◆調査方法:インターネットアンケート ◆調査期間:2010年3月19日~4月1日 ◆調査対象:ぱど女性読者モニター『ぱどめいと』 回答人数 557人 ※東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県在住の高校生以下のお子様をお持ちの20~50代 子育て真っ最中のママたちへ、出産、育児後の職場、社会復帰に関して聞いてみました。 初めて子どもができたとき、フルタイムの仕事を辞めた人は43% 産休を取得した人は16% 男性と異なり、結婚、出産は女性が働き続けるか辞めるべきかを考える重要なターニングポイン ト。2P目グラフ1を見ると、初めての妊娠でフルタイムの仕事を辞めた女性が43%を占め、産 休に入った女性は16%でした。この結果は、年代による差がほとんど出ませんでした。 働く女性が増えたとはいえ、半数近くの女性は出産を機に仕事から離れているようです。 働くママにとって大切なのは「家事や育児との両立」 両立をはかるためには、「仕事の曜日・時間を自由に選べる」ことが重要! 現在、働いているママたちの勤務形態で最も多いのは「パート・アルバイト」(※2P目グラフ3参 照)。その理由としては、上記で挙げたとおり。また、現在、働いていないママたちの内、68% は今後働きたいと考えており、希望する勤務形態は上記と同様に「パート・アルバイト」が最も 多くなりました。仕事をしながらも、家事や子どものための「時間」をきちんと持てることが、 ママたちにとっての仕事選びの最重要項目といえます。 今の日本は育児後に働くママたちにはまだまだ厳しい! でも、働いたら、子どもにも家庭にも自分にも良かったこともある! 今の日本において、出産、育児後のママたちの職場復帰はまだまだ難しいと感じる人が「やや」 と「とても」を合計して93%いました(※6P目グラフ15参照)。待機児童の問題、職場の無理解、 女性が家事も育児もすることが当然という風潮、などなど厳しい現実に直面しているママも少な くありません。そんな中、働いて良かったと語るママたちの共通点は、経済面よりも精神面での 充足感や子どもとの時間をより大切にすごせるようになったという点。 実際には大変なことも多いことは予測されますが、働くことで気持ちにゆとりができたというコ メントは、働くママでないとわからない思いでしょう。 ★上記の詳細は2ページ以降で・・・ ●現在の就業状況と就業形態 ●仕事をする理由・しない理由 ●今後仕事をしたいときの就業形態と開始時期 ●仕事をする際に重視すること ●求人情報の収集方法 ●仕事に対する家族の協力について ●仕事をする際に感じる不安 ●社会復帰は簡単か?難しいか? ●働いていて良かったこと ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 1/7 初めて妊娠したときに、仕事を辞めた人は総計で43%。産休を取った人はわずか16%。 グラフ1を見ると、初めての妊娠をきっかけに、 フルタイムの仕事を辞めたママは、20代が最も 高く48%。総計では43%いました。年代による 大きな差は無く、もともと仕事をしていなかった ママも各年代30%前後いました。 【グラフ1】初めて妊娠した時、仕事は どうしましたか? 0% 20% 20代 30代 17% 60% 9% 80% 17% 33% 43% 29% 15% 16% 12% N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) 【グラフ3】現在、仕事をしている方、 その就業形態は? 0% 100% 20% 46% 20代 60% 18% 80% 9% 64% 30代 64% 40% 100% 12% 16% 4% 49% 50% 35% 9% 0% 18% 21% 56% 40代以上 2% 2% 11% 1% 総計 11% 13% 5% 40代以上 8% 仕事(会社)は辞めずに産休に入った その他 74% 31% 15% 28% 39% 100% フルタイム で 仕事をして いたが、辞めた もともと仕事はして いな かった 【グラフ2】2010年3月末現在、 仕事をしていますか? 40% 80% 29% 44% グラフ3を見ると、就業形態で最も多いのは 「パート・アルバイト」。時間の自由がききや すい「業務請負委託」が多いのは、未入園児の 子どもが多いことが予測される20代で18%。 