次回の市民フォーラムは 9 月 1 日です。皆さん参加しましょう。 日です

発行人 大阪市を洗濯する市民の会
共同代表
共同代表
事務所
黒田
前川
茂穂
武志
大阪市西区新町
大阪市西区新町 1-17-
17-8
ハイネス新町公園 903 号
TEL&FAX
E-メール
06-
06-6535-
6535-5233
clean26@sentaku
clean26@[email protected]
http//www.sentaku
http//www.sentaku//www.sentaku-osaka.jp
通算第12号
通算第12号
少子高齢化はもう20年も前から言われておりました。
高度経済成長も止まり、15年前にはバブルもはじけ
て、経済は下降し始めていました。
行政はこういった現実を正視せずに、間違った方向
で私達の税金を使いつづけた結果、年金制度や健康保
険制度など、私達の暮らしに必要不可欠な制度が破綻
しかかっています。
そして債券の発行等、借金をし続け、既得権益を守
ろうとする公務員の為の納税であるかのように振舞わ
れてしまいました。
このツケは明らかに増税になり、孫子の代まで続き
ます。 税金の使い道を間違った役所の職員に、いつ
までも行政を任せるわけには行きません。 市政改革
を本当に市民のものにするためにも、市民の監視が必
要です。
政治なんてわからないといわないで、自分の
目で確かめなければなりません。
2006 年7月発行
年7月発行
もう秒読み段階!
もう秒読み段階!
支出過多となった家計はまずぎ
りぎりまで支出を落とします。
収入を増やすことは容易ではな
いからです。大阪市の支出はぎ
りぎりまで削られているか?安
易な収入増の(税・保険料等を
上げる)道に踏み込んでいない
か?市民の監視の正念場です
次回の市民フォーラムは 9 月 1 日です。皆さん参加しましょう。
詳細は大阪市のホームページをご覧ください。
1
これが大阪市の市民対応か!
市政改革本部各位、市政改革推進会議各位、コンプライアンス委員会各位
市政改革室長気付
大阪市を洗濯する市民の会
共同代表 黒田茂穂 前川武志
健康福祉局が「洗濯の会」と局長との会合を阻止するためにとった市民愚弄的、反改革的対応への
内部調査の要請
6 月 21 日夜 8 時頃、健康福祉局 小倉課長代理より再度電話がありました。彼の言い分は、(小倉氏
が会に局長との会合だと思わせておいて、勝手に小倉氏自身との会合に変えたのは)
「役所には役所の仕
事のやり方というものがあり、それを理解して貰う必要がある。会が申し入れている件は保険年金課の
所管なので保険年金課で対応したい。」というものでした。
さらに、以前「6 月 2 日の市長記者発表により会との会合が当分できなくなった」と通告していたこ
とについては、
「この話は 6 月2日以前に始まっていたことなので、7 月を待たずに再開してもよい」と
のことでした。市長の記者発表の趣旨は明白で、地対財特法終了後も続いていた同和関係諸団体と市と
の不明朗な関係を清算・一掃するということに尽きます。もし当会との関係が対象から外れるというの
なら、以前から話が継続しているということは理由にはなり得ない筈です。団体との関係が市民に隠蔽
すべき犯罪的なものであれば、以前から続いていればいるほど清算せねばならない可能性は高くなりま
す。当会が対象にならない理由は、市長の記者発表の趣旨が、国保料改定に関する当会のクレームと何
の関係もないということ以外にはありえません。それよりも、市長にすれば、6 月 2 日の記者発表を利
用して当会と健康福祉局長との会合を阻止しようとする職員がいるとは考えてもいなかったでしょう。
この意味では小倉氏のしたことは市長の改革努力に対する裏切り行為でもあるわけです。
保険年金課とはすでに 5 月 25 日、30 日と 2 回の会合を持ち、現状に関する一通りの意見交換は済ん
でいます。6 月 6 日の 3 回目の会合は国保料の改定について市民の理解を得るために今後健康福祉局と
