Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report[2015] ディスクロージャー誌 Management Message ごあいさつ 当社のミッションは、お客様に対して、新しい付加価値を提供することです。3本の柱 があります。 1.「革新的な保障性商品」を提供すること。当社では、これらの商品を「プレミアムシリー ズ」と呼んでいます。 2.「品質の高いサービス」を提供すること。私どもは、この高品質のサービスを「チュー リッヒ・クオリティー (Z.Q.)」と称しています。 3. 商品やサービスを「利便性の高い、お客様の選択権を活かせるチャネル」を通じて提 供すること。即ち、インターネット、電話、募集代理店、銀行が主なチャネルになり ます。 3つの付加価値提案の柱を通じて、当社はお客様にとって、常にナンバーワンの存在 であることを目指します。 お客様に満足いただけるサービスを提供することは、我々の存在意義そのものです。 お客様にふさわしい商品を選んでいただく過程においても、契約内容変更の対応の場面 でも、保険金・給付金の受取方法についてご案内する場面でも、社員全員が常に品質の高 いサービスを提供することこそ、我々の揺るぎない使命であり、 「チューリッヒ・クオリ ティー(Z.Q.)」です。 チューリッヒ生命のサービス品質に対するコミットメント Zurich Quality お客様への5つのお約束 ・ 私たちは常に、お客様を第一に考え、頼れる存在でいます。 ・ お客様一人ひとりの立場や状況を理解し、親身になって寄り添います。 ・ お客様のニーズをしっかり受け止め、的確に対応します。 ・ お客様の期待を上回る価値の提供を目指します。 ・ お客様のご満足・ご安心が、スタッフのやりがいと喜びです。 「チューリッヒ・クオリティー (Z.Q.)」は、チューリッヒ生命のサービス品質に対するコ ミットメント、即ち約束です。このお客様への約束は、当社の現場で働く社員が使用した 言葉であり、日々実践を心がけていることです。 01 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 当社の企業変革は「 100日計画」プロジェクトを中心に推進しています。 「 100日計画」 の目標は、より多くのお客様に、当社が提供する商品とサービスの価値に魅力を感じて、 お客様の好きなチャネルを通じて「チューリッヒ生命」を選んでいただくことにありま す。 日本の生命保険においても「Power of Choice(自ら保険会社・商品を比較して、自ら 選ぶこと)」を活用するお客様は、ますます増えています。そのように積極的に保険を選 ぶお客様が、当社の商品やサービスに魅力を感じ、加入した後「入って良かった」と体験 し、満足していただくことを目指しています。 「 100日計画」などの活動を通じて、これま で数々の成果物を実現しています。 2013年 4月 新保険金管理システムの導入 2013年 6月 ストレス性疾患による長期入院を保障し、適用範囲の広い3大疾病保険料払込免 除保障を付加した新商品「終身医療保険プレミアム」の発売 2013年 9月 インターネットで保険料見積もりおよび申込みのできるシステム、ホームページ 刷新およびスマートフォンサイトの稼動 2013年12月 血圧の基準値を満たした非喫煙者に保険料割引を提供できるリスク細分型商品 「定期保険プレミアム」の発売 2013年12月 募集代理店用の保険設計ポータルサイトの稼動 2014年 3月 スマートフォン専用見積もりサイトの稼動 2014年 7月 ストレス性疾病保障付就業不能保障特約を付加可能な「収入保障保険プレミアム」 の発売 (血圧の基準値を満たした非喫煙者のための保険料割引も提供) 2014年 7月 募集代理店のための申込み機能のついた募集管理用のポータルサイトの大幅な機 能拡大 2014年11月「終身ガン治療保険プレミアム」および「3大疾病保険プレミアム」の発売 「終身ガン治療保険プレミアム」は、放射線や抗がん剤等の通院治療にも対応する 保障を主契約とした自由設計の最新型のガン保険 2015年 2月「終身ガン治療保険プレミアム」の銀行チャネルにおける販売開始 2015年 7月 働けなくなった場合の生活費も保障できる終身医療保険「終身医療保険プレミア ムDX」および女性特定疾病入院特約( Z02)を付加した女性専用の商品「終身医療 保険プレミアムDX Lady」の発売 「 100日計画」などの施策推進によって2015年3月期の新契約年換算保険料は、前年 比+235%増加しました。2015年は、 「 100日計画」プロジェクトの最終年となり、商品 とサービスに更に磨きをかけてまいります。 これからも、多くのお客様からいただいております信頼、信用を維持するとともに、さ らに多くのお客様からご愛顧いただくことができるよう努力を続けてまいりたいと考 えております。今後もより一層のご支援、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申 し上げます。 日本における代表者兼最高経営責任者 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 02 Contents 目 次 01 04 05 06 07 14 03 ごあいさつ Management Message 企業理念/経営方針 Mission / Management Philosophy チューリッヒ・インシュアランス・グループ/チューリッヒ生命日本支店 Zurich Insurance Group/Zurich Life Insurance Company Ltd, Japan Branch 沿革 Corporate History 運営体制 Management Structure 資料編 Operating Statements Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Mission 企業理念 チューリッヒ生命は、プロフェッショナルな力、そして責任感と統制力を備えた、思い やりのある献身的なスタッフにより構成され、 「ケア」の精神に根ざした会社として広く 知られていくことを目指します。卓越した業務運営と倫理基盤に立脚し、先進的な商品・ サービスを提供し、継続的かつ収益性の高い成長を遂げることにより、私たちが選択した 市場でリーディングカンパニーとなるべく、 邁進してまいります。 Management Philosophy 経営方針 当社は、常にお客様の視点を忘れずお客様中心主義に基づいたわかりやすく納得感の ある商品の開発と、スピーディーで高品質な顧客サービスの実現を目指した生命保険事 業運営を行うことにより、お客様に「選んでいただける」生命保険会社を目指します。 また、生命保険事業を通じてお客様や社会からいただく多くの信用、信頼に応えると ともに、生命保険会社としての社会的責務を果たすべく、法令等の遵守を含む内部管理 態勢の強化への努力を続けていきます。加えて、お客様からいただくご意見やご相談あ るいはお叱りの声を真摯に受け止め、 全ての業務運営とその改善に反映させていきます。 合わせて、経営資源を積極的かつ効果的に活用し、安定的な収益の確保と成長によっ てお客様への利益還元を目指すとともに、強固な財務基盤によって高い収益性を維持 し、多種多様なリスクを的確に管理することで経営の健全性を確保していきます。 さらに、一人ひとりの社員が、職務に対し高い使命感と倫理観、誇りと情熱をもって取 り組むことができるような企業文化の醸成に努め、保険のご購入から長期にわたるご契 約の管理、保険金等のお支払いまでのあらゆる場面においてお客様の満足感を高めてい きます。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 04 Zurich Insurance Group チューリッヒ・インシュアランス・グループ 1872年、金融の先進国スイスで誕生 チューリッヒ・インシュアランス・グループは、グローバル市場および各国市場において幅広い商品ラインアップを揃える世界有数の 保険グループです。スイスのチューリッヒ市を本拠に1872年に設立され、55,000人を超える従業員を有し、 世界170カ国以上の個人、 そして中小企業から大企業までのあらゆる規模の法人およびグローバル企業のお客様に、損害保険および生命保険の商品・サービス を幅広く提供しています。持ち株会社であるチューリッヒ・インシュアランス・グループ社 (銘柄コード:ZURN) はスイス証券取引所に上 場しており、米国においては、米国預託証券プログラム (銘柄コード:ZURVY)のレベル1に分類され、OTCQXにて店頭取引されてい ます。チューリッヒグループに関する詳しい情報はwww.zurich.comをご覧ください。 グループ概要(2014年度) 設立 1872年 最高経営責任者 マーティン・セン 従業員数 グループ総数約55,000人 収入保険料 約548億USドル (2014年度) 事業利益 約46億USドル(2014年度) 総資産 約4,065億USドル (2014年度) 本社所在地 スイス連邦チューリッヒ市 サービス提供網 世界170カ国以上 インターネット・ホームページ www.zurich.com Zurich Life Insurance Company Ltd, Japan Branch 保険財務力格付 保険財務力格付は、保険契約者の保険金請求に応える能力 に基づいた、第三者機関による保険会社の財務的健全性の評 価です。2015年3月末日現在におけるグループ中核会社チュー リッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッドの格付は下記の 通りです。 格付機関 保険財務力格付 格付見通し(outlook) A.M. Best A+ 安定的 Moody's Aa3 安定的 Standard & Poor's AA- 強含み ※格付は2015年3月末日現在の情報に基づいており、将来的に変更される 可能性があります。格付は格付会社の意見であり、保険金支払などの保証 を行うものではありません。 チューリッヒ生命日本支店 チューリッヒ生命日本支店は1996年に誕生 チューリッヒ・インシュアランス・グループ (旧名:チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズ)の日本での事業展開は、損害保険事業 の日本支店であるチューリッヒ保険会社を、 1986年に開設したことにさかのぼります。その後、 1996年8月にチューリッヒ生命日本 支店を開設し、生命保険事業の免許を受け、同年10月、日本における生命保険の募集販売を開始しました。日本のお客様が真に求め る保障やサービスを、お求めやすい価格で提供するという 「顧客第一主義」を経営理念に掲げ、日本で初めてダイレクトマーケティング (通信販売)による生命保険事業を展開、多くのお客様に、 保険サービスを提供しています。 企業データ 名称 チューリッヒ生命 (チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド) 代表者 日本における代表者兼最高経営責任者 太田 健自 本社所在地 〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス16階 電話番号 03-6832-1101 (大代表) 事業内容 生命保険業 日本における設立年月 1996年8月 (事業免許取得年月) 資本金 (スイス本社) 6,000万スイスフラン (2014年12月31日現在) 従業員数 173名 (2015年3月31日現在) ソルベンシー・マージン比率1,709.7% (2015年3月31日現在) 05 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 日本におけるグループ会社 名称 チューリッヒ保険会社 (チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド) 代表者 日本における代表者および最高経営責任者 北澤 章 本社所在地 〒164-8511 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス16階 電話番号 03-6832-2111 (大代表) 事業内容 損害保険業 日本における設立年月 1986年7月(事業免許取得年月) 資本金 (スイス本社) 8億2,500万スイスフラン (2014年12月31日現在) Corporate History 1996年 沿革 8月 大蔵省の免許を得て日本支店を開設 10月 通信販売専門の生命保険会社として営業開始 「ガン保険」 「病気・ケガ入院保障プラン」 の販売開始 2008年 1月 ガン患者とご家族向けの 「ガン専用メンタルケアサービス」 を開始 2008年 3月 東京都調布市に調布オフィスを開設 2010年 7月 「思いやり医療保険 (終身タイプ) 」 の販売開始 2012年 4月 いちよし証券でダイレクトマーケティング方式による医療保険・ガン保険の販売開始 6月 「チューリッヒ生命のガン保険Plus+」 の販売開始 2012年 12月 東京都中野区へ本社移転 2013年 6月 ストレス性の病気による長期入院を保障する「終身医療保険プレミアム」の販売開始 9月 保険料のシミュレーションや商品のお申込み、資料請求などができるインターネットサービス 「Z-Life」 を開始 12月 リスク細分化によりお手頃な保険料を実現した 「定期保険プレミアム」 の販売開始 代理店用の保険設計ポータルサイトの稼動 2014年 3月 スマートフォン専用見積りサイトの稼動 7月 タバコを吸わない、お客様の健康状態に合わせた保険料割引のついた収入保障の新商品「収入 保障保険プレミアム」の販売開始 代理店のための申込機能のついた募集管理用のポータルサイトの大幅な機能拡大 11月 ガンの治療に焦点をあて、診断後のストレス性疾病を含めた必要な保障を自由に設計できる 「終身ガン治療保険プレミアム」と保障範囲の一部をガンから3大疾病に拡大した「3大疾病 保険プレミアム」 の販売開始 2015年 2月 「終身ガン治療保険プレミアム」の 銀行チャネルにおける販売開始 7月働けなくなった場合の生活費も 保障できる終身医療保険「終身医 療保険プレミアムDX」および女性 特定疾病入院特約(Z02)を付加 した女性専用の商品「終身医療 保険プレミアムDX Lady」の販売 開始 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 06 運営体制 Management Structure コーポレート・ガバナンスおよび内部管理態勢 当社は、生命保険会社が持つ公共性、社会性を認識し、お客様や社会からの信頼を維持確保し、金融機関としての責任を果たすた めに、内部管理態勢の整備、強化に取り組んでいます。 当社の内部管理態勢の特徴は、グローバルなガバナンスの仕組みと国内における独自の管理態勢によって、各部門に対し強力な牽 制機能を持たせていることにあります。 当社は、グローバル市場および各国市場において幅広い商品ラインナップを揃える世界有数の保険グループであるチューリッヒ・イ ンシュアランス・グループの一員として、グローバル・スタンダードに基づくグループレベルで構築されているコーポレート・ガバナンス体 制に組み込まれています。特に、コンプライアンス、リスク管理、財務および内部監査などの主要な内部管理業務については、スイスの グループ本社でこれらの業務を担当する部門と密接に連携し、 必要に応じてグループ本社からの支援、 指示を直接に受ける体制となっ ています。 一方で、国内においては、日本の事業における経営の最高意思決定機関であるマネージメント・コミッティーを内部管理の最高機関 とし、その下にコンプライアンス委員会、統合リスク管理委員会等の委員会を設置し、 国内の事業における管理体制を敷いています。 コーポレート・ガバナンスの体制図 チューリッヒ・インシュアランス・グループ 取締役会 監査委員会 グループ経営委員会 チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド グループ本社コンプライアンス部門 グループ本社リスク管理部門 グループ本社監査部門 チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド 日本支店 日本における代表者 マネージメント・コミッティー 各委員会 業務執行部門 コンプライアンス部門 リスク管理部門 監査部門 2015年3月現在 内部監査態勢 当社では、 監査部を業務部門から独立させた組織として設置し、 経営の最高意思決定機関であるマネージメント・コミッティーにお いて承認された監査計画に基づき、 法令等の遵守状況や保険金等のお支払いを含め、 事務管理等、 業務全般にわたる内部監査を行って います。 また、 監査部による内部監査は、 グループ共通の監査フレームワークに則り、 リスクベースで監査を実施しています。 これらの監査の結果は、 品質確保の観点から、 グループ本社の監査部門のレビューを経て、 改善のためのアクションを含め被監査部 門および日本における代表者やリスク管理部門、 コンプライアンス部門等に通知されます。 また、 監査による重要な指摘事項やその改 善状況については、 マネージメント・コミッティーに報告されることとなっています。 07 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 リスク管理態勢 リスク管理方針 事業を長期的かつ持続的に成長させるとともに、お客様や社会からの信頼に応えるためには、当社が直面する様々なリスクを適切に管理することが重要です。 当社は、リスク管理を経営の最重要課題の一つと位置づけ、 「統合リスク管理方針」を制定し、リスク管理の強化・高度化に努めています。 また、当社は、チューリッヒ・インシュアランス・グループのリスク管理フレームワークを最大限に活用し、グローバル水準でのリスク管理を推進しています。 リスク管理体制 当社は、経営の最高意思決定機関であるマネージメント・コミッティーをリスク管理の最高機関と位置づけ、マネージメント・コミッティーから委嘱を受けた統 合リスク管理委員会とその下部委員会(保険引受リスク管理委員会、財務リスク管理委員会、オペレーショナルリスク管理委員会)において、リスク管理態勢の整 備とその運営の監督を行っています。また、リスク管理全般を統括する部門としてリスク管理部を設置しています。 日々のリスク管理においては、各業務執行部門を一次的なリスク管理の責任部門と位置づけ、リスク管理部は、コンプライアンス本部とともに、各業務執行部門 を牽制するとともに、適切な助言および提言を行います。さらに、監査部は、各業務執行部門、リスク管理部、コンプライアンス本部において、適切なリスク管理が 行われていることを、内部監査を通して検証します。 態勢の整備・監督 マネージメント・ コミッティー 統合リスク管理 委員会 保険引受リスク 管理委員会 財務リスク管理 委員会 オペレーショナル リスク管理委員会 日々のリスク管理 リスク管理部 各業務執行部門 監査部 コンプライアンス 本部 リスク管理 牽制・助言・提言 監査 統合リスク管理 当社では、直面するさまざまなリスクを、リスク分類ごとの特性に応じて管理するとともに、それらを横断的に、統合的な管理も行っています。 統合的な管理については、チューリッヒ・インシュアランス・グループのTotal Risk Profile (TRP)の手法を用い、計量化が困難なリスクも含め、当社の経営に重 大な影響を及ぼすリスクについて定性的にリスクを把握・評価し、重要なリスクから優先的に対応を行っています。 また、財務の健全性の観点から、全社レベルでのリスク許容量を設定し、継続的にリスク量のモニタリングを行っています。さらに、全社レベルのリスク許容量 をリスク分類ごとのリスク許容量およびリミットに細分化し、リスク分類ごとのリスク量のモニタリングも行っています。 保険引受リスク管理 保険引受リスクとは、ビジネス環境や保険事故の発生率等が保険料設定時の予測に反して変動することにより損失を被るリスクをいいます。 当社では、収支分析による責任準備金の積み立て状況のモニタリングを行うとともに、保険事故の発生率や将来収支の予測等を行っています。また、保険引受リ スクの平準化・分散化、収益の安定化を図るため、引き受けた保険契約の一部について再保険を利用しています。さらに、ガン保険、医療保険等の第三分野保険に関 するストレステストや負債十分性テスト、これらの保険商品に係る責任準備金等の積み立ての妥当性について検証等を行っています。 財務リスク管理 財務リスクとは、市場環境の変化および信用供与先の財務状況の悪化、資金繰りの悪化等に起因して損失を被るリスクをいい、当社では、財務リスクをさらに、 市場関連リスク、信用リスク、再保険(信用)リスク、流動性リスクに分類して管理しています。 市場関連リスクについては、投資ガイドラインを策定し、適切な投資活動を行うとともに、Value at Risk (VaR)やストレステスト等の手法によるリスク量の 測定、モニタリング等を行っています。 信用リスクについては、投資ガイドラインに基づく適切な投資活動に加え、格付け等に応じた保有リミットの遵守状況のモニタリングを行っています。 再保険(信用)リスクについては、再保険の出再先である再保険会社の格付状況や財務状況の調査を行っています。 流動性リスクについては、日々の資金繰り状況のモニタリングを行うとともに、ストレステストを実施し、不測の事態発生による急な資金需要にも備えています。 オペレーショナルリスク管理 オペレーショナルリスクとは、プロセス、人、システムが不適切もしくは機能しないこと、または外部要因により損失を被るリスクをいいます。これには、従業 員、代理店、業者等が正確な事務を怠る、または事故や不正等を起こすことにより損失を被る事務リスクと、システムの災害等によるダウンおよびシステムの不備 等による誤作動、システムへの不正行為によって損失を被るシステムリスクが含まれます。 当社では、各業務執行部門が、定期的にオペレーショナルリスクおよびコントロールの評価を行い、継続的にコントロールの強化に努めています。また、事務処 理のミスやシステム障害に関する情報を集約・分析し、事務プロセスやシステムの改善に努めています。さらに、チューリッヒ・インシュアランス・グループの基準 に基づき、システムの安定稼動や情報セキュリティの強化に向けた施策を推進しています。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 08 コンプライアンス態勢 当社は、事業の健全性と適切性を確保し、お客様や社会からの信頼に応えるため、コンプライアンス態勢の整備と確立を経営上 の最も重要な課題と位置づけ、取り組んでいます。 1. チューリッヒ・ベーシックス チューリッヒ・グループは行動規範である「チューリッヒ・ベーシックス」 を策定し、 全役職員が適切に業務を遂行 するための指針としています。全役職員が年に一度チューリッヒ・ベーシックスに関する研修を受け、周知徹底して います。 2. コンプライアンス方針 「コンプライアンス基本方針」を定め、コンプライアンス・マニュアルの策定、コンプライアンス・プログラムの実 施など、全役職員が法令遵守を徹底するための基本事項を明確化しています。また、 「保険募集に関する法令等遵守 に係る基本方針」 を定め、 保険募集に関する法令遵守を徹底するための重要事項を明確化しています。 3. コンプライアンス体制 各部門の部門長をコンプライアンス責任者と位置づけ、 管下社員が法令等を遵守するよう指導・監督しています。 またコンプライアンス統括部門としてコンプライアンス本部を設置し、コンプライアンスに関する施策の立案と 実施を行うとともに、コンプライアンス上の課題の発見と改善策の策定支援、改善策の実施状況のモニタリングを 行っています。 コンプライアンス本部では、コンプライアンス推進部が保険募集コンプライアンスを、法務コンプライアンス部 が保険募集以外の分野のコンプライアンスを、お客様相談部が苦情管理を所管しています。支払検証グループは、保 険金の支払漏れがないか全件チェックしています。 4. コンプライアンス委員会 当社の最高意思決定機関であるマネージメント・コミッティーの下にコンプライアンス委員会を設置し、コンプ ライアンスに関する重要事項を決定しています。そのうち特に重要な事項はマネージメント・コミッティーが決定 しています。 5. コンプライアンス研修 社員が重要な法令や社内規程を正確に理解するよう、毎年コンプライアンス・プログラムを策定し、定期的にコン プライアンス研修等を実施しています。マネージメントがコンプライアンス研修の実施・完了状況を把握するよう、 研修結果がコンプライアンス委員会およびマネージメント・コミッティーに報告されています。 6. その他チェック体制 コンプライアンス本部はコンプライアンスに関する重要事項をマネージメントに報告するとともに、リスク管理 部門や内部監査部門と緊密に連携し、多角的な課題解決に取組んでいます。また、業務に関するモニタリングや内部 通報制度により、 コンプライアンスに関する問題の発見と改善に努めています。 マネージメント・コミッティー 監査部 コンプライアンス委員会 リスク管理部 コンプライアンス本部 内部通報制度 コンプライアンス推進部 お客様相談部 法務コンプライアンス部 支払検証グループ 全社員 09 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 懲罰委員会 個人情報保護について 当社は、お客様からお預かりする個人情報の保護を、お客様や社会からの信頼に応えるための重要な責務と考えています。個人 情報を適切に取扱い、安全に管理するため、さまざまな措置を講じています。 1.個人情報保護方針 当社では「個人情報保護方針」を定め、個人情報の①取得方法、②利用目的、③第三者への提供、④外部委託する場合、⑤チューリ ッヒ・グループ内での共同利用、などについて定めています (全文を後掲) 。 2.安全管理措置の概要 さらに、 「個人データの安全管理に係る取扱規程」等の規程を策定し、①統括管理責任者の任命、②個人情報を取扱う役職員から 誓約書の取り付け、③業務上必要最小限のアクセス権付与、④定期的な研修の実施、⑤取得・入力/利用・加工/保管・保存/移送・ 送信/消去・廃棄の各段階における取扱方法、⑥外部委託先に預託する場合の管理など、個人情報を保護するために講じるさまざ まな措置を明確化しています。 3.個人情報のお取扱いについて 当社は、お客様からの信頼を第一と考え、 「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法) 」その他の関連法令、 「金融分野にお ける個人情報保護に関するガイドライン」、およびチューリッヒ・インシュアランス・グループの指針を遵守し、お客様の個人情報 の適正な管理、利用およびその保護に努めております。 また、当社は、個人情報保護の強化のため、従業者への教育・指導を徹底し、個人情報の取扱いおよび安全管理に係る適切な措置 について継続的な内容の見直しと改善に努めております。 個人情報の取得 当社は、業務上必要な範囲内で、かつ、適法で公正な手段により個人情報を取得します。具体的には、インターネットやコールセ ンターによる資料請求受付、お申込み、アンケートや、お客様にご記入・ご提出いただく保険契約申込書、保険金請求書等により取 得します。 お客様からのお問合せ、ご契約内容等の事実確認、電話対応の品質向上等のために、お電話で聴取した通話を録音することがあ ります。 個人情報の利用目的 当社は、お客様により良い商品やサービスをご提供するために、適法かつ公正な手段により業務上必要な範囲内でお客様に関 する情報を収集させていただいております。 これらの情報は、次の目的で利用いたします。 1. 当社の保険の募集、資料請求受付、中途付加、お引受け(*) 、 更新および保険金・給付金(以下、 「保険金等」 といいます。 )のお支 払い *保険の引受けには、審査の結果、引受けに至らなかった場合も含みます 2. 当社の保険契約の保全管理およびこれに関連・付随する業務 3. 当社およびグループ会社の商品やサービスのご紹介、 ご提供 4. アンケートの実施や市場調査および保険商品・サービスの開発・研究 5. 再保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および再保険金の請求 6. 他の事業者から個人情報(データ)の処理の全部または一部について委託された場合等において、委託された当該業務の適 切な遂行 7. キャンペーン等に付随する景品発送 個人データの第三者への提供 当社では、次の場合を除き、ご本人の同意なくお客様の情報を第三者に提供することはありません。 1. 法令に基づく場合 2. 当社の業務遂行上必要な範囲内で、生命保険募集代理店を含む委託先に提供する場合 3. 再保険契約に伴い当該保険契約の情報を提供する場合 4. 当社グループ会社との間で共同利用する場合 5. 生命保険会社間等で共同利用する場合 お客様からの通知、 開示、 訂正、 利用停止等のご請求 1. ご契約内容に関するご照会 ご契約内容に関するご照会については、保険証券に記載された連絡先にお問い合わせください。当社は、ご照会者がご本人 であることをご確認させていただいたうえで、対応いたします。 2. 個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通知、 開示、 訂正、 利用停止等 お客様から、お客様ご本人の個人情報の通知、開示、 訂正もしくは利用停止等をお申し出いただいた場合には、 請求者がご本 人であることを確認させていただいたうえで、所定の手続に基づき、 後日、 原則として書面にて回答させていただきます。お 客様からの開示等のご請求に関しましては、当社所定の手数料をいただく場合があります。 当社が、必要な調査を行った結果、ご本人に関する情報が不正確である場合には、その結果に基づいて正確なものに変更さ せていただきます お客様相談部 フリーダイヤル: 0120-860-129 受付時間: 午前9時から午後5時(月~金曜日/土日祝日除く) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 10 反社会的勢力への対応 当社は、 「反社会的勢力対応に関する基本方針」を定め、反社会的勢力による不当要求を拒絶し、反社会的勢力と一切取引しない よう努めています。 1.反社会的勢力対応に関する基本方針 「反社会的勢力対応に関する基本方針」は、①不当要求に対して組織として対応する、②平素より警察、暴力追放運動推進セン ター、弁護士等の外部専門機関と連携する、③不当要求を拒絶し、一切の取引を遮断する、④不当要求に対し民事・刑事の両面から 法的対応を行う、⑤裏取引や資金提供を行わない、の5項目を定めています。 2.反社会的勢力対応に関する態勢整備 さらに「反社会的勢力対応に関する規程」を定め、保険約款や契約書への暴力団排除条項の挿入、 反社会的勢力と取引しないため のチェックとモニタリング、不当要求があった場合の対応と報告体制などを明確化しています。 裁判外紛争解決手続 (ADR) について 裁判外紛争解決手続とは、身の回りで起きるトラブルを、 裁判によらず、 公正・中立な第三者の関与のもとで解決する手続です。 当社は、一般社団法人生命保険協会との間で、裁判外で紛争を解決するための手続に関する契約を締結しており、生命保険協会 の「生命保険相談所」では、電話・文書(電子メール・FAXは不可) ・来訪により生命保険に関するさまざまな相談・照会・苦情を受 けています。 生命保険相談所が苦情の申出を受けたことを生命保険会社に連絡し、解決を依頼した後原則として1 ヶ月を経過しても解決が つかない場合、生命保険相談所内に中立・公正な立場から裁定を行うことを目的に「裁定審査会」を設け、裁判よりも迅速な解決を 図っています。 詳しくは、生命保険協会のホームページでご確認ください。 一般社団法人生命保険協会 生命保険相談所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル3階(生命保険協会内) TEL:03-3286-2648 受付時間:9:00-17:00(土日祝、年末年始を除く) ホームページアドレス:http://www.seiho.or.jp/contact/about/ 「お客様の声」 を経営に活かす取組み 当社は、社員一人ひとりが常にお客様の立場に立って「お客様の声」を真摯に受け止め、その声を活かして「お客様満足度の向 上」に向けた業務改善に取組んでいます。 お客様からお寄せいただいた「お客様の声」は、お客様相談部で集約し、 一元管理しています。 「お客様の声」は内容に応じて分類された後、お客様相談部よりマネージメントを含め、社内に通知します。そして、 「お客様の 声」の内容をもとに関連部門と協議し、業務改善案を策定します。 業務改善案はお客様サービス向上委員会に報告され、 同委員会で審議します。 その後委員会より業務改善策の検討と指示がなされ、 改善結果は定期的にマネージメント・コミッティーに報告されています。 役職員一人ひとりが常にお客様の声を意識し、全社一丸となって業務改善に取組むことで、お客様に選ばれ続ける会社を目指 すと同時に、改善に向けた努力をすることは社会的使命であり、 最も重要であると考えています。 