「K 2013」事前速報 1 号:バイオプラスチック 暮夏の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、御 礼申し上げます。この秋の「K」が足早に近づいて来ています。来場および出展参加の準備をより効率 的にしていただくため、会期まで時折欧州プラスチック産業と「K」のハイライトについての情報をお届けし ます。今回のテーマは、バイオプラスチックです。 第 1 部:バイオプラスチック 成長性のある素材:バイオプラスチック ご存知のように、バイオプラは通常のプラスチックに比べるとマーケットシェアがまだ低いですが、高い成長 が見込まれています。欧州バイオプラ協会「European Bioplastics」が公表した調査によりますと、バイ オプラの生産キャパシティーが、2016 年までに 2011 年の 116 万トンから 5 倍以上も増加し、577 万 9 千トンに達すると予想されています。生物資源から作られた、非生分解性プラスチックは 86.6%を占め、 生分解性のあるプスチックはわずかに 13.4%を占めると予想されています。もっと詳しく見ますと、一番普 及率が高いのは、バイオ PET30(81.1%)で、その次に生分解性の PLA(5.1%)、3 位はバイオ PE(4.3%) になると予測されます。 弊社が発行する欧州プラスチック NEWS は、バイオプラスチックの市場成長(2013 年 1 号、2012 年 4 号)や利用企業事例(2012 年 2 号:イタリアのファッションブランド Gucci)について取り上げたことがあり ますが、ここではヨーロッパで話題になっている最近の事例を付け加えましょう。バイオプラ研究・開発の 大手、オランダの「AVANTIUM」社は、コカ・コーラ―とダノンの次に、オーストリアの包装・容器メーカー 「ALPLA」と提携し、2016 年までにバイオ PEF ボットルを市場化する計画を公表しました。 出典: 2013 年 6 月 3 日付け British Plastics and Rubber 誌、2013 年 4 月付け、European Bioplastics “Factsheet“、2012 年 10 月付け European Bioplastics データシート Kにおけるバイオプラスチック いうまでもなく、バイオプラは「K 2013」にも幅広く取り上げられています。出展者をバイオプラで検索する と、144 社の企業がバイオプラの製品やサービスを展示することになっています。下にホールごとのハイライ ト(会社名とブース番号)を紹介します。(紙面の都合で全社の表示が不可能なため抜粋して掲載しま した。ご了承ください)。 5 号館 GEBA (ドイツ) H5/A47 BASF SE (ドイツ) H5/C21 BIOTEC (ドイツ) H5/D404-15 6 号館 株式会社カネカ(ベルギー法人) H6/A40 Borealis(オーストリア) H6/A43 LANXESS(ドイツ) H6/C76 など 宇部興産株式会社(ドイツ法人) H6/E08 FKUR(ドイツ) H6/E48 7 号館 日本合成化学工業株式会社(ドイツ法人) Ascend (米国) H7.1/B35 H7a/C30 双日株式会社(ドイツ法人) H7a/C30 株式会社クラレ(ドイツ法人) H7a/D06 丸紅株式会社(ドイツ法人) H7a/D25 Bioplastics Magazine H7a/B10 8 号館 ThyssenKruppUhde(ドイツ) H8a/G32 三菱化学株式会社(ドイツ法人) H8a/F49 Clariant(スイス) H8a/J11 Dow(スイス法人) H8a/K48 Bioplast SRL(イタリア) H8b/E25 東レ株式会社 H8b/F61 9 号館 Sulzer Chemtech(スイス) H9/E24 14 号館 北村化学産業株式会社 H14/A70-3 出典:www.k-online.de サイト、「Companies & Products」検索 第2部:イベント情報 2013 年 7 月 1 日・2 日、K Preview 7月1日と2日にデュッセルドルフで「K Preview」が開催されまました。ライフェンホイザー、ランクセス、ハ ントスマンなど重要な K の出展者が約 100 名の業界ジャーナリストに向け、K2013 の本番で発表予定 のイノベーションを事前に紹介しました。