第3章 後期行動計画の施策 Ⅰ 子どもの成長及び仕事と生活の両立支援 施策の評価指標 指 標 名 母親が出産前後に仕事を継続した割合(就学前) 育児休業制度を利用しなかった割合(就学前) 現況(H21) 29.8% 目標(H26) 35.0% 71.0% 60.0% 1.子どもの権利を尊重する地域社会の形成 【施策の展開方針】 いじめ、虐待、過度の体罰など、子どもが本来持っているはずの権利侵害が深刻化し大きな 社会問題となっています。 子どもが地域社会に暮らす一人の人間としての人格が尊重され、自由でのびのびとした成長 を保障していくことが、地域やすべての大人に与えられた責務であるとの認識を深めていくと ともに、子どもの権利を尊重する地域づくりを目指します。 【個別施策】 (1)子どもの権利擁護に向けた意識啓発 すべての子どもたちが障害の有無、性別、家庭環境など、そのおかれた立場等によって偏見 や差別を受けることなく、子どもたちの「生きる権利」「守られる権利」「参加する権利」「育 つ権利」を保障し、最善の利益を尊重する意識づくりに努めていきます。 ○「子どもの権利条約」に基づき子ども一人ひとりの人権が保障され、地域社会の一構成員 として尊ばれるものであるという住民意識を高めていくため、各種啓発事業を通じて「子 どもの権利条約」に定められた趣旨及び内容等の普及を推進していきます。 ○子どもの権利が侵害を受けることなく、豊かにのびのびと成長していく地域社会であるた めに、子どもの人格が尊重され、最善の利益を保障する「子ども憲章」の制定に向けた取 り組みを検討していきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 子どもの権利擁護 意識の啓発 広報誌などを活用し、子どもの権利を守る住民意識 の啓発に努めます。また学校の道徳等を活用した情 報提供を図ります。 保健福祉課 学校教育課 新規 17 実施 年度 平成 22 年度 より (2)子どもの権利を守る地域づくり 子どもの権利を守るためには、保護者だけでなく子ども達の生活範囲において関わりのある、 すべての住民、学校、地域、事業所等が連携して取り組む必要があります。子ども達自身がお 互いの権利を尊重し、責任ある社会の一員として成長できる地域づくりに努めます。 ○保護者や学校、地域、行政、事業所など、子ども達を取り巻く環境において関わりのある すべての対象について、それぞれが果たすべき役割を話し合い、協力体制を構築すること で、子どもの権利を保障する地域づくりに取り組みます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 子どもの権利を守 る地域づくり 子どもの権利を守る地域づくりに向け、保護者や学 校、行政、地域などが果たすべき役割等について検 討し、協力体制の構築に努めます。 保健福祉課 学校教育課 新規 実施 年度 平成 22 年度 より (3)子どもたちの意見を反映したまちづくり これからのまちづくりは、住民と行政が互いの信頼関係を深め、「まちづくりの主役は住民 である」との認識を持つことが必要です。住民のまちづくりへの参画意識を高めるとともに、 積極的な参加を促していきます。 子どもたちも立派な地域の構成員です。子どもたちが地域のことについて、自分たちの目線 で考え、提言等を行うことは、地域における子育て環境の充実だけでなく、次代を担う人材育 成につながることが期待されます。大人から与えられる環境ばかりではなく、子どもたちの自 主的、主体的な社会参加活動を受け入れ、子どもたちの自由な発想や意見をまちづくりに反映 する仕組みづくりに取り組んでいきます。 ○明日の社会を担う子どもたちが、地域に愛着をもちながら豊かな次代を創造していくこと ができるよう、子どもたちの豊かな感性と自由な考え方を発表、発言できる機会の充実に 努めていきます。 ○子どもたちを対象とした、まちづくりに関するアンケート調査を実施し、まちづくりに子 ども達の意見を反映することを検討します。 ○子どもたちの利用が想定される公園等の整備にあたっては、住民ワークショップ※の開催 など住民が参加できる機会の充実に努め、ワークショップへの子どもたちの参加を促して いきます。 ※ ワークショップ:一方通行的に知識や技術を伝達するのではなく、参加者が自ら参加・体験を 通じて、何かを学び創造する問題解決やトレーニングの手法です。体験型講座。 18 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 子どもたちの意見 を反映したまちづ くり アンケート調査による意見の反映、まちづくりワー クショップの参加、実際にまちを歩きながらのバリ アフリーチェックなど、子どもたちの意見を反映し たまちづくりを推進します。 企画課 建設課 学校教育課 新規 実施 年度 平成 22 年度 より (4)児童虐待防止対策の充実 経済困窮、社会的な孤立、育児ストレス、育児不安等を背景として、子どもの心身の発達に 大きな影響を与える児童虐待が大きな社会問題となっています。 平成 16 年に実施した子育てニーズ調査では子どもを虐待しているのではないかと思う保護 者の割合が就学前児童の保護者で 9.5%(実数 27 件)、小学生の保護者で 8.8%(実数 26 件) となっています。また、虐待の疑いが含まれる「どちらともいえない」とする回答が就学前で 16.5%(実数 47 件)、小学生で 12.8%(実数 38 件)となり、虐待の疑いを含めた件数は 138 件に上ります。 児童に対する虐待が表面に出にくい性質を持つことを考えれば、本町においても児童虐待は 極めて大きな問題であることが予測されます。 虐待をしていると思うことがあるか(就学前) 9; 3.2% 虐待をしていると思うことがあるか(小学生) 9; 3.0% 27; 9.5% 47; 16.5% 26; 8.8% 38; 12.8% はい はい いいえ いいえ 201; 70.8% 224; 75.4% どちらともいえない どちらともいえない 無回答 無回答 N=297 N=284 ○子どもの権利を大きく侵害する児童虐待を未然に防いでいくため、母子保健事業と連携し、 虐待のリスクを抱える家庭の早期発見・把握に努め、継続的なフォローと育児不安や負担 感の軽減を図るため、母子保健推進員や民生委員・児童委員等と連携し相談指導体制の充 実に努めていきます。 ○いじめや虐待に悩む子ども、もしくは育児不安に悩む保護者など、問題や悩みを持つ人達 は、どのように助けを求めればよいか分からないまま、問題を抱え続けるケースも想定さ れます。いじめや児童虐待を未然に防ぐには、問題や悩みが小さいうちに適切に対応する ことが求められます。そのために行政や教育委員会、警察署、学校、公民館、学童保育な どと連携し、相談窓口や地域の相談員等について積極的な情報提供に努めるとともに、い つでも気軽に相談できる体制づくりに取り組みます。 19 ○児童虐待の防止に向け、すべての住民に対して虐待をしない、させない意識の啓発に努め るとともに、虐待を受けていると疑われる子どもを発見した場合は、児童相談所へ通報す るよう広報誌等を通じて呼びかけを行います。 ○CAP(Child Assault Prevention:子どもへの暴力防止)プログラム等を活用し、子ど もが暴力から自分を守るための知識を広く普及していくとともに、行政、地域、学校、警 察など関係機関の連携による虐待防止ネットワークの確立に取り組んでいきます。 ○被虐待児童や虐待を受けた疑いのある子どもや事件、事故などに巻き込まれた子どもの 保護体制の確立を図るとともに、精神的、肉体的なケア活動の充実や被害に遭った子ど もたちの立ち直り支援体制の充実に努めていきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 虐待の早期発見と 早期対応 母子保健事業等と連携し、虐待の早期発見や虐待が 疑われる子どもを発見した場合に速やかな通報を促 すなど、虐待の早期発見及び早期対応に努めます。 子どもの権利条約の周知や児童虐待防止推進月間に おけるポスターの掲示やリーフレットの配布など、 住民に対する児童虐待防止意識の向上を図ります。 沖縄県と連携し、虐待などの暴力から身を守る方法 を実践的に学ぶための CAP プログラムの活用を目指 します。 虐待の種類や虐待を発見した際の通告義務、相談窓 口など、情報提供と適切対応等が掲載されたリーフ レット等を関係機関に配布します。 保護を要する児童に関する情報の収集や共有等を行 うとともに、支援内容に関する協議など、関係機関 の密接な連携により、適切な支援を実施します。 児童相談所と連携し、虐待を受けた子どもに対する 心身のケア、子どもと保護者を対象とした虐待の再 発防止に向けた取り組みを推進します。 保健福祉課 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 虐待防止意識の啓 発活動の推進 児童虐待防止教育 プログラムの活用 虐待対応リーフレ ット等の配布 要保護児童対策地 域協議会の運営 被虐待児への支援 及び虐待の再発防 止 20 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 2.職業生活と家庭生活の両立支援 【施策の展開方針】 都市化の進展による地域コミュニティー機能の低下、多様な家族構成を背景として、子育て と仕事の両立など子どもを育てる家庭の負担感が大きくなりつつあります。 次代を担う子どもたちを健やかに生み育てることは、将来の経済活動の活性化や豊かで明る い地域づくりにつながります。このことを再認識した上で、ゆとりをもって子どもを生み育て ながら仕事を続けていくことができる環境づくりを促進していきます。 また、男女が協力して家庭を築くこと、ジェンダー(性的役割)にこだわらず、お互いの立 場を尊重し、対等な立場で社会参加を行うことができる男女共同参画社会の実現を目指します。 【個別施策】 (1)就業環境、条件等の改善 仕事と子育ての両立を支援する就労及び就労環境の改善にかかわる法律及び制度上の整備 が進められてきました。 平成 21 年3月に実施された就学前児童ニーズ調査における育児休業制度の利用状況をみ ると、利用しなかったという回答が 71.0%となっています。