vol.84 - JAVCOM - 日本ビデオコミュニケーション協会

設立:1981 年 8 月 21 日
NEWS
2011年 3月 15日発行
JAVCOM ニュース(通巻第 84 号)2011 年 3 〜 4 月号
84
vol.
NPO 法人化:2004 年 8 月 31 日
発 行:特定非営利活動法人日本ビデオコミュニケーション協会
理事長:金 丸 幹 夫
編 集:広報出版委員会(委員長:塩原 孝夫)
〒 102-0093 東京都千代田区平河町 2-3-10-510
電話 03- 3234- 5994 FAX 03- 3234- 5995
http://www.javcom.or.jp
E-mail:[email protected]
NPO 法人 JAVCOM 第131 回セミナー
2011 年はファイルベース化だ!
〜もう逆らえないテープレス化、ファイル化のメリットを考える〜
NPO 法人 日本ビデオコミュニケーション協会、第 131 回
我が業界においてのファイル化は、突然発生したもので
セミナーを、平成 23 年3月3日(金)
、学校法人城西大学
はありません。10 数年前よりノンリニア編集を始め様々
東京紀尾井町キャンパス地下ホールにて開催されました。
な製品がデジタル化したことで飛躍的に映像分野は進化し
てきました。そのファイル化がいよいよ、移動媒体自体に
主 催:NPO 法人 日本ビデオコミュニケーション協会
も波及し、テープレス化の動きに拍車が掛かっております。
後 援:
(社)映像情報メディア学会
欧米、アジア諸国でも同じ流れのなか、もう止めることは
(社)日本映画テレビ技術協会
出来ません。
(公社)映像文化製作者連盟
ファイル化(テープレス化)によるデメリットだけでは
(社)日本映像ソフト協会
なく、メリットを見出し、ビジネスチャンスを見つけるべ
(社)全日本テレビ番組製作社連盟
くセミナーを実施しました。
(社)日本ポストプロダクション協会
各分野の講師だけでは無くベンダー各社にも議論参加し
(社)日本アド・コンテンツ制作社連盟
てもらい、また、ファイル関連の機器を展示していただき
(社)日本映画製作者連盟
ました。ファイル化の動向と、精力的に提案するベンダー
ジャパン データ ストレージ フォーラム※順不同
の考えとデモを体験し、参加者の皆様には大いなる変化を
特別協賛:学校法人城西大学
実感していただけたとものと思います。
学校法人城西国際大学メディア学部
月刊ニューメディア ※順不同
JAVCOM 2011 1
第一部 『ファイル化動向を知る』 13:00-14:2 5
1.
「ファイルベースワークフローの海外事例」
提供しており、
まだ拡大中。
提供するのに投資もあるがそれ
による業務拡大とコスト削減の方が大きい。
米国のメディア企業における
どちらの会社も既存のビジネスモデルにこだわっておら
ファイルベースワークフローの
ず、
担当者と話していると、
ネットワークやストレージの技
事例を2 例紹介する。
術革新の恩恵は必ず享受しなければならないと考えている
両 社 と も、古 く か ら 映 像 処 理
ようだ。
立ち止まることなく攻めのビジネスを展開してい
サービスビジネスを展開してお
るこれらの会社のビジネス戦略は、
日本のメディア& エン
り、
フィルムやビデオを媒体とす
タテイメント企業に対しても示唆深い。
る効率的なフローを構築し運用
してきた。
このように伝統があり
顧客からの信頼も確立している
会社であるにも関わらず、
ファイ
2.
「ファイルベースによる番組交換方式「ARIB
TR-B31」
の解説と放送局の対応」 ル化への移行、
インターネット活
㈱IMAGICA デジックス
開発事業部常務取締役
三島 也守志氏
用に驚くほど積極的である。
その
電波産業会からファイルベー
背景には、
急激に転換している映
ス に よ る 番 組 交 換 方 式「ARIB
像コンテンツの消費形態に適応
TR-B31」が 昨 年 4 月 に 発 行 さ
すべく自己変革しようとする企業姿勢がある。
れ た。フ ァ イ ル フ ォ ー マ ッ ト
の 規 格 と し て は、
SMPTE の
●DeluxeDigitalStudio 社
STD(Standard) である
社内外のパートナーとのコンテンツ交換にインターネット
MXF(Material eXchange
ファイル伝送を利用している。
テープコピーや配送の業務
Format) が有名であるが、この
が無くなるのでは?との質問をしたところ、
「金額的な分析
規格は広範囲な規格であるため、
は困難だが...」
という前置きのもと以下のような話しを聞
運用するためには追加の規格が
かせてくれた。
必要となる。
● 社外・グループ会社ともに、
伝送時にGByte
あたりいく
らという費用をもらっている。
●上記を実現するためにも追跡報告など配送情報のレポー
トが重要である。
● 取引先のマネジメントレベルに、
パワーポイントで長所
を強調する資料を元に説得している。
●プリントと物流ビジネスよりも料金は低くなるがボ
リュームは増やせる。
コストも減る。
㈱TBSテレビ
技術局技術開発部/ARIB
ファイルフォーマット作業班
Drafting Group リーダー
内海 章博氏
SMPTE 規 格 に は、コ ー デ ッ
クやオペレーショナルパターン
が多種多様に規定されており、
規格の機能を全て実装するのは
実質不可能であり、運用に際し
て不足する方式もある為、
それらをカバーする為に「ARIB
TR-B31」
は規定された。
「ARIB TR-B31」
では、
ファイルフォーマットはMXF、
オ
ペレーショナルパターンは、
OP-1a、
または、
OP-Atom とし
ている。
また、
映像・音声データのMXF ファイルへの多重化
つまり大局的に見て将来性があり収益が見込めるという
方法についても、
現在日本で流通している記録メディアの実
ことだった。
テレビ局は景気が回復しているとのこと。
ネッ
装を妨げないように配慮されている。
ト配信を含む他分野へのコンテンツ展開が現実的なビジネ
さらに、
SMPTE 規格に規定されていない日本独自のメタ
スに繋がっていることが大きい。
しかしながらまだテープ
データや配信方法も規定している。
納品も多いようだ。
メタデータに関しては、
新たにXML 形式による「番組交
換メタデータ」
を規定している。
●ModernVideoFilm 社
また、
ファイル群の配信方法に関しては、
複数のファイル
リニア編集室もまだ相当数稼働しており、
ビデオ的な発
で構成される番組をパッケージ化するための
「配信パッケー
想のシステムや放送局対応の姿勢など日本のポストプロダ
ジ」
方式を規定した。
これは、
1番組を構成する複数のファイ
クションと似ている。
しかしファイルベースワークフロー
ルをグループ化するための方法と付属するパッケージイン
に向けて積極投資しており、
自社ビル内のストレージを合
フォメーション文書とプログラムプレイリスト文書と呼ぶ
計するとペタバイト級になり、
近いうちに3 ペタになると
2つの情報文書を規定している。
のこと。
MVF 社は、
放送局へのインターネットファイル納
それら配信パッケージを、
記録メディアとネットワークを
品を実現している。
転送受けサーバーを、
自社の負担で購入
介して配信する2種類の配信方法にも触れている。
して放送局内に置いているのとの事。
相手先放送局もCBS
各放送局の対応状況に関しては、
現状、
多くの放送局の番
のようなキー局まで含まれている。
30 社に( 東海岸も多い)
組バンクやCM バンクと呼ばれる設備が既にサーバー化
2 JAVCOM 2011
されているが、
これらのサーバーは、
VTR の再生出力をス
運用開始まで後少しではあるが、
各々がメリット・デメ
トリーム信号で入力してファイリングする取り込み方法を
リットをしっかりと理解した上での運用が必要不可欠であ
取っている設備が大半であり、
ファイル形式のまま取り込み
る。
を行えるインターフェースは、
殆どの局では未対応である。
また、
メタデータを用いた運用、
例えば、
メタデータを閲覧
したり、
メタデータを上位システムへ登録する情報として用
4.
「ポスプロにおけるファイルベース化の課題整理」
いるといった上位システム連携についても未着手である。
これらの設備は、
今後、
放送設備の更新のタイミングを迎
今 後 の ポ ス プ ロ 作 業 環 境 は、
えるに伴い、
整っていくものと推測される。
テープとファイルとの共存が求め
られていくと考えられている。
そ
「ファイルベースメディアの導入はワークフロー変革の
3.
れは、
ファイルベースの再生環境
第一段階である」
は多様化される傾向にある為であ
る。
また、
それらに対応していく為
2011 年7月の地上波デジタル
には、ポスプロとしてIT 知識、機
化への完全移行に連動して、
CM
材、人材、インフラなどの投資が
納品形態が従来のテープメディ
必要になってくると考えられて
アに加えてファイルベースメ
いる。
ディアも使用可能になる事に関
それでは、
そのファイルベース
して、
その時期を目前に控えた現
在、
上記の様な期待の声が聞こえ
始めている。
このファイル化であるが、
高画
㈱電通
ビジネス推進局専任局次長
峯川 卓氏
の納品市場はどの様なものが考
㈱IMAGICA
デ ジ タ ル メ デ ィ ア& ネ ッ ト えられているのだろうか?
ワーク部課長
ま ず、第 一 に 映 画 や ア ニ メ ー
西 正徳氏
ションが例に挙げられるであろ
質の映像を格納するというだけ
う。
納品市場の動向を調べたところ、
TOHO シネマズが全ス
でなくデジタルファイルである
クリーンを2011 年12 月までにデジタルシネマ上映システ
事を活かした様々な運用・管理が
ムを設置すると発表している。
他にも、
松竹、
ワーナーマイカ
可能となっている点が注目され
ルも全スクリーンを2012 年までにシステムの設置を行う
ている。
また、
ファイルの場合は、
と発表しており、
これらのようにファイルベースの納品先と
基本的に格納するメディアを選ばず、
将来的にはメディアを
考えられているデジタルシネマの動向が活発化しているの
使用しないオンライン運用が想定され、
ワークフロー全体に
である。
わたってシステムによる自動化が進むことになる。
その為、
また、
DVD やブルーレイのパッケージも活発化している
今後はオンライン運用を想定した選択が重要になってくる
と考えていいだろう。
事は間違いない。
2010 年度こそパッケージ市場は微減傾向であったが、
ブ
ファイルにおける運用の鍵となるのは「 コードとメタ
ルーレイソフト市場などは前年と比べて約2倍となる400
データによる管理」 である。
これによってファイルの管理運
億円市場へと急成長している。
用をシステム化することができるとされ、
システムによる
その他にも、
ネット配信、
アーカイブ、
CM の納品確認用プ
ワークフローの自動化も実現するとされている。
レビューなども納品市場として考えられている。
一方、
ファイル化により、
曖昧な運用は排除され、
責任、
権
その中で株式会社IMAGICA は映画・アニメーション・
限の切り分けが従来以上に明確になってくる中で、
「 オンラ
TV・CM の作業を行う部署を2010 年の4 月に統合し、デ
イン運用=ブツのない納品」 において誰が、
何処で、
どの様
ジタルメディア&ネットワーク部を発足する事を発表し、
に責任を果たし、
対価を得るのか?が懸念材料として挙げら
ファイルベース化に向けて取り組みを進めている。
れる。
これについては、
従来からの基本である「品質の保証」
では、
実際にファイルベース化するにあたっての今後の課
「同一性の保証」
に集約されると考える。
業務の質と量の両面
題は何であろうか?
