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(参考資料)
2013 年 1 月 25 日
米国デュポン社、2012 年通期および第 4 四半期の業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クルマン)は、1 月
22 日(米国時間)、2012 年通期および第 4 四半期(10 月~12 月)の業績を発表しました。
第4四半期要約

2012 年第 4 四半期(10~12 月)の特別項目を除いた継続事業ベースでの 1 株当たり利益は、前年
同期の 26 セントに対し、11 セントでした。2012 年第 4 四半期の特別項目を加味した継続事業ベー
スでの 1 株当たり利益は、前年同期の 31 セントに対し、2 セントでした。

売上高は、前年から横ばいの 73 億ドルでした。販売量は 3%増となりましたが、2%の為替差損およ
び事業ポートフォリオの変化に伴う 1%減により相殺されました。

2012 年第 4 四半期の税引前営業利益は、主に高機能化学事業の販売量・販売価格の低減により、
前年同期に対し減額となりました。この販売量・販売価格の低減は、酸化チタンの価格設定によるも
のです。
通期要約

2012 年通期の特別項目を除いた継続事業ベースでの 1 株当たり利益は、前年の 3 ドル 55 セントに
対し、3 ドル 33 セントでした。当年度は、1 株当たり 27 セントの為替差損がありました。2012 年通期の
特別項目を加味した継続事業ベースでの 1 株当たり利益は、前年の 3 ドル 30 セントに対し、2 ドル
61 セントでした。

売上高は、新興市場で 6%の伸びを示し、3%増となる 348 億ドルでした。

医薬品事業および特別項目を除く税引前営業利益は、3%増の 57 億ドルとなりました。農業関連事
業の税引前営業利益は、北米および中南米での種子・農作物保護事業における販売量の増加およ
び販売価格の上昇が功を奏し、前年比 18%増となりました。高機能化学事業の税引前営業利益は、
事業部門全体の売上不振により、16%減となりました。

フリーキャッシュフローは、前年の 33 億ドルに対し、31 億ドルでした。この減少は、米国の主要年金
制度への掛金 5 億ドルおよび純利益の減少によるものですが、運用資本の改善により一部相殺され
ました。