利用経験がある母親の割合は、 23.1%(H16:16.2%) 、父親は 0.5%(H16:0.4%)、平成 16 年度の調査に比べ利用割 合は上昇したものの全体の3割以下という状況です。 育児休業制度を利用しなかった理由は「職場に育児休業の制度がなかったので取りにくかっ た」 (31.1%)、 「自分の仕事が忙しく、同僚に迷惑がかかる」 (5.9%)などがあげられ、法制 度が整備される一方で、制度を利用しづらい職場環境が伺えます。 仕事の生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するための支援とは、企業や事業所 にとって単にコストを要する施策ではなく、社員の仕事に対する意欲や生産性の向上など経営 に貢献するものでもあります。職業生活と家庭生活の両立を図るためには事業所等の理解と協 力を得ることが必要です。 育児休業を利用しなかった理由 件数 育児休業制度の利用 母親が利用した 22; 5.5% 2; 0.5% 93; 23.1% 父親が利用した 89 31.1% 自分の仕事が忙しく、同僚に迷惑がかかる 17 5.9% 取得すると収入が減る 12 4.2% 制度を知らなかった 19 6.6% 母親と父親の両方が利用 勤務評価に影響する した 利用しなかった 286; 71.0% ; 0.0% 無回答 N=403 1 0.3% 配偶者・パートナーが子育てに協力してくれるた め、取得する必要がなかった 33 11.5% 取得したいと思わなかった 18 6.3% その他 55 19.2% 無回答 42 286 14.7% 合計 21 構成比 職場に育児休業の制度がなかったので取りにく かった ○子育て中の保護者が、子育てにゆとりを持ちながら働き続けることができるよう、職場環 境の改善を促進していきます。ワーク・ライフ・バランス支援に取り組む意義や育児休業 制度を気軽に取得できる雰囲気づくりなど、事業所等の理解と協力を得るための啓発活動 を推進していきます。 ○子育て支援にかかわる職場環境の改善に積極的に取り組む企業をファミリーフレンド企業 として表彰する制度を検討する等、広く地域企業等へ普及する活動を推進していきます。 ○出産、育児及び介護等による休職並びに離職した人の職場復帰や再就職を促進していくた めの各種制度の普及啓発に努めていきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 仕事と生活の調和 に向けた啓発活動 企業や事業所が仕事と生活の調和に取り組むメリッ トをまとめたパンフレット等を活用し、事業所等の 理解と協力を得るための啓発活動に取り組みます。 産前、産後の休業や乳幼児のいる母親に対するフレ ックスタイムの導入、育児時間の適正な支給が行わ れるよう啓発活動を推進します。 総務課 新規 総務課 継続 産前、産後休業制度 の普及啓発 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (2)男女共同参画社会の形成 男性の子育て参加意識や男性の働き方等の見直しを含め、男性と女性の性的な差別意識等を 払拭し、男女が良きパートナーとして家庭での役割分担意識を深めることが必要です。 また、男性と女性がお互いの立場を尊重し、対等な立場で様々な社会参加の場面でその能力 と個性を発揮することができる、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進していきま す。 ○男女共同参画社会の実現に向けて、 「男女共同参画週間」におけるポスターの掲載など、あ らゆる機会をとおして男女共同参画意識を深めるための啓発活動を推進していきます。 ○男性と女性が性別にとらわれることなく、等しく家族の一員としての役割を担い、お互い に協力して家庭生活を営むことや男女が一人の人間として同等に社会に参画するという視 点に立った教育を一層推進していきます。 22 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 男女共同参画社会 の形成に向けた意 識啓発 男女共同参画社会 の形成に向けた学 習の推進 男性の育児参加の 促進 「男女共同参画週間」やパンフレット等を活用した 意識の啓発など、男女共同参画社会の推進に向けた 取り組みを行います。 家庭における家事や育児について、男女が共同して 取り組む社会の実現に向け、学校教育の全般におい て、子どものころからの意識啓発に努めます。 女性の育児不安の緩和、過度な育児負担の軽減を図 るため、男性が家事や育児、介護等に積極的に参加 するよう啓発活動を推進します。また必要に応じて 男性の育児休業取得を促進していきます。 総務課 継続 総務課 学校教育課 継続 総務課 継続 23 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より Ⅱ 地域における子育て支援 施策の評価指標 指 現況(H21) 就学前 小学生 43.0% 45.2% 標 名 子育てについて不安や負担を感じている割合 障がいのある子どもに関する周囲の理解が得ら れないとする割合 9.5% 33.3% 目標(H26) 就学前 小学生 35.0% 35.0% 5.0% 15.0% 1.子育て家庭等への多様な支援 【施策の展開方針】 すべての子育て家庭が、地域社会の中で、安心して子どもを育てていくことができるよう、 子育てに対する負担感や不安感を軽減できる相談支援体制の充実を図ります。また地域資源 (人材、各種団体)を有効に活用した子育て支援ネットワークを形成し、地域に開かれた子育 て環境づくりに努めていきます。 【個別施策】 (1)相談支援 核家族を中心とした多様化する世帯構成、都市化の進展による地域コミュニティー機能の低 下は、子育てに不安や悩みを抱えながら社会的に孤立する保護者が若い世代を中心に増加する 傾向にあるとされています。 平成 21 年3月に実施されたニーズ調査によれば、子育てに対して不安や負担感を感じる保 護者の割合は就学前児童の保護者で 43.0%(H16:41.2%)、小学生の保護者で 45.2% (H16:39.4%)となっており、平成 16 年度調査よりも割合が上昇しています。 また、子育てに対する相談相手は、 「その他の親族(親、兄弟など) 」が 79.9%(H16:66.9%) 「配偶者」が 70.0%(H16:69.7%)、 「友人、知人」が 63.3%(H16:56.0%)と、身 近な人達への相談が中心となっています。一方で保育所や幼稚園以外の公的な相談窓口の利用 は極めて低い状況にあり、多様な相談対応に取り組む必要があると考えられます。 そのため、子育て中の保護者が身近な地域で気軽に交流し相談できる体制の充実を図ります。 子育てで感じていること(就学前) 10; 2.5% 20; 5.0% 17; 4.2% 何となく不安や負担を感じ る 子育てで感じていること(小学生) 9; 2.8% 153; 38.0% まったく感じない 117; 37.0% 94; 29.7% なんともいえない 非常に不安や負担を感じ ている 何となく不安や負担を感じ る あまり不安や負担を感じ ない 49; 15.5% 無回答 N=403 26; 8.2% 21; 6.6% あまり不安や負担を感じ ない 66; 16.4% 137; 34.0% 非常に不安や負担を感じ ている まったく感じない なんともいえない 無回答 N=316 24 N=403 N=316 子育てに関する相談相手(就学前) 0.0% その他の親族(親、きょうだいなど) 配偶者 知人・友人 職場の人 保育士、幼稚園の先生 同じ保育所、幼稚園、学校の保護者 医師・看護師 隣近所の人 町の保健師 子育て支援センター なかよし広場・親子で遊ぼうの保護者 その他 相談相手がいない 母子保健推進員 町社会福祉協議会 児童相談所 相談すべきことはない 行政窓口 民生委員・児童委員 保健所 民間の電話相談 無回答 20.0% 40.0% 60.0% 79.9% 70.0% 63.3% 子育てに関する相談相手(小学生) 0.0% 80.0% 100.0% その他の親族(親、きょうだいなど) 配偶者 知人・友人 同じ学校の保護者 担任の先生 隣近所の人 相談したことがない 医師・看護師 その他 相談すべきことはない 町の保健師 民生委員・児童委員 役場窓口 町社会福祉協議会 保健所 児童相談所 母子保健推進員 民間の電話相談 相談相手がいない 無回答 26.3% 18.9% 13.2% 7.7% 4.7% 1.5% 1.2% 1.0% 0.7% 0.7% 0.5% 0.2% 0.2% 0.2% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 2.2% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 67.1% 65.2% 63.9% 27.8% 20.6% 4.4% 3.8% 2.5% 2.5% 0.9% 0.6% 0.6% 0.3% 0.3% 0.3% 0.3% 0.0% 0.0% 0.0% 0.9% ○子育て中の親子が身近な場所で気軽に集い、仲間同士で相談、交流することができるよう 多用な交流機会の創設と場の整備を推進していきます。 ○地域子育て支援センターにおいて、子どもを育てる保護者や乳幼児の状況に応じた適切な 相談、助言並びに情報の取得ができる体制づくりを推進していきます。 ○子育てやいじめ、虐待等に関する悩みや問題は、いつ発生するか予測できません。また家 庭が抱える問題が重大化、深刻化するのを防ぐためには、より身近な範囲で迅速に対応す ることが重要となります。そのため、日常的に地域で活動している母子保健推進員や民生 委員・児童委員との連携を強化し、問題等の的確な把握に一層努めるとともに、地域活動 に対して積極的な支援を行います。 ○子育てに関する悩みや問題は、家庭を取り巻く環境に応じて複雑、多様化し、子育て家庭 の数だけ悩みがあると言えます。このような中、地域における相談対応の充実を図るため、 母子保健推進員や民生委員・児童委員など、支援者の専門性を高める講習会への参加を促 進していきます。 ○子育てに関する相談対応は、まず悩みや問題等を把握することから始まります。相談窓口 などで把握できない、潜在的なケースにこそ大きな問題を抱えている可能性があります。 