会議録 - 周南市

平成 27 年度第 1 回新南陽学校給食センター給食協議会
回新南陽学校給食センター給食協議会
日
時
平成 27 年 6 月 26 日(金)14:30~15:40
場
所
新南陽学校給食センター2 階会議室
参加者
各校給食主任 8 名、給食センターPTA 代表者1名、日米クック 1 名、所長、
栄養士 2 名、事務 1 名
(傍聴者 なし)
1.会長(学校給食課長)あいさつ
(課長は公務のため欠席)別紙代読
2.自己紹介
3.協議事項
(1)平成 27 年度 2 学期献立(案)について
<栄養士より説明> 先日送ったものと日にちが入れ替わったものもありますので再
度ご確認願います。
9月
郷土料理:「和歌山県の郷土料理」国体が和歌山県で9月から開催されるので設定
世界の料理:「韓国の料理」
行事食として「地場産給食の日」
10 月
行事として 10 月 10 日の目の愛護デーにともなう献立:目に良い献立設定
郷土料理:
「秋田県の郷土料理」
世界の料理:「イタリアの料理」
行事食として「地場産給食の日」
11 月
郷土料理:
「青森県の郷土料理」
世界の料理:「中国料理」
「地場産週間」24 日~30 日の 5 日間 今年度 2 回目の地場産給食
12 月
郷土料理:
「山形県の郷土料理」
世界の料理:「ロシア料理」
行事食として「地場産給食の日」では、周南市産のキュウイを使用予定
「冬至の献立」
「クリスマスの献立」クリスマス付近では給食が終了している学校があるので、
少し早いがAブロックは 16 日、Bブロックは 15 日に予定している。
各学校より年間行事予定をいただいているので、学校行事と重ならないように設
定しているが、行事の変更があれば配慮できる範囲で考えるので早めに連絡をい
ただきたい。
質疑応答なし
(1) 平成 27 年度 2学期献立(案)について
・セレクト給食実施について(12 月実施予定)
目的は児童生徒の食事に対する興味・関心を引き出し、食べる意欲を高めるというこ
と。セレクト給食は全学校対象。学校に対してデザートの資料配布。児童生徒は資料
を見て希望するデザートを選ぶ。10 月から資料配布、児童生徒の希望を集計後、11 月
にセンターへ提出。どうしてもセレクト給食の実施が難しい場合は1番のデザートを
選んで提出いただきたい。
質疑応答なし
では、計画のとおり、セレクト給食を実施させていただく。
わからないことがあれば、センターへ問い合わせいただきたい。
(2)各学校からの意見について
<栄養士より回答>
① 炭水化物の重なるメニューについて(スパゲッティなのにパンもつく)
給食がうどんやスパゲッティのような麺類の場合、一人当たり、うどんが 50g、
スパゲッティは 14gなので給食一食分の炭水化物としては量が少ないので減量
パン、減量ご飯を付けている。決まった量以上のものは付けていないので炭水
化物が過剰になることはないが、回数が多くならないよう配慮したい。
② ご飯の量について
小学1年生については 11 月までは少な目の設定。
その他の学年は1年を通して増減はない。量は摂取基準に基づき、決めている。
食事量が減ると体力低下になるので、食べやすいものを配慮したいが、学校でも
しっかリ食べるご指導をお願いします。
③おかずの量について(おかずが多かったり少なかったりする)
使用する野菜によって出来上がりの量が変わってくる。
もともと量が多かったのか、配缶がうまくいかなかったのか、原因がいろいろ考
えられるが、その都度、日誌で知らせていただけると、原因がつかみやすいので
改善しやすい。
③ 食材について(温食と副食の材料が重なる)
同じ材料が大きいおかずと小さいおかずと重ならないように配慮しているが、給
食で使える食材で考えると、どうしても重なる場合もある。さまざまな食材を使
用するように工夫をしていきたい。
④ 給食の色あいについて(色どりが、よくない)
衛生面を考え、家庭で調理するよりも加熱しているので、加熱によって野菜の色
が悪くなる。なるべく色どりが、良くなるよう工夫していきたい。
