Sumitomo Marine 2000 の現状 Sumi tomo Ma ri ne 2000 目次 住友海上の概況 業績データ 会社概要 2 4 新経営計画「SKYプラン」 業績の概況 10 三井海上との統合 13 14 コンプライアンス (法令等の遵守) の体制 16 19 20 24 28 30 32 32 34 35 36 新商品トピックス 38 41 43 43 45 58 60 61 貸借対照表 72 74 76 78 79 79 80 82 84 86 役員 リスク管理の体制 保険商品プロフィール サービス体制 経営・事業ハイライト 社会貢献活動 代理店 保険のしくみ ご契約の手続き 保険金お支払いのしくみ 主な損害保険用語 事業の内容 損益計算書 利益の処分状況等の推移 保険引受損益 資産運用 負債・資本の明細 ソルベンシー・マージン情報 連結財務諸表 株式・株主の状況 当社及び子会社等の概況 従業員の状況 社外・社内の監査・検査体制 設備の状況 歴史と沿革 会社組織 国内ネットワーク 海外ネットワーク 1 1 中核事業(損保・生保)を 一層強化 新経営計画「SKYプラン」 2000 年度∼2001年度 (新たな成長に向けて事業基盤を強化) 成長 戦略 ◆最高のリスクマネジメント提供による顧 客基盤の強化 ◆コーポレートガバナンス、コンプライアン ス、 リスク管理体制の強化 ◆今後の成長分野への取組強化 ●介護・年金・医療などの第三分野商品・サ ービスの強化 ●リスクファイナンスの拡大、再保険・キャプ ティブビジネスの強化 ◆銀行・証券会社による保険窓販の対 事 業 基 盤・ 経営基盤強化 2 グローバルな視点で 経営基盤を強化 ◆株主・市場をより重視した経営 (時価会 計対応、連結決算重視) ◆収益性重視の組織への見直し ◆「役割・成果に応じた人事制度」への 転換とプロフェッショナル人材の育成 ◆スピード、コミュニケーション、オープンを 応強化 ◆情報技術 (IT) の戦略的活用 ●インターネット活用による新販売手法の推 進、総合コールセンター拡充 等 重視するSKY文化の確立 ◆西暦2000年問題への的確な対応 競争 戦略 競争力強化 優位性拡大 新経営計画「SKYプラン」 (2000年度、2001年度) を策定しました。 (SKは住友海上、Yは ゆうゆう生命を表しています) 三井海上火災保険株式会社との統合計画を踏まえ、 「チャレンジ2000 SKYプラン」 (1999 年度、2000年度計画) を、2001年度までの新経営計画「SKYプラン」 としたものです。 「成長戦略」 「競争戦略」 に「統合戦略」 を加え、またこの間の環境変化への対応を盛り込 んだ内容としました。 SKYプランの概要は以下のとおりです。 目指す企業ビジョン 1. 最高の商品、リスクマネジメント、事故サービスを提供し、お客様から支持される企業 2. 成長性(シェア拡大力)と収益性(コンバインドレシオ)で国内損保最強の企業 3. 株主・社員・代理店・社会の期待に応える企業 (企業価値増大、働きがい向上、代理店との共存共栄、社会貢献) 1 拡大 ●住友生命との提携による新規マーケット共 同開拓、損害調査業務受託 ●確定拠出型年金事業の育成 ●DLJディレクトSFG証券 ◆資産評価会社 「アメリカンアプレーザル」 などとの提携による事業拡大 ◆戦略的提携による事業拡大 ●デリバティブ業務の展開など ◆当社の強みを活かせる金融サービスな ●住友海上アセットマネジメント社による魅力 ある投信商品の開発・販売 ●多様化する資金調達手段への総合サービ スの提供(債務保証、資産流動化等) 売体制の強化) 取締役社長 最高執行役員 ◆住友金融グループとの連携による事業 どの新事業の展開 ◆生保事業の拡大(損保・生保総合販 取締役会長 3 「金融新世紀」に向けた 提携・事業拡大 2 3 戦力集中、独自戦略で シェア拡大 ロス改善と ローコスト化の実現 金融業界内優位の 運用力実現 【 販 売 改 革 】 【 商 品 改 革 】 【 自動車ロス改革 】 【 事 務 改 革 】 【 収益管理改革 】 ◆運用リスク・コストに対する最適リター ◆パーソナル分野 ●優良顧客の維持拡大 ン追求 ◆住友海上アセットマネジメント社による 住友海上グループ運用一元化 ◆コマーシャル分野 ●強みを活かし、さらなる差別化によるシェア拡大 統合 戦略 統合基本計画 の 遂 行 1 統合基本計画にリンクした 個社経営目標の必達 [ 主 要 指 標 ] ◆マーケットシェア ◆コンバインドレシオ ◆事業費率 ◆最終利益 等 2 早期提携による シナジー効果発揮 ◆お客様サービスの向上 ●新商品の共同研究・開発 ●損害調査ネットワークの相互利用 ●コールセンターの共同運営 ◆統一ブランド商品の販売 3 合併準備を 着実に実行 ◆子会社・関連会社の統合前倒し ◆インフラの統合 ●システムの統合、共同開発 ●代理店ネットワークシステムの統合 ●店舗などの不動産の共同利用 ●商品・事務処理の統一 ◆人材、ノウハウ交流 ●早期人事交流、合同研修 ●社内衛星放送の共同製作、同時放映 ●イントラネットの相互接続 ◆両社組織・制度の双子化の検討 2 3 業績の概況(平成 11 年 4 月1日から平成 12 年 3 月31日まで) 営業の経過及び成果 平成11年度のわが国経済は、金融・財 次に商品開発につきましては、無事故 理店への導入を概ね完了し、申込書 政両面にわたる景気対策やアジア経済 または事故件数が一定限度内の場合 の作成、契約照会、保険料計算等の の回復等の影響により、一部に改善の に、保険料の一部が戻る新しいタイプ 機能強化を図りました。 兆しが見られましたが、厳しい雇用環 の自動車保険「もどリッチ」 、建物・家財 なお、 コンピュータの 「西暦2000年問題」 境を背景に個人消費が低迷を続け、ま の事故に加え、傷害事故、賠償事故な に関しましては、危機管理計画の策定、 た設備投資が減少したことなどから、 ど日常生活を取り巻く様々なリスクをひ 模擬訓練の実施など万全の体制で臨 民間需要を中心とした自律的回復には とつの保険証券で補償する「ホーム総 んだ結果、年末・年始、2月の閏日等に 至らないまま推移いたしました。 合保険」など、当社独自商品の開発・ おきましても障害の発生を防止すること 当損害保険業界におきましては、景気 販売に努めました。さらに企業分野に ができました。 の低迷、料率水準の低下等により保険 おきましては、各業種の特性に即した 最後に経費の削減につきましては、自 料収入が伸び悩む一方、例年を上回 リスク・マネジメント・サービスとオーダー 由化に伴う収益環境の悪化に的確に る台風損害の発生、商品の補償範囲 メード型の保険をセットしたパッケージ 対応すべく、新たな部店別収益管理シ の拡大等により支払保険金が増加し、 商品を開発いたしました。 ステムを導入し、従来にも増して経費 加えて金利が低水準で推移したことか お客様へのサービス向上に関しまして 管理の徹底を図るとともに、経常的支 ら利息及び配当金収入が減少するな は、自動車保険「ばんぜんAAP」のご 出の圧縮に注力いたしました。 ど、厳しい状況が続きました。さらに、 契約を対象に、事故や故障の際のレッ 以上の諸施策をはじめとして営業の伸 金融再編の流れの中で、企業統合や カーサービスをはじめとする 「おクルマ救 展に努めました結果、保険引受収益が 業態の枠を超えた提携の動きが本格 急サービス」の提供を開始いたしました。 8,089億円、資産運用収益が944億円、 化するなど、かつてない変革の時代を また事故サービスにつきましても、保険 その他経常収益が13億円となり、これ 迎えることとなりました。 金請求手続の簡素化、夜間・休日にお らを合計した経常収益は、前期を14億 このような情勢のもとで、当社は経営基 ける事故サービスの充実を図ったほか、 円上回る9,047億円となりました。 盤を強化し優位性を確固たるものにす 台風18号による広域災害の発生に際し 一方、経常費用は、保険引受費用が べく、新中期経営計画「チャレンジ2000 ましては、会社の総力を挙げて迅速な 6,939億円、資産運用費用が433億円、 SKYプラン」に基づき、成長力、収益 保険金のお支払いに努めました。 営業費及び一般管理費が1,146億円、 力のさらなる向上に努めました。 海外営業につきましては、収益性の向 その他経常費用が 58 億円となった結 まず営業体制につきましては、商品・料 上を図るため、現地雇用職員の登用 果、前期を150億円下回る8,577億円と 率の自由化が進展する中で、マーケット による要員の効率化を進める一方、現 なりました。 の状況に的確かつ機動的に対応した 地子会社の支店増設、資本の増強な この結果、経常利益は前期を165億円 営業展開を図るべく、関西、東北など ど、アジア、南米における営業力の強 上回る469億円となり、これに特別損 4 地域に営業本部を設置いたしまし 化に注力いたしました。 益、法人税及び住民税、法人税等調 た。また、企画力・提案力のある大型 次にシステムに関しましては、ほぼ全社 整額を加減した当期利益は、前期を 代理店の増強を進める一方、代理店 員にパソコンを配備するとともに、国内 13億4千万円上回る126億3千万円と 経営に対する支援・指導を強化し、多 外の全拠点を結ぶパソコンネットワーク なりました。 スカイ スカイ 様化するお客様のニーズにきめ細かく 「SKYネット」の高度利用を推進いたし 対応できる販売網の構築に注力いたし ました。また当社と代理店とを結ぶ「代 ました。 理店SKYネット」につきましても、主要代 スカイ 4 保険引受の概況 部門別概況 当期の正味収入保険料は、景気の低 火災保険 自動車保険 迷、料率水準の低下など厳しい環境下 設備投資の減少等による影響を受け 自動車保有台数は低い伸びにとどまり にありましたが、新商品を中心に積極 たものの、家計向け新商品「ホーム総 ましたが、最重点種目として新商品「も 的な販売活動を展開した結果、主力 合保険」並びに「ワイドエース」等の企 どリッチ」の拡販等に努めました結果、 の自動車保険及び火災保険が増収に 業向けオーダーメード型商品を中心に 正味収入保険料は前期に対し3.5%増 転じたこともあって、前期に対し 0.5 % 拡販に努めました結果、火災保険全体 の2,668億円となりました。また正味損 増の5,429億円となりました。 の正味収入保険料は前期に対し1.0% 害率は、優良契約の獲得とお客様の 一方、正味支払保険金につきましては、 増の852億円となりました。また正味損 防災に関する各種ご提案を積極的に 大口支払事故の減少等により前期に 害率は前期を5.3%下回る41.1%とな 推進したことから、前期を1.7%下回る 対し1.2%減の2,792億円となり、正味 りました。 58.6%となりました。 一般管理費につきましては、要員の見 海上保険 自動車損害賠償責任保険 直し、経常的支出の抑制等、引き続き 船舶保険は料率水準の一層の低下に 新車販売台数が伸び悩む中で、引き続 経費の削減に努めました結果、前期に より減収し、また貨物保険も円高による き販売網の拡充、新規契約の獲得に 対し1.5%減の1,068 億円となり、正味 輸出貨物海上保険の減収等により前 努めました結果、正味収入保険料は前 事業費率は前期を0.7%下回る37.5% 期を下回った結果、海上保険全体の 期に対し2.1%増の379億円となりまし となりました。 正味収入保険料は前期に対し12.4% た。また正味損害率は前期を1.3%上 この結果、正味収入保険料から正味 減の196億円となりました。また正味損 回る72.6%となりました。 支払保険金、保険引受に係る営業費 害率は前期を4.9%上回る65.6%とな 及び一般管理費を控除し、これに積立 りました。 損害率は56.1%と前期を1.0%下回りま した。また保険引受に係る営業費及び 保険料等運用益、支払備金繰入額、 責任準備金戻入額等を加減した保険 引受利益は、支払備金繰入額が増加 傷害保険 その他の保険 したことなどから、前期を137億円下回 海外旅行傷害保険は増収いたしました 賠償責任保険、動産総合保険、労働 る77億円となりました。 が、積立型の傷害保険が予定利率引 者災害補償責任保険等が減収したこ き下げ等の影響により減収したことな とから、その他の保険合計の正味収入 どから、傷害保険全体の正味収入保 保険料は前期に対し4.7%減の716億 険料は前期に対し2.3%減の616億円 円となりました。また正味損害率は前 となりました。また正味損害率は前期 期を2.6%上回る61.9%となりました。 を0.1%上回る45.8%となりました。 5 業績の概況 資産運用の概況 当期末の総資産は2兆9,809億円とな ンをはじめとする短期資金の残高を圧 を目的に保有外国証券の組み替えを り、このうち運用資産は2兆6,713億円 縮し、地方債、社債等の国内債券に 行ったことにより売却損が発生したこと と前期末に比べて325億円の増加とな 資金を重点投入するとともに、リスク管 などから、前期を22億円上回る433億 りました。 理を強化し、安定的な収益の確保に 円となりました。 当期は、金融システム不安の解消や景 努めました。 なお、当社は住友海上グループとして、 気回復への期待感から、株式相場は 以上の結果、利息及び配当金収入は 投資信託、確定拠出型年金等、今後 銘柄間の格差を拡大しつつも概ね上 前期を63億円下回る829億円となりま 成長が予想される金融サービス事業の 昇基調で推移いたしましたが、ゼロ金 したが、積立型保険の満期返戻金等 拡大を図るため、平成 11 年 10月に投 利政策の継続により国内金利が低水 に充当する運用益を控除し、これに有 資顧問子会社の「住友海上アセットマ 準にとどまり、加えて夏場以降為替相 価証券売却益等を加えた資産運用収 ネジメント株式会社」 を大幅に拡充する 場が円高基調に転ずるなど、引き続き 益は、前期を289億円上回る944億円 とともに、平成12年1月には、同社にお 厳しい運用環境下におかれました。 となりました。一方、資産運用費用は、 いて証券投資信託委託業の認可を取 こうした中にあって、当社はコールロー 円高が進む中で、資産の健全性維持 得いたしました。 今後のわが国経済は、企業収益の改 式会社と 「合併に関する基本合意書」 ンス強化の観点から、今次株主総会終 善が進む中で設備投資が増加傾向を を締結し、株主総会の承認及び関係 了後には、執行役員制度の導入、社 示すなど、景気回復の動きが広がりつ 当局の認可を条件として、平成13年10 外有識者から成るアドバイザリー・ボー つありますが、個人消費の低迷、為替 月に合併することといたしました。合併 ドの設置をし、新たな経営体制のもと、 相場の動向など、いくつかの懸念材料 により新会社は、営業・事故サービス 従来にも増して保険事業の基盤強化 を抱えており、先行き予断を許さない 拠点の拡充、重複コストの削減、資本 を図るとともに、金融新時代に向けた 状況が続くものと思われます。 の積極的活用等を図り、成長力・収益 各種取り組みを積極的かつ的確に推 当損害保険業界におきましては、自由 力・競争力の飛躍的向上を実現いたし 進してまいります。 化の進展により商品・料率面における ます。さらに国内外において、損害保 即ち、統合に向けた新たな当社経営 競争が激化しており、収益構造の抜本 険・生命保険事業を核に、金融サービ 計画「SKYプラン」に基づき、最高の商 的変革等を目的に、業界内外を問わず ス事業、リスク関連事業をダイナミックに 品・サービスの提供、販売網の強化・ 提携や企業統合を模索する動きが続く 展開する保険・金融グループを形成し 効率化、収益管理の徹底、資産運用 ものと予想されます。 てまいります。 力の強化を推し進め、もって確固たる このような情勢のもとで、当社は、平成 当社といたしましては、合併の準備を 経営基盤を築き上げてまいる所存でご 12 年 3月27日に三井海上火災保険株 着実に進める一方、コーポレートガバナ ざいます。 当社が対処すべき課題 スカイ 6 【主要な経営指標等の推移】 (単位:百万円) 平成 7 年度 区 分 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 正 味 収 入 保 険 料 ( 対 前 期 増 減 率 ) ( 542,178 4.0% ) ( 560,827 3.4% ) ( 564,356 0.6% ) ( 540,076 △ 4.3% ) ( 542,996 0.5% ) 保 険 引 受 利 益 ( 対 前 期 増 減 率 ) ( 10,295 −% ) ( 11,348 10.2% ) ( 23,189 104.3% ) ( 21,474 △ 7.4% ) ( 7,761 △ 63.9% ) 経 常 収 益 ( 対 前 期 増 減 率 ) ( 931,935 −% ) ( 966,320 3.6% ) ( 973,888 0.8% ) ( 903,242 △ 7.3% ) ( 904,720 0.2% ) ( 44,058 −% ) ( 36,774 △ 16.5% ) ( 43,019 17.0% ) ( 30,380 △ 29.4% ) ( 46,945 54.5% ) ( ( ( 29,901 ) △ 7.3% )) ( 11,582 14.0% ) ( 12,649 9.2% ) ( ( 12,636 11.9% ) 経 常 損 益 ( 対 前 期 増 減 率 ) 当 期 純 損 益 ( 対 前 期 増 減 率 ) 正 正 味 味 損 事 害 業 費 率 率 利息及び配当金収入 ( 対 前 期 増 減 率 ) ( 10,164 △ 0.9% ) 52.5% 51.8% ) 39.4% 37.0% ) ( 93,393 1.7% ) ( ( 4.01% 運 用 資 産 利 回 り 資 本 金 ( 発 行 済 株 式 総 数 ) 純 資 産 額 総 資 産 額 57,438 ( 667,907 千株 ) 積立勘定として経理された資産額 責 任 準 備 金 残 高 貸 付 金 残 高 有 価 証 券 残 高 自 己 資 本 比 ( 率 53.2% 54.3% 11,290 △ 10.7% ) 57.1% 38.8% 38.0% 38.3% 91,161 △ 2.4% ) 3.73% ( 246,560 2,613,223 1,283,065 2,000,786 574,885 1,456,238 9.4% 258,125 2,713,309 1,368,553 2,078,274 576,771 1,549,722 9.5% 369 円 15 銭 382 円 47 銭 60,017 ( 674,992 千株 ) 1 株 当 た り 配 当 額 (うち 1 株当たり中間配当額) ( 7 円 50 銭 −円 ) ( 7 円 00 銭 −円 ) ( 7 円 50 銭 −円 ) 89,362 △ 2.4% ) 3.35% 37.5% ( 60,017 ( 674,992 千株 ) 266,062 2,865,150 1,479,567 2,169,872 584,745 1,642,756 9.3% 1,057.7% 394 円 17 銭 ソルベンシー・マージン比率 1株当たり純資産額 ( 3.53% 59,974 ( 674,873 千株 ) 91,549 0.4% ) 56.1% 60,017 ( 674,992 千株 ) 272,220 2,857,795 1,502,226 2,184,273 550,586 1,669,999 9.5% 1,605.8% 403 円 29 銭 ( 7 円 50 銭 −円 ) 82,997 △ 7.1% ) 3.07% 305,938 2,980,977 1,504,291 2,232,333 504,818 1,839,576 10.3% 1,747.4% 453 円 24 銭 ( 7 円 50 銭 −円 ) 1株当たり当期純損益 15 円 22 銭 17 円 18 銭 18 円 74 銭 16 円 72 銭 18 円 72 銭 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当期純利益 14 円 54 銭 16 円 10 銭 17 円 54 銭 15 円 74 銭 17 円 60 銭 49.3% 7,609 名 40.8% 7,647 名 40.0% 7,714 名 44.8% 7,514 名 40.1% 7,468 名 配 当 性 向 従 業 員 数 (注)1. 平成 8 年度から、保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されているため、経常損益、正味損害率、正味事業費率については内容を変更しておりますが、平成 7 年度の金額及び比率には当該年度 の損益計算書の様式に基づく数値をそのまま下段に ( ) 書しております。また平成 7 年度に記載していた資産運用収益については項目名を利息及び配当金収入に変更して記載しております。 2. 平成 10 年度及び平成 11 年度よりソルベンシー・マージン比率の算式及び算出基準が一部変更されております。このため、各年度の数値は異なる算式及び算出基準によって算出されております。 3. 平成 7 年度の 1 株当たり配当額 7 円 50 銭には、転換社債発行に際しての利益処分に関する公約を遵守するための特別配当 50 銭が含まれています。 4. 平成 9 年度から従業員数には他社への出向者を含んでおりません。なお、平成 8 年度における他社への出向者数は 336 名であります。 7 業績の概況 【正味収入保険料の推移】 5,421 5,608 5,643 【総資産の推移】 【利息及び配当金収入の推移】 29,809 5,400 5,429 5,000 911 915 28,651 28,577 29,000 28,000 893 829 800 27,133 27,000 26,132 26,000 4,000 600 25,000 24,000 3,000 23,000 400 22,000 2,000 21,000 20,000 200 1,000 (単位:億円) (単位:億円) 7年度 平成 8年度 9年度 10年度 11年度 (単位:億円) 7年度 平成 8年度 9年度 10年度 【正味収入保険料の種目別構成】 【総資産の構成】 平成 11 年度 平成 11 年度末 自動車 2,668億円 8 933 その他 49.1% 716億円 13.2% 有価証券 18,395億円 その他 61.7% 2,325億円 7.8% 合計 合計 5,429 29,809 億円 億円 海上 11年度 火災 852億円 15.7% 196億円 3.6% 貸付金 5,048億円 16.9% 1,038億円 3.5% 繰延税金資産 傷害 616億円 11.4% 自動車損害賠償責任 379億円 7.0% 預貯金 1,721億円 5.8% 1,281億円 4.3% 土地・建物 平成 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 【当期利益】 57.1 115 120 52.5 126 126 【株主資本利益率(ROE) 】 【正味損害率・正味事業費率】 53.2 54.3 4.6 56.1 正味損害率 50.0 112 4.8 4.2 4.2 4.4 4.0 101 39.4 40.0 38.8 38.0 38.3 90 37.5 正味事業費率 3.0 30.0 60 2.0 20.0 30 1.0 10.0 (単位:%) (単位:億円) 7年度 平成 8年度 9年度 10年度 11年度 平成 (単位:%) 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 平成 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 (注)平成 8 年度から、保険業法施行規則の改正により損益計算 書の様式が改訂され、正味損害率、正味事業費率の内容を 変更しているため、平成 7 年度の数値は改訂後の様式に基 づく数値を表示しております。 【主要な連結経営指標等の推移】 (単位:百万円) 平成 7 年度 区 分 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 973,126 998,290 949,820 933,748 881,173 542,178 29,724 10,164 246,672 2,613,365 560,825 36,225 11,011 257,669 2,719,296 564,352 41,811 11,410 264,365 2,888,825 540,304 30,297 10,662 271,302 2,920,313 543,189 47,801 12,932 306,025 3,071,840 連 結 ベ ー ス 1株当たり純資産額 369 円 32 銭 381 円 80 銭 391 円 66 銭 401 円 93 銭 453 円 37 銭 連 結 ベ ー ス 1株当たり当期純損益 15 円 22 銭 16 円 33 銭 16 円 90 銭 15 円 79 銭 19 円 15 銭 連結ベース潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 14 円 54 銭 15 円 33 銭 15 円 87 銭 14 円 89 銭 18 円 00 銭 連 結 経 常 収 益 連 結 事 業 収 益 連結正味収入保険料 連 結 経 常 損 益 連 結 当 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 連 結 総 資 産 額 (注)平成 8 年度から、保険業法施行規則の改正に伴い連結損益計算書の様式が改訂されているため、連結事業収益に代えて連結経常収益を記載しております。また、連結経常損益についても内容を変更しておりますが、 平成 7 年度の金額には当該連結会計年度の連結損益計算書における数値をそのまま記載しております。 9 三井海上との統合 住友海上と三井海上の合併について 当社と三井海上火災保険株式会社は、平 統合基本計画 成12年3月27日に「合併に関する基本合 意書」を締結し、関係当局の認可、株主 1. 執行役員制度、アドバイザリーボードを 導入します。また、ストックオプション制 I. 合併の目的 総会の承認を条件として、2001年10月に 度の採用も検討します。 2. IR活動の強化とディスクロージャーの充 合併することを正式に決定しました。 両社は、 「お客様ベスト」 を実現するため、 実に努め、透明性の高い経営を目指し 早期にシナジー効果を発揮するために 互いの個性・強みを尊重するとともに、ベ ます。 2000 年 4月から全面的に提携し、さらに ストプラクティスと経済合理性の追求を基 2001年4月からは実質的な一体運営を行 本に置いて、合併することによって、 計量化し、統合的管理を行って、総リス うことによって、合併効果の最大化を実現 ●営業・事故対応サービス拠点、販売網 ク量に対する適正な資本水準を経営レ するとともに、 万全の準備を行っていきます。 拡充によるお客様対応力向上 ●重複コスト削減による事業効率向上と 資本の積極活用による収益拡大 ●商品開発、販売、システム、資産運用な 3. 保険リスク・資産運用リスク等のリスクを ベルでチェック・管理します。 4. 事業領域ごとの必要資本量と収益を把 握し、高い格付けを維持しながら、資本 効率を高めてROE向上を目指します。 どの競争力強化 さらには、 IV. グループの事業戦略 ●生命保険、金融サービス、リスク関連サ ービス事業などの成長分野への積極的 展開 1. 事業ポートフォリオ戦略 (1) 事業領域ごとの必要資本量と収益を 把握し、資本の効率的配分を行い、 を実現していきます。 ROE向上を目指します。 II. 目指す企業像 (2) 2004年度には、全利益の約15%を国 基本合意の趣旨 内損保事業以外で生み出します。 合併新会社は、企業価値の最大化に向 さらに、将来の事業ポートフォリオとし わが国の損害保険市場は、商品・料率の けて、目指す企業像の実現に邁進し、 “グ ては、国内損保事業以外で利益ウエ 自由化、外資・異業種からの新規参入等 ローバル・クォリティ” を実現します。 イト50%以上を目指します。 により、競争が激化しています。また、お客 1. 損害保険・生命保険事業をコアとし、金 2. 財務・資本戦略 様のニーズの多様化・高度化が進むなか、 融サービス、リスク関連サービス事業をダ (1) リスク・リターンの視点から低効率の政 これまで以上に魅力のある商品・サービ イナミックに展開する保険・金融グループ 策株式や不動産を圧縮し、純投資を拡 スの開発と事業の効率化が求められてお 2. お客様・株主・代理店から高く評価さ 大するなど、資産ポートフォリオの改善を り、これらの状況への対応が喫緊の課題 れ、社会から信頼される保険・金融グル となってきました。 ープ 図り、資産運用収益を拡大します。 (2) 合併によって生じる資本余力の活用を このような環境の下、両社は、成長力・収 3. 社員の創造性があふれ、活力みなぎる、 はかり、保険リスクの保有増、再保険引 益力・競争力を強化し、もってお客様、株 若々しくイノベーティブな保険・金融グル 受け、ART(代替的リスク移転) などの 主の期待に応えるため、合併することを決 ープ 積極的取組み、新たな事業分野への 意しました。 投資を行って、収益拡大を図ります。 III. コーポレートガバナンス (3) 適正資本水準を検証しつつ、株価水 準も勘案のうえ、株主価値増大の観点 から、自己株消却の実施も検討します。 株主・市場を重視し、企業価値を増大さ 10 せるため、コーポレートガバナンスを強化し 3. ます。 以下の戦略を実行し、わが国損保NO.1 損害保険事業戦略 の成長性・収益性・規模を実現し、積極 介護などの「第三分野」などで大型新 のアシスタンスから事故の解決まで、24 的にグローバル展開する損害保険会社を 商品を積極的に開発・投入することによ 時間365日ノンストップでお客様にご安 目指します。 り、マーケットリーダーとしての地位確立 を目指します。 (1)営業戦略 心を提供します。 ●ITを活用した最新鋭のシステムと、専門 ●個人分野・中堅企業分野では、わが国 ●企業分野においては、商品開発力・リス 性に優れた豊富なスタッフにより、お客 損保最大級の販売網と独自新商品・新 クマネジメント力、引受キャパシティを統 様とのコミュニケーションを大切にしなが サービスの展開で、お客様の利便性を 合効果によりさらに強化し、お客様に総 ら、きめ細かい事故対応サービスを展 高め、シェアを拡大します。 合的なソリューションを提供します。 開し、 「お客様ベスト」 を実現します。 大企業分野については、わが国NO.1を ●強靭な財務体質と保険・金融技術力を (5)IT戦略 駆使することにより、自然災害リスクの証 ●システム統合によって、現在2社合算で ●販売チャネル面では、代理店の業務革 券化や天候デリバティブなど、保険とリス 年間350億円のシステム投資額を、100 新と競争力強化を進めます。機能・コン クマネジメントの融合による高付加価値 億円規模で削減してIT投資余力を生 型商品・サービスを提供します。 み出し、業務効率化の実現と戦略的分 目指し、優位性拡大に努めます。 テンツともに業界トップの代理店ネットワ ークシステム (2 社 合 算で現 在 2 万 店 、 野へ統合後3年間で集中的なIT投資 (3)海外戦略 を行います。 2002年に4万店接続) を活用し、ネット上 ●海外拠点の統廃合により効率を高める で大半の業務が完結する仮想オフィスを とともに、アジア・米州・欧州の三極体制 ●企業向け・個人向けのインターネットによ 完成させ、 「保険料収納のキャッシュレス の機能を強化し、グローバルに展開する る利便性の高い契約手続システムや統 化」 と一体で業務プロセスを革新します。 日系企業への最高のリスクマネジメントサ 合コールセンターなど24時間365日稼働 ●コールセンターによる保険相談・契約手 ービスの提供、収益性を重視した地域 のシステム基盤を構築します。 続きなどのサービス拡充、代理店介在 市場への取組みを強力に推進します。 ●代理店を強力にサポートするため、代 型の保険通信販売・インターネットへの ●海外保険会社への資本参加・業務提 理店ネットワークシステムと顧客データベ 出店などにより、お客様とのインターフェ 携等によって国際競争力を強め、グロ ースを有機的に融合した新しい代理店 イスの多様化、効率化を図ります。 ーバルプレーヤーとしてのプレゼンスを システムを構築します。 ●情報共有を高度に進め、ナレッジマネジ 高めます。 ●保険料規模による収益拡大を図る一 方、収益性重視の戦略遂行のため、営 ●海外再保険事業については、現在の2 メント力を向上させ、業務の抜本的改 業組織単位の収益管理、商品別・得意 社の海外再保険子会社を核にして、グ 革、科学的なマ−ケット分析、商品開発 先別の収益管理を徹底し、コンバインド ローバルな再保険事業を本格化します。 力の強化、経営意思決定のスピードアッ (4)事故対応サービス戦略 レシオの低減を図ります。 ●わが国最大級の事故対応サービス拠 (2)商品戦略 点網とコールセンターを活用し、緊急時 ●個人分野では、自動車・火災や、医療・ プを実現します。 4. 生命保険事業戦略 (1) 1996年設立の生命保険子会社は、2 社とも順調に成長を続けています。こ 1 6 事業ポートフォリオ 戦略 リスク関連事業 戦略 5 金融サービス事業 戦略 の2社の統合によって、商品開発力・ 販売力の強化をはかり、M&Aも視野 に入れながら、事業規模を拡大し、新 2 たな収益の柱として確立します。 財務・資本 戦略 グループの 事業戦略 4 生命保険事業 戦略 (2) 商品開発については、医療・年金・介護 分野をはじめとして、社会経済やマー ケットの変化にスピーディーに対応します。 3 損害保険事業 戦略 ●営業戦略 ●商品戦略 ●海外戦略 ●事故対応サービス戦略 ● IT 戦略 (3) 従来の損害保険代理店網を活用した 生命保険のクロスセルを一段と強化す るため、ファイナンシャルプランナーの育 成など生保販売力の高度化を推進す るとともに、販売チャネルの多様化も進 め、損保系生保会社トップを目指します。 11 三井海上との統合 5. 金融サービス事業戦略 的かつ戦略的な事業基盤を早期に構 (1) アセットマネジメント、ベンチャーキャピ (3) 健康・介護・医療などのケア事業や自 築します。 タル、投資信託、確定拠出年金ビジネ 動車・旅行・個人生活関連の緊急アシ 6. リスク関連事業戦略 スタンス事業などにつきましては、既存 スなどとともに、高い格付けと技術力 (1) リスク関連事業を積極的に展開し、保 を活用した金融保証・債権流動化・不 険事業・金融サービス事業とのシナジ 介護については、ケアマネジメント、在 動産証券化・デリバティブなどの先端 ー効果を発揮します。 宅介護サービス、介護専用型有料老 的なファイナンシャル・テクノロジーへの 領域拡大を図ります。 (2) ダイナミックな展開を図るために、内外 金融機関との提携強化も含め、効率 事業の拡充と領域の拡大を行います。 (2) 環境対策・生産物賠償責任などのリス 人ホーム、介護研修などの事業に取り ク関連の受託研究、コンサルティング事 組みます。これら新事業領域進出にあ 業による手数料収入を安定的に増加 たっては、異業種とのアライアンスを積 させます。 極的に行います。 V. 合併に関する基本的事項 1. 合併の時期 :2001年(平成13年)10月 2. 合併比率 :外部機関の評価を参考に、2社協議の上決定します。 3. 新社名、新本店所在地、存続会社等 :基本合意の趣旨に則って検討し、2000年12月を目途に決定します。 VI. 合併までの全面提携 両社は早期にさまざまな提携(合併スケジュールの概要をご参照ください) を行い、実質的な統合体制構築を図るとともに、前倒しでシナジ ー効果を発揮してまいります。 【合併スケジュールの概要】 2000 年 3 月 2001 年 4 月 2001 年 10 月 合併契約書締結 合併承認株主総会 2 社合併 合併準備 合併への助走 合 併 提携開始 実質的に一体運営 フルパワーでスタートダッシュ ◆商品・サービスの共同研究・開発 ◆損害調査ネットワークの相互利用 ◆人事交流 ◆システム統合、システム共同開発着手 (IT 統合委員会、システム共同開発センター設置) ◆統一ブランド商品の販売 ◆海外での業務提携開始 (ベトナムなど) ◆投資信託商品の相互販売開始 ◆アセットマネジメント、介護関連会社統合 ◆共同コールセンター設置 ◆イントラネット接続 ◆両社組織・制度の双子化 ◆代理店ネットワークシステム統合 ◆商品、事務処理の統一 ◆代理店研修 ◆生命保険、損害調査などの統合 ◆システム統合 ◆新人事制度適用開始 合併基本合意 「統合基本計画」策定 【各種指標】 従業員・拠点 2004 年度 14,500 名 11,500 名( ▲ 3,000 名) 営業拠点数(削減累計) 574 カ所 340 カ所( ▲ 234 カ所) 事故対応拠点数(削減累計) 384 カ所 260 カ所( ▲ 124 カ所) 94 カ所 62 カ所( ▲ 32 カ所) 従業員数(削減累計) 12 1998 年度(2 社合算) 海外拠点数(削減累計) コンプライアンス (法令等の遵守) の体制 コンプライアンス (法令等の遵守) の体制 基本方針 コンプライアンス・プログラムの内容 当社がお客様をはじめ社会から信頼を得 1. 組織・体制 2. 役職員に対する周知徹底 理体制を強化し、健全かつ適切な業務運 取締役自ら誠実かつ率先垂範してコンプ 行動規範、推進体制、役職員が遵守すべ 営及び公正な保険募集を行うことが必要 ライアンスに取り組むべきとの認識から、 き法令等を記載したコンプライアンス・マ 不可欠です。 社長を委員長とするコンプライアンス委員 ニュアルを各課支社センター単位に備置し 万一、法令等に違反することがあれば、 会を設置し、本プログラムの企画・立案な 役職員の閲覧に供しているほか、課支社 罰則を受けるなど、不測の損害を被るの らびにプログラムの進捗状況に関する取 所長以上の役職者に配布しています。 また、 みならず、保険事業に対する信頼を裏切 締役会あて定期的報告等を行っています。 各年次別集合研修においてコンプライアン ることにもなりかねません。 また各部門の統轄部長をコンプライアン ス教育を実施するとともに、コンプライアン そこで当社では、取締役会において以下 ス・オフィサーと位置づけ、担当業務にお ス担当者を中心とした部店内の教育・指 のコンプライアンス・プログラム (法令等遵守 ける法令等遵守を徹底させるとともに、各 導を推進しています。 のための実践計画) を策定し、コンプライ 部店にコンプライアンス担当者を配置し、 アンスの徹底を図っています。 部店内社員への教育・指導にあたらせる るためには、自己責任原則の下で内部管 3. 検査部門との連携 など、法令等遵守の徹底に努めています。 検査部門による検査において、プログラム の定着・徹底状況等をチェックし、社員の コンプライアンスに対する意識の徹底及び 内部牽制の強化を図っています。 【コンプライアンスの徹底を図るための組織・体制・役割】 組織・体制 コンプライアンス委員会 コンプライアンス・オフィサー (各統轄部長) 役 割 取 締 役 会 ・法令等遵守のための実践計画の企画・立案 ・その他法令等遵守の徹底に関する部門横断的事項 コンプライアンス委員会 ・担当業務における法令等遵守の徹底 ・担当業務における法令等遵守の徹底に必要な他部 店への指示 (全社的取組) (部門横断的事項) ・部門横断的対応が必要な事項のコンプライアンス 委員会あて報告 各部店長 コンプライアンス担当者 ・部店内社員への法令等遵守の徹底 ・部店内社員へのコンプライアンス教育及び指導 (各部店) (各統轄部) 部店長 コンプライアンス 担当者 (所管業務) コンプライアンス・ オフィサー 13 リスク管理の体制 リスク管理の体制 当社のリスク管理体制 当社の抱える主なリスクとその管理方法 損害保険会社の抱えるリスクには、引受 1. 運用関係リスク けた保険のリスクのほか、資産運用リスク (1)信用リスク 信用リスクとは、融資先や債券の発行会 等があり、金融自由化に伴って、高度化・ 資産運用におけるリスクには、信用リスク、 社などの経営状況が悪化し、元利金の支 多様化するリスクの管理は経営の重要課 市場リスク及び予定利率リスクなどがあり 払が遅延したり、最終的には回収ができ 題となっています。当社では、さまざまなリ ます。 なくなるリスクです。 スクに応じて、それぞれのリスク管理主管 当社では、これらのリスクを管理するため 当社では、個別案件ごとの審査・管理と 部署がリスク管理を行い、担当役員や取 の組織体制・手続・手法などについて、 信用リスク全体の管理を二本柱にして、リ 締役会、経営戦略会議に定期的に報告 「資産運用に係わるリスク管理の基本方 しています。平成11 年5月には、リスク管 スクの所在・大きさを見極め、適切な対応 針」を策定しています。また、当社の保有 に取り組んでいます。 理をさらに強化するため、社長を委員長と するリスクを的確に掌握し管理するための ①厳格な審査・管理と適正な収益の確保 する「リスク管理委員会」を新設しました。 情報系システムなどのインフラ整備や、リス 投融資に当たっては、リスクと収益性の観 この委員会は、リスク管理の基本方針の クの管理に必要な知識・技術を備えた要 点から厳格に信用リスクを分析・審査して 立案をはじめとして、当社の体力 (資本) に 員の確保にも力を注いでいます。 実行するとともに、事後の管理徹底を図っ 比べ過大なリスクテイクを行っていないか、 ています。また、貸付の推進部門と審査部 あるいは効率的なリスクテイクが行われて 門を完全に分離し、内部牽制が機能する いるかなど、多様なリスクを総合的・統合 体制も整えています。 的に評価・管理する役割を担っております。 ②ポートフォリオ管理 信用リスクが特定企業・特定業種等に集 中し、巨額の損失を被ることのないよう、 貸付・社債・株式・債務保証及び預金等 の短期運用も含めた統合管理を行ってい ます。また倒産確率・回収率等に基づき 統計的に信用リスクを把握する計量的リ スク管理に取り組み、信用リスク管理技術 運用関係リスク ◆信用リスク ◆市場リスク ◆予定利率 リスク 保険引受関係リスク ◆巨大リスク ◆自然災害リスク 主なリスク ・風水災害リスク ・地震災害リスク の向上に努めています。 (2)市場リスク 市場リスクとは、金利・為替・株価などの 変動によって、保有する資産価値が下落 するリスクです。 当社では、保有限度額の設定によるリス ク分散、ロスカット・ルール等による過度の 損失防止に努めています。また、金利や その他の主なリスク ・システムリスク ・事務リスク 等 14 為替などに対する感応度分析、シミュレー ション分析のほか、バリュー・アット・リスク (VaR) という統計的手法により、金利・為 替・株価等の異なるリスクを統一的な尺度 で捉え、市場リスク全体の統合管理を行 門で決定し、リスクポートフォリオの管理、 特に企業地震の引受は、全国を12のゾー っています。 PML(予想最大損害額)調査、再保険手 ンに分け、各ゾーンの最大引受責任額を 体制面では、取引を行う部門(フロント・オ 配等は再保険部門で行い、牽制機能を 自己資本、キャッシュフロー等を勘案して フィス) と事務部門(バック・オフィス) の完全 発揮できる体制をとっています。 決定、ゾーン別に引受責任額を把握・管 理しています。大正12年の関東大震災ク 分離を行い、牽制・チェック体制を確保す ると同時に、リスク管理の専門担当部署 (1)巨大リスク ラスの地震再来を想定して、再保険を手 高度に技術が発達した現代の経済社会 配し、一事故正味損害額の軽減、自己資 にコントロールするための体制を整えてい では、個々のリスクが巨大化するとともに、 本の保護を図っています。 ます。 大都市やコンビナートのように一地域にリ を設置してリスクを総合的に捉え、適切 スクが集積している場合もあり、火災・爆 (3)予定利率リスク 3. その他の主なリスク 発等の災害発生時には、支払保険金が 積立保険に特有のリスクとして、予定利率 膨大なものになる可能性があります。当社 ●システムリスク リスクがあります。これは市中金利の低下 では、個別リスクごとに、実地調査を行っ コンピュータシステムのダウンまたは誤作動 などにより、契約時に保証した利回り (予 てPMLを推定し、必要に応じて再保険を 等、システムの不備に伴い損失を被るリス 定利率) を確保できないリスクです。当社 設定することにより、一事故正味損害額を ク、コンピュータが不正に使用されることに では、このリスクに対処するため、負債と 一定の金額以内に軽減しています。 