における大きな変化にどの様に対応していくのかが重要で
まず、
IT 関連の知識を深める事や、
IT 関連業種とのコラボ
ある。
レーションを行う事が非常に重要な事ではないだろうか。
また、
7月より適用される予定の搬入基準・規準であるが、
その他にも、
国外のポスプロやIT 関連の動向をしっかり
(社)
日本民間放送連盟の営業委員会が示している「テレビ
と把握し、
それに伴う入稿、
納品形態の業界のルール化も必
CM 素材搬入基準(暫定版)
」
では搬入可能なメディアの廃
須になってくると考えられている。
止と追加やファイルベース運用への移行を睨んで「コー
システムの導入まで期日はわずかではあるが、
今後は更な
ド+メタデータ運用」
の厳格化などが挙げられている。
また
る納品市場の動向の把握とそれによる課題の解決が必要に
「ファイルベースメディアCM 搬入暫定規準」
では、
CM 素
なってくるだろう。
材の搬入用ファイルベースメディアとはXDCAM 用のプロ
フェッショナルディスク、
P 2カード、
GFPAK の三種類を
指しており、
格納されるCM 素材はHD 素材のみとし、
ファ
イル形式はMXF としている。
JAVCOM 2011 3
第二部 『ベンダーのファイル化提案を聞く』 14:45 -17:15
休憩時間を挟み、第2部は『ベンダーのファイル化提案
各社に講師として参加をいただき、会場には溢れんばか聴
を聞く』という総括タイトルでスタートした。その小区分
講の皆さまに参加いただいた。時間の都合上、
各講師の方々
は
(1)
ソリューション 3 社、
(2)
トランスコード 3 社、
(3)
アー
には1社 10 分という少ない講演時間にも拘らず、要点を
カイブ 3 社、
(4)クオリティーチェック 3 社の計 12 社の
絞ったテンポの良い流れの講義となった。
ベンダーが講師となって講演が行われた。多くのベンダー
1.
「ソリューション関連」
日本ヒューレット・パッカード㈱
通信・メディアソリューショ
ンズ統括本部メディア担当
シニアコンサルタント 金子 隆氏
ソニー㈱ コンテンツワークフロー・
ソリューション事業部CW
S企画マーケティング部
大川 貴由氏 日本電気㈱
メディアソリューション
事業部ソリューションビジ
ネス推進部マネージャー 香月 正宏氏
ナビゲーター:
月刊ニューメディア編集長
吉井 勇氏
(1)
「ソリューション関連」は、ナビゲーターとして月刊
り組み、多メディアのCM送稿状況、又CM送稿のオンラ
ニューメディア編集長吉井氏の進行により、講師は日本
イン化の観点からソリューションの話をされ、
ファイルベー
ヒューレット・パッカード㈱の金子 隆氏、ソニー㈱大川
スメディアCM入稿のゴールビジョンの今後の対応案につ
貴由氏、日本電気㈱香月 正宏氏が担当、各講師は 10 分間
いて話をされた。
の枠で、
今後のソリューションについての内容を話された。
3名の講師の講義が終わり、吉井氏と講師による質疑応
日本ヒューレット・パッカード㈱・金子氏は、ファイル化
答があり、ファイル化に向けて、より広い範囲で海外も視
により社内・社外間の作業の効率化と、管理ソリューショ
野に入れ、自由に連携が取れるという観点から新たなビジ
ンによるメタデータの的確な抽出が鍵であること、低コス
ネスが生まれるとの話があった。
トで、大容量のデータ転送が高速且つ安全にで
きること、これにより番組交換・アーカイブ・
バックアップも可能になること、さらに、利用
頻度に応じた映像ファイルの自動配置ソリュー
ションまでの話をされた。
ソニー㈱・大川氏は、システム / 機器 / 業務
の境目をなくすという観点から、ファイルが自
由に連携できるようになれば、人・機器又他社
との連携、或いは距離を超えてのファイル化と
オープン化は、今後世界に向け推進していくこ
とが必須であると話された。
日本電気㈱・香月氏は、広告業界に対する取
4 JAVCOM 2011
2.
「トランスコード関連」
日本デジタル・プロセシン
グ・システムズ㈱
プロモーションマネージャー
木村 国中 氏
カリーナシステム㈱
企画部課長
久木 海 氏
(2)
「トランスコード関連」は、ナビゲーターとして朋栄
㈱IMAGICA デジックス
営業部部長
柿澤 茂 氏
ナビゲーター
㈱朋栄アイ・ビー・イー
薄葉 直樹 氏
カリーナシステム㈱・久木氏は、ソフトウェアベースの、
IBE・薄葉 直樹氏の進行によりスタート、日本デジタル・
高画質ファイルエンコーダー&トランスコーダーである
プロセシング・システムズ㈱木村国中氏、カリーナシステ
『C ambria』の話をされた。多様なフォーマットサポート、
ム㈱久木 海氏、㈱イマジカデジックス 柿澤 茂氏の3名が
高性能エンコードエンジン性能を引き出し、高い安定性を
講師を務めた。
有するソフトウェアであるとの話をされた。
日本デジタル・プロセシング・システムズ㈱・木村氏は、
㈱イマジカデジックス 柿澤 氏はトランスコードの方向
ファイルベースビデオ・オーディオストリーム品質検査シ
性として、大規模ユーザー向けオートメーションシステム
ステム『Aurora』の話をされ、制作されたデジタルコンテ
『A gility』の話をされた。トランスコードの重要性は ①手
ンツを、納品または配信する前に、容易に品質検査をする
間を掛けない・自動的 ②クオリティー重視 ③スピード /
事が出来るようになり、ホットフォルダやレポート通知機
効率的 / 大量処理であるとのことであった。
能を利用する事で、検査プロセスを自動化する事も可能と
の話をされた。
JAVCOM 2011 5
3.
「アーカイブ関連」
グラスバレー㈱
東日本営業部第1グループ
部長代理
石川 政明 氏 日本アイ・ビー・エム㈱
ストレージ・システムズ開発
担当部長
藤原 忍 氏
㈱朋栄
取締役研究開発本部
副本部長
和田 雅徳 氏
ナビゲーター
㈱IMAGICA デジックス 柿澤 茂 氏
(3)
「アーカイブ関連」は、㈱イマジ
カデジックス・柿澤氏のナビゲーショ
ンにより、講師は、日本グラスバレー
㈱石川 政明氏、日本アイ・ビー・エム
㈱藤原氏、㈱朋栄 和田雅徳氏の順で始
まった。
グ ラ ス バ レ ー ㈱・ 石 川 氏 は、 C M
送稿プロダクトの概要のお話をされ
た。テレビCM 素材搬入基準の改定
に よ り、 C M フ ァ イ ル ベ ー ス メ デ ィ
アの搬入素材作成の流れが『EDIUS6
Broadcast』の編集機能を上げること
により、CMメタ情報の編集・確認が
でき、指定メディアへのエキスポートが可能になった。又
㈱ 朋栄・和田氏は、テープレス化、ファイル化のメリッ
『EDIUS6 Broadcast』の表現力が向上されたとの話をさ
トを考えるとして、自社のアーカイブシステムについて話
れた。
をされた。オープンメディアであるLTOテープをIT基
日本アイ・ビー・エム㈱・藤原氏は、ファイルベースに
盤システムの構築により、
ファイル
(メディア)
としてのアー
おける課題点 ①保存する全体量 ②ファイルベースの番組・
カイブに変更していくとし、
LTOアーカイブレコーダ(L
素材転送 ③運用コスト)から、LTOテープが現在の課題
TR− 100 HS)との併用により、素材 / 番組交換やアー
への対応を可能にするとの話をされた。現在の一般的なス
カイブに適した環境が整うとの話をされた。
トレージデバイスとの比較から、LTOテープの可能性に
ついて、実際のスムーズな動作で行えることを動画で実証
して紹介された。
総合司会
東洋レコーディング(株)
佐藤 公彦 氏
6 JAVCOM 2011
テクニカルディレクター
太陽企画(株)
勝田 正仁 氏
4.