⑤ 食べやすさについて(児童が食べるのに時間がかかる献立が重なる時がある)
食べるのに時間がかかるものが重なるのはよくないので改善していきたい。
毎日食べやすいものばかりというわけにはいかないが、時間がかかって残すこと
になってはいけないので、食べにくいものが重ならないように献立を考えていき
たい。
⑥ 献立に汁物が多いことについて
昨年度も同じご意見があり、説明をさせていただいていますが、
本センターではAとB、ふたつの献立を作っている。ひとつで 1500 食作れる釜
がふたつある。釜には自動で混ぜる羽がついているが、ひとつの釜の羽は壊れて
いる。羽が壊れていると煮物を混ぜることが出来ない。混ぜることが難しいと、
どうしてもひとつの献立は汁物にせざるを得ない。釜の対策については、のちほ
ど所長からも回答あり。
質疑応答なし。
<所長より回答>
⑦献立に汁物が多いことについて
釜の状態については栄養士が説明したとおり。汁物ばかりの献立ではいけないの
で釜を改善するための予算を 6 月議会に提出。二つの大釜(1000L)は昭和 55
年より使用、すでに 35 年経過しているため調理業者からも壊れることが考えら
れると言われている。小釜を 4 つ整備できれば、汁物の献立は減る。予算要求が
議会で通れば、夏休みに釜の取替えとなる。ただ 2 学期の献立は、すでに決まっ
ているので、実質 3 学期からの献立改善ということになる。
⑧ごはんについて(固い時や糊状になっている時、においが有る時がある)
松本屋製パン所に電話等で確認した内容として
お米は1週間分精米されたものが松本屋製パン所に届き、松本屋製パン所では室
温 17 度のところで保管。炊飯する日に米を計量、水にかして、あとはレールを
流れて炊飯となる。作業の関係で水にかす時間が多少変わるが、そのことで糊状
になる、固くなる、においがするということは考えにくい。配缶後は衛生上すぐ
に蓋を閉めて配送している。炊飯の機械自体に問題はないとの回答だった。
配缶後は衛生上すぐに蓋を閉めることから湯気が水滴となり、ごはんに落ちるの
で多少糊状になることが考えられるが、配缶後すぐ蓋を閉めるのは、衛生上と言
われれば、センター側からは何も言えない。機械自体に問題はないと言われても
実際には固い、糊状、匂いがあるという現状はあるので、改善をお願いしている。
⇒協議後、松本屋製パン所に確認:ご飯の不備があった日にすぐ連絡いただけ
ると、原因が究明しやすいとのことだった。
⑨和田小担任のパンの包装について(包装がある日とない日がある)
子どものパンと担任の先生のパンは量が違うので本来担任の先生分は包装して
わかるようにしている。包装がなかったのは、包装もれで、今後注意するとの松
本屋製パン所からの回答だった。
和田小学校:ずっと包装がなかったのに、ここ最近何回か包装されたパンが届いた。
松本屋製パン所に日誌でお伝えしたら、いつも包装していると言われたが、実際
には包装なしだった。包装するのであればいつも包装してほしい。
所長:協議会終了後、再度松本屋製パン所へ電話をしておく。
和田小学校:ひとつのパン箱に 3 年生と 4 年生のパンが入ってくるが、パンの量が
違うはずなのに区別できない時がある。区別がつくようにはならないものか。
栄養士:年度初めに、区別がつくのかと松本屋製パン所へ聞いたら、わかるように
するとの回答だった。
所長:これも再度松本屋製パン所に連絡する。
⇒協議後、松本屋製パン所に確認:真ん中に教師用のパンを置き、あとは個数
でわかるように並べ方など工夫するとのことだった。
⑩最近パンが柔らかくなったことについて
今が一番パンを作るのに適した室温、湿度。逆に冬になると固くなるので苦慮し
ている。その節はお許し願いたいとのこと。
(松本屋製パン所より)
⑪ご飯の食缶が開かないことについて
市から中古の食缶を松本屋製パン所へ持って行き、使ってもらっている。学校
給食課に新年度予算要求時ご飯用の食缶を一部更新したい旨話している。
⑫牛乳瓶について(紙パックにならないものか)
