ドラマで見る宇宙 - TI-Math

宇宙戦争
20 世紀の初めに火星人が地球に到来し武力で侵略する様子が、英国人男性によ
る回顧録の形で書かれた作品であり、SF 作品の古典的名作として知られている。原
題の"The War of the Worlds"は直訳すれば「世界同士の戦争」、つまり「地球人の
世界」と「火星人の世界」の 2 つの「世界」が争うという意味である。
後にアメリカ合衆国でラジオドラマ化された際には、あまりの迫真さに多くの聴取
者が実際の緊急報道番組と勘違いしたことから、大騒動を引き起こしたとされた(実
際には死者が出るほどのパニックだった、といった話もあれば、一方で社会パニック
など起きていなかったともいわれている。その後も何度か映像化されていること、また
この作品の影響によって、大きな頭と退化した四肢を持つタコのような姿をした火星
人のイメージが世に広まったとされていることから、「タコ型宇宙人が、強力な機動兵
器を持ち込んで地球(主に合衆国)で侵略行動をする」という一般的認識がある作品
でもある
タコ型宇宙人
イギリス の SF 作家 、H・G・ウェルズ が 1897 年 に小説『 宇宙戦争 』を発表し、そこに登場
した タコ のような火星人のイメージが世間に定着した。異常に発達した頭脳に対して
四肢は退化しており、消化器官も退化していて動物の 血液 を直接摂取して栄養を得る。
これらの特徴は、一応は火星の環境を考慮している。すなわち、 重力 が地球より小さ
いから体を支える構造が軟弱で、空気が薄いから空気を吸い込む部分が大きい。「ト
ライポッド」(3 本脚の意)と呼ばれる巨大戦闘機械によって地球上を蹂躙するが、地
球の 病原体 に対して抵抗力を持たなかったために全滅する。
(引用元
ウィキペディア)
宇宙家族ロビンソン
「宇宙家族ロビンソン」は、米国で 1965 年から、日本では翌 1966 年(昭和 41 年)から放
映開始となったファミリー向け SF テレビシリーズの大ヒット作である。SF テレビ作品を語る
ときには欠かせない名作であり、今なお、世界中で再放送されている人気作品だ。
地球人口の超過問題を解決するため、人類は宇宙移民計画“アルファ計画”を立案。その
一環として、ロビンソン一家は移民可能な惑星、アルファ・セントリーを目指して旅立つ。とこ
ろが、一家の乗る宇宙船ジュピターⅡ号が小惑星帯に突入したために地球との連絡は途絶
え、一家は宇宙をさまようことになってしまう・・・。
宇宙を放浪するロビンソン一家に襲い掛かる宇宙人、怪物、そして怪現象。スリルとサス
ペンス、そしてユーモア満載の本作はまさに娯楽 SF の王道!
(引用元
DVD パッケージ)
スタートレック
時代は作品ごとに違うが、おおむね 22 世紀から24世紀の話である。地球人は銀河系内
のほぼ四分の一の領域に進出しており、様々な異星人と交流しながら、残りの領域の探索を
進めている。地球からは貧困や戦争などが根絶されており、見た目や無知から来る偏見、差
別も存在しない、ある意味で理想的な世界と化している。貨幣経済はなくなり、人間は富や
欲望ではなく人間性の向上を目指して働いている。
地球は 150 個ほどの星系とともに惑星連邦という組織を形成しており、宇宙艦隊を編成し
て銀河系の探査や学術調査、外交、治安維持等の任務にあてている。他にも様々な星間国
家が存在して、武力行使を含めた外交の駆け引きを繰り広げている。惑星連邦の本部はパリ
にあり、宇宙艦隊の本部はサンフランシスコにある。惑星連邦内では軍事力を伴った紛争が
ほぼ根絶されたが、他の星間国家との間ではそうはなっていない。クリンゴン帝国やロミュラ
ン帝国、カーデシア連合などの侵略的な国家との関係が必ずしも良好ではないためである。
『スタートレック:エンタープライズ』では惑星連邦設立以前の時代を描いているが、他の作
品に出てくる星間帝国や異星人が登場しており、シリーズとしての一貫性が保たれている。ま
た、銀河系の一部しか知られていないという設定のため、後の作品では既成の事実や知識と
なっている未知の異星人や、天文現象と初めて遭遇するパターンも多く使われている。
このシリーズの主要な構成は、宇宙艦隊に所属する宇宙船もしくは宇宙ステーションで活
動する主要な登場人物(地球人とは限らない)が、艦長や司令官の指揮のもとに様々な困難
を乗り越えて活躍し、他種族や未知の生命体や文明と交流していく様を描いている。これら
の登場人物と、習慣や価値観の異なる異星人や、様々な宇宙の現象との遭遇等が絡みあい、
ドラマが繰り広げられる。
なお、ヒューマノイド型の異星人が多いのは、元々の遺伝子が同じものであったから、とい
う話が『新スタートレック』で語られている。クリンゴン人を始めいくつかの種族には独自の言
語が設定されているが、高性能な宇宙翻訳機があるため、基本的にどの星の人とも英語で
会話が出来る(フェレンギ人が過去の地球に囚われてしまった話には、翻訳機が頭に埋め込
まれていることを示唆する描写がある)。未知の言語であっても普通はコンピューターが短時
間で解析し翻訳出来るようになるが、一部の特殊な言語を持つ種族に対しては翻訳が不能
であるなど例外もある。22 世紀ではまだ翻訳機の性能が低く、意思疎通に苦労することも
多かった。
(引用元
ウィキペディア)
TOS
