1 - 矢崎総業株式会社

写真
CONTENTS
タ イ ト ル
ページ
1 矢崎グループ概要
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1
2 トップメッセージ
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2
3 矢崎の環境DNA
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3
4 栃木の仕事
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4
5 矢崎地球環境憲章
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5
6 栃木工場環境方針
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6
7 事業活動と環境影響
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7
8 環境取組みプラン
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8
9 法規の順法
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9
10 省エネ法対応
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10
11 教育訓練体系図,OJT教育実施フロー
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11
12 物流改善
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12
13 環境マネジメント改善 - 1
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13
14 環境マネジメント改善 - 2
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14
15 環境マネジメント改善 - 3
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15
16 環境保全コスト
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16
17 コンプライアンス
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17
18 情報セキュリティ
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18
19 安全管理 - 1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
20 安全管理 - 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
21 防災訓練・救急救命訓練
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21
22 防災設備
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22
23 防災対策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
24 社会貢献 - 1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
25 社会貢献 - 2
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25
26 社会貢献 - 3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
27 ご案内
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27
ワイヤーハーネス生産世界NO.1を支えるエキスパートとして
21世紀の社会と環境を考えた製品づくりを続けていきます。
21世紀のクルマ社会を創造し、多様化する自動車メカニズムに応えるYAZAKIのワイ
ヤーハーネス(自動車用組電線)は、世界NO.1の生産量を誇っています。
栃木工場では、環境配慮型製品を作るため、あらゆる環境影響に配慮し、最新の注意
を払って製品を製造しております。ELV指令、RoHS指令など国内外の環境規制にも対応
し、あらゆる法規制をクリアにしてまいりました。2001年にはISO14001認証を取得し、全
社的な改善活動を展開するなか、さらに2004年には関連子会社3社(新潟部品、福島部
品、青森部品)にもEMSを拡大し、マルチサイト方式で認証を受けております。
これからも私たちは、社会に貢献し、環境に配慮した製品づくりを目指してまいります。
栃木工場 概要
沿革
主要生産品目
ワイヤーハーネス(自動車用組電線)
バッテリーケーブル
従業員数
矢崎部品㈱ 栃木工場 338名
関連子会社 青森部品㈱ 147名
福島部品㈱ 171名
新潟部品㈱ 208名
合計 864名
敷地面積 31,814㎡
建築面積 10,232㎡
1972年 仮工場にて稼動開始
1973年5月 矢崎総業(株)栃木製造所を設立
1975年 矢崎総業(株)より矢崎部品(株)へ移管
1989年 栃木労働基準局長優良賞受賞
1991年 名称を『栃木工場』に変更
1993年 厚生棟新築
1998年 ISO9002認証取得
2001年 ISO14001認証取得
2004年3月 ISO14001関連子会社(3社)拡大
2007年7月 矢崎工場群(13工場)安全競争第2位
2007年10月 栃木労働局長奨励賞受賞