11 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 保険金等の支払管理態勢 保険金等のお支払いが生命保険会社の基本的かつ最重要使命であることを強く認識し、保険金等のお支払いプロセスがお客様 にわかりやすくなっているかを常に確認しながら、迅速かつ適切なお支払いを行うための方針として「お客様保護等管理方針」と 「保険金等の支払業務管理規程」を定め、支払管理態勢の充実に努めています。 異議申立 (適切性の確認) 保険金部 支払検証グループ (支払漏れのチェック) 監査部 ︵適切性の監査︶ 苦情 法務コンプライアンス部 改善提案 お客様 保険金等に関する お支払い・ご回答 報告 報告 保険金等に関する ご請求・ご相談 報告 マネージメント・コミッティー(最高意思決定機関) お客様相談部 異議申立の審議依頼 提言・助言 支払審査会 ※外部有識者を含め構成 (異議申立に対する審議、適切性の検証 等) 適切なお支払いのためのチェック態勢 お支払いに関する適正な業務運営 保険金等のお支払い業務を担当する保険金部においては、迅速かつ適切な支払業務を運営するために規程類やマニュアルを定 めています。これら規程類は、お客様から寄せられたご意見や苦情などをもとに適時検討し改善を行っています。 また、お支払い可否判断に際し医学的あるいは法律的な判断が必要な場合には、医師あるいは弁護士などの専門的な意見を求 めたうえで判断するなど適切なお支払いができるように努めています。 お支払い決定に関する社内の検証体制 保険金等のご請求に対するお支払い可否決定は、担当部門である保険金部での判断に加え、お支払いできない案件は法務コン プライアンス部でその適切性を確認し最終的な決定を行っています。また、お支払いとした案件についても、その支払内容が適切 であるかの検証を支払検証グループで行っています。 なお、この支払検証グループは、法務コンプライアンス部内に設置しており、お支払いした全ての案件について、その正確性の 検証を行っています。 支払審査会の設置による客観性のあるお支払い判断 お支払い可否判断の妥当性を第三者の視点から客観的に検証する目的で、社外の弁護士、医師などを含むメンバーで構成した 支払審査会を設置しています。 この支払審査会では、不払いと決定した判断の妥当性について客観的な検証を行っています。また、お客様からお支払いに関す る異議申立てがあった場合についても支払審査会で審議するなど、 お支払い決定に関し透明性が確保されるように努めています。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 12 保険金等のご請求漏れ防止策 お客様が自ら漏れなくご請求いただけるように、 「各種お手続のご案内」 「保険金・給付金等のご請求のしおり」や当社のホーム 、 ページにお支払いする場合やお支払いできない場合を具体的な事例とともにわかりやすく説明しています。また、ご請求からお 支払いまでの手順ならびにお問合せ先を掲載しています。お客様からご請求に関するご連絡をいただいた際は、ご請求の対象と なるご契約および保障内容の確認、ご請求内容である入院や手術などを確認し、ご請求に必要な請求書類をお送りすることで漏 れなくご請求いただけるように努めています。 さらに、ご請求漏れ防止策として、ご請求の対象となった傷病についてのご受診歴や今後の入院や手術などの治療予定を記載 する欄を請求書に設け、お客様に申告していただくことでご請求漏れを防止する仕組みとしています。 また、ご提出いただいた診断書などに他の支払事由に該当する可能性がある記述がある場合には、お客様もしくは病院などに その内容について確認し、支払漏れ防止に努めています。 保険金等の支払管理態勢の改善と強化 お客様から寄せられたお支払いに関するご意見や苦情は、お客様相談部に集約され一元管理しており、その内容について調査 分析し、その結果を担当部署に伝え、業務改善に反映する体制となっています。 なお、この調査分析結果は、当社における最高意思決定機関であるマネージメント・コミッティーに報告され、支払管理の適切 性の確保と改善強化に向けた取組みが行われていることを確認しています。 また、お支払いに関するプロセスの適切性については、内部統制活動によるチェックがなされ、お支払判断の妥当性などについ ては、専門家からの意見などによるサポートを受けながら、 支払管理態勢の改善強化に取組んでいます。 13 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 資 料 編 Operating Statements 2014年4月1日〜 2015年3月31日 (平成26年4月1日〜平成27年3月31日) Contents Ⅰ. 会社の概況及び組織 OVERVIEW AND CORPORATE STRUCTURE Ⅱ. 保険会社の主要な業務の内容 KEY BUSINESS AREAS Ⅲ. 直近事業年度における事業の概況 OVERVIEW OF LAST FISCAL YEAR BUSINESS ACTIVITIES Ⅳ. 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 SUMMARY OF BUSINESS RESULTS IN LAST 5 FISCAL YEARS Ⅴ. 財産の状況 FINANCIAL STATEMENTS Ⅵ. 業務の状況を示す指標等 INDICES OF BUSINESS PERFORMANCE Ⅶ. 保険会社の運営 INSURANCE COMPANY MANAGEMENT ISSUES Ⅷ. 特別勘定に関する指標等 SEPARATE ACCOUNT Ⅸ. 保険会社及びその子会社等の状況 THE COMPANY AND ITS SUBSIDIARIES Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 14 Ⅰ. 会社の概況及び組織 I. OVERVIEW AND CORPORATE STRUCTURE Ⅰ −1 沿革 I-1 Corporate History 6ページをご参照ください。 Ⅰ−2 経営の組織 I-2 Organization 経理本部 監査部 チーフ・ファイナンシャル・ オフィサー(CFO) チーフ・オペレーションズ・ オフィサー(COO) チーフ・ディストリビューション・ オフィサー(CDO) チーフアクチュアリー 数理本部 お客様サービス本部 チーフアンダーライター 日本における 代表者 CEO マネージメント・コミッティー コンプライアンス委員会 統合リスク管理委員会 人事委員会 ジェネラルカウンセル プロポジション委員会 グループ 広報責任者 情報システム委員会 投資委員会 数理部 CRM部 お客様サービス部 契約サービス部 契約事務企画部 IT企画部 情報システム本部 開発部 基盤・運用部 システムプロジェクト推進部 ダイレクト営業部 営業推進本部 営業第一部 営業第二部 金融法人部 営業企画部 営業企画本部 営業教育部 SSC部 商品本部 商品企画部 経理委員会 マーケティング・コミュニケーション部 お客様サービス向上委員会 法務コンプライアンス部 コンプライアンス本部 懲罰委員会 チーフ・リスク・オフィサー (CRO) 広報委員会 人事統括責任者 経営企画本部 Ⅰ−3 店舗 I-3 Location 15 投資部 ビジネス・チェンジ推進部 日本における 保険計理人 医長 収益管理部 保険金部 チーフ・マーケティング・ オフィサー(CMO) チーフ・コンプライアンス・ オフィサー(CCO) 経理部 コンプライアンス推進部 お客様相談部 リスク管理部 人事部 100日計画推進部 総務部 2015年7月現在 日本における主たる拠点 Japan Branch 〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス16階 Nakano Central Park South 16F, 4-10-2 Nakano, Nakano-ku Tokyo 164-0001 03-6832-1101 調布オフィス Chofu Office 〒182-0026 東京都調布市小島町1-32-2 京王調布小島町ビル Keio Chofu Kojimacho Bldg, 1-32-2, Kojima-cho, Chofu City, Tokyo 182-0026 042-440-8440 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Ⅰ−4 外国保険会社の株式等の保有者に関する状況 I-4 Information on Shareholders Holding Stock in Foreign Insurance Company (1)発行済株式総数 Total number of Shares Outstanding 600,000株(額面金額100スイスフラン) (2)株主 Shareholders チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド(Zurich Insurance Company Limited) 所有株式数 ……………… 600,000株(100%) (注)2015年3月現在 Ⅰ−5 役員等一覧 (役職名・氏名) I-5 Directors 日本における代表者兼最高経営責任者 Chief Exective Officer and Legal Representative 太田 健自 Kenji Ota チーフ・ファイナンシャル・オフィサー Chief Financial Officer 河野 雅俊 Masatoshi Kono チーフ・ディストリビューション・オフィサー Chief Distribution Officer 小林 保 Tamotsu Kobayashi チーフ・マーケティング・オフィサー Chief Marketing Officer 野口 俊哉 Toshiya Noguchi チーフ・オペレーションズ・オフィサー Chief Operations Officer 十文字 勝広 Katsuhiro Jumonji チーフアクチュアリー Chief Actuary 木村 孝之 Takayuki Kimura チーフ・コンプライアンス・オフィサー Chief Compliance Officer 曽我部 うらら Urara Sogabe チーフ・リスク・オフィサー Chief Risk Officer 土川 隼人 Hayato Tsuchikawa (2015年7月現在) Ⅰ−6 従業員の在籍・採用状況 I-6 Employees Statistics 区分 内勤職員 (男子) (女子) 営業職員 Category Office workers Male Female Sales agents 2013年度末 在籍数 Employees at End of FY2013 143 85 58 — 2014年度末 在籍数 Employees at End of FY2014 173 105 68 — 2013年度 採用数 Employees Hired FY2013 35 25 10 — (注)1.営業職員は在籍していません。 2014年度 採用数 Employees Hired FY2014 48 30 18 — 2014年度末 End of FY2014 平均年齢 平均勤続年数 Average Age Average Number of Years in Service 43.1 4年2 ヶ月 44.0 3年4 ヶ月 41.8 5年4 ヶ月 — — (2015年3月現在) 2.当社では、総合職・一般職の区別はしていません。 Ⅰ−7 平均給与 (内勤職員) I-7 Amount of Average Monthly Salary 区分 内勤職員 Category Office workers 2014年3月 March2014 649 2015年3月 March2015 639 (単位:千円) (注)平均給与は各年度末の税込定例給与であり、賞与および時間外手当は含んでいません。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 16 Ⅱ . 保険会社の主要な業務の内容 II. KEY BUSINESS AREAS Ⅱ−1 主要な業務の内容 II-1 Key Business Areas (1)保険の引受け及び資産の運用 Underwriting of Life Insurance and Investing of the Asset 個人保険・個人年金保険の引受けを行うとともに、保険料として収受した金銭等の運用は、主に円貨建の公社債で行っています。 (2)業務の代理・事務の代行業務 Proxy of Insurance Operation Outsourcing of Insurance Operation 該当ありません。 (3)国債等の窓口販売業務 Over-the-Counter Sales of Government Bonds 該当ありません。 Ⅱ−2 経営方針 II-2 Management Philosophy 4ページをご参照ください。 Ⅲ.直近事業年度における事業の概況 III. OVERVIEW OF LAST FISCAL YEAR BUSINESS ACTIVITIES Ⅲ −1 直近事業年度における事業の概況 III-1 Overview of Key Business Results 2014年度の日本経済は、緩やかながら回復基調を続けました。個人消費は、4月の消費増税の影響から大きく落ち込みましたが、 雇用・所得環境の着実な改善を背景に、訪日外国人向け販売増などの影響から持ち直しの傾向が見られました。純輸出は、欧米経 済の景気回復に伴う輸出の持ち直しや原油価格下落に伴う貿易収支の改善から、拡大傾向を続けました。 業績面は、 契約成績に関しては、 個人保険および個人年金保険の新契約高は件数で前年比514.0%の60,967件、 金額で前年比 1,929.1%の1,598億円となり、解約・失効契約高は件数で前年比96.6%の10,697件、金額では前年比86.9%の194億円となりました。 この結果、2015年3月末の保有契約高は件数で前年比126.2%の236,439件、金額では前年比142.1%の4,448億円と増加しました。 一方、収入面では、保険料収入は前年比106.6%の99億円と増加しました。支出面では、保険金支払は前年比83.8%の10億円、 給付金支払は前年比95.9%の30億円、事業費は前年比149.2%の81億円となりました。この結果、△15億円の経常損失となりま した。 ソルベンシー・マージン比率については、昨年度末の1,383.4%から1,709.7%へ増加しました。 Ⅲ −2 契約者懇談会開催の概況 III-2 Overview of Policyholder Gatherings 当社は通信販売、保険販売代理店を中心とする事業の特性に基づき、契約者懇談会は開催していません。ただし、お客様の声 を経営に反映させるべく、テレホンサービスやインターネット、保険販売代理店などさまざまな場面で、広く「お客様の声」をお聞 きする仕組みをご用意しています。 Ⅲ −3 相談・苦情処理態勢、相談 (照会・苦情)の件数及び苦情からの改善事例 III-3 Handing For Consultations and Complaints 「お客様の声」のご意見・苦情の定義 「お客様の声」のなかから、ご意見・ご要望または不満足の表明があったものを、 「お客様の声」のご意見・苦情と定義しています。 「お客様の声」をお聞きする仕組 テレホンサービスやインターネット、保険販売代理店などにおいて、お客様からいただいたご意見、苦情等を収集しています。 いただいたご意見、苦情等はお客様相談部で一元管理され、コンプライアンス本部で分析されたのち、お客様サービス向上委員会 へ報告され、業務改善案の検討・実施指示がなされ、マネージメント・コミッティーへ報告されます。 「お客様の声」 (ご意見・苦情)の件数 ●2014年度 「お客様の声」内容の分類状況 (2014年4月~ 2015年3月) ご意見・苦情等の総件数 保険契約の加入等に関するもの 17 1,229件 (100%) 411件 ( 34%) 保険料の支払等に関するもの 188件 ( 15%) 契約後の手続等に関するもの 236件 ( 19%) 保険金・給付金の支払等に関するもの 161件 ( 13%) その他 233件 ( 19%) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 ●2014年度に 「お客様の声」をもとに改善を行った取組みをご紹介いたします。 「お客様の声」 改善に向けての取組み ≪保険料の払込経路について≫ 2件の契約があり、保険料引落を口座からクレジットカードに変更を申 し込んだら、 「払込方法変更請求書」を2枚提出しなければならないと言 われた。 引落のカードは同じなので1枚にしてほしい。 同一のカード、名義人であれば、「払込方法変更請求書」1枚で、6 契約まで変更請求できるようにいたしました。 ≪お客様のアンケートについて≫ 問合せした時、オペレータの対応が気になったので一言伝えてあげよう と思ったけど、直接伝えるのも気が引けた。 お問合せいただき、用件がお済みになった最後に、お客様にアンケー トのご協力をお願いすることにいたしました。自動音声でのアンケー トですから遠慮なくご回答いただけます。 ≪更新案内について≫ 10年前契約した保険の更新案内が来たが、ずいぶん前のことなのでど のようにしたらいいのかわからない。 保障内容に変更がなければそのまま更新となります。わかりやすく するために、更新案内書類をコース別に色を変えたり、記号別 (A.B. C.D)に変更いたしました。また、お気軽にお電話でお問合わせをお 願いいたします。(カスタマーケアセンター)0120-236-523 ≪保険料振替不能時のご案内について≫ 口座に保険料を入れ忘れたら、案内が来た。読んでも次にどのようにし たらいいのかわからなかった。 文字の大きさ、色などを変更し、継続保険料のお支払いの案内につ いて、ご理解いただきやすいように変更いたしました。 ≪保険金・給付金のご請求のしおりについて≫ 年に数回、給付金を請求しているが、毎回しおりが送られてくる。あり がたい事だが、毎回送らなくてもいいのでは。 「保険金・給付金のご請求のしおり」は、請求書類をお送りする際に毎 回同封していましたが、お客様の声を反映して、初回以降は年に1回 お送りすることにいたしました。 ≪入院・通院状況報告書について≫ 入院・通院状況報告書は、 専門的な項目もあり高齢者にとって書きづ らい。 一定範囲の給付金額請求の場合は「入院・通院状況報告書」をご提出い ただきお支払しています。書きづらいとのお客様の声を反映して、文 字や記入欄を大きくし、記入箇所を少なく変更いたしました。 ≪請求書等の代筆について≫ 請求の意思はあるが、高齢で寝たきりなので、請求書等に自署ができ ない。 身体障害等の物理的に本人が自署できない状態にあって、本人の意 思に基づくケースであれば、配偶者や三親等以内の血族の方の代筆で の請求を可能としました。 注:ケースによってお取扱いできないこともありますのでお問合せくだ さい。 ≪契約時の書類不備対応について≫ 口座振替用紙が不備で取り直しの案内が届いたけど、クレジット払いに 変更したのになぜ? 「口座振替依頼書のお取り直しのご依頼について」の案内書面で、行 違いなどの事故を防ぐ目的で、口座振替依頼書が金融機関より不備返 却された全てのお客様に案内をお送りしております。 お客様のお声をいただき、「既に再提出またはクレジットカード払に 変更の手続きがお済みのお客様は、そちらでお手続きが進んでおりま すのでご返送不要です。」と赤字の注意文言を追記いたしました。 ≪ホームページについて≫ チューリッヒ生命の保険にはどのような方が加入されているのでしょう か。実際に加入された方の意見を聞きたいのですが。 2014年8月より、ホームページに「保険セレクト」ストーリー【お客 様インタビュー】を掲載いたしました。保険の選び方やチューリッヒ生 命に期待したことなど、保険選びにまつわる「マイストーリー」を実際 に加入されたお客様にお聞きしました。 ≪付帯サービス「メンタルヘルスサービス」のご利用対象者範囲の拡大について≫ 「メンタルヘルスサービス」の利用をしたいのですができないのですか。 「終身医療保険プレミアム」のご契約者様専用の付帯サービスであっ た「メンタルヘルスサービス」のご利用対象者の範囲を拡大し、2014 年8月より、新たに「定期保険プレミアム」および「収入保障保険プレミ アム」のご契約者様もご利用いただけるようになりました。 ( 2014年12月1日発売予定の「終身ガン治療保険プレミアム」 「 3大 疾病保険プレミアム」もサービス対象となります) ≪コールセンターの営業日、営業時間の拡大について≫ 平日の昼間は忙しいので、夕方や土曜日に問合せをしたい。 2013年9月に、 資料請求や保険金・給付金のご請求に関する受付の 営業時間および営業日を拡大いたしました。 さらに、2014年9月より、ご契約者様の各種お問合せおよびお手続 きに関して受付するコールセンターの営業時間を、月~金曜日は、午 前9時から午後9時までに、土曜日は午前9時から午後6時までに変更い たしました。 ≪カラーユニバーサルデザイン認証の取得をいたしました。≫ 証券は大切なもの。デザインなども意識して作成してください。 2014年6月に、一部商品の保険証券についてデザインの改定を行い ました。情報のわかりやすさ、視覚的な見やすさを改善するため、配 色にカラーユニバーサルデザインを採用し、 色覚の個人差を問わず、 より多くの方がご覧いただきやすいデザインに変更いたしました。こ の改定により、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構より「カラ ーユニバーサルデザイン(CUD)」の認証を取得いたしました。 ≪ご加入年齢の範囲拡大について≫ 高齢になればなるほど医療費の心配が増します。加入年齢を拡大してく ださい。 2014年8月より「終身医療保険プレミアム」のご加入年齢の上限を、 満70歳から満75歳まで拡大いたしました。 「終身医療保険プレミアム」に加入できる年齢の範囲を引き上げたこ とから、 より多くの方が当商品をご利用いただけるようになります。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 18 19 「お客様の声」 改善に向けての取組み ≪Web申込時のカード決済について≫ Webで申込みをし、引受見合わせ通知が届いたが、カード決済後の返 金についての案内がない。 保険契約引受見合わせのご案内に、「後日、クレジットカード会社か ら返金となります。」の案内を追加いたしました。 あわせて、お電話にてご返金予定日についてご案内することといた しました。(一部のカード会社を除く) ≪保険料引去り口座について≫ 保険料振替の用紙には全国全ての金融機関にて取り扱い可能と書いてあ るが、インターネット銀行ではできない。 「信用組合、農業協同組合、信託銀行、インターネット専業銀行等は一 部取り扱いがない場合がある」と明記することにいたしました。 ≪住所変更ハガキについて≫ 「契約内容のお知らせ」に住所変更のハガキが入っているが、変更がな くても提出するの? 住所変更がない場合は、ご提出いただく必要はございません。 ご説明が不十分であったことから、ハガキ記入欄の上部に「住所変更 届」と見出しを追加することにいたしました。 ≪お客様のお電話番号の変更について≫ 時々、電話番号の変更を促す連絡が欲しい。 年1回お送りしている「契約内容のお知らせ」の通信欄に、現在ご登 録の電話番号を掲載し、変更があった場合はご連絡をいただきたい旨 の案内を記載いたしました。 ≪保険料のお支払いのお知らせについて≫ 保険料を銀行に入れ忘れ、書面で案内をいただいたが見なかった。電話 で連絡をいただくことはできないか。 2014年2月より、過去に給付金等のご請求があるお客様を優先して、 お電話にてご連絡をしておりましたが、2014年5月より、過去に給付 金等のご請求がないお客様へもお電話によるご連絡ができるようにな りました。(一部のお客様を除く) ≪法人取扱に関する 「法人用の取引登録報告書」について≫ 法人用の取引登録報告書の担当者の登録をしても、社内で担当者変更等 があった際に連絡が大変です。 法人登録の際、法人担当者確認(本人確認)をしていましたが、2014年 7月より、法人契約の「法人取引担当者」制度を廃止いたしました。 ≪法人契約の手続きについて≫ 登記簿謄本の提出は大変です。省略できませんか。 2014年5月より、法人契約の保全手続時に必要な登記簿の提出を不 要といたしました。(一部手続を除く) ≪生命保険料控除証明について≫ 年1回、年末の保険料支払なので控除証明書がいつも遅い。保険料を支 払っていないのでしかたないですかね。 「生命保険料控除申告予定額のお知らせ」を、10月にご送付しており ます。ご活用ください。 ≪先進医療給付金の医療機関への直接支払いについて≫ 先進医療費は、各種健康保険の適用ではないため負担が大きいです。医 療機関に直接支払ってくれませんか。 2014年9月より、先進医療給付金を当社から医療機関へ直接お支払 いする「医療機関直接支払サービス」を開始いたしました。 先進医療は、治療法によっては経済的負担が大きくなる場合があり ます。導入したことにより、お客様に一時的に治療費をご負担いただ くことなく、スムーズに治療費のお支払いを完了することができます。 ≪請求書類発送時のご説明文章について≫ 保険金・給付金を請求するにあたり、 誰を請求人としていいかわから ない。 請求書の「請求人欄」に請求人以外の方の氏名が記載され提出される ケースがあることから、請求書類発送時のご説明文書に、どなたが請 求人となるのかを明示するように変更しました。また、提出書類が何 であるかをより判りやすく明示するように変更いたしました。 ≪医師の入院・手術等証明書(診断書)の変更について≫ 給付金請求で、医師の診断書を提出したが、一部に不備がありもう一度 病院に行って書いてもらった。大変でした。 2014年10月より、入院・手術等証明書(診断書)を改定いたしました。 ≪給付金請求書類について≫ 給付金請求書類の提出時に、間違わないようわかりやすく案内してほ しい。 給付金請求書類のご案内時に、 記入箇所等がわかりやすいように、 ラインマーカーで印をつけることにいたしました。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Ⅲ −4 契約者に対する情報提供の実態 III-4 Current Status of Information Provided to Policyholders 当社では、ご契約いただきましたお客様に対し、当社ホームページ上からご契約内容のご確認をいただけるサービスを提供して います。また、これ以外にも各種商品の照会をはじめ、当社サービス体制、会社の業績などの情報提供、および商品ごとの保険料 試算などのサービスを提供しています。 http://www.zurichlife.co.jp Ⅲ −5 商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法 III-5 Methods for Providing Information on the Benefits and Limitations of Products 当社ではお客様が商品の特性や仕組みをご理解のうえ、適切に当社生命保険をご契約(ご継続)いただけるよう、次のような情報 提供や取組みを行っております。 商品に関する情報提供 ご契約時 ご契約後 ◦契約概要 ◦注意喚起情報 ◦パンフレット ◦意向確認書 ◦ご契約のしおり・約款 ◦ご契約内容のお知らせ (毎年) ◦各種お手続きのご案内 デメリット情報の提供 「告知義務違反」 「免責事項」 「解約」など、お客様が不利益を被る事項については、 「契約概要」 「注意喚起情報」 「ご契約のしおり・ 約款」に明示するとともに、募集時にお客様がご理解いただけるよう努めています。 Ⅲ −6 代理店 教 育・研 修の概 略 III-6 Education and Training for Sales Staff and Agents ・総合保険代理店、通販会社、カード会社、金融機関等と代理店業務委託契約を締結し、代理店を通しての保険商品販売も行っています。 ・多くのお客様に満足いただけるような各種プランを取り揃え、お客様が真に求めるサービスを提供してまいります。 ・保険募集を適正に行えるよう、代理店研修により販売方法、業務に役立つ最新情報などを提供しています。 ●募集代理店研修 一般課程研修 専門課程研修 委託業務説明会 登録前研修 登録後研修 ※一般課程試験 委託契約締結 生命保険募集人登録 変額保険販売資格研修 ※専門課程試験 ※変額保険販売資格試験 ※応用課程試験 ※大学課程試験 変額保険販売資格者登録 継続研修 ※1 ※業界共通試験 ※1 募集人登録をしている生命保険募集人を対象に継続的な研修を実施いたしております。 (注)営業職員は在籍しておりません。 Ⅲ −7 新規開 発 商 品の状 況 III-7 Updates on New Product Developments 2014年11月に 「終身ガン治療保険プレミアム」および 「3大疾病保険プレミアム」を、2015年7月に 「終身医療保険プレミアムDX」 を発売いたしました。 「終身ガン治療保険プレミアム」 および 「3大疾病保険プレミアム」 は抗がん剤・ホルモン剤治療と放射線治療を、 「終身医療保険プレミアムDX」は入院と手術、放射線治療を基本保障とし、それぞれ9種、11種の保障等を組み合わせることで、お 客様のニーズに合わせた自由設計が可能な商品となっております。今後も生命保険事業の高い社会性、公共性を十分認識し、行動 してまいります。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 20 Ⅲ −8 保険商品一覧 (主な販売商品) III-8 List of Products 下記は当社の主要商品の概要を説明したものであり、ご契約にかかわるすべての事項を記載したものではありません。商品のご 検討にあたっては、パンフレット、 「契約概要・注意喚起情報」 、 「ご契約のしおり・約款」等を必ずご確認ください。 医療保険(2002) ガン保険(2007)+ガン先進医療特約 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例(契約年齢満30歳 女性、本人型/「充実プラン」10,000円コー スの場合) □入院給付日額 10,000円 □保険期間/保険料払込期間 10年 □月払保険料 4,251円 ●保障内容(下記「充実プラン」の他に、保障内容がシンプルな「基本プラン」 もございます。) 災害入院給付金 病気やケガで入院された場合※3 10,000円 疾病入院給付金 (1日につき) 特定疾病 入院給付金 5大生活習慣病・女性特定疾病で入院された 5,000円 場合※3 (1日につき) 手術給付金 病気やケガで所定の手術を受けられた場合 10・20・40万円 (手術の種類に応じて、1回につき) 特定疾病 手術給付金 5大生活習慣病・女性特定疾病で所定の手術を 5・10・20万円 受けられた場合 (手術の種類に応じて、 1回につき) 通院給付金 病気やケガの治療で通院された場合※4 5,000円/ (1日につき)7,000円 特定疾病 5大生活習慣病・女性特定疾病で 20 日以上の 50,000円 退院療養給付金 継続入院後、生存して退院された場合※ 5 ※1 5大生活習慣病とは、所定の 「ガン、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、糖尿病」 をいいます。 ※2 女性特定疾病とは、子宮ガン、乳ガン、子宮筋腫などの女性特有の病気をいいます。 ※3 1入院60日限度、それぞれの給付金につき (更新前後を含めて)通算700日限度となります。 ※4 1日の通院による診療報酬点数が2,500点以上3,500点未満の場合は給付日額:5,000円、 3,500点以上の場合は給付日額:7,000円となります。また、同一原因につき30日限度、 (更 新前後を含めて)通算700日限度となります。 ※5 特定疾病退院療養給付金が支払われた退院日以後、同一の特定疾病で再入院した場合、退院 日と再入院日までの間が30日以内のときは、特定疾病退院療養給付金の対象とはなりません。 【付加されている特約】 通院特約 ■契約年齢範囲 満18歳〜満69歳 ( 「基本プラン」の場合は満70歳まで) 医療保険(引受基準緩和型) 特長 ●ご健康に不安のある方でも、簡単な告知でご加入いただけます。※1 ●ご加入前に生じた既往症 (持病) が悪化した場合も保障。 ●一生涯変わらない保険料で、一生涯の保障。 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例 (契約年齢満50歳 男性/ 10,000円コースの場合) □入院給付日額 10,000円 □保険期間/保険料払込期間 終身 □月払保険料 10,960円 ●保障内容(下記「 10,000円コース」の他に、保険料がお手軽な「 5,000円コ ース」もございます。) 災害入院給付金 疾病入院給付金 病気やケガで入院された場合 初年度5,000円 (1日につき)次年度以降10,000円 手術給付金 病気やケガで所定の手術を受けら 初年度5万円※3 れた場合 (1回につき)次年度以降10万円 ※2 ※3 ※1 この商品は、一般の医療保険に比べ簡単な告知でご契約できるため、他の医療保険より保険 料が割増されています。