<第3回 東レIRセミナー> 2003年4月18日 東レ株式会社 常務取締役 佐野 啓三 理事 石井 銀二郎 1 2 情報通信産業の現状と展望 携帯電話 薄型テレビ カラー携帯電話 出荷台数(世界) PDP・液晶TV 出荷台数(世界) 2000年 2000年 3倍 3倍 2002年 2002年 3倍 5倍 2005年 (Source: Techno System Research) NASDAQ指数(98年4月〜) 2005年 (JEITA他 から作成) 日常生活への浸透 => => 市場は着実に成長 市場は着実に成長 日常生活への浸透 3 情報通信産業の現状と展望 急速に進展する携帯電話のカラー化 例えば... 急速に進展する携帯電話のカラー化 億台 4.6 4.0 1.0 00 01 (Source: Techno System Research) 02 03 04 予測 05 カラー携帯電話 3.1 携帯電話世界需要推移 4 情報通信産業と東レの事業 快適なIT生活を支える東レの製品 回路材料 処理 半導体用材料 回路材料用フィルム 半導体実装 コンデンサ用フィルム 半導体実装装置 PDPテレビ 表示 PDP用材料 カラーフィルター LCD用フィルム 記録 LCD製造装置 印刷版材 磁気記録用フィルム 4 5 情報通信産業と東レの技術 コア技術 高分子化学 主な製品 耐熱性ポリマー技術 感光性ポリマー技術 半導体用材料 フォトリソ加工技術 カラーフィルター 高分子設計 PDPテレビ・材料 微粒子分散 印刷版材 フィルム加工技術 有機合成化学 ファインケミカル技術 極薄加工 コンデンサ用フィルム 薄膜積層 磁気記録用フィルム 接着技術 バイオ ケミストリー 回路材料 精密機械加工技術 半導体実装 ソフトウエア技術 半導体・LCD製造装置 情報通信関連事業と プロジェクトNT21 2002年4月策定 プロジェクト プロジェクト New New TORAY TORAY 21 21 07年3月 情報通信 04年3月 Ⅰ.直近の課題・改革(2年間) 目標 05年/3月期: 連結営業利益500億円 連結売上高の 拡大 (14%) Ⅱ.中期の課題・改革(5年間) 21世紀型“New Value Creator”への業態転換 連結売上高 1.1兆円 2000年 成長3領域 電子情報機材、液晶材料、 エレクトロニクス用フィルム等 医薬・医療材、ファインケミカル、 ニューバイオ製品等 炭素繊維、複合材料、水処理、 アメニティー、繊維資材等 情報通信 ライフサイエンス 情報通信 (25%) 連結売上高 1.5兆円 2010年近傍 環境・安全・アメニティー 6 7 電子情報機材事業部門と液晶材料事業部門 生産・販売・技術一体型の組織 取締役会 繊維事業本部 生産本部 研究本部 技術センター エンジニアリング 部門 プラスチック事業本部 会長 会長 副会長 社長 社長 副社長 副社長 ケミカル事業本部 複合材料事業部門 水処理事業部門 医薬・医療事業部門 電子情報機材事業部門 液晶材料事業部門 アメニティー事業部門 機能製品事業部門 関連事業本部 インドネシア統括会社 タイ統括会社 マレーシア統括会社 中国統括会社 情報通信関連事業拡大戦略 のフラッグシップとなる組織 電情材・液材部門の主要事業 電情材部門 液材部門 回路材料 処理 (TAB用テープなど) 半導体用材料 (エレクトロコーティング剤) PDPテレビ 表示 記録 PDP用材料 印刷版材 カラーフィルター (含 材料・塗布装置 等) 8 9 電子情報機材事業部門の製品と戦略 電子情報機材事業部門の製品と戦略 10 電情材部門の事業規模 3000 売上高(単純合計) (億円) 2000 非連結関連会社 実績見込 実績 1250 連結子会社 1000 2010年近傍 東レ+連結子会社で 1000億円を目指す 630 340 東レ本体 (年度) 00 01 02 03 04 10 近傍 11 電子情報機材事業部門の組織 電情材部門 処理 回路材料 回路材料 (TAB用テープなど) (TAB用テープなど) 半導体用材料 (エレクトロコーティング剤) PDPテレビ 表示 PDP用材料 部門長 電子情報材料販売部 (浦安) 印写システム販売部 (浦安) 電子情報機材事業企画管理室 電子情報材料生産部 (滋賀) OPF生産部 (愛知) 印写材料生産部 (岡崎) 電子情報材料技術部 PDP技術部 記録 印刷版材 (浦安) (滋賀) (滋賀) 電子情報機材品質保証室 電子情報材料研究所 (滋賀) 12 回路材料事業の全体像 パソコンや携帯電話に搭載される処理・駆動系の材料・部材 (フィルムおよびその加工が中心) パソコン 回路材料用 フィルム TAB用テープ パターン 加工 半導体実装 東レ(電情材) STEMCO STECO ポリイミド フィルム COF用テープ 携帯電話 東洋メタライジング 東レ・デュポン FPC用銅張りフィルム 東レ(電情材) TSI TAB: Tape Automated Bonding FPC: Flexible Print Circuit COF: Chip On Flex 13 LCD用駆動ICの実装方式 LCD用駆動IC 液晶(LCD)パネルの周辺に装着されて、画面を駆動する働きをする TAB COF COG Tape Automated Bonding Chip On Flex Chip On Glass 3層構造のテープ で接続 2層構造のテープ で接続 ポリイミド IC IC 液晶パネルに 接続 ガラス基板に実装 (テープなし) IC 銅箔 ポリイミド 接着剤 銅箔 液晶パネルに 接続 東レ技術の特徴 フィルムと銅箔の双方に 親和性の高い接着剤 東レ技術の特徴 ポリイミドへの金属蒸着、 メッキ技術 液晶パネル (ガラス基板) LCD用駆動IC 実装方式のトレンド 百万個/年 3000 COG COF TAB TAB 2500 2000 1500 COF 1000 500 0 2002 (当社予測) 2003 2004 2005 2006 14 15 TAB用テープ ICC 東レのTAB用テープ ICC マーケットシェア 競合A社 2% ICCの構成 ICC: IC Chip Carrier Tape カバーフィルム(PET) ベースフィルム(ポリイミド) 接着剤 ICCの特徴 ●接着剤設計技術 東レ 98% ●フィルムへの接着剤塗工技術 生産体制 TAB用テープ市場(02年) 工場 滋賀事業場 電子情報材料生産部 LCD用駆動IC用途での拡大戦略 韓国 TAB用テープ パターン加工 東 レ ICC 高シェア を維持 COF用テープ 東洋メタライジング “メタロイヤル” (メッキ法) (回路形成) STEMCO 半導体実装 STECO ●韓国 太田 ●韓国 太田 ●出資比率 東レ 70% サムスン電機 30% ●出資比率 東レ 49% サムスン電子 51% 16 17 FPC用銅張りフィルム KCC 東レのFPC用銅張りフィルム KCC 当面は携帯電話中心に 年率10%程度の成長 市場の成長度 KCC: Kapton Copper Clad 6000 5000 電子機器の部品実装基板として広く使用される 4000 フレキシブル基板 (FPC) リジッド基板 フィルム状の基板 硬い板状の基板 千m2/月 プリント回路基板 その他 DVD カメラ 携帯電話 3000 2000 1000 0 基板材料として KCCを使用 構成 (片面銅張り品の例) 銅箔 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 顧客重視の供給体制 工場 滋賀事業場 電子情報材料生産部 韓国 東レセハン(TSI) 亀尾工場 生産品種 片面銅張り品、両面銅張り品、カバーレイ 接着剤 ポリイミドフィルム (東レ・デュポン“Kapton”) 18 エレクトロコーティング剤事業 電情材部門 回路材料 処理 (TAB用テープなど) 半導体用材料 半導体用材料 (エレクトロコーティング剤) (エレクトロコーティング剤) PDPテレビ 表示 PDP用材料 部門長 電子情報材料販売部 (浦安) 印写システム販売部 (浦安) 電子情報機材事業企画管理室 電子情報材料生産部 (滋賀) OPF生産部 (愛知) 印写材料生産部 (岡崎) 電子情報材料技術部 PDP技術部 記録 印刷版材 (浦安) (滋賀) (滋賀) 電子情報機材品質保証室 電子情報材料研究所 (滋賀) エレクトロコーティング剤事業の製品 非感光性ポリイミド “セミコファイン” エレクトロコーティング剤 半導体の保護膜 層間絶縁膜 ネガ型感光性ポリイミド “フォトニース” ポジ型感光性ポリイミド “フォトニース” 生産体制 工場 滋賀事業場 電子情報材料生産部 19 20 エレクトロコーティング剤の市場 数量 250,000 (トン/年) 数量(kg/年) 200 200,000 150,000 150 EL用途等 新規用途 の出現 10%成長 3〜4%成長 IT不況で 低迷 100,000 100 50 50,000 0 2000 2001 2002 2003 2004 2005 エレクトロコーティング剤の技術トレンド 用途 半導体の表面保護膜、層間絶縁膜 技術トレンド 非感光性ポリイミド 工程短縮 ネガ型感光性ポリイミド 環境対応・プロセスコストダウン 1980 1990 ポジ型感光性材料 2000 高密度化、微細化の観点から今後はポジ型が主流に……. 21 22 拡大するポジ型感光性材料需要 数量 (トン/年) IT不況で 低迷 200 10%成長 3〜4%成長 150 非感光 47% 感光ポジ 12% 100 非感光 35% ポジ型 数量年率 34%増 感光ネガ 41% 50 感光ポジ 24% 感光ネガ 41% タイプ別シェア(2002年) タイプ別シェア(2005年予測) 2000 2001 2002 2003 2004 2005 エレクトロコーティング剤事業の拡大戦略 世界的メーカーとのアライアンスにより短期間でのシェアアップ 拡大するポジ型感光性材料市場の勝者を目指す 市場の動向 東レの技術力 ●ICパッケージの高密度 化によりポジ型感光性 材料の市場は拡大 ポジ型感光性材料 シェア目標 アライアンス ●東レの高分子設計技術 を最も活かせる製品 ●米Dow Corning社と 欧米市場での販売で 提携 ●ポジ型感光性ポリイミド を世界で初めて開発 ●台湾、中国市場での拡 販でも協力関係構築 16% 東レ 2002 44% 東レ 2005 23 24 PDP事業 電情材部門 部門長 回路材料 処理 (浦安) 印写システム販売部 (浦安) (TAB用テープなど) 半導体用材料 (エレクトロコーティング剤) PDPテレビ PDPテレビ 表示 電子情報材料販売部 PDP用材料 PDP用材料 電子情報機材事業企画管理室 電子情報材料生産部 (滋賀) OPF生産部 印刷版材 (愛知) 印写材料生産部 (岡崎) 電子情報材料技術部 PDP技術部 記録 (浦安) (滋賀) (滋賀) 電子情報機材品質保証室 電子情報材料研究所 (滋賀) 大きく伸長するPDPテレビ市場 (千台) 4,100 4,000 その他 アジア 中国 総需要 2,500 2,000 欧州 1,500 北米 700 95 164 1999 2000 360 日本 0 2001 2002 2003 2004 2005 25 東レ−松下のPDP合弁事業 東レ−松下 PDP合弁事業の枠組み 東レ 25% 松下電器産業 75% 松下プラズマディスプレイ(株) 松下プラズマディスプレイ(株) (MPDP) (MPDP社) (本社 大阪府茨木市) 26 27 PDPの構造 放電電極 誘電体 前面板 ガラス基板 ガラス基板 背面板 書込電極 誘電体 隔壁 蛍光体(RGB) 封着ガラス 保護膜 隔壁形成技術と東レ方式の特徴 サンドブラスト法 スクリーン印刷法 感光性ペースト法 マスク露光 ガラスペースト 版 ガラスペースト ガラス基板 マスク露光 フィルム レジスト 感光性ガラスペースト 現 像 スクリーン 印刷・乾燥 東レ方式の特徴 現 像 ●高精度の加工 が可能 サンドブラスト ●幅広い形状に 対応可能 繰り返し (10〜15回) ●生産性が高い レジスト剥離 焼 成 焼 成 焼 成 28 29 印刷版材事業 電情材部門 部門長 回路材料 処理 電子情報材料販売部 (浦安) 印写システム販売部 (浦安) (TAB用テープなど) 半導体用材料 (エレクトロコーティング剤) 電子情報機材事業企画管理室 (浦安) 電子情報材料生産部 (滋賀) PDPテレビ 表示 PDP用材料 OPF生産部 (愛知) 印写材料生産部 (岡崎) 電子情報材料技術部 PDP技術部 記録 印刷版材 印刷版材 (滋賀) (滋賀) 電子情報機材品質保証室 電子情報材料研究所 (滋賀) 30 印刷方式と使用版材の特徴 平版印刷法 凸版印刷法 (画 像 部 が 平 面) (画 像 面 が 凸 状) 版材 平版 (水あり平版/水なし平版) フレキソ版/樹脂凸版 市場 規模 2,750億円/年 (2002年) 方式 カタログ、ポスター、 カレンダー、出版物 545億円/年 (2002年) ラベル プラスティック コンテナ 用途 版の 特徴 東レ 製品 水あり平版 湿し水でインキをはじく 水なし平版 フレキソ版 樹脂凸版 シリコーンゴムでインキをはじく 材質が柔らかい 材質が硬い 東レ水なし平版、東レ水なしCTP版 樹脂凸版 “トレリーフ” CTP(Computer To Plate)とは? 