エコポイント見える化プロジェクト

3
エコライフ分野の取り組み
(1)エコライフ分野の先導プロジェクト
エコポイント見える化プロジェクト
■ プロジェクトの目的
環境に配慮した行動や地域に貢献する活動にポイントを付けることで見える化し、幅広い世
代が実践するためのきっかけをつくります。
環境に配慮したエコライフの取り組みや地域に貢献する活動(例)
地産地消・有機栽培
ごみ減量・リサイクル
市民活動
緑
環境教育
ポイント付与
グリーン購入
化
公共交通・自転車利用
参加
ポイント
をもらう、
貯める
市民、通勤・通学者など
かりやエコポイント事務局
商品・証書等
を受け取る
ポイント還元
対象の用意
環境に配慮した商品等と交換
ポイント
を使う
植樹などへ寄付
図 4.9 エコポイント制度のイメージ
46
■ プロジェクト内容
1)取り組み内容
{
環境に配慮した取り組みや地域に貢献する取り組みに対してポイントを付与することで、
取り組みを見える化し、それらの取り組みを実践している人を応援します。
{
貯めたポイントを環境に配慮した商品や地域の商品券等と交換したり、植樹などへ寄付す
ることにより、環境に配慮した取り組みや地域に貢献する取り組みを循環・促進させます。
{
市民が日常生活に関わるところで、楽しみながら自然にポイントを貯め、気軽にポイント
を使うことができるしくみをつくります。
{
既にポイント制度を実施している県や近隣自治体、事業者の技術、ノウハウを活用し、市
民の意見を取り入れたシステムを構築します。
2)取り組み方法
<ポイント制度の対象者>
{
ポイント制度対象者は、刈谷市民及び刈谷市内への通勤・通学者とします。
<ポイント付与対象とする取り組み>
{
市民が重点的に取り組む行動を中心に、制度開始時のポイント付与対象を選定します。
{
市民等からの提案等により、ポイント付与対象を随時見直します。
{
ポイント付与対象(案)
取り組みメニュー
ポイント付与対象(案)
ごみ減量・リサイクルの
推進
・ペットボトルのキャップ回収
・生ごみの堆肥化(生ごみ処理機購入時)
環境にも体にもやさしい
食の推進
・刈谷市の特産品(大根など)の購入、特産品を利用した
メニューの注文
環境に配慮した商品の
利用促進
・環境配慮商品(2∼3種類に限定)の購入
市民活動の推進
・地域清掃への参加
緑化等の推進
・グリーンカーテンコンテストへの参加
環境に配慮した建物の
推進
・太陽光発電システム等の再生可能エネルギー導入時
・高効率給湯器の導入時
・断熱改修実施時
小・中学校における
環境教育
・事業所等が企画している環境教育プログラムへの参加
市民への環境学習の場の
提供
・エコファミリー等、環境講座への参加
CO2排出、取り組みの
見える化
・エコライフ宣言
・環境家計簿の実施
公共交通機関・自転車
利用の推進
・レンタサイクル利用
・自転車・徒歩通勤
・バス利用
47
<ポイント還元対象の商品等>
{
環境に配慮または地域活性化に寄与する製品や行動をポイント還元対象とします。
例)エコグッズや地域の産品等との交換、グリーン購入時の割引、公共交通運賃の割引、
植樹等への寄付
{
等
事業者や団体へグッズ提供を依頼します。
<ポイント対象の認定とポイント数の決定>
{
管理運営機関または、第三者認証機関で決定します。
{
県、事業者、商店街等が既に実施しているポイント制度との互換性も検討します。
<制度の運営方法>
{
NPO団体等へ管理運営を市から委託します。
{
ポイント数や利用者情報等のポイント制度に関する情報の管理は、EXPOエコマネー
事務局へ委託します。
{
運営窓口は市役所、公共施設または商業施設の一角に設置します。
{
エコポイント専用のホームページを開設し、ポイント数等を確認できるようにします。
<ポイントのシステム>
{
ポイント管理システム
EXPOエコマネーのシステムを活用します。
{
ポイントを貯める媒体
Felicaカード方式またはシール方式との併用など、利便性、操作性等を考慮して選定
