク先分析
・
検索フレーズ分析、検索キーワード分析
・
CSV ダウンロード
■ 経路解析
・
サイトフロー分析
(1) 経路解析を利用する前に
(2) 解析結果の設定を行う
(3) 解析結果を見る
・
ユーザ分析
(1) 解析結果の設定を行う
(2) 解析結果(一覧)を見る
(3) ユーザ個々の経路表示を見る
1
■ リスティング広告効果測定
・
オーバーチュア
(1) 広告効果測定を利用する前に
(2) 広告を登録する
(3) 登録した広告を見る(検索エンジン別分析)
(4) 表示されるキーワードを絞り込む
(5) 表示されたデータを CSV でダウンロードする
(6) オーバーチュアの広告データをインポートする
(7) 登録した広告を見る(コスト別分析)
・
アドワーズ
(1) 広告効果測定を利用する前に
(2) 広告を登録する
(3) 登録した広告を見る
(4) 表示されるキーワードを絞り込む
(5) 表示されたデータを CSV でダウンロードする
■ SEO 効果測定
・検索フレーズ別概要
・検索フレーズ別一覧
・キーワードバリエーション
・検索エンジンシェア
■ 各種設定
・
お客様情報
・
タグ取得
・
排除 IP 設定
・
目的ページ設定
・
URL サマリー設定
・
タイトル編集
2
基本操作
基本操作でわかる事
・
シビラカレンダーで期間指定ができる(カレンダーによる期間指定)
・
コンバージョン(目的)に達したユーザの「アクセス傾向」や「検索ワード」が見られる
(目的ページ機能)
・
解析結果の URL を分りやすくページのタイトルで表示する事ができる(タイトル表示機能)
・
商品カテゴリごとの集計データや、パラメータをまとめて結果表示できる(URL サマリー機能)
・
自社や制作会社など関係者のアクセスは別で表示したい(排除 IP 機能)
3
Ⅰ.シビラカレンダーによる期間指定
「過去 1 ヶ月のデータを見たい」「キャンペーン期間中のアクセスを見たい」といった表示対象期間を、シビラカレンダ
ーで指定することができます。
① 年月指定枠
② 期間範囲入力枠
期間指定を行うには・・・
期間指定は、「シビラカレンダーを使う方法」と「直接日付を入力する方法」の 2 種類があります。
(1) シビラカレンダーを使う方法
1.シビラカレンダー上の解析結果を閲覧したい期間の開始日を左クリックします。カレンダー下部の 期間範囲入力
枠(②) 両枠にクリックした日付が入ります。
2.期間最終日を左クリックします。 期間範囲入力枠(②) ・右枠にクリックした日付が入ります。(左枠は変化しませ
ん。)
3.「期間範囲指定」ボタンをクリックすると。指定期間の解析結果が表示されます。
【注意事項】
・初期状態は、当月を表示しています。
・当月以前を開始日に設定する際は、シビラカレンダー上部の 年月指定枠(①) 右横のプルダウンボタンをクリック
すると、「過去 1 年前迄の月」が選択可能です。
・解析結果の表示可能期間は、最長 2 ヶ月間となります。それ以上の期間を指定すると「エラー」となります。
・ 期間範囲入力枠(②) ・右枠の日付に、左枠の日付よりも 以前の日付 を記載した場合、「エラー」となります。
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(2) 直接日付を入力する方法
1.シビラカレンダー下部の 期間範囲入力枠(②) の左枠に、閲覧したい期間開始日を入力します。
2. 期間範囲入力枠(②) ・右枠に、閲覧したい期間終了日を入力します。
3.最後に、「期間範囲指定」ボタンをクリックします。指定した期間(最長 2 ヶ月間)の解析結果が表示されます。
【注意事項】
・ 期間範囲入力枠 (②)へは、「YYYY/MM/DD」の形式で入力してください。
・解析画面に表示できる期間は、最長 2 ヶ月間です。2 ヶ月以上の期間を指定すると、「エラー」となります。
・ 期間範囲入力枠 (②)・左枠の日付が、右枠の日付よりも 以前 の日付を入力した場合、「エラー」となります。
・ 期間範囲入力枠 (②)へ、存在しない日付を入力した場合、「エラー」となります。
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Ⅱ.シビラカレンダーメモ設定機能
シビラカレンダー内の 日付 に、メモを記入できます。
「メルマガ配信日」、「キャンペーン開始日」、「施策名」など、分かりやすい内容で記入すると確認に便利です。
マウスポインターを日付に重ねると、年月日と共に、登録した メモ が確認できます。
(1) メモの登録
1.メモを登録する日付上に、マウスポインターを重ね、日付を「右クリック」すると、 メモ編集窓 が表示されます。
2.メモ編集窓に「メルマガ配信日」、「キャンペーン開始日」、「施策名」など、任意の メモ や、 コメント を記入します。
3.「登録」ボタンをクリックすると、日付の背景色が変化し、メモが 登録 されます。
1.日付上にマウスポインターを重ね、右クリック
2.メモ編集窓が表示される
3.メモ・コメントを記入
4.「登録」をクリック
5.メモが登録され、登録された日付の
背景色が変化
6
(2) メモの削除
メモ編集窓を開き「削除」ボタンをクリックし、OK をクリックすると、登録されたメモは削除されます。
カレンダー上の背景色も消去されます。
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Ⅲ.検索結果の表示設定
シビラでは、表示設定を変更する事により様々なデータを表示する事ができます。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(1) 【目的ページ」機能を使う
目的ページ機能を使うと、「目的ページを通過したアクセス」のみが表示されます。
例えば、
・購入したユーザの行動が知りたい ⇒ 購入完了ページを「目的ページ」に
・キャンペーンの効果が知りたい
⇒ キャンペーンページを「目的ページ」に
といったように利用できます。
※目的ページ(申し込みページ)に至ったなど、ユーザを実際の取引に結びつけることを、コンバージョンといいます。
目的ページは「URL」と「タイトル」に切り替えて解析結果を表示することが可能です。
「プレビュー」ボタンを押すと、目的ページを別ウィンドウでプレビュー表示し、実際の目的ページを見ながら
データを確認することが可能です。
目的ページを設定するには
目的ページ機能を使うには、目的ページの設定(登録)が必要です。
「目的ページ設定」画面にて、目的ページの登録、タイトル設定、表示切替えが行えます。
設定方法は「目的ページの設定」マニュアルをご覧ください。
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(2) 【データ種別】機能を使う
データ種別機能を使うと、「総アクセス数」と「ユニークアクセス数」を切り替えて、解析結果をみることができます。
総アクセス数は、サイト内のページが表示された全回数(ページビュー数)を表します。
例えば、あるユーザがサイトを訪問した際に、 5ページ閲覧して離脱 した場合、アクセス数(ページビュー数)は「5」
となります。
総アクセス数は全ユーザのアクセス数を合計したものとなります。
ユニークアクセス数は、アクセスのあったユーザ数(ブラウザ数)を表します。
例えば、あるユーザがサイト内を訪問した際に、 複数ページ閲覧して離脱 した場合、ユニークアクセス数は、閲覧ペ
ージ数に関わらず「1」となります。
ただし、同一ユーザでも、前回アクセスしてから 30 分以上経過の後、再度アクセスした場合は、別ユーザとしてカウン
トします。なお、同一時間帯に別々のブラウザでアクセスした場合、ユニークアクセス数は「2」となります。
サイト解析の場合、データ種別の選択はできません。総アクセス数のみ閲覧できます。
(3) 【タイトル表示」機能を使う
タイトル表示機能は、「URL がアルファベットの羅列でわかりにくい」というユーザのために、解析画面に表示されてい
る URL 部分をタイトルに置き換えて表示する機能です。
通常は、タイトルタグで表示されていますが、「タイトルタグを全部同じにしてしまった」「プログラムを使っていて、タイト
ルが同じページが多い」といった場合には自分で編集する事もできます。
・ タイトルを編集した場合は、編集したタイトルが優先的に表示されます。
・ 空白(未編集)の場合、予め読み込まれている「タイトルタグ」を表示します。
タイトルを編集するには
「タイトル編集」画面にて、タイトルの編集設定が行えます。
編集方法は設定マニュアルをご覧ください。
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(4) 【URL サマリー】機能を使う
URL サマリー機能は、「あるカテゴリにアクセスしたユーザをまとめて解析したい」「パラメータが多すぎて、結局トータ