従来工程(アナログ工程) 出力機 原稿 4原色データ ネガフィルム 焼きつけ (紫外線) 現像 印刷 印刷物 印刷版 (Plate) ・ デジタル化の進行 ・ レーザー技術の進歩 CTP工程 ネガ フィルム不要 工期短縮 原稿 4原色データ 製版機 レーザー 書込み 現像 (Computer) 顧客メリット:印刷コストの削減、納期短縮 印刷版 (Plate) 印刷 印刷物 31 32 CTP版の基本技術の比較 東レ水なしCTP版は、レーザー照射と現像によりシリコーン層が剥離する独自の版材 水なしCTP版 版構成と 画像形成 工程 (水あり/ 水なしで 互換性) レーザー レーザー カバーフィルム シリコーンゴム層 感熱層 プライマー層 アルミ基板 感熱層 陽極酸化層 アルミ基板 熱剥離(シリコーン層/感熱層) アルカリ処理液による 化学的溶解 水道水による 物理的剥離 (水あり/ 水なしで 互換性なし) メーカー 熱分解(感熱層) ブラシ 現像工程 印刷工程 水ありCTP版 廃液発生 廃液発生なし インキ シリコーン層 =インキ反発 水冷印刷機、 専用インキ が必要 インキ 湿し水 =インキ反発 廃液発生なし 廃液発生 競合他社 東レ 環境面で優位 33 水なしCTP版の拡大計画 2001年を100とした売上高推移(水なし平版+水なしCTP版) 300 (%) 80 売上高に占めるCTP版比率 70 250 60 200 50 150 40 30 100 20 50 10 0 0 01 02 03 04 05 岡崎工場にCTP版専用ラインを新設 (投資額 約20億円) 06 07 34 液晶材料事業部門の製品と戦略 液晶材料事業部門の製品と戦略 カラーフィルターとは? 最終用途は パソコン 携帯電話 テレビ など 使われている部分は 液晶表示部(LCD)の 重要な部材 LCD断面図 (前面) ガラス基板 TFTカラーフィルター LCD: Liquid Crystal Display 液晶 Black Matrix (BM) ガラス基板 RGB (色材料) TFTアレイ バックライト TFT: Thin Film Transistor 35 36 LCD業界構造 材料・装置 ガラス等 材料メーカー 装置メーカー 部材 組立 携帯電話 メーカー LCDメーカー アレイ工程 セル工程 カラーフィルター メーカー モジュール工程 パソコン メーカー カラーフィルターを内製する カラーフィルターを内製する LCDメーカーが増えている LCDメーカーが増えている 国際的アライアンスが進むLCD業界 台湾 日本 IDT (日本IBM野洲工場) 米IBM ChiMei Opt. 技術指導 日本IBM dti社 LCDメーカ LCDメーカ(カラーフィルター内製) 出資 技術輸出 買収 合併 : AU(友達光電) ADT(達碁科技) 富士通 ライセンシング UOC〔聯友光電) シンガポール 合弁解消 INNOLUX 松下電器 TMD 事業統合 AFPD (東芝・松下JV) HannStarDisplay 東芝 QuantaDisplay シャープ CPT(中華映管) PVI(元太科技) 三菱電機 TOPPOLY STLCD(ソニー /豊田織機) 韓国 鳥取三洋電機 日立 ライセンシング エプソン NEC 中国 上海広電 サムスン電子 LGフィリップス LCD PMDSK (元ホシデン) 北京東方電子 LG電子 Hy dis (旧現代電子LCD部門) 蘭・フィリップス 37 顧客ニーズと東レのソリューション 【LCDへのニーズ】 低コスト 携帯電話 用途 【LCDの技術動向】 低温ポリシリコン TFT−LCD 高性能化 画像品質の向上 