(日) ”個人投資家のためのIRフォーラム2014”

ケネディクス株式会社
個人投資家説明会資料
目次
1.
ケネディクスのビジネス
P.2
2.
2014年12月期第2四半期決算の概要
P.22
3.
市場環境と今後のケネディクス
P.26
Appendix
P.30
1
1.ケネディクスのビジネス
2
ケネディクスの概要
ケネディクスとは
■国内最大の独立系不動産アセットマネジメント会社
■J-REIT(上場3銘柄)・私募REIT ・多数の私募ファンドを運用
■市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、
不動産アセットマネジメント業務の更なる強化を推進
会社概要
沿革
1995
■ ケネディクス株式会社(当時ケネディ・ウィルソン・ジャパン)設立
1999
■ 川崎データセンタービル投資、AM事業への本格参入および
2001
■ 大手生命保険会社向け不動産私募ファンドを組成
2002
■ 大証ヘラクレス市場に上場
2003
■ 国内年金基金向けの不動産私募ファンドを組成
2004
■ 東京証券取引所第1部上場
2005
■ J-REIT(KDO及びJLF)が東証上場
2007
■ Challenger Kenedix Japan Trust がオーストラリア証取上場
商号
ケネディクス株式会社
2008
■ ドイツ投資家向けの商業施設私募ファンドの組成
代表者
代表取締役社長 宮島 大祐
2009
■ KDX豊洲グランスクエア売却・AM受託
2010
■ 受託資産残高(AUM)が1兆円を突破
設立
1995年4月
上場市場
東京証券取引所第1部 (証券コード:4321)
従業員
連結229名 (2013年12月末現在)
本社
103-0026 東京都中央区日本橋兜町6-5
KDX日本橋兜町ビル
URL
http://www.kenedix.com
■ ケネディクス・レジデンシャル投資法人が東証上場
2012
■ 旧新生銀行本店ビルに関するAM業務等受託
■ ケネディクス不動産投資顧問株式会社が営業開始
2013
■ AUMが1.2兆円を突破
■ ケネディクス・プライベート投資法人が運用開始
2014
■ ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を設立
3
ケネディクスの3つのビジネス構造
1
不動産のファンド運用
(アセットマネジメント事業)
2
不動産への投資事業
3
不動産関連サービス
■M&A
■運用中REITの成長( 4銘柄)
■不動産関連投資
■私募ファンド
■REIT関連投資等
■新規上場REIT組成
■事業関連投資
■ノンアセット
■サービスオフィス・サービス
アパートメント運営会社の買収
■ビル管理会社の設立
受託資産残高(AUM)
拡大による安定収益獲得
AUM×約0.5%の報酬
300~400億円を投資
( 2014年累計)
目標投資リターン10%
安定収益であるフィー
収入の更なる成長
4
1.ケネディクスのビジネス
5
1-1.ケネディクスのビジネス
1
不動産のファンド運用(アセットマネジメント事業)
6
アセットマネジメント事業の概要
■ オフィスJ-REIT
■ 物流J-REIT
ケネディクス・オフィス
投資法人
【証券コード8972】
AM事業
 受託資産残高約1.2兆円の運用
 REITの成長サポート
 不動産ファンドの組成
 資金調達アレンジ
■ 住宅J-REIT
ケネディクス・
レジデンシャル投資法人
【証券コード3278】
日本ロジスティクス
ファンド投資法人
【証券コード8967】
■私募REIT
ケネディクス・プライベート
投資法人
■私募ファンド
各種アセットを対象として
多数のファンドを運用
【国内外の不動産投資家】
海外機関投資家・年金基金・国内機関投資家・個人投資家等
7
受託資産残高(AUM)
2Q AUM
増加:1,889億円
減少:1,425億円
純増: 464億円
AUMの推移
(単位:億円)
15,000
自己勘定
2014年12月末
AUM目標
14,000
AUMの内訳(2014年6月末現在)
投資家別AUM
60%
11%
REIT (私募REITを含む)
私募ファンド
J-REIT
REIT
12,000
12,063
成長率(J-REIT)
成長率(REIT)
10,979 11,113 11,177
926
1,521
1,618
9,399
9,000
8,443
7,349
4,963
1,623
1,720
5,426
5,484
1,624
6,000
969