「クオリティーチェック関連」
アイティアクセス㈱
大阪営業所・技術グループ
シニアエンジニア
勝岡 宣彦 氏
㈱K- WILL
営業部チーフマネージャー
工藤 靖英 氏
㈱テクノハウス
情報機器技術部専任部長
北村 厚志 氏
ナビゲーター
㈱テレテック 大竹 和夫 氏
(4)
「クオリティーチェック関連」は、ナビゲーターに㈱
ジタル特有の不体裁な映像・音声wpを、オリジナル映像
テレテック・大竹和夫氏が進行を担当し、講師はアイティー
を利用できない環境下においても、高い精度でリアルタイ
アクセス㈱ 勝岡宜彦氏、㈱ K-WILL 工藤靖英氏、㈱テクノ
ムに検出し、作業者の効率化を向上させることができると
ハウス 北村厚志氏の順で講演が始まった。
の話をされた。
アイティーアクセス㈱ 勝岡氏は、ユーザが設定したテ
最後の講師㈱テクノハウス・北村氏は、最新の客観的『画
ストプランで、自動的にデジタルコンテンツの各企画適合
質評価』システムを題材とし、
「客観的な画質評価」アナラ
性及び品質に関わる項目を検査可能なソフトウェア『B
イザ『ClearView』を紹介された。これを使用する効果と
aton』を紹介された。ファイルベース化の流れは簡
して、映像コンテンツの信号品質、画質品質 ・劣化パター
単に多種多様なデバイス上の提供を促進する反面、膨大・
ンと原因 ・ファイルベース・ワークフロー ・コーデックに
複雑なコンテンツの品質管理はますます困難になるとし、
ついての話を、詳しいグラフ等を交えながら話をされた。
『B aton』の自動QCツールで人的な検査時間・労力・コ
ほぼ規定の時間通りに無事セミナーは終了し、最後に総合
ストを削減できるとの話をされた。
ナビゲーター 吉井 勇氏より今後のファイルベース化の総
㈱ K-WILL・工藤氏は、既存のテープアーカイブをファ
括を一言いただいた。
イル化するにあたり、テープの再生状態や符号化の品質検
打ち上げは城西大学近くにある、マリーンにて 25 名の
査作業の補助ツールとして、
『VP 3000 H』の紹介をされ
講師・セミナー受講者・運営側が集まり情報等を交換し
た。
『VP 3000 H』は、視聴者が違和感を感ずるようなデ
あった。
機 材 展 示
(株)朋栄 LTR-100HS,MediaConcierge
日本 IBM System Storage TS3200
(株)IMAGICA デジックス
IMAGICADIGIX So-air Telestream Agility2G
JAVCOM 2011 7
機 材 展 示
グラスバレー(株)
ファイルベースメディア CM 素材作成システム
(株)新輝
Cinrdeck EXTREME
アティックス LLC
Ontec 社VideoServer
三友(株)
さくら映機 ユニバーサルプレーヤー
(株)フォトロン
Signiant 社 DigitalMedia Distribution Management System
8 JAVCOM 2011
カリーナシステム(株)
インテリジェントエンコードシステム Cambria
機 材 展 示
YEM エレテックス MediaChorus 社 Hawkeye/
日本IBM System Storage TS2250
VGI(株) VPJ 社 thiiDa2
日本デジタル・プロセシング・システムズ(株)
Stream エンコーダー・Digitalmetrics 社 Aurora
日本HP(株) Mac + LTO5(LTFS)
(株)テクノハウス
Videoclarity 社 ClearView
出展社様のご協力により、
大
盛況となりました。
ありがと
うございました。
次号にて、
各社の製品情報の
詳細を掲載する予定です。
K −Will K -Will 社 VP3000H
IT -Acsess InterraSystems 社 Baton
JAVCOM 2011 9
ソフト研究委員会 2月勉強会
常に世界の放送技術をリードする「NHK・超(ウルトラ)
の技術世界を探る」
〜今年の技術公開に先駆けて、JAVCOM 会員だけに研究公開〜
NHK 放送技術研究所にて、全体概要説明を受ける参加者の皆さん
開催日:2011 年2 月9 日(水)
○超高精細映像(8K)スーパーハイビジョン
場 所:NHK放送技術研究所(世田谷区砧)
〈写真〉
説明は大久保氏
ソフト研究委員会では、
2011 年2 月9 日(水)
、
NHK 放送
今回の上映に使用されたスーパーハイビジョン表示装
技術研究所(世田谷区砧)
にて、
「超の世界の技術」
を見学し
置は、
フル解像度である3300 万画素のプロジェクターで、
た。
これは5 月末に開催される「NHK 技研公開」
に先駆けて
600 インチ程度の大型スクリーンに投射可能な液晶投写型
のことであった。
尚、
この勉強会の開催にあたり女子美術大
である〈技術研究所のスクリーンは450 インチ〉
。
今回は横
学の為ヶ谷教授にご尽力頂いた。
3 時からのスタートであっ
浜博で上映した「未来からのおくりもの Gift」
を上映して
たが、
39 名という多くの会員が参加したところをみると、
わ
いただいた。
音響は上下3層の22.2 チャンネルで、
8K の映
が業界にとっては、
かなり興味深い勉強会であったことが分
像は従来のプロジェクションと違い、
スクリーンから距離が
かる。
近くてもはっきりと美しい映像が見られた。
今回の勉強会は、
「超高精細映像(8K)
スーパーハイビジョ
ン「
」4KPDP、
HD の 4 倍 の プ ラ
ズマTV」
「超高速度カメラ:最大
200 万枚/秒」
「 超高感度HARP
カメラ「
」関連映像検索システ
ム、
EN-Vision」
「 手 話CG」の 6
つの技術を3班に分かれて見学
し、それぞれの担当者から技術
の説明をうける形式で行った。
各班とも相当質問が飛び交っ
たらしく、終了予定時間ギリギ
見学の案内をしたNHK 放送
技術研究所企画部副部長
加藤 隆 氏
10 JAVCOM 2011
リまで最初に概要説明を受けた
会議室には戻ってこなかった。
スーパーハイビジョン上映の様子
ともすれば立体映像と見ま
ごう程遠くの被写体が鮮明に
写し出された。
尚、
撮影に使用
したカメラは約40kg で、
現在
は半分の20kg のカメラが開
発されたとの事。
スーパーハイビジョン映像1
スーパーハイビジョン映像2
フル解像度SHV プロジェクター(NHK HP より)
○4KPDP、
HD の4倍のプラズマTV
スーパーハイビジョン(走査線4000 本級
超高精細映像システム)
の家庭用ディスプレ
イの実現をめざして、
プラズマディスプレイ
(PDP)
の要素技術の研究を進めている。
現在
は4K(HD の4倍の解像度)の103 インチと
58 インチのディスプレイを開発済である。
技
術的には、
このディスプレイが4倍になれば
スーパーハイビジョン(8K) のディスプレイに
なる。
デモ映像で歌謡番組のステージが映し
出された。
HD との比較で、
HD では不鮮明なロ
ングの画の一人一人の表情は、
この4K ディス
プレイでははっきりと認識できた。
サッカー
観戦などではロングの画でそれぞれの選手が
認識できることになる。
4KPDP(58 インチ)
JAVCOM 2011 11
○超高速度カメラ:最大200 万枚/秒
一瞬の現象を超スローモーション映像としてとらえるこ
とのできる、
電荷転送路をメモリーとして使用した特殊な構
造の超高速度CCD を適用した超高速度カメラ。
今回は実際
に水の入った風船を針で割り、
それを1 万6千枚/秒で撮影
した映像を見ながら解説していただいた。
今回は明るめのラ
イトで撮影したが、
最高速の200 万枚/秒で撮影するとき
には、
光源をライトでは賄えないので、
フラッシュを使用す
るとの事だった。
超ハイスピード映像1
超ハイスピード映像2
関連映像検索システム EN -Vision
NHK クリエイティブ・ライブラリーで公開されているた
くさんの映像を、
いろいろな関連に基づいて検索し、
わかり
やすく提示する映像検索システム。
気に入った映像を選ぶだ
けで、
内容の説明文や構図、
色の情報などのメタデータを利
用して関連する映像を検索し、
見ていくことができる。
連想
ゲームを思わせるシステムがだが、
映像の編集などで、
ある
言葉の説明映像を挿入したい時などに役に立つであろう。
い
ろいろな角度から検索することが出来、
考えながら思わぬ新
しい発見が期待できるが、
メタデータの整理と関連付けの作
業の煩雑さは容易に想像できる。
12 JAVCOM 2011
関連映像検索システム EN-Vision
○超高感度HARP カメラ
夜間緊急報道などに不可欠な小型超高感度ハイビジョ
ン カ メ ラ の 実 現 を 目 指 し て、冷 陰 極HARP(High-gain
Avalanche Rushing amorphous Photoconductor)撮 像
板の開発を進めている。
超高感度HARP カメラ
○手話CG
手話放送番組の拡充のため開発されているのが日本語か
ら自然で高品位な手話CG へ翻訳する技術。
日本語単語を入
力すると、
相当する手話単語CG(4,900 語:日本語86,600 語
対応) を表示するという仕組み。
手話の読み取りは手の形だ
けでなく顔の表情も重要とのことで、
今後は顔の表情も形成
できるようにしていきたいという。
モーションキャプチャー
を使用してCG を作成している。
NHK と工学院大学の共同研
究。
※国によって手話の表現が違うため、
英語、
仏語、
等にその
ままでは対応できないが、
基礎技術は使用できるという。
ニュースなど不特定多数の人々に即時に伝えなければな
手話CG
らない番組においては画期的であり必要不可欠な技術にな
るであろう。
将来輸出できる技術になりえる。
約2時間の勉強会で、
最後に大会議室
の戻り質疑応答を行い、
NHK 技術研究所
から、
「NHK 技研だより(最新号)
「
」NHK
技術研究所」
のパンフレット、
NHK 技術
研究所 開所80 周年記念の「テレビは
進化するー日本放送技術発達小史」
(小冊
子)
を出席者全員に頂いた。
感謝!!