半透過型LCD 高い信頼性 高性能化 画像品位の向上 低コスト 【東レのカラーフィルター技術】 樹脂BM技術 半透過用 TAF技術 Toray Advanced ColorFilter 1メータ-角以上の 大型ガラス基板 大型画面サイズ パソコン TV 用途 38 色特性向上 広視野角 高速応答性 高色純度・高透過用 色材料 (顔料分散技術) スピンレス塗布技術 39 携帯電話で活きる東レのTAF技術 屋内でも屋外でも 明るくきれいな画像 屋外での見やすさ 反射型 東レの ライトホール 加工技術 TAF 国内カラー TFT携帯電話 半透過型 高性能化 シェア50%超 透過型 東レ トップメーカー 屋内での見やすさ ガラス基板大型化で活きる東レの技術 黒色材料︵ BM︶ 現在 樹脂BM 樹脂BM クロムBM 低コスト化 高機能化 高機能化 低コスト化 環境対応 塗布装置 スピンレス スリット&スピン スピン 中心基板サイズ (mm) 40 1期 2期 3期 4期 300 x 400 370 x 470 550 x 650 730 x 920 5期 6期 7期 1100 x 1300 1500 x 1800 1800 x 2100 ガラス基板の大型化 41 東レスピンレス塗布技術の特徴 東レ塗布方法 東レスピンレス塗布技術の優位性 <スピンレス塗布(スリット法)> 口金 口金 実績 基板 <顧客の要求> 信頼性 ステージ 均一塗布 基板の大型化 短 タクト 塗布 他社回転系塗布方法 <スピン塗布> ノズル <スリット&スピン塗布> 口金 基板 高投資効率 (固定費の削減) 低ランニング・コスト (比例費の削減) 低コスト 材料原単位:1/5 電力原単位:1/60 溶剤使用量:1/9 装置床面積:3/5 液材部門のソリューションビジネスモデル 市場の構造変化 市場の構造変化 カラーフィルター事業 ●基板サイズの大型化(1→2メーター級) ●顧客によるカラーフィルター内製比率のアップ ●国際的アライアンスの進展 携帯電話中心 に展開 東レの技術力 東レの技術力 樹脂BM TAF スピンレス塗布 ●携帯電話用途のトップメーカー ●材料からプロセスまで内製している 唯一のメーカー いずれも大型基板対応に 必須の技術 外販事業の推進 材 料 スピンレス塗布装置 カラーフィルター製造技術 42 東レのLCD関連製品 レジスト剥離液(DMSO)(世界シェア100%) フォトレジスト 新ビジネス スピンレス塗布装置 新ビジネス 2D・バーコード・システム(世界シェア90%) ゴミ検査装置(世界シェア60%) アレイ工程 TAB用テープ(ICC)(世界シェア98%) COF用テープ バックライト用反射フィルム(世界シェア85%) COF・COGボンディング装置(世界シェア50%) シリコン封止剤(世界シェア50%) セル工程 カラーフィルター工程 カラーフィルター(世界シェア12%) カラーフィルター用材料 新ビジネス スピンレス塗布装置 新ビジネス 2D・バーコード・システム(世界シェア90%) ゴミ検査装置(世界シェア60%) モジュール工程 パネル検査装置 43 44 液材部門の事業規模 売上高 2010年近傍 億円 300億円を 実績 目指す 230 190 160 実績見込 新ビジネス 200 130 カラーフィルター (年度) 00 01 02 03 04 10近傍 電情材・液材部門の事業戦略のまとめ 回路材料 半導体用材料 45 LCD用駆動IC向けから展開し、幅広い技術トレンド に対応した製品をラインナップ、総合力で事業拡大 ポジ型感光性ポリイミドに重点化し、エレクトロ コーティング剤市場でシェア拡大 PDPテレビ・材料 松下電器産業との連携による事業拡大 印刷版材 印刷のデジタル化需要の伸長に対応し、 水なしCTP版に重点化した事業拡大 液晶材料 携帯電話用途を中心とするカラーフィルター事業に 加え、材料・スピンレス塗布装置等の外販事業を拡大 46 本資料中の業績予想、見通し及び事 業計画についての記述は、 現時点における将来の経済環境予想 等の仮定に基づいています。 本資料において当社の将来の業績を 保証するものではありません。
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