2010年度 ルーテル学院大学公開講座

2010 年度 ルーテル学院大学公開講座
公開講座名(担当講師)
前
期
─ 市民と学生が共に学ぶ大学講座 ─
【臨床心理学部門】
⃝募集人員
講 座 内 容
交流分析は「フロイトの精神分析の口語版」とも言われ、米国の精神科 4/15 〜 7/15
医、E. バーンによって創始された「人間の心と行動」に関するパーソナ 毎週木曜日
白井幸子(ルーテル学院大学教授) リティ理論です。自己理解と他者理解に役立ちます。
(交流分析) 16:30 〜 18:00
交流分析
カウンセリング実技の基本
各講座若干名(申込多数の場合は、締切前に申込みをお断りすることもあります)
加藤 純(ルーテル学院大学教授)
「ハープ入門」
(レベッカ・フラナリー)は、定員若干名 書類選考があります。(受講料:40,000 円)
カウンセリングのルール
⃝受 講 料
加藤 純(ルーテル学院大学教授)
前期・後期・集中開講科目(1科目 5,000 円)、
「ハープ入門」のみ1科目 40,000 円
後
期
<開講数半期 12 ~ 15 回(科目によって異なる)>
⃝申込み受付期間
前期申込受付期間:3月 23 日
(火)~4月9日(金)
後期申込受付期間:8月 2日(月)~9月3日(金)
(8 月の集中講義に関しましては、前期申込受付、9 月の集中講義に関しましては後期受付期間まで
にお申し込み下さい。)
期間 / 曜日 / 時間
プレイセラピー入門
加藤 純(ルーテル学院大学教授)
虐待への対応:事例で学ぶ
加藤 純(ルーテル学院大学教授)
人を援助する際の基本となる対話の姿勢と技法を学びます。ロールプレ 4/14 〜 7/21
イなど体験学習が中心です。
毎週水曜日
(カウンセリング実技の基本) 13:10 〜 14:40
相談を安心して進めるためにはルールが大切です。秘密を守るなど理屈 9/22 〜 1/12
は簡単ですが実際には苦慮します。ロールプレイを交え体験的に学びま 毎週水曜日
す。 (臨床心理の倫理) 13:10 〜 14:40
プレイセラピーを通した子どもの理解と関わり方について学びます。優 9/22 〜 11/10
れた援助の先例の検討やロールプレイにより学びます。
毎週水曜日
(子どものプレイセラピー) 8:50 〜 10:20
子どもへの虐待と言われる状況をどのように理解して、どのように対応 11/17 〜 1/12
したら良いか、事例検討を中心に学びます。
毎週水曜日
(虐待への対応) 8:50 〜 10:20
病む人の心のケア・魂のケアにまで踏み込んだケアをするのがキリスト 9/22 〜 1/12
教カウンセリングです。最終的に「神への取りなしの業」に関わります。
毎週水曜日
一般的なカウンセリングとキリスト教信仰に基づくカウンセリングの相
白井幸子(ルーテル学院大学教授)
違点も学びます。
(キリスト教カウンセリング) 8:50 〜 10:20
9/14
こころとからだの
ストレスに関する知識と心身相関の理解を深め、心理療法の 1 つである
10:00 〜 17:00
リラクセーション方法を学ぶ 自律訓練法の標準練習を習得し、日常生活に活用できるようにします。 9/15
(自律訓練法)
田副真美(ルーテル学院大学専任講師) 10:00 〜 15:00
8/2
NLP
NLP(神経言語・プログラミング)は世界的に著名な3人の心理療法家、エリ
10:00 〜 17:00
(神経言語・プログラミング) クソン、パールズ、サテイアの考え方、技法を分析し、組織化した理論です。効 8/3
白井幸子(ルーテル学院大学教授) 果的コミュニケーションの方法を学びます。(心理技法エッセンス(NLP技法)) 10:00 〜 15:00
キリスト教カウンセリング
集
中
申込受付時間:9:00 ~ 16:30[昼休み 11:45 ~ 12:45 を除く]
[土日祝日、4/2(金)は、本学式典(入学式)のため受付はしておりません。]
※上記期間以外のお申込みは、受付できませんのでご注意ください!
※講座内容の文末の( )は通常の開講授業名です。
⃝資料のお問合わせ方法
希望される方に、申込み資料一式を無料で郵送いたします。学生支援センター教学担当までお電話又は、FAXをしてく
大学付属ルター研究所公開講座
ださい。FAXをされる方は、学生支援センター宛てに、住所、氏名、電話番号、公開講座資料郵送希望と記入ください。
(「ハープ入門」を希望される方は、「ハープ入門」希望と記入してください。)
お申込みは、下記のルター研究所にお願いします。
※開講科目・日時など変更する場合があります。事前にご確認の上お申込みください.
