最新情報 MedDRA バージョン 15.1

最新情報
MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
確認事項
確認事項
MedDRA ® の登録商標は、ICH の代表である国際製薬団体連合会(IFPMA
International Federation of Pharmaceutical Manufacturers and
Associations)が所有している。
免責および著作権に関する事項
本文書は著作権によって保護されており、如何なる場合であっても文書中に ICH が版権を
有することを明記することによって公有使用を許諾するものであり、複製、他文書での引用、
改作、変更、翻訳または配布することができる。本文書を多少とも改作、変更あるいは翻訳
する場合には、「原文書の変更あるいは原文書に基づくものである」と、明確に表示、区分
あるいは他の方法で識別できる合理的な手順を踏まえなければならない。原文書の改作、
変更あるいは翻訳が ICH による推奨、あるいは後援するものであるという印象は如何なる
ものであっても避けなければならない。
本資料は現状のまま提供され、一切の保証を伴わない。 ICH および原文書著者は、本文
書を使用することによって生じる如何なる苦情、損害またはその他の法的責任を負うもので
はない。
上記の使用許可は、第三者組織によって提供される情報には適用されない。したがって、
第三者組織において著作権の対象である本文書を複製する場合は、本著作権者の承諾を
得なければならない。
本資料は、MSSO のオリジナル英語版を IFPMA の了承の下に一般財団法人医薬品医
療機器レギュラトリーサイエンス財団 JMO 事業部が翻訳し注釈を追加したものです。
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
目次
目次
1.
本文書の概略 ............................................................................................. 1
2.
バージョン 15.1 における追加変更要請 ........................................................ 1
3.
4.
2.1
用語集の変更 ................................................................................... 1
2.2
翻訳語版の変更 ............................................................................... 3
バージョン 15.1 で新規追加された内容 ........................................................ 4
3.1
MedDRA 標準検索式 (SMQ) ......................................................... 4
3.2
一対となる米語式スペルりと英国式スペル綴りの欠落した用語 ............ 4
3.3
MedDRA ブラウザーの改良 ............................................................ 4
変更点のまとめ ............................................................................................ 5
4.1
用語集への影響のまとめ ................................................................... 5
4.2
MedDRA ファイルのレコード数への影響のまとめ ............................. 6
4.3
MedDRA の用語数 ........................................................................ 7
4.4
PT と LLT の表記の変更 .................................................................. 8
4.5
LLT のカレンシーステータス変更 ...................................................... 9
図一覧
図 2-1. SOC 別用語変更件数 ............................................................................... 2
表一覧
表 3-1 一対となる米語綴りと英語綴りの欠落した用語............................................... 4
表 4-1 SOC、HLGT、HLT への影響のまとめ........................................................... 5
表 4-2 PT への影響のまとめ ................................................................................... 5
表 4-3 LLT への影響のまとめ ................................................................................. 5
表 4-4 SMQ への影響のまとめ ............................................................................... 5
表 4-5 MedDRA ファイルのレコード件数への影響 ................................................... 6