なお、ご職業などによってはご加入できないこともあります。 ※2 1入院60日限度、それぞれの給付金につき通算700日限度となります。 ※3 初年度 (ご契約日から1年間)のお支払い金額は、ご契約の給付金額の半額 (50%)となります。 【付加されている特約】 − ■契約年齢範囲 満40歳〜満80歳 〈ご注意〉●ご健康な方は、より詳細な告知等をすることで、割増のない当社医療保険にお申込みい ただけます。 (ただし、年齢や審査結果によっては、ご契約いただけないこともあります。 ) ● この商品には、解約払戻金はありません。 21 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 特長 特長 ●入院保障は1日目から、日帰り入院でも保障。 ( 「充実プラン」 の場合) ●5大生活習慣病※ 1・女性特定疾病※ 2 を手厚く保障。 ●ご健康状態にかかわらず、同じ保障を最長満100歳まで自動更新。 (通院 特約は満70歳まで) ●お求めやすい保険料で、ガン※1の治療に手厚い保障。 ●ガンの治療のために所定の先進医療※2による療養を受けられた場合、そ の技術料に応じてガン先進医療給付金をお受取りいただけます。 ●ゼロトク※3をセットすると、ガンと診断された際に10年分の保険料相当額 (主契約部分) をお受取りいただけます。 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例 (契約年齢満40歳 男性、本人型/ベーシックプラン 「1口」ゼロ トク※3セットの場合) □ガン入院給付日額 10,000円 □保険期間/保険料払込期間 10年 □月払保険料 1,417円 ●保障内容 (下記 「1口」の他に、「2口」 「3口」もございます。) 悪性新生物 治療給付金 初めて悪性新生物と診断確定された場合、 または悪性新生物で入院された場合 100万円 ※4 (2年に1度を限度に何度でもお支払い) 上皮内新生物 診断給付金 初めて上皮内新生物と診断された場合 100万円 (保険期間を通じて1回のみお支払い) ガン入院給付金 ガンで入院された場合 (1日につき)10,000円 ガン手術給付金 ガンで所定の手術を受けられた場合 20万円 (1回につき) ガン後遺障害 手術給付金 ガンで後遺障害を伴うような所定の手術※5を 50万円 受けられた場合 (1回につき) 退院療養給付金 ガンで20日以上の継続入院後、生存して退院 50,000円 された場合※6 ガンで入院し、退院の翌日以後180日以内に ガン通院給付金 ガンの治療で通院された場合※7 5,000円 (1日につき) ガン先進医療 給付金 所定の先進 ガンで所定の先進医療による療養を受けられ 医療にかか た場合 わる技術料 (ご注意:同一の被保険者において、当社の と同額 先進医療を保障する特約の複数加入はでき (通算500万 ません) 円限度※8) ※1 この商品におけるガンとは、 「悪性新生物および上皮内新生物」をいいます。 ※2「先進医療」 とは、厚生労働大臣が定めた公的医療保険制度に適用されない高度な医療技術 をいいます。 ※3 診断時保険料返還特則により、初めてガンと診断された場合、10年分の保険料相当額(主 契約部分)をお支払いします。 ※4 悪性新生物治療給付金の2回目以降のお支払いは、前回の支払事由から2年経過した日の 翌日以降に悪性新生物の治療を直接の目的として入院されることが要件となります。 ※5 後遺障害を伴う所定の手術とは、胃全摘除術、食道全摘除術、腎摘出術、子宮広汎全摘除 術、人工肛門造設術、喉頭全摘除術、四肢切断術をいいます。 ※6 退院療養給付金が支払われた退院日からその日を含めて30日未満に再入院した場合には、 その後に退院療養給付金の支払事由に該当されても、退院療養給付金の対象とはなりませ ん。 ※7 ガン通院給付金の給付日数は、1回の退院後30日限度、 (更新前後を含めて)通算700日限 度となります。 ※8 ガン先進医療給付金のお支払額が更新前後の保険期間を通じて500万円に達した場合、こ の特約は消滅します。 【付加されている特約*】 ガン先進医療特約 *定期保険特約、手術給付金付入院保障特約(ガン保険) 、ガン再入院継続治療特約を付加するこ とができます。 ■契約年齢範囲 満20歳〜満70歳 〈ご注意〉●この商品には、90日間の不てん補期間 (保障の対象とならない期間)があります。 ●この商品は、定期保険特約部分を除き解約払戻金はありません。 無解約払戻金型終身ガン治療保険(抗がん剤等保障) 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例(契約年齢満30歳 男性、フルサポートプラン、保険期間・保険 料払込期間:終身) □主契約 給付月額 200,000円 □月払保険料 4,867円 ●保障内容(下記「フルサポートプラン」の他に、「シンプルプラン」 「ベーシッ クプラン」 「自由設計プラン」万一の場合の保障「死亡・高度障害プラン【終 身保険特約/リビング・ニーズ特約】」もございます。) 放射線治療 給付金 ガンで所定の放射線治療を受けられた場合 20万円 (受けられた月ごとに) 抗がん剤・ ホルモン剤 治療給付金 ガンで入院または通院をされ、公的医療保険 制度の給付対象となる所定の抗がん剤また 20万円 はホルモン剤の投与・処方を受けられた場合 (受けられた月ごとに) 悪性新生物保険 初めて悪性新生物と診断確定された場合 料払込免除※1 ガン先進医療 給付金※2 以後の保険料 の払込は不要 ガンで所定の先進医療による療養を受けられ 所定の先進医療 た場合(ご注意:同一の被保険者において、 にかかる技術料と 当社の先進医療を保障する特約の複数加入 同額(通算2,000 はできません) 万円限度) ガン先進医療 ガン先進医療給付金の支払われる療養を受け 15万円 支援給付金※2※3 られた場合 (1回につき) ガン診断給付金 ガン通院給付金 初めてガンと診断確定された場合、または前 回の支払事由から2年経過した日の翌日以降 100万円 にガンの治療を直接の目的として入院された 場合 (2年に1度を限度に何度でもお支払い) ガンで入院し、その入院前後の一定期間にガ 10,000円 ンで通院※4された場合 (1日につき) ガン入院給付金 ガンで入院された場合 (1日につき)10,000円 ●主契約にて、ガン(悪性新生物および上皮内新生物)について所定の 化学療法 (抗がん剤およびホルモン剤)や放射線治療を一生涯保障する 終身タイプの保険です(注)。 ●特約にて、入院・手術、診断一時金や通院や先進医療による療養に加 え、緩和療養やガンと診断された後のストレス性疾病を保障します。 ●3大疾病保険プレミアムでは、付加した特約のうち対象のものについて、 3大疾病 (ガン、急性心筋梗塞および脳卒中)を保障対象とします(注)。 (注)悪性新生物保険料払込免除特約(3大疾病特約付加)は、上皮内新 生物を保障しません。 特長 特長 ●ガン (悪性新生物および上皮内新生物) に関してのさまざまな給付を保障しま す (注) 。 ●主契約では、所定の化学療法 (抗がん剤およびホルモン剤) や放射線治療を 一生涯保障します。 ●特約にて、入院・手術、診断一時金や通院に加え、緩和療養やガンと診断 された後のストレス性疾病を保障します。 (注) 悪性新生物保険料払込免除特約は悪性新生物を対象としています。 3大疾病特約付加 無解約払戻金型終身ガン治療保険(抗がん剤等保障) 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例(契約年齢満30歳 男性、自由設計プラン、保険期間・保険料払 込期間:終身) □主契約 給付月額 200,000円 □月払保険料 6,310円 ●保障内容 (下記 「自由設計プラン」 の他に、 「シンプルプラン」 「ベーシックプラン」 「フルサポートプラン」 万一の場合の保障 「死亡・高度障害プラン 【終身保険特約 /リビング・ニーズ特約】 」 もございます。 ) 放射線治療 給付金 ガンで所定の放射線治療を受けられた場合 20万円 (受けられた月ごとに) 抗がん剤・ ホルモン剤 治療給付金 ガンで入院または通院をされ、公的医療保険 制度の給付対象となる所定の抗がん剤また 20万円 はホルモン剤の投与・処方を受けられた場合 (受けられた月ごとに) 3大疾病新生物保 初めて悪性新生物と診断確定、または所定 以後の保険料 険料払込免除※1 の急性心筋梗塞・脳卒中で入院された場合 の払込は不要 3大疾病で所定の先進医療による療養を受け 3大疾病先進医 られた場合(ご注意:同一の被保険者におい ※2 て、 当社の先進医療を保障する特約の複数 療給付金 加入はできません) 所定の先進医療 にかかる技術料と 同額(通算2,000 万円限度) 3大疾病先進医療 3大疾病先進医療給付金の支払われる療養を 15万円 支援給付金※2※3 受けられた場合 (1回につき) 3大疾病診断 給付金 初めてガンと診断確定、 所定の急性心筋梗 塞・脳卒中で入院、または前回の支払事由か ら2年経過した日の翌日以降に3大疾病の治 100万円 療を直接の目的として入院された場合 (2年に1度を限度に何度でもお支払い) 3大疾病で入院をされ、その入院前後の一定 期間にその3大疾病の治療を目的として通院※4 10,000円 された場合 (1日につき) ガン手術給付金 ガンで所定の手術※5※6を受けられた場合 10万円 (1回につき) 3大疾病通院 給付金 ガン緩和療養 給付金 ガンで入院または通院をされ、公的医療保険 制度の給付対象となる所定のガン性疼痛緩 10万円 和の所定の治療を受けられた場合等※7 (受けられた月ごとに。通算12ヶ月限度) 3大疾病入院 給付金 3大疾病で入院された場合 ガン診断後 ストレス性 疾病診断 給付金 3大疾病手術 給付金 3大疾病で所定の手術※5※6を受けられた場合 10万円 (1回につき) ガンと診断確定された後5年以内に、所定の ストレス性疾病※8を発病された場合 10万円 (保険期間を通じて1回限り) ガン緩和療養 給付金 ガンで入院または通院をされ、公的医療保険 制度の給付対象となる所定のガン性疼痛緩 10万円 和の所定の治療を受けられた場合等※7 (受けられた月ごとに。通算12ヶ月限度) ※1 悪性新生物保険料払込免除では上皮内新生物は対象外となります。それ以外の給付金につい ては、上皮内新生物も保障の対象となります。 ※2 ガン先進医療給付金のお支払額が保険期間を通じて2,000万円に達した場合、 「ガン先進医 療特約 (Z02) 」 (ガン先進医療給付金/ガン先進医療支援給付金)は消滅します。 ※3 同一の先進医療による療養について1回限度とします。 ※4 通院とは、入院日の前日からその日を含めて遡及して60日以内の期間の通院および退院日の 翌日からその日を含めて365日以内の期間の通院 (退院後通院期間あたり120日以内)をいい ます。 ※5 ガン手術給付金のお支払いの対象となる手術は、所定の手術であることを要します。 ※6 医科診療報酬点数表において、一連の治療過程で複数回実施されても手術料が1回のみ算定 されることとなる手術については、1つの手術についてのみお支払いします。 ※7 ガン緩和療養給付金は、所定の疼痛緩和薬にかかる薬剤料または処方せん料が算定される入 院(緩和ケア病棟入院料、緩和ケア診療加算または有床診療所緩和ケア診療加算が算定され る入院)または通院をした場合にお支払いします。 ※8 ストレス性疾病とは、統合失調症、統合失調症型障害および妄想型障害、気分[感情]障害、 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害、 摂食障害、 非器質性睡眠障害、 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群および更年期障害をいいます。 【付加されている特約*】 悪性新生物保険料払込免除特約、 ガン入院特約、 ガン手術特約、 ガン診断特約、 ガン通院特約( Z01) 、 ガン先進医療特約 (Z02) 、ガン緩和療養特約、ガン診断後ストレス性疾病特約 *終身保険特約 (およびリビング・ニーズ特約)を付加することができます (ただし、終身保険特約 (お よびリビング・ニーズ特約)と悪性新生物保険料払込免除特約は同時に付加できません) 。 ■契約年齢範囲 満6歳~満80歳 〈ご注意〉●この商品の主契約および特約には、ガンについて90日間の不てん補期間(保障の対象 とならない期間)があります。 ●この商品は、保険料払込期間中の主契約および終身保険特約を除く各特約に解約払 戻金がありません。 ガン診断後 ストレス性 疾病診断 給付金 (1日につき) 10,000円 ガンと診断確定された後5年以内に、所定の ストレス性疾病※8を発病された場合 10万円 (保険期間を通じて1回限り) ※1 悪性新生物保険料払込免除では上皮内新生物は対象外となります。それ以外の給付金につい ては、上皮内新生物も保障の対象となります。 ※2 3大疾病先進医療給付金のお支払額が保険期間を通じて2,000万円に達した場合、 「ガン先 進医療特約(Z02) (3大疾病特約付加) 」 (3大疾病先進医療給付金/3大疾病先進医療支援 給付金)は消滅します。 ※3 同一の先進医療による療養について1回限度とします。 ※4 通院とは、入院日の前日からその日を含めて遡及して60日以内の期間の通院および退院日の 翌日からその日を含めて365日以内の期間の通院 (退院後通院期間あたり120日以内)をいい ます。 ※5 3大疾病手術給付金のお支払いの対象となる手術は、所定の手術であることを要します。 ※6 医科診療報酬点数表において、一連の治療過程で複数回実施されても手術料が1回のみ算定 されることとなる手術については、1つの手術についてのみお支払いします。 ※7 ガン緩和療養給付金は、所定の疼痛緩和薬にかかる薬剤料または処方せん料が算定される入 院(緩和ケア病棟入院料、緩和ケア診療加算または有床診療所緩和ケア診療加算が算定され る入院) または通院をした場合にお支払いします。 ※8 ストレス性疾病とは、統合失調症、統合失調症型障害および妄想型障害、気分[感情]障害、 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害、 摂食障害、 非器質性睡眠障害、 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群および更年期障害をいいます。 【付加されている特約*】 悪性新生物保険料払込免除特約、 ガン入院特約、 ガン手術特約、 ガン診断特約、 ガン通院特約( Z01) 、 ガン先進医療特約 (Z02) 、ガン緩和療養特約、ガン診断後ストレス性疾病特約、3大疾病特約 *終身保険特約 (およびリビング・ニーズ特約)を付加することができます (ただし、終身保険特約 (お よびリビング・ニーズ特約)と悪性新生物保険料払込免除特約は同時に付加できません) 。 ■契約年齢範囲 満6歳~満80歳 〈ご注意〉●この商品の主契約および特約には、ガンについて90日間の不てん補期間(保障の対象 とならない期間)があります。 ●この商品は、保険料払込期間中の主契約および終身保険特約を除く各特約に解約払 戻金がありません。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 22 無解約払戻金型終身医療保険 (Z02) 特長 ●病気やケガによる所定の入院、手術を一生涯保障します。 ●特約にて、通院、ストレス性疾病や7大疾病による延長入院、女性特定疾病、先進医療等を 保障します。 ●このほか、特約にて所定の病気などが原因で働けなくなった場合に就業不能年金を保障します。 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例 (契約年齢満30歳 男性、フルサポートプラン(主契約60日型)、 保険期間・保険料払込期間:終身) □主契約 給付月額 □月払保険料 C92 M0C92 Y60M0 K0 R0 G156 B126 Pantone 3278 3278 Y60 K0 R0 G156 B126 Pantone C0 M65C0 Y50 K0 R234 G99 B92 Pantone 178 178 M65 Y50 K0 R234 G99 B92 Pantone C0 M92C0 Y65 K0 R229 G44 B68 Pantone 032 032 M92 Y65 K0 R229 G44 B68 Pantone 10,000円 6,944円 ●保障内容(下記「フルサポートプラン」の他に、「シンプルプラン」 「スタンダードプラン」 、就業不能年金・ 女性特定疾病の保障や入院給付金のお支払いを入院開始後61日目以降とする保障を付加できる「自由 設計プラン」 、万一の場合の保障「死亡・高度障害プラン【終身保険特約/リビング・ニーズ特約】」もござ います。) 入院給付金 病気・ケガで入院された場合※1 10,000円 (1日につき) 手術給付金※2※3 入院中の手術 病気やケガで所定の手術、所定の骨髄移植術を受けられ 5万円 た場合 外来での手術 (1回につき) 5万円 放射線治療給付金※2※3 病気やケガで所定の放射線治療を受けられた場合 5万円 (1回につき) 先進医療給付金※4 病気やケガで所定の先進医療による療養を受けられた 所 定の先 進 医 療に 場合 かかる技術料と同額 (ご注意:同一の被保険者において、当社の先進医療を (通算2,000万円限度) 保障する特約の複数加入はできません) 先進医療支援 給付金※4※5 先進医療給付金の支払われる療養を受けられた場合 15万円限度 (1回につき) 3大疾病保険料 払込免除※6 初めてガン (悪性新生物)と診断確定、または急性心筋梗 以後の保険料の払込 塞・脳卒中で入院された場合 は不要 7大疾病延長入院給付 1入院の支払限度に到達した日の翌日以後、または通算支 入院給 付金の支払 払限度に到達した日の翌日以後に、7大疾病※7で入院され 限度を無制限に延長 た場合 して保障 入院給付金の1入院 の支払限度を365日 に拡大 ストレス性疾病 延長入院給付金 所定のストレス性疾病※8で入院された場合 3大疾病診断給付金 初めてガンと診断確定、所定の急性心筋梗塞・脳卒中で 入院、または前回の支払事由から2年経過した日の翌日以 100万円 降に3大疾病の治療を直接の目的として入院された場合 (2年に1度を限度に何度でもお支払い) 退院後通院給付金※9 入院をし、 退院の翌日以後120日以内に、 その入院の 原因となった病気やケガの治療で通院された場合 10,000円 (1日につき) ※1 1入院60日限度 (60日型) 、通算支払限度日数1,095日。 ※2 2種類以上の手術を同時に受けられた場合には、1種類の手術についてのみ手術給付金をお支払いします。 医科診療報酬点数表 において、一連の治療過程で複数回実施しても手術料が1回のみ算定される手術については、60日間に1回のみ手術給付金をお 支払いします。その他、お支払いの対象となる手術は、所定の手術であることを要します。 ※3 放射線治療給付金のお支払いは、60日間に1回を限度とします。医科診療報酬点数表において、一連の治療過程に連続して受け られた場合でも、放射線治療料が1回のみ算定される放射線治療については、1つの放射線治療についてのみ放射線治療給付金 をお支払いします。血液照射についてはお支払いの対象とはなりません。 ※4 先進医療給付金のお支払額が保険期間を通じて2,000万円に達した場合、 「先進医療特約( Z03) 」 (先進医療給付金/先進医療 支援給付金)は消滅します。 ※5 同一の先進医療による療養について1回限度とします。 ※6 3大疾病保険料払込免除では上皮内新生物は保障の対象外となります。 ※7 所定の7大疾病とは、ガン(悪性新生物・上皮内新生物) 、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、肝疾患、腎疾患のうち 約款所定の疾病をいいます。 ※8 ストレス性疾病とは、統合失調症、統合失調症型障害および妄想型障害、気分[感情]障害、神経症性障害、ストレス関連障害お よび身体表現性障害、摂食障害、非器質性睡眠障害、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群および更年期 障害をいいます。 ※9 退院後通院給付金のお支払いは、1回の退院後通院につき30日限度、通算1,095日限度となります。 【付加されている特約*】 手術特約(Z02) 、先進医療特約(Z03) 、3大疾病保険料払込免除特約、7大疾 病延長入院特約、ストレス性疾病延長入院特約 (Z02) 、3大疾病診断給付金特約、退院後通院特約 (Z02) *ストレス性疾病保障付就業不能保障特約( Z02) 、入院給付金免責日数60日特約、女性特定疾病入院特約( Z02) 、終身保険特約、 リビング・ニーズ特約を付加することができます (ただし、終身保険特約と3大疾病保険料払込免除特約は同時に付加できません) 。 ■契約年齢範囲 満6歳~満75歳 〈ご注意〉●この商品の特約には、ガン・悪性新生物について90日間の不てん補期間 (保障の対象とならない期間)があります。 ●この商品は、保険料払込期間中の主契約および終身保険特約を除く各特約に解約払戻金がありません。 23 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 無解約払戻金型収入保障保険(非喫煙優良体型・標準体型) ●リスクを細分化し、納得感のある保険料を実現。喫煙をせず、血圧が基 準※1を満たす方は保険料が最大41%※2割安になります。 ●4つの保険金額※3と5つの保険期間※4の中からお選びいただけるほか、最 高1億円までお申込みいただけます。 ●病気、事故、災害いずれも死亡保障は同額で、所定の高度障害状態とな られた場合でも、死亡保険金額と同額をお支払いします。 ●万一のとき、毎月のお給料のように年金をお受取りいただけます。 ●リスクを細分化し、納得感のある保険料を実現。喫煙をせず、血圧が基 準※1を満たす方は保険料が割安になります。 ●特約により、所定の病気などが原因で働けなくなった場合、または所定 のストレス性疾病で長期間の入院をした場合にも年金をお支払いします。 ●ガン(悪性新生物)と診断確定または急性心筋梗塞・脳卒中で入院した場 合、以後の保険料のお払込みは不要です。 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例(契約年齢満30歳 男性、1,000万円コース、10年更新型、 非 喫煙優良体) □保険金額 1,000万円 □保険期間/保険料払込期間 10年 □月払保険料 1,050円 ●保障内容 死亡保険金 死亡された場合 1,000万円 高度障害保険金 高度障害状態※5となられた場合 1,000万円 ※1 過 去1年 以 内 の「健 康 診 断 書または人 間ドックの 検 査 結 果」において血 圧 の 値 が 最 高 120mmHg未満かつ最低80mmHg未満であることが条件となります。 ※2 契約年齢満45歳 男性 3,000万円コース、10年更新タイプ ※3 死亡保険金額500万円コース、1,000万円コース、2,000万円コースおよび3,000万円コー スがあります。45歳未満の方は500万円コースをお選びいただけないため、3コースとなります。 保険金額は、ご希望により4つのコースのほか、100万円単位で1億円までお申込が可能です。 ※4 10年更新タイプ (90歳まで自動更新)および歳満了タイプ (55歳満了、60歳満了、65歳満了、 70歳満了)からお選びいただけます。 ※5 所定の高度障害状態をいいます。 【付加されている特約】 リビング・ニーズ特約 ■契約年齢範囲 満20歳〜満69歳 〈ご注意〉● この商品は、解約払戻金はありません。 特長 特長 無解約払戻金型定期保険(非喫煙優良体型・標準体型) 【保障のしくみと保険料例】 ●ご契約例(契約年齢満30歳 男性、年金月額20万円、保険期間・保険料 払込期間60歳満了、非喫煙優良体、年金支払保証期間・生存支払保証期 間2年の場合) □収入保障年金月額 20万円 □月払保険料 8,540円 ●保障内容(下記のほか、 年金月額は5万円から1万円単位で最高1億円※2ま でお申込みいただけます。また、就業不能年金・ストレス性疾病年金または 3大疾病保険料払込免除のないプランもございます。) 収入保障年金 死亡された場合 (1か月につき) 20万円 高度障害年金 高度障害状態※3となられた場合 20万円 (1か月につき) 就業不能年金 5疾病※4により60日以上就業不能状態※5が 続いた場合、または不慮の事故によって身体 20万円 障害状態※6になられた場合 (1か月につき) ストレス性 疾 病 ストレス性疾病※7による入院が60日を超えて 20万円 年金 続いた場合 (1か月につき。2年限度) 以後の保険 3大疾病保険料 初めて悪性新生物と診断確定、または急性 料の払 込は 払込免除 心筋梗塞・脳卒中で入院された場合 不要 ※1 過 去1年 以 内 の「健 康 診 断 書または人 間ドックの 検 査 結 果」において血 圧 の 値 が 最 高 120mmHg未満かつ最低80mmHg未満であることが条件となります。 ※2 年金受取総額の最高額〈年金月額×12ヶ月×保険期間 (年) 〉が1億円まで ※3 当社所定の高度障害状態をいいます。 ※4 5疾病とは、所定の「悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変および慢性腎不全」をい います。 ※5 医師の指示を受けて自宅等で療養しており、職種を問わず、すべての業務に従事できない状 態をいいます。 ※6 当社所定の身体障害状態をいいます。 ※7 ストレス性疾病とは、統合失調症、統合失調症型障害および妄想型障害、気分[感情]障害、 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害、摂食障害、非器質性睡眠障害、胃 潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群および更年期障害をいいます。 【付加されている特約】 ストレス性疾病保障付就業不能保障特約、 3大疾病保険料払込免除特約 ■契約年齢範囲 満20歳〜満70歳 〈ご注意〉●この商品の特約には、90日間の不てん補期間 (保障の対象とならない期間) があります。 ●この商品は、解約払戻金はありません。 Ⅲ −9 情報システムに関する状況 III-9 Information Technology 当社では、お客様からいただいております大切なご契約を安全かつ確実に保全管理するとともに、ご契約にかかわるあらゆる事務 処理を迅速かつ効率的に行うために、最新のコンピュータ機器による情報処理技術を駆使したオンラインシステムを構築しています。 また、情報システムに関する意思決定および資源管理を一元的に行うため、情報システム本部を中心とする機能別の組織を整備し ています。これにより、適切なITガバナンスのもとで、情報システムの企画、開発、基盤の維持改善および運用がより効果的に実施 できる体制を構築しています。 あわせて、全社的な統合セキュリティー・ポリシーに基づく規程、管理手順、運用マニュアルの整備を行い、ご契約に関わる重要な 情報が適切に管理されるよう定期的なトレーニング、法令制度に基づく改善や見直し、業務運用のモニタリングを実施しています。 このような業務運用としてのセキュリティ対策に加え、情報システムとしてもファイアーウォールをはじめとするセキュリティシステ ムを構築して、サイバー攻撃(外部からの不正アクセスなど)や情報の漏えい、不正利用を物理的に防止するための強固な仕組みを構 築しています。 さらに、災害時やシステム障害時などの非常事態に備え、メイン・コンピュータと同型のバックアップ・コンピュータを設置し、リア ルタイムで同期を取ることで、契約情報などの重要なデータが失われないよう保護するとともに、万が一の事態が発生した際にはこ のバックアップ・コンピュータが処理を引き継ぎ、業務が継続できるよう、万全の体制を整えています。 Ⅲ −10 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 III-10 Information on Charity Giving and Community Service Activities 生命保険事業は社会性・公共性の高い事業であることから、社会の発展に寄与するための社会貢献活動は重要なものであると考えて います。当社では、 (一社)生命保険協会及び全国にある地方協会を通じて、要介護老人支援策、募金・献血運動などさまざまな社会貢 献活動に取組んでいます。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 24 Ⅳ.直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 IV. SUMMARY OF BUSINESS RESULTS IN LAST 5 FISCAL YEARS 項目 経常収益 経常利益(△は経常損失) 基礎利益 当期純利益(△は当期純損失) 総資産 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 有価証券残高 Item Ordinary Income Ordinary Profit(Ordinary Loss) Basic Earnings Net Profit(Net Loss) Total Asset Separate Account Asset Policy Reserves Loan Securities ソルベンシー ・マージン比率 Solvency Margin Ratio 従業員数 保有契約高 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険保有契約高 Number of Employees Amount of Business In-force Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension In-force 2010年度 FY2010 16,900 △ 538 △ 664 △ 555 18,607 1,735 15,748 2011年度 FY2011 11,366 690 778 682 18,163 1,410 14,940 2012年度 FY2012 10,396 △ 267 △ 106 △ 294 18,612 1,145 15,002 2013年度 FY2013 11,300 △ 694 △ 787 △ 744 19,553 974 14,788 2014年度 FY2014 13,902 △ 1,580 △ 1,576 △ 1,593 22,637 705 14,948 15,568 16,374 16,482 16,676 17,719 107名 415,063 409,217 5,845 1,134.2% 115名 369,184 364,238 4,946 1,089.6% 127名 336,215 332,426 3,789 1,383.4% 143名 312,979 310,386 2,593 1,709.7% 173名 444,804 443,088 1,715 — — — 1,010.0% (735.8%) — — — — — — — — — — — — (単位:百万円)(Unit:Million JPY) (注)1.保有契約高とは、個人保険・個人年金保険の各保有契約高の合計です。 なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 2.平成22年内閣府令第23号、平成22年金融庁告示第48号により、ソルベンシー・マージン総額およびリスクの合計額の算出基準について一部変更 (マー ジン算入の厳格化、リスク計測の厳格化・精緻化等)がなされております。そのため、2010年度、2011 ~ 2014年度はそれぞれ異なる基準によって算 出されております。なお、2010年度の ( )は、2011年度における基準を2010年度末に適用したと仮定し、2011年3月期に開示した数値です。 Ⅴ . 