NEWSLETTER No.31.pub

No. 31
2008年 秋号
国際交流センター
発行:金城学院大学
学生支援部
国際交流センター
Center for International Exchange Programs(C.I.E.P.)
アメリカからの留学生、三味線と長唄を披露
7月18日 (金)
2008年度前期で帰国した7名の
留学生の帰国送別会を行いました。
送別会のオープニングでは、アメ
リカ人留学生による三味線と長唄の
披露や、クワイアと箏曲部によるパ
フォーマンスが
行われました。
クワイア
箏曲部
三味線と長唄
※詳細は、7ページへ
柏木哲夫学長
杭州師範大学訪問
目次:
5月16日~19日
杭州師範大学(中国浙江省杭州市)創立100周年記念式典
に、柏木哲夫学長が招待されました。記念行事の一環「国際
学長フォーラム」では、「金城学院大学の歴史と21世紀への
挑戦」と題して発表され、同大ならびに各国代表者との交流
を深められました。
1
◆国際交流協定大学紹介
2
◆2007年度交換・認定留学生帰国報告
4
◆夏期 海外語学研修旅行
5
◆国際交流センター活動報告4~10月
6
◆留学生のその後
7
◆国際交流センターからのお知らせ
8
協定締結:2005年 交換留学
2008年度実績:交換1名 受入交換1名
タイ パヤップ大学
Payap
University
伊藤さんに聞いた
★
チェンマイ県
チェンマイ市
バンコク
パヤップ大学第1回交換留学生の伊藤 葵さん(文
学部言語文化学科3年)に、タイやパヤップ大学に
ついて伺いました。
パヤップ大学のInternational College
は、とても国際色豊かでいろいろな国
の学生が学んでいますが、日本人が少
ないというところが魅力です。また、今
はルームメイトがアメリカ人なので、彼
女からも英語を吸収するチャンスがあ
り、恵まれた環境です。 授業以外で
は、部活動(ソフトボール部)に参加していて、タイ人学生との
交流も深めています。
10月の休暇には、ラオスやベトナムを旅行し
ました。タイとはまた違った様子だったので、自
分の見聞をより広げることができたと思います。
11月から新学期が始まりました。また新たな気
持ちで、全力を尽くしてがんばります!
Intensive English Program
パヤップ大学
IEPのクラスは3つのレベルに分かれて
いて、クラスメイトはタイ人や韓国人、中国
人、ブラジル人など。スピーキングやリスニ
ングなど、TOEFLのための授業が英語で行わ
れます。学生同士の会話もすべて英語なの
で、英語でのコミュニケーション能力向上に
は、とても良い環境です。
つのポイント
日本語学科の学生
日本語学科の学生とは、個人的に交流
をしています。昨年度金城に留学していた留
学生や、これから留学する学生さんたちと日
本語とタイ語の相互学習をできる貴重な場に
なっています。
寮
寮では約200人ほどが生活をしていて、
International Collegeに通う外国人の大半が
ここで暮らしています。部屋はシェアで、バ
ス・トイレ付き。キッチンがないので、食事
は寮の食堂で取るか、外食です。ロビーと食
堂はみんなの溜まり場で、行けば必ず誰かい
て楽しめますよ。
大学の授業
タイの人々
タイの人たちは、とてもフレンドリー。
顔を合わせばすぐに微笑み、挨拶をします。
学生たちは、外出するときは必ず誰かと一
緒。初対面の人でもすぐに受入れてくれ、寮
の廊下ですれ違えば、たいてい誘ってくれま
す。また、日本と違って時間にはルーズです
が、その分のんびりした生活ができます。
チェンマイ
タイ人と外国人留学生の割合は半々で、
その中でも日本人は私一人だけです。English
Communication学科では英語や社会言語学
を学び、その他はタイ語とタイダンスの授業
を履修しています。タイ語の授業は英語で行
われ、文字の読み方や挨拶、発音練習など、
タイ語を基礎から学ぶことができます。
週末に開かれるマーケットやナイト・
バザールはまるでお祭りのようです。いろい
ろな食べ物や珍しいものが並び、何度行って
も楽しめる場所。ショッピングモールもある
ので、映画やカラオケ、買い物を楽しんだ
り、少し足を伸ばせば、お寺や山、滝、動物
園、温泉などで遊ぶこともできます。
協定締結:2006年 派遣留学 認定留学
2008年度実績:派遣4名 認定12名
アメリカ ハイライン・コミュニティ・カレッジ
★
国際交流協定校
8カ国16大学から
4カ国5校を紹介!!
