トリック&ユーモア展 会場施工業務委託仕様書 1 件名 トリック&ユーモア展会場施工業務委託 2 目的 トリック&ユーモア展での作品展示のための会場を設営するとともに、会場誘導のための案内、展覧会告知の看板などを制 作、設置する。 展覧会終了後の撤去業務を含む。 3 場所 横須賀美術館 4 会期 平成23(2011)年9月10日(土)~11月6日(日) 平成23年8月29日(月)~30日(火) 5 作業期間 設営(業務1、2) 納品(業務3~6) 平成23年9月1日(木) 設営(業務7-9、10) 平成23年9月1日(木)~3日(土) ※ただし、7の映像作家との打合せは作業日より以前に設け、9-(3)-Ⅲについては2日夕方以降に行い、同日中に完了する こと。 納品・設営(業務11、12、13) 平成23年9月5日(月) 撤去・処分 平成23年11月9日(水)~10日(木) ※ただし、業務1、2、11、12、13は除く。 ※いずれも原則として、9時~17時までを作業時間とする。ただし、(3)-Ⅲの業務については時間外となるため、その費用を 見込むこと。 6 業務内容 1 屋外看板 寸法 仕様 (寸法はすべてmm表示) 数量 1枚 H1,000×W4,800 再剥離屋外用シートにインクジェット出力(4色) 敷地内既設看板の表面から旧シートを除去した後、制作したシートを貼付すること。 原稿は館より提供。デザインレイアウトを起こし、校正は3回行う。 海に面しているため、ラミネート加工を施し、風雤に十分配慮したものにすること。 設置・撤去は業務2の作業を実施する日と同日とする。 2 屋内看板 寸法 仕様 1枚 t10mm、貼付範囲H2,000×W4,000(文字は「描かれた不思議 トリック&ユーモア展」、および会期情報「2011 年9月10日(日)-11月6日(日)」など40文字程度)の切り文字 受付カウンター背面の既存壁に切り文字を貼る。 原稿データは美術館より提供する(レイアウトデザインを起こし、校正は3回行う)。 色は指定色あり。 開館時間外(8月29・30日の9時30分まで、あるいは閉館後の18時以降)に文字の貼り付け作業を行うこと。 撤去も開館時間外(11月6日の18時以降か、11月7日の開館前9時30分まで)に行うこと。 3 あいさつ・解説パネル(大) 寸法 H900×W600 仕様 スチレンボードにインクジェット出力(1色)。 データ渡しとし、デザインレイアウトを起こし、校正は3回行う。 6枚 4 解説パネル(小) 寸法 H250×W200 仕様 スチレンボードにインクジェット出力(うち4枚は4色とし、のこりは1色)。 データ渡しとし、デザインレイアウトを起こし、校正は3回行う。 40枚 5 キャプション 寸法 仕様 96枚 H140×W200 うち1枚は白いカッティングシートへの出力とし(1色)、のこりはスチレンボードにインクジェット出力(1色)。 データ渡しとし、デザインレイアウトを起こし、校正は3回行う。 6 作品受け 2台 寸法 ①W800×D350×H300 ②W300×D120×H300 仕様 合板(表面をシナベニヤとし、計t12程度)製。目の粗い白色クロス張りで①は床置きとし、天板、正面、背面、 側面2面の計5面仕上げ、②は床置きとし、天板、正面、側面2面の計4面仕上げとする。 7 プロジェクター等、映像投影機器調達・設置 仕様 1式 9月1日~11月10日の期間中、プロジェクター3台および投影に必要なケーブルを調達すること。 プロジェクターは解像度1,280ドット×800ドット以上、光出力2,000lm以上、HDMI端子対応とする。投影に必要 な他機材(プレイヤー、スピーカー、アンプ、サブウーファー)については調達は不要だが、都内在住の映像作 家との打合せ(1回)後、投影する際に必要なケーブルを購入する必要がある場合は、美術館に申告すること (美術館で設置日までに調達することとする)。 機器の設置作業日は9月2日、3日とし、映像を専門とするスタッフを常備させること。また、作業日に先立ち、 都内にて映像作家との打合せを設けること。打合せにかかる費用は委託料に見込むこと。 8 プロジェクター等設置用台 寸法 W3,600×D800(厚みは下記の仕様し示した機材を載せても支障のない厚みとする) プロジェクター2台、プレイヤー3台、アンプ1台、サブウーファー1台を載せる台を作成すること。指定色[黒]と 仕様 し、壁面への設置は9月2日(金)とする。設置するための金具も容易すること(L字金具など)。設置位置につ いては、別紙3を参照。 1式 9 仮設壁および映像投影スペースの作成・撤去 寸法 別紙図面参照 1式 (1)展示室1 別紙2-①のとおり、美術館所有の日本ファイリング社製の鉄骨骨組みをアンカー、ボルト留めし、館所有の備 品パネルを設置・固定すること。継ぎ目には寒冷紗を貼付し、パテ調整、水性塗料二度塗り(日本塗装N95[日本ペイント・N-60・エコフラット・ツヤ消し])を施す。会期終了後の撤去なし。 仕様 場所 10 壁の塗装 場所 寸法 仕様 (2)展示室2 別紙2-②のとおり、壁長を9,000mmに短縮し、エンドの処理を施し、展示面として使用できるよう塗装するこ と。