公開講座名(担当講師)
⃝お問合わせ先
至立川
〒 181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-20
サンクス
Tel O422-31-4682 Fax O422-34-4481
※JR「武蔵境駅」南口より小田急バス[吉 01]
[境 91]
[境 93]に乗り8分。「西野」下車徒歩3分。
京王線「調布駅」北口より[境 91]
[鷹 51]に乗り 20 分。
中近東文化センター
ICU高校
東京神学
大学
国際基督教大学
(ICU)
※車での来校はお断りします。
ルーテル学院大学
至三鷹
イトーヨーカドー
西館
西野バス停
神学大角
↓至調布
⃝そ の 他
・講義は正規学生と伴に受けていただきます。講座によっては、ロールプレーなどの参加型のものもあります。
ラテン語で読むルターⅠ
鈴木 浩(ルター研究所所長)
ルター晩年の著作『創世記講義』を読みます。前年度から引き続き3章 4/14 〜 7/21
から始めます。履修にはラテン語の基礎を習得していることが必要です。 毎週水曜日
(ルター原典講読・ラテン語Ⅰ) 13:10 〜 14:40
教 会
ルターの宗教改革によって生み出されたルーテル教会の特徴を明らかに 4/17 〜 7/17
する中で、キリストの教会というものを考えていきましょう。
毎週土曜日
(ルーテル教会)
10:30 〜 12:00
江藤直純(ルーテル学院大学教授)
ラテン語で読むルターⅡ
鈴木 浩(ルター研究所所長)
ルターと聖書
鈴木 浩(ルター研究所所長)
前期の「ラテン語で読むルターⅠ」に引き続き、『創世記講義』を読みま 9/22 〜 1/12
す。「ラテン語で読むルターⅠ」を履修していることがこのクラスの履修 毎週水曜日
条件です。 (ルター原典講読・ラテン語Ⅱ) 13:10 〜 14:40
ルターの宗教改革的神学の形成の上で決定的な意味を持っていた『第二回 9/18 〜 1/29
詩編講義』を読みます。テキストは「ルター著作集第二集」の第3巻を使 毎週土曜日
います。
(ルターと聖書) 10:30 〜 12:00
※講座内容の文末の( )は通常の開講授業名です。
・学内のルールを守られない方や正規学生及び他の受講生への迷感行為をされた方は、期間途中でも受講をお断りいたします。
(受講料の返金はありません)
・講座によっては、講師の都合で(学会・出張)等で休講になり、別の日程で補講をおこなう場合がありますので予めご了承
願います。
・駐車場がありませんので、車での来校、通学はお断りしております。
・講座の見学制度は設けておりませんので、予めご了承願います。
・一旦申し込まれた講座の変更は、原則としてできません。(受講料の返金はありません)
期間 / 曜日 / 時間
─ 諸伝統とルーテル ─
TSUTAYA
後
期
「西野」下車徒歩3分。
武蔵境
前
期
学生支援センター
講 座 内 容
ルター研究所公開講座お申込・お問合せ先
* ルター研究所公開講座は、講義初日に申込み受付いたします。受講を希望される方は当日、講座開始前に大学へいらして
下さい。教室の案内は当日出ます。尚、学生支援センターでのお申し込みは一切いたしておりません。
ルター研究所公開講座へのお問い合せにつきましては、所員が常駐しておりませんので、学生支援センターにてご用件
をお伺いし改めて担当者より回答いたします。多少お時間をいただく場合がありますのでご了承願います。
(教学担当:TEL 0422−31−4682)
【教養部門】
公開講座名(担当講師)
後
期
聖書入門(新約)
講 座 内 容
期間 / 曜日 / 時間
約三千年の歴史を持つ旧約聖書は、今日も尚現代に生きる私たちと世界 4/16 〜 7/16
に語り続けています。本講座では、イスラエル民族の歴史を柱に旧約聖 毎週金曜日
太田一彦(ルーテル学院大学非常勤講師) 書の全体像の理解を深めます。 (聖書入門Ⅰ・旧約) 16:30 〜 18:00
新約聖書が描き出すイエス・キリストの姿、働き、教えについて学びつ 10/1 〜 1/21
つ、キリスト教信仰の喜び・希望の源泉を学ぶ入門コースです。
毎週金曜日
石居基夫(ルーテル学院大学准教授)
(聖書入門Ⅱ・新約) 16:30 〜 18:00
公開講座名(担当講師)
※講座内容の文末の( )は通常の開講授業名です。