Highline
Community
College
ここが自慢
です!
ワシントン州
デモイン市
ワシントンD.C.
Highline
Community
College
語学力アップ!
きれいなキャンパス
様々な国の留学生
TOEFLやTOEICの点数
が、出発前に比べ大幅
にアップした学生が続
出!確実に英語力をつ
けることができます。
運河と山々に囲まれた
美しいキャンパス。シ
アトルのダウンタウン
へのアクセスも、車で
20分と便利です。
いろいろな国からの留
学生がいて、国際色豊
か。様々な国の友達が
でき、視野が広がりま
す。
ホームステイも安心
Kaplan
Kaplanが厳選したホス
トファミリーだから安
心。家でも英語力を磨
けます。
ハイライン提携の語学
学校・Kaplanで、英語
の基礎を学びます。カ
レッジの設備を使える
ので、とっても充実。
日本語でのサポート
インターンシップ
多様な専門分野
日本人のアドバイザー
がいるので、いざとい
う時は日本語で相談す
ることがで
き、大変心
強いです。
幼稚園、旅行会社、ホ
テル、空港などでのイ
ンターンシップを通じ
て、英語に加えて専門
知識も伸ばせます。
100以上の専門分野か
ら、好きな科目を履修
できます。クラスは少
人数制で、きめ細かい
指導を受けることがで
きます。
2
『タスマニア大学は勉強に
もってこいの環境です!』
タスマニア大学 留学スケジュール
2月上旬
2月中旬~6月上旬
出発
6月中旬
▶ELC受講
✈✈✈
▶IELTS*試験
タスマニア大学付属のEnglish
Language Centre (ELC)で、
スピーキング、ライティング、
リスニング、文法などを学び
ます。後半のモジュールは、
IELTS*の準備コースを受講
することもできます。
留学生の声
町井 香奈江 さん
7月上旬~11月上旬
11月下旬
▶大学授業
(文学部英語英米文化学科3年)
私は、日本語に関す
る科目とアジア研究の科目を履
修しました。大学は、宿題やレ
ポートが多く、なかなか休む間
がありません。期末テストも本当
に大変でしたが、図書館に通
い、毎日がんばりました。
留学生活ももうあと少しとなりま
した。。残りの時間もめいっぱい
楽しみたいです。
タスマニア大学の正規授業を履
修するためには、IELTS 6.0また
はTOEFL iBT80(TOEFL-ITP550相
当)を取得していなくてはなり
ません。6月中旬のテストに向
けて、留学生たちはみんな
必死で勉強をします。
✈✈✈
授業科目は、クラス全員が出席す
る“Lecture”と少人数に分かれる
“Tutorial”があります。1学期に履
修する科目は3~4科目ですが、
1科目につき週3回ほど授業があ
り、予習や復習、課題に追わ
れ忙しい毎日を過ごします。
日本へ
帰国
淑明の歴史
協定締結:1994年 交換留学
2008年度実績:交換0名 受入交換2名/短期6名
韓国 韓南大学校
韓国語の授業
韓国語学堂で行われる授業は「読
み・書き・聞き、会話」に分かれて
いて、レベルは5つ。クラス毎で人
数も異なり、学生から軍人の人まで
と、バラエティー豊かなクラスメイ
トがいます。
★
ソウル特別市
チューター
大学の授業
様々なイベント
語学堂のクラス別の発表会や、各国
の料理を持ち寄るお祭り、フィール
ドトリップなどがあり、いろいろな
人と交流できます。また、学園祭で
は、お店のほとんどが居酒屋で、活
気があって驚きます。
石橋 みのり さん
(文学部英語英米文化学科2年)
とにかくIELTSをパスするために、勉強!勉
強!勉強!の毎日でした。ELCのIELTS のクラ
スでは、嫌というほど特訓をさせられるので、テ
スト形式に自然と慣れることができます。テスト
前の1ヶ月間は、今までで一
番プレッシャーを感じた時
期で、毎日危機感でいっ
ぱいでした。
当日は、恐怖心半分と
Take it easy精神半分と
いう複雑な心境で臨みま
したが、無事パスすること
ができました。本当
にうれしいです!