当社の固定費の生産性および運用資本の改善は、それぞれ約 4 億ドルで、双方とも目標の 3 億ドル
を上回る結果となりました。

非営業活動の年金費用およびその他の従業員給付に関する、財務報告の変更を反映した場合の、
特別項目を除いた 2012 年通期 1 株当たり営業利益は、3 ドル 77 セントとなりました。同じベースで
2013 年度の見通しを算出すると、1 株当たり営業利益は、3 ドル 85 セント~4 ドル 5 セントとなり、前
年比で 2~7%の増益となる見込みです。
「当社は、昨年よりもさらに強固な企業となりました。各事業部門では、イノベーションの創出、生産性の向
上、コストシナジー効果を実現しました。このことや新製品の導入が記録的な年となったことにより、市場
における当社のポジションをさらに堅固にすることができました。一方、今年度は、高機能化学事業と電
子・情報事業の市場低迷により、チャレンジの多い年でもありました。当社では、変化し続ける市場環境に
対応し、世界経済の成長鈍化においても事業の成長を促進するべく、計画の見直しを行いました」とエレ
ン・クルマン会長兼最高経営責任者は述べています。
グローバル・デュポンの連結売上高(第 4 四半期)
2012年第4四半期の連結売上高は、前年から横ばいの73億ドルでした。販売量は3%増でしたが、為
替の影響および事業ポートフォリオの変化により相殺されました。販売量の増加は、中南米での堅調な売
上増と、北米販売シーズンで好調な滑り出しを示した農業関連事業、ならびにアジア太平洋地域におけ
る高機能材料事業、電子・情報事業、高機能化学事業の売上増によるものです。2012年第4四半期の地
域別売上高および対前年同期増減率については以下のとおりです。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
要因別増減率(%)
2012 年第 4 四半期
対前年同比
(単位:10 億ドル)
増減率(%)
現地価格
為替の影響
販売量
事業ポートフォリオ
/その他
米国、カナダ
2.5
-
2
-
-
(2)
EMEA*
1.6
(8)
(1)
(4)
(2)
(1)
アジア太平洋
1.9
-
(5)
(1)
6
-
中南米
1.3
10
7
(4)
8
(1)
連結売上高
7.3
-
-
(2)
3
(1)
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
グローバル・デュポンの連結売上高(通期)
2012年通期の連結売上高は、現地価格の4%増、2%の為替差損、2%の販売量減、および事業ポー
トフォリオの変化に伴う3%増を反映し、前年比3%増の348億ドルとなりました。現地価格は、金属材料の
価格転嫁水準が低かった電子・情報事業を除く、すべての事業部門で増加しました。グローバル・デュポ
ンの販売量減少は、主に高機能化学事業および電子・情報事業の不振を反映したものですが、農業関
連事業における販売量の増加で一部相殺されています。2012年通期の地域別売上高および対前年増
減率については以下のとおりです。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
要因別増減率(%)
2012 年通期
対前年同比
(単位:10 億ドル)
増減率(%)
現地価格
為替の影響
販売量
事業ポートフォリオ
/その他
米国、カナダ
14.2
8
6
-
-
2
EMEA*
8.1
(1)
3
(6)
(4)
6
アジア太平洋
8.0
(4)
(1)
(1)
(5)
3
中南米
4.5
11
9
(5)
5
2
連結売上高
34.8
3
4
(2)
(2)
3
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
継続事業ベースの収益(第4四半期)
2012年第4四半期の特別項目を除いた継続事業ベースの収益は、前年同期の2億4,600万ドルに対し、
1億1,000万ドルでした。これは主に、高機能化学事業および医薬品事業の収益減、成長施策のための
支出増、および為替差損によるものです。2012年第4四半期の特別項目を加味した継続事業ベースの収
益は、前年同期の2億9,300万ドルに対し、1,900万ドルとなりました。
1株当たり利益(第4四半期)
以下の表は、2012年第4四半期の1株当たり利益について、前年同期からの増減を示したものです。
<1 株当たり利益の変化(対 2012 年第 4 四半期)>
2011 年度の 1 株当たり利益
特別項目
2011 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$0.31
$0.05
$0.26
現地価格
($0.01)
変動費*
$0.12
販売量
($0.03)
固定費*
($0.12)
為替
($0.04)
法人税
$0.04
医薬品事業収益
($0.06)
その他
($0.05)
2012 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
特別項目
2012 年度の 1 株当たり利益
$0.11
($0.09)
$0.02
*
販売量および為替の影響を除きます。
**
支払金利、正味為替差益/差損、その他の収益を計算に含めています。
事業部門の実績(第 4 四半期)
以下の表は、2012年第4四半期の事業部門別の売上高および対前年同期比増減率、ならびに特別項
目を除いた第4四半期の税引前営業利益を示したものです。
事業部門別売上高*
要因別増減率(%)
2012 年第 4 四半期
対前年同比
米ドル建て
(単位:10 億ドル)
増減率(%)
価格
販売量
事業ポートフォリオ
/その他
農業関連事業
1.5
18
7
11
-
電子・情報事業
0.6
(1)
(3)
2
-
イ ンダ ス ト リ ア ル バイ
0.3
4
1
3
-
0.9
6
3
3
-
高機能化学事業
1.6
(15)
(7)
(8)
-
高機能材料事業
1.5
(5)
(5)
3
(3)
安全・防護事業
1.0
2
(1)
3
-
オサイエンス事業
ニュートリシ ョン& ヘ
ルス事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部
2011 年第 4 半期からの増減
2012年
2011年
第 4 四半期
第 4 四半期
($)
(%)
農業関連事業
(92)
(116)
24
21
電子・情報事業
24
42
(18)
-43
インダストリアルバイオサイ
44
34
10
29
66
52
14
27
高機能化学事業
200
433
(233)
-54
高機能材料事業
254
151
103
68
安全・防護事業
88
94
(6)
-6
(71)
(74)
3
nm
513
616
(103)
-17
9
89
(80)
-90
552
705
(183)
-26
門別の税引前営業利益
(単位:100 万ドル)
エンス事業
ニュートリション&ヘルス事
業
その他
医薬品事業
事業部門合計
事業部門の実績(通期)
以下の表は、2012年通期の事業部門別の売上高および前年比増減率、ならびに特別項目を除いた
税引前営業利益を示したものです。
事業部門別売上高*
要因別増減率(%)
2012 年度通期
対前年同比
米ドル建て
(単位:10 億ドル)
増減率(%)
価格
販売量
事業ポートフォリオ
/その他
農業関連事業
10.4
14
6
8
-
電子・情報事業
2.7
(15)
(4)
(11)
-
イ ンダ ス ト リ ア ル バイ
1.2
67
(4)
8
63
3.4
39
1
3
35
高機能化学事業
7.2
(8)
4
(12)
-
高機能材料事業
6.4
(5)
(2)
-
(3)
安全・防護事業
3.8
(3)
-
(3)
-
オサイエンス事業
ニュートリシ ョン& ヘ
ルス事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部
2011 年からの増減
2012年
2011年
通期
通期
($)
(%)
農業関連事業
2,063
1,752
311
18
電子・情報事業
172
355
(183)
-52
インダストリアルバイオサイ
171
78
93
119
348
170
178
105
高機能化学事業
1,622
1,923
(301)
-16
高機能材料事業
1,117
924
193
21
安全・防護事業
418
500
(82)
-16
(259)
(235)
(24)
nm
5,652
5,467
185
3
62
289
(227)
-79
5,714
5,756
(42)
-1
門別の税引前営業利益
(単位:100 万ドル)
エンス事業
ニュートリション&ヘルス事
業
その他
医薬品事業
事業部門合計
以下は、当社の事業部門別の売上高および特別項目を除いた税引前営業利益(損失)を前年同期と
比較した、2012年第4四半期の業績に関する概要です(2012年第4四半期以外の業績は別途注記)。販
売価格に関する記述については、為替の影響も含め、すべて米ドル建てで示されています。
農業関連事業 – 2012年第4四半期の売上高は、為替差損にもかかわらず、販売量の11%増および販売
価格の7%増により、前年同期比18%増の15億ドルとなりました。季節的な税引前営業損失の9,200万ド
ルは、営業および研究開発活動への継続投資により一部相殺されましたが、中南米地域での販売量増
加と、予測を上回る好調な価格上昇により、前年同期より2,400万ドル改善しました。
2012年通期の売上高は、販売量の8%増、販売価格の6%増により、前年比14%増の104億ドルとなりまし
た。パイオニアの種子製品売上高は、トウモロコシおよび大豆製品における販売量・販売価格の世界的
な伸張により、増加しました。農作物保護事業は、殺虫剤および除草剤の全地域での強固な需要により、
売上高増となりました。通期の税引前営業利益は、為替差損と、成長戦略のための販促活動および研究
開発活動への投資額増を相殺しても尚、それを上回る好調な売上により、前年比18%増となりました。
電子・情報事業 – 2012年第4四半期の売上高は、販売量の2%増および販売価格の3%減を反映し、前
年同期比1%減の6億2,200万ドルとなりました。この販売価格の減少は主に、低価した金属材料の転嫁価
格によるものです。スマートフォン・タブレット材料の需要増による販売量の増加は、太陽光発電材料の継
続的な低迷により一部相殺されています。税引前営業利益は、前年同期より1,800万ドル減少しましたが、
これは、前年では2,000万ドルのOLED技術ライセンス収入が計上されていたためです。
インダストリアルバイオサイエンス事業 – 2012 年第 4 四半期の売上高は、販売量の 3%増および販売価
格の 1%増により、前年同期比 4%増の 3 億ドルとなりました。販売量の増加は、カーペット用ソロナ®ポリ
マーの好調な売上と、ヨーロッパにおける食品酵素製品の継続した売上の伸びを反映しています。税引
前営業利益は、販売量の増加、およびダニスコの酵素事業の統合により実現したシナジー効果を反映し、
1,000 万ドル増の 4,400 万ドルとなりました。
ニュートリション&ヘルス事業 – 2012 年第 4 四半期の売上高は、販売量の 3%増および販売価格の 3%
増により、前年同期比 6%増の 8 億 5,300 万ドルとなりました。販売量の増加は、プロバイオテクス製品、
カルチャー、安定剤・乳化剤の強固な需要を反映しています。現地価格は全地域において上昇し
ましたが、為替差損により一部相殺されました。税引前営業利益は、前年同期より 1,400 万ドル増
の 6,600 万ドルとなりました。これは、売上高の増加と、ダニスコの機能性食品素材事業の統合により実現
したシナジー効果によるもので、売上増とシナジー効果は、原材料コストの上昇により一部相殺されまし
た。
高機能化学事業 – 2012年第4四半期の売上高は、販売量の8%減および販売価格の7%減により、前年
同期比15%減の16億ドルとなりました。販売量の減少は主に、米国およびヨーロッパにおけるフッ素ポリ
マー製品の需要低迷によるものです。販売価格の減少は、酸化チタン市場の周期的な変動を反映して
います。税引前営業利益は2億ドルとなり、両事業における売上減およびプラント稼働率の低下により、前
年同期より2億3,300万ドル減となりました。
高機能材料事業 – 2012年第4四半期の売上高は、販売価格の5%減および事業ポートフォリオの変化
に伴う3%減を、販売量の3%増により一部相殺し、前年同期比5%減の15億ドルとなりました。梱包材料
市場の安定ならびに北米自動車市場の強固な需要は、工業市場および電子機器市場の鈍化およびヨ
ーロッパ市場の低迷により、一部相殺されました。税引前営業利益は2億5,400万ドルとなり、一部為替差
損で相殺されたものの、原材料コストの低下、販売量の増加、および豊富なポートフォリオにより、前年同
期より1億300万ドル増となりました。
安全・防護事業 – 2012年第4四半期の売上高は、販売量の3%増が為替差損による販売価格の1%減に
より一部相殺されたものの、前年同期比2%増の9億6,400万ドルとなりました。販売量の増加は、サステナ
ブルソリューション製品および米国向け一般住宅用・商業施設用建築素材の需要増加によるものです。
税引前営業利益は、前年同期より600万ドル減の8,800万ドルとなりましたが、これは主に一部の産業と米
国の公共機関の市場低迷に伴うプラント稼働率の低下によるものです。
各事業部門の業績に関するその他の情報につきましては、米国本社ウェブサイトwww.dupont.com
DuPont Investor Centerのページをご覧ください。
展望
非営業活動の年金費用およびその他の従業員給付に関する、財務報告の変更を反映した場合の、特別
項目を除いた 2012 年通期 1 株当たり営業利益は、3 ドル 77 セントとなりました。同じベースで 2013 年度
の見通しを算出すると、1 株当たり営業利益は、3 ドル 85 セント~4 ドル 5 セントとなり、前年比で 2~7%
の増益となる見込みです。2013 年上半期の営業利益は、2012 年度と比較してやや減少する見込みです。
また、2013 年通期の売上高は、およそ 360 億ドルを予想しています。
非GAAP 指標の採用
当社の経営陣は、特定の非GAAP指標が当社の継続的な運営実績に関する見通しを提供してくれ
るため、投資家にとって有意義であると考えています。しかし、この指標は、「一般に公正妥当
と認められた会計原則(GAAP)」では認められておらず、業績を測る手段としてGAAPの代替とは
みなすことはできません。非GAAPベースとGAAPベース間の調整については、添付資料Cおよび
Dをご参照ください。
*本ニュースリリースは、1月22日米国デュポン社発表プレスリリースの抄訳です。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界
的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関
する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
# # #
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 広報部:持田
電話(03)5521-8484
2013 年 2 月 25 日
(ニュースリリース)
サンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー社、
デュポンの新ソーラメット®太陽電池用電極材料で変換効率 20.3%を達成
先進的なアルミニウムペーストで太陽電池の性能向上に寄与
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:
エレン・J・クルマン)の電子材料事業、およびサンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー社
(本社:台湾)は、2013 年 2 月 25 日(日本時間)、結晶シリコン太陽電池の部分コンタクト構
造用に開発された新製品のデュポン™ソーラメット®PV36x アルミニウムペーストを使用した
太陽電池セルが、変換効率 20.3%を達成したと発表しました。台湾の太陽電池メーカーで世界
大手のサンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー社は、同社最新の高効率セル、CELCO で
実現した今回の変換効率について、国際標準における認定機関であるドイツのフラウンホーファーISE
により独自に確認を取ったものであると発表しています。また、出力 280 ワットを上回る高性
能ソーラーパネルが製造され、第三者研究機関のテュフラインランドによって認証されました。
変換効率が向上することで、太陽電池セルでの発電量の増加を期待することができます。
デュポン™ソーラメット®太陽電池用電極材料は、過去 12 年で倍増した量産型太陽電池の変
換効率に大きく貢献をしてきました。デュポンは研究、開発および知財に対し継続的な投資を
行うことにより、引き続き太陽電池セルの変換効率向上に注力し、モジュール寿命の延長とシ
ステム全体のコスト低減をはかり、電力供給源としての太陽光発電の競争力向上に努めていま
す。
「サンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー社との提携は、素晴らしい実績をもたらしま
した」とデュポン電子材料事業 PV 担当グローバルマーケティングマネージャーの
ピーター・ブレナーは語っています。「適切な材料を使用することで実現した、このような高
性能ソーラーセルの製品化により、引き続き太陽光発電における発電コストの低減が可能とな
ります」
デュポン™ソーラメット®PV36x ペーストは、優れた電気的特性および強力な粘着性能を持
つことから、従来のアルミニウム導電ペーストよりも優れた変換効率の実現を可能にします。
本製品が採用された太陽光発電モジュールでは、競合するセル設計に見られる、PID 現象に対
し強い耐性を発揮します。また、当社では、引き続き太陽電池セル上の電極ペーストの使用総
量を減らすと共に、太陽光発電モジュールの信頼性と耐久性のさらなる向上に注力していきま
す。
デュポンは太陽光発電産業向けの材料供給に 30 年以上の実績があります。これまでに 1 億
5,000 万を超える数のソーラーパネルにデュポンの材料が使われてきました。
デュポン電子材料事業は、太陽光発電、ディスプレイ、自動車、バイオメディカル、産業、
軍事および通信といった市場における広範なエレクトロニクス用途に対応する特殊厚膜材料
の開発、製造、販売、サポートに 40 年以上の実績を持っています。当事業部および
ソーラメット®導電ペーストの詳細につきましては当社サイト、http:// mcm.dupont.com をご覧く
ださい。
デュポン™ソーラメット®太陽電池用電極材料は、デュポン PV ソリューション(DPVS)事
業において成長を遂げている広範な製品群のひとつであり、当社はこの事業を通じ、世界中の
企業を通じ科学と技術をつなぎ、太陽光発電産業の劇的な成長をサポートしています。本事業
の詳細につきましては、http://photovoltaics.dupont.comをご覧ください。
サンライズ・グローバル・ソーラー・エナジー社は、世界中の家庭用、業務用および大規模
発電所用の顧客向けに、高効率太陽電池を開発、製造および販売を行っています。サンライズ
社の高効率太陽電池は従来のソーラー技術に比べ、発電量を大幅に伸ばします。同社は 2007 年
に太陽光発電技術の先駆けであった技術者チームにより設立され、コスト競争力のある価格で
高品質の太陽電池製品を製造することに注力しています。同社の主力工場は台湾の宜蘭にあり
ます。サンライズ社に関する詳細につきましては、同社サイト、
http://www.sunriseglobalsolar.comをご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
ご参考:CELCO セル裏面(以下のサイトからダウンロードいただけます)
http://www2.dupont.com/Photovoltaics/en_US/assets/images/gallery/Rear.jpg
* デュポン™ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
#
#
#
以
上
デュポン株式会社
東京都千代田区永田町 2 丁目 11 番 1 号
山王パークタワー(〒106-6111)
電話:03-5521-8500 (代表)
平成 25 年 3 月 25 日
デュポン・興研・アゼアス
プロテックアライアンス(共同事業)から初の新製品を発売
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区永田町、代表取締役社長:田中
能之)は、昨年 3 月に開始したデュポン・興研・アゼアスの共同事業における
初の新製品「クールブローウェア CB1」を発売することを発表いたしました。
新製品「クールブローウェア CB1」は過酷な作業現場における作業員を熱中
症から守るために開発された、送風ユニット、フィルターと専用のデュポン™
タイベック®製防護服を組み合わせた画期的な製品です。
防護服を着用して作業する場合の熱中症対策が近年必要とされていますが、
現在は保冷剤の使用が一般的な方法です。しかし、保冷剤の冷却持続時間、
重さ、冷却範囲が保冷剤周辺に限られるなど、効果は限定的であると評価され
ています。
この「クールブローウェア CB1」は、首元から送風することで、防護服全体に
空気を送り込み、汗が蒸発する際の気化熱を利用して冷却効果を高めるように
設計されています。また、送風により、防護服内が適度に膨らむので、防護服
と肌が密着することが無く、快適性を得ながら作業効率を維持する事が可能で
す。さらに、防護服内が陽圧に保たれるので、防護性能をより高めることに繋
がりました。
設計段階においては、フェイス部分とマスクの密着性を高める事も考慮され、
通常は身体前側にある着脱用ファスナーを後ろ側に変更しました。その結果、
顎部分のフラップが不要になり、防護服とマスクのフィット性能が格段に向上
しました。
この「クールブローウェア CB1」は、原子力発電所、アスベスト除去、感染症
対策、インジウムの取扱い、製薬関係などの作業現場を想定して開発された製
品です。
E.I. du Pont de Nemours and Company
「クールブローウェア CB1」の送風ユニット及びフィルターは興研株式会社、
また、専用のデュポン™ タイベック®製防護服はアゼアス株式会社が製造いた
します。発売開始予定は 4 月上旬で、双方の会社から入手が可能です。
*「クールブローウェア CB1」価格及び構成
品
名
構
標準価格(税別)
クールブローウェア CB1
33,500 円/
セット
成
送風ユニット CBU1(充電池・充電器付)
アルファリングフィルタ サカヰ式 BRD-72
デュポン™ タイベック®製防護服 CBW1
※アルファリングフィルタサカヰ式 BRD-72 およびデュポン™ タイベック®製防護服 CBW1 は使い切り品です。
製品についてのお問い合わせは下記までお願いします。
■ 送風ユニット CBU1・アルファリングフィルタ サカヰ式 BRD-72
興研株式会社
広報・IR 室
菊池
電話 03-5276-1932
■ デュポン™ タイベック®製防護服 CBW1
アゼアス株式会社
総務部 根来・鈴木
電話 03-3865-1311
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な
製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリ
ーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化
石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューショ
ンを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関る詳細は、
http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
以上
デュポン™ 、タイベック®は米国デュポン社の商標あるいは登録商標です。
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
デュポン株式会社
広報部 持田 伊佐人
電話 (03) 5521-2422
または
デュポン株式会社 プロテクションテクノロジー事業部
池田 信一郎
電話 (03) 5521-2857
別紙
〔クールブローウェアCB1 使用例〕
(ヘルメット、マスク及び手袋は製品に含まれません)
〔クールブローウェアCB1 構成品〕
送風ユニットCBU1(充電池、充電器含む)
アルファリングフィルタ サカヰ式BRD‐72
デュポン™タイベック®製防護服CBW1
デュポン™,タイベック®は米国デュポン社の商標あるい
は登録商標です。
2013 年 5 月 15 日
デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社が化粧品産業技術展(CITE)に
Zemea®プロパンジオールを出展
技術セミナーにおいて植物由来グリコールの特性を詳しくご紹介します。
デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社は、横浜で開催される第6
回化粧品産業技術展(CITE Japan 2013)に、Zemea®プロパンジオールを出展しています。
Zemea®プロパンジオールは、化粧品・パーソナルケア市場向けに開発された植物の
糖を発酵させて作られる、100%植物由来のグリコールです。Zemea®は、石油系グリコール、
グリセリンに代わる高機能で環境的に持続可能な成分であり、高い保湿性機能、滑らかな感
触、肌への無感作性および優れた防腐効果等の特徴があります。Zemea®はエコサートや米
国自然製品協会より天然成分として認定され、米国農務省より 100%バイオベース製品であ
ると認定されています。さらに、コーシャ認定とハラール認定も取得しています。
5 月 16 日(水)16:15~16:45 より A 会場で開催される技術セミナーでは、Zemea®の
優れた溶解性とその活用による、より有効性の高い処方設計についてご説明します。
Zemea®は、保湿剤、皮膚軟化剤および天然溶媒の処方に使用されてきた石油系プロピレン
グリコール、ブチレングリコールまたはグリセリンなどと置き換えが可能な原料です。すで
に幅広い採用実績がある Zemea®は、世界各国で 1,000 種類以上の化粧品およびパーソナル
ケア製品の処方成分として製品化されています。
担当課長 白井は「今回、デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ
社として初めて日本で出展致します。Zemea® は、高度な技術を持つお客様が多い日本市場
において、大きな可能性を秘めた原料と言えるでしょう。」とコメントしています。
CITE Japan 2013 は 5 月 15 日(水)~17 月(金)パシフィコ横浜で開催されていま
す。当社ブース(ブース番号 C1-4)に、ぜひお立ち寄りください。
デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社は、サイエンスカンパニ
ーのデュポン社と再生可能な食品や工業用の材料を製造する世界トップクラスメーカーのテ
ート・アンド・ライル社の合弁会社です。妥協のない製品機能を実現する、天然由来の再生
可能資源を提供しています。デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社の製
品に関する詳細は、こちらをご覧ください。www.duponttateandlyle.com
# # #
Zemea®はデュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社の登録商標です。
(ニュースリリース)
2013 年 7 月 4 日
デュポンとエアバス社、テドラー®の戦略的供給について合意
ポリフッ化ビニル樹脂フィルムの生産拡大で航空機向けに安定供給
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・
J・クルマン)とエアバス社(親会社 EADS の各事業体を代行)は 2013 年 6 月 17 日(現地
時間)、特にエアバス製航空機を含む、EADS 社の航空宇宙産業向け製品の製造を支援す
べく、デュポン™テドラー®ポリフッ化ビニル樹脂フィルム(PVF)の供給に関し戦略的
契約を締結したと発表しました。本契約に基づき、デュポンは幅広い用途で、世界に広が
る EADS の外注先の需要に応じてテドラー®PVF フィルムを供給することとなります。
テドラー®については、先般、生産能力拡大を実施しており、既存および新規用途でも
航空宇宙産業に引き続き貢献することができます。
デュポン™テドラー®ポリフッ化ビニル樹脂フィルムは、航空宇宙関連製品メーカーが、
魅力的で、清掃しやすく、キズが付きにくい客室内空間を創造する上で、最大限の設計自
由度を提供します。特に航行中の航空機室内は想像以上の紫外線光が窓を通して晒されて
おり、テドラー®PVF フィルムの優れた耐紫外線性が発揮されます。本製品による機内内
装材は、軽量かつ快適性に優れ、エンボス加工や印刷が可能です。また、テドラー®フィルム
は断熱/防音ブランケット材料として知られ、幅広く使用されているほか、防火障壁とし
て金属にラミネート加工したものや、ワイヤー、ワイヤーハーネス複合部品などの機械的
に金属ラベルを留めることが難しい部位のラベル用にも使用されます。また、接着用で
最も一般的な使用例では、テドラー®フィルムは優れた離型用フィルムとして、先進的な
複合材料構造体の製造に使用されています。デュポンでは先般、テドラー®フィルムの生
産能力を 2 倍以上に増強しました。
「今回の契約は EADS 社に対する当社の姿勢を再確認するものとなりました」と、
テドラー®フィルム担当グローバルビジネスディレクターのウィリアム・フィーヘリーは
語っています。「当社ではこのたび 2 億 9,500 万ドルをかけ、段階的な生産拡大を実施し
ました。これによりテドラー®フィルムの生産能力は 2 倍以上に拡大し、より安定した供給
を保証することができるようになりました。今後は EADS の設計者、技術者、下請企業お
よび 2 次サプライヤーとともにテドラー®製品を活用したプログラムに取り組み、わたし
たちが新たな戦略的関係にあることを伝えていきたいと思っています」
なお、本契約の他の条件については開示されていません。
テドラー®PVF フィルムは 30 年以上にわたり、航空機産業において信頼性の基準を確立
してきました。その後も引き続き品質および長期耐久性が必要な新たな用途開発を可能に
しています。テドラー®フィルムに関する詳細は当社サイト、http://tedler.comをご覧くださ
い。
デュポン、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトの気候変動リーダーシップに選定される
さらにダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスの構成銘柄にも採用
デラウェア州ウィルミントン、2013 年 9 月 24 日
デュポンは、二酸化炭素削減に関する情報公開の国際的評価機関 NPO の、「カーボン・ディスクロージャ
ー・プロジェクト(CDP)」において、気候変動に影響のある社内情報開示スコアにおいて 96 ポイント、排出
量削減実績で「A」ランクを達成し、「S&P500 カーボン・パフォーマンス・リーダーシップ・インデックス
(CPLI)」と「カーボン・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス(CDLI)」に選定されました。
さらにこのほど、北米ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)および CDP グローバル 500
カーボン・パフォーマンス・リーダーシップ・インデックスにも選定されました。
デュポンの副社長兼最高環境責任者のリンダ・フィッシャーは次のように述べています。「持続可能な成長
への取り組みの実績が今年度も CDP と DJSI に認められ、当社のサステナビリティ活動がビジネスに定着
していることがステークホルダーに示せたと思います。デュポンは 20 年以上前に排出量削減目標を自主
的に設定し、サステナビリティ活動に取り組んできました。積極的な気候変動戦略と世界規模での温室効
果ガス削減努力が CDP に認められたことは、当社の誇りです。」
デュポンが特に高い評価を受けたのは、600 件余のエネルギー改善プロジェクトで 3000 万米ドルを節約
したボールド・エネルギー・プランによる成果です。CDP はまた、デュポン社内の排出量削減にとどまらず、
進出先の国際市場も含めたサステナビリティ目標を掲げていることも優れた点として指摘しています。
「2015 年度の目標を達成するために、プログラムへの R&D 投資が倍増しています。これにより環境保全
に顕著な効果が生まれ、バリューチェーン全体の取引先、消費者向けのエネルギー効率向上や温室効果
ガス排出量削減のための製品で、年間約 20 億米ドルの収入が見込まれます」とフィッシャーは述べてい
ます。
カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)は、主要な環境関連情報の測定、開示、管理、共有のた
めの世界規模のシステムを一般企業や行政に提供する国際的 NPO です。CDP は、合計総資産額が 78
兆米ドルに及ぶ 655 の機関投資家の強い市場力を背景に、企業の温室効果ガス排出量や気候変動アセ
スメント、水関連のリスクと機会に関する情報を収集しています。現在、CDP は気候変動および水関連デ
ータの収集量において世界一を誇り、これらのデータから得られる情報は、組織の戦略的事業や投資、政
策決定の重要な判断材料となっています。詳細については、
https://www.cdproject.net/CDPResults/CDP-SP500-climate-report-2013.pdf をご参照ください。
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスについて:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社は、マグロウヒル・カン
パニーズの関連会社であり、インデックスを用いたコンセプトやデータおよびリサーチサービスで世界最大
の調査機関です。「S&P500」や「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」 など著名な金融市場指標を所有してお
り、115 年余にわたり、世界の機関投資家および個人投資家のニーズを満たす画期的で透明性の高い投
資手法を構築してきました。同社の指数を基にした金融商品への投資額は同業他社を圧倒しています。
世界中の幅広い資産を対象とする 83 万超の指数を擁する S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社は、投資
家への投資判断情報の提供においてベンチマークとなっています。同社の詳細については
www.spdji.com をご覧ください。
デュポンは 20 年以上前に環境保護目標を公表した数少ない企業のひとつであり、以来、社内の二酸化炭
素削減努力にとどまらず、売上目標と研究開発投資についても市場志向のサステナビリティ目標を設定し、
活動の範囲を広げてきました。サステナビリティ目標は、世界の主要市場向けのより安全で環境に配慮し
た新製品の開発につながっており、事業の成長を直接的に牽引しています。
デュポン は18 02年 の創 業 以 来 、世 界 最 高 水 準 の科 学 技 術 を基 盤 に、革 新 的 な製 品 や素 材 、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に
十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題への
ソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、
http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 広報部:持田
電話(03)5521-8484
デュポン、世界で最も革新的な会社に選ばれる
2013 年 10 月 11 日
デュポンは、トムソン·ロイターによる 2013 年「世界で最も革新的な 100 社」に選ばれました。
今回で 3 年連続となるこの高い評価は、デュポンがとりわけ特許取得活動、知的財産保護、革
新技術の増加、成長事業に向けた研究開発(R &D)投資を積極的に行い、同時に高い収益性
を獲得したことが評価されました。
デュポン社チーフイノベーションオフィサーのトム・コネリーは、
「デュポンは、創立以来 211
年にわたる研究・開発の歴史において、常に市場のニーズに応えた革新的な製品ラインを提供
してきました。今年もこの栄えあるリストにデュポンの名前が加えられたことを大変光栄に思
います。この高い評価は、デュポンのイノベーション技術力およびサービスを総合的に提供す
る独自の「統合技術」を創り上げた科学者やエンジニアの絶間ない努力の賜物です」と述べて
います。
さらに「全世界に 12 ヵ所のイノベーションセンターを設立し、デュポンの技術は世界が直面
する大きな課題解決に寄与貢献しています。高まる世界人口の増加に対応し、より高品質な食
糧の増産と、化石燃料に依存しない再生可能なエネルギーや燃料の開発を行い、そして過酷な
環境で働く人々のための安全や防護の開発に貢献してます。このイノベーションセンターは、
当社のお客様だけでなく各国政府組織、NGO 機関 、大学および教育機関とコラボレーションを
行い、グローバル地域のみならず全地球規模での課題解決に向けて戦略的パートナーを形成す
る場でもあります」と語ります。
コネリーはまた、
「デュポンで働く 10,000 人の科学者・エンジニアと各産業エキスパートと緊
密な連携を組むことで、その地域のニーズを見出し、市場動向を予測しながら、迅速に革新的
なソリューションを開発することができるのです」と述べています。
デュポン社の R&D 投資は昨年比で 8%増加の 21 億ドルに達しました。また、新リサーチセン
ターおよびマルチクロップ研究センターの拡張計画とアイオワ州ネベイダにおける、セルロー
ス系エタノール生産工場の起工を発表しています。さらに、太陽光発電や有機発光ダイオード
(OLED)製品の拡大を表明してます。2009 年から 2012 年までのデュポン社の新製品およびア
プリケーションの売上高は 10 ドル億に達し、昨年だけで 2,047 点の新商品を発売してます。
2013 年「世界で最も革新的な 100 社」リストは、トムソンロイターの独自の一連の特許関連指
標に基づき評価され、革新技術を旨とする全世界の 100 社が選定の栄誉に輝いています。
デ ュ ポ ンは 1802年 の 創業以 来 、 世界 最 高水 準 の科学 技 術 を基 盤 に、 革 新的な 製 品 や素 材 、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的
な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、
世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の
保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。
デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:
http://www.dupont.com)をご覧ください。
* デュポン™テドラー®は米国デュポン社の登録商標です。
#
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以
上
(ニュースリリース)
2013 年 7 月 19 日
デュポン、シリコンバレー テクノロジーセンターの能力を拡大
ハイテク企業各社とのイノベーションとコラボレーションに向けて
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン
・J・クルマン)は 2013 年 7 月 8 日(現地時間)、デュポン シリコンバレー テクノロジー
センターの能力を拡大し、エネルギーおよびエレクトロニクス関連分野での新たなイノベ
ーションとコラボレーションを視野に入れると発表しました。デュポンは、同センターを
基盤に製品およびプロセスの開発をさらに加速させるとともに、世界中、特にシリコンバ
レー周辺の顧客に向け、用途開発でのサポートを増やしていきたいと考えています。
「今回の能力拡大によって、太陽光発電および家庭用電化製品など広範な産業向け に
技術革新を進展させる上でより緊密な連携を行ってまいります」と米国デュポン社
エレクトロニクス&コミュニケーション事業部門プレジデント、デビッド・B・ミラーは
述べています。「当社は研究、製品開発、試験および用途開発サポートまで一括して行う
ことのできる総合力を備えており、これから始まる新たな革新に心躍る思いでいます。
シリコンバレーでのプレゼンスを上げるということは、当社が顧客の世界的成功を下支え
する、より強固な関係を築くことが可能となることを意味します」
2011 年、デュポンはサニーベールの同地所を本拠とする新興企業のイノバライト社を買
収しました。買収後、デュポンは継続して設備や器具、および研究施設に投資を行い、同
拠点の能力向上をはかってきました。材料供給企業として、太陽電池材料からセルおよび
パネルの組み立て、製造および試験に至るまで、完全一貫型の開発を実現している企業は
世界でも他に類を見ません。
このほどデュポン シリコンバレー テクノロジーセンターと改称した同施設は、商用レベ
ルの器具や太陽電池セルおよびソーラーパネルの製造する能力を備えています。屋上には
ソーラーパネル用の試験場が今年の後半に完成される予定です。より効率に優れた太陽電
池用材料、新しいデュポン™ソーラメット®導電ペーストのフォーミュレーションを研究
するため、新たな研究施設が増設されました。また、同研究施設では先進的な電子材料に
も重点を置いており、レーダー探知、自動車の衝突防止、高速無線通信などのシステム、
および湾曲、伸縮自在の回路材料について全般的な成長をサポートし、今日の電子機器設
計へのよりよい適合を目指します。
デュポンは太陽光発電およびエレクトロニクスの両産業に可能性を提供する先進材料で
長年にわたり市場をリードしています。太陽光発電の分野では、デュポンはソーラーパネ
ルの出力および寿命を向上させる製品では最大の製品群を備えた特殊材料の供給大手とし
て、全般的な発電システムのコストダウンや、システムの投資利益の改善に寄与していま
す。また、当社は引き続きこの分野での革新に取り組んでまいります。当社は最近、クリ
ーンエネルギー特許成長指数に基づく太陽光発電分野での特許件数で世界をリードする企
業として認められました。デュポンは 2008 年以降、ソーラー関連では世界規模でおよそ
200 件の特許を取得しており、さらに 1,300 件以上が特許出願中となっています。
シリコンバレー テクノロジーセンターは、デュポンの科学および工学の総合的専門知識
と世界の顧客に恩恵をもたらす最新の応用サポートが結びついた、世界規模のイノベーシ
ョンおよびテクノロジーセンターの一部であると同時に、ソーラー事業の研究開発、用途
開発および試験に特化した世界 9 か所の技術センターの一つです。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、
世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の
保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。
デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:
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(ニュースリリース)
2013 年 6 月 10 日
デュポン・チャイナ、アセタールコポリマー合弁事業の株式持分を譲渡
デルリン®アセタールホモポリマーの高機能用途に向けた開発に注力
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)の中国法人デュポン・チャイナ・ホールディングは、2013 年 6 月 10 日(現地時間)、
旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)との合弁会社「杜邦旭化成ポリアセタール(張家港)有限公司」(「ADZ」)について、同社が保有する株式を譲渡
する契約に合意したと発表しました。本合弁会社は 2004 年よりアセタール(POM)コポリマー
樹脂の製造を行っています。
デュポンおよび旭化成ケミカルズの両社は、今後、本件に関する中国政府の承認取得等必要
な手続き、及び株式譲渡に伴う移行計画について顧客への説明を行ってまいります。
今回の決定は、アセタールホモポリマーの高機能・高精度を必要とされる市場及び用途への
開発に注力していく、というデュポンの戦略と合致しています。
60 年前にアセタールを発明したデュポンは、デルリン®アセタールホモポリマーをシンセン
工場、および他国のデルリン®生産拠点で製造し、中国市場に供給しています。デュポンは引き
続き、供給体制を強化し、中国国内でのデルリン®生産のさらなる拡大を目指します。
デルリン®アセタールホモポリマーは主に、自動車、工業用および一般消費市場において、
安全システムやモーターなど、長期耐久性や高信頼性が求められる極めて厳しい用途に使用さ
れています。
デュポンのパフォーマンスポリマー事業は中国において約 30 年の歴史がありますが、近々上
海にある研究開発センターを拡張し、中国市場における協力体制と用途開発能力の更なる強化
をはかってまいります。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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(ニュースリリース)
2013 年 6 月 19 日
デュポン、LED 照明用にクーラム™放熱基板材料の生産能力を拡大
台湾の生産拠点拡大で供給を増加
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のエレクトロニクス&コミュニケーション事業部の回路・パッケージ事業は 2013 年
5 月 30 日、急成長を遂げる発光ダイオード(LED)照明市場向けにさらなる貢献を果たすべく、
デュポン™クーラム™放熱基板材料の生産および供給量を従来の 7 倍超に拡大した、と発表し
ました。デュポン™クーラム™放熱基板材料は、LED 照明の放熱効果があり、LED メーカーの
LED 電球の耐用年数、信頼性および品質の向上に寄与します。
「LED 電球の価格が下落し続ける一方、LED 照明の需要は今後さらに増える見込みです。
このことは、高品質で省エネ効果の高い LED 電球が、いまやホームセンターでは 10 ドルで
販 売 さ れて い るこ と から も 明 らか で す」 と 回路 ・ パ ッケ ー ジ事 業 グロ ー バ ル事 業 開 発
マネージャーのマイケル・J・グリーンは語っています。「当社は、この市場の成長に従って
デュポン™クーラム™放熱基板材料を用いた LED 照明製品が、今後さらに広がることを期待
しています。この革新的な材料の供給能力拡大によって、お客様が、より長寿命で信頼性に優れ、
より手頃な価格で品質の良い LED 製品の製造が可能になることを非常に嬉しく思っています」
LED 照明市場は世界規模でみると、2012 年は前年比でおよそ 80%拡大し 2013 年はさらに前年比
で 50%の拡大が予測されています。ペンシルベニア州トワンダの製造拠点においてクーラム™
の生産を開始したデュポンは、今回の需要増に対応すべく、台湾・新竹市にある当社の最新鋭
工場の生産能力を拡大しました。
LED 電球の耐用年数を延ばすためには、信頼できる放熱基板材料が必要となります。優れた
熱伝導性を発揮するよう設計された当社特許のポリイミド誘電体を用いたデュポン™クーラム™
放熱基板材料は、従来のエポキシ樹脂基板に比べ、より速くより確実に熱を逃がします。
熱インピーダンスが非常に低く、最高使用温度が 180℃のクーラム™放熱基板材料を使うこと
で、広範な環境条件下で安定した性能を発揮させることが可能となります。
デュポンでは厳格な放熱用途に対応するため、3 つのタイプのクーラム®放熱基板材料を提供
しています。最新のクーラム™3D 放熱基板材料は、配光性が必要とされる、革新的な全方向配
光の白熱電球代替 A-19 電球および一般の照明器具用に設計されています。クーラム™LX は、
白熱電球代替 LED 電球、および非常に低い熱インピーダンスが必要とされる高天井照明および
アウトドア用 LED 照明など他の照明用途として、また、クーラム™LA は、より厳しい電気性能
が必要とされる一般 LED 照明用に設計されています。本製品の詳細につきましては当社サイト、
http://led.dupont.com. をご覧ください。
デュポンの回路・パッケージ事業ではクーラム™放熱基板材料の他、プリント回路基板
(PCB)のイメージング用ドライフィルムフォトレジストおよびフォトツールフィルム、ポリ
イミドフィルム、フレキシブル回路材料、および埋め込み受動部品などの広範な成長製品の
数々を提供しています。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
*
デュポン™クーラム™は米国デュポン社の登録商標です。
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以
上
(ニュースリリース)
2013 年 6 月 24 日
デュポン TM クオリバックス TM システム リアルタイムサルモネラが AOAC 検査法として承認
さまざまな食品のサルモネラ検出検査としてリアルタイム PCR 方式に OMA が付与
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のニュートリション&ヘルスはデュポン TM クオリバックス TM システム リアル
タイムサルモネラ検査法が Association of Official Analytical Chemists (AOAC)の Official
MethodSM of Analysis (OMA) 2013.02 として認められた、と発表しました。AOAC OMA は AOAC
インターナショナルの専門家機関によるレビューを利用した新しい承認過程の最初の検査法で
す。モレキュラーベースのクオリバックス TM システム リアルタイムサルモネラは、ポリメラ
ーゼ連鎖反応(PCR)技術とリアルタイム検出技術によって、迅速で正確な結果が得られます。
既に取得している AOAC リサーチインスティテュートによる Performance TestedSM 認証と、
この OMA のバリデーションスタディーにより、食肉、水産物、牛枝肉、鶏肉、卵、乳製品、
ココア、胡椒、乳児用粉乳及び、ペットフードや環境サンプルなど、さまざまな食品検査で
使用されるクオリバックス TM システムの信頼性と再現性が証明された事になります。
「この最新の承認によって、クオリバックス TM システム サルモネラのすべてが OMA に承認さ
れたことになります」とデュポン ニュートリション&ヘルス グローバルダイアグノスティック
製品のリーダーであるドリス エンゲッサ- サドロウは述べています。「これは、食品工場に要
求される安全性、信頼性に対して、我々の承認された検査法の中から最適な方法を選択する事
が可能になり、安定した正確な結果を得ることを意味します」
クオリバックス T M システム
リアルタイムサルモネラと、
その他、モレキュラーテストに
関する情報は、
fooddiagnostic.dupont.com を
ご覧ください。
AOAC インターナショナルは、分析科学分野で分析法のバリデーション、分析の実務、
精度管理等に携わる官民の科学者、行政官、その他組織から構成され、設立は 1884 年米国内の
肥料検査法の統一化組織に遡ります。1965 年に Association of Official Analytical
Chemists となり、分析分野を拡大しています。1970 年には北米以外の会員が加入、1980 年に
は世界地域セクションの設立と活動の場を広げています。特にその OMA 承認については、
AOAC インターナショナル独自のコラボラティブスタディを中心にバリデーションされ、その
検証は極めて妥当であるため承認された分析法は、米国内の一般分析法と見なされることもあ
ります。また、諸外国でも AOAC インターナショナルで承認された分析法を採用することがあり、
国際間の取引に関わる分析には、AOAC インターナショナルで承認された分析方法を用いるのが
良いと言われています。AOAC インターナショナルで承認された分析法は、”Official Methods
of Analysis of AOAC INTERNATIONAL”に掲載されます。
デュポン ニュートリション&ヘルスは、バイオ技術による食品原料、先端のモレキュラー
ダイアグノスティックソリューションによる安全性、健康と栄養食品、これら広範囲な持続可能
な提案により、世界の食品事情の挑戦に取り組んでいます。お客様との緊密なコラボレーション
を通じて、デュポンは、市場で各顧客のさまざまな価値を届けるために情熱を持って、知識と
経験を融合しています。詳しくは、food.dupont.com にて公開をしています。
1802 年の創業以来、デュポンは世界水準の科学と工学による革新的な製品、素材やサービス
を世界市場に持ち込んでいます。顧客、政府機関、NGO、オピニオンリーダーとの連携が、人々
に十分で安全な食糧が供給されること、化石燃料への依存減少、生活と環境の保護など、世界
的な挑戦の解決の手助けになると信じています。デュポンに関すること、その包括的な革新の
ためのコミットメントについては、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:
http://www.dupont.com)で公開をしています。
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#
#
以
上
(参考資料)
2013 年 6 月 27 日
デュポン™ ソーラメット®太陽電池用電極材料、
JA ソーラーの新型パネルの性能向上に貢献
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・
J・クルマン)の電子材料事業部と JA ソーラーホールディングスは 2013 年 5 月 14 日
(現地時間)、両社の連携により太陽電池のセル変換効率 19.4%を達成したと発表しました。
JA ソーラー社の新製品、サイプレス(Cypress)太陽光発電モジュールには、最新のデュポン™
ソーラメット®太陽電池用電極材料が使用されています。ソーラメット®電極材料の先進技術は、
過去 12 年で倍増した量産型太陽電池の変換効率に大きく貢献をしてきました。デュポンは、
2015 年にはセル変換効率 22%を目指すという新たな目標を掲げ、引き続き太陽光発電産業
への貢献が期待されています。
「JA ソーラーでは、システムコストのさらなる低減とセル変換効率の大幅な向上を達成
すべく、次世代型ソーラー技術の研究開発に力を注いでいます」と JA ソーラー社最高技術
責任者のリュウ・ヨンは語っています。「デュポンは材料科学および技術に広範な知識を有
する企業であることに加え、太陽光発電産業の成長とグリッドパリティの突破に貢献すべく
尽力しています。今回の共同開発活動の成功はこうした価値観のたまものです。最高の効率
をもたらすデュポンの導電ペーストと JA ソーラーが提供する最新のセル製造プロセス、
そして両社に共通する決断力を駆使した結果、このような驚くべき成果を上げることができ
ました。性能を高めた当社新型パネルのサイプレス、および当社の画期的技術により生み出
される次世代製品を提供できる日を心待ちにしています。」
JA ソーラーの新型ソーラーパネル、サイプレスは単結晶ソーラーセルで構成され、最新
の拡散工程を経て製造されています。最新のデュポンのソーラメット®太陽電池用電極材料
を使ったことは、ソーラーセルとの接合部で再結合を低減し、新たな設備投資を行わず従来
型のセル製造プロセスにおいて最適なセル変換効率を実現することから、好適の選択となり
ました。
最も先進的なソーラメット®太陽電池用電極材料は、そのユニークな特性により、単結晶
および多結晶ソーラーセル技術のいずれにおいても期待を上回る成果をもたらしてきました
が、セルの変換効率を次のレベルに引き上げることのできる低ドーパント濃度エミッタ
(LDE)技術の実現にも活用できるものとなります。また、この導電ペーストはファイン
ライン電極印刷用に設計されており、接着性についても 15%の性能向上を可能にします。
「デュポンは、製造企業に対して効率向上とコスト削減で貢献すべく、ソーラメット®
導電ペーストの革新を続けています。今回の JA ソーラーとの活動は、連携が創造力を発揮
し続けることの良い例となりました」とデュポン電子材料事業アジア太平洋 PV 担当ビジネ
スマネージャーのピーター・ブレナーは語っています。「顧客の製品を最も優れたものにす
る材料を供給することが当社の得意とするところでありますが、それは新型サイプレスの
性能向上に見て取ることができます」
E.I. du Pont de Nemours and Company
デュポン™ ソーラメット®太陽電池用電極材料は、デュポン フォトボルテックソリューション
(DPVS)事業において成長を遂げている広範な製品群のひとつであり、当社はこの事業を通
じ、世界中の企業を通じ科学と技術をつなぎ、太陽光発電産業の劇的な成長をサポートして
います。本事業の詳細につきましては、http://photovoltaics.dupont.comをご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、
世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の
保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています 。
デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:
http://www.dupont.com)をご覧ください。
* デュポン™ ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
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以
上
(ニュースリリース)
2013 年 6 月 27 日
ポリデキストロースと一日のエネルギー摂取量の減少に関する新研究
デュポン ニュートリション&ヘルス、用量が満腹感に影響するという結果を歓迎
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のニュートリション&ヘルスは、新しい臨床試験によって、デュポン™ ダニスコ®
製品の一つライテス®ウルトラ™ ポリデキストロース(水溶性食物繊維)が、朝食と昼食の間食
として摂取した場合の一日の総エネルギー摂取量への効果が実証された、と発表しました。
これまでの研究を集約し、調査結果では、満腹感を促進し、その後のエネルギー摂取量を抑制
する最適なポリデキストロースの服用量が示されています。
この試験は、ニューヨーク栄養と肥満研究所のネリース・ アストバリー博士のもと、イギリス
のノッティンガム大学で行われました。
無作為化クロスオーバー試験において、被験者は、パスタベースの試験食を食べる 90 分前に、
等エネルギー量で 0g~25g のライテス®ウルトラ™ を含んだチョコレートミルクを摂取しました。
エネルギー摂取の有意な減少
研究では各被験者が、程良く満腹になる前に摂取した
エネルギー量を正確に測定しました。この試験において、
食事前に 6.3g、12.5g、25g のライテス®ウルトラ™ を
摂った被験者は、ポリデキストロースを摂らなかった被
験者と比べ、食事のエネルギー摂取量が有意に低いとい
う結果でした。
ポリデキストロース服用量 25g が、食事でのエネルギ
ー摂取量が最も低く、満腹感への影響が用量に依存する
ことを示しています。さらに、ポリデキストロース服用
量 12.5gと 25gの両方が、一日の総エネルギー摂取量
の抑制に関与していることがわかりました。21 人すべて
の被験者(男性 12 人、女性 9 人)は健康で平均体重
(BMI<25)でした。
体重管理のための貴重な洞察
デュポン ニュートリション&ヘルス ヘルスプラッ
トフォームリーダー マイケル・ボンドは調査結果につ
いて「これまでの多くの研究は、満腹感を促進するポリ
デキストロースの効果について実証してきました。この
最新の研究では、 満腹感を得るためのポリデキストロ
ースの至適用量について見解を深め、ウェイトマネージ
メントの一部として、その可能性を見出しました。」
「これらの調査結果は、この分野で新商品を開発する顧
客をサポートする上で、大変価値のあるものです。また満腹感とエネルギー摂取におけるポリ
デキストロースの効果のメカニズムを解明する更なる研究にも役立ちます。」と述べています。