介護保険、介護予防や社会参加の促進、保健、医療、住宅、経済保障、 9/22 〜 1/12
生涯学習等の施策を総合的に学習し、それぞれの現状と課題を提示し、 毎週水曜日
市川一宏(ルーテル学院大学学長) 今日必要とされる老人福祉施策を提起します。 (高齢者福祉論) 8:50 〜 10:20
神学とキリスト教学はどう違うか、宗教学や宗教哲学との関係は?神学 4/12 〜 7/19
という学問の概要をその諸分野にわたって解説します。
毎週月曜日
鈴木 浩(ルーテル学院大学教授)
(神学通論) 14:50 〜 16:20
急速な少子・高齢社会の進展に伴い、年金・医療・介護保険は数年ごと 9/30 〜 1/13
に大きな改正が実施されており、その内容と課題を考えます。
毎週木曜日
金子和夫(ルーテル学院大学教授)
(社会保障論Ⅱ) 10:30 〜 12:00
年金・医療・介護保険
新約聖書のマタイ福音を NRSV で読みます。本文をよりよく理解するた 4/15 〜 7/15
めに、福音書成立の背景やギリシャ語の説明もあります。
毎週木曜日
鈴木 浩(ルーテル学院大学教授) (英語聖書Ⅰ) 10:30 〜 12:00
英語で読む聖書Ⅰ
前
期
石居基夫(ルーテル学院大学准教授)
初めての美術史
真下弥生(ルーテル学院大学非常勤講師)
日本の伝統的死生観の形成を歴史的な視点からさぐります。
「死」と「生」 4/15 〜 7/15
についての日本的霊性が聖書的霊性とどのように出会うのでしょうか。
毎週木曜日
(死生学Ⅰ) 16:30 〜 18:00
古今東西の美術作品を幅広く、スライドを使用して鑑賞しながら、
4/14 〜 7/21
歴史的背景・描写・技法等を多角的に分析することで、「見る」行為を再 毎週水曜日
考し、深めていきます。
(美術史) 13:10 〜 14:40
『古事記』を中心に日本の宗教性について幅広く学びます。今年は特に 4/12 〜 7/19
『万葉集』の中に見られる思想、哲学について取り組みます。
毎週月曜日
上村敏文(ルーテル学院大学准教授)
(日本宗教の源流) 8:50 〜 10:20
日本宗教の源流
キリスト教と文化について、音楽・美術・建築など映像資料を用いて講 4/14 〜 7/21
義をすすめてゆきます。
毎週水曜日
上村敏文(ルーテル学院大学准教授)
(文化とキリスト教Ⅰ) 8:50 〜 10:20
文化とキリスト教Ⅰ
宗教改革の歴史的背景からその後の影響までをたどります。ルターの内 4/13 〜 7/20
面的苦闘がいかにして歴史的大事件となったのか、その理由を探ります。 毎週火曜日
T. マッケンジー(ルーテル学院大学准教授)
( 歴史神学Ⅲ・宗教改革 ) 13:10 〜 14:40
宗教改革の歴史
ハープ入門
アメリカの著名な演奏家からハープの初歩的技法と歴史を学ぶ。個別指 4/19 〜 7/19
レベッカ・フラナリー
導も平行受講。定員若干名。書類選考あり。通訳付。(実技は通訳なし。) 毎週月曜日
(ルーテル学院大学客員教授(ハートフォード大学)) 受講料 40,000 円(個別レッスン 5 回含む。)
(キリスト教音楽特講)
14:50 〜 16:20
通訳 上村敏文(ルーテル学院大学准教授)
集
中
ユダヤ教イエス派の歩み
佐藤 研(立教大学教授)
「イエス以前の状況から、1世紀後半の「キリスト教」誕生の時期までのユダヤ教
9/14 〜 9/16
イエス派 — いわゆる原始キリスト教 — の動きを歴史的・思想的に概観します。
9:00 〜 17:00
その際、ローマ・ヘレニズムの周辺世界の状況を広く考慮します。(新約時代史)
「英語で読む聖書Ⅰ」に引き続き、マタイ福音を NRSV で読みます。Ⅱを 9/30 〜 1/13
受講する人はⅠを受講していることが望ましい。
毎週木曜日
鈴木 浩(ルーテル学院大学教授) (英語聖書Ⅱ) 10:30 〜 12:00
英語で読む聖書Ⅱ
後
期
生と死に関わる今日的諸問題(中絶と出生前診断、脳死と臓器移植、安 10/1 〜 1/21
楽死と尊厳死、障がい、優生思想ほか)をキリスト教倫理の視点から深 毎週金曜日
江藤直純(ルーテル学院大学教授) く考察します。 (キリスト教と生命倫理) 8:50 〜 10:20
キリスト教と生命倫理
キリスト教における「死と生」に対する神学思想の歴史的展開を追いま 9/30 〜 1/13