表 4-6 MedDRA 用語数......................................................................................... 7
表 4-7 表記変更された PT/LLT .............................................................................. 8
表 4-8 カレンシーステータスが変更された LLT ........................................................ 9
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
1. 本文書の概略
1. 本文書の概略
本「最新情報」文書には、ICH国際医薬用語集(MedDRA)のバージョン15.0からバージョン15.1の間
に実施された変更の種別と内容に関する情報を記述している。
第2項の「バージョン15.1における追加変更要請」には、本バージョンの期間に処理された追加
変更要請の件数に関する情報のまとめを紹介している。
第3項の「バージョン15.1で新規追加された内容」には、追加変更要請処理に基づいたバージ
ョン15.1での変更、新規の取組み、およびMedDRA標準検索式(SMQ)に関する情報を取
り上げている。
第4項の「変更点のまとめ」には次の詳細を記載している。
・ 用語の歴史
・ 本バージョンが用語集へ与えた影響の一覧表
・ MedDRAファイルのレコード数への影響
・ MedDRAの用語数
・ 表記変更された下層語(LLT)と基本語(PT)
・ カレンシーステータスが変更された全LLT
本バージョンに関係する全ての文書はPDF形式で配布メディアに格納されている。文書のリスト
は”Readme.txt”ファイルを参照されたい。
MSSOのヘルプデスクは国際AT&Tの無料電話 1-877-258-8280 または [email protected]に
て利用可能である。
JMO注:JMO配布の資料はPDF形式のみでなく、WORD、Excel形式のものもある。
JMO契約利用者は、JMOのヘルプデスク([email protected])を利用されたい。
JMO注:本バージョンに関係する文書は、配布メディア(CD-ROMまたはJMOのWebsite)から取得
できる。JMOのWebsiteでは、①「会員へのお知らせ 」 > 「ドキュメントライブラリー」、②ダウンロ
ードの双方が利用可能であるが、両サイトに全ての文書が格納されているわけではないので注意
されたい。
2. バージョン 15.1 における追加変更要請
2.1 用語集の変更
MedDRA用語集の変更はユーザーから要請のあった追加変更要請(CR)とユーザーからのプ
ロアクティビティ要請、そしてMSSO/JMO内部からの変更要請によって実施される。内部からの
変更要請は、メンテナンス作業から発生するものと共に、MSSOも参画している特別作業グルー
プの活動の結果から生じるものもある。
バージョン 15.1 はシンプルチェンジ対応バージョンで、PT および LLT レベルのみが変更された。
追加変更要請の対象には、MedDRA用語集本体の更新と共にMedDRA標準検索式(SMQ)に
関するものも含まれている。本バージョンでは、1,095件の要請が処理され、835件の要請が承認さ
れてバージョン15.1に組み込まれ、229件が却下された。また、31件は更なる検討が必要として保
留され、次バージョン以降に持ち越された。
ひとつ前のバージョンからの具体的な変更情報(新しい用語の追加、LLTからの昇格、PTからの降
格、PTのプライマリーSOCの変更などその他)は、新バージョンの英語版MedDRAダウンロードリス
トに含まれるバージョンレポートから入手することができる。
加えて、ユーザーはMedDRAバージョン解析ツール(MedDRA Version Analysis Tool ;
MVAT)を利用することができる、これはオンラインで利用し、連続しないバージョンも含めてあらゆ
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
1
2. バージョン 15.1 における追加変更要請
る2つのMedDRAバージョン間の確認された変更点を比較するツールである。また、MVATに
よる出力様式はMedDRAのバージョンレポートと同様である。MVATはMedDRAの
利用契約の一部として無料で利用できる。
JMO注:ここに紹介されているMVATの利用は、現時点ではMSSOのユーザーのみが可能で
あるが、今後、JMOのユーザーもMedDRA/J(日本語版)に対応したものが利用できるよう
になる予定である。
バージョン15.1で承認あるいは拒絶されたすべての変更に関する説明は、MSSOのWebsite の英
語版に格納されているサイトの累積ファイルから、または週単位の暫定更新ファイル(バージョン
15.1)から入手できる。加えて、MSSOのWebCR(Web版追加変更要請)サイトでも、バージョン5.1
以降の全ての変更要請について確認できる。
JMO注:JMO契約利用者は、MSSOのWebの追加変更要請サイトにアクセスできないが、追加変
更要請の結果については、JMOのWebsite の「会員へのお知らせ」 > 「暫定・追加用語」で、
英語版の累積ファイルと新規追加用語の日本語情報を入手できる。
下記の図2-1は器官別大分類(SOC)毎に全変更件数を示したグラフで、変更によって各SOCにど
の程度の影響があったのかを判断するのに有用であろう。これらのデータは表4-6に示したバージョ
ン15.1のプライマリーとセカンダリーのPT,LLT,HLTそしてHLGTの用語数と、それに対応するバ
ージョン14.1の用語数の差により算出している。なお、図2-1には用語名の変更とLLTステータスの
変更も含まれている。
バージョン15.1での変更点のまとめは第4項を参照されたい。
図 2.1 SOC 別用語変更件数