私募ファンド
12,527
50%
35%
40%
アセットクラス別AUM
1,332
4,404
12%
30%
27.1%
5,319
20%
3,498
2,812
3,000
10.2%
6,130
8%
10%
4,273 4,824
3,876
2,913 3,224 3,447
2010
2011
2012
東京経済圏
中部
0%
2009
4%
9%
関西圏
0
2008
52%
地域別AUM
6,790
6.9%
2007
13%
オフィスビル
物流施設
商業施設
賃貸マンション
その他 (ヘルスケア施設を含む)
12.9%
12.4%
10.7%
自己勘定
6%
17%
21.5%
4,328
54%
2013
79%
その他
2014/6 2014/12
・REITの成長率について、2014年12月末の数値は、2014年6月末までの実績値を基に年換算したものです。
・当社の関係会社が資産運用を受託しているREIT(ケネディクス・オフィス投資法人、ケネディクス・レジデンシャル投資法人、日本ロジスティクスファンド投資法人及びケネディクス・プライベート投資法人)が保有する物件も含まれています。
8
不動産ファンド運用の概要
 不動産投資に関するサービスをワンストップで提案・アレンジ → 不動産ファンドの運用
物件取得/運用開始
期中運用
売却/運用終了
アセットマネジメント
Asset(不動産)
ローン調達
資産取得
投資資金
(エクイティ)受託
資産管理
資金管理
稼働率引上げ
価値向上策
Debt
(ローン等)
金利支払
元本返済
ローン完済
資産売却
Equity
(エクイティ)
エクイティ配当
配当
9
不動産ファンドの概要
 顧客投資家からの資金と金融機関から調達した借入金で、「不動産ファンド」を組成
 投資からの利益(配当)を追求
アセットマネジメント
アセットマネジメントフィー等
(不動産投資・運用に係るアドバイス)
不動産ファンド
融資
賃貸借契約等
借入金
テナント
賃料等
金融機関
金利
不動産
(信託受益権)
共同出資
出資金
出資
顧客投資家
配当
10
REIT(不動産投資信託)の概要
 REIT(Real Estate Investment Trust)=賃貸不動産を投資対象とする金融商品
 投資家は投資口の購入を通じ、賃貸収入から費用などを差し引いた分配金を受領
資産運用会社
(ケネディクス不動産投資顧問 等)
資産運用委託
投資・運用の判断
投資法人
(ケネディクス・オフィス投資法人 等)
金融機関
金融機関
複数の金融機関
融資
金利
借入金
賃貸借契約等
テナント
テナント
テナント
賃料等
・証券取引所で投資口売買
・投資口価格は日々変化
多数の不動産
(信託受益権)
投資口購入
出資金
※本ページは、上場J-REITについての内容であ
り、私募REITについては上記とは異なります。
分配金
多数・多様な投資家
個人投資家
・利益の90%以上を分配
・比較的分配利回りが高い
11
AM事業の報酬体系
 運用報酬(アセットマネジメントフィー)は中長期で安定的な収益源
 ファンドの組成、物件の売却による収益機会を獲得
報酬体系
報酬の内容
運用報酬
(アセットマネジメントフィー)
毎期、投資資産のファンド取得価額の一定割合
取得時報酬
(アクイジションフィー)
投資資産の取得時、投資資産の取得価額の一定割合
売却時報酬
(ディスポジションフィー)
投資資産の売却時、売却額の一定割合
成功報酬
(インセンティブフィー)
不動産ファンドの終了時、目標利益を超えた金額の一定割合
その他フィー収入
仲介手数料、コンサルティングフィー等
12
ケネディクスグループのAMビジネス
ケネディクス株式会社
60%出資
100%出資
ジャパン・
シニアリビング・
パートナーズ㈱
ケネディクス不動産投資顧問㈱ (KFM)
商業施設
REIT
私募ファンド
ケネディクス・
プライベート
投資法人
ケネディクス・
オフィス
投資法人
ケネディクス・
レジデンシャル
投資法人
各種アセット
大規模オフィス等
中規模オフィス等
賃貸住宅等
5,736億円
280億円
3,517億円
1,003億円
2014年3月
運用開始
20%出資
三井物産
ロジスティクス
パートナーズ㈱
ヘルスケア
REIT
日本ロジスティクス
ファンド
投資法人
2015年前半
上場目標
2015年前半
上場目標
物流施設
1,989億円
上場REIT
*2014年6月末時点の受託資産残高を記載
13
REIT成長に関する取組み
私募REIT
(ケネディクス・プライベート投資法人)

