バイオガスプラント 水処理プラント 常圧ガスホルダー 固形物貯蔵サイロ

TANK & BIOGAS
一般産業・公共施設・酪農畜産
液体・個体・気体を貯蔵する様々なタンク
バイオガス&水処理ソリューション技術
バイオガスプラント
水処理プラント
常圧ガスホルダー
固形物貯蔵サイロ
廃棄物・廃水貯槽
LIPP GmbH 代理店
日本ユニテック株式会社
www.uniteco.jp [email protected]
三世代ファミリー企業のプロフィール
画期的且つユニークな技術
未来社会との関わり
そのシステムとは
半世紀以上も前にザバー・リップは家族企業 LIPP GmbH を設立した。生来優
1970 年代初頭ザバー・リップは、ニークなタンク製造方法、LIPP スパイラルタン
れた発明の才能に恵まれ、また彼の職業的知識に裏打ちされた鋭い観察眼により
ク方式のアイデアを育み、これが金属タンク部門で画期的な発明となり、容器、タン
金属加工技術の分野で大きな発明と特許取得を成し遂げ、その技術は 40 年間を
クとしての使用に耐えうるようテストの積み重ねが、今日の比類ない技術の発展の
経て今やタンク、プラント建設において今や標準的なものになっている。LIPP の
基礎になっている。
二重折曲げスパイラルタンク工法は、市場からの要請で開発された、同じく特許
このシステムはコイル状の鋼板の両端を連続的にらせん状に折曲げ、かしめながら
取得の鋼板とステンレス薄板のタンク複合材料 VERINOX の採用との組み合わ
タンク壁を形成していく工法で、タンクの内面が滑らかな曲面に仕上がっていく特
せにより成功を納め、その後の企業発展の道程となった。今や LIPP は、金属タ
徴がある。更にこの工法は、最大限の気密性とタンク自体に強さをもたらしている。
ンク製造とバイオガスプラントの建設の標準技術となっており、耐久性のある高
これは LIPP タンクが世界 80 か国で建造された事実に証明されている。
品質金属タンクの分野で数種の表彰を受けている。
1992 年にザバー・リップの長男ローランドリップが父の後を継いで社長に就
任、1995 年になると長女のカリン・リップマイヤーが急速に発展する国際市場
の担当になった。2011 年に三代目となる孫のマニュエル・リップが社長に就任
した。創業者のザバー・リップは今でも精力的に技術開発を進めている。
オーストリアの LIPP バイオガスプラント、発電容量1MW
年間原料総投入量 21,900t 家畜糞尿、グリセリン、穀物サイレージ等
需要に適合
ターゲットは酪農畜産業・食品・廃棄物処理産業、そして公共施設
バイオガス技術
上水・下水処理技術
タンクサイズは自由設定
屋根は各種選択可能
バイオガス
プラントの構成
雨水の貯留槽
消化液や処理液の貯蔵
飲料水貯槽
LIPP 消化液タンク
屋根は選択可能
原料の例
コジェネ発電機
発電
資源作物
家畜糞尿
バイオガステクノロジー
バイオガス利用プロセス
LIPP 発酵槽
LIPP ポスト発酵槽
3
200~5,000m 自由設定
消化液の貯蔵目的と残留ガスの利用のため
の上部にガスホルダーを設置したもので、原
LIPP はガスを逃がさない特殊な構造のポスト
料の種類によりフレキシブルに稼働します。
発酵・消化液槽という新しい価値をもたらすタ
ガスホルダーが同じタンク内に設置されてい
ンクを提供しています。これにより、今まで捨
るため、強風や紫外線そして悪天候にも強
てていた残留ガスを有効に利用することがで
く、金属製の屋根が寒い冬でも熱を逃がさな
き、発電に必要なガスの量を増加することがで
い利点がります。
き、採算性の向上が期待でます。
二次沈殿槽
バイオメタン化
LIPP
ベタヴァーター
リガヴァーター
LIPP 可溶化相槽
原料の前処理工程
前処理工程の内容