ルでのアクセスがわからない」といった場合に、URL 文字列の所定の位置でそれ以降のアドレスを全て統合して集計
する機能です。サマリーされている URL には*(アスタリスク)が付きます。
例えば(例1)、
・ http://www.sibulla.com/test1/index.html 10 アクセス
・ http://www.sibulla.com/test1/test.html 8 アクセス
という 2 つのアドレスがあると仮定します。
「URL サマリー」に【http://www.sibulla.com/test1/】を登録すると
【* http://www.sibulla.com/test1/ 18 アクセス】として解析結果が表示されます。
※URL サマリー機能に登録できる URL は3つまでです。 ユニークアクセスに関しては表示されません。
【パラメータ とは?】
・URL1.『http:// www.sibulla.com/test1/index.html/』
・URL2.『http:// www.sibulla.com/test1/index.html/?mail070101』
URL2.のように、 広告などからのリンク を、 通常のリンク と切り分けるために、アドレスの後ろにつける「?」から始まる文字
列のことです。
URL サマリーを設定するには
「URL サマリー設定」画面にて URL サマリー登録設定が行えます。
設定方法は「設定マニュアル」をご覧ください。
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(5) 【排除 IP】機能を使う
「自社内や制作会社からのアクセスは除いて、純粋に訪問者のアクセスのみが見たい」といった場合に「排除 IP 機
能」が有効です。「排除 IP 以外」を選択すれば、解析に含みたくないIPアドレスからのアクセスを除いた解析結果が表
示されます。
※各解析結果の「初期設定」は「排除 IP 以外」に設定されています。
排除 IP を設定する
各種設定の「排除 IP 設定」画面にて、排除 IP の「登録・削除」設定が行えます。
設定方法は「設定マニュアル」をご覧ください。
(6) 【画面更新】ボタン
各項目の設定変更を画面に反映させます。
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Ⅳ.アドバイス機能の表示
ユーザサイトの遷移数や解析データを毎週更新し、サイト運営へのアドバイスを表示します。
シビラのアドバイス機能では、最低限確認しておきたい解析結果に対して、過去のデータと比較した遷移数と共
に、アドバイスを表示します。
【アドバイスの閲覧】
1.サイト解析画面より
ボタンをクリックします。
2.アドバイスが展開されます。
【アドバイズ表示画面】
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【アドバイス機能表示項目一覧】
月別総アクセス数比較:
前月と今月の平均アクセス数 変動率の UP/DOWM を表示します。
主要検索エンジンからの総アクセス数比較:
主要検索エンジン(yahoo!/google/msn)それぞれの、
前々週と前週の総アクセス数平均を比較
週別総アクセス数:
前月と今月の平均アクセス数 変動率を表示します
週別総ユニーク数:
前々週と前週の上位 5 位までの検索フレーズを比較
検索フレーズ解析:
前々週と前週の上位 5 位までの検索フレーズを比較
入口ページ:
前々週と前週の上位 5 位までの 入口ページ 順位を比較
リンク元:
前々週と前週の上位 5 位までのリンク元順位を比較
目的ページ:
目的ページを設定していない場合、設定方法の案内を表示
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サイト解析
サイト全体(シビラのタグを貼り付けたページ)の解析結果を表示します。
サイト解析でわかる事
・
サイトを訪問したユーザ数と閲覧したページ数(日別アクセス分析)
・
サイトの中で、ユーザを集めているページ(入口ページ分析)
・
サイトの中で、ユーザを逃がしているページ(出口ページ分析)
・
どのページからサイトに訪れたのか(リンク元分析)
・
サイトを訪問したユーザが検索エンジンで利用した(強みを表す)ワード
(検索フレーズ分析・検索キーワード分析)
・
サイトを訪問したユーザの利用環境:OS シェア・ブラウザシェア・モニタ解像度シェア
(利用環境分析)
・
サイトを訪問したユーザの属性(競合、顧客など)を知りたい(ドメイン分析)
こんな使い方もできます
・
全ユーザのうち、コンバージョン(目的)を達したユーザの数や情報(入口ページやキーワード
など)を知りたい(目的ページ機能)
・
バナーやメール広告など、広告ごとのクリック数が知りたい(URL サマリー機能+入口ペー
ジ分析)
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Ⅰ.日別アクセス分析
日別の総アクセス数・ユニークアクセス数のグラフとその合計数、平均閲覧ページ数を表示します。
赤いグラフが総アクセス数で、青いグラフがユニークアクセス数です。
平均閲覧ページ数とは、ユーザが 1 回の訪問で見たページ数の平均値となります。また、1 日のアクセス数の把握だ
けではなく、総アクセス数とユニークアクセス数の差から、ユーザのサイトでの閲覧傾向を知ることができます。
グラフ表示は、「棒グラフ」と「折線グラフ」に切替えが可能
【棒グラフ表示】
【折線グラフ表示】
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【 豆知識 】
総アクセス数とユニークアクセス数の差が示すもの
総アクセス数が、サイトを表示した延べ回数で、ユニークアクセス数は、サイトに実際に訪れた人の総数であることを
考えると、<総アクセス数−ユニークアクセス数>の数値で下記のような傾向を判断できます。
総アクセス数とユニークアクセス数の差が大きい場合
ユーザがサイト内のいろんなページを閲覧してくれています。
企業サイトなど、各ページをしっかり読み込んで欲しいサイトでこのような結果が出れば、先ずは成功と言えるでしょう。
一方で、FAQ や懸賞サイトなど、端的に課題を解決しなくてはいけない場合は、差が大きいと、目的地までの導線が
曖昧でユーザが迷っている可能性が高いのですぐに見直す必要があります。
総アクセス数とユニークアクセス数の差が小さい場合
ユーザはサイトをあまり閲覧せずに立ち去っている可能性があります。企業サイトなど、各ページをしっかり読み込ん
でもらいたい場合は、再度、構成や表現を考え直す必要があります。一方で、FAQ や懸賞サイトなど複数ページをた
どらずに、端的に課題を解決しなくてはいけない場合は、逆に差が小さい方が効果的であるといえます。
属性によってインターネットへアクセスする曜日が異なる
ユーザの属性によって、アクセスの傾向が異なるので、情報更新のタイミングやイベントの告知など注目して欲しい場
合は、その傾向を活かして行いましょう。
1 サラリーマンの場合
火曜、木曜のアクセス数が増える 傾向があります。
2 OL の場合
サラリーマンと同じく、火曜、木曜のアクセス数が増える傾向があります。
3 主婦の場合
月曜〜金曜まで、コンスタントにアクセス数が伸びますが、土曜、日曜は減少する傾向があります。
4 学生の場合
月曜〜日曜までコンスタントにアクセスが伸びますが、長期の休みや試験のときなどはこれに当てはまりません。
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Ⅱ.入口ページ分析、出口ページ分析
「入口ページ分析」は、サイト内でユーザが最初にアクセスしたサイトの入口となるページを、「出口ページ分析」は最
後にアクセスしたサイトの出口となるページを、閲覧数順にその URL と流入数をランキング形式で表示します。
サイト解析のトップの画面では入口ページ・出口ページとも上位 5 件しか表示(下図)されていませんが、「全件表示」
ボタンをクリックすると、解析結果の全件数が表示される「入口ページ一覧」・「出口ページ一覧」のページに移動しま
す。
表示されている URL の左側の「ページ詳細」をクリックすると、その URL(ページ)の詳細情報(「ページ解析」の日別
アクセス分析や時間別アクセス分析など)のページに移動します。
また「経路解析」をクリックすると、そのURL(ぺージ)を基点としたサイトフロー分析のページに移動します。
入口ページ一覧、出口ページ一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
入口、出口を知ることでどのページにユーザの興味があるのか、逆に課題があるページはどこかがわかります。
【 豆知識 】
「動作を終了する」と意図するページが、出口ページ分析のランキング上位にくれば成功?
