ドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)主催

ドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)主催
「シンフォニーオーケストラおよび室内オーケストラのためのワークショップ」
参加者募集要項(2011 年 1 月 21 日締切)
ドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)は 1924 年に設立され、約 600 の団体と 50 名の個
人会員を抱える大変伝統ある連盟です。1995 年に日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)とのあい
だで結ばれた友好協定にもとづき、毎年「精霊降臨祭(移動祝祭日)」の時期に開催される BDLO 主
催「オーケストラ・ワークショップ」に、日本の JAO から弦楽器奏者が 10 名、招待されることになっ
ています。
次回 2011 年ワークショップはドイツ西南部ヴァイカースハイムにて、6 月 10 日から 14 日まで二つ
のコースに分かれて開かれます。
今回はメキシコ出身でドイツで研鑽を積んだカルディナス氏を迎え、
ブルックナーの交響曲とメキシコに由来する彼の作品を研修曲目として学びます。
またポーランド出身のヴァイオリニスト、レヴァンドフスキ氏の指導により、「黄金の 20 年代」に
活躍したゲッツィ楽団レパートリーによるサロン音楽のコースも設けられています(ヴィオラはあり
ません)。下記の要領で募集いたしますので、希望される方は 2011 年 1 月 21 日までにお申し込みく
ださい。
Ⅰ 応募資格
(社)日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)会員、またはその推薦を受けた
弦楽器奏者で開催地までご自身で行ける方(現地集合・現地解散です)
* チェロとコントラバスおよび弓は現地で貸与可能です(事前にお申し込みください)
Ⅱ 開催日程
開始:2011 年 6 月 10 日(金)18:00 夕食開始、19:30 練習開始
公開コンサート:2011 年 6 月 13 日(月)16:00 開演
チェックアウト:2011 年 6 月 14 日(火)朝食後解散
* ワークショップ自体は、
市内における月曜日2部門合同の公開コンサートをもって終了します。
* 練習(Probe)は通常ドイツ語で行わますが、今回カルディナス氏が英語,独語のどちらを
使われるかは不明です.
Ⅲ 会場(練習と宿泊)
ドイツ連邦共和国バーデン・ヴュルテンブルク州ヴァイカースハイム市
Musikakademie Schloss Weikersheim(ヴァイカースハイム城 音楽施設)
住所 Marktplatz 12
D-97990 Weikersheim. Germany
http://www.jmd.info/ueber_uns.html
フランクフルト空港より鉄道によりヴュルツブルク経由3~4時間程度
Ⅳ 募集定員
10 名(弦楽器奏者)
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Ⅴ 招待内容: JAO からの参加者は食費(3 食)、宿泊費(4 泊 ツインルーム)、参加費込みで
無料招待、宿泊は BDLO 事務局で手配します.
*
ただしワークショップ開始日 4 週間前よりあとのキャンセルの場合,参加費(185 ユーロ)
の 50~80%分が請求されます.
Ⅵ 研修曲目 2 つのオーケストラに分かれます.
① シンフォニーオーケストラ部門
指揮 セルヒオ・カルディナス(メキシコ国立シンフォニーオーケストラ総監督)
曲目 アントン・ブルックナー《交響曲第4番 ロマンティック》(ハース版)
セルヒオ・カルディナス《 The Flower is a key, a rap for Mozart 》
② 室内オーケストラ部門
「バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団のレパートリーによるサロンオーケストラ音楽」
指揮 ボグスラフ・レヴァンドフスキ(バンベルク交響楽団 Vn 奏者)
曲目 バルナバス・フォン・ゲッツィ(1897-1971)《サロンオーケストラのための音楽》
Ⅶ 申し込み方法
締め切り 2011 年1月 21 日(金)21:00 下記宛先にメールでお願いします.
宛先: [email protected]
穴山朝子(アンサンブル・グリューネ)まで.
件名を「BDLO 参加申込み」とし,以下の情報を明記してお送りください.
①氏名(漢字と,パスポートと同じローマ字名)
② 性別
④所属団体
⑤希望部門(シンフォニーオーケストラ or
⑥担当楽器
⑦ 住所(書類等の送付先)
③生年月日
室内オーケストラ)
⑧電話番号(通常連絡先)⑨ E-mail アドレス
⑩これまで BDLO 事業への参加年と参加回数
⑪その他(連絡に際して考慮すべきこと等)
*宛先は個人のアドレスで、トラブル等の可能性もあるため、申し込み後 1 週間以上経っても
返信がない場合は JAO 事務局宛に同じ内容のメールをお送りください。
メール連絡が不可能な方は,JAO 事務局に直接お問い合わせください。
*譜面はドイツの事務局から直接 PDF ファイルで送られます.受信が困難な場合,その旨お知らせく
ださい。
*BDLO が手配する宿舎を希望しない方は,英語か独語で現地の観光局等に個人で直接申し込んで
いただくことになります(その場合の宿泊費は自己負担となります)。ただし、ヴァイカースハ
イム市内の宿舎施設は少ないため、個人申し込みは実際不可能の場合もあります。その点ご了承く
ださい。
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Ⅷ その他の注意事項
*応募者多数につき、参加者を選抜しなければならなくなった場合、JAO 事務局で参加者を決定い
たします。この決定に関するいかなるお問い合わせにも、事務局はお答えできないものとします。
*弦楽器の希望オーケストラやパートに関して、
BDLO 側の都合で変更をお願いすることがあります。
希望が重なった場合は JAO 事務局で決定いたしますのでご了承ください.