2014年3月に運用開始

大規模オフィスやホテル等を主な投資対象とする

早期に1,000億円、さらに3年で1,500億円を目指す

投資家属性は、中央金融機関が約25%、地方金融機関が約25%、
年金基金が約10%、事業法人が約40%

商業施設運用のノウハウを活用、2015年前半に商業施設に特化した
REITの上場を目指す
商業REIT

住宅地や駅前立地など足元商圏を押さえ、消費者の来店頻度の高い
商業施設の資産取得を中心とする

中期的に2,000億円程度の資産規模を目指す

ヘルスケア上場 REITの創設に向けたREIT資産運用会社として、
ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を設立
ヘルスケアREIT

同社への出資比率は、ケネディクス60%、長谷工20%、三菱UFJ信
託銀行、LIXIL グループ、損保ジャパン、新生銀行の4社は各5%

早期に1,000億円程度の資産規模を目指す
14
1.ケネディクスのビジネス
15
1-2.ケネディクスのビジネス
2
不動産への投資事業
16
2014年新規投資の概要
 2014年12月期:新規投資枠400億円
主な投資カテゴリー
コンセプト
想定リターン
2014年1∼2Q
投資実績
平均10%程度
約203億円
 不動産オポチュニスティック投資
不動産関連投資
 不動産開発投資
 REIT向けブリッジファンド投資
 不動産ノンリコースローン、社債、CMBS等
REIT/ファンド
関連投資等
 REIT投資口への投資
 デットファンドへの投資等
5%程度
約63億円
 不動産関連サービス業務拡大のための戦略投資資金
事業関連投資
 経営戦略的な観点から当社事業の強化・拡大・シナジー獲得に繋
がる投資
17
不動産関連投資のリターン
不動産関連投資の実績(2012年7月∼2014年6月)
(単位:百万円)
28.4%
20,000
30.0%
18,000
25.0%
16,000
14,000
20.0%
12,000
10,000
18,709
年換算リターン(分配損益/残高)
10.9%
8,000
10.0%
6,000
4,000
5.0%
3.1%
2,000
396
4,978
・ 既存保有物件や開発案件での追加投資等を除いた、
2,478
0
0.0%
2012下期
2013上期
2013下期
2014上期
新規投資案件ベースでの実績値を期間別に集計
・ 投資平均残高は、各期間の月末残高の単純平均
・ 年換算リターン=(6ヶ月分配損益÷投資平均残高)×2
主な売却済案件
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
投資残高
15.0%
売却時期
アセットクラス
2013下期
2013下期
2014上期
2014上期
2014上期
物流施設
オフィスビル
物流施設
CMBS
オフィスビル
投資タイプ
ブリッジファンド
ブリッジファンド
開発案件
CMBS
オポチュニスティック
所在
神奈川県横浜市
東京都港区
埼玉県
−
神奈川県川崎市
KDX投資額
(KDXシェア)
(4%)
約2.0億円
約2.1億円 (52%)
(5%)
約1.6億円
(-)
約1.8億円
約11.9億円 (100%)
実績IRR
実績マルチプル
29%
15%
22%
66%
750%
x1.14
x1.10
x1.18
x1.46
x2.96
(注) 2014年6月末時点の実績値
18
事例(1) TKS武蔵小杉ビル
 2013年7月に低稼働資産を取得(88億円)
 リーシングに注力、稼働率17%⇒86%に
引き上げ
 2014年3月にJ-REITに売却(120億円)
 J-REIT(ケネディクス・オフィス投資法人)
の成長に寄与
 アセットマネジメント受託により、J-REITか
ら中長期的に安定的な運用報酬を獲得
所 在 地
神奈川県川崎市中原区
竣工年月
2013年5月
用
オフィス(一部店舗)
途
構造・規模
S造地上11階地下1階
敷地面積
3,210.09m2
延床面積
16,094.14m2
TKS
武蔵小杉ビル
東急線
武蔵小杉駅
JR線
武蔵小杉駅
19
事例(2) 内幸町新生銀行旧本店ビル跡地再開発



