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トレーナー技能講習会(ステップアップ研修会)

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トレーナー 技能講習会 (ステップアップ研修会 )
趣
旨
競技ス ポーツに 携わるト レーナ ーを対 象に、秋 田国体 以降も競 技力向 上のた
め、ス ポーツ医 科学に関 する理 論・知 識・技術 の研修 を行い、 資質の 向上を
図 る。
● 第1回トレー ナー技能講習会(ステップアップ研修 会)
期 日 :平 成20 年6月2 9日(日 )13 :00 ~17: 00 スポーツ 科学セ ンター
演 題「北京オリ ンピックに向けたトレーニング体育館で の取り組み」
JISSにおけるカヌーサポ ート
講 師:国立 スポーツ科学センター トレーニング 指導 員
福 田
崇
( 参加者 41名 )
(内容)
国 立スポ ーツ 科学セ ンターか らトレー ニング 指導員 の福田崇 氏を講 師として 講演を しても
ら いまし た。 はじめ に国立ス ポーツ科 学セン ターの 施設の紹 介とト レーニン グ体育 館での
サポートシステ ム等について講演された。
○トレーニング 施設
専用施設
体操競 技練習場 960 ㎡ 、レ スリング ・柔道 練習場6 99 ㎡( 柔道1面、レス リング3
面)
フ ェ ン シ ン グ 練 習 場 2 4 0 ㎡ ( ピ ス ト × 4 )、 ボ ク シ ン グ 練 習 場 2 1 5 ㎡ ( リ ン グ × 1)
ウエイトリフティン グ練習場185㎡(プラットホーム×5 )
射撃・アーチェリー 練習場270㎡(射座×4)
シンクロナイズドス イミングプール 30m×25m(水深 2.5 m~ 4 m)
共用施設
トレーニング体育館 832㎡(マシン、フリーウエイト)
低酸素トレーニング 室78㎡(酸素濃度制御範囲 17.4 ~ 13.6 %)
研究体育館 1,369 ㎡ (バレーボール2面、バスケットボ ール2面)
バドミントン6 面、卓球、新体操等
競 泳プール 50m × 21m (8コース、水深 0~2m 、可動床 )、低酸素プール(1コース)
○体育館を利用 できる人
1.JOCか各競 技団体から指定された強化選手
2.将来的に国際 大会で活躍が期待できる選手
3.国際競技力向 上に貢献できるとみなされる選手
○トレーニング 体育館でのサポートシステム
1.トレーニング サポート
それぞれのトレー ニング指導員が 、選手にマンツーマン対応 でトレーニング指導を実施 。
※TS Cの 結果、 選手の目 標、身体 的特徴 などを 踏まえて 、トレ ーニング プログ ラムを
作成する。事 前にコーチを交えた3者での話し合い など も行う。
プログ ラム は、指 導員間で 定期的に 協議を 行い、 必要に応 じて修 正・変更 などを 行う。
2.講習会の 開催
定期 的な講 習会や 各競技団 体から申 し込み があっ た際に随 時、ト レーニン グ指導 を行っ
ている。ジュ ニアへの活動も積極的に行っている。
※トータルスポーツクリニック
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● 第2回トレー ナー技能講習会(ステップアップ研修 会)
期 日 :平 成20 年11月 30日( 日)1 3:0 0~17 :00 スポーツ 科学セ ンター
演 題「コンディ ショニングの実際」~現場における体力 の評価と改善~
講 師: BRIGHT BODY ACTIVE HEALTH 研究所 代表 中 田 佳 和
( 参加者37名 )
(内容)
京 都 にあ る BRIGHT BODY ACTIVE HEALTH 研 究 所代 表 の中 田 佳和 氏 を講 師と して
招 き、選 手に 対する コンディ ショニン グ指導 の他に 体力測定 (フィ ジカルキ ャパシ ティチ
ェ ックを 実施 して全 身のバラ ンスを柔 軟性、 筋力、 能力、そ してア ンケート (障害 の有無
や ポジシ ョン など) によって チェック し、問 題点を 分析して フィー ドバック すると いうも
のでした。
1.ファーストコンディショニング
フィジカルキャパシティーチェッ
クを子どもからトップアスリートに
至るまで簡易に行えるようにしたチ
ェックと評価、そして評価にもとづ
いて実施するコンディショニング( ス
トレッチングやトレーニング)をセ
ットにしたものを使用し、柔軟性を
を調べる12種目をメインとし、チ
ェ ックは 基本 的には セルフで 、評価も 4段階 という ように短 時間で 簡単にで きるよ うに工
夫 してい ます 。日頃 の練習の 中に導入 するこ とによ って自分 のコン ディショ ニング がわか
るので自己管理 能力と自己改善能力を高めることがで る。
また 、改善 できな い場合に は、トレ ーナー に相談 したり、 スポー ツドクタ ーを受 診した
りす るようにし、 ケガの発生を未然に防ぐことができる 。
【背面図】
フィジカルキャパシティーチェック
例1:〈 肩のねじり〉
胸張 る
A
肩の 高さは 同じ に
B
手の甲 が背中 につく
親指が 上
(測り方)手の甲を背中にあて、できる
だけ親指を高く上げます。首の後ろの出ぱっ
た骨Aから親指までの距離Bは、どれくらい
ですか?