例えば、「動作を終了する」と意図するページとして、商品を販売するサイトであれば、購入後のサンキューメッセージ
のページが挙げられます。このページが出口ページ分析の上位に登場するのが望ましいです。逆に、商品説明のペ
ージが上位にあった場合は、ユーザの離脱が多いページであり、明らかに商品そのもの魅力や商品の説明の手法に
問題があると考えられます。このように、サイトの出口を分析することで、サイト全体の構成や導線、掲載しているコン
テンツや商品の問題点などを把握することができます。また、ページの詳細情報から、ページを閲覧しているユーザ
の特性を洗い出し、コンテンツの構成を見直す必要があります。
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【直帰率の表示】
入口ページに「直帰率」を表示
"直帰率"とは、Web サイトに最初に到達して1ページを見ただけで去ってしまった訪問者の割合を指します。
直帰率の高いページは、ランディングページ・入口ページの効果を十分に生かしきれていない可能性があります。
また、広告から誘導してきた訪問者をみすみす逃がしていることも考えられます。正しい対策をおこなう為に、「直帰
率」を確認することで、流入を成果に繋げることが可能です。
各入口ページの直帰率
を表示
【直帰率表示】
セッション:ウェブサイトの訪問者がある 1 定期間内にサイト内で行なった一連の行動。
直帰数:セッションを開始した閲覧開始ページのみをみて、他のサイトへ移動、
またはブラウザを閉じた数。
直帰率:直帰数を「閲覧開始ページのみをみた数」で割ったもの。
【 豆知識 】
業界別直帰率の平均 (※環調べ)
IT 49% / エンタメ 59% / コンサル・士業 39% / 医療 70% / 教育 40% / 金融 62%
健康・美容 50% / 公益団体 79% /広告 72% / 小売業 31% / 情報提供 30%
人材 37% / 製造業 56% / 葬祭業 40% / 不動産・建築 35% / 旅行 21%
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Ⅲ.外部リンク元分析
「外部リンク元分析」の一覧では、ユーザがサイトを訪れた際に直前に見ていた、「外部ページのリンク元(解析対象
URL 以外)」と、「件数」を表示します。また、検索エンジン経由の場合は、URL のリンクをクリックすると、どのようなキ
ーワードで検索されたのかも知ることができます。
「外部リンク元一覧」の 検索ボックス を活用して、特定条件のデータのみを抽出することも可能です。
また、「お気に入りから、または URL 直接入力」と表記されている解析結果は、リンク元の情報がない場合になります。
「リンク元―覧」のページでは、1 ページに 100 件までのデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
検索ボックス
【 豆知識 】
検索ボックス に検索結果から除外したい URL の文字列(フォルダ名、ファイル名、検索エンジン名など、URL を構成
する一部)の直前にマイナス記号"−"をつけて検索すると、除外したい URL の文字列を含むページを除外し表示しま
す。
<例>:google を含む URL を除外し表示します。
-google
<例>:一度に複数の URL を除外する事も可能です。
以下の例では、yahoo、google、msn、kan.co.jp、sibulla を含む URL を除外して表示します。
-yahoo -google -msn -kan-net -kan.co.jp ‐sibulla
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Ⅳ.検索フレーズ分析、検索キーワード分析
ユーザがサイトにたどり着くために使ったフレーズ・キーワードを多い順に表示します。
検索フレーズとは、各検索エンジンから訪問したユーザが利用したキーワードを、ユーザが検索したものと同じ状態で表示し
ます。
検索キーワードとは、各検索エンジンから訪問したユーザが利用したキーワードを単数で表示します。
それぞれ、合計件数とユーザがどの検索エンジンから来たのか、検索エンジン別件数を表示します。対象となる検索
エンジンは下図に表示されている 8 つの検索エンジンとなります。
※「検索フレーズ分析」、「検索キーワード分析」ともにリスティング広告と自然検索(オーガニックサーチ)の両方の値を含み
ます。
サイト解析のトップの画面では、検索フレーズ・検索キーワードとも上位 5 件しか表示(下図)されていませんが、「全
件表示」ボタンをクリックすると、全件が表示されるページに移動します。(フレーズ一覧、キーワード一覧)
一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示され
ている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについても同様)
一覧(表)の項目別(合計や各検索エンジン)に表示されている「▼」をクリックすると、それぞれの項目において降順
のデータが表示されます。
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【検索フレーズと検索キーワードの違い】
例えば、「アクセス解析 シビラ」というキーワードでユーザがサイトにたどり着いた場合、検索フレーズ解析では、「ア
クセス解析 シビラ」をひとまとめでカウントします。検索キーワード解析では、「アクセス解析」と「シビラ」とそれぞれを
ひとつの単語としてカウントします。
「アクセス解析 環」で 50 件、「アクセス解析 シビラ」で 70 件、「シビラ」で 90 件検索された場合は以下のようにカウ
ントされます。
検索フレーズ解析
「アクセス解析 環」
「アクセス解析 シビラ」
「シビラ」
検索キーワード解析
「アクセス解」
120(50+70)件
「環」
70 件
「シビラ」
160(70+90)件
50 件
70 件
90 件
これらフレーズやキーワードを確認することで、ユーザがどのようなことに興味を持ち、どのようなキーワードで実際に
検索してサイトにたどり着いているかを知ることができ、ユーザへの訴求ポイントをより明確にすることができます。
【 豆知識 】
検索キーワードって何に利用すればよいの?
SEO を実施した結果を確認し、自社で SEO を行う際に「どのキーワードだと SEO で順位向上が見込めるか」を確認
する場合、ユーザが実際に検索したキーワードを表示する「検索フレーズ分析」が有効です。
では、「検索キーワード分析」はどのような場合に利用するのかというと、『自社のメインキーワードに複数の言い方が
ある』ときに、どのキーワードをメインキーワードにすればよいか選定するのに役立ちます。
例えば、不動産会社の場合、検索パターンとしては「不動産」「土地」「住宅」「一戸建て」など様々な検索方法が考えら
れます。ただ、全てのワードで SEO を実施するには大変ですし、莫大な労力と費用がかかります。また、複数ワード
を利用すると、1 語ごとの SEO 効果は下がります。
そこで、検索キーワード分析を確認します。自社のサイトのキーワード分析の上位が「不動産」ならばユーザは「不動
産+α」で検索していることになります。その場合は、「不動産」を含めたワードで SEO をするのが有効な手段です。
また、検索キーワード分析は「ユーザがどんなキーワードを利用しているのか」を確かめるためにも有効です。例えば、
「シミュレーション」と「シュミレーション」など本来は間違った使い方をしているけれども、利用しているユーザが多い場
合は、サイトの文章をそちらに合わせていくと良いでしょう。
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Ⅴ.フレーズ別入口ページ一覧
「フレーズ別入口ページ一覧」では、そのフレーズで検索したユーザが最初にたどり着いた入口ページとその流入数
を表示します。
表示されている URL の左側の「ページ詳細」をクリックすると、その URL(ページ)の詳細情報(「ページ解析」の日別
アクセス分析や時間別アクセス分析など)のページに移動します。
一覧のページでは、1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
検索フレーズ「アクセス解析」で検索したユーザの入口ペ
ージとなります。つまり、検索エンジンでヒットする可能性
が高いページということです。
⇒このキーワードで「SEO」を行いたい場合、表示 URL に
て行うと、効果が高まる可能性が高くなります。
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Ⅵ.利用環境分析
「利用環境分析」では、ユーザの利用している「OS シェア」と「ブラウザシェア」、「モニタ解像度シェア」を知ることができ
ます。それぞれアクセス数と割合(円グラフ)が表示されます。
OS とは「Windows」や「Mac OS」 など、パソコンを動かすための基本的なソフトウェアです。
ブラウザとは、「インターネットエクスプローラー」や「ネットスケープナビゲーター」など、インターネット上のサイトなどを
閲覧するためのソフトウェアです。
解像度はパソコンの画面解像度です。
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【 豆知識 】
OS やブラウザ、解像度の分析はどのように使うのか?