します。
{
ポイントの付与方法
行動時にその場で付与(商品購入時にレジまたはサービスカウンターで、イベント参
加時に会場で、公共交通機関利用時に改札または運賃支払い時に)、または、窓口に行
動内容を申請します。
{
ポイントの還元方法
窓口に申請し、グッズ等との交換や植樹等への寄付を行います。可能であれば、行動
時にその場で還元します(商品購入時にレジで割引、イベント参加申込み時に参加料割
引、公共交通機関利用時に改札または運賃支払い時に割引)。
<原資調達方法>
{
ポイントを発行する主体がポイントの原資を負担することを基本とします。
(例)
{
環境イベント等…主催者(市主催であれば市の負担)
グリーン購入等…商品の販売者
エ コ 宣 言 等…市
事業者から寄付(カーボンオフセット等)を募るなどして原資の一部に充てることを検討
します。
48
3)取り組みの展開
取り組み段階
第1段階
(制度の構築・
関係者調整)
取り組み内容
・運営管理を委託するNPO団体等の選定
・事業者への制度参加依頼/参加事業者のメリットの創出
・制度運営方法の検討
・利用するポイントシステムの検討
・原資調達方法の検討
・対象者の検討
・ポイント付与対象の検討
・ポイント還元対象の検討
・他のポイント制度との連携方法の検討
第2段階
(制度の試験的実施)
・制度の試験的実施
・システム、ポイント対象等運営方法の見直し
第3段階
(制度の本格的実施)
・制度の本格的実施
・ポイント対象の順次拡大
等
4)推進体制
組織・団体等
役
割
市民、通勤・通学者
環境に配慮した行動や地域に貢献する活動の実践、ポイント付与
対象や還元対象の提案 等
NPO団体等
ポイント制度の窓口等の運営、市民等からの意見及び情報の収
集、ポイント対象の決定、ポイント数の決定、EXPOエコマネー
や他のポイント制度との調整、原資の管理 等
事
社員へのポイント制度参加の呼びかけ、ポイント発行及び還元業
務への協力、ポイント対象商品の製造・販売、ポイント還元グッ
ズの提供、事業者が実施しているポイント制度等との連携、ポイ
ント制度運営に関する提案 等
業
者
刈 谷
市
(環境課、市民協働課等)
関係者の調整、ポイントシステムの検討、窓口の設置・運営の補
助、原資調達の補助、ポイント付与対象や還元対象・ポイント数
決定に関する協力 等
■ スケジュール
短 期
2011年度
2012年度
2013年度
中
2014年度
2015年度
ポイント制度の構築・関係者との調整
エコポイントの周知
試験的実施
本格的実施
49
期
∼2020年度
長
期
∼2050年度
(2)エコライフ分野の先導プロジェクト以外の取り組み
1)取り組み概要
② ごみ減量・リサイクルの推進
○ごみ減量の推進
〈取り組み内容〉
・市民の3R(Reduce:減らす、Reuse:再使用、Recycle:再資
源化)を推進します。
〈現在の取り組み状況〉
・市及びスーパー等で、ごみの分別回収を行っています。
・市内2箇所のリサイクルプラザでリサイクルを実施し
ています。
刈谷市リサイクルプラザ「エコくる」
〈今後の展開〉
・分別方法や資源ごみのリサイクルルート、リサイクル品を市民にわか
りやすいように提示します。
・市内のスーパー、コンビニ、商店等の協力を得て、簡易包装、食品ト
レイの削減、裸売りなどごみ発生を抑制する取り組みを推進します。
○廃食用油や食品残さ等の活用
〈取り組み内容〉
廃食用油を再生した
・廃食用油を回収し、BDF(バイオディーゼル燃料)やボイラ燃料等
ハンドソープ
に再利用します。
・家庭から排出される生ごみや、スーパー及び食品工場から排出される食品残さ、農作物の栽培の過
程で排出される農業残さを回収し、堆肥やバイオガスを製造して利用します。
〈現在の取り組み状況〉
・給食センター等で廃食用油の回収を行っています。
・市や市内スーパー等で生ごみの堆肥化を行い、契約農家等に使用してもらっています。
〈今後の展開〉
・リサイクルルートの検討を行い、資源リサイクルの普及拡大を推進します。