2007年11月 栃木労働基準監督署より第2種無災害
記録樹立で表彰
2008年8月 矢崎工場群(13工場)安全競争第1位
生産工数分析
メーカー別売上比率
富士重
19.5%
福島部品
7.2%
他
0.0%
青森部品
6.9%
所内
1.5%
他工場
0.1%
新潟部品
7.8%
外注
10.1%
輸入
66.4%
本田
80.5%
1
トップメッセージ
2009年10月20日 矢崎部品株式会社 栃木工場
工場長 稲田 隆
社会的責任と環境保全活動
企業の社会的責任が問われその活動・倫理観が厳しく評価されるなか、YAZAKIは「世界とともにある企業」
「社会から必要とされる企業」を目指し、日々企業活動を展開しております。
1.海外での活動
当社は、海外での生産量が69%と多くを依存している中で、輸入品の物流改善について社内にプロジェクトを設
置し、リードタイム短縮・CO2削減の取組みを展開しております。トラック・船等多くの物流手段で製品を運搬している
現状での見直しと改善活動を通して大きな改善効果を見ることができました。
また、環境負荷物質を削減しお客様に安心・安全をお届けするための活動として、製品の開発設計段階からSOC
及びELV規制、RoHS規制等に対し厳しく管理しており、過去においても、これからもお客様にご迷惑かけることな
く、お客様に安心、安全を提供して参ります。生産活動においても、日本人が現地に赴き、環境に配慮しつつ、生産
性・品質向上を目指し活発に活動を展開し信頼されるYAZAKIを目指しております。
2.国内生産活動と環境保全活動
当工場は、元気・笑顔の栃木工場をモットーに、5ヵ年取組みプランに基づき活動を実施しています。
① 環境管理体制の確立(環境監査体制の充実等)
② 環境意識の高揚(教育・地域社会とのコミュニケーションなど)
③ 環境負荷物質削減(CO2削減等)
④ 資源循環によるゼロエミッション(埋立て0%・リサイクル率向上)
⑤ 海外・国内環境規制の対応(遵法)
3.地域社会とのつながり
当社が所在する那須烏山市は、遠く那須連山・日光連山を望み、清らかな那珂川の流れや田園の緑に象徴され
る豊かな自然の恵みを受け、先人のたゆみない歴史の積み重ねにより、栄えてきました。しかしながら、今日、生
活様式の多様化に伴い、身近な自然が減少するとともに資源やエネルギーの大量消費や地球温暖化など、私た
ちの生活基盤を脅かす環境問題が顕在化しております。
私たちは、この地において自然を破壊することなく、地域社会と共生してゆくこと、更に安全な職場環境を確保す
ることが、YAZAKIの使命と考えております。
通勤道路の清掃参加 2回/年参加
福祉施設へのアルミ缶寄付(感謝状もいただきました)
福祉施設への食用油の調達と寄付(石鹸の材料となります。)
工場周りの草刈(年4回)
納涼祭での地域住民の招待
運動場の開放(ゲートボール・少年野球・サッカー)
加茂神社への梵天奉納参加
那須烏山市夏祭りへの研修生参加(民族舞踊)
地域消防団活動への参加
地域住民との防災訓練実施
交通安全活動への参加
4.人材教育
すべての活動が、人材に左右される当社にとって、教育は必要不可欠なものであり、すべての従業員は決めら
れた教育と受け、高いスキルを身につけることが必要となります。教育に関し、全社活動として、ワイヤーハーネ
ス生産現場体質強化のための人材育成ビジョンに従い、OJTを核として、自己啓発、部門別研修、工場内研修を
実施しています。また、製品を作るうえで、環境に配慮した生産活動の推進こそが最終的には、生産性向上、品
質向上につながる結果として、お客様の信頼を勝ち取ることができると考えています。
2
矢崎総業活動
西 暦
トーマス炉導入
(古銅の利用)
栃木工場活動
1957年
ダンボール材、古紙回収 1964年
(再資源化)
廃電線回収
1971年
1972年 栃木工場仮工場で稼動開始
ガスメーターの回収
1973年 矢崎総業株式会社栃木製造所を設立
世界発の太陽熱利用による
1974年
冷暖房システム開発
太陽熱温水器ゆワイターの発売
1975年 矢崎総業㈱より矢崎部品㈱に移管
電線木製ドラムの回収
1981年
修理・再塗装でドラムの再利用
有機溶剤から水性エマルジョンへ 1985年
(ビニールテープ用有機溶剤使用廃止)
1989年 栃木労働基準局長優良賞受賞
1993年 厚生棟新築
仕入先の協業組合化による物流倉庫の運営 1987年
1998年 ISO9002認証取得
トナーカートリッジのルユース化 2001年 ISO14001認証取得
紙発泡体製品のリサイクル 2004年 ISO14001関連会社(3社)サイト拡大
第1回環境報告書発行
ガラスリサイクルのスーパーソル商品化 2005年
食品リサイクル 2006年
おからや野菜くずを肥料化
食料廃油再生燃料化
使用済みてんぷら油を輸送トラック燃料へ
2007年 矢崎工場群(13工場)第2位
栃木労働局長奨励賞受賞
栃木労働基準監督署より第2種無災害記録樹立で表彰
第1回ステークホルダーミーティング開催
2008年 矢崎工場群(13工場)安全競争第1位
矢崎は創業当時から資源有効利用を考え続けこれからも地球にやさしい事業活動を進めております。
3
栃木工場の仕事
当社の製造している自動車用ワイヤーハーネス
ワイヤーハーネスができるまで
1.電線を切断
2.端末の処理
3.ハーネスの組立て
4.ハーネスの検査
自動車用ワイヤーハーネスは、人間にたとえるといわば血管の様な働きをします。
運転をするためにいろいろな情報を運転者から車に伝達するための大切な回路です。
電気回路が異常を起こせば重大事故につながるために、
品質には、こだわりを持ち、また従業員は仕事それぞれのライセンスがないと仕事が与えられません
徹底した品質教育は、入社から定年退職するまで終わることなく続けられ人材育成が、今日のヤザキを支えております。
4
矢崎地球環境憲章(環境方針および行動指針)
矢崎は社是および経営基本方針に基づき、1970年代の公害時代から法令遵守の