により選択が可能
バイオガス発酵技術
汚泥撹拌沈殿槽
好気性発酵槽
LIPP コンバイオ発酵槽
LIPP 撹拌槽
水処理曝気槽
水処理沈殿槽
バンカーサイロ
LIPP のタンクのサイズは
特許取得のコンバイオ発酵槽、これは発酵槽
排水貯蔵槽
汚泥貯留槽
LIPP ガスホルダー
液肥
有機性
廃棄物
熱利用
バイオガス精製装置
自動車燃料
最終処分場浸出水
各種反応槽
発酵槽のサイズは自由設定
発酵槽の縦横のサイズの比率
フレキシブルな撹拌機能
効率の良い加温システム
加温効果を高める外側からの加温
長寿命使用のステンレスの内面
発酵残渣が付着しない滑らかな内面
貯蔵タンク技術
原料の貯留槽
排水用貯槽
資源作物貯蔵システム
固形物サイロ
LIPP 液体貯蔵タンク
3
LIPP は、液体の貯蔵や処理工程のためのプラントや液
15~80,000 m
体貯蔵用タンクの建設に専門的な解決法を提供しており
LIPP 常圧ガスホルダー
LIPP ベタヴァーター
30~5,000m3
LIPP リガヴァーター
100~10,000m
3
LIPP のベタヴァーターは、バイオガスの原料
として高いエネルギー価を持つシュガービート
や芋類や他の根菜を一年を通して貯蔵する理想
的な貯蔵設備です。
LIPP リガヴァーターは、トウモロコシや穀物
類を酸化させず保存するために特別に設計した
貯蔵施設です。
LIPP は、常圧で乾燥したガスを貯蔵する特別な
ガスホルターを開発しました。これは高い機能
LIPP 消化液貯蔵タンク
100~10,000m
3
消化液の貯蔵に、LIPP 消化液タンクは、屋根なし、布
製、膨らますことができる屋根、あるいは LIPP メンブレ
ン屋根を顧客の需要に合わせて供給する事ができます。
性と運転性能そして安全性に評価を頂いていま
す。この評価は、更に簡単なメンテ、そして長
いホルダーの寿命にも及んでいます。
LIPP 巨大固形物サイロ
3,000~100,000 m3
ます。例えばタンクサイズへの対応、原水へのタンク材
の選択そして各種機材の提案などを行っています。LIPP
は。ドイツの水資源法 19 条に基づき、タンクの長寿命
の点で特に考慮を払っております。その範囲は専門的な
LIPP 固形物サイロは、不浸透性なため、貯蔵す
施工、頑丈な躯体そして建設の細部にまで至っていま
る原料を湿気から守ります。内面の滑らかさは
す。
特定の貯蔵物に対して大きな利点となります。
例えば穀物類、木質チップ、大豆そしてセメン
コンクリートタンクの再生と貯蔵液の増量
ト等がこの対象となります。
オンサイト工事でクレーンによりあらゆるサイズのコン
クリート貯槽の再生と増量が LIPP ぉ㎜属タンクをはめ
込むことで短期間の工事で可能になります。これは内面
の補修作業、再塗装作業あるいは建て替え工事に比べ経
済性でも大きな利点をもたらします。
状況に対応
需要に対応
タンクの組立
タンク材料
LIPP 二重折り曲げスパイラルタンクシステムは、現場でタンクを建設するフレ
ユーザーからの特殊な要望に応えるため。LIPP は貯蔵する液体の性状に合わせ
キシブルな、そして技術的信頼性の高い、しかも短い工期と経済性に優れたタ
様々な材料に対応できる体制を取っています、例えば貯蔵する液体によって
ンク建造システムです。このシステムの特徴は、タンク組立機械と材料が移動
SS、亜鉛鋼板からステンレス鋼(SUS304,SUS316i 等)まで。
可能なこと、そしてタンクの直径や高さを自由に設定できる点です。ほぼ自動
LIPP が開発した複合タンク材料 VERINOX は、貯蔵する液体に接触する内面を
的に進む建造工程は、連続的に短時間で進められます。工場で予め製造された
ステンレス薄板とタンクの構造材の亜鉛鋼板を張り合わせものです。この材料は
