岡 本 昭 彦 職 務 経 歴 書 慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、株式会社大沢商会、ジャパン・インドネシア・オ イル株式会社(現パシフィック・ペトロリアム・トレーディング株式会社) 、東京電力株式 会社、株式会社インボイスにて以下に略述する業績をあげる。また、株式会社セルシード、 SBS ホールディングス株式会社においては両社の新規・海外事業展開に際し、事業コンサル タントとして以下に略述する業績を上げる。 【職歴及び業績】 【2011. 4 - 2013.8】 SBS ホールディングス株式会社 ATLAS Logistics Pvt. Ltd, India 社長 インドの国際物流会社 ATLAS Logistics Pvt. Ltd, India(売上高 30 億円、営業利 益 6,800 万円)の株式の 80%を譲受けのため 2010 年 7 月から渡印。 2011 年 10 月上記株式の譲受を期に同社社長に就任。 ○ ATLAS Logistcs Pvt. Ltd.の M&A に際してのデューデリジェンス、企業価値評価等を実 施。 ○ SBS HDGS の連結対象子会社として必要な、経理システム、内部統制システム、社内規定 等を整備。 〇 SBSHDGS の海外展開の拠点整備のため、2012 年 5 月シンガポールに SBS の海外戦略拠 点として SBS Logistics RHQ(Regional Head Quarters)を設立。ATLAS Logistics Pvt. Ltd.の既存海外子会社、関連会社(14 拠点)との連携を整備。 【2009. 7 - 2011. 3】 株式会社 セルシード 社長付 CellSeed France S.A.R.A.(仏国)および CellSeed Europe Ltd.(英国)副社長 東京女子医大および大阪大学と共同研究・治験を行っている『再生角膜上皮』、『心 筋パッチ』の欧州での上市に向けた事業展開全般を担務。主な実績は下記の通り。 ○ Lyon 国立病院との『再生角膜上皮』の共同研究・治験の遂行にあたり事業化という観点 からの実施計画を策定。2010.09 治験終了。 ○ 『再生角膜上皮』の欧州販売承認取得に向けた EU 当局へのヒアリング、市場調査等を 実施。欧州各国での販売協力会社の開拓と販売委託契約の締結。 ○ 『心筋パッチ』の欧州での共同研究・治験に向け、欧州心臓外科の第一人者(Hannover Medical School Prof. Harverich)を中心とした欧州4カ国(ドイツ、フィンランド、 ベルギー、英国) 、10施設のコンソーシアムの結成。 ○ 英国 London に欧州での事業展開を推進するための子会社(CellSeed Europe Ltd.㈱セ ルシード 100%出資)を設立。 【2003. 5 - 2009. 6】 株式会社 インボイス 取締役 経営企画、IR、予実管理等を担務する取締役として当社の事業領域拡大に資する M&A、事業提携、資本提携、資本政策等を実施(2005.1 – 2007.9 においては株式会 社ダーウィン代表取締役社長を兼務)。 主な実績は下記のとおり; <M&A等の実績> ○ 当社の通信料金一括請求サービスと同業を営むファストネット株式会社(キャノングル ープ)テレコム部門を譲受(売上高106億円、営業利益1.5億円) 。 ○ 新規事業領域としての個人向け通信事業市場への事業展開の拠点として、株式会社ダー ウィン(ワンルームマンション開発、管理)の株式の98%を取得(売上高368億円、 経常利益11.5億円、従業員数572名) ○ 決済機能における業務提携のためイーバンク銀行株式会社の株式の4.4%を取得(第 三者割当増資による) ○ 個人向け通信事業を営む富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社の寮電話サービ ス部門を譲受(売上高3億円、営業利益26百万円) ○ 法人向け通信料金一括請求サービスの業務拡大のため、日本テレコム株式会社と法人向 け通信事業サービスを展開する合弁会社「日本テレコムインボイス株式会社」を設立(資 