その「KPreview」に招待されたジャーナリストの一人が、日刊工 業新聞から派遣された小松技術士事務所の小松道男所長で、「型技術」9 号に、Preview について 報道しています。 2013 年 10 月 17~19 日、Bioplastics Business Breakfast 雑誌「bioplastics MAGAZINE」は、会期中の 3 日間に、朝の 8 時から 12 時半にかけてセミナー方式 でイベントを開催します。基本的に 15 分~20 分程度の企業のプレゼンテーションと発表となります。参 加企業の中に、BASF、Sulzer、Dupont、東レや三菱化学があります。参加は有料で、参加費用が 299 ユーロからとなっています。詳細は www.bioplastics-breakfast.com をご覧ください。 2013 年 10 月 16~23日「K」に関するイベント情報 *弊社は 2013 年 10 月 18 日に、日本の優れた技術を外国からのバイヤーや報道 関係を対象に行うプレゼンテーション「Japan Technology Forum」を開催します。 それぞれ 45 分+5 分(Q&A)のセッションで構成されます。(同時通訳付き)日本企業 で海外市場の潜在ユーザー、プレスに対し自社の及び自社製品のプレゼンテーション を行うには最良の機会です。どうぞご活用ください。 *参加者誘致活動はメッセ・デュッセルドルフ本部プレス部および世界 68 か国に設 置された在外代表部を通じて実施します。*プレゼンテーション用器具はメッセ・デュッセルドルフ・ジャ パンが用意。*発表者が準備するものは当日使用のチャートおよび配布資料のみ 参加条件などは、こちらをごらんください。参加申し込みはこちらからお願いします。 * 10月21日「ジャパン・デー」 前回と同様に、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは、本社と提携し、10 月 21 日の月曜日に「ジャパン・ デー」を実施します。プログラムは下のような予定です。 午前中:巡回ハイライトツアー(10:00~12:30、通訳者付) 2 コースから選んでいただけます:A コース:素材、B コース:機械 注目を集める出展企業ブースを回るため事前のアポが必須です。当ツアーに参加希望の場合、A、B どちらかのコースを選択の上、「オーダーフォーム」よりお申し込みください。訪問予定ブースは Bayer、 BASF、KraussMaffei、Sumitomo-DEMAG など(申込者の業種により、参加をお断りすることもござい ますので、予めご了承ください。) 午後:日本人向けセミナー「欧州プラスチック・ゴム産業の事情:市場構成、市場参入、トレンド」 (14:00~16:45、日本語通訳付き、日本語資料配布) 発表のテーマは下記の通り計画しています。 1)欧州プラスチック・ゴム産業の事情:市場動向とグローバル化の中の戦略 2)プラスチック・ゴム機械の分野における、欧州の安全基準と安全の確保 3)CFRPなど、複合素材利用事例と展望 4)バイオプラスチック:現状とチャンス セミナーへの参加申込は同様に、「オーダーフォームからお願いします。なお、会場の都合により、参加 者の数が限られています。申し込み先着の順で決定させていただきます。また、訪問する企業、発表の 内容が変わる場合があります。ご了承ください。 【発行】㈱メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン 【編集担当】メルケ 【メッセ担当】山本 info@ @messe-duss.co.jp ■htttp://www.messe-dus.co.jp ■http:///k.messe-du us.co.jp メッセ・デ デュッセルドルフ フ・ジャパン @MD_J Japan 当ニ ニュスレターご不 不要の方は恐れ入りますが、 、上記アドレス スへ「欧州プラスチック産業 N NEWS 送信不 不要」 とご連 連絡お願い致 致します。本メー ールの掲載情 情報はメール発 発行日現在のものであり、予 予告なく変更さ される 場合 合がございます。あらかじめご ご了承ください。 。
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