オークランド大学サマープログラム報告書 ①期間:8/14~9/12(4 週間) ②内容:The University Auckland English Language Academy (ELA) に 4 週間在学し、 英語を勉強した。また、ホームステイをし、現地の生活を体験した。 ③持ち物 <必要なもの> ・パスポート:現地では命の次に大事なものになります。万一失くしたときのために、顔写 真のページのコピーを取っておきましょう。 ・海外旅行保険証:現地では外出時に持ち歩くようにしましょう。 ・服・靴:この時期の NZ は気温が 10~15℃くらいです。また、家の中も日本に比べて暖 房設備が十分でない(ホストファミリーによりますが)場合があります。暖かい服装で臨み ましょう。特にスウェット地のものは私服、パジャマ、運動着になり、使い勝手が良かった のでお勧めです。 また、同時にこの時期は雨期にあたり、かなり強い雨が降ります。3 週間以上の滞在を考 えている人は、靴は 2 足以上ある方がよいと思います。 ただし、オークランドにも日本のユニクロのような服屋があり、服や靴が同じような価格 で購入できました。また、スーパーマーケットの服売り場では靴が 10 ドルで買えたりしま す。そのため、服・靴ともに必要に応じて現地購入、という手も大いにありだと思います。 ・雨具:前述しましたが、NZ は雨期です。こちらは現地で安いものを購入すると品質がと ても悪いので、日本から折り畳み傘を持っていくとよいです。 ・変換プラグ、変圧器:日本で買っておくとよいです。また、これらを持っていてもドライ ヤーなどの電圧が大きなものは使えないことがあるので、事前に家電製品の電圧を確認し ておいてください。 ・現金:私は 4 週間で 8 万円強使いました。ただ、私は遠出の観光を全くしなかったので、 学校の Weekend Trip などへの参加を考えている人、お土産をたくさん買おうと思ってい る人はより大きな額が必要です。現金の一部は日本円のまま持っていき、必要に応じて現地 で換金するとよいです。 ・クレジットカード:クレジットカードがあれば、多額の現金を持っていく必要はありませ ん。また、このプログラムでは学校の教科書代の一部がクレジットカードへ返金されます。 加えて、帰りの空港までのシャトルバスをネット予約するときにも使えます。ただし、新し くカードを作る人は渡航前に暗証番号を絶対に確認しておいてください(私は新しく作っ たカードの暗証番号を忘れてしまい、IC カードが使えませんでした) 。 <あるとよいもの> ・シャンプー・ボディーソープ ホストファミリーに借りればよい、と思わないほうがよいそうです。携帯用の小型のもの を持っていくとよいです。3 週間はもつと思います。 ・目覚まし時計 私はスマートフォンの目覚ましを利用していましたが、電池の消費が激しかったです。手 荷物に余裕があれば持っていくとよいと思います(時差による時刻の調節を忘れないでく ださい) 。 ・ホストファミリーへのお土産:任意です。 ・Facebook アカウント:留学中のみならず、帰国後においても、特に外国人の友達との連 絡手段になります。さまざまな国の友人をつくってください。 ④生活 ・学校:学校では、初日にクラス分けのテストが行われます。私は Intermediate クラスで した。授業は一日 2 コマ(1 コマ 2 時間)で、午前と午後の二種類あります。ほとんどの場 合は午前中の授業になります。授業のない時間(午前授業の人は午後)は、曜日ごとに各ク ラスのワークショップが行われます。ワークショップへの参加は任意です。Intermediate ク ラスの授業内容そのものは高校の英語よりも簡単でした。ただし、もちろん授業はすべて英 語で行われますし、英語のディスカッションやエッセイ、プレゼンもあります。 また、定期的(5 週間に一度らしい)にクラス替えのテストがあります。このテストでは、 80%以上の成績で 1 ランク上のクラスに上がることができます。私の場合は、80%以上の 成績が取れたものの、テストが滞在の最終週に行われたために上のクラスに上がることな く、帰国せざるを得ませんでした。 ・ホストファミリー:私がお邪魔したファミリーは、ホストマザー、ファザー、子供 2 人、 犬と猫がそれぞれ 1 匹ずつという非常に賑やかな家庭でした。