2012年12月に当社、東急不動産、日本政策投資銀行の3社の共同事業として、SPCを通じて取得
霞ヶ関エリアに近く、日比谷公園に近接する希少な立地
建替えによる都市再生の促進、及び資産価値の向上を図る
開発後の概要(一部予定)
日比谷駅
霞ヶ関駅
所
在
地
東京都千代田区内幸町
日比谷公園
官公庁エリア
新生銀行
旧本店ビル
用 途 ( 予 定 )
オフィス(一部店舗)
構造・規模(予定)
S/SRC造地上20階地下2階
敷
積
5,998.50m2
延床面積(予定)
約57,500m2
竣
2017年
日比谷エリア
虎ノ門駅
内幸町駅
地
面
(2014年7月撮影)
新橋エリア
新橋駅
工
予
定
20
1.ケネディクスのビジネス
21
2. 2014年12月期第2四半期決算の概要
22
2014年12月期業績予想修正と配当について



アセットマネジメント事業の順調な進捗
不動産市場の回復による売却益の拡大
1株当たり3円の配当を予定*
保有資産入替えの加速
2014年12月期決算に基づく配当再開
(安定収益に基づく配当)
* 中間配当はありません
2014年12月期業績予想(単位:百万円)
連結業績予想
セグメント情報
2014年
営業収益
営業総利益
2014年
当初予想*1 修正後*2
21,000
25,000
増減
4,000
10,200
12,500
2,300
5,200
7,400
2,200
営業外収益
250
500
250
営業外費用
-1,350
-2,400
-1,050
4,100
5,500
1,400
特別利益
3,000
4,000
1,000
特別損失
-2,800
-4,600
-1,800
税金等調整前当期純利益
4,300
4,900
600
法人税/少数株主損益
-1,300
-900
400
当期純利益
3,000
4,000
1,000
EPS* (円)
11.2
15.0
3.8
営業利益
経常利益
*2013年12月期 EPS 8.2円(期中平均発行済株式数により算出)
2014年
2014年
1
当初予想* 修正後*2
10,200
12,500
営業総利益
6,600
アセットマネジメント事業
6,600
2,200
1,400
アクイジションフィー
3,450
3,650
アセットマネジメントフィー
550
750
インセンティブフィー
100
500
ディスポジションフィー
300
300
その他フィー収入
1,200
不動産投資事業
2,100
350
500
賃貸事業損益
0
1,100
不動産売却損益
-50
0
匿名組合分配損益
900
500
その他
2,400
不動産賃貸事業
3,800
1,950
3,350
賃貸事業損益
450
450
その他
増減
2,300
0
-800
200
200
400
0
900
150
1,100
50
-400
1,400
1,400
0
*1:2014年2月14日公表
*2:2014年8月7日公表
23
連結貸借対照表の概要
(単位:百万円)
2012年
12月末
2013年
12月末
2014年
6月末
有利子負債残高と平均利率の推移
150,000
総資産
126,270
148,398
ノンリコースローン(左軸)
193,072
コーポレートローン(左軸)
3.39%
純資産
(うち少数株主持分)
自己資本比率*
有利子負債
(うちノンリコースローン)
現預金
Debt Equity Ratio
56,071
74,341
84,611
(5,247)
(3,028)
(7,465)
40.2%
48.1%
40.0%
63,623
(21,640)
13,813
1.25倍
66,025
(28,347)
25,795
0.93倍
*「自己資本比率」=(「純資産」 – 「少数株主持分」) / 「総資産」
平均利率*(ノンリコース)
平均利率*(コーポレート)
109,767
3%
3.02%
2.51%
2.20%
63,623
66,025
21,640
1.72%
28,347
2.12%
60,444
50,000
2%
61,869
1.31%
21,781
1.26倍
97,107
2.50%
100,000
97,107
(61,869)
4%
49,323
0
2011/12
41,982
37,678
35,237
2012/12
2013/12
2014/6
1%
0%
*平均利率は、各期末に残存するローン契約の利率について、
元本で加重平均したもの
24
1.ケネディクスのビジネス
25
3.市場環境と今後のケネディクス
26
オフィス市場
平均成約賃料の推移(東京)
50
プロパティクロック(不動産時計)
オフィス価格 2014Q1
プロパティクロック(不動産時計)
オフィス賃料 2014Q1
(千円/月、坪)
上海
40
サンフランシスコ
30
賃料上昇
賃料下落
の減速
の加速
香港
シンガポール
シドニー、上海
ニューヨーク、シカゴ
ロサンゼルス
サンフランシスコ
価格
ソウル
上昇の減速
サンパウロ
価格
サンパウロ
下落の加速
ロンドン
20
10
200坪以上
Aクラスビル
ロンドン
ニューヨーク、東京
ロサンゼルス
賃料上昇
賃料下落