して何ができるか、つまり改革の第一歩をどう踏み出すのかという局長と市民との話し合いとなるはず
であったのです。小倉氏が独断で会には局長との会合だと思わせておいたまま、勝手に彼との会合に変
更して、6 人の会員を振り回したのです。どんな親しい友人同士の会合でも、相手に迷惑を掛けたり、
騙したりするようなやり方はしないものです。
ましてや市政改革促進のために足を運ぶ市民を騙すとは、
並の神経では理解しがたいことです。しかも、
「審議会答申を得、議会承認を得ているのだから今回の国
保料の改訂には何の問題も無い」という彼の持論を繰り返し聞かされるだけの会合となったのです。当
会を騙し、迷惑を掛けたことについて何の謝罪もありません。
当方も今回の改訂に審議会も開いていないとは思っていないし、ましてや議会を通していないなどと
は思ってもいません。今までのやり方で本当に問題が無いなら改革は要りません。が、いま市が問われ
ているのは、今までのそのやり方が機能麻痺した結果、市民への背信・裏切りと言うべき腐敗が蓄積し
たことでしょう。それを改革するためにすべてをガラス張りにし、市民参加を求め、行政の今までの独
りよがりや独善を改めて、市民の目線に沿う行政に変えようとしているのではありませんか。小倉氏は
どうも今の市の改革が、市民の信頼を取り戻すための改革だということが良く飲み込めていないようで
す。あるいは良く飲み込めているが故に改革を潰そうとしているのか、どちらかでしょう。
小倉氏はこれだけ手の込んだ嘘を並べて、市民と局長との面談を阻止しようとしています。健康福祉
局が局長と市民との会合を避けたい問題を抱えているということなら、その問題とは何でしょう?
2
改革は市職員にとって必須との認識があるなら、市民との対話の機会を進んで利用するべきでしょう。
市民がわざわざ複数で、市の都合に合わせて出向いてくれるのです。通常なら自分から出向いてでも市
民への説明責任を果たすべきではないでしょうか? あまりにも市民との間の風通しが悪すぎます。市
民から身を隠す市幹部の背後にいったいどんな考え方が潜んでいるのか? 興味のあるところです。
大阪市改革をこんなことで頓挫させないためにも、徹底的にご調査いただく必要がありそうです。
もし、一部の不心得な職員の勝手な放言ではなく、市として市民に説明できる理由があるなら、次の市
政改革フォーラムの席上必ず市民に局長自らご説明いただきたいのです。この件の経緯を示す文書を添
付し、なぜ健康福祉局長が、今回の国保料改訂の不明朗な検討過程や不十分な広報に関する市民の疑問
に向き合い説明しようとしないのか、ご調査くださるようお願いいたします。
洗濯市民の声1:
芦原病院ヤミ貸付・虚偽補助金事件での健康福祉局長の責任は免れない。
芦原病院の局長名義の口座は局長の責任は免れない証拠になると思います。
その1;大阪市では公金は全て収入役室が管理することになっている。費目が特定されない場合は、一
時取り扱い金とする。窓口で不明金が発生した時、市への寄附も調定という承認作業があるまでは一時
取扱金で預かり、その後振り替える。
それ以外では頻繁に出し入れする費目、国保の出産手当金等の窓口払いにするための資金前途金以外は
公金を現場部署で管理することを禁じている。なのにその口座を開設している。
不正を防ぐために講じた措置を無視されたら、不正は防止できない。
その2、犯罪を助長する目的で口座開設した場合、例えば振り込み詐欺に使われた預金口座はその開設
者も罰せられるようになっている。口座を開設するためには、印鑑と本人確認が必要なので局長の関与
がないとできない。しかも、明らかに違法目的である。
こうしたことを仕事上やった、私腹を肥やしていないで済ませば、何でもありになってしまう。
TM
洗濯市民の声2:
市職員は税金ドロボーか?議会は何をしているのか?
6 月30 日、大阪市職員にボーナスが当たり前のように支給された。これも前例により、先例に従いです
か?