*旅行中の病気、事故、事件、盗難、遅延などのトラブルに関しては,BDLO,JAO とも保障いたしかね
ますので、あらかじめ個人で旅行損害保険等に加入しておかれることをお勧めいたします。
*両国のアマオケ連盟ワークショップへのメンバー招待は、BDLO と JAO 国際交流事業の一環として
行われます。参加される皆様には本事業の趣旨をよくご理解いただき、帰国後,JAO 主催の全国アマ
チュアオーケストラフェスティバルへの BDLO 会員招待事業等に、ご協力いただければ幸いです。
*ドイツは比較的英語の通じやすい国といわれます。練習中のコミュニケーションの様子については
参考として、JAO ホームページの参加者の体験談がご覧に似なれます。また疑問点などはお気軽に
お問い合わせください。
これまでの参加報告
http://www.jao.or.jp/kokusai/
Ⅸ 指導者紹介
指揮者 セルヒオ・カルディナス Sergio Cárdenas
アメリカのプリンストンおよびニュージャージーで合唱指揮を学び、オーストリアのザルツブル
ク・モーツァルテウムで指揮を学び、チェリビダッケのマスタークラスを修了。
モーツァルテウム学生管弦楽団指導者を経て、メキシコ国立シンフォニーオーケストラとホーフ交
響楽団の主席指揮者、カイロ交響楽団の音楽監督及び主席指揮者として活動.国際的活動としては
ハンガリー政府より「ベラ・バルトーク賞」を授与されている。
ミュンヒェン・フィルやロンドンのフィルハーモニー・オーケストラなど主要オーケストラに客演し、
また自作の初演でもヨーロッパ、アメリカ、エジプト、メキシコなど世界的各国で成功をおさめて
いる。
ホームページ www.sergiocardenas.net
指揮&ヴァイオリン: ボグスラフ・レヴァンドフスキ(Boguslaw Lewandowski)
1955 年ポーランドのワルシャワ生まれ、ワルシャワ音楽アカデミーでヴァイオリンをイレーナ・
ドゥビスカに師事。1981 年からドイツのバンベルク交響楽団の奏者、ヴィエニァフスキ、シュトラ
ウス、クライスラーなどの作品および「黄金の 20 年代」のゲッツィ楽団や G.ブーランジェ、サロ
ンオーケストラ作品を得意とする。またバルカン半島のヴィルトーゾ音楽も彼の重要なレパートリ
ーである。所有楽器は C.G.テストーレ(イタリア)の 1716 年製。
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Ⅹ トレーナー紹介
【シンフォニーオーケストラ部門】
コンサートマスター及び第 1 ヴァイオリン指導者: アンドレアス・ヴィンネン Andreas Winnen
1968 年ルール地方のハム生まれ。ケルンとフライブルクの音楽大学でヴァイオリンと指揮を学び、
ドルトムントとライプツィヒで W.ラウシュと G.ボッセに師事。1992 年より指揮者としてドイツ各
地のオーケストラを指導している。ケルン音楽大学講師として教育活動にも従事している。
第 2 ヴァイオリン:ミヒャエル・ネストラー Michael Nestler
2009 年までドレースデン音大で学ぶ。コンサートマスターとして音楽大学オーケストラ及びドレ
スデンのオーケストラで研鑽を積み、学業の傍らザクセン州の高校でも教鞭をとる。
ヴィオラ:ディートマー・ハルマン Prof. Dietmar Hallmann
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスで長年にわたり主席ヴィオラ奏者を勤め、現在はライプツィヒ
音楽大学教授。
チェロ: ヴェルナー・クレム Werner Klemm
ドレースデン音大で学び、ベルリン放送交響楽団ソロチェリスト。近年はバーべルスベルクの
ドイツ映画オーケストラのメンバーとしても活躍している。
コントラバス: アンドレアス・フレミング
Andreas Flemming
ドレースデンでペーター・クラウス、W.ギュッターに師事。現在はティロル交響楽団のコントラ
バス奏者であり数多くのオーケストラにも出演している。
木管:ルーカス・モイリ Lukas Meuli
ミュンヒェンとデトモルトの音楽大学および音楽アカデミーで学び、現在はニュルンベルクを
拠点にフリー奏者として活動中。教育活動にも携わっている。
金管:クリスティアン・ペーターセン Christian Petersen
ベルリン音大にてクルト・パルムに師事。ベルリン室内交響楽団とライプツィヒ室内オーケストラ
のソロホルニストとして出演、またベルリンの音楽学校でも教鞭をとっている。
打楽器 ヨアヒム・シュポンセル Joachim Sponsel
ヴュルツブルク音大で学び、ニュルンベルク交響楽団で長年にわたりソロ奏者として活動。現在は
ディンケンスビュールの音楽職業専門学校の打楽器講師。教則本の執筆活動とともにパーカッション
グループ“WINDFALL”主導者でもある。
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