ライテス®ウルトラ™ は 1g につき1kcal の食物繊維です。世界市場で広く承認されており、
多くの食品や飲料のアプリケーションに適しています。
ブリティッシュ ジャーナル オブ ニュートリション(British Journal of Nutrition)に掲載
されたこの研究論文の表題は「その後の試験食での任意のエネルギー摂取量においてポリデキ
ストロースは、用量に依存した減少を示す。(Polydextrose results in a dose-dependent
reduction in ad libitum energy intake at a subsequent test meal)」です。
デュポン ニュートリション&ヘルスは、持続可能でバイオ技術に基づいた食材や、安全かつ健
康で栄養価の高い食糧を、先進的な微生物解析技術によって広範囲にわたり製造することによ
り、人類が直面する食糧問題の解決に貢献しています。お客様との緊密なコラボレーションを
通じて、デュポンは常に革新技術の研究開発に全力を尽くし、比類のない市場価値を創造し続
けています。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世
界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組み
に関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧く
ださい。
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以
上
(ニュースリリース)
2012 年 1 月 10 日
デュポン回路
デュポン回路&
回路&パッケージング事業
パッケージング事業、
事業、
三菱レイヨン
三菱レイヨンとの
レイヨンとの合弁解消
との合弁解消に
合弁解消に伴い事業承継へ
事業承継へ
デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)のエレクトロニクス&コミュニケーション事業部門に属する回路・パッケージ事業と
三菱レイヨン株式会社(MRC)は、2011 年 12 月 29 日(現地時間)、政府および規制機関の
承認が得られることを条件に、デュポンと三菱レイヨン折半出資の日本における合弁会社、
デュポン MRC ドライフィルム株式会社(DMDF)を解散すると合意しました。
DMDF は 2012 年 1 月 1 日を以って製品のフォーミュレーション、顧客リスト、および DMDF の
日本における特定の事業活動を引き継ぐ上で必要な権利をデュポン社に譲渡し、その後は
デュポンの回路・パッケージ事業が、直接または既存の販売網を通じ、主力商品のデュポン™
リストン®ドライフィルムフォトレジストを日本のプリント回路基板メーカーに提供することと
なります。
「このたびの変更により、当社は、世界規模でより効率的かつ効果的に先端材料の提供に専
心することが可能となり、移行に伴う日本の顧客への影響も最小限のものとなるでしょう」と
回路・パッケージ事業のグローバルビジネスディレクター、ピーター・アーバインは語っています。
「当社は長年にわたり、日本の顧客の皆様に高性能のリストン®ドライフィルムフォトレジスト
を提供してきました。今後も皆様の成功に寄与すべく協力していきたいと思っています」
デュポンの回路・パッケージ事業は、プリント回路基板(PCB)のイメージング用ドライフィ
ルムフォトレジストおよびフォトツールフィルム、ポリイミドフィルム、フレキシブル回路材
料、埋め込み受動部品など、広範な成長製品の数々を提供しています。
詳細につきましては当社サイト、
http://www2.dupont.com/Packaging_and_Circuits/en_US/applications/index.html
をご覧ください。
デュポンは 1802 年の創立以来、世界最高レベルの科学と技術を基盤に、革新的な製品、材料、
サービスを世界中の市場に提供しています。世界中の人々に健康的な食品を十分に提供し、
化石燃料への依存を減らし、人々の暮らしと環境を守る、といった世界規模の問題に際し、
当社は顧客や政府、NGO 組織との協力を通じ、その解決策を見出す一助となることができると
確信しています。
11
(参考資料)
2012 年 2 月 8 日
米国デュポン、2020年までの食糧調達目標を発表
増え続ける世界人口への回答
世界飢餓問題撲滅に向けて、広く参画を募る
ワシントン、2012年2月2日―世界飢餓の克服に貢献するため、デュポン社は本日、世界の食糧
安全保障の改善に向けた目標を発表しました。
デュポン社会長兼最高経営責任者エレン・クルマンは次のように述べています。「いかなる企
業、国、非営利団体も、それ自らの力では、逼迫する世界の食糧需要を満たすという難問を解
決することはできません。しかし、この世界規模の課題に対し、各々ができることを考え責任
を持って意義ある貢献を行うことはできます。そして、実際に行動に移す重要な鍵は、ただ目
標を言葉にするだけでなく、具体的で計量的に把握できる目標を設定することです。」
デュポンの食糧安全保障目標は、新製品・革新技術、教育、農村地域社会の発展貢献の分野で
策定され、同社の持続可能性達成目標とともにその進度が追跡されます。デュポンは、1990年
代に持続可能性についての企業目標を早い段階で設定した企業の1つであり、これまで常にコミ
ットメント以上の成果を達成してきました。
今回、2020年末達成目標としたデュポンの食糧安全保障目標は、以下のとおりです:
世界人口を養うための新製品・革新技術開発:
研究開発予算として100億ドルを投資、食糧増産などを目的とした4,000もの新規製品を展開す
る。栄養・食糧・農業における持続可能性と安全の強化。食糧調達と保存可能期間の向上。廃
棄物の削減。
若年層への参画推進教育:
世界200万人の若者に対し、食糧問題に関する教育機会提供を支援。
農村地域社会の改善:
少なくとも300万人以上の農業従事者と居住地域の生活水準の向上を行う。そのためにコラボレ
ーション目標を設定し、農業生産システムの強化に向けた投資、食糧の調達、食品栄養価の向
上および地域文化への適合化を行う。これらの活動は、現在実施されている当社の事業に加え
る新しい活動であるため、当社の通常の活動を通じることにより数億人レベルの農業従事者の
生活水準を引き上げることとなる。
1
22
数値目標設定により確実な成果を生む
デュポンの食糧安全保障目標は、米国サウスダコタ州選出の元上院議員、トーマス・A・ダシュ
ル氏が会長を務める同社の「デュポン・21世紀に向けた農業イノベーション・生産性に関する
諮問委員会」が昨年発行した報告書を元に策定されました。
ダシュル氏は以下のように述べています。「委員会の研究が導き出した重要課題を受け、その
解決のためにデュポンが社内資源を集中しているのを知り大変うれしく思います。私たちは、
この世界の食糧安全保障にコミットしているデュポンのような組織の主導に従いたいと思いま
す。飢餓が世界の諸問題の要であることを、これらの組織は知っているのです。」
デュポンは、他社に先駆けて、20年以上前に環境目標を公表した企業の1つですが、社内の環境
負荷の削減を通じて持続可能性へのコミットを広げるだけでなく、研究開発投資と収益の両方
に向けて市場主導型の目標を導入しました。この目標は、実際の事業成長に直結しており、主
要な世界市場において安全で環境に配慮した新規製品の開発にも深く関与しています。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 広報部:持田
電話(03)5521-8484
2
2012/02/08
(参考資料)
2012 年 2 月 8 日
米国デュポン社、2011年通期および第4四半期の業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)は、1 月 24 日(米国時間)、2011 年通期および第 4 四半期(10 月~12 月)の業績を発表し
ました。
要約
• 2011年通期の特別項目を除いた1株当たり利益は、3ドル93セントとなり、前年の3ドル28セ
ントに対し、20%増となりました。2011年通期の特別項目を加味した1株当たり利益は、前
年の3ドル28セントに対し、3ドル68セントでした。
• 売上高は、新興市場で27%の伸びを示し、20%増となる380億ドルとなりました。
• 特別項目および医薬品事業を除く税引前営業利益は、高機能化学事業ならびに農業関連事
業が大きく貢献し、31%の増加となりました。
• 2011 年通期のフリーキャッシュフローは、税引前営業利益の増加および生産性向上の取り
組みが反映され、前年の 31 億ドルに対し、33 億ドルを達成しました。
• 当社の固定費の生産性は 4 億ドル、運用資金の生産性は 5 億ドルで、双方とも目標の 3 億
ドルを著しく上回る結果となりました。
• デュポンは、2012 年の特別項目を除いた利益が、前年比 7~12%増の 4 ドル 20 セントから
4 ドル 40 セントの範囲になると見込んでいます。
第 4 四半期要約
• 2011 年第 4 四半期(10~12 月)の特別項目を除いた 1 株当たり利益は、税率の引き上げが
逆風となった前年同期の 23 セントを反映し、35 セントとなりました。2010 年同期の特別
項目を除いた 1 株当たり利益は 50 セントでした。2011 年第 4 四半期の 1 株当たり利益は、
前年同期と変わらず 40 セントとなりました。
• 売上高は、主に現地価格の 14%増が作用し、前年同期比 14%増の 84 億ドルとなりました。
事業ポートフォリオの変化に伴う 10%増は、販売量の 10%減により相殺されました。
• 農業関連事業では、2011 年第 4 四半期に売上高 8%増、下半期では 23%増を達成しました。
この理由として、中南米で好調な売上を見せたことがあります。
• 特別項目および医薬品事業を除いた税引前営業利益は、高機能化学事業の伸び、インダス
トリアルバイオサイエンス事業ならびにニュートリション&ヘルス関連事業の買収が主な
要因となり、前年同期比 18%増となる 1 億ドル超となりました。。
1
「当社は 2011 年、年度後半からの市場の逆風を乗り越え、素晴らしい業績を達成しました。私
たちは市場主導型の科学技術を基に、今後も食品、エネルギー、防護の分野で顧客のニーズに応
えていきます。ニュートリション&ヘルスおよびインダストリアルバイオサイエンス事業の買収
に加え、全事業部門で生産性向上を推進し、今回のような成果を生むことができました。主要市
場が回復を見せ、世界的な人口増加が新たな機会を創出するなか、引き続き革新的企業として顧
客の要望に対応していきます」とエレン・クルマン会長兼最高経営責任者は述べています。
2
グローバル・デュポンの連結売上高および純利益
2011年第4四半期の連結純売上高は、前年同期比14%増の84億ドルでした。全地域での販売量減
少は、太陽光発電、ポリマー、サプライチェーンでの在庫調整、ならびに家電製品および建設関
連製品の需要低下に起因したものです。農業関連における販売量増加は、夏季に進出した中南米
市場での堅調な伸びが主な要因でした。2011年第4四半期の地域別売上高および対前年同期増減率
については以下のとおりです。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
2011 年第 4 四半期
要因別増減率(%)
対前年同比
現地価格
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
為替の影
販売量
響
事業ポートフォ
リオ/その他
米国
2.7
15
14
-
(1)
2
EMEA*
2.2
18
11
1
(13)
19
アジア太平洋
2.2
7
15
2
(23)
13
中南米
1.3
17
14
(2)
(3)
8
連結売上高
8.4
14
14
-
(10)
10
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
当社の2011年第4四半期の純利益は、前年同期の3億7,600万ドルに対し3億7,300万ドルでした。
2011年第4四半期の特別項目を除いた純利益は、前年同期の4億6,300万ドルに対し3億2,500万ドル
でした。この減益は、主に高税率を反映しています。販売価格の増加は、販売、マーケティング、
研究開発に係る支出の増大、原材料、エネルギー、輸送のためのコスト上昇、ならびに販売量の
低下を相殺する以上の結果となりました。。
3
1株当たり利益
以下の表は、2011年第4四半期の1株当たり利益について、前年同期からの増減を示したもので
す。
<1 株当たり利益の変化(対 2011 年第 4 四半期)>
2010 年度の 1 株当たり利益
$0.40
特別項目
($0.10)
2010 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$0.50
現地価格
$0.98
変動費*
($0.55)
販売量
($0.20)
固定費*
($0.17)
為替
$0.01
為替差益
($0.04)
法人税
($0.23)
ダニスコ社の影響**
$0.04
その他
$0.01
2011 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$0.35
特別項目
$0.05
2011 年度の 1 株当たり利益
$0.40
*
販売量および為替の影響を除きます。
**
取得したダニスコ社長期資産の時価評価に関連した支払金利および追加的
減価償却費を計算に含めています。
4
事業部門の実績(第 4 四半期)
以下の表は、2011年第4四半期の事業部門別の売上高および対前年同期比増減率を示したもので
す。
要因別増減率(%)
事業部門別売上高*
2011 年第 4 四半期
対前年同比
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
米ドル
販売量
建て価格
事業ポート
フォリオ/その他
農業関連事業
1.3
8
5
3
-
電子・情報事業
0.6
(18)
15
(33)
-
0.3
Nm
nm
nm
nm
0.8
138
3
(3)
138
高機能化学事業
1.9
12
29
(17)
-
高機能塗料事業
1.1
8
10
(2)
-
高機能材料事業
1.6
1
14
(13)
-
安全・防護事業
0.9
10
5
(2)
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
*
7
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部門全体の税引前営業利益は、16%増の 7 億 6,300 万ドルで、これは下の
表に示されるように、主に高機能化学事業および農業関連事業での改善、ニュートリション&ヘ
ルス関連事業およびインダストリアルバイオサイエンス事業の買収による増益が要因です。
2011年
2010年
第 4 四半期
第 4 四半期
(116)
(135)
19
nm
42
98
(56)
-57
34
-
34
nm
52
18
34
189
高機能化学事業
433
315
118
37
高機能塗料事業
58
71
(13)
-18
高機能材料事業
151
206
(55)
-27
安全・防護事業
94
92
2
2
(74)
(95)
21
nm
674
570
104
18
89
87
2
2
763
657
106
16
特別項目を除いた事業部門別
の税引前営業利益 *
2010 年第 4 四半期からの増減
($)
(%)
(単位:100 万ドル)
農業関連事業
電子・情報事業
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
その他**
医薬品事業
事業部門合計
**
2010 年第 4 四半期には、中止事業の和解合意に関して生じた 3,200 万ドルの一時的費用を含みます。
5
事業部門の実績(通期)
以下の表は、2011年通期の事業部門別の売上高および前年比増減率、ならびに特別項目を除い
た税引前営業利益を示したものです。
要因別増減率(%)
事業部門別売上高*
2011 年度通期
対前年同比
米ドル
販売量
(単位:10 億ドル) 増減率(%) 建て価格
事業ポートフォ
リオ/その他
農業関連事業
9.2
17
6
10
1
電子・情報事業
3.2
15
23
(8)
-
0.7
nm
nm
nm
nm
2.5
98
5
1
92
高機能化学事業
7.8
23
26
(3)
-
高機能塗料事業
4.3
12
10
2
-
高機能材料事業
6.8
8
13
(4)
(1)
安全・防護事業
3.9
17
6
4
7
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部門
2011年通期
2010 年からの増減
2010年通期
($)
別の税引前営業利益 *
(%)
(単位:100 万ドル)
農業関連事業
1,752
1,343
409
30
355
437
(82)
-19
78
-
78
nm
170
62
108
174
高機能化学事業
1,923
1,071
852
80
高機能塗料事業
268
255
13
5
高機能材料事業
924
978
(54)
-6
安全・防護事業
500
449
51
11
(235)
(206)
(29)
nm
5,735
4,389
1,346
31
289
489
(200)
-41
6,024
4,878
1,146
23
電子・情報事業
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
その他
医薬品事業
事業部門合計
6
以下は、当社の事業部門別の売上高および特別項目を除いた税引前営業利益(損失)を前年同
期と比較した、2011 年第 4 四半期の業績に関する概要です。販売価格に関する記述については、
為替の影響も含め、すべて米ドル建てで示されています。
農業関連事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、販売価格の 5%増、販売量の 3%増を反映し、前年
同期比 8%増の 13 億ドルとなりました。季節的な税引前営業損失は 1 億 1,600 万ドルで、売上高
の増加により 1,900 万ドル改善されました。2011 年通期の売上高は、販売量の 10%増、販売価格
の 6%増、事業ポートフォリオの変化による 1%減を反映し、17%増の 92 億ドルでした。2011 年通
期の税引前営業利益は、19%の税引前営業利益マージンにより、30%増加となりました。種子製品
は、各地域での販売量および価格の増加を反映し、好調な売上増を見せました。農作物保護製品
に関しては、各製品および地域ごとに売上が増加しました。
電子・情報事業 – 2011年第4四半期の売上高は、金属材料の価格転嫁による販売価格の15%増お
よび販売量の33%減を反映し、前年同期比18%減の6億3,000万ドルとなりました。販売量の減少
は、太陽光発電事業の在庫調整および家電市場の低迷を反映しています。販売量減少から税引前
営業利益は4,200万ドルに低下しましたが、OLED技術ライセンスによる2,000万ドルで一部相殺さ
れました。
インダストリアルバイオサイエンス事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は 2 億 8,900 万ドル、税
引前営業利益は 3,400 万ドルとなり、これにはダニスコの酵素事業の買収が反映されています。
税引前営業利益は、取得した無形資産の時価評価に関連した 600 万ドルの減価償却費を含みます。
ニュートリション&ヘルス事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、ダニスコの機能性食品素材事
業の買収により 4 億 6,800 万ドル増の 8 億 600 万ドルとなりました。税引前営業利益は 5,200 万
ドルで、ダニスコの買収およびソレイ製品の優れた製品構成を反映しています。同利益には、取
得した無形資産の時価評価に関連した 2,000 万ドルの減価償却費が含まれます。
高機能化学事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、販売価格の 29%増、販売量の 17%減を反映し、
前年同期比 12%増の 19 億ドルとなりました。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺す
るため実施されました。販売量の減少は、 アジア太平洋を中心に酸化チタンの需要が一時的に低
迷したことによるものでした。税引前営業利益は、販売価格増を反映し、1 億 1,800 万ドル増の 4
億 3,300 万ドルとなりました。
高機能塗料事業 – 2011年第4四半期の売上高は、販売価格の10%増、販売量の2%減を反映し、前
年同期比8%増の11億ドルとなりました。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺するため
全市場分野で行われました。販売量の減少は、北米を除く全地域での在庫調整および、製造量の
横ばい又は低迷を反映しています。北米でのOEM自動車・大型トラック市場では、高い需要が継続
しています。税引前営業利益は、製品構成力の弱さおよび700万ドルの和解合意費用により、5,800
万ドルと減少しました。
高機能材料事業 – 2011年第4四半期の売上高は、販売価格の14%増、販売量の13%減を反映し、
前年同期比1%増の16億ドルでした。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺しました。販
売量の減少は、広範な供給先の在庫調整や消費者市場および産業市場の減速を反映しています。
税引前営業利益は、販売量の低下、買収および供給合意の早期解除で得られた前年の3,100万ドル
が欠如したことにより、1億5,100万ドルと減益しました。
7
安全・防護事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、MECS 買収による 7%の増益、販売価格の 5%増、
販売量の 2%低下を反映し、前年同期比 10%増の 9 億 4,300 万ドルとなりました。販売価格の増加
は、原材料コストの上昇を相殺する以上の結果となりました。販売量は産業市場の在庫調整によ
り減少しました。税引前営業利益は、横ばいの 9,400 万ドルでした。前年同期税引前営業利益に
は、減損処理による純額 1,100 万ドルの一時的費用および資産売却で生じた利益が含まれます。
各事業部門の業績に関するその他の情報につきましては、米国本社ウェブサイトwww.dupont.com
DuPont Investor Centerのページをご覧ください。
展望
デュポンは、2012 年通期の特別項目を除いた 1 株当たりの利益が、前年比 7~12%増の 4 ドル
20 セントから 4 ドル 40 セントの範囲となると見込んでいます。
非 GAAP 指標の採用
当社の経営陣は、特定の非 GAAP 指標が当社の継続的な運営実績に関する見通しを提供してくれ
るため、投資家にとって有意義であると考えています。 しかし、この指標は、「一般に公正妥当
と認められた会計原則(GAAP)」では認められておらず、業績を測る手段として GAAP の代替とは
みなすことはできません。非 GAAP ベースと GAAP ベース間の調整については、添付資料 C および
D をご参照ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界
的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関
する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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(ニュースリリース)
2012 年 3 月 7 日
デュポン社、フォーチュン誌の「最も称賛される企業」にランクイン
業界ランキングではトップ
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)は、3月1日(米国時間)、デュポンがフォーチュン誌のアンケートによる「最も称賛され
る企業50社」に選ばれたと発表しました。
信頼性の高い企業評価指標として広く知られるフォーチュン誌の「最も称賛される企業」で、デ
ュポンは37位にランクインしています。前年度から6位アップし2年連続の6位上昇、2009年と比較
して15位も順位を上げています。今年は業界1位も獲得しており、「最も称賛される企業50社」リ
ストにランクインしたのは、業界ではデュポンだけでした。全体の結果は3月19日号のフォーチュ
ン誌に掲載され、オンラインでも閲覧できます。
デュポンの会長兼CEOのエレン・クルマンは次のように述べています。「このすばらしい評価は、
7万人の社員がデュポンのコアバリューを推進し、科学を通して世界をより良くすることに努力し
てきた結果です。デュポンは世界中のパートナーと協力しながら、世界的な人口増加がもたらす
課題に対応するため、各国の市場に即したイノベーションを提供しています。デュポンはこれか
らも、幅広く奥行きの深い科学の力により、革新的な製品とサービスを開発し、食糧供給の確保、
新エネルギー源の創出、人と環境の保護に取り組んでいきます。」
各業界で最も称賛される企業の評価でフォーチュン誌が用いている主要な基準のなかで、デュポ
ンは、イノベーション、人材管理、社会的責任、製品/サービスの質で1位になりました。
フォーチュン誌の「最も称賛される企業」リストは、企業の業績と評価に関する確かな指標とし
て広く認められています。フォーチュン誌とそのパートナーであるヘイグループは、フォーチュ
ン1000企業とグローバル500企業の社外取締役、その他米国外の大手企業のシニアエグゼクティブ
と財務アナリストなど約15,000人からアンケートをとり、最も称賛される企業を選定し、順位を
つけています。
フォーチュン誌の「最も称賛される企業50社」リストは、http://www.dupont.com.をご覧下さい。
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デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界
的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関
する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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(ニュースリリース)
2012 年 3 月 8 日
食糧イノベーションがデュポンの2012年度売上増を牽引
食品事業の成功の秘訣は、イノベーション、製品のパフォーマンス、パートナーとの協力
マイアミ、2012年3月1日‐2012年バンクオブアメリカ・メリルリンチ世界農業会議で、デュポン
首席副社長のジェイムズ・C・ボレルは、「デュポンのイノベーションと世界的な食料需要の拡大
が食品・農業関連事業の成長を牽引していく」と語りました。
「新興国で人口の増加、中流階級の拡大、急速な都市化が進むなか、デュポンの農業関連事業と
ニュートリション&ヘルス事業は、世界の最重要課題のひとつへの革新的な市場主導型ソリュー
ションを提供しています」とボレルは述べています。
「ダニスコ社の買収で一層強化されたデュポンのニュートリション&ヘルス事業については、
2012年度の年間連結売上成長率は7~9%、税引前営業利益率は12~14%を見込んでいます。パイ
オニア・ハイブレッド社の種子事業と農作物保護事業を含む農業関連事業については、2012年度
の年間連結売上成長率は8~10%、営業利益率は20~22%と予測され、デュポンで最大の売上と利
益率を継続できる見通しです。」
「2012年以降、当社のお客様との強固な結びつき、過去に例を見ない大きなビジネスチャンスに
より、目標を達成できると確信しています。各国のニーズに即したソリューションを提供し、安
全で栄養価の高い食品を全世界の人々に届けるという当社の姿勢がデュポンの成長を後押しして
います」とボレルは述べています。
R&Dパイプラインの推進
ボレルはさらに次のように述べています。「お客様の要求に即したイノベーションの追求を軸に
事業を展開しています。事実、昨年のR&Dは、種子と農作物保護のパイプライン全体で、進展した
プログラムは11件、新規のプログラムは4件を数えました。」
北米向けの害虫抵抗性製品群の次世代Optimum® AcreMax®や、オレインオイルの含有量が増加され
た業界初の高オレイン酸大豆Plenish™の限定発売など、さまざまな新技術を駆使した種子を多く
の製造加工業者に提供しました。2012年は、Herculex® I形質を含有する土壌使用の二重作用害虫
防除製品Optimum® Intrasect™もブラジルで発売される予定です。
1
種子事業では、バイオテクノロジー製品での明らかな成功に加え、土地ごとに即した技術に基づ
くイノベーションも進んでおり、各地の干ばつや病気に耐性を有する新ハイブリッド製品を生み
出しています。2012年は、北米だけでも前年の108に対して154の新しいトウモロコシ製品を発売
する計画です。Pioneer®ブランドYシリーズの大豆製品では、2012年の製品ラインアップに33種類
の製品が加わり、より確かなパフォーマンスを提供します。種子事業はさらに、生産における費
用効率と収量を向上するため、シード・プロダクション・テクノロジーを2012年に北米全土で展
開する計画です。
「農作物保護のパイプラインは業界で最も生産性が高い」とボレルは述べています。代替できる
プログラムは数少ないですが、新しい市場をターゲットにした画期的な化学特性や製品が開発さ
れています。北米では、トウモロコシ種子処理剤DuPont™ Dermacor®や殺菌剤DuPont™ Fontelis®
などのプログラムをスタートし、デュポンの強力な農作物保護製品郡をさらに充実させます。
成長を支える製品・サービスのイノベーション
デュポンの食糧関連事業は、革新的な技術やそれに基づく製品ポートフォリオ、多様な販路、生
産工程能力により、独自の競争優位性を築いています。
種子事業では2011年、現地のお客様のニーズに応える新製品・サービスを展開するRight Product
Right Acre(適切な製品を適切な農地に)戦略のもとで、世界市場でのプレゼンスを高め、売上
成長率17%を記録、利益幅も拡大しました。「種子事業はかつてなく強固なマーケットポジショ
ンを築いており、2012年の成長の環境も整っている」とボレルは述べています。
デュポンは、世界市場への新製品投入を機に、種子事業で正味5~10%の値上げを計画しています。
新製品展開の皮きりとして、まずは米国市場において、保護区の根切り虫とアワノメイガを減少
させる統合型害虫防除ソリューションOptimum® AcreMax®製品群の拡充を図ります。また今年度は、
水の少ない環境で収穫量の安定性を高めるOptimum® AQUAmax™ハイブリッド種子を米国のトウモ
ロコシ地帯全域で展開し、さらに欧州にも展開します。
ボレルは次のように述べています。「変動要素の非常に多かった2007年から2011年までの期間を
振り返ると、北米における種子事業売上高の伸びのうち、値上げや製品構成の拡充による成長は
50%強でした。つまり、新規のお客様が増え農地面積が広がっただけでなく、現地のニーズに適
した技術的な価値提案が評価されたということです。」
2
南米はデュポンの種子事業の成長を牽引する地域であり、2011年の売上成長率は実に45%でした。
ブラジルのトウモロコシでは、パイオニア社の種子技術が主導的なポジションにあります。パイ
オニア社は2012年以降、害虫制御力のきわめて高いHerculex® I形質を含有するOptimum®
Intrasect™など土壌使用の害虫防除製品について、複数の作用機序をもつ新製品を今後も増やし
ていく計画です。
農作物保護事業は、害虫管理、雑草管理、殺菌の3分野すべてにおけるイノベーションにより、2012
年も業界の成長率を上回る見込みであるとボレルは述べています。
「DuPont™ Cyazypyr™とDuPont™ Dermacor®は、害虫防除市場を拡大する重要な製品です。DuPont™
Cyazypyr™は、2012年上半期にアジアで使用承認が下りる予定で、2012年下半期に発売できる見通
しです。Dermacor®については、今年度はメキシコのトウモロコシ市場で発売を開始し、2014年に
はブラジルの大豆市場に進出する計画です。これらの有効成分(DuPont™ Rynaxypyr®、Dermacor®、
Cyazypyr®)だけでも、今後3~4年間で売上は約10億米ドルに達するものと期待されます。」
「デュポンのニュートリション&ヘルス事業は、食品廃棄量と二酸化炭素排出量の削減だけでな
く、食品の質と安全性を高めるために、新しいソリューションや改良を加えた持続可能なソリュ
ーションを幅広く提供している」とボレルは述べています。これらの素材を使うことで、加工食
品や飲料の糖分、脂質、塩分が減少し、また消化管や免疫系などの健康増進につながります。デ
ュポンは、多くのエンドマーケットに直接到達する販売ネットワークを有するダニスコ社を昨年
買収しており、このネットワークを最大限に活用することにより、事業拡大を図る多国籍企業の
みならず現地の新興食品企業とも協力する体制ができています。デュポンの新しい機能性食品素
材事業は、加工食品・飲料業界におけるワールドクラスのサプライヤーです。
本日のプレゼンテーションの全文はDuPont Investor Centerでご覧ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください
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将来見通しに関する記述:このニュースリリースには、経営陣の現在の予測、見積もり、計画に
基づいた将来見通しに関する記述が含まれています。当社は、今後の進展や新情報の結果として、
将来見通しに関する記述を更新することを約束いたしません。成長戦略、製品開発、マーケット
ポジション、予測される支出、財務的結果に関する記述を含め、将来の予測や計画に関する記述
はすべて、あくまでも見通しです。将来見通しに関する記述には、「期待」、「予測」、「計画」、
「意図」、「予定」、「見通し」、その他の類似表現が使用されています。これらの記述は、将
来の業績を保証するものではなく、多くのリスク、不確実要素、前提が関わっています。このリ
リースで取り上げている要因、また証券取引委員会へのデュポンの提出書類等、フォーム10Kでの
最新の年次報告書に記載されている要因など多くの要因により、ここに述べられている内容とは
大きく異なる結果となる可能性があります。これらの要因には、当社が事業活動を行う国の法律、
規制、政策、経済情勢の変化、競争圧力、買収・事業売却・提携など組織統廃合の成功、規制承
認・市場での受容など新製品の研究開発、農産物売上の季節的変動などが含まれますが、これら
だけに限りません。
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デュポンのオーバルロゴ、DuPont™、The miracles of science™、Optimum®、AcreMax®、AQUAmax™、
Intrasect™、Cyazypyr™、Dermacor®、Rynaxypyr®、Plenish™、Pioneer® は、デュポンまたはその
関係会社の登録商標もしくは商標です。
Herculex®は、パイオニア・ハイブレッド社およびダウ・アグロサイエンス社の害虫防除技術です。
Herculex®はダウ・アグロサイエンス社の登録商標です。
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デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
4
(ニュースリリース)
2012 年 3 月 29 日
デュポンが2012年度サステナブルバイオ燃料アワードの
サステナブル原料イノベーション部門賞を受賞
セルロース系エタノールの商業化促進に向けたインダストリアルバイオサイエンス事業の取り組みを評価
アイオワ州デモイン、2012年3月15日–デュポンのトウモロコシ茎葉収集プロジェクト(Stover
Harvest Collection Project)が、2012年度サステナブルバイオ燃料アワード(the 2012
Sustainable Biosuels Award)のサステナブル原料イノベーション部門賞を受賞しました。同プ
ロジェクトは、デュポンのインダストリアルバイオサイエンス事業による、包括的研究とスケー
ルアップのためのプロジェクトで、セルロース系エタノール産業の商業化を大きく促進させ、化
石燃料依存の軽減に向けたデュポンの取り組みを後押しするものです。
本年度アワードのデュポンへの授与は、バイオ燃料分野に焦点を当てたヨーロッパ最大の会議・
展示会、世界バイオ燃料マーケット2012(the World Biofuels Markets)において行われました。
この持続可能バイオ燃料アワードは、持続可能な再生可能燃料の開発におけるイノベーションを
評価する賞です。
トウモロコシ茎葉収集プロジェクトには、デュポンのパイオニア・ハイブレッド社所属の作物栽
培学のエキスパートやアイオワ州立大学の同分野の専門家が参加し、収穫機器の特注メーカーや、
50名以上の地元農業従事者などから多くの協力を得て実施されています。同プロジェクトは、バ
イオ燃料変換用トウモロコシ茎葉の持続的な収集、輸送、貯蔵に関する重要情報の発信源となっ
ています。3年目を迎える本年は、農業従事者の協力参加者を150名までに増やし、アイオワ州ネ
バダに建設予定のバイオリファイナリーで用いられるバイオマスを収集することを目標に掲げ、
プロジェクトの拡大を図っていきます。
「トウモロコシ茎葉収集プロジェクトが2012年度サステナブルバイオ燃料アワードの栄誉に輝き、
大変うれしく思います」とデュポンのインダストリアルバイオサイエンス事業プレジデントのジ
ェームズ・ C・コリンズは話しています。「先進的なバイオ燃料の促進には、確実に採取でき、
継続して利用可能なバイオマス源を確保することが重要だと思います。バイオマス生産者、研究
者、環境団体、政府と共同で取り組むことにより、デュポンは米国の農村地域に対してさまざま
な機会を創出し、発展を続ける市場のニーズに継続して応えていくことが可能になるのです」
世界的な人口増加に伴う人々への食糧供給、化石燃料依存の軽減、人と環境の保護といった新た
な課題とビジネスチャンスが生まれています。デュポンは一企業として、こうしたグローバルト
レンドを明確に把握してきました。デュポンは市場のニーズに即した科学技術を駆使し、世界が
直面するこれらの課題に対するソリューションの創出に全力で取り組んでいます。これらの解決
策の鍵となるのが、先進的なバイオ燃料の商業展開です。
1
同アワードおよび会議主催者であるGreen Power Conferences社のイベントディレクター、Claire
Poole氏は次のように述べています。「世界各地から、そしてバイオ燃料のバリューチェーン全体
から、多数のノミネーションをいただきました。受賞した各企業の特徴は、他社に比べ、自社や
業界全体を見据えた実績や将来性が優れていたことです」
2012年度持続可能バイオ燃料アワードの審査は、中立的な立場にある選りすぐりの業界専門家チ
ームにより行われました。この専門家チームのメンバーは、Suzanne Hunt氏(カーボン・ウォー
ルームのシニアアドバイザー)、Rob Vierhout氏(ePUREの事務局長)、Plinio Nastari氏(Datagro
社の社長)、Jim Lane氏(Biofuels Digest誌の編集者)、Geng Anli氏(シンガポールBioEnergy
Societyの理事長)、Lola Uña Cárdenas氏(EU・ブラジルさとうきび産業協会の代表)です。最
終投票は、一般バイオ燃料業界の個人審査委員により行われました。同アワードは全10部門(バ
イオ燃料のリーダーシップ、バイオ燃料技術、バイオ燃料導入、バイオエタノール、バイオディ
ーゼル、原料イノベーション、航空産業におけるイノベーション、バイオ電力発生、バイオベー
ス化学品など)で構成されています。サステナブルバイオ燃料アワードの詳細については、
www.sustainablebiofuelsawards.comをご覧ください。
セルロース系エタノールの促進に向けたデュポンの取り組みについては、
www.dupont.com/biofuelsをご参照ください。
再生可能エネルギーに関するさまざまな会議が行われる中、Green Power Conferences社は業界を
先導する役割を果たしています。2003年以降、再生可能エネルギー産業などの持続可能業界に対
してビジネス戦略情報を提供する300以上の会議、展示会、ワークショップ、研修コースが開催さ
れ、のべ15,000名以上の代表が参加しています。Green Power Conferences社の専門は、代表者、
スポンサー、パートナーに相互ネットワーク構築の機会を十分に提供できる質の高い交流イベン
トを開催することです。同社の詳細情報と現在開催している会議のリストについては、
www.greenpowerconferences.comをご覧ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
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(ニュースリリース)
2012 年 3 月 30 日
デュポンのイノベーション、記録的な1年
2011年は創業以来最高の特許件数を記録
The Patent BoardはデュポンをNo.1イノベーターに評価
デラウェア州ウイルミントン、2012年3月14日―2011年にデュポンが米国で取得した特許権は910
件、前年比32%増でした。過去最高だった1966年の780件を上回り、年間記録を塗り替えました。
デュポンチーフ・サイエンス&テクノロジー・オフィサーのダグラス・ムジカ(Douglas Muzyka)
は次のように述べています。「デュポンは、食糧、エネルギー、保護の分野でお客様と市場のニ
ーズを満たすべく、科学技術の力を集約しています。米国での特許取得と出願の合計件数は、2
年連続で創業以来最高を記録しました。米国での特許取得件数は過去10年間で125%増加しており、
デュポンの科学技術が質的にも新しさの点でも常に高いレベルにあることを物語っています。こ
れらはすべて、科学者、特許専門チーム、マーケティングチームの卓越した協力体制の賜物です」
2011年におけるデュポンの特許出願はR&D投資を反映した結果であり、栄養価が高く健康的な食糧
の供給、世界の化石燃料依存の軽減、人と環境の保護の分野に重点的に投資されています。
特許の取得により新製品の市場投入が促進され、新しいソリューションの提供を可能にしていま
す。過去4年間(2008~2011年)に発売された新製品の昨年の売上高は106億米ドルを超え、前年
比10%増でした。
「世界中で活動する当社の科学者は製品と用途の差別化に取り組んでおり、この研究開発活動が
事業価値の向上と持続可能な成長を牽引しています。新製品はマーケットシェアを拡大し、関連
市場を開拓し、デュポンとお客様の収益力を強化します」とムジカは話しています。
The Patent Boardが先月発表したレポート「パテント・スコアカード」で、デュポンは5年連続
で化学業界トップのイノベーターに選ばれています。The Patent Boardは、特許の質、技術力、
影響力の大きさを判断する一連の基準に従い、企業のイノベーションを評価しています。デュポ
ンはランクインした全ての企業を3部門でリードし、特許ポートフォリオの構築に科学が活用され
ているかを示す指標の科学力(Science Strength™)では、競合他社を10倍強上回っています。
1
ムジカは次のように述べています。「デュポンは、現在の市場に山積する厳しい問題に対応する
独自のソリューションをお客様に提供すると共に、幅広い中核技術を駆使し、科学の進歩に貢献
しています」
デュポンは、特許につながる発見や研究開発活動をイノベーションの原動力とし、多くの新製品
やサービスを顧客に提供し、市場と社会の変革に尽力していきます。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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(ニュースリリース)
2012 年 4 月 12 日
デュポン、
薄膜太陽電池用導電ペースト
デュポン、ソーラメット®PV416
ソーラメット
薄膜太陽電池用導電ペーストを
ペーストを発表
低温加工性能により、セル基板の選択肢拡大へ
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・ク
ルマン)の電子材料事業は、2012 年 4 月 2 日(現地時間)、薄膜太陽電池の効率を高める前面
銀ペースト材料、デュポン™ソーラメット®PV416 を発表しました。この新型銀ペーストは
140℃より低い温度での加工が可能で、透明導電性酸化物(TCO)にプリントする際に、より優
れた接触抵抗、導電性、付着性および高い線分解能を発揮します。これらの特性は、銅・イン
ジウム・ガリウム・セレン(CIGS)、アモルファスシリコン(a-Si)、有機太陽電池(OPV)
セルおよびモジュールの性能を向上させる上で重要な要素です。本材料は最近 Midsummer 社に
採用され、ステンレス基板を用いた CIGS 太陽電池の光電変換効率 0.5 パーセント向上に貢献し
ています。
「デュポンは薄膜太陽電池向け電極材料技術の向上に日々取り組んでいますが、
ソーラメット®PV416 は性能の向上を果たした最新アイテムのひとつです」と、デュポン 電子
材料事業ヨーロッパ事業開発マネージャーのケリー・アダムズは語っています。「Midsummer
社をはじめとする革新的なモジュールメーカーと緊密な連携をはかることで、当社は、彼らに
競争力の強化をもたらすための、加工のしやすさや効率の改善といったニーズに応える上で、
わたしたちがどう材料を開発すべきかについて深く知ることができました」
「当社は DUO Line をはじめ、ユニークかつコスト効果に優れた CIGS 太陽電池製造のターン
キーシステムを提供していますが、当社のステンレス基板上に使用する導電ペーストには高い
水準を設定しています」と、Midsummer 社 CEO のスヴェン・リンドストロムは語っています。
「ソーラメット®PV416 の導入により、導電性の向上をもたらすアスペクト比の高い細線の印
刷が可能となりました。本製品は、当社がこれまでにテストを行った 5 つの異なるブランドの
中で最高の性能を発揮し、変換効率を 0.5 パーセント向上させました。当社では大型モジュー
ルをスクライブせずにセルを一つ一つスクリーン印刷していますが、当社および当社の顧客に
とって導電ペーストの性能はきわめて重要な要素となります」
デュポン™ソーラメット®PV416 太陽光発電システム用導電ペーストは、結晶シリコンセル
用に使用される同様のペーストよりも低い温度で加工することができます。さらに、その優れ
た化学特性により、高い導電性、付着性および線分解能といった基本的な性能を実現していま
す。優れたプリント導電性(10m オーム/平方@25 ミクロン)、低い接触抵抗(3m オーム・
cm2)、優れた線分解能(100 ミクロン未満)を実現する本製品は、フレキシブルまたはステン
レスの薄膜基板上に形成される太陽電池に最適の材料です。
デュポン電子材料事業は、2012 年 4 月 3 日から 4 日まで、ドイツ、ベルリンの Estrel
Conference Center and Hotel で開催されるカンファレンス&展示会「Printed Electronics Europe
2012」E104 ブースおよび「Photovoltaics Europe 2012」D104 ブースにて、最新の薄膜太陽電池お
よびプリント用電子インク製品を紹介します。
デュポン電子材料事業は、太陽光発電、ディスプレイ、自動車、バイオメディカル、産業、
軍事および通信といった市場における広範なエレクトロニクス用途に対応する特殊厚膜材料の
開発、製造、販売、サポートに 40 年以上の実績を持っています。当事業部およびソーラメット®
導電ペーストの詳細につきましては当社サイト、http://mmcm.dupont.com をご覧ください。
デュポン™ソーラメット®太陽電池用電極材料は、デュポン フォトボルテックソリューション
(DPVS)事業において成長を遂げている広範な製品群のひとつであり、当社はこの事業を通じ、
世界中の企業を通じ科学と技術をつなぎ、太陽光発電産業の劇的な成長をサポートしています。
本事業の詳細につきましては、http://photovoltaics.dupont.comをご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界
中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
*
デュポン™ ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
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以
上
報道関係各位
2012 年 4 月 26 日
デュポン株式会社 ソレイ事業部
筋肉増強には大豆たん白・ホエイたん白・カゼインのブレンド
~3種のプロテインブレンドが最良だと示す初の臨床結果を発表~
※当リリースは米ソレイ社から 4 月 23 日(現地時間)にリリースされたものの翻訳です。
※当研究ではソレイ社の分離大豆たん白 SUPRO®を使用しております。
2012 年 4 月 23 日に米国サンディエゴで行われた「Experimental Biology 2012(2012 年実験生物学
会議)」において、ブレイク・ラスムッセン博士の研究チームがこれまでにない臨床研究『筋力トレ
ーニング後プロテインブレンド(大豆たん白・ホエイたん白・カゼインのブレンド)およびホエイた
ん白単体が筋たん白の合成に与える影響の比較』を発表しました。
この研究の結果は、筋肉増強のために運動後にたん白質を摂取する場合、プロテインブレンドが最も
よいという可能性を示しています。具体的には、今回の研究で使用したプロテインブレンドにより、
被験者の“アナボリックウィンドウ”
(運動後に現れる筋肉成長が最大になる時間帯 )が長くなった
ことが確認されました。
今回の研究で使用したプロテインブレンドは、分離大豆たん白 25%、分離ホエイたん白 25%、カゼ
イン 50%を混合したものです。この配合割合は、
「Experimental Biology 2011」で発表された臨床前研
究結果をもとに採用されました。
今回の実験は若年成人 19 名を対象に、二重盲検法による無作為化臨床試験として実施。最大 19 グラ
ムのプロテインブレンドまたは最大 17.5 グラムのホエイたん白質を摂取するグループに分け(混合
グループ 10 名、ホエイグループ 9 名)、摂取前と摂取後に調査しました。
「この研究によって、ホエイたん白のみよりも、大豆たん白、ホエイたん白そしてカゼインのプロテ
インブレンドを摂取したほうが、筋肉にアミノ酸が供給される時間が長くなることが確認され、筋力
トレーニング後に摂取するものとして、このプロテインブレンドが最適であることが明らかになりま
した」と今回の論文の代表著者であり、テキサス大学医学部栄養学・代謝学科の教授であるラスムッ
セン博士は述べています。
「今回の研究結果は、スポーツ栄養向けプロテインの消費者や、常にアク
ティブな生活を送る人にとって重要なものです」
大豆たん白、ホエイたん白そしてカゼインは消化中に吸収される速さがそれぞれ違います。摂取後す
ぐに吸収されるホエイたん白は「速い」たん白質、消化に数時間かかるカゼインは「遅い」たん白質
と呼ばれています。大豆たん白がアミノ酸を供給する速さは「中間」
。つまり、血中のアミノ酸濃度
が最大になる速度はホエイたん白よりやや遅いが、消化速度はカゼインよりはるかに速いということ
です。したがって、この 3 種類のたん白質を組み合わせることで、アミノ酸が筋肉に供給される時間
を延ばす効果が得られます。
「筋肉は 30 分では回復しません。筋力トレーニング後に筋肉が回復するまで、24 時間から 48 時間
はかかります」ソレイ社でスポーツ栄養・ウエイトマネジメント部門のグローバル・マーケティング・
ディレクターを務めるグレッグ・ポールは言います。「今回の研究結果によって、プロテインブレン
ドがアミノ酸を最大 5 時間にわたって供給できることが明らかになりました。つまりこの配合のプロ
テインシェイクなどの栄養補助食品を摂取すれば、従来よりも筋肉へアミノ酸を供給する時間が長く
なるため、次の食事の時間まで必須アミノ酸が筋肉に供給され続けることになります」
なお今回の研究結果は、5 月 29 日から 6 月 2 日にかけてカリフォルニア州サンフランシスコで開催
予定の米国スポーツ医学会年次総会でさらに詳しく発表されます。
ソレイ社
ソレイ社について
ソレイ社(Solae,LLC)は、高品質な大豆たん白と大豆食物繊維素材を開発、製造、販売する世界的な企業です。
日本ではデュポン株式会社ソレイ事業部が取り扱っています。ソレイ社は機能面、栄養面、経済面そして持続可能な
利益を優れたバランスでお客様にお届けするソリューションを提供します。米国ミズーリ州セントルイスに本社を置
くソレイ社は、米国デュポン社(NYSE:DD)とブンゲ社(NYSE:BG)の合弁事業としてスタートしました。2012年にソ
レイ社は米国のシンクタンク「Ethisphere Institute」が選ぶ世界で最も倫理的な企業のひとつに三年連続で認めら
れています。詳しくはwww.Solae.comをご覧ください。
―報道関係者からのお
報道関係者からのお問
からのお問い合わせ先
わせ先―
デュポン株式会社
ソレイ事業部 PR 事務局
TEL:03-6402-0303
〒105-0013
担当:宮下(グラムスリー内)
FAX:03-6402-0302
東京都港区浜松町 2-2-6
大塚ビル 3F
(ニュースリリース)
2012 年 5 月 9 日
デュポンがソレイ社の全株を取得
大豆素材のグローバルリーダーが、増大する人口への食糧供給に貢献
デラウエア州ウィルミントン、2012年5月1日――デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミント
ン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クルマン)は、本日、大豆素材のグローバルリーダーで
ある、合弁会社ソレイ社の全株をブンゲ社から取得したと発表しました。同合弁会社のこれまで
の持ち株比率は、デュポン社が72%、ブンゲ社が28%でした。
デュポン社首席副社長、ジェイムズ・C・ボレルは次のように述べています。「デュポンはニュー
トリション&ヘルス事業に注力しています。ソレイ社への投資は、昨年のダニスコ買収と並び、
食品素材業界のリーダーとしての当社のポジションを強化するものです。ソレイ社の科学的ノウ
ハウおよび大豆素材市場におけるリーダーシップは、増加する世界人口へより高品質な食糧をよ
り多く供給するという当社の計画に非常に重要です」
また、デュポン ニュートリション&ヘルス事業の社長、クレイグ・F・ビネッティは次のように
述べています。「デュポンのソレイ社全株取得により、幅広い高付加価値食品素材を生かして、
より迅速にイノベーションや応用技術開発を実施し、栄養科学の知見を広めることが可能となる
でしょう。これにより弊社は顧客へより優れた製品を供給することが出来るでしょう。当分野の
長期業績目標は、売上の年平均成長率(CAGR)を7~9%、税引前利益を12~14%の水準に高める
ことです。デュポンはソレイ社の全株取得により、相乗効果が予測通り奏功し、利益目標幅の上
限を達成できると予想しています」
ソレイ社は、大豆素材開発における世界的リーダーであり、製品はおいしくて栄養価の高い製品に
使用されています。ソレイ社は、機能性、栄養面、経済性、および持続可能性などの優位性を組
み合わせることにより独自のソリューションをお客様に提供しています。米国ミズーリ州セント
ルイスに本社を置く同社は、デュポンとブンゲ社の合弁会社として2003年に設立されました。ソ
レイ社は2011~2012年、エシスフィアが発行するエシックス・インサイド認定書(Ethics Inside
Certification)を取得し、2010年から3年連続で「世界で最も倫理的な企業」の1つに認定されま
した。詳細は、www.Solae.comをご覧ください。また、Twitter、Facebook、LinkedInでも同社を
フォローできます:www.Twitter.com/SolaeLLC、www.Facebook.com/SolaeLLC、
www.linkedin.com/company/Solae-LLC)
1
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
【将来の見通しに関する記述】このニュースリリースには、経営者側の現時点での期待、判断、
予測に基づく“将来の見通しに関する記述”が含まれています。将来に関する予想あるいは計画
(成長戦略、製品開発、市場地位、予想支出、業績を含む)への言及はすべて、将来の見通しに
関する記述です。将来の見通しに関する記述の一部は、「予想」「展望」「計画」「意図」「見
込み」「示唆」などの表現により、認識することが出来ます。こうした記述は将来の業績を保証
するものではなく、多くのリスク、不確定要素、仮定を含んでいます。その例として、本リリー
スの別の箇所、あるいはデュポンが米国証券取引委員会に提出した文書、特に最新の10-K年次報
告書と10-Q四半期報告書で詳しく述べられている箇所と、ここでの記述が相違する可能性があり
ます。その他にも、当社が事業展開している国々における法律や規制の改正、政策変更、インフ
レ、利率、為替レートといった経済的条件の変化もあれば、競争圧力もあり、さらに会社統合と
構造改革の成功(再編計画、買収、一部事業などの売却、提携など)、原材料コストや新製品研
究開発コスト(規制認可と市場での反応)、農産物売上げの季節的変動、天災による工場の操業
停止や停電、納入業者からの納品途絶や顧客活動停滞など企業活動の中断を余儀なくさせる問題
も含めて、影響要因は多岐にわたります。当社は、今後の事態の展開や新情報を反映し、“将来
の見通しに関する記述”を更新する義務を負いません。
#
#
#
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
2
(ニュースリリース)
2012 年 5 月 24 日
デュポン社、アフリカ・エチオピアの農業へ支援と
世界食糧安全保障指数の支援を表明
ワシントン DC、2012 年 5 月 18 日―デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン)の会長
兼最高経営責任者のエレン・J・クルマンは本日、世界の飢餓撲滅を目指すために 2 つの重要な取
り組みを発表しました。
まず、エチオピアにおける食糧安全保障の実現に向け、今後 3 年間で 300 万ドル以上を投じ、同
国の小自作農家を支援します。さらに、105 カ国の食糧安全保障の促進要因を測定する指標とし
て、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が開発する革新的なグローバル・フー
ド・セキュリティ・インデックス(世界食糧安全保障指数)を支援します。今夏に公表されるこ
の指数は、民間企業および公共部門を問わず、食糧安保の改善に取り組む関係者にとって貴重な
情報となります。このベンチマークツールは、発表と同時に一般公開され、政府、大学、NGO、
その他あらゆる組織もデータにアクセスすることができ、各国の状況に適した食糧安全保障対策
の確立に向けて役立ちます。
クルマンは、2012 年 G8 サミットでのシカゴ・グローバル問題評議会(Chicago Council on Global
Affairs)と世界経済フォーラムの共催によるシンポジウム「食糧・栄養安全保障の推進」におい
て、これらの取り組みを発表しました。
アフリカへの重要な貢献を足掛かりとして
デュポンは、エチオピアの小規模自作農の生産能力を高め、同国民に栄養価の高い食糧が行きわ
たるよう、エチオピア政府および農業改革局との戦略的提携を強化し、これらの農家を直接的に
支援する計画です。
クルマンは次のように述べています。
「当社はこれまでも、アフリカの小規模自作農家やコミュニ
ティに協力してきましたが、アフリカを含め世界の食糧安保を改善するためには、コミュニティ
の協力を得られ、現地の状況に適し、人々に受け入れられる施策を生み出すことが不可欠である
と考えています。デュポンは、エチオピアやケニア、南アフリカなどサハラ以南の国々での調査・
事業活動に従事するスタッフの採用など、現地の経営資源を拡充し、経済的、社会的、環境的に
持続可能なソリューションを開発していきます」
1
デュポンは、サハラ以南の 35 カ国で事業を展開し、アフリカ大陸で 500 人以上を雇用していま
す。クルマンは、アフリカ大陸におけるデュポンの事業活動を強化し、売上高を今後 10 年間で
10 億ドル以上伸ばすことを目標に投資すると述べています。
デュポンは、アフリカでの事業拡大のための一連の取り組み、協力活動の開拓を通して、農業支
援団体の「グロー・アフリカ」および G8 の「食料安全保障及び栄養のためのニュー・アライア
ンス」を支援します。
エチオピアへの支援
クルマンはまた、アフリカにおけるデュポンの協力活動と事業拡大にあたっては、特にエチオピ
アに注力していくことを強調しています。

