平成 26 年度 第 7 回 教育振興基本計画検討委員会 会議録

平成 26 年度
第 7 回 教育振興基本計画検討委員会
会議録
日時:平成 27 年 3 月 10 日(火) 19:00~
場所:裾野市役所 地下会議室
出席者:冨田穣二委員長
勝又美代子副委員長
照井久美子委員
勝又由紀子委員
大原眞実委員
梶弘幸委員
市川真知子委員
石井尚子委員
鈴木啓久委員
教育長 風間忠純
学校教育課長
教育部長 髙村寿彦
松山充彦
鈴木図書館長 山田秀一
杉本さちよ委員
土屋八重子委員
湯山芳健委員
教育総務課長 勝又正幸
子ども教育課長心得
篠塚俊一
生涯学習課長
井上輝夫
教育総務課 鈴木則和
●教育部長あいさつ
委員の皆様にさまざまな視点から貴重なご意見をいただきながら裾野市教育振興基本計画の策
定を進めてまいりました。パブリックコメントも終了しまして、最終案としてご説明させていただ
きますので、ご協議のほどよろしくお願いいたします。
●前回会議録の承認
承認
冨田委員長が代表して署名
★協議事項★
●パブリックコメントの結果について
説明者:教育総務課主幹
・パブリックコメントに対する回答及び計画の変更点について説明
【意見・指摘事項】
委
員
ICT 関係の意見がかなりあります。読んでいてごもっともなご意見ですし、整備
には多額の費用がかかりますし、効果的な整備、活用を考えていかなければいけな
いと思います。しかし、この分野はまだ進歩が進んでいるところですので、一見無
駄なようでも、導入することによって学んでいくということもありますので、バラ
ンスが大事だと思いますが、即時的な効果を狙うよりも、開拓していきながら、と
いう面もあることをご理解いただく必要があるのではないかと思います。
事務局
ICT 機器の整備は、ご指摘のとおりかなりの費用を必要とする事業ですので、今
何が一番必要な物なのかを学校とも協議しながら整備を進めていきたいと考えて
います。
委
員
本校でも電子黒板が 1 台配置されています。整備を熱望して入れていただいた
物ではありますが、階の移動ができないこともありまして、十分活用できていると
はいえません。それ以外の持ち運びのできるプロジェクターは活用がされていると
思います。パブリックコメントにあった ICT 支援員がいれば確かに活用は進むと
思いますが、優先順位を考えますと、他の部分で支援していただきたいところもた
くさんありますので、なかなか厳しい部分だと思います。
委
員
本校はまだ電子黒板は配備されていません。プロジェクターはかなり前から導入
しておりまして、授業で活用がされています。電子黒板は、今後導入されたときに、
それをどう活用していくか教員が知らないという部分で不安はあります。使いなが
ら覚えていくということもあるかも知れませんが。
委
員
デジタル教科書というものがあります。高価な物なのでなかなか購入できません
が、デジタル教科書の整備が進めば、そうした機器を活用した効果的な授業ができ
るのではないかと思います。
委 員
そうした ICT 機器を活用すると、今までよりも効果が上がるということで整備
が進められているのでしょうか。
委
員
ずっと電子黒板を見ているわけではありませんが、場面場面で効果的に映し出し
たり、視覚的に訴えることができるので、効果的ではあると思います。
委
員
まだまだ課題は多いと思います。特にタブレットは全国的に導入が進みつつあり
ますが、まだ効果的に活用しているところは少ないのではないかと思います。しか
し、そうした分野に入っていかないと、どんどん置いて行かれますので、その方向
性で考えていかなければならないと思います。また、子どもたちは生まれたときか
らそういった環境にいますので、パソコンやタブレットの知識は持っています。そ
れに対して教員がわからない、というわけにはいきませんので特に若い教員には
ICT の分野に入っていっていただきたいと考えています。
委
員
説明をするときに、チョークと言葉だけで説明するのと、プロジェクター、スク
リーンを併用してするのでは、理解力がかなり違うと思います。民間で研修などを
行う場合も、プレゼンテーションソフトを使っていて、その方がしっかりと情報が
伝わります。ICT 機器の活用に一定の効果があるのは明らかだと思います。学校で
よく批判されるのは、高価な機器が数少なく配備されていることで、なかなか使え
ないということです。高機能で高価な物を 1 台整備するよりも、機能は絞られて
いても普通教室などに数多く整備していくことの方が効果的ではないかと思いま
す。あとは、板書きと併用しながら有効に使うスキルを先生が身につけていけるか
だと思います。ICT 支援員は確かにいればよいと思いますが、人を雇うということ
は機器を整備する以上にコストがかかるということを考えて行かなければならな
いと思います。
事務局
電子黒板やプロジェクター、書画カメラなどの整備を進めていますが、先生の中
でもそれらに対する温度差があるようです。すごく興味のある先生と、拒否感が強
い先生がいるようで、今は興味のある先生が中心で使用されているのが現状です。
