LS-DYNA - 京都大学情報環境機構

LS-DYNA
Published on スーパーコンピュータシステムの使い方 (https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual)
LS-DYNA
目次
利用環境
利用できるバージョン・システム
Modules
プリポストソフトウェア
機能概要
機能
利用分野
利用方法
会話型での実行
バッチジョブでの実行
参考資料
日本語
英語
リンク
外部リンク
講習会
利用環境
利用できるバージョン・システム
バージョン
システムA
システムB
ls971d R8.1.0
―
AU
ls971d
―
AU
R8.0.0(default)
ls971d R7.1.2
―
AU
ls971d R7.1.1
―
AU
ls971d R7.0.0
―
AU
ls971d R6.1.1
―
AU
ls971d R6.1.0
―
AU
ls971d R5.1.1
―
AU
+ : すべてのユーザが利用可能
AU : 学術研究機関限定で利用可能
KU : 京都大学構成員限定で利用可能
― : 利用不可
システムC
AU
AU
システムD
AU
AU
システムE
―
―
AU
AU
AU
AU
AU
AU
AU
AU
AU
―
―
―
―
―
―
―
―
―
Modules
Modulesソフトウェアパッケージは,アプリケーションの利用に必要な環境設定をmoduleコマンドを実行するこ
とで,動的に切り替えて設定することができます.また,異なるバージョンのアプリケーションを切り替えて利用
する際に,簡単に環境設定を変更することができます.詳細は Modules [1] をご覧ください.
バージョン
モジュールファイル名
ls971d R8.1.0
ls-dyna/ls971-8.1.0
ls971d R8.0.0(default)
ls-dyna/ls971-8.0.0
ls971d R7.1.2
ls-dyna/ls971-7.1.2
ls971d R7.1.1
ls-dyna/ls971-7.1.1
ls971d R7.0.0
ls-dyna/ls971-7.0.0
ls971d R6.1.1
ls-dyna/ls971-6.1.1
ls971d R6.1.0
ls-dyna/ls971-6.1.0
ls971d R5.1.1
ls-dyna/ls971-5.1.1
情報環境機構コンピューティングサービス (IIMC)
利用者ポータル
お問い合わせ
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module avail コマンドにて,利用できるモジュールファイル一覧が確認できます.
プリポストソフトウェア
LS-DYNAの入出力データを扱うプリポストソフトウェアとして,LS-PREPOSTがあります.LS-PREPOSTはフリー
ソフトウェアでLS-DYNAの利用ユーザであれば,自由にお使いいただけます.
LS-DYNAの開発元であるLSTC社のWebページよりダウンロードして下さい.
Livermore Software Technology Corporation [2]
メインメニューから,SUPPORT -> DOWNLOAD/INSTALL を選択し,サイドメニューにて LS-PrePost Download
を選択することで,ダウンロードサイトに遷移できます.
なおLS-DYNA,LS-PREPOSTの使用方法の参考資料として,メディアセンター北館窓口で紙媒体の講習会資料を先
着順で配布しています.(部数に限りがありますので,ご了承ください.)
機能概要
非線形動的構造解析ソフトウエアLS-DYNAは,陽解法により構造物の大変形,弾塑性,動的接触・挙動を時間履
歴でシミュレーションするソフトウエアです.
LS-DYNAは,米国のローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)の開発したDYNA3Dを改良したもので,Ver.950か
ら標準機能として陰解法による構造解析や流体解析/熱解析も可能となりました.
陽解法・陰解法の搭載により,通常の線形解析や周波数応答にも対応し,ハイエンド汎用構造解析ソフトウェアと
して活用できます.
機能
現象解析
下記のような現象に対する解析を行えます.
衝突/衝撃(自動車の衝突等)
塑性加工(プレス成形等)
落下(携帯製品の落下等)
亀裂/破壊(ひび割れ等)
歪を伴う機構解析(ゴムローラーによる搬送等)
接触
LS-DYNAの接触解析は,20を超えるオプションが有効であり,接触面については固着,剥離,接触,滑り
,摩擦などの条件が設定できます.
材料モデル
100を超す金属,非金属材料モデルが用意されており,材料モデル毎にバネ,ダンパー,剛体,溶接など
のさまざまな要素が用意されています.
インターフェース
CADデータや他の構造解析ソフト,その他のシミュレーションソフトとのインターフェースが用意されて
います.
利用分野
自動車
航空宇宙
防衛
電気機器
建設・土木
原子力 など
利用方法
環境設定(moduleコマンドの実行)
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moduleコマンドを実行し,環境設定を行います.(利用したいバージョンのmoduleファイルをロードします)
$ module load ls-dyna
会話型での実行
形式
$ tssrun ls971_d i=[??????]
ncpu=[??CPU?(???????"1")]
実行ファイル,並列CPU数以外にもオプションの指定が可能です.詳細はマニュアル(LS-DYNA KEYWORD
USER’S MANUAL)をご覧ください.
例 2CPUの並列処理を行う
$ tssrun ls971_d i=sample.dyn ncpu=2
tssrun コマンドの詳細は 会話型処理 [3] をご覧ください.
出力ファイル
?d3hsp?…??????????????
?messag?…????????????????????????
?status.out?…??????????
?d3plot?…???????????????
?d3dump?…?????????????????
バッチジョブでの実行
バッチジョブで実行するためには,バッチファイルを用意する必要があります.スクリプト内でコマンドラインで
実行するのと同様にコマンドを記述し, qsub コマンドでジョブを投入します.
#!/bin/bash
#============ LSF Options ============
#QSUB -q gr10001b
#QSUB -ug gr10001
#QSUB -W 2:00
#QSUB -A p=1:t=2:c=2:m=7680M
#============ Shell Script ============
module load ls-dyna
#
ls971_d i=sample.dyn ncpu=$LSB_CPUS
参考資料
日本語
LS-DYNA ver971 R5 テクニカルノート [4]
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英語
LS-DYNA KEYWORD USER’S MANUAL VOLUME I/II [5]
リンク
外部リンク
LS-DYNA (株式会社JSOL) [6]
講習会
プログラム講習会 [7] を定期的に開催しています.講習会資料を配布していますので,ご利用ください.
管理者ログイン
Source URL: https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual/ja/application/lsdyna
リンク:
[1] https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual/ja/config/modules
[2] http://www.lstc.com/
[3] https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual/ja/run/interactive
[4] http://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/App_Manual/LS-DYNA/LS-DYNA_ver971r5_TechnicalNote_201008.pdf
[5] http://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/App_Manual/LS-DYNA/ls-dyna_971_manual_k.pdf
[6] http://ls-dyna.jsol.co.jp/
[7] http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/comp/support/course/
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