全社徹底による環境保全に取り組んできました。1997年には地球環境問題に対応
するために「矢崎地球環境憲章」を制定し、2002年に改定、2006年の改定は
2010年度に向けた環境マネジメントビジョンに反映しています。そして、環境を経営の
最重要課題のひとつに位置づけ、全社的な取り組み推進に努めています。
私たちは経営基本方針に基づき、地球環境保全が人類共通の重要課題
の一つであることを認識し、すべての企業活動および社員一人ひとりの行動
を通じて住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組みます。
1.環境マネジメントの充実
全従業員への環境意識の浸透により、自らの意志で環境取組みを実践できること。
2.地球温暖化への対応
京都議定書目標達成計画を受けた温室効果ガス削減自社目標の確実な達成
3.循環型社会形成のための資源有効利用の推進
埋立て廃棄物のゼロ化と再生資源の有効活用100%達成
4.環境負荷物質への対応
使用禁止物質の製品への混入率0%の確実な達成
5.環境調和型製品の開発
温暖化、資源循環、環境負荷物質を考慮した製品開発の実施
5
栃木工場環境方針
基本方針
私たちは、矢崎地球環境憲章に基づき、W/Hの生産を通して環境影響を
最小限に抑えて、先人達が築き上げた壮大な那須野ヶ原の自然及び文化
を守り、お客様、地域社会の皆様に貢献をいたします。
これを実現するため、次のことを行います。
1)W/Hの製品の開発、設計、生産、物流を通じ、省資源・廃棄物の削減を
行い、環境の維持・向上に努める。
2)定常時及び事故などの緊急事態においても、地域社会に迷惑をかけない
環境に配慮した適切な行動を行い、環境汚染の予防を図る。
3)事業活動に係わる環境関連の法令及び協定などを、遵守する。
4)環境目的・目標を定め、その実現を図り、定期的に見直しを行い、
環境管理システムの継続的改善を推進する。
5)全従業員が環境方針を認識し、全員参加で活動する。
上記宣言します。
2009年 6月21日
矢崎部品株式会社 栃木工場
工 場 長 稲 田 隆
6
事業活動と環境影響
ワイヤーハーネスのLCAを考え、環境影響の少ない製品づくりに取組んでいます。
生産工場として、環境側面を把握し、廃棄物削減のためリユース・リデュ-ス・リサイクル
省エネ・グリーン購入の推進などの継続的な改善活動を行っています。
切断
前工程
工程 受入れ
サブアッシー
ッ
イ 部材入荷 データーシート 輪ゴム
ン
管理表
ビニール袋
電線明細
プ
ダンボール
ト
組立
梱包
その他
運搬
ビニールテープ 機械・生産 ガソリン
照明
動力
電力
空調
ガス
食堂
材料
自販機
飲料水
社宅
冷蔵庫
管理
事務用品
ダンボール
設備
軽油
エアコン 事務機器
クリップ
建物
ポリテナ
テレビ
洗濯機
CO2排出 1,075t
温室効果ガス
INPUT
OUTPUT
電力 1,348千Kwh
総廃棄物 39t ガス 153t
埋立て処分 0t 灯油 7kL
リサイクル
製品
軽油 9kl
39t
ガソリン 25kl
生産活動
総排水量
31,669m3/年
切断
前工程
工程 受入れ
ッ
ア
ウ
ト
プ
ト
サブアッシー
組立
梱包
その他
運搬
結束バンド 紙
輪ゴム
ビニールテープ 鉄くず
CO2
紙
紙
ダンボール
ポリテナ
ビニール袋
ダンボール
クリップカス
アルミ屑
木屑
電線ロス
騒音
端子・ガイド
振動
照明
動力
CO2
空調
食堂
7
社宅
管理
CO2
動植物性残渣
ペツトボトル CO2
紙類
騒音
排水
アルミ缶
パソコン
振動
廃油
スチール缶
汚泥
電線皮むきカス
自販機
環境取組みプラン
ISO14001の規格要求事項に基づき、的確に環境マネジメントシステムを運用して参りました。
栃木工場は、2004年3月、関連子会社3社(新潟部品・福島部品・青森部品)にISO14001を
拡大、認証を取得し、全社をあげてマネジメントシステムに取組んでおります。
また、マネジメントシステムの整備と充実に取組み、継続的な環境パフォーマンスの
向上に繋げた活動を行っております。
69期活動内容
環境目的
目標項目
1-1 環境取組みプランの推進
1-1-1 環境データの管理
(月1回管理点センターに入力)主管・関連
計画に対し100%実施
1-2 環境監査体制の充実
1-2-1 内部環境監査実施
計画に基づき実施
1-2-2 13工場とのクロスチェック実施
クロスチェック
全主管工場/全関連会社
1-3 廃棄物管理体制の整備
1-3-1 産業廃棄物取引業者の現地確認
現地確認計画の推進
年1回
1-4 CO2排出量の削減
1-4-1 省エネ法に基づくエネルギー消費量の
削減
2-1-3 一般層教育(環境テキスト)
2-1 国内外における
環境教育の充実
2-1-4 専門教育の計画実施
計画的に実施
全員対象
環境担当者対象
2-2 従業員に対する意識付け推進 2-2-1 ブロック別発表会
2-3 環境情報開示
2-3-1 環境報告書作成
2-4
2-4-1 ステークホルダーミーティング
環境マネジメントシステム監査
(適合性・有効性の確認)
当工場は、環境マネジメントシステム(ISO14001)の規格要求事項を満たすべく、毎年2回(4月・10月)
内部環境監査を実施しております。内容も年々レベルが向上してまいりました。
あわせて第三者機関(JQA)による外部監査を受診し、システムの有効性・適合性・妥当性を確認し、
維持・向上に努めております。
外部監査結果
2007年 2008年 2009年
3月
3月
1月
内部監査結果
重欠陥
0
0
0
重欠陥
0
0
0
0
改善
1
1
1
改善
16
7
11
10
ストロング
0
0
0
ストロング
0
0
0
0
2007年
4月
10月
8
2008年
4月 10月
法規の順法
騒音・振動調査
騒音測定中
当工場は、冷暖房用施設のアロエ-スのクーリングタワーおよび
コンプレッサーが特定施設として県に届出がされております。
工場