財産の状況 V. FINANCIAL STATEMENTS Ⅴ−1 日本における保険業の貸借対照表 V-1 Balance Sheet 科目 (資産の部) 現金及び預貯金 預貯金 有価証券 国債 地方債 社債 株式 外国証券 その他の証券 有形固定資産 建物 リース資産 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 代理店貸 再保険貸 その他資産 未収金 前払費用 未収収益 預託金 仮払金 その他の資産 前払年金費用 繰延税金資産 貸倒引当金 本支店勘定 資産の部 合計 Item (Assets) Cash & Savings Deposits Bank Deposits Securities Government Bonds Local Government Bonds Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Others Tangible Fixed Assets Buildings Leased Assets Others Intangible Fixed Assets Software Assets Others Agency Account Receivable Reinsurance Receivable Other Assets Accounts Receivable Prepaid Expenses Accrued Income Amounts Used for Deposits(on Leases,etc.) Suspense Payments Others Prepaid pension expense Deferred Tax Assets Reserves for Bad Debts Inter-Office Account Total Assets 2013年度末 (2014年3月31日現在) End of FY2013 886 886 16,676 6,105 − 3,806 70 3,604 3,090 80 38 − 41 543 543 0 0 184 1,180 920 143 27 81 6 0 − − − − 19,553 2014年度末 (2015年3月31日現在) End of FY2014 873 873 17,719 5,936 3 4,557 70 3,807 3,344 90 42 - 47 1,123 1,122 0 6 1,322 1,503 1,151 247 22 79 1 0 - - - - 22,637 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) 25 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 2013年度末 科目 (負債の部) 保険契約準備金 支払備金 責任準備金 代理店借 再保険借 その他負債 借入金 未払法人税等 未払金 未払費用 預り金 リース債務 資産除去債務 仮受金 退職給付引当金 価格変動準備金 繰延税金負債 負債の部合計 Item (Liabilities) Insurance Reserves Claim Reserves Policy Reserves Due to Insurance Agencies Due to Reinsurers Other Liabilities Debt Loan Corporate Taxes Payable Accounts Payable Accrued Expenses Money Held As Deposits Leased Assets Liabilities Asset Retirement Obligation Temporary Receivable Reserves for Retirement Benefits Reserves for Price Fluctuations Deferred Tax Liabilities Total Liabilities (純資産の部) 持込資本金 供託金 剰余金 繰越利益剰余金 持込資本金等合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 (Capital) Capital Funds Security Deposits Earned Surplus Retained Earnings Brought Forward Sub Total Net Unrealized Gains/Losses Sub Total Total Capital 負債及び純資産の部合計 Total Liabilities & Capital (2014年3月31日現在) End of FY2013 2014年度末 (2015年3月31日現在) End of FY2014 15,525 736 14,788 98 870 1,040 480 − 8 530 14 − − 7 0 54 119 17,710 15,738 789 14,948 561 2,098 863 280 − − 548 22 − − 13 2 60 175 19,500 1,632 200 △ 351 △ 351 1,481 362 362 1,843 2,338 200 − − 2,538 599 599 3,137 19,553 22,637 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 26 Ⅴ −2 日本における保険業の損益計算書 V-2 Income Statement 経常損益の部 経常収益 保険料等収入 保険料 再保険収入 資産運用収益 利息及び配当金等収入 預貯金利息 有価証券利息・配当金 有価証券売却益 為替差益 特別勘定資産運用益 その他経常収益 支払備金戻入額 責任準備金戻入額 その他の経常収益 経常費用 保険金等支払金 保険金 年金 給付金 解約返戻金 その他返戻金 再保険料 責任準備金等繰入額 支払備金繰入額 責任準備金繰入額 資産運用費用 支払利息 有価証券売却損 有価証券評価損 為替差損 その他運用費用 特別勘定資産運用損 事業費 その他経常費用 税金 減価償却費 退職給付引当金繰入額 その他の経常費用 経常利益(△は経常損失) 特別損益の部 特別利益 その他特別利益 特別損失 固定資産等処分損 価格変動準備金繰入額 税引前当期純利益(△は税引前当期純損失) 法人税及び住民税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益(△は当期純損失) 前期繰越利益剰余金 本社送金 持込資本金との相殺による欠損塡補額 繰越利益剰余金 27 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 2013年度 2014年度 FY2013 11,300 10,431 9,369 1,062 478 142 − 142 141 − 195 389 163 213 12 11,994 6,284 1,288 607 3,167 355 15 850 − − − 19 8 1 − 9 0 − 5,472 217 44 124 47 1 FY2014 13,902 13,359 9,984 3,374 509 140 − 140 233 − 135 33 − − 33 15,483 6,801 1,080 582 3,037 310 15 1,776 213 52 160 20 14 0 − 5 0 − 8,164 283 45 188 47 2 △ 1,580 − − − − 5 0 5 △ 1,586 6 − 6 △ 1,593 △ 351 − 1,944 − (2013年4月1日から (2014年4月1日から 2014年3月31日まで) 2015年3月31日まで) Ordinary Income Premiums & Other Income Premium Income Reinsurance Premium Income Investment Income Interest & Dividends Interest on Bank Deposits Interest & Dividends on Securities Profit on Sales of Securities Gain on Foreign Exchange Gain on Separate Account Assets Other Income Reversal of Outstanding Claims Reversal of Policy Reserves Others Ordinary Expenses Insurance Benefits Insurance Benefits Annuities Hospital & Other Benefits Surrender Benefits Other Policyholder Refunds Reinsurance Premiums Provision for Insurance Reserves & Others Provision for Claim Reserves Provision for Insurance Reserves Investment Expenses Interest Expense Loss on Sales of Securities Loss on Valuation of Securities Loss on Foreign Exchange Others Loss on Separate Account Assets Operating Expenses Other Ordinary Expenses Taxes Other than Income Taxes Depreciation Provision of Reserve for Retirement Benefits for Employees Others Ordinary Profit(Ordinary Loss) Extraordinary Income Other Income Extraordinary Loss Disposal Expenses for Fixed Assets Provision for Reserves for Price Fluctuations Net Profit Before Income Taxes(Net Loss Before Income taxes) Current Income Taxes Deferred Income Taxes Current & Deferred Income Taxes Net Profit(Net Loss) Balance Carried Forward from the Previous Term Remittance to Head Office Transfer of Capital Unappropriated Profit at End of the Year △ 694 4 0 3 △ 698 46 − 46 △ 744 393 − − △ 351 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) 重要な会計方針 2013年度 2014年度 1 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平 均法)、 その他有価証券のうち時価のあるものについては3月末日の市場価格等に基 づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認 められるものについては移動平均法による原価法によっております。なお、その他 有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 1 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平 均法) 、 その他有価証券のうち時価のあるものについては3月末日の市場価格等に基 づく時価法 (売却原価の算定は移動平均法) 、時価を把握することが極めて困難と認め られるものについては移動平均法による原価法によっております。なお、その他有価 証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 3 無形固定資産の減価償却の方法 ・ソフトウェア 利用可能期間に基づく定額法によっております。 3 無形固定資産の減価償却の方法 ・ソフトウェア 利用可能期間に基づく定額法によっております。 5 責任準備金の積立方法 責任準備金は、保険業法第199条において準用する同法第116条の規定に基づく準備 金であり、保険料積立金については、次の方式により計算しております。 (1)標 準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省告 示第48号) (2)標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式 5 責任準備金の積立方法 責任準備金は、保険業法第199条において準用する同法第116条の規定に基づく準備 金であり、保険料積立金については、次の方式により計算しております。 (1)標 準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省 告示第48号) (2)標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式 7 退職給付引当金並びに退職給付費用の処理方法 従業員の退職給付に備えるため、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給 付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用してお ります。 7 退職給付引当金並びに退職給付費用の処理方法 従業員の退職給付に備えるため、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職 給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用し ております。 9 リース取引の処理方法 リース取引開始日が平成20年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引に ついては、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 9 リース取引の処理方法 リース取引開始日が平成20年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引 については、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 2 有形固定資産の減価償却の方法 保有する有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっております。 ・有形固定資産 定率法を採用しております。 ・リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 4 外貨建資産等の本邦通貨への換算基準 外貨建資産・負債は決算日の為替相場により円換算しております。 6 貸倒引当金の計上方法 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上して おります。 破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(以下、 「破 綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻 先」という)に対する債権については、直接減額後の債権額から担保の回収可能見込額 及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現状、 経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者 (以下「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込 額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総 合的に判断し必要と認める額を計上しております。また、すべての債権は、上記の規 定に基づき、それぞれの資産の所管部が一次査定を実施、経理部が二次査定を実施、 監査部が三次査定を実施し、その査定結果に基づいた引当の計上を行っております。 8 価格変動準備金の計上方法 価格変動準備金は、保険業法第199条において準用する同法第115条の規定に基づき 算出した額を計上しております。 10 消費税の会計処理方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 11 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定以外 の勘定である一般勘定の資産運用は、 金利の動向を注視しつつ、 資産の流動性、 安全性に重点を置いた効率的な運用を行っております。この方針に基づき、具体 的には、円貨建公社債等に投資しております。 なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信用リスクに晒されており ます。 市場リスクの管理にあっては、バリュー・アット・リスクが許容されるリスクの範 囲内となるよう適切な資産配分を行っております。信用リスクの管理にあたっては、 グループ本社が定める投資方針をもとにコントロールしております。 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定の資産 運用は、各特別勘定の流動性を確保しつつ、主たる投資対象となる投資信託による運 用を行っております。 主な金融資産にかかる貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の とおりであります。 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 (1)現金及び預貯金 (2)有価証券 ①売買目的有価証券 ②その他有価証券 時価 2 有形固定資産の減価償却の方法 保有する有形固定資産の減価償却の方法は、次の方法によっております。 ・有形固定資産 定率法を採用しております。 ・リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 4 外貨建資産等の本邦通貨への換算基準 外貨建資産・負債は決算日の為替相場により円換算しております。 6 貸倒引当金の計上方法 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上し ております。 破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(以下、 「破 綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻 先」という)に対する債権については、直接減額後の債権額から担保の回収可能見込 額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現 状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる 債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払 能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。また、すべての債権は、 上記の規定に基づき、それぞれの資産の所管部門が一次査定を実施、経理部門が二 次査定を実施、監査部門が三次査定を実施し、その査定結果に基づいた引当の計上 を行っております。 8 価格変動準備金の計上方法 価格変動準備金は、保険業法第199条において準用する同法第115条の規定に基づ き算出した額を計上しております。 10 消費税の会計処理方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 11 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定以 外の勘定である一般勘定の資産運用は、金利の動向を注視しつつ、資産の流動性、 安全性に重点を置いた効率的な運用を行っております。この方針に基づき、具体 的には、円貨建公社債等に投資しております。 なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信用リスクに晒されており ます。 市場リスクの管理にあたっては、バリュー・アット・リスクが許容されるリスクの範 囲内となるよう適切な資産配分を行っております。信用リスクの管理にあたっては、 グループ本社が定める投資方針をもとにコントロールしております。 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定の資産 運用は、各特別勘定の流動性を確保しつつ、主たる投資対象となる投資信託による 運用を行っております。 主な金融資産にかかる貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の とおりであります。 (単位:百万円) 差額 貸借対照表計上額 886 886 — (1)現金及び預貯金 16,606 16,606 — (2)有価証券 951 951 — ①売買目的有価証券 15,654 15,654 — ②その他有価証券 時価 差額 873 873 — 17,649 17,649 — 698 698 — 16,950 16,950 — (3)未収金 920 920 — (3)未収金 1,151 1,151 — (4)借入金 (480) (480) — (4)借入金 (280) (280) — 負債に計上されているものは( )で表示しております。 負債に計上されているものは( )で表示しております。 (1)現金及び預貯金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、当 該帳簿価額を時価としております。 (2)有価証券 3月末日の市場価格等によっております。 なお、非上場株式については時価を把握することが極めて困難なため有価証券に含 めておりません。当該株式の当期末における貸借対照表価額は70百万円であります。 (3)未収金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (4)借入金 時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、当該帳簿価額を時価として おります。 (1)現金及び預貯金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (2)有価証券 3月末日の市場価格等によっております。 なお、非上場株式については時価を把握することが極めて困難なため有価証券に 含めておりません。当該株式の当期末における貸借対照表価額は70百万円であり ます。 (3)未収金 短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (4)借入金 時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、当該帳簿価額を時価として おります。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 28 注記事項 (貸借対照表関係) 2013年度 2014年度 1 有形固定資産の減価償却累計額 有形固定資産の減価償却累計額は、151百万円であります。 2 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定の資 産及び負債の額 特別勘定の資産の額は 974百万円であります。なお、負債の額も同額であります。 3 担保に供されている資産 担保に供されている資産の額は有価証券201百万円(時価)であります。このうち、 保険業法第190条に基づき日本における営業のために供託資金として差し入れてい るものが201百万円であります。 4 生命保険契約者保護機構に対する負担見積額 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当年度末にお ける当社の今後の負担見積額は177百万円です。なお、当該負担金は拠出した年度 の事業費として処理しております。 5 リース契約(ファイナンス・リース取引に該当するもの)により使用する重要な有形 固定資産 貸借対照表に計上したリース資産の他、リース契約により使用している重要な有 形固定資産として電子計算機等があります。 6 外貨建資産の額 外貨建資産の額は166百万円であります。(主な外貨額0.7百万米ドルおよび0.6 百万ユーロ) 7 退職給付債務に関する事項 退職給付債務およびその内訳 イ.退職給付債務 151百万円 ロ.年金資産 150百万円 ハ.未積立退職給付債務 0百万円 ニ.前払年金費用 −百万円 ホ.退職給付引当金 0百万円 8 繰延税金資産の総額は1,157百万円であります。繰延税金資産のうち、評価性引 当額として控除した額は1,157百万円であります。 繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、繰越欠損金266百万円、保険契約準備 金564百万円、有価証券評価損54百万円、未払費用133百万円であります。 繰延税金負債の発生原因はその他有価証券の評価差額119百万円であります。 当期における法定実効税率は 33.33%であり、法定実効税率と税効果会計適用後 の法人税等の負担率との間の主要な差異は、評価性引当金に係る差異および交際費 等永久に損金に算入されない項目に係る差異であります。 9 保険業法施行規則第160条において準用する同規則第73条第3項において準用す る同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備金(以下、 「出再支払備金」という。)は22百万円であります。同規則第160条において準用す る同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備金(以下、 「出再責任準備金」という。)の金額は687百万円であります。 1 0 持込資本金の増加は、2014年3月17日に本店から1,250百万円の送金を受けた ものです。 1 1 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 1 有形固定資産の減価償却累計額 有形固定資産の減価償却累計額は、172百万円であります。 2 保険業法第199条において準用する同法第118条第1項に規定する特別勘定の資 産及び負債の額 特別勘定の資産の額は 705百万円であります。なお、負債の額も同額であります。 3 担保に供されている資産 担保に供されている資産の額は有価証券200百万円(時価)であります。このうち、 保険業法第190条に基づき日本における営業のために供託資金として差し入れてい るものが200百万円であります。 4 生命保険契約者保護機構に対する負担見積額 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当年度末にお ける当社の今後の負担見積額は180百万円です。なお、当該負担金は拠出した年度 の事業費として処理しております。 5 リース契約(ファイナンス・リース取引に該当するもの)により使用する重要な有 形固定資産 貸借対照表に計上したリース資産の他、リース契約により使用している重要な有 形固定資産として電子計算機等があります。 6 退職給付債務に関する事項 退職給付債務およびその内訳 イ.退職給付債務 184百万円 ロ.年金資産 182百万円 ハ.未積立退職給付債務 2百万円 ニ.退職給付引当金 2百万円 7 繰延税金資産の総額は1,524百万円であります。繰延税金資産のうち、評価性引 当額として控除した額は1,524百万円であります。 繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、繰越欠損金580百万円、保険契約準備 金608百万円、未払費用137百万円であります。 繰延税金負債の発生原因はその他有価証券の評価差額175百万円であります。 当年度における法定実効税率は 30.78%であり、法定実効税率と税効果会計適用 後の法人税等の負担率との間の差異の主要な内訳は、評価性引当金に係る差異であ ります。 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)の公布に伴い、繰延税 金資産及び繰延税金負債の計算に適用される法定実効税率が平成27年4月1日以降 に開始する事業年度に適用されるものについては30.78%から28.85%に変更され ております。 この変更により繰延税金負債が11百万円減少しております。なお、当期純損失に は影響ありません。 8 保険業法施行規則第160条において準用する同規則第73条第3項において準用す る同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備金(以下、 「出再支払備金」という。)は15百万円であります。同規則第160条において準用す る同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備金(以下、 「出再責任準備金」という。)の金額は1,523百万円であります。 9 2015年3月16日に本店から2,650百万円の送金を受け、全額を持込資本金に繰 り入れ、持込資本金残高を4,282百万円とし、利益剰余金期首残高△351百万円及 び当期純損失△1,593百万円と相殺処理しました。 その結果、 持込資本金残高は 2,338百万円となっております。 1 0 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 注記事項 (損益計算書関係) 2013年度 2014年度 1 有価証券売却益の主な内訳は、国債等債券30百万円、外国証券0百万円、その他 の証券109百万円であります。 2 有価証券売却損の主な内訳は、国債等債券0百万円、その他の証券1百万円であり ます。 3 支払備金戻入額の計算上、足し上げられた出再支払備金繰入額は14百万円であ ります。責任準備金戻入額の計算上、足し上げられた出再責任準備金繰入額の金額 は382百万円であります。 4 再保険収入には、共同保険式再保険に関わる金額が982百万円含まれており、そ のうち出再保険事業費受入は891百万円となります。再保険料には、共同保険式再 保険に係る金額が773百万円含まれております。 5 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 1 有価証券売却益の内訳は、国債等債券155百万円、外国証券2百万円、その他の 証券75百万円であります。 2 有価証券売却損の内訳は、国債等債券0百万円であります。 3 支払備金繰入額の計算上、足し上げられた出再支払備金戻入額は7百万円であり ます。責任準備金繰入額の計算上、差し引かれた出再責任準備金繰入額は835百万 円であります。 4 再保険収入には、共同保険式再保険に係る金額が3,325百万円含まれており、そ のうち出再保険事業費受入は3,131百万円となります。再保険料には、共同保険式 再保険に係る金額が1,692百万円含まれております。 5 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。 注記事項 (キャッシュ・フロー計算書) 29 2013年度 2014年度 1 投資活動によるキャッシュ・フローには、保険事業に係る資産運用業務から生じる キャッシュ・フローを含んでおります。 2 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲載されている科目の金額との関 係は次のとおりであります。 現金及び預貯金 886百万円 有価証券 16,676百万円 現金同等物以外の有価証券 △15,306百万円 現金及び現金同等物 2,256百万円 1 投資活動によるキャッシュ・フローには、保険事業に係る資産運用業務から生じる キャッシュ・フローを含んでおります。 2 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲載されている科目の金額との関 係は次のとおりであります。 