山口県酪に確認したところ、最近瓶の破損が続いていることから、各地域より
瓶から紙パックにという要望が出ている。いずれは紙パックにするのだが、新年
度平成 28 年度から、すぐに紙パックにすることは難しいとの回答だった。
学校の方ではどんな思いか話されているところがあれば教えてほしい。
富田中学校:職員室内では紙パックにならないだろうかという話が出ている。
先日もぼんやりして生徒が複数本落として割ってしまい、職員室の牛乳と
取り換えた。
所長:新年度、すぐの対応は難しいと山口県酪から言われているのでまだまだ先
の話にはなる。紙パックを使っている他のセンターからは、ストローが紙
パックに糊付けされているが、この糊を食器につけてしまう児童生徒がい
て、食器が戻ってきて洗う際は水滴に見え、そのまま乾燥。翌日学校へ届
いてしまうということがあったらしい。またゴミの分別で先生方にはお手
数をおかけすることになる。紙パック、ストロー、ストローの袋への分別
と紙パックのたたみ方もゴミとして出す際、かさばらないようにしなけれ
ばいけません。児童生徒も先生も大変になるというマイナス部分もある。
もう少し先のことではあるが、今後各学校でのご意見等をきいておいてい
ただくようお願いします。
福川小学校:牛乳パックは徳山地域の学校にいるとき、ゴミの分別として、紙パ
ック、包装プラ、その他プラと3種類に分けなくてはいけなかった。
和田小学校:以前瓶の牛乳は県産 100%のものだが、紙パックは県産 100%の牛乳
ではないと聞いたが事実なのかどうか。
所長:山口県酪に確認しておく。
⇒協議後、山口県酪に確認:瓶も紙パックも中身は全く同じ。県産の牛乳
との回答だった。
質問:牛乳代は瓶と紙パックでは違うのか
所長:牛乳代は市から支払う代金としては瓶であろうと紙パックであろうと同じ
で 47.21 円
所長:小学校の低学年は牛乳瓶を運ぶのが大変なのでは?運ぶ途中で割れること
があるのでは?
福川小学校:低学年で、牛乳びんが割れることは頻繁。
所長:瓶と紙パックについては、また学校での意見として聞いておいてほしい。
⑬パンやご飯のトラブルについて、センター(学校給食課)としての対応を考えてい
るか。
市が直接、松本屋製パン所と契約しているわけではなく、松本屋製パン所が山口
県学校給食会と契約、市は山口県学校給食会と契約しているので、何か問題があ
った時は、山口県学校給食会が松本屋製パン所へ立ち入られ、第三者機関に調査
依頼等を指導されている。問題に対する回答は、必ず松本屋製パン所が山口県学
校給食会へ提出、市へは山口県学校給食会から届くので、松本屋製パン所からだ
けの回答ではないという部分で多少安心している。トラブルについては学校給食
会にも相談しているので、今後とも問題が生じた時は、山口県学校給食会を交え
て随時解決いただけるようお願いしていきたい。
⇒協議会後、今回のご飯やパンに関する問題について、松本屋製パン所・三浦生
産管理部長へ連絡の後、学校からいただいたご意見を箇条書きにし、FAX してご
確認いただくようお願いをした。また山口県学校給食会・永久さんへもそのこと
を伝えている。
その他の質疑応答
・おかずの量につて
質問:職員室のおかずの量が多い時、少ない時がある。職員室で量を調整すると
聞いたことがある。野菜の量が多かった時は多かった分が職員室に入るの
か。
栄養士:多かった分を職員に入れるということはしていない。その時出来た量が
特別多かったのか、生徒の量と随分違っていれば配缶の時のミスかもしれ
ない。その日にすぐ連絡をいただければ、調べることができる。
・児童生徒に関する身体調査について
質問:以前、児童生徒に関する身体調査があったが、養護の協力のもと提出した
が、どの程度、給食への配慮があるのか
栄養士:この身体調査は保健所からの調査回答のためのもの。どの程度の体格の
生徒にどの程度の給食を提供しているかというもの。本来は体格に見合っ
た量の給食を提供できるとよいのだが、児童生徒への給食への配慮までに
はつながらない。今いただいているデータは平均であり、子供ひとりひと
