空気熱ヒートポンプ(バッファータンク搭載)

<導入事例 ③新築工事>
二本松市
にほんまつ保育園 様(二本松市)
空気熱利用
福島県 二本松市
菊松くん
『空気熱ヒートポンプ(バッファータンク搭載)』と『太陽集熱
パネル』連携による床冷暖房システムを採用
施設概要・採用背景
▲駐車場から園舎
▲正面玄関
施 設 名 称
にほんまつ保育園 様
構
造
木造1階建て
建 築 面 積
1,774.69m2
園舎延床面積
1,762m2の内698㎡
環境配慮技術
空気熱ヒートポンプ 60kW×3台※
太陽集熱パネル(ヒートポンプ採熱用)※
太陽集熱パネル(給湯用)
太陽光発電
※はディンプレックス・ジャパンにてご提案
・二本松地区2施設の老朽化に伴い統合保育園として開園。
・園児がいるので、暖かく快適な環境とランニングコスト等比較検討の上設計。
システム概要
設備・太陽集熱パネル熱交換による効率化
太陽集熱パネル
空気熱源
空気熱ヒートポンプ
合計180kW相当
床冷暖房
◀太陽集熱パネル(下段)
バッファータンク
空調用
再加熱
専用温
水コイル
※太陽集熱パネル温水利用
夏:空調用再加熱専用温水コイル
冬:バッファータンク温水加温
バッファータンク
ヒートポンプ本体 ▶
福島県建築設計協同組合 様
担当事務所:清水公夫研究所 様
建築設計業者
設備設計事務所
株式会社 アーク 様
ヒートポンプ施工業者
株式会社 野地工業所 様
床冷暖房システム
床下冷暖房(ファンコイル)
空気熱ヒートポンプ LAJ60TUR+ × 3機
バッファータンク
PSW1000 × 4基
Dimplex機器
省エネ効果
◀バッファータンク(機械室)
製品・システム特長
ランニングコスト削減
従来方式
46%
削減
採用方式
0%
25%
従来方式:灯油床暖
50%
75%
100%
(エネルギー源:灯油・電気)
採用方式:空気熱ヒートポンプシステム (エネルギー源:電気)
※株式会社アーク様検討資料より作成。(2014年度時点)
※従来方式のランニングコストを100%とした。
※採用方式はシステム運転効率SCOPより算出。
・マスターコントローラにより本体3台(コンプレッサー6台)の台数制御運転による
省エネ化と外気温センサー搭載制御による更なる省エネ化。
・バッファータンクは、冬場特有のデフロスト(霜取り)運転時と、バッファータンク内
の熱が足りている時は、タンクの熱を利用する為暖房運転の停止がない。
完全に本体停止している状態の為、電源供給をしていない分電力量も削減。
二本松市 様 ご感想
・通常、床暖房システムは、暖房利用に限られますが、今回設置のシステムは冷暖
房用ヒートポンプの為、冷暖房別々の設備機器の設置が不要となりイニシャルコ
スト削減が出来ました。また、エアコン冷暖房と異なり冬場の部屋は気流感が無く
輻射熱により、部屋全体の温度にムラなく、暖かく、上履き無しでも暖かく快適に
過ごしております。
<導入事例 ⑤改修工事>
株式会社ビル技研 様
秋田県 秋田市
秋田県マスコット
スギッチ
『空気熱ヒートポンプ(バッファータンク搭載)』による
駐車場のロードヒーティングシステムを採用
秋田市
H280005
施設概要・採用背景
施設名称
株式会社ビル技研 東北支店
対象面積
27m2
環境配慮技術
空気熱ヒートポンプ 11kw
・未利用熱を利用したヒートポンプの推進・導入検討の中で、空気熱ヒートポンプを採用。
・積雪地帯の為、ロードヒーティングシステムを駐車場へ設置。
システム概要
設備
サーモセンサー
空気熱ヒートポンプ
バッファータンク
用途・熱源
放熱器
Dimplex機器
▲空気熱ヒートポンプ
▲ロードヒーティング パイピング
ロードヒーティング
ロードヒーティングシステム・空気熱
駐車場ロードヒーティングシステム・パイピング方式
空気熱ヒートポンプ LAJ11MUR × 1機
バッファータンク
PSW200 × 1基
▲バッファータンク
▲膨張タンク
製品・システム特長
オーナー様 ご感想
・出湯温度30~35℃運転で平均出力
8.1kw、運転効率(COP)3.0以上の性能
を持つ空気熱利用のヒートポンプシステムを採
用。
・バッファータンクに温水を貯めておくことにより、
冬場特有のデフロスト(霜取り)運転の際に
タンク内の熱を利用するため融雪回路への温水
供給の停止がない。
冬季の間、駐車場周りの雪掻きをすることなく非常に助かり
ました。
今回は空気熱を利用したヒートポンプシステムですが、今
後は地中熱・地下水熱を利用した水冷式ヒートポンプシステ
ムも含め、未利用熱を活用したヒートポンプシステムを、他の
お客様へも提案していきたいと考えています。