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
2
2. バージョン 15.1 における追加変更要請
2.2
翻訳語版の変更
その他の用語集への変更として、MedDRA の英語版以外の言語版に対し 410 件の翻訳語修正の
要請があり、MedDRA の英語以外の言語版で 399 件のスペルミスまたは誤訳が修正した。関係す
る言語版とその変更件数は以下のとおりである。
・ 中国語版 30 件
・ オランダ語版
1件
・ フランス語版
296 件
・ ドイツ語版
60 件
・ イタリア語版 8 件
・ スペイン語版
4件
フランス語版での変更件数が多いのは、フランス語翻訳の問題を確認し修正した MSSO とカナダ
の行政当局の Health Canada の尽力によるものである。もし MedDRA の英語バージョン以外訂
正をご希望の場合は MSSO の Website の用語の追加変更要請を参照されたい。
JMO注:上記にはMedDRA/Jの件数は含まれていない。日本語表記の変更の詳細は「改訂情報
MedDRA/Jバージョン15.1」を参照されたい。
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
3
3. バージョン 15.1 で新規追加された内容
3. バージョン 15.1 で新規追加された内容
3.1 MedDRA 標準検索式 (SMQ)
レベル1階層に1つの SMQ が新しく MedDRA v15.1 に導入された - 「免疫処置後の全身痙攣発
作(SMQ)」。今回のバージョンとして SMQ レベル1階層に現在で 87 件となった。この新しい
SMQ の詳細については、バージョン 15.1 の SMQ イントロダクトリーガイドを参照されたい。
3.2 一対となる米語式スペルりと英国式スペル綴りの欠落した用語
MedDRA ユーザによって提出されたプロアクティビティリクエストに基づいて、コーディングと一貫性
の改善として、MSSO は対の片方に対応する米国式スペルの相当分と英国式スペルの相当分を既
存の MedDRA 用語に加えた。合計で 27 の新しい用語が追加された。例については、下記のテー
ブルを参照。
表 3-1. 一対となる米語綴りと英語綴りの欠落した用語
存在する用語
対の片方に対応する
米国式スペルまたは英語式スペル
LLT Oesophagram(食道造影)
LLT Esophagram
LLT Oesophageal neoplasm
LLT Esophageal neoplasm
(食道新生物)
LLT Esophageal leukoplakia
LLT Oesophageal leukoplakia
(食道白斑症)
MSSO は、既存の用語の対の片方となるはずの米国式スペルと英国式スペルの相当分の調査を
継続しており、すべての対の片方に対応する用語がバージョン 16.0 で追加される。
3.3 MedDRA ブラウザーの改良
MSSO は、MedDRA デスクトップ・ブラウザ(MDB)の改良を通知する。
改良版(ベータバージョン 3.1)には次のような新しい特徴がある:
・ ネットワークに基づいた設置オプションで、プログラムをすべてのコンピューターにインストー
ルする必要なしに、ネットワーク上から MDB の利用を可能にすること。
・ 英語バージョンにて、新しいシノニム(haemorrhage / hemorrhage and bleeding)への対
応
・ それぞれの言語に対応したシノニム検索のサポート
・ MDB の起動時の設定で、同じ MedDRA バージョンの2つの言語を2画面表示させるオプ
ション。
・ 非英語で探索を行なう場合の区別的発音符(アクサンテギュやウムラルトなど)を無視する機
能
・ 検索言語毎の履歴ファイルの作成
・ その他、バグの修正
MDB は、MSSO ウェブサイトのダウンロード/ツール以下から入手することができる。
新しい特徴についてのさらに詳しい情報については、MDB エンハンスビデオを参照されたい。
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
4
4. 変更点のまとめ
4. 変更点のまとめ
4.1 用語集への影響のまとめ
次表(表4-1から表4-5)はバージョン15.1中のMedDRA用語への影響をまとめたもので、参考ま
でに記載した。バージョン15.1での変更の詳細については、MSSOのWebsiteの英語版ダウンロ
ードの中に含まれるMedDRA Ÿバージョン・レポートを参照されたい。
JMO注:JMOではMSSOのŸバージョン・レポートとほぼ同様の情報を「改訂情報MedDRAバージ
ョン15.1」として提供している。バージョンアップ時に配布されるCD-ROMまたはJMOのWebサ
イトから入手されたい。
SOC、HLGT、HLT の変更
表 4-1 SOC、HLGT、HLT への影響のまとめ
CR 内容
変更数
V 15.0
SOC 合計
0
26
新規 HLGT
0
0
併合された HLGT
0
HLGT
0
HLGT 合計注)
0
335
新規 HLT
0
0
HLT
併合された HLT
0
0
注)
HLT 合計
0
1,713
注)合計の実変更数=新規 HLGT/HLT-併合された HLGT/HLT
V 15.1
種別
SOC
26
0
0
335
0
0
1,713
PT の変更
表 4-2 PT への影響のまとめ
CR 内容
V 15.0
新規 PT
270
格上げされた LLT
20
格下げされた PT
PT
34
注)
実変更数
256
PT 合計
19,550
注)実変更数=新規 PT+格上げされた LLT-格下げされた PT
V 15.1
種別
228
27
68
187
19,737
LLT の変更
表 4-3 LLT への影響のまとめ
種別
CR 内容
LLT 合計注)
LLT
注)LLT 合計は PT を含む
変更数
457
V 15.0
70,177
SMQ の変更
表 4-4 SMQ への影響のまとめ
階層
1
2
3
4
5