ホストシスターと
淑明女子大学校は、韓国で初の
私立女子校です。2006年に創学
100周年を迎えた、伝統のある
大学です。
授業は朝10時から夜10時まで開
講されています。韓国語の授業
は会話が中心で、ゲームを交え
ながら学びます。英語を履修す
ると、毎週宿題があり、プレゼ
ンテーションや劇も行います。
淑明の学生は本当に勉強熱心
で、そんな姿にはいつも刺激を
受けます。図書館は24時間開い
ていて、テスト前になると図書
館で夜を過ごす学生も少なくあ
りません。
タスマニア州
ホバート市
キャンベラ
★
淑明女子大学校
こんな大学
!
淑明には多くの勉強サークルが
あります。日本語を学ぶサーク
ルでは、私たちが日本語を教
え、反対に韓国語を教えてもら
う、相互学習を行うことができ
ます。
夏休み中、大学の授業が開講さ
れない間は、任意で見つけた語
学学校に通う留学生もいます。
フリートーキングが多く行われ
るクラスなど、大学とは違った
授業を受けるチャンスもあるの
で、会話力が高まります。
淑明女子大学校
協定締結:1995年 交換留学
2008年度実績:交換2名 受入交換2名
★
大田広域市
韓南大学校
韓国 淑明女子大学校
Sookmyung
Women’s University
留学生には、生活をサポートする
チューターがつきます。みんな親切
でとても親身になってくれ、留学生
活の大きな支えになります。
基本どの科目も履修可能。日文学科
(日本語専攻)には、留学生のため
の授業もあり、日本語で韓国の歴史
について学べます。日文学科の学生
も参加しているので、両国の意見交
換の良い場となります。
University of
Tasmania
夏休みの過ごし方
大田市
韓国5番目の都市・大田(テジョン)
は科学技術都市として知られ、ソウ
ルから南東にバスで約3時間、KTX
(高速鉄道)で1時間の距離です。
留学生の声
オーストラリア タスマニア大学
サークル活動
こんな大学!
勉強熱心な学生
韓南大学校
授 業
Hannam
University
*IELTS(アイエルツ):
International English
Language Testing Systemの略
で、主にオーストラリアやイ
ギリス、ニュージーランドな
どで採用されている、英語力
判定テストです。
協定締結:2001年 交換留学
2008年度実績:交換2名 受入交換2名
番外編
大学校
淑明女子
換
受入れ交 み
夏休
留学生の
毎年、石川県で行われている、日本文化体験プログラム『ジャパンテント』
に、淑明女子大学校からの交換留学生、曹賢廷さんが参加しました。
チョ
ヒョンジョン
ジャパンテントには、多くの留学生や研修生が参加し、
様々な日本文化を体験しました。私は白山市にある白山に
登り、茶道、書道、勾玉作り体験をしました。
ホームステイもして、ホストファミリーと一緒に茶道の
クラスに参加したり、金沢の有名な兼六園に行ったりしま
した。みなさん優しく、おいしい食べ物も食べさせてもら
え、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
各国の友だちを作ることもできたし、日本について学び
ながら、一生忘れられない素敵な思い出を作ることができました。ぜひ他の
留学生たちにもジャパンテントに参加してもらいたいと思います!!
