会議録(要点記録) 審議会等名 平成 26 年度第3回三条市男女共同参画審議会 公開の別 全部公開 開催日時 平成 26 年 12 月 12 日(金) 開催場所 三条庁舎 午後3時 00 分~午後5時 30 分 第一会議室 傍聴者の有無 有(1名) 委員:渡邊会長、安藤委員、関根委員、佐藤委員、西山委員、 出席者氏名 高橋委員、丸山委員、金谷委員、村川委員 (9名) 事務局:捧課長、蝶名林課長補佐、目黒係長、笹川主任 (1) 平成 26 年度男女共同参画推進プラン実施状況(中間報告)について 議 題 (2) (仮称)第2次男女共同参画推進プラン(案)について (3) その他 会議要旨 発言内容等 議題についての質疑、意見交換は、以下のとおり 議題(1)平成 26 年度男女共同参画推進プラン実施状況(中間報告)について事務局説明 (「市職員に対するセクシュアル・ハラスメント防止に向けた啓発」について、「文書に より所属長に所属職員への周知を行うよう依頼した」とあるが、依頼しただけで良いの かとの事前質問あり。市役所では所属長宛てに文書で依頼するというスタイルが一般的 である旨、説明する。) 村川委員 33 ページの「市職員に対するセクシュアル・ハラスメント防止に向けた 啓発」の事前質問については先ほど説明があったとおりではあるが、審議 会としてA評価でよいのか。何か意見を付ける必要はないか。 渡邊会長 周知徹底を担保するものが必要なのではないか。周知徹底の方法を確認 してもらい、最終報告を審議する3月にその旨を報告してほしい。 渡邊会長 29 ページの「男の料理教室」の受講者の年代を教えてほしい。 事務局 昨年度も同様のご質問があったので確認したところ、平日日中の開催な 1 ので、定年後の 60 代、70 代が中心である。 渡邊会長 4ページ「事業所に対するセクシャル・ハラスメント防止に向けた啓発」 など商工課でHPにリンクして情報提供するということがあるので、試し にホームページを見てみたところ、たどり着くまで大変だった。すぐに見 つけられるように商工課のトップに「関連リンク」としておく必要がある のではないか。ハッピー・パートナー企業へのリンクは見つけられなかっ た。市民窓口課のページからはハッピー・パートナー企業は見つけられた。 インターネットに馴染んでいない人がたどり着きやすいよう、丁寧に設 定しておく必要がある。 事務局 事務局でも確認し、ワンクリック、ツークリックくらいでたどり着ける よう、担当課に伝える。 渡邊会長 18 ページの「自営業及び農業従事者の対等パートナーシップへの意識啓 発」の商工課の「情報の収集・提供」について、 「情報が得られず提供でき ていない」と書くのは恥ずかしい。商工自営業者の中で、労働条件向上の ための取組をしている企業を商工課独自で調べていただくのが本来ではな いか。その旨商工課に伝えてほしい。公開されるのであればなおさらであ る。 事務局 商工課には審議会からの指摘があった旨伝え、3月の報告の際はきちん としたものをお出ししたい。 渡邊会長 15 ページの「審議会等への女性の参画促進」の実施状況で、「7月1日 時点の状況は同月中に公表予定」とあるが、同月とは7月のことか、10 月 のことか分かりづらいので、10 月なら 10 月と書くべきである。ほかに意 味があるのかと考えてしまう。3か月で委員の交代があり得るということ で内容が変わる恐れがあるということなのか。こちらも公表するのであれ ば文言の整理をお願いする。 渡邊会長 10 ページの「市民意識調査の実施」もやったからAでよいのかという気 がする。何を求めているのか。調査する際にはできるだけ多くの市民の方々 に回答していただくほど精度が上がる。2週間の回答期間の間に、回答率 が低い場合、催促状のハガキを出す努力も必要ではないか。 2 事務局 部内で最低 500 の標本数が必要だと考えていたので、それは上回った。 また過去に他課で標本調査を行ったとき、催促のハガキを送ったところ、 無記名なのになぜこのハガキが来たのかと苦情がきたことがあった。調査 に未回答の方も回答済みの方にも全員に出していたが、そういうことがあ ったので、催促のハガキは出さない傾向となっている。 渡邊会長 せっかく税金を使うなら、多くの回答があった方がよいのではないか、 また専門的立場からもそう思い、Aなのかと申し上げた。これについては これ以上特に言うことはない。 渡邊会長 「市職員に対するセクシュアル・ハラスメント防止に向けた啓発」につ いては、今回は評価せず3月の最終報告をもって評価し、これ以外の事業 については各課の評価を審議会も追認する形でよいか。 (異議なし) 議題(2)「(仮称)第2次男女共同参画推進プラン(案)について」事務局説明 (4ページ下段「災害に強いまちをつくろう」はDV対策に変更する。