株式会社トータルプランニングオフィス
取締役 須藤正徳
見学するJAVCOM 会員
JAVCOM 2011 13
技術研究委員会 1月勉強会
ファイルベースワークフローを担う次世代トランスコーダーCambriaとは
〜今年の技術公開に先駆けて、JAVCOM 会員だけに研究公開〜
勉強会会場風景
2011 年1 月26 日、
今年第1 回目となる技術研究委員会1
業が開発しており、米サンノゼ
月勉強会が、
「ファイルベースワークフローを担う次世代ト
で開発しているが、日本のエン
ランスコーダーCambria とは」
をテーマに開催されました。
ジニアを派遣している為、フィ
会場は、
カリーナシステム株式会社様の東京オフィス(赤
ードバックに対応し易い。③高
坂)
で、
約40 名の参加がありました。
画質で安定した国産のエンコー
ダーを採用。
冒頭に、企画部部長 粕谷 Cambria には4 つのプロダク
徹様より、カリーナシステム会
トラインナップがあります。
社概要についてご説明頂きまし
①ベースバンドからファイルへ
た。
設立は2008 年12 月、
本社は
カリーナシステム株式会社
企画部課長 久木 海 様
神戸にあり、
ソフト・ハードの開
発やシステムインテグレーショ
②ファイルからファイルへ ③ベースバンドからストリーム
へ ④3D 対応 ンを行っています。メディカル
エ ン コ ー ダ ー は、安 定 性 の あ る 国 産 で、
H.264 はNTT-
や教育、デジタルサイネージ等
AT、
MPEG2 はPegasys を採用しています。
出力は、
アクト
多岐に渡る分野に映像システム
ビラや、
Windows では初のDVCPRO MOV にも対応して
を提供しています。
カリーナシステム株式会社
企画部部長 粕谷 徹 様
います。
ベースバンド対応の製品は、
キャプチャーしながら
エンコードできることも特長の1つで、
ベースバンドからス
続いて、
企画部課長 久木 海様より、
本日の勉強会のテ
トリームは、
USTREAM、
iPad、
iPod で視聴できるフォーマ
ーマであるトランスコーダーCambria の概要についてご説
ットにトランスコードできます。
3D では、
Blu-ray 3D やア
明頂きました。
Cambria は、
グループ企業のカペラシステム
クトビラ等のIPTV にも対応予定となっています。
が開発したソフトウェアベースのトランスコーダーで、
以下
の3 つのメリットがあります。
①ソフトウェアベースである
引き続き、
NTT アドバンステクノロジ株式会社アプリケ
為、
新たなフォーマットに柔軟に対応できる。
②グループ企
ーションソリューション事業本部営業SE 部門 担当課長
14 JAVCOM 2011
鎌野 伸一様より、
ソフトウェアコーデックの技術的内容
Cambria 実機のデモンストレーションでは、どのよう
について(H.264 エンコーダーエンジン)
についてご説明
な手順で、
どの程度の時間でトランスコードできるかなど
頂きました。
が実演されました。
ライブ対応の機種では、
会場風景をHD
NTT グループとして、
映像の標準化作業で、
エンコーダー
撮影した映像をライブエンコードしUSTREAM にアップ
の開発研究を行っていました。
MPEG2 やH.264 エンコー
するデモもあり、
iPhone やiPad を所持している参加者が
ダーのチップ開発を行っていましたが、
2007 年からCPU
USTREAM でライブ映像を視聴し、
盛り上がっていました。
の高速化を背景にソフトウェアエンコーダーもリリースし
また、
ビットレートの違いによる画質比較も参加者の興味を
ました。
引いていました。
H.264 ソフトウェアエンコーダーは、
NTT サイバー研究
所から技術開示を受け開発し、
Windows ベースのソフトウ
最後に大竹委員長より、
本日のような勉強会は、
今後のフ
ェア開発キットとしてエンコーダーモジュールを提供して
ァイル化時代に向けた一つの例で、
今後もファイル化に関す
います。
CPU のみで演算し、
マルチコアに対応した高速化の
る勉強会を開催していくとの言葉がありました。
為の並列処理、
高画質を実現する為の視覚特性を考慮した符
今回は会員社の(株)ベスコ様よりHDW-M2000、また
号量を最適に配分する符号化処理、
低帯域でも安定した破綻
(株)
テレテック様よりHD 素材のご協力頂きました、
ありが
のないCBR 処理等の特長があります。
Blu-ray 3D 規格に
とうございました。
もなったMPEG4-MVC にも対応しています。
CBR 処理が
優れている為、
インターネット回線でも3D 映像を伝送でき、
担当班 第2班
田端 宏至
さらに32 コアのCPU を使用すればリアルタイム処理が可
司 会 株式会社計測技術研究所 能で3D ライブにも対応できます。
レポート 株式会社IMAGICA デジックス 中村 則一
説明後のQ&A コーナーでは、
符号化時の画面分割や中間
ファイルのカラースペース等について質問がありました。
カリーナシステム株式会社
東京営業部シニアマネージャー
坂本 正昭 様
Cambria システムの実機
NTT アドバンステクノロジ株式会社
アプリケーションソリューション事業本部
営業SE 部門 担当課長 鎌野 伸一 様
大竹委員長
JAVCOM 2011 15
★ ★ ★★★★ JAVC OM 会員社 NAB2011 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
計測技術研究所:C-12430
ンリニア編集システムとのシームレス連携、
ファイル
UDR-40S-DV は、
複数のDVI Dual-Link I/F を装備した
LTO テープライブラリによる大容量アーカイブなど、
ベースカムコーダからのダイレクトインジェスト、
非圧縮ディスクレコーダーです。
製品リリースは 入出力
を4ch モデル、
8ch モデルの2 機種を用意しています。
UDR
シリーズのコンセプトをベースに、
更に進化した高速・広帯
「LTR-100HS」
を中核とした各種ソリューションを展
示。
●マルチフォーマットプレーヤ「MBP-100MP」
域モデルとなっています。
<新製品>
特 長
Canon XF、
GF、
P2HD、
XDCAM HD、
XDCAM
●4又は8チャンネルDVI入出力を装備した非圧縮レ
コーダー
HD422、
HDCAM EX、
AVCHD、
HDV、
QuickTime
(DVCPRO) など、各種ファイルをHD-SDI 出力可能
●最大 4096x2160RGB 12bit 120P (60Px3D) に対応
※ 8ch モデルの場合
なマルチフォーマットプレーヤ。
既存のベースバンド
システムの資産を有効活用しながらファイルベース
●マルチフォーマット対応:ユーザー様が望む独自のビデ
オフォーマットでの DVI 入出力が可能。
システムを構築する際に活用が可能。
●MXF クリップサーバ MBP-100SX/110SXA/100PD
●複数台での同期運転制御によりさらなるチャネル拡張
が可能(オプション)
■ビデオスイッチャ
●専用アプリケーション GUI ソフトウェアにて 簡単操
作を実現。
●HD/SD 1.5M/E ビデオスイッチャ「HVS-350HS」
<新製品>
●BMP、TIFF、DPX を始めとする多種の画像ファイル
フォーマットに対応。
小型、
高機能、
低価格が好評のポータブルビデオスイッ
チ ャ「HVS-300HS」 の1.5M/E 版 モ デ ル。
「HVS-
●RAID5 相当のパリティ自動生成により、データの信頼
性を確保。
300HS」
の基本機能を踏襲しながら、
マルチビューワ2
系統、
スチルストア4 系統、
キーヤ6 系統、
マルチモニ
●10GbE I/F 接続により、PC との画像データを高速転
送可能。
(オプション:2011 年 / 春予定)
タ、
シーケンス機能対応など数々の機能アップを実現。
3D 機能も用意。
また、
Redrover Co.,Ltd.(所在地: 大韓民国 京畿道城南
●3G/HD/SD 2M/E ~3M/E ビ デ オ ス イ ッ チ ャHVS-
市 代表取締役社長 河 會振) とブースを近接し試作開発し
4000 シリーズ<新製品・NAB 初出展>
た「27.8”ハーフミラー式4K-3D モニター」
をメインに両
2M/E、
2.5M/E、
3M/E に対応したビデオスイッチャ。
社の3D 関連製品を展示。
HD、
SD 混 在 入 力、
3Gbps 対 応、
3D DVE、マ ル チ
ブースにおいて、
商用ベースでは世界初となる、
ハーフミ
ビューワ、
外部機器コントロール、
マクロ、
そして動画
ラー式4K-3D モニターによる超高精細3D 映像を体験で
ファイルサポートなど様々な機能を包括。
また、
外部機
きる。
器とのインターフェースおよび機能を多数実装し、
シ
ステムの中核機器としての活用が可能。
●3G/HD/SD 4M/E ビデオスイッチャ「HVS-5400」
朋栄:C-5219
■ルーティングスイッチャ/マルチビューワ
朋 栄 は2010 年10 月 に 創 立40 周 年 を 迎 え た。本 年 は、
「Continuous Innovation」を テ ー マ と し て、
LTO-5 ビ デ
●3G/HD/SD/ASI ルーティングスイッチャ「MFR シ
リーズ」
<新製品>
オアーカイブレコーダ「LTR-100HS」
を中心とした各種
周辺機器とのタリー連動、ソース名称の自動追従な
ファイルベース製品をはじめ、
マルチパーパスシグナルプ
ど、システムの中核製品として柔軟に活用が可能な
ロセッサ「FA-9500」
やHD 高速度カメラ「VFC-7000」
な
ルーティングスイッチャ。
最大128 x 128 の大型モデ
ど革新的なベースバンド製品群を数多く展示する。
ルから小型32 x 32、
32 x 16、
16 x 16 モデルまで各
種サイズを用意。
■メディアマネジメント関連
●3G/HD/SD/ アナログ/PC 混在 高精細マルチビュー
●メディアマネジメントシステム MediaConcierge
®
ワ「MV-3200」シリーズ
●LTO-5 ビデオアーカイブレコーダ「LTR-100HS」
<新製品>
昨年の発表以来、
多くの反響があるアーカイブレコー
ダ。VTR からのシンプルアーカイブだけでなく、ノ
16 JAVCOM 2011
■プロセッサ関連
●3G/HD/SD マルチパーパスシグナルプロセッサ「FA9500」
<新製品>
★ ★ ★ ★★★ JA VC OM 会員社 NAB 2 0 1 1 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
アップ/ ダウン/ クロス/ アスペクトコンバータやカ
や3G 対応モデル、
3D カメラシステムなどを紹介する。
ファ
ラーコレクタを標準搭載するFA-9100 後継モデル。
イルベースシステムGF series、
「HSS-series」デジタルビ
様々な改良を加え、
高機能化・高性能化を実現。
さらに
デオスイッチャ、
HLM-series LCD モニタ、
次世代マスタモ
多彩なオプションを組み合わせることで、
回線、
中継、
ニタとして、
FED モニタを参考出品する。
報道、
制作、
編集、
送出など、
映像制作現場のすべてに対
し最適な機能を1 台で提供。
●HD/SD 対 応 フ レ ー ム レ ー ト コ ン バ ー タ「UFM30FRC」
<新製品・世界初公開>
〔主な出展機器〕
■GF series では、ファイルベースシステムGF series で
は、編集機とのコンパチビリティや、
GFCAM のさまざ
UFM フレームに実装可能なモジュールタイプのHD/
まな運用スタイルを展示し、
制作、
報道各分野に最適な
SD 対応フレームレートコンバータ。
動き補正変換また
ワークフローを展示。フィルムカメラと同等の画作り
はリニア変換の選択が可能。