3
イギリス
リバプール・ジョン・モアーズ大学
ロンドン・メトロポリタン大学
フランス
ジャン・ムーラン・リヨン第3大学
中国
吉 林 大 学
2007年度後期から、
イギリス・フランス・中国の協定校へ
留学した学生からの報告です。
吉林大学
文学部 言語文化学科 4年
ジャン・ムーラン・リヨン第3大学
岡野 礼実 さん
長春市は、中国の東北部に位置し、静かで落ち着いた雰囲気
の街です。春はとても短く、1年の半分は冬が占めており、冬場
の最低気温は、マイナス20度ぐらいになります。
吉林大学は中国の重点大学に指定されていている総合大学
で、学生総数は約8万人を誇ります。授業は、総合、スピーキン
グ、リスニング、ライティング、リーディングの5つが主要科目で、
その他ビジネス中国語などの選択授業に加え、検定試験(HS
K)前の対策講座も受けることができます。
また、留学中はたくさん旅行にも行きました。遊びに行くことだ
けが目的でなく、語学力を試す大変良い機会になります。
両国の習慣には大きな違いはな
く、すぐに慣れるので、あまり心配しな
くても大丈夫です!とにかく健康には
気をつけて、いろいろな人とたくさん
交流をし、よく遊びつつ、留学の目的
を忘れずによく勉強して、自分の成
長を意識して生活することが大切だ
と思います。 内モンゴルの大雪原にて▶
フランス留学は、ほかの大学
への留学とは違う部分が多いで
す。特に自由が本当に多く与え
られている分、自分自身でやら
なくてはならないことも多くありま
す。とにかく、行動することが
キーワードです。
リヨンは、パリに次ぐフランス第
2の都市で、学生の街でもありま
▲オーケストラのメンバーと
す。授業は、フランス語文法と発
表の訓練を行うクラスが留学生の必修科目ですが、それ以外
は基本的にどの学部のクラスでも履修することができます。
また、勉強だけでなく、オーケストラのグループに所属したり、
日本語の先生のアシスタントとして、日本語をを教えたり、会話
練習の相手をしたり、いろいろな活動をしました。
留学中は家に引きこもらず、とにかくフランス人に積極的に話し
かけましょう。そして笑顔で挨拶をし、「ありがとう」と言うことがと
ても大切です。
ロンドン・メトロポリタン大学
リバプール・ジョン・モアーズ大学
現代文化学部 国際社会学科 卒業
文学部 英語英米文化学科 3年
現代文化学部 国際社会学科 4年 藤井 愛 さん
文学部 言語文化学科 4年 山崎 彩花 さん
文学部 言語文化学科 4年 牧野 知代 さん
吉田 智恵 さん
村上 真菜 さん
リバプールは、リバプールFCやビートルズで有名な街で、学生
が多く、夜でも賑やかです。
私たちが主に通ったMount Pleasant Campusは、ヨーロッパか
らの留学生がとても多く、図書館は24時間開放されているの
で、いつでも勉強することができます。 授業はイギリス人、留学
生混合で受けます。ほとんどの授業で自分の意見・考えを発表
させられ、グループワークがある授業も多かったです。
また、友人や、日本語を勉強している学生、日本に興味があ
る学生たちといろいろなイベントを企画し、楽しみました。
今後留学をする方には、英語
に自信がなくても、一生懸命課
題に取り組み、積極的に現地で
出会う人々と交流するよう心がけ
てほしいです。そして、悩み事や
困ったことがあったら、すぐに周
囲の人に相談してみてください。
みんな優しい人ばかりなので、
きっと助けになってくれますよ。
▲友人と、ハロウィン・パーティで
4
文学部 英語英米文化学科 4年
柳舘 愛美 さん
ロンドンの街はとにかく都会で、中
心部に行くといつもたくさんの人で
にぎわっていて、ショッピング、映
画、美術館、博物館、歴史的な建
物、そしていろいろな国の料理な
どを楽しむことができます。
ロンドン・メトロポリタン大学の特徴
は、国際色が豊かで、日本人が少
ないところです。大学のコースは、ま
▲フラットでフランス人の友人と
ずパート1で主に英語の授業を受け、
文法やエッセイの書き方、スピーキング、リスニングを学び、パー
ト2では必修の英語に加え、大学の授業の中から2科目を自由
に履修することができます。
留学中は積極的に行動し、悩んで考えるよりもとりあえず動くと
いうことが大切だと思います。あとは、とにかく毎日の生活を楽し
むことです。日本では経験できないことがたくさんあるので、時間
を無駄にしないように、いろいろなことにチャレンジしてみるのが
いいと思います。
旅
行
今夏、フランス・アメリカ・中国での海外語学研修旅行に参加した学生からの、研修レポートです。
トゥールーズ・ル・ミライユ大学
(オート=ガロンヌ県トゥールーズ市)
フランス
語学研修
かなえ
2008年度から
スタート!
