工大広報 ��� ��� ����年�月��日発行 東北工業大学広報委員会 〒�������� 仙台市太白区八木山香澄町��―� ������(���)���� ホームページアドレス http: //www.tohtech.ac.jp/ 学生100人に聞きました 学科だより 大学院に進学しませんか? 理科が面白い 学内の動向―ウェルネスセンターがスタート 父母懇談会 オープンキャンパスと出前授業 第57回東北地区大学総合体育大会 平成18年度本学奨学生決まる 1年生50人 大学の授業にどんな印象を持ちましたか 学生 100 人 に聞きました 新入生の皆さんは,工大生に なって早くも4か月が過ぎよう としています。ようやくキャン パス内の施設の位置感覚も身に つき,大学生活のペースをつか み始めました。 また,3年間在学した4年生 の皆さんは,卒業研修や研究に 追われ,あわただしい毎日を送 っています。そこで,新入生 50人,4年生50人の100人の皆 さんに,今何を考え,どんな生 活をしているのか,三つのテー マについて聞きました。夢あふ れる学生生活を目指して,明る く元気に頑張って欲しいもので す。 学科名略記号 E科 T科 A科 電子工学科 情報通信工学科 建築学科 C科 D科 K科 建設システム工学科 デザイン工学科 環境情報工学科 E T A C D K E T A C A K T E D K D 水井 章太(宮城) 齋藤 貴之(宮城) 長尾 良太(青森) 阿部 秀悦(岩手) 丹野 那緒(宮城) 菊地 駿輔(宮城) 山家 久徳(宮城) 菅野 祐輔(宮城) 小野寺 恵(宮城) 阿部 裕貴(宮城) 前田 大輔(宮城) 谷 明寛(福島) 佐藤 敬幸(岩手) 猿田光太郎(秋田) 赤坂 未希(宮城) 川口 啓文(青森) 千葉 宏平(宮城) 授業のレベルが高く,自ら積極的に学ばなければいけないと思いました。 高校の授業よりも分かりやすく教えてくれていると感じます。 90分の授業で,内容が難しいのもあるので大変です。 高校の授業より時間が長く内容が濃いので,ついていくのが大変です。 90分の授業がとても長く感じました。 授業の時間が長くなり,大変ですが少しずつ慣れて楽しいです。 高校よりもレベルが高いため,予習・復習がとても大事だと思いました。 最初に思っていたより,楽しい授業が多くて感動しております。 普通高校出身なので,専門教科では分からないことが多く苦労しますが,とても楽しいです。 高校とは違いパソコンでのレポート提出が多く大変ですが,今後力になりそうです。 建築入門という少人数のグループで学べる授業が素晴らしいと思いました。 高校に比べ内容が難しくなり,時間も90分なので大変です。 授業は1コマ1時間30分と長いですが,その分一つのことをしっかり学びます。 高校とは違い90分授業なので,最後の方になると集中力がなくなって大変です。 授業は覚えることが多く理解するのが大変ですが,好きなデザインを学べて楽しいです。 専門的で,とても難しいです。 高校と違い1コマ90分に驚きましたが,専門科目は実習などもあり楽しいです。 生活はどのように変わりましたか E T A C D T K C E T A D K T D E K 太田 祐介(青森) 栗本 和朋(宮城) 安部 崇則(秋田) 佐藤 翔太(宮城) 野田真里奈(福島) 北村 裕平(宮城) 佐藤 葵(宮城) 高橋 亮好(宮城) 平井 翼(福島) 管野 哲也(福島) 吉川 知里(宮城) 工藤 侑子(岩手) 遊佐 隆弘(福島) 佐藤 慧斗(宮城) 二階堂智裕(福島) 後藤 健志(山形) 清水 章寛(福島) 一人暮らしをするようになって,自分でやらなければならないことが多くなりました。 朝少し余裕がある日もできました。バイトも始めたので夜は逆に余裕がなくなりました。 一人暮らしを始めたので,家事を全てやらなければならなくなり大変です。 早く授業が始まる日もあれば,遅い時もあり,生活のリズムが乱れやすくなりました。 一人暮らしを始めて,家事と勉強との両立が大変です。健康管理をしっかりしたいです。 高校と比べ決まった時間に登校することがないので,比較的ゆっくり生活しています。 毎日の登校時間,授業終了時間が違うので,その分,自分の時間が多く取れるようにりました。 高校の時よりレポートなどの課題が多くなり,忙しくなりました。 ある程度規則正しく生活できるようになったが,予習に費やす時間が足りません。 朝が早いので規則正しい生活習慣になりました。 課題などが多く大変ですが,毎日がとても充実しています。 新幹線で通っているので,早く起きるようになりました。 一人暮らしを始めてから,学習,家事,お金の使い方などを考えながら生活しています。 毎回の授業を聞き逃さないように,早寝早起きを確実にできるよう心がけています。 高校時代に比べると,睡眠の時間帯と食生活が狂いました。 一人暮らしになり,家事と勉強と部活で一日一日がとても忙しくなりました。 福島から通学しているので朝がつらいです。 大学に何を期待しますか E T A C D K E T A C D K T A D T 今松 功希(岩手) 小林 慧子(山形) 安田 雄大(秋田) 元木 敬一(宮城) 永坂 貴之(宮城) 三森 拓美(福島) 太田 朱美(宮城) 川村 知久(宮城) 野本 俊介(福島) 結城 護(宮城) 大場由莉絵(宮城) 佐藤奈津美(宮城) 佐々木雄太(宮城) 長谷川真哉(宮城) 高橋 勇太(宮城) 小池宗一郎(宮城) 2 各種資格取得のための講義を増やして欲しいです。 先生によって単位が取りやすい,取りにくいということをなくして欲しいです。 各種資格取得のための講習を増やして欲しいと思います。 建設関係の知識や技術の向上と,社会で生きていく上で必要な知識を学びたいです。 自分の将来の夢に向かってステップアップできるような授業を期待しています。 充実した学習環境と進路などの相談が身近にできればよいと思います。 重い荷物を持ったまま行動するのは大変なので,ロッカーが欲しいです。 将来,絶対に役に立つ授業を期待しています。 授業の進みが速いので,もう少し丁寧に教えて欲しいです。 新たな可能性を見つけだすことのできる講義を期待しています。 二ツ沢のバスの本数を増やしてくれることを期待します。 大学の研究施設や,コンピュータ設備の充実を期待しています。 