これら地域で潜在的な問題を抱える保護者や子どもが SOS を発することができるよう、ま た問題等に気づいた住民や支援者等が適切な対応がとれるよう、相談窓口や児童相談所な どに関する積極的な情報提供を進めます。 ○相談支援の充実を図るため、近隣市町村や専門機関等との連携により 24 時間対応できる 相談窓口の設置に向けた検討を行います。 25 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 各種相談事業の充 実 育児不安や経済問題など、子育て家庭の抱える多様 な悩みごとなどに対応するため、子育て相談窓口や 各種町民相談事業等により相談体制の充実を図りま す。 保健福祉課 総務課 住民生活課 継続 実施 年度 平成 22 年度 より (2)子育て支援ネットワークの形成 核家族化の進展や地域関係の希薄化、ライフスタイルと就業形態の多様化などにより、地域 社会は変化してきています。 これからの子育て支援は、相互扶助の視点から、地域の様々な活動主体を発掘し、その活動 を活性化することで、支援の多様化を図るとともに、連携による支援ネットワーク化が重要と なります。様々なかたちで地域の子育て支援にかかわる人材及び団体等を活用したネットワー クを形成し、地域の中で多様な子育てを支援する仕組みづくりを推進していきます。 ○住民同士が互いに支え合い、助け合うという相互扶助意識の向上を図るため、各区や婦人 会、子ども会、青年会、老人クラブなどの交流活動の支援を行うとともに、社会教育講座 等を通じた意識啓発活動を推進していきます。 ○子育てに関する情報提供、育児不安に対する指導や助言、民生委員・児童委員及び母子保 健推進員の活動紹介など、地域子育て支援センターを拠点としたネットワークの形成を図 ります。 ○町内で活動する支援者や団体、協議会、児童相談所など、子育てに関連する様々な組織等 の名称や支援対象者、活動内容等について整理し、各組織に対して情報提供を行います。 それとともに支援者同士が交流や意見交換できる体制づくりに努め、支援ネットワークの 重層化を図ります。 ○子育て中の親の孤立化を防ぎ、育児を楽しむことができるような支援も重要だと考えます。 子育て支援センターでの活動、なかよしひろば(保育所開放)、親子で遊ぼう教室などを通 じた保護者同士の交流を促進し、共に活動するサークルの育成を促進していきます。 26 主な支援者とネットワークイメージ 保育所 青年会 幼稚園 小中学校 婦人会 老人クラブ 教育 委員会 子ども会 隣近所 近隣住民 行政区 金武町 役場 金武町 家 庭 行政区 母子保健 推進員 民生委員 児童委員 子ども 110 番の家 児童 相談所 石川 警察署 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 相互扶助意識の向 上に向けた意識啓 発 なかよしひろば 地域の子どもと高齢者の世代間交流の支援など、各 区や婦人会、子ども会等の交流活動、または公民館 講座等を活用した意識啓発に努めます。 保育所に入所していない親子を対象に、保育所の子 ども達との遊びの経験、子育てへの不安や負担の解 消に向けて、保育所の園庭及び保育室の開放を行い ます。 親子の楽しい遊びと親同士の交流などを通じて、育 児の楽しさを実感してもらうことを目的に、保育所 において親子で遊ぼう教室を実施していきます。 保健福祉課 社会教育課 新規 実施 年度 平成 22 年度 より 保健福祉課 継続 ※H12 開始 親子で遊ぼう教室 平成 22 年度 より継続 保健福祉課 継続 ※H17 開始 平成 22 年度 より継続 ■推進事業の数値目標 数値目標 なかよしひろば 親子で遊ぼう教室 現況(H20) 開催回数 週 5 回(月曜~金曜) AM9:00~11:00 目標(H26) 開催回数 週 5 回(月曜~金曜) AM9:00~11:00 年9回 年 18 回 27 2.援助を必要とする児童と家庭への適切な対応 【施策の展開方針】 ひとり親世帯等や障害・発達に遅れのある児童、多様な環境や立場にある子どもや家庭が孤 立することなく、社会的に自立していくことを支援していくことが強く求められています。 そのため、ノーマライゼーション※の理念のもと、障害や発達に遅れのある子どもたちが自 己実現を果たし、地域社会の中で健やかに成長することを支援していきます。 また、社会的な支援を必要とするひとり親世帯等の多様な諸問題を解決し、良好な子育て環 境づくりを支援するとともに、子育て家庭が抱える経済的負担の軽減施策を推進していきます。 【個別施策】 (1)障がいのある児童への適切な対応 障害・発達に遅れのある子どもたちの人権を擁護し、子どもの最善の利益と権利、自由が最 大限に守られ、生活の質を高めながらのびのびと成長することができる環境づくりが必要です。 そのため、一貫した相談体制の下で保育・療育並びに教育を受けることができる環境整備や 関係機関との連携を密にしたきめの細かい福祉施策を推進していきます。 ○障害に対する正しい理解と認識を深め、障害・発達に遅れのある子どもたちの人権を尊重 する啓発活動を推進していきます。 ○保健・医療機関との連携により、障害の早期発見・早期対応を図るとともに、障害・発達 に遅れのある児童の医療、療育体制、福祉サービスの充実に努め、児童の健全な発達を支 援していきます。 ○保護者の介護負担の軽減や在宅生活の質を高めた自立と社会参加を促していくため、法制 度に基づく居宅支援サービスの充実に努めます。また、経済的負担を軽減していくため各 種手当、助成の適正支給と周知を図る啓発活動を推進していきます。 ○障害・発達に遅れのある児童を養育する家庭の様々な諸問題に対し、適切に対応していく ため、関係機関との連携による相談、指導、情報提供体制の充実に向けた取り組みを推進 していきます。 ○障害・発達に遅れのある児童の保育、教育の充実を図るため、一貫した相談体制のもと、 適切な就園、就学にかかわる進路相談、指導体制の充実に努めるとともに、保育、教育施 設への受け入れ体制の拡充に向けた取り組みを推進していきます。 推進事業 ※ ノーマライゼーション:障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々が、社会の中で他 の人々と同じように生活し、活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方。 28 事業名 事業内容 担当課 区分 障がいに対する意 識の啓発 障がいのある児童に対する偏見を取り除き、人権擁 護を図るための意識啓発活動を推進していきます。 保健福祉課 学校教育課 継続 法制度にもとづく 障がい福祉サービ スの充実 障がいのある児童 の保育、教育の充実 障がいのある児童の日常生活の援助や自立支援な ど、法制度のもとづく障害福祉サービスの充実に努 めます。 障がいのある児童に対する相談及び指導体制の充実 を図るとともに、保育及び教育施設における受け入 れ体制の拡充に取り組んでいきます。 保健福祉課 継続 学校教育課 新規 29 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (2)ひとり親家庭等の自立支援 本町のひとり親世帯は、昭和 55 年から平成 17 年までの期間、約 170~220 世帯前後で 推移し、総世帯の約 13~18%を占めています。ひとり親世帯は、仕事や家事・育児を片親が 担い精神的、経済的負担が大きいとされ、ひとり親世帯が安定した生活基盤を確立し、社会的 に自立していくことを支援していきます。 ○日常生活の基盤となる住宅の確保を容易にしていくため、公営住宅への優先入居を行いま す。 ○母子家庭等の自立生活を促進していくため、母子家庭等日常生活支援事業や各種手当て、 福祉貸付資金等の適性支給、貸与を図ります。 ○父子家庭を含めひとり親家庭等の保健の向上と経済負担の軽減を図るため、医療費の一部 を助成していきます。 ○ひとり親世帯が抱える悩みの解消や社会的自立を促していくため、多様な相談等に対応す る相談窓口の機能強化に努めるとともに、情報提供体制の充実にむけた取り組みを推進し ていきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 生活援助対策事業 の推進 ひとり親家庭に対して、安定した日常生活を送るこ とができるよう、子育て激励金や母子及び父子家庭 等医療費助成事業等による支援を行います。 町社会福祉協議会に母子寡婦福祉会の窓口を設置 し、ひとり親家庭の交流と親睦を図ります。 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 ひとり親家庭親子 のつどい 30 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (3)経済的支援の充実 子育てに関する負担の中で大きなものとして、経済的負担があげられます。 平成 21 年3月に実施された就学前児童ニーズ調査において、行政に対する子育て支援の要 望として、 「保育所や幼稚園にかかる費用負担を軽減して欲しい」が 32.0%、約3人に1人が 経済的な負担軽減を求めています。 今後も子育て家庭等に対する経済負担の軽減に向け取り組みます。 N=403 子育て支援において充実して欲しい内容 0.0% 20.0% 35.0% 子連れでも出かけやすく楽しめる場所を増やして欲しい 34.5% 幼稚園児の午後の預かり保育の拡充 32.0% 保育所や幼稚園にかかる費用負担を軽減して欲しい 16.9% 保育所を増やして欲しい 14.4% 親子が安心して集まれる身近な場が欲しい 12.7% 専業主婦など誰でも気軽に利用できるNPO等による保育サービスが欲しい 11.4% 安心して子どもが医療機関にかかれる体制を整備して欲しい 10.4% 親子が一緒に参加できるイベントなどの機会を増やして欲しい 公営住宅への多子世帯の優先入居や広い部屋の割り当てなど、住宅面の 配慮が欲しい 残業時間の短縮や休暇の取得促進など、企業に対して職場環境の改善を 働きかけて欲しい 8.2% 7.4% 6.7% 休日に保育所(園)、幼稚園の遊び場を地域に開放してほしい 4.7% 子育てに困った時に相談したり情報が得られる場を作って欲しい 3.7% 子育てサークルなど親子が交流できる場を作って欲しい 特にない 子育てについて学べる機会を作って欲しい 2.5% 2.0% 幼稚園を増やして欲しい 1.0% その他 0.7% 無回答 40.0% 17.9% ○医療費の一部助成、児童手当(子ども手当)等の各種制度に対する普及啓発に努めるとと もに、適切な支給を図ります。 ○児童生徒の良好な保育、教育環境の向上を図るため、保育、就園、就学等に対する減免、 補助の実施に努めていきます。 31 推進事業 事業名 子育て激励金 事業内容 担当課 区分 子どもの生まれた家庭に対して、生後 3 カ月目に 10 万円の子育て激励金を支給します。 保健福祉課 継続 幼児の虫歯予防と幼少期からの健康づくり及び保健 活動の推進を図るため、3歳児健診の結果に基づき、 1人につき3万円の虫歯予防奨励金を支給します。 15 歳まで児童の疾病の早期発見と早期治療を促進 し、保健の向上と健全な発育に寄与することを目的 に、医療費の一部を助成します。(平成 20 年度より 対象を就学前児童から 15 歳まで拡大) 生活の安定と自立を支援し、福祉の増進を図ること を目的に、母子及び父子家庭等に対し、医療費の一 部を助成します。 児童手当(子ども手当)や各種奨学金制度等の活用、 母子・寡婦福祉資金貸付制度の周知を図るなど、経 済負担の軽減に努めます。 保健福祉課 実施 年度 ※H18 開始 平成 22 年度 より継続 虫歯予防奨励金 乳幼児医療費助成 事業 母子及び父子家庭 等医療費助成事業 各種制度にもとづ く経済負担の軽減 32 継続 ※H18 開始 平成 22 年度 より継続 保健福祉課 継続 ※H7 開始 平成 22 年度 より継続 保健福祉課 継続 ※H7 開始 平成 22 年度 より継続 保健福祉課 継続 平成 22 年度 より 3.ゆとりある生活環境づくり 【施策の展開方針】 ノーマライゼーションの理念の普及、少子高齢化の進展等を踏まえ、障がいのある住民や高 齢者等の積極的な社会参加を促す、道路や集落・住宅地のバリアフリー※化の促進など、子育 て家庭を含めすべての人にやさしく快適な生活空間の整備が求められています。 また、安心して子どもを生み育てていくためには、子どもの発達段階に応じた住宅の確保及 び子どもたちが事件や事故等に巻き込まれない、安全と安心が確保された地域環境づくりを推 進します。 【個別施策】 (1)快適生活空間の整備 平成 21 年3月に実施された就学前児童ニーズ調査において、子どもとの外出の際に困るこ ととして「公共施設においてトイレがオムツ替えや親子での利用に配慮されていない」が 35.7%、 「子どもを遊ばせる場所がない」が 31.3%、 「暗いとおりや見通しのきかないところ が多い」が 23.8%(小学生ニーズ調査:38.6%)、 「歩道や信号がない通りが多く、道路上の 安全面に心配があること」が 20.8%(同:24.4%)、 「公共施設において授乳する場所や必要 な設備がない」が 20.6%で上位に上げられています。 子どもを連れて気軽に外出する場合、親と子どもに配慮された公共施設等の整備が不十分で あることが伺えます。 そのため、公共施設を中心にしたバリアフリー整備や良好な住宅環境づくりに向けた取り組 みを推進していきます。 N=403 子どもとの外出の際に困ること等 0.0% 20.0% 40.0% 公共施設においてトイレがオムツ替えや 親子での利用に配慮されていないこと 35.7% 31.3% 子どもを遊ばせる場所がないこと 暗い通りや見通しのきかないところが多い 23.8% 歩道や信号がない通りが多く、道路上の 安全面に心配があること 公共施設において授乳する場所や必要な 設備がないこと 20.8% 20.6% 特に困ること・困ったことはない 15.1% 緑や広い歩道が少ない 14.9% 禁煙・喫煙場所が徹底されていないこと 歩道の段差などが通行の妨げとなってい る 3.7% その他 3.2% 無回答 ※ 13.6% 10.9% バリアフリー:障害者や高齢者などが社会生活に参加する上で支障となる、物理的な障壁を取 り除くこと(段差の解消等)や情報的な障壁を取り除くこと(手話通訳者の配置等)などです。 33 ○公共施設等の整備にあたっては、すべての人にやさしい、ユニバーサルデザイン※の視点に 立った整備を推進していきます。 ○歩道の段差解消、信号機や道路標識などの交通安全施設、わかりやすい案内表示等の整備を 推進します。 ○子育て家庭が子どもの成長段階に応じて良質なファミリー向け住宅を確保していくことが できるよう住宅確保に向けた情報提供などの支援を積極的に推進していきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 バリアフリーのま ちづくりの推進 誰もが安全、安心に生活できるよう道路の段差、公 共建築物における障壁の解消に努めます。公共施設 では、親子で入れるトイレ、オムツ交換用ベットな ど設置を検討します。 町営住宅では、20 歳未満の子どもを扶養している寡 婦等について、選考する際に優先的な入居を実施し ています。 建設課 継続 建設課 継続 住宅確保のための 支援 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (2)安全、安心が確保された地域づくり 近年、県内各地において子どもの安全を脅かす事件・事故が多発しています。安心とゆとり を持って子どもを生み育てていくためには、子どもたちが事件・事故等に遭遇しない、安全と 安心が保障された地域社会であることが必要最低限の条件となります。 そのため、学校、地域、家庭及び警察等の関係機関との連携し、安全、安心な地域づくりを 推進します。 ○地域の安全についての実態把握、避難箇所の再点検を行うとともに、周辺地域での不審者 の目撃情報や犯行状況など、防災防犯に関する情報提供の充実に努めていきます。 ○警察等との連携による交通ルール、交通安全意識、マナーの向上に向けた交通教育に努め ていきます。 ○各小中学校区に、児童生徒の安全と子どもにかかわる犯罪を未然に防ぐことを目的として、 住民、事業所等の協力と理解、警察との連携によって設置された「子ども 110 番の家」 の周知徹底を図ります。 ※ ユニバーサルデザイン: 年齢や性別、国籍、障害の有無などに関係なく、はじめから、全ての 人が「使いやすい」と感じるデザインを行うという考え方です。そのため、障害者や高齢者など のために、あとからバリアを取り除く「バリアフリー」の概念を一歩踏み出したものと言えます。 34 ○住民一人ひとりの防犯意識の向上を目的とした啓発活動を推進するとともに、各小中学校、 PTA、警察、行政等が連携し、下校時パトロールなどの地域防犯活動や長期休暇等にお ける防犯パトロールの実施を促進していきます。 ○通園、通学時の安全を確保していくため快適な歩行空間の形成、通学路の確保及び交通安 全施設の整備拡充に努めていきます。 ○青少年の健全育成及び地域の安全対策として、金武町青少年健全育成連絡協議会において 「あいさつ運動」及び「夜間パトロール」を実施していきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 「子ども 110 番の 家」の周知徹底 「子ども 110 番の家」について、石川警察署や石川 地区防犯協会などと連携し、周知を図るとともに、 地域の子どもは地域で守る取り組みを推進します。 地域の実情を勘案しつつ、街灯や防犯灯など防犯防 止設備の充実を図ります。また子どもを犯罪から守 るため、危険個所に関する情報提供や防犯指導、パ トロールなどの巡回活動を強化していきます。 警察署や交通安全協会等と連携し、情報提供や学校 での交通安全教育を推進します。また交通安全施設 の整備拡充、街頭指導による交通マナーの向上など 交通安全対策の充実に努めます。 総務課 継続 総務課 継続 総務課 継続 犯罪の未然防止 対策 交通安全対策の 充実 ■推進事業の数値目標 数値目標 防犯パトロール 現況(H20) 実施回数 年6回 35 目標(H26) 実施回数 年 12 回 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 4.子どもの居場所づくり 【施策の展開方針】 子どもたちが地域の中で様々な体験や交流活動並びに遊びを通して、豊かな創造性、社会 性、協調性を身につけることができる場や機会の必要性が高まっています。 また、地域コミュニティー機能の低下、地域や家庭の抱える問題が複雑化していくなか、青 少年の非行防止対策を含め青少年の健全育成に向けた環境づくりが重要な課題となっていま す。 そのため、子どもたちの主体性や自主性を育む場として、身近な地域の中で気軽に集い、安 全に安心して遊ぶことができる遊び場の整備や居場所づくりを積極的に推進していきます。 【個別施策】 (1)健やかな育ちを支援する環境づくり 地域の大人が子どもたちの活動に積極的に関わりを持ち、子どもたちの自主的、主体的な活 動を支援していくとともに、公共施設や公民館等の地域資源を有効的に活用し、子どもたちが 集い、いきいきと交流できる場の創設に努めます。 ○異学年交流や体験活動ができるようにするため、地域の身近な施設等を利用して子どもた ちの主体性、自主性、協調性、社会性を育む事業の取り組みを検討します。 ○各地区に立地する公民館を利用して、子ども会等が主体的に集い、活動するコーナーを設 置するなど、子どもの居場所づくりとしての活用に向けた施策を促進していきます。 ○各小中学校の PTA などを支援母体として実施される子供の居場所づくり事業の一層の充 実を図ります。 ○本町には、町立図書館のほかに地区公民館内の図書室が設置されていることから、町立図 書館と地区公民館図書室との連携や書籍の充実に対する支援を行ない、ブックスタート※等 の活用により読書環境の充実を図ることで、居場所づくりを促進していきます。 ○子どもの健やかな育ちを支援する環境づくりや場の充実を図るため、地域の自主組織等に 対する支援を行ないます。 ※ ブックスタート:すべての赤ちゃんのまわりで楽しく。あたたかいひとときが持たれることを 願い、一人ひとりの赤ちゃんに、絵本を開く楽しい体験といっしょに、絵本を手渡す活動です。 36 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 子ども会活動の支 援 子ども同士のふれあいの場の提供、子どもたちの主 体的な社会参加を促進していくため、町内8つの子 ども会活動の支援を行います。 