7.6 への移行を推奨する 5 つの理由

製品概要
7.6 への移行を推奨する
5 つの理由
XenApp 7.6 に移行する 5 つの理由
Citrix XenApp の顧 客であ れば 、実績 ある テクノ ロジ ーを使 用し た
Windows アプリケーションのホスティングとサーバーベースのデスク
トップの公開がもたらすセキュリティ、マネージャビリティ、リモート
アクセスに関する大きなメリットを十分ご存知でしょう。しかし、
XenApp 7.6 は、Windows アプリケーションの仮想化やデータセンターで
の同アプリケーションの一元的な管理を行うだけでなく、あらゆるデバ
イスを通じてあらゆる場所にいるユーザーに対してそれらのアプリケー
ションをサービスとして提供することができる業界唯一のテクノロジー
であることをご存知でしたか?
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XenApp 7.6 に移行する 5 つの理由
Citrix XenApp とそれに含まれている FlexCast テクノロジーは、Windows
アプリケーションのモバイル化、低コストでのデスクトップの更新、ノー
ト PC やタブレットデバイスによる BYO プログラムを実施できる柔軟性を
提供します。また、これを使うことで、企業の IT 部門は、高いセキュリティ
を備え、シームレスにモバイル環境へと移行できる、常時利用可能なサー
ビスとして Windows as-a-Service を提供できます。FlexCast テクノロジー
は、その高度なアプリケーションデリバリー機能を使用して、IT 部門が今
日の現代的で複雑なビジネス上のニーズを満たすために必要となるすべて
のものを提供します。
このドキュメントでは、自社のユーザーがあらゆる場所から、あらゆるデバイスを通じて企業のア
プリケーションにセルフサービス式のオンデマンドアクセスを行えるようにしたい場合、XenApp
7.6 への移行を強く推奨する理由を 5 つ紹介します。
XenApp の FlexCast®管理アーキテクチャ(FMA)
は、顧客が配備したいアプリケーションやデス
クトップのワークロードとは独立した制御シス
テムを提供するよう構築されています。これは、
基盤となるオペレーティングシステムへの依存
性を分断することにより、顧客が単一のコン
ソールを通じて、
広範な種類の Windows プラッ
トフォームをすべて単一のサイトで組み合わせ
て利用できることを意味します。またこれは、
オペレーティングシステムをアップグレードす
るたびにアプリケーションの再構築やアップグ
レードを行う必要がないことを意味します。
XenApp 7.6 はクラウド配備向けに根本から再
構築されており、同製品には、アプリケーショ
ンやデスクトップをクラウドサービスとして自
動化およびオーケストレーション化できるよう
な完全な統合が含まれています。
用して Windows-as-a-Service を提供できるよ
うにしています。
フットプリントの縮小とスケーラビリ
ティの強化
XenApp アーキテクチャは業界をリードする実
績あるテクノロジーであり、百万人以上のユー
ザーの仕事を日々支えています。ただし、個々
の XenApp サーバーは、サーバー自身および他
のサーバーをトラッキングするために多くの作
業を引き受けます。このため、配備環境が肥大
化するにつれ、一部の XenApp サーバーには、
ゾーンデータコレクターとしての役割を割り当
てる必要があります。新しい XenApp 7.6 の
FlexCast 管理アーキテクチャでは、サーバー
ワークロードの負担を軽減することが可能と
な っ て お り、 仮 想 デリ バ リ ーエ ー ジ ェン ト
(VDA)を各 Windows Server 上にインストー
マイクロソフト社がこれまでにない速いペース
ルするだけで、デスクトップベースの VDI 仮想
で Windows の新バージョンをリリースした場
マシンと同じプロセスとロジックを使用してア
合でも、
顧客は XenApp 7.6 を使用することで、
プリケーションやデスクトップのホスティング
自分自身のスケジュールに基づいて Windows
のリリースを採用できます。XenApp 7.6 では、 が行えます。つまり、XenApp 7.6 では、1 台の
顧客は単一サイトと単一コンソールを使用して、 サーバーで XenApp 6.5 よりも 10%多くの数の
アプリケーションやデスクトップをホスティン
Windows Server 2008 R2 から新しい Windows
グできます。さらに、XenApp 7.6 では、HDX™
Server 2012 R2 に 至 る ま で の 3 世 代 の
モバイルコーデックの改良により、フレーム
Windows Server をサポートできるようになり
レートの倍増と帯域幅使用量の削減を同時に実
ました。シトリックスはマイクロソフトと足並
現しています。
みを揃えることで、顧客が Windows Server、
System Center、Hyper-V における最新機能を利