わずかな差ながら正社員が多いのは40代で 21%いました。 20% 60% 48% 20代 30代 グラフ2では、現在の就業状況を聞いています。 2010年3月末現在、働いている割合が多いのは 40代以上で50%。年代が若いほど、専業主婦の 4 0 代 以 上 割合が多く、この結果からは、現在の子どもの 総計 年齢による差が出ていることがうかがえます。 0% 40% 5% 5% 2% 61% 60% 総計 18% 9% 7% 3% 3% 4% して いる パ ー ト・ ア ル バ イト 会社員・公務員 産 休 中 = 仕 事 ( 会 社 ) は 辞 めて い な い 自 営 業 ・ フリ ー ラン ス 業務委託請負 何 もし て い な い = 専 業 主 婦 家 業 を手 伝 って い る その 他 (働 いて いる) N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) n=217 (20代=17、30代=114、40代以上=86) 一度仕事を辞めた人の専業主婦でいる割合は多め。産休を取った人の半数は仕事を再開。 右のグラフは、初めて妊娠したときに仕事を 辞めた、または続けた人が、2010年3月末 現在では仕事をしているかどうかを聞いて います。 現在、仕事をしている割合が多いのは、 「仕事(会社)を辞めずに産休を取った人」。 48%が現在も仕事をしています。 もともと仕事をしていなかった人の70%は現在 も専業主婦をしています。 「フルタイムで仕事をしていたが、辞めた人」 でも専業主婦の割合は多く、67%います。 ★初めての妊娠時の就業状況別でみる現在の就業状況 0% フル タ イム で 仕 事 を して いた が 、 辞 めた 人 もと もと仕 事 は して いな か った 人 20% 33% 28% 仕 事 (会 社 )は 辞 めずに 産 休 に入 った 人 その他 40% 60% 80% 67% 70% 48% 35% 2% 28% 24% 64% 1% して いる 何 もし て いな い = 専 業 主 婦 産 休 中 = 仕 事 ( 会 社 ) は 辞 めて い な い N=557 (フルタイム=239、もともと=164、産休=87、その他=67) ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 100% その他 2/7 働くママにとって大切なのは家事・育児と仕事の両立。だから、働く曜日・時間を自由に選びたい! 【グラフ4】現在の勤務形態を選んだ理由は? 今回の回答者のうち、現在、仕事をしている ママは全体で35%。その中で、もっとも多い 勤務形態はパート・アルバイトとなりました (2P目グラフ2、3参照)。 グラフ4では現在の勤務形態を選んだ理由を 聞いています。 最も多いのは「家事・育児と両立できる」、 次いで「時間・曜日を自由に選べたから」。 パート・アルバイトで働いているママほど、 その傾向が高く見られました。 また、会社員・公務員など正規雇用で働いて いるママは、お給料や待遇面なども理由とし て挙がりました。 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 59% 家事 や育児と両立 で きる 44% 時 間 ・ 曜 日 を自 由 に 選 べ た か ら 35% 短 時 間 で 済 むか ら お給 料 や 待 遇 が いい 17% 子 どもを持 つ人 へ の 理解や支援 がある 14% 残 業 をし な く て いい 13% 産休前 と同じ会社だから 9% その他 9% ※複数選択 n=217 今後働きたいと考えているママは総計で68%。希望する勤務形態は「パート・アルバイト」 【グラフ5】現在、働いてない人は今後働きたい? 0% 20% 40% 60% 80% 【グラフ6】今後、働くとしたら勤務形態は? 100% 0% 20代 71% 8% 21% 0% 20代 30代 70% 8% 21% 1% 30代 40代以上 62% 15% 20% 3% 21% 1% 20% 40% 60% 21% 80% 100% 62% 3% 12% 2% 8% 76% 40代以上 2% 10% 1% 2%2% 1% 5% 85% 4% 4% 総計 68% 10% 働きたい 働くつもりはない どちらともいえない 無回答 n=340 (20代=48、30代=207、40代以上=85) 総計 9% 76% 8% 2% 2% 2% 1% 正社員 派遣社員 業務委託契約 その他 パ ート ・アル バ イト 契約社員 自営業 n=232 (20代=34、30代=145、40代以上=53) 現在専業主婦のママに今後働きたいかを聞いたところ、総計で68%のママが働きたいと回答しました。 