OS やブラウザ、解像度の情報は主に、ページを制作する際に有効な指標となります。
例えば、ページのリニューアル、新規ページを作成・追加する際、サイトに適した OS やブラウザの
バージョンを絞り込むことができます。
また、ページの横幅や縦幅を決める際にも有効です。実際に、解像度を把握しなかったために、ユーザから「横幅が
広くて見えない」といったクレームが来た例もあります。
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Ⅶ.ドメイン分析
ドメイン分析では、ユーザがどの所属団体(プロバイダ)のサーバからアクセスしているかを知ることができます。
ドメインとアクセス数を表示します。一覧のページでは、1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
【 豆知識 】
ドメイン分析の有効な利用方法
(1) 競合の動きを知る
例えば、競合のドメイン(サーバ)からのアクセスが多く、一定のページだけよく閲覧している場合は、競合が似たよう
な新製品の開発を企画していることも予測されます。
(2) 顧客の興味を知る
逆に商品を購入してくれる顧客になりそうな会社のドメイン(サーバ)からのアクセスがあれば、興味のありそうな商品
の情報を持って、担当者に直接アプローチをかけたりするなど、ユーザの動きからニーズを予測し、次の一手を考え
ることも可能です。
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Ⅷ.CSV ダウンロード
シビラでは、データを加工したり報告書を作成したりする場合を考えて、表示されたデータを CSV でダウンロードでき
ます。
【CSV ダウンロードの手順】
1. 「カレンダー」を使ってダウンロードしたいデータ期間を指定します。
カレンダーによる期間指定のやり方は、「Ⅰ.カレンダーによる期間指定」をご覧ください。
2. 各項目の左上にある「CSV ダウンロード」ボタンをクリックします。
3. 「ファイルのダウンロード」ダイアログボックス(下図)が表示されますので、「開く」か「保存」を押してください。
また、Windows XP などでは設定によりファイルが直接開いてしまう場合があります。
4. ダウンロードしたデータをエクセルで開き、加工が可能です。(3 で「開く」を選択した場合は必要ありません)
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CSV ダウンロードできるデータ
― サイト解析 ―
【日別アクセス分析】
【入口ページ分析】
【出口ページ分析】
【外部リンク元分析】
【検索フレーズ分析】
・ フレーズ 一覧
・ フレーズ別入口ページ分析
【検索キーワード分析】
【利用環境分析】
・ OS シェア
・ ブラウザシシェア
・ モニタ解像度シェア
【ドメイン分析】
― ページ解析 ―
【ページ一覧】
【日別アクセス分析】
【時間別アクセス分析】
【リンク元分析】
【リンク先分析】
【検索フレーズ分析】
【検索キーワード分析】
― リスティング広告効果測定 ―
【オーバーチュア広告効果測定(検索エンジン別分析)】
【オーバーチュア広告効果測定(コスト別分析)】
【アドワーズ広告効果測定(キーワード別分析)】
― SEO 効果測定 ―
【検索フレーズ別一覧】
【キーワードバリエーション分析】
【検索エンジンシェア】
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ページ解析
各ページ(シビラのタグを貼り付けたページ)の解析結果表示します。
ページ解析でわかる事
・
ページを訪問したユーザ数と閲覧したページ数(日別アクセス分析)
・
ページを訪問したユーザの多い時間帯(時間別アクセス分析)
・
ページに訪れる前にどのページを見たか(リンク元分析)
・
ページを訪れた後にどのページを見たか(リンク先分析)
・
ページを訪問したユーザが検索エンジンで利用した(強みを表す)ワード
(検索フレーズ分析・検索キーワード分析)
こんな使い方もできます
・
バナーやメール広告などから来たユーザが、次にどんな行動を取ったか(リンク先分析)
・
ある特定のカテゴリや、商品ページ群にアクセスしたユーザのページの内訳を見たい(ペー
ジ一覧)
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Ⅰ.ページ一覧
URL(ページ)ごとのアクセス数を表示します。
カレンダーによる期間指定(サイト解析「Ⅰ.カレンダーによる期間指定」参照)や目的ページ機能、タイトル表示機能、
URL サマリー機能、排除 IP 機能(サイト解析「Ⅱ.検索結果の表示設定」参照)も利用できます。
※シビラのタグを貼っていないページは解析・表示されません。
表示されている URL の左側の「ページ詳細」をクリックすると、その URL(ページ)の詳細情報(「ページ解析」の日別
アクセス分析や時間別アクセス分析など)のページに移動します。
ページ一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
また「経路解析」をクリックすると、そのURL(ぺージ)を基点とした「サイトフロー分析」ページに移動します。
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【 豆知識 】
こんな事にも使えます 〜便利な URL 検索機能〜
ページ一覧に表示されている URL は「検索」することが出来ます。
例えば「index.html」で検索すると、
・ http://www.abc.com/index.html
・ http://www.abc.com/avg/index.html
・ http://www.abc.com/bcg/index.html
が表示されますので、各サブカテゴリトップページのアクセス数の比較などが可能です。
その他、「EC サイトで、あるカテゴリのページ比較をしたい ⇒ 比較したいカテゴリの「フォルダ名」で検索」といった
使い方ができます。他にもありますので、是非色々な使い方を行ってみてください。
【 豆知識 2】
除外指定検索機能
検索ボックス に検索結果から除外したい URL の文字列(フォルダ名、ファイル名、検索エンジン名など、URL を構成
する一部)の直前にマイナス記号"−"をつけて検索すると、除外したい URL の文字列を含むページを除外し表示しま
す。
<例>:google を含む URL を除外し表示します。
-google
<例>:一度に複数の URL を除外する事も可能です。
以下の例では、yahoo、google、msn、kan.co.jp、sibulla を含む URL を除外して表示します。
-yahoo -google -msn -kan-net -kan.co.jp ‐sibulla
30
Ⅱ.日別アクセス分析
日別の総アクセス数・ユニークアクセス数のグラフとその合計数を表示します。
赤いグラフが総アクセス数で、青いグラフがユニークアクセス数です。
(詳しくはサイト解析 「Ⅰ.日別アクセス」 の項目をご覧下さい。)
※ページ解析の日別アクセス分析や時間別アクセス分析、リンク元分析、リンク先分析、検索フレーズ分析、検索キ
ーワード分析へは、各解析画面の「ページ詳細」ボタンをクリックすると移動します。
グラフ表示は、「棒グラフ」と「折線グラフ」に切替えが可能
【棒グラフ表示】
【折線グラフ表示】
31
Ⅲ.時間別アクセス分析
1 時間単位での総アクセス数・ユニークアクセス数のグラフとその合計数を表示します。
例えば、8 時の総アクセス数が 20 の場合、データは 8 時ちょうどから 8 時 59 分 59 秒までに 20 件のアクセス数があ
ったことになります。ユーザの属性によってアクセスする時間帯が異なるので、ここからユーザの属性をある程度推測
することができます。
また、1 日だけでなくカレンダーでの期間指定(サイト解析の 「Ⅰ.カレンダーによる期間指定」 参照)も出来ます。
ある期間内の、ユーザのアクセス傾向を把握することができます。
※ページ解析の日別アクセス分析や時間別アクセス分析、リンク元分析、リンク先分析、検索フレーズ分析、検索キ
ーワード分析へは、各解析画面の「ページ詳細」ボタンをクリックすると移動します。
グラフ表示は、「棒グラフ」と「折線グラフ」に切替えが可能
【棒グラフ表示】
【折線グラフ表示】
32
【 豆知識 】
ユーザ属性によるアクセス傾向の違い
ユーザの属性によって、アクセスの傾向は異なります。「情報更新のタイミング」や「イベント」をしかける際は、ユーザ
傾向を活かしましょう。より、高い効果が期待できます。
1.サラリーマンの場合
午前中ダラダラとアクセスが続き、昼休みにグッと上昇して、夜 7 時以降を皮切りに深夜までアクセスが伸びる傾向
があります。
2.OL の場合
サラリーマンとほぼ同じ傾向を示しますが、アクセスが伸び始めるのがやや早めです。
3.主婦の場合
午前 10 時頃を皮切りに、コンスタントに高いアクセス数を示します。夕方 16 時くらいから 20 時頃まで一旦アクセスが
下がりますが、深夜にかけて、またアクセスが伸びていきます。
4.学生の場合
日中はあまり伸びませんが、午後 10 時頃から深夜遅くまでアクセスが伸びていきます。
33
Ⅳ.リンク元分析
「リンク元分析」では、指定したページの直前にユーザが見たページの URL(サイト内/外両方とも)と件数を表示しま
す。
また、検索エンジン経由の場合は、URL のリンクをクリックすると、どのようなキーワードで検索されたのか、知ること
ができます。
ページ解析トップ画面では上位 5 件しか表示(下図)されませんが、「全件表示」ボタンをクリックすると、リンク元一覧
のページに移動します。
リンク元一覧の画面にある検索ボックスを活用して、特定の条件のデータのみを抽出することも可能です。
「お気に入りから、または URL 直接入力」と表記されている解析結果はリンク元の情報がない場合になります。
一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
※ページ解析の日別アクセス分析や時間別アクセス分析、リンク元分析、リンク先分析、検索フレーズ分析、検索キ
ーワード分析へは、各解析画面の「ページ詳細」ボタンをクリックすると移動します。
【 豆知識 】
困った訪問者を探ってロックアウトすることができる?