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XenApp サーバーのプロビジョニングを行う場
合、XenApp 7.6 より前のバージョンで利用可能
な唯一の選択肢は Provisioning Services(PVS)
であり、これは Platinum エディションの顧客の
みが利用できるものでした。XenApp 7.6 では、
Machine Creation Services(MCS)を使用して
XenApp サーバーのプロビジョニングを行える
®
ようになりました。MCS は XenDesktop で長
年提供されてきたテクノロジーです。MCS のプ
ロビジョニングテクノロジーは、Platinum およ
び Enterprise の各エディションで利用できるた
め、顧客はセットアップが簡単でより強固なテ
クノロジーのもたらすメリットを享受できるよ
うになります。また、IT 管理者は、今日の急速
に変化するワークプレースにおいて迅速なス
ケーリングが可能となります。
モバイル化に必須の Windows アプリ
ケーションを提供
2013 年のタブレットの売上高は前年比で 49%
増加しており、ワーカーにはオフィスの外にい
る場合でもタブレットやスマートフォンを使っ
て仕事ができる能力が求められています。しか
し、多くのユーザーが仕事をする場合に依存し
ている数千もの Windows アプリケーションに
ついてはどうでしょうか?XenApp 7.6 は、
Windows アプリケーションへのシームレスで
高度にセキュアなアクセスを提供するほか、以
下に示すモバイルデバイス向けに最適化された
3 つの方法を通じて、アプリケーションを作り
直す必要なしに、ユーザーが各種の非 Windows
デバイス上で Windows アプリケーションにア
クセスできるようにします。
 新しい HDX Mobile SDK を使うと、開発者は、
画面サイズやボタンサイズを最適化するこ
とや、カメラや GPS などのローカルデバイ
スオプションを取り込むことにより、モバイ
ルアプリケーションを簡単に最適化できま
す。
最も強力な 3D アプリケーションを含
む、あらゆるユースケースに対応
巨大な 3D モデルやシミュレーションに関する
共同作業で高い生産性を維持するには、多くの
ローカルデータ、多くの GPU、適切なバージョ
ンのソフトウェアが必要となります。しかし現
実的には、設計アプリケーションのバージョン
を常にアップデートして同期した状態に保つこ
とや、膨大な量のデータファイルを世界各地の
サイトに移動することはほとんど不可能です。
このため、多くの製造業者、エンジニアリング
企業、建設会社は、プロフェッショナル向けの
3D グラフィックスソフトウェアを仮想化する
ために、XenApp 7.6 とそれに含まれる Flexcast
テクノロジーの採用を検討しています。これに
より、ワーカーの高い生産性を維持し、タイム
トゥマーケット(TTM)を短縮できると同時に、
機密データや知的財産を保護することが可能と
なります。
ファーム管理は数分で完了、IT 部門は
保守作業にかける時間を減らしサービ
スレベル制御により多くの時間をかけ
ることが可能に
XenApp 7.6 を利用する明白なメリットとして、
アプリケーションとデスクトップの配備をボタ
ン 1 つで実行できることに加え、機密データを
 HDX の背後にある新しい H.264 を利用した
保護できること、およびモバイルワーカーの生
コーデックは、オンボードのハードウェア
産性を向上させることが挙げられます。しかし、
ベースのデコードを使用するモバイルデバ
イス向けに最適化されています。これにより、 サービスを実行し続ける必要のある運用チーム
に関してはどうでしょうか?XenApp 7.6 には、
画面のリフレッシュレートを倍増できると
EdgeSight 分析機能が組み込まれているため、
同時に、ホステッドアプリケーションを利用
サービスデスクの担当者は、Director コンソー
するデバイスのバッテリー寿命を 2 倍以上
ル内で NetScaler HDX Insight を使用して問題
に延長できます。
の診断や解決を行えます。
 新しい HDX Mobile テクノロジーを使うと、
あらゆる既存の Windows アプリケーション
一方、運用チームは、キャパシティ計画に必要
をモバイル対応に変えることができます。メ
となるすべての洞察を有しており、ネットワー
ニュー、ピッカーオプション、テキスト入力
クから仮想インフラストラクチャーにいたるま
などは、タッチデバイス用に最適化されたイ
での性能を保証します。最良の性能を実現する
ンターフェイスへとシームレスに変換され
には、アプリケーションの利用情報を使用する
ます。
こと で、自社 の XenApp イン フラストラ ク
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チャーを最適化し、サーバーワークロード間で
ユーザーが適切なタイミングで的確に分散され
ていることを保証する必要があります。また、
ユーザーの同時接続性に基づいてアプリケー
ションの利用状況を記録および表示することに