平均支給額85 万円超。2 カ月分らしいですね。約300 億円。市職員の中でそのボーナスが市民の税金で
あることをしっかり認識している職員はどの位いる。逆に市職員に支払われたあのボーナスが自分達の
血税であることを市民がどれだけ認識しているか?
つい先日住民税が値上げされた。人により10 倍に上がってる。国民健康保険料も改定された。まだまだ
市民サービスは低下、市民負担は増加しますよ、確実に! なのに血税を無駄に使いまくりこんな財政
危機を招いた彼ら市役所職員には何もなかったようにボーナスは支給される。
市役所は自分で大変な財政危機だと言ってるから、てっきりボーナスは大幅カットと思ってた! もし
かすると無いのかと。民間なら財政破綻なら必ずそうする!大阪市市役所職員ってのは良い身分ですね
え。過去何10 年に渡りカラ残業、カラ手当でヤミ年金、ヤミ手当でヤミ退職金等々の厚遇で市民の血税
を食い物にして、尚、他の政令指定都市に比べて異常に多い過剰職員を抱えながら、リストラもせず、
バカ高い給料とボーナスをごく一部の健全な超一流民間企業と同じように支給!そして改革だ、財政危
機だ、市民の信頼回
復が第一だ、なんて叫んで。挙げ句飛鳥会多額横領事件が発覚し、またまた芦原病院事件で明らかなる
3
局長を筆頭にした不正、違法行為で市民を欺いて税金を不正流用している!
ほとんどの市職員に危機感が無い!当事者意識が伺えない。あるならば健康福祉局長からは辞表の提
出があるだろう。又市長も早期にその責任を明確にすべきである。
それにしても、我らが市民の代表と云うことになってる市議会は何をしている?天下に悪名を知らしめ
たこの大阪市市役所の実態の原因の半分は大阪市市議会がそのチェック機能をはたさなかったからでは
無いのか? 飛鳥会事件、芦原病院事件と一般市民を愚弄するような事が続いている。何故もっと厳しい
責任追求をしない?出来ない?
一年足らず先に選挙があります。市民が今の状態の大阪市政を見て市議会が責任を果たしてるように
思いますか?大規模な入れ替えを望んで当然です。 滋賀県知事選、東大阪市長選も有利だったはずの現
職が敗退しました。住民の血税を無駄に使いまくり住民に負担増を強いる現在の行政に住民が強い不満
を持ったからだと思います。大阪市もこの辺で変わらないと泥沼だと思います。
大阪市市民の皆さん、どうしますか?
T.S
市民グループよりの感想と提言
第 3 回市政改革推進会議を傍聴して
現在の市政改革の進捗状況を推進会議の委員方の目にどのように捉えられ評価されるのか、というこ
とにも大きな関心を持って傍聴させてもらいましたが、市民として最も関心があったのは各局での取り
組みに局幹部がどのようなスタンスで関与しているかということでした。
率直に言って、局の考えている改革が誰のための改革なのかよく見えないところがあります。組織が
自己防衛のために改革を考えるのと、市民のために改革を考えるのとでは手法も結果もまるで異なって
くるはずです。どうも印象では、大阪市の局幹部は自分たちの属する組織の延命のみを図っているよう
にしか見えないところがあります。正直といえるのかもしれませんし、今までの幹部市職員の考え方の
延長にはそれしか期待できないということなのかもしれません。
自治体の職員が一丸となって自分たちの利益や自分たちを守ることを考え始めたら、当面市民に出来
ることは限られてきます。ここはなんとしても関市長の改革への信念と蛮勇に期待せざるを得ません。
それにしても、地下鉄を含めた交通局の民営化がなぜいま突然出てきたのか、市民にはさっぱり理解
できません。他の交通事業体と比較して明らかな潜在高収益力と人員の過剰があるなら、やることはお
のずから決まってくるのではないでしょうか。余剰人員で何とか稼げる事業を考えてその事業を切り離
すか、人員削減を実施するしかないのでしょう。バス事業の不採算性が言はれていましたが、今の市バ
スの民営化は、もちろん慎重の上にも慎重を期すとしてのことですが、検討に値するかもしれません。
しかし何故地下鉄も含めて検討することになったのか、その理由が分かりません。