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
V 15.0
86
82
21
12
2
変更数
1
0
0
0
0
2012 年 9 月
5
V 15.1
87
82
21
12
2
V 15.1
70,634
4. 変更点のまとめ
4.2 MedDRA ファイルのレコード数への影響のまとめ
次表はバージョン15.1中のMedDRA用語への影響をまとめたもので、参考までに掲載した。
表 4-5 MedDRA ファイルのレコード件数への影響
追加
削除
変更
追加
SOC.ASC
削除
変更
追加
SOC_HLGT.ASC
削除
変更
追加
HLGT.ASC
削除
変更
追加
HLGT_HLT.ASC
削除
変更
追加
HLT.ASC
削除
変更
追加
削除
HLT_PT.ASC
変更
追加
MDHIER.ASC
削除
変更
追加
PT.ASC
削除
変更
追加
削除
LLT.ASC
変更
追加注 1)
SMQ_LIST.ASC 注)
削除
変更
追加
SMQ_CONTENT.ASC
削除注 2)
変更
注1) SMQ の件数は上位(レベル 1)およびサブ SMQ の両者を含む。
注2) 削除された PT の数は、一つの SMQ から他に移行した用語を表している。
INTL_ORD.ASC
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
6
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
385
110
0
410
128
0
255
68
7
457
0
253
1
0
203
775
13
152
4. 変更点のまとめ
4.3 MedDRA の用語数
次表は SOC 毎に、HLGT、HLT、プライマリーおよびセカンダリーにリンクする PT と LLT、プライ
マリーにリンクする PT と LLT の用語数を示してものである。
表 4-6 MedDRA 用語数
SOC
プライマリー1
プライマリーと
HLT
セカンダリー2
3
LLT
PT
3,898
883
87
2,146
526
36
3,115
1,151
99
752
185
17
1,558
447
38
3,399
874
64
6,947
1,498
109
2,803
882
49
1,306
368
19
2,034
537
24
6,871
1,801
147
7,421
1,467
61
12,591
5,023
106
2,391
661
63
5,812
1,035
60
8,558
1,981
203
6,284
1,599
107
2,623
502
48
2,950
678
78
2,415
653
32
3,790
1,003
52
3,766
992
48
3,979
1,032
56
610
254
20
4,076
1,909
140
5,714
1,283
68
LLT
PT
1,008
242
血液およびリンパ系障害
心臓障害
1,305
293
先天性、家族性および遺伝性障害
3,115
1,151
耳および迷路障害
425
81
内分泌障害
580
161
眼障害
2,362
534
胃腸障害
3,527
757
一般・全身障害および投与部位の状態
2,251
705
肝胆道系障害
597
169
免疫系障害
433
120
感染症および寄生虫症
6,568
1,723
傷害、中毒および処置合併症
5,761
825
臨床検査
12,591
5,023
代謝および栄養障害
890
253
筋骨格系および結合組織障害
2,253
399
注)
良性、悪性および詳細不明の新生物
7,993
1,751
神経系障害
3,206
807
妊娠、産褥および周産期の状態
1,584
207
精神障害
2,175
482
腎および尿路障害
1,125
312
生殖系および乳房障害
1,634
433
呼吸器、胸郭および縦隔障害
1,548
466
皮膚および皮下組織障害
1,886
426
社会環境
610
254
外科および内科処置
4,076
1,909
血管障害
1,131
254
合計
70,634 19,737
JMO 注) 良性、悪性および詳細不明の新生物(嚢胞およびポリープを含む)
HLG
T3
17
10
19
6
9
13
21
9
4
4
12
7
23
14
11
40
20
8
23
8
16
11
10
7
19
11
1
数値は該当する SOC をプライマリーとしてリンクする LLT または PT レベルの用語数を示したもの
である。プライマリーの LLT と PT の合計は表 4-2、4-3 のものと同じである。
2
数値は該当する SOC をプライマリーまたはセカンダリーとしてリンクする LLT または PT レベルの
用語数を総計したものである。従って LLT および PT の合計数は表 4-2、4-3 のものより多い。
3
幾つかの HLT および HLGT の用語数は MedDRA が多軸性であることから、複数の SOC に重
複計上されている(ICH 国際医薬用語集(MedDRA)手引書 の 2.2 項を参照されたい)。
幾つかの HLT、例えば HLT 「先天性結合組織障害」 (Connective tissue disorders
congenital ) 、HLGT 「先天性筋骨格系および結合組織障害」(Musculoskeletal and connective
tissue disorders congenital ) は、ともに SOC 「先天性、家族性および遺伝性障害」 と SOC 「筋
骨格系および結合組織障害」 の両者で計上されるように、一つ以上の SOC 中に計上されている。
HLT および HLGT の合計数は表 4-1 のものより多い。
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
7
4. 変更点のまとめ
4.4
PT と LLT の表記の変更
MedDRA の継続的なメンテナンス作業の一環として、スペルミス、ダブルスペースやその他
MedDRA の表記変更基準に該当する間違いがあれば、既存の PT と LLT の表記が修正(表記変