文学部 言語文化学科2年
水野 和
さん
フランス語を勉強し始めて約1年しかたっていなかったので、語彙力が少なくて心配でしたが、
フランス語が好きでフランスの文化に少しでも触れたいという思いからこの研修に参加しました。
トゥールーズに着いて、最初はどこで何をしたらいいかなど、生活のリズムがまったく掴めません
でしたが、学校が始まってからは、多くの人から地元の情報を得ることが出来たので行動範囲が
広まりました。授業は午前の文法クラス・午後のアトリエという会話クラスがありレベル別で行われ
ました。もちろん日本語も英語も禁止なので、最初は、少ないボキャブラリーを無理に使いながら
必死でついていきました。「何が」・「どこが」わからないかさえ始めは言えず、何よりも大事なのは”
語彙力”だと痛いほど感じました。また、フランスでは自分でイメージして話を作ることや、意欲的
に話すことでとても高い評価がもらえます。毎日先生の使いまわすフレーズを聞いて、部屋に
帰っては思い返し、意味を調べノートに残していきました。それが今とても役に立っています。
学校帰りはお買い物をしたり、皆でご飯を食べたりしていました。日が沈むのが遅かったのでか
なり時間が使えました。大体の休日は朝のマルシェに行ったり、美味しいパンやカフェを探した
り、綺麗な街を散歩しがてら美術館や教会へ行ったりとかなり充実していました。現地でも友達が
出来たので、一緒に食事にいったり、フランス語を教えてもらったり楽しかったです。最後の週に
入り、街を歩いているとよく道を聞かれるようになり、「現地に馴染めたのかな?」と思い、とても嬉
しかったです。 フランスは挨拶をとても大事にする国でバスの乗り降りや、お店の出入りの時に
必ず一言言葉があり、これが自然な会話に繋がっていく素敵な習慣だと思いました。
あまりに充実していたので一ヶ月はあっという間に過ぎていき、離れるときは辛かったです。やっ
とフランス語に慣れてきたので、これからが更に楽しみです。
ゴンザガ大学 (ワシントン州スポケーン市)
文学部 言語文化学科 1年
河井 麻由美 さん
この研修に参加するまでは、物も人も大きく、アメリカ人は日本人より「怖い」というイメージを勝
手に抱いていました。ですが、ゴンザガ大学のスタッフの方々やホスト・ファミリーの優しさにたくさ
ん触れることができ、アメリカに対する見方は変わりました。また、スポケーンの人々はみんな優し
く、すれ違うだけで微笑みかけてくれるので、安心して3週間を過ごすことができました。
英語に関しては、聞く力は成長した気がしますが、単語力や会話力がまだ不十分なので、これ
からもっと勉強をしていきたいと思っています。
研修旅行に参加して、予想以上の経験や体験、思い出ができ、とても満足することができまし
た。また、いつかこのような研修に参加し、自分の力をもう一度試して
みたいと思っています。
吉林大学 (吉林省長春市)
文学部 言語文化学科 2年
竹内 千草
さん
中国で過ごした23日間は、とても中身の濃い日々となりました。
研修中には、今まで学習してきた中国語を生かすことができ、とてもうれしかったです。し
かし、生の中国語に触れ、もっと勉強が必要だと実感しました。午前中は授業で文法や会
話について学び、午後は9月から金城へ留学している学生と街で買い物をしたり、二胡とい
う楽器を実際に弾いたりするなど、中国の文化にもたくさん触れることができました。オー
ダーメイドで作ってもらったチャイナドレスはみんなとてもよく似合っていました。送別会で
は、チャイナドレスを着て、「朋友」と言う歌をお世話になった先生方に披露しました。
今回の研修で得たことを活かし、今後も中国について学んでいきたいと思います。
予告
ドイツで“言葉と文化“の4週間集中コース
「日本人学生のためのサマープログラム」
フライブルク大学(バーデン=ビュルテンベルク州フライブルク市)