クルマンは、デュポンとコロンビア大学地球研究所とのパイロットプロジェクトを発表しま
した。スピーディな土壌情報システムを構築するこのプロジェクトは、土壌の阻害要因を判
断し、収穫高を増やす助言を得る効果的な手段をエチオピアの農家に提供することを目的と
しており、デュポンは今後 3 年間で 100 万ドルを投資します。

デュポンの農業製品事業部門(Crop Protection)は、小麦の生産性を高めるスルホニル尿素
系除草剤の開発、綿と野菜のための新しい害虫駆除ソリューションの提供、責任ある農薬の
使用に関する農家の教育に取り組みます。

クルマンは、今後は米国国際開発庁(USAID)との協力の機会をとらえ、エチオピアのトウ
モロコシ小自作農家に最新の農耕法を教育し、農地の収益性向上につなげていきたいと述べ
ています。

デュポンはまた、エチオピアにおける種子製品と保管施設の拡充に 200 万ドルを投じます。
2
世界の食糧安全保障に寄与する新しい指標
2012 年 7 月にスタートするグローバル・フード・セキュリティ・インデックス(世界食糧安全保
障指数)は、食品の価格、入手・利用のしやすさ、栄養価、安全性などの重要な要因を考慮して
食糧安全保障を評価し、食糧に関する各国の脆弱性を測定します。食品価格の変動を勘案し、25
もの指標に基づいて、国が長期にわたり直面するリスクを能動的に再評価する点において、他に
類のないツールと言えます。
クルマンは次のように述べています。
「私たちが直面している問題を客観的に、かつもれなく理解
するためには、明確な指標が必要です。政府、公共部門および民間企業が、飢餓の根本原因を共
通言語で議論すれば、現地の状況に応じた持続可能な活動を促進する、確かな情報に基づいた決
定を下すことができます。この指数は、増加する世界人口に供給できる食糧を生産するための協
力を推進し、見識を生み、行動を促すことができます。エコノミスト・インテリジェンス・ユニ
ットはこのような革新的なツールを開発しており、当社としても積極的に支援したいと思います」
世界食糧安全保障指数は、世界各国への投資の効果を測定し、地域の状況に応じた食糧安全保障
プロジェクトの構築手段を提供することにより、ミレニアム開発目標(MDGs)およびラクイラ
食料安全保障イニシアティブ(AFSI)の継続的な実行を後押しします。
現地のステークホルダーと協力し、持続可能な方法で食糧安全保障を支援するデュポンの取り組
みについての詳細は、foodsecurity.dupont.com をご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
3
【将来の見通しに関する記述】このニュースリリースには、経営者側の現時点での期待、判断、
予測に基づく“将来の見通しに関する記述”が含まれています。将来に関する予想あるいは計画
(成長戦略、製品開発、市場地位、予想支出、業績を含む)への言及はすべて、将来の見通しに
関する記述です。将来の見通しに関する記述の一部は、「予想」「展望」「計画」「意図」「見込み」
「示唆」などの表現により、認識することが出来ます。こうした記述は将来の業績を保証するも
のではなく、多くのリスク、不確定要素、仮定を含んでいます。その例として、本リリースの別
の箇所、あるいはデュポンが米国証券取引委員会に提出した文書、特に最新の 10-K 年次報告書
と 10-Q 四半期報告書で詳しく述べられている箇所と、ここでの記述が相違する可能性がありま
す。その他にも、当社が事業展開している国々における法律や規制の改正、政策変更、インフレ、
利率、為替レートといった経済的条件の変化もあれば、競争圧力もあり、さらに会社統合と構造
改革の成功(再編計画、買収、一部事業などの売却、提携など)、原材料コストや新製品研究開発
コスト(規制認可と市場での反応)
、農産物売上げの季節的変動、天災による工場の操業停止や停
電、納入業者からの納品途絶や顧客活動停滞など企業活動の中断を余儀なくさせる問題も含めて、
影響要因は多岐にわたります。当社は、今後の事態の展開や新情報を反映し、
“将来の見通しに関
する記述”を更新する義務を負いません。
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広報部:持田
電話(03)5521-8484
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2012 年 6 月 5 日
(ニュースリリース)
デュポン™
ソーラメット®
®PV17x 太陽電池用電極材料、
デュポン™ ソーラメット
太陽電池用電極材料、低濃度ドープ
低濃度ドープ技術
ドープ技術を
技術を実現
新たな配合設計により、セル変換効率をさらに向上
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)は、2012 年 5 月 14 日、デュポン™ソーラメット®PV17x 導電ペーストについて、標
準的な太陽電池の変換効率を高めると同時に、低ドーパント濃度エミッタ(LDE)型セル設計
を可能にする独自の特性を有することから、今日の市場において前面銀ペースト材料をリード
する製品になったと発表しました。LDE 技術は、変換効率を 0.4 パーセント向上させることが
できるため、太陽電池メーカーにとって強力な差別化要因の一つとなっています。デュポン電
子材料事業は、より変換効率に優れた太陽電池への高まる需要に応えるため、ソーラメット®
PV17x の供給能力の拡大に取り組んでいます。
「ソーラメット®PV17x シリーズは 2012 年までに変換効率を 20%にするという業界目標に
寄与すべく、継続的な技術の前進を実現しています」と、デュポンの電子材料事業 PV 担当
グローバルマーケティングディレクター、ピーター・ブレナーは語っています。「本製品は二
段階の利点を持っています。そのままで変換効率を 0.2%向上させることができる上に、これを
使って LDE を実現することにより、さらに 0.4%効率をあげることができます。当社は本製品
への需要の高まりを大変嬉しいことと受け止め、顧客基盤の拡大に応じ、今後 3 カ月にわたり
段階的に承認を得ながら供給能力を迅速に拡大するよう取り組んでいます」
ソーラメット®PV17x は最も低濃度にドープされた接合部との電気的接続を可能にする、市
場において最も先進的な設計の製品です。ドーピング拡散の最適化は、太陽光発電産業におい
て効率の高い太陽電池を設計するための重要な実験研究分野のひとつです。しかしながら、拡
散の最適化は、従来の前面銀ペーストでは低ドーパント濃度エミッタ層との接続が不可能であ
ったことから非常に限定的でした。ソーラメット®PV17x が発表される以前は、この産業にお
いてコスト面、実用面で LDE を実現する、スクリーン印刷による前面用導体を作る上で商業化
を可能にする手段がありませんでした。しかし、デュポン™ソーラメット®PV17x が提供する
シリコンと銀電極接触界面で、より広範な拡散最適化とセル変換効率の向上を可能にする特性
を示すものとなりました。
本技術の特性を十分に引き出し、引き続き技術を前進させるため、現在、デュポン社内、お
よびいくつかの研究機関と共同で広範な試験を実施するともに、顧客による試用が行われてい
ます。例えば、アーヘン工科大学は先般、ソーラメット®PV17x と競合製品である 4 つの導電
ペーストとの比較研究について発表しました。ソーラメット®PV17x は、4 つの競合製品よりも
性能に優れ、多結晶シリコン太陽電池のシート抵抗 100 オーム/スクエアのエミッタ層との接
続が可能であることが実証されました。リンが低濃度にドープされた表面濃度において、これ
が実現したのは今回が初めてのことでした。結果として、セル変換効率は均質なエミッタ層を
備えたものに比べ 1%高く、また、レーザードーピングを用いた選択エミッタ技術に比べても
0.4%高くなることが確認されました。
「わたしたちは、電気化学静電容量-電圧解析により、電気活性を備えたリン濃度に影響を
与える POCO3(オキシ塩化リン)の特性を示しました」と、アーヘン工科大学半導体工学研究
所のアリ・サフィ(博士研究員)は語っています。「n++層を増やし、同時に電気活性のない層
を減らすことにより、最適化されたシート抵抗 100 オーム/スクエアのエミッタ層との直接的
な接続が可能であると実証することができました。5 つの異なる銀ペーストを用い作製された
多結晶シリコン太陽電池は、シート抵抗 55 オーム/スクエアの標準的なエミッタに比べ、Δη
=1 パーセントの絶対的な効率向上を実現しました。これらの検証に基づき、わたしたちは 160
オーム/スクエアのエミッタの評価を行った結果、レーザードーピングにより、層厚 25nm の
n++層(低濃度ドープエミッタ層)は FF(曲線因子)の増加とともに 0.6 パーセントを上回る
絶対変換効率の向上が得られることの実証に成功しました」
また、画期的な設計のソーラメット®PV17x を使用することで、太陽電池メーカーは材料の
使用量を 15 パーセントまで低減することが可能となり、太陽光発電産業において、銀材料への
依存を減らし、銀価格の上昇が太陽電池およびモジュールの生産コストに与える影響を緩和す
ることに寄与する製品開発の加速化をはかる企業目標にも沿うこととなります。
次世代のソーラメット®電極材料については、引き続き変換効率の向上に努めるとともに、
ソーラメット®ペーストと、LDE および局所背面電界(LBSF)型セル構造などの相補的プロセ
スとの統合を目指し、継続的な開発が進んでいます。
デュポン電子材料事業は、太陽光発電、ディスプレイ、自動車、バイオメディカル、産業、
軍事および通信といった市場における広範なエレクトロニクス用途に対応する特殊厚膜材料の
開発、製造、販売、サポートに 40 年以上の実績を持っています。当事業部およびソーラメット®
導電ペーストの詳細につきましては当社サイト、http://mcm.dupont.com をご覧ください。
デュポン™ソーラメット®太陽電池用電極材料は、デュポンPVソリューション(DPVS)事
業において成長を遂げている広範な製品群のひとつであり、当社はこの事業を通じ、世界中の
企業を通じ科学と技術をつなぎ、太陽光発電産業の劇的な成長をサポートしています。本事業
の詳細につきましては、http://photovoltaics.dupont.comをご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp (米国サイト:http://www.dupont.com )をご覧く
ださい。
*
デュポン™ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
(ニュースリリース〉
2012 年 6 月 19 日
デュポン TMBioBio-PDOTM を材料とした
材料としたバイオベース
としたバイオベース樹脂
バイオベース樹脂が
樹脂が、
パナソニックの
パナソニックの水まわり設備用建材
まわり設備用建材に
設備用建材に採用(
採用(業界初(*1))
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:天羽稔)は、デュポンの 100%
植物由来 1,3 プロパンジオール、デュポン TM Bio-PDOTM(*2)を材料としたバイオベース樹脂が、
パナソニック株式会社エコソリューションズ社(本社:大阪府門真市、社長:長榮 周作
以下、パナソニック)の「パナソニック キッチンリビングステーション」及び「パナソニッ
ク バスルーム ココチーノ」(それぞれ 2012 年 6 月 21 日より発売)に採用されたことを発
表いたしました。
デュポン TM Bio-PDOTM を材料としたバイオベース樹脂は、パナソニックが確立した植物由来
樹脂と石油由来樹脂とを独自の配合技術により、植物由来原料配合の水まわり建材に製品化さ
れ、「リビングステーション」シリーズのシステムキッチンカウンター部材、「ココチーノ」
シリーズのシステムバス天井部材に使用されます。
バイオベース樹脂が水まわり設備の素材として採用されるのは、業界で初めて(*1)で、パナソ
ニックの洗面化粧台ボウル部やトイレの一部部材にも使用されます。
Bio-PDO™ は、米国デュポン社と英国テート・アンド・ライル社の合弁会社であるデュポ
ン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社が、デュポンの特許技術である発酵プロセ
スを用いて植物の糖から製造する 100%植物由来の 1,3プロパンジオールです。Zemea®(ゼミ
ア)と Susterra®(サステッラ) (*3)の商標で販売され、従来石油をベースとしていた様々な用途で
材料の一成分として使用されています。今回採用されたバイオベース樹脂の原料や、化粧品、
パーソナルケア製品からポリウレタン、融雪剤など、用途は年々拡大しています。
デュポンは 1802 年の創立以来、世界最高レベルの科学と技術を基盤に、革新的な製品、材料、
サービスを世界中の市場に提供しています。世界中の人々に健康的な食品を十分に提供し、化
石燃料への依存を減らし、人々の暮らしと環境を守るという世界規模の問題に際し、当社は顧
客や政府、NGO 組織との協力を通じ、その解決策を見出す一助となることができると確信して
います。
*1:国内の水まわり建材(システムバス、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台)で使用されている実績は
ありません。(2012 年 6 月 12 日時点、パナソニック調べ)
*2:Bio-PDOTM は、米国デュポン社の商標です。
*3:Susterra®、Zemea®はデュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社の登録商標です。
(ニュースリリース〉
2012 年 7 月 5 日
デュポン株式会社
「デュポン ジャパン イノベーションセンター」を始動。
「デュポン オートモーティブセンター」を改称
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:天羽稔)は、本日より、同社の
自動車および自動車部品関連事業の統括組織である「デュポン オートモーティブセンター」を、
「デュポン ジャパン イノベーションセンター」に改称し、2005 年開設以来培った自動車ビジ
ネスの経験とノウハウを基盤とし、新たな発展段階に入る、と発表しました。
デュポン ジャパン イノベーションセンターは、ひきつづき自動車産業にフォーカスをおきな
がら、顧客とのパートナーシップを維持強化し、あらたな成長分野での飛躍を目指します。今
後も、その優れたグローバルネットワークを最大限生かしながら、市場のニーズに合ったきめ
細かな製品開発とシステムソリューションを提供します。
デュポン オートモーティブセンターは、2005 年 11 月、愛知県名古屋市中心部に開設されまし
た。この画期的なセンターは、デュポンの持つ革新的かつ多様な製品や技術力を、「ワンデュ
ポン」のコンセプトのもと、事業部間を横断的に統合することにより、市場変化の激しい自動
車業界の顧客企業に向け、常に新しい素材開発や技術提案を行ってまいりました。
開設以来、2012 年 3 月まで 4,000 社、9,400 名を超える顧客来場を記録しました。顧客とのコ
ラボレーションによって生まれた新しい開発のアイデアは、システムでは 54 件、アプリケーシ
ョンでは 320 件以上となりました。
この新たな展開を迎え、デュポン オートモーティブセンターは、デュポンが持つ世界最先端の
自動車技術と製品を、顧客とのコラボレーションという独自の方法によりご提供してまいりま
した。そして、今この深い経験と他社にないノウハウをもとに、更なる成長の段階に入りまし
た。自動車業界の顧客との密接な関係を大切にしつつ、今後国内における成長分野の顧客企業
に向けて、デュポンならではの優れた製品と技術をご提案する計画です。
同センターは、デュポンの最新の技術や製品を紹介する展示スペースのほか、同センターと世
界の 150 を超える R&D 拠点に従事する 9,500 名の研究者とのネットワークを通して、グローバ
ルに展開する顧客企業に必要な技術サービスやコンサルテーションを提供し、革新的な製品と
技術システムのアイデア立案に大きく寄与しています。
デュポン オートモーティブセンターの大きな成功をもとに、自動車産業ビジネスの裾野を広げ
つつ、農業、栄養・健康食品、パッケージング、エレクトロニクス、太陽光発電、工業用バイ
オなど、他の成長分野に広げたコンセプトでグローバルに展開したものが、デュポン イノベー
ションセンターです。
2012 年 4 月現在、日本以外にはアジアで 4 ヵ所(韓国、台湾、インド、タイ)、中南米に 2 ヵ
所(メキシコ、ブラジル)に設立されています。デュポンは、今後北米および欧州におけるセ
ンターの開設を計画しており、多面的なコラボレーション展開とサービス提供を目指していま
す。
「デュポンオートモーティブセンターは、自動車産業だけでなく、様々な産業の顧客企業と大
きな成功を収めてきました。このセンターは、グローバルに拡大展開中のデュポンイノベーシ
ョンセンターの手本となりました。デュポンオートモーティブセンターは、デュポンの研究チ
ームとお客様が相互に意見を尽くし、市場のニーズにマッチした革新的なソリューションを生
み出す場となったのです」米国デュポン社 首席副社長兼チーフイノベーションオフィサーの
トム・コネリーは語っています。
デュポン ジャパン イノベーションセンター
所在地:〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜町 1-1-10 アーバンネット名古屋ビル 14 階
TEL:(052)971-7745(代表)
デュポンは 1802 年の創立以来、世界最高レベルの科学と技術を基盤に、革新的な製品、材料、
サービスを世界中の市場に提供しています。世界中の人々に健康的な食品を十分に提供し、化
石燃料への依存を減らし、人々の暮らしと環境を守るという世界規模の問題に際し、当社は顧
客や政府、NGO 組織との協力を通じ、その解決策を見出す一助となることができると確信して
います。
以
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部 持田
電話(03)5521-2422
上
(ニュースリリース)
2012 年 7 月 10 日
遮熱塗料の塗布工事を完了
JR 平泉駅“エコステ化”をサポート
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区
代表取締役社長:天羽
稔)高機能塗料事業
部は、昨年 10 月から販売を開始した遮熱塗料“デュポン™シールドテック® ”を用い、岩
手県平泉町の JR 東日本・平泉駅舎の屋根の塗布工事を完了しました。
空調施設のない平泉駅は夏季には屋根が直射日光に晒されることから、利用者により快適
な空間を提供したいと考える JR 東日本盛岡支社が遮熱塗料の採用を検討してきたもの。折
しも“節電”が叫ばれる環境対策の一環として JR 東日本が進める「エコステ*1」のモデル
駅である今回の駅舎整備工事の案件で、デュポンもその一部を担うことになりました。
この工事に使用したデュポン™シールドテック®は、高日射反射率塗料(通称:遮熱塗料)
と呼ばれる塗料で、塗料中にばらつきのない真球のシリカビーズを含んでおり、これを緻
密に配列させることで太陽光、特に赤外線を効果的に反射し、温度の上昇を抑えることが
できます。この真球シリカビーズは内部に中空部分ができないため、熱の蓄積が起こりに
くく、蓄積した場合でも熱を排熱(熱分散)しやすいという性質を持っています。*2 その
ため建物の屋根や壁に塗布することで、屋内でのエネルギー消費量削減や夏の節電対策に
も最適で、今回の案件にも合致した製品となっています。
今回デュポンは、780 ㎡の駅舎屋根の塗布工事を仙建工業株式会社を通じて受注、シールド
テック®の総販売元である新日本塗料株式会社が施工を行いました。本工事は 6 月 12 日か
15 日の 4 日間で実施。遮熱性能を高めるために、洗浄・下塗り処理を行ってから本塗装を
するなど施工内容に配慮しています。
今後デュポンは、今回のような節電対策案件を中心に、新日本塗料を通じて積極的な営業
活動を行なっていく予定です。
JR 平泉駅のエコステ・モデル駅の整備は、世界遺産に登録された“平泉”の玄関口として、
豊かな自然に囲まれた環境であることから、駅で使用する電力を自然エネルギーで賄うこ
とを目指したものです。具体的には太陽光発電と蓄電池を組み合わせた「ゼロエミッショ
ンステーション」を実現する予定。また、LED 照明の導入と遮熱塗料の塗布による断熱性向
上によって省エネを同時に進めます。
(JR 東日本「エコステ」モデル駅の工事着工について
の資料から抜粋)
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、
世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の
保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デ
ュ ポ ン の 取 り 組 み に 関 す る 詳 細 は 、 http://www.dupont.co.jp ( 米 国 サ イ ト :
http://www.dupont.com)をご覧ください。
*1.エコステ・・・・・・営業管内の駅を、太陽光など自然エネルギーの発電システムや省エネ設備を導入
した環境配慮型に改良する整備事業。この取り組みは、JR 東日本の「グループ経営ビジョン 2020-
挑む-」に盛り込まれており、2011 年度東京の JR 四ツ谷駅を皮切りに、今後、全 12 支社がそれぞれ
の管内で最低1つエコステのモデル駅を構築し、全社で環境負荷低減を進めていく予定。平泉駅はこ
のモデル駅の第二弾に当たります。
*2.デュポンが実施した試験では、塗装前後で屋根裏面温度が約 35℃、室内温度が約 3℃低下しまし
た。※この社内試験の結果は、平泉駅舎に塗布して得られた計測値ではありません。
*デュポン™シールドテック®は米国デュポン社の登録商標です。
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#
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以
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 高機能塗料事業部 自動車補修用塗料本部
マーケティング部 高氏
電話(03)-5521-8530
上
(ニュースリリース〉
2012 年 7 月 11 日
デュポン社
デュポン社、全世界共通の
全世界共通の食糧安全保障指数を
食糧安全保障指数を提唱
インタラクティヴ型
インタラクティヴ型ツールの
ツールの開発で
開発で国際的連携を
国際的連携を支援
ワシントン、2012 年 7 月 10 日— デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン)は
本日、全世界で共通する食糧安全保障指数を発表。会長兼最高経営責任者のエレン・J・ク
ルマンは、これが世界の食糧安全保障を高める鍵となると述べました。
デュポンは世界の食糧安全保障を強化するため、英国 BBC の関連調査研究機関、エコノ
ミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)に世界食糧安全保障指数(グローバル・フー
ド・セキュリティ・インデックス)の開発を委託、本日、その内容が発表されました。
「デュポンは世界各国の政府、NGO、農業団体と話し合いを続けていますが、これらの
組織は食糧安全保障の目標を共有しているにもかかわらず、それを議論するための共通言
語が確立されていません。本当の意味で飢餓の根本原因を取り除くには、食糧の価格、入
手・利用のしやすさ、栄養価、安全性などの迫り来る問題を解決する共通の方針が必要で
す。食糧安全保障への取り組みには、これまでに多額の投資がされてきましたが、今日ま
で、食糧安全保障、また投資や連携の影響を地域レベルで測定する、包括的な世界共通の
手法がありませんでした」とクルマンは語っています。
この世界食糧安全保障指数は、105 カ国が抱える食糧安全保障問題の根本からの解決を
図り、改善や改革が必要な点を明らかにします。
最近の G8 および G20 サミットで見られたように、世界食糧安全保障は多くの国々にと
って最大の関心事となっています。5 月にキャンプデービッドで開催された G8 サミットで
は、The New Alliance for Food Security and Nutrition(食糧安全保障と栄養に関する新
たな提携)が発表され、G8 およびアフリカ諸国の首脳、民間企業、NGO は、一致団結して世
界食糧安全保障の実現を目指すとしています。
しかし、これらの取り組みを緻密にかつ、結果を出す責務を負いつつ遂行するには、確
固たる手法・ツールが必要です。この課題に取り組むため、デュポンと EIU は協力するこ
とになりました。
クルマンはまた次のように述べています。「世界食糧安全保障指数が、国際レベルの多
元的なコラボレーションの推進をうみ、より多くの正しい情報に基づいた判断材料を提供
し、増加する人口への食糧
供給に必要な活動が促進されるように願っています。こうした取り組みが正確緻密に行
われ、確実に成果を生むためには、その決定の基となる信頼性の高い情報を提供し、全世
界で使用できる共通の言語となる「ツール」が不可欠なのです」
EIU は、複雑な食糧安全保障や指数自体の設計や開発に関し、国際的な専門家からの情
報を基に、この世界食糧安全保障指数を作成しました。
EIU の全世界食糧将来予測を担当する部門長、レオ・アブルッツェーゼは次のように述
べています。「世界食糧安全保障指数は、各国の食糧保障の位置づけについて最も中核の
質問に答えるために用意されました。すなわち、それぞれの国では国民はどのように安全、
安価、高品質な食糧を十分かつ容易に入手できるかということです。食糧保障に関連する
組織の責任者は、多次元型のモデリング機能を持ったこの統合ツールを使うことで、確か
な結果を出すことができるはずです」
公開ツール
公開ツールが
ツールがコラボレーションへの
コラボレーションへの道
への道を切り開く。
多次元型ツールの世界食糧安全保障指数は、www.foodsecurityindex.eiu.comから利用
が可能です。主な特徴は以下のとおりです。
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•
今回の主要な調査結果分析。
食糧価格、入手・利用のしやすさ、栄養価、安全性を測定する25の指標の定義。
総合スコアの多次元型国別食糧安全保障指数マップおよび詳細を表示。
対策ならび施策の立案に役立つ可変比重指数機能。
複数国同時比較、および指数変化によるランキング測定が可能。
食糧安全保障と各国の個別の経済事情の関連性について国別詳細ページを掲載。
食糧価格の上昇が食糧安全保障へ及ぼす影響を測定する独自機能が追加される予定。
デュポンとEIUは、本日、世界中食糧安全保障のためのフォーラムをベルギー、ブラジ
ル、南アフリカ、米国にて主催しました。このフォーラムには、官民の多くの指導者が参
加しています。
デュポンが世界の食糧安全保障に向け、地域別に、いかに持続可能でコラボレーティヴ
な取り組みを実施しているか、ぜひ、foodsecurity.dupont.comをご覧ください。Twitter
でもフォローできます(#foodsecurity)。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世
界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保
護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュ
ポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:
http://www.dupont.com)をご覧ください。
以
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部 持田
電話(03)5521-2422
上
2012 年 7 月 24 日
(ニュースリリース)
デュポン、
デュポン、Solarbuzz China Conference で特許権保護の
特許権保護の呼び掛け
競争著しい太陽光発電産業における知的財産権の侵害増加に対応
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のエレクトロニクス&コミュニケーションズ グレーターチャイナ担当マネージン
グディレクター、ウォルト・チェンは 2012 年 7 月 19 日(現地時間)、上海で開催された
Solarbuzz China Photovoltaics Conference で講演を行いました。チェンは、太陽光発電製品の製造
における材料供給の重要性を述べるともに、太陽光発電産業の発展においてイノベーションが
重要な役割を果たすということ、そして競争が激化する今日の太陽光発電市場において知的財
産権の保護が重要であることを強調しました。
「太陽光発電産業ではいま、コスト低減の圧力がバリューチェーン全般で激化し、企業各社
は競争上の優位を得るため、これまで以上に真剣に取り組んでいます」とチェンは語っていま
す。
「技術革新は、この産業に不可欠な要素であり、エネルギーコストの低減をはかる上で重要な
手段です。知的財産権の侵害が広まる昨今、この問題は太陽光発電産業においても増加の傾向
にあります。知的財産権の侵害を放置することは、極めて重要な発展の時期にある太陽光発電
産業全体を潜在的に脅威にさらすことになります。この産業に従事する誰もが、さらなる革新
を促し、最新鋭の製品を世界市場に出そうとしのぎを削ることで恩恵を得ています。知的財産
権の侵害は競争および革新の気運を阻害するものです。企業が新たな革新をもたらす上で励み
となるものを失えば、皆さんと共に果たしてきた太陽光発電産業の成長が止まることにもなり
兼ねません」
デュポンは、太陽光発電産業において、主要材料(シリコンを除く)を供給するサプライヤー
として、業界をリードしてきました。デュポン TM ソーラメット®太陽電池用電極材料など、数々
のイノベーションによって、この十数年間で太陽電池モジュールの発電効率をほぼ 2 倍に高め
ることに寄与してきました。デュポンの昨年の研究開発費 20 億ドルのうち、かなりの金額が、
太陽エネルギーの効率、寿命およびコスト競争力の向上をもたらす材料および技術開発による
世界規模で化石燃料への依存削減に充てられています。
「当社では新たに技術を開発するたび、その技術を保護する必要が生じます」とチェンは語
っています。「当社は特許の侵害を決して見逃すことなく、太陽電池用電極材料の知的財産権
への侵害が生じた場合には、当該サプライチェーン以外の領域においても徹底的に追及してま
いります」
チェンは、中国およびその他の国々における知的財産保護に関し、デュポンでは引き続きこ
れまで通りの措置を講じることを示唆しました。弊社は先頃、デュポン™ソーラメット®太陽
電池用電極材料について弊社が保有する特許を侵害したとして、太陽光発電用電極材料メーカ
ーのヘレウス社、および同社の顧客、ソーラーワールド社の 2 社を相手に提訴しました。
チェンは業界に対し、特許侵害からの防御への支援を呼びかけるとともに、太陽電池セルお
よびモジュールメーカー、太陽光発電システムを開発、設置および所有する企業に対し、「特
許を侵害する」材料を使用した製品の製造および販売をしないよう求めました。特許侵害を行
う企業はもちろん、場合によってはその企業と取引を行う企業までもがあらゆる法的制裁に身
をさらすこととなります。
「活動の場の公平性について見直しが必要な事態に至っております。公正、自由、かつ合法
的な市場において、わたしたちは太陽光発電産業の成功に寄与すべく、最良の技術を提供する
企業と競争する機会を享受しています。この極めて重要な試みに対し、皆さんのご支援を期待
しています」チェンはこのように締めくくりました。
デュポン™ソーラメット®太陽電池用電極材料は、デュポンPVソリューション(DPVS)事
業において成長を遂げている広範な製品群のひとつであり、当社はこの事業を通して、世界中
の企業を通じ科学と技術をつなぎ、太陽光発電産業の成長をサポートしています。本事業の詳
細につきましては、http://photovoltaics.dupont.comをご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世
界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組み
に関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
*
デュポン™ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
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以
上
News Release
2012 年 8 月 31 日
カーライル・グループがデュポン高機能塗事業部門を49億ドルで買収
(米ウィルミントン発)-グローバル展開するオルタナティヴ(代替)投資会社である
カーライル・グループとデュポンは、本日、デュポンの高機能塗料事業(DPC)を、
49 億ドルでカーライルが買収する契約書に署名したと発表しました。今回の取引は、
関係当局の承認後 2013 年の第 1 四半期に完了する予定です。
デュポン高機能塗料事業部門(DPC)は、自動車およびに産業用塗料システムのグロ
ーバルサプライヤーで、2012 年の売上は 40 億ドル以上を見込み、雇用従業員数は
11,000 人以上です。投資資金は、カーライル・グループの関連会社であるカーライ
ル・パートナーV とカーライルヨーロッパパートナーⅢを通じて行なわれます。
「デュポン高機能塗料事業は自動車・産業用塗料分野のマーケットリーダーであり、
世界水準の製品とサービスを提供しています。この事業はこれまで成長を続け、堅調
な成果をあげています。しかしながら、慎重な検討の結果、今後 DPC の将来的な成長
はデュポンの外部、すなわちカーライル社への売却により達成されるとの結論に至り
ました」とデュポン会長兼最高経営責任者のエレン・クルマンは述べています。また、
「この取引は、デュポンのビジョンである“世界で最もダイナミックなサイエンスカ
ンパニー”に沿っており、また、高い成長率と高収益の事業、すなわち農業・栄養健
康・高機能素材・バイオテクノロジー事業に注力するというデュポンの長期戦略にも
沿うものです」と語っています。
さらに、クルマンはデュポンが今後も自動車産業にいっそう注力していく姿勢である
ことを強調しています。同社はこの事業売却完了後の自動車産業への高機能材料によ
る売上高は 30 億ドル以上と推測しています。「弊社は今後も、軽量化技術・環境負荷
を低減する冷媒製品・バイオ由来の内装シート表皮材、次世代バイオ燃料など、科学
を基礎としたイノベーションを提供し、お客様と密接に連携していきます」と述べて
います。
1
デュポンは 2012 年第 3 四半期決算報告書から、DPC 事業を遡及的に非継続事業として
報告します。なお、DPC 部門からの 2012 年度総収益は、1株あたり 0.41~0.47 ドルの
範囲になると予測しています。2012 年度全体の見通しは、2012 年 7 月 24 日発表分が
最新情報となりますが、次回の通年見通しは 10 月 23 日を予定しています。
また、カーライルは、2 億 5,000 万ドルのデュポンの年金積立不足額(unfunded pension
liabilities)も継承します。デュポンは同社の予算適正配分の原則と株主に対する価値
創造の義務に従いこの売却による利益を行使します。
デュポン高機能塗料事業について
1922 年に本社はウイルミントンに設立された高機能塗料事業は、輸送産業を中心とし
た高機能塗料システムの製造や販売を展開するグローバルリーダーです。同事業は、
補修用塗料、OEM 向け塗料、産業用液体塗料と粉末塗料の4部門を有し、自動車補修
用塗料・OEM 用塗料・液体塗料・粉末塗料市場において、最も高品質でプレミアムセ
グメントの塗料製品を提供する最優良企業の一つであると評価されています。 また、
世界 6 大陸に製造拠点を有し、120 カ国のお客様へ、直接または 4,000 の代理店を通し、
製品やサービスを提供しています。
カーライルグループについて
カーライル・グループは、グローバルに展開するオルタナティヴ(代替)投資会社で
す。2012 年 6 月 30 日現在で、1,560 億ドルの資産を有し、99 のファンドおよび 63 の
ファンド・オブ・ファンズを運営しています。カーライル・グループは、4 つの分野
「コーポレート・プライベート・エクイティ」「リアルアセット」「グローバル・マ
ーケット・ストラテジー」「ファンド・オブ・ファンズソリューション」を運営し、
アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、北米、南米において事業を展開しています。
航空・防衛、消費財・小売、エネルギー、金融、ヘルスケア、産業、テクノロジーサ
ービス、通信・メディア、輸送など、さまざまな産業に知見があり、1,300 人の従業員
が 6 大陸に設置された 32 のオフィスで投資事業を行なっております。
2
デュポンについて
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素
材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、およびオピニオンリーダーと
の連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存から
の脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出
来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp
(米国サイト http://www.dupont.com)をご覧ください。
#####
将来の見通しに関する記述
このニュースリリースには、「計画」、「予想」、「予定」、「展望」、「見込み」、「意図」、「予測」、または同
様の意味を持つその他の語句の使用によって示される、将来の見通しに関する記述が含まれています。将来に関する予
想または計画を含む記述は、デュポンの成長戦略、製品開発、規制承認、市場地位、期待される取得利益、訴訟や環境
問題などの不測事態がもたらす結果、支出および業績などを含め、すべて将来の見通しに関する記述です。これらの記
述は、将来の業績を保証するものではなく、実現しない可能性のある将来の出来事に対する特定の想定や期待に基づい
ています。また、当社では制御不可能なリスクや不確実要素を含んでいます。このような将来の見通しに関する記述に
おける予想とデュポンの実際の業績が大きく異なることへの要因としては、次のようなものがあります。エネルギーお
よび原材料価格の変動、新製品の開発・販売と製品ライフサイクルの最適管理の失敗、重大な訴訟および環境問題、不
適切なプロセス安全性の保守や製品管理問題における過失、法律や規制の改正、政況、世界経済および資本市場(イン
フレ、金利、為替レートなど)の変化、事業または供給の中断、セキュリティの脅威(妨害行為、テロリズムや戦争、
気象現象、自然災害など)、当社の知的財産権の保護および行使の不可、取得した事業の統合および業績不振または非
戦略資産または事業の売却完了。当社は、今後の展開や新情報を反映し、将来の見通しに関する記述を更新する義務を
負いません。
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします
デュポン株式会社
広報部
持田
電話(03)5521-2422
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(ニュースリリース)
2012年9月5日
米連邦裁判所、
米連邦裁判所、韓国コーロン
韓国コーロン インダストリー社
インダストリー社に
Heracron®アラミド
Heracron®アラミド繊維
アラミド繊維の
繊維の製造を
製造を20年間停止
20年間停止の
年間停止の差止命令
差止命令を
命令を発効
米国デュポン
米国デュポン社
デュポン社が声明を
声明を発表
デラウエア州ウィルミントン、2012年8月31日 – 米国デュポン社は、韓国コーロン インダス
トリー社(以下コーロン社)に対してHeracron®アラミド繊維の製造および販売の禁止を命令し
たバージニア州リッチモンドの連邦地方裁判所による8月30日の判決に関し、以下の声明を発表
しました。
「昨年9月にデュポンが9億2,000万ドルの損害賠償金を得た判決に続く今回の差止命令は、コー
ロン社が故意にかつ悪意を持ってデュポンのケブラー®技術を不正に利用したという、すでに周
知の事実を再確認するものです」と、デュポン上席副社長兼ジェネラル・カウンセルのトーマ
ス・L・セイガーは述べています。「一審判決では、コーロン社に対し、20年間、世界中でいか
なるパラ系アラミド繊維製品の製造、販売促進および販売を行ってはならないという命令が下
されました。また、デュポンから盗んだ営業秘密のすべてに対し、その使用が恒久的に禁止さ
れました。さらに、コーロン社は10月1日までに、デュポンの営業秘密を破棄および返却する必
要があり、従わなければ侮辱罪の手続きが取られることになります」
「今回の判決では、『コーロン社の行為はデュポンの営業秘密権を完全に無視し、かかる秘密
を保護する法律までも軽視したものである』と加えています。コーロン社によるデュポンの営
業秘密の不正利用は『企業方針の問題』であり、『裁判所はコーロン社の自主的な活動規制を
信頼できない』ことから、完全な製造差止命令は当然の結果であると言えます」
デュポン プロテクションテクノロジー事業部統括責任者のトーマス・G・パウエルはさらに、
次のように述べています。「裁判により、弊社のケブラー®に関する営業秘密が確保されること
を大変うれしく思います。デュポンは、40年以上にわたりケブラー®の研究および改良への投資
を続け、世界で最も信頼を集めるアラミド繊維にまで育てあげました。サウスカロライナ州
チャールストン近郊にある当社の新しいケブラー®製造工場を含め、当社の事業、ブランド、
最新技術の革新、投資を継続できることは、当社だけでなく、当社のお客様にとっても重要な
ことです。このたびの連邦裁判所の命令は、コーロン社を含めた他社に対し、当社の営業秘密
を盗み出しても、何の恩恵も受けられないというメッセージを明確に伝えるものです」
背 景:
デュポン社は3年前、コーロン社に対して訴訟を起こしました。コーロン社が営業秘密を盗んだ
とするデュポン社の訴訟に対し、2012年1月の一審判決では、コーロン社の再審申し立ておよび
9億2,000万ドルの損害賠償請求の棄却または減額の申立が却下されました。