の加速
の減速
東京
価格
価格
上昇の加速
下落の減速
シンガポール
0
シカゴ
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
パリ、北京、香港、シドニー
注:Aグレードオフィスビルの賃料及び価格を対象としている
出所:三幸エステートよりケネディクス作成
平均空室率(東京)
パリ 北京
ソウル
出所:JLL
オフィスビルストックの現状
(2013年1月現在)
稼動面積及び貸室面積の増減推移(東京都心5区)
14%
(万坪)
15
12%
貸室面積増減
Aクラスビル
200坪以上(都心3区)
オフィスビル
1981年以前
ストック
竣工の比率
(万㎡)
稼動面積増減
10
10%
5
8%
6%
0
4%
東京区部
5,640
27%
大阪
1,378
37%
名古屋
515
34%
福岡
355
43%
-5
2%
-10
0%
Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2
2007
出所:三幸エステートよりケネディクス作成
2008
2009
2010
出所:三鬼商事よりケネディクス作成
2011
2012
2013
2014
注:床面積ベース
出所:日本不動産研究所
27
新たな経営計画策定へ向けて
2015年∼
■REITの成長(対象資産×規模)
■投資リターンの追求
■不動産関連サービス拡大
■海外展開
2013年∼
■AM会社への回帰
■株主価値向上策(ROE・株主還元)
■中期経営計画前倒し
■過去資産の売却
■エクイティ投資再開
■配当の再開
■資産の圧縮
■投資を凍結
-金融危機
-デフレ継続
-インフレ局面へ
-不動産価値の上昇
-REIT市場の更なる拡大
-アジア市場の更なる成長
-アベノミクス
-不動産市況の回復
28
1.ケネディクスのビジネス
29
Appendix
30
中期経営計画について
2014年2月中計見直し
2013年8月
1
AUM拡大による安定的な
収益基盤の
一層の強化を図る
2015年末1.4兆円の
目標早期達成を目指す
1
2014年12月期に
1.4兆円達成予定
2
共同投資の積極化による
投資リターンの追求
2015年までに
累計300億円
2
2014年累計300億円投資
3
体制整備
組織再編
アセットマネジメント
事業強化
M&A等への対応を視野
3
新規拡大:不動産関連
サービス業務の拡大
4
配当の再開
2014年12月期での
配当再開
4
2014年12月期
1株あたり配当3円
31
アセットマネジメント事業の利益推移
 受託資産残高(AUM)から得られる利益は安定的に成長
アセットマネジメント事業の営業総利益(内訳)
2014年予想
(単位:百万円)
7,000
6,600
300
6,000
5,653
5,708
832
5,000
544
132
358
4,000
4,807
379
76
292
4,568
500
750
223
61
その他フィー収入
666
ディスポジションフィー
211
153
3,146
3,000
2,952
3,650
インセンティブフィー
アセットマネジメントフィー
3,438
2,000
アクイジションフィー
3,130
1,000
619
405
2010
2011
0
*注:2014年通年の数値は業績予想
1,471
1,638
1,400
2012
2013
2014
32
不動産関連投資の投資手法
AM
(組成・運用)
複数新規ファンド
2012年12月末
保有不動産
907億円
ノンリコースローン*
フィー収入増加
新規投資
からの収益
 他の顧客投資家との共同投資等
 投資リターン極大化とトラックレコード積上げ
2013年売却実績
245億円
アセット
2014年売却予定
350億円
エクイティ
出資
自己資金
新規投資
目標投資リターン10%
2013年
公募増資による
資金調達
約178億円
*注:ノンリコースローン・・・ローン等の返済についての原資となる範囲に限定を加えた融資の方法。通常は責任財産となる原資から
のキャッシュフローを返済原資とし、その範囲以上の返済義務を負わない。
33
投資時期別の不動産関連投資の概要
2012~2013 年の投資 (売却済案件を含む)
アセットクラス*1
投資時期
投資タイプ*1
2012.3Q~
2013 4Q
6% 15%
39%
38%
オフィスビル
ホテル
賃貸住宅
商業施設
物流施設
20%
ブリッジファンド
開発案件
オポチュニス
ティック投資
ローン/CMBS等
59%
LTV*4
(鑑定価格ベース)
加重平均投資期間:2.3年
(百万円)
9%
3%
11%
KDX投資額
(KDXシェア*3)
想定投資期間*2
7,000
6,000
5,000
約103億円
(15.1%)
4,000
3,000
66.1%
2,000
1,000
0
1年以下
1年超2年以下 2年超3年以下
4年超
2014 年の投資 (売却済案件を含む)
アセットクラス*1
投資時期
投資タイプ*1
(百万円)
6%
14%
2014.1Q~
2014 2Q
オフィスビル
12%
ブリッジファンド
21%
オポチュニス