いろいろなことにチャレンジできる環境づくりを期待します。 分かりやすい授業を期待します。 図書館に専門誌以外の本も置いて欲しいと思います。 各校舎にロッカーが欲しいと思います。 4年生50人 大学の授業にどんな印象を持ちましたか E T A C D K E T E C D K A T C A D 前田河 謙(宮城) 佐藤 広明(宮城) 舟窪翔太郎(福島) 須貝 洋之(宮城) 高橋 康弘(宮城) 藤原 朋(宮城) 高橋 拓史(宮城) 森田昇太郎(宮城) 立崎 裕也(青森) 清野 貴弘(福島) 小形 佳世(宮城) 眞坂 良忠(秋田) 長澤 憲孝(山形) 岩間 徹(宮城) 横山 孝裕(山形) 荒川 浩之(福島) 青木 孝広(福島) 自分から積極的に講義を受けていけば,多くの専門知識を得ることができると思いました。 どの授業も無駄がないです。1,2年生で学んだことは必ず3,4年生で生きてきます。 工業高校出身の私にとって普通教科は,とても難しかったです。 大学の授業では,教授の知識や経験を教えてくれるので,今後の生活の糧になります。 自分が選べる専門科目をもっと増やして欲しいです。 充実した設備で勉強ができるので,とても集中して講義を受けることができました。 入 学 式(4月) その道のスペシャリストを育成するための別枠カリキュラムがあってもよいと思います。 専門的な知識を学ぶことができてよかったと思います。 自分で授業を選択できるので関心のあるものを中心に学ぶことができると思いました。 大学の授業は専門科目が多く,高校より充実していると感じました。 意外と理解しやすいです。でもそれ以上に独学することが大事です。 積極的な姿勢で授業に臨まなければ,ついていけなくなると思いました。 専門科目を勉強していることを実感できました。 自発的に勉強することにより,様々なことが学べると感じます。 定期健康診断(4月) 専門分野の授業が多く,今まで得られなかったたくさんの知識を得ることができました。 もっと興味をもたせるようにしたほうがよいと思います。 興味のある授業と,興味のない授業に差があるように感じます。 生活はどのように変わりましたか E T A C D K E T A C D K E A C D T 佐藤 克彦(宮城) 近藤 啓太(宮城) 忌部 雄太(群馬) 松橋 和也(秋田) 塚本みずほ(宮城) 押野 裕一(山形) 小室 洋揮(宮城) 星 英樹(宮城) 高橋 翔(秋田) 新谷 圭亮(青森) 角田慎太郎(宮城) 赤塚 正倫(山形) 大河原朋裕(宮城) 後藤 勇樹(山形) 千葉龍一郎(宮城) 齋藤 裕(福島) 堀井 慎吾(秋田) 自ら選択した授業により,朝が早かったり遅かったりと,生活が不規則になりました。 自由な中で自分の時間を見つけ,趣味に時間を費やすことができるようになりました。 一人暮らしなので,今まで味わったことのない大変さを経験し,自立心が持てました。 3年以降は特に学校中心の生活になります。 一人暮らしをすることになったので,自分一人で何もかもするということは大変です。 通学に時間がかかるので,早く起きるようになりました。 学習内容が専門的になったので,復習をするのに時間を費やすようになりました。 高校時代より生活が不規則になりました。 自立心が持て責任感も持てるようになりました。 特に熱中することのなかった生活が,デザイン漬けの毎日になりました。 鈴木 皓之(宮城) 会田 佳史(宮城) 山田 大和(秋田) 堀 雅行(宮城) 小野寺大賢(岩手) 黒島 悠碁(北海道) 千葉 康高(宮城) 大宮 博隆(宮城) 安部 智槙(宮城) 杉本 心平(青森) 遠藤 南(宮城) 鈴木堅太郎(宮城) 高橋 佳克(岩手) 阿部 順一(宮城) 板垣 利明(宮城) 高屋敷洋介(青森) 二輪車実技講習会(6月) 授業の他にも自由な時間がたくさんあるので,充実した生活が送れるようになりました。 サークルなど様々なことに,自分から参加し,活動するようになりました。 一人暮らしになり,時間に余裕ができ,自立心が持てるようになりました。 自分のことは自分でやらなければならないので,いろいろと大変になりました。 どんな問題でも自分で調べたり積極的に行動できるようになりました。 初めての一人暮らしになって,全て自己責任になってきたと思いました。 大学に何を期待しますか E T A C D K E T A C D K C A T K ク ラ ブ 勧 誘(4月) 毎日が充実して何事もすべて自分でするようになりました。 学生がやる気を持てるように,分かりやすい授業をして欲しいです。 対北海道工業大学総合定期戦(8月) 3年後期からではなく,もっと早い時期から研究室に配属して欲しいです。 知識だけでなく社会で通用する経験が積めるような授業が,もっとあってよいと思います。 写真やビデオを見せて,イメージがわきやすい授業にしてくれればよいと思います。 しっかりとした知識,技術,社会性を身に付けた人材の育成です。 普通では得られない技術や知識を身につけられる教育を期待します。 駐輪場の拡大と,車での通学を認めて欲しいです。 授業に興味をもって勉強できるような教え方をして欲しいです。 座学も大事ですが,実践的な授業が増えるともっとよいと思います。 大 学 祭(10月) 実践的な授業や現場を体験,見学するような授業ができることを期待します。 手を動かし個々の想像力を引きだす,より実践的な授業が増えることを期待します。 学生がよりよい大学生活を送れるように,様々な設備を増やして欲しいです。 今学んでいることが,将来何に繋がるかのヒントを得る機会が増えることです。 ATMの早期設置を期待しています。 専門分野の授業をもう少し低学年に取り入れることです。 就職活動のサポートや,サークル活動の援助を期待します。 3 クラブ指導者懇談会(11月) E学 T科AだCよDりK 電子 工 学 科 Electronics ◆教育・研究にご尽力いただいた山之内和彦教授,そし なり,大学の授業を理解し易くするために,指定校, て加藤 實教授が本年3月31日付けで退職されました。本 AOVA入試 (AO入試) ,専門高校入試の合格者に対して「数 学科への多大な貢献に感謝申し上げます。なお,山之内 学」と「物理」の2教科の講義を行なうものです。