2007年、デュポン社はコーロン社の行為に懸念を持ち、FBI、司法省、商務省に通知を行いまし
た。2009年にはコーロン社に対する民事訴訟を起こし、2011年9月の陪審員評決では9億1,900万
ドルの賠償金が認められました。11月には、コーロン社の行為は、法律で規定されている最高
額の懲罰的損害賠償に値するという一審判決が下されました。9月の陪審員評決と合わせて、
コーロン社の損害賠償金の総額は9億2,000万ドルを超えており、さらに法定利息が発生します。
デュポンの科学者が1965年に液晶ポリマー溶液の分野で行った画期的な研究が、現在販売され
軍や警察向けの用途でよく知られるケブラー®アラミド繊維の土台となっています。また、
ケブラー®はタイヤや光ファイバーケーブル、スポーツ用品や宇宙服など、商業や産業用途にも
幅広く使われています。
*本ニュースリリースは、8月31日米国デュポン社発表プレスリリースの抄訳です。
デュポンは1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世
界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組み
に関する詳細は、http://www.dupont.co.jp ( 米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
本内容に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
デュポン株式会社広報部 持田
電話(03)5521-2422
(ニュースリリース)
2012年9月20日
デュポン、
デュポン、2012年
2012年北米ダウ
北米ダウ・
ダウ・ジョーンズ・
ジョーンズ・サステナビリティ・
サステナビリティ・インデックスに
インデックスに選定される
選定される
デラウエア州ウィルミントン、2012年9月13日―米国デュポン社は、本日、2012年度北米ダウ・ジ
ョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)に選定されました。このインデックスは、世
界中の企業の社会的責任と貢献度を示す指数の中で最も高く評価されているものです。
DJSIは、企業のサステナビリティ(持続可能性)を重視する世界の上場企業を対象に、それぞれの
サステナビリティの実績を評価するための指数で、世界のトレンドと企業が所属する産業セグメン
ト固有のトレンドを見据えつつ、長期的な経済・環境・社会的な規範等とを勘案した包括的な評価
に基づいて選別されます。
「デュポンは、数十年前から、サステナビリティという課題に深く関与しており、毎年、経済・環
境・社会的な側面の当社の実績ならびに指標を公表してきました。これまでの社員の努力と貢献が
ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスに反映・評価されたことに嬉しく思います」
と、米国デュポン社最高環境責任者のリンダ・J・フィッシャーは述べています。「当社は、事業
戦略や行動原則にサステナビリティを統合することで、当社が直接関わるコミュニティ、社員、顧
客、株主だけでなく、社会全体に大きな利益をもたらすと考えています。当社のサイエンスとイノ
ベーションの力を活用して、安全かつ持続可能な方法によって、世界の緊急課題を解決すべく尽力
しています」
サステナビリティ・インデックス(持続可能性指数)は、企業の持続可能性と社会的責任投資を扱
う資産管理専門組織のサステナブル・アセット・マネジメント(SAM)社が評価しており、毎年、
57部門から2,500社の国際的大手企業が、同社のサステナビリティ実績に関する調査に回答してい
ます。
この調査結果は、「コーポレート・サステナビリティ・アセスメント」と呼ばれ、経済・環境・社
会的な基準に対する綿密な分析に加え、業界固有の機会脅威特性を軸に、調査企業におけるコーポ
レート・ガバナンス、水関連リスク、投資家への情報開示状況などが明らかにされます。
「今年のアセスメント調査の企業参加率は、昨年と比べて8.4パーセント増えました。これは、多
くの企業が、事業戦略にサステナビリティを組み込むことが必要不可欠という認識が高まっている
ことを顕著に表していると思われます。SAM社の評価に参加した企業は、企業戦略としてのサステ
ナビリティを導入することが、企業収益においても極めて重要であることをしっかり理解している
のです」と、SAM社の担当、グイド・ギーズ氏は話しています。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスについて:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社は、マグロ
ウヒル・カンパニーズの関連会社であり、インデックスを用いたコンセプトやデータおよびリサー
チサービスで世界最大の調査機関です。「S&P500」や「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」 のよう
な著名な金融市場の指標を所有しており、115年を超え世界の機関投資家および個人投資家のニー
ズを満たす画期的で透明性の高い投資手法を構築してきました。同社の、独自指数を基にした金融
商品に多くの資金が投資されています。世界中の幅広い資産をカバーする83万超の指数を算出する
ことで、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社は投資家向けの市況および投資情報提供において
ベンチマークとなっています。同社の詳細については www.spdji.comをご覧ください。
*本ニュースリリースは、米国デュポン社発表プレスリリースの抄訳です。
デュポンは1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービ
スを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に
十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題
へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、
http://www.dupont.co.jp ( 米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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2
持田
(ニュースリリース)
2012年9月20日
デュポン、FTSEグローバル500・CDPリーダーシップインデックスに選定される
気候変動問題への取り組みへの高い評価
2012年9月12日―米国デュポン社は、本日、世界的な投資指数FTSE500(グローバル500)のうち、
特に優れた51社で構成される「 カーボン ディスクロージャー プロジェクト(CDP)グローバル
500リーダーシップ・インデックス」に選定されました。これら企業は、温室効果ガス排出量、
排出削減目標、気候変動に関わるリスクとビジネス機会を中心としたサステナビリティ評価分析
を基に選ばれました。
Carbon Disclosure Project (CDP)の「カーボン ディスクロージャー リーダーシップ インデ
ックス(温室効果ガス情報公開指標)」は、グローバル500社のうち、特に気候変動に関する情
報開示を積極的に実施してきた企業にハイライトを当てています。気候変動に影響を及ぼす企業
活動の情報開示に焦点を当て、企業ごとにスコアが算出され、社内蓄積データ管理力や気候変動
問題での重要な課題を深く理解する企業ほど高いスコアが与えられます。デュポン社のインデッ
クス・スコアは94ポイントです。
「デュポンは気候変動という世界規模の課題へ果敢に取り組んでいます。1992年以来、当社は温
室効果ガス排出削減に向けどのような企業努力を実施しているか毎年発表してきました。温室効
果ガス排出削減を目指した革新的ソリューションの対象範囲は、社内だけでなく市場のバリュー
チェーン全体まで拡大しています。」と、米国デュポン社バイスプレジデント兼最高環境責任者
のリンダ・J・フィッシャーは述べています。「当社が開発する次世代型冷媒、ソーラーパネル
用先端素材、車両軽量化のための再生可能ポリマーなどの革新技術は、顧客企業だけでなく、そ
の先の一般消費者が排出する二酸化炭素を大幅に削減することができます。当社がサステナビリ
ティにおいて世界のリーダーシップを示しているというこの栄誉ある評価は、全社員の誇りであ
り、また当社の株主や投資家の変わらぬ信頼に寄与することになります。」
国際的会計組織プライスウォーターハウスクーパースが、CDPの要請により実施評価したこの指
標は、世界的機関投資家と株主のための企業評価ツールのひとつとして著名です。
CDP事務局CEOのポール・シンプソン氏は、「カーボン ディスクロージャー リーダーシップイン
デックスに選定された多くの企業は、温室効果ガス排出量およびエネルギー使用量の測定データ
の管理に優れた能力が認められます。また同時に、気候変動に直結する様々な企業課題と、潜在
するリスクの一方でビジネスチャンスが存在することを明確に認識しているのです。」
カーボン・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックスに選定された企業を含むFTSE
グローバル500社のレポートはwww.cdproject.netでご覧いただけます。米国デュポン社の2011
年度CDPレポート全文は当社ウェブサイトdupont.com/CDPreportをご参照ください。
カーボン ディスクロージャー プロジェクト(CDP)は、世界規模の主要環境関連情報の測定、
開示、管理および共有システムを一般企業や行政に提供する有数の国際的NPOです。CDPは、合計
総資産額が78兆米ドルに及ぶ655名の有力機関投資家の強い市場力を背景に、企業の温室効果ガ
ス排出量や気候変動アセスメント、水関連のリスクと機会に関する情報を収集しています。現在、
CDPは世界一の気候変動ならびに水関連データ収集量を誇り、その業務を組織の戦略的事業や今
後の投資決定の軸としています。詳細については、www.cdproject.netをご参照ください。
デュポンは、すでに20年前以前から環境保護目標を公表した数少ない企業のひとつです。デュポ
ンはまた、サステナビリティへのコミットメントを、社内における二酸化炭素削減活動だけでな
く事業販売目標や研究開発投資にいたるまで拡大してきました。サステナビリティの目標はダイ
レクトに事業成長に繋がり、とりわけ、世界市場向けのより安全でより環境に適合した新製品の
開発に直結しているのです。
*本ニュースリリースは、米国デュポン社発表プレスリリースの抄訳です。
デュポンは1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp ( 米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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2
2012 年 10 月 2 日
(ニュースリリース)
デュポン、中昊晨光化工研究院、合弁契約の正式合意を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のパフォーマンスポリマー事業部と中国化工集団公司(ChemChina)の子会社であ
る中昊晨光化工研究院(Chenguang Chemical Research Institute)は 2012 年 9 月 20 日、中国にお
けるフッ素ゴムおよびプリコンパウンドの製造・販売を行う折半出資の合弁会社の設立につき、
ChemChina の北京事業所において正式契約を締結したと発表しました。この合弁会社は、上海
に新設される最新鋭のプリコンパウンド工場を含め、政府の承認が下り次第、2013 年の上期に
は事業を開始する予定で、新規プリコンパウンド工場の起工式も同時期に行われる予定です。
「この合弁事業は、デュポンがリードするフッ素ゴム技術、世界的な事業展開、
デュポン™バイトン®という強力なブランドと、Chenguang 社の一貫した生産体制と強力な存在
感を結集させることで、顧客への対応に新たな可能性を生み出すこととなります」と、
デュポンパフォーマンスポリマー事業部プレジデントのダイアン・H・グリヤスは語っていま
す。「本事業への出資により、デュポンは急成長を遂げているフッ素ゴム需要に対応する能力
を高め、中国および世界中の顧客に業界最高レベルの製品、および技術を基盤としたソリュー
ションを提供することが可能となります」加えて、デュポンはこの提携を通じ、自動車産業へ
の継続的なコミットメントを再確認するとともに、地域の強みを活かし、伸びゆく顧客ニーズ
に対応することが可能になると語りました。
「今回締結された合弁事業は、デュポンと ChemChina との提携における成功例の一つです。
この事業は当社の技術基盤と国際市場への進出にプラスの効果をもたらすとともに、デュポン
と ChemChina との今後の協力関係における堅固な土台を築くものとなりました」と、
ChemChina の子会社中国昊華化工集団公司(China Haohua Chemical Group)社長の Hu
Dongcheng(胡冬晨)は語っています。
デュポンパフォーマンスポリマー事業部は、化石燃料への依存を減らし、人々と環境の保全
に寄与する新たな製品、部品、システムを開発すべく、世界中の顧客とともに取り組んでいま
す。世界 40 カ所に製造および研究開発拠点を持つ同事業部は、プラスチック、エラストマー、
再生可能資源から作られるポリマー、フィラメント、その他高機能部品および成形品において、
業界で最も広範な製品群を取り揃え、航空宇宙、自動車、消費財、電気・電子、工業用、スポ
ーツ用品、その他様々な産業に従事する顧客の皆様にコスト効率に優れたソリューションを提
供しています。
Chenguang Chemical Research Institute は、2004 年 5 月に設立された大規模国営企業、中国化工
集団公司(ChemChina)傘下の China Haohua National Chemical 社の子会社にあたります。
ChemChina は設立以来、「伝統的な化学、先進的な材料」を開発のコンセプトとして、グロー
バルな視野を持って中国国内に質の高い製品およびサービスを提供するとともに、ベストプラ
クティスを活用し、化学産業における主要な地位を維持しています。Chenguang 社は
ChemChina の優秀な子会社として、研究開発に優れた能力を発揮し、中国でのフッ素ゴム生産
における技術と設備をリードしています。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界
中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
*
デュポン™バイトン®は米国デュポン社の登録商標です。
#
#
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以
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 パフォーマンスポリマー事業部
電話(03)5521-8600
上
News Release
報道関係各位
2012 年 10 月 16 日
デュポン株式会社 ソレイ事業部
高栄養バー向け粒タイプ大豆たん白「SUPRO® NUGGETS」シリーズを本格展開
たん白含有率 90%・大豆食物繊維入りなど
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 天羽稔)は、粒タイプの大豆たん白素
材「SUPRO® NUGGETS」(大豆ナゲッツ※)シリーズを 11 月より日本市場に本格投入致します。
「SUPRO® NUGGETS」シリーズは、分離大豆たん白を主原料とした健康への価値の高い大豆たん白
素材です。大豆ナゲッツは、高たん白でカリっとした歯ごたえのある食感を持ち、栄養バーやシリアル
に最適な素材です。
米国では栄養バー、シリアルバーなどは、以前より手軽なスナックとして人気がありました。特に栄
養バーは、アスリートや一部のダイエットを目的とした消費者を中心に愛用されてきましたが、昨今の
健康志向の高まりから、より広く一般へも広がり市場の成長が続いています。その結果、バー市場全体
では 2011 年に 37 億ドル(前年比 7%増)に達するまでに至っています。今後も栄養バーを中心に市場
は伸張すると期待されています。
米国ソレイ社は世界で初めて粒タイプの大豆たん白ナゲッツを発表し、栄養バーという形を実現させ、
高たん白バーの人気から、アメリカでは 10 億ドル以上の市場を築き上げるきっかけとなりました。
ソレイ社は現在でも大豆素材のグローバルリーダーとして技術革新と豊富な製品ラインナップで、ト
ップシェアを維持しています。今回日本市場に投入する「SUPRO® NUGGETS」シリーズは、お客様
の様々なニーズに応えられるラインナップをご用意しております。
「SUPRO® NUGGETS 570」は他社
には無い 90%という高いたん白質含有量が特徴です。「SUPRO® NUGGETS 138」はたん白質だけで
なく、大豆由来の食物繊維も含むので食物繊維強化の健康志向ニーズも満たす事が可能です。
日本市場においても同様に健康志向の高まりを受けて、高栄養菓子の市場が伸長していることに加え、
昨今の大豆人気による安定した需要増加が見込まれることから、これまで日本にはない製品を投入する
ことで新たな製品開発の提案が可能となります。新しい素材と海外で培った多様なノウハウを活かし、
日本のお客様がより健康付加価値の高い製品開発を進めていくことを積極的にサポートしてまいりま
す。
※大豆たん白ナゲッツとは・・・「大豆ナゲッツ」とは、分離大豆たん白などを原料として作られた粒タイプの大豆素材。
―報道関係者からのお問い合わせ先―
デュポン株式会社
ソレイ事業部 PR 事務局
TEL:03-6402-0303
担当:宮下(㈱グラムスリー内)
FAX:03-6402-0302
<参考資料>
デュポン株式会社ソレイ事業部について
ソレイ社(Solae,LLC)は、高品質な大豆たん白と大豆食物繊維素材を開発、製造、販売する世界的な企業です。
日本ではデュポン株式会社ソレイ事業部が取り扱っています。ソレイ社は機能面、栄養面、経済面そして持続可能な
利益を優れたバランスでお客様にお届けするソリューションを提供します。米国ミズーリ州セントルイスに本社を置
くソレイ社は、米国デュポン社(NYSE:DD)とブンゲ社(NYSE:BG)の合弁事業としてスタートしました。2012年にソ
レイ社は米国のシンクタンク「Ethisphere Institute」が選ぶ世界で最も倫理的な企業のひとつに三年連続で認めら
れています。詳しくはwww.Solae.comをご覧ください。
デ ュ ポ ン は 1802 年 の 創 業 以 来 、 世 界 最 高 水 準 の 科 学 技 術 を 基 盤 に 、 革 新 的 な 製 品 や 素 材 、 サ ー
ビスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食
糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提
案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、 http://www.dupont.co.jp (米国サイト:
http://www.dupont.com)をご覧ください。
<主な商品概要>
商品名
「SUPRO® NUGGETS 570」
商品説明
高たん白大豆ナゲッツ
主成分
たん白質(90%)
使用用途
高栄養菓子(栄養バー、スナック)
シリアル、ベーカリー製品
商品名
「SUPRO® NUGGETS 138」
商品説明
大豆由来の食物繊維を強化した大豆ナゲッツ
主成分
たん白質(40%)
、食物繊維(30%)
使用用途
高栄養菓子(栄養バー、スナック)
シリアル、ベーカリー製品
商品名
「SUPRO® NUGGETS 294」
商品説明
硬めのテクスチャーの大豆ナゲッツ
主成分
たん白質(60%)
使用用途
高栄養菓子(栄養バー、スナック)
シリアル、ベーカリー製品
2012 年 10 月 22 日
(ニュースリリース)
デュポンのバイオベース素材デュポン™ ソロナ®
アパレル市場向けに新たな用途を展開
バイオテクノロジーの専門知識と顧客との戦略的パートナーシップに立脚した、
持続可能な高機能ファブリックの新たな選択肢
2012年10月22日、中国上海新国際博覧センターで開催される国際見本市「インターテキスタ
イル上海」において、デュポン™ ソロナ®は、アパレル向けに多彩な新しい用途を提案します。
デュポン™ ソロナ® ブルバードは、デュポンがこれまで築き上げてきた創造的パートナーシッ
プを体現する形で、中国、台湾、韓国およびインドにおける紡績メーカーから保温材メーカー、
繊維工場に至るまでのアパレルバリューチェーンのすべてのパートナーと一体となり、市場に
ソリューションをもたらしています。上海新国際博覧センターのデュポン™ ソロナ® ブルバー
ド(ホールW3)では、アパレル関連のパートナー企業15社がソロナ®を使用した自社製品を展示
します。また、同会場のデュポン™ ソロナ®ショールーム(ホールW3、ブースE64/F67および
D66/E65)でも、コンフォートストレッチパンツやジーンズ、シームレスウェア、スイムウェア
およびしわになりにくいジャケットといった新しい用途をすべてご紹介します。
「バイオテクノロジービジネスに対する当社の知識や経験と、全パートナー企業の専門技術
を結集して、デュポン™ ソロナ® ブルバードがいかに素晴らしいものであるかをお伝えしま
す」とデュポンインダストリアルバイオサイエンス事業部アジア太平洋地域ディレクターであ
るDennis Tsaiは述べています。「我々は引き続き、デュポン™ ソロナ®を使った製品には、市
場では他に類を見ない優れた性能と環境面での利点があることを実証していきます。」
画期的な高機能繊維であるソロナ®は、極上の柔らかな手触りと快適な伸縮性を備えており、
鮮やかな色でも塩素や紫外線による色褪せがなく、手入れが簡単である点が特長です。どれも、
絶えず変化する市場ニーズにいち早く応えることができる品質や機能を重視するデザイナーに
訴求する特性ばかりです。さらに、従来の石油系原料から再生可能資源への切り替えを行った
ことにより、同量のナイロンを製造した場合と比較して、エネルギー消費量を30パーセント、
温室効果ガス排出量を63パーセント削減しました。
デュポン™ ソロナ®は、次のような新しい繊維製品の開発に最適な素材です。
パンツ、ジーンズ-ソロナ®を使用した短繊維は快適な伸縮性をもたらします。さまざま
なセルロース系繊維(綿、ウール、レーヨンなど)と混合することによって、伸び心地
がよく、復元性に優れ、ボリューム感のある自然な肌触りのファブリックを創り出せま
す。ストレッチ素材のカーキやデニム、ドレスパンツ、スーツなどの繊維として最適な
ソリューションです。
・
シームレスウェア-ソロナ®を使用した延伸加工糸(DTY)は低温で染色、加工仕上げが可
能で、他の繊維にはない風合いと、綿のような柔らかい肌触りを生み出します。また、
・
・
・
エアジェット加工糸(ATY)は耐変色性に優れており、繰り返し洗濯したり紫外線を浴び
たりしても色褪せがないため、高い速乾性を備えた、鮮やかな色の無縫製衣類が実現で
きます。着心地の良さが最も重視されるシームレスのアンダーウェア、スポーツ用Tシャ
ツ、レジャーウェアなどに最適な素材です。
スイムウェア-ソロナ®を使用したスイムウェア用長繊維糸は、他にはない柔らかい手触
りに加えて、繰り返し使用しても色褪せしない優れた耐紫外線性と耐塩素性が特長です。
しわになりにくいジャケット―永久的なしわ防止機能を実現することができるのは、
デュポン™ ソロナ®を使用した正真正銘の形状記憶繊維だけです。ソロナ®の長繊維糸
は、独特の豊かな手触りと手入れが容易なしわになりにくい機能をもたらします。また
今の時期であれば、ソロナ®の鈍い光沢によってトレンチコートやアウターウェアの見栄
えも引き立ち、外観の面でも理想的な仕上がりが得られます。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界
中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
※デュポンオーバルマーク、デュポン™ およびソロナ®は、米国デュポン社の登録商標あるいは商標です。
以上
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(ニュースリリース)
2012年12月3日
デュポン、2012サスティナビリティーレポートを発表
食糧、エネルギー、人と環境の保護の課題に注力、進捗報告書発表20周年
2012 年 11 月 29 日-米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営
責任者:エレン・J・クルマン)は、持続可能性への目標に関する進捗状況報告書を発表しま
した。この取組みに関する進捗報告は、今年で 20 年目となります。
副社長兼チーフ・サスティナビリティオフィサーのリンダ・フィッシャーは、「当社は、持続
可能な成長を基軸として、事業を展開しています。当初、この取組みは、人々の安全ならびに
環境保護に焦点が絞られていましたが、最近では、我々の一連のバリューチェーンにも拡張さ
れ、市場主導型のビジネスを展開する上で最重要項目に位置づけられています」と語っていま
す。
デュポンは本年初頭、2020 年までにニュートリションや農業事業分野における R&D へ 100
億ドル投資することを発表。同年末までに食糧増産、より栄養価の高い食糧の生産、農業従事
者の支援を目指し、2020 年までに 4,000 の新製品を上市する予定です。またデュポンは、
Rio+20 コンファレンスで、“the UN Sustainable Energy for All”の一環として、新エネルギ
ー目標を追加したことを発表しました。
デュポンは昨年、顧客や最終顧客の温暖化ガス排出削減を助ける製品による売上げで、19 億
ドルを計上しました。その大部分は、太陽電池関連製品や自動車の軽量化を支えるエンプラ製
品によるものでした。デュポンは、これら製品により、2007 年から 2011 年の期間、バリュー
チェーンにおいて、1,580 万トンの温暖化ガス排出が削減(310 万台の車削減に匹敵)された
と推測します。
一方、当社の 2011 年温暖化ガス排出量は微増加したものの、2004 年をベースとした全体排出
量は、8 パーセント減少となりました。デュポンは今後も、費用効果が高い温暖化ガス削減方
法を継続して模索し、実施していきます。
デュポンは現在、2004 年と同等の水消費量を保つとの目標や、浮遊性発がん性物質の削減
目標を上回っています。当社は継続して全てのサイトが ISO14001 の認証を受けるとの 2015
年目標に対する進捗報告をしてまいります。私たちは営業用の全ての車両に対して、エネル
ギー効率に優れた先進技術を継続して採用します。
1
また、フィッシャーは、「目標を策定し、進捗状況を発表することは、当社が持続可能性への
取り組みを戦略に盛り込み、環境負荷低減を促進し、またそれら取組みの成果向上に寄与しま
す。デュポンで持続可能性への取組みが通常のビジネスとなっている実態は大変喜ばしいこと
です」と述べています。
デュポンは、20年以上前に環境目標を他社に先がけ策定し、公表した企業です。現在その目標
は持続可能性の公約として、収益や研究開発投資、製造から販売にいたる当社の業務全般に拡
張されています。これら目標はビジネスの成長に直結し、特に主要なグローバルマーケットに
向けた安全で環境に優しい新製品の開発に注力しています。
*本ニュースリリースは、米国デュポン社発表プレスリリースの抄訳です。
デュポンは1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービ
スを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に
十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題
へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、
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(ニュースリリース)
2012年12月7日
デュポン、セルロース系エタノールバイオ精製プラントの建設を開始、2014年完成予定
年間3,000万ガロンのバイオエタノールを生産
アイオワ州ネバダ、2012年11月30日 – 米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、
会長兼最高経営責任者:エレン・J・クルマン)は本日、米国アイオワ州ネバダにおけるセルロ
ース系エタノール精製プラント施設の建設に着手しました。本格的なバイオ燃料の商業化に向け
てまた大きなステップとなります。世界初かつ世界最大規模の商業用セルロース系バイオ燃料精
製プラントのひとつとなる本プラントは、2014年半ばに完成を予定しており、総工費は2億ドル
以上(160億円)を予想しています。
この精製プラントでは、トウモロコシ茎葉などの農業残滓(ざんし)から、年間3,000万ガロン
(1億14百万リットル)のセルロース系バイオ燃料を生産する見込みです。テネシー州の実証施
設での効率的な精製手法と生産技術の最適化により、工場の生産能力は当初の計画を上回るもの
となりました。初の商業施設である同工場では、1ガロンの生産量につき、7ドルの設備投資額
になります。デュポン社インダストリアル・バイオサイエンスのプレジデント、ジェームズ・コ
リンズは、次のように述べています。「10年ほど前、当社は、設備投資を抑え、かつ低コストで
セルロース系エタノールの生産が可能な革新的技術の開発に着手しました。我々は、革新的な技
術により、セルロース系エタノールの商業化が実現し、結果として化石燃料に対する世界規模で
の依存を低減することに貢献すると認識していました」
コリンズはさらに、次のように続けています。「デュポン パイオニアが培ってきたトウモロコ
シ生産技術を活用した統合技術プラットフォームを設計することで、継続的にこの新事業を展開
する準備を整えてきました。トウモロコシ茎葉などの農業残滓を原料とするこの次世代型プラン
トでは、更なる生産性の向上、コスト削減に努めていきます。私たちは、当社の力だけでここま
で到達した訳ではありません。アイオワ州、アイオワ州立大学、農業起業家をはじめ、再生可能
燃料の商業化構想を我々と同じくする国内のパートナーたちとの、すばらしい協力関係により実
現したのです。」
コリンズはアイオワ州知事のテリー・ブランスタッド氏と共に、リンカーンウェイ・エナジー社
の穀物由来エタノールの生産施設に隣接した建設現場での起工式に出席しました。
「このアイオワ州で、私が前回州知事に就任していた時にエタノールの生産が開始しました。ア
イオワ州の生産農家や、デュポン社のような技術企業の長年の努力により、アイオワ州は、今で
は再生可能燃料の生産において米国を牽引する存在となっています」と、ブランスタッド州知事
は述べています。「ネバダにあるこの施設は、セルロース系エタノールの歴史における重要な一
歩を担う施設です。我々は、これらの先進技術をオンライン化し、地元に雇用を創出し、そして、
クリーンな持続可能エネルギーを提供していくことに、大いなる期待を寄せています」
農業への影響
トウモロコシ茎葉を精製プラントに供給するために、デュポンは500軒以上の地元農家と契約し、
年間乾燥茎葉にして375,000トン以上収穫、貯蔵し、提供してもらう予定です。約60人が工場に
常勤雇用される他、収穫期には、トウモロコシ茎葉の収穫、積み上げ、輸送、貯蔵の一連の工程
に、150人以上が関わることになります。トウモロコシ茎葉は新施設の半径30マイル圏内、
190,000エーカーの面積から収集されます。
多くのトウモロコシ生産農家にとって農業残滓の管理は、穀物の収穫高を最大限にする上で、重
大な問題です。トウモロコシ茎葉は作付けの妨げとなり、苗立ちを遅らせ、土壌窒素を寡占し、
しばしば害虫、有害生物、病原菌の温床となります。一部のトウモロコシ茎葉は、土壌を浸食か
ら守るため、畑に残します。
自畑のトウモロコシ茎葉を、デュポンのバイオ燃料精製プラントに供給する予定の生産農家、ジ
ム・ヒル氏は、次のように述べています。「デュポン社のトウモロコシ茎葉収穫プログラムに参
加している農家の多くは、すでに穀物収量の増加など、この農業残滓の管理戦略によるさまざま
な恩恵を享受しています。我々はデュポン社と連携し、この新しいバイオ燃料精製プラントにト
ウモロコシ茎葉を供給し、農作物や副産物の新市場を開拓し、トウモロコシ茎葉の一部を刈り取
り、農業残滓を管理する機会を活かして、新たな穀物生産技術を開発していきます」
デュポンは、セルロース系エタノールの生産技術を他の農業残滓にも適用していく予定です。す
でに、テネシー州ノックスビル郊外にあるテネシー大学と共同所有の試験施設で、スイッチグラ
ス(イネ科雑草)の実験開発に取り組んでいます。
環境への影響
先進的バイオ燃料の使用は、温室効果ガスの排出削減につながります。国際標準化機構(ISO)
の規格に準拠した、デュポンのバイオ燃料精製プラントおよびサプライチェーンに対するライフ
サイクルアセスメントでは、ガソリンと比較して、100%以上の温室効果ガスの排出削減が見込
まれています。このような大幅な温室効果ガスの削減は、再生可能エネルギー源として、セルロ
ース系副産物を利用することで実現可能です。デュポンのバイオ燃料精製プラントの副産物は現
在石炭を燃焼している施設において、その燃料の代替となり得ます。
この石炭燃料に代わる再生可能な副産物の利用に対し、地域の企業や学術機関は、すでに関心を
示しています。
リンカーンウェイ・エネルギー社の会長であるジェフ・テイラーは、次のように述べています。
「我々は、リンカーンウェイ社とデュポン社の両社に利益をもたらすさまざまな相乗効果の機会
を探求しています。そのひとつが、石炭に代わってデュポン社のセルロース系エタノールの副産
物を利用することに対する可能性です。我々は常に、業務や環境への影響を改善するべく努めて
います。化石燃料に代わり、このセルロース系エタノールの副産物を使って、発熱、発電を行う
ことは、大きな意味を持ちます。これほどまでに身近な場所で作られているこの副産物が、弊社
の石炭使用量の削減、および1,000マイルもの距離を車で輸送する費用を節約してくれるものと
期待しています」
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世
界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに
関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧くださ
い。
【将来の見通しに関する記述】このニュースリリースには、経営者側の現時点での期待、判断、
予測に基づく“将来の見通しに関する記述”が含まれています。将来に関する予想あるいは計画
(成長戦略、製品開発、市場地位、予想支出、業績を含む)への言及はすべて、将来の見通しに
関する記述です。将来の見通しに関する記述の一部は、「予想」「展望」「計画」「意図」「見
込み」「示唆」などの表現により、認識することが出来ます。こうした記述は将来の業績を保証
するものではなく、多くのリスク、不確定要素、仮定を含んでいます。その例として、本リリ
ースの別の箇所、あるいはデュポンが米国証券取引委員会に提出した文書、特に最新の10-K年
次報告書と10-Q四半期報告書で詳しく述べられている箇所と、ここでの記述が相違する可能性
があります。その他にも、当社が事業展開している国々における法律や規制の改正、政策変更、
インフレ、利率、為替レートといった経済的条件の変化もあれば、競争圧力もあり、さらに会社
統合と構造改革の成功(再編計画、買収、一部事業などの売却、提携など)、原材料コストや新
製品研究開発コスト(規制認可と市場での反応)、農産物売上げの季節的変動、天災による工場
の操業停止や停電、納入業者からの納品途絶や顧客活動停滞など企業活動の中断を余儀なくさせ
る問題も含めて、影響要因は多岐にわたります。当社は、今後の事態の展開や新情報を反映し、
“将来の見通しに関する記述”を更新する義務を負いません。
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
(ニュースリリース)
2012年12月10日
デュポン、世界で最も革新的な企業トップ100に二年連続で選出される
トムソン・ロイター
2012
グローバルイノベータートップ100
デラウエア州ウィルミントン、2012年12月4日――米国デュポン社はこのほど、トムソン・ロイタ
ーが発表する「Top 100 グローバル・イノベーター」に2年連続で選出されました。本年で2年目
の発表となるこのリストは、世界のイノベーションを担い、グローバルに展開する上位100の企業
と研究機関を、特許取得における評価基準を用いて、選定するものです。
デュポンの首席副社長兼チーフ・イノベーション・オフィサーであるトーマス・コネリーは、次
のように述べています。「デュポンは創業以来、37,500件以上もの特許を取得してきました。今
イノベーションに必要とされるのは、自社の特許を市場で実用化し、主要市場での成長トレンド
に乗りながら、積極的に顧客と協力していくことです」
デュポンは近年、顧客、政府、学術研究機関、およびビジネスパートナーとの協力環境を整備す
るために、全世界主要都市8ヵ所にイノベーションセンターを開設しました。このセンターは、世
界中で事業を展開する顧客と、デュポンが擁する9,500人の研究者や技術者を繋ぐことにより、新
製品やアプリケーションの開発・導入を促進することを目的としています。
「イノベーションこそが経済成長と技術発展の基礎です」と、トムソン・ロイター IPソリューシ
ョンズの最高責任者、デービッド・ブラウン氏は述べています。「当社の『Top 100 グローバル・
イノベーター』が採用する分析によって、特許データの解析からいくつかの知見が見られますが、
それによるとイノベーションに注力する企業は、ビジネスの成長だけでなく、収益性も向上とい
う傾向が顕著です」。
コネリーはさらに、次のように続けます。「研究開発へのコミットメントこそが、デュポンの最
大の強みです。私たちは世界中の研究施設や人材を最大限に活用し、世界各地の顧客が、食糧、
人命と環境の保護、およびエネルギーなどの各分野で市場ニーズに対応するサポートをしていま
す。革新する力、これこそが私たちを常に顧客と市場とに結び付けているものなのです。我々は
トムソン・ロイターの『Top 100 グローバル・イノベーター
れたことを、大変光栄に思います」
2012』リストに二年連続で選出さ
トムソン・ロイターの「Top 100 グローバル・イノベーター」プログラムの詳細やレポート全体
のダウンロードは、http://www.top100innovators.com をご覧ください。
デュポンは 1802 年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
報道関係者各位
会長・
会長・社長・役員
社長・役員人事について
・役員人事についてのお知らせ
人事についてのお知らせ
2012 年 12 月 20 日
デュポン株式会社
デュポン株式会社(東京都千代田区)は、本日の取締役会にて下記のとおり、会長、社長および役員人事
を決定いたしましたのでお知らせいたします。新会長、新社長、役員とも、就任は 2013 年 1 月 1 日付となり
ます。
新会長の天羽は、日本法人の会長ならびにデュポン アジアパシフィック リミテッド社長として韓国、オースト
ラリア、ニュージーランドを管掌します。
デュポン株式会社は、その前身であるデュポンファーイースト株式会社の 1961 年設立以降、米国デュポン
社の製品の輸入販売、研究開発、製造を事業とし国内有力企業とのジョイントベンチャーおよび関連会社
13 社との連携のもと、着実に成長を遂げてまいりました。今後当社は、新しい経営陣体制と創立 50 周年を
迎えた 2011 年に策定した中期経営計画のもと、バイオサイエンスを機軸とした食糧・栄養、安全および各
種高機能素材の分野で日本市場における更なる持続的な成長を加速させる所存です。
なお、デュポン株式会社 取締役会長 兼 デュポン アジアパシフィック リミテッド社長のカール・J・ルカチ
は、米国デュポン社に帰任いたします。また、デュポン株式会社 取締役副社長 瀬戸昭彦は本年末をも
って退任いたします。
記
1. 会長および社長 (2013 年 1 月 1 日付)
氏
名
新
職
現
天羽 稔
デュポン株式会社 代表取締役会長
(あもう みのる)
兼
職
デュポン株式会社 代表取締役社長
デュポン アジアパシフィック リミテッド社長
デュポン アジア パシフィック リミテッド
田中 能之
デュポン株式会社 代表取締役社長
(たなか よしゆき)
半導体製造材料事業
グローバル・ビジネス・ディレクター
(添付: 新会長・新社長略歴)
1
2. その他当社役員人事に関するお知らせ(2013 年 1 月 1 日付)
氏
名
新
職
現
職
橋本 勝則
デュポン株式会社
デュポン株式会社
(はしもと かつのり)
取締役 兼 専務執行役員
取締役 常務執行役員
伊東 俊一
デュポン株式会社 半導体材料事業
デュポン株式会社 執行役員
ストラテジック プランニング マネジャー
(いとう しゅんいち)
本件に関するお問い合わせは、デュポン株式会社 広報部 持田
(℡:03-5521-2422/090-4091-8684)
までお願いいたします。
2
あもう
天羽
みのる
稔
デュポン株式会社 代表取締役会長
代表取締役会長
生年月日
1951(昭 26)年 12 月 9 日 徳島県生まれ
略歴
1978(昭 53)年 8 月
ワシントン州立大学 工学部修士課程 卒業
1979(昭 54)年 4 月
デュポンファーイースト日本支社(デュポンジャパンリミテッドを経て
現 デュポン株式会社)入社
(ポリマープロダクト事業部配属)
1989(平成元)年 1 月
デュポンジャパンリミテッド
自動車関連事業本部 部長 兼 名古屋支店長
1994(平 6)年 1 月
デュポン株式会社 エンジニリングポリマー事業部
開発企画部 自動車関連部 部長
1997(平 9)年 4 月
エンジニアリングポリマー事業部 事業部長
1999(平 11)年 6 月
エンジニアリングポリマー事業部 事業部長 兼
東レ・デュポン株式会社 取締役
2000(平 12)年 3 月
エンジニアリングポリマー事業部 事業部長 兼
デュポン株式会社 取締役
2001(平 13)年 7 月
エンジニアリングポリマー事業部
アジア太平洋地域リージョナルマーケティングディレクター
2004(平 16)年 3 月
エンジニアリングポリマー事業部
アジア太平洋地域リージョナルディレクター 兼
デュポン株式会社 専務取締役