リンク元分析では、「出稿したどの広告からの流入が多いのか?」などという広告の効果がわかるだけでなく、最近急
にアクセス数が伸びたのはいいけれど、掲示板に誹謗中傷の荒らしが増えたなどの場合、困った訪問者が「どこから
来たのか」、この機能で探すことができます。
例えば、リンク元をたどっていくと、ある掲示板で自分のサイトへのリンクを貼られていたなどということもあります。
その場合は、掲示板の管理者、もしくはプロバイダに連絡をし、リンクの削除を求めるなどの対処をとってもらうことも
できます。
34
Ⅴ.リンク先分析
「リンク先分析」では、指定したページの次にユーザが見たページの URL(サイト内のみ)と件数を表示します。
例えば、トップページに来たユーザが次にどこへ行ったのかを見る事が可能です。
ページ解析トップ画面では上位 5 件しか表示(下図)されませんが、「全件表示」ボタンをクリックすると、リンク先一覧
のページに移動します。
表示されている URL の左側の「ページ詳細」をクリックすると、その URL(ページ)の詳細情報(「ページ解析」の日別
アクセス分析、時間別アクセス分析など)をご覧になることができます。
一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。
100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示されている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについて
も同様)
※ページ解析の日別アクセス分析や時間別アクセス分析、リンク元分析、リンク先分析、検索フレーズ分析、検索キ
ーワード分析へは、各解析画面の「ページ詳細」ボタンをクリックすると移動します。
【 豆知識 】
こんな事にも使えます 〜広告の LP の効果を高める〜
「広告のクリック数は上がっているけれど、コンバージョンに繋がっていない」こういう事はありませんか?
その場合、広告を見たけれどもすぐに離脱してしまうユーザが多い可能性があります。
「ターゲットでない人がクリックした」「広告とページの内容が違った」など、さまざまな理由があると思います。
ただ、PPC 広告等の場合、クリックした時点で課金されてしまいますので、すぐに離脱するユーザは損となります。ま
た、アドワーズ広告等はクリック直後の離脱を重要視する傾向があります。その為、クリックしたユーザを次のページ
へ誘導してコンバージョンに繋げることが必要です。
では、どうしたらよいのでしょうか?そのために、「リンク先一覧」を使います。
ユーザが移動した先として件数が多いほど、「関心が高い」ページと考えられます。
それが正しい動きであればそのページへの「リンクを目立たせる」べきです。そうでなければ、そのリンクが「目立ちす
ぎている」もしくは、「誘導したいリンクが目立っていない」などの理由が考えられます
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Ⅵ.検索フレーズ分析、検索キーワード分析
指定したページにユーザがたどり着くために使ったフレーズ・キーワードを多い順に表示します。
詳しくはサイト解析の 「Ⅲ.検索フレーズ分析、検索キーワード分析」の項目をご覧ください
ページ解析のトップの画面では、検索フレーズ・検索キーワードとも上位 5 件しか表示(下図)されていませんが、「全
件表示」ボタンをクリックすると、全件が表示されるページに移動します。(フレーズ一覧、キーワード一覧)
一覧のページでは 1 ページに 100 件のデータが表示されます。100 件以降のデータを見るときは『1|2』と表示され
ている箇所で『2』をクリックします。(200 件以降のデータについても同様)
一覧(表)の項目別(合計や各検索エンジン)に表示されている「▼」をクリックすると、それぞれの項目において降順
のデータが表示されます。
※ページ解析の日別アクセス分析や時間別アクセス分析、リンク元分析、リンク先分析、検索フレーズ分析、検索キ
ーワード分析へは、各解析画面の「ページ詳細」ボタンをクリックすると移動します。
36
経路解析
経路解析とは、ユーザがサイトの中をどのように移動していったのか(ページ間遷移)をたどる
ことです。そのことにより、ユーザはサイトの中で何を見て意思決定をし、実際の行動に移して
いるのか。また、当初予定した結果が得られないのは、どの課程に問題があるのかなどを明確
にします。
経路解析でわかる事
・
問題のあるページの発見(サイトフロー分析)
・
フォームでの離脱動向の把握(サイトフロー分析)
・
動線の太い経路の把握(サイトフロー分析)
・
申込や購入者の通った道筋(詳細)の把握(ユーザ分析)
こんな使い方もできます
・ 商品と商品の間の相関関係など繋がりが分かる(サイトフロー分析)
・ フォームや、ショッピングカートなどのユーザビリティ(使いやすさ)が分かる(サイトフロー分析)
・ 競合など特定の IP アドレスからのアクセスのサイト内動向がわかる(ユーザ分析)
37
Ⅰ.サイトフロー分析
サイトフロー分析は、サイト内のユーザ遷移を直感的に把握できるよう、解析結果を「サイトフロー式」で表示します。
また、どのページからどのページへどれだけアクセスしたかがわかるだけでなく、その経路での各ページの離脱数、
及びその経路を経由して目的ページまでどれだけ到達したか(コンバージョン数)を表示します。コンバージョン数を意
識した、「ビジュアル的で分かりやすく、使いやすい」解析機能です。これによってサイト全体の問題点がよりわかりや
すくなります。
例えば、問題のあるページの発見、フォームでの離脱動向、動線の太い経路などがわかります。
(1) 経路解析を利用する前に
サイトフロー分析は、ユーザの動線(経路)を見る事が出来ます。また、「目的ページの設定(「設定マニュアル」参
照)」を行うことで、ユーザの動線だけでなく、「目的ページに到達したユーザの動線」、つまり、コンバージョンに繋がり
やすい動線を確認することが出来ます。
「コンバージョンに結びつけるためのサイトの改善」に繋げることが出来ます。
(2) 解析結果の設定を行う
期間や条件など解析結果の表示設定を行います。
基点ページ
経路を表示する始点(正引きの場合)ページです。逆引きの場合は到達ページ。
通常の設定では「前日」に、最も流入の多かったページ(入口ページ 1 位)が表示されます。
任意の URL を入力することが可能です。
目的ページ (コンバージョン数表示用)
目的ページを選択すると、表示経路の中で、目的ページを通った数値が、その他項目の数値と合わせて表示されま
す。
詳しい使用方法は「目的ページ機能を使う」をご覧下さい。
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表示範囲
動線の太さを確認できるよう、表示範囲を設定することができます。
選択した基点ページの「総アクセス数」と比較して、基点ページから他のページへ遷移した数の割合(基準値)となりま
す。「10%以上」「5%以上」「2%以上」「1%以上」を選択できます。
例えば、A ページのアクセス数が 100 として、Aページを基点とします。
A→Bへ移動したユーザは 20 で、その中でさらにB→Cへ移動したユーザは 10、その中でさらにC→Dへ移動したユ
ーザは 5、その中でさらにD→Eへ移動したユーザは、1とします。
※A→Cへ移動したユーザや、Bページを基点としてB→Cへ移動したユーザは含みません。
※あくまでAページを基点として「A→B→C→D→E」と順番に閲覧したユーザの数値となります。
この場合、表示範囲で「10%以上」を選択すると、100 の 10%以上なので、基準値は「10」となり、「A→B→C」という経
路が表示されます。「C→D」への移動数は、「5<10」のため、「A→B→C→D」という経路は表示されなくなります。
また、表示範囲で「5%以上」を選択すると、100 の 5%以上なので、基準値は「5」となり、「A→B→C→D」という経路が
表示されますが、「A→B→C→D→E」という経路は表示されなくなります。
なお、表示範囲で「1%以上」を選択すると、100 の 1%以上となり、基準値は「1」となるので「A→B→C→D→E」という
経路が表示されます。
※基準値がいくつになるか計算すると、表示される範囲がわかりやすくなります。
39
表示順
基点からどのように経路を表示していくかを選択します。「正引き」「中央引き」「逆引き」のどちらかを選択します。
「表示順」を選択することで、基点ページを中心とした、それぞれ「異なる前後の経路」を表示することが可能です。
【正引き】・・・基点ページから次に閲覧したページを順番で表示します。
例えば、基点ページをトップページに設定した場合、トップページ閲覧後に、どのページを閲覧したのか。「トップペー
ジ→価格ページ→フォーム入力ページ→フォーム確認ページ→申込完了ページ」というような経路が表示されます。ト
ップページなどの集客力が高く、動線を強化したいページの改善に役立ちます。
「中央引き」・・・基点ページを中心に、起点前 2 点、起点後 2 点間の経路を表示します。
例えば、離脱の多いページを基点とすることで、前ページとの関連性が適正か、また誘導しているリンク先の関連性
に問題がないかがわかります。
【逆引き】・・・基点ページに至るまでに閲覧したページを順番で表示します。
例えば、基点ページをフォーム入力ページに設定した場合、フォーム入力ページに到達したユーザはどの経路を辿っ
てきたのか。「商品Aページ→商品Bページ→商品Aページ→価格ページ→フォーム入力ページ」というような経路が
表示されます。コンバージョンに結びつきやすい動線の把握に役立ちます。
40
対象期間
解析結果の表示期間を選択します。
「前日/一昨日/過去 7 日間/今月/前月」、また日曜日を起点とした「2週間前/3週間前」を選択します。