2日 教授は特任教授として,引き続き大学院博士(後期)課程 間で延べ29名の受講者がおりました。 「入学直前講習会」 の講義風景 の学生の研究指導を ◆今年も5月27日(土)の盛岡を皮切りに,父母懇談会が 行なっております。 開催されました。今回はそれに合わせて,受験生の志願 ◆4月2日(日),3 増を図るために電子工学科独自に高校訪問を実施しました。 日(月)の2日間にわ ◆就職に関しては,平成17年度においても前年度と同じ たって「入学直前講 く就職率100%を達成しました。平成18年6月の就職状況 習会」が開催されま は,昨年の同時期と比較して,内定率が10ポイント程度 した。この講座は今 高く推移しており,好調な滑り出しを示しています。 (教授 大羽 克彦) 年で3回目の実施と 建設システム工学科 Civil Engineering ◆ JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定申請を行な 習相談」は,昨年度まで利用者が少なかったのですが, い,7月末の自己点検書提出に向けて,学科教職員一丸 今年度は,授業担当教員との連携をとって,授業だけで となって作業を進めています。準備の一環として,学科 は十分理解できなかっ 会議の下に学生と教職員の安全を点検し,不備な点があ たと思われる学生に対 る場合には,改善策を検討し,大学および学科に対して, して,授業担当教員か 」 安全対策の実施を提案・勧告する「学科安全委員会(仮称) ら ,「 学 習 相 談 を 利 用 を立ち上げる予定です。自己点検作業を通じて,いろい して復習するよう」勧 ろと不備な点が見つかり,逐次改善を図ってきました。 めてもらうことにしま まさに,これこそ JABEE が求めているものと認識を新た した。これまでのとこ にしています。 ろ,まずまずの効果が ◆大学院学生の協力を得て,数年前から実施している「学 あがっているようです。 デザイン工学科 大学院生による「学習相談風景」 (学科長・教授 外門 正直) Industrial Design ◆デザインを学ぶのに,本来,文系,理系の枠組みは関 とした必修科目です。2年前期のデザインセミナーⅢでは, 係ないことです。しかし,これまでは,本学は工学部と さまざまな分野で活躍している卒業生の方々に教壇に立っ いうことで理系に分類され,大学でデザインを学びたい てもらい,職業選択の重要性,デザイナーの仕事,学生 と思っている高校生から敬遠される傾向にあることが, のうちに学んでおくこと,などを先輩から後輩へお話し 最近の調査で分かってきました。これは残念なことです。 いただいております。 そこで,デザイン工学科では,来年度入試から数学か国 具体的な内容は受講 語のどちらかを選択して受験できるようにするとともに, 生に好評で,将来の センター入試でも数学の必須をはずすことにしました。 進路について考える 今後,文系,理系にとらわれない多様な高校生の志願者 良いきっかけとなっ が増えることを願っているところです。 ているようです。こ ◆就職率100%に向けて,今年度から進路支援科目として の科目は,2年後期 のデザインセミナーがスタートしました。これは,これ のデザインセミナー まで1年生に開講していたデザインセミナーⅠ,Ⅱを拡 Ⅳ,3年前期の同Ⅴ 大し,早いうちから就職への関心を持たせることを目的 と続きます。 4 「デザインセミナーⅢ」の,先輩から後輩への 講話風景 (教授 石川 善美) 建 築 学科 Architecture ◆長年,材料学の教育・研究に携わってこられた田代 侃 エの建築哲学を模型や図面,写真を用いて解き明かした 教授が3月31日をもって,定年退職されました。4月か 展覧会でした。 らは本学の客員研究員として研究を続けています。 ◆東京のギャラリー・間で開催された「ギャラリー・間 ◆昨年の夏から始まった5号館の耐震補強工事が無事終 20周年記念展〜日本の現代住宅1985−2005〜」が東北工 了しました。 業大学一番町ロビーで6月30日(金)から7月12日(水)ま ◆建築学科で開講されている専門科目の成績優秀者(3 で開催されました。過去20年間の秀作住宅作品100点を越 年生)に贈られる「尚建会奨励賞」の授賞式が4月7日 (金) える模型が展示され の3年生のオリエンテーション時に行なわれました。受 ました。これら住宅 賞者は次のとおりです。「建築史・意匠部門」では,菅原 作品の模型製作には あゆみ,大槻浩次,渡邉明美,石倉ちあきの諸君です。 「造 本学建築学科の学生 形・設計部門」では,守 善雄,田原香織,大槻浩次の諸 も参加しました。建 君です。 「材料・生産部門」では,大槻浩次,赤城早小里, 築模型をとおして, 山口ゆかりの諸君です。「構造部門」では,伊東友浩,鈴 建築の魅力を体験し 木寛奈,三浦宏一郎の諸君です。 てもらったと思いま ◆5月19日(金)から5月31日(水)まで本学一番町ロビー す。同時に本学科の で「ミース・ファン・デル・ローエ生誕120周年記念展」が 紹介コーナーも併設 開催されました。近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ロー しました。 ミース・ファン・デル・ローエ生誕120周年記 念展(本学一番町ロビー) (学科長・教授 高橋 恒夫) 環境情報工学科 Environmental Information Engineering 星データ解析による 植生の分布状況」に 関する研究成果 を紹介するとともに ,宮城県伊豆沼・内 沼環境保全財団 のご協力をいただき ,市民の方々により 撮影された写真 ◆教育・研究・運営にご尽力された 副学長の田中正之教 授 と橋本功二教授が3 月31日付けで退職さ れ,新しく葛西 重信助教授と加藤善大講師を迎えました。 ◆本学科第1回生の 小山智之さん(平成 17年卒業)が水 質関係第一種公害防 止管理者試験に合格 しました。先輩 の展示を行な いました。今 後も,学外の に続くべく,資格取 得を目標とした新カ リキュラム体制 の下で,在学生は大気・水質・騒音の3コースに分かれ, 団体(NPO, 企業など)と 生き生きとした表情で「制御工学」などを学んでいます。 