両親は共働きで、子供の世 話にも忙しかったので、なかなか長時間会話するようなことはできませんでした。しかし、 私の拙い英語を熱心に聞いてくれたり、学校初日には家から一緒にバスに乗って行き方を 教えてくれたりと、非常に親切にしていただきました。 NZ では水が貴重なので、シャワーは 5~10 分、洗濯は週 1 回が一般的なようです。この ほか、起床・就寝時間、食事の時間、インターネット使用などファミリーごとにルールがあ ることが多いので、初日にファミリーに聞いてみてください。 ・バス:ほとんどの場合、通学はバスを使用します。バスは乗車の際に行先のバス停までの お金を払う前払い制でした。また、バス停のアナウンスがないバスが多く、降車の際は周辺 の景色やスマホの GPS を頼りにしなければなりませんでした。 運賃は現金、またはバスカードのプリペイドによって支払います。ここで、バスカードを 利用すると現金よりも若干安くなります。また、バスカードは Monthly Pass にアップグレ ードできます。Monthly Pass は対象エリアの範囲によって 140 ドルと 190 ドルの 2 種類 があり、アップグレードすれば一か月の間、対象エリア間でのバスが乗り放題でした。バス は休日の観光でも使えるので、一か月以上の滞在をする人は 190 ドルの Monthly Pass を 購入して損はないと思います。 また、私は帰国のフライトが朝 9 時ごろだったので、空港まで早朝のシャトルバスを予 約しなければなりませんでした。ほとんどの人が同じようにバスを予約し、早朝便で帰国す るようです。ただし、フライト時間やファミリー宅の位置にもよるので、ファミリーに最良 の方法を聞くほうが確実です。 ・ネット回線:現地では主に Wi-Fi を使用することになります。学校や街中には無料の WiFi が沢山とんでいましたが、基本的に日本と比べて電波環境は良くありませんでした。私 は古いモデルのスマホを使っていたこともあり、 街中の Wi-Fi に全くつながらなかったり、 悪天候時にはファミリー宅の Wi-Fi にすらつなげない、といったことがありました。ポケ ット Wi-Fi がある人は、持っていくとほぼ無敵です。ただ携帯電話についても最悪の場合、 30~60 ドルで現地購入できるので、留学前にケータイ変えなきゃ、ポケット Wi-Fi 買わな きゃ、と心配する必要はないと思います。 ・休日:学校では、週末に旅行会社が主催するツアーが用意されています。私の滞在中は、 日帰りツアーが 85~125 ドル、2 泊 3 日のツアーが 230 ドルで用意されていました。中で も Rotorua の 2 泊 3 日のツアーは参加した友人が皆大絶賛していたのでお勧めです。 また、 学校主催のアクティビティーもあり、こちらは休日の日帰りツアーが 35 ドルと安かったで す。私の場合は、ツアーにはほとんど参加せず、友人と市内観光やビーチに行ったり、外国 の友人とサッカーをして過ごしました。 ⑤感想 留学は初めてで、一緒に行く友人もいなかったので、家を出るところから何もかもが初め ての体験でした。もちろん留学中に小さなトラブルが多々起こりましたし、店員さんの英語 が聞き取れなかったり、イディオムや単語を使い間違えて会話で恥をかくこともありまし た。しかし、諦めずに英語を使っていくうちに少しずつ慣れていきました。外国人の友人も 沢山つくることができ、一緒に食事に行ったり、タイ語やハングルを教わったり、日本語を 教えたりしました。もっと積極的により多くの外国人と交流できればよかった、と少し後悔 しています。 この 4 週間は英語のみならず様々なことを学ぶことができた、かけがえのない時間とな りました。たった 4 週間の滞在でこのような事を言うものなんですが、今留学を本気で迷 っている人は、行って損をすることは絶対にないと思います。留学はカルチャーショックな どのリスクを伴いますし、値段も安くありません。しかし、その分たくさんの新しい発見や 経験ができるものであると私は思います。ぜひ挑戦して、トラブルを含めて様々な体験をし、 様々な国の人々と交流し、価値ある経験として欲しいです。Don’t be shy !! ▲デボンポートからの眺め ▲スカイタワー周辺の夜景 ▲船から観たオークランド中心街 ▲ミッションベイビーチ
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