より損失を被るリスクを「システムリスク」 と 資 産 を 総 合 的 に 管 理 する A L M 管 理 (Asset Liability Management) を行って いいます。当社では、システムに関する安 (2)自然災害リスク 全対策基準を策定し、適切な対応に取り います。 ●風水災害リスク 組んでいます。 具体的には、ALM分析システムの導入に わが国では、6月から7月にかけての大量 ●事務リスク より、ポジション分析・キャッシュフロー分 の降雨による被害、7月から10月の間の台 社員が正確な事務を怠る、あるいは事故・ 析・シミュレーション分析などを実施してリ 風による被害が毎年のように各地で発生 不正等を起こすことによる損失を被るリス スク分析機能を高めるとともに、負債特 します。 クが「事務リスク」です。当社では事務の 性・流動性の状況に応じた資産構成の構 風水災害リスクについては、都道府県別 手順・ルールを整備し、社員、代理店の研 築、適切な予定利率の設定などに努めて に保険引受高を定期的に把握し、確率的 修を実施するとともに、チェック部署の設 います。 ポートフォリオ分析によってPMLを推定の 置により、事務ミスや不正を防止していま 上、平成3年の台風19号を上回る大型台 す。また各部門及び検査部門による検査 風にも耐えられるように、再保険を手配し、 により、万全を期しています。 2. 保険引受関係リスク 一事故正味損害額の軽減、自己資本の保 保険引受にかかる主なリスクは、巨大リス 護を図っています。 クと自然災害リスクです。これらのリスクに ●地震災害リスク ついては次のとおり、巨大損害発生に備 地震災害は、損害の規模が想定できない えたリスク管理を行う一方、年間の損害 ほど巨大なものとなる可能性を持つこと、 率が所定の水準を超えた場合に備え、毎 その発生が極めて不規則で統計的に捉 年、保険料の一部を異常危険準備金とし えにくいこと、南関東地区など大都市部に て積立てています。 リスクが集中していることなどの特殊性が リスクの引受方針は保険種目別の統轄部 あります。 15 新商品トピックス 個人分野 ・独自性のある自由化対応商品を開発 ・お客様ニーズに即した新商品を提供 かけ金が戻る新型自動車保険 「もどリッチ」発売、売れ行き好調 最高級の自動車保険 「ばんぜん AAP」 保険期間(3年または2年)中の事故件数 代車費用、事故付随費用、身の回り品に 日常生活を取り巻く個人のリスクを火災保 に応じて、満期時に満期払戻金を支払う 生じた損害を補償する 「オートエース特約」 険をベースに総合的に補償する 「ホーム総 新型自動車保険「もどリッチ」を業界で初 を業界で初めて開発し、平成10年7月に 合保険」を平成11年5月に発売しました。 めて開発し、平成11年6月に発売しました。 発売しました。さらに、人身傷害補償保険 自動車事故を除く 平成12年3月末までの契約件数は、約30 を含む総合自動車保険「AAP」の認可を 建物・家財の事故、 万件と好調な売れ行きとなっています。 「も 取得、 「AAP」に「オートエース特約」 を付 傷害事故、賠償事 どリッチ」の特長は以下の3点です。 帯した自動車保険を最高級商品と位置付 故などあらゆるリス け、これに事故・故障などのトラブルに対 クを一つの保険で 保険期間中に事故 応する 「おクルマ救急サービス」 (P21をご 補償できるのが大 件数が 2 件以内の 参照ください) を無料で付帯した「ばんぜ きな特 長で、補 償 場合、契約満期時 んAAP」 として、平 範囲の大幅な拡充 に「 満 期 払 戻 金 」 成 11 年 6月から積 を実現したほか、契約者に代わって示談 がもどってきます。 極的に販売を行っ 交渉を行う 「示談交渉サービス」 (P21をご 例えば、保険期間 ています。 参照ください) を、わが国で初めて自動車 (1) もどる 3 年で無事故の場 保険以外に導入しました。 合には、最大でかけ金総額の42%*がも ●ホーム総合保険の改定 どります。 平成12年6月に、保険料の地域別区分を *9等級または10等級、保険期間3年、無事故の場合。 大幅に統合し、平均で4∼5%の保険料 実際には、等級・事故件数等により異なります。 の引き下げを実施しました。さらに、示談 (2) お得 無事故の場合、かけ金総額から満期払戻 金を差し引いた「実質の負担額」は、 1年 ストーカー被害などを重点補償 「女性保険ハーフバックプラン」 契約を継続した場合に比べて少なくなり、 ストーカー・暴漢・通り魔などの第三者に お得です。 よる加害行為やひき逃げ事故による傷害 (3)便利 事故を倍額補償する女性向け保険「女性 保険期間が3年または2年の長期契約で 保険ハーフバックプラン」 を平成12年6月に あるため、1年ごとの継続手続きが不要で 発売しました。傷害事故のほかにも賠償 す。また、お車の買替時など、ご契約条件 責任、携行品損害、救援者費用など、女 の変更の時は、当社にご連絡いただくだ 性の日常生活を取り巻くリスクを幅広く補 けで、追加保険料後払いでその日からご 償します。また、貯 契約内容を変更できます。 蓄志向の女性向け に、満期時に払込 保険料総額の半分 を返れいするハー フバックプランとし ました。 16 家計向け新火災保険 「ホーム総合保険」発売・改定 交渉サービスの対象契約範囲を拡大した ほか、水廻りや鍵のトラブルに対応する 「暮らしの救急サービス」 を導入しました。 総合補償特約付傷害保険 「S・パック」 主婦専用の新型女性保険 「主婦サポートプラン」 年金払積立傷害保険「ゆうゆう」 受取給付金を増額 日常生活に関する様々なリスクを補償する 業界で初めて、女性を対象とした補償型 平成12年3月より、ゆとりあるセカンドライフ 総合補償特約を、普通傷害保険または家 女性保険に、病気やケガによる入院を補 をサポートする年金払積立傷害保険「ゆう 族傷害保険に付帯した「S・パック」 を平成 償する家事従事者保険をセットした主婦 ゆう」 を、給付金をより重視した内容に改定 11年4月に発売しま 専用の新商品「主 しました。これは、補償範囲と保険金額を した。傷害補償の 婦サポートプラン」 従来型より抑制する新特約を自動付帯す ほか、住宅内の家 を平成11年10月に るもので、同一保険料で最大4%ほど受取 財や携行品 発 売しました。健 給付金が増加しま などの物の 康状態の告知をす す。また同時に、ラ 損害、賠償 るだけで加入でき イフプランの多様化 事 故による るので、契約手続 に 対 応 するため 、 損害、各種 きは簡略です。 給付金受取開始年 費用損害を 齢の下限を、満 55 補償します。 才から満50才に引 き下げました。 新型所得補償保険 「メディカバー」 積立型傷害保険の大口契約に 予定利率上乗せ 自動車保険 1,000 円未満の異動追徴不要 2001年1月に予定されている第三分野規 業界初の大口契約専用積立保険を平成 車の入れ替えや年齢条件の変更など自動 制緩和にさきがけ、業界で初めて、最大 11年5月に発売しました。対象となる積立 車保険の契約条件が保険期間の中途で で保険料の35%がもどる新型所得補償保 保険は積立いきいき生活傷害保険で、商 変更になる際、1,000円未満の追加保険料 険「メディカバー」を平成12年6月より発売 品名は「スーパーリッチ1000」 。従来の積 については契約者から領収しない制度を、 しました。疾病や傷害による入院を最長5 立型損害保険商品の予定利率は積立額 平成12年5月からすべての自動車保険商品 年間補償し、入院期間5日目と90日目に諸 にかかわらず一定でしたが、本商品は満 に導入しました。SAPなど従来から広く普 雑費として一時金をお支払いするなど、補 期返れい金の額が1,000万円以上の場合 及している自動車保険まで本制度を導入 償内容を大幅に拡 に、通常の予定利 するのは、 損保業界では初めてのことです。 充しました。 率に 0.1 %上乗せ した予定利率を適 用します。 二輪車の自動車保険契約者に 優遇措置を導入 排気量 125cc 超の二輪車の保険契約者 が、2 台目の二輪車を購入して保険契約 する場合の優遇措置を、平成12年5月か ら導入しました。 (1)2台目が排気量125cc超二輪車の場 合、新たに締結する契約の保険料は、 従来に比べて契約条件により約15∼ 30%の割引となります。 (2)2台目が排気量125cc以下二輪車(原 動機付自転車) の場合、1台目の契約 に特約(ファミリーバイク特約) を付帯 することにより、割安な保険料でご契 約できます。 17 新商品トピックス 企業分野 ・企業のリスクに的確に対応した商品を提供 ・オーダーメード型商品の開発 IT 事業者向け賠償責任保険 船舶保険「フルターム」 「 労 働 安 全 衛 生 診 断システム」による人 ケンパーインシュアランスと共同で、損害保 国内貨物輸送に従事する内航船舶を対 リスクマネジメント対応型 新型労災総合保険「SAFE」 事・労務関連リスクのコンサルティングを付 険業界で初めて、IT事業者がソフトウェア 象に、新船舶保険「フルターム」を平成11 帯した業界で初めての「リスクマネジメント 作成やシステム設計などの専門的業務の 年4月に発売しました。従来は別売りであ 対応型労働災害総合保険“SAFE” 」 をケ 欠陥により損害を与えた際、IT事業者が った、船体自体の損害を補償する「船体 ンパーインシュアランスと共同開発し、平成 被る賠償責任を補償する保険を平成12年 保険」 と費用・収益の損害を補償する 「不 12年5月より発売しました。労働安全衛生 4月に発売しました。 稼働損失保険」 を業界で初めて一証券化 水準の向上につながる「方針・目標」 「規 したほか、不稼働損失保険の免責日数に 程・制度」 「組織・記録」 「実施状況」 「個別 フランチャイズ方式を導入しました。 管理状況」の5分野・75評価項目について リスク診断・改善提案するとともに、診断 海賊保険「PAX」 価に基づき割引率 販売先喪失 リスクプロテクションプラン を算出する新保険 企業の主な販売先が倒産した場合の収 外航船舶を対象とした損保業界初の海賊 料制度を導入しま 益減少額を補償する 「販売先喪失リスクプ 保険「PAX」 を平成11年7月に発売しまし した。 ロテクションプラン」を平成11年9月より発 た。海賊などを原因とする船舶の行方不 売しました。以前より売掛債権を補償する 明期間中および拘留期間中の逸失利益、 「取引信用保険」を各損害保険会社が販 拘留された船舶を解放するための費用を による総合的な評 売していましたが、収益減少額を補償する 補償します。 保険は損保業界で初めてです。 福利厚生制度費用保険 「ワイドエース F」 簡易版物流総合保険 「STARプラン Jr.」 平成11年4月施行の改正「育児・介護休 落雷により建物や機械・設備が損壊した 商品の輸送・保管・加工中に生じる様々な 業法」に対応し、福利厚生制度費用保険 場合の収益減少額を補償する 「落雷利益 損害を補償する 「STARプラン」の契約方 「ワイドエースF」を開発、平成11年7月に 保険」を平成 11 年 9月より発売しました。 式をさらに簡便化させた新商品「STAR 発売しました。企業及びその他の団体が 落雷を事故原因に限定して保険料の低 プランJr.」を平成11年11月に発売しまし 就業規則等に規定された福利厚生制度 廉化を実現すると同時に、NTTファシリ た。売上高10億円未満の中堅企業を対 に基づいて、従業員に災害見舞金や介 ティーズと共同開発した「落雷リスク評価・ 象に契約方式を補償限度額に応じた保 護費用助成金等の 診断システム」 を活用し、リスクマネジメント 険料3パターンからの選択型としました。 金銭給付を行うた の提供と危険度に応じた保険料水準の提 めに生じる費用支 示を行うオーダーメード型保険です。 出を幅 広く補 償し ます。 18 リスクマネジメント提供型 「落雷利益保険」 保険商品プロフィール ごぞんじですか?安全を守る保険のいろいろ 【からだとレジャーの保険】 【店舗の保険】 財形貯蓄傷害保険 【積立保険(貯蓄型保険) 】 財形年金傷害保険 普通傷害保険 普通火災保険 積立普通傷害保険 家族傷害保険 店舗総合保険 積立ファミリー交通傷害保険 交通事故傷害保険 店舗休業保険 積立女性保険 ファミリー交通傷害保険 店舗賠償責任保険 積立家族傷害保険 女性保険 テナント総合保険 積立こども総合保険 福利厚生制度費用保険 国内旅行傷害保険 ガラス保険 年金払積立傷害保険 債権保全火災保険 国内航空傷害保険 積立いきいき生活傷害保険 森林火災保険 海外旅行傷害保険 積立ゴルファー保険 航空保険 積立夫婦ペア総合保険 原子力保険 積立所得補償保険 興行中止保険 海外駐在員総合保険 こども総合保険 【企業の保険】 財形住宅傷害保険 【その他の保険】 学生総合保険 普通火災保険 積立介護費用保険 博覧会総合保険 医療費用保険 企業費用・利益総合保険 長期総合保険 塾総合保険 所得補償保険 利益保険 積立マンション・団地総合保険 自治会活動保険 団体長期障害所得補償保険 賠償責任保険 積立生活総合保険 ボランティア活動保険 介護費用保険 動産総合保険 積立しあわせ家庭保険 商店会総合保険 自転車総合保険 コンピュータ総合保険 積立動産総合保険 PTA 賠償責任保険 ゴルファー保険 フランチャイズ・チェーン総合保険 積立労働災害総合保険 動物保険 テニス保険 機械保険 ハンター保険 組立保険 つり保険 建設工事保険 スポーツ賠償責任保険 土木工事保険 ヨット・モーターボート総合保険 盗難保険 スキー・スケート保険 営業継続費用保険 いしています。 アーチェリー保険 生産物回収費用保険 契約者配当金は毎月変動しますが、平成11年6月及び平成12年6月に満 個人賠償責任保険 労働災害総合保険 期を迎えられたご契約者にお支払いした契約者配当金は以下のとおりです。 レジャー・サービス施設費用保険 【住まいの保険】 ●契約者配当金について 積立保険では、満期を迎えられたご契約者に対し、契約時に定めた満期 返れい金をお支払いするとともに、保険期間中の運用が予定利回りを上 回った場合には、毎月の満期契約ごとに契約者配当金を計算してお支払 平成 11 年 6 月 1日から同月 30日まで及び平成 12 年 6 月 1日から同月 30日 土木構造物保険 までに満期を迎えた積立普通傷害保険のご契約に対してお支払いした 金融機関包括補償保険 契約者配当金の例 (満期返れい金 100 万円の場合) ホーム総合保険 公共工事履行ボンド 住宅火災保険 入札保証保険 住宅総合保険 履行保証保険 満期月 団地保険 開業遅延保険 地震保険 【自動車の保険】 保険期間 3 年 払込方法 一時払 年払 半年払 月払・団体扱 平成 11 年 6 月 一 一 一 一 操業開始遅延保険 平成 12 年 6 月 一 一 一 一 クレジットカード盗難保険 保険期間 5 年 一時払 年払 半年払 月払・団体扱 平成 11 年 6 月 一 一 一 一 平成 12 年 6 月 一 一 一 一 一時払 年払 半年払 月払・団体扱 住宅資金貸付保険 身元信用保険 払込方法 満期月 総合自動車保険 (AAP) 保証証券業務 自家用自動車総合保険 (SAP) 取引信用保険 自動車総合保険 (PAP) 船舶保険 自動車保険 (BAP) 外航貨物海上保険 満期月 ドライバー保険 内航貨物海上保険 平成 11 年 6 月 62,000 円 18,500 円 16,700 円 15,300 円 自動車損害賠償責任保険 運送保険 平成 12 年 6 月 21,600 円 4,300 円 3,700 円 3,100 円 保険期間 10 年 払込方法 19 サービス体制 お客様一人ひとりに、より確かな安心と安全をお届けするために。 事故時から日常生活のご相談まで、万全のサービス体制を整えています。 万一の時は確実・スピーディーに 事故サービス体制 不幸にして事故が起きた時、的確に事故処理のアドバイスを行い、迅速に保険金をお 各種保険のご契約者向けサービス 自動車保険ご契約者を対象に 支払いすることが何よりのサービスであり、保険会社の義務でもあります。 このため住友海上では、特に事故サービス担当者の増強・養成に力を入れ、事故処 理体制の拡充・整備を図っています。 1. 休日事故アドバイスサービス 現在、住友海上の事故サービス担当者は1,474名在籍しています。これに当社関連会 休日にお客様から 「安心ダイヤル」にご連絡 社の住友海上損害調査(株) 、夜間・休日の事故受付・相談サービスを行う (株)住友 いただいた事故について、具体的な対応 海上安心ダイヤル等の担当者を加えると、総数2,326名に達しています。 方法や解決までの手順などを、専門スタッ 1. 全国ネットの事故サービス網 3. アフター5 事故アドバイスサービス 事故処理を専門に担当する136カ所の 平日19時まで、全国の事故サービスセン サービスセンター、44カ所のサービスオフィ ターの窓口において、専門スタッフが、お スを全国各地に配置し、きめ細かな事 客様の事故相談をお受けします(17時 故サービスを提供しています。 までの事前予約が必要です) 。 フがご説明・アドバイスいたします。緊急性 の高い事案については、修理工場、病院 をはじめ、被害者の方へのご連絡も行い ます (休日の9時∼17時) 。 4. 法律上のご相談 2. 新自動車事故サービスシステム 「ACTIVE」 法律上の問題については、専門知識を 高度に機械化、コンピュータ管理された新 持った住友海上の社員・顧問弁護士が 自動車事故サービスシステム 「ACTIVE」 ご相談に応じます。 の稼働により、スピーディー・タイムリー・ハイ 0120-188924) では、お客様の万一の事 5. 海外事故サービスネットワーク レベルな事故サービスを提供しています。 故に備え、年中無休の24時間体制で事 世界各国のクレーム・エージェント、法律 故の受付及びご相談に応じます。なお、 事務所などと提携し、またニューヨーク、 3. 示談交渉サービス 自動車保険については、FAX- OCR専 ロサンゼルス及びロンドンには事故サービ 総合自動車保険(AAP) と自家用自動車総 用用紙による事故報告も、東京・大阪の スの子会社事務所を置き、あらゆる保険 合保険(SAP) では対人事故及び対物事 両事故受付センターにて24時間受け付 事故に迅速に対応できる体制を整えてい 故の双方について、また、自動車総合保 けています。 ます。 険(PAP) では対人事故について、住友海 ※住友海上の事故サービスネットワーク についてはP84をご参照ください。 2. 24 時間事故受付・相談サービス 「住友海上安心ダイヤル」 (フリーダイヤル 上が相手方との交渉をお引き受けします。 何でもお気軽にご相談ください お客様センター 最高のリスクマネジメントサービスを提供するため、お客様の総合相談窓口として「住 友海上お客様センター」 を設置しています。 20 4. カーライフの トラブル解決サービス (1)カーライフ・アシスタンス・サービス お客様センター (電話03-3297- 6777) では、専門知識を持ち、経験を積んだ専任担当 自動車保険のご契約者を対象に、年中無 者が保険の内容や手続きなどあらゆるご質問・ご相談にお答えしています(月曜∼金 休 2 4 時 間 受 付 のフリーダイヤル( 0 1 2 0 - 曜、 9時15分∼17時) 。 365919) にて、カーライフに関する様々なト また、インターネットによる資料請求やお問い合わせなど、お客様の利便性を向上する ラブル解決をお手伝いします。 サービスを提供しています。 事故時などのレッカー車出動手配、故障・ さらに、お客様から寄せられた生の声を全社員が共有化し、経営に生かすためのシ バッテリーあがりなどでのサービス車出動 ステムを構築し、お客様満足度の向上に取り組んでいます。 手配をJAFとの提携により行います。 ●鍵開け駆けつけサービス また、代替交通手段が必要な場合のレン 本国送還、捜索援助の手配、医療施設の タカー・JR・タクシー等、臨時宿泊が必要 紹介、医療費立替払いなどさまざまな緊 外出時に鍵を紛失した場合に駆けつ な場合のホテル・旅館のご案内や、ご家 急アシスタンスサービスを提供します。 け、無料で鍵開けします。 ●ハウスリフォーム業者紹介サービス 族への連絡を行います (JAFのロードサー (2) ドクターホットライン (電話医療相談) ビス費用等はご利用者の負担となります) 。 海外滞在中に病気やケガをした場合に、日 ハウスリフォーム業者をご紹介します(リ 本人医師が直接、電話で医療に関するご フォーム費用等は有料です) 。 (2)おクルマ救急サービス 自動車保険「もどリッチばんぜんAAP」 ・ 「ばんぜんAAP」のご契約者を対象に、専 (なお、サービス提供には、所定の条件が 相談に応じます。 (3)キャッシュレス・メディカルサービス 門スタッフが年中無休24時間受付のフリ 病気やケガをした場合に、当社提携病院 ーダイヤル (0120-088951) で対応し、各種 で、安心して日本語による治療が現金不 無料サービスを提供いたします。 要(キャッシュレス) で受けられます。 ●ご契約の自動車が事故や故障により自 力走行不能となった場合、レッカー車の 手配と5km以内のけん引を無料でサー ビスいたします。 ●ご契約の自動車が事故や故障の場合 に、修理業者の手配と現場で可能な緊 急修理を無料でサービスいたします。 ●ご契約の自動車に乗車中の方が、ご契 約者の自宅から100km 以上遠方の事 日本人医師による本格的な人間ドックを、 個人のご契約者を対象に、安心と安全の 優待料金にて利用できます。 ( 本サービス 暮らしを総合的にバックアップしています。 の費用は、海外旅行傷害保険の対象とな りません) 院された方のお子様が 6 歳以下の場 豊富なキャリアをもつ看護婦などのヘル 世界11都市に配備した連絡センターで、電 スアドバイザーやドクターが、健康や医 話による事故相談・保険相談に応じます。 療、育児、栄養などに関する幅広いご 相談に無料でお答えします。 ホーム総合保険ご契約者を対象に サービスいたします。 任総合担保特約または借家人賠償責任 ●自動車教習所やペット連れで宿泊でき 総合担保特約を付帯された場合、対人・対 る施設を無料でご案内いたします。 物事故の双方について、住友海上が相手 ございます) 海外旅行傷害保険ご契約者を対象に 大腸がん・胃がん・糖尿病・肝炎などの 郵便検診の専門機関を紹介します。 ●フィットネスクラブの紹介 (2)介護サポート・サービス ●介護電話相談 方との交渉をお引き受けします。 経験豊かなアドバイザーが、公的介護保 レンタカーやホテルのご案内、ご家族へ (なお、サービス提供には、所定の条件が ●人間ドック・脳ドック・心臓ドック・骨ドッ ●郵便検診の紹介 ホーム総合保険のご契約に、個人賠償責 の連絡等を行います。 ●コンピュータ成人病チェック クの紹介 1. 示談交渉サービス 合、ベビーシッターを雇う費用を無料で ●カーライフ・アシスタンス・サービス同様、 (1)ヘルシーライフ・サービス ●健康・医療ホットライン (5)住友海上ライン します。 ●ご契約の自動車に乗車中の事故で入 個人のご契約者を対象に (全保険種目) 1. さわやかネットサービス (4)海外人間ドック紹介サービス 故で死亡・入院された場合、ご家族が 駆けつける費用を無料でサービスいた ございます) 険・在宅介護・介護施設・福祉制度など 2. 法律相談サービス に関するご相談に無料でお答えします。 個人の日常生活に関わる法律問題につい ●優良介護事業者の紹介 て、専門家が無料でお答えするサービス 在宅介護、在宅入浴、介護機器・用品の を提供します。 販売・レンタル、住宅リフォーム、食材宅 3. 暮らしの救急サービス 1. 海外日本語サービスネットワーク N EW 専門スタッフが年中無休24時間受付のフ 配など優良な専門事業者を紹介します。 (3)ライフサポート・サービス ●税務・年金電話相談 病気やケガをした場合の医療施設の紹介 リーダイヤルで対応し、各種無料サービス 日常生活に関する税務・年金などの問 や事故受付相談など、さまざまなサービス を提供いたします。 題について、各分野の専門家が無料で を日本語で提供しています。 ●水廻り駆けつけサービス お答えします。 (1)緊急アシスタンスサービス 万一の急病や事故発生時の緊急移送、 給排水管のつまりや水漏れのトラブルに ●家事代行業者の紹介 駆けつけ、無料で応急修理いたします。 ●暮らしの安全ガイドの提供 21 サービス体制 企業経営の安定と事業の発展を総合的にサポートするため、 最高のリスクマネジメントサービスを提供しています。 企業向けサービス 1. PL 総合サービス 企業のPL(製造物責任)対策を総合的に 3. リスク診断サービス 5. 環境関連サービス 施設に関するリスクを診断し、リスク軽減の 地球環境問題・環境リスクにかかわるサー ための提案を行います。 ビスを、住友海上リスク総合研究所と連携 ●リスク総合診断 して実施します。 ●環境関連情報の提供 支援します。 火災・爆発・自然災害・労働災害・賠償 ● PL 対策総合診断 事故など施設上のリスク全般について タイムリーな企業向け環境関連情報を ●製品別安全対策の提案 実地調査を行い、リスク軽減策を提案 「Keys-SF」などの発行を通じて提供し ● PL 講演会への講師派遣 します。 ● PL 保険診断 ●財務インパクト診断 N EW ます。 ●環境アシストサービス ● PL 資料の提供 事故・火災による損失が財務諸表に与 ISO14001導入支援、環境リスク診断を ●契約文書チェックサービス える影響をシミュレートし、経営安定化 行います。 に必要となるリスク処理策を提案します。 2. 自動車安全サービス 自動車事故防止のために、企業の交通安 全活動を支援します。 ●運転適性診断 各種機器による診断、機器を搭載した バス 「ハートフル号」 による出張診断など、 専門指導員による総合的なアドバイスを 行います。 ●安全運転管理コンサルティング 当社の交通安全コンサルタントが、安全 運転管理に関する改善策をアドバイス します。 ●企業交通安全コンサルティングシステム (MACS) 提出いただいた質問表に基づいて、企 業の交通安全推進策を提案します。 ●安全運転講習会への講師派遣 ●交通安全ビデオ・資料・情報の提供 ●有害化学物質大気放散に関する 被害想定 N EW ●土壌・地下水汚染などの調査・ 浄化対策の提案 化学物質の漏洩、大気放散により発生 6. グローバルスタンダード・ しうる賠償責任額を想定し、被害軽減 コンサルティングサービス 対策を提案します。 ●地震リスクコンサルティング 「地震危険度・被害予測システム」を活 用して、対象地点における地震危険度 を解析し、施設の被害予測を行います。 また、地震に対する企業の危機対応マ ニュアルについてのコンサルティングも行 います。 ●安全設計アドバイス ●安全講演会への講師派遣 ●安全資料の提供・安全ビデオの貸出 4. リスクマネジメント・危機管理 コンサルティングサービス 企業のリスクマネジメント・危機管理への取 り組みを総合的に支援するコンサルティン グを実施します。 国際規格・基準の導入を支援します。 ● QC アシストサービス ISO9000シリーズの導入を支援します。 ●環境アシストサービス ISO14001導入支援、環境リスク診断を 行います。 ● HACCP 支援サービス HACCP方式による食品安全衛生管理 の導入を支援します。 7. 海外安全 コンサルティングサービス 海外進出を計画中の企業、既進出企業の、 さまざまな問題の解決を支援します。 ●海外安全情報サービス 世界各国での政治・治安情勢に関する レポートを定期的に提供します。 ●海外安全コンサルティング 企業の海外安全体制の構築、マニュア ル作成などを支援します。 ●海外保険情報サービス 22 セーフティ 8. 情報・通信関連サービス ●情報資源セキュリティ 13. マリン SAFETY 倶楽部 11. 住友海上 物流サポートセンター 海運・造船・物流関連の企業の皆さま向 コンサルティングサービス 物流業の経営改善と荷主企業の物流効 けの組織です。海事・物流セミナーや船 企業において多用されるコンピュータシ 率化に関して、各種支援を行います。 舶売買・用船・ファイナンス情報などの関連 ステムを中心に、オフィス全体の情報資 ●物流業向け経営相談 情報サービスのほか、各種企業向けサー 源セキュリティ対策を支援します。 ●共同化事業の支援 ビスを提供します。 ●ネットワークセキュリティサービス ●物流セミナーへのご招待 14. 企業向け 企業のネットワーク運用に関するセキュ リティ対応を支援します。 9. 福利厚生支援サービス 12. 住友海上経営者クラブ 貨物安全診断サービス N EW 日経BP社と提携し、中堅・中小企業向け 物流企業やメーカー等の貨物安全対策の に各種情報とコンサルティングサービスを提 実施状況を簡易診断し、独自ソフトを使い 役職員の皆さまの健康でいきいきとした生 供することにより、企業の発展をお手伝い 事故防止提案書を自動作成します。診断 活をバックアップし、福利厚生制度の充実 します。 する項目は、火災、風水害、盗難、保管、 を支援します。 ●ビジネスリポートの提供 荷役機器の操作管理、ホーム・積込作業、 ●さわやかネットサービス ●日経ベンチャー誌、カセットテープな 車両の安全運行、 事故管理の各分野です。 団体保険に加入している役職員の皆さ ど、毎月のタイムリーな情報提供 まに、安心と安全の暮らしをバックアッ ●経営セミナーへのご招待 プする各種サービスを提供します。 ●インターネットによるビジネスパート ●コンピュータ成人病チェック ナー選び 分析レポート作成サービス 「コンピュータ成人病チェック」を全役職 員の皆さまに実施し、生活習慣に関す る企業全体の傾向や特色を分析したレ ポートを提供します。 自動車安全 ●定期健康診断紹介サービス PL 対策 環境 役職員の皆さまの健康管理のため、優 良な定期健診実施機関を紹介します。 ●出張歯科・骨健診紹介サービス 歯科健診や骨健診を、各事業所まで出 施設のリスク 海外進出 張して実施できる専門機関を紹介します。 10. 経営支援サービス 福利厚生 企業 グローバル スタンダード 企業のさらなる飛躍に向け、業務革新のた めのさまざまな支援策を用意しています。 ●人事・労務支援サービス 諸規程の整備や賃金体系の再構築な 情報・通信 物流 ど人事労務全般についてコンサルティン グや情報提供を行います。 経営支援 マリン ●事業承継・相続対策支援サービス ●株式公開支援サービス 【企業支援サービス】 23 経営・事業ハイライト 当社の強みを活かせる金融サービスの新事業をはじめ、 「金融新世紀」に向けた提携と事業拡大を推進しています。 住友海上ゆうゆう生命保険 業容を拡大、黒字転換 住友生命と 営業・損害調査部門で業務提携 ストラクチャードファイナンス室の 設置 平成8年8月に設立した、当社100%出資 保険業界を取り巻く環境の変化に対応 企業の資金調達のための資産証券化業 子会社「住友海上ゆうゆう生命保険株式 し、多くのお客様により良い保険サービス 務を中心とした金融保証事業を強化する 会社」の4回目の事業年度が終了しました。 をご提供するため、当社は住友グループ ため、 「ストラクチャードファイナンス室」 を平 経営基盤の強化に努め、積極的販売に の一員としてかねてより協調関係にあった 成11年10月に新設しました。要員を増強 取り組んでまいりました結果、平成12年3 住友生命保険相互会社と業務提携を実 するとともに、保険商品部門と運用部門に 月末で保有契約件数(除く団体保険契約) 施いたしました。 分かれていた業務を一元化し、ノウハウ・ 208,082件、保有契約高22,144億円、保険 提携内容は以下のとおりです。 技術の共有化、顧客対応の一本化を行 料等収入475億円、総資産974億円を計 ●営業提携 います。 上し、当期損益は黒字転換するなど、業 住友生命グループの強力な法人対応力と ●調剤報酬債権を証券化 績は順調に推移しています。 住友海上の高度なリスクコンサルティング 平成11年11月から本邦で初めて調剤報酬 平成12年5月末時点で、営業拠点3支店 力(商品企画力・リスクマネジメントノウハ 債権の証券化プログラムを開始しました。 13センター、役職員数約230名、代理店数 ウ・関連サービス等) を活かし、企業分野 今回のスキームにより、通常1∼2カ月を要 約13,000店となっており、充実したサービ の共同開拓を行います。 する資金化が約1週間で可能となるので、 スを提供できる体制が整いました。 ●損害調査提携 参加調剤薬局の資金調達力が強化され また、平成12年4月には新商品「元気トク 自動車保険において、当社と住友生命は、 ました。 割」 を発売するなど、 当社が有する損害調査ネットワークを有効 ●債権長期流動化を開発 商品ラインアップの 活用し、お客様への総合サービス提供力 NTTリース株式会社と共同で、発行準備 充実にも努めてい の強化を図ります。 期間と調達コストの大幅な削減を可能と ます。 する、長期資金調達のためのリース料債 権流動化プログラムを開発しました。 ケアプラン作成業務開始 DLJディレクト SFG 証券 介護関連会社「住友海上さわやかネット 当社が出資している株式等証券の電子金 株式会社」は、居宅介護支援事業者の指 融取引業務を行う 「ディーエルジェイディレ 定を東京都から平成 11 年 9月に取得し、 クト・エスエフジー証券株式会社」が、平 本年4月の公的介護保険制度施行から、 成11年6月より営業を開始しました。現在、 東京都中央区周辺において指定事業者と 当社のほか、住友グループ4社 (住友銀行、 してケアプラン作成業務を開始しました。 住友信託銀行、 住友生命保険、 住友商事) 、 当社では、公的制度の実際の流れや契約 さくら銀行、インターネットイニシアティブ社、 者を含む利用者・サービス事業者のニー DLJディレクト社が共同出資しています。 ズを直に把握し、新たな保険商品開発や サービスの充実につなげていきます。 24 住友海上アセットマネジメント社 確定拠出型年金事業への取り組み 住友海上リスク総合研究所 昭和 61 年 4月設立の住友海上投資顧問 平成13年に導入が予定されている確定拠 住友海上リスク総合研究所は、中・長期 (株) を母体に、住友海上の証券投資部門 出型年金制度(日本版401k) に対し、当社 的視点から、現代社会や企業が直面する を合体し、グループの資産運用中核会社と は昨年12月、この制度において重要なイ さまざまなリスクとその対応策を中心に、 して住友海上アセットマネジメント株式会社 ンフラとされる、加入者ごとの掛金の拠出 調査・研究を行う特色ある研究所です。 を平成11年10月に設立しました。住友海 や残高記録の管理業務、いわゆるレコー 世の中の動き・変化は新しいリスクを生み 上の証券投資スタッフを移管し、証券投資 ド・キーピング (RK)業務を行う (株) 日本レ 出します。当研究所では、こうした“世の (約1兆3千億円) を全面委託するとともに、 コード・キーピング・ネットワークを他金融機 中の関心”に的確に対応していくために、 外部スタッフの大幅増員と7億円の増資を 関などと共同で設立しました。また社内に 「少子高齢社会」 「環境問題」 「製品安全」 行いました。住友海上グループの証券投資 も、損保業界ではいち早く401k推進の専 「企業の危機管理」 「知的財産権」などを を一元的に行うとともに、投資信託商品の 門組織「401k事業準備室」を設置し、来 中心に調査・研究に取り組んでおり、各種 開発による投資信託市場への進出、さらに 春の制度導入へ向け積極的な準備を行 受託調査、出版活動のほか、セミナーやコ は、401k市場への参入を目指しています。 っています。 ンサルティングも実施しています。また、土 ●投資信託第 1 号商品を開発 壌 汚 染の 調 査・修 復 平成12年5月に第1号投資信託を設定し や新しい企業緑地の あり方などについて、 ました。ファンド名は日本株・競争力ファン 会員制研究会を主宰 募集開始しました。日本の株式のうち、知 インズウェブの 保険ネット検索サービスへの参加 的所有権の保有状況とマーケットシェアを 当社は、ソフトバンクファイナンスグループの 業化を推進 重視して定量分析 インズウェブ(株)が平成12年4月からオー するなど、環 し、独自の強みを プンしたインターネットの保険商品比較サイ 境時代に対 持った競争力に優 トに参加しました。同サイトにアクセスすれ 応 する取り れた銘柄を厳選し ば、保険料見積もりを請求できます。当社 組 みも行っ て投資します。 は、払戻金付き自動車保険「もどリッチ」 を ています。 ド (愛称:うで自慢) で、22の販売会社で し、新技術の研究・事 中心に各種自動車保険を提供しています。 取引信用保険で ゲーリング社と提携 企業総合支援の ポータルサイトを構築 企業の商取引に伴う売上代金債権を包括 当社は、NEC、住友銀行、住友信託銀行、 的に保証する取引信用保険業務におい 住友生命保険と共同で、中堅・中小企業 て、世界のリーディングカンパニーの一つで の抱える経営課題・多様なニーズに対し あるドイツのゲーリング・クレジット・グループ て、質の高いソリューションを提供するポー と提携しました。海外進出する顧客に対し タルサイトを構築しました。当社では、企 て同保険をワールドワイドに提供する体制 業のリスクマネジメントに関する有力な商 を整備、また相互に引受・管理ノウハウを 品・サービス提供、助成金等の経営支援 共有し、さらに互いの保険引受を再保険 に関する情報提供を行うことにより、企業 することで、引受キャパシティーを拡大して の経営者をサポートするとともに、当社契 います。 約者へのサービス提供拡充および新規顧 客の開拓につなげていきます。 25 経営・事業ハイライト 新たなる成長に向けて、 グローバルな視点で経営基盤の強化に努めていきます。 コーポレートガバナンスの強化 部店別収益管理システムの導入 SKY 文化の確立 平成12年6月から、経営体制の改革を実 部店収益の最大化をめざし、平成11年度 社員と代理店の情報共有化・業務効率化 行し、コーポレートガバナンスを強化しま から部店別収益管理システムの試行を開 を目的に、社内パソコンネットワーク 「SKY した。 始し、平成12年度から本格的に導入しま ネット」 、代理店パソコンネットワーク 「代理 ●執行役員制度の導入 した。各営業部店長は、本システムを使用 店SKYネット」 、社内衛星放送「SKY-TV」 意思決定・監督機能と業務執行の分担を することで、自部店の経費率・収支残高・ を核とした「SKY文化」の推進を図ってい 明確にし、業務執行体制の強化を行うと 損害率等を把握・分析し、独自の営業戦 ともに、取締役会のさらなる活性化をはか 略を立案・実行していきます。 ります。 ます。 (1) 「SKYネット」は、当社の国内外の全 拠点を結んでおり、新商品・サービス ●経営戦略会議 および経営執行会議の設置 役割・成果型の人事制度 のほか、保険料計算機能や提案書な どの営業支援ツール、経営情報をタイ 経営の意思決定の過程を株主に一層わ 平成8年以降、社員全層にわたる人事制 かりやすくすると同時に、権限委譲をすす 度改定を段階的に実施してまいりました めることにより迅速な経営を行います。 が、平成12年には、その集大成として社 ビス情報などの最新情報提供のほか、 ●アドバイザリー・ボードの設置 員処遇の根幹を職能資格制度から役割・ 契約情報紹介、保険料計算、申込書 経営課題について、社外有識者(以下の5 成 果 型 人 事 制 度に 転 換させました( 対 作成など基幹業務のメニューを利用 名) の方々からご意見を頂き、経営に反映 象:課長以上) 。 できる業界初の「インターネット型オンラ させます。 これは、定期昇給の廃止、賞与の考課間 イン」を開始しており、1万店を超える 格差拡大、目標管理制度の考課への反映 主力代理店との接続を完了していま 生田正治 (株)商船三井会長 等を含むもので、当社にとっては昭和61年 す。また、平成11年度に、先駆的なイ 若杉敬明 東京大学経済学部教授 以来の大きな制度改定となりました。この ンターネット活用例を顕彰する 「日経イ 大田弘子 政策研究大学院大学助教授 改定により、メリハリのある社員処遇と高い ンターネットアワード」 のビジネス部門で、 松永真理 元(株)NTTドコモ企画室長 業務レベルを持つ人材育成を実現します。 成田正路 元NHK解説委員長 ムリーに提供しています。 (2) 「代理店SKYネット」は、新商品・サー 「日本経済新聞社賞」 を受賞しました。 (3) 「SKY-TV」は、国内全拠点向けに、 社員および代理店向けに最新情報の ほか教育研修番組などを放映してい ます。 26 全社員にパソコン資格制度を導入 自動車 RM センターの設置 未公開企業への投資を積極化 全社員を対象にパソコン操作能力のレベ お客様に対する高品質のロスプリベンショ 株式公開を予定している優良企業への投 ルアップを図り、代理店パソコンネットワー ン (事故防止)提案を行うため、平成11年 資ファンドを設定し、投資取組を強化しま ク 「代理店SKYネット」の推進強化、業務 4月より自動車保険部内に自動車RM(リス した。新興企業市場「マザーズ」の創設 効率化を実現するために、平成11年8月 クマネジメント) センターを設置し、本格的 や「ナスダック・ジャパン」の開設などから、 からパソコン資格制度を損害保険業界で な活動を開始しました。 多くのベンチャー企業が株式公開を目指し 初めて導入しました。 自動車RMセンターでは、自動車事故防止 ており、これらの中の優良企業に投資する に関する情報・データ・ノウハウの収集・高 ことで、将来の含み益形成や保険取引開 度化を行い、営業・事故サービスと一体と 拓に結びつけていきます。 なってお客様に対する事故削減の取り組 みを進めています。 事務改革の推進 休日事故サービス体制充実 ペルー事務所開設 当社では、3 つ(契約、集金、情報伝達) 顧客サービスの一層の向上を図る観点か 平成12年4月、ペルー共和国の首都リマ のプロセス改革を柱に事務改革を進めて ら、緊急性の高い事故を中心に、 「被害 に駐在員事務所を開設しました。日系進 います。 者への連絡」および「修理工場への土曜 出企業向けサービスを強化すると共に日 ●契約プロセス改革 日立会」等の初期対応サービスを平成12 系人を対象としたマーケット開拓も積極的 わかりやすい申込書、証券発行早期化、 年4月より開始し、休日の自動車保険事故 に推進します。当社と提携しているマフレ 入力業務効率化を目的に、最新スキャナ サービス対応を強化しました。 アメリカ傘下のマフレ (ペルー) と共同商品 ーの導入と集中入力センターの設置など 従来から、365日・24時間フリーダイヤルに の開発を予定しており、これを中心にした 新入力システムの導入を開始しました。ま よる事故受付・相談サービスや、 「休日事 新規開拓を積極的に行っていきます。 た、代理店SKYネットをとおして、代理店 故アドバイスサービス」および「休日急行サ の申込書機械作成なども実現しました。 ービス」を実施しており、また、自動車事故 ●集金プロセス改革 サービスシステム「ACTIVE」により、きめ キャッシュレス収納、自賠責集金のキャッシ 細かな経過情報提供と保険金支払い所 ュレス化、コンビニ払い込み、デビットカー 要日数の大幅短縮を実現しており、今回 西暦 2000 年問題への適切な対応 ドの導入など、お客様利便性の向上を積 のサービス開始により、お客様へ一層の コンピュータの「西暦2000年問題」に関し 極的に進めています。 安心感をお届けできます。 ては、 「2000 年問題対策委員会」のもと、 ●情報伝達プロセス改革 危機管理計画の策定、模擬訓練の実施、 情報伝達の電子化・ペーパーレス化、社 年末年始の全社総合点検の実施など万 内SKYネット、代理店SKYネットの活用を 全の体制で臨んだ結果、年末・年始、2月 進めています。 の閏日等においても障害の発生を防止す ることができました。 キャッシュレスの推進 大規模地震発生時の事故対応力を 大幅に強化 当社では、お客様に保険契約を継続して 大規模地震が発生した際の地震保険の いただく際、初回保険料について、直接 迅速な事故処理を目的として、 「一括事故 集金ではなく口座振替(キャッシュレス) に 登録システム」を開発しました。事務負担 よる領収を推進しています。これにより、お の大幅な軽減や契約管理の効率化を実 客様が契約時に現金を用意する必要が 現し、保険金支払いまでの期間の短縮に なくなるほか、代理店も大幅な業務効率 つなげます。 化がはかられます。 27 社会貢献活動 社会とともに歩むグッドカンパニーを目指して。 ボランティアや環境対策など、 さまざまな社会貢献活動の輪を広げています。 ハンドレッド 「住友海上 100 クラブ」の活動 た。