MICROTUNE 社、グローバル対応デジタルテレビ向けの 高性能・低コスト

暫定版 社外秘
2009年12月10日まで公開禁止
MICROTUNE 社、グローバル対応デジタルテレビ向けの
高性能・低コスト・超小型の画期的レシーバチップを発売
RF からベースバンドまで対応するこの新しい IC は完ぺきな受信性能と驚異的価格競争力を持っ
ています。
この新しい IC を使えば、次世代型の薄くて軽い多機能テレビ向けの小型・高性能かつ低コストのグロ
ーバル対応受信器を商品展開することができます。
東京、ソウル、米国テキサス州プラノ発 2009年12月10日
MICROTUNE®, INC. (NASDAQ: TUNE) は
本日、世界標準の RF からベースバンドまで対応する高集積シリコンアーキテクチャを使い、驚異的な価
格帯でありながら完ぺきな受信性能を持つレシーバチップを発表しました。MT3141 はテレビメーカ向け
の次世代型グローバル対応デジタルテレビに横断的に使用できる小型・高性能・低コストのシングルチッ
プレシーバです。テレビメーカは MT3141 を使えばどのようなブランド、モデル、価格帯、画面サイズであ
っても、薄くて軽く極めて高性能のデジタルテレビを作ることができます。
Microtune 社の MicroCeiver™ アーキテクチャ製品の第一弾 MT3141 には以下の特徴があります。

RF チューナー、アナログテレビ復調器、中間周波数(IF)フィルターおよびアンプなどの機能を
6mm 角の小さなシングルチップに集積

世界のアナログ/デジタル放送とケーブルテレビの規格*だけでなく、次世代の放送規格である
中国の新しい CTTB 規格(DTMB または DMB-T としても知られている)や、ヨーロッパの次世
代規格 DVB-T2 で規格化されている RF 要求性能をクリアする唯一のレシーバ