ティック投資
ローン/CMBS等
賃貸住宅
74%
商業施設
73%
LTV*4
(鑑定価格ベース)
加重平均投資期間:2.4年
11,000
10,000
9,000
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
約184億円
(77.2%)
1年以下
*1 案件ごとの当社投資額で加重平均した構成割合
*3 案件ごとの総投資額に対する、当社の当初投資額の割合(ローン/CMBS案件を除く)
KDX投資額
(KDXシェア*3)
想定投資期間*2
1年超2年以下 2年超3年以下
68.3%
4年超
*2 投資開始時に想定した投資期間(Exit済みの案件は実績投資期間を採用)
*4 裏付け資産の鑑定評価額に対する借入等の比率を指します(ローン/CMBS案件を除く)
34
過去と現在との当社ビジネスの比較
要素
不動産投資環境
当社の投資スキーム
当社のローン調達状況
2007年
2013年/2014年
 多数の競合による物件取得競争が激化し、
不動産価格が急騰
 当社による100%出資
 当社と他の投資家との共同投資が中心
 自社単独の開発案件
 コーポレートローンによる資金調達が中心
営業総利益の構成比
2007年
 2007年は不動産の売却によるキャピタルゲインが主
 多くの競合他社がリーマンショック後に撤退し
たため物件取得において合理的な競争環境
が保たれている
 ノンリコースローンによる資金調達が中心
アセットマネジメント事業
2013年
アセットマネジメント事業
19%
たる収益源
 2013年は、安定収益であるアセットマネジメント事業
51%
が5割を占める
35
過去と現在との当社資産の比較
当社負債・純資産
当社総資産
5,000
5,000
(単位:億円)
現金預金
その他
不動産等
4,338
267
4,000
(単位:億円)
その他負債
4,338
ノンリコースローン
261
コーポレートローン/社債
4,000
純資産
599
1,349
3,000
3,000
1,936
2,000
1,262
138
216
1,776
376
NRL
1,262
65
216
1,000
951
907
560
0
618
120
352
130
CL(物件紐付き)
CL(運転資金)
419
1,343
417
1,936
119
2,000
217
3,472
1,000
ローン内訳
2014年12月末見通し
846
0
2008年6月末 2012年12月末 2014年6月末
2008年6月末 2012年12月末
2014年6月
36
保有不動産の概要
棚卸資産 (単位:百万円)
資産残高
(簿価合計)
賃貸住宅
(うち2012年12月末
保有資産)
合計
−
9,953
9,953
18,068
(-)
268
18,337
(268)
(268)
2012年12月末
2014年6月末
その他
固定資産(単位:百万円)
資産残高
(簿価合計)
2012年12月末
2014年6月末
(うち2012年12月末
保有資産)
オフィス
賃貸住宅
商業施設
シニア
ヘルスケア
長期
建替目的
その他
合計
37,132
10,605
19,308
3,827
9,435
451
80,760
62,310
6,169
24,989
1,939
12,799*
115,941
(26,111)
(4,515)
(13,218)
(1,939)
(12,799)
7,733
(-)
KDX豊洲グランスクエア、
神谷町プライムプレイス 等
MONA新浦安
代官山アドレス
ロゼオ水戸 等
*借地権及び
建設仮勘定を含む
(58,857)
(参考):含み損益計
■2012年12月末は -7,764百万円
■2013年12月末は -3,008百万円
37
投資有価証券の概要
投資有価証券
(単位:百万円)
(出資年)
2011年
以前
2012年
以降
2013年
12月末
2014年
6月末
備考
2,941
2,703
2,773
3,430 非連結SPCに対する匿名組合出資、TMK出資等。出資年は出資契約等締結日基準。
5,714
6,134
海外投資
1,733
1,600 米国集合住宅や中国不動産ファンドに対する投資等
REIT投資口
2,778
7,955
政策投資等
1,466
1,471 関連会社株式(三井物産ロジスティクス・パートナーズ等)
セイムボート
出資
(共同投資)
小計
その他純投資
668 金銭信託受益権(CMBS)、その他株式等
196
11,889
REIT投資口(ケネディクス・オフィス投資法人、ケネディクス・レジデンシャル投資法人、ケネディク
ス・プライベート投資法人等)
17,828
(参考)当社ポートフォリオの概要
3.3%
2014年6月末(百万円)
20.2%
不動産関連投資
67,514 保有不動産からノンリコースローンを控除したもの
不動産関連投資
投資有価証券
17,828 上記参照
投資有価証券
子会社関連出資
子会社関連出資
2,893 KFM(ケネディクス不動産投資顧問)、KPM株式等
合計
88,235
76.5%
38
REIT投資口と海外投資
REIT投資口(金額内訳)
銘柄