また今回より、カードに印刷するため 住友海上福祉財団の活動 の絵を、広く日本の子供たちから募集して 平成5年5月に発足した、住友海上グルー います。 プ社員のためのボランティア組織「住友海 上100クラブ」では、 “できる人が、できるこ とを、できるだけ” を合言葉に、メンバーが 住友海上福祉財団は昭和50年の創立以 来、交通事故と各種災害の防止に関する ●チャリティーコンサートの開催・ バレンタイン募金 研究・普及啓発活動・援護事業・施設・出 版への助成を行い、15年目からは高齢者 自由な活動を行っています。 “100”は有志 毎年2月、当社軽音楽部・100クラブ共催 福祉部門も助成対象に加えました。その が毎月1口100円のファンドを提供し、経費 で、チャリティー・バレンタインコンサートを本 後、事業の主力を科学技術の研究への助 面をサポートするところからきています。 店で開催しています。これに合わせて全 成に移し、これが評価されて平成7年には 国でバレンタイン募金を実施し、コンサート 「特定公益増進法人」の認定を総理大臣 収益金とともに、貧しいために進学をあき から受けました。 らめているタイの子供の奨学金として「日 平成11年度も低金利下で財団の収入が 本民際交流センター」に寄付しています。 減り、助成は46件、約5,600万円に止まり ●チャリティーカードによる寄付活動 これまでに33人の子供たちが中学校に通 ましたが、創立以来の25年の実績は合計 毎年、子供地球基金と協力してチャリティ えるようになりました。 で1,048件、15億円強に達しました。なお、 ークリスマスカードと絵はがきを作成し、そ の収益金を世界の子供たちのために役立 てています。平成 研究助成の成果 ●パソコンネットワークによる 情報提供で、社員の活動を支援 は毎年「研究結 果報告書集」に 11年は、旧ユーゴ 100クラブでは、パソコンネットワークで100 まとめ、国 立 情 スラビアの紛争に クラブ主催の活動情報やNPO(民間非営 報学研究所に登 よって 家 を 追 わ 利団体) のボランティア情報を社員に提供 録しています。 れ、クロアチア、ボ し、参加や協力を呼びかけることで社会 また、国連が定めた国際高齢者年(1999 スニア・ヘルツェゴ 参加を支援しています。トルコ・台湾地震、 年) の締めくくりの記念シンポジウムを、総務 ビナ、ユーゴスラ ベネズエラ洪水、有珠山噴火等の災害被 庁と平成11年11月に開催いたしました。 ビア各国で難民生活を送っている子供た 災者救援義援金募集に多数の社員が協 ちのメンタルケア等を、現地で活動する 力し、難病や障害をもった子供たちやお NGOの協力により行い、社内外のボラン 年寄りを対象とした活動、環境教育や自 ティアの皆様が心を込めて編んでくださっ 然保護活動等に参加する社員も年々増加 当社では、障害のある従業員が働きやすい たセーター657 着を子供たちへ届けまし しています。 職場環境をつくるために、昭和62年に障害 障害者職場定着推進チームの活動 者職場定着推進チーム 「住友海上チーム 各地での地域貢献活動 WITH」 を結成し、さまざまな活動を行って います。主な活動としては、障害のある従 全国各地の部支店で、社員の発案により 業員が所属している職場の上司・同僚と本 自主的な活動を行っています。 人に対する面談、仕事についての苦労・悩 ●近隣の特別養護老人ホームのお年寄り み、チームへの要望などに関するアンケー の外出と夕食配膳のお手伝い ●地元の養護施設の子供たちにクリスマ スケーキをプレゼント ●支店主催のイベントでチャリティーバザ 28 ーを行い、福祉施設等へ寄付 トの実施などを行っています。この他、 「障 害者職場適応マニュアル」 「手話ノート」の 発行、聴覚障害のある従業員のための手 話通訳つき研修や手話講習会の運営など の活動も行っています。 地球環境問題への取り組み ●国際的活動 当社は、平成7年11月、UNEP(国連環境 当社は、平成2年10月に環境専門部署を 計画) の支援のもと、欧州の保険会社5社 設置して以来、情報発信活動、環境対 と共同で起草した「保険業界環境声明」 応・協賛型商品の開発、省資源・省エネ に署名しました。環境声明署名会社はそ ルギー運動、UNEP(国連環境計画)保険 の後も増え続け、平成12年4月末現在89 業界環境声明への署名など、日常活動と 社となっています。 国際的活動の両面で地球環境問題に積 こうした環境問題への一層の取り組み強 として地元演奏家にも広く活動の場を提 極的に取り組んでいます。 化を目的として、当社を含む環境声明起 供しています。 平成 7 年 12月には、社長を委員長とする 草会社が中心となり、UNEP保険協会を 「地球環境委員会」 を社内に設置し、平成 平成9年7月に設立、同12月には「環境問 8年2月には、保険事業の発展と環境保全 題と金融機関 ─ の両立を目指し、 「地球環境基本方針」 を 保険業界を中心 当社女子柔道部の上野雅恵選手がシドニ 制定しました。 として」 と題する ーオリンピックの日本代表に選ばれました。 国 際セミナーを 当社では、アトランタオリンピック金メダリスト 住友海上は、私たちのかけがえのない地 東京で開催しま の恵本裕子さんに続く2人目のオリンピック 球の美しい環境と豊かな資源がいつまで した。平成10年 出場となり、女子柔道部は2大会連続で代 も保たれることを願いながら、21世紀にふ 6月にはドイツで、 表選手を送り出す快挙を成し遂げました。 【地球環境基本方針】 世界を舞台に活躍する女子柔道部 さわしい企業として環境にやさしく行動 平成11年6月にはノルウェーで同様の会議 平成 9 年 12月にできた し、事業の発展を図っています。 も行い、環境問題についての議論をさらに 世田谷道場では、部員 また、行動の基本として、次の5つの柱を 深めました。今後もアジア唯一のUNEP保 達が練習に励んでいる 掲げています。 険協会運営委員会社として世界の保険会 とともに、世界各国のオ 1. 省資源、省エネルギー、リサイクル活動 社と協力し、地球環境問題に前向きに取 リンピック代表選手が世 2. 環境ボランティア活動 り組んでいきます。 田谷道場に集合し、強 化合宿を行うなど、今や世界各国から 「住 3. 環境対応・協賛型商品及びサービスの開発・普及 4. 環境関連情報、リスクコンサルティングの提供 ● ISO14001認証取得への取り組み 友海上は強い」 という評判があがっていま 5. 環境関連教育、啓蒙活動 当社では、環境管理システムに関する国 す。今後も柔道を通じて、国際交流と日本 際規格であるISO14001を八王子と三田 女子柔道の情報発信基地としての活動を ●グリーンオフィス活動の推進 の両事務センターで取得(平成12年中) す 率先して行っていきます。 当社は、 リサイクル社会の実現のためには、 ることを決定し、平成11年11月から本格 まず自らの事業活動における環境負荷を 的な取り組みを行っています。 実業団剣道をリードする剣道部 しらかわホールの活動 常に実業団剣道をリードしてきた当社剣道 抑制・低減することが重要であるとの認識 から「紙使用量の削減」、「再生紙の利用 率向上」 、「グリーン購入の推進」などを重 点課題として取り組んでいます。 部は、平成11年に 「全国実業団剣道大会」 当社名古屋ビルにある座席数700のクラシ 2 連覇を達成するなど、全国実業団の頂 「地球にやさしい企業」 を目指して平成8年 ック音楽専用コンサートホール。当社の創 点に立っています。 10月に開始した「環境にやさしいグリーン 業100年記念事業の一環として建設され、 また、当社剣道部員は実業団の枠を越え オフィス活動」では、省資源・省エネルギー 平成6年11月にオープンしました。 て活躍しており、小田口選手が平成11年 化に向け、年間の数値目標を設定した取 優れた設備と最高水準の音響設計が施 10月に熊本で開催された国体に東京チー り組みを、全店にわたって行っています。 され、演奏家と聴衆の双方が満足できる ムのメンバーとして出場し、優勝。平成12 また、社員一人ひとりが環境に対する認 日本でもトップクラスのホールと高い評価を 年3月にアメリカで行われた「第11回世界 識を深め、具体的な行動に移していける 得ています。内外の演奏家による質の高 剣道選手権大会」でも日本代表メンバーに よう、社内の環境教育・啓発にも力を入れ いコンサートを企画し、毎年約30の公演 選ばれ、実業団選手として初めて団体戦 ています。 を行い好評を博するとともに、貸しホール に出場し、優勝に輝きました。 29 代理店 安心と安全をお守りするお客様の身近なパートナー。 全国 51,000 の代理店が親身なコンサルティングを行います。 皆さまに安心と安全を お届けするために 代理店の役割と業務内容 住友海上の代理店は、多様化する社会の 代理店は、損害保険会社との間で締結し 的確なコンサルティングを行うために、住友 ニーズに応じて、適切な保険を選び、組 た代理店委託契約に基づき、保険会社に 海上の代理店は、お客様との密接なコミュ み合わせ、安心と安全をお届けする保険 かわって保険契約の募集を行います。 ニーケーションを大切にし、お客様のご要 コンサルタントとしてお役に立つことを使命 具体的には、保険契約の締結や保険料 望を把握することに努めています。親身な としています。今日、保険契約のほとんど の領収などが主な業務です。 おつきあいを通してこそ、本当にお役に立 は代理店を介して行われており、その役 代理店の最も大切な仕事は、お客様と保 つことができると考えています。 割はますます重要さを増しています。 険会社のパイプ役として保険サービスを提 住友海上の代理店は平成 12 年 3月末現 供し、さまざまな危険からお客様を守るこ 在、全国で約51,000店あり、一人ひとりの とです。そのためにお客様一人ひとりの保 お客様に対し、きめ細かなコンサルティング 険のニーズに対応し、財産の保全、防災 活動を展開しています。それぞれの地域 サービス、保険全般に関するご相談、万一 に確かな根をおろし、お客様のお求めに 事故が起きた時の解決のお手伝いなど、 応じた安心と安全をお届けしています。 きめ細かなコンサルティング活動を行って います。 【代理店数の推移】 58,953 59,198 436 472 56,865 53,994 51,315 505 553 595 50,000 15,465 16,194 16,148 16,198 16,082 40,000 30,000 28,271 28,842 27,730 26,174 24,546 20,000 4,303 3,342 10,000 10,478 10,348 2,819 9,663 特級 2,165 1,755 8,904 8,337 平成 初級 その他 (単位:店) 30 上級 普通 7年度末 8年度末 9年度末 10年度末 11年度末 代理店制度 代理店の育成・指導 1. 代理店登録 住友海上は、 「最高のリスクマネジメントサ 損害保険代理店は、 「保険業法」により、 金融再生委員会に登録することが必要で す。また、代理店の役員あるいは従業員 として保険の募集に従事する者は、金融 再生委員会に届け出なければなりません。 2. 損害保険代理店制度 ービスを提供する」安心と安全の総合コン サルタントとしてお客様から満足いただけ る代理店を育成することが、お客様に対 する最良のサービスであり、責任であると 考えています。そのため、早くから本店・部 支店・課支社・営業所における一貫した 代理店育成を推進し、多くの成果をあげ てきました。 「損害保険代理店制度」は、代理店がより 今日、住友海上の代理店育成システム・研 充実したサービスをお客様に提供できる 修施設は、各方面から高い評価を得てい よう資質の向上を図ることを目的としてい ます。 ます。 この制度では、火災保険、自動車保険ま たは傷害保険を取り扱う代理店を 「種別代 理店」 、種別代理店以外の代理店を「無 種別代理店」 と二つに区分しています。 種別代理店の代理店制度は、 「代理店種 別」 と 「個人資格」からなっています。 【代理店種別】 代理店種別には、特級(一般) 、特級(工 場) 、上級、普通、初級の5つのランクがあ ります。この代理店種別の判定は、保険会 社が行います。 1. 代理店総合育成システム (1)課支社教育 営業社員が、商品知識、業務知識、セー ルス手法、契約者向け各種サービスなどを 代理店に指導します。 (2)部支店教育 全国の営業部支店において、安心と安全 の総合コンサルタントとして行き届いたサー ビスをお客様に提供できるよう、資格取得 教育、業務知識向上、セールス力習得の ための代理店教育を行っています。 (3)住友海上エイジェンシー・サービス (株) 専任の代理店経営指導スタッフが、代理 店の大型化・事業化にむけてハイレベル のコンサルティングを実施しています。 (4)本店研修 お客様のご要望に十分応えられる幅広い 知識を持ち、コンサルティングセールスが できるプロ代理店の育成に重点を置いて、 実践的な教育を行っています。講師は営 業推進部専業育成チームが担当してい ます。 2. 代理店経営研修生 住友海上では、昭和41年「代理店経営研 【個人資格】 修生制度」 を発足させました。この制度の 個人資格には、特級(一般)資格、特級 狙いは、損害保険・生命保険総合販売に (工場)資格、上級資格、普通資格、初級 ついての専門知識と行動力・企画力を持 資格があります。個人資格を取得するた ったプロの代理店を養成することにありま めには、所定の講習を受け、試験に合格 す。この制度のもとで、一定期間(最長36 することが必要です。 カ月間)集中的に代理店としての実践教育 を行い、お客様の信頼に応える優秀な代 理店を全国各地に送り出しています。 31 保険のしくみ/ご契約の手続き 保険のしくみ 保険制度 ご契約の手続き 保険契約の性格 最適な保険を選んでいただくために 保険制度とは、もともと事故や災害で経済 「保険という目に見えない商品を買う」 とい さまざまな危険に対応して開発された数 的な損害を受けた人を仲間たちがお金を うことは、偶然な一定の事故により生じる 多くの保険の中から、ご契約の物件・補償 出し合って助けるという、相互扶助の精神 損害を、保険会社が補償することを約束 の範囲・保険金額・ご契約期間などを検 から生まれたものです。それを統計学を し、その報酬として契約者は保険料を支 討し、最も適したものを選ぶことが保険の 利用し、リスクに応じて保険料が算定され 払うことを約束する契約を結ぶことです 上手な活用法です。 る科学的なしくみへと発展させたものが近 (商法629条) 。したがって損害保険契約 住友海上では、各種の保険パンフレット、 代的な保険制度であり、 「大数の法則」に は有償・双務契約であり、また当事者の 契約のしおりなどをご用意し、全国に279 基づいて相互にリスクを分散し、経済的 合意のみで成立する諾成契約となります。 の支店・支社、及び保険契約を結ぶ権限 補償を得るものです。 を付与している約51,000店の代理店を設 「一人は万人のために、万人は一人のた めに」 という言葉は、このような保険のしく 置し、皆さまのご要望にお応えできる営業 保険料率 ネットワークを完備しています(支店・支社 の一覧はP84- 85をご参照ください) 。 みをよく言い表しています。 保険料率は、 「保険業法」に基づいて各保 険会社が算出し、金融庁による認可また 【保険のご契約の手続き】 は金融庁への届出後、適用しています。 住友海上または 住友海上代理店とのご相談 ➜ 再保険 契約内容のご決定 実な要因に左右されます。ある年度にた 発すれば、その年度の保険金総額は急 騰し、保険会社の収支は大きくマイナスに て保険会社では、保険契約上の責任の 一部または全部に対して、さらに他の保険 会社に保険を付け、リスクの分散と平均 化を図っています。 これが「再保険」 といわれるもので、これに よって保険会社は引受能力を増大させる と同時に損害率を安定させ、保険事業の 安定を図っています。 32 保険料のお払い込み ➜ 転じてしまいます。こうした場合の対策とし 保険契約申込書のご提出 ➜ またま異常災害が発生したり大事故が多 ➜ 保険金は、事故の発生という極めて不確 保険証券のお受け取り ご契約時にご注意いただきたいこと 1. ご契約内容をご確認ください 損害保険という目に見えない商品の内容 を定めているのが普通保険約款と特約条 項です。約款と特約条項には、当社とご ご契約後にご注意いただきたいこと もしも保険金額が評価額を超えている場 合は、超過分は無効になります。また、評 価額を下回る場合は一部保険となり、十 分な補償を受けられないことになります。 契約者双方の権利・義務が明文化されて います。 また、約款や特約条項とは別に、各種の 1. 申込書記載内容に変更が 生じた時は、すぐご連絡ください 火災保険を付けた建物を譲渡したり、構 造や用途が変わった時、車を譲渡したり車 種を変更する時など、証券記載の事実に 4. 保険料は、ご契約締結時に お払い込みください 変更が生じた場合には、すぐお知らせくだ さい。 保険パンフレットや「契約のしおり」などを 保険料はご契約と同時にお払い込みくだ ご通知が遅れると、変更が生じた時から 作成し、商品の内容をわかりやすく説明し さい。 保険料の払い込みにあたりましては、 お知らせいただくまでの期間の事故に対し ています。 保険の種類により、初回保険料からの口 ては、保険金をお支払いできない場合があ ご契約の際は、これらをよくお読みいただ 座振替やクレジットカードによるお支払いな ります。 き、住友海上の社員または代理店から十 ど、便利な方法もございます。なお、保険 分な説明をお受けください。 のお申し込みをいただいても、保険料の 2. 申込書は、正しくご記入ください お払い込みがないと、事故が起きても保 2. 保険証券は 時々見直してください 険金はお支払いできませんのでご注意く 事故が起きた時すでに保険期間が終了 申込書には、正しい内容をご記入ください。 ださい。 していたり、ご契約内容の変更の通知を忘 例えば自動車保険をご契約される場合 また保険証券は後日作成の上、お手もと れていたりすると、せっかくの保険が無意味 は、事故歴や保険を付ける車の所有者、使 にお届けしますので、大切に保管してくだ になってしまいます。 用目的などを正しくお知らせいただくこと さい。 保険証券は時々取り出して見直し、安心 への備えを万全なものにしていただくよう が必要です。 万一ご記入いただいた内容が事実と違っ 5. ご契約申し込みの撤回など ている場合には、保険金をお支払いできな (クーリングオフ)について いことがありますので、ご注意ください。 3. 保険金額は、 適切にお付けください 保険期間が1年を超える個人契約(除く個 人事業主契約) について、クーリングオフ おすすめします。 なおご契約の内容はコンピュータに登録し ていますので、全国の営業課支社で照会 することができます。 制度が、平成8年4月1日から適用されてい ます。 保険契約は、事故や災害によって受けた お客様がご契約をお申し込みいただいた 損害を、適正な保険金で補うことが目的で 日または「クーリングオフ説明書」 を受領さ す。適切な額でご契約されてこそ、いざと れた日のいずれか遅い日からその日を含め いう時に保険がお役に立ちます。 て8日以内であれば、ご契約のお申し込 例えば火災保険をご契約される場合には、 みの撤回または解除(クーリングオフ) を行 建物などの評価額に応じた額で保険をお うことができます。 付けになるようおすすめします。 なお、自動車損害賠償責任保険、財形保 険など一部クーリングオフができないご契 約もありますのでご注意ください。 33 保険金お支払いのしくみ 保険金お支払いのしくみ 万一に備えて知っておいていただきたいこと 1. 事故直後の緊急措置は的確に 3. 事故サービス担当者などによる 6. 保険金のお受け取り方法 調査 事故が起きたら、損害拡大の防止、被害 住友海上の社員、当社関連会社のアジャ ご指定の金融機関口座へお振込みをさせ 者の救護とともに警察署・消防署などに通 スター、日本損害保険協会に登録された ていただきます。 報してください。また、事故現場を保存する 鑑定人などによって、罹災現場や事故物 ことも大切です。自動車事故の場合は、相 件の調査が行われます。この際に、損害 手方の住所・氏名・連絡先・保険会社など の程度・態様に応じて資料を提出してい を確認してください。 ただくことがあります。 2. 住友海上・代理店へのご連絡 4. 保険金支払額の決定 緊急措置の後、直ちに当社または代理店 ご契約者・被災者・被害者・修理業者な にご契約者名、事故の日時・場所、損害 ど関係者との交渉あるいは書類審査を経 状況の概略、届出警察署名などをご連絡 て、お受け取りになる保険金の額が決定 ください。証券番号・保険期間・保険の内 されます。 容もおわかりになればご連絡ください。 なお自動車事故などの損害賠償事故の場 合、相手方との示談は当社とご相談の上、 お進めください。 5. 書類の提出 保険金のお支払いに必要な書類を提出し ていただきます。 【保険金お支払いまでの流れ】 事故直後の緊急措置 住友海上・ 代理店へのご連絡 事故の調査 【保険金お支払いに必要な書類の例】 34 自動車保険 火災保険 保険金請求書 交通事故証明書 診断書 診療報酬明細書 休業損害証明書 修理費用見積書 写真 示談書 協定書 保険金請求書 事故内容報告書 印鑑証明書 (必要に応じて) 建物登記簿謄本 (必要に応じて) 損害の見積書 写真 人身事故の場合 物損事故の場合 (注) 事故の形態によって必要な書類は異なります。その他、上記以外の書類の提出をお願いすることもあります。 保険金支払額の決定 書類の提出 保険金のお受け取り 主 な 損 害 保 険 用 語 ( 5 0 音 順 ) ●価格変動準備金 ●責任準備金 ●保険金額 株式等の急激な価格変動による価格リスクに備え 将来生じうる保険契約上の債務に対して保険会社 保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う るものとして、保険業法および同施行規則によって が積み立てる準備金をいいます。これには、次年度 保険金の限度額です。これは保険契約者と保険 定められている準備金です。積立対象資産ごとの 以降に属する保険期間に対応する保険料部分を 会社との契約によって定められます。 一定割合を、積立限度に達するまで毎期積み立て 積み立てる 「普通責任準備金」 と、主に積立保険 ●保険契約者 ます。株式等の売買等による損失の額が同利益 において、満期返れい金、契約者配当金の支払い 保険会社に保険契約を申し込み、保険料を支払う の額を超え、その差額のてん補に充てる場合を除 に備えるための「払戻積立金」 「契約者配当準備 人をいいます。 いては、取り崩せないこととされています。 金」及び、異常災害や損害率の一時的な高騰に ●告知義務 備えるための「異常危険準備金」などの種類があ 保険を契約する際に、保険会社に対して重要な事 ります。 実を申し出ること、及び重要な事項について不実 ●全損 られている保険会社に特有の準備金です。これに の事を申し出てはならないという義務のことをいい 保険の対象が完全に滅失した場合 (火災保険であ は、支払備金及び責任準備金があります。 ます。 れば全焼、全壊) や、修理・回収に要する費用が、 ●再調達価額、時価(額) 再調達価額または時価額を超えるような場合を全 再調達価額とは、保険の対象と同等の物を新たに 損といいます (なお、全損に至らない損害は分損と 建築あるいは購入するために必要な金額をいい、こ いいます) 。 の再調達価額から経過年数や使用損耗による減 ●ソルベンシー・マージン比率 価を差し引いた額が時価(額) になります。保険金 巨大災害の発生や、保有資産の大幅な価格下落 を算出する場合、時価(額) を基準にすることが多 等の 「通常の予測を超える危険」 に対する 「資本金、 いのですが、火災保険の価額協定保険や新価保 準備金等保険会社が保有する支払余力」の割合 険などにおいては再調達価額を基準にします。 をいい、経営の健全性を測る指標の一つです。 ●再保険料 ●損害てん補 保険会社が自ら引き受けた保険契約(元受契約) 保険事故によって生じた損害に対し保険会社が保 を、他の保険会社に付保する (再保険)対価として 険金を支払うことをいいます。 支払う保険料(出再保険料) 。引き受けた保険会 ●損害保険料控除制度 社からみれば受再保険料となります。 定めた普通保険約款と、個々の契約において普通 所得税法上、住宅・家財についての火災保険料や 保険約款の規定内容を補充・変更・排除する特別 ●事業費 傷害保険料などを、一定額を限度として課税所得 約款(特約条項) とがあります。 保険会社の事業上の経費で、損害保険会計では、 から控除できる優遇措置をいいます。 損害調査費、営業費及び一般管理費、諸手数料 ●損害率 及び集金費を総称していいます。 被保険者の被る危険を保険会社が負担するため 保険会社の得た保険料に対する支払った保険金 の対価として、保険契約者から領収する金銭のこと ●質権設定 の割合を指し、保険会社の経営分析や保険料率 をいいます。 火災保険などで、保険契約の対象となっている物 の算出に用いられます。通常は、正味保険金に損 件が罹災した時の保険金請求権を、被保険者が 害調査費を加えて正味保険料で除した割合を指 他人に質入れすることをいいます。 します。 ●支払備金 ●通知義務 場合、満期時に保険会社から保険契約者に支払 保険契約上支払義務が生じている保険事故で、 保険を契約した後、保険の対象を譲渡するなど契 われます。その金額は契約時に定められています。 決算期日にまだ保険金を支払っていないものにつ 約内容に変更が生じた場合に、保険会社に連絡 いて、保険会社が支払見込額を見積もり、引当て する義務のことをいいます。 る準備金をいいます。 ●被保険者 は被保険者が自己負担するものとして設定する金 ●正味収入保険料 保険の補償を受けられる人、または保険の対象と 額をいいます。 元受保険料に再保険関係を加減(出再保険料を なる人のことをいいます。保険契約者と同一人のこ 控除し、受再保険料を加える) し、さらに積立保険 ともあり、別人のこともあります。後者の場合の保 料を控除した保険料のことです。 険契約を 「他人のためにする保険契約」 といいます。 ●保険期間 保険会社の責任の存続期間をいいます。この期間 は普通1年、種目によっては数日のものから10年以 上のものもあります。 ●保険契約準備金 保険契約に基づく保険金支払いなどの責任を果 たすため、保険業法及び同施行規則によって定め ●保険の目的 保険を付ける対象のことをいいます。例えば、火災 保険の場合の建物や家財、自動車保険の場合の 自動車がこれにあたります。 ●保険引受利益 保険の引受によって得られる利益のことで、保険 引受収益から保険引受費用と保険引受に係る営 業費及び一般管理費を控除し、その他収支を加 減したものをいいます。 ●保険約款 保険契約の内容を定めたものです。保険約款には、 同一種類の保険契約すべてに共通な契約内容を ●保険料 ●満期返れい金 積立保険(貯蓄型保険) で、契約が満期まで有効 に存続し、保険料の全額払い込みが完了している ●免責金額(自己負担額) 一定金額以下の小さな損害について、契約者また ●免責条項 保険約款において、保険金が支払われない場合 について定めてありますが、これを免責条項といい ます。 ●元受保険 再保険に対応する用語で、ある保険契約について 再保険契約がなされているとき、再保険契約に対 ●保険金 してそのある保険契約を元受保険といいます。また、 保険事故により、損害が生じた場合に、保険会社 保険会社が個々の契約者と契約する保険のすべ が被保険者に支払う金銭のことをいいます。 てをさす場合があります。 35 事業の内容 住友海上火災保険株式会社 事業の内容 ①損害保険業 〈保険引受〉 ②他の保険会社の保険業に係る業務の代理又は事務の代行 当社は他の保険会社の保険業に係る業務の代理又は事務の代行を行っています。 当社は次の各種保険の引受けを行ってい その主なものは次の通りです。 ます。 a. 当社は住友海上ゆうゆう生命保険株式会社との間に業務委託契約を締結し、その業 a. 火災保険 b. 海上保険 務の代理又は事務の代行を行っています。 b. 当社は下記18社との間に損害の査定・精算代理契約を締結し、その事務を代行して c. 傷害保険 います。 d. 自動車保険 Federal Insurance Co.(アメリカ合衆国) e. 自動車損害賠償責任保険 Vigilant Insurance Co.(アメリカ合衆国) f. その他の保険 Chubb Insurance Company of Canada(カナダ) g. 以上各種保険の再保険 Argos Companhia de Seguros(ブラジル) El Pacifico-Peruano Suiza(ペルー) 〈資産の運用〉 The Sumitomo Marine & Fire Insurance Co.(Europe)Ltd.(イギリス) 保険料として収受した金銭その他の資産 Assurances Générales de France I.A.R.T.(フランス) の運用を行っています。 GERLING-KONZERN Allgemeine Versicherungs-AG(ドイツ) P.T. Asuransi Sumitomo Marine and Pool(インドネシア) N.V. Pool Asuransi Indonesia(インドネシア) P.T. Asuransi Jasa Indonesia(インドネシア) Bangkok Insurance Co., Ltd.(タイ) Wilson Insurance Co., Ltd.(タイ) Hong Leong Assurance Sendirian Berhad(マレーシア) 中国人民保険公司(中華人民共和国) The Sumitomo Property & Casualty Insurance Co.(H.K.)Ltd.(中華人民共和国) 現代海上火災保険株式会社(大韓民国) QBE Insurance(International)Ltd.(オーストラリア) ③債務の保証 ④国債の窓口販売 当社は、融資に係る保証、社債等に係る 国債引受シンジケート団の一員として国債の 保証及び資産の流動化に係る保証を行 引受け及び当該引受けに係る国債の募集 っています。 の取り扱いを行っています。 ⑤投資信託の窓口販売業務 ⑥自動車損害賠償保障事業委託業務 証券投資信託受益証券の窓口販売業務 自動車損害賠償保障法第 4 章の規定に基 を行っています。 づいて、当社は政府の行う自動車損害賠償 保障事業に関する業務の一部を政府の委 36 託を受けて行っています。 業績データ 業績データ 1.貸借対照表 (単位:百万円) 平成 10 年度 (平成 11 年 3 月 31 日現在) 科 目 資 産 の 部 現 貯 科 目 負 205,262 現 金 及 び 預 貯 金 預 平成 11 年度 (平成 12 年 3 月 31 日現在) 172,639 債 金 ( 728 ) ( 522 ) 支 金 ( 204,533 ) ( 172,117 ) 責 49,200 – 買 入 金 銭 債 権 3,650 6,522 共 33,725 20,261 再 銭 有 の 価 信 証 託 2,408,143 そ 払 任 の 備 準 他 同 備 ( 171,253 ) ( 175,809 ) ( 2,184,273 ) ( 2,232,333 ) 146,969 債 険 借 ( 2,284 ) ( 2,104 ) 借 ( 19,979 ) ( 20,059 ) 険 外 国 再 保 険 借 ( 9,380 ) ( 8,040 ) ( 62,116 ) ( 68,914 ) 代 借 ( –) ( 1) 1,669,999 1,839,576 理 業 務 債 ( 375,273 ) ( 460,349 ) 借 金 ( 23 ) ( 20 ) ( 384,995 ) ( 415,743 ) 未 払 法 人 税 等 ( 2,494 ) ( 19,105 ) 式 ( 483,991 ) ( 517,761 ) 預 券 ( 356,035 ) ( 368,575 ) 前 そ の 他 の 証 券 ( 2,189 ) ( 5,639 ) 未 貸 付 有 価 証 券 ( 5,397 ) ( 2,592 ) 仮 方 社 株 外 国 貸 証 付 550,586 金 504,818 保 険 約 款 貸 付 ( 19,404 ) ( 16,841 ) 一 ( 531,181 ) ( 487,976 ) 般 貸 付 147,100 不 動 産 及 び 動 産 146,764 入 金 ( 15,258 ) ( 14,572 ) 益 ( 1,991 ) ( 1,786 ) 払 金 ( 21,898 ) ( 43,609 ) 受 金 ( 6,289 ) ( 6,822 ) コマーシャルペーパー ( 15,000 ) ( 30,000 ) 転 債 ( 52,368 ) ( 52,368 ) そ の 他 の 負 債 ( 1) ( 1) 貸 り 受 収 換 倒 社 引 当 金 20,437 – 27,960 28,938 土 地 ( 41,868 ) ( 43,948 ) 退 職 給 与 引 当 金 建 物 ( 85,244 ) ( 84,152 ) 賞 金 5,051 4,760 動 産 ( 17,319 ) ( 16,697 ) 価 格 変 動 準 備 金 7,194 8,644 ( 2,667 ) ( 諾 22,436 26,059 負 債 の 部 合 計 2,585,575 2,675,038 建 設 産 険 料 ( 716 ) ( 754 ) 貸 ( 44,029 ) ( 43,446 ) 資 外 国 代 理 店 貸 ( 4,600 ) ( 3,023 ) 資 共 貸 ( 3,445 ) ( 4,468 ) 法 未 他 収 代 保 理 同 店 保 険 175,834 176,453 与 支 定 の 仮 1,965 ) 勘 資 そ 引 払 当 承 本 の 部 金 60,017 60,017 備 金 52,006 53,106 本 定 準 貸 ( 27,497 ) ( 29,387 ) 資 本 準 備 金 ( 35,546 ) ( 35,546 ) 外 国 再 保 険 貸 ( 11,660 ) ( 17,628 ) 利 益 準 備 金 ( 16,459 ) ( 17,559 ) 代 貸 ( 0) ( 3) 再 保 理 険 業 未 務 収 未 収 収 剰 余 160,196 金 金 ( 10,438 ) ( 3,766 ) 益 ( 14,985 ) ( 15,093 ) (配 当 引 当 積 立 金) ( ( 任 意 積 立 金 ( 143,145 ) 192,814 ( 25,500 )) ( ( 147,943 ) 26,300 )) 金 ( 26,240 ) ( 26,092 ) (役員退職慰労基金) ( ( 1,040 )) ( ( 1,040 )) 地震保険預託金 ( 18,837 ) ( 20,225 ) (異 常 危 険 積 立 金) ( ( 70,500 )) ( ( 73,600 )) 仮 金 ( 13,035 ) ( 12,208 ) (海外投資等損失準備金) ( ( 5 )) ( ( 3 )) そ の 他 の 資 産 ( 346 ) ( 354 ) (特 別 準 備 金) ( ( 46,100 )) ( ( 47,000 )) 預 託 払 繰 延 税 金 資 産 – 103,853 支 払 承 諾 見 返 22,436 26,059 金 – △ 15,616 投 資 損 失 引 当 金 – △ 355 資 産 の 部 合 計 2,857,795 2,980,977 倒 引 当 当期未処分利益 (当 期 利 益) ( ( ( 17,050 ) 11,290 )) ※ 平成 11 年度貸借対照表の注記は次頁に記載しております。 ( ( ( 44,870 ) 12,636 )) 資 本 の 部 合 計 272,220 305,938 負債及び資本の部合計 2,857,795 2,980,977 ※ 当社は、 「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第 2 条及び「証券取引法」第 193 条の 2 の規定に基づく朝日監査法人の会計監査を受け、監査報告書を受けております。 38 198,492 負 保 保 金 金 債 地 貸 2,355,527 部 債 券 国 平成 11 年度 (平成 12 年 3 月 31 日現在) 保 険 契 約 準 備 金 コ ー ル ロ ー ン 金 の 平成 10 年度 (平成 11 年 3 月 31 日現在) 平成 11 年度貸借対照表の注記 1. 取引所の相場のある有価証券の評価は、低価法(洗い替え方式) により行っております。 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、信託財産として運用されている取引所の相場のある有価証券の評価についても同じ方法によっております。 2. 不動産及び動産の減価償却は、定率法により行っております。ただし、平成 10 年 4 月1日以降に取得した建物(建物付属設備を除く) については、定額法により行っております。 3. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算は、外貨建取引等会計処理基準に準拠して行っております。 4. (1)貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に基づき、次のとおり計上しております。 破産、和議、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、債権額から担保 の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額等を控除し、その残額を引き当てております。 今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払 能力を総合的に判断して必要と認められる額を引き当てております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。 また、すべての債権について、資産の自己査定基準に基づき、各資産を所管する部門が資産査定を実施し、査定結果について当該部門から独立した管理部門が審査を、検査部門が監査をそれぞれ行ってお り、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 なお、当期から保険業法施行規則の改正により貸借対照表の様式を改訂し、従来、負債の部に表示しておりました「貸倒引当金」を資産の部から控除する形式といたしました。 (2)投資損失引当金は、有価証券等について、将来発生する可能性のある損失に備えるため、資産の自己査定結果に基づき、必要と認められる額を引き当てております。 (3)退職給与引当金は、従業員の退職給与に充てるため、自己都合退職による期末要支給額を計上しております。 (4)賞与引当金は、従業員賞与に充てるため、期末における支給見込額を基準に計上しております。 5. 価格変動準備金は、株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第 115 条の規定に基づき計上しております。 6. 消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、損害調査費、営業費及び一般管理費等の費用は税込方式によっております。なお、資産に係る控除対象外消費税等は仮払金に計上し、5 年間で均等償 却を行っております。 7. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 8. 調整年金制度における過去勤務費用については、従来払込期間にわたり拠出時にその額を費用として計上しておりましたが、当社調整年金制度の改定を機に、当期から過去勤務費用の未償却残高を未払金に計 上し、発生時に費用として計上する方法に変更いたしました。 この変更により、過去勤務費用の期末未償却残高 21,208 百万円を一時の費用として処理し、特別損失のその他特別損失に計上しております。なお、過去勤務費用の算出においては、長期金利の実勢水準を反映 した予定利率を用いております。 この結果、従来の方法によった場合に比べ、税引前当期利益は 21,208 百万円少なく計上されております。 9. (1)貸付金のうち、破綻先債権額 ……………………………………… 1,502 百万円 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行っ た部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 )のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸付金 であります。 (2)貸付金のうち、延滞債権額 ……………………………………… 11,943 百万円 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。 (3)貸付金のうち、3 カ月以上延滞債権額 …………………………… 2,825 百万円 3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 (4)貸付金のうち、貸付条件緩和債権額 …………………………… 10,785 百万円 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、 延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 (5)破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の合計額は 27,056 百万円であります。 (6)当社は、従来より資産の自己査定結果に基づき、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先とした債務者に対する貸付金の未収利息を収益不計上としております。延滞債権等の表示に関し、未収利息不計上貸付金 は、従来、税法基準によっておりましたが、当期から資産の自己査定結果によることといたしました。 この結果、従来の基準によった場合に比べ、下記のとおり各区分の債権額が減少し、延滞債権額が合計 11,606 百万円増加しております。 3カ月以上延滞債権 ………………… 58 百万円 貸 付 条 件 緩 和 債 権 …………… 11,547 百万円 合 10. 計 11,606 百万円 不動産及び動産の減価償却累計額 ………………………………… 113,065 百万円 不動産及び動産の圧縮記帳額 ……………………………………… 10,372 百万円 従来、 「保険業における不動産の圧縮記帳に係る当面の監査上の取扱い」 (平成 11 年 3 月 24日 日本公認会計士協会) に基づき圧縮記帳は直接減額方式によっておりましたが、同取扱いの適用期間が終了したこと に伴い、当期から特定資産の買換えに伴う圧縮記帳は利益処分方式によっております。 この結果、従来の方式によった場合に比べ、税引前当期利益は 344 百万円多く計上されております。 11. 1 株当たりの当期利益 ……………………………………………………… 18 円 72 銭 12. 13. 子会社に対する金銭債権総額 ………………………………………… 1,960 百万円 子会社に対する金銭債務総額 …………………………………………… 741 百万円 子会社株式の額 ……………………………………………………… 26,679 百万円 25 百万円 子会社出資金の額 ………………………………………………………… 14. 自己株式(商法第 210 条ノ2 第 2 項第 3 号に定める場合において同条第 1 項の規定により取得したものを除く)の額 … 2 百万円 15. 担保に供している資産は有価証券 5,996 百万円であります。これは、借入金 20 百万円の担保のほか、証券先物取引等に係る取引証拠金の代用等として差し入れているものであります。 16. 当期から税効果会計を適用しております。この結果、税効果会計を適用しない場合に比べ、繰延税金資産 103,853 百万円が新たに計上されるとともに、当期利益は 15,170 百万円、当期未処分利益は 103,855 百万 円多く計上されております。 なお、税効果会計の適用に伴い、過年度に積み立てた責任準備金に係る税効果相当額 62,478 百万円を「税効果会計適用に伴う責任準備金修正額」 として損益計算書の当期未処分利益の計算区分において減額 するとともに、同額を責任準備金に計上しております。 