特定施設
本社工場
クーリングタワー
本社工場
コンプレッサー
実施・管理状況
年1回騒音・振動の測定を行い環境の
保全活動を行っています。
年1回騒音・振動の測定を行い環境の
保全活動を行っています。
騒音測定結果
振動測定結果
dB(A)
基準値
2006
2007
2008
朝・夕
A B C D
60
47 49 47 -
55 55 58 -
48 55 52 52
E
A
B
- 46 45
- 46 48
57 45 47
昼
C
65
50
53
52
D E A B
- - 44 48
- - 49 51
55 57 48 54
夜
C
50
46
53
52
dB(Z) 昼
D E
- -
- -
48 50
A
基準値
2006
2007
2008
B
C
65
30 30 30
30 30 30
30 30 30
夜
D
E
A
B C
60
- - 30 30 30
- - 30 30 30
30 30 30 30 30
D E
- -
- -
30 30
排水調査
浄化槽より排出される工場廃水について当工場は
食堂グリストラップの清掃
栃木県那珂川漁業共同組合連合会との同意書を交わし
地域住民の健康を守り、生活環境を保全する為に
積極的に公害防止活動を展開しています。
BOD水質測定結果(栃木工場)
(mg/L)
4
浄化槽排水規制
(那珂川 5ppm以下)
(mg/L)
項目
那珂川規制値
3
2
自主規制値
1
監視・測定結果
0
測定値 2.3 3.1 1.5 1.2 1.6 2.2
月
6月 12月 6月 12月 6月 12月
年
2006
2007
2008
9
pH
SS
6.5~8.5 ―
6.6~8.4 ―
7.0
―
2008年
鉱油
0.01
0.009
0.5未満
改正省エネ法 W/H展開計画書
(工場省エネ、2009/4.1施行 対応)
【設備群の区分】
①空調(吸収式)
②空調(コンプ式)
③コンプ(エアー)
④照明設備
⑤試験設備
目的
⑥受電設備
⑦車両(フォーク等 構内
⑧設備1(前工程設備群
⑨設備2(後工程設備群
⑩設備3(非生産 IT間接
⑪食堂設備・機器
実 施 事 項
①部品本社:エネルギー管理組織表の作成
②部品本社:エネルギー管理統括者、管理企画推進者の選任
朝顔で窓を覆いエアコン使用の削減
③部品本社:省エネルギー事務局の選任
④部門毎:各推進責任者の決定
⑤部門毎:各事務局の選任
b)改正省エネ 2 組織(会社単位 ①事業所毎:省エネルギー委員会(エネルギー部会)の設置
法への社内
②事業所毎:省エネルギー管理任者の決定
対応事項対
③事業所毎:省エネルギー推進責任者(WG)の決定
応
④事業所毎:省エネルギー推進者(管理員)の決定
⑤部門毎:省エネルギー推進計画表の作成(年度内計画)
3 推進計画
①部門毎:省エネルギー推進計画表の作成
△2
②部門毎:省エネルギー推進会議の開催(全体説明会)
事業所内
③部門毎:省エネルギー推進会議の開催とフオロー
全設備を
設備群に
4 現状調査
①会社毎:工場、事業所毎エネルギー消費量の把握
分類。郡中
②部門毎:エネルギー消費量の集約(工場毎:面積、人員、設備)
は出来るだ
③事業所毎:「設備別」 エネ消費量の把握(拠点毎:設備)
け詳細な分
解が望まし
④事業所毎:建物内設備配置、配管、電気各経路図作成
い。
5 原単位指標 ①部門毎:原単位指標の決定(エネルギー削減に合理性のある事)
省エネタイプ蛍光灯に切替
6 標準化
①会社毎:エネルギー管理規定の作成契約電力の見直し
②事業所毎:エネルギー管理規定の作成(当面エネ管理指定工場)
640kwhから600kwhへ
設備群の
③会社毎(事業所毎):管理標準の作成
区分を参
④事業所毎:設備運転マニュアルの作成
照。
⑤事業所毎:設備 計測・記録マニュアルの作成
⑥事業所毎:設備保守点検マニュアルの作成
7 標準類運用 ①事業所毎:計測手法の確立と手順化(計測記録マニュアル反映)
②全社:計測手法の確立とIT化(計測記録マニュアル反映)
8 月次報告書 ①全社:月次報告フォーム帳票Aの起案:(月間原単位推移)
起案
②全社:月次報告フォーム帳票Bの起案:(月間削減計画・実績推移)
9 データ把握 ①会社毎:エネルギー消費量の把握(法改正後)
c)定例業務
(毎月)
②部門毎:エネルギー消費量の把握(法改正後)
③事業所毎:エネルギー消費量の把握(法改正後)
10 月次報告書 ①全社:月次報告フォーム帳票Aでの報告:(月間原単位推移)
②全社:月次報告フォーム帳票Bでの報告:(月間削減計画・実績推移)
d)定例業務 11 定期報告書 ①会社毎:定期報告書の作成
(毎年)
②事業所毎:定期報告書の作成(エネルギー管理指定工場以外も含む)
a)全社 改正
省エネ法 要
求事項対応
車両写真
No 項目
1 組織(全社)
ナンバー
定員
走行距離
費用合計
次回車検日
ATorマニュアル
(2009,05現
69期社有車 4台削減
主な
使用目的
平成
25人
85,899
MT
10
2021年8月25日
送迎
軽車両移行
可 否
栃木工場 教育訓練体系図
(一部抜粋)
OJT教育実施フロー
(一部抜粋)
11
栃木工場・東北関連子会社の共同運行便の距離・使用燃料一覧表
2009年4月21日
TCS工務部
11t : 4.2Km/L
<改善前>
便
往路
復路
往路
復路
運行距離
発
Km
ADS川崎
485 ADS川崎
11t 宮城部品
970
231.0
宮城1便
11t 宮城部品
宮城2便
11t 宮城部品
ADS川崎
485 ADS川崎
宮城部品
485
970
231.0
宮城2便
11t 宮城部品
宮城3便
11t 宮城部品
ADS川崎
505 ADS川崎
宮城部品
485
990
235.7
宮城3便
11t 宮城部品
宮城4便
11t 宮城部品
ADS川崎
505 ADS川崎
宮城部品
485
990
235.7
宮城4便
11t 宮城部品
宮城5便
11t 宮城部品 ADS野田 ADS川崎
宮城5便