まで,本学一番町ロビー (水) から6月14日 (金) ◆6月2日 協力し,環境 においてオープンフ ェア(学科紹介)を 行ないました。 保全活動への 宮城県北部にある伊豆沼・内沼をテーマに,本学科で取り 「衛 , を利用した水質浄化」 (マコモ) 組んでいる「水生植物 いきます。 情報通信工学 科 貢献を図って オープンフェア(学科紹介) (講師 小濱 暁子) Information and Communication Engineering ◆本学の数学教育に永年尽力されてきた佐藤耕次郎教授 科親睦パーティ」を二ツ沢キャンパスで催しました。学 は3月31日をもって定年退職されました。また,大工芳 生諸君の今後の勉学や学生生活に大いに役立つものと考 昭助教授も3月31日付けで勇退されました。 えています。 ◆前号でも紹介しましたように本学科に対し「みやぎ ◆本学科独自のプロジェクト「ITシステムラボラトリー」 IT人材すくすく特区」(基本情報処理技術者試験と初級 の完成を機に,高校や システムアドミニストレータ試験の午前試験が免除)の 企業の関係者および本 適用が認定されました。今後,本学科学生のこれら資格 学OBの皆様を招待し の取得率が飛躍的に伸びるものと期待されます。(詳細は て,6月30日(金)と7 http://www.tohtech.ac.jp/%7Ecomms/をご覧下さい) 月1日(土)の両日お披 ◆本学科の就職支援策の奏功と景気回復兆しの相乗効果で, 露目を行ないました。 情報通信関連分野の求人需要は今年も堅調です。現在,「早 本学科の更なる活性化 期内定率100%実現」を目標に学科一丸となって取り組ん と発展,ならびに学生 でいます。 に対する教育効果が大 ◆6月23日(金)夕方,1・2・3年生と教職員による「学 いに期待されます。 5 「みやぎIT人材すくすく特区」に認定され, 受験準備に入る学生たち (教授 大寺 勲) 大学院に進学しませんか? 副学長(将来構想・広報担当) 沢田 康次 本学は学部4年間を修了して卒業すると,充分な基礎 遇される時代です。だから大学院に進学して,さらに実 学問と基礎技術を習得して,社会に出てから中堅の技術 力をつけてみませんか。 者として活躍できる人間になるように教育しています。 大学院は,博士(前期)課程(最短1年,通常2年)と 最終学年のときに,卒業研修で先生から与えられたテー それに続く博士 (後期) 課程(最短1年,通常3年)のコー マについて実験・試作・製作すると,自分でそのやり方 スがあります。前期課程は,高度社会人養成コースとも を工夫したり,最初は考えてもいなかった新しいことが 言われ,専門知識を深め,より確実なものにすることに 目について,「おやおや,自分の考えでやってみてうまく より,社会に入ってすぐに仕事ができるのです。卒業研 いくこともあるんだ。結構面白いじゃないか。」と感じる 究で持った好奇心や疑問を指導の先生と解決して,学会 人が多いのです。現在1年生から3年生までの皆さんが などで誰も今まで発表しなかったことを公表する緊張感 受けている授業では,まだその面白さは想像できないと と楽しさは他では味わえないことです。大学院は,この 思います。4年生になっても初めの頃は「どうしてこん ように学歴が長くなるだけではなく,専門知識を確実な なことをやるのだろう?」と面白さはまだ感じなくとも, ものにする経験を経て,より専門性の高い企業に就職す だんだんとやっていることに慣れてくると「どうしてこ るチャンスが大きくなることはこれまでに証明されてい うなるの?もっと試してみたい。 」と思うようになります。 ます。後期課程は,研究者養成コースで,自分で一つの ところがその頃には就職が決まっていて卒業研究テーマ 分野を切り開くことにより博士号が授与されます。 に未練を感じながら大学を後にすることになります。学 本学の各学科には大学院が設置されていて,私たち教 部4年間で中堅の技術者になるには充分な教育が組まれ 員は興味ある研究テーマをたくさん抱えて諸君が大学院 ていて,卒業研究で経験した疑問や好奇心は,その後の に進学してくるのを待っています。大学院生優遇のため 企業での工夫に生かすことができ仕事上のメリットがと の奨学金制度も充実してきましたので,是非とも4年生 ても大きいのです。 の就職活動に入る前に「大学院で自分の専門知識をもう ところで大学院制度がなぜあるのでしょうか? 少し確実にしてみる」ということも選択肢の一つとして 日本人の平均寿命が伸びるにしたがって,平均学歴も 思い出し学科長や専攻主任に相談してみて下さい。社会は, 伸びてきました。学歴のみを重んじた時代はすでに終わり, 本学の各学科あたり毎年10人程度の大学院卒業者を望ん 現代は実力の社会といわれ企業では成果の上がる人が優 でいます。 大学院の構成図 大 学 (情報通信工学科 教授 さわだ やすじ) 院 工学研究科 通信工学専攻 建築学専攻 土木工学専攻 デザイン工学専攻 環境情報工学専攻 ・電子物理工学 ・電子デバイス・材料工学 ・電子計測・制御工学 ・電子・光子応用工学 ・光通信工学 ・環境通信工学 ・情報基礎工学 ・情報処理工学 ・建築史・意匠 ・環境計画 ・建築生産工学 ・構造災害制御工学 ・制振構造学 ・社会基盤計画学 ・地圏環境防災工学 ・水圏環境防災工学 ・土木材料構造工学 ・産業デザイン計画 ・環境造形計画 ・福祉デザイン計画 ・生活デザイン科学 ・環境情報処理工学 ・大気・水環境保全工学 ・都市環境保全工学 ・環境情報計測工学 ・同 上 ・同 上 ・建築文化史 ・環境計画 ・建築構造学 ・制振構造学 ・同 上 ・同 上 ・同 上 電子工学専攻 前 期 課 程 の 部 門 後 期 課 程 の 部 門 6 理科が面白い 物理 球と同じ24時間であ 物理学は身近な疑問に答えてくれる ら二つのことから, 物理担当 ることである。これ 静止衛星は地上3万 織原 彦之丞 6,000kmの彼方にあ 日夜 B S 放送を送ってくれている静止衛星はどの位 ることがわかる。さ 高いところを飛んでいて,地球と一緒に回転させるの らに,衛星の質量を にどの位の力が要るのだろうか。こんな疑問にも物理 300kgとすると,働 は答えてくれる。右の図を見ながら考えてみよう。衛 いている求心力は70 星を回転させるための求心力は万有引力が担っている。 