中高校生を対象に、子どもの遊びや交流を指導して いるジュニアリーダー養成について、町子ども会育 成連絡協議会の活動の支援を行います。 柔道や空手、合唱団などの活動や各地区公民館を開 放した活動等を通じた子どもの居場所づくりの充実 を図ります。 社会教育課 継続 社会教育課 継続 社会教育課 継続 ジュニアリーダー の養成 子どもの居場所づ くりの充実 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (2)遊び場環境の充実 子どもは、遊びを通して主体性や創造性を育み、たくましく生きる力、社会性を身につけて いくとされています。子どもたちが身近な地域で安全に安心してのびのびと遊ぶことができる 環境づくりが大切です。子どもたちが遊びを通して心身ともに健やかに成長していくことを助 長していくため、遊び場や活動の拠点となる施設整備を推進していきます。 ○子どもの安全な遊び場を確保するため、各小中学校の校庭、保育所の園庭などの開放に努 めていきます。 ○子どもと親が、安心してのびのびと遊び、交流することができるよう、ワークショップ等 を活用し、保護者の要望や子どもたちの自由な発想、意見を取り入れた町内の公園整備を 推進していきます。 ○自然とふれあう機会を広げていくため、緑地の保全、保護に努め、河川や海岸線を活用し た多用な生物が生息する親水性の高い水辺空間の整備を推進していきます。 ○各地区公民館を子どもの体験、遊び、交流、学習の拠点としての活用を促進します。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 既存公園の活用状 況の検証 既存公園を有効活用するため、活用状況の検証を行 い、必要に応じて子どもたちが利用しやすい公園へ の再整備を検討します。 子どもの居場所づくりのため、行政区の理解と協力 を得ながら、子どもたちの遊びと交流、学習の拠点 として、公民館の有効活用を促進していきます。 建設課 継続 社会教育課 継続 公民館の有効活用 37 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より Ⅲ 親と子の学びと育ちに対する支援 施策の評価指標 地域活動等への参加割合 現況(H21) 小学生 中高生 72.8% 35.7% 目標(H26) 小学生 中高生 80.0% 45.0% 家の手伝いをさせていない(していない)割合 3.5% 3.0% 指 標 名 ボランティア活動への参加割合(中高生) 4.5% 71.5% 4.0% 75.0% 1.家庭及び地域における教育力の向上 【施策の展開方針】 子どもは、まず家庭の中で、基本的な生活習慣や人間形成の基礎を養っていきます。そして 成長とともに、地域における交流や体験を通じて、社会性や行動力などを身につけていきます。 子どもの発育発達段階に適切に対応することができるよう、家庭及び地域における教育力の 向上に取り組みます。 【個別施策】 (1)家庭教育力の向上 家庭教育は、言葉や生活習慣、コミュニケーションなど、生きていくうえで必要な技術を身 につけるため非常に重要な役割を担っています。 しかしながら、家族形態の多様化等を背景に、家庭教育機能の低下が指摘されています。家 庭教育は、それぞれの保護者の判断と責任において行なわれるものですが、子育てに関する社 会問題の一つと捉え、家庭教育力の向上に向け取り組んでいく必要があります。 保護者自身が家庭における自らの役割や責任を自覚し、子どもに対して適切な対応ができる よう支援を行います。 ○子育て中の親が自信を持って子育てに取り組むことを支援していくため、乳幼児健診、各 種講座等の機会を通じて家庭教育手帳、家庭教育ノートの配布を行います。 ○子どもの発達段階に応じて適切な家庭教育を行うことができるよう、社会教育、保育、教 育機関との連携を図りつつ、公民館講座の活用など、多様な学習機会の提供に努めていき ます。 ○児童の保護者や地域の育成者等を対象に、子どもの現在の状況や問題に対する対応策につ いて学ぶことができる講座等の充実に努めます。 38 推進事業 事業名 子育て支援講座等 の充実(親業) 事業内容 担当課 家庭教育力の向上に向け、公民館講座における子育 社会教育課 て支援講座の開催など、学習機会の充実に努めます。 区分 継続 実施 年度 平成 22 年度 より (2)地域教育力の向上 子どもたちは、地域の中で多くの人と出会い、自然とふれあい、様々な体験や交流活動を通 して、豊かな感性や行動力等を育んでいくとされています。しかし、近年は子どもたちが、地 域の人達や自然とふれあう機会などが減少し、地域の子どもを育てる力が弱まりつつあるとの 指摘があります。 地域が子どもを育てる力、地域教育力の向上に向け、家庭や学校、各区、子ども会等と連携 し、各地域における異年齢交流やさまざまな活動を体験する機会の充実に努めます。 ○子どもたちの体験活動や自然、文化にふれる場の充実を図り、地域の豊かな自然環境と地 域独自の文化を身近に感じ、豊かな感性と創造性を育み、地域に愛着と誇りを持った子ど もたちを育成していきます。 ○子どもたちの多様な体験、交流活動を支援していくため、学校、地域、家庭との連携を図 り、子ども会活動に対する支援を行ないます。 ○主体性、自発性、連帯性を育成するスポーツ・レクリエーション活動の充実に向け、指導 員の育成、確保に努めるとともに、多様なスポーツ・レクリエーションプログラムの充実 を図ります。 ○地域行事やレクリエーションを通した異年齢交流・世代間交流を推進し、子どもの豊かな 人間性や社会性を育成していきます。 ○地域資源を学習教材とした豊かな体験学習の充実を図るため、自然、歴史、文化など学習 環境の保全に努めます。 39 推進事業 実施 年度 平成 22 年度 より 事業名 事業内容 担当課 区分 スポーツ・レクリエ ーション教室の開 催と指導者の育成 スポーツ・レクリエーション活動の充実に向け、児 童陸上教室、子ども水泳教室を開催します。また各 種スポーツ指導者の育成のため、監督・コーチ・父 母を対象とした講座を開催します。 体育指導委員を中心に、各種団体等へ対してニュー スポーツの普及活動を行っていきます。また、児童 陸上競技大会、3on3 バスケット大会、小中学校水泳 大会などスポーツ・レクリエーション活動の充実に 努めます。 町民誰もが出品できる町文化祭、琉舞や空手、楽器 演奏などを盛り込んだ子ども芸能祭への、小学生、 中学生、高校生の参加を促進していきます。 町立保育所の地域活動事業として、年 3 回、運動会 等を通じた異年齢児交流、敬老会との世代間交流な どを実施します。 社会教育課 継続 社会教育課 継続 平成 22 年度 より 社会教育課 継続 保健福祉課 継続 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 多様なスポーツ・レ クリエーション活 動の充実 多様な文化プログ ラムの開催 世代間交流の充実 ■推進事業の数値目標 数値目標 世代間交流 現況(H20) 年3回 40 目標(H26) 年3回 2.次代を担う豊かな人づくり 【施策の展開方針】 次代を担う子どもたちは、明日の地域社会を担う重要な人材です。地域に育つ子どもたちが、 一人の人間としてたくましく、心豊かに成長していくことができるよう、学校、家庭、地域が それぞれの立場で子どもたちに関わる環境づくりに取り組むことが求められています。 そのため、子どもを生み育てることに対する意義に関する教育と啓発、学校、家庭、地域等 との連携による体験学習や交流機会の拡大等を推進していきます。 また、若い世代が積極的に社会活動や経済活動に取り組み、社会的に自立し、子どもを生み 育てることを容易に選択していくことができるよう支援していきます。 【個別施策】 (1)意識啓発 次代の親となる子どもたちに対し、男女の性別にとらわれることなくお互いに協力して家庭 を築くことや子どもを生み育てることに対する意義を深めていくことができる教育機会の提 供に努めます。 ○子どもは次代の親になるという認識のもと、家庭を築き、子どもを生み育てることの意義 について、保育所や幼稚園、学校などと連携し、あらゆる機会を通じた啓発活動と学習機 会の提供に努めます。 (2)ふれあい活動、体験活動等の充実 少子化や核家族化の影響により、年齢の低い兄弟の世話や乳幼児にふれる機会のないまま大 人になる子どもが増えてきています。乳幼児とのふれあいは、命の大切や母性や父性へ理解等 を高めることにつながります。そのため、保育所や幼稚園等と連携し、乳幼児とふれあう機会 を確保します。 また若い世代が自立し、家庭を築き、子どもを生み育てることを容易にする環境づくりを進 めます。 ○保育所、幼稚園、小学校、中学校との連携により、児童生徒が乳幼児とのふれあう機会を 確保し、命の大切さ、子どもや家庭を大切にする心を養う場の充実に努めます。 ○小、中学校において、職場見学、職場体験をとおして、就業に対する認識と意義を深めさ せる教育を推進していきます。 ○若い世代が社会的に自立することができるよう、沖縄県並びにハローワークとの連携を図 り、安定した就業の支援に努めます。 41 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 小学生を対象とし た母性、父性教育の 推進 幼小交流のふれあい体験学習では、従来の低学年(1・ 2 年生)だけでなく、全児童を対象とするなど充実を 図ります。また命の大切さを学ぶための道徳教育の 充実に努めます。 保育所での職場体験学習を通して、幼児とのふれあ い体験、学校行事における抱っこ体験を実施してい きます。今後は体験実施時に行うアンケート結果を もとに内容の充実に努めます。 学校教育課 継続 保健福祉課 学校教育課 継続 中学生を対象とし た体験学習 ■推進事業の数値目標 数値目標 中川小 幼小交流ふれあい 体験学習 金武小 嘉芸小 現況(H20) 年 10 回 参加者:小学校 1~6 年生 年 10 回 参加者:小学校 1~6 年生 年 13 回 参加者:小学校 1~6 年生 42 目標(H26) 年 10 回 参加者:小学校 1~6 年生 年 10 回 参加者:小学校 1~6 年生 年 13 回 参加者:小学校 1~6 年生 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より Ⅳ 親と子の健康づくり支援 施策の評価指標 子育てで配偶者の協力が少ないとする割合 現況(H21) 就学前 小学生 10.9% 12.3% 目標(H26) 就学前 小学生 8.0% 10.0% 毎日朝食を食べる割合 92.3% 97.2% 95.0% 98.0% 子どもの食事に何も気をつけていない割合 3.0% 1.9% 2.0%以下 1.0%以下 指 標 名 1.