更)される。この表記変更処理では当初の用語の MedDRA コードは変更されず、当初の概念が保
持され、表記を修正された PT/LLT は修正前と同じコードを再利用できる。次表は MedDRA バー
ジョン 15.1 で表記が変更された PT/LLT の一覧である。
表 4-7 表記変更された PT/LLT
コード
種別
10021229
LLT
10027845
LLT
10027846
LLT
10027847
LLT
10027848
LLT
10027849
LLT
10027850
LLT
10027851
LLT
10027852
LLT
10027853
LLT
10027854
LLT
10027855
LLT
10027856
LLT
10027857
LLT
10027858
LLT
10029546
LLT
V15.0 での表記
特発性高カルシウム尿症
Idiopathic hypercalcuria
アクチニド抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Actinides therapy
αアマニチン抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Alpha amanitin therapy
アスタチン211抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Astatine-211 therapy
アスタチン212抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Bismuth-212 therapy
ホウ素10抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Boron-10 therapy
臭素77抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Bromine-77 therapy
ジフテリア毒素抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Diphtheria therapy
ヨウ素125抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Iodine-125 therapy
ヨウ素131抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Iodine-131 therapy
パラジウム109抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Palladium-109 therapy
緑膿菌外毒素抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Pseudomonas extoxin therapy
リチン抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with Ricin
therapy
スカンジウム47抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Scandium-47 therapy
イットリウム90抱合モノクローナル抗体療法
Monoclonal antibody conjugated with
Yttrium-90 therapy
非肉芽性潰瘍性空腸回腸炎
Non-granulomatous ulcerative jejunoileitus
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
8
V15.1 での表記
Idiopathic hypercalciuria
Monoclonal antibody conjugated
with actinides therapy
Monoclonal antibody conjugated
with alpha amanitin therapy
Monoclonal antibody conjugated
with astatine-211 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with bismuth-212 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with boron-10 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with bromine-77 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with diphtheria therapy
Monoclonal antibody conjugated
with iodine-125 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with iodine-131 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with palladium-109 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with pseudomonas extoxin
therapy
Monoclonal antibody conjugated
with ricin therapy
Monoclonal antibody conjugated
with scandium-47 therapy
Monoclonal antibody conjugated
with yttrium-90 therapy
Non-granulomatous ulcerative
jejunoileitis
4. 変更点のまとめ
コード
種別
10072260
LLT
10072261
LLT
