日本史 - 清泉女子大学

日本史に関するパスファインダー
このパスファインダーは、「日本史」について調べたいときや、レポートや論文を書くために必要な情報・資料の
収集をお手伝いする「道しるべ」です。このパスファインダーには図書館の資料や、インターネット上に提供されて
いる文献、データベース、出版情報やリンクなど選りすぐりの資料・情報が掲載されています。ここに紹介した以外
にも情報・資料はたくさんあります。このパスファインダーを道しるべとして自分自身でさらに調べを進めてください。
また、わからないことは図書館員にお尋ねください。
目次
日本史とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.1
キーワードと分類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
包括的な情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
入門書と専門書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
参考図書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.3
専門雑誌
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.4
学会・協会・研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.4
日本史に関する資料・情報を検索する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インターネット情報資源
P.4
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.5
日本史とは
日本史は、次のような時代区分によって分けられる。
原始時代、古代、中世、近世、近代、現代である。
原始時代は、旧石器時代、縄文時代、弥生時代に細分される。古代は、大和時代、飛鳥時代、
奈良時代、平安時代をさす。中世は鎌倉時代、南北朝時代、室町時代、戦国時代、安土桃山
時代をさす。近世は、江戸幕府の創立(1603 年)から明治維新による東京遷都(1869 年)まで、
あるいは関が原の戦い(1600 年)以降大政奉還(1867 年)に至る間をさす。近代は、封建制
廃止以後の時代。明治維新以降現代に至るまでをさす。近代の終期、現代の始期について
は、世界史的な帝国主義段階に入る 1900 年(明治 33 年)説、1917 年(大正 6 年)の社会主
義国ソ連の出現に置く説、1945 年(昭和 20 年)の第二次世界大戦終了に置く説がある。
(『日本大百科全書』より抜粋)
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清泉女子大学附属図書館
キーワードと分類
日本史についての情報・資料を調べる際には次のようなキーワードを使います。
日本、歴史、時代区分、日本書紀、大日本史、Japanese History
また、図書館の書架を調べる際には、次の分類番号を手がかりに調べるとよいでしょ
う。
和書 : 210(日本史<一般>)、210.2(原始時代)、210.3(古代)、210.4(中世)、
210.5(近世)、210.6(近代)、210.7(昭和・平成時代)
洋書 : 952(History of Japan)
包括的な情報
日本史とは何かについて、包括的な情報を得るには百科事典や専門事典が便利です。ま
た、インターネットからも包括的な情報が得られます。
<百科事典>
『世界大百科事典』(平凡社、2007 年版)30 巻
【請求記号:031/Se22/30b 所在:1F参考図書】
「歴史」(30 巻 466 ページ)歴史の中の日本の項で、日本の歴史について
書かれています。
《JapanKnowledge》 データベース
※学内専用です
辞事典の検索を行うと『日本大百科全書』では、「日本」の中に歴史の項目が
あります。時代区分毎に日本の歴史を調べることができます。
<インターネット>
「日本史(MSNエンカルタ百科事典)」
(http://jp.encarta.msn.com/encnet/refpages/RefEdList.aspx?refid=210002615)
日本の歴史についてのウェブ上の百科事典の情報を見ることができます。
入門書と専門書
日本史についての入門書には次のような図書があります。
<入門書>
『日本史入門』 / 井上光貞著, 1966 年
【請求記号:210.01/8 所在:2F開架】
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清泉女子大学附属図書館
日本史一冊にまとめたコンパクトな入門書です。
各時代ごとに参考文献が付与されています。
『朝日百科・日本の歴史』 / 朝日新聞社[編] , 1989 年
【請求記号:210.08/14/1-14 所在:2F 開架】
原始から現代まで 12 巻の構成になっており、13 巻目が総索引として付加され
ています。カラー写真がふんだんに盛り込まれていて、初学者には大変わかり
やすい百科事典です。
『日本の歴史』 / 小学館発行, 1973 年
【請求記号:210.08/20/1-32 所在:2F開架】
「倭国の誕生」から「現代の日本」まで 32 巻で構成されており、日本の歴史を通観する
ことができます。
日本史について、さらに詳しく研究しようとする人には、次のような専門書をお勧めし
ます。
<専門書>
『岩波講座日本通史』 / 朝尾直弘 [ほか] 編, 1993 年-1996 年
【請求記号:210.08/13/2-25 所在:2F 開架】
古代から現代まで 23 巻で構成されていて、各巻は通史と論説の構成で作られた
全集です。別巻として総目次と索引が設けられています。
『岩波講座日本歴史』 / 岩波書店発行, 1962 年-1964 年
【請求記号:210.08/3/1-23 所在:2F 開架】
原始から現代まで 21 巻と歴史学や文化史学を扱った別巻 2 冊から構成されており、
各時代の巻末には解説も加えられています。
『講座日本歴史』 / 東京大学出版会発行, 1984 年-1985 年