11t 宮城部品 ADS野田 ADS川崎
発
経由
翔黒羽
着
小計
530
2,470
1,050
250.0
4,970
1,183.3
宮城便
車格
発
経由
着
翔黒羽
翔黒羽
280
電線・部材便
280
970
231.0
560
133.3
505 ADS川崎
宮城部品
485
990
235.7
ADS川崎
505 ADS川崎
宮城部品
485
990
235.7
小計
520 ADS川崎 愛陸 金ヶ崎 宮城部品
2,295
小計
530
2,265
1,050
250.0
4,560
1,085.7
削減
ADS川崎
441
882
210.0
鈴鹿1便
鈴鹿インター
翔・今里 ADS川崎
453
906
215.7
鈴鹿2便
11t
翔今里
鈴鹿インター
338
鈴鹿インター
翔今里
338
676
161.0
翔黒羽
鈴鹿インター
638
鈴鹿インター
638
1,276
303.8
黒羽鈴鹿1便
11t
翔黒羽
鈴鹿インター
638
鈴鹿インター
翔黒羽
638
1,276
303.8
翔黒羽
鈴鹿インター
638
638
151.9
3,702
881.4
1,952
464.8
570
135.7
570
135.7
11t
黒羽鈴鹿2便
11t
11t
宮城部品
燃料使用量
L
鈴鹿インター
黒羽鈴鹿1便
新潟便
翔黒羽
運行距離
Km
宮城部品
485
着
ADS川崎
翔今里
翔黒羽
2,170
小計
1,532
ADS川崎
鈴義
100
鈴義
ADS川崎
100
200
47.6
翔黒羽
鈴義
285
鈴義
翔黒羽
285
570
135.7
小計
385
770
183.3
鈴鹿便
小計
976
鈴義
285
新潟
鈴義
ADS川崎
350 ADS川崎
小計
350
小計
鈴義
新潟
小計
385
小計
285
350
350
700
166.7
700
166.7
新潟便
新潟便
0.0
小計
976
削減
鈴義便
黒羽鈴義1便
鈴義便
0.0
削減
黒羽鈴鹿2便
11t
翔黒羽
0.0
鈴義
翔黒羽
285
削減
黒羽鈴義2便
新潟便
経由
453
ADS川崎
11t
520 ADS川崎 愛陸 金ヶ崎 宮城部品
2,500
便名
441
ADS川崎
11t
鈴義1便
着
鈴鹿インター
11t
鈴鹿2便
黒羽鈴義 11t
経由
計
鈴鹿インター
鈴鹿1便
小計
鈴義便
4t : 6.5Km/L
便
燃料使用量
L
宮城1便
車格
小計
鈴鹿便
運行距離
Km
宮城部品
485
計
運行距離
発
Km
ADS川崎
485 ADS川崎
便名
宮城便
11t : 4.2Km/L
<改善後>
4t : 6.5Km/L
11t
新潟
鈴義
翔今里
440
小計
440
0.0
小計
翔今里
鈴義
新潟
小計
285
440
440
880
209.5
880
209.5
電線便
11t
SSN
翔今里
ADS川崎
130
130
31.0
電線便
11t
SSN
翔今里
ADS川崎
130
130
31.0
部材便
11t
SSN
翔今里
ADS川崎
130
130
31.0
部材便
11t
SSN
翔今里
ADS川崎
130
130
31.0
電・部便
11t
SSN
翔今里
ADS川崎
130
130
31.0
小計
390
小計
0
390
92.9
小計
260
小計
0
260
61.9
合計
5,795
合計
4,737
10,532
2,507.6
合計
4,256
合計
3,966
8,222
1,957.6
電線・部材便
栃木工場・東北関連会社の共同運行便の見直し効果一覧表
運行距離
Km
便名
使用燃料
L
宮城便
41 0
98
鈴鹿便
1,75 0
4 17
鈴義便
20 0
48
新潟便
- 18 0
- 43
電線・部材便
日当効果
稼働日:
月間効果
13 0
31
2,31 0
5 50
4 8,51 0
11 ,5 50
21
12
削減
電・部便
0.0
環境マネジメント改善結果 1
Before
After
効果
設備(コンプレッサー)の
省エネタイプへの切替え
CO2削減 8.6t/年
効果金額 274.8千円/年
食堂送風機老朽化のため
排気が出来ないため新規
取替え
蛍光灯の間引き
Co2削減 11.69t/年
電気代削減 337,392/年
水道管埋設して35年経ち
水道管からの水漏れが
頻繁に発生したため
水道管新設工事
設備の老朽化による慢性的
水漏れ防止のため製造部
トイレの新築
なし
13
環境マネジメント改善結果 2
1)当工場は、電線の端尺が大量に発生しており、従来は電線再生用に端尺を
子会社に引渡していた。
資源の有効利用を考慮し、電線の被服を剥がす装置を設置し、純銅を子会社に
引渡すように改善。
被覆線は、路がん材としてリサイクル実施した。
被服剥がし機
純銅
路がん材になる電線被服(塩ビ)
当工場の側溝には、雨水以外は流しておりませんが
万が一、有害物質等が側溝に入った場合は
絶対に外部に流出しないように、工場の外部出口の
すべてに堰を設置して、万全を期しております。
工場の事務所の蛍光灯は、すべて省エネタイプに
切り替えて、省エネに対応しております。
14
環境マネジメント改善 3
環境実績期別推移
埋立て 廃棄物ゼロの維持
廃棄物総量の削減
CO2 絶対 量の 削減
マテ リアルリサイクル率の向上
(%)
(t)
500
(t)
2000
(%)
100
2
63期1753tを
70期迄に1630t
7%削減
1800
目標80%以上
400
1600
80
1.5
1400
300
1200
60
1000
200
800
40
600
62期343tを70期迄
に69t以下に削減
100
400
0.5
20
埋立て重量比
1%以下
200
0
期別
実績
目標50%以上
1
0
63期
64期 65期
1 753
1597
1599
66期
1510
67期
1286
68期
1075
70期
1630
1.プレハブ倉庫の照明・空調廃止(2.47t)
2.プルスイッチ取付け
3.切断工程2直から1直化 (蛍光灯17.8t/年 設備等7.03t)