希望する勤務形態は「パート・アルバイト」が最も多く総計で76%。20代のみ「正社員」で働きたいと 回答したママが21%いました。わずかながら年代が若いほど、フルタイムに近い勤務形態を希望している ようです。 0% 【グラフ7】今後も働かない理由とは・・・・ グラフ5で、「働くつもりはない、どちらともい えない」と回答したママは総計で31%。その理由 としては、「仕事と家事の両立が難しい」「家事 と育児に専念したい」といったもの。グラフ4の 結果と表裏一体になるような理由です。 特に20、30代は「家事と育児に専念したい」が約 60%前後、40代以上の半数は「両立が難しい」と 考えています。特徴的なのは、40代以上になると 「経済的に余裕があるから」という理由が20、30 代よりも多く見受けられたことでした。 10% 20% 30% 仕事と家事の両立が難しい 48% 家事と育児に専念したい 46% ご主人やご家族が働くのを嫌がる 17% 習い事など自分のために 時間を使いたい 13% 経済的に余裕があるから 12% 働くのが嫌い 出産前から仕事はしていないから ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 その他 40% 11% 3% ※複数選択 n=107 16% 3/7 50% 現在、働いているママほど、子どもの年齢が小さいうちから働いている傾向が高い 【グラフ8】現在、働いている人、子どもが いくつくらいになってから働き始めましたか? 0% 20% 40% 40% 20代 60% 80% 7% 7% 100% 【グラフ9】今後、働きたい人、子どもがいくつ くらいになったら働きたいですか? 0% 1歳を迎えたころ 保育園に入ってから 46% 20代 20% 40% 11% 14% 60% 80% 57% 100% 7% 11% 幼稚園に入ってから 30代 20% 27% 27% 7% 2% 13% 3%1% 40代以上 10% 16% 13% 39% 9% 10% 高校に入ってから 18% 21% 19% 23% 7% 31% 43% 8% 7% 2% 2% 中学校に入ってから 4 0 代以 上 5 % 1 0 % 26% 26% 28% 5% 3% 総計 30代 小学校に入ってから その他 5% 11% 1% 総計 3% 無回答 2% 30% 34% 11% 12% 2% 8% n=232 (20代=34、30代=145、40代以上=53) n=217 (20代=17、30代=114、40代以上=86) 現在働いているママが働き始めたときの子どもの年齢は、総計ではほぼ均等でしたが、年代別では違い がでました(※グラフ8参照)。最も顕著なのは20代。特に「その他」では、子どもが1歳未満から働き 始めているママがほとんど。反対に40代以上は子どもが「小学校に入ってから」が多数派に。 しかし、今後働きたいと考えている人に同様の質問をしたところ、子どもの年齢が大きくあがり(※グ ラフ9参照)、20代では「幼稚園」、30代、40代以上は「小学校」となりました。また40代以上に関し ては、「今すぐ働きたい」というコメントが「その他」の中に多く見られました。 働く最大の理由は「家計の補助」。プラス「自分が使えるお金を得たい」という思いも! 【グラフ10 】働く目的・・・グラフ左:現在の就業状況別 / グラフ右:年代別 0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 63% 41% 45% 自分が使えるお金を得るため 社会とつながりを持ちたいから 38% 46% 経済的な必要から 33% 仕事をするのが好きなため 17% 以前の職場に復帰するため 0% その他 44% 30% 子どもの学費・養育費のため 9% 7% 5% 40% 60% 80% 100% 78 % 49% 家計の足しにするため 20% 43% 29% 家計の足しにするため 自分が使えるお金を得るため 社会とつながりを持ちたいから 6 6% 4 7% 49 % 49 % 4 3% 47 % 子どもの学費・養育費のため 経済的な必要から 56 % 仕事をするのが好きなため 20代 現在、働いているママ 以前の職場に復帰するため 今後、働きたいママ N=557 (現在働いている=217 今後働きたい=232 ) その他 30代 40代以上 N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) 働く理由として最も多かったのは、「家計の足しにするため」。