シンポジウム シングルマザーの孤立と貧困 シングルマザーの孤立と貧困 ~幼児放置死事件を契機に、その背景を考える~ 今夏、大阪市西区のマンションで、幼い男児 と女児の遺体が発見されるという痛ましい事件 がありました。原因は、23歳の母親の育児放棄 と見られています。 この事件を始めとして、母親による児童放置死 事件はセンセーショナルに報道されがちです。 しかし、その背景には貧困や孤立など、多く のシングルマザーが共通して置かれている状況が あるのではないでしょうか。脆弱な子育て支援 体制、低学歴や貧困からくる情報からの阻害、 社会保障の不備の隙間を突く身近な「貧困ビジ ネス」としての風俗産業… こうした悲劇を生まないために、私たちに何 ができるのか。どのような社会的な取り組みが 求められているのか。 みなさんと一緒に考えたいと思います。 ※ 上記の二児放置死事件については、報道等に表れているケースの概要を、あくまでも議論の導入として 参考にするものであり、当該事件の事実関係の解明や当事者に対する論評は予定しておりません。 登壇者 コーディネーター 中塚久美子氏 中野冬美氏 生活保護切り下げに反対する実行委員。長年、母子家庭 の当事者団体で活動し、国や行政に当事者の立場で発言し てきた。 「女性のための街かど相談室 ここ・からサロン」共同代表。 朝日新聞生活文化グループ記者。 子ども支援、貧困問題、虐待などを中心に取材を重ねてきた。 渡辺和恵氏 '75年弁護士登録。いくの学園(DVシェルター)支える会会 長、大阪弁護士会子どもの権利委員会委員、元大阪の婦人 保護事業を守る会会長、等 。 パネリスト 荘保共子氏 鈴木くみ子氏 大学卒業後,教会の青年活動の中で西成の子どもたち と 出 会 う 。 '78年 , 西 成 警 察 署 横 に 学 童 保 育 「 こ ど も の 里 」 を開設。子供のケアにボランティアスタッフと共に取り組ん で い る 。 '01年 大 阪 市 家 庭 養 護 寮 の 認 定 を 受 け る 。 非婚死別シングルマザー・ケアワーカー・生活保護の切り下 げに反対する実行委員などの立場から活動。 現在、箕面市において「シングルマザーのおしゃべり会」の 世話役をつとめている。 日時 2011年1月30日(日) 午後1:30~5:00(1:00開場) 場所 大阪司法書士会館 3階ホール 大阪市中央区和泉町1丁目1番6号 TEL 06-6941-5351 資料代 500円(生活保護利用中の方は無料) 地下鉄「谷町四丁目」 8番出口徒歩3分 * * * 託児可能 です 【主催】反貧困大阪ネットワーク実行委員会 生活保護切り下げに反対する実行委員会 【共催】大阪司法書士会 問合先 弁 護 士 小 久 保 哲 郎 ( 事 務 局 長 ) TEL 06(6363)3310 大 阪 市 北 区 西 天 満 3-14-16西 天 満 パ ー ク ビ ル 3号 館 7階 * * *
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