4.アロエース省エネタイプ切替
5.水銀灯の夜間消灯
6.ノー残業デー(2.03t)
7.省エネタイプ蛍光灯(2.43t)
8.コンプレッサー省エネタイプ(15.7t)
9.人感センサー(蛍光灯)
10.黒羽部材、蛍光灯142本間引き(11.7t)
廃棄物処理コ ス ト の削減
0
期別
実績
6 2期
6 3期
6 4期
65 期
66 期
67 期
68期
7 0期
343
207
186
106
78
44
39
69
期別
実績
有価物への転換
新聞紙・・・1.8tから0.1t 一部購入中止
コピー紙・・4.3tから0.9t 裏面使用
ダンボール等47tから5.8t 輸入ダンボール廃止
6 5期
6 6期
6 7期
6 8期
7 0期
0.58
0.00
0.00
0.00
0.0 0
0 .00
廃プラをアスファルトの材料に転換
0
期別
実績
66期
67期
68期
70期
64.1
93.2
97.1
96.6
80
新聞紙
コピー紙
ダンボール
廃油
紙使用量の削減
グリーン購入
(%)
(千枚)
5000
100.0
4000
80.0
45,000
目標80%以上
64期実績ベースに
70期までに15%削減
10000
40,000
(レンゴー㈱八潮工場)
ダンボール
東京製鐵(宇都宮工場)
製鉄
都築興産
路がん材
(カムテックス)
廃プラ
50,000
70期迄に20%以上
削減
65期
鉄くず
(m3)
12000
6 4期
1.03
金属くず 63期 12.2t
66期 8.2t
1.飲料缶の業者持ち帰り
2.レイアウト変更4Sによる
設備(イレクター)への変更
3.缶の福祉施設への寄付
水資源の有効利用
(千円)
6 3期
35,000
8000
6000
70期までに30%削減
3000
30,000
60.0
25,000
20,000
4000
2000
40.0
1000
20.0
15,000
10,000
2000
5,000
0
0
期別
実績
67期 68期
70期
9776 7478 7382 7209 7725 7102 5810
62期
63期 64期
65期
66期
7820
金属くず 0円/1kgから10円
食堂廃油 1900円/200ℓから0円
ダンボール 8円/1kg支払いから4円で販売
期別
実績
0.0
0
64期
65 期
66 期
41,610
41,021
35,692
6 7期
33 ,65 3
68期
3 1,6 69
70 期
期別
実績
35,369
節水コマの利用
朝礼等での節水呼びかけ
水道管全面修復
65期
66 期
6 7期
68 期
7 0期
3754
3347
2483
1693
2628
各チームごと使用量の管理
古紙・裏紙の使用
メールのコピー禁止
設計保管図面の電子化
66期処理コストUP
黒羽BF・西那須野・芦野閉鎖に伴う
不用品処理費用
15
期別
実績
63期
6 4期
65期
6 6期
67 期
6 8期
7 0期
38.6
35.3
90.8
99.0
99.2
99.5
80
各チームごとに目標を決めて対応
環境保全コスト
環境保全コスト
(単位:円)
投資
1.事業所エリア内コスト
計
費用
0
10,432,781
0
1,280,120
0
1,324,800
0
7,827,861
2.上・下流コスト
0
983,354
3.管理活動コスト
1.EMS(内部・外部審査・登録料)
2.監視・測定 (水質・騒音・振動)
3.従業員への環境教育
0
0
0
0
16,260,409
1,853,306
479,600
230,418
4.自然保護・緑化・美化
0
1,526,355
5.環境に関わる人件費
0
12,049,136
6.その他の管理活動コスト
0
121,594
4.研究開発コスト
0
0
5.社会活動コスト
0
83,000
6.環境損傷対応コスト
0
0
0
22,781
0
27,782,325
1.公害防止コスト
(水質・騒音・振動・その他の公害防止)
2.地球環境保全コスト
(地球温暖化防止及び省エネ)
3.資源循環コスト
(一般・産業廃棄物のリサイクル費用)
(一般廃棄物処理費用)
7.その他環境保全に関するコスト
(上記項目に該当しないコスト)
合計
環境保全対策に伴う経済効果
(単位:円)
実質効果
1. 事業所エリア内コスト
計
見なし効果
4,671,911
0
3. 資源循環コスト
4,671,911
0
産業廃棄物のリサイクル※
一般廃棄物のリサイクル
3,681,245
0
990,666
0
合計
4,671,911
0
※ ダンボール・設備廃却・鉄屑・端子・電線屑・半田屑等の有価物の売却益
16
コンプライアンス
矢崎部品株式会社 栃木工場
工場長 稲田 隆
コンプライアンス経営の重要性
企業が永続的に利益を追求する姿勢は。今も昔も変わる事はありません。しかし
利益とコンプライアンス(遵法)の優先関係は、近年明らかに変化しております。
我々は、コンプライアンスを優先しその上で利益を追求する時代が到来した事を
深く認識しなければなりません。
昨今の企業不祥事多発の原因は、取りも直さず、上記の優先順位を担当者・
経営者が取り違えたことが原因である事は明白です。
もし、我々が、上記の優先順位を取り違え、コンプライアンスを犠牲にし、利益を
優先した経営判断をくだしたならば、我々はこの社会から撤退を余儀なくされ、
栃木工場はその歴史に幕を下ろすことになるでしょう。
皆様もご承知の通り、矢崎グループの経営基本方針の柱は、「コンプライアンス」
であり、我々は、経営基本方針の実現を目指して、日々の業務を遂行する責任
があります。
もし、皆さんが、利益を取るか、コンプライアンスを取るかを迷った場合、私の言葉
を思い出し、迷わずコンプライアンスを選んでください。
その選択が、我々が企業を守り、我々の生活を守る唯一の道なのです。
コンプライアンス教育
生産活動における当社及び従業員が遵守
しなければならない事
全従業員対象(350名)