す。聖書的「死と復活」の信仰は日本人に何を教えるのでしょうか。
毎週木曜日
石居基夫(ルーテル学院大学准教授)
(死生学Ⅱ) 16:30 〜 18:00
キリスト教と日本文化Ⅱ
キリスト教と美術
真下弥生(ルーテル学院大学非常勤講師)
キリスト教美術とは何か、草創期から現代美術まで幅広くスライドで鑑 9/22 〜 1/12
賞しながら、美術と宗教の関係、歴史的背景や表現形式の変遷、キリス 毎週水曜日
ト教文化に果たした役割などを学びます。
(キリスト教美術特講) 13:10 〜 14:40
※講座内容の文末の( )は通常の開講授業名です。
ターミナルケアとグリーフワーク
終末期ケア・悲嘆作業・人の尊厳・存在価値について、社会、心理、精 9/22 〜 1/12
コーディネーター
神、スピリチュアル等から各専門家と共に探究します。
不定期水曜日
福 山 和 女(ルーテル学院大学教授)
(ターミナルケアとグリーフワーク) 14:50 〜 18:00
加藤 純(同教授)他
後
期
私たちが住む自然環境の危機を直視し、また人間らしい生のための社会 4/16 〜 7/16
キリスト教と環境倫理
的環境を作る視点を、「創造」されたこの世界での責任ある生き方とその 毎週金曜日
江藤直純(ルーテル学院大学教授) 根本的価値観を検証しつつ学びます。 (キリスト教と環境倫理) 8:50 〜 10:20
育児不安や虐待、親の離婚、アルコール問題、不登校など、子どもの成 4/13 〜 7/20
長や子育てに関わる課題について理解を深めます。
毎週火曜日
(児童福祉の諸問題) 8:50 〜 10:20
高齢者福祉論
期間 / 曜日 / 時間
神学通論
キリスト教と日本文化Ⅰ
障害者が地域で普通の暮らしをいかに継続することができるかを、教 4/13 〜 7/20
育・就労・権利擁護などの諸課題を通して考えます。
毎週火曜日
西原雄次郎(ルーテル学院大学教授)
(障害者福祉の諸問題) 13:10 〜 14:40
障害者福祉の諸問題
加藤 純(ルーテル学院大学教授)
講 座 内 容
期間 / 曜日 / 時間
高齢者を取り巻く生活を、人口、家族、疾病、経済的、地域環境等の側面から考察 4/14 〜 7/21
することを目的としています。超高齢社会にある私たちが、誠実にこの問題に真向 毎週水曜日
市川一宏(ルーテル学院大学学長) かい、解決の糸口を見いだす起点となればと思っています。(高齢者福祉の諸問題) 8:50 〜 10:20
子どもの福祉と家族
【キリスト教学部門】
公開講座名(担当講師)
講 座 内 容
高齢者福祉の諸問題
前
期
前
期
旧約聖書、神の救いのドラマ
【社会福祉学部門】
精神に障害を持つ人への
ソーシャルワーク
心に病を持つ人の支援を包括的に行うのがソーシャルワークです。個人、 9/21 〜 1/11
グループ、家族、地域への支援などを総合的に学びます。
毎週火曜日
(精神保健福祉援助技術各論) 8:50 〜 10:20
福島喜代子(ルーテル学院大学教授)
2 人以上の人がいるときに行う対人援助について学びます。グループの 9/21 〜 1/11
力動、グループの実践原則、展開過程などを学び、演習へ参加していた 毎週火曜日
福島喜代子(ルーテル学院大学教授) だきます。
(ソーシャルワーク論Ⅲ) 13:10 〜 14:40
グループワークの基礎と実際
ソーシャルワーカーの国家資格である社会福祉士の取得を目指し、国家 9/30 〜 1/13
試験に備えた受験対策のための講座です。
毎週木曜日
髙山由美子(ルーテル学院大学准教授)
(社会福祉特講A) 16:30 〜 18:00
社会福祉士受験対策講座
障がい福祉の理念・歴史をふまえ、障がい児・者福祉に関する法制度と 9/22 〜 1/12
実践の現状を学び、今日的課題について共に考えていきます。
毎週水曜日
髙山由美子(ルーテル学院大学准教授)
(障害者福祉論) 13:10 〜 14:40
障害者福祉論
現代人の価値観を吟味し、どのような条件下のいのちも等しく尊ばれる 10/1 〜 1/21
開かれた共同体作りという視点から、福祉とキリスト教を考察します。 毎週金曜日
江藤直純(ルーテル学院大学教授) (福祉のキリスト教的展開) 10:30 〜 12:00
福祉のキリスト教的展開
※講座内容の文末の( )は通常の開講授業名です。