③ 環境にも体にもやさしい食の推進
〈取り組み内容〉
・市内及び近隣地域で栽培された食物等を購入することを推進
し、遠方からの輸送によって排出されるCO2の削減につなげる
とともに、市内産業の活性化に寄与します。
・省エネルギー、CO2削減、安全・安心の観点から、市内での有機
栽培、減農薬栽培を推進します。
〈現在の取り組み状況〉
・市内に3箇所ある産直センターやハイウェイオアシスの産直市
場等では、近隣地域で栽培された農作物等を販売しています。
刈谷市内の産地直送センター
・学校給食に地元食材等の活用を推進しています。
〈今後の展開〉
・学校給食等、食育の活動と連携し、できるだけ市内及び近隣地
域で穫れた旬の食物を食べること(旬産旬消)を推進します。
・地元食材等を販売している直売所や市内商店を E-smileショッ
プ (刈谷版エコショップ)として紹介していきます。
50
刈谷市産の大根
とワイン
④ 環境に配慮した商品の利用促進
〈取り組み内容〉
・リサイクル商品、環境に配慮した原材料の使用や製造を行っている商
品の購入を推進します。
・家電製品の買い換えの際に、省エネルギー性能が高い家電製品の購入
を推進します。
・洗剤やシャンプー等、環境に負荷をかけている商品の使用量削減や、
環境に配慮した商品への転換を推進します。
〈現在の取り組み状況〉
・環境に配慮したオリジナル商品を販売している店舗があります。
〈今後の展開〉
・購入者はどれが環境商品かわからない場合が多いため、店内などでの
わかりやすい表示などの情報提供を推進します。
原料に再生紙を 100%
使用したトイレットペーパー
・環境配慮商品を販売している商店を E-smileショップ (刈谷版エコ
ショップ)として紹介、グリーン・コンシューマーガイドを作成するな
ど、環境に配慮した商品を身近なところで購入できるようにしていき
ます。
・家電製品の省エネルギー性能等を把握し、説明できる店員を各店舗に
配置してもらえるよう店舗に依頼します。
・カーボンフットプリント表示商品の販売を推進します。
ペットボトルから再生された
繊維で製造されたシャツ
⑤ 市民活動の推進
〈取り組み内容〉
・省エネルギー、CO2削減、地域清掃等、地域に貢献する市民の活動を支援します。
・環境活動を行う市民団体を育成します。
〈現在の取り組み状況〉
・刈谷市民ボランティア活動支援センターを設置し、市民活動の支援を行っています。
〈今後の展開〉
・清掃活動等を実施している団体は多くありますが、環境活動を実施している団体は少ないため、環
境活動を行う団体を育成していきます。
刈谷市民ボランティア活動支援センター(外観・内観)
51
⑥ 緑化等の推進
〈取り組み内容〉
・住宅や建築物の敷地内を緑化する、透水性または保水性舗装にするなど、輻射熱による外気温の上
昇を緩和します。
・屋上や壁面を緑化し、冷房によるエネルギー消費を抑制します。
・市内にヒートアイランド現象を緩和する緑地を増やすとともに、田畑を保全します。
・道路整備の際に、街路樹の植樹、透水性または保水性の舗装材の使用します。
〈現在の取り組み状況〉
・市内の幼稚園・保育園、小学校、公共施設でグリーンカーテンづくりを行っています。また、一般
家庭を対象にグリーンカーテンコンテストを実施し、優秀作品を表彰しています。
・屋上緑化、壁面緑化、生垣設置に補助金を交付しています。
〈今後の展開〉
・グリーンカーテンづくりをさらに推進します。
・かりや未来型モデルエリアにおいて、建物緑化等の試験的導入を行います。
刈谷市庁舎の屋上緑化
グリーンカーテンコンテスト最優秀賞受賞作品
⑦ 環境に配慮した建物の推進
〈取り組み内容〉
・日射や通風、高断熱・高気密など、環境負荷を
低減する住宅・建築物を推進します。
・国が進めている長期優良住宅の認定制度や住宅
履歴情報等の活用により、住宅の長寿命化を推
進します。
・太陽光発電や太陽熱利用などの再生可能エネル
ギー及び高効率なエネルギーシステムの導入を
推進します。(産業・エネルギー分野と連携)