りのデータがないことには対応できないでいる。他のセンターも同様。
ただ、あまりにも国が示している基準とかけ離れていないかどうかの確認
には使わせてもらっている。
意見:4月は養護も健康診断と重なり、一番忙しい時期なので、時期をずらして
はもらえないものか。4月の結果を報告する時期に回答ではいけないもの
か。養護の先生への負担が大きいので、時期をずらしてほしい。
栄養士:次に依頼するのはまた、来年の同じ時期になるので、来年度に向けて、
養護の先生へアンケートをとらせていただいて、いつの時期がよいのか伺
うことにさせていただきます。
意見:7月がいいです。
栄養士:貴重なご意見をありがとうございました。
また日誌等でもご意見等いただけると幸せます。
(3)給食時間における食に関する指導年間計画及び 2 学期配送巡回訪問について
周南市学校栄養部会で作成している。巡回訪問についての話は、この年間計画によ
るもの。2学期の巡回訪問は調理員さんも一緒に伺う予定。今段階で、予定表の時期
は難しいという学校があれば教えてほしい。日にちが近づいたら日程調整していきま
す。
質疑応答なし。
1学期はご協力いただきありがとうございました。巡回訪問が終わった学校で何か
ご意見があればおしえてほしい。では 2 学期は、計画にそって伺いますので、ご協力
よろしくお願いいたします。
(4)その他(連絡事項)
・食器・食缶、ごみの返却およびご飯の回収について
燃えるごみ、燃やせないゴミ、
果物の皮は、果物が入ってきた袋に入れて返してほしい。
食べ残しについては全部温食缶にまとめられていることがあるが、それぞれの食缶に
戻してください。
パンは袋に入れ学校名を書いて返して
ご飯は青いコンテナに袋をかけて、その中に入れて返してほしい。コンテナの中に入
れずに返してほしい。別紙にも記載されているが、コンテナの外に置いてください。
・青いコンテナの必要数を再度確認したい
使っていないものがあれば教えていただきたい
福川中⇒1 つ余っている
富田中⇒1 つ余っている
和田中⇒1 つほしい
今伺ったので、こちらで調整させていただきます。
・嘔吐物の処理について
まだノロウイルスの時期ではありませんが、今年度、嘔吐が流行った時期があったよ
うなので、今一度処理の確認してほしい。
嘔吐物がついた食器などについては、必ず塩素消毒の上、袋に入れて、必ず区別が分
かるようにして返却してください。
この処理をきちんとしていただかないと、他の学校にも影響が出る。
センターから給食が提供できなくなることもあるので、よろしくお願いします。
・食缶の蓋について
ご飯缶の蓋と温食缶の蓋はちがう。ここのセンターの蓋には「S」の刻印があるので間
違わないでほしい。センターの蓋が足らなくなると給食の提供ができなくなるので、ご
注意いただきたい。
質疑応答なし。
お願いすることばかりではあるが、ご協力をお願いします
事務連絡として、9月の実施申請書の締め切りが 7 月 15 日なのでよろしくお願いします
その他の質問
富田西小学校:ご飯の回収方法について、当校は委員会の子が中心に回収しているが、他
の学校の回収方法を伺いたい。
福川小:担任が給食室のコンテナ方まで持って行っている。子供にはさせない。
子どもにさせると、しゃもじの水まで入れてしまったり、回収方法が徹底しないので、
残したご飯は担任が回収している。
富田東小:給食室のコンテナの所に専科の先生が4人立って、給食当番の子供が持ってき
た残したご飯の回収している。
和田小:人数が少ないので、参考にならないかもしれませんが、残した子供が直接、給食
室のコンテナへ持って行っている。
福川南小:残した子供が器を持って給食室へ持って行っている。1年生は先生が一緒に行
って回収処理をしている。
全般を通しての質疑応答なし
いろいろ、ご協力をいただきありがとうございます。
2学期は、巡回訪問で各学校へ伺いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
15:40 終了