17
情報セキュリティ
【世の中の現状】
【会社の動き】
最近の傾向
個人情報保護法が施行された後も情報漏えい事故は多発しており、
ここ最近では、規模・金額の最小にかかわらず公表・報道されています。
また、今もなおノートパソコンの盗難・紛失、スパイウェアなどの侵入でや
Winnyなどが動作して情報が抜き取られるなどの事件が多発報告
されています。
情報セキュリティ管理方針
矢崎グループは、この様な大きな社会環境変化、経営環境変化の中で、
世界とともにある企業、社会から必要とされる企業として、法令を遵守し、
情報セキュリティ管理を的確に実施する。これにより矢崎グループの
情報資産を保護し、製品提供の継続性の保証して、世界中のお客様に
最高の価値を提供する企業として経営基盤を整備、構築していかなければ
ならない。
そのために、矢崎グループでは、情報セキュリティ管理を徹底し、その水準を
維持していくよう方針を定める。
後を絶たない情報漏えい
・情報持ち出しを処罰する法整備の遅れ
・個人情報がカネになる
情報漏えいが与えるインパクト
・賠償金の支払い
・株価低下
・ブランドイメージの低下
・顧客離れ
・裁判闘争
・売り上げ減少
・その他
【栃木工場の取り組み】
情報セキュリティ管理体制を構築
・情報資産管理者の任命
・システムセキュリティ管理者の任命
セキュリティ区画の制定
・保護区画
・管理区画
・特別管理区画
入退管理
・利用者および来訪者の入退室を管理し、不正な行動や犯罪から情報資産を
保護します。
パソコン利用ルールの制定
・電子メールは社内で許可されたメールソフトを使用する。
(Webメール、フリーメールは絶対禁止)
・インターネットを業務目的以外での使用を禁止する。
(オークション、アダルトサイト、その他業務に関係しないサイトはアクセス不可)
・コンピューターウィルス対策の実施。
(ウィルス対策ソフトを常時稼動、セキュリティパッチの適用、ウィルスクリーナーでの検疫)
・パスワードの設定。
(PC起動時の始動パスワード、OSパスワード、PCガードの導入)
・ソフトウェアの無許可インストールの禁止。
(正当にライセンスを取得したソフトのみを利用)
・盗難防止
(帰社時に施錠できる場所への保管、セキュリティワイヤーの導入)
共用電子媒体管理ルールの制定
・共用電子媒体の持ち出し、保管場所、運用に関するルールを決めた。
(共用電子媒体とは、USBメモリー、SDカード、外付けHDD、等)
情報機器の持ち出し・持込ルールの制定
・パソコン、電子媒体、PDAなどの全社の情報機器を持ち出し・持ち込む場合は
決められたルールで行います。
18
安全管理 1
第68期 安全衛生管理計画書(2008年7月~2009年6月)
スローガン
事業場トップの率先により、
従業員全員で安全衛生活動に取組み、「安全風土」の構築を図る。
(矢崎グループ)
1、基本方針
企業の根幹である安全衛生を確実なものにするためには、法令遵守はもとより、事業所
トップの明確な意思表示と従業員全員の行動実践が必要です。
矢崎グループは、各事業場における労働安全衛生マネジメントシステムの導入を積極的
に推奨するとともに、それらの活動が的確に浸透される体制づくりを行い、派遣従業員を
含み、全員参加で「安全風土」の定着を目指します。
2、目標
区 分
管理体制
の確立
目 標 項 目
法令遵守
活動の浸透
労働災害 リスクアセスメントの実施
未然防止
衛生健康 メンタルヘルス管理の充実
管理
快適職場づくり
交通安全の推進
交通災害
撲滅
社有車整備の実施
目 標 値
実施項目
安全衛生法令の見える化を行い定期的及び必要に応じ
該当法令総点検
点検確認を行う
年1回以上
SCサークルの導入 小集団活動展開による従業員の安全意識の向上を図る
挟まれ巻き込まれ型「挟まれ巻き込まれ型」の危険源を優先的に特定し
リスクアセスメントによる改善をおこなう。
災害の削減
心の健康づくり推進 健康サポートセンターと連携した心の健康づくり活動を
行う。
作業環境点検・改善 より働きやすい職場づくりに取組む
交通安全運動計画 従業員交通安全運動意識の高揚を図り、通勤・業務上の
実施率100%実施 交通災害をなくす。
法定・自主点検計画 車両不具合による事故防止
実施率100%実施
3、結果
1)栃木工場災害発生状況
1996年~2009年9月まで無災害記録更新中
13年10ヶ月(3,124日)
11,858,356時間
2) 無災害表彰実績
①平成14年5月 第1種記録証受賞 (5,244,714時間)
②平成19年8月 第2種記録証受賞 (7,822,818時間)
③平成19年10月 栃木労働局 奨励賞 (安全取組み模範企業)を受賞
3) 平成21年9月に第3種記録達成のため申請中(11,858,356時間)
19
安全管理 2
安全確保のための改善結果
Before
After
効果
ランケーブル等の床配線
改善
機器の保護、安全通路確保
フライヤー老朽化による
火災防止
センターライン設置
(ヒヤリ・ハット)から
・工場より県道(烏山方面)へ出る時にセンターラインがないために右側に寄って出て行く車が有る。
・熊田方面より矢崎及び塩沢さんへ入る車が内回りで進入するため工場より出る車と衝突する恐れが有る
交通安全
通勤災害や業務中の交通事故災害を撲滅する為にいろいろな活動の展開をしております。
従業員による指導
従業員通勤車両チェック
安全運転管理者による指導
20
過去通災等発生部署の表示
によるハザードマップ
防災訓練・救急救命訓練
毎年9月1日防災の日に全社で避難訓練・負傷者の搬送・AEDによる救命訓練実施
避難訓練
負傷者の搬送訓練
起震車による地震体験
消化訓練
AED取扱い講習・心肺蘇生訓練
当工場は、様々訓練を実施することで災害のを最小限
に食止めるための活動しております。
また、AEDは地域の皆さんが使用できるように開放
しております。
21
防災設備
法令に基づく設備はもとより、それ以外にも工場独自での設備を設置し
災害に備えております。