〈現在の取り組み状況〉
・公共施設等に太陽光発電や太陽熱利用などを積
極的に導入しています。
保健センターの屋上に設置されている
太陽光発電パネル
・住宅への太陽光発電や太陽熱利用などの導入
に、補助金を交付しています。
〈今後の展開〉
・かりや未来型モデルエリアにおいて、建物の環境負荷低減技術の試験的導入を行います。
・民生部門のエネルギー使用量を削減するためには、住宅や建築物の対策効果が重要であることを市
民や事業者に周知していきます。
52
⑧ 小・中学校における環境教育
〈取り組み内容〉
・地球環境問題や環境にやさしい取り組み、地域の環境を学ぶ授業を小・中学校で推進します。
・川の源流見学会、ホタルを育てるなど、自然に触れる機会を増やします。
〈現在の取り組み状況〉
・市内小学校でペットボトルのキャップ(エコキャップ)の回収を実施しています。
・市内の農家や商店等と連携した体験型プログラムや市内事業者の子ども向け環境教育プログラム
等が実施されています。
〈今後の展開〉
・エコキャップの回収をさらに推進していきます。
・事業者等が実施している環境教育プログラムをデータベース化するなど、市内小・中学校で積極的
に活用できるしくみを整備します。
・かりや未来型モデルエリアでのこども向けの環境講座「環境塾」等を開催します。
市内事業者による体験型環境教育プログラム
エコキャップの回収
⑨ 市民への環境学習の場の提供
〈取り組み内容〉
・市や市内事業者が実施している市民向けの環境学習講座を推進します。
・農業体験や環境対策に取り組んでいる工場の見学等を通して、市民が市内の環境や環境に配慮した
取り組みについて学習する機会を増やします。
・環境支援員など環境教育スタッフを育成し、派遣します。
〈現在の取り組み状況〉
・市で親子向けの環境学習講座「エコファミリー」を実施しています。
・市内事業者で市民向けの環境講座を実施しています。
・市で環境支援員育成講座を実施しています。
〈今後の展開〉
・できるだけ多くの人に講座やイベントに興味を持って、参加してもらうための工夫をします。
・かりや未来型モデルエリアでのこども向けの環境講座「環境塾」等を開催します。
・市内で実施されている市民向け環境学習講座の情報を提供するホームページを開設します。
・環境支援員や環境教育スタッフを育成し、自主的な活動を推進します。
「エコファミリー」でのグリーンマップづくり
53
環境支援員育成講座の様子
⑩ 市民・事業者の取り組みのPR
〈取り組み内容〉
・環境に配慮した取り組みを行っている団体や個
人、地域等を印した地図を作成・配布し、取り
組みを推進します。
・小学校の授業で地図を作成するなど、環境教育
とも連携します。
・環境に配慮した住宅や建物、商店等を評価・認
証し、特に優秀なものについて表彰します。
・環境に配慮した取り組みを熱心に行っている団
体や個人、地域、事業者、商店等をE-smile市民・
事業所・ショップとして市報等で紹介し、優秀な
取り組みを表彰します。
・事業者等のイメージ向上に寄与します。
太陽光発電・太陽熱利用分布状況(公共・産業等用)
「中部地域新エネルギーマップ 2009」中部経済産業局、NEDO
〈今後の展開〉
・小学校の環境学習の時間と連携した取り組み
マップの作成を検討します。
・前述の「(1)産業・エネルギー ⑦エコ事業
所のPR」と連携し、エコ事業所宣言をした事
業所をPRしていきます。
・前述の「①エコポイント見える化プロジェクト」
と連携し、エコ市民宣言をした人にエコポイン
トを付与することを検討します。
名古屋市で実施されている制度
左:「エコのこだわり宣言」の店舗認定証
右:エコ事業所認定制度のロゴマーク
⑪ 家庭におけるCO2排出量の把握
〈取り組み内容〉
・環境家計簿を実施し、家庭で使用している電気、ガス、灯油、ガソリン等をCO2に換算し、日常
生活で環境にどれだけ負荷をかけているのかを認識します。
・住宅におけるエネルギー消費量やCO2排出量をモニターによりリアルタイムで知ることができる