を可能にするテープレスカメラを技術展示。
そのほか、
●HD/SD 対応フレームレートコンバータ「FRC-8000」
記録メディアGFPAK のラインアップを強化。
GFPAK
●3G 対応各種モジュール製品 UFM シリーズ
を は じ め、
GFPAK L シ リ ー ズ、
GFPAK CF ア ダ プ タ
を展示し、目的に応じて選べる。さらに、
GFSTATION、
■特殊用途カメラ
●HD 高速度カメラ「VFC-7000」<新製品>
HD サイズでの高速撮影が可能なバリアブルフレーム
GFSTATION PORTABLE、
GFPLAYER な どGF series
によるFileBae アプリケーションを紹介し、
GF series に
よるファイルベースワークフローを提案する。
レートカメラ。
可搬性に優れた小型軽量一体型構造、
簡
GF コーナーでの出品製品は、
GFCAM テープレスカメ
単操作により、
誰でもすぐに使用が可能。
700 コマ/ 秒
ラ「HDS-V10」◇GFSTATION フラッシュメモリーレ
の高速撮影が可能なため、
スポーツ番組等でのリプレ
コ ー ダ「GFS-V10」◇GFSTATION PORTABLE ポ ー
イ用途に最適。
タ ブ ル メ モ リ ー レ コ ー ダ「GFS-P10」◇GFPLAYER
PORTABLE フ ラ ッ シ ュ メ モ リ ー レ コ ー ダ「GFS-
■バーチャルスタジオシステム
●センサレスバーチャルスタジオシステム「VRCAM2」<
V10PL」
などである。
■HDTV3D カメラアプリケーションとして、
Ikegami で
新製品・NAB 初出展>
は、
これまで3D カメラシステム、
3D シアターなどの納入
ワンマンオペレート、
ノーカメラマンにてバーチャルス
実績で培った技術を元に高精細なHD 3D コンテンツを
タジオを実現。
簡単、
ローコスト、
ハイパフォーマンスを
作り上げる3D カメラアプリケーションを展示。
カメラに
コンセプトに開発されたバーチャルシステムの新バー
は、
ワンピースタイプカメラHDL-51 を使用し、
優れた運
ジョン。
充実のプレイリスト機能、
テキストのオンエア
用性を発揮。
池上ならではのHD 画質・色再現性に加え、
編集機能など数々の機能を搭載。
恒例のデモンストレー
臨場感あふれ、
魅力的な3D 映像を再現するアプリケー
ションも実施。
ションを提案する。
■HDTV カメラシステムでは、
新製品の「HDK-79EX Ⅲ」
■3 次元立体視製品
(16bit αversion) は、
HDK-79EX Ⅲを16-bit 化し、暗部
●カラーイコライザ「CEQ-100HS」
の階調性より高め、
より自然な黒が再現可能。
フルデジタ
●3 次 元 立 体 視 対 応 バ ー チ ャ ル ス タ ジ オ シ ス テ ム
ルHDTV カメラの運用性、
操作性はそのままに高画質化・
「VRCAM S3D」<新製品>
●1.5M/E ビデオスイッチャ「HVS-350HS」
●MXF クリップサーバ「MBP-100PD」
高感度化を実現した最高峰フルデジタルHDTV カメラシ
ステム。
■ 多 目 的HDTV カ メ ラ で は、
F11,S/N56dB の 高 感 度
・ 高 画 質 化 を 実 現 し、さ ら に、
AVC(Auto Video-level
Control)
機能やATW(Auto Tracking White Balance)
池上通信機 : C-5108
機能を標準装備し、
お天気カメラや情報カメラシステム
本年は"Sophisticated Products for Demanding
製品「HDL-45E」をはじめ、
デュアルリンク1080/60p
Professionals" をテーマにファイルベースシステムGF
対 応 の「HDL-50DL」の ほ か、
HDL-50-series で は、高
series を出品。
編集機とのコンパチビリティや、
GFCAM の
性 能CMOS セ ン サ を 採 用。
1080/59.94i、
720/59.94p、
さまざまな運用スタイルを展示し、
制作、
報道各分野に最適
1080/50i、
720/50i など各種フォーマットにネイティブ
なワークフローを展示。
ライブカメラ、
ハンディカメラをは
に対応するワンピースタイプのフルデジタルHDTV カメ
じめ、
多目的カメラなど最新のHDTV カメララインアップ
ラ。
さらに、
ヘリコプタ搭載などを考慮した「HDL-F50」
などで威力を発揮する小型ワンピースHDTV カメラの新
JAVCOM 2011 17
★ ★ ★★★★ JAVC OM 会員社 NAB2011 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
や24p フォーマットに対応した「HDL-51/HDL-F51」
も
ウトサーバー
同時にラインアップ。
そのほか、
カメラヘッドの奥行きを
DNF CONTROLS:N-2115
最小限にすることで、
小型ジンバルなどへの搭載が可能。
●コントローラ各種。
VTR&DDR コントローラー
CCU も大幅に小型・軽量化し、
限られたスペースへ設置
が可能な「HDL-F25i 」
などを出品。
■デジタルスイッチャでは、
2M/E デジタルビデオスイッ
チャ「HSS-200-series」
を中心に出品。
■モニタ:参考出品として、
CRT に匹敵する性能を誇る自
DPSJ:各社ブース Digital Rapids:SL-6010
発光デバイスFED を採用した次世代マスタモニタであ
新製品「StreamZ Live IP」
(IP ストリームを入力とする
り、
動画ぼやけが発生せず、
優れた動画応答を発揮。
FED
エンコーダ)が初公開される他、
Transcode Manager や
パネルは視野角の影響を受けず、
安定した映像監視を可
TouchStream 等全てのStream シリーズ・エンコーダ製品
能とし、
さらに安定した黒と高コントラストにより、
広ダ
の新バージョン、
新モデルが披露される予定。
イナミック映像を再現する19.8 型FED 次世代マスタモ
エンコード、
トランスコード、
ストリーミング等に対する
ニタを参考出品。
ソリューションの強化のほか、
今まで培ってきた技術を元
LCD モニタでは、
フルHD24 型マルチフォーマットLCD
にして、
強力なファイルベース・ワークフローや効率的な
カラーモニタの新製品「HLM-2450WB」
、
32 型「HLM-
B2B 配信等に対しても確かなソリューションを提示する。
3250W」
、
17
型「HLM-1750WR」
「HLM-1704 WR」
、
9型「HLM-904WR」
のほか、
HLM/HTM series カラー
Digimetrics - DCA:N-729
モニタ(USB 対応)
のホワイトバランスを自動調整する
ファイルベース・ワークフローにとって課題となる、
メ
プローブ製品としてオートセットアッププローブ「ASP-
ディアファイル内の品質保証です。
DCA 社の非参照型・
100」
を出展する。
ファイルベース品質検査ソフトウェア「Aurora」
は、
画質、
音質等の品質だけでなく、ファイル内部の詳細なフォー
マットチェッカーとしても活用できるソリューションで、
アストロデザイン:C-11045
様々なフォーマットに標準対応、
数種類のテープヒットノ
イズ検出、
1 台から構築可能なコスト対効果に優れている。
今年も4K ×2K 対応の非圧縮SSD レコーダをはじめ、
高
精細4K カメラシステムなど、
デジタル放送に関わる様々な
新製品を多数出展する。
<主な出展予定製品>
ニッキャビ:TBC Consoles ブース
●4K ×2K 対応56 インチ液晶モニタ[DM-3400]
TBC Consoles:C-12419 ●2K 非圧縮SSD レコーダ[HR-7502-A]
輸入元:
(有)
プランネット/ニッキャビ㈱
●4K 非圧縮SSD レコーダ[HR-7512]
“TRAC SERIES”
を中心に展示予定。
送出システム・ノン
●非圧縮バックアップ装置[HB-7503]
リニア編集・オフライン編集・モニターラック等様々なシー
●マルチ波形モニタ[WM-3204]
●ラスタライザ[HW-7064]
●3D コンポーザー[VC-7063]
ンに対応するマルチメディア対応型ワークステーション。
【intelli TRAC】
従来のコンソールデスクの概念と異なる理想型のコン
ソールデスク。
各モジュールを組み合わせることにより使
いやすくハイエンドのパフォーマンスを実現している。
ノ
新輝:各社ブース
ンリニア編集・CG 制作・コントロール用として幅広く使用
Cinedeck:SL-12116
より標準仕様にて自由にLCD アーム( オプション)
を取り
●「Cinedeck EXTREME」
。超小型・SSD 収録・軽量ディ
スクレコーダー
可能。
本体前後に装備されている拡張用アルミフレームに
付け可能。
レベラーも標準装備。
【smart TRAC】
CineToys:C-7221
intelli TRAC コンソールをシンプルに再構成し、
コスト
●「GearNex」
。
映画・デジタルシネマ・DSLR 等の小型~
パフォーマンス・デザイン・機能を高次元でバランスよく
中型カメラ向けギアーヘッド
表現した次世代のマルティメディアステーション。
intelli
EditShare:SL-4728
TRAC 同様完全なモジュール構成で、
自由なレイアウトが
●「Geevs」
。
多フォーマット対応インジェスト・プレイア
可能。
豊富なオプションを任意に追加することで、
ノンリニ
18 JAVCOM 2011
★ ★ ★ ★★★ JA VC OM 会員社 NAB 2 0 1 1 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
ア編集・CG 制作・ネットワークセキュリティ監視等幅広い
シーンで使用できる。
NewsCutter、
ISIS から成るインジェストソリューション、
Interplay Assist/Access、NewsCutter、Deko 及び
PostDeko for Editors、
ISIS に よ る プ ロ ダ ク シ ョ ン、
【TRAC Wall】
iNEWS、
iNEWS Command 及びDekoSelect オプションに
TRAC Series で 採 用 さ れ て い る 多 機 能 ア ル ミ フ レ ー
よるニュース・マネージメント、
Dekocast などによるデリ
ムをメインフレームに採用し、
LCD 実装主体の従来のモ
バリー及びオートメーションを展示、
デモンストレーショ
ニターラックのイメージを払拭するデザインのモニター
ンする。
その他、
フィールドジャーナリズム・キヨスクとし
ウォール。
てモバイルデバイスでのiNEWS クライアント、
Interplay
下部には収納スペースとしてintelli TRAC のキャビネッ
によるメディア・アセット・マネージメント及びプロダク
トが採用されておりデザイン的にも機能的にも充実した構
ション・マネージメントなどのソリューションを紹介する
造となっている。
予定となっている。
■プロフェッショナルゾーン
Avid:SU-902 ~予算とスケジュールに基づいて品質の高いコンテンツを
今年のAvid ブースでは、
Openness をテーマに掲げ、
業
プロフェッショナルな製作現場で最も実績のあるポスト
界におけるリーダーシップのさらなる強化を促進するAvid
/ プロフェッショナル・ソリューション・スイートとして、
ソリューションの数々を、
以下を中心に提案する。
Media Composer 5.5、
Avid DS、
Pro Tools、
Artist シ リ ー
クリエイト~
ズコントローラー、
DS ソフトウェアなどを紹介。
また、
Pro
【メインステージ】
Tools 9、
D-Command、
C|24、