ゆとりのある妊娠、出産の環境づくり 【施策の展開方針】 女性にとって妊娠期は「こころ」と「からだ」が大きく変化し、新たな命の健全な発育や子 育てに対する精神的な不安が大きくなりやすい時期です。 こうした妊娠期、出産期の不安感や負担感を軽減し、安心で快適な妊娠生活への支援、いい お産、自分が望む出産等、妊娠・出産に関する安全性、快適性の確保等の両面からの施策を推 進していきます。それとともに、命の誕生をすべての人々が喜ぶ環境づくりに向けた取り組み を推進し、妊婦に対する出産準備教育や相談の場の提供による「いいお産」の適切な普及を図 ります。 【個別施策】 (1)安全な妊娠、出産の支援 妊娠、出産における母親と子どもの心身の安心と安全を支援するため、妊婦健康診査等を通 じて、適切な情報提供と相談対応、母子保健事業の充実に努めます。 ○妊婦健康診査やパパママ学級、医療機関等を通じて、妊娠早期からの適切な情報提供と相 談対応に努めます。妊娠、出産の準備に向け、心身ともに安定した妊娠・出産のための知 識を高めるとともに、妊婦同士の交流の場やいつでも気軽に相談できる環境づくりに取り 組みます。 ○医療機関との連携、妊婦健康診査を通して、飲酒・喫煙、体重管理など安全な妊娠、出産 と妊婦の健康管理に向けた取り組みを推進します。 ○妊娠中の女性の心身の負担を踏まえ、多様な場面で父親や家族からの協力が得られること が重要となります。妊娠、出産の大変さについて理解を促し、父親の積極的な育児参加を 図るため、ママパパ学級の充実に努めます。 43 ○育児不安の解消、産後うつ病の軽減と適切な対応等、母親と新生児の心身の健康管理にむ け、乳児家庭全戸訪問事業により育児支援の充実に努めます。 推進事業 事業名 パパママ学級 親子健康手帳の交 付 妊婦健康診査 ハイリスク妊婦等 への支援 母子保健推進員活 動 乳児家庭全戸訪問 事業 実施 年度 平成 22 年度 より 事業内容 担当課 区分 夫婦が互いに協力して子どもを生み育てるという意 識の啓発、育児不安等の解消と参加者同士の交流を 促すためパパママ学級を開催します。開催時に行う アンケート結果をもとに内容の充実を図ります。 妊娠の早期把握、妊産婦の健康管理意識の啓発及び 保健指導に向け親子健康手帳の交付を行います。交 付は全て保健師で対応し、保健指導対象者の把握に 努めていきます。 安全な分娩と健康な子どもの出産のため、定期的な 妊婦健康診査の受診を促し、妊婦の健康管理の向上 を図ります。 妊娠中の疾病予防や妊婦の不安の解消など、パパマ マ学級や医療機関等を通じてハイリスク妊婦の把握 に努め、妊婦支援を行います。 母親や父親の身近な育児の相談役となり、行政と地 域のパイプ役として母子保健推進員を各行政区に配 置します。全数訪問を目指し活動にあたっています。 乳幼児のいるすべての家庭を訪問し、子育てに関す る情報提供、乳児及びその保護者の心身の状況等の 把握、養育に関する相談、助言を行います。 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 平成 22 年度 より 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より ■推進事業の数値目標 数値目標 パパママ学級 妊娠 11 週以下での妊娠届率 母子保健推進員活動 乳児家庭全戸訪問事業 現況(H20) 年 3 クールの計 12 回実施 目標(H26) 年 3 クールの計 12 回実施 82.0% 90% 訪問件数:700 件 訪問件数:対象者全戸訪問 訪問件数: 訪問件数:対象者全戸訪問 44 2.親と子どもの適切な関わりと健康支援 【施策の展開方針】 家族構成の多様化、地域コミュニティーの希薄化は、家庭や地域が持つ子育てに関する知識 を受け継いでいく機能を低下させたといわれます。親となるための知識不足、子育ての悩みや 育児不安を抱えながら孤立する若い世代の保護者が増加しつつあり、良好な親子関係を築けな いまま児童虐待へと発展するケースが少なくありません。また、全国的に十歳代の人工妊娠中 絶や性感染症罹患率の増大などが問題となっています。 そのため、育児不安の軽減や母子保健事業の充実、思春期対策など、親と子の適切な関わり と健康支援に向けた取り組みの充実を図ります。 【個別施策】 (1)育児不安の軽減 子育ての不安は、正しく学ぶこと、親が一時的に子育てから解放されリフレッシュすること、 夫婦がお互いに協力して子どもを育てる環境づくりを整えることによって、その多くが解決さ れるとされています。 そのため、子どもを生み育てる親が子育てに悩み、孤立することを未然に防いでいくための 相談及び指導体制の充実、子育てサークル等との連携により、育児を支える仲間づくりの場や 機会の充実に努めていきます。 ○夫婦でともに家庭を築くという認識と子育てに関する知識を深めるとともに、父親の積極 的な家事・育児参加を促すため、パパママ学級等の充実に努めていきます。 また、父親の一層の育児参加に向けた情報提供体制の充実と、子育て教室など子どもと一 緒に参加できる場の提供に努めます。 ○親が子どもの成長段階に応じた発育発達を理解し、個人差のある子どもの発育発達にかか わる問題を解決できるよう、親の育児力を高める育児教室等の充実を図ります。 ○子どもと親の気軽な交流、子育て先輩ママ等からの育児テクニックや情報の交換、リフレ ッシュの場として、地域子育て支援センターを活用し、育児を支えあう仲間づくりの支援 及び子育て家庭が孤立しない環境づくりを推進していきます。 ○パパママ学級、育児教室等を通して、子どもの心身の健やかな成長と育児不安の軽減を図 るための相談、指導体制の充実に努めていきます。また母子保健における各種健康診査事 業、訪問指導、保健指導の充実に努めます。 45 推進事業 事業名 パパママ学級 【再掲】 事業内容 担当課 区分 夫婦が互いに協力して子どもを生み育てるという意 識の啓発、育児不安等の解消と参加者同士の交流を 促すためパパママ学級を開催します。開催時に行う アンケート結果をもとに内容の充実を図ります。 保健福祉課 継続 実施 年度 平成 22 年度 より (2)子どもと親の健康支援 妊娠期、出産期、新生児期及び乳幼児期を通じて、母子の健康を確保していくため、健康診 査、訪問指導、保健指導など母子保健事業の充実及び家庭の子育て力の向上に向けた支援に取 り組みます。 ○各種健診の受診率の向上を目指し、住民ニーズを踏まえた受診体制の整備を図ります。ま た、多くの親子が交流できる場や子育ての悩みを気軽に相談できる環境を整えるなど、各 種健診の機能向上に努めます。 ○感染症を未然に防いでいくための予防接種の向上に向け、医療機関との連携により、感染 症に対する情報の提供と予防接種勧奨を図るとともに、乳幼児健診会場で、麻疹予防接種 の確認と未接種者の接種勧奨の充実に努めます。 ○子どもの健やかな成長を促していくためには、むし歯予防が重要であることから、未就学 児童へのむし歯予防対策と定期的な歯科健診の受診を促進していきます。また学校等との 連携により、正しい食生活習慣づくりに視点を置いた、歯科健康知識の普及とむし歯予防 対策に努めます。 ○乳幼児健診の未受診児への家庭訪問を行い、未受診の理由を確認するとともに次回の受診 を促し、母子の健康状態の把握に努めます。 ○子どもたちを不慮の事故から守るため、関係機関との連携を図り、子どもの事故防止に向 けた情報提供や普及啓発活動を推進していきます。 46 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 各種乳児健診の充 実 各種乳児健診、歯科検診により、子どもの成長発達 状態に応じた、適切な健康管理と健康指導に努めま す。健診の実施にあたっては、個別通知及び母子保 健推進員の訪問により周知を図るなど、受診率の向 上及び未受診者対策を充実していきます。 各種健診等において、継続的な観察が必要と判断さ れる児童、ハイリスク児については、保護者の了解 を得て継続支援を行っていきます。 感染症の罹患防止、重症化予防のため予防接種を行 います。実施の際は個別通知を行い、法定伝染病に ついては全額免除で実施します。 結核予防のための予防接種を行います。実施の際は 個別通知を行い、対象期間内に接種できない場合で も 1 年未満であれば自己負担免除にて実施していま す。 母子保健推進員と連携し、乳幼児健診の未受診児に 対しては、訪問等により状況の把握を行い、健診へ つないでいけるよう対策の充実を図ります。 子どもの事故防止対策として、家庭内の危険因子に ついてのミニチュア、保健センターにおけるパネル 展示やパンフレット等を活用した啓発を図ります。 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 要観察児等に対す る支援 予防接種事業 結核予防事業 健診未受診者への 訪問 家庭等における子 どもの事故防止対 策の普及、啓発 ■推進事業の数値目標 数値目標 乳児健診受診率 現況(H20) 86.4% 目標(H26) 92% 1.6 歳児健診受診率 82.7% 92% 3 歳児健診受診率 87.2% 92% 1.6 歳むし歯罹患率 5.7% 4.5% 3 歳むし歯罹患率 37.6% 30% 1.6 歳健診後の事後教室 未実施 年 12 回(月 1 回開催) 47 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より (3)生活習慣の確立と食育の推進 子どもの生活リズムの乱れと発育発達への影響に関する知識の普及に努めます。乳幼児期か ら「早寝・早起き(睡眠)」、「朝食をとる(食事)」、「身体を動かす(運動)」といった基本的 な生活習慣を身につけることができるよう、保育所や学校などと連携し、母子保健事業等を通 じて指導等を行います。 