フライブルクは、スイス、フランスとの国境に接する地域に位置
フライブルク大学
し、石畳とゴシック建築の教会とベッヒレ(町を流れ
ベルリン
フライブルク
★
る水路)が残る、中世の面影を残す美しい町です。
フライブルク大学は、1457年に創立され、ヨー
ロッパでも最古の大学のひとつであり、ドイツ国内
でも屈指の名門大学として知られています。
ALBERTALBERT-LUDWIGSLUDWIGSUNIVERSITAT FREIBURG
◆応募資格:ドイツに関心がある者
※全くのドイツ語初心者でも応募可
5
5
活動カレンダー
4月
・前期受入れ留学生
来日
5カ国7校の協定校より、15名の留学生が
来日。歓迎ボウリング大会を実施しました。
5月
・ロンドン・メトロポリタン大学
関係者来学・留学説明会
・受入れ留学生ピザパーティー
・前期 留学生との懇親バス旅行(京都)
来日
生15名が
入れ留学
、前期受
桜舞う頃
eu
Clos
国際交流
南禅寺、清水寺、三十三間堂の拝観と八つ橋
作りを体験しました。
p!!
り
初めての八つ橋作
ポットラック・パーティー
6月13日(金)
清水寺をバ
ッ
クに「はい
、チーズ」
・第1回TOEFL-ITP試験
6月
寄
ポットラックとは英語で「一品持ち
。
ます
言い
とを
のこ
り」形式の集まり
菓
やお
料理
得意
留学生や本学学生が、
事
で食
子を持ち寄り、バイキング形式
た。
をしながら、楽しく国際交流しまし
・国際交流 ポットラック・パーティー
・2007年度帰国報告会(米・豪・中・韓)
2007年度にアメリカ・オーストラリア・中国・韓国へ
留学した学生が、留学の成果を発表しました。
・第2回TOEFL-ITP試験
7月
・前期 受入れ留学生
産業スタディ・ツアー
韓国の留
学
して作っ 生が、みんな
で
た
ヂミ」と のは、数種類 協力
の「チ
「豚肉の
炒め
じゃがい
もをすり 物」。
大変だっ
お
たそうで ろすのが
は、有名
す。
の留学生
タイから 「トムヤムク
理
なタイ料 てくれました!
っ
ン」を作 ないい香り♪
ク
エスニッ
が大好きなア
メキシコ料理
生特製の「サ
メリカの留学 モレ」。ト
カ
ルサ」と「ワ プスにつけ
ッ
ルティーヤチ !
す
ていただきま
料理を作っ
て
その料理に くれたみなさんには
、
つ
ました。周 いて説明をしてもら
い
りのみんな
は興味津々
。
どの料理もあっという
間に売り切れでした 。
定
次回はクリスマス・パーティーを予
!
さい
しています。ぜひ参加してくだ
美浜町を代表する観光産業
「南知多ビーチランド」では
イルカショーなどを楽しみ、
その後は、「えびせんべい 酒の守り神「杉
玉」の前で
の里」で工場見学と試食を
たっぷり♪酢と酒作りで有名な半田市では、酢と
酒ができるまでの行程や種類、その歴史について
学びました。
・前期 帰国留学生送別会
8月
・夏期海外語学研修旅行(米・中・仏)実施
・第3回TOEFL-ITP試験
9月
Cl o
後期
留学生との懇親バス旅
行(高山)
p! !
u
e
s
10月15日(水
)
日頃の行いが良いの
か(?)、天候に恵ま
れ
た暖かい一日。見事
な秋晴れの空の下、
小京都とも言われる
高山で、日本を満喫
してきました。
さるぼぼ作り体験。ボンドで服を貼
り付けたり、針と糸でお守りを縫い
付けます。みんなとっても真剣。
6
・後期受入れ留学生 来日
後期は新たに9名が来日し、受入れ留学生は
計22名になりました。
・第4回TOEFL-ITP試験
10月
・オーストラリア語学研修旅行 募集説明会
・後期 留学生との懇親バス旅行(高山)
・2007年度帰国報告会(英・仏・中)
合掌造りの古民
家が見られる
「飛騨民俗村」では、
さるぼ
ぼ作りを体験。古い町
並みの散策中は、飛騨
牛コロッケや高山ラー
メン、牛串など、美味
しい食べ物を思いっき
り堪能しました!