付属部品は、タンク建造の過程で随時取付けられます。この工法により、世界
LIPP の工場内で製造され、コイル状にして現場へと運送されます。これにより
中のどこでも同じ機材同じ高い品質のタンクの建造が保証できる理由です。
ステンレスタンクと同じ機能を持ち、コスト的には亜鉛鋼板よりやや高い、経済
性と機能性に優れたタンクを保証できることになります。
市場に対応
最先端を行く LIPP スパイラルタンク技術
フレキシブルな工法
高効率なタンク製造
圧倒的に短い工期
低い建設投資額
最大の堅牢性
長いタンクの寿命
高品質技術
狭い建設用地にも対応可能
それが LIPP スパイラルタンク
ドイツ経済技術省支援企業
国際的に活躍する LIPP はドイツ連邦議会の決定によりドイツ経済技術省の支援
企業となりました。また、ISO14000 などの技術・安全・証明機関であるテュフ
(TÜV Rheinland)から次の様な賛辞を頂きました。
「LIPP は、水資源法 19 条による専門企業であり、専門的な施工と最終的な仕上
りに基づくその製品の長期寿命は特記できる」。
日本に於ける LIPP タンク、バイオガスプラントの実績
LIPP の 50 年以上の実績と日本に於ける実績
B
1971 年に欧州で初めて LIPP により製造販売された横型バイオガス発酵槽は 50 余基が市場
で販売され、その中の一台が日本に輸入されました。当時は世界的にオイル危機と呼ばれて
いる石油不足が広がり、日本やドイツでも石油に代わる燃料の開発が行われ、バイオガスも
その一つの手段として注目されました。
しかし、やがて 2、3 年後に石油の供給が元に戻ると開発は中止され、次の石油使用による
地球の気候変動が問題化される 2000 年代までバイオガスは忘れられておりました。そのよ
うな状況でも LIPP はバイオガスの開発と製造を進め、更に効率と経済性に優れた縦型タン
クによるバイオガス発酵槽を開発し農家の家畜糞尿処理とエネルギー化のために製造を続け
ました。1990 年代になりドイツでバイオガスの需要が徐々に増え始め、LIPP はガスホルダ
ーを発酵槽の上部に備えたコンバイオリアクターを開発し、設置面積の省スペースと経済性
を高め、更にバイオガスの需要を促しました。
サイロやタンクとして日本でも多くの実績があった LIPP は、2000 年頃からバイオガスの
分野でも建設がはじまり、今までに全国各地に 20 基以上のタンクと数基のプラントが建設
され稼働しています。
LIPP バイオガスプラント・スパイラルタンクの普及
日本ユニテック株式会社は、再生可能エネルギーの中でバイオガスに着目し、1997 年より
日本に於いて LIPP GmbH のバイオガスプラントとスパイラルタンクの普及に努めて参り
ました。再生可能エネルギーの先進国であるドイツの中でも特殊なタンク製造技術とプラン
トノウハウを活用した「バイオガスプラント」を日本で紹介し、いくつかの建設実績によっ
て投資コストの低減、高い効率のバイオエネルギー化を実現致しました。
LIPP の最新のバイオガス発酵技術とエネルギー発電システムによって国内における費用対
効果の高いバイオガスプラントをご提供致します。日本ユニテック株式会社は、LIPP GmbH
と 20 年に渡る信頼関係の上で、バイオガスプラントのみならず各種スパイラルタンク、ス
パイラル固形物サイロなどの製造メーカーとして、採算性の高い、長寿命の製品を提供して
参ります。
日本の実績
2006 年
2000 年
LIPP 代理店
日本ユニテック株式会社
東京都千代田区二番町 1-2-239
〒102 0084
Tel/Fax 03 3928 8611
e-mail : [email protected]
web : www.uniteco.jp
2014 年
2011 年
2003 年