また、従来、法人税等相当額を控除した上で繰り入れ又は取り崩しておりました責任準備金の計上方法について、これを控除することなく繰り入れ又は取り崩す取扱いに変更しております。この結果、従来の方法 によった場合に比べ、経常利益及び税引前当期利益は 2,293 百万円少なく計上されております。 17. 金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しております。 39 業績データ 貸借対照表主要項目の推移 科 目 資 産 の (単位:百万円) 平成 7 年度末 平成 8 年度末 構成比 増減率 % 部 構成比 増減率 % % % 6.3 構成比 増減率 % % 構成比 増減率 % % 20.3 205,262 7.2 14.5 172,639 5.8 △ 15.9 49,200 1.7 14.2 – – △100.0 5,643 0.2 △ 63.7 24,887 0.9 341.0 53,530 2.0 △ 0.1 53,202 1.9 149,027 1.5 350.7 53,815 買 入 金 銭 債 権 15,556 0.6 △ 57.2 金 託 53,606 2.1 △ 16.8 5.5 △ 6.7 2.0 179,209 % 1.5 △ 19.9 6.1 △ 10.3 40,299 信 構成比 増減率 % 平成 11 年度末 43,093 159,775 コ ー ル ロ ー ン の 平成 10 年度末 33.5 現 金 及 び 預 貯 金 銭 平成 9 年度末 △ 0.6 3,650 0.1 △ 85.3 6,522 33,725 1.2 △ 36.6 20,261 0.2 78.7 0.7 △ 39.9 券 1,456,238 55.7 57.1 6.4 1,642,756 57.3 6.0 1,669,999 58.4 1.7 1,839,576 61.7 10.2 金 574,885 22.0 1.3 576,771 21.3 0.3 584,745 20.4 1.4 550,586 19.3 △ 5.8 504,818 16.9 △ 8.3 不 動 産 及 び 動 産 141,191 5.4 0.2 147,796 5.4 4.7 150,523 5.2 1.8 147,100 5.1 △ 2.3 146,764 4.9 △ 0.2 そ 産 171,670 6.6 △ 0.7 177,001 6.5 3.1 178,782 6.2 1.0 175,834 6.2 △ 1.6 176,453 5.9 0.4 繰 延 税 金 資 産 – – – – – – – – – – – – 103,853 3.5 – 支 払 承 諾 見 返 – – – – – – 7,950 0.3 – 22,436 26,059 0.9 16.1 貸 – – – – – – – – – – – – △ 15,616 △ 0.5 – – – – – – – – – – – – – △ 355 △ 0.0 – 5.6 2,857,795 100.0 △ 0.3 2,980,977 100.0 4.3 有 価 貸 証 付 の 倒 他 引 資 当 金 投 資 損 失 引 当 金 合 計 2,613,223 100.0 12.9 1,549,722 6.3 2,713,309 100.0 3.8 2,865,150 100.0 0.8 182.2 (単位:百万円) 平成 7 年度末 科 目 平成 8 年度末 構成比 増減率 % 負債及び資本の部 保 険 契 約 準 備 金 2,162,520 82.8 平成 9 年度末 構成比 増減率 % % 5.8 2,252,282 83.0 平成 10 年度末 構成比 増減率 % % 4.2 2,342,799 81.8 平成 11 年度末 構成比 増減率 % % 4.0 2,355,527 82.4 % 0.5 2,408,143 そ の 他 負 債 143,443 5.5 13.0 139,835 5.2 △ 2.5 179,444 6.2 28.3 146,969 5.1 △ 18.1 198,492 貸 倒 引 当 金 21,700 0.8 90.8 21,467 0.8 △ 1.1 24,816 0.9 15.6 20,437 0.7 △ 17.6 – 退 職 給 与 引 当 金 1.0 賞 与 引 当 24,376 0.9 5.4 25,609 0.9 5.1 26,861 0.9 4.9 27,960 金 5,629 0.2 3.6 5,686 0.2 1.0 6,033 0.2 6.1 5,051 28,938 4,760 6.6 35.1 – △100.0 1.0 3.5 0.1 △ 5.7 8,992 0.4 26.1 – – – – – – – – – – – – 10,302 0.4 – 11,181 0.4 8.5 7,194 0.3 △ 35.7 8,644 0.3 20.2 支 諾 – – – – – – 7,950 0.3 – 22,436 0.8 182.2 26,059 0.9 16.1 負 債 の 部 合 計 2,366,662 90.6 6.7 2,455,184 90.5 3.7 2,599,087 90.7 90.5 △ 0.5 2,675,038 57,438 2.2 0.3 60,017 2.1 0.1 金 47,286 1.8 金 141,834 5.4 法 本 定 剰 (当 承 準 金 備 余 期 利 益)( 資 本 の 部 合 計 合 計 59,974 2.2 4.4 0.3 49,862 1.8 5.4 50,906 1.8 4.0 148,287 5.5 4.5 155,138 5.4 5.9 2,585,575 – % 2.2 保険業法第 86 条準備金 払 – △100.0 4.1 0.2 △ 16.3 % 80.8 価 格 変 動 準 備 金 資 89.7 3.5 60,017 2.0 – 2.2 53,106 1.8 2.1 3.3 192,814 6.5 20.4 60,017 2.1 – 2.1 52,006 1.8 4.6 160,196 5.6 ( 0.4) ( △ 0.9) ( 11,582) ( 0.4) ( 14.0) ( 12,649) ( 0.4) ( 9.2) ( 11,290) ( 0.4) (△10.7) ( 12,636) ( 0.4) ( 11.9) 10,164) 246,560 9.4 2,613,223 100.0 2.4 258,125 9.5 6.3 2,713,309 100.0 4.7 266,062 9.3 3.8 2,865,150 100.0 3.1 272,220 9.5 2.3 10.3 12.4 5.6 2,857,795 100.0 △ 0.3 2,980,977 100.0 4.3 (注)平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により貸借対照表の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄についても改訂後の様式に基づく金額及び比率を記載しております。 40 構成比 増減率 305,938 2.損益計算書 (単位:百万円) 科 目 経 経 経 常 損 益 の 部 経 特 特 別 損 益 の 部 特 ( 常 収 益 保 険 引 受 収 益 正 味 収 入 保 険 料 収 入 積 立 保 険 料 積 立 保 険 料 等 運 用 益 支 払 備 金 戻 入 額 責 任 準 備 金 戻 入 額 そ の 他 保 険 引 受 収 益 資 産 運 用 収 益 利 息 及 び 配 当 金 収 入 有 価 証 券 売 却 益 有 価 証 券 償 還 益 そ の 他 運 用 収 益 積立保険料等運用益振替 そ の 他 経 常 収 益 常 費 用 保 険 引 受 費 用 正 味 支 払 保 険 損 害 調 査 諸 手 数 料 及 び 集 金 満 期 返 戻 契 約 者 配 当 支 払 備 金 繰 入 責 任 準 備 金 繰 入 為 替 差 そ の 他 保 険 引 受 費 資 産 運 用 費 用 有 価 証 券 売 却 有 価 証 券 評 価 有 価 証 券 償 還 為 替 差 投 資 損 失 引 当 金 繰 入 そ の 他 運 用 費 営業費及び一般管理費 そ の 他 経 常 費 用 支 払 利 貸 倒 引 当 金 繰 入 貸 倒 損 そ の 他 の 経 常 費 常 利 平成 10 年度 10 年 4 月1日から 11 年 3 月31日まで 903,242 836,784 ( 540,076 ) ( 245,462 ) ( 49,556 ) ( 1,674 ) ( –) ( 15 ) 65,440 ( 89,362 ) ( 21,549 ) ( 3,353 ) ( 731 ) ( △ 49,556 ) 1,017 904,720 808,930 ( 542,996 ) ( 206,119 ) ( 45,391 ) ( –) ( 14,418 ) ( 4) 94,416 ( 82,997 ) ( 55,366 ) ( 1,205 ) ( 239 ) ( △ 45,391 ) 1,374 872,862 707,125 282,466 ) 25,741 ) 98,335 ) 283,571 ) 1,088 ) –) 14,401 ) 1,388 ) 132 ) 41,143 11,575 ) 20,885 ) 3,239 ) 4,343 ) –) 1,100 ) 116,326 8,265 825 ) 5,345 ) 17 ) 2,077 ) 857,775 693,947 279,217 ) 25,279 ) 97,048 ) 284,258 ) 2,355 ) 4,556 ) –) 1,113 ) 118 ) 43,392 19,620 ) 13,890 ) 5,018 ) 4,160 ) 355 ) 347 ) 114,608 5,826 761 ) 4,385 ) 13 ) 665 ) 金 費 費 金 金 額 額 損 用 ( ( ( ( ( ( ( ( ( 損 損 損 損 額 用 ( ( ( ( ( ( 息 額 失 用 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 30,380 益 別 利 益 不 動 産 動 産 処 分 価 格 変 動 準 備 金 戻 入 別 損 失 不 動 産 動 産 処 分 価 格 変 動 準 備 金 繰 入 不 動 産 等 圧 縮 そ の 他 特 別 損 ) ( 平成 11 年度 11 年 4 月1日から 12 年 3 月31日まで 益 額 ( ( 損 額 損 失 ( ( ( ( 4,684 697 ) 3,987 ) 17,081 1,209 ) –) 557 ) 15,314 ) ) 1. 5,190 百万円 20,178 百万円 子会社との取引による収益総額 ………………………………… 子会社との取引による費用総額 ……………………………… 2. (1)正味収入保険料の内訳は次のとおりであります。 収 支 入 払 保 再 険 保 険 料 ………………………………… 542,996 百万円 差 引 (2)正味支払保険金の内訳は次のとおりであります。 支 払 保 険 金 ………………………………… 回 収 再 保 640,045 百万円 97,048 百万円 料…………………………………… 険 372,927 百万円 93,710 百万円 金…………………………………… 279,217 百万円 差 引 (3)諸手数料及び集金費の内訳は次のとおりであります。 支払諸手数料及び集金費 ………………………………… 109,065 百万円 出 再 保 険 手 数 料 ………………………………… 12,017 百万円 97,048 百万円 差 引 (4)利息及び配当金収入の内訳は次のとおりであります。 預 貯 金 利 息 …………………………………… 1,172 百万円 コ ー ル ロ ー ン 利 息 ………………………………………… 3 百万円 買 入 金 銭 債 権 利 息 ……………………………………… 51 百万円 金 銭 の 信 託 運 用 益 ……………………………………… 901 百万円 有 価 証 券 利 息・配 当 金 ………………………………… 59,265 百万円 貸 不 そ 付 金 利 動 産 賃 貸 の 他 利 息…………………………………… 15,497 百万円 料 …………………………………… 5,494 百万円 息 ……………………………………… 計 3. 611 百万円 82,997 百万円 その他特別損失は、調整年金制度における過去勤務費用の期末未償却残高 21,208 百万円、並びに適格退職年金制度における制度改定及び過去勤務費用 算出上の予定利率見直しにより発生した過去勤務費用の額 4,003 百万円を一 時の費用として処理したものであります。 4. 金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しております。 46,945 ( ( ( ( ( ( 436 436 ) –) 28,111 1,448 ) 1,450 ) –) 25,212 ) 益 税 額 益 17,983 6,693 – 11,290 19,271 21,805 △ 15,170 12,636 前 期 繰 越 利 益 税効果会計適用に伴う責任準備金修正額 過 年 度 税 効 果 調 整 額 税効果会計適用に伴う海外投資等損失準備金取崩額 当 期 未 処 分 利 益 5,760 – – – 17,050 6,027 62,478 88,683 2 44,870 税 引 前 当 期 利 法 人 税 及 び 住 民 法 人 税 等 調 整 当 期 利 平成 11 年度損益計算書の注記 41 業績データ 損益計算書主要項目の推移 (単位:百万円) 科 目 経 常 保 収 険 受 収 966,320 973,888 903,242 904,720 880,789 910,949 914,863 836,784 808,930 味 収 入 保 険 料 542,178 560,827 564,356 540,076 542,996 入 積 立 保 険 料 275,522 289,521 293,980 245,462 206,119 積 立 保 険 料 等 運 用 益 61,393 57,944 54,404 49,556 45,391 額 – – 1,080 1,674 – 責 任 準 備 金 戻 入 額 – – – – 14,418 払 備 金 戻 入 1,694 2,655 1,041 15 4 益 50,599 54,175 57,902 65,440 94,416 利 息 及 び 配 当 金 収 入 93,393 91,161 91,549 89,362 82,997 産 運 18,028 19,155 18,633 21,549 55,366 △ 61,393 570 △ 57,944 1,803 △ 54,404 2,123 △ 49,556 4,084 △ 45,391 1,444 そ の 経 他 常 券 売 経 費 険 正 却 味 常 収 546 1,195 1,122 1,017 1,374 887,876 929,545 930,868 872,862 857,775 用 753,177 781,374 779,718 707,125 693,947 金 260,254 272,920 279,462 282,466 279,217 費 24,525 25,232 26,758 25,741 25,279 益 用 引 損 受 支 払 害 費 保 調 険 査 98,489 101,728 103,061 98,335 97,048 金 249,255 290,301 277,760 283,571 284,258 金 2,377 1,248 913 1,088 2,355 4,556 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 部 満 期 契 返 約 者 戻 配 当 額 10,160 12,274 – – 責 任 準 備 金 繰 入 額 107,920 77,488 91,597 14,401 – そ の 他 の 保 険 引 受 費 用 192 182 165 1,520 1,232 支 払 備 金 繰 入 用 5,347 17,676 26,038 41,143 43,392 有 価 証 券 売 却 損 2,677 4,721 2,208 11,575 19,620 有 価 証 券 評 価 損 1,799 9,010 19,014 20,885 13,890 そ の 他 の 資 産 運 用 費 用 870 3,943 4,815 8,682 9,881 営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 121,527 122,981 119,419 116,326 114,608 資 産 運 用 費 7,824 7,513 5,692 8,265 5,826 経 常 利 益 44,058 36,774 43,019 30,380 46,945 特 別 利 益 3,022 633 1,446 4,684 436 そ 法 証 そ の 他 の 資 産 運 用 収 益 の 税 収 益 価 保 特 別 損 益 の 部 用 積立保険料等運用益振替 有 益 平成 11 年度 収 資 損 平成 10 年度 931,935 そ の 他 の 保 険 引 受 収 益 常 平成 9 年度 正 支 経 平成 8 年度 益 益 引 平成 7 年度 の 他 経 常 費 用 価 格 変 動 準 備 金 戻 入 額 – – – 3,987 – そ の 他 の 特 別 利 益 3,022 633 1,446 697 436 15,488 8,213 10,562 17,081 28,111 特 別 損 失 保険業法第 86 条準備金繰入額 1,859 – – – – 価 格 変 動 準 備 金 繰 入 額 – 1,309 879 – 1,450 そ の 他 の 特 別 損 失 引 前 人 税 当 及 期 び 利 住 民 13,629 6,903 9,682 17,081 26,660 益 31,592 29,194 33,903 17,983 19,271 税 21,428 17,611 21,253 6,693 21,805 額 – – – – 当 期 利 益 10,164 11,582 12,649 11,290 △ 15,170 12,636 益 5,523 5,558 5,643 5,760 6,027 税効果会計適用に伴う責任準備金修正額 – – – – 62,478 過 額 – – – – 88,683 税効果会計適用に伴う海外投資等損失準備金取崩額 – – – – 2 15,687 17,141 18,293 17,050 44,870 法 人 前 当 税 期 年 期 度 等 繰 税 未 調 越 効 処 整 利 果 分 調 整 利 益 (注)平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄についても改訂後の様式に基づく金額を記載しております。 42 3.利益の処分状況等の推移 (単位:百万円) 平成 7 年度 科 目 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 益 15,687 17,141 18,293 17,050 44,870 任 意 積 立 金 取 崩 額 1 1 1 0 0 15,688 17,143 18,294 17,051 44,871 10,129 11,499 12,534 11,023 29,607 当 期 未 処 分 利 計 利 益 分 額 利 益 準 備 金 40 1,000 1,100 1,100 1,100 株 主 配 当 金 5,009 4,724 5,062 5,062 5,062 役 員 賞 与 金 80 75 70 60 60 任 意 積 立 金 5,000 5,700 6,301 4,801 23,384 利 益 5,558 5,643 5,760 6,027 15,264 株 当 た り 配 当 額 7 円 50 銭 7 円 00 銭 7 円 50 銭 7 円 50 銭 7 円 50 銭 1株 当 たり当 期 利 益 15 円 22 銭 17 円 18 銭 18 円 74 銭 16 円 72 銭 18 円 72 銭 潜在株式調整後 1 株当たり当期利益 14 円 54 銭 16 円 10 銭 17 円 54 銭 15 円 74 銭 17 円 60 銭 49.3% 40.8% 40.0% 44.8% 40.1% 次 利 益 に 関 す る 諸 指 標 処 期 1 繰 配 越 当 (注)1 株当たり当期利益は 性 向 当期利益 により算出しております。 期中平均株数 (加重平均) 1 株当たり純資産額 1 株 当 た り 純 資 産 額 (注)1 株当たり純資産額は 純資産額 期末株数 平成 7 年度末 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 369 円 15 銭 382 円 47 銭 394 円 17 銭 403 円 29 銭 453 円 24 銭 により算出しております。 1 人当たり総資産額 従業員 (単位:百万円) 1 人 当 たり総 資 産 額 (注)従業員1 人当たり総資産額は 総資産額 従業員数 平成 7 年度末 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 343 355 371 380 399 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 により算出しております。 4.保険引受損益 (1)保険引受利益の推移 (単位:百万円) 区 分 保 険 引 受 収 益 880,789 910,949 914,863 836,784 808,930 保 険 引 受 費 用 753,177 781,374 779,718 707,125 693,947 営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 そ 保 の 険 他 引 収 受 利 114,970 115,616 111,377 108,440 106,845 支 △ 2,346 △ 2,609 △ 578 255 △ 375 益 10,295 11,348 23,189 21,474 7,761 (注)1. 平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄についても改訂後の損益計算書の様式に基づき、新たに保険引受利益を算出しております。 2. 営業費及び一般管理費は、損益計算書における「営業費及び一般管理費」のうち保険引受に係る金額であります。 3. その他収支は、自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などであります。 43 業績データ (2)元受正味保険料(含む積立保険料)の種目別推移 平成 7 年度 種 目 構成比 145,161 増収率 16.6% (単位:百万円) 平成 8 年度 構成比 1.4% 149,568 16.5% 平成 9 年度 増収率 構成比 3.0% 148,798 平成 10 年度 増収率 構成比 16.3% △ 0.5% 150,919 平成 11 年度 増収率 18.0% 構成比 1.4% 143,093 増収率 17.9% △ 5.2% 火 災 海 上 28,925 3.3 3.4 30,648 3.4 6.0 28,971 3.2 △ 5.5 26,305 3.1 △ 9.2 23,300 2.9 △11.4 傷 害 292,592 33.5 6.1 305,839 33.6 4.5 313,448 34.5 2.5 251,168 30.0 △19.9 214,797 26.8 △14.5 車 258,390 29.5 3.6 266,032 29.3 3.0 267,440 29.4 0.5 260,970 31.2 △ 2.4 269,900 33.7 3.4 自動車損害賠償責任 64,382 7.4 4.1 66,814 7.3 3.8 61,662 6.8 △ 7.7 61,348 7.3 △ 0.5 63,177 7.9 3.0 85,226 9.7 9.7 89,784 9.9 5.3 89,152 9.8 △ 0.7 87,348 10.4 △ 2.0 86,514 10.8 △ 1.0 874,678 100.0 4.6 908,688 100.0 3.9 909,474 100.0 0.1 838,060 100.0 △ 7.9 800,784 100.0 △ 4.4 自 動 そ の 合 他 計 従業員1人当たり 元受正味保険料 (含む積立保険料) 115 119 118 112 107 (注)1. 元受正味保険料 (含む積立保険料) ……元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります (積立保険の積立保険料部分を含んでおります) 。 2. 従業員 1 人当たり元受保険料(含む積立保険料)……元受正味保険料(含む積立保険料)÷従業員数 (3)正味収入保険料の種目別推移 種 目 構成比 火 災 82,027 海 上 22,621 傷 害 71,870 車 255,580 自動車損害賠償責任 37,389 72,689 自 動 そ の 合 他 (単位:百万円) 平成 7 年度 計 平成 8 年度 増収率 15.1% 構成比 15.5% 平成 9 年度 増収率 構成比 1.9% 86,793 5.8% 90,141 4.2 5.4 25,091 4.5 10.9 25,176 13.3 4.7 71,394 12.7 △ 0.7 69,596 47.1 3.6 263,268 46.9 3.0 264,953 6.9 5.2 38,531 6.9 3.1 37,863 13.4 6.1 75,748 13.5 4.2 76,624 542,178 100.0 4.0 560,827 100.0 3.4 16.0% 平成 10 年度 増収率 構成比 平成 11 年度 増収率 15.6% △ 6.4% 構成比 85,280 増収率 3.9% 84,401 15.7% 1.0% 4.5 0.3 22,389 4.1 △11.1 19,617 3.6 △12.4 12.3 △ 2.5 63,082 11.7 △ 9.4 61,654 11.4 △ 2.3 46.9 0.6 257,928 47.8 △ 2.7 266,890 49.1 3.5 6.7 △ 1.7 37,180 6.9 △ 1.8 37,951 7.0 2.1 13.6 1.2 75,094 13.9 △ 2.0 71,601 13.2 △ 4.7 564,356 100.0 0.6 540,076 100.0 △ 4.3 542,996 100.0 0.5 (注)正味収入保険料……元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の再保険料を控除したものであります。 (4)正味支払保険金の種目別推移 種 目 構成比 損害率 災 25,028 9.6% 海 上 11,751 4.5 傷 害 27,409 10.6 車 138,522 53.2 自動車損害賠償責任 21,129 8.1 そ 36,412 14.0 動 の 合 他 260,254 100.0 計 平成 8 年度 (32.9%) 火 自 (単位:百万円) 平成 7 年度 32.5% (56.9) 56.1 (41.9) 41.2 (59.3) 58.3 (65.1) 64.4 (53.7) 53.1 (52.5) 51.8 構成比 28,247 平成 9 年度 損害率 構成比 10.3% 34.8% 29,183 平成 10 年度 損害率 構成比 10.4% 34.5% 37,324 平成 11 年度 損害率 13.2% 46.3% 構成比 33,405 12.0% 41.1% 13,332 4.9 57.8 13,262 4.8 57.1 12,539 4.4 60.7 11,863 4.2 65.6 28,063 10.3 43.1 26,988 9.7 42.5 26,495 9.4 45.7 26,295 9.4 45.8 141,925 52.0 59.0 144,861 51.8 60.4 141,398 50.1 60.3 142,281 51.0 58.6 21,485 7.9 64.3 21,847 7.8 66.4 22,806 8.1 71.4 23,839 8.5 72.6 39,865 14.6 56.3 43,318 15.5 60.2 41,902 14.8 59.3 41,531 14.9 61.9 272,920 100.0 53.2 279,462 100.0 54.3 282,466 100.0 57.1 279,217 100.0 56.1 (注)1. 平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されていますが、損害率 は当該年度の様式に基づき算出した比率を記載しております。なお、平成 7 年度については、改訂後 2. 正味支払保険金 3. 正味損害率 の様式に基づき算出した比率を上段に ( ) 書しております。 …… 元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除し たものであります。 …………(正味支払保険金+損害調査費) ÷正味収入保険料 (5)正味事業費率の推移 (単位:百万円) 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 213,460 217,344 214,438 206,775 203,894 ( 保 険 引 受に係る営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 ) ( 114,970 ) ( 115,616 ) ( 111,377 ) ( 108,440 ) ( 106,845 ) ( 諸 ( 98,489 ) ( 101,728 ) ( 103,061 ) ( 39.4% 38.8% 38.0% 区 分 保 正 44 損害率 険 引 手 味 数 受 に 料 事 係 及 る び 業 事 集 業 金 費 費 費 ) 率 (注)1. 正味事業費率=保険引受に係る事業費÷正味収入保険料 2. 平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄は改訂後の様式に基づく数値を記載しております。 98,335 ) 38.3% ( 97,048 ) 37.5% (6)事業費(含む損害調査費)の内訳と推移 区 分 (単位:百万円) 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 人 件 費 74,975 76,637 76,122 74,086 73,326 物 件 費 62,941 63,457 61,972 60,043 58,698 金 8,136 8,118 8,082 7,749 7,293 税 金 ・ 拠 出 金 – – – 187 569 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 98,489 101,728 103,061 98,335 97,048 244,543 249,941 249,239 240,402 236,935 負 合 担 計 (注)1. 平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により損益計算書の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄は改訂後の様式に基づく金額を記載しております。 2. 負担金は保険業法第 256 条の 33 の規定に基づく保険契約者保護機構負担金であります。 、 「営業費及び一般管理費」 、並びに 「諸手数料及び集金費」の合計額であります。 3. 金額は損益計算書における「損害調査費」 (7)解約返戻金の種目別内訳の推移 種 目 (単位:百万円) 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 火 災 13,653 10,208 12,277 13,328 15,386 海 上 251 270 275 269 272 害 72,547 55,628 65,952 64,910 64,694 車 4,984 5,134 5,005 5,970 9,589 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 1,186 1,337 1,413 1,306 1,226 そ 他 4,690 4,745 5,450 5,596 5,003 計 97,313 77,325 90,374 91,382 96,172 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 傷 自 合 動 の (注)金額は、元受解約返戻金、受再解約返戻金及び積立解約返戻金の合計額であります。 (8)保険引受利益の種目別推移 (単位:百万円) 平成 7 年度 種 目 火 災 6,463 2,122 5,952 △ 4,605 △ 2,400 海 上 2,624 586 2,918 3,226 2,131 害 △ 5,010 △ 847 △ 1,063 △ 2,881 △ 73 車 9,669 11,969 17,940 20,066 8,086 傷 自 動 – – – – – 他 △ 3,452 △ 2,483 △ 2,558 5,668 16 計 10,295 11,348 23,189 21,474 7,761 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 そ 合 の (注)平成 8 年度から保険業法施行規則改正により損益計算書の様式が改訂されているため、平成 7 年度の欄は改訂後の様式に基づく金額を記載しております。 5.資産運用 (1)資産運用方針 当社は、保険金等の支払に備え流動性に留意し 当社の高い信用力を活かして金融保証業務の な総合与信管理の強化に努めています。 つつ、安定的な資産運用収益を確保することを 拡大に努めるなど運用の多様化にも積極的に取 なお、今後成長が予想される投資信託や確定拠 目標としており、国内債券および貸付金を中心と り組んでいます。 出型年金等の金融サービス事業の拡大を図るた した投資方針を基本としています。 リスク管理面では、金融の高度化・多様化に伴 め、平成11年10月に投資顧問子会社の「住友海 また、金融業界内優位の運用力実現に向けて、 い資産運用リスクが一段と複雑化する中、 「リスク 上アセットマネジメント株式会社」 を大幅に拡充す 保有リスクの計量化、ALM (資産負債総合管理) 管理方針」に基づき資産運用リスクの管理を徹 るとともに、平成12年1月には、同社において証 など管理手法の充実・強化を推進するとともに、 底し、併せて、内部牽制体制および資産横断的 券投資信託委託業の認可を取得いたしました。 45 業績データ (2)運用資産の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 平成 8 年度末 構成比 構成比 構成比 40,299 1.5 53,815 2.0 43,093 1.5 49,200 1.7 – – 15,556 0.6 5,643 0.2 24,887 0.9 3,650 0.1 6,522 0.2 銭 の 価 信 証 6.2% 204,533 7.2% 構成比 買 入 金 銭 債 権 有 178,618 構成比 コ ー ル ロ ー ン 金 5.5% 平成 11 年度末 158,898 貯 148,255 平成 10 年度末 金 預 6.1% 平成 9 年度末 172,117 5.8% 託 53,606 2.1 53,530 2.0 53,202 1.9 33,725 1.2 20,261 0.7 券 1,456,238 55.7 1,549,722 57.1 1,642,756 57.3 1,669,999 58.4 1,839,576 61.7 貸 付 金 574,885 22.0 576,771 21.2 584,745 20.4 550,586 19.3 504,818 16.9 土 地 ・ 建 物 121,089 4.6 124,587 4.6 126,300 4.4 127,113 4.4 128,101 4.3 計 2,420,574 92.6 2,512,325 92.6 2,653,603 92.6 2,638,808 92.3 2,671,397 89.6 産 2,613,223 100.0 2,713,309 100.0 2,865,150 100.0 2,857,795 100.0 2,980,977 100.0 運 用 資 総 産 資 (注)商品有価証券は該当ありません。 (3)利息及び配当金収入と利回りの推移 平成 7 年度末 区 分 (単位:百万円) 平成 8 年度末 利回り 利回り 利回り 343 0.80 203 0.48 182 0.47 120 0.33 3 0.07 234 2.24 203 1.94 203 1.91 148 1.28 52 0.33 銭 の 価 信 証 1.85% 2,235 1.78% 利回り 買 入 金 銭 債 権 有 2,305 利回り コ ー ル ロ ー ン 金 3.02% 平成 11 年度末 3,372 貯 3,270 平成 10 年度末 金 預 2.80% 平成 9 年度末 1,172 0.79% 託 1,975 3.14 1,232 2.30 1,106 2.07 1,224 2.34 901 4.58 券 57,675 4.18 58,885 3.91 62,218 3.80 61,601 3.59 59,265 3.22 貸 付 金 23,767 4.17 21,342 3.68 19,298 3.34 17,667 3.08 15,497 2.94 土 地 ・ 建 物 5,267 4.31 5,205 4.20 5,344 4.20 5,691 4.32 5,494 4.26 4.01 90,344 3.73 90,658 3.53 88,690 3.35 82,385 3.07 運 用 資 そ の 総 資 産 計 92,635 他 758 817 891 672 611 産 93,393 91,161 91,549 89,362 82,997 利息及び配当金収入 (注)1. 利回りは 月平均運用額 により算出しております。 2. 平成 7 年度については、当該年度の損益計算書における「積立保険料等運用益」並びに「利息及び配当金収入」の合計額によっております。 (4)現金及び預貯金の内訳と推移 平成 7 年度末 区 分 現 貯 46 ( 1,495 ) ( 20,661 ) 金 ( 金 ( 金 ( 金 ( 当 座 預 金 普 通 預 金 通 知 預 定 期 預 別 合 ( 渡 性 段 預 預 計 ( ( 1,521 ) ( 19,500 ) 63,818 ) ( 72,398 ) ( –) ( 20 ) ( 522 204,533 321 ) ( ( 857 ) ( 22,529 ) 65,113 ) ( 60,720 ) ( 800 ) ( 25 ) ( 149,027 平成 11 年度末 728 178,618 572 ) 159,775 平成 10 年度末 590 148,255 503 ) ( 平成 9 年度末 772 158,898 金 郵 便 振 替・郵 便 貯 金 譲 平成 8 年度末 876 金 預 (単位:百万円) 172,117 696 ) ( ( 738 ) ( 973 ) ( 26,673 ) ( 18,470 ) 69,513 ) ( 73,243 ) ( 62,610 ) 70,033 ) ( 73,154 ) ( 41,028 ) 15,340 ) ( 30,000 ) ( 48,500 ) 22 ) ( 26 ) ( 179,209 205,262 506 ) 27 ) 172,639 (5)有価証券の内訳と推移 区 分 国 (単位:百万円) 平成 7 年度末 平成 8 年度末 構成比 債 17,150 平成 9 年度末 構成比 1.2% 18,626 1.2% 平成 10 年度末 構成比 44,658 2.7% 平成 11 年度末 構成比 62,116 構成比 3.7% 68,914 3.8% 債 274,975 18.9 297,594 19.2 355,915 21.7 375,273 22.5 460,349 25.0 債 331,007 22.7 383,765 24.8 403,192 24.5 384,995 23.1 415,743 22.6 式 496,105 34.1 502,154 32.4 496,984 30.2 483,991 29.0 517,761 28.2 券 323,852 22.2 333,717 21.5 333,377 20.3 356,035 21.3 368,575 20.0 そ の 他 の 証 券 3,239 0.2 2,904 0.2 2,742 0.2 2,189 0.1 5,639 0.3 貸 付 有 価 証 券 9,907 0.7 10,959 0.7 5,887 0.4 5,397 0.3 2,592 0.1 1,456,238 100.0 1,549,722 100.0 1,642,756 100.0 1,669,999 100.0 1,839,576 100.0 地 方 社 株 外 国 証 合 計 (6)有価証券利回りの推移 平成 7 年度 区 分 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 債 4.58% 4.02% 3.59% 3.37% 3.11% 式 1.78 1.86 1.95 1.85 1.61 券 6.98 6.71 6.84 6.31 5.51 そ の 他 の 証 券 3.99 4.69 4.60 4.19 2.72 合 4.18 3.91 3.80 3.59 3.22 公 社 株 外 国 証 計 (7)有価証券残存期間別残高 ● 平成 11 年度末 (単位:百万円) 区 分 国 債 地 方 社 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 5,398 14,182 10,663 21,637 13,223 3,809 – 68,914 10 年超 期間の定めの ないもの 合 計 債 5,513 22,037 128,199 203,535 77,379 23,684 – 460,349 債 55,497 127,255 92,391 74,699 52,329 13,568 – 415,743 式 – – – – – – 517,761 517,761 券 29,250 68,629 79,237 37,092 53,893 13,632 86,839 368,575 そ の 他 の 証 券 207 475 612 294 3,947 102 – 5,639 貸 付 有 価 証 券 – 612 1,980 – – – – 2,592 95,867 233,193 313,085 337,258 200,773 54,797 604,600 1,839,576 株 外 国 証 合 計 ● 平成 10 年度末 (単位:百万円) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 債 2,040 11,792 13,528 21,034 9,740 3,980 – 62,116 – 375,273 区 分 国 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定めの ないもの 合 計 債 10,541 12,622 61,790 208,810 78,085 3,423 社 債 41,801 120,073 114,414 60,114 31,750 16,841 – 384,995 株 式 – – – – – – 483,991 483,991 券 35,167 72,533 73,857 31,142 47,886 15,426 80,020 356,035 そ の 他 の 証 券 115 1,161 31 687 5 189 – 2,189 地 外 方 国 証 貸 付 有 価 証 券 合 計 – 1,021 616 – 3,759 – – 5,397 89,665 219,205 264,239 321,788 171,227 39,861 564,011 1,669,999 47 業績データ (8)業種別保有株式の推移 (単位:百万株、百万円) 平成 7 年度末 区 分 株 数 金 額 平成 8 年度末 構成比 株 数 金 額 構成比 13.3% 169 68,692 21.3 199 108,957 45,577 9.2 133 51,727 10.4 132 99 39,105 7.9 94 30,546 6.2 その他製品 26 14,433 食 品 33 14,415 械 50 サービス業 5 93 電 気 機 器 168 66,229 金 融・保 険 業 202 105,897 化 学 133 商 業 131 輸送用機器 空・陸 運 業 料 機 海 運 そ の 他 306 合 計 1,347 平成 9 年度末 株 数 金 額 平成 10 年度末 構成比 株 数 金 額 平成 11 年度末 構成比 株 数 金 額 構成比 13.7% 169 68,616 13.8% 169 73,939 15.3% 168 99,641 19.2% 21.7 213 107,846 21.7 195 96,835 20.0 186 98,438 19.0 47,077 9.4 133 50,303 10.1 133 53,028 11.0 131 62,415 12.1 51,352 10.2 131 48,153 9.7 130 44,420 9.2 126 45,314 8.8 100 41,991 8.4 100 43,618 8.8 96 43,757 9.0 96 45,297 8.8 94 31,424 6.2 94 33,270 6.7 93 33,489 6.9 91 29,905 5.8 2.9 29 17,600 3.5 29 17,044 3.4 29 16,503 3.4 29 17,238 3.3 2.9 33 15,209 3.0 33 14,884 3.0 33 14,451 3.0 33 13,885 2.7 15,209 3.1 50 15,428 3.1 49 14,069 2.8 48 13,001 2.7 46 12,146 2.3 6,602 1.4 5 7,107 1.4 5 7,146 1.4 6 7,483 1.5 6 11,608 2.2 12,989 2.6 93 12,354 2.5 93 11,315 2.3 91 10,927 2.3 86 10,222 2.0 93,369 18.8 296 84,956 16.9 291 80,716 16.3 292 76,152 15.7 300 71,646 13.8 496,105 100.0 1,338 502,154 100.0 1,346 496,984 100.0 1,320 483,991 100.0 1,304 517,761 100.0 (注)1. 