家計の補助として働くのは、特に20代に 多く、「経済的な必要から」という項目も他の年代より多くなっています(※グラフ右参照)。 グラフ左の就業状況別の結果でも「家計の足し」が最も多いのですが、現在、働いているママは「社会と のつながりを持ちたいから」、「仕事をするのが好きなため」といった精神面での理由がやや多いのが特 徴。しかし、今後、働きたいと考えているママの中で2番目に高いのは「子どもの学費・養育費のため」。 今後増えるであろう「子ども消費」を予測しているママが半数近くいることは注目ポイントです。 ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 4/7 仕事選びで頼りにするのは「新聞の求人チラシ」。チェックポイントは「時間・曜日と場所」 【グラフ12】仕事を選ぶときに重視することは? 【グラフ11】仕事を探すときに何を見る? 0% 20代 20% 40% 23% 30代 29% 31% 40代以上 60% 25% 44% 総計 80% 0 13% 3% 22% 3% 10% 6% 4% 34% 23% 22% 40% 60% 80% 72% 家 か ら近 い こと 2% 10% 6% 3% 1% 18% 20% 時 間 ・曜 日 が 選 べ ること 29% 18% 0% 100% 10% 5% 2% 4% 新聞折込の求人チラシ インターネット ハローワーク 求人専門のフリーペーパー 友人からの紹介 その他 以前の職場に頼む 66% 子 どもが い る こと に 理 解 の ある職 場 61% 就業形態 29% お給 料 ・待 遇 29% 職種 28% 17% 職場の人間関係 や り が い をも て る か ど う か その他 17% ※複数選択 N=557 0% N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) 仕事探しで頼りにされている媒体は「新聞折込の求人チラシ」「インターネット」「ハローワーク」の3 つ。情報量がある程度あり、定期的に新しい情報を確認できることが理由と考えられます。 年代が上がるほど「新聞折込の求人チラシ」が多くなり、下がるほど「インターネット」が多くなります。 仕事探しで重視する点は「時間・曜日が選べること」「家から近いこと」「子どもがいることに理解のあ る職場」の3点。職種やお給料よりも、この3点が重要視されていることは、3P目でのグラフ4の結果 を裏付けます。 【グラフ13】家族は働くことに協力的ですか? 0% 20% 40% 60% 80% 【グラフ14】仕事を始める上での不安は? 100% 20代 14% 45% 23% 15% 3% 30代 17% 36% 32% 11% 4% 0% 20% 40% 60% 子 どもの た めに 急 な 休 み に対 応 で きるか 71% 65% 仕 事 と家 事 の 両 立 が で きるか 40代以上 18% 35% 35% 6% 6% 総計 17% 36% 32% 10% 5% 子 どもに 寂 し い 思 い を させるのでは ないか 41% 34% 体力が持つか 28% 職 場 の 人 の 理 解 を得 ら れ る か 24% 家 族 の 協 力 を得 ら れ る か 大変協力的 まあ協力的 普通 やや協力的でない 全く協力的でない 80% 子 どもや 家 族 と の 時 間 が 少 な くな るの で は な いか 23% 19% 子 ど も を預 け ら れ る か 11% 保 育 料 の ほ うが 高 くつか な い か N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) その他 ※複数選択 N=557 2% 今回の結果では、どの年代も半数以上の家庭ではママが働くことに協力的なようです(※グラフ13参照)。 