機器の導入を推進します。
エコライフデーのチェックシート
わんさか祭りでの環境啓発ブース
54
給湯器リモコンのエネルギー使用量等表示例
出典:「家庭用燃料電池システム エネファーム カタログ」東邦ガス(株)
〈現在の取り組み状況〉
・CO2排出量の削減に取り組む「エコライフデー」を実施しています。
・わんさか祭りで環境啓発ブースを出展し、環境に関わるクイズなどへの参加者にエコポイント(E
XPOエコマネー)を付与する取り組みを実施しました。
・市では、電化製品のエネルギー消費量がわかる「省エネナビ」や「ワットアワーメーター」、エコ
ドライブを誘導する「エコドライブナビ」を無料で貸し出しています。
〈今後の展開〉
・現在実施している「エコライフデー」をさらに拡大・充実させます。
・市全体でのCO2排出量を市民へ報告し、自分たちの取り組みによる削減効果がわかるようにする
ことで、さらに取り組み意欲の向上を図ります。
⑫ 環境や地域に関する情報提供の推進
〈取り組み内容〉
・情報掲示板(インターネット等)を整備し、環境や地域に関する必要な情報をいつでも入手できる
ようにします。
・建物の環境負荷を低減する手法や設備導入の助成等に関する相談窓口を設置し、市民や事業者等に
よる取り組みを支援します。
・相談窓口やホームページでは、学校向けの環境プログラムや市民向け環境講座の開催等の情報も提
供します。
〈現在の取り組み状況〉
・市のホームページや広報紙等で、環境に関する情報を提供しています。
〈今後の展開〉
・エコポイントの窓口で環境に関する情報提供や相談を合わせて行えるよう検討します。
・相談窓口でアドバイスを行う人材を育成していきます。
55
2)取り組みの役割分担
取り組み
②ごみ減量・
リサイクル
の推進
③環境にも
体にも
やさしい食
の推進
④環境に配慮
した商品の
利用促進
⑤市民活動の
推進
市 民
事業者
・3Rを推進する。
・簡易包装の商品を選
んで購入する。
・廃食用油や生ごみの
回収等に協力する。
・簡易包装等、ごみの発生
抑制に協力する。
・廃食用油や生ごみ回収に
協力する。
・リサイクル技術を提供す
る。
・地元農産物、旬の食材 ・地元農産物等を多く販売
等の購入を心がける。 する努力をする。
・有機栽培に努める。
・消費者へのPRを行う。
行
政
・3Rを啓発する。
・事 業者 等に簡 易包 装を働 きか け
る。
・廃食用油や生ごみの回収方法、再
利用の用途等を整備し、回収業務
を行う。
・地元農作物等を販売している直売
所や商店をPRし、協賛店舗を増
やす。
・学校給食に地元農産物等を使用す
る。
・有機栽培や省エネルギーな農法の
推進を支援する。
・環境配慮商品の購入
と使用を心がける。
・環境配慮商品の製造と販
売に努める。
・消費者へのPRを行う。
・環境性能等を購入者へ説
明できる店員を育成す
る。
・環境配慮商品を製造・販売してい
る事業者をPR、協賛事業者を増
やす。
・グリーン・コンシューマーガイド
の作成等、市民へ情報を提供する。
・地域活動を行う。
・地域活動に参加する。
・地域活動を支援する。
・市民団体を育成する。
・グリーンカーテンづ ・グリーンカーテンづくり
くりに参加する。
に参加する。
・屋上緑化や壁面緑化 ・屋上緑化や壁面緑化等、
等、自宅の敷地内を緑
事業所の敷地内を緑化す
化する。
る。
・街路樹等、一般道の緑 ・街路樹等、一般道の緑化
化の管理に協力する。 の管理に協力する。
・市民や事業者にグリーンカーテン
づくりを働きかける。
・グリーンカーテンコンクールを実
施する。
⑦環境に配慮
した建物の
推進
・住宅を新築・改修する
際には、環境や省エネ
ルギーに配慮する。
・再生可能エネルギー
等を積極的に導入す
る。
・事業所の建物を新築・改
修する際には、環境や省
エネルギーに配慮する。
・再生可能エネルギー等を
積極的に導入する。
・公共施設を新築・改修する際には、
環境や省エネルギーに配慮する。
⑧小・中学校
における
環境教育