(評価 )・柔らかい・・グーの中に親指が入る。
・ふつう・・・チョキの中に親指が入る。
・硬め・・ ・・パーの中に親指が入る
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( コンディショニング)
①肩まわし
立ったまま両腕の肘を 伸ば
して大きく腕を前から 後ろ
にまわします。5回
②胸のまえ
③ネコのポーズ
親指を上 にし て壁を持ち、
おしりの高さを変えずに
胸を 張って胸の前 を伸ばしま う つ ぶ せ の 状 態 で 両 手 を 前
す。 深呼吸2~3回
に出し、胸を床に近づけま
す。深呼吸2~3回
● 第3回トレー ナー技能講習会(ステップアップ研修 会)
日 時:平成 21年2月8日(日)9:00~13 :0 0
演 題:テーピン グ 「 現場で使えるテーピング」
講 師:山 崎
英 、佐 藤 智 之
牧 野
洋、 佐 藤
健
スポーツ科学センター
(参加者 37名)
(内容)
テー ピング にもい ろいろな 巻き方が あり、 その選 手の体型 や足の 形、個人 の特徴 、筋力
の 強 弱など により 巻き方を 変えてい き、効 果があ る現場で 使える テーピン グの演 習を行
う。
①足首の障害
●足首を捻挫した 選手が1~2週間経ってもなかなか治ら ない場合
足 首 の靭 帯 を か ば お う とし て 少 し 内 側 へ する こ と が あ り ま す 。(自 己 防 衛 反 応 ) その ま
まの状 態で いると 機能障害 がおきる 。アー チ部分 が下がっ てしま う。その 靭帯を もとに
近い状態にす るテーピング
①アンダーラップ( 通常に巻く)
②アンカーを巻く
③スターアップを巻 く・・・内側と外側の高さを変えること で長持ちする。
④ ホ ー ス シ ュ ウ を 巻 く ・ ・ ・ 足 の 外 側 から 内 側 へ 1 本 伸 縮で 強 く 引 っ 張 っ て くる こ と
がポイントである。
●治りかけの選手 へのテーピング(現場に復帰:ジョギ ング程度)
①アンダーラップは 、使用しない。
②足首は、90度に 固定せずに自然のままで
③ホースシュウを外 側から内側へ巻く(1本)
④ 踵 部 分 へ 1 本 巻 く ・ ・ ・ そ の 後 に 足 首を 直 角 ( 9 0 度 )に し て か ら 通 常 の スタ ー ア
ップ
⑤ヒールロックをす る。
⑥フィギュアエイト とスターアップを一緒に巻く(ジョギン グ以上の運動)
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②腰痛障害のテ ーピング
●一時的 な腰痛
①仰向けに床に寝て もらう。
②伸縮 テープを 左右の 骨盤に あわせ貼 ってい く。腹部 中央にやや 圧をかける 。(2本少
しずらして貼 る)
③最後に伸縮の幅の あるテープで上から同じように貼る。
長所:簡単に短時間 で少 ないテープでできる。
短所:持続性に欠け る。
この他に手首のテ ーピング、膝のテーピング等も実技演習 を行った。
まとめ
今 年度ト レー ナー技 能講習会 (ステッ プアッ プ研修 会)を3 回実施 した。第 1回目 の技能
講 習会で は、 北京オ リンピッ クに向け たトレ ーニン グ方法や トップ アスリー トの腰 痛予防
な ど最先 端の 情報提 供などが あり参加 者から 非常に 好評であ った。 特に高地 での合 宿・大
会前や心肺機能を高めるための目的で行われる低酸素トレーニング室及び低酸素合宿室
は 、画期 的な ものだ と思った 。JIS Sは、 我が国 のスポー ツの国 際競技力 向上を 目的と
した スポー ツ医・ 科学・情 報の中枢 機関で あるこ とが理解 できる内容 だった。
第 2 回目 は、 京 都宇 治 市の BRIGHT BODY ACTIVE HEALTH 研 究所 代 表の 中田 佳和
氏 に各関 節の 可動域 ・筋力測 定を主体 とする 独自の 「フィジ カルキ ャパシテ ィチェ ック」
を 実施し た。 コンデ ィション 調整によ る障害 予防と バランス 調整に よるパフ ォーマ ンスア
ッ プを図 って いる。 子どもか らトップ アスリ ートま で誰にで も簡単 に実施で きると いうこ
と で 参 加 し た ト レ ー ナ ーか ら は 、「 現 場 で 簡単 に チ ェ ッ ク で きる し 、 わ か り や す い」 な ど
非常に参考にな った講義および実習となった。
第3 回目は 、実技 演習とし て「現場 で使え るテー ピング」 をケガ の部位や 競技の 特性、
形 態的特 徴な どに応 じて巻き 方を工夫 したり 、障害 の程度に より関 節の動き や動作 特性、
靭 帯の位 置、 付着部 、機能な どを熟知 したう えでの 効果的な テーピ ングの実 技演習 を実施
し た。テ ーピ ングの 目的とし ては、① 外傷予 防②再 発予防③ 応急処 置④軽度 外傷後 のケア
⑤リハビリテー ションの5項目である 。また 、テーピングの 効果としては 、①関節 、靭帯 、
筋 、腱の 補強 ②関節 可動域制 限と不安 定特性 の支持 ③患部の 圧迫、 固定④精 神的な 安心感
で ある。 いろ いろな テーピン グ方法が あり、 参加し たトレー ナーの 方も充実 した演 習にな
っ た。3 回の トレー ナー技能 講習会を とおし てトレ ーナーの 医科学 に関する 理論・ 知識・
スキルアップを 図ることができた。
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