※経路解析画面内では、シビラカレンダーを使用しての 対象期間の選択 はできません。ご注意ください。
排除 IP : 排除 IP を選択することで、解析結果を特定のIPアドレスからの「アクセス以外」と「アクセスのみ」とに切
り替えて表示することができます。
使用方法は 「排除 IP 機能を使う」 をご覧下さい。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
41
(3) 解析結果を見る
※解析結果のサイトフロー左上の「経路の項目説明を表示」ボタンをクリックすると、各数字の説明を表示します。
【正引きの場合】
基点ページから次に閲覧したページを順番で表示します。
【中央引きの場合】
基点ページを中心に、起点前 2 点、起点後 2 点間の経路を表示します。
42
【逆引きの場合】
基点ページに至るまでに閲覧したページを順番で表示します。
※解析結果の表示数に関して、遷移したページ数は横に 5 つまでを表示します。
縦の経路数の制限はございません。「表示範囲」で指定した条件の解析結果を表示します。
43
サイト外からのアクセス数
登録しているサイト外(シビラのタグを貼り付けたページ以外)からのページへの流入数です。(サイト解析「入口ペー
ジ」のアクセス数と同様)リンク元が不明な場合も含みます。(例:ブラウザの設定、ウィルスソフトの設定、リフレッシュ
タグが使われているなど)ユーザの一回の訪問で複数カウントされる場合があります。
サイト内遷移数
登録しているサイト内(シビラのタグを貼り付けたページに限る)を移動した遷移数です。正引きの場合の基点ページ
へのサイト内遷移数は、登録しているサイト(タグが貼られていないページも含む)から基点ページへ移動した遷移数
です。
※サイト内遷移数は、基点から続いている事が条件です。つまり、A を基点として「A→B→C→D」という経路が表示さ
れている場合、「C→D」への遷移数は、「A→B→C→D」と閲覧した際の C から D への遷移数です。
ページのアクセス数
そのページを訪問したユーザの総アクセス数です。(「ページ解析」の総アクセス数と同様)
ページの離脱数
そのページが、ユーザの一回の訪問で最後に閲覧したページとなる数です。(サイト解析「出口ページ分析」の離脱数
と同様)登録しているサイト以外へ移動した数とは異なります。
経路での離脱数
表示されている経路で登録しているサイト外(シビラのタグを貼り付けたページ以外)へ移動した数です。シビラのタグ
を貼り付けていないページへの遷移数も含みます。
※コンバージョン遷移数は、ユーザが最終的にコンバージョンに達したか否かを見ています。
その為、コンバージョン遷移数が表示されていても、コンバージョンページは画面内に表示されない事もあります。
ページのコンバージョン数
そのページを閲覧したユーザが目的ページを通過した数です。(「ページ解析」で目的ページを選択した際に表示され
るアクセス数と同様)目的ページを選択した場合、数値を表示します。
経路でのコンバージョン遷移数
サイト内遷移数のうち、最終的に「コンバージョン(目的ページ)」に到達した遷移数です。目的ページを選択した場合、
数値を表示します。
※サイトフロー図の「ページ詳細」をクリックすると、そのページの詳細情報(「ページ解析」の日別アクセス分析や時
間別アクセス分析など)のページに移動します。
44
Ⅱ.ユーザ分析
ユーザ分析は、各ユーザがどのようなページを通ったかを 1 ユーザごとに表示します。例えば、「10:00 に購入したユ
ーザはどのようなページを見たのか」といったことが分かるので、ユーザの興味や関心が分かり、次の改善に繋げる
ことが出来ます。
具体的に言うと、例えばスーパーでは、納豆の隣に和からしを置いておくと、別々に置いてあるときよりもその相乗効
果で双方の売上が上がるといったケースがあります。ユーザ分析では、1ユーザごとの動きを見ることができるため、
ページの相関性を見つけ出すことができます。
(1) 解析結果の設定を行う
期間や解析結果の表示設定を行います。
URL : 指定した URL を通過したユーザの経路を表示します。URL に対して、「含む」「入口とする」「出口とする」を
選択します。
対象期間 : 解析結果の表示期間を選択します。
「前日」「一昨日」「過去7日間」「今月」「前月」、日曜日を起点とした「2週間前」「3週間前」から選択します。
※対象期間はカレンダーで選択して表示することができませんのでご注意ください。
排除 IP : 排除 IP を選択することで、解析結果を特定のIPアドレスからの「アクセス以外」と「アクセスのみ」とに切
り替えて表示することができます。
使用方法は 「排除 IP 機能を使う」 をご覧下さい。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
45
(2) 解析結果(一覧)を見る
設定した条件を満たしたユーザの一覧を表示します。
アクセス日時 : そのユーザの入口ページにアクセスした日時です。
ドメイン(ホスト)名 : そのユーザのドメイン名です。
リンク元 : そのユーザが入口ページの 1 ページ前にアクセスしたページです。
IP アドレス : そのユーザの IP アドレスです。
滞在時間 : そのユーザがどのくらいサイトに滞在していたかの合計を秒単位で表示します。
「−」で表示されているユーザは 1 ページを見て、2 ページ目を見ずに離脱したユーザです。
46
(3) 解析結果を見る
ユーザ分析の「経路表示」をクリックすると、ある特定のユーザの経路を最初から最後まで表示します。
訪問時間 : そのユーザが、各ページにいつアクセスしたかを、ページ毎に秒単位で表示します。
滞在時間 : 各ページを閲覧した(滞在した)時間です。秒単位で表示します。
出口ページ(ユーザが最後に見たページ)の滞在時間は表示されません。
URL : 順番に見ていった URL を上から順に表示します。
47
リスティング広告効果測定
リスティング広告効果測定では、オーバーチュア広告とアドワーズ広告の測定結果を表示します。
リスティング広告効果測定でわかる事
・
ユーザが実際に検索エンジンで使用したキーワード(フレーズ)
(オーバーチュア広告効果測定・アドワーズ広告効果測定)
・
検索されたフレーズの検索方式、入口ページ、検索エンジン別のクリック数、コンバージョン数
(オーバーチュア広告効果測定―検索エンジン別分析―)
・
検索されたフレーズの検索方式、入口ページ、クリック数、コンバージョン数、コスト(CPC,CPA)
(オーバーチュア広告効果測定―コスト別分析―)
・
検索されたフレーズの入口ページ、クリック数、コンバージョン数、コンバージョン率
(アドワーズ広告効果測定―キーワード別分析―)
広告を効果的に運用するには・・・
・
検索方式が「部分一致」で、コストが無駄に発生しているキーワードを発見
⇒キーワードを入札して、低い金額でより多くのクリック数を得る(オーバーチュア広告効果測定)
・
検索方式が「部分一致」で、サイトの目的と関連性の薄いキーワードを発見
⇒キーワードを対象外に設定して、無駄なコストを減少させる(オーバーチュア広告効果測定)
・
クリック数の低いキーワードを確認
⇒キーワードを除外してクリック率をアップさせる(アドワーズ広告効果測定)
48
Ⅰ.オーバーチュア広告効果測定
オーバーチュア広告効果測定は、オーバーチュア広告に入札するキーワードの「部分一致」を「完全一致」に変更する
事により、広告コストを下げると同時にコンバージョン向上を支援します。
(1) リスティング広告効果測定を利用する前に
オーバーチュア広告効果測定を実施するには、オーバーチュア管理画面(Direc Traffic Center、以下 DTC)側で簡単
な設定(「トラッキング URL」を ON にする作業)とシビラ管理画面にて広告を登録することが必要です。
※詳しくはは、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【リスティング広告効果測定 設定マニュアル】をご参照ください。
(2) 検索エンジン別のデータを見る
検索エンジン別の「詳細」をクリックして、検索エンジン別分析の画面に移動します。
(3) 解析結果の設定を行う
検索方式の指定や表示するキーワードの検索など、表示する結果を抽出する事が出来ます。
検索フレーズ : ユーザが実際に検索したキーワードで絞込みができます。
入札フレーズ : オーバーチュアで入札したフレーズで絞込みが出来ます。
入口ページ : オーバーチュアで設定したクリックされた先の URL で絞込みが出来ます。
検索方式 : ユーザがクリックしたキーワードがオーバーチュアのどの「検索方式」であったかを選択します。「完全
一致」「部分一致」「コンテンツマッチ」から選択できます。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
49
(4) 解析結果を見る
設定した条件に従った、オーバーチュア広告をクリックされた結果が見られます。
それぞれの項目で「▲」「▼」をクリックすると、昇順、降順でデータを見ることができます。
検索フレーズ : ユーザが実際に検索したキーワードです。「部分一致」のキーワードを入札、もしくは対象外とす
る事により、コスト Down やクリック数 UP に繋がります。フレーズをクリックすると、そのフレーズでのオーバーチュア
入札価格チェックツールのページに移動します。
入札フレーズ : ユーザがオーバーチュアで入札しているフレーズです。
検索方式 : ユーザがクリックした際に利用された検索方式です。「完全一致」「部分一致」「コンテンツマッチ」の 3
種類があります。
入口ページ : ユーザがクリックした先のページです。オーバーチュアで設定した URL となります。