Pro Tools|HD Native、
S5
3D: 3D 編集及びフィニッシングを、
Media Composer
Fusion などの製品群により、
プロフェッショナル・ミキシ
5.5、
Avid DS、
Symphony、
Video Satellite、
ICON、
Pro
ングを加速する。
Tools HD などを中心にご紹介します。
ポストプロダクショ
こ の 他、
50 を 超 え る パ ー ト ナ ー 各 社 の ブ ー ス に お い
ンのみならず、
放送や教育においても不可欠となりつつあ
て もOpenness を テ ー マ と し、
Interplay PAM、
Media
る3D の、
Avid における最先端テクノロジーを紹介。
Composer、
EUCON、
Pro Tools、
iNEWS などを始めとする
イ ン デ ィ ペ ン デ ン ト・フ ィ ル ム メ ー キ ン グ・ワ ー ク
Avid ソリューションが展示、
デモンストレーションされる
フ ロ ー: Media Composer 最 新 バ ー ジ ョ ン5.5 及 び
予定。
Pro Tools 9 を 中 心 に、
Pro Tools|HD Native、
ICON
D-Control、
Artist シリーズコントローラー、
Avid DS、
さら
にVideo Satellite の多彩なソリューションにより、
Avid の
みが実現できるポストプロダクション・ワークフローをデ
報映産業:各社ブース モンストレーションする。
アメリカ、
Volicon 社(SU5902)は、
BS.1770 ラウドネ
エンタープライズ/ ブロードキャスト: Avid が提唱する
スオーディオモニタリング、
ASI/IP トランスポートスト
インテグレーテッド・メディア・エンタープライズ(IME)
リーム監視など、
新しい機能を盛り込んだ製品を発表。
により、
コラボレーション環境で「所有するメディアを最
ノルウェイ、
T-VIPS 社(SU7207)の「TVG480」は1U
大限に活用する」
最新のソリューションを、
Avid のビジョ
ラックマウントサイズのデジタルシネマゲートウエイ。
IP
ンと共に提案。
ネットワークによるHD、
ステレオ3D リアルタイム転送に、
さらにメインステージにおいては、
3D 映画やテレビ番
革新的な技術をもたらします。
TVG480 はJPEG2000 を採
組、
ニュース制作などにおける、
編集、
ミキシング、
メディア
用し、
高クオリティかつディレイ量の少ないビデオ転送を
/ データ及びスケジュール・マネージメントについて、
Avid
IP ネットワーク上に実現する。
ソリューションを使った多彩なユーザー事例を実演予定と
なっている。
シ ン ガ ポ ー ル、
P i x e l M e t r i x 社(SU7813)の
「Consolidator」
は、
エンタープライズクラスの管理プラッ
トフォーム。デジタルテレビブロードキャストの運用パ
【展示・デモゾーン】
フォーマンス情報をリアルタイムに中央集約し、
迅速な障
■エンタープライズ/ ブロードキャストゾーン
害発生切り分けをサポートする。
~他社ソリューションとは一線を隔すワークフローと、
アメリカ、
StorageDNA 社(SL10310)
は、
新しくLTO-5
実績のある製品群~
AirSpeed Multi Stream、
Interplay Capture、
アーカイブおよびバックアップのためのソリューション、
「DNA Evolution」
を発表。
DNA Evolution は、
あらゆるワー
JAVCOM 2011 19
★ ★ ★★★★ JAVC OM 会員社 NAB2011 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
クステーション、
またはSAN から、
テープアーカイブサー
version 4( 別売) をベースにしたソリューションとなって
バをネットワークで結ぶ。アーカイブの対象となるのは
いるので、
操作は直感的にタッチパネルで簡単に行うこと
ファイル、
フォルダから、
AAF メタデータ、
XML メタデー
ができる。
タと多彩。
■ 特 徴:ラ ウ ド ネ ス 規 格(EBU R128, ITU-1770, ITU-
Facilis 社(SL4428)の サ ー バ ダ イ レ ク ト 型SAN、
1771) に 準 拠 ◇2ch-8ch の 測 定 が 可 能 ◇ ヒ ス ト グ ラ ム
Terrablock は、
今回バージョン5.0 に進化。
顧客毎のさまざ
表示によりが可能◇3G/HD/SD-SDI、
AES 入力インター
まなワークフローに対応するハイパフォーマンス共有ファ
フェース◇卓上またはラックマウントでの設置が可能◇全
イルシステムは、
これまで以上の接続性と高速アクセスを
ての操作・表示はタッチスクリーンで行える◇リファレン
サポートする。
バージョン5.0 では、
特にOSX クライアント
スレベルを任意に設定が可能◇コストパフォーマンスに優
に運用パフォーマンスを向上が図られており、
他の追加機
れているので設置場所を選ばない
能とともに見逃せないリリースとなっている。
■Touch Screen User Interface
・Configuration: 設定画面=チャンネル数の選択やインテ
グレーションピリオドの設定。
三友:Wohler Technologies ブース
・Loudness History: ラウドネスヒストリー=ラウドネス
Wohler Technologies:N-2524 ・Histogram History Log: ヒストリーログ画面=過去のロ
①8 チャンネルMADI モニター「MADI-8」
の表示画面
グ情報を簡単に表示する。
コンサート・ライブサウンド、
レコーディングスタジオ向
・Customizable Reference Level: リファレンスのカスタ
けソリューション:MADI-8 はMADI ストリーム(64ch) か
マイズ画面=リファレンスレベル(Value in LKFS) を任
ら任意の8ch を選択しモニタリングするソリューション。
意に設定する。
複数台のMADI-8 を繋ぎ合わせれば、
モニタリングチャン
ネルを増やすことの可能。
中継やプロダクションを手掛け
る方には協力なツールとなる。
これまでに比べケーブルの
引き回しが断然楽になる製品。
MADI(Multiple Audio Digital Interface or AES10) は
クォンテル:SL-2014
放送とポストに向けた数々の新しく拡張されたソリュー
業界標準の規格であり、
最高64 チャンネルのオーディオを
ションを発表する。
今回の重要なテーマは、
拡大するファイ
1 本の光ファイバーまたは同軸で伝送する。
ルベースのワークフロー、
強化された統合、
そしてステレオ
■特徴:入力 MADII/O (coax and optical) ◇出力 ステレ
3D の生産性の飛躍的向上の3 つである。
同社のブースには
オダウンミックスアナログアウト(XLR / LR)、
モノMIX ア
新製品が並び、
同時に放送とポストの両分野で確固たる地
ウト(x1 XLR) ◇16 キャラクターx2 段表示(LCD ディスプ
位を築いている製品群のさらなる進歩がわかる。
レイ) ◇ビルトインスピーカー◇ヘッドフォンジャック◇
チャンネルインジケーター◇x8 ユーザープリセット◇小
■グローバル・メディア・ワークフロー
型軽量、
1RU サイズ 奥行き4.75" ◇ボリュームコントロー
高速で柔軟性の高いワークフローを国をまたいで、
ある
ル◇ミュート機能◇MADI 伝送距離( 約) Optical 3000m /
いは大陸をまたいで実現するのは、
これまでは不可能だっ
Coaxial 100m
た。
NAB で同社が発表するQTube は、
真のグローバル・メ
ディア・ワークフローを構築し、
インターネット接続のある
②8 チャンネルラウドネスアナライザー
場所であれば地球上のどこからでも、
メディア・アセットに
「Pandora/ パンドラ」
素早く、
安全にアクセスできるシステムを提供する。
メディ
■概略:ラウドネスがワールドワイドで規制されるように
アを再生するだけにとどまらず、
QTube はメタデータの編
なった。
「パンドラ」
ラウドネスアナライザーはEBU R128,
集、
高解像度素材のダウンロード、
さらにフレーム精度の編
ITU-1770, and -1771 に対応した完璧なソリューション。
集まで実現する。
そのすべてをインターネット上で、
最小限
EBU R128, ITU-1770, ITU-1771 は、
視聴者からの不満
の遅延と最大限のセキュリティのもとで提供される。
を解消すべく出来上がった規格で、
これまで生じていたプ
ブースにて、
ラスベガスから文字通り何千キロも離れた
ログラム間、
あるいは放送局間におけるラウドネスの相違
メディアにリアルタイムでアクセスして動作するQTube
を解消するための規格である。
をライブで実演する。
同社のEnterprise sQ 放送制作シス
同製品はデジタルオーディオ(AES/SDI:2ch-8ch) のラ
テムと共に動作し、
QTube によって効果的なチームワー
ウドネスレベルをモニタリングする。
基準値はユーザーが
クを世界中の支局や取材地との間で実現できることを実感
任意に設定することが可能品。また、
Apple のiPod touch
してもらう。
QTube は創造性と有効性に新しい一歩を提
20 JAVCOM 2011
★ ★ ★ ★★★ JA VC OM 会員社 NAB 2 0 1 1 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
供する。
コンテンツ・クリエイションはこれまでとは違う。
とポストの全製品に共通で、
高品質のステレオ作品をこれ
QTube は「IP の上に構築されたワークフロー」
である。
までにない生産性で制作できるようになっている。
新しい
GeoFix ツールは先進の画像分析技術を使ってカメラのジ
■ターンアラウンドの早い放送制作システム
オメトリーの際を自動的に修正することによって、
生産性
Enterprise sQ はマーケットをリードするターンアラウ
を飛躍的に高める。
新しいDisparity Checker は左右の映像
ンドの早い制作システムで世界中のニュースとスポーツの
の違いをリアルタイムで計測し、
ユーザーが新しい3D チャ
放送で使われている。
Enterprise sQ は完全な制作システム
ンネルコンテンツの仕様に合致して制作するのを助ける。
でサーバー、
編集機、
収録と送出アプリケーション、
メディ
ア・アセット・マネジメント、
そしてサードパーティのシス
■ハイエンドのカラーコレクションとフィニシングシステム
テムやプロトコルを統合化できる数々のワークフローツー
クォンテルのeQ とiQ システムは、
ハイエンドのフィニシ
ルを備えている。
今回のNAB では、
Enterprise sQ は新しい
ングシステムとして定評があり、
ポストとDI のアプリケー
編集機、
新しいワークフロー・アプリケーションと完全に改
ションで広く使われている。
Pablo はカラーコレクション
訂されてアップデートされたメディア・アセット・マネジ
とフィニシングを組み合わせたユニークなシステムで、
驚
メント・システムによって、
さらに強化されている。
異的な生産性を実現している。
Qube はEnterprise sQ のための新しい編集機である。
NAB でクォンテルがフォーカスしたのは前述のステレ
Qube は、
sQ Edit Plus の後継としてより高いパフォーマ
オ3D とワークフローである。
統合を強化するeQ、
iQ、
Pablo
ンスをより低価格で提供し、
クォンテルの放送分野の製品
を対象としたポスト向けの新しい開発には、