全員が使いこなすというのは難しいと思いますが、そのあたりの意識の差が縮まっ
ていけば活用も進むのではないかと思います。ICT 機器の研修などで、全体として
のレベルが少しでも上がればと思います。
委
員
必ずしも同じレベルで機器を使いこなすことが求められているのではないと思
います。同じレベルで子どもたちの理解が進めば、機器はどのように使ってもよい
と思いますので、その先生のレベルにあった使い方をしていけばよいのかなと思い
ます。特に導入期は、得意な先生がリードいくというのでもよいのかと思います。
事務局
どの学校にも知識を持った先生がいますので、その先生が中心となって機器を使
い始めていくという状況です。活用の広がりが少し遅い感じはします。
委
員
やはり、普通教室に普及させるべきだと思います。なかなか移動して準備をしな
がら、という煩わしさはあるのではないかと思います。あれば使うのだけれども、
運んでまでは、と思ってしまうところはあると思います。
事務局
ご指摘の部分も検討しながら整備は進めていきたいと考えています。
委
計画の体系の中で、どこに重点があるか、その人によって考えるところがあると
員
思いますので、どこをもっと強く表現すべきではないかとか、そういった意見がも
っと出るのかなと思っていましたが、どちらかというと専門的な提言のような意見
が多いようです。この計画を公表した後、受け取る側がどう受け止めるのか、とい
うことを意識して、計画に責任を持って事業を進めていく必要があるのではないか
と思います。
事務局
この計画は基本計画なので、ある程度全体的な方向性を示すものになります。そ
ういう意味では、人によって重点と考える分野はいろいろとあると思いますが、全
体的なバランスをとった計画だと考えています。
委
員
匿名の意見の中で、認定子ども園化については、住民の意向によっては白紙に戻
ると説明会で説明を受けている、とありますが、公式にそのような説明をされてい
るのであれば、計画の中で載せるのはいかがなものかと思いますが、そのような説
明がされたのでしょうか。
事務局
説明会の中で、白紙に戻るということは言っておりません。説明会では、皆さん
の意見を聞きながら進めていきます、という説明をしています。決定事項として進
めていくということではなく、進め方の中で、意見を聞きながら進め方や順序など
柔軟に対応していきたいというお話はさせていただいておりますので、捉え方でそ
のように捉えられているのかも知れません。
事務局
説明会の中で、子ども園化、民営化の中で、まず、市が打ち出した方針ありきで
一方的に進められては困るという意見をいただいております。それに対して、一方
的に強引に進めるのではなくて、ご意見を伺いながら進めていくものです、という
ことを、この方は意見を聞きながら、ということを、合意が得られなければ進めな
い、と解釈されたのかも知れません。こちらとしましては、その方向性に向かって
ご理解を得られるように進めて行きたいということを説明しております。
事務局
今のご意見もそうなのですが、パブリックコメントの期間終了後に匿名で 1 名
の方からご意見の提出がありました。市のパブリックコメント実施要綱では氏名、
連絡先を明記した上での意見の提出を規定しております。氏名を入れて提出した方
との公平性も考える必要がありますので、正式な意見としては取り扱えないものと
考えております。しかし、要件を欠くものであっても適正な意見と認められるもの
は意見として採用してもよいという規定になっております。この匿名で提出された
意見の取扱いについて委員の皆様としてはどうお考えになるか、お聞かせいただけ
ればと思います。
委 員
正式に出していただいた方には回答を返すし、その内容を公表するけれども、匿
名の方にはしない、ということでしょうか。
事務局
パブリックコメントでは、個人に対して回答はいたしません。回答は一覧表にし
てホームページで公表していきます。匿名での意見については、もちろん提出され
た貴重なご意見として、今後の参考にさせていただきますが、回答については公表
する中には入れない、ということです。
委
員
まったく触れないというのではなく、正式に出されたものと区別するのはよいと
思いますが、こんな意見が匿名であってこう考えます、という程度の公表はしても
よいのではないかと思います。
委
員
私の回りの保護者の方でも、子ども園化や民営化に対して不安を持っている方が
多くいます。意見の出し方としては匿名ということで問題はあると思いますが、今
後の説明会などで、そういった意見を踏まえて不安を取り除くような取り組みをし
ていく必要はあるのではないかと思います。
委
員
私もこの匿名のものについては、回答を載せなくてもよいと思います。しかし、
市の意向か伝わっていないようなご意見もありますので、こうした意見を踏まえて
今後の事業を進めていけばよいのではないでしょうか。
事務局
もちろん、こうした意見を無視するものではなく、今後の参考としていくという
ことについては同じですが、正式な提出意見とは取扱いを区別したいということで
す。
委
員
要綱で定まっていることに対して特例的な扱いをすると、これから先も何らかの