グラフ14の「仕事を始める上での不安」でも「家族の協力を得られるか」は低くなっています。 で は、働く上での不安な面は何か?それは、「子どものために急な休みに対応ができるか」どうかといった 点。企業やお店などで働き始めれば、急な休みへの対応はなかなかできないのが現実。子どもが体調を崩 せば、仕事よりも子どもを優先したいのがママ心。休みを取れば職場の人に迷惑がかかってしまうのでは ないか?といった考えが仕事をする上で大きな不安材料となっているようです。 ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 5/7 今の日本は、出産、育児後の社会復帰はまだまだ難しいと考えるママが合計93% ブランクができたことによる自分のスキ 【グラフ15】今の日本は育児後の社会復帰は ル不足を挙げる声も出ましたが、最も多 簡単か? 難しいか? かったのは、「子どもの預け先が見つか 0% 20% 40% 60% 80% 100% らない!」という意見。保育園の少なさ、 待機児童の問題にまさに直面しているマ とても簡単だと思う 5% 32% 58% 20代 2 % マが少なくありません。 3% まあ簡単だと思う たとえ預けることができたとしても、子 どもが体調を崩せば、仕事を休まなけれ 1% 41% 55% 30代 やや難しいと思う ばならないのに休めない、職場の人に迷 3% 惑をかけてしまうのが嫌!という意見も 4% 50% 38% 40代以上 とても難しいと思う 多数見受けられました。 8% これらの意見を読む限り、子どもを持つ 分からない 2% 42% 51% 総計 ママたちが働くことに対する周囲の理解 5% はまだまだ低く、働きたいと願うママた ちが仕事を再開するためのハードルはま N=557 (20代=65、30代=321、40代以上=171) だまだ高いようです。 家事との両立、待機児童の壁、職場の理解、 子どものための急なお休み・・・ 働くママの負担は想像以上に大きい!! 「まず、預かってくれる保育所が見つからなかったりすること。保育所は選べるくらいの数があってほしいと思う。自分 が働いて得た給料と保育料があまり変わらなかったとしたら、家事もあるし、ほんとにへとへとになってしまいそう。」 (埼玉県26歳) 「家計の足しにと主婦が少しだけ働きたくても、保育園は待機児童が多かったり、お金が多くかかったりして、あまり多く の収入にはならない。フルタイムで働くとなると、家事と両立できるか不安。今まで出来ていた節約が逆に出来なくなっ て生活にかかるお金が増えそう。」(神奈川県30歳) 「いくら復帰の機会があっても、それは建前に近く、実際には復帰しても、子どもの予定や体調にあわせて仕事に支障 がでてしまうため、職場の人に迷惑をかけたりしてしまう。実際に前に勤めていた仕事は、制度上は復帰できても同僚 の理解を得づらかった。」(神奈川県39歳) 「いったん社会から離れ、育児や家事のみに携わっていると、PCの扱い方や事務処理のやり方が変わってしまったり して対応できるか、即戦力として働くのは難しいような気がするため。」(神奈川県39歳) 「働き始めても、どうしても子どもが熱が出たり体調が悪いとお休みしたりすることになる事があるので、やはり子ども への理解がある職場でないとやりづらい気がします。又、比較的家から近い方が通いやすいので、そういったいろんな 面を考えると出産・育児後は自分に合った仕事を見つけるのは難しい気がします。」(東京都38歳) 「最近の不景気の影響もあると思いますが、もともと日本では女性が結婚・出産後も働き続けることに対しての理解が すくないと思っています。私自身、今年の5月より職場復帰のため、会社と話し合っている最中ですが、部長クラス(も ちろん男性)の方なんかは特に理解してくれようとする姿勢が見られません。でも産休後の職場復帰は権利としてしっ かり主張していくつもりです。」(神奈川県25歳) 「4月から仕事に復帰するが、子供の事情で休むことがあると伝えたら、「私的なことばかり優先したら職場が成り立た ない。公務をまっとうせよ。」と告げられた。復帰がすごく不安である。年齢の高い人ほど、今のような国の恩恵がない 世の中で苦労して育児をしてきているから、全然理解を得られない。」(神奈川県32歳) 「母親は育児と家事、子供の社会参加へのサポート(役員やPTA)など、もつ負担が多すぎる。かといって、それに専念 できるほど、夫の給料が高いわけでもなく、働かざるを得ない。