現金及び預貯金 873百万円 有価証券 17,719百万円 現金同等物以外の有価証券 △17,119百万円 現金及び現金同等物 1,473百万円 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Ⅴ −3 日本における保険業のキャッシュフロー計算書 V-3 Cash Flow Statement 科目 Item 2013年度 FY2013 Ⅰ営業活動によるキャッシュ・フロー Cash flow from Sales Activities 税引前当期純利益 (△は損失) Pretax Current Period Profits △ 698 減価償却費 Depreciation Expenses 124 支払備金の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) in Claim Reserves △ 163 責任準備金の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) in Policy Reserves △ 213 退職給付引当金の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) in Reserves for Retirement Benefits 6 価格変動準備金の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) in Reserves for Price Fluctuations 3 利息及び配当金等収入 Interest and Dividend Income △ 142 有価証券関係損益 (△は益) Securities-related Gains / Losses △ 335 支払利息 Interest Payments 8 為替差損益 (△は益) Losses(△Gains) on Foreign Exchange Transactions − 有形固定資産関係損益 (△は益) Tangible Fixed Assets related Gains / Losses 0 無形固定資産関係損益 (△は益) Intangible Fixed Assets related Gains / Losses − 代理店貸の増減額(△は増加) Decrease(△Increase) due to Agencies 0 再保険貸の増減額 (△は増加) Decrease(△Increase) in due from Reinsurers △ 47 その他資産(除く投資活動関連・財務活動関連)の増減額(△は増加) Decrease(△Increase) in Other Assets (excluding investment activities and financial activities) △ 23 代理店借の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) due to Agencies 22 再保険借の増減額 (△は減少) Increase(△Decrease) due to Reinsurers 425 その他負債(除く投資活動関連・財務活動関連)の増減額(△は減少) Decrease(△Increase) in Other Liabilities (excluding investment activities and financial activities) 40 その他 Others − 小 計 Sub Total △ 991 利息及び配当金等の受取額 Interest and Dividend Receipts 183 利息の支払額 Interest Payments △8 法人税等の支払額 Payments of Corporate and other Taxes △ 41 営業活動によるキャッシュ・フロー Cash flow from Sales Activities △ 858 Ⅱ投資活動によるキャッシュ・フロー Cash flow from Investment Activities 預貯金の純増減額 (△は増加) Increase(△Decrease) in Bank Deposits − 有価証券の取得による支出 Expenditures Associated with Acquisition of Securities △ 5,800 有価証券の売却・償還による収入 Revenues Associated with Sale/Redemption of Securities 7,050 その他 Others − Ⅱ資産運用活動計 Ⅱ①Sub Total 1,249 (営業活動及び資産運用活動計) (Ⅰ+Ⅱ①) 391 有形固定資産の取得による支出 Expenditures Associated with Acquisition of Tangible Fixed Assets △ 13 有形固定資産の売却による収入 Revenues Associated with Sale of Tangible Fixed Assets − △ 454 無形固定資産の取得による支出 Expenditures Associated with Acquisition of Intangible Fixed Assets その他 Others − 投資活動によるキャッシュ・フロー Cash flow from Investment Activities 781 Ⅲ財務活動によるキャッシュ・フロー Cash Flow from Financial Activities 借入による収入 Expenditures Associated with Debt Loan 480 本店からの送金による収入 Revenues Associated with Remittance from Head Office 1,250 リース債務の返済による支出 Expenditures Associated with Repayment of Lease Obligations − 財務活動によるキャッシュ・フロー Cash Flow from Financial Activities 1,730 Ⅳ現金及び現金同等物の増減額(△は減少) Increase(△Decrease) in cash and cash equivalents 1,653 Ⅴ現金及び現金同等物期首残高 Cash and cash equivalents:beginning-of-year balance 603 Ⅵ現金及び現金同等物期末残高 Cash and cash equivalents:end-of-year balance 2,256 2014年度 FY2014 △ 1,586 188 52 160 1 5 △ 140 △ 368 14 − 0 − △5 △ 1,137 △ 339 462 1,227 30 − △ 1,433 184 △ 13 △6 △ 1,267 − △ 11,122 9,943 − △ 1,179 △ 2,447 △ 39 − △ 745 − △ 1,965 △ 200 2,650 − 2,449 △ 783 2,256 1,473 (単位:百万円)(Unit:Million JPY) Ⅴ -4 株主資本等変動計算書 V-4 Statement of Changes in Shareholder's Equity 該当ありません。 Ⅴ -5 債務者区分による債権の状況 V-5 Status of Loans by Debtor Classification 該当ありません。 Ⅴ -6 リスク管理債権の状況 V-6 Status of Risk Management Claims 該当ありません。 Ⅴ -7 元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況 V-7 Status of Loans in Trust with Contract for Replacement of Losses 該当ありません。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 30 Ⅴ -8 保険金等の支払能力の充実の状況 (ソルベンシー・マージン比率) V-8 Solvency Margin Ratio 項 目 Items ソルベンシー・マージン総額 Total Solvency Margin (A) 供託金等 Security Deposits, etc, 価格変動準備金 Price Fluctuation Reserves 危険準備金 Contingency Reserves 一般貸倒引当金 General Bad Debt Reserves その他有価証券の評価差額×90%(マイナスの場合100%) Unrealized Gain/Loss on Available for Sale Securities ×90%(or 100% if negative) 土地の含み損益×85% (マイナスの場合100%) Unrealized Gain/Loss on Land Holdings × 85%(or 100% if negative) 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 Excess Amount of Zillmerized Reserve 負債性資本調達手段等 Debt Capital Instruments 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、 マージンに算入されない額 Exclusion from Margin of Excess Amount of Zillmerized Reserve and Debt Capital Instruments 持込資本金等 Brought in Capital, etc, 控除項目 Items Deductible その他 Others リスクの合計額 (B) Total Risk (R1+R8)2+(R2+R3+R7)2+R4 保険リスク相当額 Insurance Risk R1 第三分野保険の保険リスク相当額 3rd Sector Policies' Risk R8 Assumed Interest Rate Risk R2 予定利率リスク相当額 最低保証リスク相当額 Minimum Guarantee Risk R7 資産運用リスク相当額 Asset Management Risk R3 経営管理リスク相当額 Business Management Risk R4 (A) ソルベンシー・マージン比率 Solvency Margin Ratio (1 / 2)×(B) ×100 2013年度末 End of FY2013 2014年度末 End of FY2014 4,805 200 54 669 ― 7,130 200 60 800 - 434 697 ― - 2,165 ― 3,035 ― ― 1,281 ― ― ― 2,338 ― ― 694 834 191 300 2 15 431 28 186 291 2 9 643 22 1,383.4% 1,709.7% (単位:百万円) ( Unit:Million JPY) (注) 1.上記は、保険業法施行規則第86条、第87条、第161条、第162条、第190条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。 2. 「最低保証リスク相当額」には、標準的方式を用いて計算された額を記載しています。 31 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Ⅴ -9 有価証券等の時価情報 (会社計) V-9 Securities with a Fair Value (Corporate Accounting) (1)有価証券の時価情報 Securities with a Fair Value ①売買目的有価証券の評価損益 Price Variation Gains (or Losses) on Securities Held for Trading 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 貸借対照表計上額 Book Value 売買目的有価証券 Securities held for trading purposes 当期の損益に含まれた評価損益 Gains/Losses in Valuation (Included on P&L Statement) 951 貸借対照表計上額 Book Value 当期の損益に含まれた評価損益 Gains/Losses in Valuation (Included on P&L Statement) 698 88 20 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) ②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) Securities with a Fair Value (Securities with a Fair Value - Excludes Securities Held for Trading) 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 区分 Item 満期保有目的の債券 Bonds Held to Maturity 責任準備金対応債券 Bonds Held to ALM 子会社・関連会社株式 Shares of Subsidiaries and Affiliated Companies その他有価証券 Other Securities Available for Sale 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities 公社債 Public and Corporate Bonds 株式等 Stocks and Others その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 合計 Total 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities 公社債 Public and Corporate Bonds 株式等 Stocks and Others その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 差損益 帳簿価額 時価 Unrealized うち差益 Carrying Value Fair Value Gains/Losses Gains 差損益 うち差損 帳簿価額 時価 Unrealized Losses Carrying Value Fair Value Gains/Losses うち差損 Losses — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — 15,171 15,654 482 486 4 16,175 16,950 774 779 4 9,742 9,911 169 173 3 10,243 10,497 253 256 3 — — — — — — — — — — 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 — — — — — — — — — — 2,023 2,304 280 281 0 2,220 2,720 499 499 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — 15,171 15,654 482 486 4 16,175 16,950 774 779 4 9,742 9,911 169 173 3 10,243 10,497 253 256 3 — — — — — — — — — — 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 — — — — — — — — — — 2,023 2,304 280 281 0 2,220 2,720 499 499 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — (注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。 うち差益 Gains — — — (単位:百万円) (Unit:Million JPY) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 32 ○満期保有目的の債券 Bonds Held to Maturity 該当ありません。 ○責任準備金対応債券 Bonds Held to ALM 該当ありません。 ○その他有価証券 Other Securities Available for Sale 区分 Item 貸借対照表計上額が帳簿価額を超えるもの Securities:with Book Value Exceeding Carrying Value 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 貸借対照表計上額が帳簿価額を超えないもの Securities:with Book Value not Exceeding Carrying Value 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 帳簿価額 Carrying Value 貸借対照表計上額 Book Value 差額 Difference 帳簿価額 Carrying Value 貸借対照表計上額 Book Value 差額 Difference 12,989 13,476 486 12,459 13,239 779 9,252 9,425 173 7,629 7,886 256 — — — — — — 3,104 3,137 32 3,209 3,232 22 632 913 281 1,620 2,120 499 — — — — — — — — — — — — — — -— — — — 2,182 2,178 △4 3,715 3,711 △4 490 486 △3 2,614 2,611 △3 — — — — — — 302 301 0 501 500 △1 1,390 1,390 0 600 600 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (注)差額は、貸借対照表計上額から帳簿価額を差し引いた金額を表示しています。 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。 The Table below Shows the Carrying Value of Securities, which is Extremely Difficult to be Measured the Fair Value. 区分 満期保有目的の債券 非上場外国債券 その他 責任準備金対応債券 子会社・関連会社株式 その他有価証券 非上場国内株式 (店頭売買株式を除く) 非上場外国株式 (店頭売買株式を除く) 非上場外国債券 その他 合計 33 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Item 2013年度末 End of FY2013 2014年度末 End of FY2014 Bonds Held to Maturity — — Unlisted Foreign Bonds — — Others — — Bonds Held to ALM — — Shares of Subsidiaries and Affiliated Companies — — Other Securities Available for Sale 70 70 Unlisted Domestic Stocks(excluding OTC Stocks) 70 70 Unlisted Foreign Stocks(excluding OTC Stocks) — — Unlisted Foreign Bonds — — Others — — Total 70 70 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (2)金銭の信託の時価情報 Money Trusts with a Fair Value 該当ありません。 (3)デリバティブ取引の時価情報 Derivative Transactions with a Fair Value 該当ありません。 Ⅴ -10 経常利益等の明細 (基礎利益) V-10 Details of Declared Ordinary Profits (Basic Earnings) A 基礎利益 キャピタル収益 2013年度 FY2013 (2013年4月1日から 2014年3月31日まで) Basic Earnings Capital Gains 2014年度 FY2014 2014年4月1日から 2015年3月31日まで) △ 787 △ 1,576 141 233 金銭の信託運用益 Investment Returns on Money Trusts — — 売買目的有価証券運用益 Investment Returns on Securities Held for Trading Purposes — — 有価証券売却益 Profits on Sales of Securities 141 233 金融派生商品収益 Profits on Financial Derivative Products — — 為替差益 Foreign Exchange Gains — — その他キャピタル収益 Other Capital Gains — — 10 5 金銭の信託運用損 Investment Loss on Money Trusts — — 売買目的有価証券運用損 Investment Loss on Securities Held for Trading Purposes — — 有価証券売却損 Loss on Sales of Securities 有価証券評価損 キャピタル費用 Capital Losses 1 0 Securities Valuation Loss — — 金融派生商品費用 Expenses on Financial Derivative Products — — 為替差損 Foreign Exchange Loss 9 5 その他キャピタル費用 Other Capital Loss B キャピタル損益 A+B キャピタル損益含み基礎利益 臨時収益 Capital Gains/Losses Basic Earnings Including Capital Gains/Losses Extraordinary Income 再保険収入 Reinsurance Premium Income 危険準備金戻入額 Adjustment Back of Contingency Reserves 個別貸倒引当金戻入額 Adjustment Back of Reserves for Individual Bad Debts その他臨時収益 Other Extraordinary Income 臨時費用 Extraordinary Expenses — — 130 227 △ 657 △ 1,349 21 — — — 21 — — — — — 58 231 再保険料 Reinsurance Premiums — — 危険準備金繰入額 Provisions for Contingency Reserves — 130 個別貸倒引当金繰入額 Provisions for Reserves for Individual Bad Debts — — 特定海外債権引当勘定繰入額 Provisions for Reserves for Specific Foreign Loans — — 貸付金償却 Loss on Amortization of Loans Funded Out — — その他臨時費用 Other Extraordinary Expenses 58 101 △ 37 △ 231 △ 694 △ 1,580 臨時損益 経常利益(△損失) C A +B+C Extraordinary Income and Expenses Ordinary Profit(Ordinary Loss) (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (注) 1.2013年度において、その他臨時費用には、保険業法施行規則第150条第5項の規定により責任準備金を追加して積み立てた額(58百万円)を記載しました。 2.2014年度において、その他臨時費用には、保険業法施行規則第150条第5項の規定により責任準備金を追加して積み立てた額(101百万円)を記載しました。 Ⅴ -11 代表者による財務諸表の適正性及び内部監査の有効性確認について V-11 Validation for accuracy on Financial Statements and effectiveness on Internal Audit by Representative 私は、財務諸表の適正性、および財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認いたしました。 日本における代表者 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 34 Ⅵ . 業務の状況を示す指標等 VI. INDICES OF BUSINESS PERFORMANCE Ⅵ −1 主要な業務の状況を示す指標等 VI-1 Major Indices (1)決算業績の概要 Overview of Portfolio Performance 2014年度末の個人保険・個人年金保険の保有契約高については、4,448億円(前期末 3,129億円)となっており、前期末に比べて 1,318億円増加しました。主な増減の内訳は、新契約による増加が 1,598億円(前期 82億円)、更新による増加が135億円(前期143 億円)、解約・失効による減少が 194億円(前期 223億円)、満期による減少が 214億円(前期 239億円)となっております。 収支面については、保険料等収入133億円、資産運用収益 5億円に対して、保険金等支払金68億円、支払備金繰入額0億円、責任準 備金繰入額1億円、資産運用費用 0億円、事業費 81億円でした。この結果、当期純損失 △15億円となり、また、当期末総資産は 226 億円となりました。 責任準備金については、当期末残高 149億円(前期末 147億円)となりました。内訳は、個人保険 121億円、個人年金保険 19億円、 危険準備金 8億円となっております。 (2)保有契約高及び新契約高 Amount of Business In-force & New Business 保有契約高 Amount of Business In-force 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 2013年度末 End of FY2013 件数 No. of Policies 前年度末比 % to Last FY Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension 2014年度末 End of FY2014 件数 No. of Policies 金額 Amount 金額 Amount 前年度末比 % to Last FY 前年度末比 % to Last FY 前年度末比 % to Last FY 186 100.1 310,386 93.4 235 126.6 443,088 142.8 0 84.5 2,593 68.4 0 52.6 1,715 66.2 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― (単位:千件、百万円、%) (Unit:Thousand policies, Million JPY, %) (注)個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 新契約高 Amount of New Business 件数 No. of Policies 前年度比 % to Last FY 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension 2013年度 FY2013 金額 Amount 前年度比 % to Last FY 新契約 New Business 転換による 純増加 Net Increase From New Policy Conversions 件数 No. of Policies 2014年度 FY2014 金額 Amount 前年度比 % to Last FY 514.0 159,861 前年度比 % to Last FY 新契約 New Business 転換による 純増加 Net Increase From New Policy Conversions 1,929.1 159,861 ― 11 177.9 8,287 283.8 8,287 ― 60 ― ― ― ― ― — ― ― ― ― ― — ― ― ― ― ― — ― ― ― ― ― — ― ― ― ― ― — ― ― ― ― ― — (単位:千件、百万円、%) (Unit:Thousand policies, Million JPY, %) (注)件数は、新契約に転換後契約を加えた数値です。 (3)年換算保険料 Annualized Premium 保有契約 Annualized Premium In-force 個人保険 個人年金保険 合計 Individual Insurance Individual Annuities Total (うち医療保障・生前給付保障等) 3rd Sector Insurance 2013年度末 End of FY2013 金額 前年度末比 Amount % to Last FY 9,515 100.7 625 89.8 10,141 100.0 7,517 Annualized Premium of New Business Individual Insurance Individual Annuities Total (うち医療保障・生前給付保障等) 3rd Sector Insurance 35 9,102 121.1 (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) 新契約 個人保険 個人年金保険 合計 102.5 2014年度末 End of FY2014 金額 前年度末比 Amount % to Last FY 11,310 118.9 213 34.0 11,523 113.6 金額 Amount 725 ― 725 677 2013年度 FY2013 前年度比 % to Last FY 167.6 ― 167.6 171.8 金額 Amount 2,428 ― 2,428 2,094 2014年度 FY2014 前年度比 % to Last FY 334.8 ― 334.8 309.4 (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) (注) 1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。 2.医療保障・生存給付保障等とは、医療保障給付(入院給付、手術給付等) 、生前給付保障給付(特定疾病給付等)等に該当する部分の年換算保険料を計上 しています。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 (4)保障機能別保有契約高 Amount of Business In-force by Benefit Type 保有金額 Amounts In-force 区分 Item 死亡保障 Death Benefit 生存保障 Survivor Benefit 入院保障 Hospitalization Benefit 個人保険 個人年金保険 普通死亡 団体保険 Ordinary Death 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 災害死亡 団体保険 Accidental Death 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 その他の条件付死亡 団体保険 Other Specific Death 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 満期・生存給付 団体保険 Maturity Benefit 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 年金 団体保険 Annuities 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 その他 団体保険 Others 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 災害入院 団体保険 Accident-Related Hospitalization 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 疾病入院 団体保険 Illness-Related Hospitalization 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 その他の条件付入院 団体保険 Other Specific Categories 団体年金保険 その他共計 Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total 2013年度末 End of FY2013 310,386 ― ― ― 310,386 ( 95,445) ( 138) ( ―) ( ―) ( 95,584) ( 108,485) ( ―) ( ―) ( ―) ( 108,485) ― 1,124 ― ― 1,124 ( ―) ( 703) ( ―) ( ―) ( 703) ― 1,468 ― ― 1,468 ( 466) ( ―) ( ―) ( ―) ( 466) ( 457) ( ―) ( ―) ( ―) ( 457) ( 1,570) ( ―) ( ―) ( ―) ( 1,570) 2014年度末 End of FY2014 443,088 ― ― ― 443,088 ( 89,569) ( 96) ( ―) ( ―) ( 89,665) ( 103,545) ( ―) ( ―) ( ―) (103,545) ― 751 ― ― 751 ( ―) ( 275) ( ―) ( ―) ( 275) ― 964 ― ― 964 ( 456) ( ―) ( ―) ( ―) ( 456) ( 448) ( ―) ( ―) ( ―) ( 448) ( 1,556) ( ―) ( ―) ( ―) ( 1,556) (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (注) 1.