より、ユーザーがいつ接続しようとも、あらゆ
るユーザーに適切なライセンスが提供されるこ
とを保証する必要があります。
IT 環境の将来を見据えて設計されたアーキテク
チャである FMA をベースとした XenApp 7.6 は、
ク ラ ウ ド ベー ス の プラ ッ ト フォ ー ム であ る
Citrix Workspace Services(CWS)のコアコン
ポーネントとなります。このプラットフォーム
を使うことで、パートナーと顧客の両方が、任
意のクラウドを通じて DaaS、仮想アプリケー
ションデリバリー、モバイルサービスを迅速に
構築および提供できるようになります。FMA を
仮想アプリケーション/デスクトップのトラ
ベースとした XenApp 7.6 を使うと、
現時点で、
フィックは、1 つのネットワーク上において、
5 世代にわたるオペレーティングシステムを単
それ以外のすべてのトラフィックと競合します。 一のプラットフォーム上で容易にサポートでき
厳格な SLA(サービスレベルアグリーメント) ます。また、将来的に CWS を使用して、追加
を満たすためには、ネットワーク管理者は、日
的なアプリケーション管理の柔軟性やコスト削
常的に優れたユーザーエクスペリエンスを提供
減を実現することも容易です。
するためにアプリケーションとデスクトップの
優先順位付けと最適化を行うツールを必要とし
まとめ
ます。利用タイプに基づいて、HDX のトラ
XenApp 7.6 を使うと、ますます複雑化しモバイ
フィック優先順位付け機能は、標準的な QoS
ル化するワーカーに対して、彼らが必要とする
ルーティング手法を使用して、通信チャネルを
アプリケーションとデスクトップを配信するこ
1. 専用リアルタイム、2. インタラクティブ、
とが、かつてないほど簡単に行えるようになり
3. バックグラウンド、4. バルク、5. RTP/UDP
ます。今すぐアップデートするにせよ、将来的
音声チャネル、という 5 つの独立したストリー
な移行計画を立てるにせよ、XenApp 7.6 を体験
ムへとセグメント化します。
する最も簡単な方法は、ダウンロードして、そ
の強力さを自分の目で確かめることです。直観
ハイブリッドクラウドに対応したプ
的なウイザードと自動的な構成チェック機能を
ラットフォームにより設備投資なしに
使うことで、迅速に XenApp 7.6 環境をセット
スケーラビリティを提供
アップして運用を開始できます。
XenApp 7.6 はシ ト リッ クス の第 3 世代 の
FlexCast 管理アーキテクチャ(FMA)に基づい
た業界唯一のハイブリッドクラウド対応プラッ
トフォームです。このプラットフォームは、管
理プレーンをワークロードから分離することに
より、IT 部門が公開済みアプリケーションをオ
ンプレミス環境でセキュアに配信することを可
能にするほか、ワーカーやモバイルワークス
ペースをオンプレミス環境やクラウド環境で管
理することを可能にします。世界最大級のクラ
ウドがもたらす高い弾力性と経済性を利用する
ことで、顧客は、設備投資をすることなく、季
節変動的なニーズや予期せぬニーズに対応する
ための新しいキャパシティを追加できます。こ
れにより、顧客には、モバイルエンタープライ
ズクラスの柔軟性とリソースが与えられます。
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Citrix について
Citrix Systems, Inc.(NASDAQ:CTXS)は、新しい快適なワークスタイルを実現する仮想化、ネットワーキング、クラウドイン
フラストラクチャのリーディングカンパニーです。多くの企業および組織の IT 部門やサービスプロバイダーが、仮想化、モバ
イル化されたワークスペースの構築、管理、セキュリティ確保のために、シトリックスのソリューションを利用しています。仮
想化、モバイル化されたワークスペースでは、デバイス、ユーザー、利用するネットワークやクラウドを問わず、アプリケーショ
ン、デスクトップ、データ、サービスをシームレスに利用することができます。シトリックスは今年、創設 25 周年を迎えます
が、今後も革新に取り組み、モバイルワークスタイルにより IT をさらにシンプルにするとともに生産性の向上に貢献していき
ます。シトリックスの 2013 年度の年間売上高は 29 億ドルで、その製品は世界中の 33 万以上の企業や組織において、1 億人以
上の人々に利用されています。シトリックスの詳細については www.citrix.co.jp をご覧ください。
©2014 Citrix Systems, Inc. All rights reserved. Citrix、XenApp、FlexCast、HDX、XenDesktop、EdgeSight および NetScaler は、
Citrix Systems, Inc.またはその子会社の登録商標であり、米国の特許商標局およびその他の国に登録されています。その他の商
標や登録商標はそれぞれの各社が所有権を有するものです。
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