ニュートンで,これ このことから衛星の円運動の速さが出てくる。もう一 は地球上で7kgの荷物を持ち上げる力に等しく,静止 つの条件は,静止衛星の役割にあり,それは地球上の 衛星の役割の大きさに比べて小さな力に驚く。 同じ位置の上空にあることであり,1回転の周期が地 (二ツ沢校舎主事・電子工学科 教授 おりはら ひこのじょう) 化学 の現象で,微視 的には電磁気現 化学を深く学ぶ第一歩 象すなわち量子 新関 良夫 化学の領域なの 宇宙には4種類の力があるといいます。天体を支配 この種の現象は する重力,原子核に係る強い力と弱い力,そして我々 我々の五感で直 の日常世界を支配する電磁気力です。化学の本質は物 に観察できま 質の化学変化にあります。その変化とは単に原子間の す。結局,化学 結合が変わる現象で,その正体は電磁気力なのです。 を深く学ぶ第一 化学担当 です。幸運にも 化学元素の周期性やDNAの分子形成などすべてが電 水質分析 歩は正に電磁気 荷間の引力と斥力に起因しています。温暖化現象,環 力に根ざした化学の理解と観察といえるでしょう。 境ホルモン,残留農薬などの環境問題も皆物質の変化 (環境情報工学科 教授 にいぜき よしお) 生物 て自己の生と他 生きものの姿に学ぶ 担っている。そ 者への役割を 生物担当 柴 徹 こには,私たち の未来に指向さ りょう が 私たち人間の存在と活動が世界を凌駕し,地球環境 れるべき共生の に重大な歪みを与えつつある今日,私たちが自然や生 姿と究極の技術 物に回帰して教えられることはたくさんある。個々の 上のテーマが示 生物は,進化というとてつもなく永い時間を経て私た 唆されている。 ひず 木地玩具の「えびこ」と「あひるこ」。椀や鉢を 挽くのに飽いた木地師が子供のためにつくったお もちゃ。 ここには生きものの愛らしい仕草が見事に表現さ れている。 生物学や生態 ちの想像を絶する多様な形態をつくり上げ,環境に順 応したユニークな行動能力を獲得してきた。その生物 学は,生きもののたどった道や生きもの同士のかかわ 社会には,使われるエネルギーをはじめ無駄がなく, りを学びながら,かけがえのない地球における共生の かかわりをもつ物質は循環して元にもどるシステムが あり方を学ぶ学問である。 完成しており,それぞれの生物はその中にとり込まれ (環境情報工学科 客員教授 しばさき とおる) 7 N ews ! 学内の動向 ウェルネスセンターが スタート 「保健室」では,これまでのように身体の具合が悪い時 にはもちろん,心配事などがあって気が晴れない時にも相 談にのります。 「ライフデザイン・カウンセリングルーム」 は,これまでのように専門家による学生・保護者・教職員 ウェルネスセンター長 へのカウンセリング(問題解決のため個別相談,助言)に 志田 正男 加えて,今年度からは,心理・学習・進路・学生生活全般 今年の4月からウェルネスセンターが新しい組織,スタッ にわたって学生を支援する「支援相談員制度」もつくりま フで活動を開始しました。ウェルネスとは元々は健康と した。また,学生同士が心の交流を図れるように,その支 いう意味ですが,このセンターは,単に「身体や心の病 えとなる「学生ピア・サポーター」も育ちつつあり,セン の相談」だけではなくて,学生や教職員が「大学という ターを基地にして活動を開始します。もちろん,これらの 社会の中で,生活の質をより豊かなものにするために」 相談ではプライバシーは堅く守られます。 および保健室からな ライフデザイン・カウンセリングルーム, 役立ちたいと考えています。センターの場所はニツ沢キャ るウェルネスセンターのスタッフは, ここに紹介します5名です。 ンパスと香澄町キャンパスの両方にあります。 どうぞこのウェルネスセンターを大いに活用して,生 香澄町キャンパスのほうは,9月からは新1号館の1 き生きとした学生生活をおくって下さい。 階にまとめて,「保健室」と「ライフデザイン・カウンセ リングルーム」の名称で設けられます。 ライフデザイン・カウンセリングルーム カウンセラー 布柴 靖枝 (ぬのしば やすえ) ライフデザイン・カウンセリングルーム カウンセラー 菊田 英代子 (きくた いよこ) 副学長(教育研究担当) ・建築学科 教授 しだ まさお 保 健 室 看護師 小島 節子 (おじま せつこ) 保 健 室 保健師 坂野 美智子 (さかの みちこ) ウェルネスセンター事務室 事務主任 阿部 隆子 (あべ たかこ) オープンキャンパスと出前授業 入試部長 小出 英夫 「オープンキャンパス」と「出前授業」は,共に高校生 に対して本学の魅力を伝える絶好の機会です。 今年の「オープンキャンパス」は,香澄町キャンパス にて8月3日(木)と9月2日(土)の2回開催します。昨 オープンキャンパス案内 年までは8月の平日開催1回のみでしたが,夏休み期間 「出前授業」 実施案内 の平日には参加したくてもできない高校生が多くいると ですが,昨年度は県内外の25高校において37授業を実施 の配慮から,今年は9月の土曜日にも開催することにし しました。本学に関わる専門的な内容を高校生にわかり ました。両日同規模での開催予定ですが,9月開催の方 やすく伝えているとして,高校側からも好評を得ており, は土曜日ということもあり,全教職員挙げて,8月以上 毎年開催の高校も増加しています。オープンキャンパス の熱気あるオープンキャンパスになりそうです。高校生 同様に,本学の魅力を生で伝えることができる大変重要 はもちろんのこと,中学生や保護者の方々も,本学を理 な行事の一つと言えます。高校関係者におかれましては, 解し工大に魅力を感じて帰っていただけるような企画を 詳細が本学ホームページに掲載されておりますので,是 実施します。身近に工大の魅力を伝えたい方がいらっしゃ 非とも実施のご相談 いましたら,是非とも本学オープンキャンパスに参加す を入試広報課までい るようお伝えいただ ただければと存じま ければと思います。 す。 元気な工大を皆さ なお,本学同窓生の んに知ってもらいた ご参加も大歓迎です。 母校の今を知る良い 古川工業高等学校での授業風景 機会だと思います。 オープンキャンパス受付風景 いと思います。 (建設システム工学科 教授 こいで ひでお) ※ホームページアドレス http://www.tohtech.ac.jp/ 次に「出前授業」 8 平成18年度 父母懇談会 ― 9 会場で開催 ― 本学後援会の主要行事である父母懇談会は,5月27 日(土)の盛岡会場を皮切りに,札幌からさいたま会場 にいたる9会場で開催されました。 各会場では,後援会代表の挨拶,大学側から近況報 告などの後,学科ごとに分かれて個人面談が行なわれ, 学業成績,学生生活および就職問題などについて,教 員と父母の皆さんとの熱心な話し合いが持たれました。 会場内では大学が製作した大学行事,学生生活の様 子を伝えるビデオが待ち時間に上映され好評を得ました。 また,青森,盛岡,秋田,山形,郡山,新潟会場で 開かれた県支部総会では,地域として必要な活動方針 や大学および同窓会との連携の緊密化などについて熱 心な討議が行なわれました。 父母の皆様からの要望の強い講演会を今年は,青森, 山形,郡山,新潟,仙台会場で開催しました。4名の 講師のそれぞれの示唆に富んだ講演に,参加した皆様 の中には熱心にメモを取る光景も見られました。 会場で記入していただいたアンケート内容と,本年度 の実施経緯を考察しながら,次年度に向けて父母懇談会の さらなる充実を図っていきたいと思っております。 東北工業大学後援会事務局(学生課) 主催:東北工業大学後援会 アンケートから 父母の皆さんのアンケートから抜粋して紹介します。 ○個人面談について また, 助言 ・心配していた卒業や就職の件について, いろいろと相談でき, いただき安心しました。 ・個人面談の順番が事前にわかると良いと思います。 ・担任の先生であったため, 本人についての評価などを聞くことができて 良かったです。 先生方は大きな気持ちで子供たちと接してもらっ ・親が思っている以上に, ていることがわかった。 とっても安心しました。 ・子供のことをきちんと把握してくれているようで, ○講演会について ・裏話と現実性のあるお話で, 大変よかったです。 ・卒業生の生の声を聞かせていただき, とても良かった。 ・子供が成長してくると, どのように対応したらよいのか, 親として迷うこと が多いのですが, 大変参考になりました。 ・人間として, 親として大切なことが理解できた。 ・身近なことで, 心にしみる話でした。先生の人柄がしのばれました。 ・本学の同窓生の話を継続してほしいと思います。 ○その他の意見, 要望 ・教科の先生に直接お会いできたので, 良かったと思います。 ・学校の様子を知り安心しました。 ・直接, 担当の先生からお話を聞くことができ良かった。 子供との話題がで きて, 会話が増えました。 学校全体で, ま ・今回の懇談会に参加しまして, 大変良かったと思います。 た父母の後援会全体で子供を守ってくれているという感じがしまして安 心しました。 子供も幸福だと思います。 ・初めて出席しました。 話も身近に感じて参加してよかったと思いました。 また不安な気持ちでいましたので, 担当の先生からの言葉が心にしみま した。 良い学校だなと感じました。 ・個別面談の時間を制限して行なってほしい。 テーブルによっては, まちま ちで長く待たされ大変です。 参加状況 実 施 日 5/27 (土) 開 催 地 盛 岡 市 参 加 者 電 子 内 情報通信 建 築 建設システム 訳 デザイン 環境情報 32 1 6 9 5 4 7 6/3(土) 秋 田 市 50 11 12 6 12 6 3 新 潟 市 6/4(日) 郡 山 市 15 3 青 森 市 25 4 7 4 3 4 3 6 2 4 37 5 10 5 9 5 3 札 幌 市 2 1 1 (株)秋元技術コンサルタンツ (有)意匠大地社 講 演 会 6/10 (土) 6/11 (日) 山 形 市 51 7 13 15 6 8 2 さいたま市 7 3 2 2 仙 台 市 91 20 20 13 14 15 9 (株)空間環境研究所 本学カウンセラー 代表取締役 代表取締役 代表取締役 本学カウンセラー 布柴 靖枝 助教授 秋元 俊通 氏 遠藤 一男 氏 西條 芳郎 氏 布柴 靖枝 助教授 後援会県支部 第12回総会 第10回総会 第7回総会 第11回総会 第11回総会 第14回総会 青森会場 盛岡会場 新潟会場 仙台会場 齋 精一 後援会会長 挨拶 講演中の布柴靖枝 助教授 仙台会場 仙台会場 9 合 計 310 54 69 61 51 44 31 第57回東北地区 大学総合体育大会 熱戦 第57回東北地区大学総合体育大会は弘前大学が主管し,6月16日(金) から7月3日(月)まで,青森県弘前市・青森市・八戸市などで49大学, 約6,500名が参加して行なわれました。本学からは女子2種目を含む18 種目に応援団・チアリーダーを加えた約230名が参加し,各種目で熱戦 を繰り広げました。 主な戦績としては,団体競技ではソフトテニス,卓球,硬式野球,準 硬式野球,剣道,がベスト8に駒を進めました。また,個人の部では水 泳400mメドレーリレーで鹿又聡君(通信工学科4年)・高宮利章君(建築 学科4年)・佐藤亮君(情報通信工学科1年)・遠藤雅法君(環境情報工学 科4年)が7位に入賞,弓道(男子)では真保聡美君(電子工学科3年) が決勝トーナメントに進出,空手道(女子)では鎌田圭美さん(建設シ ステム工学科4年)が個人形の部で昨年に続いてベスト8に進出するな ど各競技で善戦しました。 (学生部次長 船木 尚巳 建築学科講師) 今 回 の 戦 績 (1回戦) 対:福島大学 3対2 陸上競技 決勝進出無 (2回戦) 対:山形大学 1対3 水泳 400mメドレーリレー バレーボール (1回戦) 対:岩手県立大学 2対0 準硬式野球 (1回戦) (2回戦) 対:東北福祉大学 0対2 (2回戦) 対:福島大学 2対3 バドミントン (1回戦) 対:秋田大学 3対2 ハンドボール (1回戦) 対:東北学院大学 11対33 (2回戦) 対:山形大学 2対3 ラグビー (1回戦) 対:山形短期大学 3対0 (2回戦) (2回戦) 対:富士大学 0対3 空手道 (男子団体組手)(1回戦) (1回戦) 対:岩手大学 4対3 (2回戦) (2回戦) 対:青森大学 5対0 (女子団体組手)(1回戦) 対:弘前大学 (3回戦) 対:秋田経済法科大学 3対6 (女子個人形) ベスト8 2対0 ソフトテニス 卓球 硬式野球 サッカー テニス 弓道(男子団体) (1回戦) 対:東日本国際大学 (2回戦) 対:東北福祉大学(PK4−5)0対0 (1回戦) 対:八戸工業大学 バスケットボール 剣道 (男子団体) 2対6 7位 対:仙台大学 10対7 Bブロック(一回戦)シード 鎌田 圭美 対:盛岡大学 19対26 シード 対:東北学院大学 0勝4敗1分 1勝2敗 (1回戦) 対:秋田大学 92対63 (2回戦) 対:青森大学 35対83 (1回戦) シード 準決勝トーナメント進出 (2回戦) 対:東北福祉大学 4勝2敗1分 (男子個人) 決勝進出 (3回戦) 対:弘前大学 (女子団体) 準決勝トーナメント進出 真保 聡美 10 1勝5敗1分 平成18 年度 本 学 奨 学 生 決まる 受 賞 者 の 声 本年度の本学特別奨学生6名,一般奨学生79名,大学院奨学 特別奨学生の皆さんから次の設問に回答してもらい ました。 生6名が選考されました。特別奨学生(各学科1名)は当該年度 の授業料が免除され,一般奨学生は,月額 13,000 円,大学院 ① 好きな言葉 奨学生は月額 20,000 円が支給されます。 ② 自分の長所 本学奨学生は,学業成績が特に優秀で品行方正,他の学生の 模範と認められる者,また,課外活動などにおいて顕著な成績 ③ 将来の希望(職業など) ④ 感銘を受けた本 ⑤ 趣味 を収めた者から選考されております。 特別奨学生(6名) 電子工学科4年 情報通信工学科3年 明日 源太 建築学科2年 渡邊 皓滋 NUKUHI GENTA 由利 真知子 WATANABE KOUJI YURI MACHIKO ①笑う ①石に立つ矢 ①感謝 ②アリのようにコツコツと ②集中力があるところ ②責任感が強い ③64億人の生活を変える商品の開発 ③情報に関係した職業に就きたい ③社会に貢献できる職業 ④「あたりまえだけど,とても大切なこと」 ④ 「十二国記シリーズ」 ④ 「裏庭」 ⑤剣道 ⑤読書 ⑤野球観戦 建設システム工学科2年 デザイン工学科2年 環境情報工学科3年 三浦 勇希 山下 雄大 MIURA YUKI 山口 正裕 YAMASHITA TAKEHIRO YAMAGUCHI MASAHIRO ①感謝 ①一期一会 ①良薬は口に苦し ②努力するところ ②責任感が強い ②向上心を持つよう心掛けているところ ③建設業 ③デザイン関係の職業 ③社会に貢献する人間 ④ 「日経コンストラクション」 ④ 「東京タワー」 ④ 「小説の自由」 ⑤野球 ⑤音楽鑑賞 ⑤読書 一般奨学生(79名) 成績優秀者(学年順) 建築学科(15名) 電子工学科(14名) 情報通信工学科 (15名) (通信工学科) 氏 名 建設システム工学科(9名) デザイン工学科(10名) 環境情報工学科(9名) 学年 氏 名 学年 氏 名 学年 学年 氏 名 学年 4 工藤 啓太 4 楢葉 雄也 4 菊地雄一郎 4 小松 久志 4 学年 氏 名 塚本みずほ 4 因藤 泰志 4 矢内 勇三 4 熊谷 望 4 栗村 豪 4 櫻目 春樹 4 阿部 充宏 3 大槻 浩次 4 滝沢 健司 3 葛岡 誠 4 小川 雄矢 3 柴久喜 梓 4 村上 3 鎌上 健太 4 高梨 学 3 鈴木 寛奈 4 3 高橋 誠樹 4 千葉 晃一 3 高橋 夏姫 3 佐藤 勝彦 4 眞坂 和志 3 守 3 冨山 秀貴 4 大窪 真也 3 3 山内 裕貴 3 千田 昴 3 渡邉 明美 2 櫻井 琢武 3 菊地 隼 3 高橋 和寛 2 會津 誠世 3 中村 佳佑 3 田原 香織 2 小向 達也 3 金井 佑樹 2 石原 数馬 2 橋 伸明 3 平野 未佳 2 岸本 拓洋 2 青山 耕右 2 鈴木 雅之 2 橘内美穂子 2 森 佳史 2 渡邉 氏 名 4 工藤 恵子 4 鈴木 洋平 3 天野沙弥香 3 佐々木 香 3 塚田 由香 紘 3 田中 淳子 3 菅野 裕子 小林 裕二 3 池田麻衣子 3 寺崎 知広 3 神 俊之 3 後藤芽利香 2 橋本 雄心 善雄 3 松本 大樹 3 最上 貴文 2 加藤 公子 山口ゆかり 3 山崎 達生 2 小林 勇太 2 佐々木達也 2 八重樫絵理 2 加藤 聡子 2 吉田 2 菅野 禎人 俊哉 貴文 課外活動功績者(学年順) 学科・学年 氏 名 ク ラ ブ 名 学科・学年 氏 名 ク ラ ブ 名 4 渡邉 尚哉 アーチェリー部 環境情報工学科 4 野田 勝悟 少林寺拳法部 通信工学科 4 後藤 嘉仁 アメリカンフットボール部 情報通信工学科 3 小関 文章 ウェイトトレーニング部 建築学科 4 高宮 利章 水泳部 建設システム工学科 2 大石 宏之 モーターサイクル愛好会 建設システム工学科 4 鎌田 圭美 空手道部 電子工学科 大学院奨学生(6名) 電子工学専攻 通信工学専攻 建築学専攻 土木工学専攻 デザイン工学専攻 環境情報工学専攻 博士(前期) 2年 山本 雅 博士(前期)2年 木村 進矢 博士(前期)2年 菊田 貴恒 博士(前期)2年 引地 博之 博士 (前期)2年 敦賀 雄大 2年 博士(前期) 丹野 幸司 11 学位を取得しています。 平成11年から山形大学大学院理工学研究科客員助教授や神戸 大学医学部の非常勤講師として教育の経験があったため,本学 に着任後も研究・教育にスムーズに移行できたと思われます。 光エレクトロニクス,レーザー工学のほかコンピュータ関連の 講義も担当され,学生から高い授業評価を得ています。また, 4年次研修生の研究意欲を高揚させて,学会発表を経験させる ことなどによって大学院進学希望者を研究室から継続して輩出 しています。 研究分野であるバイオフォトンといわれる生体が発する極微 弱光の計測技術や,その生体情報計測の研究成果はネーチャー 誌,サイエンス誌などにも発表され,国内外で非常に高く評価 されています。 現在,教務部次長として学生の目線に立った教育の実践に懸 命ですが,人付き合いも良く,研修生とのコンパでは十八番の 曲が飛び出します。今後とも多方面で活躍されることを期待し ております。 電子工学科 客員教授 榎本 幹 電子工学科 小 林 正 樹 教授 KOBAYASHI MASAKI 「バイオフォトン研究の第一人者」 小林正樹教授は,平成12年4月に本学電子工学科助教授とし て着任,本年4月,教授に昇任しました。