業種別区分は、東京証券取引所の業種分類に準じております。 2. 化学は医薬品を含んでおります。また、卸売業及び小売業は商業として、銀行業、保険業及びその他金融業は金融・保険業として、陸運業及び空運業は空・陸運業として記載しております。 (9)公共債の窓販実績の推移 (単位:百万円) 種 類 国 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 1,519 1,743 107 2 7 債 (10)有価証券売却損益及び評価損の内訳 平成 9 年度 区 分 国 売却益 債 株 外 国 (単位:百万円) 証 合 売却損 平成 10 年度 評価損 売却益 売却損 平成 11 年度 評価損 売却益 売却損 等 311 34 176 1,384 664 204 4,160 623 197 式 12,378 530 18,836 16,193 3,232 20,136 49,555 142 8,095 券 5,943 1,644 2 3,972 7,678 544 1,650 18,854 5,597 計 18,633 2,208 19,014 21,549 11,575 20,885 55,366 19,620 13,890 (11)有価証券の時価等 (単位:百万円) 平成 10 年度末 種 類 公 社 株 外 そ 合 国 の 他 証 有 価 証 平成 11 年度末 貸借対照表価額 時 価 評価損益 貸借対照表価額 時 価 評価損益 債 376,553 388,710 12,157 388,214 401,175 12,960 式 451,681 1,001,566 549,884 486,514 1,210,836 724,322 券 116,806 130,494 13,688 118,952 124,059 5,106 券 6,404 6,560 156 6,945 6,938 △7 計 951,445 1,527,332 575,887 1,000,627 1,743,009 742,382 (注)1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券及び非上場有価証券のうち、時価(時価相当額を含む) を合 理的に算定できるものを対象としております。 「地方債」及び「社債」を指し、 「その他有価証券」 は 「貸 2.「種類」欄の「公社債」は貸借対照表の「国債」、 付有価証券」及び「その他の証券」 を指しております。 3.「株式」には、自己株式(商法第 210 条ノ2 第 2 項第 3 号に定める場合において同条第 1 項の規定により 取得したものを除く) を含めて表示しており、平成 10 年度末及び平成 11 年度末におけるその評価損 益はそれぞれ 0 百万円であります。 4. 時価の算定方法 (1)上場有価証券:主として東京証券取引所における最終の価格によっております。 なお、上場国債等の時価について証券取引所の最終価格によることができない場合には、日本 証券業協会が発表する公社債店頭基準気配等によっております。 (2)店頭売買有価証券:日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。 (3)気配等を有する有価証券 ( (1) ( 、2) に該当する有価証券を除く) : 日本証券業協会が発表する公社債店頭基準気配等によっております。 48 評価損 (4)非上場の証券投資信託の受益証券:基準価格によっております。 (5)上記以外の債券 (時価の算定が困難なものを除く) 日本証券業協会が発表する公社債店頭基準気配銘柄の利回り、残存償還期間等を勘案して算定 した価格によっております。 を開示対象としており、これらの (6)なお、内国債以外の債券については上場債券(米国国債を含む) 時価については、GovPX 社発表の取引価格及び Cote Officielle 等に掲載された価格によって おります。 5. 開示の対象から除いた有価証券の貸借対照表計上額は、次のとおりであります。 平成 11 年度末 平成 10 年度末 地方債 (非公募債) 360,794 百万円 436,659 百万円 地方債 (残存償還期間 1 年以内の非公募上場債) 4,725 1,249 社債 (非公募債) 40,863 66,958 社債 (外貨建非上場債) 8,885 2,194 社債 (残存償還期間 1 年以内の公募非上場債) 30,563 49,730 株式 (店頭株式を除く非上場株式) 32,310 31,247 (うち関係会社株式) (10,759) (11,459) 外国証券 (非上場株式) 36,946 36,087 (うち関係会社株式) (16,218) (15,414) 外国証券 (非上場債) 162,267 166,459 外国証券 (非上場投資信託) 40,014 47,075 その他有価証券 (投資事業組合への出資等) 1,182 1,286 (12)金銭信託の時価等 種 類 金 銭 の 信 (単位:百万円) 平成 10 年度末 平成 11 年度末 貸借対照表価額 時 価 評価損益 貸借対照表価額 時 価 評価損益 33,725 33,895 169 20,261 20,998 736 託 (注)時価の算定は、組入資産のうち時価 (時価相当額を含む) を合理的に算定できる有価証券については 「有価証券の時価等」 と同様の方法によっており、それ以外のものについては賃借対照表価額をもって時価とみな しております。 なお、平成 10 年度末及び 11 年度末においてはデリバティブ取引はありません。 (13)デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益 ① デリバティブ取引の状況に関する事項 平成 10 年度 ① 取引の内容 当社の利用しているデリバティブ取引は、通貨関連では為替予約取 平成 11 年度 ① 取引の内容 同 左 引及び通貨オプション取引、金利関連では金利スワップ取引、債券関 連では債券先物取引、債券先物オプション取引及び債券店頭オプシ ョン取引、株式関連では株価指数先物取引であります。 ② 取引に対する取組方針及び取引の利用目的 当社は、保険業法施行規則により認められた範囲内で、主として債 ② 取引に対する取組方針及び取引の利用目的 同 左 券投資に係る価格・為替・金利の変動に伴う市場リスク、貸付金利息 に係る金利の変動に伴う市場リスク及び保有株式に係る価格の変動 に伴う市場リスクをヘッジする目的でデリバティブ取引を利用すること を基本取組方針としております。 ③ 取引に係るリスクの内容 通貨関連取引は為替の変動による市場リスクを、債券関連取引及び ③ 取引に係るリスクの内容 同 左 金利関連取引は価格・金利の変動による市場リスクを、また株式関連 取引は価格の変動による市場リスクをそれぞれ有しております。 しかしながら、各取引は主として、保有資産に対して市場リスクをヘ ッジする目的で、かつ、保有資産の一定割合を限度に利用しているた め、当該取引の損失のみが発生することはありません。 また、取引の相手方の契約不履行により生ずる信用リスクを回避す るため、当社は取引所ないし信用度の高い金融機関に限定して取 引を行っております。 ④ 取引に係るリスクの管理体制 当社は、資産運用の安全性確保を目的に運用の実行部門と管理部 ④ 取引に係るリスクの管理体制 同 左 門を組織的に分離しており、運用管理部門が日次ベースで国内外の 取引の確認、ポジション管理等を行いリスク管理方針及びデリバティ ブ取引利用に係る社内ルールの遵守状況を確認しております。 なお、これらの状況は、定期的に運用管理部門から経営陣に報告さ れております。 ⑤「取引の時価等に関する事項」の補足説明等 通貨関連及び債券関連取引は、主に保有債券の市場リスクをヘッジ ⑤「取引の時価等に関する事項」の補足説明等 同 左 する目的の取引であるため、当該取引の評価損に相当する保有債券 の評価益が生じております。 また、 「取引の時価等に関する事項」の各表における 「契約額等」は、 デリバティブ取引における契約額又は想定元本であり、当該金額自体 が、そのままデリバティブ取引に係る市場リスク量や信用リスク量を表 わすものではありません。 49 業績データ ② デリバティブ取引の時価等に関する事項 a)通貨関連 (単位:百万円) 平成 10 年度末 区 分 種 類 米 市 場 取 引 以 外 の 取 引 契 約 額 等 うち 1 年超 ド 時 価 平成 11 年度末 契 約 額 等 うち 1 年超 評価損益 時 価 評価損益 ル 4,749 – 4,794 △ 44 – – – – ス イ ス フ ラ ン 3,743 – 3,746 △2 – – – – 替 ユ ー ロ 2,351 – 2,341 9 – – – – 予 そ の 他 571 – 568 3 – – – – 約 米 ド ル 1,493 – 1,505 12 – – – – 571 – 575 4 – – – – 13,480 – 13,531 △ 17 – – – – 為 売建 買建 ニュージーランドドル 合 計 (注)1. 上記記載以外の通貨関連デリバティブ取引については、該当がないため記載を省略しております。 2. 時価の算定方法 期末の為替相場は、先物相場を使用しております。 3.「外貨建取引等会計処理基準」により外貨建金銭債権債務等に振り当てたデリバティブ取引については、開示の対象から除いております。 b)金利関連 (単位:百万円) 平成 10 年度末 区 分 市 場 取 引 以 外 の 取 引 種 類 金 利 ス ワ ッ プ 契 約 額 等 うち 1 年超 平成 11 年度末 時 価 評価損益 契 約 額 等 うち 1 年超 時 価 評価損益 支 払 固 定・受 取 変 動 1,000 1,000 △ 70 △ 70 1,000 1,000 △ 47 △ 47 受 取 固 定・支 払 変 動 38,611 35,611 1,729 1,729 47,611 37,251 1,000 1,000 39,611 36,611 1,659 1,659 48,611 38,251 952 952 合 計 (注)1. 上記記載以外の金利関連デリバティブ取引については、該当がないため記載を省略しております。 2. 時価の算定方法 期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・フローを現在価値に割引いて算出しております。 c)債券関連 (単位:百万円) 平成 10 年度末 区 分 種 類 契 約 額 等 うち 1 年超 2,145 市 場 取 引 以 外 の 取 引 債 券 店 頭 オ プ シ ョ ン コ ー ル 売 建 ( 13 ) – プ ッ ト ( –) 買 建 ( –) ( 17 ) 4,230 9 3 – – – – 3 △ 14 12 △ 10 –) –) – ( 2,085 プ ッ ト 合 計 ( 評価損益 – – コ ー ル 時 価 – ( –) – ( –) – (注)1. 上記記載以外の債券関連デリバティブ取引については、該当がないため記載を省略しております。 2. 時価の算定方法:契約を約定した証券会社から提示された価格によっております。 3.( )の金額は、オプション料の貸借対照表価額であります。 d)その他 該当事項はありません。 50 平成 11 年度末 契 約 額 等 うち 1 年超 – ( –) – ( – ( –) – ( – ( –) –) – –) – ( – ( –) –) – ( –) – 時 価 評価損益 – – – – – – – – – – (14)貸付金の内訳 ① 貸付金の使途別内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 平成 8 年度末 構成比 平成 9 年度末 構成比 平成 10 年度末 構成比 平成 11 年度末 構成比 構成比 設 備 資 金 236,031 41.1% 246,664 42.8% 250,056 42.8% 245,522 44.6% 224,346 44.8% 運 転 資 金 338,854 58.9 330,107 57.2 334,689 57.2 305,063 55.4 278,471 55.2 計 574,885 100.0 576,771 100.0 584,745 100.0 550,586 100.0 504,818 100.0 合 ② 貸付金の企業規模別内訳と推移 区 分 大 堅 中 小 そ 一 構成比 貸 平成 9 年度末 構成比 226,539 41.7% 構成比 227,606 平成 11 年度末 構成比 40.3% 218,531 41.1% 構成比 企 業 97,482 17.7 94,177 16.9 96,850 17.2 88,178 16.6 80,491 16.5 企 業 48,888 8.9 43,157 7.8 42,481 7.5 32,493 6.1 25,385 5.2 他 174,255 31.7 192,280 34.6 197,825 35.0 191,977 36.2 178,096 36.5 計 549,584 100.0 556,154 100.0 564,763 100.0 531,181 100.0 487,976 100.0 付 40.7% 平成 10 年度末 228,958 の 般 平成 8 年度末 業 企 中 (単位:百万円) 平成 7 年度末 204,003 41.8% (注)1. 大企業とは資本金 10 億円以上の企業であります。 2. 中堅企業とは 1.の「大企業」及び 3.の「中小企業」以外の企業であります。 。 3. 中小企業とは資本金 1 億円以下の企業であります(ただし、卸売業は資本金 3 千万円以下、サービス業は資本金 1 千万円以下の企業であります) 4. その他とは、非居住者貸付、公共団体、個人ローン等であります。 ③ 貸付金の業種別内訳と推移 区 分 農 産 鉱 設 製 卸 金 不 造 ・ 小 売 融 ・ 保 動 平成 8 年度末 構成比 林 ・ 水 建 (単位:百万円) 平成 7 年度末 険 産 業 11 0.0% 平成 9 年度末 構成比 – –% 平成 10 年度末 構成比 – –% 平成 11 年度末 構成比 – –% 構成比 – –% 業 – – 1,000 0.2 910 0.2 790 0.1 670 0.1 業 7,924 1.4 7,690 1.3 7,450 1.3 7,662 1.4 6,884 1.4 業 35,478 6.2 33,930 5.9 37,839 6.5 43,266 7.9 40,453 8.0 業 24,829 4.3 21,262 3.7 21,634 3.7 20,809 3.8 20,778 4.1 業 186,867 32.5 180,217 31.2 179,441 30.7 152,990 27.8 141,494 28.0 業 20,131 3.5 20,167 3.5 17,134 2.9 17,846 3.2 17,923 3.6 1.3 7,415 1.3 8,313 1.4 7,962 1.4 6,365 1.3 業 7,698 電 気・ガ ス・水 道・熱 供 給 業 13,433 2.3 13,193 2.3 12,777 2.2 11,366 2.1 9,742 1.9 サ 74,441 13.0 74,125 12.9 77,877 13.3 72,885 13.2 61,703 12.2 運 輸 ・ 通 ー そ ビ 信 ス の 業 他 (うち個人住宅・消費者ローン) 小 公 公 計 共 社 団 ・ 公 174,013 30.3 192,280 33.3 197,825 33.8 191,977 34.9 179,167 35.5 (149,738) (26.0) (171,783) (29.8) (178,050) (30.4) (176,051) (32.0) (171,295) (33.9) 544,830 94.8 551,283 95.6 561,203 96.0 527,557 95.8 485,183 96.1 体 – – – – – – – – – – 団 4,754 0.8 4,870 0.8 3,559 0.6 3,624 0.7 2,793 0.6 約 款 貸 付 25,300 4.4 20,617 3.6 19,982 3.4 19,404 3.5 16,841 3.3 合 計 574,885 100.0 576,771 100.0 584,745 100.0 550,586 100.0 504,818 100.0 (注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じております。 51 業績データ ④ 貸付金の担保別内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 担 保 平成 8 年度末 構成比 貸 付 36,207 平成 9 年度末 構成比 6.3% 41,789 7.2% 平成 10 年度末 構成比 42,796 7.3% 平成 11 年度末 構成比 37,827 構成比 6.9% 37,712 7.5% 有 価 証 券 担 保 貸 付 ( 1,583) (0.3) ( 1,314) (0.2) ( 2,408) (0.4) ( 1,974) (0.4) ( 3,258) (0.7) 不動産・動産・財団担保貸付 (30,607) (5.3) (36,468) (6.3) (35,228) (6.0) (33,331) (6.0) (30,951) (6.1) 指 名 債 券 担 保 貸 付 ( 4,016) (0.7) ( 4,007) (0.7) ( 5,159) (0.9) ( 2,521) (0.5) ( 3,501) (0.7) 保 証 貸 付 166,370 28.9 181,646 31.5 186,992 32.0 182,198 33.1 177,935 35.2 信 用 貸 付 332,907 57.9 316,498 54.9 320,686 54.8 297,618 54.0 260,430 51.6 そ の 他 貸 付 14,099 2.5 16,219 2.8 14,288 2.5 13,537 2.5 11,898 2.4 一 般 貸 付 計 549,584 95.6 556,154 96.4 564,763 96.6 531,181 96.5 487,976 96.7 25,300 4.4 20,617 3.6 19,982 3.4 19,404 3.5 16,841 3.3 約 款 貸 付 合 計 (うち劣後特約付き貸付) 574,885 100.0 (69,000) (12.0) 576,771 100.0 (69,000) (12.0) 584,745 100.0 (65,800) (11.3) 550,586 100.0 (57,225) (10.4) 504,818 100.0 (57,525) (11.4) ⑤ 貸付金(企業向け融資)の地域別内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 平成 8 年度末 構成比 68.8% 平成 9 年度末 構成比 264,634 68.8% 平成 10 年度末 構成比 265,643 68.7% 平成 11 年度末 構成比 246,861 構成比 首 都 圏 275,216 69.5% 228,593 近 畿 圏 72.2% 41,103 10.3 40,220 10.5 43,019 11.1 39,126 11.0 34,259 10.8 上 記 以 外 の 地 域 59,675 14.9 59,423 15.5 58,639 15.2 53,561 15.1 47,153 14.9 国 内 計 375,996 94.0 364,278 94.8 367,303 95.0 339,549 95.6 310,006 97.9 海 外 計 23,849 6.0 20,092 5.2 19,409 5.0 15,580 4.4 6,674 2.1 計 399,845 100.0 384,371 100.0 386,712 100.0 355,129 100.0 316,681 100.0 合 (注)地域の区分は、当社取扱部店所在地による分類であります。 ⑥ 貸付金残存期間別残高 ● 平成 11 年度末 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定めの ないもの 合 計 金 80,202 109,001 79,648 42,196 33,229 145,288 15,253 504,818 58,028 81,541 59,971 15,002 19,124 92,109 2,692 328,469 区 分 貸 付 (単位:百万円) 固 定 金 利 変 動 金 利 22,173 27,460 19,676 27,193 14,105 53,179 12,560 176,348 (うち国内企業向け一般貸付) (58,658) (91,944) (63,092) (38,378) (27,013) (15,666) (15,253) (310,006) ( 固 定 金 利 ) (36,572) (65,587) (44,164) (11,515) (14,077) ( 2,692) (178,250) ( 変 動 金 利 ) (22,086) (26,357) (18,927) (26,862) (12,935) (12,027) (12,560) (131,756) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 期間の定めの ないもの 合 計 3,638) ( ● 平成 10 年度末 (単位:百万円) 区 分 貸 52 金 58,697 125,735 98,851 45,628 48,933 150,904 21,835 550,586 固 定 金 利 47,996 94,457 77,431 22,767 21,865 96,500 10,302 371,321 変 動 金 利 付 21,420 22,860 27,068 54,403 11,532 179,264 (うち国内企業向け一般貸付) (32,379) 10,701 (106,942) 31,277 (82,458) (35,860) (42,777) (17,295) (21,835) (339,549) ( 固 定 金 利 ) (21,681) ( 76,910) (61,481) (13,708) (16,753) ( 4,854) (10,302) (205,693) ( 変 動 金 利 ) (10,698) ( 30,031) (20,977) (22,151) (26,023) (12,441) (11,532) (133,856) ⑦ 住宅関連融資の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 平成 8 年度末 構成比 124,768 個 人 向 け ロ ー ン 平成 9 年度末 構成比 85.9% 135,662 92.8% 平成 10 年度末 構成比 137,788 平成 11 年度末 構成比 94.3% 135,460 構成比 131,722 94.7% 95.0% 住 宅 金 融 会 社 貸 付 9,917 6.8 – – – – – – – – 地方住宅供給公社貸付 10,555 7.3 10,464 7.2 8,287 5.7 7,590 5.3 6,951 5.0 計 145,242 高 574,885 合 総 貸 付 残 100.0 146,127 (25.3) 100.0 (25.3) 576,771 146,076 100.0 143,050 (25.0) 584,745 100.0 138,673 (26.0) 550,586 100.0 (27.5) 504,818 (注) 「合計」欄の ( ) 内は総貸付残高に対する比率であります。 ⑧ 自己査定による貸付金の分類及びその引当てについて (単位:百万円) 平成 10 年度末 貸 付 金 平成 11 年度末 個別貸倒引当金繰入額 貸 付 金 個別貸倒引当金繰入額 第 Ⅱ 分 類 26,291 – 30,199 – 第 Ⅲ 分 類 9,112 6,402 8,295 8,295 第 Ⅳ 分 類 計 7,514 7,514 1,414 1,414 42,918 13,916 39,909 9,710 (注)1. 上記分類は、当社の資産の自己査定基準に基づき、下記のとおり分類しております。 第Ⅱ分類:債権確保上の諸条件が満足に満たされないため、あるいは、信用上疑義がある等の理由により、その回収について通常の度合いを超える危険を含むと認められる債権 第Ⅲ分類:最終の回収または価値について重大な懸念が存在し、従って損失の発生の可能性が高いが、その損失額について合理的な推計が困難な債権 第Ⅳ分類:回収不可能または無価値と判定される債権 2. 第Ⅱ分類の貸付金に対しては、一般貸倒引当金を計上しております。 (15)貸付金償却 (単位:百万円) 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 却 7,810 20,624 4,774 上記に係る個別貸倒引当金の目的使用 245 6,316 554 7,564 14,308 4,220 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 額 7,738 8,117 1,502 額 5,586 2,560 11,943 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 2,089 953 2,825 貸 付 条 件 緩 和 債 権 額 20,063 13,237 10,785 合 35,478 24,869 27,056 貸 差 付 引 金 償 償 却 負 担 (注)貸付金償却には、個別貸倒引当金の増加額を含んでおります。 (16)リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 区 分 破 延 綻 滞 先 債 債 権 権 計 (注)1. 各債権の意義は次のとおりであります。 ①破綻先債権 :破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった 貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 )のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は 同項第 4 号に規定する事由が生じている貸付金であります。 ②延滞債権 :延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。 ③ 3 カ月以上延滞債権 :3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 ④貸付条件緩和債権 :貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った 貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 2. 当社は、従来より資産の自己査定結果に基づき、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先とした債務者に対する貸付金の未収利息を収益不計上としております。延滞債権等の表示に関し、未収利息不計上貸付金 は、従来、税法基準によっておりましたが、平成 11 年度から資産の自己査定結果によることといたしました。 この結果、従来の基準によった場合に比べ、下記のとおり各区分の債権額が減少し、延滞債権額が合計 11,606 百万円増加しております。 3 58 百万円 11,547 百万円 カ 月 以 上 延 滞 債 権 ……………… 貸 付 条 件 緩 和 債 権 ………… 合 計 11,606 百万円 53 業績データ (17)債務者区分に基づいて区分された債権 (単位:百万円) 平成 11 年度末 区 分 1,986 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危 険 要 管 正 理 常 合 権 11,682 債 権 13,424 権 507,673 計 537,767 債 債 (注)1. 上記金額は、債権(貸借対照表の貸付有価証券及び貸付金、その他資産中の未収利息及び仮払金並びに支払承諾見返の各勘定に計上されているもの。以下同じ。 ) について、債務者の財政状態及び経営成績等 を基礎として区分した金額であります。 2. 各債権の意義は次のとおりであります。 ①破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産、会社更生、更生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。 ②危険債権 債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権であります。 ③要管理債権 3 カ月以上延滞貸付金(元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3 月以上遅延している貸付金(①及び②に掲げる債権を除く。)をいう。以下同じ。)及び条件緩和貸付金(債務者の経営再建又は支援を図 ) をいう。 ) であ ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(①及び②に掲げる債権並びに3 カ月以上延滞貸付金を除く。 ります。 ④正常債権 債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、①から③までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。 (18)公共関係投融資(新規引受ベース)の内訳と推移 平成 7 年度 区 分 公 社 国 地 政 方 府 そ 保 証 の 貸 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 6,739 4,894 7,075 5,407 6,860 債 (3,048) (3,008) (2,864) (3,456) (4,323) 債 (1,969) ( 328) (2,669) (1,862) 債 (1,607) (1,533) (1,507) ( 他 ( 34) ( 公 社・公 団・事 業 団 平成 8 年度 債 付 合 (単位:百万円) 計 114) ( 24) 1,985 1,637 (1,985) (1,637) 8,725 6,531 ( 599 ( (2,188) 71) ( –) 16) ( 347) 769 599) ( 7,675 588 769) 7,448 (19)海外投融資の内訳と推移 外 貨 公 社 株 そ の 円 合 貨 (単位:百万円) 平成 7 年度末 区 分 式 ( 34,564) ( 9.7) ( 31,503) ( 8.7) ( 27,007) ( 7.4) ( 22,006) ( 5.8) ( 21,161) ( 5.5) 他 ( 24,816) ( 7.0) ( 24,620) ( 6.8) ( 31,517) ( 8.7) ( 48,289) (12.7) ( 53,428) (14.0) 149,920 42.3 22,334) ( 6.3) ( 公 社 債 (127,191) そ の 他 ( (35.9) 394) ( 0.1) 354,558 100.0 (44.8) 143,782 ( (124,832) ( 39.7 18,577) ( 5.1) (34.5) 372) ( 0.1) 361,921 100.0 242,182 (183,657) 66.6% 構成比 204,637 (162,015) 60.3% 平成 11 年度末 構成比 (145,257) (41.0) 218,139 平成 10 年度末 構成比 建 計 57.7% 平成 9 年度末 構成比 債 建 平成 8 年度末 構成比 非 居 住 者 貸 付 588) ( 6,716 (50.5) 121,717 ( 112,055 70.4% (51.9) 306,207 (231,617) 29.6 76,245 80.1% (60.6) 19.9 ( 13,862) ( 3.7) (28.2) ( 82,557) (21.8) ( 53,118) (13.9) 1,405) ( 0.4) ( 15,636) ( 4.1) (102,785) ( 33.4 17,526) ( 4.8) 266,752 (196,457) 363,900 100.0 378,808 100.0 ( ( 5,747) ( 1.5) 17,379) ( 4.5) 382,453 100.0 (海外投融資利回りの推移) 海外投融資利回り 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 6.83% 6.56% 6.64% 6.22% 5.35% (注)1. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。 (平成 7 年度は、当該年度の損益計算書における 「積立保険料等運用益」並びに 「利息及び配当金収入」の合計額) を当該資産の月平均運用額で 2.「海外投融資利回り」は、海外投融資に係る「利息及び配当金収入」 除して算出しております。 海外投融資資産の月平均運用額は、各月末残高の合計÷12により計算 (ただし、買入金銭債券については、各月平均残高の合計÷12により計算) しております。 54 (20)各種ローン金利 住宅ローン(固定型) 長期プライムレート 住宅ローン(変動型) 公定歩合 (%)7.0 6.0 5.5 5.0 4.0 3.0 2.5 2.2 2.0 1.0 0.5 平成 7 年 4月 8 年 3月31日 9 年 3月31日 10 年 3月31日 11 年 3月31日 12 年 3月31日 (注)1. 住宅ローン金利 (変動型) は長期プライムレート連動型の金利、住宅ローン金利 (固定型) は融資期間 35 年の金利を記載しております。 2. 消費者ローン金利については当該貸出金額の貸付金に占める割合が低いため記載を省略しております。 (21)不動産及び動産の内訳 土 営 業 賃 貸 建 平成 10 年度末 平成 11 年度末 地 41,854 用 (29,443) ( 29,214) ( 31,156) 用 (12,410) ( 12,654) ( 12,792) 物 84,446 41,868 43,948 85,244 84,152 営 業 用 (56,937) ( 56,056) ( 55,045) 賃 貸 用 (27,508) ( 29,188) ( 29,107) 土 地・建 物 合 計 126,300 127,113 128,101 営 業 用 (86,380) ( 85,270) ( 86,201) 賃 貸 用 (39,919) ( 41,842) ( 41,900) 建 設 営 仮 勘 業 賃 不 貸 動 産 6,413 定 2,667 1,965 用 ( 3,549) ( 1,616) ( 1,314) 用 ( 2,864) ( 1,050) ( 651) 計 132,713 129,780 130,067 営 業 用 (89,929) ( 86,887) ( 87,515) 賃 貸 用 (42,783) ( 42,893) ( 42,551) 産 17,809 17,319 16,697 計 150,523 147,100 146,764 動 合 (単位:百万円) 平成 9 年度末 区 分 55 業績データ (22)有形固定資産等明細表(平成 11 年度) 資産の種類 有 形 固 定 資 産 仮 勘 借 電 地 話 そ 加 入 の 合 長 繰 延 資 産 期 前 払 費 – 43,948 1,583 157,970 73,817 6,754 84,152 6,574 (155,945 39,248 5,382 16,697 153,597 5,956 産 (56,652 5,867 定 2,667 8,114 8,815 1,965 – – 1,965 計 254,785 22,095 17,050 259,830 113,065 12,136 146,764 権 – – – 7,912 – – 7,912 権 – – – 312 – – 312 他 – – – 246 106 13 140 計 – – – 8,470 106 13 8,364 用 60 42 – 102 54 34 48 – – – – – – – – – – – – – – – 合 当期償却額 – 物 動 当期末残高 差引当期末 残 高 43,948 77 建 設 当期減少額 2,157 地 合 当期増加額 41,868 土 建 無 形 固 定 資 産 前期末残高 (単位:百万円) 減価償却累計額又は償却累計額 計 摘 要 (注)1. 無形固定資産及び長期前払費用は、それぞれ貸借対照表における預託金及びその他に計上しております。 2. 減価償却の基準及び方法は、有形固定資産中の建物及び動産について税法の規定する定率法により、無形固定資産中のその他については税法に規定する定額法によっております。ただし、平成 10 年度 4 月1日以 降に取得した建物 (建物附属設備を除く) については、税法に規定する定額法によっております。 3. 無形固定資産については、資産の総額の 1% 以下であるため、前期末残高、当期増加額及び当期減少額の記載を省略しております。 (23)不動産動産処分損益の内訳 (単位:百万円) 平成 9 年度 不 動 合 処分損 処分益 693 平成 11 年度 処分損 625 処分益 431 処分損 1,442 248 産 3 583 3 584 5 750 計 1,446 832 697 1,209 436 1,448 産 動 平成 10 年度 処分益 697 (24)リース取引関係 ① ファイナンスリース物件の期末残高相当額 (単位:百万円) 平成 10 年度 取得価額相当額 動 減価償却累計額相当額 年度末残高相当額 4,350 産 平成 11 年度 2,366 1,983 取得価額相当額 3,913 減価償却累計額相当額 年度末残高相当額 2,112 ② 未経過リース料期末残高相当額及び支払リース料 未経過リース料 期末残高相当額 ファイナンスリース 合 計 平成 10 年度 平成 11 年度 759 729 658 750 1 年超 580 2,210 1,479 1,325 1,051 953 2,970 2,209 1,983 1,801 434 433 761 804 762 1,631 657 81 – – 1 年内 1 年超 739 81 – – – 2,370 739 81 – – (注)1. ファイナンスリースは、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンスリース取引をいいます。 2. 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、支払利子込み法により算定しております。 3. 減価償却費相当額は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 56 平成 9 年度 373 合 計 未経過リース料 期末残高相当額 平成 8 年度 1 年内 支払リース料 (減価償却費相当額) オペレーティング リース (単位:百万円) 平成 7 年度 区 分 1,801 (25)その他資産の内訳と推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 料 1,304 1,108 741 716 754 貸 46,859 47,296 43,792 44,029 43,446 外 国 代 理 店 貸 3,560 4,785 5,094 4,600 3,023 未 代 収 保 理 険 店 貸 3,055 3,311 3,105 3,445 4,468 貸 25,457 25,585 26,676 27,497 29,387 外 国 再 保 険 貸 9,205 9,473 12,031 11,660 17,628 6 2 0 0 3 共 再 代 同 理 未 未 保 保 険 険 業 務 収 収 収 貸 金 3,335 3,634 3,899 10,438 3,766 益 16,465 16,723 16,601 14,985 15,093 金 27,533 27,705 28,064 26,240 26,092 地 震 保 険 預 託 金 14,983 16,140 17,460 18,837 20,225 仮 13,715 14,651 13,771 13,035 12,208 預 託 払 金 先物取引差入証拠金 7 28 9 – – そ の 他 の 資 産 6,179 6,554 7,532 346 354 171,670 177,001 178,782 175,834 176,453 合 計 (注)平成 8 年度から保険業法施行規則の改正により賃借対照表の様式が改訂されているため、改訂後の様式に基づく金額を記載しております。 (26)支払承諾見返の担保別内訳 (単位:百万円) 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 券 – – – 不 動 産・動 産・財 団 – – – 指 有 価 証 名 債 保 信 そ 合 の 権 – – – 証 – 7,429 7,267 用 7,950 15,006 18,791 他 – – – 計 7,950 22,436 26,059 (27)長期性資産の推移 長 期 性 資 産 (単位:百万円) 平成 7 年度末 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 1,481,438 1,535,028 1,602,035 1,610,247 1,573,398 (注)長期性資産は、責任準備金の内訳である払戻積立金と契約者配当準備金に含まれる、積立型保険の収入積立保険料等とその運用益の累積残高であります。 