交通局長は第 1 回オープンフォーラムの席上、人員削減は出来ない旨発言していたと思います。それ
ならなぜ交通局の民営化ということを考えたのでしょう。市民の目には、潜在高収益力と交通事業にま
つわる利権を持って独立できれば、向こう3年間での団塊大量退職もあるので、当分このままの放漫経
営が続けられるとでも考えているようにしか見えません。
この憶測が間違っていたとしても、もし潜在収益力のある公共事業が市民の手を離れることになるな
ら、結果として全ての市民の将来の利益となるべきものが一部の者の利益となってしまうことに違いは
ありません。そしてこのような市民の憶測には根拠があるということを忘れないでください。それほど
市に対する市民の不信は大きく深いのです。
市長の蛮勇と推進会議の顧問及び各委員の誠意だけが大阪市民のこの不信を払拭する最後の拠りどこ
ろに他なりません。
最後に、運営方法についていくつか提言します。
・ 市政改革推進会議では、改革のあるべき姿について、顧問と委員と市長と幹部職員との間で、貴重で
4
率直な意見交換が行われています。オープンフォーラム同様、市民に広く知ってもらう必要と価値のあ
る会議です。難しいかもしれませんが、開催日時と場所を出来るだけ早く広報するべきです。直前の HP
掲載だけでは不十分です。
・ 傍聴者定員も 30 人なら、そうと早めに広報しましょう。以前新聞には 10 人と報道されていた。
・ 討議の様子もメディアに公開するべきです。それが本当の情報公開でしょう。もちろん議事録は
(出来れば動画での討議録も)翌日(が無理なら最短期間で)ネット公開です。
以 上
財政局より固定資産税の前納報奨金の取扱いについての回答書
平素は何かと、大阪市税務行政にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。早速でございます
が、先にお寄せいただきました固定資産税の前納報奨金の取扱いについてお答えいたします。
納期前納付報奨金制度につきましては、納税意識の高揚を図るため創設された制度でありますが、
低金利となっている市中金利と報奨金にかかる金利に大きな差が 生じていること、給与から市・府民
税を天引きされるサラリーマン ( 給与所得者 )など報奨金制度を利用できない方との不公平が生じて
いることなどから、平成 1 5 年度限りで廃止となりました。
なお、廃止に伴う経過措置として、平成 1 7 年・ 1 8 年度については、口座振替制度を利用して 「 1
年分まとめて納付」される方のみに報奨金を交付してまいりました。
口座振替制度につきましては、納税者の利便性の向上・納期内納付率の向上や納め忘れなどにより発
生する督促や催告にかかる経費についても節減できることから、徴収事務の効率化による経費節減につ
ながると考えており、口座振替の加入勧 奨を積極的に推進しているところです。
ご質問の報奨金制度の廃止をするに至った理由を明らかにするデータについてですが、平成 1 5 年
度時点での検討資料を添付致します。資料のとおり窓口納付にかかる経費については、納税通知書が 1
0 ページ必要であり全期前納は 155.64円の経費がかかりますが口座振替にかかる経費については、納
税通知書が 2 ページで済み 131.38 円となり 24.2 6円口座振替の方が安くなります。 ( 期別納付
は 6. 2 6 円口座振替の方が安くなります。)
今年度の納税通知書については、口座振替をされている方には、今年度限りで納 期前納付報奨金の
経過措置がなくなることを周知するため、「納期前納付報奨金制度の廃止について[おしらせ ] を同
封し、口座振替をされていない方には「口座振替の加入勧奨を行う内容の [ お知らせ ]を同封致しま
した。また、一昨年、昨年と納税通知書には「納期前納付報奨金制度の廃止について【お 知らせ】」
を同封し周知しております。
なお、今年度から固定資産税を初めて納めるようになった方に対しては、事前に口座振替の加入勧奨
