XRミッション

Women’s 8MODELS
サロモン
XR ミッション
SALOMON
XR MISSION
FRONT
❷
❹
REAR
筋肉と腱
+CONTAGRIP
5 つのパーツで
構成されたソール
SOLE
spec.
21mm の厚みを持つミッド
ソールがショックを吸収して
くれる。ダイナミック・ライド・
テクノロジーと命名されたコ
ンストラクション ( 構造 ) は 5
つのパーツが複合した 2 層構
造 EVA のミッドソールだ。
MUSCLE( 筋肉 ) と TENDON
( 腱 ) と呼ばれるサロモン独自
のコンストラクションに定評
のアウトソール「コンタグリッ
プ」のコンビネーションで理
想的な伝達力とグリップを生
みだした。
①このシューレースは甲周りの独特のプロテ
クト感があります。一日の使用でそのよさが
わかると思う ( 鈴木 ) ②クッション性がとて
も高いシューズ。グリップは効きすぎない程
度がむしろ丁度いい ( 鶴橋 ) ③このシューズ
の魅力はクッション性の良さ。凹凸の路面も
安心 ( 小林 ) ④初心者から上級者まで履ける
オールマイティなシューズです ( 井出 )
sensi FLEX が生む
コンフォートなホールド
OrthoLite ソックライナーで
抗菌防臭、クッション性に
反発力も獲得
拇指球から小指の付け根にかけてのラ
イン。走行中もっとも激しく稼働する
部 分 のアッパー ( ストレッチエアー
メッシュ ) を 覆うアシンメトリカル
( 左 右 非 対 称 の )「sensi FLEX」。ア ッ
パーを覆うこの黒いシートに快 適な
ホールド性の 秘密が隠されている。
特 殊 な オ ル ソ ラ イ ト フ ォ ー ム と EVA
ヒールカップで構成された、靴の性能
に差を付けるインソール。高い通気性
と湿度コントロール性、ポリウレタン
とゴムをミックスしたオープンセル構
造。見るからに先進のインソール。
❶
小林
このシューズはクッション性がとても高
く、トレイルの凹凸の衝撃を吸収してく
れる。比較的ワイドなので足幅のある人
にはいい。シューレースはしっかり締め
る事がポイントです。長距離の耐久レー
スにいいのではないでしょうか。トレイ
ルランの入門者にも最適だと思います。
鈴木
クイックシューレースは細いせいもあって
よく締まるのですが、食い込み感には慣れ
が必要です。装着感はしっかりプロテクト
される感じ。そのプロテクトの割に走りは
ナチュラルで、おそらく長時間走っていて
も疲れないのではないかと思う。何でもこ
なせるオールマイティなモデル。
サイズ:22.0 ∼ 25.0cm
機能:プロテクティブ TPU トゥーキャップ、フリクションフリーレースアイアット、Sensifit、SensiFLEX、Quicklace、女性専用に最適化されたフィット
カラー:セラドン / パパイア -B/ ポップグリーン ( 写真 )、ポップグリーン / ブラック / ベリーパープル、
セラドン / ライトグレイ / ダークベイブルー、ベリーパープル / ブラック / ライトオニキス
価格:11,550 円 ( 本体価格 11,000 円 )
ソール長 288mm
ワイズ 108mm
重量 (1/2 ペア ) 280g
井出
初めてこのシューレースを体験しました
けどフィット感は good! です。守られて
いる感やヒールがワイドなこともあって、
見た目はゴツゴツした印象でしたが、
走っ
てみると小刻みな動きもいい。ジャンプ
力と言う反発力があり上りでも前に進ん
でいくような印象でした。
鶴橋
他メーカーの同サイズよりもゆったりし
た印象を受けました。ソールのクッショ
ン性がとてもよく、跳ねるような反発力
を感じました。逆にクッション性が高く
て上りの部分では押さえるような走りに。
ビビッドでかわいらしい配色で普段のト
レーニングやタウンで履きたいですね。
※表示サイズ 24.5cm モデル編集部実測
ご近所、トレイルだけじゃないから