57 業績データ 6.負債・資本の明細 (1)保険契約準備金の推移 ① 支払備金の種目別推移 (単位:百万円) 平成 7 年度末 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 火 災 10,668 12,786 11,553 12,762 13,717 海 上 8,019 9,696 9,630 8,381 7,718 害 18,663 17,623 17,551 18,204 17,714 車 78,745 83,363 83,115 84,250 88,355 種 目 傷 自 動 8,123 8,238 8,733 9,020 9,399 他 37,514 42,299 42,342 38,634 38,904 計 161,733 174,007 172,927 171,253 175,809 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 そ 合 の ② 責任準備金の種目別推移 平成 7 年度末 種 目 火 災 海 上 傷 害 自 動 車 自 動 車 損 害 賠 償 責 任 そ 合 (注) ( の (単位:百万円) 他 計 平成 8 年度末 平成 9 年度末 平成 10 年度末 平成 11 年度末 ( 523,592 35,508) ( 543,799 38,845) ( 561,975 42,331) ( 567,191 45,617) ( 570,096 59,240) ( 17,997 10,803) ( 19,252 11,572) ( 20,068 12,345) ( 19,659 13,029) ( 20,817 15,876) 1,174,314 15,970) ( 1,221,831 17,027) ( 1,283,687 18,150) ( 1,292,325 19,167) ( ( 113,307 22,191) ( 118,420 24,382) ( 121,403 26,866) ( 119,985 28,759) ( 149,003 51,110) ( 53,374 –) ( 52,912 –) ( 52,973 –) ( 51,458 –) ( 61,780 –) ( 118,199 21,247) ( 122,058 22,801) ( 129,763 25,401) ( 133,652 26,904) ( 145,568 35,793) 2,000,786 105,721) ( 2,078,274 114,629) ( 2,169,872 125,094) ( 2,184,273 133,478) ( ( ( 1,285,067 31,741) 2,232,333 193,762) ) の金額は、責任準備金のうち異常危険準備金の金額であります。 (2)引当金の内訳と増減 ● 平成 11 年度 (単位:百万円) 貸 倒 引 当 金 平 成 11 年 度 増 加 額 一 般 貸 倒 引 当 金 2,453 4,856 – ※ 2,453 4,856 個 別 貸 倒 引 当 金 17,983 5,018 9,205 ※ 3,036 10,760 特定海外債権引当勘定 計 目的使用 そ の 他 平成 11 年度末 残 高 – – – – – 20,437 9,875 9,205 5,489 15,616 投 資 損 失 引 当 金 – 355 – – 355 退 職 給 与 引 当 金 27,960 2,174 1,197 – 28,938 金 5,051 4,760 5,051 – 4,760 価 格 変 動 準 備 金 7,194 1,450 – – 8,644 賞 58 平成 11 年度減少額 平成 10 年度末 残 高 区 分 与 引 当 摘 要 ※洗替による取崩額 ※税法等による取崩額 ● 平成 10 年度 (単位:百万円) 平成 9 年度末 残 高 区 分 貸 倒 引 当 金 4,486 2,453 – 個 別 貸 倒 引 当 金 20,330 14,036 16,291 計 職 賞 価 平成 10 年度減少額 目的使用 一 般 貸 倒 引 当 金 給 与 格 与 引 引 変 動 当 当 準 備 平成 10 年度末 残 高 そ の 他 ※ 4,486 2,453 91 17,983 ※ – – – – – 24,816 16,489 16,291 4,577 20,437 特定海外債権引当勘定 退 平 成 10 年 度 増 加 額 26,861 2,071 972 – 27,960 金 6,033 5,051 6,033 – 5,051 金 11,181 1,323 5,311 – 7,194 金 摘 要 ※洗替による取崩額 ※税法等による取崩額 (注)1. 従来の「債権償却特別勘定」 については、平成 10 年度より 「個別貸倒引当金」 として表示しております。 2. 個別貸倒引当金の当期増加額には、その他特別損失として計上した個別貸倒引当金繰入額 6,566 百万円を含んでおります。 (3)支払承諾の内訳 (単位:百万円) 平成 9 年度末 口 数 融 資 に 係 る 保 金 額 – 口 証 平成 10 年度末 口 数 平成 11 年度末 金 額 口 数 – 1 口 3,616 2 口 金 額 4,184 社 債 等 に 係 る 保 証 – – 2 8,834 4 11,268 資産の流動化に係る保証 2 7,950 4 9,985 4 10,606 合 2 7,950 7 22,436 10 26,059 計 (注)資産の流動化に係る保証には、買戻特約付の小口債権販売、平成 9 年度 1 口 2,450 百万円、平成 10 年度 3 口 8,390 百万円、平成 11 年度 2 口 1,370 百万円を含んでおります。 (4)資本金等の明細(平成 11 年度) (単位:百万円) 区 分 前期末残高 額 面 普 通 株 式 合 本 準 備 金 及 び そ の 他 の 資 本 剰 余 金 計 当期末残高 – –株) – ( –株) – ( 674,992,550 株 ) 60,017 ( 674,992,550 株 ) ( 60,017 –株) – ( –株) – ( 674,992,550 株 ) 60,017 – – 35,546 35,546 – – 35,546 16,459 1,100 – 17,559 (注)1 800 – 3,100 1 900 – – – 3 – 26,300 1,040 73,600 3 47,000 (注)1 金 25,500 1,040 70,500 5 46,100 計 159,604 5,901 3 165,503 株 式 払 込 剰 余 金 計 ( 利 益 準 備 金 ) 35,546 摘 要 60,017 674,992,550 株 ) ( 60,017 ( 資 本 準 備 金 ) 合 当期減少額 – ( うち既発行株式 資 当期増加額 60,017 資 本 金 ( 任 意 積 立 金 ) 配 当 引 当 積 立 金 利 益 準 備 金 役 員 退 職 慰 労 基 金 及 び 任 意 積 立 金 異 常 危 険 積 立 金 海外投資等損失準備金 特 合 別 準 備 (注)1 (注)1 (注)2 (注)1 (注)1. 前期決算の利益処分による増加であります。 2. 前期決算の利益処分による増減及び税効果会計適用による取崩であります。 59 業績データ 7.ソルベンシー・マージン情報(保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率) (1)ソルベンシー・マージン比率等の状況 項 目 平成 10 年度末 平成 11 年度末 1,200,726 1,228,642 1,335,061 資 本 の 部 の 合 計 額 260,929 267,097 300,816 準 ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 総 額 (A) 等 158,175 161,916 231,218 株 式 の 含 み 益 の 90% 480,094 496,230 651,586 土 地 の 含 み 益 の 85% 57,958 55,102 45,981 他 243,568 248,294 105,459 113,525 153,024 152,807 ク 99,637 96,256 89,624 ク 4,543 4,159 3,946 ク 75,977 74,250 80,833 ク 3,603 3,493 3,488 備 そ リ (単位:百万円) 平成 9 年度末 ス ク 保 の の 険 予 定 資 産 経 金 合 リ 利 運 営 ス 率 リ 用 リ リ 計 ス ス ス 額 (B) ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 1,057.7% 1,605.8% 1,747.4% (A) ×100 /(B) (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) (注)1. 金額及び数値は、保険業法施行規則第 86 条及び第 87 条並びに平成 8 年大蔵省告示第 50 号の規定に基づいて算出しております。 なお、平成 10 年度及び平成 11 年度の保険業法施行規則等の改正により算式及び算出基準が一部変更されております。このため、各年度の数値は異なる算式及び算出基準によって算出されております。 2. 保険リスクは、一般保険リスクと巨大災害リスクの合計額であります。 3. リスクの合計額は以下のとおり算出しております。 平成 9 年度 2+ 2 +経営リスク (一般保険リスク) (予定利率リスク+資産運用リスク) √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2 + 巨大災害リスク 2+ 2 +経営リスク+巨大災害リスク 平成 10 年度以降 √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (一般保険リスク) (予定利率リスク+資産運用リスク) (2)ソルベンシー・マージン基準の概要 1. 損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立型保険の 満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てていますが、巨大災害 」 ソルベンシー・マージン総額(A) の発生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常 「損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力」 とは、 「資本」 、 の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持して 「準備金(価格変動準備金、異常危険準備金等) 」 、 「上場株式・土地の含み おく必要があります。 2. 「損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力: この「通常の予測を超える危険」 (リスクの合計額) に対する 「損害保険 会社が保有している資本・準備金等の支払余力」 (ソルベンシー・マージ ン総額) の割合を示す指標として、保険業法等に基づき計算されたもの が、 「ソルベンシー・マージン比率」であります。 ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に 活用する客観的な判断指標のひとつでありますが、その数値が200% 以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」 とさ れております。 益の一部」等の総額であります。 (上表(A) ) 「通常の予測を超える危険:リスクの合計額(B) 」 「通常の予測を超える危険」 とは次に示す各種の危険の総額をいいます。 ① 保険引受上の危険:保険事故の発生率等が通常の予測を超えること により発生し得る危険、及び通常の予測を超える 巨大災害(関東大震災等) により発生し得る危険 ② 予定利率上の危険:積立型保険について、実際の運用利回りが保険 料算出時に予定した利回りを下回ることにより発 生し得る危険 ③ 資産運用上の危険:保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測 を超えて変動することにより発生し得る危険等 ④ 経営管理上の危険:業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危 険で上記①∼③以外のもの 60 8.連結財務諸表 (1)事業の概況 当連結会計年度のわが国経済は、金融・財政両 また生命保険業界におきましても、新契約高の 円上回る478億円となり、これに特別損益、法人 面にわたる景気対策やアジア経済の回復等の 低迷、解約の増加など厳しい環境下におかれま 税及び住民税等、法人税等調整額、少数株主 影響により、一部に改善の兆しが見られました した。 利益を加減した当期純利益は、前連結会計年 が、厳しい雇用環境を背景に個人消費が低迷 このような情勢のもとで、当企業集団は経営基 度を22億6千万円上回る129億3千万円となりま を続け、また設備投資が減少したことなどから、 盤を強化し優位性を確固たるものにすべく、成 した。 民間需要を中心とした自律的回復には至らない 長力、 収益力のさらなる向上に努めました結果、 まま推移いたしました。 当連結会計年度における経常収益は、保険引 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローにつ 当企業集団の主要事業である損害保険業界に 受収益が8,366億円、資産運用収益が963億円、 きましては、営業活動によるキャッシュ・フローが おきましては、景気の低迷、料率水準の低下等 その他経常収益が7億円となった結果、前連結 利息及び配当金の受取額838億円を含め535億 により保険料収入が伸び悩む一方、例年を上回 会計年度を160億円下回る9,337億円となりま 円の流入となる一方、投資活動によるキャッシ る台風損害の発生、商品の補償範囲の拡大等 した。 ュ・フローは有価証券の取得を中心に1,421億円 により支払保険金が増加し、加えて金利が低水 一方、経常費用は、保険引受費用が7,153億円、 の流出となりました。また、財務活動によるキャッ 準で推移したことから利息及び配当金収入が減 資産運用費用が436億円、営業費及び一般管 シュ・フローは98億円の流入となりました。以上 少するなど、厳しい状況が続きました。さらに、 理費が1,206億円、その他経常費用が62億円と の結果、前連結会計年度末に比べ、現金及び 金融再編の流れの中で、企業統合や業態の枠 なった結果、前連結会計年度を335億円下回る 現金同等物は798億円減少し、連結子会社の を超えた提携の動きが本格化するなど、かつて 8,859億円となりました。 増加に伴う増加額3億円を含めた当連結会計年 ない変革の時代を迎えることとなりました。 この結果、経常利益は前連結会計年度を175億 度末の残高は1,495億円となりました。 (2)連結貸借対照表 (単位:百万円) 平成 10 年度 平成 11 年度 (平成 11 年 3 月31 日現在)(平成 12 年 3 月31 日現在) 科 目 資 産 の 部 科 目 構成比 構成比 % % 負 保 債 213,986 7.33 181,943 5.92 コ ー ル ロ ー ン 50,937 1.74 209 0.01 支 買 入 金 銭 債 権 3,650 0.13 6,727 0.22 責 現 金 金 及 銭 有 預 の 価 貸 不 び 貯 信 証 付 動 そ 産 の 及 び 他 動 資 金 険 任 0.66 そ の 他 負 債 149,754 5.13 200,051 貸 倒 引 当 金 20,517 0.70 – – 金 551,072 18.87 506,106 16.47 退 金 27,960 0.96 28,948 0.94 職 給 5.05 147,075 4.79 賞 金 5,168 0.18 4,919 0.16 182,591 6.25 183,517 5.97 特 別 法 上 の 準 備 金 7,202 0.24 8,659 0.28 与 – 104,136 3.39 0.12 4,570 0.15 支 支 払 承 諾 見 返 22,436 0.77 26,059 0.85 負 債 金 – – – △ 0.51 △ 0.01 数 – △ 15,681 △ 355 少 金 計 2,920,313 100.00 3,071,840 100.00 資 合 当 147,395 – 部 引 産 3,426 の 与 6.51 産 整 産 (2,318,280) 62.09 調 資 等 (2,242,480) 81.28 178,401) 20,261 算 当 2,496,681 ( 1,907,269 換 当 82.72 173,130) 1.15 替 引 金 % 58.59 為 失 備 2,415,610 金 ( 備 準 金 33,725 産 引 備 構成比 % 1,711,090 資 損 準 構成比 券 金 倒 部 託 税 資 約 払 延 投 の 契 繰 貸 平成 10 年度 平成 11 年度 (平成 11 年 3 月31 日現在)(平成 12 年 3 月31 日現在) 引 当 価 格 変 動 準 備 金 ( (注)当社は、 「証券取引法」第 193 条の 2 の規定に基づく朝日監査法人の会計監査を受け、監査報告書を受 けております。 諾 22,436 0.77 26,059 0.85 合 計 2,648,649 90.70 2,765,321 90.02 株 主 持 分 361 0.01 494 0.02 60,017 2.05 60,017 1.95 承 本 の 部 本 金 資 本 準 備 金 35,546 1.22 35,546 1.16 連 結 剰 余 金 175,740 6.02 210,463 6.85 – – 306,027 9.96 計 △2 271,302 △ 0.00 9.29 △2 306,025 △ 0.00 9.96 負債、少数株主持分及び資本の部合計 2,920,313 100.00 3,071,840 100.00 平成 11 年度連結貸借対照表の注記 1. 不動産及び動産の減価償却累計額は 113,513 百万円、圧縮記帳額は 10,372 百万円であります。 従来、親会社は 「保険業における不動産の圧縮記帳に係る当面の監査上の取扱い」 (平成 11 年 3 月 24日 日本 自 公認会計士協会) に基づき圧縮記帳は直接減額方式によっておりましたが、同取扱いの適用期間が終了した ことに伴い、当連結会計年度から特定資産の買換えに伴う圧縮記帳は利益処分方式によっております。 この結果、従来の方式によった場合に比べ、税金等調整前当期純利益は 344 百万円多く計上されております。 2. 非連結子会社及び関連会社に係る株式の額及び出資金の額は、次のとおりであります。 株 式 の 額 ……………………… 7,445 百万円 出資金の額 ………………………… 25 百万円 3. (1)貸付金のうち、破綻先債権額は 1,502 百万円であります。 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は 利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った 部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」 という。 )のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸付金であり ます。 (2)貸付金のうち、延滞債権額は 11,943 百万円であります。 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ること を目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の貸付金であります。 (3)貸付金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 2,825 百万円であります。 資 5. 8,659) 部 計 4. ( の 払 資 7,202) 己 本 の 株 部 式 合 3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3 月以上遅延している貸付金で 破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 (4)貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は 10,785 百万円であります。 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶 予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞 債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。 (5) 破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の合計額は 27,056 百万円で あります。 担保に供している資産は有価証券 6,736 百万円であります。これは、その他負債に含まれる借入金 20 百万円の 担保のほか、 証券先物取引等に係る取引証拠金の代用等として差し入れているものであります。 その他資産には、保険業法第 113 条繰延資産 2,395 百万円が含まれております。 61 業績データ (3)連結損益計算書 (単位:百万円) 平成 10 年度 (10 年 4 月1日から11 年 3 月31日まで) 科 目 平成 11 年度 (11 年 4 月1日から12 年 3 月31日まで) 百分比 経 常 保 収 益 険 正 収 積 入 立 入 積 立 険 の 利 息 保 等 他 保 産 険 運 及 戻 引 配 険 料 ( 245,462) ( 206,119) 益 ( 49,556) 用 収 収 収 ( 46,035) ( 41,968) ( 1,198) ( –) 益 ( 62) ( 18) 90,230) ( 84,329) 価 証 券 売 却 益 ( 21,932) ( 55,938) 価 証 券 償 還 益 ( 3,358) ( 1,217) そ の 他 運 用 収 益 ( 908) ( 239) の 保 他 費 諸 の 料 集 返 金 戻 726 0.08 885,947 94.88 78.69 715,362 76.61 用 747,472 金 ( 282,669) 費 ( 費 ( 102,233) ( 101,118) 金 ( 283,571) ( 284,258) ( 279,146) 25,741) ( 25,279) 者 配 当 金 ( 1,088) ( 2,355) 命 保 険 金 等 ( 1,505) ( 2,973) 額 ( –) ( 5,447) 額 ( 49,333) ( 13,671) 用 ( 払 備 責 任 準 そ の 他 産 金 備 金 保 険 運 繰 入 等 繰 入 引 受 費 用 費 1,328) 41,025 用 ( 4.32 1,109) 43,639 有 価 証 券 売 却 損 ( 11,612) ( 19,657) 有 価 証 券 評 価 損 ( 21,062) ( 13,831) 有 価 証 券 償 還 損 ( 3,276) ( 5,102) 投 資 損 失 引 当 金 繰 入 額 ( –) ( 355) そ ( 5,073) ( 4,692) の 業 費 の 支 貸 他 及 常 び 他 用 一 経 利 他 益 管 常 理 費 用 費 122,304 12.88 120,696 12.93 8,720 0.92 6,248 0.67 ( 826) ( 762) ( 5,354) ( 4,381) 失 ( 25) ( 17) 113 条 繰 延 資 産 償 却 費 ( 410) ( 410) 金 繰 入 損 の 経 常 費 4.67 用 息 利 当 倒 の 般 費 額 引 保険業法第 そ 運 払 倒 貸 62 び 0.03 96.81 約 そ 経 査 及 期 険 327 919,523 生 資 営 保 10.32 (△ 45,391) 契 支 部 益 費 払 調 数 満 益 収 受 支 害 手 常 引 味 損 経 (△ 49,556) 用 険 正 損 96,334 7.04 ( 有 常 常 66,873 入 有 そ 経 45,391) 料 益 金 ( 額 積 立 保 険 料 等 運 用 益 振 替 経 89.60 ( 543,189) 受 当 836,687 882,619 ( 540,304) 入 用 び 100.00% 益 険 金 92.93 百分比 933,748 料 運 保 備 100.00% 険 収 保 料 命 払 そ 資 受 収 保 生 支 引 味 949,820 用 ( 2,103) 30,297 ( 3.19 676) 47,801 5.12 (単位:百万円) 平成 10 年度 (10 年 4 月1日から11 年 3 月31日まで) 科 目 平成 11 年度 (11 年 4 月1日から12 年 3 月31日まで) 百分比 特 別 百分比 0.49% 437 0.05% 益 ( 697) ( 437) ( 3,982) ( –) 別 特 損 4,680 益 特 別 法 上 の 準 備 金 戻 入 額 不 特 利 動 産 価 格 別 損 動 産 変 処 動 分 準 備 金 ( ( 3,982)) ( ( 1.83 17,366 失 –)) 3.02 28,121 益 不 損 ( 1,210) ( 1,452) の 特 別 法 上 の 準 備 金 繰 入 額 ( –) ( 1,457) –)) ( ( 1,457)) 部 動 価 税 変 処 動 分 準 備 金 ( ( 動 産 等 圧 縮 損 ( 557) の 他 特 別 損 失 ( 15,598) 等 調 税 人 少 整 及 前 当 び 税 数 当 産 そ 人 法 格 動 不 金 法 産 等 純 民 整 主 純 利 税 調 株 期 期 住 利 利 ( –) ( 25,212) 益 17,611 1.85 20,117 2.15 等 6,864 0.72 21,924 2.35 額 – – △ 14,779 △ 1.58 益 84 0.01 40 0.00 益 10,662 1.12 12,932 1.38 平成 11 年度連結損益計算書の注記 1. 事業費の主な内訳は次のとおりであります。 代理店手数料等 ………… 104,740 百万円 給 与 ………… 56,823 百万円 なお、事業費は連結損益計算書における損害調査費、営業費及び一般管理費並びに諸手数料及び集金費の合計であります。 2. その他特別損失は、親会社の調整年金制度における過去勤務費用の期末未償却残高 21,208 百万円、並びに適格退職年金制度における制度改定及び過去勤務費用算出上の予定利率見直しにより発生した過去勤務 費用の額 4,003 百万円を一時の費用として処理したものであります。 (4)連結剰余金計算書 (単位:百万円) 平成 10 年度 (10 年 4 月1日から11 年 3 月31日まで) 科 目 連 結 剰 余 金 期 首 残 168,805 高 前連結会計年度の連結剰余金期末残高 ( そ –) 202,613 (175,740) 高 (153,445) ( –) 高 ( 15,359) ( –) 税効果会計適用に伴う責任準備金等修正額 ( –) ( 62,478) 過 ( –) ( 89,351) 利 連 の 益 年 結 他 の 準 度 剰 剰 備 税 余 金 金 効 余 金 期 期 首 首 果 調 増 残 残 整 加 額 結 剰 配 役 余 金 減 少 期 賞 純 連 結 剰 余 金 期 末 残 高 ( 1,404) 40 ( 5,132 高 40) 5,122 金 ( 5,062) ( 5,062) 与 金 ( 70) ( 60) 利 益 当 員 1,404 高 連 結 子 会 社 増 加 に 伴 う 増 加 高 連 当 平成 11 年度 (11 年 4 月1日から12 年 3 月31日まで) 10,662 12,932 175,740 210,463 63 業績データ (5)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 平成 11 年度 科 目 (11 年 4 月1日から12 年 3 月31日まで) 平成 11 年度連結キャッシュ・フロー計算書の注記 1. I 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー 税 金 等 減 支 調 整 前 価 払 責 任 貸 倒 当 期 償 備 準 金 備 引 の 金 当 純 利 却 費 増 等 の 金 加 増 の 益 増 額 加 額 加 額 投 資 損 失 引 当 金 の 増 加 額 退 職 給 与 引 当 金 の 増 加 額 賞 価 与 引 格 当 変 動 利 息 及 有 価 証 準 の 備 び 替 動 産 関 加 増 金 係 損 加 関 入 益 ( △) 益 係 額 息 損 産 額 収 利 差 動 の 当 払 為 増 金 配 券 支 不 金 損 ( 益( △) △) その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額 その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額 貸 付 金 関 そ 小 利 息 及 利 法 係 損 益 ( の び 息 人 当 の 税 他 配 金 の 支 等 △) の 受 計 取 払 支 額 額 払 額 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 20,117 12,296 5,271 13,321 △ 4,837 355 980 △ 258 1,457 △ 84,329 △ 18,565 762 909 1,014 △ 6,878 18,142 9,146 112 △ 30,982 83,818 △ 762 1,475 53,549 II 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 預 貯 金 の 純 増 加 額 買 入 金 銭 債 権 の 取 得 に よ る 支 出 買 入 金 銭 債 権 の 売 却・償 還 に よ る 収 入 金 銭 の 信 託 の 増 加 に よ る 支 出 金 銭 の 信 託 の 減 少 に よ る 収 入 有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出 有 価 証 券 の 売 却・償 還 に よ る 収 入 貸 貸 付 付 け 金 の に 回 よ 収 に る よ 支 る 収 出 入 不 動 産 及 び 動 産 の 取 得 に よ る 支 出 不 動 産 及 び 動 産 の 売 却 に よ る 収 入 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 3,468 19,100 △ 15,220 △ 2,866 16,166 △ 705,330 527,366 △ 114,480 150,299 △ 13,409 470 △ 142,195 III 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー コ マ ー シャル ペ ー パ ー の 発 行 に よ る 収 入 100,000 コ マ ー シャル ペ ー パ ー の 償 還 に よ る 支 出 △ 85,000 △0 △ 5,062 △ 51 △3 9,882 自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支 出 配 当 金 の 支 払 額 少 数 株 主 へ の 配 当 金 の 支 払 額 そ の 他 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 64 IV 現 金 及 び 現 金 同 等 物 に 係 る 換 算 差 額 △ 1,115 V 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 加 額 △ 79,879 VI 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 首 残 高 229,107 VII 連結子会社増加に伴う現金及び現金同等物の増加額 359 VIII 現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 末 残 高 149,587 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額と の関係 (平成 12 年 3 月 31 日現在) 現 金 及 び 預 貯 金 ………………………… 181,943 百万円 コ 買 ー 入 ル 金 ロ 銭 ー 債 ン ……………………………… 209 百万円 権 …………………………… 6,727 百万円 有 価 証 券 …………………………1,907,269 百万円 預入期間が3か月を超える定期預金等 ………………………… △ 33,347 百万円 現 金 同 等 物 以 外 の 買 入 金 銭 債 権 ……………………………△ 6,522 百万円 現 金 同 等 物 以 外 の 有 価 証 券 ………………………△ 1,906,691 百万円 現 金 及 び 現 金 同 等 物 ………………………… 2. 149,587 百万円 重要な非資金取引の内容 非資金取引について記載すべき重要なものはありません。 3. 投資活動によるキャッシュ・フローには、保険事業に係る資産運用業務から生じるキ ャッシュ・フローを含んでおります。 (6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成 11 年度) 1. 連結の範囲に関する事項 (1)本連結財務諸表は、当社子会社のうち、次の5社を連結の範囲に含 めております。 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社 住友海上アセットマネジメント株式会社 The Sumitomo Marine & Fire Insurance Co. (Europe) Ltd. P.T.Asuransi Sumitomo Marine and Poolの保有する有価証券の 評価は時価法によっております。 Sumitomo Marine Investment & Management (Bermuda) Ltd. の保有する有価証券の評価は移動平均法に基づく低価法(洗い替 え方式) により行っております。 (2)不動産及び動産の減価償却の方法 Sumitomo Marine Investment & Management (Bermuda) Ltd. 親会社、住友海上ゆうゆう生命保険株式会社及び住友海上アセット P.T.Asuransi Sumitomo Marine and Pool マネジメント株式会社の保有する不動産及び動産の減価償却は、税 住友海上アセットマネジメント株式会社は、重要性が増したため、当 法に規定する定率法により行っております。ただし、平成10年4月1日 連結会計年度から連結の範囲に含めております。なお、住友海上ア 以降に取得した建物(建物付属設備を除く) については、税法に規 セットマネジメント株式会社は、住友海上投資顧問株式会社が平成 定する定額法により行っております。 11年10月に商号変更したものであります。 The Sumitomo Marine & Fire Insurance Co. (Europe) Ltd.の保 (2)非連結子会社とした会社は、その総資産及び経常収益並びに当期 有する不動産及び動産の減価償却は定額法により、P.T.Asuransi 純損益のうち持分に見合う額及び剰余金のうち持分に見合う額等 Sumitomo Marine and Poolの保有する不動産及び動産の減価償 からみて、企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判 断を妨げない程度に重要性の乏しい会社であります。 主要な非連結子会社は次のとおりであります。 却は定率法により行っております。 (3)引当金の計上基準 ①貸倒引当金 住友海上スタッフサービス株式会社 親会社及び住友海上ゆうゆう生命保険株式会社は、債権の貸倒 住友海上損害調査株式会社 れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当 Sumitomo Marine Management (U.S.A.) ,Inc. 基準に基づき、次のとおり計上しております。 2. 持分法の適用に関する事項 破産、和議、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的 非連結子会社及び関連会社については、それぞれ連結純損益及び連 に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権及び実質 結剰余金に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がない 的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、債 ため、持分法の適用から除外しております。 権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認 主要な非連結子会社及び関連会社は次のとおりであります。 められる額等を控除し、その残額を引き当てております。 住友海上スタッフサービス株式会社 今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対 住友海上損害調査株式会社 する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保 Sumitomo Marine Management (U.S.A.) ,Inc. 証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、 住海本社管理株式会社 債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を引 3. 連結子会社の事業年度等に関する事項 き当てております。 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社及び住友海上アセットマネジメント株 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績 式会社を除く連結子会社の決算日はいずれも12月31日でありますが、決 等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てており 算日の差異が3か月を超えていないため、本連結財務諸表の作成に当っ ます。 ては、同日現在の決算財務諸表を使用しております。 また、すべての債権について、資産の自己査定基準に基づき、各資 なお、連結決算日との差異期間における重要な取引については、連結 産を所管する部門が資産査定を実施し、査定結果について当該部 上必要な調整を行っております。 門から独立した管理部門が審査を、検査部門が監査をそれぞれ 4. 会計処理基準に関する事項 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 行っており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 住友海上アセットマネジメント株式会社は、親会社に準じた資産の 親会社及び住友海上アセットマネジメント株式会社の保有する有価証 自己査定基準に基づき、資産査定を実施し、その査定結果に基 券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。 づいて必要額を引き当てております。 ①取引所の相場のある有価証券の評価は移動平均法に基づく低価 The Sumitomo Marine & Fire Insurance Co. (Europe) Ltd.及 法(洗い替え方式) により、取引所の相場のない有価証券の評価 びP.T.Asuransi Sumitomo Marine and Poolは、個別の債権に は移動平均法に基づく原価法により行っております。 ついて回収可能性を検討し、貸倒見積額を計上しております。 ②有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において、 ②投資損失引当金 信託財産として運用されている有価証券の評価は上記①と同じ方 親会社は、有価証券等について、将来発生する可能性のある損 法によっております。 失に備えるため、資産の自己査定結果に基づき、必要と認められ 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社の保有する取引所の相場のあ る株式の評価は移動平均法に基づく低価法(洗い替え方式) により、 る額を引き当てております。 ③退職給与引当金 その他の有価証券の評価は移動平均法に基づく原価法により行っ 親会社、住友海上ゆうゆう生命保険株式会社及び住友海上アセ ております。 ットマネジメント株式会社は、従業員の退職給与に充てるため、自 The Sumitomo Marine & Fire Insurance Co. (Europe) Ltd.及び 己都合退職による期末要支給額を計上しております。 65 業績データ ④賞与引当金 親会社、住友海上ゆうゆう生命保険株式会社及び住友海上アセ ットマネジメント株式会社は、従業員の賞与に充てるため、期末に おける支給見込額を基準に計上しております。 ⑤価格変動準備金 親会社及び住友海上ゆうゆう生命保険株式会社は、株式等の価 5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採 用しております。 6. 連結調整勘定の償却に関する事項 連結調整勘定は発生しておりません。 7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項 格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の規定に基づ 連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分又は損失処理について連 き計上しております。 結会計年度中に確定した利益処分又は損失処理に基づいて作成して (4)リース取引の処理方法 親会社、住友海上ゆうゆう生命保険株式会社及び住友海上アセットマネ おります。 8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 ジメント株式会社は、リース物件の所有権が借主に移転すると認められ 連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物) の範 るもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に 囲は、手許現金、要求払預金及び取得日から満期日又は償還日までの 係る方法に準じた会計処理によっております。 期間が3か月以内の譲渡性預金等の短期投資であります。 (5)消費税等の処理方法 親会社及び住友海上ゆうゆう生命保険株式会社の消費税等の会計 処理は税抜方式によっております。ただし、親会社の損害調査費、営 業費及び一般管理費等の費用は税込方式によっております。 なお、資産に係る控除対象外消費税等はその他資産に計上し、 5年 間で均等償却を行っております。 住友海上アセットマネジメント株式会社の消費税等の会計処理は税 当連結会計年度から、保険業法施行規則の改正により連結貸借対照表の 込方式によっております。 様式を改訂し、従来、負債の部に表示しておりました「貸倒引当金」 を資産 (6)調整年金制度の採用 親会社は、第26期より、従来の退職金制度に加えて、調整年金制度 を採用しております。 