と併せ納期前納付報奨金制度について周知を行っております。納期前納付報奨金制度の廃止並びに口座
振替の加入勧奨につきまして、何卒ご理解 いただきますようよろしくお願いいたします。
固定資産税・都市計画税 ( 土地・家屋 ) にかかる口座振替と窓口納付にかかる経費比較
納税通知書作成費
金融機関手数料
納付済のお知らせ
作成費
合計
平成15年度 ( 銀行窓口収納分)
窓口納付(納通: 10 頁)
全期前納
期別納付
153.64
15:3.64
2.00
8.00
口座振替(納通:2 頁)
全期前納期別納付
78.49
78.49
8.00
32.00
44.89
44.89
131.38
155.38
155.64
5
161.64
「国民健康保険賦課改変の検討をいつ誰がどのように行ったのか」
「国民健康保険賦課改変の検討をいつ誰がどのように行ったのか」
に対する健康福祉局よりの回答書
平素は、本市国民健康保険事業に、ご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
早速ですが、先にお寄せいただきました要望事項についてお答えいたします。まず、 1 点目の「制
度改変の検討をいつ誰がどのように行ったのか」ということについてですが、「国民健康保険料の賦課
のあり方」については、平成 1 7 年 1 2 月 2 1 日、市長より大阪市国民健康保険運営協議会へ諮問
し、本年 2 月 1 6 日に答 申を得ました。
その答申内容を踏まえ、国民健康保険料の算定方法等の変更に関する条例改正案 について、市会に
おいてご審議いただき承認され、平成 1 8 年度より市府民税方式 から所得比例方式に変更すること
となったところです。
2点目の「その検討過程は、進行中の改革 ( 情報公開、市民参加 ) の趣旨にのっとったものにな
っているのか」ということについてですが、大阪市国民健康保険運 営協議会は、国民健康保険事業の
運営に関する重要事項について、大阪市長からの 諮問事項について審議し、その結果の意見を市に答
申するという重要な役割を負っています。
その組織は、被保険者を代表する委員 9 名、保険医又は保険薬剤師を代表する委員 9 名、公益を
代表する委員 9 名、及び被用者保険等保険者を代表する委員 2 名の 計 2 9 名で構成されています。
大阪市国民健康保険運営協議会は、平成 1 7 年度は平成 1 7 年11月21日、12月22日、平成18年2
月16日の計 3 回実施されており、被保険者の方々に広く内容を知っていただく必要から、すべて公開
( 傍聴、可 ) とし、市民の方々への情報公開に努めてまいりました。その実施日等につきましては、
大阪市ホームペー ジ、市庁舎前への掲示、新聞社への情報提供等により周知しています。
3 点目の「一部の者にかかっている過重な負担が解消され市民の負担が公平になるのか」というこ
とについてですが、中間所得者層の負担が高くなること等の理由 から、国民健康保険料では所得割負
担の範囲が最も広い「所得比例方式」が賦課方式の原則となっており、全国でも約 98% の市町村が「所
得比例方式」を採用して います。
また、大阪市と堺市が平成 1 8 年度より「所得比例方式」を採用したため、大阪府下では泉南市を
除く、すべての市町村で「所得比例方式」を採用することとなりました。( なお、泉南市は平成 1 9 年
度より「所得比例方式」を採用予定です。 )
本市におきましでも、平成 1 7 年度においては住民税非課税世帯が 65% を占 め、課税世帯の保険
料が過重となっていることから、平成 1 8 年度より「所得比例方式」へ変更しました。その変更に係
る影響としましては、約 30% の世帯が増 額、約 20% の世帯が減額、約 50% の世帯がほぼ増減がな
いと試算しており、必 要な保険料総額は同じですので、約 20% の世帯の減額部分を約 30% の世帯で
負担することとなり、保険料が過重となっている住民税課税世帯の負担が若干 改善されるものと考え
ています。