形で同じような取扱いをしていかなければならなくなります。要綱で定まっている
以上そのあたりははっきりさせてよいと思います。変にぼやかしたような簡単な回
答は、かえって誤解を生むことにもなりかねないので、回答というよりも、今後の
取り組みの中で対応していくのがよいのではないかと思います。
委
員
正式なものではないけれども、匿名での意見提出があったということは公表する
中に入れてもよいのではないかと思います。
事務局
ご意見を参考に、再度取扱いを検討させていただきます。
委員長
他にご意見がありますか。
ご意見がないようなので、検討委員会としてはこの計画案で了承するということ
でよろしいでしょうか。
(各委員 同意)
委員長
本日で検討委員会も最後となります。計画に関することでなくても結構ですので、
何かありましたらお願いいたします。
委 員
地教行法の改正により、教育に関する大綱を策定することが義務づけられたと思
いますが、この計画がその大綱になるという解釈でよろしいですか。
事務局
市長と教育委員会で構成される総合教育会議で大綱が定められますが、教育委員
会としてはこの計画を大綱にすることを提案しようと考えております。
委
員
市長が教育に絡んでくると、現在は予算や条例などの権限は市長にありますが、
そういった部分が大綱に明記されなくてもよいのですか。
事務局
法律が変わっても、首長の権限、教育委員会の権限は変わりませんので、大綱は
その方向性を示すものとして定めますが、取り組み方はこれまでと変わらずに進め
て行きます。
委 員
平成 32 年までの計画ですが、途中経過はどこかで確認するのですか。
事務局
基本的には計画の最終年で確認しますが、教育委員会は、毎年教育委員会の事務
に関する点検評価報告書の作成が義務づけられていますので、これからはこの計画
の体系に基づいて毎年点検をしていくことになります。
委
員
文化の振興についても前向きな取り組みが入っていますが、ここへ来て、急にこ
の計画に書いてあることとは反対のことが進んでいるように感じます。中長期的な
取り組みを決めているのですから、急にバタバタと事が進むようなことが無いよう
にお願いします。具体的にいうと、文化センターの展示室が一部深良用水の展示を
することに伴って縮小されると聞いております。
事務局
深良用水がかんがい遺産に認定された事もあり、深良用水を大切にしていこうと
いう機運が今まで以上に高まっております。そうした中で、今までは深良コミセン
で郷土資料館ということで地元の皆さんを中心に資料の展示がされておりました
が、もっと大々的に発信していこうということでさまざまな検討の中で、文化セン
ターの展示室の一部を深良用水の展示にしていくことになりました。今進められて
いる市民の文化の振興とともに、今まで守られてきた郷土の文化を守っていくこと
の両面を進めていく必要があります。いろんな状況がある中でバランスを考えてい
く必要もありますので、ご理解をいただきたいと思います。
事務局
関係者の皆さんともお話をさせていただきました。文化協会の展示にも影響があ
ることは重々承知しておりますが、深良用水の情報発信をしていくことも市の大事
な取り組みですので、ご理解をいただきたいと思います。今までの機能が失われる
部分については補完できる方法を関係者の皆さんのご意見も伺いながらより良い
方法を検討していきたいと考えております。
委
員
私も深良に住んでおりますし、深良用水を大切にしていきたい気持ちはもってい
ます。ただ、それがなぜ文化センターの展示室になるのかと疑問があったものです
から発言させていただきました。それに対応して何らかの改善策を示していただけ
れば皆さん納得していただけると思いますので、そこはよろしくお願いします。
委員長
1 年間ありがとうございました。私たち学校現場としては、これを具現化する事
が大事な事だと考えておりますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
教育長
この検討委員会は昨年の 2 月からスタートいたしまして、合計 8 回の会議を重
ねてまいりました。この計画を作るに当たりましては、まず、手作りの計画にして
いきたい、そして高望みをしないで、できるところからひとつずつ積み上げていく
ような計画を作りたいというところからスタートしました。皆様の意見をお伺いす
る中で、例えば、裾野の良いところは、みんなが力を合わせていくことなのだから、
それを何とか表現したいとか、高い目標を持って計画の策定にお力添えをしてくだ
さって大変ありがたく思っております。これからはアクションプログラムを組んで、
我々事務局がこの計画の具現化を目指して進めていきたいと思います。冊子として
できあがりますが、この計画には表現されていない貴重なご意見も会議の中ではた
くさんいただいたと認識しております。それらも踏まえて事業を進めてまいりたい
と思いますので、これからもよろしくお願いいたします。1 年以上にわたり、誠に
ありがとうございました。
委員長
21 時 00 分 終了
以上で検討委員会を終了いたします。