2005(平 17)年 7 月
エンジニアリングポリマー事業部
アジア太平洋地域リージョナルディレクター 兼
デュポン株式会社 取締役副社長
2006(平 18)年 9 月
デュポン株式会社 代表取締役社長
2013(平 25)年 1 月
デュポン株式会社 代表取締役会長 兼
デュポン アジア パシフィック リミテッド社長 就任予定
2012 年 12 月 20 日現在
た
な
か
よ し ゆ き
田中 能之
デュポン株式会社代表取締役社長
生年月日
1958(昭和 33)年 2 月 26 日
福岡県生まれ
略 歴
1982(昭和 57)年
東京大学大学院 理学系研究科 化学専攻修士課程 卒業
デュポンファーイースト日本支社(現デュポン株式会社)入社
1994(平成 6)年
エレクトロニクス事業部 回路基板材料部 企画・開発部長
1999(平成 11)年 5 月
デュポン i テクノロジー事業部 事業部長 兼
アジア太平洋地域 高機能材料事業リージョナルビジネスディレクター
2001(平成 13)年 3 月
デュポン株式会社取締役
2001(平成 13)年 12 月
米国デュポン社 i テクノロジー事業部 回路基板材料事業
グローバル ビジネス ディレクター
2006(平成 18)年 7 月
デュポン アジア パシフィック リミテッド
デュポン エレクトロニックテクノロジー 高機能材料事業
グローバル ビジネス ディレクター
2009(平成 21)年 5 月
デュポン アジア パシフィック リミテッド
デュポン エレクトロニクス&コミュニケーションズ
半導体製造材料事業 グローバル ビジネス ディレクター
2013(平成 25)年 1 月
デュポン株式会社 代表取締役社長に就任予定
2012 年 12 月 20 日現在
2011 年 1 月 19 日
(参考資料)
世界で最も人気の高い自動車色をシルバーとブラックが争う情勢
米国デュポン社の調査で明らかに
2010 年デュポン・世界自動車人気色調査報告書の調査対象に南アフリカが加わる
2010 年デュポン・カラートレンドショーのテーマは「色の保護」
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、社長兼最高経営責任者:エレン・
J・クルマン)は、2010 年 12 月 7 日(米国時間)
、
「世界の自動車色人気ナンバーワン」の
座をめぐって、シルバーとブラックがしのぎを削っているという調査報告を発表しました。
デュポンが発行した第 58 回世界自動車人気色調査報告書には、世界の 11 の主要な自動車
市場地域における人気色の情報と地域的トレンドが示されています。この報告書は、デュ
ポンが毎年発行しているもので、自動車産業の確立された市場と新興成長市場のデータが
反映されています。2010 年版には、南アフリカのカラートレンドが初めて記載されていま
す。デュポンの自動車人気色調査報告書は、初めて世界規模でまとめられた自動車人気色
に関する独創的で最も網羅された調査報告書です。
自動車人気色の世界王座を争うシルバーとブラックの差は、わずか 2 ポイントで、北米
以外の主要自動車市場ではブラックが大きな人気を得ています。第 3 位は、ホワイトとグ
レーが分け合っており、グレーの人気は、昨年の調査から 3 ポイント伸びています。上位
5 色のうち唯一の非中間色が第 5 位のレッドで、人気が高まる傾向にあります。世界の自
動車人気色のトップテンは次の通りです。
1. シルバー
26%
2. ブラック/ブラックエフェクト 24%
3. ホワイト/ホワイトパールとグレー それぞれ 16%(同順位)
5. レッド 6%
6. ブルー 5%
7. ブラウン/ベージュ 3%
8. グリーン 2%
9. イエロー/ゴールド 1%
10. その他 1%未満
デュポンのカラーマーケティングマネージャーであるナンシー・ロックハートは、次の
ように説明しています。
「デュポンは毎年行っている人気色の分析によって、将来の自動車
のデザインを企画する自動車メーカーに対し、世界の自動車カラートレンドに関する知見
を提供しています。自動車業界は、革新的な自動車デザインやスタイリングに対する消費
者の要求の高まりが続いていることを実感しており、新鮮で質の高い情報に対するニーズ
に応えることが、以前にも増して重要になっています。」
わずか 3 年前は、シルバーが人気色ランキングのトップでした。自動車業界で国際化の
傾向が強まり、地域的な好みが世界のトレンドに影響を与えるようになっています。多く
の地域で、シルバー、ブラック、ホワイトという中間色がトップ 3 を競う傾向が見られる
ようになると、グレーの人気が高まり、多くの地域の消費者の関心を集めています。2010
年の報告書では、シルバーとブラック/ブラックエフェクトが、ともに人気度を 1 ポイント
伸ばし、ホワイトも現状を維持しました。グレーの人気度は 3 ポイント上昇しています。
レッドとブルーは、地域的な人気が高いものの、全体では、昨年比で 3 ポイント低下しま
した。一方、ブラウンとベージュの人気の高まりが続いている点もデュポン社のアナリス
トが指摘しています。
地域市場別の状況
北米では、ホワイト/ホワイトパールが 4 年連続トップで、21%の人気度を獲得しました。
デュポンの専門家によれば、この結果は、北米の営業用車両・社有車、軽トラック、スポ
ーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)市場における人気度を主に反映しているとされて
います。第 2 位のブラック/ブラックエフェクト(18%)と第 3 位のシルバーの差はわずか
1 ポイントで、第 4 位を確保したグレーは、昨年より 2 ポイント伸ばしました。トップ 5
を締めくくったのがレッドで、11%の人気度でした。
車種部門別でみると、ブラック/ブラックエフェクトがコンパクトカー/スポーツカーと
高級車/高級 SUV の両部門で最も人気が高く、ホワイト/ホワイトパールがトラック/SUV 部
門のトップでした。中型車/クロスオーバー車(CUV)部門では、第 1 位のシルバーと第 2
位のブラック/ブラックエフェクトの差がわずか 1 ポイントでしたが、
これは当然の結果と
いえます。
今年のヨーロッパのトレンドは、ほぼすべての車種でブラック/ブラックエフェクトがト
ップを占め、総合的な人気度は 24%でした。次いでグレー(19%)が、5 ポイント差で第
2 位となり、シルバーは、17%で第 3 位に転落しました。
ヨーロッパでブラック/ブラックエフェクトが唯一人気トップになれなかったのが中型
車/多目的車(MPV)部門で、この部門ではグレーがわずかな差で第 1 位となりました。そ
のグレーは、ほぼすべての車種において第 2 位となりましたが、トラック/SUV 部門でホワ
イトに 4 ポイント差をつけられ、第 3 位に甘んじています。
「ヨーロッパでは、中間色の人気が高い一方で、有彩色を強調して個性を表現すること
に積極的で、それを好む消費者がいます。ここ数年間、自動車向けブルー系カラーの消費
量は一貫して減り続けていますが、それでもヨーロッパの全車種で人気ナンバーワンの有
彩色であることに変わりはなく、将来的には、より大きなポテンシャルが期待されていま
す。」このように説明するのは、デュポンのヨーロッパ担当カラーデザイナーのエルケ・ダ
ークスです。
メキシコでは、2009 年以降、人気色のトップ 3 に変動はありませんが、ブラック/ブラ
ックエフェクトは、4 ポイント伸ばして 22%となってホワイトに並び、シルバーは 18%で
第 3 位です。グレーとレッドが、それぞれ 11%で、トップ 5 の座を確保しました。また、
ブラウン/ベージュが大きく人気を伸ばし、メキシコ市場の 5%を占めています。
南米では、シルバーの人気度が 33%で、ブラックを 10 ポイント引き離しています。ホ
ワイトとグレーは、ブラックから大きく離され、それぞれ 13%の第 3 位で、レッドが第 5
位(9%)となりました。
ブラジルには独特の傾向が見られ、シルバーが 34%と最も人気があり、今回の調査対象
国/地域で最も高い人気度を記録しました。第 2 位のブラックは、10 ポイントの差で 24%、
ホワイトが 13%で第 3 位となりました。
アジア太平洋地域では、明るい中間色の人気が高く、ブラック/ブラックエフェクトは高
級車で高い人気を得ています。「『ブルーを考えよう』というコンセプトが業界全体に広が
っており、自動車メーカーは、グリーン塗色の自動車やコンセプトデザインを指向してい
ます。特に、ライトブルーのメタリック色は、この地域の多くの自動車メーカーの環境適
合型コンセプト車に幅広く選ばれています。」
デュポンのアジア太平洋担当カラーデザイナ
ーのエミリー・ハンは、このように説明しています。
中国では、シルバーが人気度 33%でトップとなりました。また、ブラックが復調し、昨
年比 8 ポイント増の 31%で第 2 位となり、首位シルバーに迫る勢いです。グレーは、18%
で第 3 位、ホワイトは 9%で第 4 位、レッドが 4%で第 5 位となりました。
日本では、ホワイト/ホワイトパールが自動車色の人気ナンバーワンの地位を守り、28%
の人気度を保っています。日本は、小型車/コンパクトカー部門でホワイトパールが高い人
気を誇っていますが、それでも全体でみると、シルバーが 24%で第 2 位、ブラックが 22%
と僅差で第 3 位になっています。ブルーの人気度は 2%上昇して 10%で第 4 位となりまし
た。ライトパープルのメタリック色は、日本では新しい塗色ですが、小型車/コンパクトカ
ーと中型車部門でトレンディーな色になってきています。
インドで最も人気が高い自動車色はホワイトで、人気度は 29%です。それよりわずか 5
ポイント少ないシルバーが 24%で第 2 位となり、ブラウン/ベージュが第 3 位を確保しま
した(11%)
。ブラウン/ベージュの 3 位は、デュポンの人気色調査で初めてのことです。
第 4 位はグレーで 9%。そして、ブラック/ブラックエフェクトの人気度は世界で最も低く
8%で、第 5 位でした。
韓国では、今年も中型車におけるシルバーと高級車におけるブラック/ブラックエフェクト
の人気は変わらず、全体では、第 1 位がシルバー(33%)、第 2 位がブラック/ブラックエ
フェクト(26%)、第 3 位がホワイト(18%)、第 4 位がグレー(14%)となり、特にホワ
イトとグレーは、前年より人気が高まる傾向が続いています。
南アフリカとロシア‐色の選択にとって重要な成長市場
今年の報告書に南アフリカが加わったのは、同国内の自動車産業が大きく成長したこと
によっています。同国では、ホワイトが圧倒的な人気を誇り、その人気度 35%は、今回の
報告書の対象国/地域で最高です。シルバーが 24%で第 2 位、ブラック/ブラックエフェク
トが合わせて 14%で第 3 位でした。もう 1 つの成長地域であるロシアでは、ブラック/ブ
ラックエフェクトが最も人気が高く(21%)、第 2 位と第 3 位のシルバーとグレーがほぼ並
んでいます。これに対して、ホワイトは 16%にとどまっています。興味深いのは、グリー
ン色の自動車の人気度が 11%でトップ 5 入りしている点です。今年の報告書でグリーンが
トップ 5 に入ったのはロシアだけです。
デュポンのトレンドショー「色の保護」、自動車の保護エレメントに着目
デュポンは、毎年、カラートレンドショーを企画し、新たなスタイリングのトレンドと
技術の世界的コラボレーションにスポットを当てると同時に、世界の自動車デザイナーに
多彩な色のインスピレーションを与えています。
今年のテーマは「色の保護」で、4 つの異なるテーマを中心として、全世界の自動車業界
の顧客に向けて、さまざまな色を発信しました。
保護の精神:このグループの色は、高級車ブランドと SUV に最も適した色で、ダークでリ
ッチな色合いには、ハイクラスな訴求性があります。例えば、トレジャーチェスト(輝き
に満ちたカッパーブラウン色)、ソウルメイト(濃いブルーのパール色)、ビューティーケ
ア(強い青みがかったバーガンディー色)があります。
保護のオートクチュール:ファッション、アニメや特殊製品からインスピレーションを得
たトレンディーカラーで、世代を超えた感覚をもつ人々に特に適しています。このコレク
ションは幅が広く、高彩度の色から淡い落ち着いた色まで網羅されています。その一例は、
パラシュート(淡いピンクのソリッド色)、クラウドカバー(パールグレーのトリコート)、
モダンマッキントッシュ(ブラウンがかったパープル色)です。
保護の野心:このコレクションは、自然に最も影響された色と環境に配慮した自動車を指
向した色によって構成されています。タートルシェル(オリーブグリーンのパール色)の
ように大型トラック向けで冒険心にアピールする自然に近い色、そしてコクーンベージュ
(ソフトなベージュ色)やパトロネス(ソフトなミディアムグレー色)のように技術に優
れた「保守的」な 2 タイプの色があります。
保護のビジョン:このコレクションで重要な役割を担うのが高彩度色で、これは、路上で
目立つ車を持ちたい消費者にぴったりです。アンチトキシン(鮮やかなライムグリーンの
ソリッド色)
、スティンガーイエロー(ゴールドの輝きをもつ鮮やかなイエロー色)、ガー
ディアンエンジェル(鮮やかなホワイトトリコート)などがあります。この色の主要ター
ゲットは、スポーツカー、ブランドイメージ車、新規モデル導入時の車や営業用車両・社
有車です。
このデュポンのトレンドショーは、全世界の顧客が全世界で見られるように企画されて
おり、さまざまなタイプの車両用にデザインされたソリッドカラー、メタリックカラー、
トリコート、ティントコートの塗料が紹介されています。全世界で販売される車両に重点
が置かれていますが、今でも世界各地の人気色に多様性を生み出している文化や地域によ
る好みのちがいも反映されています。
デュポンは、化石燃料への依存を減らすことなど、ますます多くの人々が直面する最大
級の課題に対し、科学の力によるイノベーションやコラボレーションを通じて取り組んで
います。例えば、新車用と自動車補修用の塗料やコーティング剤のほか、ホース、ベルト
その他部品用のエラストマー、成形部品用のエンジニアリングプラスチック、超小型回路、
フレキシブルおよびプリント回路用電子部品、各種ポリエステルフィルムなどが含まれま
す。デュポンは、化石燃料への依存を減らし、車両を軽量化し、燃費を向上させるための
幅広いイノベーションを提供して、世界の自動車および運輸産業を支えています。また、
合わせガラス製品、燃料電池部品、冷媒、断熱材などもデュポンの製品です。デュポンは、
繊維、エンジニアリングポリマー、燃料に持続可能なバイオベース材料を導入すべく積極
的な活動を展開しています。こうした製品は、石油資源に対する依存を減らし、車両の軽
量化と燃費の向上をもたらします。
デュポン(www.dupont.com)は、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供す
る企業です。創立は 1802 年、本社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。
世界 90 カ国余りに拠点があり、農業・食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新
的な製品やサービスをお届けしています。世界中の人々の生活をより安全、健康的で豊か
にするために、科学の力を生かした持続可能なソリューションを創出しています。
11
(参考資料)
2012 年 2 月 8 日
米国デュポン、2020年までの食糧調達目標を発表
増え続ける世界人口への回答
世界飢餓問題撲滅に向けて、広く参画を募る
ワシントン、2012年2月2日―世界飢餓の克服に貢献するため、デュポン社は本日、世界の食糧
安全保障の改善に向けた目標を発表しました。
デュポン社会長兼最高経営責任者エレン・クルマンは次のように述べています。「いかなる企
業、国、非営利団体も、それ自らの力では、逼迫する世界の食糧需要を満たすという難問を解
決することはできません。しかし、この世界規模の課題に対し、各々ができることを考え責任
を持って意義ある貢献を行うことはできます。そして、実際に行動に移す重要な鍵は、ただ目
標を言葉にするだけでなく、具体的で計量的に把握できる目標を設定することです。」
デュポンの食糧安全保障目標は、新製品・革新技術、教育、農村地域社会の発展貢献の分野で
策定され、同社の持続可能性達成目標とともにその進度が追跡されます。デュポンは、1990年
代に持続可能性についての企業目標を早い段階で設定した企業の1つであり、これまで常にコミ
ットメント以上の成果を達成してきました。
今回、2020年末達成目標としたデュポンの食糧安全保障目標は、以下のとおりです:
世界人口を養うための新製品・革新技術開発:
研究開発予算として100億ドルを投資、食糧増産などを目的とした4,000もの新規製品を展開す
る。栄養・食糧・農業における持続可能性と安全の強化。食糧調達と保存可能期間の向上。廃
棄物の削減。
若年層への参画推進教育:
世界200万人の若者に対し、食糧問題に関する教育機会提供を支援。
農村地域社会の改善:
少なくとも300万人以上の農業従事者と居住地域の生活水準の向上を行う。そのためにコラボレ
ーション目標を設定し、農業生産システムの強化に向けた投資、食糧の調達、食品栄養価の向
上および地域文化への適合化を行う。これらの活動は、現在実施されている当社の事業に加え
る新しい活動であるため、当社の通常の活動を通じることにより数億人レベルの農業従事者の
生活水準を引き上げることとなる。
1
22
数値目標設定により確実な成果を生む
デュポンの食糧安全保障目標は、米国サウスダコタ州選出の元上院議員、トーマス・A・ダシュ
ル氏が会長を務める同社の「デュポン・21世紀に向けた農業イノベーション・生産性に関する
諮問委員会」が昨年発行した報告書を元に策定されました。
ダシュル氏は以下のように述べています。「委員会の研究が導き出した重要課題を受け、その
解決のためにデュポンが社内資源を集中しているのを知り大変うれしく思います。私たちは、
この世界の食糧安全保障にコミットしているデュポンのような組織の主導に従いたいと思いま
す。飢餓が世界の諸問題の要であることを、これらの組織は知っているのです。」
デュポンは、他社に先駆けて、20年以上前に環境目標を公表した企業の1つですが、社内の環境
負荷の削減を通じて持続可能性へのコミットを広げるだけでなく、研究開発投資と収益の両方
に向けて市場主導型の目標を導入しました。この目標は、実際の事業成長に直結しており、主
要な世界市場において安全で環境に配慮した新規製品の開発にも深く関与しています。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 広報部:持田
電話(03)5521-8484
2
2012/02/08
(参考資料)
2012 年 2 月 8 日
米国デュポン社、2011年通期および第4四半期の業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)は、1 月 24 日(米国時間)、2011 年通期および第 4 四半期(10 月~12 月)の業績を発表し
ました。
要約
• 2011年通期の特別項目を除いた1株当たり利益は、3ドル93セントとなり、前年の3ドル28セ
ントに対し、20%増となりました。2011年通期の特別項目を加味した1株当たり利益は、前
年の3ドル28セントに対し、3ドル68セントでした。
• 売上高は、新興市場で27%の伸びを示し、20%増となる380億ドルとなりました。
• 特別項目および医薬品事業を除く税引前営業利益は、高機能化学事業ならびに農業関連事
業が大きく貢献し、31%の増加となりました。
• 2011 年通期のフリーキャッシュフローは、税引前営業利益の増加および生産性向上の取り
組みが反映され、前年の 31 億ドルに対し、33 億ドルを達成しました。
• 当社の固定費の生産性は 4 億ドル、運用資金の生産性は 5 億ドルで、双方とも目標の 3 億
ドルを著しく上回る結果となりました。
• デュポンは、2012 年の特別項目を除いた利益が、前年比 7~12%増の 4 ドル 20 セントから
4 ドル 40 セントの範囲になると見込んでいます。
第 4 四半期要約
• 2011 年第 4 四半期(10~12 月)の特別項目を除いた 1 株当たり利益は、税率の引き上げが
逆風となった前年同期の 23 セントを反映し、35 セントとなりました。2010 年同期の特別
項目を除いた 1 株当たり利益は 50 セントでした。2011 年第 4 四半期の 1 株当たり利益は、
前年同期と変わらず 40 セントとなりました。
• 売上高は、主に現地価格の 14%増が作用し、前年同期比 14%増の 84 億ドルとなりました。
事業ポートフォリオの変化に伴う 10%増は、販売量の 10%減により相殺されました。
• 農業関連事業では、2011 年第 4 四半期に売上高 8%増、下半期では 23%増を達成しました。
この理由として、中南米で好調な売上を見せたことがあります。
• 特別項目および医薬品事業を除いた税引前営業利益は、高機能化学事業の伸び、インダス
トリアルバイオサイエンス事業ならびにニュートリション&ヘルス関連事業の買収が主な
要因となり、前年同期比 18%増となる 1 億ドル超となりました。。
1
「当社は 2011 年、年度後半からの市場の逆風を乗り越え、素晴らしい業績を達成しました。私
たちは市場主導型の科学技術を基に、今後も食品、エネルギー、防護の分野で顧客のニーズに応
えていきます。ニュートリション&ヘルスおよびインダストリアルバイオサイエンス事業の買収
に加え、全事業部門で生産性向上を推進し、今回のような成果を生むことができました。主要市
場が回復を見せ、世界的な人口増加が新たな機会を創出するなか、引き続き革新的企業として顧
客の要望に対応していきます」とエレン・クルマン会長兼最高経営責任者は述べています。
2
グローバル・デュポンの連結売上高および純利益
2011年第4四半期の連結純売上高は、前年同期比14%増の84億ドルでした。全地域での販売量減
少は、太陽光発電、ポリマー、サプライチェーンでの在庫調整、ならびに家電製品および建設関
連製品の需要低下に起因したものです。農業関連における販売量増加は、夏季に進出した中南米
市場での堅調な伸びが主な要因でした。2011年第4四半期の地域別売上高および対前年同期増減率
については以下のとおりです。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
2011 年第 4 四半期
要因別増減率(%)
対前年同比
現地価格
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
為替の影
販売量
響
事業ポートフォ
リオ/その他
米国
2.7
15
14
-
(1)
2
EMEA*
2.2
18
11
1
(13)
19
アジア太平洋
2.2
7
15
2
(23)
13
中南米
1.3
17
14
(2)
(3)
8
連結売上高
8.4
14
14
-
(10)
10
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
当社の2011年第4四半期の純利益は、前年同期の3億7,600万ドルに対し3億7,300万ドルでした。
2011年第4四半期の特別項目を除いた純利益は、前年同期の4億6,300万ドルに対し3億2,500万ドル
でした。この減益は、主に高税率を反映しています。販売価格の増加は、販売、マーケティング、
研究開発に係る支出の増大、原材料、エネルギー、輸送のためのコスト上昇、ならびに販売量の
低下を相殺する以上の結果となりました。。
3
1株当たり利益
以下の表は、2011年第4四半期の1株当たり利益について、前年同期からの増減を示したもので
す。
<1 株当たり利益の変化(対 2011 年第 4 四半期)>
2010 年度の 1 株当たり利益
$0.40
特別項目
($0.10)
2010 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$0.50
現地価格
$0.98
変動費*
($0.55)
販売量
($0.20)
固定費*
($0.17)
為替
$0.01
為替差益
($0.04)
法人税
($0.23)
ダニスコ社の影響**
$0.04
その他
$0.01
2011 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$0.35
特別項目
$0.05
2011 年度の 1 株当たり利益
$0.40
*
販売量および為替の影響を除きます。
**
取得したダニスコ社長期資産の時価評価に関連した支払金利および追加的
減価償却費を計算に含めています。
4
事業部門の実績(第 4 四半期)
以下の表は、2011年第4四半期の事業部門別の売上高および対前年同期比増減率を示したもので
す。
事業部門別売上高*
2011 年第 4 四半期
要因別増減率(%)
対前年同比
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
米ドル
販売量
建て価格
事業ポート
フォリオ/その他
農業関連事業
1.3
8
5
3
-
電子・情報事業
0.6
(18)
15
(33)
-
0.3
Nm
nm
nm
nm
0.8
138
3
(3)
138
高機能化学事業
1.9
12
29
(17)
-
高機能塗料事業
1.1
8
10
(2)
-
高機能材料事業
1.6
1
14
(13)
-
安全・防護事業
0.9
10
5
(2)
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
*
7
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部門全体の税引前営業利益は、16%増の 7 億 6,300 万ドルで、これは下の
表に示されるように、主に高機能化学事業および農業関連事業での改善、ニュートリション&ヘ
ルス関連事業およびインダストリアルバイオサイエンス事業の買収による増益が要因です。
特別項目を除いた事業部門別
2011年
2010年
第 4 四半期
第 4 四半期
(116)
(135)
19
nm
42
98
(56)
-57
34
-
34
nm
52
18
34
189
高機能化学事業
433
315
118
37
高機能塗料事業
58
71
(13)
-18
高機能材料事業
151
206
(55)
-27
安全・防護事業
94
92
2
2
(74)
(95)
21
nm
674
570
104
18
89
87
2
2
763
657
106
16
の税引前営業利益 *
2010 年第 4 四半期からの増減
($)
(%)
(単位:100 万ドル)
農業関連事業
電子・情報事業
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
その他**
医薬品事業
事業部門合計
**
2010 年第 4 四半期には、中止事業の和解合意に関して生じた 3,200 万ドルの一時的費用を含みます。
5
事業部門の実績(通期)
以下の表は、2011年通期の事業部門別の売上高および前年比増減率、ならびに特別項目を除い
た税引前営業利益を示したものです。
事業部門別売上高*
2011 年度通期
要因別増減率(%)
対前年同比
米ドル
販売量
(単位:10 億ドル) 増減率(%) 建て価格
事業ポートフォ
リオ/その他
農業関連事業
9.2
17
6
10
1
電子・情報事業
3.2
15
23
(8)
-
0.7
nm
nm
nm
nm
2.5
98
5
1
92
高機能化学事業
7.8
23
26
(3)
-
高機能塗料事業
4.3
12
10
2
-
高機能材料事業
6.8
8
13
(4)
(1)
安全・防護事業
3.9
17
6
4
7
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれます。
特別項目を除いた事業部門
2011年通期
2010 年からの増減
2010年通期
($)
別の税引前営業利益 *
(%)
(単位:100 万ドル)
農業関連事業
1,752
1,343
409
30
355
437
(82)
-19
78
-
78
nm
170
62
108
174
高機能化学事業
1,923
1,071
852
80
高機能塗料事業
268
255
13
5
高機能材料事業
924
978
(54)
-6
安全・防護事業
500
449
51
11
(235)
(206)
(29)
nm
5,735
4,389
1,346
31
289
489
(200)
-41
6,024
4,878
1,146
23
電子・情報事業
インダストリアルバイオ
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
その他
医薬品事業
事業部門合計
6
以下は、当社の事業部門別の売上高および特別項目を除いた税引前営業利益(損失)を前年同
期と比較した、2011 年第 4 四半期の業績に関する概要です。販売価格に関する記述については、
為替の影響も含め、すべて米ドル建てで示されています。
農業関連事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、販売価格の 5%増、販売量の 3%増を反映し、前年
同期比 8%増の 13 億ドルとなりました。季節的な税引前営業損失は 1 億 1,600 万ドルで、売上高
の増加により 1,900 万ドル改善されました。2011 年通期の売上高は、販売量の 10%増、販売価格
の 6%増、事業ポートフォリオの変化による 1%減を反映し、17%増の 92 億ドルでした。2011 年通
期の税引前営業利益は、19%の税引前営業利益マージンにより、30%増加となりました。種子製品
は、各地域での販売量および価格の増加を反映し、好調な売上増を見せました。農作物保護製品
に関しては、各製品および地域ごとに売上が増加しました。
電子・情報事業 – 2011年第4四半期の売上高は、金属材料の価格転嫁による販売価格の15%増お
よび販売量の33%減を反映し、前年同期比18%減の6億3,000万ドルとなりました。販売量の減少
は、太陽光発電事業の在庫調整および家電市場の低迷を反映しています。販売量減少から税引前
営業利益は4,200万ドルに低下しましたが、OLED技術ライセンスによる2,000万ドルで一部相殺さ
れました。
インダストリアルバイオサイエンス事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は 2 億 8,900 万ドル、税
引前営業利益は 3,400 万ドルとなり、これにはダニスコの酵素事業の買収が反映されています。
税引前営業利益は、取得した無形資産の時価評価に関連した 600 万ドルの減価償却費を含みます。
ニュートリション&ヘルス事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、ダニスコの機能性食品素材事
業の買収により 4 億 6,800 万ドル増の 8 億 600 万ドルとなりました。税引前営業利益は 5,200 万
ドルで、ダニスコの買収およびソレイ製品の優れた製品構成を反映しています。同利益には、取
得した無形資産の時価評価に関連した 2,000 万ドルの減価償却費が含まれます。
高機能化学事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、販売価格の 29%増、販売量の 17%減を反映し、
前年同期比 12%増の 19 億ドルとなりました。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺す
るため実施されました。販売量の減少は、 アジア太平洋を中心に酸化チタンの需要が一時的に低
迷したことによるものでした。税引前営業利益は、販売価格増を反映し、1 億 1,800 万ドル増の 4
億 3,300 万ドルとなりました。
高機能塗料事業 – 2011年第4四半期の売上高は、販売価格の10%増、販売量の2%減を反映し、前
年同期比8%増の11億ドルとなりました。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺するため
全市場分野で行われました。販売量の減少は、北米を除く全地域での在庫調整および、製造量の
横ばい又は低迷を反映しています。北米でのOEM自動車・大型トラック市場では、高い需要が継続
しています。税引前営業利益は、製品構成力の弱さおよび700万ドルの和解合意費用により、5,800
万ドルと減少しました。
高機能材料事業 – 2011年第4四半期の売上高は、販売価格の14%増、販売量の13%減を反映し、
前年同期比1%増の16億ドルでした。販売価格の増加は、原材料コストの上昇を相殺しました。販
売量の減少は、広範な供給先の在庫調整や消費者市場および産業市場の減速を反映しています。
税引前営業利益は、販売量の低下、買収および供給合意の早期解除で得られた前年の3,100万ドル
が欠如したことにより、1億5,100万ドルと減益しました。
7
安全・防護事業 – 2011 年第 4 四半期の売上高は、MECS 買収による 7%の増益、販売価格の 5%増、
販売量の 2%低下を反映し、前年同期比 10%増の 9 億 4,300 万ドルとなりました。販売価格の増加
は、原材料コストの上昇を相殺する以上の結果となりました。販売量は産業市場の在庫調整によ
り減少しました。税引前営業利益は、横ばいの 9,400 万ドルでした。前年同期税引前営業利益に
は、減損処理による純額 1,100 万ドルの一時的費用および資産売却で生じた利益が含まれます。
各事業部門の業績に関するその他の情報につきましては、米国本社ウェブサイトwww.dupont.com
DuPont Investor Centerのページをご覧ください。
展望
デュポンは、2012 年通期の特別項目を除いた 1 株当たりの利益が、前年比 7~12%増の 4 ドル
20 セントから 4 ドル 40 セントの範囲となると見込んでいます。
非 GAAP 指標の採用
当社の経営陣は、特定の非 GAAP 指標が当社の継続的な運営実績に関する見通しを提供してくれ
るため、投資家にとって有意義であると考えています。 しかし、この指標は、「一般に公正妥当
と認められた会計原則(GAAP)」では認められておらず、業績を測る手段として GAAP の代替とは
みなすことはできません。非 GAAP ベースと GAAP ベース間の調整については、添付資料 C および
D をご参照ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界
的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関
する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
8
(ニュースリリース)
2012 年 3 月 7 日
デュポン社、フォーチュン誌の「最も称賛される企業」にランクイン
業界ランキングではトップ
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)は、3月1日(米国時間)、デュポンがフォーチュン誌のアンケートによる「最も称賛され
る企業50社」に選ばれたと発表しました。
信頼性の高い企業評価指標として広く知られるフォーチュン誌の「最も称賛される企業」で、デ
ュポンは37位にランクインしています。前年度から6位アップし2年連続の6位上昇、2009年と比較
して15位も順位を上げています。今年は業界1位も獲得しており、「最も称賛される企業50社」リ
ストにランクインしたのは、業界ではデュポンだけでした。全体の結果は3月19日号のフォーチュ
ン誌に掲載され、オンラインでも閲覧できます。
デュポンの会長兼CEOのエレン・クルマンは次のように述べています。「このすばらしい評価は、
7万人の社員がデュポンのコアバリューを推進し、科学を通して世界をより良くすることに努力し
てきた結果です。デュポンは世界中のパートナーと協力しながら、世界的な人口増加がもたらす
課題に対応するため、各国の市場に即したイノベーションを提供しています。デュポンはこれか
らも、幅広く奥行きの深い科学の力により、革新的な製品とサービスを開発し、食糧供給の確保、
新エネルギー源の創出、人と環境の保護に取り組んでいきます。」
各業界で最も称賛される企業の評価でフォーチュン誌が用いている主要な基準のなかで、デュポ
ンは、イノベーション、人材管理、社会的責任、製品/サービスの質で1位になりました。
フォーチュン誌の「最も称賛される企業」リストは、企業の業績と評価に関する確かな指標とし
て広く認められています。フォーチュン誌とそのパートナーであるヘイグループは、フォーチュ
ン1000企業とグローバル500企業の社外取締役、その他米国外の大手企業のシニアエグゼクティブ
と財務アナリストなど約15,000人からアンケートをとり、最も称賛される企業を選定し、順位を
つけています。
フォーチュン誌の「最も称賛される企業50社」リストは、http://www.dupont.com.をご覧下さい。
1
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の
人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界
的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関
する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
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電話(03)5521-8484
2
(ニュースリリース)
2012 年 3 月 8 日
食糧イノベーションがデュポンの2012年度売上増を牽引
食品事業の成功の秘訣は、イノベーション、製品のパフォーマンス、パートナーとの協力
マイアミ、2012年3月1日‐2012年バンクオブアメリカ・メリルリンチ世界農業会議で、デュポン
首席副社長のジェイムズ・C・ボレルは、「デュポンのイノベーションと世界的な食料需要の拡大
が食品・農業関連事業の成長を牽引していく」と語りました。
「新興国で人口の増加、中流階級の拡大、急速な都市化が進むなか、デュポンの農業関連事業と
ニュートリション&ヘルス事業は、世界の最重要課題のひとつへの革新的な市場主導型ソリュー
ションを提供しています」とボレルは述べています。
「ダニスコ社の買収で一層強化されたデュポンのニュートリション&ヘルス事業については、
2012年度の年間連結売上成長率は7~9%、税引前営業利益率は12~14%を見込んでいます。パイ
オニア・ハイブレッド社の種子事業と農作物保護事業を含む農業関連事業については、2012年度
の年間連結売上成長率は8~10%、営業利益率は20~22%と予測され、デュポンで最大の売上と利
益率を継続できる見通しです。」
「2012年以降、当社のお客様との強固な結びつき、過去に例を見ない大きなビジネスチャンスに
より、目標を達成できると確信しています。各国のニーズに即したソリューションを提供し、安
全で栄養価の高い食品を全世界の人々に届けるという当社の姿勢がデュポンの成長を後押しして
います」とボレルは述べています。
R&Dパイプラインの推進
ボレルはさらに次のように述べています。「お客様の要求に即したイノベーションの追求を軸に
事業を展開しています。事実、昨年のR&Dは、種子と農作物保護のパイプライン全体で、進展した
プログラムは11件、新規のプログラムは4件を数えました。」
北米向けの害虫抵抗性製品群の次世代Optimum® AcreMax®や、オレインオイルの含有量が増加され
た業界初の高オレイン酸大豆Plenish™の限定発売など、さまざまな新技術を駆使した種子を多く
の製造加工業者に提供しました。2012年は、Herculex® I形質を含有する土壌使用の二重作用害虫
防除製品Optimum® Intrasect™もブラジルで発売される予定です。
1
種子事業では、バイオテクノロジー製品での明らかな成功に加え、土地ごとに即した技術に基づ
くイノベーションも進んでおり、各地の干ばつや病気に耐性を有する新ハイブリッド製品を生み
出しています。2012年は、北米だけでも前年の108に対して154の新しいトウモロコシ製品を発売
する計画です。Pioneer®ブランドYシリーズの大豆製品では、2012年の製品ラインアップに33種類
の製品が加わり、より確かなパフォーマンスを提供します。種子事業はさらに、生産における費
用効率と収量を向上するため、シード・プロダクション・テクノロジーを2012年に北米全土で展
開する計画です。
「農作物保護のパイプラインは業界で最も生産性が高い」とボレルは述べています。代替できる
プログラムは数少ないですが、新しい市場をターゲットにした画期的な化学特性や製品が開発さ
れています。北米では、トウモロコシ種子処理剤DuPont™ Dermacor®や殺菌剤DuPont™ Fontelis®
などのプログラムをスタートし、デュポンの強力な農作物保護製品郡をさらに充実させます。
成長を支える製品・サービスのイノベーション
デュポンの食糧関連事業は、革新的な技術やそれに基づく製品ポートフォリオ、多様な販路、生
産工程能力により、独自の競争優位性を築いています。
種子事業では2011年、現地のお客様のニーズに応える新製品・サービスを展開するRight Product
Right Acre(適切な製品を適切な農地に)戦略のもとで、世界市場でのプレゼンスを高め、売上
成長率17%を記録、利益幅も拡大しました。「種子事業はかつてなく強固なマーケットポジショ
ンを築いており、2012年の成長の環境も整っている」とボレルは述べています。
デュポンは、世界市場への新製品投入を機に、種子事業で正味5~10%の値上げを計画しています。
新製品展開の皮きりとして、まずは米国市場において、保護区の根切り虫とアワノメイガを減少
させる統合型害虫防除ソリューションOptimum® AcreMax®製品群の拡充を図ります。また今年度は、
水の少ない環境で収穫量の安定性を高めるOptimum® AQUAmax™ハイブリッド種子を米国のトウモ
ロコシ地帯全域で展開し、さらに欧州にも展開します。
ボレルは次のように述べています。「変動要素の非常に多かった2007年から2011年までの期間を
振り返ると、北米における種子事業売上高の伸びのうち、値上げや製品構成の拡充による成長は
50%強でした。つまり、新規のお客様が増え農地面積が広がっただけでなく、現地のニーズに適
した技術的な価値提案が評価されたということです。」
2
南米はデュポンの種子事業の成長を牽引する地域であり、2011年の売上成長率は実に45%でした。
ブラジルのトウモロコシでは、パイオニア社の種子技術が主導的なポジションにあります。パイ
オニア社は2012年以降、害虫制御力のきわめて高いHerculex® I形質を含有するOptimum®
Intrasect™など土壌使用の害虫防除製品について、複数の作用機序をもつ新製品を今後も増やし
ていく計画です。
農作物保護事業は、害虫管理、雑草管理、殺菌の3分野すべてにおけるイノベーションにより、2012
年も業界の成長率を上回る見込みであるとボレルは述べています。
