島根県教育委員会情報モラル啓発資料どうじ児童のみなさんへインターネットではとても難しい「完全な取り消し」きょうとうむずかかんぜんとしゃしんとうこうこうかいこうおもあとしゃぶんじきなかきこしん写真など個人が特定できる情報じんけしんけと写真やビデオ、コメントなどをインターネットに投稿したり公開した後で「やめておけばよかった」と思ったことはありませんか？としゃ今日撮った写真を投稿しようとくていじょうほうこうどうりゅうしゃがしん交流サイトやブログ、動画サイトなどに、写真やビデオをいったん投稿したり公開したりした後で、「取り消す」ことは、 IDとパスワードをきちんと覚えてさえいれば、それほど難しいことではありません。しかし、写真やビデオを見た人は、データをダウンロード（コピー）することができます。コピーを持っている人がいるかどうか知る方法や、コピーを持っている人のデータを消す方法はありません。また、友達にメールやメッセンジャーなどで写真を送った場合でも、送ったデータの取り消しができないことに変わりはありません。相手がうっかり間違えて、別の人にデータを送ってしまうなどして、取り消したい写真が広まってしまうこともあります。とうこうこうあとかいとけおぼむずかしゃしんじょうインターネット上ひとみもひとけひとともおくばほうしあいほうほうだちしゃおくあいしゃしんいちどまておくひとしんけとかべつもほうちがけとひろじょうひろ一度インターネット上に広まってしまったデータは、後から消すことがとても難しくなってしまいます。動画や写真、メッセージなどを公開する時は、誰に見られても困らないものだけにするよう注意しましょう。あとがけしゃしんこまむずかどうこうときかいちゅうだれみい保護者の方へ日常生活の常識と大きく異なるインターネットの特性の一つが、今回のテーマになっている「広がりやすく、取り消せない」という点です。ところが子どもたちの多くは、「失敗しても取り消せば良い（削除するのは簡単）」と安易に考え、写真やビデオを公開したり、不適切な文章を投稿したりしがちです。取り消しが出来るのは、自分が管理しているホームページ上など、ごく僅かな範囲に過ぎないこと、いったんインターネット上に広まってしまったデータの行先をつきとめたり、全て回収（削除）することは不可能だということを、早い段階でしっかりと理解させることが重要です。 Copyright(C) 2016 PITCREW CO.,LTD All Rights Reserved.