オールロードシューズという発想
ロードからトレイルまで走れるオール
ロードシューズとして登場した昨年のコ
ンセプトモデル『XR クロスマックス』( 継
続展開中 )。ロードランシューズと見間
違うシルエットとランニング性能が話題
となった。そして 2012 年『Door to trail』
をコンセプトにした XR シリーズに新し
いモデルが加わった。
それがこの
『XRミッ
ション』だ。
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確かに家の玄関の前はトレイルじゃな
い。日常的に使用するのならばラン
シューとしての基本性能は必須となる。
加えてトレイルもこなすためにはスタビ
リティ ( 強さ ) が欲しい。もちろんトレ
イルシーンでも快適でありたいし、足の
プロテクトもお願いしたい。この欲張り
なニーズを叶えてくれるのがサロモンの
XR ミッションといえるだろう。 『パークランニング』――早くから都市
生活の中でのトレイルとの接点を提案し
てきたサロモンならではのコンセプト
シューズ。近い未来のトレランシーンで
はこういったシューズがスタンダードに
なるのかもしれない。カラーはスポー
ティーカジュアルなシーンでも履きたい
ポップな 4 色展開。サロモンの web サ
イトで確認してほしい。
松田
ソールのクッション性に加え、アッパーの
厚みもあって、柔らかくてとてもよい履き
心地でした。トレイルもロードも走れます
が、このソールでロードを走るのはちょっ
ともったいない。欧米的な足の長い人に合
うような長さを感じます。足型にもよりま
すが 1 サイズ下でもよいかも。
❸
ロードもトレイルも
どこでもコンフォート。
だからランニングが楽しい
アッパーと反応のいいシューレースで
しっかりとフィッティングさせること
ができ、さらにヒールカップはとても
硬く、きっちりセットするとブレない。
したがって、そのフィッティング感覚
足入れ感に余裕がありとても気持ち
と足型 ( 特にヒール ) とのマッチングを
いい。余裕があると書くと、フィッティ
計る必要はある。
ングがルーズなのでなないかと思う方
もうひとつ、このモデルの特徴のひ
がいるかもしれないがそれは違う。
とつがアウトソールの実測長とワイズ
フィッティングに関して最初に言及し
( 幅 ) に見てとれる。単純に言えばワイ
ておけば、サロモン独自のクイック
ドであり、フラットなのでソールの面
シューレースで包み込むようなフィッ
積が大きい。これは着地の際のショッ
ティング感覚を得られる。このシュー
クの分散、特にロードでの推進力を効
レースシステムも年々改良されてきて、
率よく発揮する上でプラスに働く。気
締めあげと解放がとても滑らかになっ
になるウエイトも他の部分で抑えられ
た。本当に「クイック」なのだ。行動
ているようで他モデルと変わらない。
中にほどけたレースを結び直すという
ランニングは修行ではないし、まし
ストレスから解放されるのは嬉しい。
てやレースだけを目的に走るわけでは
前足部には比較的余裕が合って、同
ない。日々のフィットネスでありリラッ
じサイズのシューズと比べて指がよく
クスである。そのライフスタイルの中
動かせる。ランニングにおいてこれは
にロード & トレイルというシチュエー
とても大切な事で、
5 本の指は
「歩く」
「走
ションがあって、そこを気持ちよく走
る」という行動になくてはならないセ
れるシューズが欲しい。
「ではこれをど
ンサー。このセンサーはシューズの中
うぞ」
。このシューズのキーワードは
『コ
で微妙に動くのだが、それをシューズ
ンフォート』( 快適 ) だと思う。戦うた
という媒介物で固めてしまうとうまく
めのシューズとは別に「楽なシューズ」
機能しなくなる。 をもう一足。そんなチョイスにふさわ
ラップするように深めに設計された
しいモデルだ。
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