「DuPont™ Cyazypyr™とDuPont™ Dermacor®は、害虫防除市場を拡大する重要な製品です。DuPont™
Cyazypyr™は、2012年上半期にアジアで使用承認が下りる予定で、2012年下半期に発売できる見通
しです。Dermacor®については、今年度はメキシコのトウモロコシ市場で発売を開始し、2014年に
はブラジルの大豆市場に進出する計画です。これらの有効成分(DuPont™ Rynaxypyr®、Dermacor®、
Cyazypyr®)だけでも、今後3~4年間で売上は約10億米ドルに達するものと期待されます。」
「デュポンのニュートリション&ヘルス事業は、食品廃棄量と二酸化炭素排出量の削減だけでな
く、食品の質と安全性を高めるために、新しいソリューションや改良を加えた持続可能なソリュ
ーションを幅広く提供している」とボレルは述べています。これらの素材を使うことで、加工食
品や飲料の糖分、脂質、塩分が減少し、また消化管や免疫系などの健康増進につながります。デ
ュポンは、多くのエンドマーケットに直接到達する販売ネットワークを有するダニスコ社を昨年
買収しており、このネットワークを最大限に活用することにより、事業拡大を図る多国籍企業の
みならず現地の新興食品企業とも協力する体制ができています。デュポンの新しい機能性食品素
材事業は、加工食品・飲料業界におけるワールドクラスのサプライヤーです。
本日のプレゼンテーションの全文はDuPont Investor Centerでご覧ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する
詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください
3
将来見通しに関する記述:このニュースリリースには、経営陣の現在の予測、見積もり、計画に
基づいた将来見通しに関する記述が含まれています。当社は、今後の進展や新情報の結果として、
将来見通しに関する記述を更新することを約束いたしません。成長戦略、製品開発、マーケット
ポジション、予測される支出、財務的結果に関する記述を含め、将来の予測や計画に関する記述
はすべて、あくまでも見通しです。将来見通しに関する記述には、「期待」、「予測」、「計画」、
「意図」、「予定」、「見通し」、その他の類似表現が使用されています。これらの記述は、将
来の業績を保証するものではなく、多くのリスク、不確実要素、前提が関わっています。このリ
リースで取り上げている要因、また証券取引委員会へのデュポンの提出書類等、フォーム10Kでの
最新の年次報告書に記載されている要因など多くの要因により、ここに述べられている内容とは
大きく異なる結果となる可能性があります。これらの要因には、当社が事業活動を行う国の法律、
規制、政策、経済情勢の変化、競争圧力、買収・事業売却・提携など組織統廃合の成功、規制承
認・市場での受容など新製品の研究開発、農産物売上の季節的変動などが含まれますが、これら
だけに限りません。
#
#
#
デュポンのオーバルロゴ、DuPont™、The miracles of science™、Optimum®、AcreMax®、AQUAmax™、
Intrasect™、Cyazypyr™、Dermacor®、Rynaxypyr®、Plenish™、Pioneer® は、デュポンまたはその
関係会社の登録商標もしくは商標です。
Herculex®は、パイオニア・ハイブレッド社およびダウ・アグロサイエンス社の害虫防除技術です。
Herculex®はダウ・アグロサイエンス社の登録商標です。
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デュポン株式会社
広報部:持田
電話(03)5521-8484
4
(ニュースリリース)
2012 年 3 月 29 日
デュポンが2012年度サステナブルバイオ燃料アワードの
サステナブル原料イノベーション部門賞を受賞
セルロース系エタノールの商業化促進に向けたインダストリアルバイオサイエンス事業の取り組みを評価
アイオワ州デモイン、2012年3月15日–デュポンのトウモロコシ茎葉収集プロジェクト(Stover
Harvest Collection Project)が、2012年度サステナブルバイオ燃料アワード(the 2012
Sustainable Biosuels Award)のサステナブル原料イノベーション部門賞を受賞しました。同プ
ロジェクトは、デュポンのインダストリアルバイオサイエンス事業による、包括的研究とスケー
ルアップのためのプロジェクトで、セルロース系エタノール産業の商業化を大きく促進させ、化
石燃料依存の軽減に向けたデュポンの取り組みを後押しするものです。
本年度アワードのデュポンへの授与は、バイオ燃料分野に焦点を当てたヨーロッパ最大の会議・
展示会、世界バイオ燃料マーケット2012(the World Biofuels Markets)において行われました。
この持続可能バイオ燃料アワードは、持続可能な再生可能燃料の開発におけるイノベーションを
評価する賞です。
トウモロコシ茎葉収集プロジェクトには、デュポンのパイオニア・ハイブレッド社所属の作物栽
培学のエキスパートやアイオワ州立大学の同分野の専門家が参加し、収穫機器の特注メーカーや、
50名以上の地元農業従事者などから多くの協力を得て実施されています。同プロジェクトは、バ
イオ燃料変換用トウモロコシ茎葉の持続的な収集、輸送、貯蔵に関する重要情報の発信源となっ
ています。3年目を迎える本年は、農業従事者の協力参加者を150名までに増やし、アイオワ州ネ
バダに建設予定のバイオリファイナリーで用いられるバイオマスを収集することを目標に掲げ、
プロジェクトの拡大を図っていきます。
「トウモロコシ茎葉収集プロジェクトが2012年度サステナブルバイオ燃料アワードの栄誉に輝き、
大変うれしく思います」とデュポンのインダストリアルバイオサイエンス事業プレジデントのジ
ェームズ・ C・コリンズは話しています。「先進的なバイオ燃料の促進には、確実に採取でき、
継続して利用可能なバイオマス源を確保することが重要だと思います。バイオマス生産者、研究
者、環境団体、政府と共同で取り組むことにより、デュポンは米国の農村地域に対してさまざま
な機会を創出し、発展を続ける市場のニーズに継続して応えていくことが可能になるのです」
世界的な人口増加に伴う人々への食糧供給、化石燃料依存の軽減、人と環境の保護といった新た
な課題とビジネスチャンスが生まれています。デュポンは一企業として、こうしたグローバルト
レンドを明確に把握してきました。デュポンは市場のニーズに即した科学技術を駆使し、世界が
直面するこれらの課題に対するソリューションの創出に全力で取り組んでいます。これらの解決
策の鍵となるのが、先進的なバイオ燃料の商業展開です。
1
同アワードおよび会議主催者であるGreen Power Conferences社のイベントディレクター、Claire
Poole氏は次のように述べています。「世界各地から、そしてバイオ燃料のバリューチェーン全体
から、多数のノミネーションをいただきました。受賞した各企業の特徴は、他社に比べ、自社や
業界全体を見据えた実績や将来性が優れていたことです」
2012年度持続可能バイオ燃料アワードの審査は、中立的な立場にある選りすぐりの業界専門家チ
ームにより行われました。この専門家チームのメンバーは、Suzanne Hunt氏(カーボン・ウォー
ルームのシニアアドバイザー)、Rob Vierhout氏(ePUREの事務局長)、Plinio Nastari氏(Datagro
社の社長)、Jim Lane氏(Biofuels Digest誌の編集者)、Geng Anli氏(シンガポールBioEnergy
Societyの理事長)、Lola Uña Cárdenas氏(EU・ブラジルさとうきび産業協会の代表)です。最
終投票は、一般バイオ燃料業界の個人審査委員により行われました。同アワードは全10部門(バ
イオ燃料のリーダーシップ、バイオ燃料技術、バイオ燃料導入、バイオエタノール、バイオディ
ーゼル、原料イノベーション、航空産業におけるイノベーション、バイオ電力発生、バイオベー
ス化学品など)で構成されています。サステナブルバイオ燃料アワードの詳細については、
www.sustainablebiofuelsawards.comをご覧ください。
セルロース系エタノールの促進に向けたデュポンの取り組みについては、
www.dupont.com/biofuelsをご参照ください。
再生可能エネルギーに関するさまざまな会議が行われる中、Green Power Conferences社は業界を
先導する役割を果たしています。2003年以降、再生可能エネルギー産業などの持続可能業界に対
してビジネス戦略情報を提供する300以上の会議、展示会、ワークショップ、研修コースが開催さ
れ、のべ15,000名以上の代表が参加しています。Green Power Conferences社の専門は、代表者、
スポンサー、パートナーに相互ネットワーク構築の機会を十分に提供できる質の高い交流イベン
トを開催することです。同社の詳細情報と現在開催している会議のリストについては、
www.greenpowerconferences.comをご覧ください。
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2
(ニュースリリース)
2012 年 3 月 30 日
デュポンのイノベーション、記録的な1年
2011年は創業以来最高の特許件数を記録
The Patent BoardはデュポンをNo.1イノベーターに評価
デラウェア州ウイルミントン、2012年3月14日―2011年にデュポンが米国で取得した特許権は910
件、前年比32%増でした。過去最高だった1966年の780件を上回り、年間記録を塗り替えました。
デュポンチーフ・サイエンス&テクノロジー・オフィサーのダグラス・ムジカ(Douglas Muzyka)
は次のように述べています。「デュポンは、食糧、エネルギー、保護の分野でお客様と市場のニ
ーズを満たすべく、科学技術の力を集約しています。米国での特許取得と出願の合計件数は、2
年連続で創業以来最高を記録しました。米国での特許取得件数は過去10年間で125%増加しており、
デュポンの科学技術が質的にも新しさの点でも常に高いレベルにあることを物語っています。こ
れらはすべて、科学者、特許専門チーム、マーケティングチームの卓越した協力体制の賜物です」
2011年におけるデュポンの特許出願はR&D投資を反映した結果であり、栄養価が高く健康的な食糧
の供給、世界の化石燃料依存の軽減、人と環境の保護の分野に重点的に投資されています。
特許の取得により新製品の市場投入が促進され、新しいソリューションの提供を可能にしていま
す。過去4年間(2008~2011年)に発売された新製品の昨年の売上高は106億米ドルを超え、前年
比10%増でした。
「世界中で活動する当社の科学者は製品と用途の差別化に取り組んでおり、この研究開発活動が
事業価値の向上と持続可能な成長を牽引しています。新製品はマーケットシェアを拡大し、関連
市場を開拓し、デュポンとお客様の収益力を強化します」とムジカは話しています。
The Patent Boardが先月発表したレポート「パテント・スコアカード」で、デュポンは5年連続
で化学業界トップのイノベーターに選ばれています。The Patent Boardは、特許の質、技術力、
影響力の大きさを判断する一連の基準に従い、企業のイノベーションを評価しています。デュポ
ンはランクインした全ての企業を3部門でリードし、特許ポートフォリオの構築に科学が活用され
ているかを示す指標の科学力(Science Strength™)では、競合他社を10倍強上回っています。
1
ムジカは次のように述べています。「デュポンは、現在の市場に山積する厳しい問題に対応する
独自のソリューションをお客様に提供すると共に、幅広い中核技術を駆使し、科学の進歩に貢献
しています」
デュポンは、特許につながる発見や研究開発活動をイノベーションの原動力とし、多くの新製品
やサービスを顧客に提供し、市場と社会の変革に尽力していきます。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、 サ
ービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々
に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な
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デュポン(株) ニュース
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デュポン株式会社 « ニュースとイベント
ニュース
Japan,, 2011/04/07
東日本大震災による当社への影響に関するお知らせ(第2報)
3月11日に発生いたしました東日本大震災による弊社の影響につきまして、下記の通りご連絡いたします。
記
1. デュポン㈱の対応状況
東京電力による計画停電の影響を考慮し、節電に協力しながら事業活動の全面再開に向けて取り組んでいます。
なお、この度の震災および停電による業績への影響については現在精査中です。
(1)宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)について
震災の影響を受けておりました宇都宮事業所の状況については、以下の通りです。
・宇都宮製造所(コンパウンディング)
4月下旬より一部生産再開予定
・ベスペル®工場(ベスペル®パーツ成形)3月25日より再開
・タイベック®ハウスラップ加工設備
3月24日より再開
・高機能塗料事業部リフィニッシュトレーニングセンター、カラーラボ
3月30日より再開
・デュポンジャパン中央技術研究所
4月6日より一部活動を再開
(2)宇都宮事業所以外の事業所について
通常通りの営業をしておりますが、今後の東京電力による計画停電実施により、弊社の稼働状況や物流面に影響が
及ぶことが想定される場合は、改めてお知らせいたします。
2. デュポングループの復興支援状況(実施済み)
*義援金・救援物資(総額) : US$500,000
・日本赤十字社への義援金 : US$400,000
・支援物資
品名
数量
耐切創手袋
4,800双
(デュポン™ ケブラー®製)
送付先
経団連東北地方太平洋沖地震対策本部
「第1回救援物資ホットライン便」 除菌・消臭剤
2,800個
経団連東北地方太平洋沖地震対策本部
入れ歯洗浄剤
2,400個
「第3回救援物資ホットライン便」 *日本および各国のデュポン社員による赤十字社への募金活動
よくあるご質問 | サイトマップ | 商標・使用条件 | プライバシー保護
このサイトへのご意見やお気づきの点は、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせフォームは こちら.
© 1995 - 2014 デュポン株式会社 (Du Pont Kabushiki Kaisha). All Rights Reserved. デュポンオーバルマーク、デュポ
ン™、The miracles of science™、及び™ ならびに®表示のあるすべての製品は、米国デュポン社または関連会社の商標
あるいは登録商標です.
mhtml:file://S:\PA\PA Program Corporate\Homepage\Project Phoenix\Legacy site\ニュ... 3/11/2015
(参考資料)
2011 年 4 月 26 日
デュポン株式会社役員人事のお知らせ
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:天羽 稔)は、2011 年 2 月 24 日付けの役員人事を
下記のとおり発表しました。
記
1. 新任
新職
藤居 長門
デュポン(株)
執行役員
チタニウムテクノロジー 事業部長
2. 退任
鈴木 良之
デュポン(株)
執行役員
旧職
デュポン MRC ドライフィルム(株)
代表取締役社長
(参考資料)
2011 年 4 月 28 日
米国デュポン社、2011 年第 1 四半期の業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・ク
ルマン)は、4 月 21 日(米国時間)、2011 年第 1 四半期(1 月~3 月)の業績を発表しました。
要約
 デュポンの 2011 年第 1 四半期の 1 株当たり利益は 1 ドル 52 セントとなり、医薬品事業に
おける 1 株当たり 14 セントの減益にもかかわらず、前年同期の 1 ドル 24 セントから 28 セ
ントの増益となった。
 当期の売上は、販売量の 9%増、現地販売価格の 8%増、事業ポートフォリオの変化に伴う
1%増を反映し、18%増の 100 億ドルとなった。新興市場における売上は 30%の伸びを示
した。
 顧客の要求に基づくイノベーションが奏功し、5 期連続で価格形成による利益を達成した。
 すべての事業部門が 2 桁の売上増を記録し、医薬品事業を除く事業部門の税引前営業利益
は 31%増となった。特に、安全・防護事業、農業・食品関連事業、電子・情報事業の販売
量が好調であった。
 デュポンは 2011 年の通期利益予想を 1 株当たり 3 ドル 65 セントから 3 ドル 85 セントまで
の範囲に上方修正した。修正前の通期利益予想は 1 株当たり 3 ドル 45 セントから 3 ドル
75 セントの範囲であった。ただしこの数字はダニスコ社買収の影響を含まない。既に発表
した通り、計画されているダニスコ社買収により、2011 年の利益は 1 株当たり 30 セント
から 45 セントの減益(報告ベース)が生じる可能性がある。
「科学に基づく革新的な技術、顧客重視の姿勢、規律ある業務遂行が大きく貢献し、当社は
全事業部門ならび全地域で2桁の販売増を達成するなど素晴らし業績を上げています。当社は、
人口増に牽引される食糧、エネルギー、防護をめぐるメガトレンドに対応した技術革新、継続
的な生産性への取り組み、業務遂行を通して、他社との差別化を図っていきます。自信を持っ
て通期利益予想展望を上方修正することができるのは、トップレベルの成長と生産性という実
績の裏付けがあるからです」とエレン・クルマン会長兼最高経営責任者は述べています。
グローバル・デュポンの連結売上高および純利益
2011年第1四半期の連結純売上高は、販売量の9%増、現地販売価格の8%増、事業ポートフォ
リオの変化に伴う1%増を反映し、前年同期比18%増の100億ドルであった。2011年第1四半期の
地域別売上高および対前年同期増減率については以下のとおり。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
2011 年第 1 四半期
対前年同比
(単位:10 億
増減率
ドル)
(%)
要因別増減率(%)
現地
為替の
価格
影響
販売量
事業ポートフォ
リオ/その他
米国
4.0
14
6
-
5
3
EMEA*
2.8
15
7
(2)
10
-
アジア太平洋
2.0
28
13
3
13
(1)
中南米
1.0
30
10
3
19
(2)
カナダ
0.2
10
2
4
4
-
連結売上高
10.0
18
8
-
9
1
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
当社の2011年第1四半期の純利益は、前年同期の11億2,900万ドルに対し、27%増の14億3,100
万ドルであった。この増加は販売量の伸びと販売価格の上昇を反映している。ただし、特許の
期限切れにより医薬品事業の税引前利益が1億7,100万ドル減少したことにより、一部が相殺さ
れている。売上に対する固定費の比率は、前年同期の37%に対し35%に改善され、生産性向上
への取り組みは通期計画通りである。
1株当たり利益
以下の表は、2011年第1四半期の1株当たり利益について、前年同期からの増減を示したもの
である。
<1 株当たり利益の変化(対 2010 年第 1 四半期)>
2010 年度の 1 株当たり利益
$1.24
現地価格
$0.56
変動費*
($0.29)
販売量
$0.28
固定費*
($0.20)
為替
$0.01
その他(医薬品事業を含む)**
($0.07)
株式発行高増
($0.05)
法人税
$0.04
2011 年度の 1 株当たり利益
$1.52
*
販売量および為替の影響を除く。
**
主な要因は医薬品事業の減収($0.14)であるが、この減収は為替
純差損の減少、支払金利減少、および事業ポートフォリオの変化
により一部相殺された。
事業部門の実績
以下の表は、2011年第1四半期の事業部門別の売上高および対前年同期比増減率を示したもの
である。
事業部門別売上高*
要因別増減率(%)
2011 年
対前年同比
米ドル建て
第 1 四半期
増減率
価格
(単位:10 億ド
(%)
販売量
事業ポートフォ
リオ/その他
ル)
農業・食品関連
3.8
18
4
13
1
電子・情報事業
0.8
29
20
9
-
高機能化学事業
1.8
27
21
6
-
高機能塗料事業
1.0
10
6
4
-
高機能材料事業
1.7
11
6
7
(2)
安全・防護事業
1.0
22
1
14
7
事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれる。
2011年第1四半期の事業部門全体の税引前営業利益は、前年同期の18億300万ドルに対し、21
億2,500万ドルであった。この増益は主に全事業部門での売上増を反映しているが、以下に示す
ように、医薬品事業部門における減益により一部相殺されている。
税引前営業利益
2011年
2010年
第 1 四半期
第 1 四半期
($)
(%)
1,136
941
195
21
電子・情報事業
111
105
6
6
高機能化学事業
394
190
204
107
高機能塗料事業
65
45
20
44
高機能材料事業
288
230
58
25
安全・防護事業
145
102
43
42
その他
(64)
(31)
(33)
NM
2,075
1,582
493
31
50
221
(171)
-77
2,125
1,803
322
18
(損失)
2010 年第 1 四半期からの増減
(単位:100 万ドル)
農業・食品関連事業
医薬品事業
事業部門合計
以下は、当社の事業部門ごとの売上および税引前営業利益を前年同期と比較した、2011年第
1四半期の業績に関する概要です。販売価格に関する記述については、為替の影響も含め、US
ドル建てで示されています。
農業・食品関連事業 – 第1四半期の売上は、販売量の13%増、販売価格の4%増、事業ポート
フォリオの変化に伴う1%増を反映し、5億8,600万ドル増(18%増)の38億ドルとなった。種子
売上の増加は、主に北米地域でのパイオニア®ブランドならびPROaccess®製品の堅調な売上と、
欧州地域シーズンの早期かつ好調なスタートを反映したものである。農作物保護製品の売上増
は、北半球シーズンの早期かつ好調なスタートを反映している。税引前営業利益は11億ドルで、
販売量の伸びを反映し21%の増加となった。
電子・情報事業 – 第1四半期の売上は、主に金属材料の価格転嫁による販売価格の20%増や、
販売量の9%増を反映し、前年同期比29%増の8億ドルとなった。販売量の増加は、アジア太平
洋地域における太陽光発電と家電製品の好調な需要に牽引された。税引前営業利益は1億1,100
万ドルで、販売量の伸びを反映して緩やかに増加した。
高機能化学事業 – 第1四半期の売上は、販売価格の21%増、販売量の6%増を反映し、前年同期
比27%増の18億ドルとなった。売上の伸びは米国およびアジア太平洋を中心に世界の全地域で
見られた。販売価格の上昇は、酸化チタン、冷媒、フッ素製品の世界的に好調な需要を反映し
ている。税引前営業利益は、販売価格の上昇と販売量の増加により、前年同期比2億400万ドル
増の3億9,400万ドルとなった。
高機能塗料事業 – 第1四半期の売上は、販売価格の6%増、販売量の4%増を反映し、前年同期
比10%増の10億ドルとなった。世界の自動車市場は、主に北米の著しい自動車生産台数の増加
により改善した。産業用塗料の需要は、北米の大型トラック市場を中心に引き続き安定した伸
びを見せている。税引前営業利益は、堅調な売上と業務改善により、前年同期比2,000万ドル増
の6,500万ドルとなった。
高機能材料事業 – 第1四半期の売上は、販売量の7%増、販売価格の6%増、事業ポートフォリ
オの変化に伴う2%の減少を反映し、前年同期比11%増の17億ドルとなった。販売量の増加は、
自動車、電子、梱包の各市場が引き続き回復基調であることを反映している。税引前営業利益
は、販売価格と販売量の伸びにより、5,800万ドル増の2億8,800万ドルとなった。
安全・防護事業 – 第1四半期の売上は、販売量の14%増、事業ポートフォリオの変化に伴う
7%増を反映し、前年同期比22%増の10億ドルとなった。この成長は、全地域でのアラミドおよ
び不織布製品の需要増を反映している。税引前営業利益は、成長投資による費用増加で一部相
殺されたが、販売量増加と事業ポートフォリオの変化により、4,300万ドル増の1億4,500万ドル
となった。
各事業部門の業績に関する詳細につきましては、米国本社ウェブサイトwww.dupont.com
DuPont Investor Centerのページをご覧ください。
展望
米国デュポン社は、2011年通期の利益予想を上方修正し、1株当たり3ドル65セントから3ドル
85セントまでの範囲としました。修正前の通期利益予想は、1株当たり3ドル45セントから3ドル
75セントの範囲でした。この見直しは第1四半期の好調な業績と成長計画の順調な遂行、および
世界経済の成長が引き続き堅調に推移するとの期待を反映しています。なお、既に発表した通
り、計画されているダニスコ社買収により2011年の1株当たりの利益は、30セントから45セント
の減益(報告ベース)が生じる可能性があります。
非 GAAP 指標の採用
当社の経営陣は、フリーキャッシュフローなどの非 GAAP 指標は当社の継続的な運営実績に関
する見通しを提供するため、投資家にとって意味があると考えています。しかし、この指標は、
「一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)」ではなく、業績を測る手段として GAAP の代
替とはみなすことはできません。
デュポンは(www.dupont.com)は、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する
企業です。創立は、1802 年、本社は米国デラウエア州ウイルミントンに置かれています。世界
90 カ国余りに拠点があり、農業・食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品
やサービスをお届けしています。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の
力を生かした持続可能なソリューションを創出しています。
(ニュースリリース)
2011 年 5 月 13 日
デュポン™ ベスペル®製品が新グレード
ベスペル®SCP-5009 加工用素材を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・
J・クルマン)はエンジニアリングプラスチックの性能をより向上させた新しいポリイミド樹
脂グレード、ベスペル®SCP-5009 加工用素材を発表しました。ベスペル®SCP シリーズに加えら
れたこの新グレードは、多くのシール用途や摺動用途において、部品の長寿命化という期待に
応えます。特に無潤滑で高摩擦の使用条件では、この樹脂の卓越した耐熱性および耐クリープ
性が効果を発揮します。ベスペル®SCP-5009 加工用素材は、分析機器、医療機器、航空宇宙、
エネルギー産業等の基盤技術や基本性能の向上など、金属等の代替部品としてメリットを提供
するものと見込んでいます。
ベスペル®SCP-5009 加工用素材は 300℃以上の耐熱性、優れた機械特性、広範囲での耐薬品性、
低摩擦摩耗特性、寸法安定性、良好な機械加工性を持ち、金属やセラミックあるいは他のエン
ジニアリングプラスチックでは達成できないコスト削減、軽量化、性能・生産性向上へのソリ
ューションとして活用が可能です。
実際に多種多様な工業分野やシール用途においてベスペル®SCP-5009 素材の評価が行われま
した。一例として、高速液体クロマトグラフィー(High-Performance Liquid Chromatography)用の分析機器に使用されるローターシール用途では、従来のエンジニアリングプラス
チックは高温かつ高圧での熱サイクル条件下で劣化する問題がありました。ベスペル®SCP-5009
加工用素材で作製した部品は、反応性の高い溶媒中で 130MPa 以上の圧力下でも精度の高いシー
ル性を示し、分析機器としてより高い生産性の実現に寄与しています。
詳細につきましては、米国デュポン社サイト http://Vespel.dupont.com をご覧下さい。
デュポンは科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する企業です。創立は 1802 年、
本社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。世界 90 カ国余りに拠点があり、農
業・食品関連、建築・建設、通信および輸送の分野で革新的な製品やサービスをお届けしてい
ます。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力を生かした持続可能なソ
リューションを創出しています。
※デュポン™ ベスペル®は、米国デュポン社の登録商標です。
2011 年 6 月 1 日
(ニュースリリース)
米国デュポン社、シンガポールでザイテル®HTN ポリマーおよび
中国でコンパウンドの生産を拡大
急成長を遂げる高機能ポリマー市場に対応
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のパフォーマンスポリマー事業部は、2011年5月17日、シンガポール・サクラにある
デュポンの敷地内に重合工場を新設するとともに、中国・深圳の施設に新たな設備投資を行い、
急成長を遂げているザイテル®HTN高機能ポリアミドの生産能力を拡大すると発表しました。
これにより、サクラ工場では、2013年までにザイテル®HTNポリマーの生産量を年間2万トンに
することが可能になります。また、先ごろ深圳のコンパウンド工場への設備投資により、
ザイテル®HTN コンパウンドの生産能力が年間1万トン増加しました。
「コスト効率に優れた高機能樹脂に対する需要は世界中で急激な伸びを示し、特にアジア太
平洋地域では顕著です」とデュポン パフォーマンスポリマー事業部グローバルマーケティング
ディレクターのリチャード・ボンドはこのように述べ、軽量化とコスト削減をもたらす金属代
替技術および非ハロゲン難燃剤に対する産業ニーズの高まりを強調しています。
「現地生産への投資の増加は、当社の現地および世界における供給能力の最適化をもたらし、
また、先ごろ顧客とのコラボレーションをより強化するために投資したカスタマーイノベーシ
ョンセンターの能力を補うことにもなります」とボンドは語っています。デュポンは先月、上
海R&Dセンター内にデュポン オートモーティブセンターを開設しました。
ザイテル®HTN PPAは、金属代替として自動車のエンジンルーム内の用途や、ハイブリッドお
よび電気自動車向けの電気・電子用途に使用されています。ザイテル®HTNの高剛性・高強度グ
レードは、携帯デバイスや電気・電子材料、およびその他多くの消費財用途に使用されていま
す。
「自動車産業において化石燃料への依存を減らそうとする取り組みは、多くのエンジニアリ
ングプラスチックに限界への挑戦を後押しするものとなっています」とデュポン オートモーテ
ィブパフォーマンスポリマー事業部グローバルマーケティングディレクターのパトリック・フ
ェロナトは語っています。耐高電圧ザイテル®HTN PPAポリマーは、ハイブリッドおよび電気自
動車の走行に最適の温度下で高電圧に耐えます。加圧下で熱や化学薬品への耐性を発揮できる
ことは、さらなる燃費向上を目指し性能の改善が進んでいる小型エンジンを構成する部品や冷
却装置の材料として望ましい要素です。
「消費者市場では、ほとんどの分野において軽量小型化が不可欠なものとなっています」と
デュポン パフォーマンスポリマー事業部 産業・消費者・エネルギー担当グローバルマーケテ
ィングディレクターのカリン・ウェイニングは語っています。 例えば携帯デバイスの場合、
ザイテル®HTNは機器類の小型軽量化を図る一方で、ハンドクリームや日焼け止めに含まれる化
学薬品に優れた耐性を発揮し、内部の電子機器を保護します。構造材としての機能に優れた本
製品を使うことで、スポーツ用品から消費者向けの工具類にいたるまで、これまでにないデザ
インや用途を生み出すことが可能となります。
現在、デュポン パフォーマンスポリマー事業部では、世界に広がる生産拠点でザイテル®HTN製
品を製造し、世界中の顧客に提供しています。「このような体制によって、世界中の顧客の皆
様とのネットワークを築き、連携を強化することとなり、地域ごとのニーズに迅速に対応する
ことが可能となります」とボンドは語っています。「グローバル経済においては、世界のいた
るところで切れ目なく活動を行い、同じ高品質な製品を適時に供給することを期待する地域の
ニーズに対応する、という顧客へのサポートが不可欠です」
デュポン パフォーマンスポリマー事業部は、化石燃料への依存を減らし、人々と環境の保全
に寄与する新たな製品、部品、システムを開発すべく、世界中の顧客とともに取り組んでいま
す。世界40カ所に製造および研究開発拠点を持つ同事業部は、プラスチック、エラストマー、
再生可能な資源を使ったポリマー、フィラメント、その他高機能部品および成形品において、
業界で最も広範な製品群を取り揃え、航空宇宙、自動車、消費財、電気・電子、産業財、スポ
ーツ用品、その他様々な産業に従事する顧客の皆様にコスト効率に優れたソリューションを提
供しています。
デュポンは、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する企業です。創立は 1802
年、本社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。世界 90 カ国余りに拠点があり、
農業・食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品やサービスをお届けしてい
ます。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力を生かした持続可能なソ
リューションを創出しています。
*ザイテル®は米国デュポン社の登録商標です。
(ニュースリリース)
2011 年 7 月 7 日
高機能バイオベースプラスチック、デュポンTMソロナ®EP
「プリウスα」の内装用部品材料として採用
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:天羽稔)は、トヨタ自動車
株式会社(本社:豊田市)、小島プレス工業株式会社(本社:豊田市)、豊和化成株式会社
(本社:豊田市)と共同で開発したデュポンの高機能バイオベースプラスチック デュポンTM
ソロナ®EP を使用した自動車内装用部品が、今年 5 月に発売された TOYOTA 新型車「プリウスα」
に採用されたことを発表しました。
今回本材料が採用された部位は、エアコン吹き出し口部分になります。エアコン吹き出し口
部品はインテリアデザインを左右するインパネの構成部品として高い意匠性が求められると同
時に、吹き出す風の強さや方向性をコントロールするための耐熱性、強度、寸法安定性が要求
される機能部品です。デュポンTMソロナ®EPは、従来の石油由来材料と同等以上の機能を実現し
ながら、新型ハイブリッド車の先進的なインテリアデザイン性や環境への負荷削減にも貢献し
ています。
デュポンTMソロナ®EPは、重量比で20%~37%植物由来の高機能バイオベースプラスチックで
す。デュポンのバイオ技術を用いて植物の糖を発酵させて作る1,3-プロパンジオールとテレフ
タル酸の共重合で作られたPTT樹脂ソロナ®ポリマーを原料としています。従来のPBTと比較して
CO₂ の排出量を抑制するだけでなく、PBTとほぼ同等の耐熱性と強度を持ち、かつ、低ソリ性、
外観性が優れていることから、製造工程を削減できる可能性があります。
デュポンは、世界の自動車産業に 100 以上の素材や製品を提供しています。グローバルネッ
トワークの強みを生かして用途開発を行い、バリューチェーンにおける全てのお客様とともに、
化石燃料依存の減少や人々の生活や環境保全に役立つ新しい製品、材料、部品やシステムを開
発していきます。詳細につきましては、米国デュポン社サイト
http://automotive.dupont.com をご覧下さい。
20 年前、環境保全に関する目標を最初に公表した企業の一つであるデュポンは、持続可能性
についての新しい公約の対象範囲を拡大し、環境負荷を削減するだけでなく、売上や研究開発
への投資といった、市場から期待される目標も含めた新しい目標を発表しました。その目標は、
ビジネスの成長、特にグローバルでの主要な市場に対し、より安全で環境対応に優れた新製品
の開発と直接結びついています。
デュポンは、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供するサイエンスカンパニー
です。創立は 1802 年、本社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。世界 90 ヶ
国余りに拠点があり、農業・食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品や
サービスをお届けしています。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力
を生かした持続可能なソリューションを創出しています。
注)ソロナ®は、米国デュポン社および関連会社の登録商標です。
注)「プリウスα」は、トヨタ自動車株式会社の登録商標です。
2011 年 7 月 26 日
(ニュースリリース)
米国デュポン社、イノバライト社買収で太陽光発電業界でのプレゼンスを拡大
太陽電池の変換効率向上技術で太陽光発電導入の加速化が可能に
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・クル
マン)は、2011 年 7 月 25 日(現地時間)、結晶シリコン太陽電池の効率を高める先進シリコンインク
とプロセス技術を専門とするイノバライト社を買収したことを発表しました。今回の買収により、
当社は太陽光発電市場向け材料大手としての明確な地位をさらに強化し、より広範で統合的なデュ
ポンの太陽光発電向け材料および技術の提供が可能となります。今回の買収金額については一切公
表されていません。
デュポンの太陽光発電市場での売上は、2010 年では 10 億ドルを超えました。さらに、太陽電池モ
ジュールの変換効率、寿命の向上および全般的なシステムコストの改善を目指す市場主導型の革新
に下支えされた持続的成長をベースに、2014 年までに 20 億ドルの売上を目指します。
「イノバライト社は太陽電池セルの変換効率を向上させる優れた技術を所有しており、デュポン
はその技術の採用促進を支援することができます」と米国デュポン社エレクトロニクス アンド
コミュニケーション事業部門の統括責任者、デビッド・B・ミラーは語っています。「デュポンと
イノバライトは、太陽エネルギーの高効率化と低価格化という共通の目的を持ち、同じ思いで材料
の革新に取り組んでいます」
カリフォルニア州サニーベールに本拠を置くイノバライト社は、専有技術である革新的なシリコ
ンインク製品とプロセス技術を開発するともに、今後期待される製品の研究開発を進めています。
シリコンインクはデュポン™ ソーラメット®太陽光発電メタライゼーションペーストと併用すること
で、選択エミッタ型太陽電池技術を有効なものとし、太陽光からの変換効率を高めることで結晶シ
リコン太陽電池の性能向上に寄与します。業界の予測では、選択エミッタ技術を用いた結晶シリコ
ン太陽電池の生産は、2013 年までに全体の 13%、2020 年までに 38%に及ぶものとされています。
「イノバライトは太陽光発電デバイスやシリコン技術、選択エミッタ技術について深い知識があ
り、これにデュポンの材料科学、生産能力および世界規模の市場アクセスが結びつくことになりま
す」とイノバライト社の創設者であるコンラッド・バークは語っています。「両社の製品は相互に
補完し合う関係にあることから、わたしたちは一致協力して革新を続けながら、顧客のニーズに応
え今日のエネルギー問題に対処していくなかでその可能性を広げ、加速して参ります。」
デュポンでは、今回の買収によって、より変換効率の高い太陽電池設計を求める市場需要により
迅速かつ的確に応えることができ、更なる効率化と将来の革新の機会を得ることになると期待して
います。デュポンが培ってきた生産拡大および様々な製造事業での経験を生かし、イノバライト製
品の市場投入までの期間を短縮するとともに、顧客に提供できる技術の拡充を図ってまいります。
加えて、バックシート用フィルムおよび封止材など、デュポンが提供する広範な太陽光発電モジュ
ール向け材料は、生産現場での要求性能を満たすためにモジュールに組み込まれるべき新しい高変
換効率太陽電池セルの採用を加速化させるものと考えています。
20 年前、デュポンは環境保全に関する目標を最初に公表した企業の一つでした。その後、当社は
持続可能性についての公約の対象範囲を拡大し、環境負荷を削減するだけでなく、売上や研究開発
への投資といった、市場から期待される目標も含めた新しい目標を発表しました。その目標は、ビ
ジネスの成長、特にグローバルでの主要な市場に対し、より安全で環境対応に優れた新製品の開発
と直接結びついています。
デュポンは、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する企業です。創立は 1802 年、本
社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。世界 90 カ国余りに拠点があり、農業・食
品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品やサービスをお届けしています。世界中
の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力を生かした持続可能なソリューションを創
出しています。
*デュポン™ ソーラメット®は米国デュポン社の登録商標です。
(参考資料)
2011 年 8 月 3 日
米国デュポン社、2011 年第 2 四半期の業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)は、7 月 28 日(米国時間)、2011 年第 2 四半期(4 月~6 月)の業績を発表しました。
要約