平成12年3月31日現在の過去勤務費用はありません。 (7)適格退職年金制度の採用 親会社は、昭和59年12月1日より、退職金制度の一部について適格 退職年金制度を採用しております。 平成12年3月31日現在の過去勤務費用はありません。 (8)保険業法第 113 条繰延資産の処理方法 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社は、法令及び定款に基づき、保 険業法第113条繰延資産の償却費を計上しております。 (9)在外連結子会社の会計処理基準は当該連結子会社の所在地国に おける会計処理基準によっております。 (10)会計処理の方法の変更 親会社の調整年金制度における過去勤務費用については、従来払 込期間にわたり拠出時にその額を費用として計上しておりましたが、 当連結会計年度から過去勤務費用の未償却残高を未払金に計上 し、発生時に費用として計上する方法に変更いたしました。 この変更は、当連結会計年度下期における親会社の調整年金制度 の改定を機に当該年金の財政収支を見直した結果、過去勤務費用 の金額の重要性が一段と増したこと、厳しい運用環境の下、今後も 経常的に過去勤務費用の発生が予想されることから、年金費用の 負担の適正化及び財務体質の一層の健全化を図ることを目的に行 ったものであります。 この変更により、過去勤務費用の期末未償却残高21,208百万円を 一時の費用として処理し、特別損失のその他特別損失に計上してお ります。なお、過去勤務費用の算出においては、長期金利の実勢水 準を反映した予定利率を用いております。 この結果、従来の方法によった場合に比べ、税金等調整前当期純 利益は21,208百万円少なく計上されております。 66 (7)表示方法の変更(平成 11 年度) の部から控除する形式としております。 (8)追加情報(平成 11 年度) (10)有価証券の時価等 連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度から税効果会計を適用 しております。この結果、税効果会計を適用しない場合に比べ、繰延税金 種 類 資産104,136百万円が新たに計上されるとともに、当期純利益は14,779百 公 万円、連結剰余金期末残高は104,136百万円多く計上されております。 株 なお、税効果会計の適用に伴い、過年度に積み立てた責任準備金等に係 外 国 証 券 る税効果相当額62,478百万円を「税効果会計適用に伴う責任準備金等修 その他有価証券 正額」 として連結剰余金期首残高において減額するとともに、同額を責任準 備金等に計上しております。 社 連結貸借対照表計上額 債 式 合 (単位:百万円) 平成 11 年度(平成 12 年 3 月31日現在) 計 時 価 評 価 損 益 463,150 487,378 127,269 7,046 477,353 1,212,670 132,223 7,039 14,202 725,291 4,953 △6 1,084,845 1,829,285 744,440 (注)1. 本表記載の有価証券は、上場有価証券及び非上場有価証券のうち、時価 (時価相当額を含む) を合 また、従来、法人税等相当額を控除した上で繰り入れ又は取り崩しており ました責任準備金等の計上方法について、これを控除することなく繰り入れ 又は取り崩す取扱いに変更しております。この結果、従来の方法によった場 合に比べ、経常利益及び税金等調整前当期純利益は2,293百万円少なく 計上されております。 理的に算定できるものを対象としております。 「地方債」及び「社債」 2.「種類」欄の「公社債」は連結貸借対照表における有価証券の内訳の「国債」、 を指し、 「その他有価証券」 は 「貸付有価証券」及び「その他の証券」 を指しております。 3. 時価の算定方法 (1)上場有価証券 主として東京証券取引所における最終価格によっております。 なお、上場国債等の時価について証券取引所の最終価格によることができない場合には、日本 証券業協会が発表する公社債店頭基準気配等によっております。 (2)店頭売買有価証券 日本証券業協会が公表する売買価格等によっております。 (3)気配等を有する有価証券 ( (1) ( 、2) に該当する有価証券を除く) 日本証券業協会が発表する公社債店頭基準気配等によっております。 (4)非上場の証券投資信託の受益証券 基準価格によっております。 (5)上記以外の債券 (時価の算定が困難なものを除く) (9)リース取引関係(平成 11 年度) 1. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の ファイナンス・リース取引 ①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残 高相当額 取得価額相当額 減価償却累計額相当額 期末残高相当額 4,037 百万円 2,198 百万円 1,838 百万円 動産 なお、取得価額相当額は、未経過リース料期末残高が不動産及び動 産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算 定しております。 日本証券業協会が発表する公社債店頭基準気配銘柄の利回り、残存償還期間等を勘案して算 定した価格によっております。 を開示対象としており、これら (6)なお、内国債以外の債券については上場債券(米国国債を含む) の時価については、GovPX 社発表の取引価格及び Cote Officielle 等に掲載された価格によ っております。 4. 開示の対象から除いた有価証券の連結貸借対照表計上額は、次のとおりであります。 地方債 (非公募債) 436,659 百万円 地方債 (残存償還期間 1 年以内の公募非上場債) 1,249 社債 (非公募債) 66,958 社債 (外貨建非上場債) 2,194 社債 (残存償還期間 1 年以内の公募非上場債) 49,730 株式 (店頭株式を除く非上場株式) 20,206 外国証券 (非上場株式) 28,221 外国証券 (非上場債) 168,280 外国証券 (非上場投資信託等) 47,158 その他有価証券 (投資事業組合への出資等) 1,763 ②未経過リース料期末残高相当額 1年内 772百万円 1年超 1,065百万円 合 計 1,838百万円 なお、未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高 (11)金銭の信託の時価等 が不動産及び動産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利 子込み法により算定しております。 ③支払リース料及び減価償却費相当額 支払リース料 788百万円 減価償却費相当額 788百万円 ④減価償却費相当額の算定方法 種 類 金銭の信託 (単位:百万円) 平成 11 年度(平成 12 年 3 月31日現在) 連結貸借対照表計上額 時 価 評 価 損 益 20,261 20,998 736 (注)時価の算定は、組入資産のうち時価(時価相当額を含む) を合理的に算定できる有価証券については 「有価証券の時価等」 と同様の方法によっており、それ以外のものについては連結貸借対照表計上額 をもって時価とみなしております。 なお、当連結会計年度末においてはデリバティブ取引はありません。 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっており ます。 2. オペレーティング・リース取引 未経過リース料 1年内 1年超 0百万円 3百万円 合 計 3百万円 67 業績データ (12)デリバティブ取引関係 ① 取引の状況に関する事項 平成 11 年度 ① 取引の内容 親会社の利用しているデリバティブ取引は、通貨関連では為替予 約取引及び通貨オプション取引、金利関連では金利スワップ取引、 債券関連では債券先物取引、債券先物オプション取引及び債券店 頭オプション取引、株式関連では株価指数先物取引であります。 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社の利用しているデリバティブ取 ② 取引の時価等に関する事項 ● デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益 a)金利関連 平成 11 年度(平成 12 年 3 月31日現在) 区 種 類 分 市以 場外 取の 引取 引 引は、通貨関連では為替予約取引及び通貨オプション取引、債券 関連では債券店頭オプション取引であります。 ② 取引に対する取組方針及び取引の利用目的 親会社及び住友海上ゆうゆう生命保険株式会社は、保険業法施 行規則により認められた範囲内で、主として債券投資に係る価格・ 為替・金利の変動に伴う市場リスク、貸付金利息に係る金利の変 (単位:百万円) 金 利 ス ワ ッ プ 契 約 額 等 うち 1 年超 時 価 評価損益 支払固定・受取変動 1,000 1,000 △ 47 △ 47 受取固定・支払変動 47,611 37,251 1,000 1,000 48,611 38,251 952 952 合 計 (注)1. 上記記載以外の金利関連デリバティブ取引については、該当がないため記載を省略しております。 2. 時価の算定方法 期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・フローを現在価値に割引いて算出しており ます。 b)その他 該当事項はありません。 動に伴う市場リスク及び保有株式に係る価格の変動に伴う市場リ スクをヘッジする目的でデリバティブ取引を利用することを基本取組 方針としております。 ③ 取引に係るリスクの内容 通貨関連取引は為替の変動による市場リスクを、債券関連取引及 び金利関連取引は価格・金利の変動による市場リスクを、また株 (13)税効果会計関係(平成 11 年度末) 1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰 式関連取引は価格の変動による市場リスクをそれぞれ有しており 延 責 ます。 しかしながら、各取引は主として、保有資産に対して市場リスクを ヘッジする目的で、かつ、保有資産の一定割合を限度に利用してい るため、当該取引の損失のみが発生することはありません。 税 任 るため、親会社及び住友海上ゆうゆう生命保険株式会社は取引所 ないし信用度の高い金融機関に限定して取引を行っております。 繰 理部門を組織的に分離しており、運用管理部門が日次ベースで国 繰 資 産 金 等 払 備 金 退 職 給 与 引 当 金 7,003 年金過去勤務費用償却額 10,725 倒 引 金 4,598 格 変 動 準 備 金 3,126 繰 延 資 産 3,146 の 他 合 計 延 税 延 金 税 資 当 6,463 価 産 金 負 3,853 105,566百万円 債 内外の取引の確認、ポジション管理等を行いリスク管理方針及び 保険業法第113条繰延資産 デリバティブ取引利用に係る社内ルールの遵守状況を確認してお 特 別 償 ります。 圧 縮 記 なお、これらの状況は、定期的に運用管理部門から経営陣に報告 そ されております。 66,647百万円 そ ④ 取引に係るリスクの管理体制 親会社は、資産運用の安全性確保を目的に運用の実行部門と管 備 支 貸 また、取引の相手方の契約不履行により生ずる信用リスクを回避す 金 準 帳 積 立 金 の 他 △ 862百万円 △ 383 △ 124 △ 60 合 計 △ 1,430百万円 繰 延 税 金 資 産 の 純 額 104,136百万円 繰 延 税 金 却 負 準 債 備 金 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社も親会社に準じたリスク管理 を行っております。 ⑤「取引の時価等に関する事項」の補足説明等 「取引の時価等に関する事項」の表における 「契約額等」は、デリバ ティブ取引における契約額又は想定元本であり、当該金額自体が、 そのままデリバティブ取引に係る市場リスク量や信用リスク量を表わ すものではありません。 2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重 要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の 内訳 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異が法定 実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。 68 (14)セグメント情報 (18)損害保険事業の状況(平成 11 年度) 1. 事業の種類別セグメント情報 ●平成 10 年度(平成 10 年 4 月 1日から平成 11 年 3 月 31日まで) ① 保険引受業務 a)保険料及び保険金一覧表 全セグメントの経常収益の合計額、経常利益の合計額及び資産の金 額の合計額に占める 「損害保険業」の割合がいずれも90%を超えて いるため、記載を省略しております。 なお、投資事業は損害保険業の一環として行っており、独立したセグ メントではありません。 ●平成 11 年度(平成 11 年 4 月 1日から平成 12 年 3 月 31日まで) 同 上 2. 所在地別セグメント情報 ●平成 10 年度(平成 10 年 4 月 1日から平成 11 年 3 月 31日まで) 全セグメントの経常収益の合計額及び全セグメントの資産の金額の合 計額に占める 「本国」の割合がいずれも90%を超えているため、記載 種 目 他 計 543,191 災 海 上 害 自 動 車 自動車損害賠償責任 そ 合 の 3. 海外売上高 ●平成 10 年度(平成 10 年 4 月 1日から平成 11 年 3 月 31日まで) 海外売上高(経常収益) が、連結売上高(経常収益) の10%未満のた め、記載を省略しております。 279,147 金 額 火 災 海 上 傷 害 自 動 144,721 24,446 214,866 270,034 63,177 87,081 車 自動車損害賠償責任 そ ●平成 11 年度(平成 11 年 4 月 1日から平成 12 年 3 月 31日まで) 同 上 100.00 構成比 33,226 11,967 26,306 142,339 23,839 41,467 b)元受正味保険料(含む収入積立保険料) 種 目 同 上 15.70% 3.62 11.36 49.16 6.99 13.17 11.90% 4.29 9.42 50.99 8.54 14.86 100.00 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 を省略しております。 ●平成 11 年度(平成 11 年 4 月 1日から平成 12 年 3 月 31日まで) 正味支払保険料 構成比 85,257 19,692 61,717 267,023 37,951 71,548 火 傷 (単位:百万円) 正味収入保険料 の 他 (単位:百万円) 構 成 比 17.99% 3.04 26.71 33.57 7.86 10.83 計 804,327 100.00 (うち収入積立保険料) (206,119) (25.63) (注)1. 元受正味保険料(含む収入積立保険料) とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返 戻金を控除したものであります( 。積立型保険の積立保険料を含む。 ) 2. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 (15)関連当事者との取引(平成 11 年度) 関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。 ② 資産運用業務 a)運用資産(平成 11 年度末) 区 分 (単位:百万円) 金 額 構 成 比 平成 10 年度末 平成 11 年度末 金 額 8,117 1,502 有 額 2,560 11,943 貸 付 3カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 953 2,825 土 地 ・ 建 物 173,824 209 6,727 20,261 1,835,846 504,821 128,101 貸 付 条 件 緩 和 債 権 額 13,237 10,785 運 用 資 産 計 2,669,791 89.45 合 24,869 27,056 総 資 産 2,984,538 100.00 預 (16)リスク管理債権の状況 区 分 破 延 綻 先 滞 債 債 権 権 計 貯 金 コ ー ル ロ ー ン (単位:百万円) 買 入 金 銭 債 権 銭 の 価 信 証 託 券 金 5.82% 0.01 0.23 0.68 61.51 16.91 4.29 (注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 b)有価証券(平成 11 年度末) 区 分 (17)子会社等である保険会社のソルベンシー・マージン比率の 状況(保険金等の支払能力の充実の状況) 子会社の名称:住友海上ゆうゆう生命保険株式会社 (単位:百万円) 国 式 平成 10 年度末 平成 11 年度末 ソルベンシー・マージン総額(A) 6,657 10,515 外 (B) 1,486 2,017 895.8% 1,042.3% 債 債 項 目 ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率 (A) ×1/ 2 } ×100 { / (B) 方 社 株 リスクの合計額 債 地 国 証 券 そ の 他 の 証 券 貸 付 有 価 証 券 (注)金額及び数値は、保険業法施行規則第 86 条及び第 87 条並びに平成 8 年大蔵省告示第 50 号の規定に 基づいて算出しております。 なお、平成 11 年度より保険業法施行規則等の改正により算出基準が一部変更されております。この ため、平成 10 年度と平成 11 年度の数値は異なる算出基準によって算出されております。 合 (単位:百万円) 金 額 計 68,914 460,349 415,743 516,718 365,310 6,217 2,592 1,835,846 構 成 比 3.75% 25.07 22.65 28.15 19.90 0.34 0.14 100.00 (注)1.「その他の証券」の主なものは、投資信託 4,423 百万円であります。 2. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 69 業績データ c)利息及び配当金収入 区 分 (単位:百万円) 収入金額 平均運用額 151,452 4,943 15,719 19,686 1,836,568 526,691 128,984 0.85% 0.43 0.33 4.58 3.19 2.94 4.25 預 2,684,047 3.05 運 用 資 総 資 貸 付 金 土 地 ・ 建 物 1,287 21 51 901 58,660 15,497 5,481 預 貯 金 コ ー ル ロ ー ン 買 入 金 銭 債 権 金 銭 有 の 価 信 証 託 券 計 81,901 そ の 他 611 合 計 82,512 小 ② 資産運用業務 a)運用資産(平成 11 年度末) 年利回り (注)1. 平均運用額は原則として各月末残高の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン及 び買入金銭債権については日々の残高の平均に基づいて算出しております。 また、海外子会社については半年毎の残高の平均に基づいて算出しております。 2. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。 区 分 付 金 土 地 ・ 建 物 産 計 90,338 92.75 産 97,404 100.00 コ ー ル ロ ー ン 買 入 金 銭 債 権 金 銭 有 の 価 信 証 託 券 区 分 (単位:百万円) 金 額 234,565 14,865 56,236 61.42% 3.89 14.73 外 貸 付 有 価 証 券 計 305,667 80.04 合 81,422 非 居 住 者 貸 付 5,747 53,118 17,379 1.50 13.91 4.55 区 分 金 額 外 国 公 社 債 外 国 そ 株 の 式 他 外 国 公 社 債 そ の 他 構 成 比 債 方 債 社 債 株 式 国 証 券 そ の 他 の 証 券 計 区 分 収入金額 貸 付 金 土 地 ・ 建 物 3. 外貨建「その他」の主なものは外国投資信託 47,200 百万円であり、円貨建「その他」の主なものは 円貨建外国株式 15,009 百万円であります。 小 19.96 合 計 381,913 100.00 預 金 (19)生命保険事業の状況(平成 11 年度) 個 人 保 (単位:百万円) 個 人 年 金 保 険 団 体 保 険 団 体 年 金 保 険 100.00 銭 有 の 価 信 証 託 券 計 1,874 そ の 他 – 合 計 1,874 平均運用額 年利回り 5,110 100 301 – 69,377 827 36 0.06% 0.09 0.06 – 2.66 3.09 – 75,754 2.47 (注)平均運用額は原則として各月末残高の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン及び 買入金銭債権については日々の残高の平均に基づいて算出しております。 1,758,459 18,394 437,594 – 険 金 買 入 金 銭 債 権 (注)1. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。 2.「海外投融資利回り」は、海外投融資に係る利息及び配当金収入を当該資産の平均運用額で除した ① 保険引受業務 a)保有契約高(平成 11 年度末) 貯 コ ー ル ロ ー ン 5.25% 海 外 投 融 資 利 回り 4.46% 0.62 86.96 1.06 6.90 – – (単位:百万円) 比率であります。海外投融資資産の平均運用額は、原則として各月末残高の平均に基づいて算出 しております。ただし、買入金銭債権については日々の残高の平均に基づいて算出しております。 また、海外子会社については半年毎の残高の平均に基づいて算出しております。 76,245 構 成 比 c)利息及び配当金収入 2 0 0 – 1,845 25 – 計 7.80% – – – 83.59 1.32 0.04 b)有価証券(平成 11 年度末) 国 (単位:百万円) 構 成 比 貸 金 3,628 504 70,803 867 5,619 – – d)海外投融資(平成 11 年度末) 円 貨 建 金 額 7,596 – – – 81,422 1,285 32 貯 地 外 貨 建 (単位:百万円) d)海外投融資(平成 11 年度末) 区 分 (注)個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始 外 国 公 社 債 外 貨 建 外 そ 国 株 の (単位:百万円) 金 額 式 他 計 構 成 比 5,119 – – 91.10% – – 5,119 91.10 – 500 – – 8.90 – 500 8.90 後契約の責任準備金を合計したものであります。 b)新契約高(平成 11 年度末) (単位:百万円) 新契約+転換による純増加 個 人 保 険 個 人 年 金 保 険 団 体 保 険 団 体 年 金 保 険 70 552,555 4,916 41,565 – 新 契 約 転換による純増加 552,555 4,916 41,565 – – – (注)新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。 非 居 住 者 貸 付 円 貨 建 外 国 公 社 債 そ の 他 計 合 計 海 外 投 融 資 利 回り 5,619 100.00 4.76% (注) 「海外投融資利回り」は、海外投融資に係る利息及び配当金収入を当該資産の平均運用額で除した 比率であります。海外投融資資産の平均運用額は、原則として各月末残高の平均に基づいて算出し ております。 会社概要 役員(平成 12 年 6 月30 日現在) 役名及び職名 取締役会長 [代表取締役] 取締役社長 最高執行役員 氏名 生年月日 略歴 昭和 7 年 9 月30 日 昭和 30 年 4 月 昭和 58 年 7 月 昭和 60 年 2 月 昭和 63 年 6 月 平成元年 6 月 平成 2 年 10 月 平成 10 年 6 月 当社入社 取締役 常務取締役 専務取締役 取締役副社長 取締役社長 取締役会長 昭和 17 年 1 月23 日 昭和 40 年 平成 3 年 平成 6 年 平成 9 年 平成 10 年 平成 12 年 当社入社 取締役 常務取締役 専務取締役 取締役社長 取締役社長最高執行役員 昭和 15 年 1 月8 日 昭和 37 年 4 月 平成元年 6 月 平成 3 年 6 月 平成 7 年 12 月 平成 9 年 6 月 平成 12 年 6 月 当社入社 取締役 常務取締役 専務取締役 取締役副社長 取締役副社長執行役員副社長 大野 覺 昭和 15 年 10 月3 日 昭和 40 年 平成 5 年 平成 8 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 専務取締役専務執行役員 杉山 晃毅 昭和 17 年 10 月9 日 昭和 41 年 平成 5 年 平成 8 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務執行役員 小林 典夫 昭和 18 年 6 月17 日 昭和 41 年 平成 6 年 平成 9 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務執行役員 昭和 19 年 1 月29 日 昭和 42 年 平成 6 年 平成 9 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務取締役常務執行役員 4月 6月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社取締役社長 当社常務執行役員 小野田 植村 裕之 [代表取締役] 取締役副社長 執行役員副社長 林 睦雄 [代表取締役] 専務取締役 専務執行役員 [代表取締役] 常務執行役員 自動車営業本部長 兼首都圏営業本部長 常務執行役員 [東京営業本部長] 常務取締役 常務執行役員 常務執行役員 石井 勝博 昭和 20 年 2 月12 日 昭和 42 年 平成 6 年 平成 10 年 平成 11 年 平成 12 年 常務取締役 常務執行役員 五十嵐 公通 昭和 19 年 6 月9 日 昭和 43 年 平成 7 年 平成 10 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務取締役常務執行役員 昭和 20 年 11 月4 日 昭和 43 年 平成 7 年 平成 10 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務取締役常務執行役員 真栄 邦夫 昭和 20 年 6 月22 日 昭和 43 年 平成 8 年 平成 11 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務執行役員 海浪 憲一 昭和 21 年 1 月20 日 昭和 43 年 平成 8 年 平成 11 年 平成 12 年 4月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常務執行役員 昭和 18 年 10 月5 日 昭和 42 年 4 月 平成 8 年 5 月 平成 8 年 6 月 平成 11 年 10 月 平成 12 年 6 月 常務取締役 常務執行役員 リスクマネジメント企画本部長 兼関東甲信越営業本部長 常務執行役員 [関西営業本部長] 常務執行役員 常務取締役 常務執行役員 72 野崎 贊平 4月 6月 6月 6月 6月 6月 経理部長 保険計理人 秦 喜秋 西山 雄治 当社入社 保険計理人 取締役 常務取締役 常務取締役常務執行役員 会社概要 役名及び職名 氏名 生年月日 略歴 常務取締役 常務執行役員 綿村 惇 昭和 20 年 7 月26 日 昭和 43 年 4 月 当社入社 平成 9 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 常務取締役常務執行役員 海老名 健 昭和 21 年 10 月20 日 昭和 45 年 4 月 当社入社 平成 9 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 常務取締役常務執行役員 豊田 峻 昭和 22 年 7 月4 日 昭和 45 年 4 月 当社入社 平成 9 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 執行役員 堤 保夫 昭和 22 年 2 月10 日 昭和 45 年 4 月 当社入社 平成 10 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 執行役員 吉田 浩二 昭和 22 年 6 月13 日 昭和 46 年 4 月 当社入社 平成 10 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 執行役員 近藤 哲雄 昭和 19 年 7 月14 日 昭和 38 年 4 月 当社入社 平成 11 年 6 月 取締役 平成 12 年 6 月 執行役員 小倉 康男 昭和 21 年 8 月25 日 昭和 44 年 4 月 当社入社 平成 12 年 6 月 執行役員 日高 信行 昭和 22 年 5 月31 日 昭和 46 年 4 月 当社入社 平成 12 年 6 月 執行役員 小畑 秀夫 昭和 22 年 8 月8 日 昭和 46 年 4 月 当社入社 平成 12 年 6 月 執行役員 中川 敏洋 昭和 23 年 7 月14 日 昭和 47 年 4 月 当社入社 平成 12 年 6 月 執行役員 浅野 広視 昭和 25 年 12 月13 日 昭和 48 年 4 月 当社入社 平成 12 年 6 月 執行役員 昭和 10 年 8 月17 日 昭和 33 年 昭和 62 年 平成元年 平成 3 年 平成 6 年 平成 10 年 4月 6月 6月 6月 6月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 専務取締役 取締役副社長 常任監査役 山本 文夫 昭和 21 年 3 月29 日 昭和 43 年 平成 8 年 平成 10 年 平成 12 年 4月 6月 7月 6月 当社入社 取締役 常務取締役 常任監査役 太田 守保 昭和 19 年 2 月18 日 昭和 41 年 4 月 当社入社 平成 10 年 6 月 常任監査役 渡 大正 13 年 11 月12 日 昭和 28 年 4 月 弁護士登録 平成 6 年 6 月 当社監査役 昭和 11 年 8 月21 日 昭和 35 年 平成 7 年 平成 9 年 平成 12 年 [営業推進部長] 常務取締役 常務執行役員 [人事部長] 執行役員 [大阪本社営業第四部長] 執行役員 [自動車保険部長] 執行役員 [国際部長] 執行役員 [中部本部長] 執行役員 北海道営業本部長 兼札幌支店長 執行役員 [九州営業本部長] 執行役員 [東北営業本部長] 執行役員 [中・四国営業本部長] 執行役員 [統合推進室長] 常任監査役 [常勤] 常任監査役 [常勤] 常任監査役 [常勤] 監査役 [非常勤] 監査役 [非常勤] 藤田 昌巳 修 大橋 宏 4月 6月 6月 6月 住友信託銀行株式会社入社 同社取締役副社長 同社顧問 当社監査役 73 株式・株主の状況(平成 12 年 3 月31 日現在) 674,992 千株 発行済株式総数 株 主 40,315 名 数 1.所有者別状況 ●外国法人等 (うち個人) 上段:所有株式数 中段:発行済株式総数に対する割合 下段:株主数 ●金融機関 196,259千株 207,684千株(3千株) 30.8%(0.0%) 288名(5名) 29.1% 161名 ●証券会社 4,258千株 0.6% 41名 ●個人・その他 125,396千株 ●一般法人 141,393千株 18.6% 39,149名 20.9% 676名 2.所有数別状況 区 分 株主数 100 万株以上 103 名 0.3% 所有株式数 466,241 千株 発行済株式総数に対する割合 69.1% 50 万株以上 100 万株未満 55 0.1 38,750 5.7 10 万株以上 50 万株未満 185 0.5 39,953 5.9 5 万株以上 10 万株未満 194 0.5 13,063 1.9 1 万株以上 5 万株未満 2,730 6.8 48,335 7.2 5 千株以上 1 万株未満 3,766 9.3 24,885 3.7 1 千株以上 5 千株未満 23,524 58.3 42,101 6.2 1 千株未満 9,758 24.2 1,660 0.3 40,315 100.0 674,992 100.0 合 計 3.地域別状況 区分 株式数 (発行済株式総数に対する割合)株主数(株主総数に対する割合) 北海道 3,478千株(0.5%)550名(1.4%) 東北 4,040千株(0.6%)771名(1.9%) 関東 246,712千株(36.6%)17,069名(42.3%) 中部 29,085千株(4.3%)5,841名(14.5%) 近畿 168,280千株(24.9%)11,328名(28.1%) 中国 5,362千株(0.8%)1,831名(4.5%) 四国 6,391千株(0.9%)1,118名(2.8%) 九州・沖縄 6,025千株(0.9%)1,528名(3.8%) 海外 74 株主総数に対する割合 205,612千株(30.5%)279名(0.7%) 会社概要 4.大株主 氏名または名称 住 所 所有株式数 発行済株式総数 に対する 所有株式数の割合 株式会社住友銀行 大阪府大阪市中央区北浜 4-6-5 23,525 千株 3.5% ステート ストリート バンク アンドトラスト カンパニー P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. 23,257 3.4 住友商事株式会社 大阪府大阪市中央区北浜 4-5-33 20,870 3.1 住友生命保険相互会社 東京都中央区築地 7-18-24 20,333 3.0 住友信託銀行株式会社 大阪府大阪市中央区北浜 4-5-33 17,953 2.7 ロイヤルトラスト コープ オブ カナダ・クライアント アカウント ROYAL BANK OF CANADA CENTRE.71 QUEEN VICTORIA STREET LDN EC4V 4DE 15,382 2.3 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント WOOLGATE HOUSE, COLEMAN STREET LONDON EC2P 2HD, ENGLAND 14,563 2.2 ボストンセーフデポズイツト ビーエスデイーテイートリーテイー クライアンツ オムニバス 31 SAINT JAMES AVENUE BOSTON, MASS 02116 U.S.A. 12,458 1.8 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン WOOLGATE HOUSE, COLEMAN STREET LONDON EC2P 2HD, ENGLAND 11,694 1.7 ビービーエイチ メリルリンチ グローバル アロケーション ファンド 40 WATER STREET, BOSTON, MA 02109, USA 10,215 1.5 170,253 25.2 合 計 5.配当政策 当社は、今後の経営環境と事業展開を勘 常災害の発生等に備えて、内部留保の充 当率は1.7%となりました。 案しつつ、安定的な配当を維持していくこ 実に努めていくことも必要と考えております。 当期の内部留保資金につきましては、担保 とを基本に、会社の業績に見合った配当 以上の基本方針に基づき、当期の株主配 力の増強を図るとともに、事業環境の変化 を行い、あわせて適切な利益還元策を実 当金につきましては、前期と同じく1株につ に備えるべく、経営基盤の強化に向け有 施することにより、株主の皆様のご支援に き7円50銭といたしました。 効投資してまいります。 お応えしていきたいと考えております。一方、 この結果、当期の配当性向は40.1%、株 損害保険事業の性格上、地震その他の異 主資本当期利益率は4.4%、株主資本配 6.発行済株式総数、資本金等の推移 年 月 日 発 行 済 株 式 総 数 増 減 数 445 千株 資 本 金 残 高 増 減 額 残 高 資 本 準 備 金 増 減 額 摘 要 残 高 平成 7 年 4 月 1日∼ 8 年 3 月 31日 平成 8 年 4 月 1日∼ 9 年 3 月 31日 6,965 674,873 2,535,483 59,974,411 2,535,483 35,503,017 転換社債の株式転換 平成 9 年 4 月 1日∼ 10 年 3 月 31日 119 674,992 43,499 60,017,911 43,499 35,546,517 転換社債の株式転換 667,907 千株 161,998 千円 57,438,928 千円 161,998 千円 32,967,534 千円 転換社債の株式転換 (注)平成 12 年 4 月1日から平成 12 年 5 月31日までの間に、転換社債の転換により、発行済株式総数が 6 千株、資本金及び資本準備金がそれぞれ 2,499 千円増加しております。 7.社債の発行状況 銘 柄 発 行 年 月 日 発 行 総 額 利 率 転 換 価 額 (資本組入額) 償 還 期 限 年 1.6% 1,039 円 60 銭 (520 円) 住友海上火災保険株式会社 第 2 回無担保転換社債 昭和 62 年 12 月 14 日 住友海上火災保険株式会社 第 3 回無担保転換社債 平成 7 年 8 月 10 日 20,000 1.1 住友海上火災保険株式会社 第 4 回無担保転換社債 平成 7 年 8 月 10 日 25,000 1.2 20,000 百万円 転 換 状 況 転換社債残高 転 換 率 平成 15 年 3 月 31 日 12,850 百万円 35.8% 728 円 (364 円) 平成 14 年 3 月 29 日 17,268 13.7 728 円 (364 円) 平成 16 年 3 月 31 日 22,250 11.0 (注)転換価額 (資本組入額) 、転換社債残高及び転換率は、平成 12 年 3 月31日現在のものです。 8.株式事務 決 算 期 日 3月31日 定時株主総会 毎年4月1日から4カ月以内に開催します。 基 定時株主総会において権利を行使することが 公告掲載新聞 日本経済新聞 できる株主は毎年3月31日現在の株主とします。 上場証券取引所 東京、大阪、名古屋及び京都の各証券取引所 準 日 名義書換代理人 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友信託銀行株式会社 75 当社及び子会社等の概況(平成 12 年 3 月31 日現在) 当社及び子会社等の主要な事業の内容と組織の構成 当社及び子会社等において営まれる主な事業の内容と、各子会社等の当該事業における位置づけは次のとおりです。 1.主要な事業の内容 (1)損害保険業 トメント・アンド・マネジメント (バミューダ) リミ ついては、住海ビルサービス株式会社等に 損害保険業及び損害保険関連事業 テッドが営んでおり、投資顧問業について 委託しており、電子計算機端末操作業務 損害保険業については、当社ならびにザ・ は、住友海上アセットマネジメント株式会社 等の事務代行・計算関連事業については、 スミトモ・マリン・アンド・ファイア・インシュア 等の子会社が営んでいます。また信用保証 住友海上スタッフサービス株式会社等に委 ランス・カンパニー (ヨーロッパ) リミテッドをは 業務・個人ローン業務、不動産投資業務 託しています。その他、子会社等が営んで じめとする子会社等が営んでいます。また、 など、その他資産運用関連事業について いる事業として、住友海上エイジェンシー・ 損害保険業に関連して損害調査業務、保 は、当社ならびに住友海上ローンサービス サービス株式会社が営んでいる損害保険 険管理業務等の一部を住友海上損害調 株式会社、スミトモ・マリン・リアルティ (ユ 代理店経営の指導・援助・相談業務、株 査株式会社、スミトモ・マリン・マネジメント ー・エス・エー) インク等の子会社が営んで 式会社住友海上リスク総合研究所が営ん います。 でいる調査・研究業務等があります。 (ユー・エス・エー) インク等の子会社に委 (2)生命保険業 託しています。 総務・事務代行等関連事業 資産運用関連事業 当社は、当社業務に係る事務の一部を子 生命保険業については、子会社である住友 有価証券投資事業については、当社なら 会社等に委託しています。このうち、当社 海上ゆうゆう生命保険株式会社が営んで びに子会社であるスミトモ・マリン・インベス 所有不動産の管理等の総務関連事業に います。 2.組織の構成 損害保険業 損害保険業及び 損害保険関連事業 17 社 損害保険関連事業 住 友 海 上 火 災 保 険 株 式 会 社 資産運用関連事業 7社 ザ・スミトモ・マリン・アンド・ファイア・インシュアランス・カンパニー(ヨーロッパ)リミテッド ピー・ティー・アシュランシ・スミトモ・マリン・アンド・プール 他 4 社 住友海上損害調査株式会社 スミトモ・マリン・マネジメント(ユー・エス・エー)インク 有価証券投資事業 スミトモ・マリン・インベストメント・アンド・マネジメント(バミューダ)リミテッド 投資顧問業 住友海上アセットマネジメント株式会社 他 2 社 住友海上ローンサービス株式会社 損害保険業 その他資産運用関連事業 36 社 清友商事株式会社 スミトモ・マリン・リアルティ(ユー・エス・エー)インク 住海ビルサービス株式会社 総務関連事業 大住商事株式会社 錦商事株式会社 住海本社管理株式会社 総務・ 事務代行等関連事業 12 社 住友海上スタッフサービス株式会社 事務代行・計算関連事業 住友海上情報サービス株式会社 住友海上システム開発株式会社 その他の事業 76 生命保険業 1社 他9社 住友海上エイジェンシー・サービス株式会社 株式会社住友海上リスク総合研究所 他 3 社 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社 会社概要 子会社等に関する事項 会 社 名 所在地 資本金 事業の内容 設立年月日 当 社 の 当社の子会社 出資割合 等の出資割合 住友海上スタッフサービス株式会社 東京都中央区 50 百万円 電子計算機端末操作業務 及び労働者派遣業務 昭和 44 年 5月 1日 100% –% 住友海上情報サービス株式会社 東京都八王子市 50 百万円 電子計算機操作業務 昭和 49 年 9 月 24 日 100% –% 住友海上損害調査株式会社 東京都江東区 50 百万円 自動車保険の損害調査業務 昭和 50 年 8月 4日 100% –% 住海ビルサービス株式会社 東京都江東区 10 百万円 不動産管理業務 昭和 56 年 12 月 14 日 100% –% 住友海上アセットマネジメント株式会社 東京都中央区 9 億円 投資顧問業、 証券投資信託委託業 昭和 61 年 4月 1日 100% –% 住友海上エイジェンシー・サービス株式会社 東京都中央区 20 百万円 損害保険代理店経営の 指導・援助・相談業務 昭和 61 年 4月 1日 100% –% 住友海上システム開発株式会社 東京都八王子市 50 百万円 ソフトウェアの開発業務 平成 2年 7月 2日 100% –% 住友海上ゆうゆう生命保険株式会社 東京都中央区 100 億円 生命保険業 平成 8年 8月 8日 100% –% 住海本社管理株式会社 東京都中央区 20 百万円 ビル管理業務 昭和 62 年 12 月 1日 50% –% 大住商事株式会社 東京都中央区 10 百万円 福利厚生業務 昭和 29 年 9 月 27 日 10% 90% 錦商事株式会社 東京都江東区 10 百万円 社宅等の管理業務 昭和 40 年 5月 1日 10% 90% 住友海上ローンサービス株式会社 東京都中央区 50 百万円 信用保証業務、 個人ローン業務 昭和 51 年 10 月 14 日 10% 72% 株式会社住友海上リスク総合研究所 東京都中央区 2 億円 リスク等に関する調査研究、 平成 コンサルティング業務 10% 37% 清友商事株式会社 東京都江東区 10 百万円 不動産賃貸業務 7% 93% 6日 100% –% ザ・スミトモ・マリン・アンド・ファイア・インシュアランス・ イギリス カンパニー(ヨーロッパ)リミテッド ロンドン スミトモ・マリン・インベストメント・アンド・マネジメント (バミューダ)リミテッド 10 百万英ポンド 損害保険業 5年 1月 4日 昭和 35 年 3月 1日 昭和 50 年 10 月 バミューダ ハミルトン 3,540 万米ドル 有価証券投資業務及び 管理代行業務 昭和 51 年 1 月 19 日 100% –% スミトモ・マリン・マネジメント(ユー・エス・エー)インク アメリカ ニューヨーク 5 百万米ドル 保険管理業務 昭和 62 年 9 月 24 日 100% –% スミトモ・マリン・リアルティ(ユー・エス・エー)インク アメリカ ニューヨーク 2,935 万米ドル 不動産投資業務 昭和 63 年 10 月 21 日 100% –% ピー・ティー・アシュランシ・スミトモ・マリン・アンド・プール インドネシア ジャカルタ 損害保険業 平成 2 年 10 月 30 日 72% –% 150 億 インドネシアルピア 77 従業員の状況 1.