Alexa とD21
としては初めてCUDA GPU による加速処理の利点を享受
カメラのArriraw サポート、ネイティブDNxHD の双方向
できるものとなっている。
Qube はさらに3G HDSDI イン
ファイル交換、
16 チャンネルオーディオ入出力が含まれ
ターフェースを備え、
1080p60 とステレオ3D を扱うのに
る。
このいずれもが既存ユーザーにも新規ユーザーにも望
十分なパワーを持っている。
まれる機能である。
sQ Fileflow はEnterprise sQ システムのための新しい
Pablo PA、
ソフトウェアのみのアシスト・ステーション
ワークフローアプリケーションである。
sQ Fileflow は、
多
もNAB デビューを果たす。
Pablo PA は、
クリエイティブで
くのユーザーから要望の上がっていたXDCAM HD との密
はない作業をメインの編集室を使わずに行うことでワーク
接なインテグレーションを可能にするために開発された。
フローを加速する。
メタデータとエッセンスのスムーズな
sQ Fileflow は、ネ イ テ ィ ブ のXDCAM HD フ ァ イ ル を
やり取りが可能で、
Pablo PA をワークフローに追加するこ
sQ システムとの間で高速で簡単な双方向転送を可能にす
とにより、
編集室の柔軟性と選択肢が豊になる。
NAB では、
る。
IT フレンドリーなWeb サービスインターフェースを
GPU プロセスによってPablo PA の生産性はさらに加速する。
使って、
これまでになく簡単な方法でsQ をあらゆるワー
クフローに統合することが可能である。
その例としては、
Long GOP の送出サーバーや、
XDCAM HD のアーカイブ
システムがある。
テクノハウス:各社ブース
NAB でデビューする製品にはMission 2 がある。
クォン
Evertz : N-1602 & SU-4307
テルの大好評のメディア・アセット・マネジメント・システ
マルチビュワーMVP
ムの最新バージョンである。
Mission 2 は、
新しく整理され
マルチビュワーVIPA シリーズ
たユーザーインターフェースに、
多くの新機能を包み込ん
マトリクスルーターEQX シリーズ
でいる。
ひとつのキーポイントを挙げるとすれば、
ユニコー
光伝送装置
ドの完全サポートで、
日本語、
韓国語、
中国語の各ユーザー
3D プロセッサー
にとっては、
Mission のパワーを初めて享受できるチャン
EnsembleDesigns : N-1323
スとなる。
PC スキャンコンバーター
3G/HD-SDI to HDMI コンバーター
■ステレオ3D
HDMI to 3G/HD-SDI コンバーター
ステレオ3D は映画だけの話ではなくなっている。
多く
Convergent Design : C-11126
の放送局が3D コンテンツを制作し、配信している。クォ
Gemini4:4:4 レコーダー
ンテルのiQ とPablo はすでにステレオ3D の制作能力の
Video Clarity : SU-7508
高さについて好評を博し、
幅広く使われており、
昨年には
画質評価装置
Enterprise sQ にもステレオ3D の機能が追加された。
Harris Corporation : N-2502
NAB で新しく発表されるステレオ3D ツールは、放送
計測機器
JAVCOM 2011 21
★ ★ ★★★★ JAVC OM 会員社 NAB2011 出展情報★★★★★★
(順不同、各社名のあとの英数字はブースナンバー)
アスク:各社ブース
作のエキスパートによるデモを毎日実施します。この機会
AJA Video:SL-4420
た高品質な S3D ワークフローを体感できる。
にぜひ、
「Neo 3D」による CineForm コーデックを使用し
AJA Video Systems 社は、Acquire(収録)
、Edit(編
集)
、Convert(変換)に分類された製品カテゴリーの中
CineToys, LLC / GearNex:SL-2510
から、広範囲にわたって映像制作ワークフローをサポート
Cinetoys 社
する製品を出展。ProRes 422 で収録可能なテープレスメ
CreativeCows.net でブルーリボン賞を受賞した、フィル
ディアレコーダ「Ki Pro シリーズ」
、非圧縮ビデオキャプ
ムやデジタルシネマ向けのギヤヘッド「GearNex Geared
チャデバイス「KONA シリーズ」や「Io シリーズ」
、クオ
Head」と専用のプレート「Big Tilt Plate」を出展。Gear
リティの高さで定評を獲得したミニコンバータや FS1 な
Head は、ギヤを使用した設計によって、伝統的な油圧式
どを展示。また、WEB 限定で抽選会を行っており、当選
ヘッドよりも更に正確なパン・チルト操作を可能にしま
者には Ki Pro Mini、KONA 3G、ミニコンバーター(Hi5-
す。また、チルトは最大 70% の角度まで操作でき、様々
3G、GEN10、3GDA)のいずれかをプレゼント!。ポスト
なカメラサポートシステムに使用できる専用のプレート
プロダクションとのパイプラインを強化する AJA 製品。
も合わせてご覧頂けます。是非、すべてが新しくなった
は、NAB 2010 Vidy Award と
GearNex ™に直接触れて、正確かつスムーズな操作感を体
ATTO Technology Inc.:SL-2510
感できる。
ATTO Technology 社は、高効率なビデオ/オーディ
オワークフローを強力に支えるために、安定した高速大容
Dulce Systems:SL-10210
量転送を可能にする各種ホストアダプタ、RAID アダプタ、
Dulce Systems 社は、NAB 2011 において新たにリリー
ネットワークアダプタ、RAID ストレージ・コントローラ、
スされる 4 種類の高性能な RAID ストレージ製品を出展。
ブリッジ等を出展。業界内で既に定評のある ATTO の接
2U ラックマウントユニットに 4 つのドライブパック(ド
続性と高性能テクノ ロジーを使った、様々なソリューショ
ライブパック 1 つあたり最大 6TB)を搭載可能な新製品
ンを展示します。また、ライブデモンストレーションを見
「PRO RXmpd」や 3U ラックマウントユニットの PCIe2
たり、業界のエキスパートに話を伺ったりして、あらゆる
(x16 レーン)拡張ボックス「PRO RXex」を展示。また、
局面を サポートする広範囲な製品群から、より多くの優れ
たソリューションを見つけられる。
60 台のドライブを搭載した「PRO FCa」
、5 基の PCIe2
(x16 レーン)スロットを搭載した「PRO EX」など、既
存のラインナップに新たに追加されたモデルも展示されま
Cache-A Corporation:SL-8209
す。ビデオポストプロダクション向けに設計された RAID
Cache-A 社は、ファイルベースワークフローの中で増
ストレージソリューション。
え続けるデジタルコンテンツファイルを、長期保存・管理
するための LTO アーカイブアプライアンス「Pro-Cache」
Telestream, Inc.:SL-3309
シリーズを出展。LTO は、すでに IT 業界などで多くの導
Telestream 社は、ワンクリッククラスタリングを備えた
入実績を誇り、耐用年数が長く、容量単価も低いことで
最新のトランスコードソフトウェア「Episode 6」
、多様な
定評のあるメディアです。今回、最新の技術である LTFS
ビデオワークフローを自在にデザイン可能な「Vantage」
、
(Liner Tape File System)
を採用した製品のデモを実施し、
SD/HD ビデオ・オーディオ素材を各種ファイルフォーマッ
シンプルな操作で、より扱いやすくなった「Pro-Cache5」
トにエンコードするハードウェアデバイス「Pipeline」な
を体感頂けます。また、大量のデジタルデータのアーカイ
どを出展。SDK により、既存のソフトウェアシステムとの
ブを自動化し、効率的に管理するための Pro-Cache オプ
統合を容易に行えるようになった「Vantage」を「Agility
ション「Pro-Cache Library24 / 48」もあわせて展示。
2G」と組み合わせての展示、また、Avid Interplay 2.2 に
対応した「FLIPFACTORY」や、その他のソフトウェアも
CineForm, Inc.:SL-6929
展示されます。なお、
「Episode 6」は現在アスク DCC で
CineForm 社は、2D/3D に関わらず CineForm コーデッ
乗換えキャンペーンを行っています。この機会にぜひ、
ファ
クファイルが持つ位置や色情報等(アクティブメタデータ)
イルベースワークフローを支える Telestream 製品。
をリアルタイム且つ非破壊で調整可能なアプリケーション
「First Light」を含む、S3D 編集用ソフトウェアパッケー
ジ「Neo 3D」を出展。Mac / Win 環境で、Avid Media
Composer 5.5 や Apple Final Cut Pro を 使 っ た 3D リ
ア ル タ イ ム 編 集 シ ス テ ム を Sony、Panasonic、P&S
Tecknic や GoPro の最新カメラとあわせて展示。またブー
ス内にある、デモンストレーションシアターでは、S3D 制
22 JAVCOM 2011
JAVCOM 運営会議便り
■■■第 163 回運営会議■■■
日時:平成 23 年 1 月 20 日(木)
18:00 〜 20:00
場所:麹町区民館 洋室 C、出席 12 名
1.会員動向
(旧) → (新)
(正会員<団体>)
●㈱ニユーテレス 正・高瀬 義美(取締
役営業センター営業開発部部長)→(取締
役)
〔入 会〕 正会員
●㈱フォトロン(紹介者:柿澤理事、橘内氏
( ㈱テクニカランド))
(平成23 年2 月入会)
〒102-0071 千代田区富士見1-1-8
千代田富士見ビル
正担当者:鎌田 浩充(映像システム事
業本部 担当課長)
TEL.03-3238-2105 FAX.03-3238-2147
副担当者:宮澤 剛(映像システム事業
本部プロ映像システム部チーム長)
TEL. 03-3238-2105 FAX.03-3238-2147
2.忘年会収支報告
平成22 年12 月24 日( 金)
ハイアットリージェンシー東京 27F エクセレンス
参加申込 70 名(御招待8名)⇒78 名
参加者 66 名(御招待6名)⇒72 名
<当日参加3名、欠席7名(御招待欠席2名)>
※岩井理事より寄付金、楡井理事より日本
酒、㈱トータルプランニングオフィス様、
日本デジタル・プロセシング・ システムズ
㈱様、㈱ブル様より景品を寄贈頂きまし
た。
有難うございました。
3. 各委員会報告
■広報出版委員会
● JAVCOM ニュース№83 号 掲載記事-理事長年頭の所感、忘年会、技
術 研 第13 回 研 修 会、我 が 社 のPR( パ イ
オニア、ヒューマックスシネマ、フェアネ
ス)
、新会員紹介(ソニーPCL、ニッキャビ、
アマナインタラクティブ)他
※原稿の入稿が遅れているため、発行は1月
下旬以降になります。
■ニュービジネス・ソフト研究委員会
●第4回ニュービジネス・ソフト研究委員
会合同会議報告
日程:平成23 年1月7日(金)18:00 ~
場所:IMAGICA デジックス
出席11 名
三 友㈱ 長 田 達 雄 氏
会合同会議報告
ソニーPCL ㈱ 山 本 浩 明 氏
日程:平成23 年1月13 日(木)
14:00 ~
1/17 アイビーホールにて打合せ
場所:ニューメディア
※申込49 名、
御招待・講師10 名
●第5回ニュービジネス・ソフト研究委員
⇒59 名(1/20 現在)
出席9名
《議題》
№131 セミナー実施について
5.