クリック数 : ユーザが広告をクリックした数です。「Yahoo!」「msn(Live Search)」「その他」と検索エンジンごとの数
がわかります。
コンバージョン数 : ユーザが設定した「目的ページ」を通過した数です。「Yahoo!」「msn(Live Search)」「その他」と
検索エンジンごとの数がわかります。
CSV データダウンロード : 表示されている結果を CSV ファイルでダウンロードできます。「部分一致」で検索し
た場合、関連性の深い検索キーワードの部分をそのまま入札すると簡単にコスト Down やアクセス UP に繋がります。
50
(5) オーバーチュアの広告データをインポートする
シビラは、DTC で「トラッキング URL」を登録する事により、「検索エンジン別分析」を見る事ができますが、更に、DTC
から取得した広告コストのデータをシビラに挿入することにより、「広告コスト別分析」も見る事が出来るようになります。
詳しくは「リスティング広告効果測定設定マニュアル」をご覧下さい。
(6) コスト別のデータを見る
コスト別の「詳細」をクリックして、コスト別分析の画面に移動します。
(7) 解析結果の設定を行う
検索方式の指定や表示するキーワードの検索など、表示する結果を抽出する事が出来ます。
検索フレーズ : ユーザが実際に検索したキーワードで絞込みができます。
入札フレーズ : オーバーチュアで入札したキーワードで絞込みが出来ます。
入口ページ : オーバーチュアで設定したクリックされた先の URL で絞込みが出来ます。
検索方式 : ユーザがクリックしたキーワードがオーバーチュアのどの「検索方式」であったかを選択します。「完全
一致」「部分一致」「コンテンツマッチ」から選択できます。
CPC : 広告をクリックした際の平均単価(CPC)で絞込みが出来ます。
CPA : 広告が目的ページに達した際の平均単価(CPA)で絞込みが出来ます。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
51
(8) 解析結果を見る
設定した条件に従った、オーバーチュア広告をクリックされた結果が見られます。
それぞれの項目で「▲」「▼」をクリックすると、昇順、降順でデータを見ることができます。
検索フレーズ : ユーザが実際に検索したキーワードです。「部分一致」ワードの場合、このキーワードを 入札 ま
た、 対象外 する事により、コスト Down やクリック数 UP に繋がります。フレーズをクリックすると、そのフレーズのオ
ーバーチュア入札価格チェックツールのページに移動します
入札フレーズ : ユーザがオーバーチュアで入札しているキーワードです。
検索方式 : ユーザがクリックした際に利用した検索方式です。「完全一致」「部分一致」「コンテンツマッチ」の 3 種
類があります。
入口ページ : ユーザがクリックした先のページです。オーバーチュアで設定した URL となります。
クリック数 : ユーザが広告をクリックした数です。「Yahoo!」「msn(Live Search)」「その他」と検索エンジンごとの
数がわかります。
コンバージョン数 : ユーザが設定した「目的ページ」を通過した数です。「Yahoo!」「msn(Live Search)」「その他」
と検索エンジンごとの数がわかります。
総コスト : キーワードがクリックされた事により、どのくらいコストが発生したかの合計となります。
CPC : キーワード 1 クリックあたりの単価(CPC)となります。
CPA : キーワードが 1 回、目的ページに達した際のコスト(CPA)となります。
52
CSV データダウンロード : 表示されている結果を CSV ファイルでダウンロードできます。「部分一致」で検索し
た場合、関連性の深い検索キーワードの部分をそのまま入札すると簡単にコスト Down やアクセス UP に繋がります。
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Ⅱ.アドワーズ広告効果測定
アドワーズ広告効果測定は、クリックされたアドワーズ広告の中で「クリックされにくいキーワード」「関連性の薄いキー
ワード」を除外していく事により、クリック率を上昇させます。アドワーズ広告は、クリック率を上昇させることにより、
「順位の向上」「クリック単価の Down」となりますので、広告効果の UP に繋がります。
(1) 広告効果測定を利用する前に
アドワーズ広告効果測定を実施するには、アドワーズ広告をクリックした先の URL に「?adwords」または「?Adwords」
をつけて、広告を登録する必要があります。詳しくは「リスティング広告効果測定設定マニュアル」をご覧下さい
(2) 登録した広告を見る
表示したい広告名のキーワード詳細の「詳細」をクリックして、キーワード別分析の画面に移動する
【解析結果の設定を行う】
検索方式の指定や表示するキーワードの検索など、表示する結果を抽出する事が出来ます。
項目を入力した後、「画面更新」」をクリックすると、データが更新されます。
検索フレーズ : ユーザが検索したキーワードで絞込みができます。
入口ページ : オーバーチュアで設定したクリックされた先の URL で絞込みが出来ます。
コンバージョン数 : ユーザが目的ページに達した数で絞込みが出来ます。下限値または上限値を設定できます。
コンバージョン率 : クリックしたユーザの中で目的ページに達した割合で絞込みが出来ます。下限値または上限
値を設定できます。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
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(3) 解析結果を見る
設定した条件に従った、アドワーズ広告をクリックされた結果が見られます。
それぞれの項目で「▲」「▼」をクリックすると、昇順、降順でデータを見ることができます。
【総合計】
クリック数 : 指定した広告名全体のクリックの総数を表示しています。
コンバージョン数 : 指定した広告名全体の目的ページに達した総数を表示しています。
コンバージョン率 : 指定した広告名全体の目的ページに達した割合を表示しています。
【各フレーズ】
検索フレーズ : ユーザが実際に検索したキーワードです。「部分一致」のワードの場合、このキーワードを入札し
たり対象外とする事によって、コストの Down やクリック数の UP に繋がります。
入口 URL : ユーザがクリックした先のページです。アドワーズ広告で設定した URL となります。
クリック数 : ユーザが広告をクリックした数です。
コンバージョン数 : ユーザが設定した「目的ページ」を通過した数です。
コンバージョン率 : ユーザが設定した「目的ページ」に達した割合です。パーセンテージで表示されます。
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SEO 効果測定
SEO 効果測定では、SEO の改善に必要な測定結果を表示します。
SEO 効果測定でわかる事
・
指定したキーワードの順位、アクセス数、目的に達した数(検索フレーズ別概要)
・
指定したキーワードの検索エンジン別のアクセス数、コンバージョン数、コンバージョン率
(検索フレーズ別一覧)
・
指定したキーワードを含む検索キーワード(キーワードバリエーション)
・
ユーザが使用した検索エンジンのシェア(検索エンジンシェア)
SEO 効果測定を活用するには・・・
・
SEO を行うキーワードを登録
⇒「順位/アクセス数/コンバージョン数はどのくらいか」を確認
⇒SEO を行う(行った)キーワードの選定が正しいかをチェック(検索フレーズ別概要)
・
SEO を行うキーワードを登録
⇒キーワードを含むユーザの検索キーワードの種類を確認
⇒サイトのコンテンツや文章に混ぜることで、効果アップ(検索キーワードバリエーション)
・
オーガニックサーチ(自然検索)からの流入数と広告からの流入数の比較
(検索フレーズ別概要・検索フレーズ別一覧)
56
Ⅰ.検索フレーズ別効果測定
検索フレーズ別効果測定は、ユーザが選択したフレーズの「順位」と同時に、そのフレーズからサイトに来た「アクセス
数」「コンバージョン数」「オーガニックサーチ(自然検索)」の推移が同時に見られます。
また、推移はグラフでも確認できますので、ビジュアル面で容易に把握できます。
リスティング広告の効果と、オーガニックサーチの SEO 効果を対比させれば、SEM 対策にも効果的です。
(1) SEO 果測定を利用する前に
検索フレーズ効果測定を実施するには、「目的ページの設定」と「検索フレーズの登録」が必要です。
※「目的ページの設定」は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【設定マニュアル】をご参照ください。
(2) 分析結果を見る
【分析結果の設定を行う】
コントロールパネルで各種条件を設定すると、表示結果を条件ごとに抽出する事が出来ます。
目的ページ : 設定した場合、設定した目的ページを通過した数(コンバージョン数)がグラフに表示されます。
『プレビュー』をクリックすると、選択された目的ページを表示します。
※「目的ページの設定」は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【設定マニュアル】をご参照ください。
プレビューボタン : 選択された目的ページをブラウザ上で開きます。
サイト URL : SEO 効果測定をおこないたいサイトの URL が表示されます。
検索フレーズ : 登録したフレーズの中で分析したいフレーズを選択します。
「検索フレーズ」は 10 個まで登録が可能です。