古い日本の民家や町並
みの中、学部学科学年
、
国を超えて参加したみ
なさんがそれぞれいと
い
ろいろな人と交流を深
めることができました
。
6
こちらの報告会の詳細は、4ページへ
・ウエスト・バージニア大学 関係者来学
留学説明会
・ハイライン・コミュニティ・カレッジ
関係者来学・留学説明会
・ウエスタン・シドニー大学 関係者来学
留学説明会
・受入れ留学生主催
ハロウィン仮装パーティー
参加者全員で仮装しました。
up!!
Close
前期
受入れ留学生 帰国送別
会
7月18日(金)
「2008年度前期 受
入れ留学生 帰国送別
会」を開催し、留学
た先生方やホストフ
生がお世話になっ
ァミリーの皆さん、
学
生
の皆さんなど約80名
さいました。
が参加してくだ
まずは、留学生が練
習に励んだ、三味線
の披露や箏曲部、ク
があり、にぎやかに
ワイアによる 発表
盛り上がりました。
その後は、帰国する
ポイントのスライド
留
学
生たちがパワー
と共に留学生活を振
り返ります。参加留
ティア学生の着付け
学
生
は
全員ボラ ン
でゆかたを着ました
。ランゲージ ・パー
サークルKINGの
ト
ナ
ー
や国際交流
学生もゆかたで参加
。
ホストファミリーの
皆さんや先生たちと
食事をしながら留学生
間の思い出を語り合
との半年~1年
い ました。
金城での留学生活が
、彼女たちの一生の宝
物になりますように
・・・。
ー 2008年度 前
期 帰国留学生 ー
ルイズ
ジャン・ムーラン
・
リヨン第3大学
(フランス)
シャロット
リバプール・ジョン
モアーズ大学
アナ
キョウ
アグネス・スコッ
ト
大学 (アメリカ)
吉林大学 (中国)
留学生
の
テリー
エミリ
その後
ジャン・ムーラン
・
リヨン第3大学
(フランス)
シズカ
吉林大学 (中国)
2006年度にフランスとアメリカの協定校へそれぞれ留学した、福地さんと
近藤さん。今年3月に金城を卒業した後、それぞれの道へ進んだお2人の、現
在の様子をうかがいました。
フランス留学
アメリカ留学
ジャン・ムーラン・リヨン第3大学へ留学した福地さんは、文学部
言語文化学科を卒業。名古屋大学大学院国際開発研究科国
際コミュニケーション専攻の修士課程へ進学されました。
福
美
ウエスト・
バージニア大学
(アメリカ)
文学部英語英米文化学科を卒業された近藤さんは、2年次にア
メリカのウエスト・バージニア大学へ留学。留学と金城で培った
英語力を生かして、現在客室乗務員のお仕事をされています。
ウエスト・バージニア大学の留学を終えた後は、ストイックに通訳の勉強
をし、また国際交流センターでは世界各国から金城学院大学にやってくる
留学生達と楽しく交流をしていました。就職活動は、業種はあまり絞らず、
英語を活かせる仕事を中心に行いました。
現在は、ご縁があって全日本空輸株式会社で客室乗務員として働いて
います。国内線ではありますが、外国人のお客様は非常に多く、毎日のよ
うに英語を使っています。接客英語は丁寧にかつ、正しい発音でお声かけ
をしなくてはならないので、卒業した今でも日々勉強をする毎日です。接
客は答えがないので難しいこともありますが、お客様からいただく「ありがと
う」という言葉を力の源に、日々頑張っています。
現在、こうして新しい環境でも前向きに頑張れているのは3年前の留学
生活のおかげです。あの頃、思い切って留学して本当に良かったと思って
います。在学生の方々には、今の金城学院大学での素晴らしい環境を無
駄にすることなく、悔いのない学
生生活を送っていただきたい
と思います。
地
咲
さん
ルームメイトと一緒に→
留学中に「フランスの言語政策」について興味を持ち、その勉強を続け
たいと思ったため、帰国後は大学院に進学しました。
現在は研究テーマである「フランスの言語政策」についても学ぶと共
に、その政策に関連する移民問題やその歴史、フランス語、また言語政
策を多方面から研究するため、言語学も学んでいます。課題や読まなけ
ればならない文献も多いですが、やりたい勉強を続けられるので非常にや