その他
・開催日-平成23 年3 月3 日(木)
●第91 回常任幹事会報告( 相原幹事長)
・会場-城西大学紀尾井町キャンパス ・1月13 日(木)
17:00 ~18:30
開催日と会場は決定したので、早急に内
テクニカランド
容を固め講演依頼、後援依頼、案内 DM
出席者は岩井理事、楡井理事、事務局を含
め8 名。
の作成を行う。
今回は、展示スペースを設け、機材・パ
議題-①忘年会収支報告
ンフ等の展示を行う。
②№130 新春セミナーについて
③№131 セミナーについて
●次回打合せ
日程:平成23 年1月21 日(金)
④各委員会の活動状況
時間:16:00 ~
⑤30周年記念行事について 場所:城西大学紀尾井町キャンパス
⑥その他(事務局からの報告連絡
■技術研究委員会
事項等)
●1月勉強会&第156 回定例会
● JAVCOM 30 周年記念事業について
『ファイルベースワークフローを担う次世
日にちは、
平成23 年10 月5日
(水)
を予定。
代トランスコーダCambria とは』
セミナーとパーティを予定しているが、セ
日時:平成23 年1月26 日(水)
ミナーは記念講演とし講師は1名とする。
15:30 ~17:00 勉強会
17:10 ~18:00 定例会
場所:カリーナシステム㈱ 東京オフィス
※2月はソニーPCL で3D の勉強会を予定。
3月は新輝、
又は計測技術研究所を予定。
会場、講師等常任幹事会、運営会議で検討
していく。
● 2011 NAB ツアーについて
㈱ユニワールドと共催で開催予定。
4/9 ~
4/14 で実施。
新春セミナーまでに簡単なチラシを作成、
■ソフト制作研究委員会
●第4回ニュービジネス・ソフト研究委員
第一報として会員にご案内。
●入会促進の状況
会合同会議報告
●第5回ニュービジネス・ソフト研究委員
㈱フォトロンが入会し、現在、正会員75 社
4個人、
特別会員15 個人。
会合同会議報告
※ニュービジネス委員会の項参照
正会員80 社が目標です。
●2月勉強会
交渉中-IMAGICA(二口事務局長)
『NHK・超( ウルトラ) の技術世界を探る』
● 二口事務局長からの報告
超高精細映像(8K)
スーパーハイビジョン、
・各団体新年会報告
超ハイスピード映像、超高感度HARP カメ
・JAVCOM 事務局(ライオンズマンション平河町
ラ、手話CG 等6項目を少人数グループに
510)
契約更新について
・マックレイ㈱-創立30 周年パーティ
分け、15 分ずつ見学する
日時:平成23 年2月9日(水)
4月20 日
15:00 ~17:00
場所:NHIK 放送研究所 ※次回常任幹事会
定員50 名。
申込27 名(1/20 現在)
2月 17 日(木)17:00 〜 テクニカランド
4.№130 新春セミナーについて
日時 平成23 年1月28 日( 金)
※次回運営会議
16:00 ~セミナー
2月 24 日(木)18:00 〜
18:00 ~懇親会
麹町区民館 洋室 C
会場 青学会館アイビーホール
「クリノン」
「アロン」
3月 24 日(木)18:00 〜
会場は未定
内容 『2011 年我が業界を語る』
&
新年賀詞交歓会
講師-共信コミュニケーションズ㈱ 田 川 智 也 氏
JAVCOM 2011 23
■■■第 164 回運営会議■■■
㈱朋栄
日 時 : 平成 23 年 2 月 24 日 ( 木 )
18:00 〜 20:00
プに分け見学する
・アイティアクセス㈱ /㈱K-WILL /
日時:平成23 年2月9日(水)
㈱テクノハウス 場 所 : 麹町区民館 洋室 C、出席 12 名
場所:NHIK 放送研究所 ⇒128 名(2/24 現在)
参加38 名
1.会員動向
定員オーバーの為、締切前に受付終了とした。
(旧) → (新)
・森澤理事から会場の城西大学に定員を増
やせないか交渉して頂く。
(正会員<団体>)
・配布はレジメのみ。
●ソニープロテクノサポート㈱
副・坂本 明(営業担当部長)→西 耕司
15:00 ~17:00
※申込123 名、
御招待5名
5.
その他
●第92 回常任幹事会報告( 相原幹事長)
・2月17 日(木)
17:00 ~18:30
・資料は各自JAVCOM ホームページにアク
テクニカランド
セスして取り出せるようにする。
(営業部統括部長)
出席者は楡井理事、
事務局を含め7名。
議題-①№130 新春セミナーについて
2.
№130 新春セミナー報告
4. 各委員会報告
『2011 年我が業界はいま…
■広報出版委員会
&新年賀詞交歓会』
● JAVCOM ニュース№84 号 ②№131 セミナーについて
③各委員会の活動状況
④30 周年記念行事について
平成23 年1 月28 日( 金)16:00 〜20:00
掲載記事-ソフト2月勉強会、技術1月勉
⑤2011 NABツアーについて 青学会館アイビーホール
強会、技術2月勉強会、我が社のPR(パ
⑥その他
●申込 セミナー 懇親会
イオニア、ヒューマックス・シネマ、フェ
有料参加者 71 名
アネス)他
60 名
71 名
(事務局からの報告連絡事項等)
● Web 委員会
講師
4名
4名
4名
■ニュービジネス研究委員会
・打合せ 2月23 日(水)
13:00 ~14:00
御招待者
6名
4名
6名
●第6回ニュービジネス・ソフト研究委員
<合計> 81 名
68 名
81 名
●参加 セミナー 懇親会
有料参加者 74 名
50 名
74 名
(当日参加4 名、欠席1 名)
4名
4名
4名
御招待者
4名
3名
4名
<合計> 82 名
57 名
82 名
(欠席2 名)
柿澤委員長、
橋本理事、
田村理事
日程:平成23 年2月16 日(水)
18:30 ~
場所:IMAGICA デジックス
出席16 名
講師
日本電子専門学校
出席-小山内先生、
井上君、
岡田さん
会合同会議報告
《議題》
№131 セミナー役割分担について
・4月7日 新担当者(井上君、岡田さん)の
プレゼンをIMAGICA デジックスで開催予
定。
● 2011NAB ツアーについて
■技術研究委員会
㈱ユニワールドと共催で開催予定。
●1月勉強会&第156 回定例会報告
4/9 ~4/14(又は4/9 ~4/17)
で実施。
『ファイルベースワークフローを担う次世
2/21 全会員にメールでご案内。
3.
№131 セミナーについて
代トランスコーダCambria とは』
日時 平成23 年3月3日( 金)
日時:平成23 年1月26 日(水)
日にちは、平成23 年10 月5日(水)を予
13:00 ~18:00
15:30 ~17:00 勉強会
定。セミナーとパーティを予定している
会場 学校法人城西大学
17:10 ~18:00 定例会
が、セミナーは記念講演とし講師は1名と
紀尾井町キャンパス地下ホール
場所:カリーナシステム㈱東京オフィス
する。
内容 『2011 年はファイルベースだ!~
出席-勉強会35 名、
定例会33 名
会場、講師等常任幹事会、運営会議で検討
もうさからえないテープレス化、
●2月勉強会&第157 回定例会報告
ファイル化のメリットを考える~』
『ソニーPCL の3Dコンテンツの
取り組み』
講師
第1 部ファイル化動向を探る
・㈱IMAGICA デジックス 開発事業部
常務取締役 三島 也守志 氏
・㈱電通 ビジネス推進局専任局
次長 峯 川 卓 氏
・㈱TBS テレビ 技術局技術開発部
次長/ARIB ファイルフォーマット作業班
Drafting Group リーダー 内 海 章 博 氏
・㈱IMAGICA デジタルメディア
&ネットワーク部 課長 西 正 徳 氏
第2部ベンダーのファイル化提案を聞く
・日本ヒューレット・パッカード㈱ /ソニー㈱ /
日本電気㈱
日時:平成23 年2月23 日(水)
● JAVCOM 30 周年記念事業について
していく。
●入会促進の状況
現在、
正会員75 社4個人、
特別会員15 個人。
15:30 ~17:00 勉強会
正会員80 社が目標です。
17:10 ~18:00 定例会
交渉中-IMAGICA(二口事務局長)
場所:ソニーPCL㈱本社
●二口事務局長からの報告
出席-34 名、
定例会28 名
・㈱イメージスタジオ・イチマルキュウ-
※3月は16 日に計測技術研究所で勉強会
四谷スタジオ開設の件
を予定。
・IMC Tokyo2011 後援名義使用の件
場所: 未定
⇒承認されました。
■ソフト研究委員会
※次回常任幹事会
●第6回ニュービジネス・ソフト研究委員
3月17 日(木)
17:00 ~
会合同会議報告
テクニカランド
※ニュービジネス委員会の項参照
●2月勉強会報告
※次回運営会議
・日本デジタル・プロセシング・システムズ
『NHK・超( ウルトラ) の技術世界を探る』
㈱/カリーナシステム㈱/㈱IMAGICA
超高精細映像(8K)スーパーハイビジョ
麹町区民館洋室C
デジックス
ン、超ハイスピード映像、超高感度HARP
4月21 日(木)
18:00 ~
カメラ、手話CG等6項目を少人数グルー
会場は未定
・グラスバレー㈱ /日本アイ・ビー・エム㈱/
24 JAVCOM 2011
3月24 日(木)
18:00 ~