地金名ル・グラン・プラチナ表記 Le Grand P 地金成分 Pt 90.00 Ir 10.00 名前の由来国際キログラム原器 Le Grand Kilo (Le Grand K)より国際キログラム原器とは国際キログラム原器は直径・高さともに 39mm の円柱形の、プラチナ（白金）90%、イリジウム 10%からなる合金製の金属塊フランス・パリ郊外セーヴルの国際度量衡局に、二重の気密容器で真空中に保護された状態で保管されている国際キログラム原器の質量は“Le Grand Kilo”（ル・グラン・キロ）と呼ばれる Le Grand K は１８７９年ジョンソンマッセイ社によって製作されたその後１８８４年にかけて４０個のコピーが作成されている日本にあるのは K ６合金としての７つの国際基本単位のなかで普遍的な物理量ではなく存在意義人工物に基づいて値が定義されているのはキログラムのみであるこのことから環境の変化をもっとも受けにくい合金であるといえるメートルの場合（この定義以前のメートル原器も PT900 Ir100 合金）定義真空中で 1 秒の 299 792 458 分の 1 の時間に光が進む行程の長さ由来北極点と赤道の距離の 1/10 000 000 ジュエリーとの 1920∼1930 代アメリカではもっともポピュラーなプラチナ合金と歴史的関わりしてジュエリーに使用されてた。ＰＴ 900 合金の中で唯一品位を表す特定刻印 ”ＩＲＩＤＰＬＡＴ” を持つ地金であるＰＴ 950 が新しい地金として出てきたときも合金のポテンシャルに遜色なくその当時ＰＴ 950 へ移行する理由が見当たらなかったただ 95％以上プラチナを含まないと ”ＰＬＡＴＩＮＵＭ” の刻印が打てないという理由で欧州各国がＰＴ 950 を選択したため輸出量が減り徐々に使用量が減っていった機械的特長・強度が増す・腐食に強い（耐酸性・対硫性等）・比重の関係上同体積の PT900（Pd) PT1000 よりも重くなる (イリジウム：22.5g/cm3、白金：21.45g /cm3) ・電気的熱的伝導率が良い・磁化率が低い従来のＰＴ 900 硬さＰｄ割ＨＶ 70 Ｉｒ割ＨＶ 130 （Ｐｄ）との比較さらにメッキで使用しているＲｈＨＶ 101 よりも硬いため充分ノンメッキでも従来の商品より傷が付きにくい (サンプル硬度試験ＨＶ 140 が出ました・・山梨県工業技術センター調べ）加工上の難しさ融点（Ｐｔ 1769℃ Ｐｄ 1554℃ Ｉｒ 2443℃）を比較してみてもＰｄ割合金より 500℃以上高い温度の炉が必要でありキャストをするのにもそれ相応の技術が要求されるまたＨＶが高いため吹き上がりを加工していく際にも技術と時間が必要になってくるこの地金の結晶粒を微細化することによって加工上の問題点を克服した強度・粘り・テリ・肌触り・地金の血統などあらゆる点で従来の PT900（Pd)を凌駕する合金といえるビッカース硬度比較Ｇｏｌｄ（Ｋ２４）Ｈｖ 22 ＰＴ 1000 Ｈｖ 41 ＰＴ 900 （Ｐｄ）Ｈｖ 70 Ｋ１８（８：２）Ｈｖ 70 ＰＴ 900 （Ｐｄ-Ｒｕ）Ｈｖ 110 Ｋ１８ＷＧ（Ｐｄ 10％）Ｈｖ 110 Ｋ１８ＷＧ（Ｐｄ 15％）Ｈｖ 125 ＩＲＩＤＰＬＡＴＨｖ 130 Ｋ１８（５：５）Ｈｖ 145 ＩｒｉｄｉｕｍＨｖ 220 1 円玉（アルミニウム）Ｈｖ 45 10 円玉（黄銅）Ｈｖ 130 スチール缶Ｈｖ 170 ルビーＨｖ 1300 セラミックＨｖ 1500-2000 工技第 1643号依頼試験結果書 1ク知鬱l ζ 住所中巨摩郡昭和町清輛 ―ルハンズ名称 (株 )′ヾ氏名今澤賢一般 2.議 l17の1 路 IRIDPLAT晩 3.融目硬齢験機イ淡齢 ω 4“ ν u鬱姜にブ声湖瞑度計的アカシ製 ⅣKを使用 X/1ヽ ∼ 試験荷重 :030k」 0 9420Nl 平成 22年 6月 1日付けで依頼のあつた試験の結果は、別添のとおりで丸 ※依颯嶽摯つ結果を、カタログ、パンフレット、ポスター技術贅料、包瓢ラベルその4L●印刷物等に山梨■工業技術センター名と併 ●して表示● 爛史月)しようとするときは月中こ当センター所長の承饉を受ける必要がありま丸ただし、依颯試験申〈際、法Nこあつてはその代表者でので洛、押印による申限りま九 ) "の "に平成22年6月 γ日 i担当者】生活雄術部研究員研磨・宝飾料 ●月陽介 TEL:055 243■ 11l FAX:055 243-6110 12 試験結果徹小硬度試験結果 (HV030) 品名 IRIDPLAr Rin8 測定値 1 測定値 2 測定値 3 平均値 140 135 144 140 22