【請求記号:210.08/27/1-13 所在:2F 開架】
原始・古代より現代まで 13 巻で構成されていて、各巻は章ごとに執筆者が異なった
構成となっています。章ごとに参考文献が付与されています。
『日本史を学ぶ』 / 吉田晶[ほか]編, 1975 年
【請求記号:210/6/1-5 所在:2F開架】
原始・古代、中世、近世、近代、現代が 1 冊の構成となっており、1 冊が複数論文に
よって構成されています。章ごとに参考文献があり、巻末に索引が付与されています。
参考図書
日本史については、次のような参考図書があります。
『国史大辞典』 / 吉川弘文館発行, 1979 年-1997 年
【請求記号:210.03/29/1-15-3 所在:1F 参考図書】
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日本史の人物や事柄を網羅した辞典で、各事項には参考文献が付与されています。
15 巻は、地名、人名、事項の索引となっています。
『日本史大事典』 / 平凡社発行, 1992 年-1994 年
【請求記号:210.03/49/1-7 所在:1F 参考図書】
日本歴史上に登場する人物や事柄が掲載されている事典です。
ほとんど項目に参考文献が記されています。
『日本歴史大事典』 / 小学館発行, 1977 年-1978 年
【請求記号:210.033/N71/1-4 所在:1F 参考図書】
日本歴史に登場する人物や事柄が紹介されている事典で、オールカラー版で
図版なども多く収録されています。
専門雑誌
日本史に関する専門雑誌、学術雑誌には次のようなものがあります。
「日本史研究」 / 日本史研究会編集 (月刊)
【所在:B2F和雑誌架】
日本史の研究論文と日本史関係書籍の書評等の記事が掲載されています。
「日本歴史」 / 日本歴史学会編集 (月刊)
【所在:B2F和雑誌架】
日本史関係の論文やレポート等の記事が掲載されています。
「史学雑誌」 / 史学会編集 (月刊)
【所在:B2F和雑誌架】
歴史学関連の論文やコラム、書評等の記事が掲載されています。
「歴史学研究」 / 歴史学研究会編集 (月刊)
【所在:B2F和雑誌架】
日本史に限らず歴史学の論文や歴史学関係書籍の書評の記事等が
掲載されています。
「日本史学年次別論文集」 / 学術文献刊行会編集 (年刊)
【所在:B2F 和雑誌架】
紀要や月刊誌以外の学会誌に掲載された日本史学の学術論文が収録されています。
学会・協会・研究会
日本史に関する学術団体としては次のようなものがあります。
「日本史研究会」(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhs/)
日本史ならびにこれに関連する諸問題の研究およびその普及を行なっている学会です。
学会誌「日本史研究」を編集しています。
「史学会」 (http://wwwsoc.nii.ac.jp/hsj/index.html)
1889 年(明治 22 年)に創立された、歴史学の学術団体です。
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機関紙「史学雑誌」を発行しています。
「日本歴史学会」 (http://www.yoshikawa-k.co.jp/nihonrekisi.htm)
専門研究者から一般社会人に至るまで、約 8000 名の会員いる団体です。
「日本歴史」を編集しています。
「歴史学会」 (http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekigaku/index.html)
日本・東洋・西洋の歴史学を中心に、学際的な研究活動を行っている団体です。
機関紙を「史潮」発行していています。
日本史に関する資料・情報を検索する
日本史について検索する際には次のようなツールがあります。
※図書館資料を調べるためのオンラインツールのことを、通称OPAC (Online Public
Access Catalog、オパック)といいます。
<OPACで図書を探す>
清泉OPAC (清泉女子大学の蔵書検索)
キーワードから、「日本 歴史」で検索してください。
WebcatPlus (他大学図書館の蔵書検索)
キーワードまたはタイトルから、「日本 歴史」で検索してください。
品川区立図書館 (品川区立図書館の蔵書検索)
キーワードから、「日本 歴史」で検索してください。
Books.or.jp (日本で入手可能な書籍検索)
タイトルから、「日本 歴史」で検索してください。
<データベースで論文・記事を探す>
CiNii (国立国会図書館の雑誌記事索引や学会誌、研究紀要を網羅)
「日本 歴史」で検索してください。
MAGAZINEPLUS (CiNiiの収録誌のほかに一般雑誌を網羅) ※学内専用です
「日本 歴史」で検索してください。
聞蔵Ⅱ[朝日新聞記事データベース] (1945 年以降の朝日新聞の記事) ※学内専用です
「日本 歴史」で検索してください。
<インターネットで情報を探す>
Google (http://www.google.co.jp/)
「日本 歴史」で検索してください。
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インターネット情報資源
このほかに日本史に関して有用なインターネット情報源としては次のようなサイトも
あります。
「東京大学史料編纂所」 (http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html)
東京大学構内にある歴史史料編纂所で、図書室を併設しているほか
各種データベースもご覧いただけます。
「国立歴史民俗博物館」 (http://www.rekihaku.ac.jp/index.html)
国立歴史民俗博物館のホームページ。
歴史民俗関係のデータベースを多数閲覧することができます。
「歴史データベース on the Web」(http://macao.softvision.co.jp/dbpwww/)
有史以前より 1999 年までの歴史的事項を掲載したサイトです。
以上
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