7ページ指標は 当日配布資料№3に変更する。また、前回指摘のあったセクハラの指標は女性限定とし て数値を修正する。) 渡邊会長 論点を整理して、一つ一つ議論していきたい。 村川委員 9ページ以下の基本目標2「みんなで働き方を考えよう」には女性の就 労支援だけでなく、ワーク・ライフ・バランスの観点からも男性の長時間 労働の是正に関する取組を入れた方がよい。 佐藤委員 男性の長時間労働については、ワーク・ライフ・バランスの取組の中で ターゲットとして存在するので、視点としては必要だと思う。要因は様々 であるのでどこに入れ込むかが問題である。 事務局 長時間労働の是正に関する取組を入れる方向で盛り込む。 金谷委員 指標値の男性の育児休業取得率は、8年後であってもこんなに低い率で よいのか。「一緒に」子育てをしていくという一番の要である。 事務局 現実的なところで設定したが、もう少し調べて目標値を高める。 村川委員 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー) 3 についての取組をどこかに入れられないか。 実際、高校生にもいるので、学校に出向く講座やフォーラムなどで啓発 してもらいたい。 また、相談先が分からず困っている子どももいるので、相談室を設置し てはどうか。 金谷委員 先日NHKの番組で取り上げられていたが、小学生のころから始まる問 題であり、大切な問題である。8年間という長いスパンのプランであるか ら、新しい課題を入れるなら今である。 佐藤委員 LGBTは人権の課題である。人権の中では避けて通れないが男女共同 参画のプランに入れ込むのはつながりが見出せないのではないかと感じ る。 渡邊会長 基本目標1の「それぞれの生き方を目指そう」には入れられると思うが、 プランに埋め込むのか、事業に入れ込むよう努力するのか、どういう形で 入れるのかが問題である。 西山委員 人権擁護委員でも子ども相談を実施していたが、誰も来ないのでやめた。 親が連れてこなければ子どもだけでは相談には来ない。 安藤委員 今はインターネットの時代である。アナログ的に相談室を作ってもそこ は誰もいかない。授業で取り入れてもらうしかない。 事務局 多様性を認めるという意味で啓発をしていくことなどを盛り込む。 安藤委員 これまでの審議会の活動及び今後8年間の関わりを見据えた中で、プラ ンの全体像の中に審議会があるということ、市民も参加しているというこ とを図解等で示してはどうか。 佐藤委員 条例を作ったときは、地域に出向いて市民から意見をもらいながら、文 言を吟味していった。 渡邊会長 審議会をアピールするとなると、地域や企業に出かけて行き、テーマを 決めて審議会の公開をするなど審議会がもっと努力していかなければなら ないことになる。審議会のあり方を再考すると入れてもよいのか。 4 事務局 審議会のそもそものあり方(分科会形式での議論や活動等を含め)を再 考するという意味合いも含め、どんな表現が可能か検討してみる。 関根委員 アンケート結果からは性別に基づく固定的役割分担意識が根強く残って いることが分かるので、この根本的な点について、しっかりと啓発してい くべきではないか。 渡邊会長 具体的な推進計画の中に、さらに啓発を深めることについては織り込ん でいると考えている。この点はプランの中に前段で盛り込まれているが、 主な事業としてははっきり書かれていないだけである。 事務局 役割分担意識は高齢者に高い傾向があるが、小中学生には浸透している ので、これからの子どもに期待して実証していくことになろう。 村川委員 基本施策 10 の「地域防災力の向上」はこのままでは基本目標の中でしっ くりこないので、「地域防災に女性の視点を増やそう」などに変えるべき。 事務局 基本項目の位置付けや表現を修正する。 事務局 今日配布した資料№1のとおり次期総合計画に対して政策推進課長へ意 見があった旨報告した。同じく当日配布資料№2のとおり昨日総合計画 (案)が示されたところである。政策推進課長からは、色々な方の色々な 考え方があるので、行政としてはこのような形としてお示ししたので、パ ブリックコメントでご意見を正式にいただきたいとの話であった。具体的 な施策の部分はページが多いためこの資料からは省略した。男女共同参画 に関わる部分(就労、子育て支援)は後日送付する。パブリックコメント の参考にしてほしい。 渡邊会長 次期総合計画(案)に対しては、遺憾の意を表明するしかない。委員の 方からはパブリックコメントで厳しく意見を言っていただくのがよい。 5
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