自動対外式除細動器を設置
使用訓練者40名以上
心肺蘇生訓練(普通救急士)50名以上
災害発生時緊急放送が全社・全員に
届くよう新規に放送設備」を設置
緊急脱出用具
バール・懐中電灯
負傷者搬出用担架
地震発生時いち早く地震を情報を全員に
知らせるための警報機を設置
下記はすべての会議室のテーブルに表示し
来客の方も緊急時対応が出来るよう表示
なお、緊急地震速報は、発令する震度や揺れの到達時間に誤差を生じる場合があります。
予想秒数に係わらず、アナウンスが開始されたら即時、上記行動をお願いします。
1.サロン入り口に設置してあります。
AEDとは、音声案内に従い、心停止状態の患者に電気ショックを与え
蘇生させる救命機器です。
ショッピング
AED
製造部
食堂
事務所
厚生棟
駐車場
受付
矢崎部品株式会社 栃木工場
22
工場長 稲 田 隆
防災対策
当工場は、地震対策として
防災マニュアルを作成し、万が一
地震が発生した場合、人命尊重
を第一に教育を実施(全員対象)
また、地震警報装置・AEDを備え
万全を期しております。
生産復旧対策本部組織
対策本部長
対策副本部長
生 産 復 旧 会 議
生産復旧会議メンバーは、その時の状況で部署長が判断し決定する。
事務局
生産復旧対応
翔運輸
関連子会社
HBU
設計部
翔運輸
青森部品
荒川運輸 福島部品
新潟部品
技術部
製造部 品質保証部 工務部
NYS
生産設計 生産技術 第一製造 管理・検査 工務第一 改善
設計管理 生産設備 第二製造 品質保証 工務第二 標準
設備保全 製造管理
部材調達 推進
地震発生フロー図
目次タイトル
自主防災本部
ページ 全従業員
1 はじめに
P.1
2 目次と地震発生フロー図
P.2
各自主防災隊
3 栃木の地震等想定される地域P.3
4 1、緊急地震速報システム
P.4
5 2、地震に備えて
P.5
6 3、地震が来たら
P.6
7 4、火災が起きたら
P.7
地震発生
揺れが収まるまで待機
初期動作
地震発生状況把握
23
管理部
総務
原価経理
環境安全
社会貢献 1
クリーン作戦及びカーブミラー清掃実施報告書
実施日
時間
2009年6月28日(日)
10時~12時
参加人員
45名
実施場所
市内(月次地内・神長地内)
年間2回道路の清掃活動(ごみ拾い)を
空缶・ゴミ拾い及びカーブミラー清掃 行っております。
住みよい地域社会を守るためこれからも
「クリーン作戦参加者」
積極的に活動をして行きたいと思います。
実施内容
栃木工場の近くに加茂神社があります。
毎年梵天を奉納して、五穀豊穣を祈願
しております。
地元の人だけでは人数が足りず、矢崎
が参加するようになって大変よろこばれ
ております。
24
社会貢献 2
中学生の職場体験の受け入れ
今年も、中学生の職場体験を受け入れました。
2日間でしたが、中学生にとって仕事の大変さ、自分の体のつらさ等を学ぶ良い機会に
なったと思います。
子どもたちの感想文には、お父さん、お母さんの大変さが、お金を稼ぐ大変さが分かったと
書いてありました。
また、従業員は、けなげな中学生をみて自分の子供とダブらせて感心しておりました。
従業員子女のサマーキャンプ
矢崎は、従業員の子女を世界中から集め、小学5・6年は国内キャンプ、中学生は海外でのサマー
キャンプを実施しております。
子供たちの面倒をみるのは、各事業所から選抜された従業員がインストラクターとして
対応をしております。子供たちにとって一生忘れられない夏休みとなりました。
栃木工場も毎年従業員を派遣しております。
25
社会貢献 3
福祉施設への寄付
食堂から排出される油(てんぷら油等)を市の
福祉施設(あすなろ作業所)に寄付をし石鹸を
作っていただいております。
今まで、お金をかけて処分をしていたものが、石鹸に
リサイクルすることができました。
石鹸を購入する経費も削減され大変助かって
おります。
廃油リサイクル目標
66期
67期
68期
目標
100kg
100kg
100kg
実績
105kg
110kg
110kg
毎年各チーム毎、目標を定め(全体で25kg/月)
町内福祉施設(すずらん作業所)に提供しております。
69期も引き続き回収活動を行って行きたいと思います
アルミ缶リサイクル目標
66期
67期
68期
目標
300kg
300kg
300kg
実績
387kg
433kg
337kg
那須烏山市福祉協議会より、アルミ缶寄付の功績が
認められて感謝状をいただきました。
矢崎のグランドの一角を地域の皆様のために
ゲートボール場として提供しております。
毎週2回位ゲートボールで楽しんでいる姿が
とても良い風景になっています。
26
空気の熱と 太陽熱 2つの再生可能エネルギーをベストミックス
2つの再生可能エネルギーを
本システムは“空気の熱”を利用するエコキュートと
“太陽熱”を利用するソーラーシステムを組合せた、
2つの再生可能エネルギーによる給湯システムです。
ソーラーシステムの集熱器で集めた“太陽熱”によって
貯湯タンク内の水を昇温させることなどにより、
エコキュート単体の「年間給湯効率3.1」から「年間
システム効率5.0」程度に向上いたします。
これにより、ご家庭で消費される給湯用エネルギー
の約8割を再生可能エネルギーでまかなうことが
可能です。
によってエネルギー利用を抑制
本システムは、天候を予測する天候予測機能で
ソーラーシステムの集熱器から集熱できる熱量を
予測するとともに、1日の給湯使用量を学習する機
能でご家庭に応じた最適な給湯量を計算しますの
で、エネルギーのムダを省き、エコキュートの給湯
効率を向上させることが可能です。
により
排熱エネルギーを有効活用
本システムは、入浴後の浴槽の熱を回収して
貯湯タンク内の水の昇温に有効活用します。
これにより、今まで捨てていた浴槽の熱エネルギ
ーを回収して有効に利用しますので、エコキュート
給湯効率を向上させることが可能です。
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