発ガン性物質が入った食品を売る

発ガン性物質が入った食品を売る
イオン
野々市上林店
牛 肉 (アメリカからの輸入肉)
2005年アメリカテキサス州で2頭目のBSE狂牛病牛が見つかった。
その牛はペットフード工場に送られて、家畜の飼料として骨肉粉に加工
された。牛を原料にした家畜への飼料は日本では禁止されているが、アメ
リカでは牛・豚・鶏の飼料に使える。
その結果狂牛病になっても公的に公表されない牛が骨肉粉に加工されて
家畜の飼料となり、それを餌にした牛の肉が日本に輸入されている可能性
がある。
日本に輸入する牛肉は、BSE病原体が溜まりやすい箇所を全て除去し、
生後20ヶ月以下の牛のみとしているが、アメリカ側の判断基準は「肉を
見て20ヶ月以下だと判断する」などといい加減な基準である。
肉を見て20ヶ月か21ヶ月か判断出来るかどうか疑問である。
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また骨肉粉にした餌を食っている牛は、体内に病原体が蓄積している可
能性があるが、それを判断する検査は現在行われていない。
このようなアメリカ産輸入牛肉が、そのまま国内市場に流通しているの
で怖い話である。
牛を太らせる方法(女性ホルモン剤を使用)
牛を効率よく太らせるために、女性ホルモン剤を小さなペレットにして
若い牛の外耳の皮下に埋め込み吸収させる。
女性ホルモン剤には天然系と合成系があり、合成系は残留性が高いが、
アメリカではそれをあえて使用している。
このホルモン剤はたとえ微量でも、体外から摂取すると危険性がある。
たとえば妊婦の女性が摂取すると胎児の体内ホルモンのバランスを崩す
恐れがあるからだ。
霜降り牛肉に注意
霜降り牛肉は不自然な餌で、人工的に作られた肉で筋肉に脂肪が入った
病的な肉である。
日本人は白い脂肪が綿密に入った肉が、高級品と勘違いしている。
霜 降 り 牛 肉 の 代 表 的 な の は 「 黒 毛 和 牛 」「 松 阪 肉 」「 神 戸 牛 」 な ど が あ る
が 、柔 ら か く て 霜 降 り が 多 い 肉 ほ ど 、人 工 的 に 飼 育 さ れ た 病 的 な 肉 で あ る 。
このような牛の飼育方法は、雄牛を生後3ヶ月~4ヶ月で去勢し、更に
女性ホルモン剤を使って太らせ、餌にトウモロコシ・大麦・大豆かすなど
を大量に与える。
すると牛の肝臓が痛み筋肉に脂肪が蓄積するのだ。
このように病気になった牛の肉が霜降り肉で、それを食して人体にいい
はずがない。
人間の体内に脂肪は必要だが、適正量は摂取エネルギーの20~25%
で、平均的には1日約50グラムぐらいである。
しかし脂肪を摂りすぎると大腸内に発ガン促進物質が蓄積され、血中コ
レストロールが上昇するので注意が必要である。
人工的に作った霜降り肉
飼 育 場 で 飼 育 し た 牛 で な く 、工 場 と か ス ー パ ー が 作 っ た「 成 形 霜 降 り 肉 」
がある。この肉は脂身に接着剤として食品添加物を加えて混ぜる。
これを冷凍して固めて切ればサイコロステーキになる。
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豚肉
豚は病気になりやすい。
豚の飼育場は一畳ほどの広さに豚2頭を飼育するが、成長した豚は体重
110㎏ほどになり豚同士の体が触れる。
豚は意外と繊細な動物なのでストレスが起きて胃潰瘍が起きやすくなる。
更に床に排泄される膨大な糞・尿は強烈なアンモニア臭で、そこで生活
する豚は呼吸器の粘膜がただれて肺炎になる。
もちろん肉に悪臭がしみこむから肉の味も悪くなる。
このような悪い環境で豚を飼育するので、豚は慢性的に様々な病気にな
るが、そのような病気の治療や予防に抗生物質合成抗生剤を大量に使用す
るのである。
このように1頭が病気になると、群れの全てに抗生物質が使用されるの
で、最近では使用する抗生物質に対し耐性菌が発生し、豚の病気がなかな
か治らない。
また養豚に使われる抗生物質は成長促進剤として、生まれて間もない子
豚にも使用されている。
このような使われ方が始まったのは1950年代で、その当時には効果
があったが、それに対する耐性菌が発生し、発生した耐性菌に効く抗生物
質を繰り返し作って使用するので現代では更に強い抗生物質を作らなけれ
ばならなくなり、豚は薬漬けの状態になっている。
そのような豚肉を食する人間に悪影響がないとは言えないし、このよう
に薬漬けにされた豚肉は、全国各地のスーパで何食わぬ顔で販売されてい
るので注意が必要だ。
鶏肉
東京都は2002年~ 2003年に都内のスーパー5店舗の鶏肉210
品を立ち入り検査した。
その結果70%の肉から食中毒菌であるカンピロバクター菌が検出され
た。そしてその内の59%が抗生物質耐性菌で、このような肉を食べて食
中毒を起こしても、抗生物質が効かないので大変危険である。
一般に抗生物質が残留しているのはブロイだーで、ブロイダーの飼育は
たたみ1畳位のスペースに、30~50羽近くを押し込む超過密状態で飼
育する。
ひよこのうちは動けるゆとりがゆとりがあるが、成長するとぎっしり詰
め込まれた過密状態になり、このような状態で一旦病気が発生すると、他
の鶏えの被害が拡大する。
大規模養鶏場では窓のない鶏舎で照明・換気・室温を調整し、餌を大量
に与えて早く太るように飼育し、餌の中にはもちろん抗生物質や合成抗生
物質を大量に混ぜている。
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また気持ち悪い話ではあるが、鶏たちは自分たちが排出した糞をついば
むので、再び体内に菌が入り耐性を持った抗生物質にある程度消滅させら
れるが、一部はその抗生物質にも耐性を持つ菌が現れ、結果的に強力な多
剤耐性菌になっていく。
このように薬漬けになっている鶏肉を食べるのはかなり問題である。
更に輸入鶏肉の中にVRE(バンコマイシン耐性超球菌)という、全て
の抗生物質が効かない細菌が、1998年にフランスの鶏肉の中から50
%タイ産から21%ブラジル産から9%、その後アメリカや中国の鶏肉か
らもVREが検出されている。
このように畜産で使われる大量の抗生物質によって、強力な耐性菌の汚
染が一番高いのは鶏肉である。
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