デュポンの 2011 年第 2 四半期の特別項目を除いた 1 株当たり利益は 1 ドル 37 セントとなり、
前年同期の 1 ドル 17 セントから 17%増となった。2011 年第 2 四半期の 1 株当たり利益は、
買収に関連した 1 株当たり 8 セントの特別項目損失も含めて 1 ドル 29 セントとなった。2010
年第 2 四半期の 1 株当たり利益は 1 ドル 26 セントであった。

当期の売上は、現地販売価格の 11%増、販売量の 2%増、為替換算効果による 3%増、事業ポー
トフォリオの変化に伴う 3%増を反映し、前年同期比 19%増の 103 億ドルとなった。全体の
30%を占める新興市場における売上は、29%の伸びを示した。

農業関連事業、高機能化学事業、安全・防護事業が堅調であり、またダニスコの買収も貢献
し、特別項目を除いた事業部門全体の税引前営業利益は 20%増となった。

固定費および運用資金は、2011 年通期生産性目標の達成に対し、順調に推移している。年度
累計固定費生産性は 1 億 8,000 万ドル超に上った。

デュポンは、特別項目を除いた 2011 年通期の利益予想を 1 株当たり 3 ドル 90 セントから 4
ドル 5 セントまでの範囲に上方修正した。今回の上方修正は、第 2 四半期の実績が好調であ
ること、世界市場が引き続き堅調に推移するとの見通し、および通期ベースでダニスコから
1 株当たりおよそ 5 セントの影響が見込まれることを反映している。ダニスコの影響を含ま
ない、修正前の利益予想は 1 株当たり 3 ドル 65 セントから 3 ドル 85 セントまでの範囲であ
った。
「第2四半期の全事業部門ならび全地域における好調な売上の伸張は、安定したグローバルな業
務遂行ならびに顧客重視の技術革新により達成されたものです。また当社は、年度累計業績が好
調であること、および下半期事業計画に対する当社の自信を踏まえ、2011年の利益予想を上方修
正します。長期的には、科学に基づく革新的ソリューションや他社との連携により、全ての事業
に対して魅力的な成長の機会が拡大することが期待されます。科学に基づく革新的ソリューショ
ンや他社との連携には、ダニスコによる世界有数の酵素、発酵、機能性食品素材事業の機能が、
デュポンのインダストリアルバイオサイエンス事業、ニュートリション&ヘルス事業の機能と統
合されることが含まれます」とエレン・クルマン会長兼最高経営責任者は述べています。
グローバル・デュポンの連結売上高および純利益
2011年第2四半期の連結純売上高は、現地販売価格の11%増、販売量の2%増、為替相場の変動
による3%増、事業ポートフォリオの変化に伴う3%増を反映し、前年同期比19%増の103億ドルで
あった。2011年第2四半期の地域別売上高および対前年同期増減率については以下のとおり。
<事業部門の地域別合計売上高>
事業部門合計売上高
2011 年第 2 四半期
要因別増減率(%)
対前年同比
現地価格
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
為替の
販売量
影響
事業ポートフォ
リオ/その他
米国
4.1
14
9
-
1
4
EMEA*
2.6
22
9
8
1
4
アジア太平洋
2.3
26
16
4
4
2
中南米
0.9
28
12
3
11
2
カナダ
0.4
3
5
4
(7)
1
連結売上高
10.3
19
11
3
2
3
*
EMEA=ヨーロッパ、中東、アフリカ
当社の2011年第2四半期の純利益は、前年同期の11億5,900万ドルに対し、5%増の12億1,800万
ドルであった。特別項目を除いた2011年第2四半期の純利益は、前年同期の10億7,200万ドルに対
し、2億2,700万ドル増(21%増)の12億9,900万ドルとなった。純利益の増加は主に、販売価格の
上昇、販売量の増加、為替換算効果を反映し、原材料、エネルギー、輸送コストの上昇により一
部相殺されている。
1株当たり利益
以下の表は、2011年第2四半期の1株当たり利益について、前年同期からの増減を示したもので
ある。
<1 株当たり利益の変化(対 2010 年第 2 四半期)>
2010 年度の 1 株当たり利益
特別項目
$1.26
$0.09
2010 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$1.17
現地価格
$0.80
変動費*
($0.46)
販売量
$0.06
固定費*
($0.19)
為替
$0.07
その他**
($0.02)
株式発行高増
($0.04)
法人税
($0.03)
ダニスコの影響***
$0.01
2011 年度の 1 株当たり利益(特別項目を除く)
$1.37
特別項目
2011 年度の 1 株当たり利益
($0.08)
$1.29
*
販売量および為替の影響を除く。
**
為替差益により一部相殺されたものの、主に前年度の資産売却および支払
金利の上昇が本年度はないことによる。
*** 取得したダニスコの長期資産の時価評価に関連した支払金利および減価償
却費を計算に含めている。
事業部門の実績
以下の表は、2011年第2四半期の事業部門別の売上高および対前年同期比増減率を示したもので
ある。
事業部門別売上高*
2011 年第 2 四半期
要因別増減率(%)
対前年同比
(単位:10 億ドル) 増減率(%)
米ドル建
販売量
て価格
事業ポートフォ
リオ/その他
農業関連事業
3.0
10
6
4
-
電子・情報事業
0.9
36
27
9
-
インダストリアルバイオ
0.1
nm
nm
nm
nm
0.5
64
4
2
58
高機能化学事業
2.0
27
28
(1)
-
高機能塗料事業
1.1
15
14
1
-
高機能材料事業
1.7
11
14
(2)
(1)
安全・防護事業
1.0
21
6
7
8
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
*
事業部門別売上高には部門間の取引が含まれる。
2011年第2四半期の事業部門全体の税引前営業利益は、前年同期の16億5,500万ドルに対し、19
億4,300万ドルであった。特別項目を除いた税引前営業利益は、以下の表が示すとおり前年同期比
20%増の19億9,300万ドルとなった。
特別項目を除いた税引前営
2011年
2010年
2010 年第 2 四半期からの増減
業利益 (単位:100 万ドル)
第 2 四半期
第 2 四半期
($)
(%)
農業関連事業
826
746
80
11
電子・情報事業
103
108
(5)
-5
インダストリアルバイオ
10
-
10
nm
38
16
22
138
高機能化学事業
503
274
229
84
高機能塗料事業
73
75
(2)
-3
高機能材料事業
254
261
(7)
-3
安全・防護事業
143
121
22
18
その他
(37)
(16)
(21)
nm
1,913
1,585
328
21
80
70
10
14
1,993
1,655
338
20
サイエンス事業
ニュートリション&
ヘルス事業
医薬品事業
事業部門合計
ダニスコ買収による事業ポートフォリオの拡張を背景とし、インダストリアルバイオサイエン
ス事業、ニュートリション&ヘルス事業の 2 事業が追加されました。インダストリアルバイオサ
イエンス事業には、ダニスコの酵素関連事業、ならびに、これまで「その他」項目で報告されて
いたデュポン™ ソロナ®および Bio-PDOTM 事業が含まれます。ニュートリション&ヘルス事業はダ
ニスコの食品素材事業とデュポンのニュートリション&ヘルス事業(これまで農業・食品関連事
業の一部として報告)を含みます。農業・食品関連事業が改名されて生まれた農業関連事業には、
種子・農作物保護事業が含まれます。以下は、当社の事業部門ごとの特別項目を除いた売上およ
び税引前営業利益を前年同期と比較した、2011 年第 2 四半期の業績に関する概要です。販売価格
に関する記述については、為替の影響も含め、US ドル建てで示されています。
農業関連事業 – 第2四半期の売上は、販売価格の6%増、販売量の4%増を反映し、2億6,400万ド
ル増(10%増)の30億ドルとなった。パイオニア種子の売上増加は、好調な北米市場で販売量、
販売価格および事業ポートフォリオのいずれにおいても堅調であった結果である。農作物保護製
品の売上は全製品で増加し、事業売却の影響を相殺する以上の成果を出した。当四半期の税引前
営業利益は8億2,600万ドルで、事業ポートフォリオの変化による減少があったものの、販売量の
伸びを反映し、11%の増加となった。
上半期の売上は、販売量の9%増、販売価格の5%増、事業ポートフォリオの変化に伴う1%増を反
映し、15%増の65億ドルとなった。パイオニア種子事業は、北米およびヨーロッパ地域において
販売量の増加および販売価格の上昇をもたらした。農作物保護製品の売上増は、事業売却の影響
に一部相殺されたものの、殺虫剤リナキシピル®の継続的な伸張、除草剤および殺菌剤ピコキシス
トロビンの伸張に牽引された。上半期の税引前営業利益は、売上増を反映し、16%増の19億ドル
なった
電子・情報事業 – 第2四半期の売上は、主に金属材料の価格転嫁による販売価格の27%増、販売量
の9%増を反映し、前年同期比36%増の8億9,100万ドルとなった。販売量の増加は、アジア太平洋
地域における太陽光発電と家電製品の好調な需要に牽引された。税引前営業利益は、太陽光発電
事業の成長投資への費用増や金属価格の大幅な変動による税引前営業利益2,000万ドル減を反映
し、前年同期比500万ドル減の1億300万ドルとなった。
インダストリアルバイオサイエンス事業 – 第2四半期の売上は1億2,300万ドル、税引前営業利益
は1,000万ドルで、主にダニスコの酵素関連事業の取得が反映されている。税引前営業利益には、
上記事業買収の一環として取得した無形資産の時価評価に関連したおよそ200万ドルの減価償却
費が含まれる。
ニュートリション&ヘルス事業 – 第2四半期の売上は、ダニスコ食品素材事業の取得による58%
増、販売価格の4%増、販売量の2%増を反映し、前年同期比1億8,900万ドル増(64%増)の4億8,600
万ドルとなった。税引前営業利益は、主に上記事業取得を反映し、前年同期比2,200万ドル増の
3,800万ドルとなった。税引前営業利益には、上記事業買収の一環として取得した無形資産の時価
評価に関連したおよそ700万ドルの減価償却費が含まれる。
高機能化学事業 – 第2四半期の売上は、販売価格の28%増、販売量の1%減を反映し、前年同期比27%
増の20億ドルとなった。売上の大幅な伸びは全ての主要地域で見られた。販売価格の上昇は、酸
化チタン、冷媒、フッ素製品、工業用化学品の世界的に好調な需要を反映し、原料価格の上昇を
相殺する以上の成果を出した。販売量の減少は、天候に関連して工業用化学品の供給に支障が生
じた影響を受けている。税引前営業利益は、好調な売上を受けて、前年同期比2億2,900万ドル増
の5億300万ドルとなった。
高機能塗料事業 – 第2四半期の売上は、販売価格の14%増、販売量の1%増を反映し、前年同期比15%
増の11億ドルとなった。販売価格の上昇は、原料価格の上昇を相殺し、全ての市場セグメントに
わたる価格形成、および為替の影響による上昇が反映された。北米の大型トラック市場を中心と
して、産業用塗料の需要が引き続き堅調であった。税引前営業利益は、売上が堅調な一方で原材
料、エネルギー、輸送コストが上昇したため、前年同期比よりやや減少の7,300万ドルとなった。
高機能材料事業 – 第2四半期の売上は、販売量の2%減、事業ポートフォリオの変化に伴う1%の
減少が販売価格の14%増を一部相殺し、前年同期比11%増の17億ドルとなった。電子、梱包、自
動車市場における継続的な需要が全地域における有利な価格形成につながった。販売量の減少は、
日本で発生した地震による生産休止、その影響による供給制限、サプライチェーンの途絶による
ものである。税引前営業利益は、販売価格が上昇したものの、前年度に2,700万ドルの利益をもた
らした事業売却と保険金収益が本年度はないことや販売量の減少により、2億5,400万ドルとやや
減少した。
安全・防護事業 – 第2四半期の売上は、MECS買収を受けた事業ポートフォリオの変化に伴う8%増、
販売量の7%増、販売価格の6%増を反映し、前年同期比21%増の10億ドルとなった。販売量の増
加は、全主要地域の産業部門および公共部門市場においてアラミドおよび不織布製品への需要が
増し、販売量が継続的に伸張したことを反映している。販売価格の上昇は、原材料コストの上昇
が相殺したものの、主に価格形成によるものである。税引前営業利益は、Cooper River工場にお
けるケブラー®の生産拡大に伴う費用増加により一部相殺されたものの、主に事業ポートフォリオ
の変化および為替換算効果のため大幅に増加し、1億4,300万ドルとなった。
各事業部門の業績に関する詳細につきましては、米国本社ウェブサイトwww.dupont.com
DuPont Investor Centerのページをご覧ください。
展望
米国デュポン社は、特別項目を除いた2011年通期利益予想を1株当たり3ドル90セントから4ドル
5セントまでの範囲に上方修正しました。今回の上方修正は、第2四半期の好調な業績、世界経済
の成長が引き続き堅調に推移するとの期待、およびダニスコによる1株当たりおよそ5セントの通
期営業利益を見込んだものです。修正前の通期利益予想はダニスコの影響を含まず、1株当たり3
ドル65セントから3ドル85セントの範囲でした。
デュポンは、ダニスコ買収が通期利益に与える影響として、1株当たり18セントから29セントの
減益を見込んでいます。修正前の予想では、減益は30セントから45セントの範囲とされていまし
た。現在の予想は、ダニスコの通期営業利益が1株当たりおよそ5セントと予想されていること、
また、買収に関連した特別項目損失が1株当たり23セントから34セントと見積もられていることに
基づいています。これらダニスコ関連の損失に加え、デュポン社は、第3四半期におけるライセン
ス契約に関連した1株当たり3セントの特別項目損失を予想しています。
非 GAAP 指標の採用
当社の経営陣は、フリーキャッシュフローなどの非 GAAP 指標は当社の継続的な運営実績に関す
る見通しを提供するため、投資家にとって意味があると考えています。しかし、この指標は、
「一
般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)」ではなく、業績を測る手段として GAAP の代替とは
みなすことはできません。
デュポンは(www.dupont.com)は、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する企
業です。創立は、1802 年、本社は米国デラウエア州ウイルミントンに置かれています。世界 90
カ国余りに拠点があり、農業・栄養食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品
やサービスをお届けしています。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力
を生かした持続可能なソリューションを創出しています。
(参考資料)
2011 年 9 月 26 日
デュポンが企業秘密訴訟でコーロン インダストリー社に勝訴
賠償額は企業秘密訴訟最大規模の 9 億 1,990 万ドル
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウイルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)は2011年9月14日(現地時間)に、バージニア州リッチモンドのバージニア州東部地
区連邦地方裁判所でのコーロン インダストリー社を相手取った民事訴訟審理にて、コーロン社
TM
側が企業秘密ならびにデュポン ケブラー®アラミド繊維に関する機密情報を盗んだとの陪審判
決により、9億1,990万ドルの賠償金を得て勝訴したことを発表しました。韓国に本社を置くコ
ーロン社は、企業秘密の不正利用の責任を免れないとされ、陪審団は同社の行為を故意かつ悪
意あるものとの判決を下しました。
「本日の陪審判決は、世界中で行われている知的所有権保護をめぐる戦いやデュポン™
ケブラー®技術と製品を利用する数百万のユーザーにとって、大いなる勝利をもたらすものです」
と、デュポン上席副社長兼ジェネラル・カウンセルのトーマス・L・セイガーは述べています。
「今回の賠償額は、業務プロセスや技術に関する訴訟では最大規模です。また、デュポンが
株主や顧客の利益及び研究開発への莫大な投資や機密情報の保護のため、あらゆる法的手段も
辞さないという姿勢を示すメッセージにもなりました」
「世界中の企業が私たちと同様に、企業秘密や知的所有権を保護するため奮闘しています」
と、デュポン プロテクションテクノロジー事業部統括責任者(プレジデント)のトーマス・
G・パウエルは述べています。「市場主導型サイエンス企業として、デュポンは40年以上にわた
りケブラー®の研究及び改良への投資を続け、世界で最も信頼を集めるアラミド繊維にまで育て
あげました」
パウエルはさらに「陪審団がケブラー®に関するデュポンの投資を認め、保護してくれたこと
を大変喜ばしく思っています」と述べています。「ケブラー®にまつわる技術や製造工程は
デュポンにとどまらず、ケブラー®によって命を守られている世界中の何千人もの兵士や警察官、
緊急救援隊員にとっても重要なものなのです」
デュポンでは、コーロン社に対して差し止めによる救済措置を執行し、デュポンへの機密情
報返却と、当該情報にもとづく製品の製造ならびに販売を停止させるよう判事に請求する予定
です。デュポンはまたコーロン社に対し、弁護士費用の賠償も求めています。
セイガーによれば、デュポンでは2007年にはコーロン社の行為に懸念を持ち、FBI、司法省、
商務省に通知を行いました。法令にもとづくコーロン社への強制調査は現在も進行中です。
デュポンの科学者が1965年に液晶ポリマー溶液の分野で行った画期的な研究が、現在販売さ
れ軍や警察向けの用途でよく知られるケブラー®アラミド繊維の土台となっています。また、
ケブラー®はタイヤや光ファイバーケーブル、スポーツ用品や宇宙服など、商業や産業用途にも
幅広く使われています。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
*デュポンオーバルマーク、デュポン™、The miracles of science™ならびにケブラー®は米国デュポン社
または関連会社の商標あるいは登録商標です。
# # #
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
デュポン株式会社 広報部:持田
電話(03)5521-8484
(ニュースリリース)
2011 年 10 月 12 日
米国デュポン社、ベイマック®AEM の
コンパウンド能力拡大を発表
自動車用高性能材料への需要増を反映
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)のパフォーマンスポリマー事業部は、2011 年 10 月 4 日(現地時間)、ターボチャ
ージャー・ホース、エアダクト、オイルクーラー・ホース、チューブおよびガスケットなど、
自動車のパワートレイン用途への堅調かつ増大する需要に応えるため、デュポン™ ベイマック®
エチレンアクリルゴムのコンパウンドの能力を 50%拡大すると発表しました。
「自動車産業では、燃費や排出規制に対応すべく、より小型で高効率なエンジンの性能向上
に努めていますが、その結果、自動車のエンジンルーム内の温度はますます高温状態になる傾
向にあります」とデュポン パフォーマンスポリマー事業部グローバルオートモーティブマネー
ジャーのパトリック・フェロナトは語っています。「ベイマック®は、抜群の耐熱・耐油性を持
つことから、従来のゴム材に代わる優れた製品です」
デュポンは過去 15 年にわたり、ベイマック®の生産設備に繰り返し投資を行い、大幅に生
産能力を拡大し、主として自動車産業で増大する需要に応えてきました。新しいコンパウンド
ラインはテキサス州ラポートに所在するデュポンサイト内に増設され、2011 年の年末までに完
備する予定で、2012 年には製品の供給が可能となります。
「新規ラインで製造されるベイマック®製品は、既存の全グレードに対応できる予定でいます」
とデュポン パフォーマンスポリマー事業部グローバルエラストマープロダクトマネージャーの
アルフォンソ・ガルセスは語っています。「今回の設備投資はデュポンのエラストマー事業へ
の専心を強化するものとなります」
デュポン オートモーティブでは世界中の自動車産業向けに 100 以上の材料および製品を
提供しており、その世界規模の用途開発ネットワークを通じ、化石燃料への依存を減らし、
人々と環境の保全に寄与する新たな製品、材料、部品およびシステムを開発すべく、バリュー
チェーンにわたる顧客の皆様との協力に尽力しています。本事業部の詳細につきましては当社
サイト、automotive.dupont.com をご覧ください。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
*ベイマック®は、米国デュポン社および関連会社の登録商標です。
(参考資料)
2011 年 10 月 14 日
デュポン サステナブル ソリューションが
「現場の管理者のための安全管理セミナー」(有料)を東京で開催
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区永田町 2-11-1、代表取締役社長:天羽 稔)
サステナブル ソリューション事業部は、2011 年 11 月 10 日および 11 日の 2 日間、東京にて
「現場の管理者のための安全管理セミナー」(有料)を開催し、企業・団体における組織の
安全文化の定着、また再構築について現場の管理者の視点で取り組む際のスキルを提供します。
最近の社会経済の情勢の変化に伴い、企業・団体では安全管理の重要性が増しています。
しかしながら、「安全管理手法として新しい仕組みを導入してもなかなか、事故・災害が減少
しない」、「現場のやらされ感が払拭できない」、「新しく現場の管理者となったので安全管
理技術を学びたい」、「事故・けがはゼロになったが、継続するための手法を知りたい」とい
った声を聞くことがあります。「現場の管理者のための安全管理セミナー」はこのような声に
こたえ、本年 8 月の大阪に続き、東京で開催されるもので、受講対象は、企業・団体の管理者、
監督者、安全管理部門の方々です。
本セミナーでは、デュポンが 1802 年に創立以来 200 年余にわたる自社操業で培った、安全管
理の効果的な技術、並びに従業員が安全に働けるよう動機付けするためのスキルの習得に焦点
を当てています。
お申し込みをご希望の方は、デュポン(株)ホームページの「製品などのお問い合わせ」フ
ォームをご利用ください。(「お問い合わせ内容」欄には「デュポン安全管理セミナー申込希
望」と記入してください)折り返し、申し込み要領をお送りいたします。
サステナブル ソリューション事業部のセーフティ リソースは、日本においては 2001 年から
各種安全管理セミナーを顧客に提供しています。従来、安全管理セミナーは要望に応じ、顧客
の事業所・工場等で実施しており、座学、グループ討議、現場観察を含む幅広い構成となって
います。今回の「現場の管理者のための安全管理セミナー」では、デュポンの安全文化構築の
アプローチ、および安全の取り組みについても紹介します。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
2011年10月17日
(ニュースリリース)
デュポンのバイオベース繊維がインターテキスタイルにて新たな最終用途を提案
インナーウェア・保温衣料用途におけるデュポンTMソロナ®ポリマーの新たな展開
米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エレン・J・
クルマン)は、10 月 18 日から 21 日に上海新国際博覧センターで開催されるインターテキスタ
イル上海(ホール W3、ブース C22/D27)において、再生可能な資源デュポン™ ソロナ®ポリマー
を使用した繊維がインナーウェアおよび保温衣料としての新たな用途を提案します。ダイナミ
ックフィットデニム、パーマネントフレックスウーブン、ストレッチウーブン、ウルトラソフ
トニットという今までのコンセプトに新たに加わる 2 つのコンセプトです。多様な分野に対応
した新製品を提供するために、ソロナ®ポリマーは引き続きバリューチェーン全体でパートナー
の育成を推進します。
「当社は、糸および生地メーカーとのネットワークを通じて、ソロナ®ポリマーを特徴とした
新たな実用化、テキスタイルおよび最終用途の開発に継続的に取り組んでいます。今回の新規
用途の開発の鍵となったのは、テキスタイル製品による環境への影響を軽減しながら高品質な
衣類の生産を可能にするテキスタイルの実現に注力してくださったパートナーの皆さんです」
とグローバルアパレル事業開発責任者であるラリー・チェンは述べています。「ソロナ®ポリマー
の汎用性と柔軟性が、幅広い用途に適した多彩な繊維の展開を可能にします。」
再生可能資源を用いた繊維であるデュポン™ ソロナ®ポリマーは、繊維およびテキスタイル分
野におけるデュポンのイノベーションを引き継いでいます。今回の新たな実用化もその性能と
環境メリットの独特な組み合わせを浮き彫りにしています。
インナーウェア用途では、ソロナ®ポリマーを用いた繊維は高級感のある柔らかな肌触り、見
栄えのよい風合い、手入れのしやすさといった多くの優れたメリットを提供します。他の天然
繊維や合成繊維と組み合わせると、さらに性能が強化されます。綿などの天然繊維と容易に混
合可能です。また、スパンデックス、ナイロンなどの合成繊維とも混合可能なソロナ®ポリマー
は、ファブリック開発に無限の可能性をもたらします。
保温材として使用する場合、ソロナ®ポリマーを用いた繊維は少量で十分な性能を発揮します。
これは、特に女性用冬物ジャケットにおいて重要な点です。また、圧縮してもすぐに元に戻る
ためシーズンオフ中の保管が容易であり、必要なときには再び性能を発揮します。
あらゆるエンドユースにおいて、ソロナ®ポリマーの環境メリットを享受することができます。
従来の石油化学系原料を毎年再生可能なソロナ®ポリマーに変更することで、化石燃料および石
油化学製品への依存を軽減することが可能です。エネルギー消費量およびCO2排出量の削減分と
合わせると、同量のナイロン6を製造する場合、ソロナ®ポリマーは他の繊維素材と同等の環境
性能を達成します。ISO 14040ライフサイクルアセスメントで定めるピアレビューによって、環
境メリットの検証を行っています(www.renewable.dupont.comを参照)。
2011年にデュポン™ ソロナ®ポリマーを用いた繊維は、エコテックス規格100(Oeko-Tex®
Standard 100 Certification)に認定されました。最も厳しい規格であるOeko-Tex®クラスIの
認証を受けたことは、ソロナ®ポリマーを用いた繊維がREACHおよび消費者製品安全性改善法
(CPSIA)を満たす、乳幼児に使用しても安全な繊維製品であることを意味します。
デュポン™ ソロナ®ポリマーは、既存用途と同様に今回発表する2つの最終用途についても
品質表示、各種資料および見本市などの販売・宣伝活動を通じて展開してまいります。
ソロナ®ポリマーおよび品質表示に関する詳細は、www.sorona.dupont.comをご覧ください。
20年以上前に初めて環境目標を公に掲げた企業の1つであるデュポンは、社内のフットプリ
ント削減にとどまらず、収益と研究開発投資という2つの市場重視型の目標を織り込み、持続可
能性への取り組みを拡大してきました。これらはビジネスの成長、具体的には世界の重点市場
を対象とした安全面、環境面で優れる新製品の開発に直結する目標です。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、
サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中
の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、
世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組
みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧
ください。
*デュポン™ ソロナ®ポリマーは、再生可能な植物由来原料を一部使用した製品です。
*デュポン™ ソロナ®ポリマーは、米国デュポン社の登録商標です。