年金 第 2 分冊 適格退職年金制度(平成 18 年 3 月改訂版) ページ・行番号 2-9 ページ 25 行目 新旧対照表 新 旧 ヘ.受益者等が確定拠出年金法第 2 条第 8 項(定義)に ヘ.受益者等が確定拠出年金法第 2 条第 8 項(定義)に 規定する企業型年金加入者(以下この号において「企 規定する企業型年金加入者(以下この号において「企 業型年金加入者」という。)となったため、又は既 業型年金加入者」という。)となったため、又は既 に企業型年金加入者である当該受益者等に係る当該 に企業型年金加入者である当該受益者等に係る当該 契約に基づく給付の額の全部又は一部を当該企業型 契約に基づく給付の額の全部又は一部を当該企業型 年金加入者の同条第 12 項に規定する個人別管理資 年金加入者の同条第 12 項に規定する個人別管理資 産(以下この号において「個人別管理資産」という。) 産(以下この号において「個人別管理資産」という。) に充てるため、事業主が当該契約の全部又は一部を に充てるため、事業主が当該契約の全部又は一部を 解除したことにより返還される金額(以下この号に 解除したことにより返還される金額(受益者等が負 おいて「返還金額」という。)のうち、当該事業主 担した掛金等の額に相当する金額を除く。以下この が各企業型年金加入者の個人別管理資産に充てるも 号において「返還金額」という。)のうち、当該事 のの額を直ちに払い込む場合のその払込金額に相当 業主が各企業型年金加入者の個人別管理資産に充て する金額 るものの額を直ちに払い込む場合のその払込金額に 相当する金額 1 ページ・行番号 2-12 ページ 2 行目 新 旧 当該契約に係る前項第 2 号の掛金等の払込みは、同項第 当該契約に係る前項第 2 号の掛金等の払込みは、同項第 7 号に規定する過去勤務債務等の額に係るものに限り、 7 号に規定する過去勤務債務等の額に係るものに限り、 当該払込みを金銭に代えて金融商品取引法第 2 条第 16 項 当該払込みを金銭に代えて証券取引法第 2 条第 14 項(定 (定義)に規定する金融商品取引所に上場されている株 義)に規定する証券取引所に上場されている株式をもっ 式をもって行うことができる。 2-12 ページ 15 行目 て行うことができる。 第 1 項第 2 号に規定する信託契約に係る信託財産の運用 第 1 項第 2 号に規定する信託契約に係る信託財産の運用 に関して当該契約に係る事業主が締結した投資一任契約 に関して当該契約に係る事業主が締結した投資一任契約 (金融商品取引法第 2 条第 8 項第 12 号ロに規定する投資 (有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律(昭 一任契約をいう。次条第 8 項において同じ。)の内容が、 和 61 年法律第 74 号)第 2 条第 4 項(定義)に規定する 次に掲げる要件を満たしていない場合には、当該信託契 投資一任契約をいう。次条第 8 項において同じ。)の内 約の内容は、第 1 項第 13 号に掲げる要件に該当しないも 容が、次に掲げる要件を満たしていない場合には、当該 のとする。 信託契約の内容は、第 1 項第 13 号に掲げる要件に該当し ないものとする。 2-12 ページ 22 行目 一 金融商品取引法第 2 条第 8 項第 12 号ロに規定する投 一 有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律第 資判断の全部を一任するものであること 2条第4項に規定する投資判断の全部を一任するも のであること 2 ページ・行番号 2-12 ページ 24 行目 2-14 ページ 15 行目 2-16ページ(設例)中 新 旧 ニ 信託財産である有価証券に係る議決権及び会社法の ニ 信託財産である有価証券に係る議決権及び商法の規 規定に基づく株主の権利その他これに類する権利の 定に基づく株主の権利その他これに類する権利の行 行使について、事業主がその指図を行うものでないこ 使について、事業主がその指図を行うものでないこ と。 