金額(百万円)
ケネディクス・オフィス投資法人
1,206
ケネディクス・レジデンシャル投資法人
1,719
ケネディクス・プライベート投資法人
5,013*
その他
15
合計
2014年3月に運用開始をしたケネディクス・プライベート投資法人関連株式
がおおよそ6割を占める
オフィスREIT
ケネディクス・
オフィス
投資法人
住宅REIT
私募REIT
ケネディクス・
レジデンシャル
投資法人
ケネディクス・
プライベート
投資法人
7,955
*2014年6月末時点の連結ベースでの数値を記載。KDX持分は、約4,329百万円
不動産関連投資(海外)



米国 Kennedy Wilson が投資/運用する米国西海岸の賃貸住宅に対して、マイナーポーションの共同投資を実施
2012年10月から2014年6月まで、7物件に対して投資済
競争の激しい米国住宅マーケットの中においても、着実に投資実績を積み上げている
Oakland, CA
投資時期
所在
2012年10月
Oakland, CA
2013年4月
Hayward, CA
2013年4月
Salt Lake City, UT
2013年6月
Marina del Rey, CA
2014年2月
Bothell, WA
2014年4月
Tacoma, WA
2014年6月
Pittsburg, CA
投資額
不動産関連投資
(海外)合計
$2.8MM
Marina del Ray, CA
Hayward, CA
39
本資料の取り扱いに関して
本資料の取り扱いに関して
 本資料は、ケネディクス株式会社(以下、「当社」といいます)及び当社グループの事業概要並
びに経営戦略等に関する情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘または斡旋を目的と
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