スタートレックの伝説は 1966 年からはじまった。最初のシリーズである『宇宙大作戦 /スター
トレック』は、全 79 話が 3 年にわたり全米で放送された。ファンや関係者の 間では、
『TOS(The
Original Series)』とも呼ばれ、放送されるたびに新しいファ ンを獲得し続けている。
時は 23 世紀。人類は近隣の恒星系知的生命体と「惑星連邦」を形成しており、USS エンタープラ
イズ号は、人類未踏の宇宙のさらなる深部へ調査航海中である。 船長は、熱血漢の地球人ジェイ
ムズ・タイベリアス・カーク。副長兼科学主任は、耳の先が尖った異星人、スポック中佐だ。人情
家で皮肉屋のドクター・マッコイは、二人の良き友人でもある。自ら率先して異星へ上陸する船長、
なによりも論理を尊び感情を否定するスポックが、実は母親が地球人でバルカン人の父親とは仲違
いしていたり、個性的なそのキャラクターは、21 世紀を迎えた今見ても、魅力たっぷりだ。 SF
マインドあふれる斬新なアイディア、ユニークなゲスト・キャラクターたち、意外なドラマ展開な
ど、シリーズの基本的な骨格はすべて、この「宇宙大作戦」にある。これまでに 100 ヵ国以上で放
送され、世界中に熱狂的なファンを持ち、その世界は広がり続けている
TNG
カーク船長やミスター・スポックたちエンタープライズ号のクルーによる、伝説の調査航海から
約1世紀後の24世紀。地球を中心とする150の文明圏で構成される惑星間同盟“惑星連邦”は
宇宙艦隊を組織、未知宇宙の探査と連邦の防衛・パトロールに当たらせていた。新造艦エンタープ
ライズ号は以前より大きく、全長は2倍以上に、内部スペースは8倍にもなっている。乗組員には、
クルーの家族、子供も含まれており、総勢2000人を数える。
これらの乗組員や新しくなったエンタープライズ号を率いるのは宇宙艦隊のジャン=リュッ
ク・ピカード大佐。彼は常に冷静であり、困難に直面したときほど優れたリーダーシップを発揮す
る。そして、彼の下で指揮をとる副長のライカー中佐は、オリジナル・シリーズのカーク船長の性
格を受け継ぐ熱血漢ぶりを発揮する。また生物の感情を関知する能力を持つベタゾイド人のディア
ナ・トロイ、クリンゴン人のウォーフ、人間を超える能力を持ちながら人間に憧れる艦隊で唯一の
アンドロイドのデータ少佐など、個性的なクルーたちが素晴らしいチームワークを発揮し、未知な
るものを求めて広大な宇宙の旅を続けていくのだ。
DS9
惑星ベイジョーの軌道上に位置する宇宙ステーションディープスペースナイン(以下DS9)が
主な舞台となります。惑星ベイジョーは長らくカーデシア人という異星人の占領下にあり、DS9
はカーデシア人の作ったステーションです。ベイジョーはカーデシアを追いだしたものの、惑星を
自力で防衛する力を失ってしまった。それで惑星連邦にDS9の維持と共に協力を求めるわけで
す。
惑星連邦、ベイジョー、その他数々の異星人との接触がもたらす悲喜劇がストーリーの中核とな
っていきます。SFマインドをくすぐるのは、DS9の側にあるワームホールの存在です。簡単に
言えば「別宇宙への門」なのですが、それは経済その他に無限の可能性を与えるものとなります。
それゆえ争奪戦が展開されるのですが、さて……?
概要をご覧頂いても解るように、お話は派手なアクションなども少なく、やや地味なものとなっ
ています。心の交流を丹念に描いた作品が多く、ドンパチの苦手な方には打って付けといえます。
VOY
スタートレックの根底をなす、未知の宇宙への冒険に主眼を置いたシリーズ。スタートレック最
初のシリーズ『TOS』の路線を受け継ぎ、さらにスケールアップ、パワーアップさせている。惑星
連邦の最新鋭宇宙船 USS ヴォイジャーの指揮をとるのはシリーズ初の女性艦長キャサリン・ジェ
インウェイ。物語は、USS ヴォイジャーが任務中に未知の力によって、銀河系の未踏宇宙域であ
るデルタ宇宙域に運ばれてしまうところからはじまる。
そこは、地球から 7 万光年、最高ワープスピードでも宇宙連邦があるアルファ・ベータ宇宙域ま
で 70 年以上もかかってしまう距離にある。星図もなにもない宇宙域で、さまざまな未知の驚異に
遭遇しながら、地球へ帰還する手段を模索するクルーたち。その波乱万丈の航海を壮大なスケール
で描く『VGR』シリーズ。未知なる冒険の結末は果たして?!
ENT
22世紀。2063年に人類が初の超高速宇宙飛行を成功させ、異星人(バルカン人)とのファー
スト・コンタクトを経験した画期的な出来事から100年近くが経っていた。人類はバルカン人に
よって、宇宙文明としては未熟であり、宇宙へ乗り出すのは時期尚早と判断されて地球に留められ
ていた。そしてそんなバルカン人に反発する者もいた。しかしその間にも、地球軌道上での宇宙船
開発は続けられており、ついに最高速度ワープ5の宇宙船エンタープライズNX-01が完成、バ
ルカン人の反対を押し切り宇宙への初航海が行われることになる。こうして人類は歴史的瞬間を迎
える。ジョナサン・アーチャー船長をはじめとするクルーは、人類を新しい発見の時代に導くため、
人類未踏の深宇宙へ旅立つ!
これまでの「スタートレック」シリーズ4作品より時代設定を遡り、「スタートレック」前史を
描いた超話題作。これまでのどのシリーズよりも、現在の延長線上の未来として身近に描かれ、
「ス
タートレック」の予備知識なしに充分楽しめます!