子供が熱を出したら、放置できないのに、会社では普 通は迷惑に思われると思う。つくづく日本は女性が苦労する国だと思う。」(埼玉県34歳) ※コメントは多数派の意見を一部抜粋・修正の上使用 ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 6/7 働いていて良かったこと! 経済面だけじゃない!自分自身の内面も外見にもいい影響が出た! 忙しい中で、時間の使い方も上手になった~ 子どもや家族との時間がさらに大切になりました! 働き始めて良かった点は、経済的な面も大きいようですが、ストレスやイライラがなくなったと いった精神的な面を挙げたコメントが特に多く見受けられました。 「働き始めたら時間が無くて大変になるのではないか? 子どもにイライラしてしまうのではない か?」といった心配をしていたママが実際に働き始めたところ、家庭とは異なる時間を持てたことが、 かえって家庭や子どもをより大切にできるようになったといったコメントも目立ちました。 働いていて良かったと思うママたちにとって、仕事と家庭の両立は負担ではなく、むしろ家庭円満の秘 訣になっているのかもしれません。 「外に出るので、ストレスがたまらない。」(神奈川県33歳パート・アルバイト) 「自分の物が自分で買える。」(埼玉県43歳パート・アルバイト) 「やはり色々な年代の方と交流が持て、色々な考え方を感じることができるので、世界が広くなるし、自分自身の考えも やわらかくなれてとてもよい。毎日忙しいけれど、かえって家族との時間を大事に過ごそうという考えが強くなって、時 間の使い方がうまくなったように思う。」(神奈川県36歳パート・アルバイト) 「身だしなみを気をつけるようになり、若くいられる。」(神奈川県38歳パート・アルバイト) 「仕事の間は子供と離れているので、帰ったときに新鮮な気持ちで育児に取り組めるように思う。」(東京都37歳パート・ アルバイト) 「復帰前は育児で疲れてへとへとになっていたけれど、復帰後はちゃんとお化粧など外見にも気を遣うようになった。自 分の時間が少しは持てるようになってメリハリをつけている。仕事から帰った分、子どもとの時間も大切に出来る。」(東 京都30歳会社員・公務員) 「金銭的に余裕が出来、生活にゆとりがあるという事は精神的に楽です。社会の一員と言う実感があります。育児に集 中しなくて済むので、その分客観的に見る事が出来る。」(埼玉県33歳会社員・公務員) 「人の前に出るので、綺麗になる!!(思い込み?)専業主婦だとついつい外見などあまり気にしなかったりしますが、 仕事復帰だぁ~と一生懸命ダイエットをして、元の体重に落としたのを覚えています。「疲れきってると思ったら、全然変 わってないどころか、痩せたよね~♪お母さんに見えない!」と言われた時、ルルル~ン♪な気分になりました(笑)」 (東京都36歳パート・アルバイト) 「ずっと家の中にいて、話す相手は、幼稚園の友達ママだけだったので、社会から離れていた感じでした。外の世界は また違った意味で楽しい。」(東京都38歳パート・アルバイト) 「子どもがご飯を炊いてくれたり、洗濯物を取り込んでくれたり、今まで言われないと手伝わなかった家事を進んでして くれるようになった。」(東京都40歳業務委託請負) 「今、望んでいる収入には全く届きませんが、わずかでも収入があると思うと精神的に落ち着きます。子どもとずっと一 緒ですと、どうしてもイライラしてしまうときがあり、子供にもあたってしまうので、適度に離れている今はとても良いで す。」(東京都30歳業務委託請負) 「小学3年生の娘が何も言ってないのに、台所へ行って洗い物をしてくれました。何やってんの?と聞いたら、ママはお 仕事忙しいからと言ってました。」(埼玉県41歳) 「出産後9年間専業主婦をした後パートで仕事を再開してみて、最初は不安だったが、慣れてくると、自分も社会とつな がっているんだと感じられるし、こどもと離れた時間があることで、逆にゆとりをもって接することができるようになった と思う。」(東京都46歳パート・アルバイト) ※コメントは多数派の意見を一部抜粋・修正の上使用 ©2010 Pado Corporation. All rights reserved. 本文の借用および無断転載・禁止 7/7
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