最軽量の壁掛けテレビにも適する小ささでありながら、大画面ワイドテレビにも劣らない優れた
画像品質
大量購入時 2.00 ドルという価格の MT3141 は、テレビ製造メーカが目標としていた、次世代テレビプラ
ットフォーム用に横断的に使える高品質フロントエンド用最先端シリコン受信チップの、価格・性能・サイ
ズの壁を打ち破るものです。
Microtune社の社長兼 CEOJames A. Fontaine 氏は「市場の複雑化、縮小する価格、増え続ける放
送規格、差別化要求などに対応するため、テレビの製造メーカは新たな世界品質の電子部品を求めて
きました。そのうえメーカも消費者もテレビに高い画質を求めています。テレビメーカは MT3141 を使う
ことで、自社のグローバル対応テレビの受信性能を世界品質にすることができます。さらに MT3141 で
はフットプリントの縮小、設計期間の短縮そして製造コストの削減が可能になるのです。」と語っています。
氏はさらに「当社の高集積レシーバは、従来のキャンタイプのチューナーから、デジタルテレビを中心と
する将来のシリコンを使ったソリューションへ変わっていく、テレビ産業の変化を推進する力になる画期
的な価格と性能を備えているのです。」と続けます。
12 月 10 日まで公開禁止
機密情報に基づいて株式公開会社の証券の購入、売却、売り渡しを行うことは民事または刑事責任を問われることがあります。
MICROCEIVER アーキテクチャ、その比類なき性能
MT3141 は新しい MicroCeiver 技術を採用することで全ての RF アナログおよびデジタルの信号処理
がシングルチップで可能になりました。一つのチップに RF チューナー、アナログビデオ信号復調、フィル
ター、アンプなどの機能を融合一体化することに成功したのです。MT3141 は素子設計テクニックと独自
のアルゴリズムで、受信信号の状況を全てのシグナルパスに伝え、レシーバ全体を常に最適に動かす
仕組みになっています。
性能に関する主要な数値は以下の通りです。
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ノイズ: 3dB(代表値)
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ビデオ信号 S/N 比: 60dB 以上
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ATSC 感度: 88dBm(代表値)
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DVB-T における DU 比: NorDig 2.1 の規定より 10dB 以上大
MT3141 は優れた受信感度と隣接チャンネル妨害除去能力を備え、放送事業者の関心事であるデジタ
ル TV 信号カバー率の向上と、視聴者にとって重要なテレビの受信安定性を両立しています。
劇的な高集積と低コストを実現した MT3141 受信チップ
MT3141 はシングルチップで、44MHZ から 1.0GHZ の帯域が受信可能です。受信チャンネルを低 IF も
しくは 4MHZ から 57MHZ の間の標準中間周波数(IF)に変換し、フィルターしたオーディオ信号(SIF)と
ベースバンドビデオ信号(CVSS)を出力します。このチップの特徴は極めて高い集積度と、少ない外付
け部品、しかもアクティブ素子が不要なことです。実質的には外付け部品は不要と言えます。
MT3141 は世界の放送規格に適合し、旧式のアナログテレビ(NTSC、 PAL、SECAM など地上波やケ
ーブルを含むアナログテレビ信号)も含めてその中に規定されている性能要件*を超えるよう設計されて
います。世界のデジタルテレビ放送への切り替えは少なくとも 2018 年まで続くと予想されています。
MT3141 に関する詳しい技術情報については MT3141 の製品説明書をお読みください。
価格と納期
NT3141 は 6.0 mm x 6.0 mm、40 ピンの QFN にパッケージされております。早期申し込みのお客様に
は既に納入しており、価格は大量注文の場合 1 個$2.00 となっています。当社認定のお客様には評価・
設計の簡略化のための MicroTuner MT3141 の評価ボードと標準的設計を提供させていただいており
ます。
さらに詳しい情報について
MT3141 の詳しい情報及びチューナー、復調器、受信器など Microtune 社のデジタルテレビ関連製品
の冊子については当社の Website からお求めいただけます。またグローバル対応テレビプラットフォー
ム設計の問題点やその複雑さについてお知りになりたい方は、当社のホワイトペーパー“UNIVERSAL
RECEIVER SATISFIES WORLDWIDE TV STANDARDS IN A SINGLE CHIP”をお読みください。
12 月 10 日まで公開禁止
機密情報に基づいて株式公開会社の証券の購入、売却、売り渡しを行うことは民事または刑事責任を問われることがあります。
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背景:MT3141 は世界の放送規格に適合しています。
世界の NTSC、SECAM 方式の地上波およびケーブルのアナログテレビ信号
ATSC 信号規格 A74 のチューナー要件を満たす ATSC 方式の地上波およびケーブルデジタルテレビ信号
GB20600 規格要件を満たす地上波 CTTB(DTMB、DMB-T)デジタル信号
共通 NorDig 2、NorDig T2、DTG/D book 及び将来制定の D-book 6 規格を超える地上波 DVB-T および DVB-T2 デジタ
ルビデオ信号
地上波およびケーブルの ISDB-T デジタルテレビ信号及び ARIB STD-B21 の規格仕様を満たすもの
TM
ケーブル QAM デジタルテレビ信号及び Tru2way OpenCable Host 2.0 並びに SCTE 40 規格仕様を満たすもの
ケーブル DVB-C デジタルテレビ信号および中国ケーブル及び NorDig 2 共通規格仕様を満たすもの
当社の発表内容に対する警告
このプレスリリースには当社の現時点での予測に基づく希望的発言が含まれている場合があります。これらの希望的発言にはリ
スクを含むものや不確実なものも入っています。多くの重要な要因が前述の希望的発言で述べられたものから現実として異なる結
果をもたらすこともあり得ます。Microtune 社の財務に影響しうる、また前述の希望的発言とは実質的に異なる結果を招き得る、そ
れらの要因についての議論については SEC(証券取引委員会)で当社の申し立て書を参照してください。当社は、新しい情報の結
果であれ、将来起こりうる事象であれ、いかなる希望的発言の更新や改定に対しての意図や責任を認めるものではありません。
M ICROTUNE 社について:
Microtune Inc.は最先端の高周波(RF)及び復調器部品を世界中の顧客に設計販売する受信器ソリューションを提供する会社で
す。当社の製品は、ケーブル放送やデジタルテレビ、車載エンターテイメント市場向けであり、HDTV からセットトップボックス、ケー
ブルモデムからカーラジオに至る多様な機器向けに高性能・高信頼のビデオ・音声・データ信号を発生するよう設計されています。
本社をテキサス州プラノに置き、設計及び販売の拠点が世界各所にあります。ウエブサイトは www.microtune.com
翻訳について:
Microtune 社はプレスリリースに対してその正確性について英語版のみを確認しておりますので、英語以外に翻訳されたものの内
容の正確性については責任を持ちかねます。このプレスリリースをご覧になる方は英語版をご覧になることを強くお勧めします。
編集者からの注意事項:
Microtune は Microtune Inc の登録商標、MicroCeiver は当社の登録商標です。Copyright © 2009 Microtune, Inc. All rights
reserved.
MICROTUNE 社 コンタクト先
メディア担当
メディア担当― ヨーロッパ
日本
Kathleen Padula
Microtune, Inc.
972-673-1811
[email protected]
Peter Kipfelsberger
Microtune GmbH & Co., KG
49-841-9378-081
[email protected]
桜井俊二
マイクロチューン日本支社
Tel: 03-5766-5695
Fax: 03-5766-5696
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Fax: +86.755.3333.9568
Justin Chapman
Microtune, Inc.
972-673-1610
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