括弧内数値は主契約の付随保障部分および特約の保障を表します。 ただし、定期保険特約等の普通死亡保障は主要保障部分に計上しました。 2.生存保障の満期・生存給付欄の個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資を表します。 3.生存保障の年金欄の金額は、年金年額を表します。 4.生存保障のその他欄の金額は個人年金保険 (年金支払開始後)の責任準備金を表します。 5.入院保障欄の金額は入院給付日額を表します。 6.入院保障のその他共計の金額は主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。 保有件数 Policies In-force 区分 Item 障害保障 Disability Benefit 手術保障 Surgical Benefit 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension Total 2013年度末 End of FY 2013 21,693 ― ― ― 21,693 234,733 ― ― ― 234,733 2014年度末 End of FY2014 20,529 ― ― ― 20,529 257,762 ― ― ― 257,762 (単位:件) (Unit:No. of Policies) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 36 (5)個人保険及び個人年金保険契約種類別契約高 Amount of Business In-force By Business Type for Individual Insurance & Individual Annuities 区分 Item 終身保険 定期付終身保険 定期保険 その他共計 養老保険 定期付養老保険 生死混合保険 Death and Survival Insurance 生存給付金付定期保険 その他共計 生存保険 Pure Endowment Insurance 年金保険 Annuities 個人年金保険 災害割増特約 傷害特約 手術給付金付入院保障特約 災害・疾病関係特約 Riders Related to 災害入院特約 Accidents and Diseases 疾病入院特約 成人病特約 その他の条件付入院特約 死亡保険 Insurance Against Death 保有金額 Amount 2013年度末 End of FY2013 2014年度末 End of FY2014 Whole Life Insurance ― ― Whole Life with Term Insurance ― ― Term Insurance 130,341 159,698 Total 308,878 441,653 Endowment Insurance ― ― Endowment with Term Insurance ― ― Term Insurance with Pure Endowment ― ― Total 1,507 1,435 ― ― Individual Annuities 2,593 1,715 Accidental Death Benefit Rider 33,929 31,377 Injury Rider 61,008 57,708 Hospitalization Rider with Surgical Benefit 148 138 Accidental Hospitalization Rider 204 194 Disease Hospitalization Rider 133 127 Adult Disease Rider 57 54 Other Hospitalization Riders 109 162 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (注) 1.個人年金保険の金額は年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 2.入院特約の金額は入院給付日額を表します。 (6)異動状況の推移 Business Transition during the Year ①個人保険 Individual Insurance 区分 年始現在 新契約 更新 復活 保険金額の増加 転換による増加 その他の異動による増加 死亡 満期 保険金額の減少 転換による減少 解約 失効 その他の異動による減少 年末現在 (増加率) 純増加 (増加率) Item Beginning of Year New Business Renewals Reinstatements Increases of Sum Insured Increases by Conversion Other Increases Death Maturities Decreases of Sum Insured Decreases by Conversion Surrenders Lapses Other Decreases End of Year (Increases Ratio) Net Increases (Increases Ratio) 件数 No. of Policies 186,210 11,862 4,116 1,173 ( 4) ― 165 515 5,350 ( 281) ― 7,434 3,600 203 186,424 ( 0.1 ) 214 ( ―) (注)金額は、死亡保険、生死混合保険、生存保険の主要保障部分の合計です。 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 金額 Amount 件数 No. of Policies 金額 Amount 332,426 186,424 310,386 8,287 60,967 159,861 14,394 4,480 13,553 2,167 1,086 1,742 19 ( 5) 27 ― ― ― 563 140 515 693 538 785 23,908 5,734 21,485 604 ( 221) 458 ― ― ― 15,289 7,204 13,446 6,924 3,464 5,890 51 194 931 310,386 235,963 443,088 ( △6.6 ) ( 26.6 ) ( 42.8 ) △ 22,039 49,539 132,702 ( ―) ( 23,049.1 ) ( ―) (単位:件、百万円、%) (Unit:No. of Policies , Million JPY, %) ②個人年金保険 Individual Annuities 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 金額 Amount 件数 No. of Policies 金額 Amount 3,789 905 2,593 ― ― ― ― ― ― 2 ( 85) 2 ― ― ― 389 13 86 17 13 104 ― 356 ― 1 ( 1) 1 ― ― ― 139 29 89 ― ― ― 1,429 44 772 2,593 476 1,715 ( △31.6 ) ( △ 47.4 ) ( △ 33.8 ) △ 1,196 △ 429 △ 877 ( ―) ( —) ( ―) (単位:件、百万円、%) (Unit:No. of Policies , Million JPY, %) (注)金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 区分 年始現在 新契約 復活 金額の増加 転換による増加 その他の異動による増加 死亡 支払満了 金額の減少 転換による減少 解約 失効 その他の異動による減少 年末現在 (増加率) 純増加 (増加率) 37 Item Beginning of Year New Business Reinstatements Increases of Sum Insured Increases by Conversion Other Increases Death Maturities Decreases of Sum Insured Decreases by Conversion Surrenders Lapses Other Decreases End of Year (Increases Ratio) Net Increases (Increases Ratio) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 件数 No. of Policies 1,071 ― ― ( 96) ― 63 7 19 ( 3) ― 44 ― 159 905 ( △ 15.5 ) △ 166 ( ―) (7)契約者配当の状況 Policyholder Dividends 該当ありません。 Ⅵ −2 保有契約に関する指標等 VI-2 Indices For Business In-force (1)保有契約増加率 Ratio of Net Increase of Business In-force 区分 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 Item Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance Group Pension 2013年度 FY2013 △ 6.6 △ 31.6 ― ― 2014年度 FY2014 42.8 △ 33.8 ― ― (単位:%) (Unit : %) (2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金 (個人保険) Average of Sum Insured (Individual Insurance) 区分 新契約平均保険金 保有契約平均保険金 Item Average Sum Insured Per New Policy Average Sum Insured Per Policy in Force (注)新契約平均保険金については、転換契約を含んでいません。 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 692 2,621 1,664 1,877 (単位:千円) (Unit : Thousand JPY) (3)新契約率 (対年度始) Ratio of New Business (Against Beginning of the Year) 区分 個人保険 個人年金保険 団体保険 Item Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance 2013年度 FY2013 2.5 ― ― 2014年度 FY2014 51.5 ― ― (単位:%) (Unit : %) 2013年度 FY2013 6.2 3.7 ― 2014年度 FY2014 5.8 3.4 ― (注)転換契約は含んでいません。 (4)解約失効率 (対年度始) Ratio of Surrenders & Lapses (Against Beginning of the Year) 区分 個人保険 個人年金保険 団体保険 Item Individual Insurance Individual Annuities Group Insurance (単位:%) (Unit : %) (5)個人保険新契約平均保険料 (月払契約) Average Premium for New Business-Individual Insurance (Policies paid on monthly basis) 区分 Item 個人保険新契約平均保険料 (月払契約) Average Premium for New Business-Individual Insurance (Policies paid on monthly basis) 2013年度 FY2013 5,241 2014年度 FY2014 3,540 (単位:円) (Unit : JPY) (注)転換契約は含んでいません。 (6)死亡率 (個人保険主契約) Death Ratio (Main Contract ; Individual Insurance) 件数率 Number of Cases 2013年度 FY2013 2.76 2014年度 FY2014 2.54 金額率 Amount 2013年度 FY2013 2.15 2014年度 FY2014 2.08 (単位:‰) (Unit : ‰) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 38 (7)特約発生率 (個人保険) Rider Incidence Rates (Individual Insurance) Item 件数 Number of Cases 金額 Amount 2013年度 FY2013 0.04 0.04 2014年度 FY2014 0.08 0.07 災害入院保障契約 Accidental Hospitalization 件数 Number of Cases 金額 Amount 5.41 101.96 6.41 145.32 成人病入院保障契約 Lifestyle Disease Hospitalization 件数 Number of Cases 金額 Amount 39.56 481.88 41.21 482.45 区分 災害死亡保障契約 Accidental Death 障害保障契約 Injury 疾病入院保障契約 Sickness Hospitalization 件数 Number of Cases 金額 Amount 0.09 0.01 件数 Number of Cases 金額 Amount 57.21 694.49 疾病・傷害手術保障契約 件数 Number of Cases Policies for Surgery Related to Accident & Illness 43.44 成人病手術保障契約 件数 Number of Cases Policies for Surgery Related to Age-related Illnesses 24.77 0.19 0.02 57.41 706.40 42.66 24.83 (単位:‰) (Unit : ‰) (8)事業費率 (対収入保険料) Expense Ratio (Against Premium Income) 区分 事業費率 (対収入保険料) Item Expense Ratio (Against Premium Income) 2013年度 FY2013 58.4 2014年度 FY2014 81.8 (単位:%) (Unit : %) (9)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 Number of Ceded Companies 区分 出再保険会社数 Item Number of Ceded Companies 2013年度 FY2013 3(1) 2014年度 FY2014 5(2) (単位:社) (注) ( )内数値は、第三分野保険を表します(ただし、保険業法施行規則第160条において準用する同規則第71条に基づいて、責任準備金を積み立てな いとした保険契約に限ります。) 。 ( 10)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が大きい上位5社に対する 支払再保険料の割合 Percentage of the Top 5 Ceded Companies to Ceded Premiums 区分 出再保険会社上位5社の割合 Item Percentage of the Top 5 Ceded Companies 2013年度 FY2013 100.0(80.5) 2014年度 FY2014 100.0(83.1) (単位:%) (Unit : %) (注) ( )内数値は、第三分野保険を表します(ただし、保険業法施行規則第160条において準用する同規則第71条に基づいて、責任準備金を積み立てな いとした保険契約に限ります。) 。 ( 11)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による格付に基づく区分ごとの支払 再保険料の割合 Percentage of Ceded Companies to Ceded Premiums by Rating 格付区分 2013年度 FY2013 AA- 91.5(80.5) A+ 8.5(-) 2014年度 FY2014 95.5 (83.1) 4.5 (-) (単位:%) (Unit : %) (注)1. 格付はスタンダード&プアーズによるものに基づいています。 2.( )内数値は、第三分野保険を表します(ただし、保険業法施行規則第160条において準用する同規則第71条に基づいて、責任準備金を積み立てな いとした保険契約に限ります。) 。 (12)未だ収受していない再保険金の額 Receivables from Reinsures 区分 未だ収受していない再保険金額 Item Receivables from Reinsures 2013年度 FY2013 31(21) 2014年度 FY2014 60(57) (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (注) ( )内数値は、第三分野保険を表します(ただし、保険業法施行規則第160条において準用する同規則第71条に基づいて、責任準備金を積み立てな いとした保険契約に限ります。) 。 (13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に対する割合 Claim Ratio of 3rd sector Policies 区分 第三分野発生率 Total 39 Item 医療(疾病) がん 介護 その他 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Medical Cancer Nursing Care Others 2013年度 End of FY2013 38.1 40.9 37.7 ― 23.1 2014年度 End of FY2014 35.7 38.3 36.5 ― 13.1 (単位:%) (Unit:%) Ⅵ −3 経理に関する指標等 VI-3 Accounting-Related Indices (1)支払備金明細表 Claim Reserve 区分 2013年度末 End of FY2013 175 ― 10 4 - 190 25 502 18 ― 736 Item 死亡保険金 災害保険金 高度障害保険金 満期保険金 その他 小計 保険金 Insurance Proceeds 年金 給付金 解約返戻金 保険金据置支払金 その他共計 Ordinary Death Accidental Death Severe Disability Maturity Others Sub Total Annuities Benefits Surrenders Payments of Deferred Claims Total Including Others 2014年度末 End of FY2014 186 ― 8 ― ― 194 19 557 18 ― 789 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (2)責任準備金明細表 Liability Reserve 区分 2013年度末 2014年度末 End of FY2013 End of FY2014 11,313 12,169 11,313 12,169 ― ― 2,806 1,978 1,852 1,278 953 700 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 14,119 14,148 13,165 13,447 953 700 669 800 14,788 14,948 13,835 14,248 953 700 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Item 責任準備金 (除危険準備金) Liability Reserve (Excluding Contingency Reserves) 危険準備金 合計 (一般勘定) (特別勘定) 個人保険 (一般勘定) (特別勘定) 個人年金保険 (一般勘定) (特別勘定) 団体保険 (一般勘定) (特別勘定) 団体年金保険 (一般勘定) (特別勘定) その他 (一般勘定) (特別勘定) 小計 (一般勘定) (特別勘定) Individual Insurance (General Account) (Separate Account) Individual Annuities (General Account) (Separate Account) Group Insurance (General Account) (Separate Account) Group Pension (General Account) (Separate Account) Others (General Account) (Separate Account) Sub Total (General Account) (Separate Account) Contingency Reserves Total (General Account) (Separate Account) (3)責任準備金残高の内訳 Breakdown of Liability Reserve 区分 2013年度末 2014年度末 Item End of FY2013 End of FY2014 保険料積立金 Premium Reserve 13,503 13,539 未経過保険料 Unearned Premium 615 609 払戻積立金 危険準備金 年度末 合計 Refund Reserves Contingency Reserves Total at End of Fiscal Year ― 669 14,788 ― 800 14,948 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別) Calculation Method, Rate, and Balance for Liability Reserve Involving Individual Insurance and Annuities (by Issue year) ①責任準備金の積立方式、積立率 Calculation Method and Rate for Liability Reserve 区分 Item 積立方式 Reserve Financing Method 標準責任準備金対象契約 Policies subject to Standard Policy Reserve Method 標準責任準備金対象外契約 Policies not subject to Standard Policy Reserve Method 2013年度末 End of FY2013 2014年度末 End of FY2014 標準責任準備金 標準責任準備金 算出方法書に定める 基礎率による平準純保険料式 算出方法書に定める 基礎率による平準純保険料式 100.00% 100.00% 積立率 (危険準備金を除く) Rate of Reserve Funding (Excluding Contingency Reserves) (注)積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関しては 平準純保険料式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 40 ②責任準備金残高(契約年度別) Balance of Liability Reserve by Issued Year 契約年度 1996年度~ 2000年度 2001年度~ 2005年度 2006年度~ 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 責任準備金残高 Balance of Liability Reserve by 188 2,132 9,804 746 255 190 130 Fiscal Year Issued FY1996 to FY2000 FY2001 to FY2005 FY2006 to FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 予定利率 Assumed Interest Rate 1.00% ~ 3.10% 1.00% ~ 2.35% 1.50% ~ 1.50% 1.50% ~ 1.50% 1.50% ~ 1.50% 1.00% ~ 1.00% 1.00% ~ 1.00% (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (注) 1. 「責任準備金残高」は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金 (特別勘定責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。 2. 「予定利率」については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。 (5)特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の責任準備金の残高、算出方法、 その計算の基礎となる係数 The Balance of The Liability Reserve of General Accounts for Policies with the Guaranteed Minimum Benefit in Separate Account , the Calculation Method and the Coefficient 該当ありません。 (6)契約者配当準備金明細表 Policyholder Dividend Reserve 該当ありません。 (7)引当金明細表 Other Reserves 区分 Item 一般貸倒引当金 Ordinary Reserves for Bad Debts 貸倒引当金 個別貸倒引当金 Reserves for Bad Debts Reserves for Individual Bad Debts 特定海外債権引当勘定 Reserves for Specific Foreign Loans 退職給付引当金 Reserves for Retirement Benefits 価格変動準備金 Reserves for Price Fluctuations 当期首残高 Start of 2014 当期末残高 当期増減(△)額 End of FY2014 Increase(△Decrease) — — — — — — — — — 0 2 54 60 計上の理由及び算定方法 Basis for Posting and Formula 重要な会計方針の注記事項6の とおり計上しております。 重要な会計方針の注記事項7の とおり計上しております。 重要な会計方針の注記事項8の 5 とおり計上しております。 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) 1 (8)特定海外債権引当勘定の状況 Status of Reserve Accounts for Specified Overseas Debts 該当ありません。 (9)資本金等明細表 Capital 該当ありません。 (10)保険料明細表 Premium Income 区分 個人保険 (うち一時払) (うち年払) (うち半年払) (うち月払) 個人年金保険 (うち一時払) (うち年払) (うち半年払) (うち月払) 団体保険 団体年金保険 その他共計 41 Item Individual Insurance (& Payment Schedule) Single Annual Semi-Annual Monthly Individual Annuities (& Payment Schedule) Single Annual Semi-Annual Monthly Group Insurance Group Pension Total Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 9,366 9,982 ― ― 1,063 1,299 108 103 8,193 8,579 2 2 2 2 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 9,369 9,984 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (11)保険金明細表 Benefit 区分 死亡保険金 災害保険金 高度障害保険金 満期保険金 その他 合計 団体保険 Group Insurance 団体年金保険 Group Pension — — — — — — — — — — — — — — — — — — 個人保険 個人年金保険 Individual Individual Insurance Annuities 団体保険 Group Insurance 団体年金保険 Group Pension 個人保険 個人年金保険 Individual Individual Insurance Annuities Item Ordinary Death Accidental Death Severe Disability Maturity Others Total 989 15 64 11 0 1,080 財形保険 その他の保険 2014年度 AssetOther FY2014 Formation Insurance Insurance 合計 Total 財形年金保険 AssetFormation Annuities — — 989 — — 15 — — 64 — — 11 — — 0 — — 1,080 区分 年金 Item Annuities — 582 合計 Total 1,059 10 44 165 9 1,288 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (12)年金明細表 Paid Annuities 2013年度 FY2013 財形保険 その他の保険 2014年度 2013年度 AssetOther FY2014 FY2013 Formation Insurance Insurance 合計 Total 合計 Total 財形年金保険 AssetFormation Annuities — — — 582 607 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) — (13)給付金明細表 Hospitalization & Other Benefits 財形保険 その他の保険 2014年度 2013年度 AssetOther FY2014 FY2013 Formation Insurance Insurance 合計 Total 合計 Total 財形年金保険 AssetFormation Annuities 区分 Item 死亡給付金 Death Benefit — 107 — — — — 107 116 入院給付金 Hospitalization Benefit 1,035 — — — — — 1,035 1,021 手術給付金 Surgical Benefit 805 — — — — — 805 744 障害給付金 Injury Benefit — — — — — — — — 生存給付金 Survivor Benefit — — — — — — — — その他 Others 948 140 — — — — 1,089 1,284 合計 Total 2,789 248 — — — — 3,037 3,167 (注) 個人年金保険その他には、据置期間満了時の選択一時金支払額113百万円が含まれております。 