と。 (イ)当該複数の法人のうちいずれか一の法人が他のす (イ)当該法人のうちいずれか一の法人が他のすべての べての法人のそれぞれの株式等(発行済株式また 法人の株式等(発行済株式または出資金等をい は出資等をいう。)を有する場合において、当該 う。)を有する場合において、当該株式等が法令 株式等が法令第 119 条の 2 第 2 項第 2 号の規定に 第 119 条の 2 第 2 項第 2 号の規定に準じた出資関 準じた出資関係にあるとき。 係にあるとき。 (注)→は発行済株式または出資の保有を示し、%は発 (注)→は発行済株式または出資金額の保有を示し、% 行済株式または出資の総数または総額のうちに占 はその保有割合を示す。以下同じ。 める割合を示す。以下同じ。 2-16 ページ 1 行目 (ロ)当該複数の法人のうちいずれか一の法人が他の法 (ロ)当該法人のうちいずれか一の法人が他の法人の株 人のそれぞれの株式等を有しない場合において、 式等を有しない場合において、いずれか一の法人 いずれか一の法人の株主等の 1 人(当該株主等と の株主等の 1 人(当該株主等と法令第 4 条に規定 法令第 4 条に規定する特殊の関係にある個人およ する特殊な関係にある個人および法人を含む。) び法人を含む。)が、当該複数の法人のそれぞれ が、当該それぞれの法人の発行済株式の総数また の発行済株式または出資(当該複数の法人が有す は出資金額の総額の 100 分の 50 以上に相当する数 3 ページ・行番号 新 旧 る自己の株式または出資を除く。)の総数または の株式または出資を有するとき。 総額の 100 分の 50 以上に相当する数または金額の 株式または出資を有するとき。 2-17 ページ 5 行目 (ハ)当該複数の法人のうちいずれか一の法人が、他の (ハ)当該法人のうちいずれか一の法人が、他の法人の 法人の一部について前記(イ)に掲げる企業支配関 一部について前記(イ)に掲げる企業支配関係にあ 係にあり、かつ、残る他の法人について、前記(ロ) り、かつ、残る他の法人について、前記(ロ)に掲 に掲げる企業支配関係にあるとき。 げる企業支配関係にあるとき。 (注)実質は企業支配関係にあるが、法律の規定 (注)実質は企業支配関係にあるが、法律の規定 により、法人の発行済株式または出資(そ により、法人の発行済株式の総数または出 の法人が有する自己の株式または出資を除 資金額の 20%以上に相当する数の株式また く。)の総数または総額の 20%以上に相当 は出資を有することができない場合には、 する数または金額の株式または出資を有す 企業支配関係を有するものとして取扱うこ ることができない場合には、企業支配関係 とができる。 を有するものとして取扱うことができる。 2-17 ページ 12 行目 ロ.当該複数法人の相互間に使用人について人事交流の ロ.当該法人相互間に使用人について人事交流の事実が 事実があること、または将来において人事交流の発 あること、または将来において人事交流の発生が確 生が確実に見込まれることが必要であり、かつ、そ 実に見込まれることが必要であり、かつ、それぞれ 4 ページ・行番号 2-18 ページ 2 行目 新 旧 れぞれの法人の年金規程に当該人事交流の対象とな の法人の年金規程に当該人事交流の対象となる使用 る使用人の転籍に際して相互に勤続期間を通算する 人の転籍に際して相互に勤続期間を通算することが ことが明定されていること。 明定されていること。 ハ.当該複数の法人のそれぞれの年金規程において定め ハ.当該法人のそれぞれの年金規程において定められて られている加入(時期、資格)、受給資格、給付(額、 いる加入(時期、資格)、受給資格、給付(額、期 期間)、基準給与等が同一の内容を有するものであ 間)、基準給与等が同一の内容を有するものである ること。 こと。 (注) 当該複数の法人のそれぞれの定年年齢が異な (注) 実質は企業支配関係にあるが、法律の規定に る場合には、少なくともそれらの最低の定年 2-20 ページ 20 行目 より、法人の発行済株式の総数または出資金 額の 20%以上に相当する数の株式または出資 年齢において同等の給付が受けられるよう定 を有することができない場合には、企業支配 められていなければならないことに留意す 関係を有するものとして取扱うことができ る。 る。 チ.雇員、準社員、執行役員等 チ.雇員、準社員等 雇員、準社員、執行役員等について、退職金規程の 雇員、準社員等について、退職金規程の適用がない 適用がない場合または適用があっても一般従業員と 場合または適用があっても一般従業員と著しく異な 著しく異なっている場合に限る。 っている場合に限る。 5 ページ・行番号 2-24 ページ 7 行目 新 旧 (2)(1)の退職の事実には、所得税基本通達 30-2 の(2) (2)(1)の退職の事実には、所得税基本通達 30-2 の(2) および(4)から(6)まで並びに同通達 30-2 の 2 に掲げ および(4)から(6)までに掲げる退職に準じた事実等 る退職手当等が事業主から支払われる場合の退職に が含まれるので、当該事実等が生じたときは年金およ 準じた事実等が含まれるので、当該事実等が生じたと び一時金を支給することができる(ただし、事業主等 きは年金および一時金を支給することができる。 から当該通達 30-2 の(2)および(4)から(6)までに掲 (注1) (2)の退職に準じた事実等が生じたときに支払 げる退職手当等が支払われる場合に限る) われる退職手当等のすべてが適格年金契約に (注1) 事業主等から使用人に支払われる退職手当等 基づくものである場合においても、(2)の適用 が適格年金契約に基づいて支払われるものの があることに留意する。 みである場合には、上記かっこ書きは適用し ない 2-41 ページ 20 行目 2-41 ページ 23 行目 (1) 役職手当、特殊勤務手当、技能手当等毎月一定額が (1) 役職手当、特殊勤務手当、技能手当等毎月一定額が 支給され本来基準内賃金とみなされる給与につい 支給され本来基準内賃金と見なされる給与につい ては、基準給与に含めることができる。 ては、基準給与に含めることができる。 (2) 厚生年金保険における標準報酬から実費弁償に類 (2) 6 厚生年金保険における標準報酬から実費弁償に類 ページ・行番号 2-42 ページ 1 行目 新 旧 するものおよび不安定要素の大きいものを除いた するものおよび不安定要素の大きいものを除いた ものについて厚生年金保険の標準報酬月額等級区 ものについて厚生年金保険の標準報酬等級区分に 分によるものを基準給与とすることができる。 よるものを基準給与とすることができる。 (3) 使用人兼務役員の基準給与は、法基通 9-2-23(使 (3) 使用人兼務役員の基準給与は、法基通 9-2-7(使 用人分の給与の適正額)の例により算定した基準給 与としての適正額とする。 2-48 ページ 17 行目 用人分の報酬の適正額)の例により算定した基準給 与としての適正額とする。 (ハ) 確定給付企業年金法施行規則第 43 条第 2 項第 2 号 に規定する基準死亡率 2-54 ページ 9 行目 この場合において、年金規程等に関係会社名を明記し、 この場合において、年金規程等に関係会社名を明記し、 その勤続期間を通算する旨の規定を設けることが必要で その勤続期間を通算する旨の規定を設けることが必要が ある。 2-54 ページ 14 行目 ある。 この場合において、年金規程等に関係会社名を明記し、 この場合において、年金規程等に関係会社名を明記し、 その勤務期間を通算する旨の規定を設けることが必要で その勤務期間を通算する旨の規定を設けることが必要が ある。 ある。 7 ページ・行番号 2-55 ページ 6 行目 新 旧 勤務期間の通算および過去勤務期間に係る給付額の評価 は、合併の場合における取扱いと同様。 イ. 勤務期間の通算および過去勤務期間に係る給付額 の評価は、合併の場合における取扱いと同様。 