使用する部材や継ぎ目の処理については、①と同様。余った部材は美術館地下1階に戻すこと。会期終 了後の撤去なし。 (3)展示室3 Ⅰ.別紙2-③のとおり、既存の仮設壁の一部を壊し、図の位置に新たに壁を設置する(美術館所有の日本 ファイリング社製の鉄骨骨組みをアンカー、ボルト留めし、館所有の備品パネルを設置・固定すること)。ま た、別紙2-④のとおり、投影スペースへの入口面を作成すること(H2,100×W1,200mmの入口を設けること)。 Ⅱ.Ⅰによって出来た映像投影スペースに、遮光性のある布を利用し天井をつくること。また、天井幕をはる 際に、布が垂れないよう、梁を必要な本数つけること。なお、天井高はH3,000を保つこと。また、スペース中央 部分にプロジェクター(1台)を専用吊り具で吊るすため、その部分の梁はその重みに耐えうる強度とするこ と。 Ⅲ.別紙2-③④およびⅡによってできる投影スペース内面については、一部(スクリーン型に投影面2面)は 白色(日本塗装N-95[日本ペイント・N-60・エコフラット・ツヤ消し])で、そこを除く部分は指定色[黒]で塗装する こと(白色塗装は9月2日午前中までに完了し、午後までに乾いていること。黒色塗装については、同日の夕方 ~夜に行うこと)。塗装面やスクリーン位置については、別紙3を参照。 Ⅳ.9月3日に映像投影スペースの床にグレーのパンチカーペットを敷くこと。すべらないよう何箇所か床へ固 定(貼付)すること。ただし、撤去後に床は原状回復すること。 Ⅳ.会期終了後、梁や天井幕、④の部分は撤去し、エンドの処理をし、③を展示壁として使用できるよう白色 (日本塗装N-95[日本ペイント・N-60・エコフラット・ツヤ消し])で塗装すること。 企画展示室1、2、3 1式 展示室1 (壁長)W58,000×H1,500 展示室1の指定の箇所を指定色(濃紺)で塗装すること。なお、会期終了後は、元通りの壁色に戻すこと(日本 塗装N-95[日本ペイント・N-60・エコフラット・ツヤ消し])。 11 作品用シートの出力・貼付 寸法 内径2,000mmのドーナツ型 仕様 (1)館より提供するドーナツ型の額縁の紙焼きをスキャンし、シートに出力し、ラミネート加工を施すこと(内径 は2,000mmとし、中はくり抜きとなっていること)。シートは、9月5日(月)に館備品の高所作業車を使用し、エン トランスホール天井の指定の場所に貼付すること。会期中に剥離しないよう貼付することとし、会期中に剥離 してきた場合は補強すること。また、会期終了後の11月7日(月)に同様に高所作業車を利用してシートを外 し、貼付部分を同日のうちに原状回復すること。 場所 横須賀美術館エントランスホール 計6枚 12 作品用シートの出力 寸法 直径2,000mmの円状 仕様 13 天井穴ふさぎ 寸法 仕様 場所 館より提供するポジフィルム5種をスキャンし、ターポリンシートに出力すること。なお、いずれも直径2,000mm の円状とし、継ぎ目がないよう幅広のシートを用いること。このシートは納品のみで、設置不要。 1ヶ所 直径2,000mm 直径2,000mmの円状の天井穴を、完全遮光でなく、光りの透過性のあるポリエステル100パーセントの布(幅 広難燃シャワーのホワイト等)を用いてふさぐこと。作業日は9月5日(月)とする。なお、直径2,000mm部分に は継ぎ目がないようにし、シワの入らないように設置すること。また、設置作業は美術館の天井裏に入り、行 う。 また、撤去は会期終了後の11月7日(月)とする。 横須賀美術館エントランスホール 14 壁の補修 1式 仕様 会期終了後に壁補修を行うこと。補修内容については必要に応じ現地確認をすること。使用する塗装は日本 塗装N-95(日本ペイント・N-60・エコフラット・ツヤ消し)とする。 場所 展示室1・2・3、ギャラリー1・2、エントランスホール(ただし、エントランス補修の作業日は11月7日) 15 その他 (1)造作物などに関しては、改善点などある場合は提案し、施工図を提出の上、提案担当者との協議の後製作すること。 (2)展示工作作業監督者(責任者)を指名し作業期間中は作業場所に常駐させること。 (3)作業の範囲は、該当する箇所の造作物の制作、設置と撤去とする。 (4)作業に必要な機械、工具および資材は全て持参し、搬入すること。 (5)作業期間中は、指定場所以外における火気の使用を禁止する。 (6)検査をおこなう時は、当該検査に立会い、不備な箇所は直ちに手直しを行うこと。 (7)作業に発生した残材等の不要品は、請負側の責任において搬出・処分すること。また、前回展覧会で設営した壁を撤去す る際に発生した残材等についても、搬出・処分すること。 (8)作業終了後は、後片付け及び清掃を行うこと。 (9)接着剤は環境対応型のものを使用すること。 (10)現地確認希望の場合は、美術館運営課にFAXで申し込むこと。 (11)その他不明な点は、当館担当者の指示によるものとする。
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