・環境教育プログラム
に参加する。
・環境教育スタッフと
して参加する。
・小・中学校のカリキュラ
ムに合った環境教育プロ
グラムを充実させ、提供
する。
・市内事業者の環境学習プログラム
や農家などの体験プログラムを
小・中学校において活用する。
・環境講座や見学会等 ・市民向けの環境講座や見
へ積極的に参加する。 学会を開催する。
・市民へ事業者等が開催する環境講
座等の情報提供を提供する。
⑥緑化等の
推進
⑨市民への
環境学習の
場の提供
・従業員への環境教育を実
施する。
56
・市民や事業者に敷地内の緑化を働
きかける。
・市道の整備に合わせて、街路樹等
による緑化や保水性舗装等を実施
する。
・市民や事業者に建物の環境配慮設
計を働きかける。
・再生可能エネルギー等の導入を支
援する。
・市職員への環境教育を実施する。
取り組み
市 民
事業者
⑩市民・事業
者の取り組
みのPR
・マップ制作に協力す
る。
・E-smile市民を宣言し
(エコ宣言)、環境に
配慮した行動を実践
する。
・マップ制作に協力する。
・E-smile事業所・ショップ
を宣言し(エコ宣言)、
環境に配慮した取り組み
を実践する。
・マップを制作する。
・E-smile宣言者の登録・認定、紹介、
優秀者の表彰等を行う。
行
政
⑪家庭にお
けるCO2
排出量の
把握
・エコライフデーに参 ・CO 2 排出量に関する情
報を提供する。
加する。
・環境家計簿をつける。
・省エネナビを導入し、
自宅のエネルギー消
費量を把握する。
・エコライフデーを実施する。
・環境家計簿を推進する。
・省エネナビの貸し出しや導入支援
を行う。
⑫環境や地域
に関する
情報提供
・ 相 談 窓 口 や ホ ー ム ・相談窓口やホームページ
ページを活用し、情報
を活用し、情報収集を行
収集を行う。
う。
・情報を提供する。
・情報を提供する。
・相談窓口のアドバイ ・相談窓口のアドバイザー
ザーとして協力する。 育成に協力する。
・相談窓口やホームページを運営す
る。
・寄せられた情報を整理し、提供す
る。
・相談窓口のアドバイザーを育成す
る。
3)取り組みスケジュール
取り組み
短 期(∼2015年度)
中 期
長 期
(∼2020年度) (∼2050年度)
市民への3Rの啓発
②ごみ減量・
リサイクル
の推進
③環境にも
体にも
やさしい
食の推進
製造業者・小売業者と連携した商品の簡易包装の推進
廃食用油や食品残さ等の回収方法・再利用の用途検討、普及拡大
給食への地元農作物の使用拡大
地域に合った有機栽培等、農法の調査・検討、普及拡大
E-smile ショップ の登録・認定
E-smile ショップ の紹介・普及拡大
④環境に配慮
した商品の
利用促進
グリーン・コンシューマーガイドの作成
グリーン購入の普及啓発
商品に関する環境性能等を購入者に説明できる店員の育成
⑤市民活動の
推進
市民活動の支援内容の再検討・支援
環境活動を行う市民団体の育成
57
取り組み
⑥緑化等の
推進
⑦環境に配慮
した建物の
推進
⑧小・中学校
における
環境教育
⑨市民への
環境学習の
場の提供
中期
長期
(∼2020年度) (∼2050年度)
短期(∼2015年度)
グリーンカーテンづくりのさらなる推進
敷地内緑化の普及啓発・導入支援
環境配慮設計の情報提供・導入支援
県や市内事業者等が実施しているプログラムの整理
プログラム活用の支援
環境教育スタッフの育成・派遣
市民向け環境講座の整理
環境講座の情報提供、活用の支援
従業員や市職員等への環境教育の実施
マップの制作
⑩市民・事業
者の取り組
みのPR
マップの配布・更新
E-smile 宣言 の準備
E-smile 宣言 の登録・認定、 E-smile 宣言 者の紹介・表彰等
⑪家庭にお
けるCO2
排出量の
把握
⑫環境や地域
に関する
情報提供
エコライフデーの拡大
環境家計簿の推進・取り組みが優秀な世帯の紹介
省エネナビの貸し出し・導入支援
相談窓口・ホームページの形態・運営方法等の検討
実施
58