V15.0 での表記
V15.1 での表記
アミロイド関連画像異常-浮腫/滲出液貯留
Amyloid related imaging abnormalityOedema/Effusion
アミロイド関連画像異常-浮腫/滲出液貯留
Amyloid related imaging abnormalityEdema/Effusion
Amyloid related imaging
abnormality-oedema/effusion
Amyloid related imaging
abnormality-edema/effusion
JMO 注)これに伴う日本語表記の変更はない。
4.5 LLT のカレンシーステータス変更
次表は MedDRA バージョン 15.1 においてルールに従ってカレンシーステータスが変更された
LLT である。
表 4-8 カレンシーステータスが変更された LLT
変更後の
ステータス
下層語(LLT)
頚 部 形 成
Cervicoplasty
術
カレンシーステータス変更の根拠
LLT 頚部形成術 (Cervicoplasty)は子宮頚部の手技と LLT 頚
ノンカレント 部形成術との混乱を避けるため臨床評価の結果ノンカレント
になった。
ノンカレント
内臓除去術は、ヘルニア等/その部位の内臓臓器に対する修復
と腹部臓器の除去の両方にも関係する曖昧な用語である。
これに関連する変更は、チェンジリクエスト 2012158005
で、MSSO は、ヘルニア等の内臓脱出あるいは横隔膜内臓転
位の外科治療を表わすために新しい PT 脱出臓器還納を追加
した。上記に説明されるように、PT 内臓除去術はチェンジ
リクエスト 2012158006 で新しい PT 脱出臓器還納
(Eventration repair)の下位に降格されノンカレントになっ
た。
JMO 注:JMO では上記変更に伴い、Eventration
procedure の日本語訳を「内臓除去術」から「脱出臓器手
術」に変更した。
Gastroesophageal
junction ulcer
haemorrhage
ノンカレント
MedDRA ユーザによって提出されたプロアクティブの提案
に基づいて、コーディングと一貫性を改善として、MSSO は
一対の片方に対応する英国式スペルの相当分と米国式スペル
の相当分を既存の MedDRA 用語に加える。LLT 食道胃接合
部潰瘍出血(Gastroesophageal junction ulcer haemorrhage)
は米国式と英国式スペルの混合であり;それゆえ、ノンカレン
トに変更となる。英国式スペルの LLT Gastrooesophageal
結合潰瘍出血は、MedDRA v15.1 のチェンジリクエスト
2012145007 で追加された。この米国式スペルの LLT 食道接
合部潰瘍出血(Gastroesophageal junction ulcer
haemorrhage)は、v 6.1 からのものである。
陰唇部そう痒
「唇音 Labial」は曖昧で、「口唇のそう痒」と同じく生殖器
ノンカレント としての「陰唇のそう痒」の両方を示すためノンカレントと
なった。
内 臓 除 去
Eventration
procedure
術
食道胃接合部潰瘍出
血
Labial itching
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
9
4. 変更点のまとめ
下層語(LLT)
変更後の
ステータス
カレンシーステータス変更の根拠
ノンカレント
次の LLT がノンカレントになった。:
LLT 超長鎖アセチル補酵素A脱水素酵素欠損症、LLT 長鎖
アセチル補酵素A脱水素酵素欠損症、LLT 中鎖アセチル補酵
素A脱水素酵素欠損症、LLT 短鎖アセチル補酵素A脱水素酵
素欠損症。
アシル CoA とアセチル補酵素 A は化学的に異なる。アセチ
ル補酵素 A は、アシル CoA 酵素が最初(長い脂肪族鎖)に存在
する間のリネン・ベータ-オキシ螺旋(クレブズ回路の直前の
ステップ)の終わりに存在する。これらの用語が MedDRA
v15.0 の時に再調査され承認された時「アセチル」形式では
なく、「アシル」形式として登録されるべきでした。そのた
め、これらの用語の「アシル」形式は v15.1 で追加されるこ
とになった。尚、「アセチル」型式は全く別の用語を意味す
るが、今後追加要請を受けることも考えられるため、MSSO
はこれらを改名するのではなくこれらの用語をノンカレント
にすることにした。
ノンカレント
(LLT 長鎖アセチル補酵素A脱水素酵素欠損症についての説
明を参照)
ノンカレント
頭字語「DU」は曖昧な用語で、床擦れ(decubitus ulcer)
または、十二指腸潰瘍(duodenal ulcer)にも使用される為
ノンカレントになった。
ノンカレント
頭字語「DU」は曖昧な用語で、床擦れ(decubitus ulcer)
または、十二指腸潰瘍(duodenal ulcer)にも使用される為
ノンカレントになった。
長鎖アセチル補酵素
A脱水素酵素欠損症
Long-chain acetylcoenzyme A
dehydrogenase
deficiency
中鎖アセチル補酵素
A脱水素酵素欠損症
Medium-chain
acetyl-coenzyme A
dehydrogenase
deficiency
穿孔性十二指腸潰瘍
Perforated DU
再発性十二指腸潰瘍
Reactivated DU
短鎖アセチル補酵素
A脱水素酵素欠損症
Short-chain acetylcoenzyme A
dehydrogenase
deficiency
ノンカレント
(LLT 長鎖アセチル補酵素A脱水素酵素欠損症についての説
明を参照)
ノンカレント
(LLT 長鎖アセチル補酵素A脱水素酵素欠損症についての説
明を参照)
超長鎖アセチル補酵
素A脱水素酵素欠損
症
Very long-chain
acetyl-coenzyme A
dehydrogenase
deficiency
最新情報 MedDRA バージョン 15.1
2012 年 9 月
10