4 点目の「退職被保険者制度には公費が投入されていない」ということについて ですが、高齢退職
者は、退職後国民健康保険に加入することとなるのが一般的であるため、医療の必要性の高まる時期に
給付水準が低下し、またその医療費の負担は主として国庫と他の一般被保険者 ( 自営業者、農漁業従事
者等 ) に依存することとなり、医療給付及び費用負担の両面において不合理が生じていました。
退職者医療制度は、このような不合理を是正するため、昭和 5 9 年の制度改正により市町村国保の中
の制度として創設、同年 1 0 月 1 日より施行されたものです。
退職被保険者等の医療給付費及び退職被保険者等に係る老人医療費拠出金は、退職被保険者等に係る
6
国民健康保険料及び被用者保険等保険者の拠出金を財源とする 療養給付費等交付金によって賄われるこ
ととなっています。
5 点目の「公費の投入を増やす」「累進的負担を進めて高所得者により多くの負 担を求める」とい
うことについてですが、国民健康保険の平成 1 8 年度の市予算 は、 3, 2 6 2 億円を計上しており、
財源は国の支出金等が 51% 、保険料が 2 6% 、残りを市費やその他の収入で賄っており、本市では毎年
一般会計から多額の繰 入れ ( 平成 1 8 年度予算繰入額 4 7 9 億円 ) を行い、保険料負担の軽減に努
めていることころです ( 軽減前 : 一人当り 91,10 7 円、軽減後 : 一人当り 71, 1 0 6 円 ) 。
国民健康保険被保険者以外の市民の方にとっては、市税を投入することは、保険料の二重負担となる
ことから、これ以上の繰入れは理解を得ることは難しいと考え ています。
また、保険料は医療給付費に充てるといった目的にのみ使用されるため、一人ひとりの医療給付費は
所得に関わらず同様であることから、限度額を設けず、所得の 高い方からより高い負担を求めることは
難しいと考えております。
6 点目につきましては、国において国民健康保険の都道府県単位の再編、統合が 検討されており、
大阪府下の市町村の大半が「所得比例方式」を採用していること から、本市においてもいずれ「所得比
例方式」へ算定方法の変更を行わなければならないこと。
また、従前の市府民税方式を継続した場合には、国の税制改正により平成 1 8 年度分保険料から、高
齢者世帯が大きな影響を受けること等もあり、平成 1 8 年度から算定方法の変更を行うべきであると判
断し、昨年以来、準備を進めてきたところです。
「市民が十分納得できる実質的な検討手続き」とのご指摘ですが、広報については、国民健康保険運営
協議会や市議会等の承認を経てからの実施となり、 4月に「市政だより」や、加入全世帯に対するお知
らせビラの配布等を行いましたがまだまだ不十分であり、引き続きその周知に努めてまいります。
また 6 月には平成 1 8 年度の保険料決定通知が行われますので、今回の制度変更についての説明や
納付相談等に、局・区の保険年金課窓口で最大限取り組んでまいりますのでご理解のほどよろしくお願
いします。
本市国民健康保険は、市民の約 4 割の方が加入され、市民の健康の保持・増進に 欠くことのできな
い、非常に重。要な制度であります。 今後とも、本市国保事業に一層のお力添えを賜りますようお願い
申しあげます。
7月11日(
7月11日(火)定例事務局会議・議事録
次回事務局会議
1、会計報告
08月08日(火)
2、活動報告
午前9時半から
① 06月16日 市民オープンフォーラムを傍聴。
②
20日 ゆとりとみどりの振興局へ
市民プール利用に対してのクレーと提言。
③
26日 臨時事務局会議
・健康福祉局(国保料改定)、局長面談要請についてはコ
ンプライアンス委員会へ。
・環境事業局へ町会への業務委託について再度資料請求。
・公聴相談課を通して、本庁者以外の所在と賃貸料について
④ 07月04日 環局事業局、舞洲工場見学。
⑤
07日 市政改革推進会議を傍聴。
7
八代事務所にて
どなたも是非ご参加くだ
さい。日頃疑問に思われ