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) 個人保険 個人年金保険 Individual Individual Insurance Annuities 団体保険 Group Insurance 団体年金保険 Group Pension 個人保険 個人年金保険 Individual Individual Insurance Annuities 団体保険 Group Insurance 団体年金保険 Group Pension (14)解約返戻金明細表 Surrender Benefits 区分 解約返戻金 Item Surrender Benefit 199 110 財形保険 その他の保険 2014年度 2013年度 AssetOther FY2014 FY2013 Formation Insurance Insurance 合計 Total 合計 Total 財形年金保険 AssetFormation Annuities — — — 310 355 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) — (15)減価償却費明細表 Depreciation 区分 有形固定資産 建物 リース資産 その他の有形固定資産 無形固定資産 その他 合計 Item Tangible Fixed Assets Buildings Leased Assets Others Intangible Fixed Assets Others Total 取得原価 Acquisition Cost 当期償却額 Depreciation 263 94 — 168 1,388 — 1,651 27 8 — 18 160 — 188 減価償却累計額 Accumulated Depreciation 当期末残高 償却累計率 Book Value Ratio of Accumulated Depreciation to End of FY2014 Acquisition Cost 172 90 65.7 52 42 55.4 — — — 120 47 71.6 265 1,123 19.1 — — — 438 1,213 26.5 (単位:百万円、%) (Unit : Million JPY, %) (16)事業費明細表 Operating Expenses 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 979 2,959 1,136 1,422 3,356 3,782 5,472 8,164 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (注) 一般管理費のうち、生命保険契約者保護機構に対する負担金は2013年度16百万円、2014年度13百万円です。 区分 営業活動費 営業管理費 一般管理費 合計 Item Sales Activity Expenses Sales Administrative Expenses General Administrative Expenses Total Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 42 (17)税金明細表 Taxes 区分 国税 消費税 地方法人特別税 印紙税 登録免許税 その他の国税 地方税 地方消費税 法人住民税 法人事業税 固定資産税 不動産取得税 事業所税 その他の地方税 合計 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 22 25 — — 12 13 3 10 — — 5 0 21 19 — — — — 20 18 1 1 — — — — 0 0 44 45 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Item National Taxes Consumption Taxes Special Local Corporation Taxes Revenue Stamp Taxes Registration and Licensing Fees Other Federal Taxes Local Taxes Local Consumption Taxes Corporate Inhabitant Taxes Corporate Enterprise Taxes Property Taxes Real Estate Acquisition Taxes Business Facility Taxes Other Local Taxes Total (18)リース取引 Lease Transactions ①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 Amount Equivalent to Acquisition Cost of Lease Assets, Amount Equivalent to Cumulative Depreciation, and Amount Equivalent to Balance at the End of Fiscal Year. 区分 Item 取得価額相当額 Equivalent to Acquisition Costs 減価償却累計額相当額 Equivalent to Cumulative Depreciation 期末残高相当額 Equivalent to Term-end Balance 2013年度末 End of FY2013 動産 その他 Others Movable Property 2014年度末 End of FY2014 動産 その他 Others Movable Property 合計 Total 合計 Total 4 — 4 4 — 4 3 — 3 0 — 0 0 — 0 4 — 4 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) ②未経過リ−ス料期末残高相当額 Amount Equivalent to Unearned Lease Fees at Term End 区分 Item 未経過リース料期末残高相当額 Amount Equivalent to End-of-Term Balance of Unearned Lease Fees 2013年度末 End of FY2013 1年以内 一年超 合計 Total Up to 1 year Over 1 year 0 0 1 2014年度末 End of FY2014 1年以内 一年超 Up to 1 year Over 1 year 0 3 合計 Total 4 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) ③支払リ−ス料、減価償却費相当額及び支払利息相当額 Paid Lease Fees, & Amounts Equivalent to Depreciation Expenses and Paid Interest 区分 支払リ-ス料 減価償却費相当額 支払利息相当額 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 0 0 0 0 0 0 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Item Lease Fees Paid Equivalent to Depreciation Equivalent to Interest Paid ④減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法 Calculation Method for Amounts Equivalent to Depreciation Expenses and Interest イ. 減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を0とする定額法により算定しています。 ロ. 利息相当額の算定方法 リース料総額とリース資産計上価額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法により算定しています。 (19)借入金残存期間別残高 Debt Loan by Period Remaining 1年以下 区分 2013年度末 End of FY 2013 2014年度末 End of FY 2014 43 Item 借入金 Debt Loan 借入金 Debt Loan Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 Up to 1 year 200 280 1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超 合計 (期間の定めのない ものを含む) Total Over 1up to 3 years Over 3 up to 5 years Over 5 up to 7 years Over 7 up to 10 years Over 10 years (including unfixed periods) 280 — — — — 480 — — — — — 280 (単位:百万円)(Unit : Million JPY) Ⅵ -4 資産運用に関する指標等 (一般勘定) VI-4 Indices Regarding Asset Management (1)資産運用の概況 Overview of Asset Management ①2014年度の資産の運用概況 Overview of Asset management for FY2014 イ. 運用環境 Investment Environment 2014年度の日本経済は、緩やかながら回復基調を続けました。個人消費は、4月の消費増税の影響から大きく落ち込み ましたが、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、訪日外国人向け販売増などの影響から持ち直しの傾向が見られました。 純輸出は、欧米経済の景気回復に伴う輸出の持ち直しや原油価格下落に伴う貿易収支の改善から、拡大傾向を続けました。 日経平均株価は、日本銀行決定会合後の総裁会見から追加金融緩和への期待感が後退し、4月中旬に13,900円台まで下 落しましたが、法人税率引下げ方針が固まったことなどから、9月に16,100円台まで上昇しました。その後は、国際通貨 基金による世界経済見通しの下方修正などで下落する場面もありましたが、公的年金や日本銀行による買い入れを背景に良 好な株式需給関係の継続が好感され、株価は上昇し3月末は19,206円で引けました。 長期金利は、日米の金融緩和政策が長期化するとの見通しや欧州の中央銀行がマイナス金利を導入したことにより0.5% を割り込む水準にまで金利を低下させましたが、9月に良好な米国の経済指標が発表され、金融緩和からの出口観測が高ま るにつれ、0.5%台まで上昇しました。その後は、原油安に伴う新興国不安や国債入札の需給悪化懸念などから低下基調が 続き、3月末は0.4%台で引けました。 ドル円相場は、日本銀行が期待されていた追加金融緩和を実施しなかったことに反応し5月に100円まで円高ドル安が進 行、しかし、米連邦準備制度理事会議長が、量的金融緩和を10月で終える方針を示したことで急速に円安ドル高が進み、9 月に109円台となりました。その後は、スイス・フランの対ユーロ上限撤廃による市場の混乱もありましたが、良好な米経 済指標から米国金利の上昇を受け、円安ドル高が進行し、3月末は120円台で引けました。 ロ. 当社の運用方針 Investment Policy 金利の動向を注視しつつ、資産の流動性、安全性に重点を置いた効率的な運用を行います。 ハ. 運用実績の概況 Investment Results 2014年度における資産運用残高は、前年度より3,337百万円増加し21,937百万円(対前年比117.9% )となりました。そ のうち公社債は585百万円増加し10,497百万円(対前年比105.9% )、外国証券は294百万円増加し3,732百万円(対前年比 108.6% )となっております。 資産運用収益は、利息及び配当金等収入が140百万円、有価証券売却益が233百万円となり、全体では373百万円となり ました。一方、資産運用費用は20百万円となり、この結果資産運用収支は353百万円となりました。 ニ. トピックス Topics 適切な資産運用リスク管理のもと、運用収益を向上させるため、投資信託の割合を増加させました。 ②ポートフォリオの推移 Portfolio-related Indicators イ. 資産の構成 Overview of Portfolio Composition 区分 現預金・コールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 商品有価証券 金銭の信託 有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 貸付金 保険約款貸付 一般貸付 不動産 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 合計 うち外貨建資産 Item Cash Deposits, Call Loans Bond Trading with Repurchase Agreement Bonds Paid for Transaction in Debentures Monetary Claims Purchased Commodities Securities Money Trusts Securities Public and Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Public and Corporate Bonds Stocks and Others Others Loans Funded Policy Loans Financial Loans Real Estate Deferred Tax Assets Others Reserves for Bad Debts Total Foreign Denominated Assets 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount 占率 Percentage 884 4.8 — — — — — — — — — — 15,724 84.5 9,911 53.2 70 0.4 3,438 18.5 3,438 18.5 — — 2,304 12.4 — — — — — — 38 0.2 — — 1,953 10.5 — — 18,600 100.0 — — 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 占率 Percentage 871 4.0 — — — — — — — — — — 17,020 77.6 10,497 47.9 70 0.3 3,732 17.0 3,732 17.0 — — 2,720 12.4 — — — — — — 42 0.2 — — 4,002 18.2 — — 21,937 100.0 — — (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 44 ロ. 資産の増減 Asset Increase(or Decrease)by Category 区分 現預金・コールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 商品有価証券 金銭の信託 有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 貸付金 保険約款貸付 一般貸付 不動産 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 合計 うち外貨建資産 Item Cash Deposits, Call Loans Bond Trading with Repurchase Agreement Bonds Paid for Loan Transaction Debentures Monetary Claims Purchased Commodities Securities Money Trusts Securities Public and Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Public and Corporate Bonds Stocks and Others Others Loans Funded Policy Loans Financial Loans Real Estate Deferred Tax Assets Others Reserves for Bad Debts Total Foreign Denominated Assets 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 372 △ 12 — — — — — — — — — — 376 1,296 △ 960 585 — — 192 294 192 294 — — 1,144 416 — — — — — — △4 3 — — 379 2,049 — — 1,123 3,337 — — (単位:百万円) (Unit:Million JPY) Item Cash Deposits, Call Loans Bond Trading with Repurchase Agreement Bonds Paid for Loan Transaction Debentures Monetary Claims Purchased Commodities Securities Money Trusts Securities Public and Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Loans Funded Financial Loans Real Estate Total 2013年度 FY2013 0.00 — — — — — 1.97 1.17 0.00 1.06 — — — 1.59 2014年度 FY2014 0.00 — — — — — 2.48 2.38 0.00 0.82 — — — 1.97 2013年度FY2013 583 — — — — — 14,349 10,162 70 3,163 — — 40 16,587 3,163 2014年度FY2014 644 — — — — — 15,063 10,083 70 3,658 — — 42 17,952 3,658 (2)運用利回り Investment Yield 区分 現預金・コールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 商品有価証券 金銭の信託 有価証券 うち公社債 うち株式 うち外国証券 貸付金 うち一般貸付 不動産 一般勘定計 (単位:%) (Unit:%) (注) 1.利回り計算式の分母は帳簿価格ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益-資産運用費用として算出した利回りです。 2.保険業法第112条評価益は当社は計上しておりません。 (3)主要資産の平均残高 Average Balances for Major Assets 区分 現預金・コールローン 買現先勘定 債券貸借取引支払保証金 買入金銭債権 商品有価証券 金銭の信託 有価証券 うち公社債 うち株式 うち外国証券 貸付金 うち一般貸付 不動産 一般勘定計 うち海外投融資 45 Item Cash Deposits, Call Loans Bond Trading with Repurchase Agreement Bonds Paid for Loan Transaction Debentures Monetary Claims Purchased Trading Securities Money Trusts Securities Pubilic and Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Loans Funded Financial Loans Real Estate Total Foreign Investment and Loan Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (4)資産運用収益明細表 Investment Income 区分 利益及び配当金等収入 商品有価証券運用益 Item Interest and Dividends Gain from Trading Marketable Securities 2013年度 FY2013 142 — 売買目的有価証券運用益 Gain from Marketable Securities Held for Trade — 金銭の信託運用益 有価証券売却益 有価証券償還益 金融派生商品収益 為替差益 Gain from Money Trusts Profit on Sales of Securities Gain from Redemption of Securities Gain from Derivative Products Gain from Foreign Exchange 貸倒引当金戻入額 Reversal of Allowance for doubtful account 合計 Total その他運用収益 Other Investment Income — 141 — — — 2014年度 FY2014 140 — — — 233 — — — — — 283 373 — — (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (5)資産運用費用明細表 Investment Expenses 区分 支払利息 商品有価証券運用損 金銭の信託運用損 売買目的有価証券運用損 有価証券売却損 有価証券評価損 有価証券償還損 金融派生商品費用 為替差損 貸倒引当金繰入額 貸付金償却 賃貸用不動産等減価償却費 その他運用費用 合計 Item Interest Paid Losses on Trading Marketable Securities Losses on Money Trusts Losses on Marketable Securities Held for Trade Loss on Sales of Securities Price Valuation Losses on Securities Losses on Redemption of Securities Cost for Derivative Products Foreign Exchange Losses Provision for Bad Debt Allowances Losses from Amortization of Loans Depreciation Expense for Properties Leased Out Other Investment Related Expenses Total 2013年度 FY2013 8 — — — 1 — — — 9 — — — 0 19 2014年度 FY2014 14 — — — 0 — — — 5 — — — 0 20 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (6)利息及び配当金等収入明細表 Interest and Dividend Income 区分 預貯金利息 有価証券利息・配当金 公社債利息 株式配当金 外国証券利息配当金 貸付金利息 不動産賃貸料 その他共計 Item Interest on Bank Deposits Interest and Dividends on Securities Interest on Public and Corporate Bonds Stock Dividends Interest and Dividends from Foreign Securities Interest from Loans Real Estate Rental Income Total 2013年度 FY2013 — 142 87 — 32 — — 142 2014年度 FY2014 — 140 84 — 27 — — 140 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (7)有価証券売却益明細表 Gains on the Sale of Securities 区分 国債等債券 株式等 外国証券 その他共計 Item Government Bonds, and Others Stocks and Others Foreign Securities Total 2013年度 FY2013 30 109 0 141 2014年度 FY2014 155 75 2 233 Item Government Bonds, and Others Stocks and Others Foreign Securities Total 2013年度 FY2013 0 1 — 1 2014年度 FY2014 0 — — 0 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (8)有価証券売却損明細表 Losses on the Sale of Securities 区分 国債等債券 株式等 外国証券 その他共計 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 46 (9)有価証券評価損明細表 Price Valuation Losses from Securities 該当ありません。 (10)商品有価証券明細表 Commodities Securities 該当ありません。 (11)商品有価証券売買高 Amounts of Commodities Securities Trades 該当ありません。 (12)有価証券明細表 Securities 区分 国債 地方債 社債 うち公社・公団債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 合計 Item Government Bonds Municipal Bonds Corporate Bonds (Including Public & Corporate, and Public Corporation Bonds) Stocks Foreign Securities Public and Corporate Bonds Stocks and Others Others Total 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 占率 Percentage 5,936 34.9 3 0.0 4,557 26.8 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount 占率 Percentage 6,105 38.8 — — 3,806 24.2 173 1.1 218 1.3 70 3,438 3,438 — 2,304 15,724 0.5 21.9 21.9 — 14.7 100.0 70 3,732 3,732 — 2,720 17,020 0.4 21.9 21.9 — 16.0 100.0 (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) (13)有価証券の残存期間別残高 Securities by Period Remaining 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 1年以下 1年超 3年以下 3年超 5年以下 Up to 1 year Over 1 up to 3 years Over 3 up to 5 years Over 10 Over 5 Over 7 years up to up to (including unfixed 7 years 10 years periods) 1,699 4,283 1,435 1,339 1,479 5,487 15,724 101 834 — 684 1,372 3,112 6,105 — — — — — — — 293 1,724 1,026 654 106 — 3,806 — — — — — 70 70 外国証券 Foreign Securities 1,304 1,725 408 — — — 公社債 Public and Corporate Bonds 1,304 1,725 408 — — 株式等 Stocks and Others — — — — その他の証券 Others — — — 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased — — 譲渡性預金 Negotiable Deposits — その他 Others — 区分 Item 有価証券 Securities 国債 Government Bonds 地方債 Municipal Bonds 社債 Corporate Bonds 株式 Stocks 5年超 7年超 10年超 7年以下 10年以下 (期間の定めのない ものを含む) 合計 Total 1年以下 1年超 3年超 5年超 7年超 10年超 3年以下 5年以下 7年以下 10年以下 (期間の定めのない ものを含む) Over 10 Over 1 Over 3 Over 5 Over 7 years Up to up to up to up to up to 1 year 3 years 5 years 7 years 10 years (including unfixed periods) 2,302 5,530 1,408 Total 498 744 6,536 17,020 — — 135 3,745 5,936 — — — — 3 898 1,546 1,006 498 608 — 4,557 300 1,753 — — 3 — — — — 70 70 3,438 1,103 2,227 401 — — — 3,732 — 3,438 1,103 2,227 401 — — — 3,732 — — — — — — — — — — — — 2,304 2,304 — — — — — 2,720 2,720 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — (注) 「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第10号)に基づく有価証券として取扱うものを含みます。 47 合計 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (14)保有公社債の期末残高利回り Yield on Year-end Balance of Securities 区分 公社債 外国公社債 2013年度末 End of FY2013 1.17 1.06 2014年度末 End of FY2014 2.38 0.82 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount 占率 Percentage 70 100.0 70 100.0 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 占率 Percentage 70 100.0 70 100.0 Item Public and Corporate Bonds Foreign Public and Corporate Bonds (単位:%) (Unit:%) (15)業種別株式保有明細表 Stock Holdings by Industry 区分 サービス業 合計 Item Non-manufacturing Service Industry Total (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) ※業種区分は証券コード協議会の業種別分類項目に準拠しています。 (16)貸付金明細表 Loans 該当ありません。 (17)貸付金残存期間別残高 Loans by Period Remaining 該当ありません。 (18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳 Loans to Domestic Companies, by Company Size 該当ありません。 (19)貸付金業種別内訳 Loans by Industry 該当ありません。 (20)貸付金使途別内訳 Loans by Proposed Use 該当ありません。 (21)貸付金地域別内訳 Loans by Region 該当ありません。 (22)貸付金担保別内訳 Loans by Collateral 該当ありません。 (23)有形固定資産明細表 Tangible Fixed Assets ①有形固定資産の明細 Tangible Fixed Assets 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 区分 土地 建物 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 合計 うち賃貸等不動産 土地 建物 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 合計 うち賃貸等不動産 償却累計率 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額 Balance at Start of Increase Decrease Depreciation Balance at End of Accumulated Ratio of Accumulated Item Current Year Current Year Depreciation Depreciation to Acquisition Cost Lands — — — — — — — Buildings 43 3 — 8 38 43 53.1 Leased Assets — — — — — — — Building(s) Under Construction Others Total Real Estates for Rent Lands Buildings Leased Assets — 47 90 — — 38 — — 11 15 — — 12 — — 0 0 — — — — — 16 24 — — 8 — Real Estates for Rent — — — — Building(s) Under Construction Others Total — 41 80 — 24 37 — 0 0 — 18 27 — 41 80 — — 42 — — 47 90 — 108 151 — — 52 — — 120 172 — 72.1 65.4 — — 55.4 — — 71.6 65.7 — — — (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 48 ②不動産残高及び賃貸用ビル保有数 Real Estate Holdings and Current Number of Buildings Held for Lease 区分 不動産残高 営業用 賃貸用 賃貸用ビル保有数 Item Real Estate Holdings For Sales Use For Rental for Lease Current Number of Buildings Held for Lease 2013年度 FY2013 38 38 — — 2014年度 FY2014 42 42 — — Item Tangible Fixed Assets Lands Buildings Leased Assets Others Intangible Fixed Assets Others Total Real Estates for Rent 2013年度 FY2013 0 — — — 0 — — 0 — 2014年度 FY2014 0 — — — 0 — — 0 — (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (24)固定資産等処分益明細表 Disposal Income for Fixed Assets 該当ありません。 (25)固定資産等処分損明細表 Disposal Losses for Fixed Assets 区分 有形固定資産 土地 建物 リース資産 その他 無形固定資産 その他 合計 うち賃貸等不動産 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) (26)賃貸用不動産等減価償却費明細表 Depreciation for Real Estate Held for Lease 該当ありません。 (27)海外投融資の状況 Overseas Investments and Loans ①資産別明細 Breakdown by Assets イ. 外貨建資産 Foreign-Currency Denominated Assets 該当ありません。 ロ. 円貨額が確定した外貨建資産 Fixed-Yen Value Foreign-Currency Denominated Assets 該当ありません。 ハ. 円貨建資産 Yen-Denominated Assets 区分 非居住者貸付 公社債 (円建外債) ・その他 小計 2013年度末 End of FY2013 Item 金額 Amount 占率 Percentage Loans to non-resident — — Public & Corporate Bonds(Foreign Bonds in Yen)and Others 3,449 100.0 Sub Total 3,449 100.0 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 占率 Percentage — — 3,741 100.0 3,741 100.0 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount 占率 Percentage 3,449 100.0 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 占率 Percentage 3,741 100.0 (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) 二. 合計 Total 区分 海外投融資 Item Overseas Investments and Loans (単位:百万円、%) (Unit:Million JPY, %) (注) 「円貨額が確定した外貨建資産」は、為替予約が付されていることにより決済時の円貨額が確定し、当該円貨額を資産の貸借対照表価額としているものです。 49 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 ②地域別構成 Breakdown by Region 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 区分 Item 外国証券 Foreign Securities 非居住者貸付 公社債 株式等 Nonresident Loans Public and Corporate Bonds Stocks and Others 占率 金額 金額 占率 金額 占率 金額 占率 Amount Percentage Amount Percentage Amount Percentage Amount Percentage 外国証券 Foreign Securities 非居住者貸付 公社債 株式等 Nonresident Loans Public and Corporate Bonds Stocks and Others 金額 占率 金額 占率 金額 占率 金額 占率 Amount Percentage Amount Percentage Amount Percentage Amount Percentage 北米 North America 919 26.7 919 26.7 — — — — 812 21.8 812 21.8 — — — — ヨーロッパ Europe 1,307 38.0 1,307 38.0 — — — — 1,706 45.7 1,706 45.7 — — — — オセアニア Oceania 609 17.7 609 17.7 — — — — 913 24.5 913 24.5 — — — — アジア Asia 500 14.6 500 14.6 — — — — 199 5.4 199 5.4 — — — — 中南米 Latin America 100 2.9 100 2.9 — — — — 100 2.7 100 2.7 — — — — 中東 Middle East — — — — — — — — — — — — — — — — アフリカ Africa — — — — — — — — — — — — — — — — 国際機関 Int'l agencies — — — — — — — — — — — — — — — — 3,438 100.0 3,438 100.0 — — — — 3,732 100.0 3,732 100.0 — — — — 合計 Total (単位:百万円、%) (Unit : Million JPY, %) ③外貨建資産の通貨別構成 Foreign-Denominated Assets by Currency 該当ありません。 (28)海外投融資利回り Yield on Overseas Investments and Loans 区分 海外投融資利回り Item Yield on Overseas Investments and Loans 2014年度 FY2014 0.82 (単位:%) (Unit : %) 2013年度 FY2013 1.06 (29)公共関係投融資の概況 (新規引受額、貸出額) Public-relations Associated Investments and Loans (New amount of Acceptance and Loans) 該当ありません。 (30)各種ローン金利 Interest on Each Type of Loan 該当ありません。 (31)その他の資産明細表 Other Assets 資産の種類 商品券 その他 合計 Item Gift Coupon Others Total 取得原価 Acquisition — 当期増加額 Increase — 0 0 0 0 当期減少額 減価償却累計額 Decrease Accumulated Depreciation — — — — — — 期末残高 End of FY2014 — 摘要 Remarks — 0 — 0 — (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 50 Ⅵ −5 有価証券等の時価情報 (一般勘定) VI-5 Securities with a Fair Value (General Accounts) (1)有価証券の時価情報 Securities with a Fair Value ①売買目的有価証券の評価損益 Price Valuation Gains (or Losses) on Securities Held for Trading 該当ありません。 ②有価証券の時価情報 (売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) Securities with a Fair Value (Securities with a Fair Value - Except for Securities Held for Trading) 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 区分 Item 満期保有目的の債券 Bonds Held to Maturity 責任準備金対応債券 Bonds Held to ALM 子会社・関連会社株式 Shares of Subsidiaries and Affiliated Companies その他有価証券 Other Securities Available for Sale 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities 公社債 Public and Corporate Bonds 株式等 Stocks and Others その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 合計 Total 公社債 Public and Corporate Bonds 株式 Stocks 外国証券 Foreign Securities 公社債 Public and Corporate Bonds 株式等 Stocks and Others その他の証券 Other Securities 買入金銭債権 Monetary Claims Purchased 譲渡性預金 Negotiable Deposits その他 Others 差損益 帳簿価額 時価 Unrealized うち差益 Carrying Value Fair Value Gains/Losses Gains うち差損 帳簿価額 時価 Losses Carrying Value Fair Value うち差益 Gains うち差損 Losses — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — 15,171 15,654 482 486 4 16,175 16,950 774 779 4 9,742 9,911 169 173 3 10,243 10,497 253 256 3 — — — — — — — — — — 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 — — — — — — — — — — 2,023 2,304 280 281 0 2,220 2,720 499 499 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — 15,171 15,654 482 486 4 16,175 16,950 774 779 4 9,742 9,911 169 173 3 10,243 10,497 253 256 3 — — — — — — — — — — 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 3,406 3,438 31 32 0 3,710 3,732 21 22 1 — — — — — — — — — — 2,023 2,304 280 281 0 2,220 2,720 499 499 — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — (注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。 51 差損益 Unrealized Gains/Losses Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 — — — (単位:百万円) (Unit : Million JPY) 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は下記のとおりです。 The Table below Shows the Carrying Value of Securities, which is Extremely Difficult to be Measured the Fair Value. 区分 満期保有目的の債券 非上場外国債券 その他 責任準備金対応債券 子会社・関連会社株式 その他有価証券 非上場国内株式 (店頭売買株式を除く) 非上場外国株式 (店頭売買株式を除く) 非上場外国債券 その他 合計 Item Bonds Held to Maturity Unlisted Foreign Bonds Others Bonds Held to ALM Shares of Subsidiaries and Affiliated Companies Other Securities Available for Sale Unlisted Domestic Stocks (excluding OTC Stocks) Unlisted Foreign Stocks (excluding OTC Stocks) Unlisted Foreign Bonds Others Total 2013年度末 End of FY2013 — — — — — 70 70 — — — 70 2014年度末 End of FY2014 — — — — — 70 70 — — — 70 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) (2)金銭の信託の時価情報 Money Trusts with a Fair Value 該当ありません。 (3)デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) Derivative Transactions with a Fair Value (Aggregate of transaction with and without applying hedge accounting) 該当ありません。 Ⅶ. 保険会社の運営 VII. INSURANCE COMPANY MANAGEMENT ISSUES Ⅶ −1 リスク管理の体制 VII-1 Risk Management Structure 8ページをご参照ください。 Ⅶ −2 法令遵守の体制 VII-2 Compliance Structure 9ページをご参照ください。 Ⅶ −3 法第百二十一条第一項第一号の確認 (第三分野保険に係るものに限る)の合理性及び妥当性 VII-3 Adequacy of Policy Reserve for 3rd Sector Policies 保険業法第百九十九条により準用する保険業法第百二十一条第一項第一号の規定に基づき、第三分野の保険契約の責任準備金につ いて積立の合理性及び妥当性について以下のとおり検証を行いました。 (1) 第三分野における責任準備金の積立の適切性を確保するための考え方 平成10年大蔵省告示第231号及び平成12年6月金融監督庁・大蔵省告示第22号の規定に基づき、過去の保険金等の支払実績の推 移をもとに、将来10年間の各年度において、保険事故発生率が変動することによる保険金等の増加を確率97.7%でカバーする水準の積 立額を保険料積立金として、確率99%でカバーする水準の積立額を危険準備金として確保するものとしております。 (2) 将来の保険金等の増加を一定確率でカバーする水準の発生率の設定方法 上記計算のために、過去3年間の保険金等の支払実績の推移をもとに将来の発生率の変動を予測し、支払増加のリスクを確率99%およ び97.7%の水準でカバーする発生率を設定しております。その設定方法の合理性・妥当性について、保険数理に基づき確認を行いました。 (3)負債十分性テスト、ストレステストの結果 (保険料積立金、危険準備金の額) 区分 保険料積立金 危険準備金 Item Premium Reserves Contingency Reserves 2013年度末 End of FY2013 454 76 2014年度末 End of FY2014 560 70 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Ⅶ −4 当該生命保険会社が法第百五条の二第一項第一号に定める生命保険業務に係る手続実施基本契約を 締結する措置を講ずる当該手当実施基本契約の相手方である指定生命保険業務紛争解決機関の商号又は名称 VII-4 Trade Name or Denomination of the Designated Dispute Resolution Organization 11ページをご参照ください。 Ⅶ −5 個人情報保護について VII-5 Protection of Personal Data 10ページをご参照ください。 Ⅶ −6 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 VII-6 General Policy on Addressing Anti-Social Forces 11ページをご参照ください。 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 52 Ⅷ. 特別勘定に関する指標等 VIII. SEPARATE ACCOUNT Ⅷ −1 特別勘定資産残高の状況 VIII-1 Balance of Assets in the Separate Account 区分 個人変額保険 個人変額年金保険 団体年金保険 特別勘定計 Item Individual Variable Life Insurance Individual Variable Annuity Group Pension Total 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount — 705 — 705 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount — 974 — 974 Ⅷ −2 個人変額保険および個人変額年金保険特別勘定資産の運用の経過 VIII-2 Investment Changes to Assets of Individual Variable Life, Individual Variable Annuity Separate Account ●個人変額年金保険特別勘定 直近1年騰落率 Return from last FY 設定来騰落率 Return from Launch Date 27.2 88.9 26.3 65.4 8.7 43.7 0.01 1.3 14.6 73.0 23.3 61.7 43.6 417.1 UBS(Lux)マネー ・マーケット・ファンド—米ドル USB (Lux) Money Market Fund-USD 16.4 12.2 UBS(Lux)マネー ・マーケット・ファンド—ユーロ USB (Lux) Money Market Fund-EUR △ 9.2 25.7 主たる投資対象となる投資信託 Invested Investment Fund 国内株式型 (A) (2001年12月設定) Domestic Stock (A) 国内株式型 (B) (2001年12月設定) Domestic Stock (B) 国内株式型 (C) (2001年12月設定) Domestic Stock (C) 国内短期資金型 (2001年12月設定) Domestic Short-term 総合型 (2001年12月設定) Composite of Bond and Stock 外国株式型 (A) (2001年12月設定) Foreign Stock (A) 外国株式型 (B) (2002年5月設定) Foreign Stock (B) 外国短期資金型 (A) (2001年12月設定) Foreign Short-term (A) 外国短期資金型 (B) (2002年5月設定) Foreign Short-term (B) フィデリティ ・日本成長株・ファンドVA3 [適格機関投資家専用] Fidelity Japan Growth Fund VA3 ドイチェ・ジャパンファンドPF Deutsche Japan Fund PF メロン中小型成長株ファンドVA [適格機関投資家専用] Mellon Mid-Smaller Growth Equity Fund VA フィデリティ・マネー・プール Fidelity Money Pool ピクテ・グローバル・バランスZ [適格機関投資家専用] Pictet Global Balance z 適格機関投資家私募 アライアンス・バーンスタイン・グローバル・グロース・オポチュニティーズ-1 Alliance Bernstein Global Growth Opportunities -1 HSBCチャイナファンドVA [適格機関投資家専用] HSBC China Fund VA (単位:%) (Unit : %) <特別勘定インデックスの推移> 240.0 220.0 240.0 国内株式型(A) 220.0 200.0 2015年3月31日 188.86 180.0 180.0 160.0 140.0 140.0 120.0 120.0 100.0 100.0 80.0 80.0 60.0 60.0 01/12/3 220.0 04/8/2 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 01/12/3 110.0 国内株式型(C) 108.0 200.0 106.0 180.0 104.0 160.0 2015年3月31日 143.70 140.0 120.0 04/8/2 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 国内短期資金型 102.0 2015年3月31日 101.30 100.0 98.0 100.0 96.0 80.0 94.0 60.0 92.0 90.0 40.0 01/12/27 04/8/21 07/4/16 09/12/9 Zurich Life240.0 Insurance Company Ltd Annual Report 2015 220.0 2015年3月31日 165.42 40.0 40.0 53 200.0 160.0 240.0 国内株式型(B) 総合型(A) 12/8/3 15/3/31 01/12/3 240.0 220.0 04/8/2 外国株式型(A) 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 100.0 96.0 80.0 94.0 60.0 92.0 90.0 40.0 01/12/27 240.0 220.0 04/8/21 07/4/16 09/12/9 12/8/3 15/3/31 01/12/3 240.0 総合型(A) 220.0 200.0 2015年3月31日 173.04 160.0 120.0 120.0 100.0 100.0 80.0 80.0 60.0 60.0 40.0 15/3/31 外国株式型(A) 2015年3月31日 161.66 40.0 01/12/3 04/8/2 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 01/12/3 240.0 外国株式型(B) 220.0 640.0 04/8/2 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 外国短期資金型(A) 200.0 580.0 2015年3月31日 517.06 520.0 460.0 180.0 160.0 400.0 140.0 340.0 120.0 280.0 2015年3月31日 112.21 100.0 220.0 80.0 160.0 60.0 100.0 40.0 40.0 02/5/8 220.0 12/7/30 160.0 140.0 240.0 09/11/30 180.0 140.0 700.0 07/4/2 200.0 180.0 760.0 04/8/2 04/12/5 07/7/5 10/2/1 12/8/31 01/12/3 15/3/31 04/8/2 07/4/2 09/11/30 12/7/30 15/3/31 外国短期資金型(B) 200.0 180.0 160.0 140.0 2015年3月31日 125.72 120.0 100.0 80.0 60.0 40.0 02/5/8 04/12/5 07/7/5 10/2/1 12/8/31 15/3/31 Ⅷ −3 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況 VIII-3 Individual Variable Life and Individual Variable Annuity ●個人変額保険 該当ありません。 ●個人変額年金保険 (1) 保有契約高 Amount of Business In-force 区分 個人変額年金保険 2013年度末 End of FY2013 2014年度末 End of FY2014 Item 件数 No. of Policies 金額 Amount 件数 No. of Policies 金額 Amount Individual Variable Annuities 261 796 190 482 (単位:件、百万円) (Unit : No. of policies, Million JPY) (2)年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳 Assets at Year-end of Individual Variable Annuity Separate Account 区分 現預金・コールローン 有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 貸付金 その他 貸倒引当金 合計 Item Cash Deposit, Call Loans Securities Public and Corporate Bonds Stocks Foreign Securities Public and Corporate Bonds Stocks and Others Others Loans Others Reserve for Bad Debts Total 2013年度末 End of FY2013 金額 Amount 構成比 Percentage 2 0.3 951 97.7 — — — — 166 17.0 — — 166 17.0 785 80.7 — — 20 2.0 — — 974 100.0 2014年度末 End of FY2014 金額 Amount 構成比 Percentage 1 0.2 698 99.1 — — — — 74 10.5 — — 74 10.5 624 88.6 — — 5 0.7 — — 705 100.0 (単位:百万円、%) (Unit : Million JPY, %) Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 54 (3)個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況 Investment Balance of Individual Variable Annuity Separate Account 区分 利息配当金等収入 有価証券売却益 有価証券償還益 有価証券評価益 為替差益 金融派生商品収益 その他の収益 有価証券売却損 有価証券償還損 有価証券評価損 為替差損 金融派生商品費用 その他の費用 収支差額 2013年度 FY2013 2014年度 FY2014 金額 Amount 金額 Amount — — 107 115 — — 88 37 — — — — — — 0 — — — 0 17 — — — — — — 195 135 (単位:百万円) (Unit : Million JPY) Item Interest and Dividends Profit on Sales of Securities Profit on Redemption of Securities Price Valuation Gain from Securities Foreign Exchange Gains Gain from Finacial Derivatives Other Investment Income Loss from Sales of Securities Loss from Redemption of Securities Price Valuation Loss from Securities Foreign Exchange Loss Expenses from Financial Derivatives Other Expenses Net Profit/Loss (4)個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報 Fair Value of Securities Related to Individual Variable Annuity Separate Account ①売買目的有価証券の評価損益 Price Valuation Gains (or Losses) of Securities Held for Trading 2014年度末 End of FY2014 2013年度末 End of FY2013 当期の損益に含まれた評価損益 Gains/Losses in Valuation (Included on P&L Statement) 貸借対照表計上額 Book Value 売買目的有価証券 Securities held for trading purposes 951 88 貸借対照表計上額 Book Value 当期の損益に含まれた評価損益 Gains/Losses in Valuation (Included on P&L Statement) 698 ②金銭の信託の時価情報 Money Trusts with a Fair Value 該当ありません。 ③個人変額年金保険特別勘定のデリバティブ取引の時価情報 (ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) Derivative Transactions with a Fair Value (Aggregate of transaction with and without applying hedge accounting) 該当ありません。 Ⅸ. 保険会社及びその子会社等の状況 IX. THE COMPANY AND ITS SUBSIDIARIES 該当ありません。 55 Zurich Life Insurance Company Ltd Annual Report 2015 20 (単位:百万円) (Unit:Million JPY) チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド 日本支店 〒 164-0001 東京都中野区中野 4-10-2 中野セントラルパークサウス 16 階 TEL : 03-6832-1101 (大代表) FAX : 03-6832-1620 http://www.zurichlife.co.jp/ ※本誌は保険業法第199条において準用する同法第111条に基づいて 作成したディスクロージャー資料です。 チューリッヒ生命 (チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド) 〒164-0001 東京都中野区中野4丁目10番2号 中野セントラルパークサウス16階 TEL 03-6832-1101 FAX 03-6832-1620 この冊子はユニバーサルデザインフォントを使用しています。
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