りがいを感じています。大学院で受けている授業は私の研究に役に立つも
のばかりですが、やはり研究の基盤となっているものは、留学していた時の
経験や現地で学んだことです。例えば、大学の授業中に学んだフランス語
や、友人との会話の中で感じたフランス人の考え方、またフランスのテレビ
番組などで取り上げられていた言語についての話題、他人と議論をするこ
となどです。このような経験は、今の私の自信にもつながっています。
これから留学する皆さんは、ただ留学先の言語を学ぶだけではなくて、
その言語を通して、本当に様々なことを経験してください。それらの経験は
今後自分自身にとっての宝物になると思います。頑張ってください!
近
久 美
さん
7
藤
子
来日された、ウエスト・バージニア大学
留学生部部長のM. Wilhelm氏と
国際交流センターからのお知らせ
ランチタイム・ギャザリング
告知
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クリスマス・パーティー
開催します★
☆インターナショナル・
クリスマス・パーティー
受入れ留学生を囲んで楽しく交流しましょう!
日時:12月12日(金)
17:00~18:30
場所: 国際交流センター
& 多目的ルーム
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ポットラック(持ち寄り)形式のパーティー
です。留学生お手製の世界各国の食べ
物を食べられるチャンス!あなたも得意
料理やお菓子を持って集まろう☆
ランチタイム・ギャザリングは、受入れ留学生と本学学生が気軽に交流できる集まりで
す。毎週 月・木曜日 昼休み (12:40~13:10)に、国際交流センターおよび多
目的ホールを開放して楽しい交流を行っています。 誰でも参加自由。飛び入り大歓
迎です。気軽に国際交流センターの扉を開いてください!
Interview
今年の春から、ランチタイム・ギャザリングに参加してくれている松田由衣さん(人間科学部 芸術表
現療法学科 3年)。現在では「常連」となった松田さんも、初めはとても勇気が必要だったそうです。
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金城に入学したころから様々な言語や文化、お友達に興味があり、国際交流センターに行ってみたいと何
度か足を運びましたが、勇気が出ず、引き返す日々が続きました。ある日、一人の留学生が国際交流セン
ターから出てきました。私はこの時、「ここで話しかけるしかない!」と思い、彼女に話しかけました。片言の英
語と日本語を使って、自分の想いを話しました。「どうか友達になってください」と。話しかけられた彼女は突
然の私の行動に戸惑っていたものの、落ち着いて話を聞いてくれました。「はい、いいですよ」と、彼女は答
えてくれました。次の日、私はウキウキしながら国際交流センターを再び訪れ、やっとドアを開けることができ
ました。最初は本当に知らない人ばかりで、どうしたらいいかわからなかったのですが、無事に輪の中に入
ることができ、本当に嬉しかったです。その後、もっと留学生と仲良くなりたくて毎日のように国際交流セン 右が松田さん。ア
メリカ人留学生と
。
ターへ行きました。学校に行く楽しみの1つが国際交流センターに行くことになっていました。
これからもこの貴重な場所でたくさん交流してお友達を増やし、言語や文化などいろいろな事を知り、挑戦し続けていきたいです。
アナタも、最初の一歩を
ランチタイム・ギャザリングから
始めてみませんか??
金城学院大学
学生支援部
国際交流センター
〒463-8521 愛知県名古屋市守山区大森2丁目1723番地
TEL:052-798-0180(代) FAX:052-798-4468
E-mail:[email protected] http://kinjo-u.ac.jp/ciep/
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2008年11月発行