検索エンジン : 「Yahoo!」「 Google」 「msn (Live Search)」から選択します。
排除 IP : 排除 IP を選択することで、解析結果を特定のIPアドレスからの「アクセス以外」と「アクセスのみ」とに切
り替えて表示することができます。使用方法は 「排除 IP 機能を使う」 をご覧下さい。
画面更新ボタン : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
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(3) 解析結果を見る
設定した条件に従った、フレーズの順位とアクセス数、コンバージョン数が見られます。
順位 : 指定した「検索フレーズ」の検索エンジン上での順位を表示します。
※検索エンジンの順位は、選択した「検索フレーズ」から表示された、サイト URL の最高順位を表します。
アクセス数 : 指定した「検索フレーズ」が検索エンジンでアクセスされた数を表示します。
※アクセス数はリスティング広告とオーガニックサーチ(自然検索)の合計値になります。
コンバージョン数 : 指定した「検索フレーズ」が検索エンジンでアクセスされた内、目的ページに到達したユーザ
がどれくらいいるかを表示します。(目的ページの設定を行っていない場合、表示されません)
アクセス数(オーガニックサーチ) : オーガニックサーチ(自然検索)からのクリック数を表示します。
※オーガニックサーチ ⇒ 「リスティング広告」を除く、「自然検索」からのアクセス数
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Ⅱ.検索フレーズ別詳細
検索フレーズ別詳細では、「Yahoo!」「 Google」 「msn (Live Search)」の各検索エンジン別のデータを表示します。
アクセス数 : 指定した「検索フレーズ」が「検索エンジン」からアクセスされた数を表示します。
※カッコ内の数値はオーガニックサーチ(自然検索)からのクリック数を表示します。
コンバージョン数 : 指定した「検索フレーズ」が検索エンジンでアクセスされた内、目的ページに到達したユーザ
がどれくらいいるかを表示します。(目的ページの設定を行っていない場合、表示されません)
コンバージョン率 : サイトにアクセスしたユーザの中で、コンバージョンに到達したユーザの割合となります。
順位 : 指定した「検索フレーズ」の検索エンジン上での順位を表示します。
件数 : 検索エンジン上で、指定した「検索フレーズ」の検索結果が何件表示されるかを表示します。
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Ⅲ.検索エンジンシェア
検索エンジンシェアでは、サイトを訪問したユーザが利用した検索エンジンの割合を、円グラフで表示します。
対象となる検索エンジンは、「Yahoo!」「Google」「msnLive Search)」「BIGLOBE」「goo」「excite」「@nifty」「Infoseek」の 8
種類です。
「表示期間」と「比較対象期間」の分布シェアを表示します。
(1) SEO 果測定を利用する前に
【表示期間・比較対象期間の設定方法】
目的ページ : 目的ページを設定した場合、設定した目的ページを通過したユーザの情報が表示されます。
『プレビュー』をクリックすると、選択された目的ページを表示します。
カレンダー : 「カレンダー」を操作して、表示期間を設定します。
比較対象期間 : プルダウンメニューより、【過去 7 日間】・【過去 30 日間】・【前月】比較対象期間を選択します。
排除 IP : 排除 IP を選択することで、解析結果を特定のIPアドレスからの「アクセス以外」と「アクセスのみ」とに切
り替えて表示することができます。
使用方法は 「排除 IP 機能を使う」 をご覧下さい。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
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(2) 分析結果を見る
「検索エンジンシェア」には、「表示期間」と「比較対象期間」、それぞれの円グラフと表が表示されます。
「表示期間」と「比較対象期間」の結果が、施策前後のシェア分布推移の比較が行えます。
対象期間 : カレンダーで選択した「表示期間」の結果を表示します。
比較対象期間 : 『比較対象期間』で選択した期間の結果を表示します。
検索エンジン : 検索対象となる検索エンジン 8 種類を表示します。
流入数 : サイト訪問時にユーザが利用した検索エンジンからのサイト流入数を表示します。
流入割合 : サイトへ流入数合計に対しての、各検索エンジンの割合を表示します。
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Ⅳ.キーワードバリエーション
キーワードバリエーション分析では、指定した「検索フレーズ」を含む、サイト内のフレーズを全て表示します。
自社の強みとなる「フレーズ」を分析することで、「ユーザのイメージ」や「次に作成すべきコンテンツ」が分かります。
(1) SEO 果測定を利用する前に
キーワードバリエーションを実施するには、「目的ページの設定」と「検索フレーズの登録」が必要です。
※「目的ページの設定」は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【設定マニュアル】をご参照ください。
(2) 分析結果を見る
【分析結果の設定を行う】
目的ページ : 目的ページを設定した場合、設定した目的ページを通過したユーザの情報が表示されます。
プレビューボタン : 選択された目的ページをブラウザ上で開きます。
検索フレーズ : 登録した検索フレーズをプルダウンメニューより選択します。
排除 IP : 排除 IP を選択することで、解析結果を特定のIPアドレスからの「アクセス以外」と「アクセスのみ」とに切
り替えて表示することができます。使用方法は 「排除 IP 機能を使う」 をご覧下さい。
画面更新 : 各項目の設定変更を画面に反映させます。
※1 ページに 100 件のデータが表示されます。100 件以降のデータを見るときは、『1|2』と表示されている箇所で
『2』をクリックします。(200 件以降のデータについても同様です)
「▼」をクリックすると、それぞれの項目において降順のデータが表示されます。
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各種設定
Ⅰ.お客様情報
お客様の登録した情報を確認できます。(デフォルトでは、申込フォームまたは用紙に記載された情報となります)
・ 会社名やサイト URL など登録情報を変更したい場合には、[email protected] までご連絡ください。
・ 月別のアクセス数一覧を見る事が出来ます。今月かかる費用の概算や過去からの推移としてご覧ください。
Ⅱ.タグ取得
シビラで解析に必要なタグを取得できます
※タグ貼りの方法は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、シビラ導入マニュアル】をご参照ください。
Ⅲ.排除 IP 設定
(1) 排除 IP アドレスを設定する
自社のアクセスや関係者(制作会社)などがシビラの解析に含む場合、「純粋な訪問者は何人きたのか」が分かりま
せん。正確な数値での解析を行う為に、自社や制作会社のアドレスは排除しておきましょう。
※IP アドレスを排除できるのは、アクセスする際の IP アドレスが固定の場合のみです。
インターネットを利用する度に空いている IP アドレスを自動で割り振るプロバイダなどではできません。
※一般的に企業サイトの場合、自社からのアクセスは 10〜20%といわれています。
(2) 排他 IP 以外のデータを表示する
サイト解析などの画面に表示されているコントールパネルの排他 IP の項目で「排他 IP 以外」をクリックし、「画面更
新」をクリックしてください。
逆に、排除した IP のみを見たい場合は排除 IP の設定を「排除 IP のみ」に変更して「画面更新」をクリックしてください。
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Ⅳ.目的ページ設定
【目的ページを設定するには?】
目的ページフィルタリング機能を使うには、目的ページの設定(登録)が必要です。
※「目的ページの設定」は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【設定マニュアル】をご参照ください。
Ⅴ.URL サマリー設定
【URL サマリー表示を設定するには?】
URL サマリー表示を設定する方法は設定マニュアルをご覧ください。
※「URL サマリーの設定」は、シビラ管理画面「ヘルプ」内、【設定マニュアル】をご参照ください。
Ⅵ.タイトル編集
タイトル表示切替(利用方法は、「1-2 検索結果の表示設定」参照)で表示されるタイトルを、任意に変更する事が出
来ます。
・ タイトルを編集した場合は、編集したタイトルが優先的に表示されます。
・ 空白の場合、予め読み込まれている「タイトルタグ」を表示します。
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機能、サービスについてのご不明点やお問合わせは、
担当営業、または、下記までご連絡ください。
【ご相談窓口】
株式会社環 シビラサポート担当
TEL
: 03-5358-4134
受付時間 10:00〜18:00
Mail
: [email protected]
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