また、子どもの発達段階に応じて必要となる栄養摂取等について、親の理解を促し、食を通 した豊かな人格形成と親子関係づくりに向けた取り組みを推進します。 ○子どもの健やかな発育発達と生活リズムは深く関係しています。 「睡眠」 「食事」 「運動(遊 び) 」といった基本的な生活習慣を子ども達が身につけることができるよう、知識の普及に 向けた学習機会の充実に努めます。 ○親子を対象としたむし歯予防及び食生活に関する普及啓発や子どもの成長段階に応じた歯 科健診の充実を図るとともに、マタニティクラスでの栄養・歯の健康について啓発活動を 実施します。また、保育所、幼稚園、学校等と連携し、歯磨き習慣の確立に向けた歯の健 康教育等に取り組みます。 ○子どもの肥満や生活習慣病等の未然防止など、規則正しい食生活習慣の確立に向け、学校 と連携し、情報提供、指導・助言に努めます。 ○保育所、幼稚園、学校等で実施される野菜づくり等の菜園活動、調理実習等と連携した保 健指導、情報の提供等に努めます。また、食べ物の大切さや体に良い食事などを学ばせな がら、豊かで健やかな人間性の形成、家族関係づくりを育む「食育」を推進します。 ○「食育」の推進にあたっては、地域の食材や特産物(田芋など)等の積極的な活用を図る とともに、地域に伝わる伝統料理を取り入れ、地産地消と伝統文化の継承に努めます。 推進事業 事業名 食育の推進 事業内容 担当課 野菜づくりや調理実習等を通じて、食に関する適切 保健福祉課 な判断力を養い、生涯にわたる健全な食生活の実現、 学校教育課 心身の健康増進と豊かな人間形成に向けた活動を推 進します。 48 区分 継続 実施 年度 平成 22 年度 より (4)心とからだを大切にする思春期対策 思春期の子どもたちの心身の健康づくりをサポートしていくため、地域、学校、家庭との連 携による相談等を実施するとともに、支援者間の現状理解と情報提供の充実を図ります。 また、思春期の子どもたちやその保護者に対し、思春期の性に対する問題や飲酒・喫煙、薬 物等の害などを含めた思春期教育の充実を図るとともに、思春期に見られる問題行動に対する 相談支援体制の構築を図ります。 ○学校保健等との連携により、たばこ・アルコール・薬物の害についての知識と認識を深め る機会の充実及び相談対応の充実に努めます。 ○大人が子どもに対して飲酒・喫煙をすすめないよう、親子向けの講演会を開催していきま す。また地域と連携して、自動販売機の店内設置を促進していくなど、未成年者の飲酒・ 喫煙を防止するための環境づくりに努めます。 〇性感染症予防に対する理解の促進、適切な異性観にもとづき望ましい行動がとれるように することなど、学校と連携し、自らの心と身体を大切にする思春期教育の充実を図ります。 推進事業 事業名 性教育の充実 思春期保健 体験学習 事業内容 担当課 区分 保健体育や養護教諭と連携し、ティームティーチン グ※形式の授業形態での実施など、子どもの年齢に応 じた性教育の充実を図ります。 中学校と連携し、中学2年生を対象に、助産師、保 健師の講話、乳児の抱っこ体験、保護者への質問や アンケート等を通して健全な母性・父性の確立、生 命の尊さ、性の尊さを学ぶ機会を提供します。 学校教育課 継続 学校教育課 保健福祉課 継続 ■推進事業の数値目標 数値目標 悩み事等を相談できる相手がいな いとする割合(中高生) ※ 現況(H21) 目標(H26) 10.0% 5.0% 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より ティームティーチング:一斉指導ではなく、複数の教員による協力的な指導によって、きめ細 かな指導を行うことを目指し、事業の計画、実施、評価などにおいて協力して指導にあたること をいいます。 49 Ⅴ 保育・教育サービスの一元化と支援 施策の評価指標 パパママ学級の周知度 現況(H21) 就学前 小学生 73.7% - 目標(H26) 就学前 小学生 80.0% - 保健師相談の周知度 62.8% - 70.0% - 栄養士相談の周知度 61.8% - 70.0% - 教育相談室の周知度 23.1% 32.6% 50.0% 50.0% 育児支援家庭訪問事業の周知度 50.4% - 60.0% - 指 標 名 ※( )は小学生の数値。その他は就学前の数値。 1.保育・教育サービスの一元化に向けた体制づくり 【施策の展開方針】 平成 21 年4月から施行された新しい保育所保育指針と幼稚園教育要領において、小学校と の連携の推進に関する内容が盛り込まれました。また小学校学習指導要領においても、幼稚園 に加え保育所との連携が新たに明記されました。 幼児期の教育と小学校教育、さらには中学校教育までを円滑につないでいくには、幼児期の 教育を担う施設と小学校、中学校が連携していくことが重要です。本町では、幼稚園児と小学 校児童の交流が行われ、また金武保育所・幼稚園一体化施設の設置を機に、幼稚園の複数年保 育と保育所及び小学校との連携のあり方について検討を始めたところです。 保育所や幼稚園、小中学校との連携を図るためには、各施設同士の連携に加え、所管部署が 異なる施設同士が連携しやすいよう、行政内部の環境整備も求められます。保育・教育サービ スを一元化し、一貫性を持った総合的な支援の充実に向けた庁内体制の確立及び保育と教育の 各施設間の人材交流等を推進していきます。 【個別施策】 (1)庁内の連携体制の確立 本町では現在、保育所に関連する業務は保健福祉課、幼稚園及び小中学校に関する業務は教 育委員会学校教育課が所管しています。金武保育所・幼稚園一体化施設の設置にあたって、幼 保一体化や幼稚園における複数年保育、町立保育所の民営化のあり方などを含め、保育教育に ついて、あらゆる角度から検討を行ってきました。この検討を通じて、本町における 0 歳から 15 歳までの児童生徒に対する、一貫性のある総合的な行政サービスの実施が必要であるとの 認識に至っています。 本計画で定める「子どもの視点」、 「サービス利用者の視点」、 「サービスの質の視点」などの 計画視点を踏まえ、保育・教育に関する行政サービスを一元化し、保育・教育に関するワンス 50 トップサービスの実現に向け、庁内の連携体制を確立していきます。 ○保育・教育に関する行政サービスの一元化に向け、保健福祉課と教育委員会を中心に関係 各課の職員を含めたプロジェクトチームを立ち上げ、庁内体制づくりに取り組みます。 ○プロジェクトチームにおいて、幼稚園における複数年保育の実施と多様な保育ニーズへの 対応に向けた保育所の運営のあり方、小学校から中学校に至るまでの保育・教育のあり方 などについて、調査・研究を行います。 ○保育・教育サービスの一元化にあたっては、住民意向の把握に向けたアンケート実施やワ ークショップの開催、住民代表で組織する検討部会の設置など、住民参画に基づく検討を 進めます。 推進事業 事業名 保育教育サービス の一元化に向けた 体制づくり 事業内容 担当課 区分 保健福祉課と学校教育課を中心に、関係課を交えた プロジェクトチームを立ち上げ、連携にあたっての 担当者の選定、窓口の一元化、機構改革などを含め た行政サービスの一元化に向けた検討を行います。 保健福祉課 学校教育課 新規 実施 年度 平成 22 年度 より (2)人材の交流及び育成 幼児期においては、「遊び」は重要な学習であり、遊びの中の体験を通して「生きる力」の 基礎を育んでいます。保育所や幼稚園で行われる幼児期の教育は、義務教育及びその後の教育 の基礎を培うもので、子どもの成長に応じた適切な教育体制の確立が求められます。 幼児期の教育と義務教育の連続性を確保するため、相互の教育内容や指導方法の違いと共通 点、幼児や児童の実態など相互の理解を深めることが必要です。そのため、保育士と教諭等の 意見交換や合同の研修会等を実施していきます。 ○保育士と教諭の意見交換、合同の研究会や研修会、保育参観や授業参観など、相互の理解 を深めるための機会の充実を図ります。 ○幼児期の教育と小学校教育が円滑につながっていくように、幼稚園の終了時期には小学校 への入学を念頭においた指導を行うなど、指導方法等の充実を図ります。 ○保育士や幼稚園や小中学校の教諭が、子ども達の成長に応じて積極的に関わることができ るよう、資質の向上に向けた研修等の充実を図ります。 51 ○一貫性を持った質の高い保育・教育サービスの提供を目指します。そのためには、相互の 教育内容や指導方法の違いを認識しながら、長期的な子どもの発達を見据えた目的意識の 共有化など、専門性を高めていくことができる研修等の充実を図ります。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 人材の交流及び育 成 保育所の保育士、幼稚園や小中学校の教諭等が意見 を交換し、相互理解を深めるための機会を充実し、 職員の資質の向上、指導方法等の充実を図ります。 園内研修の実施並びに県保育士会主催の研修会への 参加など、保育士の資質の向上に向け取り組んでい きます。 保健福祉課 学校教育課 新規 保健福祉課 継続 保育所職員(保育 士)の資質の向上 52 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 2.多様なニーズに応じた保育・教育サービスの充実 【施策の展開方針】 低迷する経済活動のなかで、就業形態の多様化や共働き世帯の増加、価値観の変化を背景と して、保育に欠ける子どもに加えて保育を必要とする子どもが増え始め、保育需要は経年的に 増加傾向を示しています。 一方、在宅で子どもを育てる家庭においても保護者のリフレッシュや緊急の用事等への対応 など、利用者の多様なニーズに対応した子育て支援サービスが求められるようになっています。 本町ではこれまで保育定員の弾力化等によって、保育需要に柔軟に対応してきました。 今後とも利用者の多様なニーズに対応していくため、保育基盤の整備拡充、保育サービスの 充実並びに学童保育の充実に努め、子どもの健全な成長を見守る支援体制を確立していきます。 【個別施策】 (1)保育基盤の整備拡充 公立保育施設の立て替えに伴う定員数の拡大及び保育枠の弾力的拡大を行うとともに、認可 外保育施設の認可化並びに認可保育所の創設を促進していきます。 また、在宅児童の保育を支援していくため、金武保育所及び嘉芸保育所における地域子育て 支援センターの設置など、利用者ニーズと地域の実情を勘案した保育基盤の整備を推進してい きます。 ○保育施設が地域との密接な関わりを持って子育て支援を行うことができるよう、地域に開 かれた施設として保育所機能の拡充を図ります。 ○待機児童の解消と増大する要保育児童への対応、良好な保育環境並びに受け入れ枠の拡大 を目指し、認可保育施設の創設を促進していきます。 ○子育て世帯の個別事情に対応し、一時預かり事業を2箇所の保育所で実施していきます。 ○ひとり親世帯、共働き世帯並びに家族介護世帯等の子どもたちの放課後の健全育成を推進 していくため、子どもたちの身近な地域に立地する各地区公民館を活用した放課後児童健 全育成事業を推進していきます。 ○児童の基礎学力の向上を目指すため、すべての小学校(金武、中川、嘉芸)において放課 後子ども教室の実施を検討していきます。 ○在宅で子どもを育てる保護者の育児不安や負担の軽減を図る観点から、地域での子育てを 支援する拠点として地域子育て支援センターの設置及び充実を目指します。 53 ○子どもが病気の回復期にあるものの、まだ集団保育が難しくまた家庭での保育も保護者の 体調や、都合等で難しい乳幼児等を対象に、病児・病後児保育事業の実施に向けて検討し ていきます。 推進事業 担当課 区分 平日、保護者の就労等の理由により、保育に欠ける 平日昼間の保育 サービス(町立・認可) 児童を保育所等で預かります。 保健福祉課 継続 実施 年度 平成 22 年度 より 上記の通常保育の時間帯の前後に、延長して児童を 預かる事業です。 保護者の就労の多様化に対応するため、日曜・祝日 において保育に欠ける児童を保育所等で預かりま す。 病気等の概ね 10 歳未満の児童で、保護者の就労等に より、家庭において保育されることに支障がある場 合、保育所、病院等において保育を行います。 保護者の疾病等により、家庭で保育を受けることが 一時的に困難となった乳幼児について、保育所等の 場所で一時的に保育を行います。 保護者が就労により昼間家庭にいない、幼稚園児か ら小学 6 年生までの児童に対して、地区公民館等を 利用して児童の保護と健全育成の場を提供します。 小学校の余裕教室等を活用して、地域の多様な方々 の参画を得て、子どもたちと共に学習やスポーツ・ 文化活動、地域住民との交流活動等を実施します。 乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開 設し、子育てに関する相談、情報の提供、助言その 他の援助を行います。 乳幼児の保育等に関する援助を受けることを希望す る保護者と、援助を希望する者との連絡及び調整を 行うとともに、援助希望者の講習など必要な援助を 行います。 保健福祉課 新規 検討 保健福祉課 新規 保健福祉課 新規 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 学校教育課 新規 保健福祉課 新規 保健福祉課 新規 事業名 延長保育事業 休日保育事業 病児・病後児保育 事業 一時預かり事業 放課後児童健全 育成事業 放課後子ども教室 地域子育て拠点 支援事業 ファミリー・サポー ト・センター事業 事業内容 ■推進事業の数値目標 数値目標 平日昼間の保育サービス(町立・認可) 延長保育事業 休日保育事業 病児・病後児保育事業 一時預かり事業 放課後児童健全育成事業 放課後子ども教室 現況(H21) 3 歳未満:142 人 3~5 歳:155 人 合計:297 人 実施個所:2 箇所 1 箇所あたり 3 人 実施個所:5 箇所 定員:200 人 - 地域子育て拠点支援事業 - ファミリー・サポート・センター事業 - 54 検討 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 検討 平成 22 年度 より 検討 目標(H26) 目標(H29) 3 歳未満:162 人 3 歳未満:162 人 3~5 歳:159 人 3~5 歳:159 人 合計:321 人 合計:321 人 実施に向け検討 実施に向け検討 実施に向け検討 実施個所:2 箇所、1 箇所あたり 6 人 1 人あたり年間利用日数 7 日 実施個所:5 箇所 定員:200 人(1 箇所 40 人) 全小学校(中川、金武、嘉芸) 1 箇所 検討 2 箇所 実施に向け検討 (2)保育サービスの提供体制 子どもを育てる保護者及び家庭環境が大きく変化しており、それぞれの家庭等の個別事情に 応じた保育サービスの提供が必要となります。 そのため、子どもや家庭の状況に応じて必要な保育サービスを選択し、利用できるよう利用 者の立場に立ち、幼児期から学童期における保育サービスの量的、質的拡大に向けた取り組み を推進していきます。 また、子育て家庭が子育てにかかわる情報を気軽に入手することができる情報提供体制の確 立に努めていきます。 ○認可外保育施設における一層の保育水準の向上を促進していくため、施設の実態把握に努 めるとともに、沖縄県と連携し指導等の充実を図ります。また公立保育施設等との連携を 密にした保育環境の向上に努めていきます。 ○保護者の求めに応じ地域活動、学習、子育て支援情報等がいつでも、どこでも気軽に入手 できるよう町のホームページ、広報誌、健康カレンダー等の各種媒体及び子育て支援セン ターを活用した情報提供体制の充実に努めていきます。 推進事業 事業名 事業内容 担当課 区分 認可外保育施設に 対する支援 沖縄県と連携のもと町内認可外保育施設の状況把握 を行うとともに、保育サービスの向上に向けた支援 を行います。 子育て中の保護者が必要とする情報の収集に努め、 町のホームページ、広報誌、健康カレンダーを活用 した情報提供、子育て支援センターを拠点とした情 報発信などを行います。 保健福祉課 継続 保健福祉課 継続 情報提供の充実 55 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 3.個性を尊重した教育環境づくり 【施策の展開方針】 児童生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばすことのできる学校教育環境の整備を推進してい きます。また、いじめや不登校、非行等の未然防止を図るための指導体制の充実により、適切 な対応に努めていきます。 【個別施策】 (1)幼稚園、学校教育の充実 幼稚園教育や学校教育において、子どもの個性を尊重し、自ら学び「たくましく生きる」子 どもを育んでいきます。自主的、主体的に考え行動する力、心豊かな人間性、健康な身体等を 育成していくため、創意工夫を凝らした教育内容の充実に努めます。 また、幼稚園及び小学校を、地域の中における子育て支援の一翼を担う施設とし、地域に開 かれた信頼される学校づくりを推進していきます。 ○子ども達一人ひとりの個性と人格を尊重し、社会変化に柔軟に対応できる「生きる力」を 身につけ、豊かな心を育成する保育教育サービスを推進していきます。 ○豊かな感性と基本的な生活習慣を養う、生涯にわたる学習の基礎を作る、社会において自 立して生きる基礎を養うなど、子ども達の成長段階に応じた保育教育内容の充実と幼児教 育と小学校教育、さらに中学校教育までの連続性の確保に努めます。 ○「総合的な学習の時間」を有効的に活用し、豊かな感受性や創造性、社会性を育むことが できる自然体験や社会体験活動などの機会の充実に努めます。 ○学校の余裕教室の有効活用や学校施設の開放を積極的に行い、開かれた学校づくりを推進 していきます。 ○不登校やいじめ、その他学校生活について、児童生徒並びに保護者の相談等に柔軟に対応 して行くため、スクールカウンセラーを配置し、教育相談の充実に努めます。 ○基礎学力の定着を図るための補習授業の実施や障がいのある児童生徒の個々のニーズにあ った特別支援教育の充実を図ります。 56 推進事業 事業名 幼稚園教育の充実 教育環境の充実 「総合的な学習の 時間」の充実 不登校、いじめ対策 子育て教育相談 カウンセラー 相談体制の充実 サマースクール 特別支援教育の 充実 実施 年度 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 事業内容 担当課 区分 園児の個性を大切にしながら、遊びや自然とのふれ あいを通して、人と親しみ支えあう心を育むなど、 発達段階に応じた教育内容の充実に努めます。 学校と運動部活動指導者や地域が連携し、児童生徒 の基本的な生活習慣の確立を支援します。また町内 の自然・歴史・文化を題材にしたふるさと学習、福 祉体験活動、特別支援学級の児童生徒への支援など、 地域の特色を活かし、教育課程の編成等を通じて教 育環境の充実を目指します。 様々な体験活動を通して、感受性や創造性、問題解 決能力を育成していくための「総合的な学習の時間」 の充実を図ります。そのため地域の自然や歴史、文 化等に詳しい地域の人材を活かせるよう、各地区公 民館と連携していきます。 学習支援員・生徒指導支援員を配置し、多面的な指導 や情報収集、アンケートの実施等による不登校やい じめの未然防止に努めていきます。 また問題を抱える児童生徒に対する相談対応の充実 を図るため、県と連携しスクールカウンセラーの活 動時間について調整を行います。 子育て支援プランを作成し、学校単位で子育てにつ いて講演会や相談活動を実施していきます。また保 護者の希望に応じて学校カウンセラーと連携を図る とともに、講演会へ多くの保護者が参加できる工夫 を図ります。 必要に応じて、学校ごとにケース会議を開催し、そ れぞれ関係機関と協力体制を確立するなど、教育及 び相談体制の充実を図ります。また不登校の児童生 徒を対象にした相談活動においては、保護者への面 談も実施していきます。 基礎学力の定着を図るため、教員免許を取得してい る特別支援員と学習支援員による補習授業を実施し ます。 障がいのある児童生徒の個々のニーズにあった特別 支援教育の充実を図ります。 学校教育課 継続 学校教育課 継続 学校教育課 継続 平成 22 年度 より 学校教育課 継続 平成 22 年度 より 学校教育課 継続 平成 22 年度 より 学校教育課 継続 平成 22 年度 より 学校教育課 継続 学校教育課 継続 平成 22 年度 より 平成 22 年度 より 57 58
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