キムワイプ卓球公式ルール

このルールは廃止されました。
現在、ルールについては、キム
卓コミュニティで議論すること
になっております。
詳細はScientific Sports誌をご覧
下さい。
International Kimwipe Table Tennis Association – The Law of Kimwipe Table Tennis
キムワイプ卓球公式ルール
日本語版 Ver.0.01alpha
本ルールは、キムワイプ卓球を行うプレーヤーならびに審判員、プレーヤーが使う道具に関するもの
である。
1. 台
1.1
台の上部に、長方形で水平な面を持つ実験台、卓球台、その他の台を用いる。水平でない部分
がある場合、台上部の全専有面積の 2 分の 1 未満に抑えなければならない。水平面の材質、形
状は、台の長辺の垂直二等分線(以下センターラインと呼ぶ)について、対称でなければなら
ない。
1.2
台上部の最も外側にあり互いに平行な短辺間の距離が、短辺の 1.5 倍以上 5.0 倍以下であるこ
と。
1.3
台の上に実験器具、実験機器、ノート、薬品が乗っていても構わない。ただし、試合開始前に
プレーヤーから要求があったときは可能な限りこれを除去しなければならない。
1.4
水平面について、直径 40mm 重さ 2.7g 卓球用試合球を用いたときの反発係数が 2-1/2 以上であ
ること。
1.5
センターラインをネット等を用いて明示する必要は無い。ただし試合開始前にどこがセンター
ラインであるかプレーヤーに周知または同意させる必要がある。
2
3
ボール
2.1
ボールは球状であること。
2.2
ボールの直径は、20mm 以上 50mm 以下とする。
2.3
ボールの素材は 1.4 を満たせるのであれば何でもよい。
ラケット
3.1
ラケットに用いることができるのは、キンバリークラーク社並びに同社の関連会社が製造した
キムワイプ®または Kimwipes®の箱に限る。
4
3.2
箱の中にはキムワイプに限り入れることができる。
3.3
箱をパラフィルムで巻くことができるが、それ以外の装飾等は認めない。
3.4
3.1 に適合しているか判別がつく範囲内に限り損傷した箱を用いることができる。
3.5
ラケットはどのように持っても構わないが、素手で持たねばならない。
3.6
試合中に箱からキムワイプを出し、または箱にキムワイプを入れることはできない。
試合の流れ
4.1
全プレーヤーが同意した方法で先攻後攻を決定する。
4.2
先攻プレーヤーは「サーブ」を行い、
「プレー」を開始する。
4.3
「プレー」はその「プレー」の点数が判明し次第即座に終了する。
4.4
4.2 4.3 を行う。
4.5
後攻プレーヤーが 4.2 4.3 を行う。
4.6
既定の点数にどちらかのプレーヤーが達したら達した方に「セットポイント」を 1.00 点与え
KTTA Regulation Committee [email protected] http://www.iktta.org/
International Kimwipe Table Tennis Association – The Law of Kimwipe Table Tennis
る。
4.7
既定のセットポイントをどちらかのプレーヤーが得るまで 4.2 から 4.6 までを繰り返すが、そ
の都度先攻と後攻を入れ替える。
4.8
5
既定のセットポイントを得たほうを試合の勝利者とする。
サーブ
5.1
ボールを素手で持ち、静止させた状態から、鉛直方向に 10.0cm 以上投げ上げ、ラケットで打
つことにより、センターラインよりも手前側で 1 回だけ台上部に衝突させ、その後センターラ
インよりも奥側で 1 回だけ台上部に衝突させることで、サーブは成功し終了する。
5.2
6
5.1 の条件を 1 つでも満たせなかった場合、サーブは失敗し終了する。
ラリー
6.1
相手プレーヤーの所作により、センターラインよりも手前側で台上部に 1 回だけ衝突したボー
ルをラケットで打つことにより、センターラインよりも奥側で台上部に衝突させることをラリ
ーという。
6.2
7
6.1 の条件を満たせなかった場合、ラリーは失敗したという。
点数の決定方法
7.1
サーブに失敗した場合、サーブをした側ではない方の点数に 1.00 を加え、これを以てプレー
の点数は判明する。
7.2
ラリーに失敗した場合、ラリーに失敗しなかった方の点数に 1.00 を加え、これを以てプレー
の点数は判明する。
8
既定の点数
8.1
既定の点数は、試合開始前に全プレーヤーが同意しておく。標準として、11.0 点を設定する。
点数は奇数の素数が望ましい。
8.2
既定のセットポイントは、試合開始前に全プレーヤーが同意しておく。標準として、3 セット
ポイントを設定する。
9
禁止行為
9.1
試合中、以下の禁止行為を行った場合、行っていない方の点数に 1.00 を加え、またプレー中
であった場合はプレーを終了する。禁止行為が終了するまで試合は中断する。
9.2
プレー中に相手プレーヤーの体の一部または全部に触れること。
9.3
ラケット・ボールを投げたり、故意に破壊したりすること。
9.4
プレー中に浮いているボールに体の一部(ラケットを含まない)が触れること。ただし、ボー
ル上部の高さが、台上部の最も低い部分を下回った場合はこの限りではない。
9.5
プレーヤーに暴言を吐くこと。
9.6
けがをすること。
9.7
キムワイプ卓球を本業とすること。
9.8
白熱しすぎて本業に支障をきたすこと。
KTTA Regulation Committee [email protected] http://www.iktta.org/