本金100億円、当社85.1%) ○ 株式会社ダーウィンにおいて、ワンルーム・マンションの開発・管理業務に集中するた め、同社のホテル事業部門をホテル事業を運営するファンドに譲渡(売上高23.5億 円、営業利益1.7億円) ○ 個人向け通信市場への業務拡大のため、株式会社ダイナシティー株式の50.25%を 取得(売上高605億円、経常利益41億円、従業員数319名) ○ 新たな事業パートナーとの事業展開のため、㈱ダーウィンのJREIT運営会社ジャパ ン・シングルレジデンス・アセットマネジメント株式会社の株式を株式会社クリードか ら譲受、および株式会社ダヴィンチ・アドバイザーへの一部株式譲渡。 ○ 株式会社ダーウィンの株式を株式会社ドーガン・アドバイザーズ(株式会社アパマンシ ョップホールディングス関連会社)に譲渡。 ○ 日本テレコムインボイス株式会社の株式をソフトバンクテレコム株式会社に譲渡。 ○ 株式会社ダイナシティ民事再生法の適用申立(負債総額520億円) 。 <資本政策等の実績> ○ 株主に対する優待策として、全株主に対し新株予約権を1株につき1個発行。 ○ 資本増強、新たな事業提携等を趣旨として第三者割当増資を実施 木村育生50億円(2005 年 3 月) ソフトバンク株式会社50億円(2005 年 8 月) ドイツ証券12.5億円(2005 年 11 月) ○ 公募増資の実施226億円(2005 年 10 月) <株式上場等の実績> ○ 東京証券取引所市場2部指定銘柄から1部指定銘柄への指定換を実施。 ○ 株式会社ダーウィンの上場準備を野村證券をアドバイザーとして実施(上場断念)。 ○ ジャパン・シングルレジデンス(ダーウィン出資会社)投資口を東証REITに上場 【2002.7 - 2003.4】 株式会社 日本総合研究所 創発戦略センター 副主任研究員(東京電力より出向) 自治体、公共団体等に対するPFI事業の事業化検討、およびアドバイザリー業務。 具体的には主に以下の2つの業務を担当; 1.公共事業への民間資金・ノウハウの活用(PFI事業)の推進に当り、公共側の 事業アドバイザーとして、民間企業にとっての事業経済性を考慮したうえで、公 共の財政負担の軽減、民間へのより良い公共サービスの提供等が可能な事業スキ ームを構築する。 2.上記事業の実施に当たり、PFI法に則った手続きで事業方針の決定から事業者 選定、契約交渉、事業開始など一連の流れをマネージメントする。 上記アドバイザリー業務の主な実績は以下のとおり; ○ A市斎場PFI事業アドバイザリー業務 ○ B市廃棄物処理施設整備事業PFI導入可能性調査 ○ C市廃棄物処理施設整備事業PFI導入可能性調査 ○ D広域地区公共事業PFI導入可能性調査 【1999.12 - 2002.6】 東京電力株式会社 銀座支店 営業部大口営業グループマネージャー 電力自由化に当り、自由化対象分野(大口法人)を対象とした販売部門の立ち上げ と、営業第一線での提案営業。 これまでの「マニュアル至上主義」から脱却し「顧客至上主義」へと転換するため、 電力という単一商品にとらわれず、顧客の幅広いニーズ・課題の抽出とその解決策を 開拓し、顧客に対する提案営業を実施。 具体的には以下の業務を実施; 1.担当顧客全数(約450軒)のヒアリング調査による、顧客ニーズの把握、セグ メンテーションなどのマーケティングを実施。 2.そこで抽出された課題に対しての解決策を、広く社内外のネットワークとの協働 営業によって開拓、新たな分野における利益を創造。 主な実績は以下のとおり; ○ 営業組織を当社側で管理し易いという視点から実施していた「地域割り営業」か らお客さまの視点から見て望ましい形の「業種別営業」に変更。 ○ 東京電力グループ会社(約 20 社)による協働営業情報交換会の立上げと、協働営 業の実施(当社から電力を購入するメリットの最大化を目的)。 ○ 社内技術部門との連携強化のための、技術アドバイザー任命制度の創設と、技術 コンサルティングの実施( 「部門最適」から「全体最適」意識改革)。 ○ 東京電力本店、及び全支店への水平展開の実施。 