45歳の教授の誕生に 学科の期待がかかります。教授は昭和60年,東北大学工学部電 気工学科を卒業後,東北大学電気通信研究所研究生を経て新技 術開発事業団 稲場生物フォトンプロジェクトや財団法人山形 県テクノポリス財団 バイオフォトン研究室で研究員として, 生体極微弱発光の高感度画像検出による植物生理計測への応用 の研究などに従事し,平成5年には東北大学から博士(工学)の (えのもとまさる) 学友会代表者会議報告 学生部次長 船木 尚己 建築学科講師 平成17年度学友会決算報告書 【収入の部】 平成18年度学友会代表者会議が,岩崎俊一学友会会長(本学 学長)をはじめ約 30 名の学友会各団体代表により,4月25日 (火) に開催されました。会議は平成17年度決算報告ならびに監査報 告が行なわれ,続いて学友会学生事務局員および幹部会(学部 学生会・課外活動連合委員会・報道部会・応援団・大学祭実行 委員会)から提出された「査定案」を基に,学友会事務局より 提出された平成18年度予算 (案)が審議され,承認されました。 科 目 会 費 内 訳 学部学生 編・再入学生 大学院生 教 雑 職 収 員 入 前年度繰越金 (単位:円) 【支出の部】 科 目 実績額 クラブ等援助費 20,723,500 20,727,500 事 一般学生事業援助費 20,425,000 20,425,000 業 諸 謝 金 会 議 諸 費 37,500 37,500 費 道工大定期戦諸費 86,000 83,000 事 事 務 費 旅費交通費 175,000 182,000 務 印 刷 費 100 17 諸 雑 費 費 定期戦積立金 17,345,378 17,345,378 予 備 費 38,068,978 38,072,895 合 計 予算額 合 計 ○議題 1.承認事項 ①平成17年度決算報告について 【収入の部】 ②平成17年度監査報告について 科 目 2.審議事項 会 費 ①平成18年度学友会予算 (案) について 学 部 学 生 ②その他 内 編 入 生 監査委員 大 学 院 生 ・監査委員長 菊池 誠 〔大学事務局長〕 訳 教 職 員 ・教員代表監査委員 船木 尚己〔講師・学生部学友会担当〕 前年度繰越金 ・職員代表監査委員 高瀬 英雄〔法人本部事務局次長・企画調査課長(兼務)〕 入 雑 収 ・大学院代表監査委員 六澤 徳道〔土木工学専攻博士(前期)課程2年〕 収 入 合 計 ・学部学生代表監査委員 由利 慶一 〔建築学科4年〕 トピックス 書 香澄町 本 館 二ツ沢 分 館 館 掲 示 開 板 館 間 8/2 (水) 〜9/20 (水)9:00〜17:00 貸出期間 返却期限 平成18年度学友会予算 (単位:円) 【支出の部】 金 額 19,291,500 19,000,000 37,500 79,000 175,000 15,493,391 10 34,784,901 科 目 事 クラブ等援助費 一般学生事業援助費 謝 金 業 諸 会 議 諸 費 費 道工大定期戦諸費 務 費 事 事 旅 費 交 通 費 務 印 刷 費 費 諸 雑 定 期 戦 積 立 金 費 予 費 備 支 出 合 計 (単位:円) 金 額 19,000,000 6,827,000 500,000 800,000 2,000,000 900,000 300,000 600,000 300,000 3,000,000 557,901 34,784,901 ◆6月17日(土),午前10時から平成18年度第1回二輪車運転実 技講習会が二ツ沢キャンパス体育館前の広場で開催されました。 宮城県警察交通機動隊白バイ隊,宮城県二輪車安全普及協会の 方々が指導にあたり,47名の学生が受講しました。 ◆6月23日(金),本学教職員を対象にしたAED(自動体外式除 細動器) 使用法の講習会が tohtech FORUMで開催されました。 仙台市太白消防署指導員がAEDの使い方について実技指導に あたり,30名の教職員が受講しました。 図書館の7月から9月の開館スケ ジュールなどは下記のとおりです。本 館・分館それぞれ開館日が異なります ので注意して下さい。 時 15,570,282 2,552,000 472,150 667,979 2,637,754 143,274 179,380 185,850 170,835 0 0 22,579,504 ◆6月12日(月),向山幼稚園の園児たちが,本学二ツ沢キャン パス1号館を訪れ,構内を通行しているお礼として,学生・教 職員に花束を届けてくれました。 夏休み中の利用 図 18,500,000 7,024,000 500,000 800,000 5,000,000 900,000 300,000 600,000 300,000 4,000,000 144,978 38,068,978 (単位:円) 実績額 キャンパス短信 日本発の大型イノベーションとして認められている垂直 磁気記録方式に,岩崎学長が心血を注いできたことは皆様 ご存知のとおりですが,この度,この記録方式を採用した ハードディスク装置が ㈱日立グローバルストレージテクノ ロジーズにて量産開始となりました。その記念すべき1号 機が発明者の岩崎学長に贈呈されました。詳報は11月号で お知らせします。 i b r a r y 予算額 ◆ I T システムラボラトリーが竣工し,6月30日(金)・7月1 日(土) の両日,学外・学内関係者に公開され,151名(内,高校 生55名)の参加があり,I T 教育の充実に向けた情報通信工学 科の施策などが紹介されました。 休 館 日 8/11 (金) 〜8/17 (木) 8/21 (月) 〜8/29 (火) 8/11 (金) 〜8/17 (木) 7月18日(火) 〜9月8日 (金) 学部学生 7月3日 (月) 〜8月23日 (水) 大学院生・教職員 9月25日(月) ※学部学生は5冊以内(雑誌は1週間以内) ※大学院生は10冊以内(雑誌は1週間以内) 表紙写真:新設された情報通信工学科の I T システムラボラトリー。 光ファイバー特性から I P,セキュリティ技術と,体系的に 高度なネットワーク実験が実施できます。 (撮影・広報室 赤間 孝次) 12
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