集 客力・販 売力 強化講座を実施

平成27年3月/
/No.584
特集
集 客力・販 売力
強化講座を実施
舞鶴若狭自動車道の全線開通後を契機に、小売・飲食・サービス業の皆様の、売上や集客力向上を目的として、
個店の魅力向上や IT 活用等に関するセミナーを開催しました。その一部をご紹介します。
第 1 講座
「まずはブランドづくりから」
㈱リテイス・サポート 代表取締役 中小企業診断士 津 田 均 氏
(1)ブ ラ ン ド作りにむけて
(3)ブランド作りの進 め 方
地域の資源(観光名所、名物等)は、自分たちが思っているほど
知られていない。敦賀・嶺南のことも同じ県内でも嶺北の人は知
らないことが多い。
①
②
③
④
⑤
⑥
(2)ブ ラ ン ドとは
語源は「焼印」をつけること。
現在の意味は、「保証する」
「識別する」
「品質保証する」というこ
とであり、その商品・サービスに「特別な意味づけをする」とい
うこと。
第 2 講座
顧客の声を聞く
立ち位置を客観的に見て、競合との関係を分析
→ポジショニングマップで他社と自社の位置を把握
自社の方向性
→ポジショニングマップで自社の方向性(ベクトル)を見出す
社会の変化、ニーズ・チャンス
何をやるべきか、できるかの有効性を検討
→できない理由をならべて考えないこと
目標を立てて実行する
「IT を活用した販売促進」
㈱ビジネスアイ 代表取締役 IT コーディネータ 栃 川 昌 文 氏
■お客様に選ばれる
ネット市場は拡大しており、今や活用は不可欠といってもよいが、ネット販売であっても、時代のニー
ス等の環境変化に対応した、お客様が欲しいものを欲しい価格で提供するという経営の原則は不可欠であ
る。
■ネット販売の手段
自社サイトやネットモール出店などの手段があるが、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社
の特徴にあわせた活用が必要。
■ SEO 対策
SEO(検索エンジン最適化による検索上位表示)は、重要な要素であるが、そのルールは随時変更され
ており、キーワードに応えるページにする「ページの内容を検索エンジンにわかりやすく伝える」「リンク
を集め、サイトの価値を高める」とった基本の繰り返しが重要。
■見てもらえるコンテンツ作成
検索されても見てもらえないコンテンツとならないように、日頃からアクセス解析を行い、コンテンツ
の改善を行うことが必要。また、スマートフォンでの閲覧を前提としたホームページ設計も重要。
■マーケティングの変化
IT(市場)の普及・拡大により、顧客の購買行動が変化している。
「検索」や「書き込み(ネット上での口コミ)」
を意識したマーケティングが有効。また、ブログや SNS を活用した情報発信も有効である。
第 3 講座
「おもてなしの実践的接客術」
パーソネルサービス㈱ 契約講師 山 本 伸 之 氏
「顧客満足」を理解しながら、参加者が「顧客」
「売り手」になっての模擬演習を中心に研修を行った。
■顧 客 満 足 …
「期待」と「価値」のバランスである。お客様が、自分の店に対して「事前に望んで
いること(=ニーズ)や、潜在的に臨むこと(=ウォンツ)に応えることである。
感動レベルでのサービス対応で、大幅なリピート率向上を望むこと。
■主 な 模 擬 演習内容
・セミナー受講後の成果目標の設定
・参加者がこれまでお客(買い手)としての体験をディスカッション
カッション
ョン
・売り手・買い手の立場に立ってのシュミレーション
・顧客満足(CS)にについての考察
・「おもてなし」についての気づき 等
・セッションのフィードバック
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