ていることを持ち寄り、
話し合いませんか。
事前に会までご連絡くだ
さい。
3、今後の活動方針
・環局事業局へ、ゴミの有料化について市民に対しての広報を
どうするのか。
(*本日、区政便りに広報されておりました)
・7月20日(木)市民オープンフォーラムへ参加
4、ホームページについて
07月01日当会ホームページの全面的な見直し会議をする。
5、機関誌 06月26日に発行予定でしたが、07月01日になりました。
次回については発行者の予定で決める。
6、その他
「大阪再生塾」について報告
09月30日 横浜市市長中田氏の講演予定があるそうです。
大阪市役所改造プロジェクトに参加しよう
いや、もう腹が立って腹が立ってはらわたが煮え繰り返っています。職員の厚遇に端を発した大阪市の
財政問題ですが、明らかに成るに従ってルールも何もあったものじゃない。
窓口では、法律で決まったことだから、議会で決めていることだからと、木で鼻をくくった態度を弱
い者には示している。それなのに一方では、公文書偽造や迂回融資やと法律や内規でできないことをす
るために書類を書き換え、
銀行をだましと脱法行為の数々が行なわれていることが明らかにされている。
また、それをチェックするべき議会もノーチェックこれではその道のプロだからと任せて置けませんな。
その①
その②
その③
その④
その⑤
市民の監視が必要です。役所はなぜ秘密にしたがるのか。もうすでに公開されている資料を
取りに行っても「情報公開請求ですか。
」仕事をしていなくてもしているように見せるのが彼
らの働きです。隠す意味がないのに、情報は隠す。それはその情報をもっていることが彼ら
の武器だからです。でもその情報は彼らに管理は任されていても、市民の税金を使って集め
た情報です。言うなれば市民の情報です。できるだけ公開させ、様々な行政判断を市民も一
緒にできるようにしなければ成りません。
国が悪い、議会が決めた。その責任を他人になすりつけ、自分たちはのうのうと時間だけ潰
す。このような悪弊を市役所から無くさねば成りません。国民健康保険のように制度自体に
ガタが来ているのに、それを変えるような情報は何も発信せず、悪法でも法と十手を市民に
向けるやり方です。市民のためにどれがいいのか、現行でも市民にどのような選択肢がある
のか。市民の立場にたった。選択肢を示せる行政でなければなりません。
そういう怠慢な行政であっても、市民が苦情を言うとたまりかねて、自分らが免責されるよ
うな情報を小出しにします。だから、もっとつつくと本当に市民のための情報が出てくるは
ずです。
一人ではじゃまくさいことでも、一人一人が分担することで、大きな力になります。一人で
役所に苦情を言っても握りつぶされてしまいますが、市民が寄ることで解決に近づきます。
役所の態度の変化を何回も見ると、弱い者は無視、うるさい者には懐柔、強い者には従う。
権力のメカニズムが見えるように思います。そうです。市民がもっともっと強くなると市民
のための行政が生まれてきます。
そこで提案。
「大阪市を洗濯する市民の会」に入りましょう。ただのおじさん、おばさんが役
所と苦闘している姿に触れるだけで勇気が出ます。また勇気のかたまりのような方にはその
貴方のエネルギーを市役所改造プロジェクトに活かしましょう。貴方のそのパワーにもっと
磨きが掛かるでしょう。
ともに活動しましょう。お待ちしております。
TM
8
編集後記
大阪市問題は世論の高まりで、市内部からも渋々新しい取り組みが始まりかけているように見えます。
しかし市民の皆さん、誰かがやってくれると思っていませんか?私たちが何らかの意思表示をしないと
元の木阿弥になってしまいます。意思表示とは何か。それは行動すること!会議の傍聴、納得のいかな
いことを直接窓口にぶつける等、なんでもないことが実は市役所側にとっては大きな脅威となるのです。
数の力でしか大阪市を変えることはできません。わが町の再生のために声を上げましょう。
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