【1997.2 - 1999.12】 東京電力株式会社 銀座支店 法人営業第2グループ 課長 グループメンバー8名とともに、事務所ビルにおける省エネコンサルト、および蓄熱式空 調システムの営業を実践。 主な実績は以下のとおり; ○ 下記2度の社長表彰を受賞 ・ 2年間連続販売目標値達成。 ・ 大型蓄熱式空調システム販売。 【1996.11 - 1997.2】 東京電力株式会社 営業部DSM推進センター 空調システム部 副長 事務所ビルにおける省エネ、および蓄熱式空調システムの普及のための営業戦略を、 機器メーカー、ゼネコン、設計会社などと協働し策定。 【1996.5 - 1996.11】 財団法人 日本電動車両協会 国際部 課長(東京電力より派遣) 日本で初の国際電気自動車シンポジウムの開催に当たり、運営事務局として、出展 各社(海外のメーカーを含む)との交渉、シンポジウム発表者との折衝などを担当。 【1995.1- 1996.5】 東京電力株式会社 営業開発部 営業開発課 副長 ピーク電力の尖塔化が進む中、電力負荷の平準化を図ることは当時、喫緊の課題とさ れていた。この電力負荷平準化に資する「蓄熱式空調システム」を普及させるための営 業戦略を立案し、営業店所において実行するしくみを構築することが課題となっていた。 具体的な実施事項は以下のとおり; 1.蓄熱式空調システムに関わるメーカー、ゼネコン、設計事務所などほぼ全数を一 堂に集めた「蓄熱空調展」を開催。認知度および関係者の意識の向上を図った。 2.「蓄熱式空調システム」の愛称を全社大で募集、 「エコ・アイス」という愛称を決 定し、前出の「蓄熱空調展」で大々的に広めた。 3.誰でも使える簡単な「エコ・アイス」の販売ハンドブックを作成。全営業マンが 使用。 主な実績は以下のとおり; ○ 「蓄熱空調展」は、マスコミ等に大きく取り上げられ「蓄熱元年」としてその認 知度、関係者の意識は格段に向上した。 ○ その後この「蓄熱空調展」は毎年の大きなイベントとして定着している。愛称に ついては、東京電力のみならず全電力会社で「エコ・アイス」を愛称として統一 使用することを決定。 ○ タイ電力公社に対し、電力需要の負荷平準化に関する技術援助を実施。 ○ フランス電力会社と電力自由化に関する情報交換を実施、友好な関係を構築する と共に、同社との協働事業の可能性を構築。 【1989.9 - 1994.12】 ジャパン・インドネシア・オイル株式会社 ジャカルタ駐在員事務所 副所長 ジャカルタ駐在員事務所の副所長として、駐在員事務所の運営総括、およびインド ネシア石油公社との契約交渉、原油、石油製品のトレーディングを担当。 上記の業務に加え自らが新たに展開した主な業務は以下のとおり; 1.インドネシア経済の活発化により減少するインドネシア原油の輸出余力を確保す ることを目的とし、中国からインドネシアへの原油の輸入事業を創設(インドネ シアとしては初めての中国からの輸入) 。 2.需要の変動に機動的に対応するため、主に米系石油トレーダーとの原油・石油製 品のトレーディングを展開。 3.ローカルスタッフの意見を採り入れた、人事制度の構築(ローカルスタッフによ る人事評価の実施。管理者との定期的なミーティングの実施など)。 【1984.7 - 1989.9】 ジャパン・インドネシア・オイル株式会社 営業部 営業部において、国内営業を主とした以下の業務を担当。 1.インドネシアの原油・重油を日本の電力会社・石油元売り会社等に販売。 2.インドネシア以外からの石油製品を日本の石油元売り会社に輸入販売。 3.国内需要動向調査に基づく、年間取引量、取引価格の計画策定業務、およびイン ドネシア国営石油公社との交渉。 【1981.4 - 1984.6】 株式会社大沢商会 情報機材部 営業として、国内の学校、病院をターゲットとした情報機材・教育機材等の販売を 担当。 【学歴】 1981.3 慶應義塾大学 法学部法律学科卒業 【資格】 1976.9 普通運転免許取得 2004.2 米国CCE,Inc.認定キャリア・カウンセラー資格取得 2004.9 大型自動車免許取得 【技能】 PC(ワード、エクセル、パワーポイント等) TOEIC 755点
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