ロ. 掛金等の負担関係 適格年金契約締結前に法人の分割が行われた 場合において、転籍前の法人が法基通 11-4-26 (転籍前の法人における退職給与引当金の取り くずし)の適用を受けているときは、過去勤務債 務等の負担調整措置を新たに採らないこともで きる。 2-58 ページ 18 行目 (注2) 委託者と金融商品取引業者が締結した投資一任 (注2)委託者と投資顧問業者が締結した投資一任契約 契約が解除されることにより、委託者と信託会 が解除されることにより、委託者と信託会社が締 社が締結した年金特定契約も解除される場合に 結した年金特定契約も解除される場合には、当該 は、当該年金特定契約を締結している信託会社 年金特定契約を締結している信託会社は、要留保 は、要留保額の移管に係る手続きを正しく行わ 額の移管に係る手続きを正しく行わなければな なければならない。 らない。 8 ページ・行番号 2-62 ページ 10 行目 新 旧 これ対し、従来の適格退職年金は、全ての契約について、 これ対し、従来の適格退職年金は、全ての契約について、 その積立金(従業員掛金相当額は控除)に対し、特別法 その積立金(従業員掛金相当額は控除)に対し、特別法 人税が課税される取扱いとなっていた。 2-65 ページ 4 行目 2-65 ページ 13 行目 人税が課税されるの取扱いとなっていた。 (1)特例適格年金契約における年金の給付水準が老齢厚 (1)特例適格年金契約における年金の給付水準が老齢厚 生年金の報酬比例部分の 10%相当額以上であるかど 生年金の報酬比例部分の 10%相当額以上であるかど うかは、通常掛金等の額、加入者数および平均標準報 うかは、通常掛金等の額、加入者数および厚生年金保 酬額により判定するものとし、次のイに定める額がロ 険の平均標準報酬月額により判定するものとし、次の に定める額以上である場合、当該給付水準を満たすも イに定める額がロに定める額以上である場合、当該給 のとされる。 付水準を満たすものとされる。 ロ.平均標準報酬額の 1,000 分の 37 相当額に 100 分 ロ.厚生年金保険の平均標準報酬月額(社会保険庁 の 10 を乗じた額。 が毎年事業年報において明らかにした全被保険 (注) この場合の平均標準報酬額は、社会保険庁が毎年 事業年報において明らかにした 3 月末における 者の 3 月末平均額に 1.3 を乗じて得た額)の 1,000 分の 37 相当額に 100 分の 10 を乗じた額。 厚生年金保険の被保険者全員の標準報酬月額の (注) 厚生年金保険の平均標準報酬月額は、毎年 4 月 1 平均額に 1.3 を乗じて得た額をいい、毎年 4 月 1 日現在において明らかにされている最新の金額 日現在において明らかにされている最新の額を を当該 4 月 1 日から翌年の 3 月 31 日まで使用す 当該 4 月 1 日から翌年の 3 月 31 日まで使用する。 る。 9 ページ・行番号 2-74 ページ 15 行目 新 旧 (ハ)適格年金契約を締結している法人である複数の事業 (ハ)適格年金契約を締結している合名会社または合資会 主が法令第4条の2第6項第1号に規定する複数新 社が解散し、解散前の事業を新たに設立した有限会社 設分割を行った場合において、当該複数新設分割によ または株式会社において営む場合の有限会社または り設立された法人がその使用人を加入者とする退職 株式会社が、当該適格年金契約に係る受益者等を受益 年金に関する契約を締結したときの当該契約 者等とする退職年金に関する契約を締結したときの 当該契約 (ニ)適格年金契約を締結している法人である複数の事業 主が法令第4条の2第4項第1号に規定する複数新 設分割を行った場合において、当該複数新設分割によ り設立された法人がその使用人を加入者とする退職 年金に関する契約を締結したときの当該契約 10
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