従業員の状況(平成 12 年 3 月31 日現在) 2.定期採用の推移 平均年齢 36.8 歳 平均勤続年数 10.0 年 平成 7,468 名 平成 従業員数 7,290,856 円 平均年間給与 (注)1. 従業員数は就業人員です。 2. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。 総合職 一般職 合 計 8年 127 名 241 名 368 名 9年 105 名 180 名 285 名 平成 10 年 58 名 105 名 163 名 平成 11 年 46 名 144 名 190 名 平成 12 年 50 名 120 名 170 名 3.採用方針 4.福利厚生 金融業界の自由化を迎え、業界再編に向けての様々な変化に即 法律で定められている福利厚生制度のほか、以下の諸制度を実施 応できる感性・意欲・実行力に満ち、かつ自らの発想力・行動力・ しています。 実現力を持って新しい時代を切り開いていける人材、また自由化 ●慶弔金、災害見舞金支給制度 ●私傷病等互助制度 の進展に伴い国際的な基準での判断が要求される今、世界的な ●財産形成各種制度 ●住宅資金貸付制度 視点で物事が考えられるような人材の確保を目指しています。 ●厚生年金基金 ●教育資金貸付制度 ●育児・介護休業制度 ●従業員持株会 ●長期勤続者特別休暇制度 ●フレッシュアップ休暇制度 ●遺族年金など福祉関連諸制度 ●健康特別休暇制度 ●単身赴任者関連諸制度 ●会社所有の保養施設 5.社員教育研修 経営環境の急激な変化や顧客ニーズの多 に重点を置き、社員全層のパワーアップに など、新たな教育方法を採用しています。 様化に迅速・的確に対応していくため、創 つながる新たな制度として、 「実務知識認 今後は「実務知識認定制度」 「集合研修」 「実務知識認定制度」は社員の情報活用 プロフェッショナルな人材の育成をする社 員研修・能力開発体系としています。 力向上を目的とした業界初の「パソコン資格 平成12年度からは、特に自らの役割を果 制度」 、社員が必要に応じて自らの強みを たし成果につなげることのできる社員育成 伸ばし、弱みを克服できる 「社内通信講座」 本店研修 階 層 別 研 修 部店長 次課支社所長 階 層 別 研 修 課支社所長代理以下 営業所営業担当者 一般職・事務社員 階 層 別 研 修 新入社員 78 「OJT」を能力開発の3本柱とし、更に実 定制度」 をスタートさせました。 造力、実践力そして高い専門力を備えた 人事制度 本部・部店研修 社外研修 践的な社員研修・能力開発体系の構築を 目指します。 実務知識認定制度 多 面 評 価 テ ー マ 別 研 修 ・ 統 轄 部 主 催 研 修 統 轄 部 講 師 に よ る 出 張 研 修 部 店 自 主 研 修 損 保 総 研 通 信 ・ 損 保 講 座 等 パ ソ コ ン 資 格 社 内 通 信 講 座 目 標 チャレン ジ( 自 己 啓 発 目 標 ) 損 保 代 理 店 ・ 生 保 募 集 人 資 格 F P 関 連 A F P 他 証 券 外 務 員 特 別 会 員 社 外 の 資 格 ・ 検 定 社外・社内の監査・検査体制/設備の状況 会社概要 社外・社内の監査・検査体制 (1) 保険会社は公共性が高く、経営の健全性を期することが社会 (2) 社外の監査・検査として、①保険業法に基づく金融庁及び大蔵 的に強く要請されているため、商法・証券取引法に基づく規定 省財務局の検査 のほか、保険業法等の諸法令による規制を受けています。 日監査法人) の監査などを受けています。また、社内について 株主・契約者等の利益の保護と損害保険事業の健全な発展を は、①商法に基づく監査役の監査 期するために、①保険会社・代理店の日常業務の法令遵守状 を実施しています。 況 ②商法・証券取引法に基づく監査法人(朝 ②検査部による社内検査 ②資産運用・保険引受・システム・事務等各分野の「リスク 管理」状況について種々の監査・検査が行われています。 設備の状況 1.設備投資等の概要 2.営業用設備の状況(平成 12 年 3 月31日現在) 平成11年度の設備投資は、営業店舗網の整備ならびに業務の効 土 地 率化及び顧客サービスの充実を主眼に実施しました。 このうち主なものは、近畿ビルをはじめとする国内店舗に係る土地 購入・建物新築(28億円) ならびにパソコンネットワーク関連機器を はじめとするコンピュータ関連機器の購入(27億円) であり、これら 主なものに係る当期中の投資総額は55億円です。 面 積 110,786m 5,530) 2 ( (注)1. 土地の面積欄の下段 ( 建 物 動 産 帳簿価額 帳簿価額 帳簿価額 20,540 百万円 37,902 百万円 15,796 百万円 ) 内は賃借面積を示し、上段の数字には含まれません。 2. 営業用・賃貸用併用設備については、それぞれの使用延床面積による按分により面積及び帳簿価 額を算出し、営業用に係るものを上記に記載しています。 3. 上記のほか、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。 設 備 名 大阪ビル (大阪府大阪市中央区) 日本橋ビル (東京都中央区) 高井戸ビル(東京都杉並区) 神戸ビル (兵庫県神戸市中央区) 神田ビル (東京都千代田区) 土 地 建 物 面 積 帳簿価額 帳簿価額 1,766m2 1,782 5,016 1,017 – 1,344 百万円 33 8 616 – 2,277 百万円 799 1,391 2,593 379 79 歴史と沿革 昭和 17 年 大阪保険 大阪火災 大阪火災海上運送 大阪海上火災 明治 26 年 明治 32 年 明治 40 年 大正 5 年 摂津海上 摂津海上火災 大正 8 年 昭和 5 年 大阪住友海上火災 住友海上火災 昭和 19 年 扶桑海上 扶桑海上火災 住友海上火災 大正 6 年 大正 9 年 昭和 15 年 昭和 29 年 年 表 昭和 19 年 「大阪海上」 と 「住友海上」が合併し、大阪 住友海上火災保険株式会社設立 20 年 本社を東京に移転 29 年 ロンドン駐在員事務所開設 商号を住友海上火災保険株式会社と改 56 年 総資産 5,000 億円となる ホンコンに The Sumitomo Property & Casualty Insurance Co.(H.K.)Ltd.設立 シカゴ、サンフランシスコ、パリ各駐在員 本社を東京都中央区八重洲に移転 事務所開設 開設 「住宅総合保険」発売 京都支店ビル竣工 57 年 新潟支店、和歌山支店、九州支店各ビル 平成元年 総資産 1 兆 5,000 億円となる ミラノ、アムステルダム、ブリュッセル、ボ ゴダ各駐在員事務所開設 「 (積立) 夫婦ペア総合保険」 、 「 (積立) 青年 アクティブライフ総合保険」 、 「介護費用保 険」 、 「積立生活総合保険」発売 2 年 総資産 2 兆円となる 関西本部を大阪本社に昇格 「積立夫婦ペア総合保険」が「日経優秀製 竣工 品・サービス賞」 を受賞 北京、メキシコ各駐在員事務所開設 第 1 回無担保新株引受権付社債発行 「店舗総合保険」発売 「学生総合保険」 「 ホールインワン保険」 千葉に住友海上総合研修所完成 静岡支店ビル竣工 「自家用自動車総合保険」 「家族傷害保険」 愛媛支店ビル、大阪ビル竣工 「地震保険」発売 神田ビル竣工 「長期総合保険」発売 総資産 1,000 億円となる 発売 58 年 高井戸ビル竣工 「海外駐在員総合保険」発売 59 年 創業 90 年記念配当実施 シドニー駐在員事務所開設 札幌支店ビル竣工 仙台支店ビル竣工 全国オンライン網完成 47 年 中国人民保険公司と業務提携 48 年 ロサンゼルス、シンガポール、ジャカルタ 各駐在員事務所開設 49 年 総資産 2,000 億円となる デュッセルドルフ駐在員事務所開設 50 年 財団法人住友海上福祉財団設立 八王子事務センター稼働 バンコク、サンパウロ、クアラルンプール 各駐在員事務所開設 「自家用自動車保険」発売 51 年 英国に The Sumitomo Marine & Fire (Europe) Insurance Co. Ltd.設立 52 年 総資産 3,000 億円となる 「積立女性保険」発売 60 年 「積立女性保険」が「日経優秀製品・サービ ス賞」 を受賞 秋田支店ビル竣工 台北、デトロイト各駐在員事務所開設 第 1 回無担保転換社債発行 「積立動産総合保険」発売 61 年 総資産 1 兆円となる トロント駐在員事務所開設 「積立普通傷害保険」 「積立家族傷害保険」 「医療費用保険」発売 62 年 横浜支店ビル竣工 マニラ駐在員事務所開設 「積立労働災害総合保険」 、 「積立介護費用 保険」 、 「積立所得補償保険」発売 3 年 栃木支店、金沢支店各ビル竣工 ホノルル、ジェッダ各駐在員事務所開設 「代理店オンラインシステム」の運用を 開始 資産運用情報系システムを導入 「会社役員賠償責任( D&O)保険」 、 「 積立 いきいき生活傷害保険」発売 4 年 「さわやかネットサービス」スタート 埼玉支店ビル竣工 労働大臣賞受賞 「年金払積立傷害保険」発売 5 年 「住友海上リスク総合研究所」設立 創業 100 年記念配当実施 創業 100 年を迎え、創業 100 年記念式典 を東京両国国技館で開催 アトランタ駐在員事務所開設 一県一支店体制が確立 鹿児島支店ビル竣工 S&P 社、ムーディーズ社からトリプル A の 山梨支店、熊本支店各ビル竣工 神戸市に住吉研修所完成 格付けを取得 53 年 浜松支店ビル、新居浜支店ビル竣工 63 年 東京都中央区新川に本店新社屋竣工、本 広州、上海、大連各駐在員事務所開設 6 年 三田コンピュータセンター竣工 ソウル駐在員事務所開設 社を移転 厚木市に住友海上記念グラウンド竣工 マドリッド、ウォーレン各駐在員事務所 東陽町、名古屋各ビル竣工 開設 A-ONE(立川)ビル取得 西東京支店、北九州支店、茨城支店各ビ ユーロドル建ワラント債発行 ハノイ、深 ル竣工 本店ビルが「インテリジェント・アワード」 54 年 総資産 4,000 億円となる クウェート駐在員事務所開設 「積立ファミリー交通傷害保険」発売 80 カラカス駐在員事務所開設 める 30 年 「自動車損害賠償責任保険」発売 32 年 ニューヨーク、ホンコン各駐在員事務所 36 年 37 年 38 年 41 年 42 年 44 年 46 年 55 年 岡山支店ビル竣工 優秀賞を受賞 「 (積立) こども総合保険」 「財形傷害保険」 発売 しらかわホールオープン 各駐在員事務所開設 会社概要 最近の主な新商品の開発、約款・料率の改定 平成 8 年 1 月 ・地震保険の改定 引受限度額の引き上げ、家財の損害認定方法の改善、家財半損時の 保険金支払割合の引き上げ ・火災保険特定割引制度の改定 ・自動車保険車両料率クラス制度の改定 3 月 ・ボランティア活動保険発売 7 月 ・年金払積立傷害保険、財形傷害保険の予定利率を変更 7 年 阪神・淡路大震災発生に対し、地震対策本部を設 置して対応 「百年史」本史を刊行 三田コンピュータセンター稼働 「UNEP・保険業界環境声明」 に署名 前橋、広島共同、浅草寿町各ビル竣工 ホーチミン駐在員事務所開設 8 年 FAX-OCR による事故受付センターを開設 インターネットにホームページを開設 「住友海上ゆうゆう生命保険」設立 台場「デックス東京ビーチ」竣工 八戸、四日市各ビル竣工 9 年 代理店システム「 Wing21」を開発 新自動車事故サービスシステム 「ACTIVE」稼働 パソコンネットワーク 「SKY ネット」稼働 休日事故アドバイスサービス開始 海外旅行傷害保険自動販売機を成田空港に設置 MM21「クイーンズスクエア横浜」竣工 世田谷道場竣工 川越、久留米、山形、丸亀各ビル竣工 ウィーン、ヤンゴン、ムンバイ (ボンベイ)各駐在 員事務所開設 10 年 アフター 5 事故アドバイスサービス開始 社内衛星放送「SKY-TV」放映開始 ラブアン駐在員事務所開設 千葉、神戸、徳島、岡崎共同各ビル竣工 代理店パソコンネットワーク 「代理店 SKY ネット」 稼働 11 年 アイルランド・ダブリンに再保険会社設立 「住友海上アセットマネジメント」拡充 静岡ビル竣工 12 年 住友生命と業務提携 三井海上と合併合意 ペルー駐在員事務所開設 堺、長野各ビル竣工 ・火災保険付加率アドバイザリー制度実施 8 月 ・旅程保証責任保険発売 9 月 ・傷害保険、積立保険、介護費用保険の約款及び特約の明確化・平易化 ・初回保険料口座振替に関する特約の新設 11 月 ・海外旅行傷害保険の約款及び特約の明確化・平易化 9 年 1 月 ・航空便遅延費用担保特約発売 2 月 ・廃棄物排出事業者向け環境汚染賠償責任保険発売 3 月 ・保険仲立人(保険ブローカー)賠償責任保険発売 5 月 ・自動車損害賠償責任保険の改定 平均 7.7% 保険料を引き下げ 7 月 ・国内旅行傷害保険の改定 8 月 ・保険料クレジットカード払いの新設 9 月 ・積立保険の予定利率を変更 ・積立保険料割合の上限引き上げ 11 月 ・入院保険金及び通院保険金の 7日間 2 倍支払特約発売 ・労働災害総合保険の約款・特約の明確化・標準料率化 12 月 ・団体長期障害所得補償保険債務返済支援特約発売 10 年 1 月 ・企業分野商品の特約自由化・標準料率化 2 月 ・自動車保険「対物無制限」発売 3 月 ・積立保険の予定利率を変更 5 月 ・自動車保険、火災保険、傷害保険の改定 7 月 ・算定会料率順守義務の撤廃 ・自動車保険「オートエース」発売 ・積立普通傷害保険「新風エース」発売 「テナントパートナー」 発売 8月 ・ 「女性保険」 発売 9月 ・ ・企業分野火災保険の特約自由化・料率適用弾力化 10 月 ・年金払積立傷害保険の予定利率を変更 「総合自動車保険 AAP」発売 11 月 ・ 「STEP」 発売 11 年 1 月 ・ 3 月 ・積立保険の予定利率を変更 「S パック」 発売 4月 ・ ・火災保険長期係数改定 「ホーム総合保険」 発売 5月 ・ 6 月 ・自動車保険「もどリッチ」発売 ・ 「ハーフバック」 発売 「福利厚生制度費用保険」発売 7月 ・ ・海賊保険「PAX」発売 「主婦サポートプラン」発売 10 月 ・ 12 年 3 月 ・年金払積立傷害保険の改定 6 月 ・新所得補償保険「メディカバー」発売 ・女性保険 「ハーフバックプラン」 発売 ・ 「ホーム総合保険」改定 81 会社組織(平成 12 年 8 月1日現在) 会社概要 当社の組織は、本店、大阪本社、本部、部・支店 さらにその管下に設置した課 (チーム) ・支社、サービスセンター、営業所で構成しています。 本 店 株主総会 当社の業務全般を統轄するとともに、管下の部・支店を統轄しています。 保険計理人 大 阪 本 社 関西地区の業務全般を統轄しています。 営 業 本 部 全国に10本部設置し、管下の部・支店を統轄しています。 営業部・支店 全国の主要都市に設置し、それぞれの営業管轄区を担当するとともに、管下の課(チーム) ・支社・営業所を統轄しています。 取締役会 監査役 監査役会 経営戦略会議 経営執行会議 関 西 営業本部 西 兵 庫 支 店 神 戸 自 動 車 営 業 部 神 戸 支 店 滋 賀 支 店 京 都 第 一 支 店 京 都 支 店 和 歌 山 支 店 奈 良 支 店 大 阪 南 支 店 大 阪 中 央 支 店 大 阪 北 支 店 第 三 事 故 サ ー ビ ス 部 第 二 事 故 サ ー ビ ス 部 金 融 法 人 部 自 動 車 営 業 第 二 部 自 動 車 営 業 第 一 部 営 業 第 五 部 営 業 第 四 部 営 業 第 三 部 営 業 第 二 部 営 業 第 一 部 第 業 経 総 一 務 理 務 事 部 部 部 故 サ ー ビ ス 部 総 合 営 業 第 四 部 総 合 営 業 第 三 部 総 合 営 業 第 二 部 総 合 営 業 第 一 部 船 舶 航 空 保 険 部 開 発 室 82 鹿 児 島 支 店 熊 本 支 店 長 崎 支 店 佐 賀 支 店 大 分 支 店 官 公 営 業 第 二 部 官 公 営 業 第 一 部 開 発 営 業 部 本 店 営 業 第 五 部 本 店 営 業 第 三 部 本 店 営 業 第 二 部 本 店 営 業 第 一 部 本 店 自 動 車 事 故 サ ー ビ ス 部 国 際 ブ ロ ー カ ー 営 業 室 本 欧 米 国 事 営 店 州 州 際 務 業 業 部 部 部 企 シ 務 画 ス 部 部 テ ム 部 ブ ロ ッ ク 営 業 推 進 室 情 海 自 火 企 販 報 損 動 災 業 売 シ 部 車 新 開 制 ス 事 種 発 度 テ 故 事 部 業 ム サ 故 務 部 ー サ 部 ビ ー ス ビ 業 ス 務 部 部 中 国 室 国 際 室 コ ン プ ラ イ ア ン ス 推 進 室 本店 九州営業本部 宮 崎 支 店 金 融 法 人 部 金 融 企 画 室 大阪本社 沖 縄 支 店 北 九 州 支 店 中・四国営業本部 福 岡 自 動 車 営 業 部 福 岡 支 店 リ ス ク マネジメント 企 画 本 部 自 動 車 営業本部 九 州 支 店 九 州 事 故 サ ー ビ ス 部 新 居 浜 支 店 西 日 本 海 上 営 業 部 愛 媛 支 店 高 知 支 店 徳 島 支 店 四 国 支 店 山 口 支 店 広 島 支 店 鳥 取 支 店 関東甲信越営業本部 島 根 支 店 岡 山 支 店 中 ・ 四 国 事 故 サ ー ビ ス 部 山 梨 支 店 茨 城 南 支 店 茨 城 自 動 車 営 業 部 茨 城 支 店 群 馬 支 店 栃 木 支 店 長 野 支 店 新 潟 支 店 北海道 営業本部 東北営業本部 関 東 甲 信 越 事 故 サ ー ビ ス 部 青 森 支 店 秋 田 支 店 福 島 支 店 盛 岡 支 店 山 形 支 店 仙 台 支 店 東 北 事 故 サ ー ビ ス 部 北 海 道 第 二 支 店 北 海 道 第 一 支 店 北 海 道 自 動 車 営 業 部 札 幌 支 店 営 業 推 進 部 東 京 自 動 車 営 業 第 二 部 東 京 自 動 車 営 業 第 一 部 自 動 車 営 業 推 進 部 代 理 店 サ ポ ー ト セ ン タ ー 自 動 車 保 険 部 傷 害 ・ 長 期 保 険 部 パ ー ソ ナ ル 企 画 部 貨 物 保 険 部 自 動 車 R M セ ン タ ー 4傷 0害 1・ k疾 事病 業保 準険 備室 室 お 客 様 セ ン タ ー 事 務 管 理 室 保 有 再 保 険 部 火 災 新 種 保 険 部 企 業 営 業 推 進 部 団リ 体ス 支ク 援コ 室ン サ ル テ ィ ン グ 室 福 井 支 店 富 山 支 店 金 沢 支 店 浜 松 支 店 静 岡 支 店 三 重 支 店 岐 阜 支 店 愛 知 東 支 店 ス 審 投 ト 査 信 ラ 室 販 ク 売 チ 室 ャ ー ド ・ フ ァ イ ナ ン ス 室 総 人 検 統 務 事 査 合 部 部 部 推 進 室 情文 報書 セ法 ン務 タ室 ー 首 都 圏 営業本部 中部本部 北 海 道 事 故 サ ー ビ ス 部 経 総 運 財 広 理 合 用 務 報 部 金 管 企 部 融 理 画 サ 部 部 ー ビ ス 部 愛 知 支 店 名 古 屋 自 動 車 営 業 部 名 古 屋 支 店 中 部 事 故 サ ー ビ ス 部 中 部 業 務 部 神 奈 川 西 支 店 神 奈 川 中 央 支 店 神 奈 川 自 動 車 営 業 部 横 浜 支 店 千 葉 北 支 店 千 葉 自 動 車 営 業 部 千 葉 支 店 埼 玉 西 支 店 社 長 室 人 事 相 談 室 二 〇 〇 〇 年 問 題 対 策 推 進 室 東 京 営業本部 埼 玉 自 動 車 営 業 部 埼 玉 支 店 首 都 圏 事 故 サ ー ビ ス 部 西 東 京 支 店 東 京 中 央 支 店 東 東 京 支 店 東 京 支 店 東 京 自 動 車 事 故 サ ー ビ ス 部 83 国内ネットワーク(平成 12 年 8 月14 日現在) ひろがるサービス拠点をむすんで、万全のサービスを提供します。 店 舗 北海道第一支店 本店 (東京) 大阪本社 他 67 支店 支社 212 事故サービスセンター 136 ※ 代理店 51,315(平成 12 年 3 月31日現在) 札幌支店・北海道第二支店 ※本店・札幌・仙台・大宮・千葉・横浜・上野・名古屋・大阪・京都・神戸・岡 山・福岡・北九州には、複数のサービスセンターがあるため、合計 136と なります。 福島支店 新潟支店 秋田支店 栃木支店 青森支店 群馬支店 盛岡支店 長野支店 山形支店 富山支店 仙台支店 鳥取支店 金沢支店 神戸支店 福井支店 西兵庫支店 岡山支店 島根支店 広島支店 埼玉支店 山口支店 茨城南支店 茨城支店 千葉北支店 大分支店 千葉支店 北九州支店 東東京支店 九州支店・福岡支店 本店・東京支店 東京中央支店 埼玉西支店 横浜支店・神奈川中央支店 長崎支店 佐賀支店 西東京支店 熊本支店 神奈川西支店 山梨支店 鹿児島支店 宮崎支店 愛媛支店 新居浜支店 沖縄支店 84 浜松支店 奈良支店 高知支店 大阪本社 四国支店 大阪中央支店 滋賀支店 岐阜支店 徳島支店 大阪北支店 三重支店 愛知東支店 事故サービスネットワーク 札幌火災新種サービスセンター 札幌自動車サービスセンター 旭川サービスセンター 苫小牧サービスセンター 釧路サービスセンター 青森サービスセンター 八戸サービスセンター 盛岡サービスセンター 仙台火災新種サービスセンター 仙台自動車サービスセンター 秋田サービスセンター 山形サービスセンター 郡山サービスセンター 福島サービスセンター 水戸サービスセンター 土浦サービスセンター 鹿島サービスセンター 宇都宮サービスセンター 小山サービスセンター 群馬サービスセンター 大宮火災新種サービスセンター 大宮自動車サービスセンター 熊谷サービスセンター 川越サービスセンター 千葉火災新種サービスセンター 千葉自動車サービスセンター 木更津サービスセンター 成田サービスセンター 静岡支店 大阪南支店 和歌山支店 011-231-5322 011-231-5103 0166-22-2874 0144-34-4782 0154-25-2684 017-722-1452 0178-43-4120 019-624-3613 022-263-3118 022-263-3114 018-865-0566 023-624-1830 024-932-0052 024-523-0320 029-224-1719 0298-22-4761 0299-82-4451 028-635-5871 0285-23-3251 027-224-8086 048-641-1983 048-644-5421 0485-22-6141 0492-44-5115 043-225-6750 043-225-2711 0438-22-2325 0476-92-3355 船橋サービスセンター 047-431-3931 本店火災新種サービスセンター 03-3297-6469 本店自動車サービスセンター 03-3297-6452 東京サービスセンター 03-5352-5811 池袋サービスセンター 03-3985-5871 上野サービスセンター 03-3843-0657 新宿サービスセンター 03-3347-2811 城南サービスセンター 03-3491-8201 西東京サービスセンター 042-526-7233 厚木サービスセンター 046-223-2116 平塚サービスセンター 0463-23-1371 川崎サービスセンター 044-246-1510 横浜火災新種サービスセンター 045-671-7230 横浜自動車サービスセンター 045-671-7033 関東甲信越火災新種サービスセンター 新潟サービスセンター 山梨サービスセンター 長野サービスセンター 松本サービスセンター 富山サービスセンター 北陸火災新種サービスセンター 金沢自動車サービスセンター 福井サービスセンター 岐阜サービスセンター 静岡火災新種サービスセンター 静岡自動車サービスセンター 沼津サービスセンター 浜松火災新種サービスセンター 浜松自動車サービスセンター 愛知支店・名古屋支店 京都支店・京都第一支店 03-3297-6779 025-228-5285 055-235-2785 026-225-5010 0263-32-0154 076-441-9469 076-222-8730 076-222-5621 0776-22-7870 058-265-0331 054-273-5138 054-273-5137 0559-62-3093 053-454-1671 053-454-1473 名古屋火災新種サービスセンター 名古屋自動車サービスセンター 岡崎サービスセンター 一宮サービスセンター 春日井サービスセンター 豊橋サービスセンター 三重サービスセンター 滋賀サービスセンター 大阪火災新種サービスセンター 大阪自動車サービスセンター 京阪サービスセンター 泉州自動車サービスセンター 関西火災新種サービスセンター 大阪北サービスセンター 大阪中央サービスセンター 大阪東サービスセンター 阿倍野橋サービスセンター 堺サービスセンター 岸和田サービスセンター 京滋火災新種サービスセンター 京都自動車サービスセンター 神戸火災新種サービスセンター 神戸自動車サービスセンター 尼崎サービスセンター 姫路サービスセンター 奈良サービスセンター 和歌山サービスセンター 052-223-4134 052-223-4131 0564-21-8001 0586-71-1361 0568-83-5868 0532-54-5365 0593-51-1380 077-583-7242 06-6233-0108 06-6233-0052 06-6991-3601 0722-29-6123 06-6233-0125 06-6233-0256 06-6233-0094 06-6233-0101 06-6772-1500 0722-23-4550 0724-38-6685 075-343-6004 075-343-6102 078-331-8500 078-331-8509 06-6488-5900 0792-88-3520 0742-36-5870 073-431-5366 島根サービスセンター 鳥取サービスセンター 岡山火災新種サービスセンター 岡山自動車サービスセンター 倉敷サービスセンター 広島火災新種サービスセンター 広島自動車サービスセンター 福山サービスセンター 山口サービスセンター 四国火災新種サービスセンター 四国自動車サービスセンター 丸亀サービスセンター 高知サービスセンター 徳島サービスセンター 愛媛サービスセンター 新居浜サービスセンター 北九州サービスセンター 福岡火災新種サービスセンター 福岡自動車サービスセンター 久留米サービスセンター 大分サービスセンター 佐賀サービスセンター 長崎サービスセンター 熊本サービスセンター 鹿児島サービスセンター 宮崎サービスセンター 沖縄サービスセンター 0852-21-4410 0857-24-7244 086-225-9002 086-225-0412 086-422-4505 082-224-1016 082-224-1015 0849-22-6401 083-924-5944 087-861-1896 087-861-1888 0877-25-2744 088-825-4501 088-622-1471 089-943-4100 0897-33-3182 093-511-4911 092-472-9023 092-472-9159 0942-33-1935 097-534-9566 0952-22-9313 095-826-3243 096-366-5511 099-226-8051 0985-29-3414 098-862-1911 で行っています。 ※夜間・休日の事故受付は、住友海上安心ダイヤル (フリーダイヤル 0120-188924) 会社概要 営業ネットワーク 本店 〒104-8252 東京都中央区新川 2-27-2 大阪本社 〒540-8677 大阪市中央区北浜 4-5-33 札幌支店 〒060-8609 札幌市中央区北一条西 7-1 小樽支社 札幌北支社 札幌中央支社 神奈川中央支店 〒231-0023 横浜市中区山下町 70-3 1045-671-7231 川崎支社 新横浜支社 藤沢支社 溝ノ口支社 西兵庫支店 103-3297-1111 106-6220-2867 神奈川西支店 奈良支店 1011-231-5105 横浜支店 北海道第一支店 〒070-0035 旭川市五条通 10-854-1 10166-26-3171 旭川支社 岩見沢支社 北見支社 滝川支社 北海道第二支店 〒060-8609 札幌市中央区北一条西 7-1 1011-231-5104 帯広支社 釧路支社 千歳支社 苫小牧支社 函館支社 青森支店 〒030-0802 青森市本町 1-2-20 1017-722-1451 青森支社 八戸支社 弘前支社 三沢支社 盛岡支店 〒020-0034 盛岡市盛岡駅前通 16-21 1019-624-3735 北上支社 盛岡第一支社 盛岡第二支社 仙台支店 〒980-8586 仙台市青葉区国分町 1-1-8 石巻支社 古川支社 秋田支店 〒010-0951 秋田市山王 2-1-43 秋田支社 能代支社 横手支社 〒243-0018 厚木市中町 2-6-10 1046-223-1284 厚木支社 小田原支社 相模原支社 平塚支社 町田支社 1022-263-3111 1018-865-0564 〒231-0023 横浜市中区山下町 70-3 横須賀支社 新潟支店 〒951-8052 新潟市下大川前通二ノ町 2230 1025-228-5246 三条支社 新発田支社 高田支社 長岡支社 新潟支社 長野支店 〒380-0936 長野市中御所岡田町 173-8 1026-225-5006 上田支社 駒ヶ根支社 諏訪支社 長野支社 松本支社 山梨支店 〒990-0047 山形市旅篭町 3-2-10 1023-624-1851 寒河江支社 酒田支社 鶴岡支社 山形支社 山形中央支社 福島支店 〒963-8005 郡山市清水台 1-6-21 1024-932-0459 会津若松支社 いわき支社 郡山第一支社 郡山第二支社 白河支社 福島第一支社 福島第二支社 茨城支店 富山支店 金沢支店 〒920-8721 金沢市彦三町 1-2-1 小松支社 能登支社 静岡支店 〒420-8745 静岡市呉服町 1-2 1054-273-5131 沼津支社 富士支社 藤枝支社 三島支社 浜松支店 〒430-0944 浜松市田町 226-11 掛川支社 茨城南支店 愛知支店 栃木支店 〒320-0035 宇都宮市伝馬町 1-9 1028-636-7151 足利支社 宇都宮支社 小山支社 佐野支社 群馬支店 〒371-0805 前橋市南町 3-38-1 1027-224-3010 伊勢崎支社 太田支社 高崎支社 前橋支社 埼玉支店 〒330-0841 大宮市東町 2-20 1048-644-5427 浦和支社 春日部支社 川口支社 越谷支社 埼玉西支店 〒350-1123 川越市脇田本町 17-5 10492-46-9011 川越支社 熊谷支社 所沢支社 新座志木支社 東松山支社 千葉支店 〒260-0013 千葉市中央区中央 4-7-4 木更津支社 館山支社 茂原支社 1043-225-2713 千葉北支店 〒273-0032 船橋市葛飾町 2-340 1047-437-0300 柏支社 京葉支社 佐原支社 成田支社 八千代支社 東京支店 〒104-8252 東京都中央区新川 2-27-2 103-3297-6684 大田支社 五反田支社 渋谷支社 新橋支社 千代田支社 東東京支店 〒111-0042 東京都台東区寿 4-15-7 103-3845-6322 足立支社 上野・浅草支社 江戸川支社 葛飾支社 江東支社 東京中央支店 〒163-0242 東京都新宿区西新宿 2-6-1 103-3347-1253 池袋第一支社 池袋第二支社 新宿支社 杉並支社 練馬支社 西東京支店 〒190-0012 立川市曙町 2-35-2 1042-526-7222 立川支社 西多摩支社 八王子支社 東村山支社 府中支社 1076-222-5631 10776-22-1793 〒910-0018 福井市田原 1-5-21 武生支社 福井支社 名古屋支店 10298-23-2411 1076-441-5570 〒930-0083 富山市総曲輪 1-7-15 高岡支社 砺波支社 富山支社 〒310-0011 水戸市三の丸 1-1-24 1029-224-1718 石岡支社 鹿島支社 日立支社 水戸支社 〒300-0044 土浦市大手町 9-10 下館支社 取手支社 1055-235-2700 〒400-0858 甲府市相生 2-3-16 河口湖支社 甲府支社 福井支店 山形支店 1045-671-7211 1053-454-1536 〒460-0008 名古屋市中区栄 2-9-15 1052-223-4141 〒670-0955 姫路市安田 1-68-1 10792-88-3521 加古川支社 姫路第一支社 姫路第二支社 10742-36-5861 〒630-8115 奈良市大宮町 3-4-29 橿原支社 奈良支社 和歌山支店 〒640-8153 和歌山市三木町台所町 7 田辺支社 島根支店 〒690-0049 松江市袖師町 2-38 出雲支社 浜田支社 松江支社 鳥取支店 〒680-0846 鳥取市扇町 3 鳥取支社 米子支社 1073-433-0565 10852-21-2898 10857-24-7241 岡山支店 〒700-8660 岡山市幸町 8-22 倉敷支社 児島支社 津山支社 1086-225-0413 広島支店 〒730-8555 広島市中区橋本町 10-6 尾道支社 呉支社 福山支社 1082-224-1000 山口支店 〒753-0074 山口市中央 5-2-34 1083-924-5831 岩国支社 宇部支社 下関支社 徳山支社 四国支店 〒760-8550 高松市亀井町 5-1 丸亀支社 徳島支店 〒770-0856 徳島市中洲町 2-6 徳島第一支社 徳島第二支社 1087-861-1890 1088-622-1725 高知支店 〒780-0870 高知市本町 4-2-44 高知東支社 高知西支社 1088-822-0409 愛媛支店 1089-947-5202 〒790-0003 松山市三番町 4-12-7 今治支社 大洲支社 松山支社 〒460-0008 名古屋市中区栄 2-9-15 1052-223-4161 熱田支社 一宮支社 春日井支社 名古屋中央支社 名古屋東支社 名古屋南支社 新居浜支店 愛知東支店 〒802-0004 北九州市小倉北区鍛冶町 2-5-7 飯塚支社 北九州支社 北九州中央支社 〒444-0043 岡崎市唐沢町 11-5 10564-21-3211 岡崎支社 豊橋支社 西尾支社 西三河支社 東三河支社 三重支店 〒510-0074 四日市市鵜の森 2-9-3 伊勢支社 津支社 10593-51-1381 岐阜支店 〒500-8540 岐阜市金町 5-24 1058-265-6248 大垣支社 各務原支社 東濃支社 大阪北支店 〒530-0012 大阪市北区芝田 1-4-8 106-6371-2287 茨木支社 梅田支社 川西支社 京橋支社 千里支社 枚方支社 大阪中央支店 〒541-0043 大阪市中央区高麗橋 4-4-9 106-6233-0123 阿倍野橋支社 難波支社 東大阪支社 淀屋橋支社 大阪南支店 〒590-0075 堺市南花田口町 2-3-20 10722-24-3385 (平成 12 年 9 月から 〒590-0952 堺市市之町東 6-2-9 1 同上) 岸和田第一支社 岸和田第二支社 堺東支社 堺西支社 滋賀支店 〒520-0043 大津市中央 3-1-8 大津支社 彦根支社 守山支社 〒792-0004 新居浜市北新町 9-11 10897-33-3213 北九州支店 1093-541-1338 九州支店 〒812-8676 福岡市博多区博多駅前 4-2-1 1092-472-9146 大牟田支社 久留米支社 西福岡支社 博多支社 東福岡支社 南福岡支社 福岡支店 〒812-8676 福岡市博多区博多駅前 4-2-1 長崎支店 〒850-0032 長崎市興善町 2-24 諌早支社 佐世保支社 長崎支社 1092-472-3113 1095-826-3219 大分支店 〒870-0034 大分市都町 1-1-23 1097-534-2350 大分支社 大分中央支社 中津支社 佐賀支店 〒840-0816 佐賀市駅南本町 5-1 唐津支社 佐賀支社 熊本支店 〒862-8666 熊本市新屋敷 1-5-1 八代支社 10952-26-1551 1096-366-5644 1077-522-4148 鹿児島支店 〒892-0846 鹿児島市加治屋町 13-4 鹿屋支社 川内支社 京都支店 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266 1075-343-6101 宮崎支店 京都第一支店 〒880-0805 宮崎市橘通東 1-7-4 延岡支社 都城支社 宮崎支社 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266 1075-343-6116 神戸支店 〒651-0171 神戸市中央区栄町通 1-1-18 明石支社 尼崎支社 三田支社 10985-31-1211 沖縄支店 〒900-0015 那覇市久茂地 2-12-21 福知山支社 舞鶴支社 南京都支社 1078-331-8501 1099-226-8064 1098-862-1314 85 海外ネットワーク(平成 12 年 7 月 1 日現在) 会社概要 保険サービスの提供 (営業ネットワーク) 世界の損害保険会社と協力 (再保険ネットワーク) 海外元受代理店 アメリカ 当社は、企業活動のグローバル化に対応 ロンドン、北京の3都市それぞれに米州部、 さらに、海外の治安状況や投資環境など 当社は、世界各国との再保険取引を通し し、進出国の実情に即した最良の保険サ 欧州部、中国室を配置し、地域別のよりき の情報提供に加え、全世界24時間体制で て、保険マーケットの自由化に対応した安 ービスを提供するため、海外ネットワークの め細かいサービスの徹底に努めています。 お届けする緊急援助サービスや、電話医 定的な再保険カバーを確保することにより、 拡充に力を注いでいます。現在、世界29カ また現在当社は、子会社を含めて海外21 療相談などさまざまな海外支援サービスに 自然災害、企業火災、船舶、航空などの分 国・地域の43都市に駐在員事務所を配す カ国・地域で営業免許を取得し、保険の より、日本企業の国際展開を総合的にバッ 野の巨大リスクに対する元受面での引受 るとともに、17社の海外子会社等を運営す 引き受けを行うとともに、各国の有力保険 クアップしています。 能力の拡充を図っています。 る業界トップクラスの体制を整えています。 会社と提携し、世界中どこでも対応できる さらに各地域の中心として、ニューヨーク、 万全の体制で臨んでいます。 ●スミトモ・マリン・マネジメント (ユー・エス・エー) インク カナダ ●チャブ・インシュアランス・カンパ ニー・オブ・カナダ クウェート ●エッサ・アンド・アベダリ・バハマ ン・カンパニー サウジアラビア ●アラブ・コマーシャル・エンター プライズ (サウジアラビア) リミテ ッド シンガポール ●スミトモ・マリン・マネジメント (アジア) プライベート・リミテッド 香港 ●ザ・スミトモ・プロパティ・アン ド・カジュアルティ・インシュアラ ンス・カンパニー (ホンコン) リミ テッド ◆海外駐在員事務所(29カ国 43カ所) ロンドン ● ●アムステルダム ● ●デュッセルドルフ パリ● ブリュッセル ●ウィーン トロント デトロイト ● ● シカゴ● ●ニューヨーク ● ウォーレン ●ミラノ 北京● ●マドリッド ●大連 ソウル● ●サンフランシスコ アトランタ● 上海● ●ロサンゼルス クウェート● ●台北 広州● 深 ● ●香港 ●アブダビ ●ジェッダ ヤンゴン● ● ムンバイ (ボンベイ) ハノイ● ●ホノルル ●マニラ マカオ ●スイス・インシュアランス・マネ ジメント (ホンコン) リミテッド オーストラリア ●キュー・ビー・イー・インシュアラ ンス・リミテッド グアム ●キャシディーズ・アソシエイテッ ド・インシュアラーズ・インク サイパン ●アソシエイテッド・インシュアラ ンス・アンダーライターズ・オ ブ・ザ・パシフィック・インク 海外子会社等 アメリカ ●スミトモ・マリン・マネジメント (ユー・エス・エー) インク ●スミトモ・マリン・クレイムズ・サー ヴィセス (ユー・エス・エー) インク ●スミトモ・マリン・リー・マネジメ ント・インク ブラジル ●スミットカイジョウ・レプレゼンタ ソンエス・リミターダ イギリス ●ザ・スミトモ・マリン・アンド・ファ イア・インシュアランス・カンパ ニー (ヨーロッパ) リミテッド ●スミトモ・マリン・クレイムズ・サー ヴィセス (ヨーロッパ) リミテッド シンガポール ●スミトモ・マリン・マネジメント (アジア) プライベート・リミテッド インドネシア ●ピー・ティー・アシュランシ・スミ トモ・マリン・アンド・プール 香港 ●ザ・スミトモ・プロパティ・アン ド・カジュアルティ・インシュアラ ンス・カンパニー (ホンコン) リミ テッド タイ ●スミカイ・サービス (タイランド) カンパニー・リミテッド ●ウィルソン・インシュアランス・カ ンパニー・リミテッド 英領バミューダ ●スパック・インシュアランス (バミ ューダ) リミテッド アイルランド ●スミトモ・マリン・リインシュアラ ンス (ヨーロッパ) リミテッド ●メキシコ ●バンコク 海外子会社の元受代理店 ●ホーチミン ●ラブアン クアラルンプール● ●シンガポール ザ・スミトモ・マリン・アンド・ファイア・インシュアラ ンス・カンパニー (ヨーロッパ) リミテッド傘下代理店 ●ボゴタ ドイツ ● ジャカルタ フランス オランダ ●リマ ベルギー サンパウロ● イタリア シドニー● デンマーク スペイン ●アスモ・アセクランツ・ウント・マ ネジメント・オルガニザチオン ●マルタン・アンド・ブーラー ●ゲーリング・サービス・ネーデル ランド・エヌ・ブイ ●ジ・アネクール・エ・コンパニー・ エス・アー ●ミラノ・アシクラツィオネ・エス・ ペー・ア ●ハンセン・アンド・クライン ●マフレ・コンスルトーレス・デ・セ グロス・イ・レアセグロス・エセ・ アー ザ・スミトモ・プロパティ・アンド・カジュアルティ・イ ンシュアランス・カンパニー (ホンコン) リミテッド傘 下代理店 86 香港 ●スイス・インシュアランス・マネ ジメント (ホンコン) リミテッド 87 本冊子は、保険業法第111条に基づき、 当社の事業活動のディスクロージャー資料として発行いたしました。 当社をご理解いただくために、皆さまのお役に立てれば幸いに存じます。 平成12年8月 住友海上火災保険株式会社 広報部 〒104 - 8252 東京都中央区新川2 - 27- 2 TEL 03 - 3297- 6705 URL http://www.sumitomomarine.co.jp/ 88 H7001
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